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さ と う 安 吾 賞 佐 藤 まさる 優 ( 作 家 元 外 務 省 主 任 分 析 官 ) 写 真 永 井 浩 作 家 元 外 務 省 主 任 分 析 官 1960 年 東 京 都 生 まれ 埼 玉 県 大 宮 市 ( 当 時 )で 高 校 卒 業 まで 育 つ 県 立 浦 和 高 校 卒 業 後 同 志 社 大 学 神 学 部 に 進 学 同 大 学 院 神 学 研 究 科 修 了 在 学 中 は 組 織 神 学 無 神 論 について 学 ぶ 85 年 外 務 省 入 省 在 ロシア 連 邦 日 本 国 大 使 館 勤 務 等 を 経 て 本 省 国 際 情 報 局 分 析 第 一 課 主 任 分 析 官 として 対 ロシア 外 交 の 最 前 線 で 活 躍 また 外 交 官 と しての 勤 務 のかたわら モスクワ 国 立 大 学 哲 学 部 の 宗 教 史 宗 教 哲 学 科 の 講 師 ( 弁 証 法 神 学 )や 東 京 大 学 教 養 学 部 非 常 勤 講 師 (ユーラシア 地 域 変 動 論 )も 務 めた 2002 年 背 任 と 偽 計 業 務 妨 害 罪 容 疑 で 東 京 地 検 特 捜 部 に 逮 捕 起 訴 され 以 後 東 京 拘 置 所 に 512 日 間 勾 留 され る 05 年 に 執 行 猶 予 付 き 有 罪 判 決 09 年 6 月 に 最 高 裁 で 上 告 棄 却 執 行 猶 予 付 き 有 罪 確 定 で 外 務 省 を 失 職 13 年 6 月 に 執 行 猶 予 期 間 を 満 了 し 刑 の 言 い 渡 しが 効 力 を 失 っ た 05 年 に 発 表 した 国 家 の 罠 ( 新 潮 文 庫 )で 第 59 回 毎 日 出 版 文 化 賞 特 別 賞 を 受 賞 翌 06 年 には 自 壊 する 帝 国 ( 新 潮 文 庫 )で 第 5 回 新 潮 ドキュメント 賞 第 38 回 大 宅 壮 一 ノンフィクション 賞 を 受 賞 獄 中 記 ( 岩 波 現 代 文 庫 ) 宗 教 改 革 の 物 語 危 機 を 克 服 する 教 養 ( 角 川 書 店 )な ど 著 書 多 数

と や ま よ う こ 新 潟 市 特 別 賞 外 山 陽 子 ( 新 潟 県 女 子 体 育 連 盟 会 長 ) 1943 年 柏 崎 市 に 生 まれる 新 潟 大 学 教 育 学 部 卒 業 後 新 発 田 市 の 高 校 へ 赴 任 ダンス を 始 める 第 1 回 目 に 出 場 した 大 会 では 最 下 位 であった その 後 新 潟 中 央 高 校 へ 転 勤 同 校 のダンス 部 を 率 いて 神 戸 市 で 行 われる 全 日 本 ダンスフェスティバルにおいて 文 部 科 学 大 臣 賞 を 始 めNHK 賞 神 戸 市 長 賞 等 々 数 多 く 受 賞 平 成 17 年 には アメリカで 開 催 された ダンスドリルチー ム 全 米 国 際 ダンス 大 会 でも 総 合 優 勝 する 実 績 を 残 し 新 潟 市 スポーツ 大 賞 を 受 賞 した 個 人 としても 新 潟 県 知 事 表 彰 ( 平 成 16 年 ) 文 部 科 学 省 生 涯 スポーツ 功 労 賞 ( 平 成 27 年 ) 等 の 表 彰 を 受 けている 現 在 は 新 発 田 市 の 幼 小 中 高 の 子 供 達 のダンスチーム し ばたパフォーミングキッズ 代 表 を 務 めているほか 新 潟 市 と 新 発 田 市 で 幼 小 中 のためのダンス 啓 発 事 業 劇 場 で 踊 ろう ダンスキッズ 大 集 合! を 展 開 中 新 潟 県 女 子 体 育 連 盟 の 会 長 としても 幼 小 中 高 特 別 支 援 生 涯 体 育 の 研 修 会 や 講 演 会 を 開 催 して 会 員 の 資 質 向 上 をめざしている

安 吾 賞 受 賞 者 佐 藤 勝 氏 コメント 坂 口 安 吾 賞 受 賞 の 話 を 聞 いたとき 私 は 驚 くとともにとても 嬉 しく 思 いました 今 まであまり 話 したことがないのですが 私 は 安 吾 の 桜 の 森 の 満 開 の 下 から 強 い 影 響 を 受 けているからです 安 吾 の 大 昔 は 桜 の 花 の 下 は 怖 しいと 思 っても 絶 景 だなどとは 誰 も 思 いませんでした ( 中 略 ) 桜 の 花 の 下 から 人 間 を 取 り 去 ると 怖 ろしい 景 色 になりますので 能 にも さる 母 親 が 愛 児 を 人 さらい にさらわれて 子 供 を 探 して 発 狂 して 桜 の 花 の 満 開 の 林 の 下 へ 来 かかり 見 渡 す 花 びらの 陰 に 子 供 の 幻 を 描 いて 狂 い 死 して 花 びらに 埋 まってしまう(このところ 小 生 の 蛇 足 だそく)という 話 もあり 桜 の 林 の 花 の 下 に 人 の 姿 がなければ 怖 しいばかりです という 言 葉 が 人 生 の 節 目 節 目 で 私 の 頭 の 中 によみがえってきます 1991 年 12 月 にソ 連 が 崩 壊 して 自 由 民 主 主 義 市 場 経 済 が 普 遍 的 な 価 値 として 定 着 する ことになると ロシア 人 が 未 来 を 夢 見 ていたときも 私 は この 一 見 自 由 な 社 会 も そう 遠 くない 将 来 に 怖 ろしい 景 色 になると 思 っていました ある 時 期 私 は 北 方 領 土 問 題 の 解 決 に 文 字 通 り 命 を 賭 けて 取 り 組 んでました ただし このときにもいずれ 怖 ろしいことが 起 きると 予 感 していました 安 吾 の 文 章 には 人 間 の 深 層 心 理 を 揺 さぶる 独 自 の 力 があります それは 安 吾 のリアリズムに 起 因 するのだと 思 います ここで 言 うリアリズムとは 近 代 よりも 前 の 人 々をとらえていた 目 には 見 えないが 確 実 に 存 在 する 事 柄 をとらえる 力 です この 力 を 備 えた 安 吾 は 自 らが 考 えている 事 柄 を できるだけ 正 確 に 文 章 にするという 不 可 能 の 可 能 性 に 取 り 組 んでいました 特 捜 事 件 に 巻 き 込 まれたことをきっかけに 私 は 職 業 作 家 になりました この 世 界 に10 年 足 をかけていますが まだ まだ 自 分 で 考 えている 事 柄 を 正 確 に 表 現 する 力 が 足 りません 安 吾 に 学 び 私 も 真 のリアリズムを 体 得 したいと 思 っています (2015 年 12 月 8 日 記 )

新 潟 市 特 別 賞 受 賞 者 外 山 陽 子 氏 コメント 教 育 畑 一 筋 に 地 味 な 活 動 を 続 けて 来 た 私 が 今 の 度 安 吾 新 潟 市 特 別 賞 という 大 変 名 誉 ある 賞 をい ただき 驚 きとともに 心 から 感 謝 しています 現 在 ダンスの 盛 んな 町 といえば 新 潟 市 が 最 初 に 名 前 があがる 程 全 国 的 に 有 名 になった ノイ ズムや 新 潟 総 踊 りの 活 動 によるものが 大 きい 一 方 で 高 校 生 達 の 活 躍 も 又 素 晴 らしいものがある 私 が 新 潟 市 へ 転 勤 が 決 まった 時 代 は 何 を 教 えていますか と 質 問 され ダンス 部 です と 答 える と ダンス 部 というと ああソーシャルダンスですか? と 言 われ がっかりしたのを 覚 えている インターハイや 国 体 にない 種 目 で 一 般 の 方 々には わかりにくいマイナーな 種 目 だった しかし かつて 神 戸 市 長 が 男 子 の 甲 子 園 ダンスの 甲 子 園 と 言 った 通 り 全 日 本 高 校 大 学 ダンスフェ スティバル には 毎 年 何 千 人 もの 若 者 が 集 う 創 作 ダンスはテーマを 決 めテーマにあったモチーフ を 創 り 内 面 的 感 情 を 表 現 をするべくフレーズを 創 り 構 成 を 考 え そして 衣 装 照 明 を 考 える まさに 身 体 を 媒 介 にした 総 合 芸 術 なのである 無 から 有 を 創 り ほとばしるような 生 徒 達 のエネル ギーをみるにつけ なかなか 評 価 されないことに 歯 がゆさを 感 じたものである やがて 少 しづつ 認 知 されるようになり 新 潟 中 央 高 校 のチャリティ 公 演 では1700 席 のチケッ トが 半 日 で 売 り 切 れる 程 になった その 後 もビックスワンや 東 総 合 体 育 館 のこけら 落 とし 2 回 目 の 新 潟 国 体 やFIFA 新 潟 大 会 の 開 会 式 と 徐 々に 活 動 の 場 を 広 げていった そして 今 その 頃 選 手 だった 若 者 が 指 導 者 として 地 元 へ 帰 り 全 国 の 大 会 に 果 敢 に 挑 戦 して 素 晴 らしい 結 果 を 残 している 本 年 度 は 参 加 校 95チーム 中 1 位 ( 新 潟 明 訓 ) 2 位 ( 新 潟 中 央 ) さらに 東 京 大 会 では 準 入 賞 2 位 ( 新 潟 中 央 ) 準 入 賞 3 位 ( 新 潟 清 心 )と 続 々 入 賞 して 全 国 のダンス 界 の 人 達 を 驚 かせている この 若 者 達 の 活 躍 のおかげで 名 誉 あるこの 賞 をいただけたと 思 っている 根 気 よく 見 守 り 応 援 しつづけて 下 さった 皆 様 に 心 より 感 謝 そしてダンスにかかわる 全 ての 人 の 代 表 としていただけたと 思 っている

安 吾 賞 の 選 考 を 終 えて このたび 第 10 回 安 吾 賞 の 選 考 が 終 わりました 今 回 も 県 の 内 外 より ほんとうに 多 数 のご 応 募 をいただきました 選 考 の 結 果 今 回 の 受 賞 者 は 作 家 元 外 務 省 主 任 分 析 官 の 佐 藤 優 さんに 決 定 いたしまし た 佐 藤 さんは 同 志 社 大 学 で 神 学 を 学 ばれたのち 外 務 省 に 入 省 ロシア 大 使 館 や 国 際 情 報 局 に 勤 務 され 分 析 官 としてロシア 外 交 の 現 場 で 長 年 活 躍 されました その 後 文 字 通 り 命 をかけて 職 務 につとめられたのち 2005 年 からは 文 筆 業 に 転 じ られました 古 今 東 西 の 文 物 に 通 じるとともに 国 益 をめぐって 異 文 化 がぶつかりあう 外 交 の 最 前 線 におられた 経 験 をもって 佐 藤 さんが 発 するメッセージはつねに 刺 激 に 満 ち 2 1 世 紀 の 日 本 を 代 表 する 知 性 のひとりとして 多 くの 読 者 の 支 持 を 集 めておられます 今 回 定 見 や 常 識 にとらわれず 政 治 経 済 社 会 文 化 の 裏 面 に 隠 されたものを 独 自 の 視 点 から 読 み 解 き 幅 広 い 層 に 提 示 しておられる 佐 藤 さんのご 活 動 が 坂 口 安 吾 の 精 神 に 通 じるものと 考 え 第 10 回 安 吾 賞 をさしあげることとさせていただきました ご 応 募 いただきました 皆 さんに 心 より 感 謝 申 し 上 げます 第 10 回 安 吾 賞 選 考 委 員 長 三 枝 成 彰