家庭で出来る 高血圧の予防と管理



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主 要 な が ん 治 療 に つ い て 入 院 に か か る 医 療 費 の 支 払 い か ら 計 算 し た も の で す 例 え ば 胃 が ん に つ い て は 平 均 入 院 費 は 総 額 約 万 円 で 自 己 負 担 額 は 約 3 3 万 円 程 度 必 要

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3 保 険 料 ( 掛 金 )を 納 めていること 原 則 として 初 診 日 月 前 々 月 まで 国 民 年 金 加 入 期 間 全 体 うち 3 分 2 以 上 きち んと 納 めている( 保 険 料 免 除 期 間 も 含 む)ことが 必 要 です 現 在 は 特 例 として 初 診 日 が

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17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

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第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

4 教 科 に 関 する 調 査 結 果 の 概 況 校 種 学 年 小 学 校 2 年 生 3 年 生 4 年 生 5 年 生 6 年 生 教 科 平 均 到 達 度 目 標 値 差 達 成 率 国 語 77.8% 68.9% 8.9% 79.3% 算 数 92.0% 76.7% 15.3% 94

( 新 ) 医 療 提 供 の 機 能 分 化 に 向 けたICT 医 療 連 携 導 入 支 援 事 業 費 事 業 の 目 的 医 療 政 策 課 予 算 額 58,011 千 円 医 療 分 野 において あじさいネットを 活 用 したICT したICT 導 入 により により 医 療 機 能

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

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(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

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経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

目次

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根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額


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認 し 通 常 の 立 入 検 査 に 際 しても 許 可 内 容 が 遵 守 されていることを 確 認 するこ と 2 学 校 薬 剤 師 業 務 の 兼 任 学 校 薬 剤 師 の 業 務 を 兼 任 する 場 合 の 取 扱 いは 次 のとおりとする (1) 許 可 要 件 1 薬 局 等 の

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

自衛官俸給表の1等陸佐、1等海佐及び1等空佐の(一)欄又は(二)欄に定める額の俸給の支給を受ける職員の占める官職を定める訓令

は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

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3 薬 局 サービス 等 (1) 健 康 サポート 薬 局 である 旨 の 表 示 健 康 サポート 薬 局 である 旨 を 表 示 している 場 合 健 康 サポート 薬 局 とは かかりつけ 薬 剤 師 薬 局 としての 基 本 的 な 機 能 に 加 えて 積 極 的 な 健 康 サポート 機

年 間 収 入 が 130 万 円 未 満 (60 歳 以 上 75 歳 未 満 の 人 や 一 定 障 害 者 の 場 合 は 180 万 円 未 満 )であって かつ 被 保 険 者 の 年 間 収 入 の 2 分 の 1 未 満 である 場 合 は 被 扶 養 者 となります ( 同 居 の

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取 り 消 された 後 当 該 産 前 の 休 業 又 は 出 産 に 係 る 子 若 しくは 同 号 に 規 定 する 承 認 に 係 る 子 が 死 亡 し 又 は 養 子 縁 組 等 により 職 員 と 別 居 することとなったこと (2) 育 児 休 業 をしている 職 員 が 休 職 又

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全設健発第     号

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Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

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〔自 衛 隊〕

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子 育 てをサポート サポートする 休 暇 等 制 度 1 出 産 前 後 の 休 暇 休 暇 等 名 称 妊 娠 出 産 後 通 院 休 暇 ( 特 別 休 暇 ) 妊 娠 中 の 職 員 及 び 出 産 後 1 年 以 内 の 職 員 が 保 健 指 導 又 は 健 康 審 査 を 受 ける 場

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2 平 均 病 床 数 の 平 均 病 床 数 では 療 法 人 に 対 しそれ 以 外 の 開 設 主 体 自 治 体 社 会 保 険 関 係 団 体 その 他 公 的 の 規 模 が 2.5 倍 程 度 大 きく 療 法 人 に 比 べ 公 的 病 院 の 方 が 規 模 の 大 き いことが

Transcription:

家 庭 で 出 来 る 高 血 圧 の 予 防 と 管 理 神 崎 初 美 兵 庫 県 立 大 学 地 域 ケア 開 発 研 究 所 WHO 災 害 と 健 康 危 機 管 理 に 関 する 看 護 協 力 センター

本 日 のお 話 の 内 容 高 血 圧 になる 要 因 降 圧 剤 って 一 生 必 要 なの? 人 は 行 動 を 変 えられるのか? 薬 や 減 量 を 目 指 したいと 思 う 場 合 先 日 まちの 保 健 室 に 来 られた 女 性 の 事 例 食 べ 方 チェック 食 べ 物 チェック こんなひとは 要 注 意 自 宅 での 血 圧 測 定 方 法

高 血 圧 になる 要 因 高 血 圧 の 基 準 140/90 以 上 ( 目 標 135/85 未 満 ) 白 衣 高 血 圧 : 病 院 で 測 定 した 血 圧 の 真 偽 自 分 のいつもの 血 圧 を 知 っておきましょう 血 圧 測 定 前 の 深 呼 吸 で10くらい 下 がる 血 圧 を 毎 朝 一 時 間 以 内 と 寝 る 前 に 計 り ノートに 一 週 間 くらい 記 録 してみる 血 圧 を 上 げている 要 因 をまず 探 し その 対 処 を! ストレス アドレナリンの 出 過 ぎは 血 圧 上 げる 十 分 な 休 養 と 睡 眠 を 食 事 内 容 注 意 : 塩 辛 い 食 品 汁 物 化 学 調 味 料 揚 げ 物 料 理 ( 植 物 油 のとりすぎ) 野 菜 不 足 に 注 意 (カリウムは 体 内 のナトリウムを 排 泄 する 但 し 腎 機 能 悪 い 人 は 注 意 ) 脂 質 の 取 りすぎは 血 圧 を 上 げる 脂 肪 酸 であるEPA(エイコサペイタ 塩 酸 )やDHA(ドコサヘキサ 塩 酸 )を 摂 取 し よう( 青 魚 に 多 い) 運 動 不 足 深 酒 は 血 圧 を 上 げる 運 動 している 人 は 血 圧 よくて 元 気 肥 満 解 消 になる 楽 しいすこしのお 酒 はストレス 解 消 効 果 もあるが 多 いと 逆 効 果! 運 動 習 慣 や 生 活 習 慣 を 見 直 して! 睡 眠 不 足 : 睡 眠 は 十 分 に 取 り 睡 眠 の 質 を 上 げる 冬 期 低 気 温 低 気 圧 水 風 呂 等 は 血 圧 を 上 昇 させる 春 や 夏 には 血 圧 は 緩 和

降 圧 剤 の 服 用 は 一 生 必 要 なの? 過 去 の 研 究 結 果 では 高 血 圧 の 治 療 薬 ( 降 圧 剤 )を 飲 んでいた 人 106 人 中 19 人 (17.9%) が 薬 をやめることが 出 来 た ( 服 薬 していた 期 間 は1.3-17.1 年 平 均 7.9 年 ) しかし 19 人 中 17 人 の 割 合 で 徐 々に 血 圧 が 上 がり 降 圧 剤 を 再 び 使 うことになったと 報 告 している 血 圧 が 再 び 上 昇 する 人 としないひとの 違 い( 年 齢 性 別 体 重 BMI 血 圧 値 )もほとんど 見 いだせなかった ( 唯 一 心 電 図 にだけ 違 いがあった) Sugiyamaら(Hypertens Res,1998)の 研 究 別 の 研 究 結 果 では 軽 度 の 高 血 圧 の 場 合 は 何 もせず3 年 後 158/102mmHgから144/91mmHgに 軽 減 した The management Committee of the Australian(Lancet, 1982) 44%の 軽 度 高 血 圧 の 患 者 さんが10 年 後 に 正 常 化 した Satoら(Jpan Circ J,1990)

降 圧 剤 の 服 用 は 一 生 必 要 なの? 様 々な 研 究 の 休 薬 後 の 血 圧 の 維 持 率 は 3-74% つまり 報 告 にはばらつきがある 休 薬 後 に 正 常 血 圧 が 維 持 できるのは 軽 い 高 血 圧 だった 人 比 較 的 若 い 正 常 体 重 低 塩 分 食 習 慣 非 飲 酒 非 喫 煙 1 剤 のみ 服 用 者 他 の 疾 患 がないひと http://minds.jcqhc.or.jp/n/medical_user_main.php 薬 をやめたいと 思 うなら 今 までの 日 常 の 生 活 習 慣 の 変 更 が 必 須 血 圧 を 毎 日 の 朝 晩 に 測 定 でき 生 活 習 慣 を 改 善 出 来 る 人 は 医 師 に 相 談 してみてください ただし 上 記 のリスクのないことが 条 件

人 は 行 動 を 変 えられるのか? 個 人 の 行 動 変 容 の 準 備 性 によってすべきことは 違 う! 行 動 変 容 が 必 要 な 対 象 者 が 現 在 どのステージにいるかによって 有 効 な 働 きかけが 異 なる 6ヶ 月 以 内 に 行 動 を 変 える 気 がない 時 期 6ヶ 月 以 内 に 行 動 を 変 える 気 がある 時 期 1ヶ 月 以 内 に 行 動 を 変 える 気 がある 時 期 行 動 を 変 えて6ヶ 月 以 内 の 時 期 行 動 を 変 えて6ヶ 月 以 上 の 時 期 無 関 心 期 ( 前 熟 考 期 ) 関 心 期 ( 熟 考 期 ) 準 備 期 行 動 期 維 持 期 行 動 変 容 の 必 要 性 の 自 覚 目 標 ( 必 要 となること) 意 識 の 変 更 イメージ 化 知 識 を 増 やす リスクの 説 明 考 え 方 や 気 持 ち を 知 る 動 機 付 け と 行 動 変 容 の 自 信 自 信 を 持 てる よう 支 援 障 壁 の 把 握 と 話 し 合 い 情 報 提 供 行 動 計 画 を 立 て る こ と 行 動 変 容 に 決 意 を 固 めてもら う 達 成 可 能 な 計 画 を 練 る 褒 美 記 録 社 会 的 な 支 援 行 動 が 維 持 できるよう 強 い サポート 再 発 しやすい 要 因 の 解 決 を 目 指 す 変 化 ステージモデル(トランスセオリティカルモデル)Prochaska & DiClemente(1983) 再 発 予 防 の た め 観 察 記 録 や 支 援

休 薬 や 減 量 を 目 指 したいと 思 う 場 合 血 圧 を 毎 朝 一 時 間 以 内 と 寝 る 前 に 計 り ノートに 一 週 間 記 録 して 病 院 に 持 参 する 嘘 や 偽 りは 書 かない! 自 分 でしっかり 血 圧 管 理 をするので 休 薬 や 減 量 を 目 指 したい という 自 分 の 意 思 を 明 確 に 伝 える 医 師 の 前 で 意 見 を 言 うことが 苦 手 な 場 合 は 事 前 にメモに 書 いて 読 み 上 げるようにする 変 更 できる 生 活 習 慣 や 目 標 を 記 述 してサインをして 医 師 の 前 で 宣 言 する 方 法 もある ( 行 動 変 容 の 可 能 性 を 上 げる 方 法 のひとつ) 生 活 習 慣 の 変 更 なく するのは 非 常 に 危 険! 生 活 習 慣 の 変 更 ができそうにないなら 薬 の 服 用 は 必 要 です 医 師 の 方 針 に 納 得 が 出 来 ない 場 合 はセカンドオピニオンとして 他 院 の 医 師 にたずねてもよい 春 や 夏 には 血 圧 が 緩 和 する 人 がいて 休 薬 しそれ 以 外 の 季 節 は 服 薬 している 例 もある(こういうひとは 必 ず 医 師 に 相 談 し 決 めている) あなたの 大 切 な 身 体 です しっかりと 管 理 してくださいね! * セカンド オピニオンとは よりよい 決 断 をするために 当 事 者 以 外 の 専 門 的 な 知 識 を 持 っ た 第 三 者 に 意 見 を 求 める 行 為

逆 戻 り どういうとき 起 きやすいか( 野 口, 1998) ネガティブな 情 動 の 時 (ストレスが 大 のとき) 健 康 的 な 習 慣 を 行 っていこうとする 動 機 付 けが 低 くなったとき 特 定 の 目 標 を 失 ったとき 周 りからのサポートが 得 られないとき 人 間 関 係 で 葛 藤 しているとき 以 前 その 行 動 をとっていた 場 所 や 状 況 に 再 び 身 を 置 いたとき 原 因 誘 因 についてよく 話 し 合 い 元 の 習 慣 に 戻 ってしまった 理 由 を 明 らかに 知 る 明 らかにしたらどのようにしたら 克 服 できるかを 家 族 や 専 門 家 に 相 談 逆 戻 りから 学 びを 引 き 出 し 経 験 をバネにし 再 び 起 きることを 予 防 する

先 日 まちの 保 健 室 に 来 られた 女 性 70 歳 女 性 血 圧 が155/94mmHgと 高 めである 以 外 は 問 題 はなさ そう ---- 会 話 で 問 題 を 探 る ---- 食 事 内 容 を 聞 いてみる 本 音 が 出 るように 聞 く! Ns: 食 事 を 食 べるのは 好 き? 女 性 : ご 飯 3 杯 食 べるのが 生 き 甲 斐 で 食 べるととまらない (いろいろ 話 しをされる 間 は Nsも 楽 しそうに 聴 く!) 油 っこいもの とくに 唐 揚 げが 好 きで 孫 と 取 り 合 いになる くらい 食 べる Ns: 若 い 子 と 同 じくらい 食 べるの? 女 性 : そうやねえ キムチチゲを 作 ったら 夫 が 帰 るまでに 先 に 半 分 ほど 食 べる バレないように 体 裁 は 整 えておくのよ!

続 き Ns: 血 圧 高 めだから 食 べ 過 ぎると 動 脈 硬 化 が 進 んでもっと 血 圧 があがりますよー 女 性 : そうかもねえ 血 圧 高 いのは 気 にしているのよ だから 血 圧 の 薬 を 友 人 から 貰 い 飲 んでみたのよ Ns: どうして 友 達 から 貰 ったりしたの? 女 性 : 友 だちが 私 と 同 じような 値 (150mmHgくらい) やから ちょうどいいんとちがう?って 言 ってくれ たんよ Ns: ラムネや 飴 じゃないんだから 薬 を 譲 って 貰 うのは 駄 目 です! 薬 の 処 方 は 個 人 の 状 況 にあわせるものなので 決 して 友 人 か ら 薬 を 貰 わないよう 厳 重 に 注 意 した 友 人 にも 伝 えるよう 話 した

続 き 暴 食 を 続 けると 徐 々に 血 糖 が 上 がったり 高 脂 血 症 になる 肥 満 が 進 むなどの 影 響 があり 血 圧 が 上 がりますよ と 説 明 塩 分 はとりすぎると 血 圧 が 上 がる 要 因 となることも 説 明 食 べるなら 運 動 する 必 要 があると 伝 えた 女 性 は 毎 日 の 日 課 としている 運 動 について 話 し 始 める 1 万 歩 以 上 歩 いている 水 泳 ベリーダンスなど ベリーダンスの 衣 装 も 買 った 夫 にばれないようこっそりしまってある 運 動 は 好 きなようで たくさんしているのでそれは 大 いに 褒 め 運 動 は 続 けるよう 励 ました とりあえず 来 月 まで 朝 夜 に 血 圧 を 少 なくとも 一 週 間 測 定 して ご 飯 は1 杯 半 までにするよう 伝 えると がんばる と 決 意 され 意 欲 を 見 せた 現 在 も 続 けておられる 1 杯 に 変 更 も 出 来 ている ( 最 初 ご 飯 1 杯 に! というと 無 理 だという 反 応 ) 目 標 を 変 更 し 最 終 的 にごはん 一 杯 を 目 指 して 出 来 そうな 目 標 をた てる 挫 折 し 失 敗 した 感 覚 だけが 残 るようなことがないように! 運 動 に 関 しては がんばっている ことを 褒 める 高 い 目 標 ではなく 出 来 そうな 目 標 にする ( 短 期 目 標 をたてる)

食べ方チェック あてはまる 2点 ときどき あてはまらない 1点 0点 ①朝抜きや欠食をする ②夕食の量が多い 夜食をとる 夜9時以降に夕食を食べる ③間食 つまみ食いをする ④早食いである ⑤満腹になるまで食べる ⑥食べることでストレスを発散する ⑦食事が規則的でない ⑧食品の数が少ない バランスが悪い ⑨食後はほとんど動かない ⑩三食一人で食べる 出典 岡山大学 岡山市保健所 岡山医師会 岡山南部健康づくりセンター 合計点数 点

食べ物チェック ほとんど毎日 ときどき ほとんどない 2点 1点 0点 ①揚げ物 油物を食べる ②牛や豚など肉類 肉加工品を食べる ③甘いもの デザートを食べる ④缶コーヒー 清涼飲料水を飲む ⑤どんぶりやラーメンを食べる ⑥インスタント食品やファーストフードを食べる ⑦毎食野菜をとっていない ⑧緑黄色野菜を食べない ⑨つけ物や味の濃い煮物を食べる ⑩お酒を飲む 合計点数 出典 岡山大学 岡山市保健所 岡山医師会 岡山南部健康づくりセンター 点

判 定 してみましょう 食 べ 方 チェック 合 計 点 20 10 食 べ 方 に 注 意 肥 満 解 消 には 食 生 活 の 改 善 が 効 果 的! 運 動 を お 勧 めします 食 べ 物 に 注 意 0 10 20 出 典 : 岡 山 大 学 岡 山 市 保 健 所 岡 山 医 師 会 岡 山 南 部 健 康 づくりセンター 食 べ 物 チェック 合 計 点

こんな 人 は 要 注 意 食 事 は 腹 いっぱい 食 べる 間 食 をよくする 濃 い 味 付 けが 好 き 脂 っこいものが 好 き 塩 辛 いものが 好 き 緑 黄 色 野 菜 をあまり 食 べない ストレス 解 消 にお 酒 を 飲 む 階 段 を 使 わずにエレベーターなどに 乗 る 定 期 的 な 運 動 の 習 慣 がない タバコを 吸 う おなかまわりの 贅 肉 が 気 になる 内 臓 脂 肪 を 蓄 積 しやすい 食 生 活 習 慣

自 宅 で 適 切 な 血 圧 測 定 ができていますか? 血 圧 を 測 るときの 精 神 状 態 は? 深 呼 吸 し ゆったりとしましょう 運 動 直 後 はさける ゆったりとして! 15 分 安 静 が 理 想 姿 勢 は? 血 圧 値 は 仰 臥 位 < 座 位 < 立 位 座 って 測 って! マンシェットの 巻 き 方 によって 値 は 影 響 される 分 厚 い 服 の 上 は 不 正 確 洋 服 がきつく 締 めていると 低 く 出 る マンシェットが 大 きいと 低 く 出 る できるだけ 薄 着 か 服 を 脱 いで 測 定 する マンシェットの 下 で 服 が 丸 まらない 左 右 の 違 いがある 場 合 がある 血 圧 が 左 右 で 違 う 人 がいる 20mmHg 以 上 違 うと 医 師 に 相 談 一 度 も 左 右 共 に 測 定 したことのない 人 は 一 度 両 腕 の 測 定 をしてみる 違 いが 大 きい 人 は 医 師 に 相 談 脈 は 規 則 的 か? 一 分 間 に 何 回 かを 自 分 で 測 定 血 圧 は 一 日 中 変 動 するので 高 い 場 合 はしばらくして 測 定 する ( 睡 眠 中 に 一 番 低 く 午 後 2-3 時 頃 最 も 高 くその 後 少 し 下 がり 夕 方 また 少 し 上

まちの 保 健 室 では 手 帳 を 配 布 し 毎 日 の 血 圧 を 記 録 して 貰 っています

健 康 を 維 持 しながら 年 をとりたい その 気 持 ちを 大 切 に! 年 を 重 ねると 血 管 は 硬 くなり 血 圧 も 上 がります しかし それは 生 活 習 慣 により 予 防 が 可 能 です 日 頃 から 減 塩 適 度 な 運 動 肥 満 予 防 禁 煙 ほどほどのお 酒 にして 自 分 を 身 体 をいたわりま しょう 降 圧 剤 はお 薬 です 副 作 用 も 伴 います 服 用 に 至 っ ていなければ 予 防 できるよう 生 活 を 整 えましょう 降 圧 剤 をすでに 服 用 している 人 は 服 薬 内 容 を 守 り ながら 生 活 習 慣 の 改 善 と 毎 日 2 回 の 血 圧 測 定 をして 血 圧 の 推 移 を 常 に 観 察 しましょう 血 圧 が 安 定 し 低 めになったら 場 合 によっては 薬 の 減 量 や 変 更 を 医 師 に 相 談 してもよいでしょう