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aaaH26年度 医療費の動向_プレスリリース

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S7-2)わが国におけるHIV感染妊娠の動向と近年の特徴


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Taro-案文および改正後全文

平成26年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」について

統 計 表 1 措 置 入 院 患 者 数 医 療 保 護 入 院 届 出 数, 年 次 別 措 置 入 院 患 者 数 ( 人 ) ( 各 年 ( 度 ) 末 現 在 ) 統 計 表 2 措 置 入 院 患 者 数 ( 人 口 10 万 対 ) ( 各 年 ( 度 ) 末 現 在 ) 主 な 生

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

個人住民税徴収対策会議

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類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必 要

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1.H26年エイズ発生動向年報ー概要

36 東 京 私 桜 美 林 大 学 大 学 院 心 理 学 研 究 科 37 東 京 私 大 妻 女 子 大 学 大 学 院 人 間 文 化 研 究 科 38 東 京 私 学 習 院 大 学 大 学 院 人 文 科 学 研 究 科 39 東 京 私 国 際 医 療 福 祉 大 学 大 学 院 医

81 平 均 寿 命 女 単 位 : 年 全 国 長 野 県 島 根 県 沖 縄 県 熊 本 県 新 潟 県 三 重 県 岩 手 県 茨 城 県 和 歌

1, 1

類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 1 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必

設 問 一 覧 全 員 にお 聞 きします 103 万 円 の 壁 130 万 円 の 壁 について 知 っていますか?...(SA) あなたの 年 収 を 教 えてください...(SA) 年 収 が 103 万 円 以 下 103 万 円 超 130 万 円 以 下 と 答 えた 人 あなたは 年

資 料 1 衆 議 院 議 員 小 選 挙 区 選 出 議 員 の 選 挙 区 の 改 定 案 の 概 要 都 道 府 県 別 定 数 の 異 動 (1) 定 数 1 増 埼 玉 県 (14 15) 千 葉 県 (12 13) 神 奈 川 県 (17 18) 滋 賀 県 (3 4) 沖 縄 県 (3

目 次 第 1 制 度 の 概 要 2 第 2 窓 口 での 自 己 負 担 徴 収 の 流 れ 4 第 3 生 活 保 護 受 給 者 等 の 取 扱 い 6 第 4 診 療 報 酬 請 求 について 7 第 5 管 理 票 の 記 載 について 11 第 6 特 定 医 療 ( 指 定 難 病


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PowerPoint プレゼンテーション

勢 一 覧 129 勢 編 1 土 地 総 面 積 国 土 交 通 省 国 土 地 理 院 ホームページ 全 国 市 区 町 村 別 面 積 調 2 民 有 地 面 積 総 務 省 ホームページ 固 定 資 産 の 価 格 等 の 概 要 調 書 3 人 口 総 務 省 統 計 局 ホームページ 人

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

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05_現状把握指標一覧(H28.1.1時点)【 確定版】

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●幼児教育振興法案

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

も 上 昇 すると 見 込 まれる (P.8 11 表 3-2) 2030 年 の 就 業 率 は ゼロ 成 長 参 加 現 状 で 53.2%と 2014 年 の 57.3%から 低 下 するが 経 済 再 生 参 加 進 展 では 59.0%に 上 昇 すると 見 込 まれる (P

そ の 他 類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 広 島 市 城 山 北 城 南 域 包 括 支 援 センター 広 島 市 安 佐 南 区 川 内 B0 平 成 8 年 4 月 日 必 要 な 者

スポーツ振興くじ(2015年度販売・投票概況集計(第755回~第832回))

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①表紙

定款

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決 勝 を 行 う 予 選 での6 種 目 の 各 種 目 ベスト4の 得 点 総 合 計 により 上 位 18 チームを 選 び そのチームによって 決 勝 を 行 う 成 績 順 位 は 決 勝 における6 種 目 の 各 種 目 ベスト4の 得 点 総 合 計 によって 決 定 する 女 子

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

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2 次 2 次 2 次 2 次 信 州 ( 教 育 - 学 校 - 保 健 体 育 ) 70 北 海 道 教 育 ( 教 育 札 幌 - 教 員 - 理 数 教 育 ) 52.5 愛 知 教 育 ( 教 育 - 初 等 - 社 会 ) 宮 城 教 育 ( 教 育 - 中 等 - 国

第1回未決拘禁者の処遇等に関する有識者会議配布資料

第1条を次のように改める

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育 児 休 業 給 付 の 支 給 ( 雇 用 保 険 ) 雇 用 保 険 の 被 保 険 者 の 方 が 1 歳 ( 保 育 所 に 入 所 できないなど 一 定 の 場 合 は1 歳 6か 月 )に 満 たない 子 を 養 育 するために 育 児 休 業 をした 場 合 に 一 定 の 要 件

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(1) 人口規模別市区町村数平成 17(2005) 年 ( 市区町村数 ) 人口規模 ( 人 ) 都道府県 5 千未満 5 千 ~ 1 万 1~ 2 万 2~ 3 万 3~ 5 万 5~ 10 万 10~ 20 万 20~ 30 万 30~ 50 万 50~ 100 万 100 万以上 北 海 道

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

公表表紙

認 し 通 常 の 立 入 検 査 に 際 しても 許 可 内 容 が 遵 守 されていることを 確 認 するこ と 2 学 校 薬 剤 師 業 務 の 兼 任 学 校 薬 剤 師 の 業 務 を 兼 任 する 場 合 の 取 扱 いは 次 のとおりとする (1) 許 可 要 件 1 薬 局 等 の

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

5) 在 宅 医 療 提 供 体 制 の 検 討 退 院 に 関 わる 業 種 ごとに 部 会 を 立 ち 上 げ 在 宅 医 療 に 必 要 なことについて 検 討 していく またそれを 拠 点 整 備 事 業 委 員 会 が 統 括 し さらにそれを 拠 点 整 備 事 業 協 議 会 が 監


(15) 兵 庫 県 道 高 速 湾 岸 線 (16) 神 戸 市 道 高 速 道 路 2 号 線 (17) 兵 庫 県 道 高 速 北 神 戸 線 (18) 神 戸 市 道 高 速 道 路 北 神 戸 線 (19) 神 戸 市 道 高 速 道 路 湾 岸 線 のうち 上 り 線 については 神 戸

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や


1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

独立行政法人国立病院機構呉医療センター医療機器安全管理規程

70 愛媛大学

2 積 極 的 な 接 種 勧 奨 の 差 し 控 え 国 は 平 成 25 年 4 月 から 定 期 接 種 化 したが ワクチン 接 種 との 関 連 を 否 定 できない 持 続 的 な 痛 みなどの 症 状 が 接 種 後 に 見 られたことから 平 成 25 年 6 月 定 期 接 種 と

16 日本学生支援機構

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

学校法人日本医科大学利益相反マネジメント規程

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

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私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

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技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

毎 月 の 給 与 等 ( )を 一 定 の 等 級 区 分 にあてはめた 標 準 月 額 の 上 限 が 現 行 の47 等 級 から50 等 級 に 改 正 されます ( 別 紙 健 康 保 険 料 額 表 参 照 ) なお 法 改 正 に 伴 い 標 準 月 額 が 改 定 される 方 につい

スライド 1

Transcription:

11. 心 神 喪 失 者 等 医 療 観 察 法 指 定 医 療 機 関 の 整 備 等 について 医 療 観 察 法 ( 以 下 法 という ) は 平 成 15 年 7 月 に 公 布 平 成 17 年 7 月 に 施 行 され 心 神 喪 失 者 等 の 状 態 で 重 大 な 他 害 行 為 を 行 った 法 対 象 者 に 対 して 適 切 な 医 療 を 提 供 し 社 会 復 帰 の 促 進 を 図 っているところである (1) 指 定 入 院 医 療 機 関 の 現 状 医 療 観 察 法 に 基 づく 指 定 入 院 医 療 機 関 の 整 備 については 全 国 で 720 床 程 度 ( 予 備 病 床 を 含 め 800 床 程 度 )を 目 標 として 整 備 を 進 めているが 1 地 元 自 治 体 及 び 周 辺 住 民 への 理 解 が 深 まらないこと 2 医 療 従 事 者 の 確 保 が 困 難 であること などを 背 景 として 昨 年 度 まで 整 備 が 遅 れ 病 床 不 足 状 態 にあったところである 平 成 23 年 2 月 1 日 現 在 国 関 係 では 国 立 精 神 神 経 医 療 研 究 センター 病 院 及 び 国 立 病 院 機 構 が 設 置 する 精 神 科 専 門 医 療 機 関 において 15 箇 所 (478 床 ) の 整 備 を 都 道 府 県 関 係 については 11 の 自 治 体 (128 床 )の 協 力 を 得 て 整 備 を 行 い 現 状 病 床 不 足 は 解 消 したところであるが 今 後 の 整 備 予 定 を 勘 案 し てもなお 整 備 地 域 が 偏 在 しており 引 き 続 き 指 定 入 院 医 療 機 関 の 整 備 を 推 進 する 必 要 がある (2) 地 域 社 会 における 処 遇 の 円 滑 な 実 施 等 について 法 に 基 づく 地 域 社 会 における 処 遇 については 地 域 社 会 における 処 遇 のガ イドライン( 平 成 17 年 7 月 14 日 障 精 発 0714003 号 )( 以 下 ガイドライン という ) に 基 づき 行 われているところであるが 法 対 象 者 に 対 する 地 域 社 会 における 処 遇 をより 円 滑 に 進 めるためには 精 神 保 健 福 祉 に 携 わる 地 域 関 係 者 の 協 力 の 下 に ガイドラインに 基 づく 地 域 処 遇 体 制 の 基 盤 構 築 及 びその 充 実 を 図 る ことが 重 要 であると 考 えている 厚 生 労 働 省 としては 医 療 観 察 法 の 地 域 処 遇 体 制 の 強 化 が 図 られるよう 入 院 対 象 者 入 院 医 学 管 理 料 及 び 通 院 対 象 者 通 院 医 学 管 理 料 の 改 定 などによる 対 応 を 実 施 しており 法 の 目 的 である 継 続 的 な 医 療 の 提 供 と 社 会 復 帰 の 促 進 に 努 めて いるところである とりわけ 通 院 対 象 者 の 状 況 に 応 じて 専 門 的 な 医 療 を 提 供 する 指 定 通 院 医 療 機 関 については 社 会 復 帰 の 観 点 から 法 対 象 者 の 帰 住 地 の 近 郊 において 指 定 通 院 医 療 機 関 を 確 保 することが 重 要 であると 考 えている このため 都 道 府 県 におかれては 市 町 村 等 の 関 係 機 関 と 平 素 から 緊 密 に 連 携 のうえ ガイドラインに 基 づく 地 域 連 携 体 制 の 基 盤 構 築 の 充 実 を 図 るとともに 法 対 象 者 が 居 住 する 地 域 において 適 切 な 通 院 処 遇 が 図 られるよう 指 定 通 院 医 療 機 関 を 引 き 受 ける 医 療 機 関 の 確 保 について ご 理 解 とご 協 力 を 賜 りたい なお 法 に 基 づく 医 療 を 提 供 した 結 果 当 該 対 象 者 に 対 する 法 に 基 づく 医 療 は 終 了 し 精 神 保 健 福 祉 法 に 基 づく 医 療 に 移 行 する 事 例 がある こうした 対 象 者 に 対 する 地 域 処 遇 をより 円 滑 に 進 めるためには 当 該 者 が 地 域 精 神 保 健 施 策 の 対 象 であることを 再 度 ご 認 識 いただくとともに 個 別 に 帰 住

地 の 都 道 府 県 と 相 談 の 上 都 道 府 県 立 病 院 での 医 療 の 提 供 を 引 き 続 きお 願 いした いと 考 えているので 都 道 府 県 立 病 院 での 受 入 れや 当 該 対 応 が 困 難 な 場 合 にお ける 受 入 れ 先 の 確 保 を 図 っていただくようお 願 いする

医 療 観 察 法 の 仕 組 み ( 制 度 は 法 務 省 厚 生 労 働 省 共 管 ) 平 成 15 年 7 月 成 立 公 布 平 成 17 年 7 月 15 日 施 行 心 神 喪 失 等 で 重 大 な 他 害 行 為 を 行 った 者 に 対 して 継 続 的 かつ 適 切 な 医 療 並 びにその 確 保 のために 必 要 な 観 察 及 び 指 導 を 行 うことに よって 病 状 の 改 善 及 び 同 様 の 行 為 の 再 発 防 止 を 図 り その 社 会 復 帰 を 促 進 するよう 対 象 者 の 処 遇 を 決 定 する 手 続 等 を 定 めるもの 重 大 な 他 害 行 為 検 察 官 起 訴 裁 判 所 実 刑 判 決 医 療 観 察 法 における 入 院 医 療 及 び 通 院 医 療 は 厚 生 労 働 大 臣 が 行 う 不 起 訴 ( 心 神 喪 失 等 を 認 定 ) 無 罪 等 ( 心 神 喪 失 等 を 理 由 ) 裁 判 官 と 精 神 保 健 判 定 医 の 合 議 制 検 察 官 に よ る 申 立 て 鑑 定 入 院 地 方 裁 判 所 に お け る 審 判 入 院 決 定 通 院 決 定 入 院 医 療 の 提 供 入 院 医 療 ( 指 定 入 院 医 療 機 関 ) 設 置 主 体 は 国 都 道 府 県 特 定 独 立 行 政 法 人 ( 入 院 期 間 は 標 準 で18ヶ 月 程 度 ) 指 定 入 院 医 療 機 関 病 床 数 の 整 備 目 標 は720 床 程 度 退 院 決 定 地 域 での 支 援 入 院 再 入 院 決 定 精 神 保 健 観 察 ( 保 護 観 察 所 ) 入 院 によらない 医 療 ( 通 院 医 療 ) ( 指 定 通 院 医 療 機 関 ) 精 神 保 健 福 祉 法 等 に 基 づく 援 助 ( 都 道 府 県 市 町 村 等 ) 原 則 3 年 で 終 了 刑 務 所 鑑 定 入 院 は 精 神 科 病 院 で 実 施 ( 期 間 は 2ヶ 月 が 原 則 ) 不 処 遇 一 般 の 精 神 保 健 福 祉

指 定 入 院 医 療 機 関 の 整 備 状 況 1. 国 関 係 平 成 23 年 2 月 1 日 現 在 は 稼 働 中 の 指 定 入 院 医 療 機 関 1 国 立 病 院 機 構 花 巻 病 院 ( 岩 手 県 ) 2 国 立 病 院 機 構 下 総 精 神 医 療 センター( 千 葉 県 ) 3 国 立 精 神 神 経 医 療 研 究 センター 病 院 ( 東 京 都 ) 66 床 4 国 立 病 院 機 構 久 里 浜 アルコール 症 センター( 神 奈 川 県 ) 50 床 5 国 立 病 院 機 構 さいがた 病 院 ( 新 潟 県 ) 6 国 立 病 院 機 構 北 陸 病 院 ( 富 山 県 ) 7 国 立 病 院 機 構 小 諸 高 原 病 院 ( 長 野 県 ) 17 床 8 国 立 病 院 機 構 東 尾 張 病 院 ( 愛 知 県 ) 9 国 立 病 院 機 構 榊 原 病 院 ( 三 重 県 ) 17 床 10 国 立 病 院 機 構 松 籟 荘 病 院 ( 奈 良 県 ) 11 国 立 病 院 機 構 鳥 取 医 療 センター( 鳥 取 県 ) 8 床 ( 将 来 17 床 で 運 営 予 定 ) 12 国 立 病 院 機 構 賀 茂 精 神 医 療 センター( 広 島 県 ) 13 国 立 病 院 機 構 肥 前 精 神 医 療 センター( 佐 賀 県 ) 14 国 立 病 院 機 構 菊 池 病 院 ( 熊 本 県 ) 23 床 15 国 立 病 院 機 構 琉 球 病 院 ( 沖 縄 県 ) ( 病 床 数 は 予 備 病 床 を 含 む)

指 定 入 院 医 療 機 関 の 整 備 状 況 2. 都 道 府 県 関 係 は 稼 働 中 の 指 定 入 院 医 療 機 関 1 群 馬 県 立 精 神 医 療 センター 6 床 ( 将 来 16 床 で 運 営 予 定 ) 2 東 京 都 立 松 沢 病 院 3 神 奈 川 県 立 精 神 医 療 センター 芹 香 病 院 2 床 ( 将 来 で 運 営 予 定 ) 4 山 梨 県 立 北 病 院 5 床 5 長 野 県 立 駒 ヶ 根 病 院 6 床 6 静 岡 県 立 こころの 医 療 センター 2 床 ( 将 来 12 床 で 運 営 予 定 ) 7 大 阪 府 立 精 神 医 療 センター 5 床 ( 将 来 で 運 営 予 定 ) 8 岡 山 県 精 神 科 医 療 センター 9 長 崎 県 病 院 企 業 団 長 崎 県 精 神 医 療 センター 17 床 10 鹿 児 島 県 立 姶 良 病 院 17 床 11 山 口 県 立 こころの 医 療 センター 2 床 ( 将 来 8 床 で 運 営 予 定 ) 12 山 形 県 立 鶴 岡 病 院 17 床 建 設 準 備 中 13 茨 城 県 立 友 部 病 院 17 床 建 設 準 備 中 14 埼 玉 県 精 神 医 療 センター 建 設 準 備 中 15 栃 木 県 立 岡 本 台 病 院 18 床 建 設 準 備 中 16 滋 賀 県 立 精 神 医 療 センター 23 床 建 設 準 備 中 17 愛 知 県 立 城 山 病 院 17 床 建 設 準 備 中 病 床 整 備 の 現 状 :606 床 うち 国 関 係 :478 床 都 道 府 県 関 係 128 床 ( 平 成 23 年 2 月 1 日 現 在 ) ( 病 床 数 は 予 備 病 床 を 含 む)

指 定 入 院 医 療 機 関 の 状 況 ( 平 成 23 年 2 月 1 日 現 在 ) 指 定 入 院 医 療 機 関 あり 又 は 建 設 建 設 準 備 中 指 定 入 院 医 療 機 関 なし

指 定 通 院 医 療 機 関 の 整 備 状 況 平 成 22 年 7 月 31 日 現 在 指 定 数 平 成 22 年 7 月 31 日 現 在 指 定 数 都 道 府 県 名 病 院 診 療 所 薬 局 政 令 1 条 ( 訪 問 看 護 ) 都 道 府 県 名 計 病 院 診 療 所 薬 局 政 令 1 条 ( 訪 問 看 護 ) 計 北 海 道 29 2 11 1 43 滋 賀 県 8 1 3 0 12 青 森 県 7 1 142 1 151 京 都 府 3 0 33 2 38 岩 手 県 5 0 4 0 9 大 阪 府 24 0 16 15 55 宮 城 県 8 2 5 4 19 兵 庫 県 16 1 5 6 28 秋 田 県 3 0 334 1 338 奈 良 県 4 0 6 1 11 山 形 県 8 2 7 2 19 和 歌 山 県 4 1 5 0 10 福 島 県 8 1 172 2 183 鳥 取 県 4 0 121 0 125 茨 城 県 10 0 376 0 386 島 根 県 3 1 8 1 13 栃 木 県 5 0 1 0 6 岡 山 県 4 0 3 0 7 群 馬 県 2 0 147 0 149 広 島 県 4 1 5 2 12 埼 玉 県 7 1 100 1 109 山 口 県 6 0 14 0 20 千 葉 県 10 0 76 2 88 徳 島 県 5 1 0 0 6 東 京 都 11 2 12 1 26 香 川 県 3 0 6 0 9 神 奈 川 県 11 1 1 2 15 愛 媛 県 8 0 4 2 14 新 潟 県 10 0 442 1 453 高 知 県 6 0 88 2 96 山 梨 県 3 0 2 0 5 福 岡 県 14 1 3 4 22 長 野 県 11 1 45 3 60 佐 賀 県 7 0 5 0 12 富 山 県 3 0 10 3 16 長 崎 県 4 0 7 1 12 石 川 県 4 0 6 1 11 熊 本 県 3 0 0 1 4 岐 阜 県 7 1 40 0 48 大 分 県 3 0 3 0 6 静 岡 県 12 0 8 0 20 宮 崎 県 3 0 0 0 3 愛 知 県 10 2 3 1 16 鹿 児 島 県 9 0 0 1 10 三 重 県 6 0 0 1 7 沖 縄 県 6 0 5 1 12 福 井 県 4 0 49 0 53 合 計 345 23 2,333 66 2,767 ( 医 療 観 察 法 医 療 体 制 整 備 推 進 室 調 べ)

平 成 22 年 4 月 からの 新 たな 取 り 組 みについて 1. 入 院 対 象 者 医 学 管 理 料 の 改 定 について [ 厚 生 労 働 省 の 取 り 組 み] 社 会 復 帰 移 行 後 1 年 半 超 過 した 時 は 入 院 対 象 者 入 院 医 学 管 理 料 を 逓 減 2. 通 院 対 象 者 医 学 管 理 料 の 改 定 について [ 厚 生 労 働 省 の 取 り 組 み] 通 院 医 学 管 理 料 事 前 調 整 加 算 ( 通 院 移 行 のための 事 前 調 整 を 評 価 )を 設 定 通 院 医 学 管 理 情 報 提 供 加 算 医 療 観 察 訪 問 看 護 情 報 提 供 (ケア 会 議 に 出 席 して 情 報 提 供 した 場 合 を 評 価 )を 設 定 医 療 観 察 法 認 知 療 法 認 知 行 動 療 法 ( 診 療 に 要 した 時 間 が30 分 以 上 の 場 合 に 算 定 )を 設 定

医 療 観 察 法 診 療 報 酬 (22 年 4 月 改 訂 の 概 要 1) Ⅰ 入 院 対 象 者 入 院 医 学 管 理 料 社 会 復 帰 期 入 院 対 象 者 について 6ヶ 月 を 標 準 に 社 会 復 帰 を 図 る 観 点 から 社 会 復 帰 期 移 行 後 1 年 半 を 超 えるような 事 例 については 入 院 対 象 者 入 院 医 学 管 理 料 を 逓 減 1 年 以 上 (900 点 減 算 ) 1 年 以 上 1 年 180 日 未 満 ( 900 点 減 算 ) 1 年 180 日 以 上 (1400 点 減 算 ) Ⅱ 通 院 対 象 者 通 院 医 学 管 理 料 1 通 院 決 定 に 通 院 移 行 のための 事 前 調 整 を 評 価 通 院 医 学 管 理 事 前 調 整 加 算 ( 新 設 ) 600 点 ( 初 回 のみ 算 定 ) 2 通 院 処 遇 中 にケア 会 議 に 出 席 して 情 報 提 供 をした 場 合 の 評 価 通 院 医 学 管 理 情 報 提 供 加 算 ( 新 設 ) 450 点 ( 通 院 医 学 管 理 実 施 機 関 のみ 算 定 ) 医 療 観 察 訪 問 看 護 情 報 提 供 料 ( 新 設 ) 200 点 ( 訪 問 看 護 ステーションのみ 算 定 ) 3 医 療 観 察 通 院 精 神 療 法 の 基 準 の 変 更 ロ イ 以 外 の 場 合 ( 病 院 診 療 所 の 区 分 を 廃 止 ) (1) 30 分 以 上 の 場 合 360 点 400 点 (2) 30 分 未 満 の 場 合 330 点 ( 診 療 所 は350 点 ) 330 点

医 療 観 察 法 診 療 報 酬 (22 年 4 月 改 訂 の 概 要 2) 4 デイケア 等 の 取 扱 い 前 期 中 期 については 早 期 加 算 相 当 として 加 算 デイ ナイト ケアを 算 定 した 場 合 は デイケア 及 びナイトケアを 算 定 しない ショート ケア デイ ケア ナイト ケア デイ ネイト ケア 小 規 模 変 更 なし 550 590 点 500 540 点 1000 1040 点 大 規 模 変 更 なし 660 700 点 500 540 点 1000 1040 点 前 期 中 期 加 算 20 点 50 点 50 点 50 点 5 医 療 観 察 認 知 療 法 認 知 行 動 療 法 ( 新 設 ) 420 点 (1 日 につき) 一 連 の 治 療 計 画 を 作 成 し 対 象 者 に 説 明 した 上 で 行 った 場 合 に16 回 を 限 度 に 算 定 診 療 に 要 した 時 間 が30 分 以 上 の 場 合 に 算 定

医 療 観 察 法 診 療 報 酬 (22 年 4 月 改 訂 の 概 要 3) Ⅰ 医 療 観 察 訪 問 看 護 ( 新 章 として 設 定 ) 訪 問 看 護 事 業 型 指 定 通 院 医 療 機 関 が 訪 問 看 護 を 行 った 場 合 の 費 用 を 規 定 1 医 療 観 察 訪 問 看 護 基 本 料 ア 医 療 観 察 訪 問 看 護 基 本 料 (Ⅰ) 555 点 イ 医 療 観 察 訪 問 看 護 基 本 料 (Ⅱ) 160 点 A 基 本 料 (Ⅰ)については 通 院 医 学 管 理 を 行 っている 指 定 通 院 医 療 機 関 の 主 治 医 の 指 示 に 基 づき 訪 問 看 護 事 業 型 指 定 通 院 医 療 機 関 の 保 健 師 看 護 師 作 業 療 法 士 ( 看 護 師 等 )が 訪 問 看 護 を 行 った 場 合 に 算 定 看 護 師 等 が 他 の 看 護 師 等 と 訪 問 看 護 を 行 った 場 合 430 点 加 算 看 護 師 等 が 他 の 准 看 護 師 と 訪 問 看 護 を 行 った 場 合 380 点 加 算 B 基 本 料 (Ⅱ)については 福 祉 ホーム 等 の 施 設 に 入 所 中 の 対 象 者 に 対 して 通 院 医 学 管 理 を 行 っている 指 定 通 院 医 療 機 関 の 主 治 医 の 指 示 に 基 づき 訪 問 看 護 事 業 型 指 定 通 院 医 療 機 関 が 訪 問 看 護 を 行 った 場 合 に 算 定 3 時 間 を 超 えた 場 合 超 えた 分 について5 時 間 を 限 度 として 1 時 間 とその 端 数 ごとに 40 点 加 算