非 行 少 年 等 の 種 別 本 書 に 使 用 した 用 語 の 説 明 非 行 少 年 犯 罪 少 年 触 法 少 年 及 びぐ 犯 少 年 をいう 犯 罪 少 年 罪 を 犯 した14 歳 以 上 歳 未 満 の 少 年 をいう 触 法 少 年 犯 罪 に 触 れる 行 為 をした14 歳

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平 成 28 年 版 少 年 非 行 白 書 埼 玉 県 警 察 Saitama Prefectural Police 埼 玉 県 警 察 シンボルマスコット:ポッポくんとポポ 美 ちゃん

非 行 少 年 等 の 種 別 本 書 に 使 用 した 用 語 の 説 明 非 行 少 年 犯 罪 少 年 触 法 少 年 及 びぐ 犯 少 年 をいう 犯 罪 少 年 罪 を 犯 した14 歳 以 上 歳 未 満 の 少 年 をいう 触 法 少 年 犯 罪 に 触 れる 行 為 をした14 歳 未 満 の 少 年 をいう ぐ 犯 少 年 保 護 者 の 正 当 な 監 督 に 服 しない 性 癖 があるなど 一 定 の 事 由 があって その 性 格 又 は 環 境 から 判 断 して 将 来 罪 を 犯 し 又 は 刑 罰 法 令 に 触 れる 行 為 をするおそれのある 少 年 をいう 不 良 行 為 少 年 非 行 少 年 には 該 当 しないが 飲 酒 喫 煙 深 夜 はいかい その 他 自 己 又 は 他 人 の 徳 性 を 害 する 行 為 をしている 少 年 を いう 刑 法 犯 少 年 刑 法 等 に 規 定 する 罪 ( 交 通 関 係 を 除 く )を 犯 した( 犯 罪 に 触 れる 行 為 をした) 少 年 をいう 刑 法 犯 の 罪 種 別 分 類 かん 凶 悪 犯 殺 人 強 盗 放 火 強 姦 粗 暴 犯 凶 器 準 備 集 合 暴 行 傷 害 脅 迫 恐 喝 窃 盗 犯 窃 盗 (ひったくり 万 引 き オートバイ 盗 自 転 車 盗 等 ) 知 能 犯 詐 欺 横 領 偽 造 等 風 俗 犯 賭 博 わいせつ( 強 制 公 然 等 ) その 他 占 有 離 脱 物 横 領 器 物 損 壊 等 の 上 記 に 掲 げるもの 以 外 の 罪 種 被 害 少 年 少 年 の 健 全 な 育 成 を 阻 害 する 福 祉 犯 罪 により 被 害 を 受 けた 少 年 をいう 再 犯 者 率 刑 法 犯 少 年 で 検 挙 された 少 年 のうちかつて 非 行 を 犯 した 少 年 の 割 合 をいう 街 頭 犯 罪 路 上 強 盗 ひったくり 自 動 車 盗 オートバイ 盗 自 転 車 盗 自 動 販 売 機 ねらい かん 車 上 ねらい 強 姦 及 び 強 制 わいせつの9 罪 種 をいう 初 発 型 非 行 万 引 き オートバイ 盗 自 転 車 盗 及 び 占 有 離 脱 物 横 領 をいう 人 口 比 成 人 は 歳 以 上 少 年 は14 歳 から 歳 の 人 口 1, 人 当 たりの 検 挙 人 員 をいう 各 市 町 村 の 人 口 は 平 成 1 月 1 日 現 在 における 埼 玉 県 町 ( 丁 ) 字 別 人 口 調 査 による 福 祉 犯 罪 少 年 の 福 祉 と 保 護 を 目 的 とした 各 種 特 別 法 条 例 に 違 反 する 犯 罪 をいう 統 計 図 表 中 の 構 成 比 等 は 四 捨 五 入 してあるため 統 計 が 必 ずしも 1. にならない 場 合 があります 表 紙 写 真 提 供 : 埼 玉 県 観 光 課 ( 忍 城 ~ 行 田 市 )

平 成 28 年 版 少 年 非 行 白 書 の 発 行 に 当 たって 埼 玉 県 警 察 本 部 長 貴 志 浩 平 次 代 を 担 う 少 年 の 健 全 育 成 は 県 民 生 活 の 安 全 安 心 を 将 来 に 繋 げていくために 大 変 重 要 なも のであります 平 成 中 の 県 内 の 少 年 非 行 情 勢 は 刑 法 犯 で 検 挙 補 導 された 少 年 が 前 年 と 比 較 して 693 人 減 少 の 2,649 人 と 減 少 傾 向 を 維 持 しているところであり 県 警 察 の 活 動 に 加 えて 関 係 機 関 団 体 等 の 協 力 による 非 行 防 止 活 動 の 成 果 が 表 れているところであります しかし 犯 罪 少 年 の 再 犯 者 率 が 4.5%と 過 去 1 年 間 で 最 も 高 くなっているほか スマート フォンの 利 用 により 年 少 者 が 児 童 買 春 児 童 ポルノ 事 犯 等 の 福 祉 犯 罪 の 被 害 者 となる 事 案 が 発 生 しており 全 国 を 見 ても 神 奈 川 県 川 崎 市 における 少 年 による 凶 悪 事 件 や 大 阪 府 寝 屋 川 市 における 中 学 生 が 被 害 者 となる 殺 人 事 件 等 の 重 大 事 件 が 発 生 するなど 依 然 として 予 断 を 許 さ ない 状 況 にあります こうした 情 勢 を 踏 まえ 県 警 察 では 学 校 や 教 育 委 員 会 と 連 携 した 非 行 防 止 教 室 や 少 年 警 察 ボランティアと 協 同 してより 多 くの 少 年 に 声 掛 けを 行 う 街 頭 補 導 活 動 等 により 少 年 の 規 範 意 識 の 醸 成 と 犯 罪 被 害 の 防 止 を 図 っているほか 少 年 の 再 非 行 を 防 止 するための 活 動 として スポーツ 活 動 や 農 業 体 験 活 動 などの 立 ち 直 り 支 援 活 動 を 推 進 しています この 少 年 非 行 白 書 は 埼 玉 県 内 の 少 年 非 行 の 現 状 や 県 警 察 における 少 年 非 行 防 止 活 動 の 取 組 を 広 く 県 民 の 皆 様 にお 知 らせするため 毎 年 発 行 しているものです 県 民 の 皆 様 には この 白 書 を 通 じて 少 年 非 行 の 現 状 について 御 理 解 いただくとともに 御 家 庭 や 各 地 域 で 非 行 防 止 について 考 えていただくための 資 料 としてこの 白 書 を 御 活 用 いただき 今 後 の 少 年 非 行 防 止 活 動 に 一 層 の 御 支 援 御 協 力 を 賜 りますようお 願 いいたします 平 成 28 年 6 月 1

目 次 Ⅰ 少 年 非 行 情 勢 1 刑 法 犯 少 年 (1) 全 国 と 本 県 の 比 較 4 ア 刑 法 犯 少 年 の 検 挙 補 導 人 員 の 推 移 4 イ 刑 法 犯 全 体 に 占 める 少 年 の 割 合 の 推 移 4 (2) 県 内 の 情 勢 5 ア 少 年 非 行 の 現 状 5 (ア) 刑 法 犯 少 年 の 推 移 5 (イ) 主 な 罪 種 別 の 現 状 9 a 凶 悪 犯 9 b 粗 暴 犯 9 c 街 頭 犯 罪 (9 罪 種 ) 1 d 初 発 型 非 行 11 e 万 引 き 12 f 振 り 込 め 詐 欺 13 (ウ) 触 法 少 年 の 推 移 13 イ 市 区 町 村 別 にみる 犯 罪 少 年 の 現 状 14 (ア) 市 区 町 村 別 検 挙 状 況 14 (イ) 市 区 町 村 別 逮 捕 状 況 16 ウ 少 年 の 犯 罪 被 害 の 現 状 17 (ア) 主 な 罪 種 別 被 害 の 推 移 17 (イ) 性 犯 罪 被 害 の 推 移 17 2 不 良 行 為 少 年 (1) 不 良 行 為 少 年 の 推 移 (2) 主 な 行 為 別 の 補 導 状 況 ア 喫 煙 イ 深 夜 はいかい ウ 不 健 全 性 的 行 為 2

Ⅱ 少 年 の 福 祉 を 害 する 犯 罪 1 福 祉 犯 罪 の 現 状 (1) 福 祉 犯 罪 全 体 ア 被 害 状 況 イ 検 挙 状 況 (2) 児 童 ポルノ 事 犯 ア 被 害 状 況 イ 検 挙 状 況 2 出 会 い 系 サイト コミュニティサイトに 起 因 した 事 件 (1) 被 害 状 況 (2) 検 挙 状 況 3 児 童 虐 待 27 4 薬 物 乱 用 28 Ⅲ 総 合 的 な 少 年 非 行 防 止 対 策 の 推 進 1 規 範 意 識 を 醸 成 する 活 動 29 (1) 非 行 防 止 教 室 29 (2) スクール サポーター 29 (3) 社 会 参 加 活 動 3 (4) 少 年 柔 道 剣 道 教 室 3 2 街 頭 補 導 活 動 3 3 少 年 相 談 活 動 31 (1) 親 子 カウンセリング 31 (2) ヤングメール 31 4 立 ち 直 り 支 援 活 動 31 5 関 係 機 関 団 体 との 連 携 32 (1) 学 校 警 察 連 絡 協 議 会 32 (2) 少 年 指 導 委 員 32 (3) 埼 玉 県 販 売 防 犯 連 絡 協 議 会 32 (4) 少 年 非 行 防 止 学 生 ボランティア ピアーズ 32 3

Ⅰ 少 年 非 行 情 勢 1 刑 法 犯 少 年 (1) 全 国 と 本 県 の 比 較 ア 刑 法 犯 少 年 の 検 挙 補 導 人 員 の 推 移 過 去 1 年 間 の 全 国 及 び 本 県 における 刑 法 犯 少 年 の 検 挙 補 導 人 員 の 推 移 は 図 1のとおりです 過 去 1 年 間 では 全 国 が 平 成 年 の131,64 人 本 県 も 平 成 年 の7,814 人 が 最 も 多 く その 後 減 少 傾 向 で 推 移 しています 平 成 中 は 全 国 が48,68 人 本 県 が2,649 人 となっています 図 1 刑 法 犯 少 年 の 推 移 ( 平 成 年 ~ ) 埼 玉 県 全 国 ( 人 員 ) 埼 玉 県 全 国 ( 人 員 ) 16, 16, 12, 131,64 1,128,311 13,57394,312 1, 8,,534 7,814 6,928 7,148 6,382 6,862 6,41 79,393 69,61 6,7 5,14 48,68 4,388 3,342 8, 4, 2,649 4, イ 刑 法 犯 全 体 に 占 める 少 年 の 割 合 の 推 移 ( 割 合 ) 5.% 4.% 3.%.% 1.% 過 去 1 年 間 の 刑 法 犯 全 体 に 占 める 少 年 の 割 合 の 推 移 は 図 2のとおりです 過 去 1 年 間 では 全 国 が 平 成 年 の32.7% 本 県 も 平 成 年 の36.4%が 最 も 高 く その 後 減 少 傾 向 で 推 移 しています 平 成 中 は 全 国 が.5% 本 県 が.5%となっています 図 2 刑 法 犯 全 体 に 占 める 少 年 の 割 合 の 推 移 ( 平 成 年 ~ ) 36.4% 32.7% 34.% 31.6% 33.2% 3.4% 35.1% 3.9% 34.% 3.4% 29.5% 29.3%.4%.4%.8%.1%.5%.9% 埼 玉 県 全 国.5%.5%.% 4

(2) 県 内 の 情 勢 ア 少 年 非 行 の 現 状 (ア) 刑 法 犯 少 年 の 推 移 過 去 1 年 間 の 刑 法 犯 少 年 ( 男 女 別 )の 推 移 は 図 3のとおりです 平 成 年 以 降 減 少 傾 向 で 推 移 しており 平 成 中 の 検 挙 補 導 人 員 は2,649 人 で 前 年 より693 人 (.7%) 減 少 しました 平 成 中 の 男 女 比 率 は 男 子 が89.5%(2,371 人 ) 女 子 が1.5%(278 人 )となっています ( 人 員 ) 図 3 刑 法 犯 少 年 ( 男 女 別 )の 推 移 ( 平 成 年 ~ ) 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 7,814 男 子 6,2 女 子 1,6 6,928 5,4 1,528 6,382 4,983 1,399 7,148 5,76 1,442 6,862 5,541 1,3 6,41 4,964 1,77 5,14 4,9 835 4,388 3,682 76 3,342 2,934 48 2,649 2,371 278 刑 法 犯 少 年 の 検 挙 補 導 人 員 の 多 い 都 道 府 県 は 図 4のとおりで 本 県 は 全 国 で6 番 目 に 多 い 人 員 となっています ( 人 員 ) 図 4 都 道 府 県 別 検 挙 補 導 人 員 ( 平 成 ) 6, 5,616 4,88 4, 2, 3,357 3,28 2,844 2,649 2,575 1,955 1,573 1,356 東 京 大 阪 神 奈 川 福 岡 愛 知 埼 玉 兵 庫 千 葉 北 海 道 広 島 5

過 去 1 年 間 の 刑 法 犯 少 年 ( 犯 罪 少 年 )と 成 人 被 疑 者 の 人 口 比 の 推 移 は 図 5 のとおりです 刑 法 犯 少 年 と 成 人 被 疑 者 の 人 口 1, 人 当 たりの 検 挙 人 員 を 比 較 すると 平 成 年 以 降 減 少 傾 向 にありますが 平 成 中 は 少 年 が 成 人 の 約 3.1 倍 となっており 成 人 と 比 べ 引 き 続 き 高 い 水 準 にあります 図 5 刑 法 犯 少 年 ( 犯 罪 少 年 )と 成 人 被 疑 者 の 人 口 比 の 推 移 ( 平 成 年 ~ ) 人 口 千 人 当 たり( 人 員 ) 16 14 12 1 8 15.6 13.9 13.1 少 年 14.8 14.4 12.6 1.7 9.3 6 成 人 7.2 4 2 2.4 2.3 2.2 2.2 2.3 2.4 2.4 2.1 2. 5.6 1.8 過 去 1 年 間 の 刑 法 犯 少 年 の 罪 種 別 の 推 移 は 図 6のとおりです 罪 種 別 では 全 ての 罪 種 で 減 少 傾 向 にあります ( 人 員 ) 4,5 4, 3,5 3,767 図 6 刑 法 犯 少 年 の 罪 種 別 推 移 ( 平 成 年 ~ ) 4,127 3,866 3,529 3,393 3,448 窃 盗 犯 3, 3,7 知 能 犯 風 俗 犯 占 有 離 脱 物 横 領 等 その 他 2,7 2,5 2, 1,5 1, 5 712 2,743 凶 悪 犯 581 75 2,164 697 128 2,328 66 87 2,284 粗 暴 犯 64 72 1,957 568 68 1,612 686 88 2,277 1,392 631 88 1,781 1,78 44 79 1,495 773 36 75 6

過 去 1 年 間 の 全 国 及 び 本 県 における 再 犯 者 率 の 推 移 は 図 7のとおりで す 平 成 中 は4.5%と 過 去 1 年 間 で 最 も 高 くなっています また 本 県 の 少 年 の 再 犯 者 率 は 全 国 より 4.1ポイント 高 い 値 となって います 図 7 全 国 の 再 犯 者 率 と 本 県 の 再 犯 者 率 ( 平 成 年 ~ ) ( 割 合 ) 45.% 4.% 35.% 3.%.% 3.2% 3.% 31.1% 3.3% 35.7% 31.2% 刑 法 犯 少 年 再 犯 者 率 ~ 埼 玉 32.2% 31.3% 33.7% 31.5% 36.5% 32.7% 38.8% 33.9% 刑 法 犯 少 年 再 犯 者 率 ~ 全 国 39.% 34.3% 37.8% 34.9% 4.5% 36.4%.% 平 成 中 の 罪 種 別 の 再 犯 者 率 は 図 8のとおりです 凶 悪 犯 の 再 犯 者 率 が71.8% 粗 暴 犯 の 再 犯 者 率 が53.9%と いずれも 高 い 割 合 となっています 図 8 罪 種 別 の 再 犯 者 率 ( 平 成 ) 再 犯 者 初 犯 者 ( 合 計 ) 刑 法 犯 少 年 ( 犯 罪 少 年 ) 4.5%(945 人 ) 59.5%(1,391 人 ) 2,336 人 凶 悪 犯 71.8%(51 人 ) 28.2%( 人 ) 71 人 粗 暴 犯 53.9%(144 人 ) 46.1%(1 人 ) 7 人 窃 盗 犯 38.2%(53 人 ) 61.8%(814 人 ) 1,317 人 その 他 36.3%(7 人 ) 63.7%(434 人 ) 681 人 % % 4% 6% 8% 1% ( 注 ) その 他 は 占 有 離 脱 物 横 領 住 居 侵 入 詐 欺 強 制 わいせつ 等 の 罪 をいう 7

刑 法 犯 少 年 の 学 職 別 検 挙 補 導 人 員 の 変 化 は 図 9のとおりで いずれの 学 職 別 も 平 成 年 と 比 較 して 減 少 しています 図 9 刑 法 犯 少 年 の 学 職 別 検 挙 補 導 人 員 の 変 化 ( 平 成 年 平 成 ) 9 人 483 人 638 人 年 2,898 人 2,811 人 745 人 7,814 人 中 学 生 737 人 高 校 生 94 人 未 就 学 小 学 生 14 人 無 職 289 人 有 職 394 人 大 学 専 門 2 人 2,649 人 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, ( 人 員 ) 学 職 別 構 成 比 の 変 化 は 図 1のとおりで 平 成 中 は 中 学 生 が27.8% (737 人 ) 高 校 生 が34.1%(94 人 )となり 平 成 16 年 以 来 11 年 振 りに 高 校 生 の 割 合 が 中 学 生 を 上 回 りました 図 1 刑 法 犯 少 年 の 学 職 別 構 成 比 の 変 化 ( 平 成 年 平 成 ) 3.1% 年 37.1% 36.% 6.2% 8.2% 9.5% 中 学 生 27.8% 高 校 生 34.1% 有 職 14.9% 無 職 1.9% 未 就 学 小 学 生 3.9% 大 学 専 門 8.3% % % 4% 6% 8% 1% 8

(イ) 主 な 罪 種 別 の 現 状 a 凶 悪 犯 過 去 1 年 間 の 少 年 による 凶 悪 犯 の 検 挙 補 導 人 員 の 推 移 は 図 11のとお りです 平 成 中 は75 人 と 前 年 より4 人 (5.1%) 減 少 しました ( 人 員 ) 図 11 凶 悪 犯 の 推 移 ( 平 成 年 ~ ) 14 128 1 1 8 75 87 72 68 88 88 79 75 6 4 b 粗 暴 犯 過 去 1 年 間 の 少 年 による 粗 暴 犯 の 検 挙 補 導 人 員 の 推 移 は 図 12のと おりです 平 成 中 の 検 挙 補 導 人 員 は36 人 と 前 年 より98 人 (.3%) 減 少 しました ( 人 員 ) 1, 図 12 粗 暴 犯 の 推 移 ( 平 成 年 ~ ) 8 6 712 581 697 66 64 568 686 631 4 44 36 9

c 街 頭 犯 罪 (9 罪 種 ) 平 成 中 の 刑 法 犯 認 知 件 数 に 占 める 街 頭 犯 罪 の 認 知 件 数 の 割 合 は 図 13のとおりです 街 頭 犯 罪 の 認 知 件 数 は 刑 法 犯 認 知 件 数 の42.9%を 占 めています 図 13 刑 法 犯 認 知 件 数 に 占 める 街 頭 犯 罪 の 認 知 件 数 の 割 合 ( 平 成 ) 認 知 件 数 73,456 件 街 頭 犯 罪 42.9%(31,489 件 ) その 他 57.1%(41,967 件 ) 過 去 1 年 間 の 街 頭 犯 罪 認 知 件 数 と 検 挙 補 導 人 員 に 占 める 少 年 の 割 合 の 推 移 は 図 14のとおりです 認 知 件 数 と 検 挙 補 導 人 員 に 占 める 少 年 の 割 合 は 減 少 傾 向 にあり 平 成 中 は 認 知 件 数 が31,489 件 少 年 の 割 合 が45.8%となっています 図 14 街 頭 犯 罪 認 知 件 数 と 検 挙 補 導 人 員 に 占 める 少 年 の 割 合 の 推 移 ( 平 成 年 ~ ) ( 人 員 ) 2,5 ( 認 知 件 数 ) 75, 6,717 55,994 54,9 53,497 認 知 件 数 49,51 44,655 5, 成 人 4,4 35,867 862 946 9 9 31,565 31,489 91 86 少 年 の 割 合 842 81, 少 年 792 1,496 1,42 1,399 7 1,652 1,282 1,5 1,27 891 76 592 (65.7%) (61.3%) (6.9%) (6.4%) (58.7%) (59.3%) (54.9%) (52.4%) (47.1%) (45.8%) 街 頭 犯 罪 合 計 自 動 販 売 機 ねらい オートバイ 盗 路 上 強 盗 自 転 車 盗 ひったくり 車 上 ねらい 強 制 わいせつ 自 動 車 盗 強 姦 平 成 中 の 罪 種 別 における 少 年 の 割 合 は 図 15のとおりです 自 動 販 売 機 ねらいが91.8% オートバイ 盗 が9.8%と 特 に 少 年 の 割 合 が 高 くなっています 図 15 罪 種 別 の 検 挙 補 導 人 員 に 占 める 少 年 の 割 合 ( 平 成 ) 少 年 45.8%(592 人 ) 91.8%(67 人 ) 9.8%(79 人 ) 73.7%(28 人 ) 47.9%(3 人 ) 56.8%( 人 ).8%( 人 ) 16.7%(3 人 ).5%(14 人 ) 1.2%(5 人 ) 成 人 54.2%(7 人 ) 8.2%(6 人 ) 9.2%(8 人 ).3%(1 人 ) 52.1%(355 人 ) 43.2%(16 人 ) 73.2%(6 人 ) 83.3%(15 人 ) 78.5%(51 人 ) 89.8%(44 人 ) % % 4% 6% 8% 1% 合 計 1,292 人 73 人 87 人 38 人 681 人 37 人 82 人 人 65 人 49 人 1

d 初 発 型 非 行 平 成 中 の 初 発 型 非 行 を 構 成 する4 罪 種 の 検 挙 補 導 人 員 に 占 める 少 年 の 割 合 は 図 16のとおりです 平 成 中 の 成 人 を 含 む 検 挙 補 導 人 員 に 占 める 少 年 の 割 合 は.8% となっています 図 16 初 発 型 非 行 を 構 成 する4 罪 種 の 検 挙 補 導 人 員 に 占 める 少 年 の 割 合 ( 平 成 ) 少 年 成 人 合 計 初 発 型 非 行 合 計.8%(1,517 人 ) 76.2%(4,866 人 ) 6,383 人 オートバイ 盗 9.8%(79 人 ) 9.2%(8 人 ) 87 人 自 転 車 盗 47.9%(3 人 ) 52.1%(355 人 ) 681 人 占 有 離 脱 物 横 領.%(357 人 ) 76.%(1,128 人 ) 1,485 人 万 引 き.3%(755 人 ) 81.7%(3,375 人 ) 4,13 人 % % 4% 6% 8% 1% 過 去 1 年 間 の 少 年 による 初 発 型 非 行 の 検 挙 補 導 人 員 と 刑 法 犯 少 年 に 占 める 割 合 の 推 移 は 図 17のとおりです 初 発 型 非 行 で 検 挙 補 導 した 少 年 の 人 員 と 刑 法 犯 少 年 に 占 める 初 発 型 非 行 の 割 合 は 平 成 年 以 降 減 少 傾 向 にあり 平 成 中 は57.3%と 前 年 より3.ポイント 減 少 しました 図 17 初 発 型 非 行 の 検 挙 補 導 人 員 と 刑 法 犯 少 年 に 占 める 割 合 の 推 移 ( 平 成 年 ~ ) ( 人 員 ) ( 割 合 ) 1, 1.% 刑 法 犯 少 年 に 占 める 初 発 型 非 行 の 割 合 8, 6, 4, 2, 75.2% 75.% オートバイ 盗 5,88 占 横 有 領 離 脱 物 自 転 車 盗 万 引 き 5,7 7.% 4,47 73.7% 5,6 71.2% 4,883 67.6% 4,85 61.1% 3,116 59.4% 2,68 6.3% 2,16 57.3% 1,517 8.% 6.% 4.%.%.% 11

e 万 引 き 過 去 1 年 間 の 万 引 きの 認 知 件 数 と 検 挙 補 導 人 員 の 推 移 は 図 のと おりです 少 年 の 検 挙 補 導 人 員 は 平 成 年 以 降 減 少 傾 向 にあり 平 成 中 は755 人 と 前 年 より173 人 (.6%) 減 少 しました 図 万 引 きの 認 知 件 数 と 検 挙 補 導 人 員 の 推 移 ( 平 成 年 ~ ) ( 件 数 人 員 ) 1, 8, 7,76 認 知 件 数 7,434 8,5 8,887 8,5 8,534 8,282 7,53 7,148 7,442 6, 4, 2, 成 人 3,611 3,281 3,4 3,637 3,6 3,97 4, 3,689 3,485 3,375 少 年 1,83 1,716 1,78 2,377 2,5 1,885 1,414 1,166 928 755 万 引 きで 検 挙 補 導 した 少 年 の 学 職 別 構 成 比 の 変 化 は 図 のとおり です 平 成 中 は 中 学 生 が3.1%(7 人 ) 高 校 生 が45.8%(346 人 ) と 全 体 の75.9%を 占 めています 図 万 引 きで 検 挙 補 導 した 少 年 の 学 職 別 構 成 比 の 変 化 ( 平 成 年 平 成 ) 3.3%(6 人 ) 年 5.8% (16 人 ) 41.7%(764 人 ) 37.4%(684 人 ) 8% 1,83 人 (147 人 ) 3.8%(69 人 ) 有 職 6.4%(48 人 ) 中 学 生 3.1%(7 人 ) 高 校 生 45.8%(346 人 ) 755 人 未 就 学 小 学 生 4%(3 人 ) 大 学 専 門 4.2%(32 人 ) 無 職 9.5%(72 人 ) % % 4% 6% 8% 1% 12

f 振 り 込 め 詐 欺 振 り 込 め 詐 欺 の 検 挙 補 導 人 員 の 推 移 は 図 のとおりです 平 成 中 振 り 込 め 詐 欺 に 関 係 して 検 挙 補 導 した 少 年 は4 人 と 前 年 より1 人 (.%) 減 少 しました 図 振 り 込 め 詐 欺 の 検 挙 補 導 人 員 の 推 移 ( 平 成 年 ~ ) 知 能 犯 ( 人 員 ) 振 り 込 め 詐 欺 ( 人 員 ) 1 1 9 84 9 8 知 能 犯 検 挙 補 導 人 員 振 り 込 め 詐 欺 8 7 65 63 65 7 6 58 6 49 5 5 47 43 5 4 4 4 4 3 27 3 1 11 1 4 4 1 (ウ) 触 法 少 年 の 推 移 過 去 1 年 間 の 触 法 少 年 の 推 移 は 図 のとおりです 平 成 年 以 降 減 少 傾 向 にあり 平 成 中 は313 人 と 前 年 より28 人 (8.2%) 減 少 しました 平 成 中 の 男 女 比 率 は 男 子 が9.1%(282 人 ) 女 子 が9.9%(31 人 ) となっています ( 人 員 ) 1,5 図 触 法 少 年 ( 男 女 別 )の 推 移 ( 平 成 年 ~ ) 1, 9 6 3 1,8 男 子 942 1,94 875 943 7 999 811 891 752 79 672 641 556 527 454 341 313 女 子 6 9 8 8 139 1 85 73 31 31 282 31 13

イ 市 区 町 村 別 にみる 犯 罪 少 年 の 現 状 (ア) 市 区 町 村 別 検 挙 状 況 刑 法 犯 少 年 ( 犯 罪 少 年 )の 居 住 地 別 の 検 挙 人 員 及 び 人 口 比 は 以 下 の 図 のと おりです 刑 法 犯 少 年 ( 犯 罪 少 年 )の 検 挙 人 員 刑 法 犯 少 年 ( 犯 罪 少 年 )の 人 口 比 さいたま 市 順 位 区 名 刑 法 犯 少 年 少 年 人 口 1, 人 当 たり ( 人 ) 順 位 区 名 人 口 比 1 見 沼 区 56 1 岩 槻 区 8.4 2 岩 槻 区 53 2 桜 区 6.2 3 桜 区 36 3 大 宮 区 6.1 4 南 区 35 4 見 沼 区 5.8 4 大 宮 区 35 5 西 区 4. 6 北 区 3 6 緑 区 3.7 7 緑 区 28 7 北 区 3.4 8 浦 和 区 8 中 央 区 3.3 8 西 区 8 南 区 3.3 1 中 央 区 1 浦 和 区 2.2 計 331 市 (さいたま 市 を 除 く) 順 位 区 名 刑 法 犯 少 年 少 年 人 口 1, 人 当 たり ( 人 ) 順 位 区 名 人 口 比 1 川 口 市 176 1 飯 能 市 8.8 2 越 谷 市 1 2 新 座 市 8.6 3 川 越 市 1 3 吉 川 市 7.4 4 上 尾 市 86 4 朝 霞 市 7.2 5 所 沢 市 8 4 鶴 ヶ 島 市 7.2 6 新 座 市 77 6 三 郷 市 7.1 7 草 加 市 72 7 戸 田 市 6.6 8 春 日 部 市 7 8 羽 生 市 6.5 9 朝 霞 市 56 9 坂 戸 市 6.4 1 狭 山 市 52 1 上 尾 市 6.3 11 三 郷 市 51 1 東 松 山 市 6.3 11 戸 田 市 51 12 狭 山 市 6.2 13 久 喜 市 44 12 越 谷 市 6.2 14 熊 谷 市 43 12 川 越 市 6.2 15 飯 能 市 41 15 日 高 市 5.8 16 深 谷 市 37 16 川 口 市 5.5 17 坂 戸 市 35 17 桶 川 市 5.3 加 須 市 32 行 田 市 5.2 吉 川 市 32 春 日 部 市 5.2 ふじみ 野 市 31 久 喜 市 5.2 東 松 山 市 31 草 加 市 5. 富 士 見 市 3 富 士 見 市 4.9 鶴 ヶ 島 市 29 加 須 市 4.8 行 田 市 ふじみ 野 市 4.7 桶 川 市 本 庄 市 4.6 入 間 市 深 谷 市 4.3 本 庄 市 所 沢 市 4.3 羽 生 市 28 志 木 市 4.2 29 日 高 市 29 幸 手 市 4. 3 八 潮 市 17 29 蕨 市 4. 3 志 木 市 17 31 和 光 市 3.9 32 和 光 市 16 32 秩 父 市 3.8 33 秩 父 市 15 33 熊 谷 市 3.7 34 鴻 巣 市 14 34 八 潮 市 3.6 34 蕨 市 14 35 北 本 市 2.6 36 幸 手 市 11 36 入 間 市 2.5 37 北 本 市 1 37 蓮 田 市 2.4 38 蓮 田 市 8 38 鴻 巣 市 2.1 39 白 岡 市 5 39 白 岡 市 1.7 ( 人 ) ( 人 ) 14

刑 法 犯 少 年 ( 犯 罪 少 年 )の 検 挙 人 員 刑 法 犯 少 年 ( 犯 罪 少 年 )の 人 口 比 町 村 順 位 町 村 名 刑 法 犯 少 年 少 年 人 口 1, 人 当 たり ( 人 ) 順 位 町 村 名 人 口 比 1 松 伏 町 34 1 松 伏 町 15.9 2 三 芳 町 2 三 芳 町 9.3 3 杉 戸 町 16 3 滑 川 町 9.2 4 上 里 町 14 4 ときがわ 町 7.8 5 滑 川 町 8 5 上 里 町 6.8 6 吉 見 町 7 6 杉 戸 町 6. 7 毛 呂 山 町 6 7 吉 見 町 5.4 7 川 島 町 6 8 川 島 町 5.1 7 宮 代 町 6 9 神 川 町 4.4 1 小 川 町 5 1 宮 代 町 3.6 1 ときがわ 町 5 11 毛 呂 山 町 3.1 12 寄 居 町 4 12 小 川 町 3. 12 伊 奈 町 4 12 越 生 町 3. 12 神 川 町 4 14 小 鹿 野 町 2.8 15 越 生 町 2 15 寄 居 町 1.9 15 小 鹿 野 町 2 16 鳩 山 町 1.5 17 嵐 山 町 1 16 伊 奈 町 1.5 17 鳩 山 町 1 嵐 山 町 1. ( 注 ) 検 挙 した 少 年 がいない 町 村 を 除 く ( 人 ) 家 族 で 一 緒 に 考 えましょう ~こんなことしたらどうなる?~ 1 友 達 の 万 引 きの 見 張 りをした 2 友 達 が 万 引 きしたお 菓 子 をもらって 食 べた 3 道 端 に 放 置 されていた 自 転 車 を 自 分 の 物 として 使 っている 4お 母 さんの 財 布 から 黙 ってお 金 を 持 ち 出 し 自 分 の 欲 しい 物 を 買 った 5 自 分 の 住 所 や 友 達 の 悪 口 をネットに 書 き 込 んだ 6ネットで 知 り 合 った 見 ず 知 らずの 人 と 会 う 約 束 をした 7 友 達 のIDやパスワードを 勝 手 に 使 った 15

(イ) 市 区 町 村 別 逮 捕 状 況 逮 捕 した 犯 罪 少 年 の 居 住 地 別 の 人 員 は 以 下 のとおりです 凡 例 : 3 人 以 上 : 人 以 上 ~3 人 未 満 : 1 人 以 上 ~ 人 未 満 : 5 人 以 上 ~1 人 未 満 : 1 人 以 上 ~5 人 未 満 : 逮 捕 無 し 小 鹿 野 町 秩 父 市 神 川 町 皆 野 町 上 里 町 本 庄 市 美 里 町 長 瀞 町 横 瀬 町 寄 居 町 東 秩 父 村 深 谷 市 小 川 町 ときがわ 町 飯 能 市 越 生 町 毛 呂 山 町 鳩 山 町 熊 谷 市 嵐 滑 川 町 山 町 日 高 市 東 松 山 市 坂 戸 市 鶴 ヶ 島 市 入 間 市 狭 山 市 行 田 市 吉 見 町 川 越 市 所 沢 市 鴻 巣 市 羽 生 市 北 本 市 加 須 市 伊 桶 川 市 奈 川 島 町 町 上 尾 市 ふじみ 野 市 富 士 見 市 三 芳 町 久 喜 市 見 北 区 沼 西 区 大 宮 区 区 志 木 市 朝 霞 市 新 座 市 中 央 区 桜 区 和 光 市 杉 戸 町 白 岡 市 宮 代 町 蓮 田 市 浦 和 区 南 区 蕨 市 戸 田 市 岩 槻 区 緑 区 幸 手 市 川 口 市 春 日 部 市 越 谷 市 松 伏 町 草 加 市 八 潮 市 吉 川 市 三 郷 市 市 (さいたま 市 を 除 く) さいたま 市 順 位 市 名 逮 捕 人 員 ( 人 ) 1 川 口 市 5 2 川 越 市 2 上 尾 市 4 越 谷 市 5 所 沢 市 17 6 草 加 市 16 7 戸 田 市 15 8 新 座 市 1 8 春 日 部 市 1 1 羽 生 市 9 1 久 喜 市 9 1 狭 山 市 9 13 熊 谷 市 8 13 飯 能 市 8 13 行 田 市 8 16 加 須 市 7 16 坂 戸 市 7 16 朝 霞 市 7 16 深 谷 市 7 三 郷 市 6 ふじみ 野 市 6 桶 川 市 5 本 庄 市 5 富 士 見 市 4 吉 川 市 4 東 松 山 市 4 27 八 潮 市 3 27 北 本 市 3 27 日 高 市 3 27 秩 父 市 3 31 幸 手 市 2 31 鶴 ヶ 島 市 2 31 和 光 市 2 31 白 岡 市 2 31 志 木 市 2 36 入 間 市 1 36 蓮 田 市 1 順 位 市 名 逮 捕 人 員 1 見 沼 区 17 2 岩 槻 区 12 3 桜 区 11 4 大 宮 区 6 5 北 区 5 5 南 区 5 7 中 央 区 4 8 浦 和 区 3 9 西 区 2 1 緑 区 1 計 66 町 村 順 位 市 名 逮 捕 人 員 1 松 伏 町 2 三 芳 町 4 3 毛 呂 山 町 2 3 杉 戸 町 2 3 上 里 町 2 6 鳩 山 町 1 6 嵐 山 町 1 6 小 川 町 1 6 越 生 町 1 6 小 鹿 野 町 1 ( 注 ) 逮 捕 した 少 年 がいない 市 町 村 を 除 く ( 人 ) ( 人 ) 16

ウ 少 年 の 犯 罪 被 害 の 現 状 刑 法 犯 総 数 窃 盗 犯 ( 件 数 ), (ア) 主 な 罪 種 別 被 害 の 推 移 過 去 1 年 間 の 少 年 が 被 害 者 となる 刑 法 犯 認 知 件 数 と 主 な 罪 種 別 被 害 の 推 移 は 図 のとおりです 少 年 が 被 害 者 となった 刑 法 犯 の 認 知 件 数 は 平 成 中 は1,85 件 で そのうち 窃 盗 被 害 は9,634 件 殺 人 や 強 盗 等 の 凶 悪 犯 被 害 は52 件 傷 害 や 暴 行 等 の 粗 暴 犯 被 害 は663 件 となっています 図 少 年 が 被 害 者 となる 刑 法 犯 認 知 件 数 の 推 移 ( 平 成 年 ~ ) 凶 悪 犯 粗 暴 犯 ( 件 数 ) 3,, 15, 1, 5,,93 17,935 1,2 116,4,147 1,149 凶 悪 犯 11,528,684 1,42 1,797,5 9 92 刑 法 犯 総 数 17,7 15,834 14,637 16,165 13,47 窃 盗 犯 粗 暴 犯 14,49 13,53 11,491 1,85 11,766 1,87 9,634 9 843 1, 967 814 663 84 82 84 8 69 52 2,5 2, 1,5 1, 5 ( 人 員 ) 45 4 35 3 15 1 5 (イ) 性 犯 罪 被 害 の 推 移 過 去 1 年 間 の 少 年 が 被 害 者 となる 性 犯 罪 の 認 知 件 数 の 推 移 は 図 のと おりです 平 成 中 は7 件 と 前 年 より 件 (7.8%) 減 少 しました 図 少 年 が 被 害 者 となる 性 犯 罪 の 認 知 件 数 の 推 移 ( 平 成 年 ~ ) 31 3 311 286 293 6 9 8 7 7 ( 注 ) 性 犯 罪 とは 強 姦 及 び 強 制 わいせつをいう 17

2 不 良 行 為 少 年 (1) 不 良 行 為 少 年 の 推 移 埼 玉 県 ( 人 員 ) 16, 1, 8, 4, 過 去 1 年 間 の 全 国 及 び 本 県 における 不 良 行 為 で 補 導 した 少 年 の 推 移 は 図 のとおりです 全 国 では 平 成 年 本 県 では 平 成 年 から 減 少 傾 向 に 転 じ 平 成 中 は 全 国 が641,798 人 本 県 が38,4 人 となっており その 行 為 別 では 深 夜 はい かいと 喫 煙 で8.3%を 占 めています 1,427,928 59,933 1,551,7 怠 学 等 深 夜 はいかい 喫 煙 不 良 行 為 少 年 ( 埼 玉 ) 7,428 図 不 良 行 為 少 年 の 推 移 ( 平 成 年 ~ ) 1,361,769 73,36 1,13,84 1,13,167 917,9 1,11,964 89,652 731,174 7,632 66,838 641,798 59,88 55,896 49,754 44,864 38,4 不 良 行 為 少 年 ( 全 国 ) 7,53,96 6,638 全 国 ( 人 員 ) 1,6, 1,, 8, 4, 平 成 中 に 不 良 行 為 で 補 導 した 少 年 の 男 女 別 状 況 は 図 のとおりで 男 子 が 全 体 の71.8% 女 子 が28.2%となっています 図 不 良 行 為 少 年 の 男 女 別 状 況 ( 平 成 ) 女 子 1,89 人 28.2% 総 数 38,4 人 男 子 27,455 人 71.8%

平 成 中 に 不 良 行 為 で 補 導 した 少 年 の 学 職 別 状 況 は 図 のとおりです 中 学 生 が.3% 高 校 生 が53.8%となっており 全 体 の74.1%を 占 めていま す 図 不 良 行 為 少 年 の 学 職 別 状 況 ( 平 成 ) 有 職 4,779 人 12.5% 無 職 4,452 人 11.6% 総 数 38,4 人 中 学 生 7,771 人.3% 未 就 学 小 学 生 546 人 1.4% 大 学 専 門 145 人.4% 高 校 生,571 人 53.8% 平 成 中 における 不 良 行 為 少 年 の 時 間 帯 別 補 導 状 況 は 図 27のとおりです 時 から 時 の 時 間 帯 に 最 も 多 くの 少 年 を 補 導 しており 全 体 の39.5%を 占 めています ( 人 員 ), 図 27 不 良 行 為 少 年 の 時 間 帯 別 補 導 状 況 ( 平 成 ) 16, 15,1 14, 12, 1, 8, 8,64 6, 5,13 4, 2, 2,79 6 14 3 582 57 1,354 1,9 1,642 ~2 2~4 4~6 6~8 8~1 1 ~ 12 12 ~ 14 14 ~ 16 16 ~ ~ ~ ~ ( 時 間 )

(2) 主 な 行 為 別 の 補 導 状 況 ア 喫 煙 喫 煙 で 補 導 した 少 年 の 男 女 別 の 状 況 は 図 28のとおりです 平 成 中 は 男 子 が5,788 人 (87.2%) 女 子 が85 人 (12.8%)となっ ており 平 成 年 と 比 べると 男 子 が57.9%(7,961 人 ) 女 子 が82.6%(4,39 人 ) 減 少 しました 図 28 喫 煙 の 比 較 ( 平 成 年 平 成 ) 年 13,749 人 4,889 人,638 人 男 子 5,788 人 女 子 85 人 6,638 人 5, 1, 15,,( 人 員 ) 平 成 中 喫 煙 で 補 導 した 少 年 の 学 職 別 の 状 況 は 図 29のとおりです 学 職 別 では 中 学 生 が11.4% 高 校 生 が41.8%となっており 喫 煙 で 補 導 し た 不 良 行 為 少 年 の53.2%を 占 めています 図 29 喫 煙 の 学 職 別 状 況 ( 平 成 ) 無 職 1,329 人.% 中 学 生 756 人 11.4% 未 就 学 小 学 生 人 % 有 職 1,756 人.5% 総 数 6,638 人 高 校 生 2,776 人 41.8% 大 学 専 門 人.3%

イ 深 夜 はいかい 深 夜 はいかいで 補 導 した 少 年 の 男 女 別 の 状 況 は 図 3のとおりです 平 成 中 は 男 子 が16,282 人 (67.6%) 女 子 が7,814 人 (32.4%)となっ ており 平 成 年 と 比 べると 男 子 は3.2%(7,49 人 ) 女 子 は34.5%(4,1 人 ) 減 少 しました 図 3 深 夜 はいかいの 比 較 ( 平 成 年 平 成 ) 年,331 人 11,932 人 35,3 人 男 子 16,282 人 女 子 7,814 人,96 人 1,, 3, 4,( 人 員 ) 平 成 中 深 夜 はいかいで 補 導 した 少 年 の 学 職 別 の 状 況 は 図 31のとお りです 学 職 別 では 中 学 生 が14.4% 高 校 生 が62.4%となっており 深 夜 はいかい で 補 導 した 不 良 行 為 少 年 の76.7%を 占 めています 図 31 深 夜 はいかいの 学 職 別 状 況 ( 平 成 ) 大 学 専 門 8 人.3% 無 職 2,767 人 11.5% 有 職 2,676 人 11.1% 総 数,96 人 中 学 生 3,461 人 14.4% 高 校 生 15,3 人 62.4% 未 就 学 小 学 生 82 人.3%

ウ 不 健 全 性 的 行 為 不 健 全 性 的 行 為 で 補 導 した 少 年 の 学 職 別 の 状 況 は 図 32のとおりです 平 成 中 に 不 健 全 性 的 行 為 ( 性 交 等 )で 補 導 した 少 年 は169 人 と 平 成 年 より116 人 (4.7%) 減 少 しています 学 職 別 では 高 校 生 が 全 体 の76.9% 中 学 生 が16.6%となっています 図 32 不 健 全 性 的 行 為 の 比 較 ( 平 成 年 平 成 ) 1 人 年 4 人 人 285 人 1 人 4 人 中 学 生 高 校 生 13 人 28 人 未 就 学 小 学 生 2 人 大 学 専 門 人 無 職 6 人 有 職 3 人 169 人 5 1 15 3( 人 員 ) 平 成 中 不 健 全 性 的 行 為 ( 性 交 等 )で 補 導 した 少 年 の 補 導 場 所 は 図 33 のとおりです 最 も 多 いのはカラオケボックスで 全 体 の64.5%を 占 めています 男 女 別 の 状 況 は 図 34のとおりで 女 子 が52.7% 男 子 が47.3%となっています 図 33 不 健 全 性 的 行 為 の 補 導 場 所 図 34 不 健 全 性 的 行 為 の 男 女 別 状 況 ( 平 成 ) ( 平 成 ) 旅 館 ラブホテル 等 8 人 4.7% その 他 人 13.% 友 人 知 人 宅 2 人 1.2% 路 上 2 人 1.2% 総 数 169 人 女 子 89 人 52.7% 総 数 169 人 男 子 8 人 47.3% 公 園 社 寺 人 15.4% カラオケボックス 人 64.5%

Ⅱ 少 年 の 福 祉 を 害 する 犯 罪 1 福 祉 犯 罪 の 現 状 (1) 福 祉 犯 罪 全 体 ア 被 害 状 況 過 去 1 年 間 の 福 祉 犯 罪 の 被 害 少 年 の 推 移 は 図 35のとおりです 増 減 を 繰 り 返 しながら 推 移 し 平 成 中 の 被 害 少 年 は327 人 と 前 年 より 83 人 (.2%) 減 少 しました ( 人 員 ) 5 図 35 福 祉 犯 の 被 害 少 年 の 推 移 ( 平 成 年 ~ ) 4 3 31 372 389 347 382 4 37 344 41 327 1 平 成 中 における 被 害 少 年 の 学 職 別 の 状 況 は 図 36のとおりで 中 高 校 生 が 全 体 の76.1%を 占 めています 男 女 別 の 状 況 は 図 37のとおりで 被 害 少 年 の72.8%を 女 子 が 占 めています 図 36 被 害 少 年 の 学 職 別 状 況 図 37 被 害 少 年 の 男 女 別 状 況 ( 平 成 ) ( 平 成 ) 有 職 人 7.6% 大 学 専 門 3 人.9% 無 職 45 人 13.8% 総 数 327 人 高 校 生 171 人 52.3% 未 就 学 小 学 生 5 人 1.5% 中 学 生 78 人.9% 女 子 8 人 72.8% 総 数 327 人 男 子 89 人 27.2%

イ 検 挙 状 況 過 去 1 年 間 の 福 祉 犯 罪 の 検 挙 件 数 の 推 移 は 図 38のとおりです 増 減 を 繰 り 返 しながら 推 移 し 平 成 中 の 検 挙 件 数 は352 件 と 前 年 より 46 件 (11.6%) 減 少 しました 図 38 福 祉 犯 罪 の 検 挙 件 数 の 推 移 ( 平 成 年 ~ ) ( 件 数 ) 5 4 平 成 年 2 月 県 条 例 による 出 会 い 系 喫 茶 の 規 制 施 行 337 354 338 411 平 成 年 1 月 県 条 例 による 携 帯 電 話 インターネットの 有 害 情 報 対 策 の 実 施 398 398 374 352 352 3 8 1 平 成 中 における 法 令 別 の 検 挙 状 況 は 図 39のとおりです 青 少 年 健 全 育 成 条 例 違 反 (5 件 )と 児 童 買 春 児 童 ポルノ 禁 止 法 違 反 (86 件 ) で 全 体 の77.%を 占 めています 図 39 法 令 別 検 挙 状 況 ( 平 成 ) 出 会 い 系 サイト 規 制 法 12 件 3.4% 労 働 基 準 法 1 件.3% 未 成 年 者 飲 酒 禁 止 法 5 件 1.4% 覚 せい 剤 取 締 法 9 件 2.6% 売 春 防 止 法 1 件.3% 私 事 性 的 画 像 被 害 防 止 法 2 件.6% 児 童 福 祉 法 13 件 3.7% 風 営 適 正 化 法 13 件 3.7% 未 成 年 者 喫 煙 禁 止 法 件 7.1% 児 童 買 春 児 童 ポルノ 禁 止 法 86 件.4% 総 数 352 人 青 少 年 健 全 育 成 条 例 5 件 52.6% 平 成 中 の 主 な 検 挙 事 例 海 外 サーバを 利 用 した 児 童 ポルノ 等 販 売 事 件 の 摘 発 及 び 違 法 動 画 の 拡 散 防 止 措 置 ( 少 年 捜 査 課 川 越 署 熊 谷 署 ) 児 童 を 雇 用 していた 違 法 風 俗 店 を 児 童 福 祉 法 違 反 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 違 反 で 検 挙 ( 少 年 捜 査 課 本 庄 署 )

(2) 児 童 ポルノ 事 犯 ア 被 害 状 況 過 去 1 年 間 の 児 童 ポルノ 事 犯 の 被 害 児 童 の 推 移 は 図 4のとおりです 平 成 年 以 降 増 加 傾 向 にあり 平 成 中 の 被 害 児 童 は4 人 と 前 年 よ り6 人 (17.6%) 増 加 しました ( 人 員 ) 5 4 図 4 児 童 ポルノ 事 犯 の 被 害 児 童 の 推 移 ( 平 成 年 ~ ) 34 4 3 1 15 12 28 3 イ 検 挙 状 況 過 去 1 年 間 の 児 童 ポルノ 事 犯 の 検 挙 件 数 の 推 移 は 図 41のとおりです 平 成 中 の 検 挙 件 数 は68 件 と 前 年 より16 件 (3.8%) 増 加 しました 図 41 児 童 ポルノ 事 犯 の 検 挙 件 数 の 推 移 ( 平 成 年 ~ ) ( 件 数 ) 8 7 6 5 4 47 48 6 39 52 68 3 14 1

2 出 会 い 系 サイト コミュニティサイトに 起 因 した 事 件 (1) 被 害 状 況 平 成 中 の 出 会 い 系 サイト コミュニティサイトに 起 因 した 事 件 の 被 害 者 は 図 42のとおりです 被 害 人 員 は79 人 で そのうち 中 学 生 が39.2% 高 校 生 が48.1%となっており 全 体 の87.3%を 占 めています 被 害 に 遭 った79 人 全 員 が 歳 未 満 の 少 年 でした 図 42 出 会 い 系 サイト コミュニティサイトに 起 因 した 事 件 の 被 害 者 の 学 職 別 状 況 ( 平 成 ) 無 職 9 人 11.4% 未 就 学 小 学 生 1 人 1.3% 高 校 生 38 人 48.1% 総 数 79 人 中 学 生 31 人 39.2% (2) 検 挙 状 況 平 成 中 の 出 会 い 系 サイト コミュニティサイトに 起 因 した 事 件 の 検 挙 件 数 は 図 43のとおりです コミュニティサイトに 起 因 した 事 件 が84.4%を 占 めています 図 43 出 会 い 系 サイト コミュニティサイトに 起 因 した 事 件 の 検 挙 件 数 ( 平 成 ) 出 会 い 系 サイト 17 件 15.6% コミュニティサイト 92 件 84.4% 総 数 件

3 児 童 虐 待 過 去 1 年 間 の 児 童 虐 待 事 件 の 検 挙 件 数 の 推 移 は 図 44のとおりです 平 成 中 の 児 童 虐 待 事 件 の 検 挙 件 数 は47 件 被 害 児 童 数 は48 人 となっています ( 件 数 ) 8 7 6 5 4 1 被 害 児 童 図 44 児 童 虐 待 事 件 の 検 挙 件 数 の 推 移 ( 平 成 年 ~ ) ネグレクト ( 怠 慢 又 は 拒 否 ) 件 件 3 ( 人 )( 人 ) 件 件 ( 人 ) 13 件 ( 人 ) (13 人 ) 45 件 (45 人 ) 38 件 (39 人 ) 性 的 虐 待 身 体 的 虐 待 心 理 的 虐 待 42 件 (43 人 ) 69 件 (71 人 ) 47 件 (48 人 ) 8 39 ()は 被 害 児 童 数 ~ 児 童 虐 待 とは~ 身 体 的 虐 待 殴 る 蹴 る 投 げ 落 とす 激 しく 揺 さぶる やけどを 負 わせる など 性 的 虐 待 児 童 への 性 的 行 為 性 的 行 為 を 見 せる ポルノグラフティの 被 写 体 にする など ネグレクト 家 に 閉 じこめる 食 事 を 与 えない ひどく 不 潔 にする など 心 理 的 虐 待 言 葉 による 脅 し 無 視 児 童 がいる 家 庭 で 行 われた 夫 婦 間 暴 力 など 虐 待 かも と 思 ったらすぐにお 電 話 をください 児 童 相 談 所 全 国 共 通 ダイヤル 9 匿 名 通 報 ダイヤル( 警 察 庁 ) 1-9-839 月 ~ 金 /9:3~:15 時 間 オンライン 受 付 http://www.tokumei.jp/ 緊 急 時 ( 現 に 児 童 に 危 害 が 加 えられている 場 合 など)は11 番! 27

4 薬 物 乱 用 過 去 1 年 間 に 薬 物 乱 用 で 検 挙 した 少 年 の 推 移 は 図 45のとおりです 平 成 中 の 検 挙 人 員 は7 人 と 前 年 と 同 数 でした ( 人 員 ) 6 図 45 検 挙 した 薬 物 乱 用 少 年 の 推 移 ( 平 成 年 ~ ) 大 麻 麻 薬 等 シンナー 等 覚 醒 剤 35 3 6 1 6 7 1 7 6 ~ 子 供 たちを 薬 物 乱 用 から 守 るために~ 子 供 を 薬 物 乱 用 から 守 るチェックポイント お 子 さんにこんな 行 動 はありませんか? 帰 宅 が 遅 くなった 金 遣 いが 荒 くなった 食 事 を 家 族 と 一 緒 に 食 べなく なった 部 屋 に 独 りでいることが 多 く なった 嘘 が 多 くなった 友 達 関 係 がよく 分 からない 理 由 の 分 からないお 金 を 欲 しがるよう になった 目 を 合 わせて 会 話 をしなくなった 電 話 やメールに 知 らない 人 から 連 絡 が あったりする イライラしている 薬 物 に 手 を 出 させないための7ヶ 条 子 供 の 思 春 期 特 有 の 心 と 体 の 変 化 について 理 解 しましょう 毎 日 家 族 の 会 話 を 大 切 にしましょう 子 供 の 話 には 常 に 耳 を 傾 けましょう 友 情 を 培 い 仲 間 からの 悪 い 誘 いを 拒 否 できる 勇 気 を 育 てましょう 子 供 が 家 族 や 学 校 の 先 生 にいつでも 相 談 できるようにしておきましょう 子 供 自 身 が 健 全 な 決 断 ができるように 育 てましょう 家 族 そろってのコミュニケーションの 場 を 大 切 にしましょう 28

Ⅲ 総 合 的 な 少 年 非 行 防 止 対 策 の 推 進 1 規 範 意 識 を 醸 成 する 活 動 (1) 非 行 防 止 教 室 非 行 防 止 指 導 班 あおぞら と 各 警 察 署 では 県 内 の 各 学 校 を 対 象 に 暴 力 万 引 き 防 止 等 の 非 行 防 止 教 室 お 酒 やたばこ 覚 醒 剤 などに 手 を 染 めないための 薬 物 乱 用 防 止 教 室 不 審 者 から 身 を 守 るための 防 犯 教 室 を 実 施 しています (2) スクール サポーター スクール サポーターは いじめ 問 題 をはじめとした 非 行 問 題 行 動 が 深 刻 化 した 生 徒 を 抱 える 中 学 校 からの 派 遣 要 請 に 基 づき 市 町 村 教 育 委 員 会 や 学 校 と 連 携 しながら 生 徒 の 健 全 化 や 学 校 の 早 期 支 援 を 図 るための 活 動 を 行 っています 29

(3) 社 会 参 加 活 動 警 察 署 単 位 で 小 中 学 生 を 対 象 に ひまわり 少 年 クラブ を 結 成 し 環 境 美 化 活 動 や 老 人 ホームへの 慰 問 各 種 キャンペーン 活 動 等 の 社 会 参 加 活 動 を 行 ってい ます (4) 少 年 柔 道 剣 道 教 室 警 察 署 の 道 場 を 開 放 して 地 域 の 小 中 学 生 を 対 象 とした 柔 道 剣 道 教 室 を 開 催 しています また 日 頃 の 稽 古 の 成 果 を 発 揮 する 場 として 毎 年 夏 休 みに 埼 玉 県 警 察 少 年 柔 道 剣 道 大 会 を 開 催 しています 2 街 頭 補 導 活 動 繁 華 街 娯 楽 施 設 公 園 等 の 少 年 の たまり 場 となりやすい 場 所 を 重 点 に 少 年 指 導 委 員 等 の 地 域 ボランティアや 学 校 等 の 関 係 機 関 と 連 携 した 街 頭 補 導 活 動 を 行 っています 少 年 の 非 行 防 止 を 図 るため 喫 煙 や 深 夜 はいかい 等 の 不 良 行 為 を 発 見 した 段 階 で 適 切 な 指 導 助 言 をしています 3

3 少 年 相 談 活 動 県 警 察 では 少 年 や 保 護 者 等 からの 非 行 家 出 いじめ 等 少 年 問 題 に 関 す る 相 談 を 受 け 付 けています 臨 床 心 理 士 や 少 年 非 行 の 取 扱 い 経 験 の 豊 富 な 職 員 が 指 導 助 言 を 行 ってい ます (1) 親 子 カウンセリング 親 子 に 対 するカウンセリング は 臨 床 心 理 士 の 資 格 を 有 する 専 門 職 員 が 担 当 しています 特 に 少 年 には 心 理 テストを 実 施 し その 結 果 に 基 づいて 指 導 助 言 を 行 って います (2) ヤングメール 従 来 の 少 年 対 象 の 相 談 電 話 (ヤングテレホンコーナー)と 併 せて 少 年 が 気 軽 で 利 用 しやすい 電 子 メールを 活 用 した 窓 口 を 提 供 しています ヤングメールのご 案 内 http://www.police.pref.saitama.lg.jp/ ご 利 用 の 手 順 1 県 警 察 ホームページのトップページ 右 上 にある 各 種 相 談 苦 情 をクリック 2 少 年 相 談 窓 口 少 年 サポートセンターのご 案 内 をクリック 3 ヤングメールの 利 用 はこちら の 項 目 にある 入 力 フォーム から 送 信 して ください 4 立 ち 直 り 支 援 活 動 県 警 察 では 少 年 が 再 び 非 行 に 走 ら ないように 少 年 やその 保 護 者 に 対 し て 警 察 から 積 極 的 に 連 絡 をとり 農 業 体 験 活 動 やスポーツ 活 動 料 理 教 室 など 個 々の 少 年 に 応 じた 支 援 活 動 を 行 っており 少 年 が 立 ち 直 るきっかけ づくりをしています 31

5 関 係 機 関 団 体 との 連 携 (1) 学 校 警 察 連 絡 協 議 会 警 察 署 の 管 轄 区 域 や 市 町 村 の 区 域 を 単 位 に 学 校 警 察 連 絡 協 議 会 が 設 けられてお り 児 童 生 徒 の 非 行 防 止 健 全 育 成 などに 向 けた 緊 密 な 連 携 を 図 っています 学 校 におけるいじめ 問 題 に 対 しても 関 係 機 関 等 と 連 携 して 早 期 発 見 に 努 めて います (2) 少 年 指 導 委 員 公 安 委 員 会 から 委 嘱 された 少 年 指 導 委 員 が 少 年 を 有 害 な 風 俗 環 境 から 守 るた めに 風 俗 営 業 所 等 へ 立 入 りを 実 施 し 店 舗 への 助 言 活 動 等 を 行 っています また 地 域 の 子 供 の 規 範 意 識 を 高 める ために 繁 華 街 や 祭 り 等 の 人 が 集 まる 場 所 における 街 頭 補 導 活 動 や 学 校 における 非 行 防 止 教 室 等 を 行 っています (3) 埼 玉 県 販 売 防 犯 連 絡 協 議 会 デパート スーパーマーケット コンビニエンス ストア 小 売 店 等 の 商 業 店 舗 で 組 織 され 少 年 健 全 育 成 県 民 大 会 の 開 催 万 引 き 防 止 フォ ーラムや 非 行 防 止 キャンペーン 等 の 非 行 防 止 活 動 を 行 っています (4) 少 年 非 行 防 止 学 生 ボランティア ピアーズ 少 年 たちと 年 齢 が 近 く 素 直 に 受 け 入 れ られやすい 兄 姉 世 代 である 大 学 生 を 少 年 非 行 防 止 学 生 ボランティア ピアーズ とし て 委 嘱 し 非 行 防 止 教 室 のアシスタント 立 ち 直 り 支 援 活 動 や 非 行 防 止 キャンペーン 等 を 行 っています 32

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