平 成 21 年 中 小 企 業 賃 金 退 職 金 等 実 態 調 査 結 果 の 概 要 静 岡 県 産 業 部 就 業 支 援 局 労 働 政 策 室 1 調 査 目 的 本 調 査 は 県 内 の 主 要 産 業 に 属 する 中 小 企 業 の 賃 金 退 職 金 等 の 実 態 を 明 らかにすることにより 中 小 企 業 の 賃 金 労 務 改 善 に 役 立 てるとともに 労 働 行 政 推 進 の 基 礎 資 料 とすることを 目 的 とする 2 調 査 方 法 (1) 調 査 対 象 時 期 平 成 21 年 7 月 31 日 現 在 又 は 平 成 21 年 7 月 の1か 月 間 を 中 心 に 状 況 を 調 査 (2) 調 査 の 対 象 県 内 の 主 要 産 業 ( 建 設 業 製 造 業 情 報 通 信 業 運 輸 業 卸 売 業, 小 売 業 金 融 業, 保 険 業 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 サービス 業 )に 属 する 常 用 労 働 者 10 人 以 上 300 人 未 満 の 民 営 企 業 うち 無 作 為 に 抽 出 した 3,000 事 業 所 (3) 回 答 数 回 答 数 1,001 事 業 所 回 答 率 33.4% ( 有 効 回 答 数 861 事 業 所 ) 3 調 査 結 果 (1) 平 均 賃 金 ( 総 支 給 額 ) 平 成 21 年 7 月 の 県 内 中 小 企 業 の 一 般 労 働 者 の 平 均 賃 金 は 男 女 計 で 253,235 ( 平 均 43.3 歳 勤 続 9.6 で 年 ) 前 年 (304,615 平 均 42.1 歳 に 勤 比 続 べ10.6 16.9%の 年 ) 大 幅 減 となった このうち 所 定 内 給 与 額 は 232,5 所 定 外 給 与 額 は 20,647 となっている 男 女 別 にみると 男 性 が 299,226 ( 平 均 43.0 歳 勤 続 10.7 で 前 年 (334,355 ) 平 均 42.5 歳 に 比 勤 続 べ11.5 年 10.5%の 減 少 女 性 が 173,518 ( 平 均 43.8 歳 勤 続 7.6 で 前 年 (225,475 ) 平 均 41.1 歳 に 比 勤 べると 続 8.2 年 ) 23.0%の 減 少 となっている また 男 女 間 の 格 差 をみると 男 性 の 平 均 賃 金 を 100 とした 場 合 女 性 の 平 均 賃 金 は 58 となっており 前 年 と 比 べ 差 が 開 いている ( 表 1-1 図 1-1) 表 1-1 区 分 男 女 計 平 均 賃 金 及 び 特 別 給 与 額 平 均 年 齢 歳 43.3 勤 続 年 数 平 均 賃 金 対 前 年 増 減 率 所 定 内 給 与 額 対 前 年 増 減 率 所 定 外 給 与 額 対 前 年 増 減 率 特 別 給 与 額 対 前 年 増 減 率 年 % % % % 9.6253,235 16.9 232,588 16.3 20,647 22.5 544,226 21.7 男 性 43.0 10.7 10.5 299,226 272,143 10.0 27,083 14.9 12.5 654,42 女 性 43.8 7.6 23.0 173,518 164,027 22.9 9,491 26.2 37.4 344,00 図 1-1 平 均 賃 金 及 び 対 前 年 増 減 率 の 推 移 ( 単 位 : ) 320,000 299,717 304,546 301,508 302,626 301,212 303,671 303,673 300,660 303,314 300,517 304,615 60.0% 280,000 253,235 40.0% 240,000 200,000 20.0% 160,000 0.0% 120,000 80,000 40,000 0 平 均 賃 金 対 前 年 増 減 率 20.0% 40.0% 60.0% H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H - 1 -
ア 産 業 別 平 均 賃 金 男 女 計 の 平 均 賃 金 を 産 業 別 にみると 金 融 業, 保 険 業 が 346,180 ( 平 均 36.1 歳 勤 続 15.6 と 最 も 高 年 く ) 次 い で 建 設 業 の 329,446 ( 平 均 42.4 歳 勤 続 11.9 情 報 年 通 ) 信 業 の 307,487 ( 平 均 35.8 歳 勤 続 8.5 などとな 年 ) っており 最 も 低 いのは 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 の 179,420 ( 平 均 48.4 歳 勤 続 6.9 となっている 年 ) また 産 業 計 の 平 均 賃 金 を 100 として 産 業 間 の 格 差 をみると 金 融 業, 保 険 業 が 137 建 設 業 が 1 通 信 業 が 121 運 輸 業 が 106 製 造 業 が 98 サービス 業 が 91 卸 売 業, 小 売 業 が 87 ビス 業 が 71 と 産 業 により 開 きがある 男 女 別 に 産 業 別 の 平 均 賃 金 をみると 男 性 では 金 融 業, 保 険 業 が 413,546 ( 平 均 41.5 歳 勤 続 20.8 と 最 も 年 ) 高 く 次 いで 建 設 業 の 348,647 ( 平 均 42.7 歳 勤 続 12.3 情 報 年 通 ) 信 業 の 326,366 ( 平 均 36.0 歳 勤 続 9.1 年 )などとなっており 最 も 低 いのは 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 の 251,224 ( 平 均 44.0 歳 勤 続 となっている 6.0 年 ) 女 性 では 金 融 業, 保 険 業 が 245,130 ( 平 均 28.0 歳 勤 続 と 7.8 最 も 高 年 ) く 次 いで 情 報 通 信 業 の 235,90 ( 平 均 35.2 歳 勤 続 6.1 建 設 年 ) 業 の 215,566 ( 平 均 41.0 歳 勤 続 などとなっており 9.4 年 ) 最 も 低 いのは 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 の 131,711 ( 平 均 51.1 歳 勤 続 となっている ( 7.5 年 ) 図 1-2 図 1-3 図 1-4 表 1-2) 図 1-2 産 業 別 平 均 賃 金 ( 男 女 計 ) ( 単 位 : ) 500,000 平 成 21 年 400,000 337,647 343,850 304,615 294,221 299,559294,409 300,000 268,447 253,235 329,446248,425 307,487 200,000 376,960 220,259346,180 289,843 263,935 179,420 229,203 100,000 産 業 計 建 設 業 製 造 業 情 報 通 信 業 運 輸 業 卸 売 業, 小 売 業 金 融 業, 保 険 業 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 サーヒ ス 業 図 1-3 産 業 別 平 均 賃 金 ( 男 性 ) ( 単 位 : ) 図 1-4 産 業 別 平 均 賃 金 ( 女 性 ) ( 単 位 : ) 500,000 平 成 21 年 500,000 平 成 21 年 435,888 400,000 334,355 353,767 364,705 326,502 333,102 338,560 306,932 292,617 300,000 348,647 278,891 413,546251,224 262,970 326,366 299,226 296,084 283,737 200,000 400,000 300,000 265,900 284,639 245,130 250,092 225,475 226,492 225,121221,028 213,522 205,750 202,918 200,000 173,518 175,959 159,301235,903 152,270 215,566 131,711 100,000 産 業 計 建 設 業 製 造 業 情 報 通 信 業 運 輸 業 卸 売 業, 小 売 業 金 融 業, 保 険 業 宿 泊 業, サーヒ ス 業 飲 食 サービス 業 100,000 産 業 計 建 設 業 製 造 業 情 報 通 信 業 運 輸 業 卸 売 業, 小 売 業 金 融 業, 保 険 業 宿 泊 業, サーヒ ス 業 飲 食 サービス 業 - 2 -
表 1-2 産 業 別 平 均 賃 金 及 び 特 別 給 与 額 男 女 計 区 分 平 均 年 齢 勤 続 年 数 歳 43.3 年 9.6 平 均 賃 金 対 前 年 増 減 率 253,235 16.9% 所 定 内 給 与 額 所 定 外 給 与 額 特 別 給 与 額 232,588 20,647 544,226 建 設 業 42.4 11.9 329,446 2.4% 304,299 25,147 652,106 製 造 業 43.5 10.2 248,425 15.6% 228,422 20,003 577,182 情 報 通 信 業 35.8 8.5 307,487 10.6% 288,475 19,012 992,659 運 輸 業 47.1 9.0 268,447 10.4% 223,016 45,431 419,994 卸 売 業, 小 売 業 41.6 9.5 220,259 25.2% 211,123 9,136 504,253 金 融 業, 保 険 業 36.1 15.6 346,180 8.2% 296,389 49,7911,352,800 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 48.4 6.9 179,420 32.0% 165,802 13,618 141,503 サービス 業 42.9 6.7 229,203 20.9% 211,093 18,110 468,398 男 性 43.0 10.7 299,226 10.5% 272,143 27,083 654,426 建 設 業 42.7 12.3 348,647 1.4% 320,577 28,070 685,687 製 造 業 42.7 11.2 296,084 9.3% 269,589 26,495 710,064 情 報 通 信 業 36.0 9.1 326,366 10.5% 305,408 20,9581,102,832 運 輸 業 47.6 9.5 283,737 7.6% 232,580 51,157 439,695 卸 売 業, 小 売 業 41.9 11.4 278,891 16.3% 266,460 12,431 680,494 金 融 業, 保 険 業 41.5 20.8 413,546 5.1% 346,631 66,9151,729,500 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 44.0 6.0 251,224 14.1% 225, 390 25,834 189,939 サービス 業 42.9 7.3 262,970 22.3% 241,175 21,795 517,049 女 性 43.8 7.6 173,518 23.0% 164,027 9,491 344,006 建 設 業 41.0 9.4 215,566 4.8% 207,755 7,811 442,690 製 造 業 45.1 8.5 159,301 21.5% 151,437 7,864 311,683 情 報 通 信 業 35.2 6.1 235,903 11.3% 224,273 11,630 574,918 運 輸 業 43.9 6.4 175,959 21.8% 165,163 10,796 307,493 卸 売 業, 小 売 業 41.2 7.4 152,270 31.1% 146,954 5,316 293,846 金 融 業, 保 険 業 28.0 7.8 245,130 13.9% 221,027 24,103 787,750 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 51.1 7.5 131,711 38.3% 126,210 5,501 103,176 サービス 業 43.0 6.3 205,750 17.7% 190,199 15,551 434,862-3 -
イ 製 造 業 の 業 種 別 平 均 賃 金 製 造 業 における 業 種 別 の 平 均 賃 金 をみると 男 女 計 で 最 も 高 いのは 印 刷 の 298,296 で (は次 いで ん 用 生 産 用 業 務 用 ) 機 械 の 292,650 パルプ 紙 の 286,792 窯 業 の 274,902 男 女 別 にみると 男 性 では 印 刷 が 333,735 と 最 も 高 く 次 いで パルプ 紙 の 326,621 319,431 プラスチック の 318,041 となっている 女 性 では 窯 業 の 238,295 装 備 品 の 223,796 印 刷 の 189,167 金 属 の( 186,620 表 1-3) となっている 表 1-3 製 造 業 における 業 種 別 平 均 賃 金 及 び 特 別 給 与 額 区 分 平 均 年 齢 勤 続 年 数 平 均 賃 金 対 前 年 増 減 率 所 定 内 給 与 額 所 定 外 給 与 額 特 別 給 与 額 男 女 計 歳 年 43.5 10.2 248,425 15.6% 228,42220,003 577,182 食 料 品 45.3 9.3 215,046 20.0% 201,03614,010 458,680 木 材 木 製 品 47.6 11.0 214,719 22.3% 190,62624,093 343,368 家 具 装 備 品 46.5 11.2 247,044 6.8% 244,062 2,982 219,444 パルプ 紙 44.0 10.8 286,792 8.2% 254,46232,330 624,234 印 刷 42.1 13.8 298,2969.2% 270,64527,651 726,044 プラスチック 40.8 9.3 252,251-233,16919,082 707,610 金 属 43.8 11.1 258,871 14.7% 239,95018,921 606,903 窯 業 46.9 9.5 274,902-265,913 8,989 423,018 一 般 (はん 用 生 産 用 業 務 機 用 械 ) 43.7 12.9 292,650 12.4% 268,96223,688 780,365 電 子 部 品 テ ハ イス 電 子 回 路 46.9 8.5 146,678 47.8% 142,296 4,382 277,536 電 気 機 械 44.1 11.6 249,896 18.7% 231,95417,942 684,207 輸 送 用 機 械 41.4 8.4 242,100 16.8% 218,53723,5 63 526,492 男 性 42.7 11.2 296,084 9.3% 269,58926,495 710,064 食 料 品 43.4 10.6 293,185 8.0% 269,19523,990 716,603 木 材 木 製 品 47.7 10.2 234,767 20.3% 208,67526,092 341,643 家 具 装 備 品 46.8 11.0 249,950 13.4% 246,595 3,355 215,625 パルプ 紙 44.1 11.7 326,621 5.6% 284,52942,092 729,529 印 刷 42.1 14.9 333,7359.3% 300,33133,404 827,342 プラスチック 39.7 9.5 318,041-288,42329,618 917,476 金 属 43.3 11.4 282,954 12.6% 261,96120,993 683,406 窯 業 47.1 9.7 281,072-270,8 04 10,268414,280 一 般 (はん 用 生 産 用 業 務 機 用 械 ) 43.8 13.3 312,083 11.3% 285,23626,847 834,791 電 子 部 品 テ ハ イス 電 子 回 路 46.3 10.2 249,981 21.8% 239,23310,748 453,342 電 気 機 械 43.3 14.1 319,431 7.0% 296,94022,491 956,056 輸 送 用 機 械 40.3 9.0 278,363 12.6% 248,86729,496 611,862 女 性 45.1 8.5 159,301 21.5% 151,437 7,864 311,683 食 料 品 46.8 8.2 151,217 21.2% 145,361 5,856 242,606 木 材 木 製 品 47.5 12.7 172,309 7.6% 152,44719,862 347,103 家 具 装 備 品 44.0 12.5 223,796 16.3% 223,796 0 250,00 0 パルプ 紙 43.9 8.4 172,880 20.8% 168,472 4,408 323,092 印 刷 42.1 10.6 189,167 8.0% 179,232 9,935 417,325 プラスチック 42.3 9.0 152,589-149,467 3,122 343,360 金 属 45.4 10.0 186,620 11.8% 173,91512,705 378,115 窯 業 46.2 8.4 238,295-236,893 1,402 474,865 一 般 (はん 用 生 産 用 業 務 機 用 械 ) 43.3 10.3 179,088 21.4% 173,866 5,222 460,610 電 子 部 品 テ ハ イス 電 子 回 路 47.2 7.4 84,696 60.8% 84,133 563 96,707 電 気 機 械 45.2 7.9 153,243 26.1% 141,62311,620 299,088 輸 送 用 機 械 43.8 7.2 163,503 18.2% 152,80010,703 334,838-4 -
ウ 規 模 別 平 均 賃 金 男 女 計 の 平 均 賃 金 を 規 模 別 にみると 最 も 高 いのは 100~299 人 の 282,723 最 も 低 いのは の 247,096 となっている 男 女 別 にみると 男 性 では 100~299 人 の 324,511 が 最 も 高 く 最 も 低 いのは 10~29 人 っており 女 性 では 50~99 人 の 190,756 が 最 も 高 く 最 も 低 いのは 10~29 人 の 165 ( 図 1-5 図 1-6 図 1-7 表 1-4) 図 1-5 規 模 別 平 均 賃 金 ( 男 女 計 ) ( 単 位 : ) 400,000 平 成 21 年 350,000 304,615 303,784 305,305 300,710 300,000 253,235 247,096 250,392 257,825 250,000 315,553 282,723 200,000 150,000 100,000 50,000 0 規 模 計 10~29 人 30~49 人 50~99 人 100~299 人 図 1-6 規 模 別 平 均 賃 金 ( 男 性 ) ( 単 位 : ) 図 1-7 規 模 別 平 均 賃 金 ( 女 性 ) ( 単 位 : ) 400,000 平 成 21 年 350,000334,355 334,662 334,566 330,518 339,084 324,511 300,000 299,226 295,372 298,219 296,626 250,000 200,000 150,000 100,000 50,000 400,000 平 成 21 年 350,000 300,000 250,000225,475 221,559 229,361 233,741 217,105 190,756 200,000 173,518 175,742 165,099 176,353 150,000 100,000 50,000 0 規 模 計 10~29 人 30~49 人 50~99 人 100~299 人 0 規 模 計 10~29 人 30~49 人 50~99 人 100~299 人 表 1-4 規 模 別 平 均 賃 金 及 び 特 別 給 与 額 区 分 平 均 年 齢 勤 続 年 数 平 均 賃 金 対 前 年 増 減 率 所 定 内 給 与 額 所 定 外 給 与 額 特 別 給 与 額 歳 43.3 年 9.6 253,235 16.9% - 5-232,58820,647 544,226 男 女 計 10~29 人 43.9 9.7 247,096 18.7% 229,310 17,786 471,805 30~49 人 44.1 9.2 250,392 18.0% 231,150 19,242 521,978 50~99 人 41.9 9.0 257,825 14.3% 233,721 24,104 615,792 100~299 人 41.3 11.2 282,723 10.4% 251,076 31,647 794,241 男 性 43.0 10.7 299,226 10.5% 272,14327,083 654,426 10~29 人 43.7 10.6 295,372 11.7% 271,474 23,898 554,197 30~49 人 43.8 10.3 298,219 10.9% 273,353 24,866 631,564 50~99 人 41.6 10.3 296,626 10.3% 266,260 30,366 751,632 100~299 人 41.0 12.6 324,511 4.3% 284,454 40,057 955,283 女 性 43.8 7.6 173,518 23.0% 164,027 9,491 344,006 10~29 人 44.4 8.0 165,099 25.5% 157,695 7,404 319,102 30~49 人 44.5 7.4 175,742 23.4% 165,279 10,463 352,843 50~99 人 42.3 6.8 190,756 18.4% 177,475 13,281 375,765 100~299 人 41.9 7.8 176,353 18.8% 166,113 10,240 380,985
(2) 特 別 給 与 額 の1 年 間 に 支 払 われた 賞 与 期 末 手 当 等 の 特 別 給 与 額 は 男 女 計 で 544,226 前 年 に 比 べ 2 の 減 少 となっている 男 女 別 にみると 男 性 が 654,426 で 前 年 に 比 べ 12.5%の 減 少 女 性 が 344,006 で 前 年 減 少 となっている ( 表 1-1 ) ア 産 業 別 特 別 給 与 額 男 女 計 の 特 別 給 与 額 を 産 業 別 にみると 金 融 業, 保 険 業 が 1,352,800 と 最 も 高 く 次 いで 992,659 建 設 業 の 652,106 となっており 最 も 低 いのは 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 の 14 また 産 業 別 の 格 差 をみると 産 業 計 を 100 とした 場 合 金 融 業, 保 険 業 が 249 情 報 通 信 業 が 18 が 120 製 造 業 が 106 卸 売 業, 小 売 業 は 93 サービス 業 が 86 運 輸 業 が 77 宿 泊 26 と 産 業 により 開 きがある 男 女 別 にみると 男 性 では 金 融 業, 保 険 業 が 1,729,500 と 最 も 高 く 次 いで 情 報 通 信 業 の 1, 造 業 の 710,064 などとなっており 最 も 低 いのは 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 の 189,939 とな 女 性 では 金 融 業, 保 険 業 が 787,750 と 最 も 高 く 次 いで 情 報 通 信 業 の 574,918 建 どとなっており 最 も 低 いのは 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 の 103,176 ( 図 2 1 となっている 図 2 2 図 2 3 表 1 図 2-1 産 業 別 特 別 給 与 額 ( 男 女 計 ) ( 単 位 : ) 2,000,000 平 成 19 年 1,500,000 1,622,430 1,352,800 992,659 1,000,000 694,708685,943 721,632 721,847 699,927 544,226 577,097 419,994 504,253 500,000 652,106 577,182 713,827 468,398 210,608 141,503 0 産 業 計 建 設 業 製 造 業 情 報 通 信 業 運 輸 業 卸 売 業, 小 売 業 金 融 業, 保 険 業 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 サーヒ ス 業 図 2-2 産 業 別 特 別 給 与 額 ( 男 性 ) ( 単 位 : ) 2,000,000 平 成 19 年 1,987,850 1,729,500 1,500,000 1,102,832 1,000,000 747,648 697,283 798,293 781,457 500,000 654,426 685,687 710,064 0 575,661 823,249 439,695 産 業 計 建 設 業 製 造 業 情 報 通 信 業 運 輸 業 卸 売 業, 小 売 業 680,494 金 融 業, 保 険 業 787,563 238,067 189,939 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 517,049 サーヒ ス 業 図 2-3 産 業 別 特 別 給 与 額 ( 女 性 ) ( 単 位 : ) 2,000,000 平 成 19 年 1,500,000 1,000,000 1,093,201 549,153 602,549 504,098 591,733 482,239 461,395 500,000 344,006 442,690 311,683 307,493 293,846 574,918 0 産 業 計 建 設 業 製 造 業 情 報 通 信 業 運 輸 業 卸 売 業, 小 売 業 金 融 業, 保 険 業 787,750 156,689 650,364 103,176434,862 宿 泊 業, サーヒ ス 業 飲 食 サーヒ ス 業 - 6 -
イ 規 模 別 特 別 給 与 額 男 女 計 の 特 別 給 与 額 を 規 模 別 にみると 100~299 人 の 794,241 が 最 も 高 く 最 も 低 いのは 471,805 となっている また 規 模 別 の 格 差 をみると 規 模 計 を 100 とした 場 合 10~29 人 は 87 30~49 人 は 9 113 100~299 人 は 146 となっており 規 模 により 開 きがある 男 女 別 にみると 男 性 では 100~299 人 の 955,283 が 最 も 高 く 最 も 低 いのは 10~29 人 っている 女 性 では 100~299 人 の 380,985 が 最 も 高 く 最 も 低 いのは 10~29 人 の 31 ( 図 2-4 図 2-5 図 2-6 表 1-4) 図 2-4 規 模 別 特 別 給 与 額 ( 男 女 計 ) ( 単 位 : ) 1,200,000 平 成 19 年 1,000,000 800,000 694,708 600,000 544,226 637,381 471,805 755,137 521,978 712,837 615,792 846,345 794,241 400,000 200,000 0 規 模 計 10~29 人 30~49 人 50~99 人 100~299 人 図 2-5 規 模 別 特 別 給 与 額 ( 男 性 ) ( 単 位 : ) 1,200,000 平 成 19 年 1,000,000 800,000747,648 654,426 600,000 686,257 554,197 808,842 631,564 769,256 751,632 955,283 899,598 400,000 200,000 0 規 模 計 10~29 人 30~49 人 50~99 人 100~299 人 図 2-6 規 模 別 特 別 給 与 額 ( 女 性 ) ( 単 位 : ) 1,200,000 平 成 19 年 1,000,000 800,000 600,000549,153 502,756 609,152 584,356 617,042 400,000 344,006 319,102 352,843 375,765 380,985 200,000 0 規 模 計 10~29 人 30~49 人 50~99 人 100~299 人 - 7 -
(3) 初 任 給 平 成 21 年 4 月 の 初 任 給 を 学 歴 別 にみると 男 性 は 高 卒 164,599 短 大 高 専 卒 173,24 189,991 大 卒 ( 技 術 ) 200,497 となっている 学 歴 による 格 差 をみると 高 卒 を 10 卒 105 大 卒 ( 事 務 ) 115 大 卒 ( 技 術 ) 122 となっている 女 性 は 高 卒 156,191 大 卒 ( 事 務 ) 185,620 大 卒 ( 技 術 ) 203,079 となっている 学 歴 による 格 差 をみると 短 大 高 専 卒 110 大 卒 ( 事 務 ) 119 大 卒 ( 技 術 ) 130 となっている また 男 女 別 の 学 歴 による 格 差 をみると 各 学 歴 の 男 性 を 100 とした 場 合 女 性 は 高 卒 95 短 大 高 専 大 卒 ( 事 務 ) 98 大 卒 ( 技 術 ) 101 ( 図 となっている 3 表 3) 図 3 学 歴 別 初 任 給 ( 単 位 : ) 250,000 201,407 200,000 168,336 181,089190,455 164,599 173,244189,991 200,497 150,000 100,000 ( 男 性 ) ( 女 性 ) 平 成 21 年 206,285 184,580 160,877 167,423 203,079 156,191 172,506185,620 50,000 0 高 卒 短 大 高 専 卒 大 卒 ( 事 務 ) 大 卒 ( 技 術 ) 高 卒 短 大 高 専 卒 大 卒 ( 事 務 ) 大 卒 ( 技 術 ) ( 注 ) 中 卒 は 集 計 労 働 者 数 が 少 ないため グラフから 除 いている 表 3 産 業 別 規 模 別 学 歴 別 の 初 任 給 ( 単 位 : ) 区 分 高 卒 短 大 高 専 卒 男 性 大 卒 ( 事 務 ) 大 卒 ( 技 術 ) 高 卒 短 大 高 専 卒 女 性 大 卒 ( 事 務 ) 大 卒 ( 技 術 ) 164,599 173,244 189,991 200,497156,191 172,506 185,6203,079 建 設 業 175,253 187,740 207,296 194,200161,275 X X X 製 造 業 162,432 171,007 185,710 193,399156,714 165,876 183,385 182,000 情 報 通 信 業 - X X X X X X X 運 輸 業 X - - - X X - - 卸 売 業, 小 売 業 164,100 172,600 195,576 210,957160,687 172,667 187,630 X 金 融 業, 保 険 業 - - X - - X - - 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 X X X X X X X X サービス 業 160,933 165,644 177,080 212,218151,509 174,833 177,830 212,711 10~29 人 170,250 175,857 195,432 210,262158,585 176,048 187,000 220,618 30~49 人 168,015 175,713 197,450 190,333161,243 172,600 185,750 190,000 50~99 人 159,966 161,413 181,054 190,708151,768 166,059 179,959 185,100 100~299 人 158,960 179,630 196,300 196,105157,545 172,875 190,871 191,083-8 -
(4) 所 定 労 働 時 間 ア 1 日 当 たりの 所 定 労 働 時 間 1 日 当 たりの 所 定 労 働 時 間 は 平 均 7 時 間 37 分 で 前 年 の 7 時 間 47 分 と 比 べ 10 分 減 少 した 1 日 当 たりの 所 定 労 働 時 間 は 8 時 間 とする 事 業 所 が 56.3%と 最 も 多 く 次 いで 7 時 間 30 分 ~7 が 27.0% 合 わせて 全 体 の 83.3%となっている 産 業 別 にみると 卸 売 業, 小 売 業 の 7 時 間 6 分 が 最 も 短 く 最 も 長 いのは 運 輸 業 の 7 時 間 47 分 おり 41 分 の 開 きがある 規 模 別 にみると 10~29 人 の 7 時 間 31 分 が 最 も 短 く 最 も 長 いのは 50~99 人 の 7 時 間 51 20 分 の 開 きがある 前 年 の 規 模 別 の 開 きは 5 分 であったので 15 分 拡 大 ( 図 4-1 表 4-1) 図 4-1 産 業 別 規 模 別 の1 日 の 所 定 労 働 時 間 7:00 未 満 7:00 7:01~7:29 7:30~7:59 8:00 8:01 以 上 0% 20% 40% 60% 80% 1 7.4 5.4 2.6 27.0 56.3 1.3 建 設 業 4.2 5.62.8 39.2 47.6 0.7 製 造 業 3.2 3.2 1.6 33.3 58.7 情 報 通 信 業 8.3 16.7 8.3 66.7 運 輸 業 3.68.9 1.8 卸 売 業, 小 売 業 22.8 16.1 6.7 1.3 23.5 67.9 43.6 1.8 2.0 金 融 業, 保 険 業 50.0 50.0 宿 泊 業, 飲 食 サーヒ ス 業 15.2 9.1 15.2 54.5 6.1 サーヒ ス 4.6 業 8.62.0 13.8 68.4 2.6 10~29 人 10.1 7.2 2.2 26.6 52.4 1.4 30~49 人 4.4 1.2.5 28.6 62.1 1.2 50~990.0 人 3.7 3.7 26.6 65.1 0.9 100~299 2.8 人 5.6 27.8 63.9 表 4-1 産 業 別 規 模 別 の1 日 の 所 定 労 働 時 間 ( 単 位 :% 時 間 : 分 ) 区 分 7:00 未 満 7:00 7:01~7:29 7:30~7:59 8:00 8:01 平 均 以 時 上 間 前 年 平 均 時 間 7.4 5.4 2.6 27.0 56.3 1.3 7:37 7:47 建 設 業 4.2 5.6 2.8 39.2 47.6 0.7 7:42 7:42 製 造 業 3.2 3.2 1.6 33.3 58.7 0.0 7:46 7:50 情 報 通 信 業 8.3 0.0 16.7 8.3 66.7 0.0 7:41 7:46 運 輸 業 1.8 3.6 8.9 16.1 67.9 1.8 7:47 7:43 卸 売 業, 小 売 業 22.8 6.7 1.3 23.5 43.6 2.0 7:06 7:49 金 融 業, 保 険 業 0.0 0.0 50.0 50.0 0.0 0.0 7:25 7:42 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 15.2 9.1 0.0 15.2 54.5 6.1 7:19 7:39 サービス 業 4.6 8.6 2.0 13.8 68.4 2.6 7:46 7:46 10~29 人 10.1 7.2 2.2 26.6 52.4 1.4 7:31 7:45 30~49 人 4.4 1.2 2.5 28.6 62.1 1.2 7:47 7:49 50~99 人 0.0 3.7 3.7 26.6 65.1 0.9 7:51 7:50 100~299 人 2.8 0.0 5.6 27.8 63.9 0.0 7:48 7:46-9 -
イ 1 週 当 たりの 所 定 労 働 時 間 平 成 21 年 7 月 の 週 所 定 労 働 時 間 は 平 均 38 時 間 58 分 で 前 年 の 39 時 間 59 分 と 比 べ 1 時 間 1 分 短 く 週 所 定 労 働 時 間 は 40 時 間 とする 事 業 所 が 54.8%と 最 も 多 く 40 時 間 未 満 と 合 わせ 全 体 の 8 時 間 以 下 となっている 産 業 別 にみると 卸 売 業, 小 売 業 の 平 均 時 間 は 36 時 間 56 分 と 最 も 短 くなっている 一 方 建 設 業 19.5%が 40 時 間 を 超 え 平 均 時 間 は 40 時 間 14 分 と 最 も 長 く 3 時 間 18 分 の 開 きがある 規 模 別 にみると 最 も 長 い 50~99 人 の 40 時 間 に 対 し 10~29 人 は 38 時 間 35 分 と 1 がある ( 図 4-2 表 4-2) 図 4-2 産 業 別 規 模 別 の1 週 の 所 定 労 働 時 間 34.0 40:00 未 満 40:00 40:01~44:00 44:01 以 上 0% 20% 40% 60% 80% 10 54.8 6.94.4 建 設 業 29.5 51.1 15.2 4.3 製 造 業 37.3 56.2 2.3 4.3 情 報 通 信 業 33.3 50.0 16.7 運 輸 業 21.5 69.6 5.43.6 卸 売 業, 小 売 業 42.9 42.3 7.4 7.4 金 融 業, 保 険 業 100.0 宿 泊 業, 飲 食 サーヒ ス 業 24.3 54.5 3.0 18.2 サーヒ ス 業 28.7 63.3 4.6 3.4 10~29 人 35.1 50.9 8.6 5.5 30~49 人 30.1 62.3 3.8 3.8 50~99 人 31.6 63.0 4.60.9 100~299 人 44.5 55.6 表 4-2 産 業 別 規 模 別 の1 週 の 所 定 労 働 時 間 ( 単 位 :% 時 間 : 分 ) 区 分 40:00 未 満 40:00 前 年 40:01~44:00 44:01 以 上 平 均 時 間 平 均 時 間 34.0 54.8 6.9 4.4 38:58 39:59 建 設 業 29.5 51.1 15.2 4.3 40:14 40:18 製 造 業 37.3 56.2 4.3 2.3 39:09 39:50 情 報 通 信 業 33.3 50.0 16.7 0.0 39:31 39:06 運 輸 業 21.5 69.6 5.4 3.6 40:04 40:11 卸 売 業, 小 売 業 42.9 42.3 7.4 7.4 36:56 40:16 金 融 業, 保 険 業 100.0 0.0 0.0 0.0 37:25 38:48 宿 泊 業, 飲 食 サーヒ ス 業 24.3 54.5 3.0 18.2 38:43 41:03 サービス 業 28.7 63.3 4.6 3.4 39:04 39:31 10~29 人 35.1 50.9 8.6 5.5 38:35 40:06 30~49 人 30.1 62.3 3.8 3.8 39:37 40:04 50~99 人 31.6 63.0 4.6 0.9 40:00 39:38 100~299 人 44.5 55.6 0.0 0.0 38:56 39:16-10 -
(5) 休 日 週 休 制 度 ア 週 休 制 の 形 態 週 休 制 の 形 態 をみると 週 休 2 日 制 が 完 全 又 は 月 4 回 を 採 用 事 業 所 が 40.7%と 最 も 多 く 次 いで 2 日 制 が 隔 週 又 は 月 2 回 が 24.1%となっている 産 業 別 にみると 週 休 2 日 制 が 完 全 又 は 月 4 回 は 金 融 業, 保 険 業 で 100%となっており 次 いで 情 報 が 66.7% サービス 業 が 59.6% 製 造 業 が 45.6% 運 輸 業 が 38.9% 卸 売 業, 小 飲 食 サービス 業 が 27.3% 建 設 業 が 16.9%となっている 規 模 別 にみると 週 休 2 日 制 が 完 全 又 は 月 4 回 の 割 合 は 10~29 人 の 36.8%に 対 し 100~2 と 規 模 が 大 きくなるにしたがって 高 くなっている ( 図 5-1 表 5-1) 図 5-1 産 業 別 規 模 別 の 週 休 制 の 形 態 週 休 1 日 又 は1 日 半 制 完 全 又 は 月 4 回 月 3 回 隔 週 又 は 月 2 回 月 1 回 その 他 0% 20% 40% 60% 80% 100% 調 査 10.3 40.7 11.5 24.1 2.0 11.5 建 設 業 13.4 製 造 業 3.3 情 報 通 信 業 運 輸 業 13.0 卸 売 業, 小 売 業 13.6 金 融 業, 保 険 業 宿 泊 業, 飲 食 サーヒ ス 業 サーヒ ス 業 13.2 16.9 7.7 45.6 66.7 38.9 34.7 33.3 47.9 2.8 11.3 17.7 21.0 0.7 11.8 25.0 8.3 11.1 24.1 5.6 7.4 8.2 23.8 2.7 17.0 100.0 27.3 12.1 12.1 3.0 12.1 59.6 6.6 11.32.0 7.3 10~29 人 12.9 36.8 10.5 25.2 2.2 12.5 30~49 人 8.2 41.1 15.2 23.4 2.5 9.5 50~99 人 3.7 50.9 7.4 25.9 0.911.1 100~299 人 66.7 22.2 5.6 5.6 表 5-1 産 業 別 規 模 別 の 週 休 制 の 形 態 ( 単 位 :%) 区 分 週 休 1 日 又 は 1 日 半 制 週 休 2 日 制 完 全 又 は 月 4 回 月 3 回 隔 週 又 は 月 2 回 月 1 回 その 他 10.3 78.3 40.7 11.5 24.1 11.52.0 建 設 業 13.4 75.4 16.9 7.7 47.9 2.8 11.3 製 造 業 3.3 84.9 45.6 17.7 21.0 0.7 11.8 情 報 通 信 業 0.0 91.7 66.7 0.0 25.0 0.0 8.3 運 輸 業 13.0 79.6 38.9 11.1 24.1 5.6 7.4 卸 売 業, 小 売 業 13.6 69.4 34.7 8.2 23.8 2.7 17.0 金 融 業, 保 険 業 0.0 100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 33.3 54.5 27.3 12.1 12.1 3.0 12.1 サービス 業 13.2 79.5 59.6 6.6 11.3 2.0 7.3 10~29 人 12.9 74.6 36.8 10.5 25.2 2.2 12.5 30~49 人 8.2 82.3 41.1 15.2 23.4 2.5 9.5 50~99 人 3.7 85.2 50.9 7.4 25.9 0.9 11.1 100~299 人 0.0 94.4 66.7 22.2 5.6 0.0 5.6-11 -
イ 年 間 休 日 総 数 平 成 21 年 ( 又 は7 月 31 日 時 点 の 事 業 年 度 )の 年 間 休 日 総 数 は 100~109 日 とする 事 業 所 が 3 多 く 次 いで 70~99 日 が 26.0% 110~119 日 が 19.4%となっており 平 均 年 間 休 日 総 いる 平 均 年 間 休 日 総 数 を 産 業 別 にみると 金 融 業, 保 険 業 の 121.0 日 が 最 も 多 く 最 も 少 ないのは 宿 泊 業 ービス 業 の 92.5 日 と 28.5 日 の 開 きがある 平 均 年 間 休 日 総 数 を 規 模 別 にみると 10~29 人 は 103.2 日 30~49 人 は 104.7 日 日 100~299 人 は 113.3 ( 日 図 となっている 5-2 表 5-2) 図 5-2 産 業 別 規 模 別 の 年 間 休 日 総 数 69 日 以 下 70~99 日 100~109 日 110~119 日 120~129 日 130 日 以 上 0% 20% 40% 60% 80% 100% 3.7 26.0 32.7 19.4 14.5 3.7 建 設 業 2.8 48.6 34.5 8.5 5.6 製 造 業 0.3 14.3 38.3 29.5 13.6 3.9 情 報 通 信 業 25.0 75.0 運 輸 業 1.9 27.8 38.9 18.5 13.0 卸 売 業, 小 売 業 12.3 29.7 29.0 13.0 10.9 5.1 金 融 業, 保 険 業 0.0 100.0 宿 泊 業, 飲 食 サーヒ ス 業 15.6 56.3 9.4 6.3 6.3 6.3 2.0 サーヒ ス 業 20.8 26.8 19.5 24.2 6.7 10~29 人 5.0 29.8 31.5 15.5 13.4 2.3 4.8 30~49 人 2.6 25.6 31.4 24.4 1.3 14.7 50~990.0 人 14.8 43.5 24.1 14.8 2.8 100~299 0.0 人 5.6 25.0 41.7 27.8 表 5-2 産 業 別 規 模 別 の 年 間 休 日 総 数 ( 単 位 :% 日 ) 区 分 69 日 以 下 70~99 日 100~109 110~119 日 120~129 日 日 平 均 年 間 130 日 以 上 休 日 総 数 3.7 26.0 32.7 19.4 14.5 3.7 104.6 建 設 業 2.8 48.6 34.5 8.5 5.6 0.0 98.0 製 造 業 0.3 14.3 38.3 29.5 13.6 3.9 109.4 情 報 通 信 業 0.0 0.0 25.0 0.0 75.0 0.0 119.3 運 輸 業 1.9 27.8 38.9 18.5 13.0 0.0 103.0 卸 売 業, 小 売 業 12.329.7 29.0 13.0 10.9 5.1 98.1 金 融 業, 保 険 業 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 121.0 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 15.6 56.3 9.4 6.3 6.3 6.3 92.5 サーヒ ス 業 2.020.8 26.8 19.5 24.2 6.7 108.7 10~29 人 5.0 29.8 31.5 15.5 13.4 4.8 103.2 30~49 人 2.6 25.6 31.4 24.4 14.7 1.3 104.7 50~99 人 0.0 14.8 43.5 24.1 14.8 2.8 108.6 100~299 人 0.0 5.6 25.0 41.7 27.8 0.0 113.3-12 -
(6) 年 次 有 給 休 暇 ( 又 は 直 近 の 付 与 の 区 切 り)の1 年 間 に 労 働 者 に 付 与 した 年 次 有 給 休 暇 日 数 ( 前 年 からの 繰 越 日 数 を 除 く)は 労 働 者 1 人 平 均 16.5 日 で そのうち 取 得 した 日 数 は 平 均 6.6 日 取 得 率 は 40.0%となってい 産 業 別 にみると 取 得 率 は 情 報 通 信 業 が 50.9%と 最 も 高 く 次 いで サービス 業 の 49.0% 金 の 48.4%となっており 最 も 低 いのは 卸 売 業, 小 売 業 の 26.5%となっている 規 模 別 では 100~299 人 の 取 得 率 が 48.3%と ( 高 図 くなっている 6 表 6) 図 6 産 業 別 規 模 別 の 年 次 有 給 休 暇 の 付 与 及 び 取 得 日 数 ( 単 位 : 日 ) 平 均 付 与 日 数 平 均 取 得 日 数 0 5 10 15 20 16.5 6.6 建 設 業 製 造 業 情 報 通 信 業 運 輸 業 卸 売 業, 小 売 業 金 融 業, 保 険 業 宿 泊 業, 飲 食 サーヒ ス 業 サーヒ ス 業 5.6 5.5 4.4 4.2 7.3 8.7 9.1 7.5 16.5 16.8 17.1 16.8 16.6 18.8 14.6 15.3 10~29 人 30~49 人 50~99 人 100 ~299 人 6.3 5.9 6.8 8.3 16.4 16.6 16.3 17.2 表 6 産 業 別 規 模 別 の 年 次 有 給 休 暇 の 付 与 日 数 取 得 日 数 及 び 取 得 率 区 分 平 均 付 与 日 数 平 均 取 得 日 数 平 均 取 得 率 日 16.5 日 6.6 % 40.0 建 設 業 16.5 5.6 33.9 製 造 業 16.8 7.3 43.5 情 報 通 信 業 17.1 8.7 50.9 運 輸 業 16.8 5.5 32.7 卸 売 業, 小 売 業 16.6 4.4 26.5 金 融 業, 保 険 業 18.8 9.1 48.4 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 14.6 4.2 28.8 サービス 業 15.3 7.5 49.0 10~29 人 16.4 6.3 38.4 30~49 人 16.6 5.9 35.5 50~99 人 16.3 6.8 41.7 100~299 人 17.2 8.3 48.3-13 -
(7) 労 働 時 間 制 度 ア 変 形 労 働 時 間 制 変 形 労 働 時 間 制 を 事 業 所 は 55.4%で 現 在 は していないが を 予 定 事 は 0.9% は 3.1% をしていない 事 業 所 は 40.6%となっている 産 業 別 にみると 事 業 所 は 建 設 業 が 66.4%と 最 も 高 く 次 いで 運 輸 業 が 62 業 が 61.5%となっている 規 模 別 にみると 事 業 所 の 割 合 が 最 も 高 いのは 100~299 人 の 72.2%であり 10~29 人 の 48.5%となっている 制 度 別 にみると 1 年 単 位 の 変 形 労 働 時 間 制 を 事 業 所 が 42.5% 1か 月 単 位 の 変 形 労 働 制 が 13.6% 1 週 間 単 位 の 非 定 型 的 変 形 労 働 時 間 制 が 4.4% フレックスタイム 制 が 3.4%と ( 表 7-1 表 7-2) ( 注 ) 1 年 単 位 の 変 形 労 働 時 間 制 とは 労 使 協 定 により1か 月 を 超 え 1 年 以 内 の 一 定 期 間 を 平 均 して 週 所 定 労 働 時 間 が 40 時 間 を 超 えな をした 場 合 には 1 日 及 び1 週 間 の 法 定 労 働 時 間 を 超 えて 労 働 させることができる 制 度 1か 月 単 位 の 変 形 労 働 時 間 制 とは 就 業 規 則 労 使 協 定 により1か 月 以 内 の 一 定 期 間 を 平 均 して 週 所 定 労 働 時 間 が 40 時 間 を 超 えない 定 めをした 場 合 には 1 日 及 び1 週 間 の 法 定 労 働 時 間 を 超 えて 労 働 させることができる 制 度 1 週 間 単 位 の 非 定 型 的 変 形 労 働 時 間 制 とは 常 用 労 働 者 数 30 人 未 満 の 小 売 業 旅 館 料 理 店 及 び 飲 食 店 の 事 業 場 において 労 使 協 定 に より 週 所 定 労 働 時 間 が 40 時 間 を 超 えない 定 めをした 場 合 に 1 日 の 法 定 労 働 時 間 にかかわらず 1 日 10 時 間 の 範 囲 内 で 労 働 させることがで 制 度 フレックスタイム 制 とは 就 業 規 則 労 使 協 定 により 一 定 の 時 間 帯 の 中 で 労 働 の 始 期 と 終 期 を 労 働 者 が 自 由 に 選 択 して 働 くことができる 制 表 7-1 産 業 別 規 模 別 の 変 形 労 働 時 間 制 の 有 無 ( 単 位 :%) 区 分 していない 55.4 0.9 3.1 40.6 建 設 業 66.4 0.0 2.8 30.8 製 造 業 61.5 1.3 2.2 34.9 情 報 通 信 業 58.3 0.0 8.3 33.3 運 輸 業 62.5 1.8 3.6 32.1 卸 売 業, 小 売 業 43.2 2.0 5.4 49.3 金 融 業, 保 険 業 0.0 0.0 0.0 100.0 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 48.5 0.0 0.0 51.5 サービス 業 43.4 0.0 3.3 53.3 10~29 人 48.5 1.1 4.0 46.5 30~49 人 65.0 0.6 2.5 31.9 50~99 人 70.6 0.9 0.9 27.5 100~299 人 72.2 0.0 0.0 27.8 表 7-2 区 分 産 業 別 規 模 別 の 変 形 労 働 時 間 制 の 状 ( 況 複 数 回 答 ) ( 単 位 :%) 1 年 単 位 の 1か 月 単 位 の 1 週 間 単 位 の 変 形 労 働 時 間 制 変 形 労 働 時 間 制 非 定 型 的 変 形 労 働 時 間 制 (*) フレックスタイム 制 - 14-42.5 0.6 2.1 13.6 0.5 1.6 (4.4 ) (0.0 ) (2.2 ) 3.4 0.1 2.0 建 設 業 62.2 0.0 1.4 6.3 0.0 1.4 - - - 2.1 0.0 0.0 製 造 業 52.2 0.6 1.0 10.9 0.6 1.3 - - - 3.5 0.0 1.3 情 報 通 信 業 33.3 0.0 0.0 8.3 0.0 8.3 - - - 16.7 0.0 8.3 運 輸 業 41.1 0.0 7.1 25.0 0.0 3.6 - - - 3.6 0.0 5.4 卸 売 業, 小 売 業 27.7 2.0 4.1 14.9 1.4 1.4 (4.1)(0.0) (2.0) 3.4 0.7 2.0 金 融 業, 保 険 業 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 - - - 0.0 0.0 0.0 宿 泊 業, 飲 食 サ ー ビス 業 21.2 0.0 0.0 24.2 0.0 3.0 (6.1)(0.0) (3.0) 3.0 0.0 3.0 サービス 業 25.0 0.0 2.0 19.1 0.0 1.3 - - - 3.3 0.0 3.3 10~29 人 37.1 0.7 2.5 11.8 0.5 1.6 (4.2) (0.0 ) (2.1 ) 2.9 0.0 2.0 30~49 人 51.3 0.6 1.3 15.0 0.6 2.5 (7.4)(0.0) (3.7) 3.1 0.6 2.5 50~99 人 53.2 0.0 0.9 21.1 0.0 0.9 - - - 3.7 0.0 1.8 100~299 人 55.6 0.0 2.8 13.9 0.0 0.0 - - - 11.1 0.0 0.0 (*) 1 週 間 単 位 の 非 定 型 変 形 労 働 時 間 制 の 数 値 については 制 度 の 内 容 から 対 象 事 業 所 のみを 集 計 し 割 合 を 算 出
(2) 裁 量 労 働 制 裁 量 労 働 制 を 事 業 所 は 12.0%で 現 在 は していないが を 予 定 事 業 0.7% は 2.0% をしていない 事 業 所 は 85.3%となっている 産 業 別 にみると 事 業 所 は 建 設 業 が 17.6%と 最 も 高 く 次 いで 卸 売 業, 小 売 業 運 輸 業 が 12.7%となっている 規 模 別 にみると 事 業 所 の 割 合 が 最 も 高 いのは 100~299 人 の 16.7%であり 10~29 人 の 10.9%となっている 制 度 別 にみると 事 業 場 外 のみなし 労 働 時 間 制 を 事 業 所 が 10.9% 専 門 業 務 型 裁 量 労 働 が 2.0% 企 画 業 務 型 裁 量 労 働 制 が 1.1%となっている ( 表 7-3 表 7-4) ( 注 ) 専 門 業 務 型 裁 量 労 働 制 とは 研 究 開 発 などの 19 の 業 種 について その 業 務 の 性 質 上 その 遂 行 方 法 を 大 幅 に 労 働 者 の 裁 量 に 委 ねる 必 要 あるため 業 務 の 遂 行 の 手 段 や 時 間 配 分 の 決 定 などに 関 して 使 用 者 が 具 体 的 な 指 示 をしないこととする 業 務 を 遂 行 する 場 合 に 労 使 協 定 により その 業 務 の 遂 行 に 通 常 必 要 とされる 時 間 を 労 働 したものとみなす 制 度 企 画 業 務 型 裁 量 労 働 制 とは 事 業 運 営 に 係 る 企 画 立 案 調 査 及 び 分 析 の 業 務 であり かつ 遂 行 手 段 や 時 間 配 分 の 決 定 などを 使 用 者 が 具 体 的 に 指 示 をしないこととする 業 務 を 遂 行 する 場 合 に 労 使 委 員 会 で 決 議 した 業 務 及 び 労 働 者 の 範 囲 において 決 議 した 時 間 労 働 したものとみ なす 制 度 事 業 場 外 のみなし 労 働 時 間 制 とは 労 働 者 ( 外 勤 の 営 業 社 員 など)が 業 務 の 全 部 又 は 一 部 を 事 業 場 外 で 従 事 し 使 用 者 の 指 揮 監 督 が 及 ば ないためにその 労 働 時 間 の 算 定 が 困 難 な 場 合 所 定 労 働 時 間 労 働 したものとみなす 制 度 表 7-3 産 業 別 規 模 別 の 裁 量 労 働 制 の 状 況 ( 単 位 :%) 区 分 していない 12.0 0.7 2.0 85.3 建 設 業 17.6 1.4 2.1 78.9 製 造 業 10.1 0.6 0.6 88.6 情 報 通 信 業 8.3 0.0 8.3 83.3 運 輸 業 12.7 0.0 3.6 83.6 卸 売 業, 小 売 業 15.0 1.4 2.0 81.6 金 融 業, 保 険 業 0.0 0.0 0.0 100.0 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 6.5 0.0 3.2 90.3 サービス 業 8.8 0.0 3.4 87.8 10~29 人 10.9 0.9 2.0 86.2 30~49 人 12.6 0.6 2.5 84.3 50~99 人 15.0 0.0 0.9 84.1 100~299 人 16.7 0.0 2.8 80.6 表 7-4 産 業 別 規 模 別 の 裁 量 労 働 制 の 内 ( 容 複 数 回 答 ) ( 単 位 :%) 区 分 専 門 業 務 型 裁 量 労 働 制 企 画 業 務 型 裁 量 労 働 制 事 業 場 外 のみなし 労 働 時 間 制 - 15-2.0 0.2 1.1 1.1 0.2 1.4 10.9 0.6 1.3 建 設 業 2.8 0.7 0.7 2.80.7 2.1 16.2 1.4 1.4 製 造 業 1.9 0.3 0.3 0.60.3 0.3 9.1 0.3 0.6 情 報 通 信 業 0.0 0.0 8.3 0. 0.0 8.3 8.3 0.0 0.0 運 輸 業 1.8 0.0 3.6 0. 0.0 1.8 10.9 0.0 3.6 卸 売 業, 小 売 業 0.7 0.0 0.0 0. 0.0 1.4 15.0 1.4 0.7 金 融 業, 保 険 業 0.0 0.0 0.0 0. 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 0.0 0.0 3.2 3.20.0 3.2 6.5 0.0 3.2 サービス 業 3.4 0.0 2.0 1.40.0 2.0 6.8 0.0 2.0 10~29 人 1.3 0.4 1.3 0.70.4 1.5 10.1 0.7 1.3 30~49 人 2.5 0.0 1.3 1.90.0 1.9 11.3 0.6 1.9 50~99 人 5.6 0.0 0.0 1.90.0 0.9 12.1 0.0 0.0 100~299 人 0.0 0.0 0.0 0. 0.0 0.0 16.7 0.0 2.8
(8) 休 暇 休 業 制 度 の 及 び 休 暇 取 得 促 進 の 取 組 休 暇 休 業 制 度 の 及 び 休 暇 取 得 促 進 の 取 組 を 事 業 所 は 62.4%で 現 在 は していな が を 予 定 事 業 所 は 2.6% は 7.6% をしていない 事 業 所 は 27.4% 産 業 別 にみると 事 業 所 は 金 融 業, 保 険 業 が 100%と 最 も 高 く 次 いで 情 報 通 91.7% 製 造 業 が 68.5%となっている 規 模 別 にみると 事 業 所 の 割 合 が 最 も 高 いのは 100~299 人 の 91.7%であり 10~29 人 の 54.7%となっている 取 組 状 況 をみると 育 児 休 業 制 度 の 就 業 規 則 での 明 文 化 は 42.6% 年 次 有 給 休 暇 の 計 画 与 ( 労 使 協 定 による) は20.1% 年 次 有 給 休 暇 取 得 促 進 のための 取 組 は 18.0% 短 時 間 正 社 員 制 ノー 残 業 デー は 10.6% 教 育 訓 練 休 暇 は 6.9% リフレッシュ 休 暇 は 6.3% ボランティ っている ( 表 8-1 表 8-2) 表 8-1 産 業 別 規 模 別 の 休 暇 休 業 制 度 の 及 び 休 暇 取 得 促 進 の 取 組 状 況 ( 単 位 :%) 区 分 していない 62.4 2.6 7.6 27.4 建 設 業 56.3 2.1 9.0 32.6 製 造 業 68.5 1.9 7.7 21.9 情 報 通 信 業 91.7 0.0 0.0 8.3 運 輸 業 64.3 3.6 10.7 21.4 卸 売 業, 小 売 業 54.1 4.7 4.7 36.5 金 融 業, 保 険 業 100.0 0.0 0.0 0.0 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 42.4 3.0 9.1 45.5 サービス 業 64.9 2.0 7.9 25.2 10~29 人 54.7 3.3 9.2 32.8 30~49 人 67.7 2.5 5.0 24.8 50~99 人 84.3 0.0 5.6 10.2 100~299 人 91.7 0.0 0.0 8.3 表 8-2 産 業 別 規 模 別 の 休 暇 休 業 制 度 の 及 び 休 暇 取 得 促 進 の 取 組 の ( 状 複 況 数 回 答 ) ( 単 位 :%) 区 分 リフレッシュ 休 暇 ボランティア 休 暇 教 育 訓 練 休 暇 - 16 - 年 次 有 給 休 暇 の 計 画 的 付 与 ( 労 使 協 定 による) 6.3 0.8 4.1 1.6 0.2 2.7 6.9 0.9 7.0 20.1 2.1 8.5 建 設 業 4.2 0.7 4.9 3.5 0.7 4.2 15.3 1.4 4.2 22.9 2.1 6.9 製 造 業 5.5 0.3 2.9 0.6 0.3 1.0 5.8 0.6 7.1 21.9 1.6 8.4 情 報 通 信 業 25.0 0.0 8.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 8.3 41.7 8.3 0.0 運 輸 業 1.8 0.0 7.1 3.6 0.0 0.0 0.0 3.6 12.5 12.5 1.8 10.7 卸 売 業, 小 売 業 7.42.7 4.1 0.7 0.0 4.1 3.4 0.7 5.4 17.6 2.0 8.1 金 融 業, 保 険 業 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0100.00.0 0.0 宿 泊 業, 飲 食 サーヒ ス 業 6.1 0.0 6.1 0.0 0.0 3.0 0.0 0.0 3.0 9.1 6.1 15.2 サーヒ ス 業 7.9 0.7 4.0 2.6 0.0 4.6 9.3 0.7 9.9 18.5 2.0 9.3 10~29 人 3.8 1.1 4.7 1.3 0.2 3.3 7.4 1.3 6.9 20.7 1.8 8.5 30~49 人 6.8 0.6 3.1 2.5 0.6 1.2 7.5 0.6 6.8 18.0 1.2 9.3 50~99 人 12.0 0.0 3.7 1.9 0.0 2.8 2.8 0.0 8.3 16.7 2.8 8.3 100~299 人 25.0 0.0 0.0 2.8 0.0 0.0 8.3 0.0 5.6 30.6 8.3 5.6
区 分 年 次 有 給 休 暇 の 取 得 促 進 のための 取 組 取 り 組 ん 取 組 でいる ノー 残 業 デー 育 児 休 業 制 度 の 就 業 規 則 での 明 文 化 明 文 化 明 文 化 短 時 間 正 社 員 制 度 18.0 2.2 12.5 10.6 1.4 9.3 42.6 1.1 6.7 14.1 1.3 5.7 建 設 業 15.31.4 10.4 6.9 2.1 9.7 27.8 2.1 11.1 11.8 2.1 5.6 製 造 業 21.9 1.6 10.9 14.5 1.3 10.0 48.9 1.3 5.8 17.7 1.3 5.5 情 報 通 信 業 41.7 0.0 0.0 33.3 0.0 16.7 75.0 0.0 0.0 25.0 16.7 8.3 運 輸 業 14.3 3.6 23.2 3.6 0.0 8.9 55.4 1.8 8.9 12.5 0.0 8.9 卸 売 業, 小 売 業 14.2 0.7 14.2 7.4 1.4 9.5 35.1 0.7 4.7 8.8 1.4 4.7 金 融 業, 保 険 業 100.0 0.0 0.0100.0 0.0 0.0100.00.0 0.0 0.0 0.0 0.0 宿 泊 業, 飲 食 サーヒ ス 業 3.0 6.1 15.2 3.0 0.0 6.1 30.3 0.0 6.1 6.1 0.0 9.1 サーヒ ス 業 17.9 4.6 12.610.6 2.0 7.9 45.7 0.0 6.0 15.9 0.0 5.3 10~29 人 15.8 2.0 12.3 8.5 1.1 8.5 30.3 1.4 7.4 11.1 1.1 5.4 30~49 人 22.4 2.5 9.9 13.7 1.9 8.7 53.4 0.6 6.2 16.8 2.5 5.6 50~99 人 17.6 2.8 16.712.0 0.9 13.974.1 0.0 5.6 15.7 0.9 7.4 100~299 人 33.3 2.8 13.925.0 5.6 11.188.9 0.0 0.0 44.4 0.0 5.6 (9) 女 性 のパートタイム 労 働 者 の 平 均 賃 金 平 成 21 年 7 月 の 女 性 のパートタイム 労 働 者 の 平 均 賃 金 は 98,472 で このうち 所 定 内 給 与 額 は 95, 時 間 当 たりの 所 定 内 給 与 額 は 935 となっている 産 業 別 にみると 1 時 間 当 たりの 所 定 内 給 与 額 は 卸 売 業, 小 売 業 が 935 製 造 業 は 858 とな 製 造 業 の 女 性 の 職 種 別 の 平 均 賃 金 をみると 1 時 間 当 たりの 所 定 内 給 与 額 は 生 産 の 839 に 対 し 事 技 術 は 942 となっている ( 表 9-1 表 9-2) 表 9-1 産 業 別 規 模 別 の 女 性 のパートタイム 労 働 者 の 平 均 賃 金 所 定 内 区 分 平 均 年 齢 勤 続 年 数 実 労 働 時 間 数 平 均 賃 金 所 定 内 給 与 額 1 時 間 当 たりの 所 定 内 給 与 額 歳 48.1 年 6.0 時 間 102.5 98,47295,810 935 製 造 業 49.3 6.9 107.1 94,1 08 91,933 858 卸 売 業, 小 売 業 43.5 6.2 93.5 89,046 87,467 935 注 ) 他 の 産 業 は 集 計 人 員 が 少 ないため 省 略 した 10~29 人 47.3 6.3 93.5 90,426 88,489 946 30~49 人 50.0 6.0 108.5 103,04 99,979 921 50~99 人 48.4 5.7 120.2115,792 111,626 929 100~299 人 49.0 4.9 120. 9 113,70109,493 906 表 9-2 製 造 業 製 造 業 の 女 性 のパートタイム 労 働 者 の 平 均 賃 金 区 分 平 均 年 齢 勤 続 年 数 歳 49.3 年 6.9 所 定 内 実 労 働 時 間 数 時 間 107.1 平 均 賃 金 94,108 所 定 内 給 与 額 91,933 1 時 間 当 たりの 所 定 内 給 与 額 858 生 産 49.6 6.6 106.3 91,446 89,220 839 事 務 技 術 46.9 7.3 123.1 121,240 115,997 942-17 -
(10) 退 職 金 制 度 の 状 況 ア 退 職 金 制 度 の 有 無 図 10-1 退 職 金 制 度 の 有 無 退 職 金 制 度 のある 事 業 所 は 全 体 の 78.3%となっている 産 業 別 にみると 金 融 業, 保 険 業 が 100%と 最 も 高 く 次 いで 建 設 業 の ない 21.7% 93.8% 情 報 通 信 業 の 91.7% 製 造 業 の 80.1%となっている 最 も 低 い のは 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 の 42.4%となっている 規 模 別 にみると 10~29 人 で 75.1% 100~299 人 で 91.7%となってお り 規 模 が 大 きくなるにしたがって 割 合 が 高 くなっている ( 図 10-1 図 10-2) ある 78.3% 図 10-2 産 業 別 規 模 別 の 退 職 金 制 度 の 有 無 ある ない 0% 20% 40% 60% 80% 100 78.3 21.7 建 設 業 93.8 6.3 製 造 業 80.1 19.9 情 報 通 信 業 91.7 8.3 運 輸 業 75.0 25.0 卸 売 業, 小 売 業 69.6 30.4 金 融 業, 保 険 業 100.0 宿 泊 業, 飲 食 サーヒ ス 業 42.4 57.6 サーヒ ス 業 76.2 23.8 10~29 人 75.1 24.9 30~49 人 81.4 18.6 50~99 人 85.3 14.7 100~299 人 91.7 8.3 イ 退 職 金 の 支 給 形 態 退 職 金 制 度 のある 事 業 所 について 退 職 金 の 支 給 形 態 をみると 退 職 一 時 金 のみ が 81.6% 退 職 一 時 退 職 年 金 の 選 択 が 8.2% 退 職 一 時 金 と 退 職 年 金 の 併 用 が 8.1% 退 職 年 金 のみ が 2.1%とな 産 業 別 にみると 退 職 一 時 金 のみ では 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 が 92.9%と 最 も 高 く 次 いで サ が 89.6%, 卸 売 業, 小 売 業 が 83.7%となっており 最 も 低 いのは 金 融 業, 保 険 業 の 50.0 方 の 割 合 が 最 も 低 い 退 職 年 金 のみ では 金 融 業, 保 険 業 が 50.0%と 最 も 高 くなっている 規 模 別 にみると 退 職 一 時 金 のみ では 10~29 人 が 85.8%と 最 も 高 く 規 模 が 大 きくなるにした 低 くなっているのに 対 し 退 職 一 時 金 と 退 職 年 金 の 選 択 では 100~299 人 が 42.4%と 最 も 高 く なるにしたがって 割 合 は 低 くなっている ( 図 10-3) 図 10-3 産 業 別 規 模 別 の 退 職 金 の 支 給 形 態 退 職 一 時 金 のみ 退 職 年 金 のみ 退 職 一 時 金 と 退 職 年 金 の 併 用 退 職 一 時 金 と 退 職 年 金 の 選 択 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 81.6 8.1 8.2 2.1 建 設 業 81.3 2.2 11.2 5.2 製 造 業 78.2 2.8 6.9 12.1 情 報 通 信 業 81.8 9.1 9.1 運 輸 業 73.2 9.8 17.1 卸 売 業, 小 売 業 83.7 1.09.6 5.8 金 融 業, 保 険 業 50.0 50.0 宿 泊 業, 飲 食 サーヒ ス 業 サーヒ ス 業 10~29 人 92.9 89.6 85.8 7.1 5.23.5 1.7 2.7 6.55.1 30~49 人 82.3 1.5 8.5 7.7 50~99 人 78.0 1.1 9.9 11.0 100~299 人 36.4 21.2 42.4-18 -
(11) 退 職 一 時 金 制 度 の 状 況 ア 退 職 一 時 金 の 支 払 準 備 形 態 退 職 一 時 金 の 支 払 準 備 形 態 は 中 小 企 業 退 職 金 共 済 制 度 のみ が 37.0%と 最 も 高 くなっている 次 いで 内 準 備 と 共 済 制 度 の 併 用 が 29.4% 社 内 準 備 のみ が 20.0%の 順 となっており 社 内 準 備 を 採 用 する 49.4%となっている また 共 済 制 度 では 特 定 退 職 金 共 済 制 度 のみ が 6.0%あり 中 小 企 業 退 職 金 のみ と 社 内 準 備 と 共 済 制 度 の 併 用 を 合 わせると 共 済 制 度 に 加 入 する 事 業 所 は 72.4%となっている 産 業 別 にみると 金 融 業, 保 険 業 は 社 内 準 備 のみ が 100%となっている 一 方 金 融 業, 保 険 業 べての 産 業 では 共 済 制 度 に 加 入 する 事 業 所 は 過 半 数 となっている 特 に 建 設 業 では 80.1%と 最 も 高 く ている 規 模 別 にみると 社 内 準 備 と 共 済 制 度 の 併 用 では 100~299 人 が 44.8%と 最 も 高 く 規 模 が 小 がって 割 合 は 低 くなっているのに 対 し 中 小 企 業 退 職 金 共 済 制 度 のみ では 10~29 人 が 42.7%と 最 模 が 大 きくなるにしたがって 割 合 は 低 くなっている ( 図 11-1) ( 注 ) 共 済 制 度 とは 中 小 企 業 退 職 金 共 済 制 度 と 特 定 退 職 金 共 済 制 度 中 小 企 業 退 職 金 共 済 制 度 とは 中 小 企 業 退 職 金 共 済 法 に 基 づく 退 職 金 共 済 制 度 ( 常 用 労 働 者 を 対 象 とする 一 般 退 職 金 共 済 制 度 と 建 設 業 清 酒 製 造 業 又 は 林 業 に 期 間 を 定 めて 雇 用 される 労 働 者 を 対 象 とする 特 定 業 種 退 職 金 共 済 制 度 とがある ) 特 定 退 職 金 共 済 制 度 とは 市 区 町 村 ( 特 別 区 を 含 む ) 商 工 会 議 所 商 工 会 都 道 府 県 中 小 企 業 団 体 中 央 会 退 職 金 共 済 事 業 を 主 たる 目 的 とする 公 益 法 人 等 が 税 務 署 長 の 承 認 を 受 けて 行 う 共 済 制 度 図 11-1 産 業 別 規 模 別 の 退 職 一 時 金 の 支 払 準 備 形 態 社 内 準 備 のみ 社 内 準 備 と 共 済 制 度 の 併 用 中 小 企 業 退 職 金 共 済 制 度 のみ 特 定 退 職 金 共 済 制 度 のみ その 他 0% 20% 40% 60% 80% 100% 20.0 29.4 37.0 6.0 7.6 建 設 業 9.9 30.5 42.0 7.6 9.9 製 造 業 17.2 32.6 38.5 6.3 5.4 情 報 通 信 業 27.3 27.3 36.4 9.1 運 輸 業 27.0 29.7 32.4 2.78.1 卸 売 業, 小 売 業 25.2 32.0 33.0 6.82.9 金 融 業, 保 険 業 100.0 宿 泊 業, 飲 食 サーヒ ス 業 25.0 8.3 58.3 8.3 サーヒ ス 業 28.6 21.4 31.3 5.4 13.4 10~29 人 19.9 25.3 42.7 6.5 5.7 30~49 人 21.4 33.3 32.5 7.1 5.6 50~99 人 19.3 37.5 26.1 3.4 13.6 100~299 人 17.2 44.8 10.33.4 24.1 イ 退 職 一 時 金 の 受 給 に 必 要 な 最 低 勤 続 年 数 退 職 一 時 金 を 受 給 するのに 必 要 な 最 低 勤 続 年 数 は 会 社 都 合 退 職 ( 定 年 退 職 を 含 む ) の 場 合 では 3 年 が 43.8%と 最 も 高 く 次 いで 1 年 が 24.2% 5 年 以 上 が 14.9%となっている また 自 己 都 合 退 職 の 場 合 でも 3 年 が 53.2%と 最 も 高 く 次 いで 1 年 が 16.3% 5 年 なっている ( 図 11-2) 図 11-2 退 職 一 時 金 の 受 給 に 必 要 な 最 低 勤 続 年 数 1 年 未 満 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 以 上 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 会 社 都 合 退 職 24.2 12.7 43.8 14.9 2.4 2.0 自 己 都 合 退 職 16.3 13.2 53.2 14.4 0.7 2.2-19 -
ウ 退 職 一 時 金 の 算 定 方 法 退 職 一 時 金 の 算 定 方 法 は 退 職 金 算 定 基 礎 額 支 給 率 が 49.8%と 最 も 高 く 定 額 が 12.2% 点 数 方 式 (ポイン ト 制 ) が 10.9% 退 職 金 算 定 基 礎 額 支 給 率 + 定 額 が 2.9%となっている ( 図 11-3) 退 職 金 算 定 ( 注 ) 点 数 方 式 (ポイント 制 ) とは 職 能 等 級 勤 続 年 数 等 を 一 定 の 点 数 基 に 礎 額 x 支 給 置 き 換 えて 退 職 金 を 算 出 する 方 法 ( 一 般 に 点 数 単 価 の 形 がとられて 率 + 定 額 2.9% いる ) 点 数 方 式 (ホ イント 制 ) 10.9% その 他 24.2% 定 額 12.2% 退 職 金 算 定 基 礎 額 x 支 給 率 49.8 % エ 退 職 一 時 金 算 定 基 礎 額 の 決 定 方 法 退 職 一 時 金 算 定 基 礎 額 の 決 定 方 法 は 退 職 時 の 基 本 給 とする 事 業 所 が 43.7%と 最 も 多 く 退 職 時 の 基 本 給 の 一 部 退 職 時 の 基 本 給 + 手 当 の 一 部 退 職 時 の 基 本 給 + 手 当 退 職 時 の 基 本 給 の 一 部 + 手 当 の 一 部 と 合 わせると 退 職 時 の 基 本 給 を 何 らかの 形 で 取 り 入 れる 方 法 は 58.2%となって いる また 別 テーブル 方 式 は 13.1%となっている ( 図 11-4) その 他 28.8% 退 職 時 の 基 本 給 43.7% ( 注 ) 別 テーブル 方 式 とは 退 職 金 算 定 表 とは 別 に 退 職 金 算 定 基 礎 額 表 を 賃 金 と 分 離 し 別 の 体 系 又 はテーブルにもの (12) 退 職 年 金 制 度 の 状 況 ア 退 職 年 金 の 支 払 準 備 形 態 別 テーフ ル 方 式 13.1% 退 職 時 の 基 本 給 の 一 部 + 手 当 の 一 部 0.5% 図 12-1 退 職 時 の 基 本 給 + 手 当 2.5% 退 職 時 の 基 本 給 + 手 当 の 一 部 5.2% 退 職 年 金 の 支 払 準 備 形 態 退 職 時 の 基 本 給 の 一 部 6.3% 退 職 年 金 の 支 払 準 備 形 態 は 厚 生 年 金 基 金 が 38.3%と 最 も 高 く 次 いで 税 制 適 格 退 職 年 金 の 15.0% 確 定 給 付 企 業 年 金 の 9.2% 確 定 拠 出 年 金 の 7.8% 企 業 独 自 の 年 金 の 6.8%となっ ている ( 図 12-1) ( 注 ) 厚 生 年 金 基 金 とは 厚 生 労 働 大 臣 の 認 可 を 受 けて 基 金 を 設 立 し 厚 生 年 金 保 険 の 給 付 の 一 部 ( 老 齢 年 金 及 び 通 産 老 齢 年 金 のうちの 報 酬 比 例 部 確 定 拠 出 年 分 )を 企 業 年 金 で 代 行 する 制 度 ( 調 整 年 金 ともいう ) 金 税 制 適 格 退 職 年 金 とは 事 業 主 と 信 託 銀 行 又 は 生 命 保 険 会 社 が 退 職 7.8% 労 働 者 に 対 して 退 職 年 金 を 支 給 することを 目 的 とした 信 託 契 約 又 は 保 険 契 約 を 結 び 国 税 庁 長 官 の 承 認 を 得 て 税 法 上 事 業 主 の 掛 金 を 損 金 とする ことが 認 められている 退 職 年 金 制 度 確 定 給 付 企 業 年 金 とは 平 成 14 年 に 確 定 給 付 企 業 年 金 法 の 施 行 に 伴 い 新 たに 創 設 された 制 度 で 規 約 型 とは 労 使 合 意 の 年 金 規 約 に 基 づき 企 業 が 直 接 ( 又 は 信 託 会 社 等 に 指 示 して) 年 金 資 金 を 管 理 運 用 する 制 度 確 定 拠 出 年 金 とは 個 人 又 は 事 業 主 が 拠 出 した 資 金 について 個 人 が 自 己 の 責 任 において 運 用 を 指 図 し 高 齢 期 にその 結 果 に 基 づいた 給 付 が 受 けられる 制 度 (いわゆる 日 本 版 401K) 企 業 独 自 の 年 金 6.8% 確 定 給 付 企 業 年 金 9.2% その 他 22.8% 厚 生 年 金 基 金 38.3% 税 制 適 格 退 職 年 金 15.0% - 20 -
イ 退 職 年 金 の 支 給 期 間 退 職 年 金 の 支 給 期 間 は 有 期 が 過 半 数 の 59.0% 終 身 が 41.0%となっている ( 図 12-2) 図 12-2 退 職 年 金 の 支 給 期 間 有 期 終 身 0% 20% 40% 60% 80% 100% 調 査 調 計 査 計 59.0 41.0 厚 生 年 金 基 金 25.5 74.5 企 業 独 自 の 年 金 確 定 給 付 企 業 年 金 87.5 93.3 12.5 6.7 確 定 拠 出 年 金 45.5 54.5 税 制 適 格 退 職 年 金 92.3 7.7 その 他 60.6 39.4 ウ 税 制 適 格 退 職 年 金 制 度 の 廃 止 に 伴 う 対 応 図 12-3 税 制 適 格 退 職 年 金 制 度 の 廃 止 に 伴 う 対 応 平 成 24 年 3 月 末 で 税 制 適 格 退 職 年 金 制 度 が 廃 止 された 後 の 対 応 は 中 小 企 業 退 職 金 共 済 へ 移 行 が 最 も 多 く 24.4%となっており 次 いで 確 定 給 付 企 業 年 金 へ 移 行 が 13.3% 確 定 拠 出 年 金 ( 企 業 型 )へ 移 行 が 6.7% 厚 生 年 金 基 金 へ 移 行 が 2.2%となっている また 移 行 しないで 解 散 が 6.7% 対 応 を が 46.7%となっている ( 図 12-3 表 12-2) 対 応 を 46.7% 中 小 企 業 退 職 金 共 済 へ 移 行 24.4% 確 定 給 付 企 業 年 金 へ 移 行 13.3% 移 行 しないで 解 散 6.7% 確 定 拠 出 年 金 ( 企 業 型 )へ 移 行 6.7% 厚 生 年 金 基 金 へ 移 行 2.2% 表 12-2 産 業 別 規 模 別 の 税 制 適 格 退 職 年 金 制 度 廃 止 に 伴 う 対 応 ( 単 位 :%) 区 分 厚 生 年 金 基 金 へ 移 行 確 定 拠 出 年 金 確 定 給 付 企 業 ( 企 業 型 )へ 移 行 年 金 へ 移 行 中 小 企 業 退 職 金 共 済 へ 移 行 移 行 しないで 解 散 対 応 を 2.2 6.7 13.3 24.4 6.7 46.7 建 設 業 11.1 0.0 22.2 22.2 0.0 44.4 製 造 業 0.0 13.6 13.6 22.7 13.6 36.4 情 報 通 信 業 0.0 0.0 0.0 50.0 0.0 50.0 運 輸 業 0.0 0.0 25. 0 25.0 0.0 50.0 卸 売 業, 小 売 業 0.0 0.0 0.0 16.7 0.0 83.3 サービス 業 0.0 0.0 0.0 50.0 0.0 50.0 10~29 人 4.5 4.5 4.5 18.2 9.1 59.1 30~49 人 0.0 0.0 20.0 40.0 0.0 40.0 50~99 人 0.0 14.3 14.3 28.6 14.3 28.6 100~299 人 0.0 16.7 33.3 16.7 0.0 33.3-21 -
エ 税 制 適 格 退 職 年 金 制 度 からの 移 行 の 問 題 点 図 12-4 税 制 適 格 退 職 年 金 制 度 からの 移 行 の 問 題 点 税 制 適 格 退 職 年 金 制 度 からの 移 行 に 関 連 して 問 題 と なっていることは 移 行 先 の 制 度 の 情 報 が 不 足 の 37.0%が 最 も 多 く 次 いで 積 立 不 足 のため 移 行 が 困 難 が 29.6% 制 度 移 行 の 実 務 ができる 人 材 がいない が 25.9% 税 制 適 格 退 職 年 金 の 委 託 先 が 非 協 力 的 である が 7.4%となっている ( 図 12-4 表 12-3) 税 制 適 格 退 職 年 金 の 委 託 先 が 非 協 力 的 である 7.4% 制 度 移 行 の 実 務 が できる 人 材 がいない 25.9% 移 行 先 の 制 度 の 情 報 が 不 足 37.0 % 積 立 不 足 のため 移 行 が 困 難 29.6% 表 12-3 区 分 産 業 別 規 模 別 の 税 制 適 格 退 職 年 金 制 度 からの 移 行 の 問 題 点 積 立 不 足 のため 移 行 が 困 難 移 行 先 の 制 度 の 情 報 が 不 足 制 度 移 行 の 実 務 が できる 人 材 がいない 税 制 適 格 退 職 年 金 の 委 託 先 が 非 協 力 的 である 29.6 37.0 25.9 7.4 建 設 業 50.0 25.0 25.0 0.0 製 造 業 50.0 25.0 8.3 16.7 情 報 通 信 業 0.0 50.0 50.0 0.0 卸 売 業, 小 売 業 0.0 60.0 40.0 0.0 サービス 業 0.0 50.0 50.0 0.0 10~29 人 36.4 36.4 18.2 9.1 30~49 人 37.5 50.0 12.5 0.0 50~99 人 16.7 33.3 33.3 16.7 100~299 人 0.0 0.0 100.0 0.0-22 -
(13) モデル 退 職 金 学 校 卒 業 後 ただちに 入 社 し 標 準 的 な 昇 進 経 路 を 経 た 従 業 員 が 平 成 21 年 3 月 に 退 職 したものと 想 定 し た 定 年 退 職 者 の 一 人 平 均 退 職 金 総 額 を 学 歴 別 にみると 支 給 形 態 が 退 職 一 時 金 のみ の 場 合 大 卒 が 859 高 卒 が 841 万 となっている 支 給 形 態 が 退 職 一 時 金 と 退 職 年 金 の 併 用 の 場 合 大 卒 が 1,2 高 卒 が 1,085 万 となっている 規 模 別 にみると 支 給 形 態 が 退 職 一 時 金 のみ の 場 合 30~49 人 の 大 卒 が 1,001 万 高 卒 と 最 も 高 く 最 も 低 いのは 10~29 人 の 大 卒 が 769 万 高 卒 が 735 万 となっている 一 時 金 と 退 職 年 金 の 併 用 の 場 合 100~299 人 の 大 卒 が 1,556 万 高 卒 が 1,305 万 いのは 大 卒 が 30~49 人 の 1,013 万 高 卒 が 50~99 人 の ( 表 977 13-1 万 表 となっている 13-2) 表 13-1 モデル 退 職 金 総 額 1( 支 給 形 態 別 学 歴 別 ) ( 単 位 : 千 ) 学 歴 大 卒 高 卒 支 給 形 態 勤 続 年 数 ( 年 齢 ) 10 年 20 年 30 年 定 年 (32 歳 )(42 歳 ) (52 歳 ) 10 年 20 年 30 年 定 年 (28 歳 )(38 歳 ) (48 歳 ) 退 職 一 時 金 のみ 退 職 一 時 金 と 退 職 年 金 の 併 用 会 社 都 合 1,256.8 3,523.5 6,505.2 8,585.3 1,084.6 3,002.5 5,780.7 8,411.5 自 己 都 合 953.2,821.4 5,626.5-839.12,462.7 4,986.2 - 会 社 都 合 1,541.5 4,558.3 8,639.4 12,375.8 1,365.8 3,830.2 7,330.6 10,848.2 自 己 都 合 1,132.9 3,845.5 7,462.8-976.83,120.4 7,466.2 - 表 13-2 モデル 退 職 金 総 額 2 ( 会 社 都 合 の 定 年 退 職 のみ 支 給 形 態 別 学 歴 別 規 模 別 ) ( 単 位 : 千 ) 支 給 形 態 学 歴 規 模 計 10~29 人 30~49 人 50~99 人 100 退 職 一 時 金 のみ 退 職 一 時 金 と 退 職 年 金 の 併 用 大 卒 8,585.37,685.5 10,008.08,924.0 8,616.5 高 卒 8,411.57,353.3 10,495.38,492.6 9,327.5 大 卒 12,375.8 12,580.2 10,131.0 12,240.2 15,555.4 高 卒 10,848.2 10,9 05.7 9,866.49,769.6 13,053.3-23 -
(14) 賃 金 調 整 雇 用 調 整 賃 金 調 整 雇 用 調 整 の 取 組 状 況 は 残 業 削 減 が 29.1%と 最 も 高 く 次 いで 賃 金 調 整 が 28.8% 用 の 見 送 り が 16.6% 一 時 帰 休 が 16.1% 希 望 退 職 が 7.4% 出 向 が 6.5% 整 理 いる また ワークシェアリングの 取 組 については 生 産 量 が 減 少 し 雇 用 過 剰 感 を 抱 える 企 業 において 所 定 労 働 時 間 の 短 縮 とそれに 伴 う 収 入 の 減 額 を 行 うことにより 雇 用 を 維 持 する 緊 急 対 応 型 ワークシェアリング が 9.9% 勤 務 や 隔 日 勤 務 など 自 発 的 に 労 働 時 間 を 短 縮 し 高 齢 者 や 女 性 などがライフスタイルに 応 じて 多 様 な 働 き 方 の 選 択 肢 を 拡 大 するために 取 り 組 む 多 様 就 業 型 ワークシェアリング が 4.6% 労 働 時 間 の 短 縮 等 により 在 職 者 者 間 での 仕 事 の 分 かち 合 いを 行 う 雇 用 創 出 型 ワークシェアリング が 3.3%となっている ( 表 14) 表 14 産 業 別 規 模 別 の 賃 金 調 整 雇 用 調 整 の 取 組 ( 状 複 況 数 回 答 ) ( 単 位 :%) 区 分 多 様 就 業 型 ワークシェアリング 緊 急 対 応 型 雇 用 創 出 型 残 業 削 減 一 時 帰 休 賃 金 調 整 出 向 新 たな 採 用 の 見 送 り 希 望 退 職 整 理 解 雇 4.6 9.9 3.3 29.1 16.1 28.8 6.5 16.6 7.4 4.4 建 設 業 2.8 4.3 2.8 14.9 9.2 28.4 5.7 14.2 7.8 2.8 製 造 業 5.5 19.1 6.1 48.2 32.7 42.1 7.4 25.9 9.1 8.7 情 報 通 信 業 0.0 0.0 0.0 50.0 8.3 41.7 16.7 0.0 0.0 0.0 運 輸 業 5.4 10.7 3.6 19.6 12.5 17.9 14.3 16.1 5.4 3.6 卸 売 業, 小 売 業 4.14.7 1.4 16.9 3.4 18.9 5.4 12.2 5.4 2.0 金 融 業, 保 険 業 0. 0.0 0.0 50.0 0.0 0.0 50.0 0.0 0.0 0.0 宿 泊 業, 飲 食 サーヒ ス 業 3.1 3.1 0.0 15.6 3.1 25.0 0.0 9.4 6.3 0.0 サービス 業 5.3 3.3 0.7 19.3 6.0 16.0 3.3 7.3 7.3 0.7 10~29 人 4.4 8.4 2.4 24.3 11.9 25.7 3.8 16.2 6.0 3.3 30~49 人 7.0 13.3 3.8 34.2 22.8 32.3 10.8 15.8 12.0 6.3 50~99 人 2.8 8.3 5.6 35.2 19.4 34.3 9.3 14.8 6.5 5.6 100~299 人 2.8 22.2 8.3 61.1 41.7 44.4 19.4 30.6 11.1 8.3 ( 注 ) ワークシェアリング とは 雇 用 の 維 持 創 出 を 図 ることを 目 的 として 労 働 時 間 の 短 縮 を 行 うものであり 雇 用 賃 金 労 働 時 間 の 適 切 な 配 すもの 一 時 帰 休 とは 所 定 労 働 時 間 を 変 更 せず あくまで 使 用 者 側 に 責 任 のある 休 業 とし 平 均 賃 金 の 60% 以 上 の 休 業 手 当 が 支 給 されるもの 賃 金 調 整 とは 基 本 給 諸 手 当 賞 与 等 の 減 額 昇 給 の 抑 制 役 員 報 酬 の 減 額 など 出 向 とは 雇 用 されている 企 業 に 在 籍 のまま 他 企 業 において 相 当 長 期 にわたり 他 企 業 の 業 務 に 従 事 すること - 24 -