平成22年12月27日

Similar documents
2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに

Taro-1-14A記載例.jtd

ア 現 金 を 収 納 したときは 原 則 として 収 納 日 の 翌 日 までに 金 融 機 関 に 払 い 込 んでい るか 収 納 した 現 金 を 長 期 間 金 庫 で 保 管 しているようなことはないか イ 現 金 と 収 入 伝 票 の 金 額 とは 一 致 していることを 確 認 し

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

定款

西関東書式

Taro-2220(修正).jtd

<4D F736F F D208DE3905F8D8291AC8B5A8CA48A948EAE89EF8ED0208BC696B18BA492CA8E64976C8F BD90AC E378C8E89FC92F994C5816A>

6 謝金(給与等)

死 亡 後 の 手 続 きリスト 2 14 日 以 内 住 民 票 の 抹 消 届 の 提 出 市 町 村 役 場 の 戸 籍 住 民 登 録 窓 口 届 出 人 の 印 鑑 本 人 確 認 できる 証 明 書 類 ( 運 転 免 許 証 パスポ-ト) 世 帯 主 変 更 届 の 提 出 市 町 村

Taro-事務処理要綱250820

定款  変更

Ⅴ Ⅵ 目 予 算 編 成 のフローチャートと 決 算 書 類 19 図 表 6 予 算 編 成 のフローチャート 20 図 表 7 収 支 報 告 書 貸 借 対 照 表 財 産 目 録 備 品 台 帳 モデル 21 滞 納 金 回 収 に 関 する 管 理 会 社 の 業 務 と 役 割 25

財団法人山梨社会保険協会寄付行為

(5) 診 療 報 酬 請 求 業 務 にあたる 職 員 は 診 療 報 酬 請 求 業 務 に 係 る 経 験 年 数 3 年 以 上 の 者 を 半 数 以 上 とすること (6) 診 療 報 酬 請 求 業 務 にあたる 職 員 は 査 定 減 点 請 求 漏 れ 返 戻 が 発 生 し ない


スライド 1

土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主

2004年度第2回定期監査(学校)事情聴取事項

老発第    第 号

被扶養者あり+前納なし

るよう 工 事 打 合 せ 簿 ( 様 式 2)により 受 注 者 に 求 めます 5-1 理 由 書 ( 様 式 3)が 提 出 され 特 別 の 事 情 を 有 すると 認 めた 場 合 は 社 会 保 険 等 の 加 入 が 確 認 できる 書 類 を 提 出 するよう 工 事 打 合 せ 簿

特別徴収封入送付作業について

( 月 額 で 支 給 されるもの) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 ( 1 2) 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 等 1 傷 病 手 当 金 出 産 手 当 金 又 は 休 業 手 当 金 ( 以 下 傷 病 手 当 金 等 という ) と 報 酬 との 調 整 につい

平成21年10月30日

兵庫県公立学校教職員等財産形成貯蓄事務取扱細則

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交


Microsoft Word 役員選挙規程.doc

240709

財団法人○○会における最初の評議員の選任方法(案)

<4D F736F F D208CF689768ED C8FE395FB978E8CEA8BA689EF814592E88ABC2E646F63>

目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

< F2D D D837C815B B8EC08E7B97768D80>

   新潟市市税口座振替事務取扱要領

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

別 記 様 式 (その1) 平 成 年 度 狂 犬 病 予 防 集 合 注 射 指 定 獣 医 師 参 加 申 込 書 平 成 年 月 日 会 長 理 事 様 申 請 者 住 所 氏 名 今 般 社 団 法 人 京 都 府 獣 医 師 会 狂 犬 病 予 防 注 射 実 施 規 程 第 4 条 並

Microsoft Word 利子補給金交付要綱

Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果

1. 任 免 1-1 採 用 ( 試 験 採 用 ) 1 任 免 試 験 採 用 採 用 者 予 定 者 数 報 告 試 験 公 告 任 命 結 果 通 知 書 採 用 予 定 者 数 の 報 告 採 用 説 明 会 の 計 画 実 施 人 事 異 動 対 象 者

< 目 次 > 8. 雇 用 保 険 高 年 齢 雇 用 継 続 給 付 27 ( 育 児 休 業 給 付 介 護 休 業 給 付 ) 8.1 高 年 齢 雇 用 継 続 給 付 画 面 のマイナンバー 設 定 高 年 齢 雇 用 継 続 給 付 の 電 子 申 請 高

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

原 則 として 事 業 主 は 従 業 員 から 扶 養 控 除 等 申 告 書 の 提 出 を 受 けた 後 に 給 与 の ( 事 業 主 )の 番 号 を 記 載 しなければならない ただし 事 業 主 が 人 の 場 合 には 人 番 号 は 一 般 に 公 表 されている 番 号 であるた

< F2D C93FA967B91E5906B8DD082CC94ED8DD0>

Microsoft Word 第1章 定款.doc

< F2D8AC493C CC81698EF3928D8ED2816A2E6A7464>

 

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

2 窓 口 申 請 方 式 : 申 請 書 を 窓 口 に 提 出 し 指 定 の 金 融 機 関 口 座 へ 振 込 3 窓 口 現 金 受 領 方 式 : 申 請 書 を 郵 送 又 は 窓 口 に 提 出 し 窓 口 で 現 金 を 受 領 申 請 受 付 開 始 日 及 び 申 請 期 限

2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁 定 請 求 など 健 康 保 険 の 資 格 喪 失 国 民 健 康 保 険 の 加 入 健 康 保 険

Microsoft Word - (課×県・指定)【頭紙】「精神障害者保健福祉手帳の診断書の記入に当たって留意すべき事項について」等の一部改正について.rtf

川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

平成21年9月29日

日 雇 い 等 の 収 入 の 場 合 前 々 年 1 月 1 日 以 前 から 引 きつづき 前 々 年 分 所 得 額 証 勤 務 先 が 不 特 定 の 日 雇 いをしている 方 前 年 分 確 定 申 告 書 ( 控 ) 前 々 年 1 月 1 日 以 前 から 引 きつづき 前 々 年 分

年 支 給 開 始 年 齢 図 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 ( 給 料 比 例 部 分 ) 昭 和 29 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 特 別 支 給 の 退 職 共 済 年 老 齢 厚 生 年 昭 和 25 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 退 職 共 済 年

第 3 章 会 員 ( 会 員 の 資 格 ) 第 5 条 協 会 の 会 員 は 協 会 の 目 的 に 賛 同 して 入 会 した 次 の 各 号 に 掲 げる 者 とする (1) 軽 種 馬 を 生 産 する 者 (2) 軽 種 馬 を 育 成 する 者 (3) 馬 主 (4) 調 教 師 (

Microsoft Word - 目次.doc

患 者 の 複 科 受 診 時 の 受 付 処 理 患 者 案 内 票 の 発 行 自 動 再 来 受 付 機 で 受 付 できない 患 者 への 対 応 診 察 券 を 忘 れた 患 者 への 診 察 券 の 再 発 行 健 康 保 険 証 公 費 医 療 証 等 の 確 認 変 更 分 の 処

6. 概 要 コメント 本 法 は 社 会 保 険 関 係 を 規 範 化 し 公 民 の 社 会 保 険 への 参 加 社 会 保 険 待 遇 を 享 受 す る 権 益 を 保 護 し 公 民 に 国 家 発 展 の 成 果 を 共 同 で 享 受 させ 社 会 の 調 和 と 安 定 を 促

福 岡 厚 生 年 金 事 案 4486 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 申 立 期 間 については その 主 張 する 標 準 報 酬 月 額 に 基 づく 厚 生 年 金 保 険 料 を 事 業 主 により 給 与 から 控 除 されていたことが 認 められることから 申 立 期

Microsoft Word - y doc

<4D F736F F D20836E E819592E88C5E B F944E82548C8E89FC90B3816A5F6A D28F57>

Taro-08国立大学法人宮崎大学授業

<4D F736F F D C8E9688D993AE82C994BA82A492F18F6F8F9197DE81698DC58F49816A2E646F6378>

< F2D E633368D86816A89EF8C768E9696B18EE688B5>

目 次 事 例 法 別 5 法 別 5 70 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 誕 生 が 昭 和 9 年 月 以 降 の 者 3 法 別 5 70 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 特 例 措 置 対 象 者 法 別 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 特 例 措 置

Microsoft PowerPoint - 【資料5】社会福祉施設職員等退職手当共済制度の見直し(案)について

Microsoft Word - 収納オンライン(個人情報の種類)

Microsoft Word - 03.大和高田市仕様書 介護認定業務委託 H27

Ⅲ 相 続 財 産 の 分 割 に 関 する 確 認 事 項 1 遺 言 がありますか? 有 遺 言 公 正 証 書 又 は 家 公 証 人 役 場 等 要 月 日 無 庭 裁 判 所 の 検 認 を 受 否 ( 通 ) けた 遺 言 書 2 死 因 贈 与 があります 有 贈 与 契 約 書 要

別 紙 8-1 現 行 業 務 スケジュール 表 ( 民 生 委 員 児 童 委 員 ) 数 ( 印 刷 枚 数 件 数 ) 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 民 生 委 員 推 薦 会 推 薦 審 議 推 薦 調 書 作 成 10 1 民 生 委 員 候 補 者 推 薦 進 達 社 会

(7) 公 共 施 設 における 建 築 物 (1 敷 地 における 延 床 面 積 の 合 計 が 5,000 m2 以 上 )の 劣 化 につ いての 調 査 ( 劣 化 度 調 査 健 全 度 調 査 等 )の 実 績 があること (8) 公 共 施 設 における 建 築 物 (1 敷 地 に

Microsoft Word - 00表紙(管理・運営編).doc

1 物品管理の内部統制について

個人向け国債の事務取扱いに関する細則

競 争 参 加 資 格 審 査 等 事 務 取 扱 要 領 ( 抜 粋 ) ( 有 資 格 者 としない 者 ) 第 6 条 契 約 事 務 責 任 者 は 契 約 を 締 結 する 能 力 を 有 しない 者 破 産 者 で 復 権 を 得 ない 者 及 び 暴 力 団 等 の 反 社 会 的 勢

財 政 援 助 団 体 監 査 報 告 書 1. 監 査 の 対 象 平 成 25 年 度 において 30 万 円 以 上 の 財 政 援 助 を 予 定 している 団 体 のうち 主 として 市 役 所 内 に 事 務 局 を 有 し かつ 市 職 員 が 当 該 団 体 の 委 嘱 を 受 けて

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

( 会 員 資 格 の 取 得 ) 第 6 条 本 会 の 会 員 になろうとする 者 は 別 に 定 める 入 会 届 により 申 し 込 みを し 理 事 会 の 承 認 を 得 なければならない ( 会 員 の 権 利 義 務 ) 第 7 条 会 員 は 本 会 の 事 業 活 動 につき そ

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

制 度 の 概 要 H 以 前 H 以 降 H 以 降 H 以 降 に よる 課 9.6% 7.2% 0.48% 0.2% % 0.48% 0.2% 4.3% 0.48% 0.2% 基 準 : 外 形 基 準

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

(Microsoft Word - \220\340\226\276\217\221.doc)

<4D F736F F D FA967B8FAC8C5E C9F8DB88B408D5C817A95CA E7793B18AC493C28FF38BB5816A2E646F63>

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

平成24年度外国企業発掘・誘致事業委託

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

入札公告 機動装備センター

下水道工事標準仕様書

1 育 児 休 業 代 替 任 期 付 職 員 ( 一 般 事 務 職 )とは 育 児 休 業 代 替 任 期 付 職 員 とは 一 般 の 職 員 が 育 児 休 業 を 取 得 した 際 に 代 替 職 員 とし て 勤 務 する 職 員 です 一 般 事 務 職 については 候 補 者 として

<947A957A8E9197BF C E786C73>

<4D F736F F D E95E CC816994A8926E82A982F182AA82A2816A2E646F63>

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

目 次 1 個 人 基 本 情 報 個 人 基 本 情 報 入 力 画 面 の 分 散 4 申 告 区 分 および 申 告 種 類 の 選 択 方 法 5 繰 越 損 失 入 力 年 別 の 繰 越 損 失 額 入 力 に 対 応 6 作 成 手 順 作 成 手 順 の 流 れを 提 供 7 所 得

第 2 問 問 4 問 5 1ロ 2チ 3ヲ 4ホ ⅰ)Aさんは 今 年 の 誕 生 日 で 40 歳 となるので 公 的 介 護 保 険 の(1 第 2 号 ) 被 保 険 者 資 格 を 取 得 し 介 護 保 険 料 を 負 担 することになる 40 歳 以 上 65 歳 未 満 の 医 療

【労働保険事務組合事務処理規約】

11 新 型 インフルエンザ 予 防 接 種 健 康 被 害 救 済 給 付 金 ( 注 4) 12 ( 医 薬 品 副 作 用 被 害 救 済 制 度 の) 副 作 用 救 済 給 付 又 は( 生 物 由 来 製 品 感 染 等 被 害 救 済 制 度 の) 感 染 救 済 給 付 ( 注 4)

一般社団法人泉青年会議所

Transcription:

議 事 の 経 過 会 議 記 録 の 概 要 会 議 名 : 第 5 回 河 内 長 野 市 生 活 保 護 費 不 正 支 出 事 件 外 部 調 査 委 員 会 日 時 : 平 成 26 年 1 月 15 日 ( 水 曜 日 )13:00~16:30 場 所 : 河 内 長 野 市 役 所 3 階 庁 議 室 出 席 者 :< 委 員 会 委 員 > 新 倉 委 員 長 中 村 副 委 員 長 井 川 委 員 < 事 務 局 > 小 西 総 務 課 長 吉 川 総 務 課 主 査 < 聴 取 対 象 者 > 生 活 保 護 業 務 の 経 理 担 当 職 員 1 名 1 関 係 者 聴 取 の 主 な 内 容 委 員 から 生 活 保 護 の 経 理 事 務 に 関 する 次 の 点 について 聴 取 が 行 われ 出 席 した 生 活 保 護 業 務 の 経 理 担 当 職 員 (1 名 )が 回 答 した 内 容 経 理 担 当 の 事 務 量 について 当 時 の 事 務 量 として 生 活 保 護 の 経 理 担 当 とは 別 に 生 活 福 祉 課 の 庶 務 業 務 生 活 福 祉 課 は 地 域 福 祉 部 の 庶 務 も 所 管 業 務 になっており 地 域 福 祉 部 の 庶 務 業 務 も 担 当 していた ただし これらの 庶 務 業 務 は それほどのウエイトではなく 業 務 の 大 半 は 生 活 保 護 の 経 理 事 務 が 占 めている 経 理 事 務 の 流 れと 生 活 保 護 決 定 調 書 ( 稟 議 書 )の 決 裁 時 における 経 理 担 当 の 役 割 と 決 裁 のチェックの 内 容 について 当 市 では 経 理 担 当 は ケースワーカーが 起 案 する 生 活 保 護 決 定 調 書 ( 稟 議 書 )について 査 察 指 導 員 ( 主 幹 )の 前 に 押 印 して 生 活 保 護 決 定 調 書 ( 稟 議 書 )の 確 認 をしていること 経 理 担 当 者 には 生 活 保 護 の 内 容 に 関 する 権 限 を 有 していないので 被 保 護 者 に 対 する 生 活 保

護 の 内 容 に 対 して 審 査 を 行 っている 訳 ではなく 生 活 保 護 費 が 支 給 日 に 支 払 うことができるように 主 に 扶 助 の 費 目 と 支 給 日 を 支 給 事 務 手 続 きのために 確 認 している また 追 加 支 給 に 関 しては 決 裁 時 の 生 活 保 護 決 定 調 書 ( 稟 議 書 ) から 金 額 や 支 払 方 法 等 を 転 記 した 追 給 整 理 簿 というものを 経 理 事 務 として 任 意 に 作 成 していること 以 前 は 手 書 きで 作 成 をしていたが 現 在 はエクセルで 作 成 している また 追 給 整 理 簿 には 戻 入 の 内 容 についても 記 載 している これらに 関 して 実 際 の 生 活 保 護 決 定 調 書 や 追 給 整 理 簿 等 を 提 示 し ながら 委 員 に 説 明 が 行 われた 生 活 保 護 電 算 システムと 経 理 担 当 の 事 務 について 生 活 保 護 決 定 調 書 の 決 裁 は 紙 ベースの 稟 議 書 で 行 っており 決 裁 時 には 経 理 担 当 は 生 活 保 護 電 算 システム 上 での 確 認 は 行 わず 生 活 保 護 決 定 調 書 ( 稟 議 書 )の 決 裁 を 終 えて 査 察 指 導 員 が 生 活 保 護 電 算 シ ステム 上 で 決 定 ( 承 認 )の 処 理 を 行 っている 追 加 支 給 に 関 しては 締 め 処 理 の 段 階 で 生 活 保 護 電 算 システム 上 で 決 定 処 理 された 内 容 と 任 意 で 作 成 した 追 給 整 理 簿 に 転 記 された 内 容 が 合 致 しているか 等 を 確 認 している また 定 例 支 給 に 関 しては 締 め 処 理 の 段 階 で 生 活 保 護 支 給 明 細 書 点 検 用 の 書 類 を 生 活 保 護 電 算 システムから 各 担 当 ケースワーカー 別 に 打 ち 出 して 各 担 当 ケースワーカーに 確 認 をしてもらい その 後 に 締 め 処 理 を 行 っている 各 担 当 ケースワーカーへの 振 り 分 けは 生 活 保 護 電 算 システムにおいて 各 被 保 護 者 に 地 区 担 当 の 設 定 がされているこ とから 振 り 分 けが 可 能 となっている なお 生 活 保 護 電 算 システム 上 の 締 め 処 理 の 操 作 について 生 活 保

護 電 算 システムを 用 いて 操 作 内 容 について 確 認 が 行 われ バージョン アップ 前 と 後 のシステム 上 の 違 いについても 説 明 がされた 生 活 保 護 費 の 窓 口 払 い 分 の 出 金 を いつ どのように 行 い 支 給 して いるのか まず 追 加 支 給 に 関 しては 毎 月 初 日 に 生 活 福 祉 課 長 名 義 の 口 座 に 概 算 額 の 資 金 前 渡 を 預 け 入 れし 経 理 担 当 が 支 給 日 の 当 日 に 通 帳 とキ ャッシュカードを 用 いて 市 役 所 内 のATM 機 で 口 座 から 引 き 下 ろし ている なお 当 日 支 給 分 の 総 額 ではなく 1 件 ごとに 出 金 している 通 帳 には 対 象 者 の 氏 名 を 記 載 し 誰 の 支 給 分 かを 明 確 にしている 追 加 支 給 の 窓 口 払 いでは ケースワーカーと 経 理 担 当 が 立 ち 会 って 被 保 護 者 に 保 護 費 を 手 渡 している その 場 で 被 保 護 者 に 金 額 を 確 認 し てもらい 領 収 書 を 徴 している なお 定 例 支 給 の 窓 口 払 い 分 に 関 しては 前 日 に 各 被 保 護 者 ごとに 封 筒 に 保 護 費 を 入 れておき 毎 月 の 支 給 日 に 窓 口 で 渡 している その 際 一 覧 表 になった 領 収 書 に 職 員 が 被 保 護 者 から 印 鑑 を 預 かって 押 印 し 封 筒 には 支 給 金 額 の 明 細 書 を 入 れて 被 保 護 者 に 渡 している このことについて 実 際 の 明 細 書 等 を 提 示 しながら 確 認 が 行 われ た また 生 活 福 祉 課 が 追 加 支 給 について 行 った 改 善 措 置 として 追 加 支 給 日 を 月 に3 回 設 定 すること( 追 加 支 給 の 定 例 支 給 化 )により 概 算 額 での 資 金 前 渡 を 減 らす 取 り 組 みを 行 っている 資 金 前 渡 と 精 算 手 続 きについて 資 金 前 渡 については 市 の 会 計 事 務 規 則 で 精 算 の 手 続 きが 規 定 され ており 10 日 以 内 に 精 算 を 行 わなければならないとされている 資

金 前 渡 の 精 算 には 領 収 書 を 添 付 しており 精 算 手 続 きを 行 うまでの 間 経 理 担 当 が 預 かっておき 領 収 書 の 束 を 精 算 伝 票 に 添 付 している なお 定 例 支 給 において 被 保 護 者 が 生 活 保 護 費 を 受 け 取 りに 来 て いない 場 合 は ケースワーカーから 被 保 護 者 に 取 りに 来 るよう 催 促 を してもらっている 支 給 が 不 要 となったものは 精 算 戻 入 という 処 理 が 必 要 となってくる 戻 入 が 必 要 なのは 支 給 決 定 後 支 給 日 までに 被 保 護 者 が 亡 くなるような 場 合 や 収 入 の 増 加 等 により 保 護 が 必 要 なく なる 場 合 などである 戻 入 については 追 加 支 給 用 の 資 金 前 渡 金 の 口 座 とは 別 に 戻 入 用 の 生 活 福 祉 課 長 名 義 の 口 座 を 設 けており そこに 支 給 しなかった 保 護 費 を 入 れておき 精 算 手 続 きの 中 で 返 納 通 知 書 とと もに 戻 入 口 座 に 入 っていたお 金 を 市 役 所 内 の 指 定 金 融 機 関 窓 口 にて 支 払 って 戻 入 している なお 精 算 書 の 決 裁 は 経 理 担 当 が 起 案 し 主 幹 を 経 て 課 長 が 決 裁 している 資 金 前 渡 の 精 算 方 法 を1 年 単 位 から1 月 単 位 に 変 更 した 点 について 従 前 年 度 当 初 に600 万 円 の 資 金 前 渡 を 受 け その 後 順 次 支 給 して 減 った 金 額 を 補 充 する 形 で 資 金 前 渡 を 続 け 1 年 度 の 終 了 時 に 600 万 円 を 精 算 するというような1 年 単 位 での 精 算 を 行 っていた が 以 前 監 査 で 指 摘 があったことから1 月 単 位 での 精 算 方 式 としてい る 経 理 担 当 が 作 成 する 生 活 保 護 費 扶 助 別 整 理 簿 と 生 活 保 護 電 算 システム や 生 活 保 護 電 算 システムと 財 務 会 計 システムとの 関 係 について 経 理 担 当 は 生 活 保 護 の 統 計 業 務 については 担 当 していない 経 理 担 当 の 業 務 の 一 つとして 国 から 作 成 するよう 指 導 されている 生 活

保 護 費 扶 助 別 整 理 簿 を 月 別 に 作 成 している 生 活 保 護 電 算 システム と 財 務 会 計 システムについては 連 動 しておらず 別 々のシステムであ り 毎 月 の 執 行 額 を 合 わせる 作 業 のためにこの 生 活 保 護 費 扶 助 別 整 理 簿 を 用 いている この 生 活 保 護 費 扶 助 別 整 理 簿 は 被 保 護 者 に 支 払 う 生 活 保 護 費 だけでなく 診 療 報 酬 や 眼 鏡 代 等 の 治 療 材 料 費 な ど 業 者 や 医 療 機 関 等 に 直 接 支 払 う 扶 助 費 も 記 載 しており 財 務 会 計 シ ステムの 執 行 額 と 合 致 しているものである これと 生 活 保 護 電 算 シス テムで 出 力 した 集 計 表 (システム 上 の 名 称 は 経 理 状 況 調 )を 照 ら し 合 わせることで その 月 の 執 行 額 の 確 認 を 行 っている この 作 業 で 確 認 できた 集 計 表 を 毎 月 国 と 府 に 報 告 する 経 理 状 況 報 告 書 の 決 裁 に 添 付 をしている このような 業 務 の 内 容 について 産 前 産 後 休 暇 育 児 休 業 前 に 引 継 ぎをしていたが 宮 本 元 職 員 が 経 理 担 当 をしていた 間 はこの 生 活 保 護 費 扶 助 別 整 理 簿 が 作 成 されていなかった 生 活 保 護 電 算 システムの 集 計 表 は 国 が 定 めた 経 理 状 況 報 告 書 の 様 式 とは 異 なるので 改 めて 経 理 担 当 がエクセルの 様 式 に 値 を 入 力 しなけ ればならない 宮 本 元 職 員 からの 引 継 ぎ 状 況 等 について 宮 本 元 職 員 は 平 成 23 年 4 月 1 日 に 他 の 部 署 に 異 動 し その 直 後 に 産 前 産 後 休 暇 育 児 休 業 から 復 帰 して 改 めて 経 理 担 当 として 業 務 を 行 うこととなった 復 帰 後 宮 本 元 職 員 から 引 継 ぎを 受 ける 中 で 平 成 22 年 度 の 処 理 は 全 て 自 分 ( 宮 本 元 職 員 )がするので 平 成 22 年 度 の 経 理 事 務 には 触 らないよう 言 われていた このため 引 継 後 も 平 成 22 年 度 の 経 理 事 務 の 内 容 で 処 理 されていない 事 案 があったが それは 上 司 の 主 幹 に 内 容 を 報 告 等 した 上 で 宮 本 元 職 員 に 連 絡 をする などして 宮 本 元 職 員 が 事 務 処 理 を 行 っていた なお 5 月 末 の 出 納

閉 鎖 までは 出 納 整 理 期 間 として 旧 年 度 の 事 務 処 理 は 可 能 である 平 成 24 年 8 月 に 生 活 保 護 電 算 システムのバージョンアップをし ていた 際 に 従 来 の 旧 電 算 システムでは 直 近 の 分 しか 表 示 されなかっ たが 新 電 算 システムとなってこれまでの 過 去 の 生 活 保 護 費 の 支 給 決 定 の 処 理 が 未 決 裁 となっているものが 全 てエラーとして 出 てくるよ うになり 不 自 然 な 処 理 として 発 覚 した 2 次 回 の 河 内 長 野 市 生 活 保 護 費 不 正 支 出 事 件 外 部 調 査 委 員 会 について 次 回 の 河 内 長 野 市 生 活 保 護 費 不 正 支 出 事 件 外 部 調 査 委 員 会 は 委 員 長 から 生 活 福 祉 課 長 から 聴 取 したい 旨 の 発 言 があり 次 回 の 関 係 者 聴 取 に 関 しても 非 公 開 で 行 うことについて 委 員 長 が 委 員 に 諮 って 決 定 された また 委 員 から 聴 取 を 受 ける 関 係 者 が 自 由 に 発 言 できる 環 境 に 配 慮 するようにとの 指 示 があった 以 上