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(1) 事 実 の 認 定 について 1 地 方 自 治 法 第 92 条 の2 及 び 公 職 選 挙 法 第 104 条 の 解 釈 について 慎 重 に 審 査 を 行 うため まず 地 方 自 治 法 第 92 条 の2や 公 職 選 挙 法 第 104 条 に 定 める 兼 業 禁 止 規 定 の 解 釈 判 例 について 確 認 を 行 った これは 何 を ねらいとして 規 定 されているのかという 法 の 趣 旨 何 が 法 で 禁 止 されている 請 負 に 該 当 するのかを 確 認 するためである 法 解 釈 について 意 見 を 聞 くため 委 員 会 規 定 第 9 条 の 規 定 に 基 づき 執 行 機 関 に 対 して 協 力 を 要 請 し 本 日 の 委 員 会 に 法 制 担 当 課 ( 企 画 政 策 課 ) 職 員 の 出 席 を 要 請 していたが それに 応 じ 副 市 長 及 び 企 画 政 策 課 主 幹 の 出 席 を 得 た 企 画 政 策 課 主 幹 から 法 の 趣 旨 判 例 行 政 実 例 ( 法 律 を 所 管 している 総 務 省 の 見 解 ) 等 について 説 明 を 受 けた 公 職 選 挙 法 第 104 条 では 地 方 自 治 法 第 92 条 の2に 規 定 する 関 係 を 有 する 者 は 当 選 の 告 知 を 受 けた 日 から5 日 以 内 にその 関 係 を 有 しなくなった 旨 の 届 出 をしなければならないものとされている しかし 5 日 以 上 経 過 した 後 にその 事 実 を 知 ったとしても 後 日 発 覚 した 場 合 の 定 めが 公 職 選 挙 法 にはな いため 現 時 点 では 公 職 選 挙 法 第 104 条 を 適 用 することはできなくなってい る (これは 愛 知 県 選 挙 管 理 委 員 会 にも 確 認 済 みである ) そのため 今 回 の 論 点 は 地 方 自 治 法 第 92 条 の2に 規 定 する 請 負 に 該 当 す るか 否 かである その 後 質 疑 を 行 った 主 な 質 疑 は 次 のとおりである 問 請 負 について 民 間 保 育 所 に 関 する 判 例 や 行 政 実 例 はあるのか 答 調 査 した 限 りない 問 法 人 の 場 合 は 全 体 の 業 務 量 に 占 める 請 負 の 割 合 が 問 題 となるようだ が 最 終 的 には 個 々 具 体 的 に 判 断 するしかないということである 請 負 量 が 全 体 の 50%というのは 一 定 の 目 安 と 考 えて 良 いのか 答 昭 和 62 年 10 月 20 日 の 最 高 裁 判 決 や 平 成 15 年 12 月 25 日 の 東 京 高 裁 判 決 を 見 ると 半 分 以 上 ならば そのこと 自 体 が 請 負 に 該 当 する 半 分 でなくても 事 情 によっては 請 負 関 係 に 当 たるというような 解 釈 となっ ている 問 議 員 の 身 分 を 有 した 場 合 での 陳 情 等 が 契 約 額 及 び 内 容 等 に 何 らかの 影 響 を 及 ぼしうるものかどうかという 論 点 は 地 方 自 治 法 第 92 条 の2の 運 用 において 重 要 になってくるのか 答 地 方 自 治 法 第 92 条 の2の 規 定 は あくまでも 客 観 的 な 事 実 として 市 と 請 負 関 係 にあるかどうかがポイントである その 影 響 力 を 行 使 したか 否 かということは 法 的 な 問 題 というよりも 政 治 的 道 義 的 な 問 題 で 2

あると 考 えている 問 地 方 自 治 法 第 127 条 の 資 格 決 定 において 請 負 に 該 当 するかどうかの 認 定 に 当 たっては 地 方 自 治 法 第 92 条 の2に 該 当 するという 証 明 が 必 要 と なるか 答 資 格 決 定 は 議 会 の 判 断 ということになるが それなりの 理 由 理 屈 が 必 要 となるだろう ただし 対 抗 手 段 として 訴 訟 の 道 が 開 かれおり 最 終 的 な 判 断 は 司 法 の 場 に 委 ねられている 2 久 永 和 枝 議 員 に 対 する 出 席 要 求 及 び 事 情 聴 取 について 以 下 については 全 会 一 致 で 確 認 した 事 実 の 認 定 に 当 たっては 本 人 への 事 情 聴 取 が 必 要 である 次 回 8 月 1 日 に 開 催 する 委 員 会 に 本 人 の 出 席 を 要 求 していく 当 日 質 問 する 内 容 については 事 前 に 本 人 に 通 知 していくが やむを 得 ない 事 情 により 欠 席 される 場 合 には 質 問 事 項 に 対 し 文 書 で 回 答 されるよう 求 めて いく 質 問 事 項 については 協 議 の 結 果 次 の 質 問 をすることに 決 定 した 久 永 議 員 に 対 する 質 問 事 項 議 員 の 兼 業 禁 止 に 関 する 法 律 を 知 っていたか ( 地 方 自 治 法 第 92 条 の2 公 職 選 挙 法 第 104 条 ) ( 知 っていた 場 合 )いつから 知 っていたのか ( 知 らなかった 場 合 )いつ 知 ったのか 今 回 の 件 は 請 負 だという 認 識 はあるか 大 府 市 議 会 議 員 政 治 倫 理 要 綱 申 し 合 わせ 事 項 の 内 容 は 知 っていたか ( 知 っていた 場 合 )いつから 知 っていたのか ( 知 らなかった 場 合 )いつ 知 ったのか 今 回 の 件 は 申 し 合 わせに 違 反 する 内 容 だという 認 識 はあるか 神 田 わんぱくクラブの 代 表 者 を いつからいつまで 務 めていたのか 神 田 わんぱくクラブの 代 表 者 には どのような 手 続 経 緯 で 選 ばれたのか 既 に 代 表 者 を 辞 めたのであれば 代 表 者 を 辞 めた 理 由 は 何 か 代 表 者 を 務 めていた 期 間 代 表 者 としての 報 酬 は 受 け 取 っていたのか 6 月 中 旬 に 議 長 のところに この 件 について 話 に 来 た 趣 旨 は 何 だったのか 神 田 わんぱくクラブの 代 表 者 として( 大 府 市 議 会 議 員 として) この 委 託 事 業 に 関 して 市 にどのような 働 きかけをしたのか 今 回 の 政 治 倫 理 委 員 会 の 開 催 を 受 けて 何 か 市 民 に 対 して 伝 えたいことがあれば 今 回 の 政 治 倫 理 委 員 会 の 開 催 を 受 けて 何 らかの 対 応 を 考 えているか 3

出 席 要 求 書 と 上 記 の 質 問 事 項 については 委 員 会 終 了 後 の 午 後 3 時 頃 正 副 議 長 立 会 いの 下 正 副 委 員 長 から 久 永 議 員 に 手 渡 した 3 教 育 委 員 会 ( 生 涯 学 習 課 )に 対 する 資 料 提 供 依 頼 及 び 出 席 要 請 について 以 下 についても 全 会 一 致 で 確 認 した 事 実 の 認 定 に 当 たっては 事 業 や 委 託 契 約 の 実 態 ( 内 容 金 額 )について 確 認 していく 必 要 があるため 教 育 委 員 会 に 対 して 資 料 の 提 供 を 依 頼 していく また 次 回 の 委 員 会 に 事 業 担 当 課 である 教 育 委 員 会 生 涯 学 習 課 職 員 の 出 席 を 要 請 することになった 提 供 を 依 頼 する 資 料 の 内 容 について 協 議 を 行 った 結 果 委 託 契 約 の 内 容 及 び 金 額 のわかる 資 料 ( 委 託 契 約 書 の 写 し 収 支 報 告 書 等 の 写 し 等 )のほか 市 に 対 する 働 きかけの 状 況 がわかる 資 料 についても 提 供 を 依 頼 することとし た また 大 府 市 議 会 議 員 として あるいは 会 派 ( 日 本 共 産 党 大 府 市 議 団 )とし て 市 長 に 提 出 した 要 望 書 等 の 写 しの 提 供 を 依 頼 することとした これら 提 供 された 資 料 については 委 員 には 提 供 され 次 第 配 布 することとし 次 回 の 委 員 会 までに 各 自 で 事 前 に 精 読 しておくこととした (2) 今 後 の 日 程 について 次 回 の 委 員 会 も 引 き 続 き 事 実 の 認 定 を 行 う 事 実 の 認 定 が 終 了 すれば 違 反 措 置 の 検 討 に 入 っていく 8 月 12 日 の 委 員 会 を 目 途 に 政 治 倫 理 委 員 会 としての 結 論 を 出 していきたい 今 後 の 日 程 は 次 のとおり ただし 早 期 に 審 査 が 終 了 した 場 合 には 以 降 の 委 員 会 は 開 催 しない 第 10 回 8/ 1( 月 )9:30~ 事 実 の 認 定 違 反 措 置 の 検 討 ( 久 永 議 員 本 人 の 出 席 を 求 める また 事 業 担 当 課 の 職 員 の 出 席 を 要 請 する ) 第 11 回 8/12( 金 )9:30~ 違 反 措 置 の 検 討 歯 止 めの 検 討 まとめ 第 12 回 8/18( 木 )9:30~ 4

関 係 法 令 等 抜 粋 ( 参 考 ) 公 職 選 挙 法 ( 抄 ) ( 請 負 等 をやめない 場 合 の 地 方 公 共 団 体 の 議 会 の 議 員 又 は 長 の 当 選 人 の 失 格 ) 第 百 四 条 地 方 公 共 団 体 の 議 会 の 議 員 又 は 長 の 選 挙 における 当 選 人 で 当 該 地 方 公 共 団 体 に 対 し 地 方 自 治 法 第 九 十 二 条 の 二 又 は 第 百 四 十 二 条 に 規 定 する 関 係 を 有 する 者 は 当 該 選 挙 に 関 する 事 務 を 管 理 する 選 挙 管 理 委 員 会 に 対 し 第 百 一 条 の 三 第 二 項 の 規 定 による 当 選 の 告 知 を 受 けた 日 から 五 日 以 内 に 同 法 第 九 十 二 条 の 二 又 は 第 百 四 十 二 条 に 規 定 する 関 係 を 有 しなくなつた 旨 の 届 出 をしないときは その 当 選 を 失 う 地 方 自 治 法 ( 抄 ) 関 係 私 企 業 への 就 職 の 制 限 第 九 十 二 条 の 二 普 通 地 方 公 共 団 体 の 議 会 の 議 員 は 当 該 普 通 地 方 公 共 団 体 に 対 し 請 負 をする 者 及 びその 支 配 人 又 は 主 として 同 一 の 行 為 をする 法 人 の 無 限 責 任 社 員 取 締 役 執 行 役 若 しくは 監 査 役 若 しくはこれらに 準 ずべき 者 支 配 人 及 び 清 算 人 たること ができない 失 職 及 び 資 格 決 定 第 百 二 十 七 条 普 通 地 方 公 共 団 体 の 議 会 の 議 員 が 被 選 挙 権 を 有 しない 者 であるとき 又 は 第 九 十 二 条 の 二 の 規 定 に 該 当 するときは その 職 を 失 う その 被 選 挙 権 の 有 無 又 は 同 条 の 規 定 に 該 当 するかどうかは 議 員 が 公 職 選 挙 法 第 十 一 条 第 十 一 条 の 二 若 しく は 第 二 百 五 十 二 条 又 は 政 治 資 金 規 正 法 ( 昭 和 二 十 三 年 法 律 第 百 九 十 四 号 ) 第 二 十 八 条 の 規 定 に 該 当 するため 被 選 挙 権 を 有 しない 場 合 を 除 くほか 議 会 がこれを 決 定 する この 場 合 においては 出 席 議 員 の 三 分 の 二 以 上 の 多 数 によりこれを 決 定 しなければな らない 2~4 略 大 府 市 議 会 議 員 政 治 倫 理 要 綱 申 し 合 わせ 事 項 ( 抄 ) 大 府 市 議 会 議 員 政 治 倫 理 要 綱 第 2 条 ( 遵 守 事 項 )に 関 連 して 政 治 倫 理 確 立 のた めに 次 の 事 項 を 申 し 合 わせることとする ただし 運 用 に 際 しては 正 当 な 政 治 活 動 を 妨 げることのないよう 特 に 留 意 するものとする Ⅰ) 次 に 掲 げる 企 業 団 体 等 の 長 または 役 員 には 就 任 しないこと 1 市 から 運 営 費 に 関 する 補 助 金 の 交 付 を 受 けている 各 種 団 体 の 長 (ただし 商 工 会 議 所 農 協 市 婦 人 会 連 合 会 市 老 人 クラブ 連 合 会 は 役 員 三 役 まで 含 む ) 2 市 との 請 負 または 物 品 等 の 納 品 を 行 う 企 業 Ⅱ) 市 が 行 う 許 認 可 およびその 他 の 契 約 に 関 し 特 定 の 企 業 団 体 等 のために 有 利 な 取 り 計 らいをしないこと 5