Oracle WebCenter Contentの卓越したパフォーマンスとスケーラビリティ



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Transcription:

Oracleホワイト ペーパー 2011 年 7 月 Oracle WebCenter Contentの 卓 越 したパ フォーマンスとスケーラビリティ

はじめに Oracle WebCenter Contentは スケーラビリティとパフォーマンスに 優 れたエンタープライズ コン テ ン ツ 管 理 シ ス テ ム で す Document Management Content Publishing Imaging Records ManagementなどのOracle WebCenter Contentのコンポーネントはすべて Oracle WebCenter Contentリポジトリ 上 で 動 作 します Oracle WebCenter Contentリポジトリは 取 得 量 の 多 い 請 求 処 理 アプリケーションや 消 費 量 の 多 いWebサイトなどの 幅 広 いコンテンツ 管 理 ソリューションに 対 応 する よう 設 計 されています 11gバージョンのOracle WebCenter Contentは 非 常 に 大 容 量 のコンテンツを 処 理 する 際 にも 卓 越 したパフォーマンスを 実 現 するよう 拡 張 されており 1 日 当 たり1 億 項 目 以 上 とい うコンテンツ 取 得 速 度 にも 対 応 しています Oracle WebCenter Contentのアーキテクチャ 次 の 図 に アーキテクチャの 概 要 を 示 します Oracle WebCenter Content 11gは Oracle WebLogicアプリケーション サーバーの 管 理 対 象 サーバーと して 配 置 されます また Oracle Identity Management Oracle Enterprise Manager Oracle Web Services Managerなどの 各 種 Oracle Fusion Middlewareテクノロジー 製 品 と 標 準 で 統 合 されています これらの エンタープライズ 統 合 や 実 証 済 みのスケーラビリティ コンテンツ 管 理 機 能 によって Oracle WebCenter Contentはすべての 非 構 造 化 コンテンツ 要 件 を 満 たす 理 想 的 な 戦 略 的 リポジトリになりま した 1

大 容 量 のコンテンツ アプリケーションおよびイメージング アプリケー ションの 特 徴 多 くの 大 規 模 組 織 において クリティカルなビジネス アプリケーションは 大 量 のコンテンツ 処 理 に 依 存 しています 買 掛 金 勘 定 や 売 掛 金 勘 定 人 事 管 理 では 非 常 に 大 量 の 紙 文 書 が 発 生 してお り これらを 管 理 するためには スキャンしてリポジトリに 格 納 する 必 要 があります 非 常 に 大 き な 企 業 では 実 際 のところ1 日 に 何 百 万 もの 新 規 文 書 を 管 理 する 必 要 に 迫 られています 保 険 などの 特 定 の 業 界 では 中 規 模 組 織 であっても 大 量 のドキュメントを 取 り 扱 わなければなりま せん しかし 保 険 給 付 明 細 書 や 支 払 い 明 細 書 請 求 に 関 する 処 理 では 大 量 のコンテンツが 作 られ る 一 方 で 消 費 者 の 数 は 非 常 に 少 ない(おそらく 数 百 名 ) 場 合 があります そして コンテンツ 検 索 機 能 が 効 率 化 されているため その 場 限 りのキーワードや 全 文 検 索 ではなく 周 知 のメタデータ ( 請 求 番 号 や 顧 客 ID)を 使 用 してすばやくコンテンツを 取 得 できます さらに このような 大 容 量 の イメージング アプリケーションではコンテンツを(HTMLやPDFに) 変 換 する 必 要 はありません コンテンツは 初 めからTIFFやPDFで 作 られ この 形 式 のまま 使 用 されます 高 パフォーマンスのWebアクセス/ 配 信 の 特 徴 Oracle Oracle WebCenter Contentは パフォーマンスの 高 いWebサイトを 提 供 するために 多 くの 組 織 で 使 用 されています このようなサイトでは コントリビュータが 少 ない 場 合 (インターネット サ イト)と 多 数 のコントリビュータがいる 場 合 ( 企 業 のイントラネット)があります 厳 密 に 情 報 提 供 のみを 目 的 としたサイトもあれば カタログまたはカスタムWebアプリケーションの 一 部 としてこ の 情 報 を 構 造 化 情 報 と 組 み 合 わせたサイトもあります パフォーマンスに 優 れた 公 開 Webサイトの 特 徴 として コントリビュータが 比 較 的 少 なく( 数 十 ~ 数 百 名 ) ビューアが 多 い( 数 千 ~ 数 百 万 名 )という 点 があります このようなサイトでは 通 常 強 力 なメタデータ 編 成 機 能 と 全 文 検 索 機 能 があります また 堅 牢 なコンテンツ 変 換 機 能 として イ メージ 変 換 (Photoshopイメージから 複 数 サイズのJPEG 形 式 のレンディションへの 変 換 )やテキスト 変 換 (ラップトップだけでなくモバイル デバイスでも 表 示 できるように Wordドキュメントから HTMLへの 変 換 )が 求 められる 傾 向 があります 表 1. 大 容 量 のイメージング アプリケーションとWebサイト/Webアプリケーションの 比 較 アプリケーション 入 力 量 ビューア 検 索 変 換 イメージング/ 大 量 取 得 非 常 に 大 量 数 名 数 個 のフィールド ほとんど または まったくない Web/ 大 量 配 信 少 量 から 中 程 度 数 千 ~ 数 百 万 名 全 文 検 索 メタデータと 組 み 合 わせる 場 合 もある 非 常 に 多 い 2

汎 用 ハードウェアを 使 用 した 場 合 のコンテンツの 取 得 とWeb 配 信 のパ フォーマンス オラクルは 単 一 ノードのOracle WebCenter Contentサーバーを 使 用 して 一 度 に 取 得 できるコンテン ツの 量 を 測 定 するテストを 実 施 しました テストで 使 用 された 構 成 は 請 求 処 理 や 買 掛 金 アプリケー ションに 要 求 される 構 成 と 類 似 したものであり 汎 用 ハードウェア(2CPU 2.33GHz Xeon 16GB RAM) 上 で 実 行 されました また さまざまなファイル サイズ(4~250KB)とファイル タイプ(テキスト MS Office PDF) を 使 用 してテストが 実 施 されました これらのテスト 結 果 を 次 に 示 します 表 2. さまざまなファイル サイズを 使 用 した Oracle WebCenter Content 11gの 大 量 取 得 テスト ファイル サイズ 4KB 20KB 40KB 100KB 200KB チェックインされた コンテンツ/ 秒 270.00 187.00 162.00 149.00 128.00 チェックインされた コンテンツ/24 時 間 Contentサーバーの CPU 使 用 率 (%) データベース サーバーの CPU 使 用 率 (%) 23,328,000 16,156,800 13,996,800 12,873,600 11,059,200 62.38 44.71 41.0 42.19 43.33 51.07 58.53 57.19 57.20 58.54 上 記 の 結 果 表 が 示 すとおり 汎 用 サーバー ハードウェアを 使 用 した 単 一 ノードのOracle WebCenter Content 11gは 1 日 当 たり 約 1,100 万 ~2,300 万 のコンテンツ 項 目 を 取 得 できます 大 量 取 得 に 加 えて 企 業 のイントラネット サイトやエクストラネット サイト また 一 般 公 開 の ドットコム サイトを 含 む 動 的 なWebサイトの 高 速 配 信 を 同 じ 構 成 で 実 現 できます Oracle WebCenter Content 11g 以 降 は Site Studio for External Applicationsと 呼 ばれる 大 量 Webコンテンツの 公 開 アーキテクチャが 提 供 されています 消 費 パフォーマンス メトリックは 汎 用 ハードウェア 上 で 同 じように 優 れたものとなっています 表 3. Oracle WebCenter Content 11gを 使 用 したWebコンテンツ 管 理 のページ アクセス/ 配 信 パフォーマンス ページ アクセス/ 秒 124 ページ アクセス/ 時 間 446,400 ページ アクセス/ 秒 89% ここで 注 目 すべき 重 要 なポイントは CPU 使 用 率 から 判 断 すると 異 なるインフラストラクチャを 使 用 した 場 合 ソフトウェアはさらに 高 い 消 費 速 度 を 達 成 できる 可 能 性 があるという 点 です WebCenter Contentサーバーでもデータベース サーバーでも CPU 使 用 率 が100% 近 くに 達 したこと はないため これは 明 白 な 事 実 です 3

このようなアプリケーションはI/O 制 限 を 受 けているアプリケーションと 呼 ばれ 全 体 的 なパフォー マンスがハード ディスク 速 度 やネットワーク 帯 域 幅 によって 制 限 されています Sun Oracle Database Machineを 使 用 した 場 合 のパフォーマンス パフォーマンスを 次 の 段 階 に 引 き 上 げるには I/O 制 限 の 解 決 に 特 化 したハードウェア つまりSun Oracle Database Machineなどのハードウェアを 使 用 する 必 要 があります Sun Oracle Database Machine はトランザクション 処 理 アプリケーションを 実 行 できる 唯 一 のデータベース マシンとして あら ゆるデータベース ワークロードに 対 して 世 界 最 速 のスピードを 実 現 します このシステムの 中 核 となるOracle Exadata Storage Serverにはスマート ストレージ ソフトウェアが 組 み 込 まれています スマート ストレージ ソフトウェアはデータ 集 中 型 の 問 合 せ 処 理 をOracle Database 11gサーバーか らオフロードし データのそばで 実 行 します オラクルは Sun Oracle Database Machine クォーターラック ハードウェアおよびハーフラック ハー ドウェアの 両 方 で 100KBのファイルを 使 用 して 追 加 のテストを 実 施 しました 結 果 は 次 のとおりです 表 4. Sun Oracle Database Machineを 使 用 した Oracle WebCenter Content 11gの 取 得 テスト クォーターラック ハードウェアを 使 用 した 単 一 のContentサーバー ハーフラック ハードウェアを 使 用 した2ノードの Contentサーバー ページ アクセス/ 秒 1060 2070 ページ アクセス/ 時 間 91,584,000 178,848,000 上 記 の 結 果 から 分 かるとおり 単 一 ノードのOracle WebCenter Content 11gでは クォーターラッ ク ハードウェアのSun Oracle Database Machine(Oracle Database 11g Release2とOracle Exadata Storage Serverソフトウェアを 含 む)を 使 用 した 場 合 では1 日 で9,100 万 以 上 のファイルを ハーフラック ハー ドウェアのSun Oracle Database Machineでは1 日 で1 億 7,900 万 近 いファイルをそれぞれ 取 得 できます ここで 注 目 すべき 重 要 な 点 は ひとたびハードウェアとネットワークによるボトルネックが 取 り 除 かれると Oracle WebCenter Content 11gは 約 95%の 割 合 でスケーラビリティを 発 揮 し 極 めて 高 い パフォーマンスのコンテンツ 管 理 ソリューションを 実 現 するということです 結 論 オラクルは もっとも 完 全 でオープンな 統 一 コンテンツ 管 理 プラットフォームを 提 供 します この プラットフォームを 利 用 すると 大 容 量 のイメージング アプリケーション( 買 掛 金 処 理 や 請 求 処 理 など)と 高 パフォーマンスのWebサイトの 両 方 を1つのリポジトリ 上 に 構 築 できます このシンプ ルでスマート かつ 非 常 にスケーラブルなソリューションによって ハードウェアの 制 限 に 至 らな い 限 り1 日 に 数 千 万 もの 処 理 件 数 に 対 応 できる 卓 越 したコンテンツ 統 合 が 実 現 されます このソ リューションを あらゆるデータベース ワークロードに 対 して 世 界 最 速 を 誇 るSun Oracle Database Machineと 組 み 合 わせて 使 用 すると わずか2ノードのOracle WebCenter Contentサーバーとハーフラッ ク ハードウェアからなる 構 成 で Oracle WebCenter Contentは1 日 に 数 億 項 目 を 処 理 できるスケーラ ビリティを 実 現 します 4

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Oracle WebCenter Contentの 卓 越 した パフォーマンスとスケーラビリティ 著 者 :Vijay Ramanathan Michelle Huff 2011 年 7 月 Oracle Corporation World Headquarters 500 Oracle Parkway Redwood Shores, CA 94065 U.S.A. 海 外 からのお 問 い 合 わせ 窓 口 : 電 話 :+1.650.506.7000 ファクシミリ:+1.650.506.7200 www.oracle.com/goto/webcenter/content Copyright 2011, Oracle and/or its affiliates.all rights reserved. 本 文 書 は 情 報 提 供 のみを 目 的 として 提 供 されており ここに 記 載 される 内 容 は 予 告 なく 変 更 されることがあります 本 文 書 は 一 切 間 違 いがないことを 保 証 するものではなく さらに 口 述 に よる 明 示 または 法 律 による 黙 示 を 問 わず 特 定 の 目 的 に 対 する 商 品 性 もしくは 適 合 性 についての 黙 示 的 な 保 証 を 含 み いかなる 他 の 保 証 や 条 件 も 提 供 するものではありません オラクル 社 は 本 文 書 に 関 するいかなる 法 的 責 任 も 明 確 に 否 認 し 本 文 書 によっ て 直 接 的 または 間 接 的 に 確 立 される 契 約 義 務 はないものとします 本 文 書 はオラクル 社 の 書 面 による 許 可 を 前 もって 得 ることな く いかなる 目 的 のためにも 電 子 または 印 刷 を 含 むいかなる 形 式 や 手 段 によっても 再 作 成 または 送 信 することはできません OracleおよびJavaはOracleおよびその 子 会 社 関 連 会 社 の 登 録 商 標 です その 他 の 名 称 はそれぞれの 会 社 の 商 標 です AMD Opteron AMDロゴおよびAMD Opteronロゴは Advanced Micro Devicesの 商 標 または 登 録 商 標 です IntelおよびIntel XeonはIntel Corporationの 商 標 または 登 録 商 標 です すべてのSPARC 商 標 はライセンスに 基 づいて 使 用 されるSPARC International, Inc.の 商 標 または 登 録 商 標 です UNIXはX/Open Company, Ltd.によってライセンス 提 供 された 登 録 商 標 です 0410