択一式総合①



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MEMO - 1 -

ガイダンス 第 1 問 発 起 設 立 アレンジ 度 会 社 法 1 素 材 とした 過 去 問 平 成 21 年 第 27 問 A,B 及 びCが 発 起 設 立 の 方 法 によってD 株 式 会 社 ( 以 下 D 社 という )の 設 立 を 企 図 している 場 合 に 関 する 次 のアからオまでの 記 述 のうち, 誤 っているものの 組 合 せは, 後 記 1 から 5 までのうちどれか ア 成 立 後 のD 社 の 資 本 準 備 金 の 額 を 定 款 で 定 めていない 場 合,A 及 びBの 同 意 が あれば, 当 該 事 項 を 定 めることができる イ D 社 が 種 類 株 式 発 行 会 社 でなく,かつ, 単 元 株 式 数 を 定 款 で 定 めていない 場 合 において,AがD 社 の 出 資 の 履 行 がされた 設 立 時 発 行 株 式 100 株 のうち 50 株 を 有 するときは,Aは, 単 独 で, 設 立 時 取 締 役 の 選 任 及 び 解 任 を 行 うことができる ウ BがD 社 の 設 立 に 関 して 第 三 者 Eに 損 害 を 与 えた 場 合 であっても,Bに 過 失 が ないときは,Bは,Eに 対 して 損 害 を 賠 償 する 義 務 を 負 わない エ D 社 の 定 款 について 公 証 人 の 認 証 を 受 けた 後, 現 物 出 資 についての 裁 判 所 の 変 更 決 定 を 受 けたときは, 当 該 決 定 の 確 定 後 1 週 間 以 内 に 限 り,A,B 及 びCの 同 意 をもって 当 該 定 款 の 定 めを 廃 止 することができる オ D 社 が 成 立 した 時 において,Cが 現 物 出 資 ( 検 査 役 の 調 査 を 経 ていないものと する )した 不 動 産 の 価 額 が 定 款 に 記 載 された 価 額 に 著 しく 不 足 するときは,D 社 の 発 起 人 であるA 及 びBは,いずれも,その 職 務 を 行 うことについて 注 意 を 怠 ら なかったことを 証 明 しなければ, 総 株 主 の 同 意 がない 限 り,D 社 に 対 し, 連 帯 し て, 当 該 不 足 額 を 支 払 う 義 務 を 負 う 1 アイ 2 アオ 3 イウ 4 ウエ 5 エオ 第 1 問 から 第 5 問 までの 試 験 問 題 については, 問 題 文 に 明 記 されている 場 合 を 除 き, 定 款 に 法 令 の 規 定 と 異 なる 別 段 の 定 めがないものとして, 解 答 してください - 2 -

素 材 とした 過 去 問 A,B 及 びCが 発 起 設 立 の 方 法 によってD 株 式 会 社 ( 以 下 D 社 という )の 設 立 を 企 図 している 場 合 に 関 する 次 の 1 から 5 までの 記 述 のうち, 正 しいものはどれか なお, いずれの 場 合 も,D 社 は 監 査 等 委 員 会 設 置 会 社 及 び 指 名 委 員 会 等 設 置 会 社 でないものと する ( 改 ) 1 D 社 の 定 款 について 公 証 人 の 認 証 を 受 けた 後,Bから 金 銭 の 出 資 に 代 えてBの 所 有 する 不 動 産 を 出 資 したい 旨 の 要 請 があったときは,D 社 の 発 起 人 全 員 の 同 意 をも って 当 該 定 款 を 変 更 し,Bの 出 資 に 係 る 財 産 を 当 該 不 動 産 に 変 更 することができる 2 D 社 が 会 社 法 上 の 公 開 会 社 でない 場 合 には, 公 証 人 の 認 証 を 受 けたD 社 の 定 款 に 発 行 可 能 株 式 総 数 の 定 めがないときであっても,D 社 の 成 立 の 時 までに 当 該 定 款 を 変 更 して 発 行 可 能 株 式 総 数 の 定 めを 設 ける 必 要 はない 3 D 社 が 種 類 株 式 発 行 会 社 でなく,かつ, 単 元 株 式 数 を 定 款 で 定 めていない 場 合 に おいて,AがD 社 の 出 資 の 履 行 がされた 設 立 時 発 行 株 式 100 株 のうち 60 株 を 有 する ときは,Aは, 単 独 で, 設 立 時 取 締 役 の 選 任 及 び 解 任 を 行 うことができる 4 D 社 が 成 立 した 時 において,Cが 現 物 出 資 した 不 動 産 の 価 額 が 定 款 に 記 載 された 価 額 に 著 しく 不 足 するときは,D 社 の 発 起 人 であるA,B 及 びCは,いずれも,そ の 職 務 を 行 うことについて 注 意 を 怠 らなかったことを 証 明 しなければ, 総 株 主 の 同 意 がない 限 り,D 社 に 対 し, 連 帯 して, 当 該 不 足 額 を 支 払 う 義 務 を 負 う 5 Aが 合 同 会 社 である 場 合 には,D 社 の 発 起 人 となることができない 正 解 3-3 -

ガイダンス 第 2 問 株 式 の 併 合, 分 割 等 アレンジ 度 会 社 法 2 素 材 とした 過 去 問 平 成 21 年 第 28 問 株 式 の 併 合 及 び 分 割 並 びに 株 式 無 償 割 当 てに 関 する 次 のアからオまでの 記 述 のうち, 誤 っているものの 組 合 せは, 後 記 1 から 5 までのうちどれか ア 種 類 株 式 発 行 会 社 が 株 式 の 分 割 又 は 株 式 無 償 割 当 てをする 場 合,ある 種 類 の 種 類 株 主 に 損 害 を 及 ぼすおそれがあるときであっても, 当 該 種 類 の 株 式 の 種 類 株 主 を 構 成 員 とする 種 類 株 主 総 会 の 決 議 を 要 しない イ 株 式 会 社 は, 株 式 の 併 合 又 は 分 割 をするときは, 当 該 株 式 の 併 合 又 は 分 割 に 係 る 基 準 日 を 定 めなければならない ウ A 種 類 株 式 とB 種 類 株 式 を 発 行 する 旨 を 定 款 で 定 めている 種 類 株 式 発 行 会 社 は, 株 式 無 償 割 当 てによってA 種 類 株 式 を 有 する 株 主 にB 種 類 株 式 の 割 当 てをすること はできるが, 株 式 の 分 割 によってA 種 類 株 式 を 有 する 株 主 にB 種 類 株 式 を 取 得 させ ることはできない エ 取 締 役 会 設 置 会 社 以 外 の 会 社 は, 株 式 の 併 合 又 は 分 割 をするときも, 株 式 無 償 割 当 てをするときも, 株 主 総 会 の 決 議 によらなければならない オ 種 類 株 式 発 行 会 社 でない 株 式 会 社 が 株 式 の 無 償 割 当 てをした 場 合 には, 効 力 を 生 ずる 日 後 遅 滞 なく, 株 主 及 び 登 録 株 式 質 権 者 に 対 し, 当 該 株 主 が 割 当 てを 受 け た 株 式 の 数 を 通 知 しなければならない 1 アイ 2 アエ 3 イウ 4 ウオ 5 エオ 第 1 問 から 第 5 問 までの 試 験 問 題 については, 問 題 文 に 明 記 されている 場 合 を 除 き, 定 款 に 法 令 の 規 定 と 異 なる 別 段 の 定 めがないものとして, 解 答 してください - 4 -

素 材 とした 過 去 問 株 式 の 消 却, 併 合 及 び 分 割 並 びに 株 式 無 償 割 当 てに 関 する 次 のアからオまでの 記 述 のうち, 誤 っているものの 組 合 せは, 後 記 1 から 5 までのうちどれか ア 取 締 役 会 設 置 会 社 が 株 式 の 消 却 又 は 併 合 をするときは, 株 主 総 会 の 決 議 によらなけ ればならないが, 株 式 の 分 割 又 は 株 式 無 償 割 当 てをするときは, 取 締 役 会 の 決 議 に よって,これを 行 うことができる イ A 種 類 株 式 とB 種 類 株 式 を 発 行 する 旨 を 定 款 で 定 めている 種 類 株 式 発 行 会 社 は, 株 式 無 償 割 当 てによってA 種 類 株 式 を 有 する 株 主 にB 種 類 株 式 の 割 当 てをすることはで きるが, 株 式 の 分 割 によってA 種 類 株 式 を 有 する 株 主 にB 種 類 株 式 を 取 得 させること はできない ウ 株 式 の 分 割 は 自 己 株 式 についてすることができるが, 株 式 無 償 割 当 ては 自 己 株 式 に ついてすることができない エ 株 式 の 併 合 又 は 分 割 をする 場 合 には, 効 力 を 生 ずる 日 の 2 週 間 前 までに, 株 主 及 び 登 録 株 式 質 権 者 に 対 し, 株 式 の 併 合 又 は 分 割 をするに 当 たり 定 めた 事 項 を 通 知 し, 又 は 公 告 をしなければならない オ 種 類 株 式 発 行 会 社 が 株 式 の 分 割 をする 場 合 には, 分 割 する 株 式 の 種 類 ごとに 分 割 す る 割 合 を 異 なるものとすることができる 1 アイ 2 アエ 3 イウ 4 ウオ 5 エオ 正 解 2-5 -

ガイダンス 第 3 問 役 員 等 の 選 解 任 アレンジ 度 会 社 法 3 素 材 とした 過 去 問 平 成 19 年 第 31 問 株 式 会 社 における 役 員 等 の 選 任 及 び 解 任 に 関 する 次 のアからオまでの 記 述 のうち, 正 しいものの 組 合 せは, 後 記 1 から 5 までのうちどれか ア 監 査 役 が 2 人 以 上 ある 監 査 役 設 置 会 社 において, 取 締 役 は, 監 査 役 の 選 任 に 関 する 議 案 を 株 主 総 会 に 提 出 する 場 合 は, 監 査 役 の 過 半 数 の 同 意 を 得 なければなら ないが, 会 計 監 査 人 の 選 任 に 関 する 議 案 の 内 容 は, 監 査 役 が 決 定 する イ 定 款 で 定 めた 会 計 監 査 人 の 員 数 が 欠 けた 場 合 において, 遅 滞 なく 会 計 監 査 人 が 選 任 されないときは, 裁 判 所 は, 利 害 関 係 人 の 申 立 てにより, 一 時 会 計 監 査 人 の 職 務 を 行 うべき 者 を 選 任 する ウ 取 締 役 には, 株 主 総 会 において, 取 締 役 の 解 任 について 意 見 を 陳 述 する 権 利 が 与 えられている エ 監 査 等 委 員 会 設 置 会 社 及 び 指 名 委 員 会 等 設 置 会 社 がその 発 行 する 株 式 の 全 部 の 内 容 として 譲 渡 による 当 該 株 式 の 取 得 について 当 該 株 式 会 社 の 承 認 を 要 する 旨 の 定 款 の 定 めを 廃 止 する 定 款 の 変 更 をした 場 合,その 定 款 の 変 更 の 効 力 が 発 生 した 時 に, 取 締 役 の 任 期 が 満 了 する オ 会 計 監 査 人 の 選 任 決 議 において, 会 計 監 査 人 の 任 期 を, 法 定 の 任 期 より 伸 長 し, 又 は 短 縮 することはできない 1 アイ 2 アオ 3 イウ 4 ウエ 5 エオ 第 1 問 から 第 5 問 までの 試 験 問 題 については, 問 題 文 に 明 記 されている 場 合 を 除 き, 定 款 に 法 令 の 規 定 と 異 なる 別 段 の 定 めがないものとして, 解 答 してください - 6 -

素 材 とした 過 去 問 株 式 会 社 における 役 員 等 の 選 任 及 び 解 任 に 関 する 次 のアからオまでの 記 述 のうち, 誤 っているものの 組 合 せは, 後 記 1 から 5 までのうちどれか ア 取 締 役 を 選 任 する 株 主 総 会 の 決 議 の 定 足 数 は, 通 常 の 普 通 決 議 とは 異 なり, 定 款 の 定 めによっても, 議 決 権 を 行 使 することができる 株 主 の 議 決 権 の 3 分 の 1 を 下 回 る こととすることはできない イ 累 積 投 票 によって 選 任 された 取 締 役 の 解 任 及 び 監 査 役 の 解 任 を 株 主 総 会 の 決 議 によ って 行 う 場 合 には,いずれも 特 別 決 議 によって 行 う ウ 取 締 役 は, 監 査 役 がある 場 合 において, 監 査 役 の 選 任 に 関 する 議 案 を 株 主 総 会 に 提 出 するには, 監 査 役 の 意 見 を 聴 かなければならないが,その 同 意 を 得 る 必 要 はない エ 会 計 監 査 人 の 選 任 決 議 において, 会 計 監 査 人 の 任 期 を, 法 定 の 任 期 より 伸 長 し, 又 は 短 縮 することはできない オ 監 査 役 会 設 置 会 社 においては, 会 計 監 査 人 が 職 務 上 の 義 務 に 違 反 したときは, 監 査 役 の 過 半 数 をもって 行 う 監 査 役 会 の 決 議 により,その 会 計 監 査 人 を 解 任 することが できる 1 アイ 2 アウ 3 イエ 4 ウオ 5 エオ 正 解 4-7 -

ガイダンス 第 4 問 計 算 書 類 等 アレンジ 度 会 社 法 4 素 材 とした 過 去 問 平 成 21 年 第 30 問 株 式 会 社 の 計 算 書 類 等 が 書 面 をもって 作 成 されている 場 合 に 関 する 次 のアからオま での 記 述 のうち, 正 しいものの 組 合 せは, 後 記 1 から 5 までのうちどれか ア 監 査 役 の 監 査 の 範 囲 を 会 計 に 関 するものに 限 定 する 旨 の 定 款 の 定 めがある 株 式 会 社 においては, 各 事 業 年 度 に 係 る 計 算 書 類 及 び 事 業 報 告 並 びにこれらの 附 属 明 細 書 につき, 監 査 役 の 監 査 を 受 けることを 要 しない イ 株 式 会 社 は, 計 算 書 類 の 閲 覧 請 求 をした 株 主 が 当 該 株 式 会 社 の 業 務 と 実 質 的 に 競 争 関 係 にある 事 業 を 営 み, 又 はこれに 従 事 するものであるときには,その 計 算 書 類 の 閲 覧 請 求 を 拒 むことができる ウ 会 計 監 査 人 設 置 会 社 においては, 各 事 業 年 度 に 係 る 事 業 報 告 及 びこれらの 附 属 明 細 書 は, 会 計 監 査 人 の 監 査 を 受 けなければならない エ 株 式 会 社 の 債 権 者 は, 当 該 株 式 会 社 の 営 業 時 間 内 は,いつでも,その 請 求 の 理 由 を 明 らかにして, 当 該 株 式 会 社 の 計 算 書 類 の 謄 本 の 交 付 の 請 求 をすることがで きる オ 監 査 役 会 設 置 会 社 において, 取 締 役 は, 取 締 役 会 の 承 認 を 受 けて 定 時 株 主 総 会 に 提 出 され, 又 は 提 供 された 事 業 報 告 の 内 容 を 定 時 株 主 総 会 に 報 告 しなければな らない 1 アイ 2 アオ 3 イウ 4 ウエ 5 エオ 第 1 問 から 第 5 問 までの 試 験 問 題 については, 問 題 文 に 明 記 されている 場 合 を 除 き, 定 款 に 法 令 の 規 定 と 異 なる 別 段 の 定 めがないものとして, 解 答 してください - 8 -

素 材 とした 過 去 問 株 式 会 社 の 計 算 書 類 等 が 書 面 をもって 作 成 されている 場 合 に 関 する 次 のアからオま での 記 述 のうち, 正 しいものの 組 合 せは, 後 記 1 から 5 までのうちどれか ア 株 式 会 社 の 親 会 社 社 員 は, 当 該 株 式 会 社 の 営 業 時 間 内 は,いつでも,その 請 求 の 理 由 を 明 らかにして, 当 該 株 式 会 社 の 計 算 書 類 の 謄 本 の 交 付 の 請 求 をすることができ る イ 会 計 監 査 人 設 置 会 社 においては, 各 事 業 年 度 に 係 る 計 算 書 類 及 び 事 業 報 告 並 びにこ れらの 附 属 明 細 書 は, 会 計 監 査 人 の 監 査 を 受 けなければならない ウ 株 主 は, 株 式 会 社 の 営 業 時 間 内 は,いつでも, 計 算 書 類 又 は 計 算 書 類 の 写 しの 閲 覧 の 請 求 をすることができる エ 監 査 役 会 設 置 会 社 において, 取 締 役 は, 取 締 役 会 の 承 認 を 受 けて 定 時 株 主 総 会 に 提 出 され, 又 は 提 供 された 事 業 報 告 の 内 容 を 定 時 株 主 総 会 に 報 告 しなければならない オ 株 式 会 社 の 債 権 者 は,その 権 利 を 行 使 するために 必 要 があるときは, 裁 判 所 の 許 可 を 得 て, 計 算 書 類 又 は 計 算 書 類 の 写 しの 閲 覧 の 請 求 をすることができる 1 アイ 2 アウ 3 イオ 4 ウエ 5 エオ 正 解 4-9 -

ガイダンス 第 5 問 事 業 の 譲 渡 等 アレンジ 度 会 社 法 5 素 材 とした 過 去 問 平 成 21 年 第 33 問 事 業 の 譲 渡 及 び 譲 受 けに 関 する 次 のアからオまでの 記 述 のうち, 誤 っているものの 組 合 せは, 後 記 1 から 5 までのうちどれか なお, 事 業 の 譲 渡 又 は 譲 受 けの 相 手 方 は, 当 該 事 業 の 譲 渡 若 しくは 譲 受 けをする 株 式 会 社 の 特 別 支 配 会 社 でないものとする ア 株 式 会 社 がその 事 業 の 全 部 を 譲 渡 した 場 合 であっても, 事 業 の 譲 渡 の 当 事 会 社 に 別 段 の 意 思 表 示 がないときは, 譲 渡 会 社 による 競 業 は, 禁 止 されない イ 子 会 社 は, 他 の 株 式 会 社 の 事 業 の 一 部 を 譲 り 受 ける 場 合 には, 当 該 他 の 株 式 会 社 の 有 する 親 会 社 の 株 式 を 譲 り 受 けて 取 得 することはできない ウ 他 の 株 式 会 社 の 事 業 の 重 要 な 一 部 を 譲 り 受 けた 株 式 会 社 の 株 主 は, 当 該 事 業 の 譲 受 けに 反 対 であったとしても, 株 式 買 取 請 求 権 を 有 しない エ 事 業 の 全 部 の 譲 渡 をする 株 式 会 社 の 債 権 者 は, 当 該 株 式 会 社 に 対 し, 当 該 事 業 の 譲 渡 について 異 議 を 述 べることができる オ 定 款 に 別 段 の 定 めがあるときを 除 き, 株 式 会 社 が 事 業 の 重 要 な 一 部 の 譲 渡 によ り 譲 り 渡 す 資 産 の 帳 簿 価 額 がその 総 資 産 額 として 法 務 省 令 で 定 める 方 法 により 算 出 される 額 の 5 分 の 1 を 超 えない 場 合 には, 当 該 株 式 会 社 は, 事 業 の 重 要 な 一 部 の 譲 渡 に 反 対 する 株 主 の 株 式 買 取 請 求 に 応 じる 必 要 はない 1 アイ 2 アエ 3 イウ 4 ウオ 5 エオ 第 1 問 から 第 5 問 までの 試 験 問 題 については, 問 題 文 に 明 記 されている 場 合 を 除 き, 定 款 に 法 令 の 規 定 と 異 なる 別 段 の 定 めがないものとして, 解 答 してください - 10 -

素 材 とした 過 去 問 事 業 の 譲 渡 及 び 譲 受 けと 吸 収 分 割 との 異 同 に 関 する 次 のアからオまでの 記 述 のうち, 誤 っているものの 組 合 せは, 後 記 1 から 5 までのうちどれか なお, 各 記 述 に 特 別 の 定 めがある 場 合 を 除 き, 簡 易 及 び 略 式 組 織 再 編 については 考 慮 しないものとする 事 業 の 譲 渡 又 は 譲 受 けの 相 手 方 及 び 吸 収 分 割 承 継 株 式 会 社 は, 当 該 事 業 の 譲 渡 若 し くは 譲 受 けをする 株 式 会 社 又 は 吸 収 分 割 株 式 会 社 の 特 別 支 配 会 社 でないものとする ア 事 業 の 譲 渡 をする 株 式 会 社 は, 当 該 事 業 を 構 成 する 債 務 を 事 業 の 譲 受 けをする 株 式 会 社 に 移 転 させるためには, 個 別 にその 債 権 者 の 同 意 を 得 なければならないが, 吸 収 分 割 株 式 会 社 は, 債 権 者 の 異 議 手 続 を 執 れば 足 り, 個 別 にその 債 権 者 の 同 意 を 得 ることなく, 吸 収 分 割 契 約 の 定 めに 従 って 債 務 を 吸 収 分 割 承 継 株 式 会 社 に 移 転 させ ることができる イ 他 の 株 式 会 社 の 事 業 の 重 要 な 一 部 を 譲 り 受 けた 株 式 会 社 の 株 主 は, 当 該 事 業 の 譲 受 けに 反 対 であったとしても, 株 式 買 取 請 求 権 を 有 しないが, 他 の 株 式 会 社 の 事 業 の 重 要 な 一 部 を 吸 収 分 割 により 承 継 した 吸 収 分 割 承 継 株 式 会 社 の 株 主 は, 当 該 吸 収 分 割 に 反 対 することにより, 株 式 買 取 請 求 権 を 有 することになる ウ 子 会 社 は, 他 の 株 式 会 社 の 事 業 の 一 部 を 譲 り 受 ける 場 合 には, 当 該 他 の 株 式 会 社 の 有 する 親 会 社 の 株 式 を 譲 り 受 けて 取 得 することはできないが, 他 の 株 式 会 社 の 事 業 の 一 部 を 吸 収 分 割 により 承 継 する 場 合 には, 当 該 他 の 株 式 会 社 から 親 会 社 の 株 式 を 承 継 して 取 得 することができる エ 定 款 に 別 段 の 定 めがあるときを 除 き, 株 式 会 社 が 事 業 の 重 要 な 一 部 の 譲 渡 により 譲 り 渡 す 資 産 の 帳 簿 価 額 がその 総 資 産 額 として 法 務 省 令 で 定 める 方 法 により 算 出 される 額 の 5 分 の 1 を 超 えない 場 合 には, 当 該 株 式 会 社 は, 事 業 の 重 要 な 一 部 の 譲 渡 に 反 対 する 株 主 の 株 式 買 取 請 求 に 応 じる 必 要 はないが, 吸 収 分 割 により 吸 収 分 割 承 継 株 式 会 社 に 承 継 させる 資 産 の 帳 簿 価 額 の 合 計 額 がその 総 資 産 額 として 法 務 省 令 で 定 める 方 法 により 算 出 される 額 の 5 分 の 1 を 超 えない 場 合 でも, 当 該 吸 収 分 割 株 式 会 社 は, 吸 収 分 割 に 反 対 する 株 主 の 株 式 買 取 請 求 に 応 じなければならない オ 株 式 会 社 の 事 業 の 全 部 の 譲 渡 の 無 効 及 び 吸 収 分 割 の 無 効 は,いずれも, 訴 えをもっ てのみ 主 張 することができる 1 アイ 2 アウ 3 イオ 4 ウエ 5 エオ 正 解 5-11 -

ガイダンス 第 6 問 印 鑑 の 提 出 アレンジ 度 商 業 登 記 法 1 素 材 とした 過 去 問 平 成 21 年 第 32 問 商 業 登 記 における 印 鑑 の 提 出 に 関 する 次 のアからオまでの 記 述 のうち, 誤 ってい るものの 組 合 せは, 後 記 1 から 5 までのうちどれか ア 代 表 取 締 役 の 改 印 届 と 同 時 に, 当 該 代 表 取 締 役 の 重 任 による 変 更 登 記 を 申 請 す る 場 合 において, 添 付 された 取 締 役 会 議 事 録 の 印 鑑 が 改 印 後 の 印 鑑 と 同 一 である ときは, 取 締 役 会 議 事 録 の 印 鑑 につき, 市 区 町 村 長 の 作 成 した 証 明 書 を 添 付 しな ければならない イ 合 同 会 社 を 代 表 する 社 員 が 法 人 である 場 合 におけるその 職 務 を 行 うべき 者 であ って 当 該 法 人 の 代 表 者 でない 者 がその 就 任 に 伴 い 印 鑑 を 明 らかにした 書 面 を 提 出 す るときは, 当 該 書 面 には, 当 該 書 面 に 押 印 された 印 鑑 について 当 該 法 人 の 代 表 者 が 当 該 職 務 を 行 うべき 者 の 印 鑑 に 相 違 ないことを 保 証 した 書 面 を 添 付 することを 要 する ウ 株 式 会 社 の 代 表 取 締 役 がその 提 出 に 係 る 印 鑑 の 廃 止 の 届 出 をするときは, 当 該 印 鑑 に 係 る 印 鑑 カードを 提 示 すれば, 当 該 届 出 に 係 る 書 面 に 当 該 印 鑑 を 押 印 する ことを 要 しない エ 株 式 会 社 の 代 表 取 締 役 が 退 任 し, 新 たな 代 表 取 締 役 が 就 任 した 場 合 において, 退 任 した 代 表 取 締 役 が 登 記 所 に 提 出 した 印 鑑 と 同 一 の 印 鑑 を 新 たな 代 表 取 締 役 が 用 いるときでも, 当 該 印 鑑 を 明 らかにした 書 面 の 提 出 を 省 略 することはできない オ 株 式 会 社 が 取 締 役 の 任 期 中 に 取 締 役 会 を 廃 止 し, 定 款 の 定 めに 基 づく 取 締 役 の 互 選 によって 代 表 取 締 役 を 別 の 者 と 定 め, 前 代 表 取 締 役 の 退 任 及 び 新 代 表 取 締 役 の 就 任 の 登 記 を 申 請 する 場 合 には, 新 代 表 取 締 役 の 就 任 を 承 諾 したことを 証 する 書 面 の 印 鑑 につき, 市 区 町 村 長 の 作 成 した 証 明 書 を 添 付 しなければならない 1 アイ 2 アオ 3 イウ 4 ウエ 5 エオ - 12 -

素 材 とした 過 去 問 商 業 登 記 における 印 鑑 の 提 出 に 関 する 次 のアからオまでの 記 述 のうち, 正 しいもの の 組 合 せは, 後 記 1 から 5 までのうちどれか ア 株 式 会 社 の 代 表 取 締 役 が 退 任 し, 新 たな 代 表 取 締 役 が 就 任 した 場 合 において, 退 任 した 代 表 取 締 役 が 登 記 所 に 提 出 した 印 鑑 と 同 一 の 印 鑑 を 新 たな 代 表 取 締 役 が 用 いると きは, 当 該 印 鑑 を 明 らかにした 書 面 の 提 出 を 省 略 することができる イ 株 式 会 社 の 代 表 取 締 役 がその 提 出 に 係 る 印 鑑 の 廃 止 の 届 出 をするときは, 当 該 印 鑑 に 係 る 印 鑑 カードを 提 示 すれば, 当 該 届 出 に 係 る 書 面 に 当 該 印 鑑 を 押 印 することを 要 しない ウ 合 同 会 社 を 代 表 する 社 員 が 法 人 である 場 合 におけるその 職 務 を 行 うべき 者 であって 当 該 法 人 の 代 表 者 でない 者 がその 就 任 に 伴 い 印 鑑 を 明 らかにした 書 面 を 提 出 するとき は, 当 該 書 面 には, 当 該 書 面 に 押 印 された 印 鑑 について 当 該 法 人 の 代 表 者 が 当 該 職 務 を 行 うべき 者 の 印 鑑 に 相 違 ないことを 保 証 した 書 面 を 添 付 することを 要 しない エ 株 式 会 社 がその 本 店 を 他 の 登 記 所 の 管 轄 区 域 内 に 移 転 したために 新 本 店 所 在 地 を 管 轄 する 登 記 所 に 印 鑑 を 提 出 する 場 合 において, 当 該 印 鑑 が 旧 本 店 所 在 地 を 管 轄 する 登 記 所 に 提 出 している 印 鑑 と 同 一 であるときは, 当 該 株 式 会 社 の 代 表 取 締 役 は, 新 本 店 所 在 地 を 管 轄 する 登 記 所 に 提 出 する 印 鑑 を 明 らかにした 書 面 に 押 印 した 印 鑑 につ いて 市 区 町 村 長 の 作 成 した 証 明 書 を 添 付 することを 要 しない オ 株 式 会 社 の 代 表 取 締 役 の 氏 名 の 変 更 の 登 記 の 申 請 をするときは, 当 該 申 請 ととも に, 当 該 代 表 取 締 役 の 提 出 に 係 る 印 鑑 届 出 事 項 の 変 更 の 届 出 もしなければならない 1 アイ 2 アオ 3 イエ 4 ウエ 5 ウオ 正 解 3-13 -

ガイダンス 第 7 問 譲 渡 制 限 規 定 に 関 する 登 記 アレンジ 度 商 業 登 記 法 2 素 材 とした 過 去 問 平 成 19 年 第 30 問 株 式 の 譲 渡 制 限 に 関 する 規 定 の 登 記 に 関 する 次 のアからオまでの 記 述 のうち, 誤 っているものの 組 合 せは, 後 記 1 から 5 までのうちどれか ア 特 例 有 限 会 社 は, 株 主 間 における 譲 渡 を 制 限 する 旨 の 株 式 の 譲 渡 制 限 に 関 する 規 定 の 変 更 の 登 記 の 申 請 をすることはできない イ 株 式 の 譲 渡 制 限 に 関 する 規 定 の 設 定 の 登 記 の 申 請 は, 株 券 提 供 公 告 の 期 間 満 了 の 日 の 翌 日 から 2 週 間 以 内 にしなければならない ウ 株 券 発 行 会 社 がする 株 式 の 譲 渡 制 限 に 関 する 規 定 の 設 定 の 登 記 の 申 請 書 には, 株 式 の 全 部 について 株 券 の 不 所 持 申 出 がされている 場 合, 株 券 提 供 公 告 をしたこ とを 証 する 書 面 を 添 付 する 必 要 はない エ 株 式 会 社 の 承 認 を 要 する 範 囲 を 拡 大 する 場 合, 株 式 の 譲 渡 制 限 に 関 する 規 定 の 変 更 の 登 記 の 申 請 書 には, 定 款 に 別 段 の 定 めがある 場 合 を 除 き, 議 決 権 を 行 使 す ることができる 株 主 の 半 数 以 上 であって, 当 該 株 主 の 議 決 権 の 3 分 の 2 以 上 に 当 たる 多 数 で 決 議 した 株 主 総 会 の 議 事 録 を 添 付 しなければならない オ 公 告 をしたことを 証 する 書 面 により 株 券 提 供 公 告 の 期 間 が 1 か 月 に 満 たないこ とが 明 らかである 場 合, 改 めて 1 か 月 を 下 らない 期 間 による 公 告 をし 直 さなけれ ば, 株 式 の 譲 渡 制 限 に 関 する 規 定 の 設 定 の 登 記 の 申 請 をすることができない 1 アウ 2 アエ 3 イエ 4 イオ 5 ウオ - 14 -

素 材 とした 過 去 問 株 式 の 譲 渡 制 限 に 関 する 規 定 の 登 記 に 関 する 次 のアからオまでの 記 述 のうち, 正 し いものの 組 合 せは, 後 記 1 から 5 までのうちどれか ア 株 式 の 譲 渡 制 限 に 関 する 規 定 の 設 定 の 登 記 の 申 請 書 には, 定 款 に 別 段 の 定 めがある 場 合 を 除 き, 議 決 権 を 行 使 することができる 株 主 の 半 数 以 上 であって, 当 該 株 主 の 議 決 権 の 4 分 の 3 以 上 に 当 たる 多 数 で 決 議 した 株 主 総 会 の 議 事 録 を 添 付 しなければ ならない イ 株 券 発 行 会 社 がする 株 式 の 譲 渡 制 限 に 関 する 規 定 の 設 定 の 登 記 の 申 請 書 には, 株 式 の 全 部 について 株 券 の 不 所 持 申 出 がされている 場 合 であっても, 株 券 提 供 公 告 をし たことを 証 する 書 面 を 添 付 しなければならない ウ 株 式 の 譲 渡 制 限 に 関 する 規 定 の 設 定 の 登 記 の 申 請 は, 株 券 提 供 公 告 の 期 間 満 了 の 日 の 翌 日 から 2 週 間 以 内 にしなければならない エ 取 締 役 会 設 置 会 社 であっても, 譲 渡 による 株 式 の 取 得 について 株 主 総 会 の 承 認 を 要 する 旨 の 株 式 の 譲 渡 制 限 に 関 する 規 定 の 設 定 の 登 記 の 申 請 をすることができる オ 特 例 有 限 会 社 は, 株 式 の 譲 渡 制 限 に 関 する 規 定 の 廃 止 の 登 記 の 申 請 をすることがで きない 1 アイ 2 アエ 3 イウ 4 ウオ 5 エオ 正 解 5-15 -

ガイダンス 第 8 問 募 集 株 式 の 発 行 の 登 記 アレンジ 度 商 業 登 記 法 3 素 材 とした 過 去 問 平 成 14 年 第 33 問 募 集 株 式 の 発 行 による 変 更 の 登 記 に 関 する 次 のアからオまでの 記 述 のうち, 誤 っ ているものの 組 合 せは, 後 記 1 から 5 までのうちどれか ア 株 主 に 株 式 の 割 当 てを 受 ける 権 利 を 与 えずに 募 集 株 式 を 発 行 する 場 合 において, 募 集 株 式 の 引 受 けの 申 込 みをしようとする 者 に 対 し, 払 込 みの 取 扱 いの 場 所 を 通 知 した 後 に, 払 込 みを 取 り 扱 う 銀 行 を 追 加 したときは, 変 更 の 登 記 の 申 請 書 に 裁 判 所 の 許 可 書 を 添 付 しなければならない イ 会 社 法 上 の 公 開 会 社 でない 株 式 会 社 が 株 主 に 株 式 の 割 当 てを 受 ける 権 利 を 与 え て 募 集 株 式 を 発 行 する 場 合 においては,その 引 受 けの 申 込 みの 期 日 が 募 集 事 項 等 を 決 議 した 期 日 の 10 日 後 であったときでも, 変 更 の 登 記 の 申 請 書 に 期 間 短 縮 につ いての 株 主 全 員 の 同 意 書 を 添 付 することを 要 しない ウ 会 社 法 上 の 公 開 会 社 でない 種 類 株 式 発 行 会 社 が 株 主 に 株 式 の 割 当 てを 受 ける 権 利 を 与 えずに 種 類 株 式 を 発 行 する 場 合 において, 募 集 事 項 の 決 定 を 取 締 役 会 に 委 任 したときは, 定 款 に 別 段 の 定 めがない 限 り, 変 更 の 登 記 の 申 請 書 に 当 該 種 類 株 式 に 係 る 種 類 株 主 総 会 の 議 事 録 を 添 付 しなければならない エ 会 社 法 上 の 公 開 会 社 でない 取 締 役 会 設 置 会 社 が 株 主 に 株 式 の 割 当 てを 受 ける 権 利 を 与 えて 募 集 株 式 を 発 行 する 場 合 において, 募 集 事 項 等 を 取 締 役 会 の 決 議 によ り 決 定 したときは, 変 更 の 登 記 の 申 請 書 に 定 款 を 添 付 しなければならない オ 会 社 法 上 の 公 開 会 社 が 株 主 に 株 式 の 割 当 てを 受 ける 権 利 を 与 えずに 募 集 株 式 を 発 行 する 場 合 において,その 払 込 金 額 が 募 集 株 式 を 引 き 受 ける 者 に 特 に 有 利 な 金 額 であるときは,その 払 込 期 日 が 募 集 事 項 を 決 議 した 期 日 の 10 日 後 であったとき でも, 変 更 の 登 記 の 申 請 書 に 期 間 短 縮 についての 株 主 全 員 の 同 意 書 を 添 付 するこ とを 要 しない 1 アイ 2 アウ 3 イエ 4 ウオ 5 エオ - 16 -

素 材 とした 過 去 問 株 式 会 社 における 募 集 株 式 の 発 行 による 変 更 の 登 記 の 申 請 書 に 添 付 すべき 書 類 に 関 する 次 の 1 から 5 までの 記 述 のうち, 誤 っているものはどれか ( 改 ) 1 公 開 会 社 でない 株 式 会 社 が, 定 款 の 定 めに 従 い, 取 締 役 会 の 決 議 により 株 主 に 株 式 の 割 当 てを 受 ける 権 利 を 与 えて 募 集 株 式 を 発 行 したときは, 定 款 を 添 付 しなけれ ばならない 2 公 開 会 社 が, 取 締 役 会 の 決 議 により, 一 般 から 株 主 を 募 集 する 方 法 で 募 集 株 式 の 発 行 をした 場 合 において, 払 込 期 日 がその 取 締 役 会 の 3 日 後 であったときは, 期 間 短 縮 についての 総 株 主 の 同 意 書 を 添 付 しなければならない 3 特 定 の 者 に 募 集 株 式 を 発 行 することとし, 予 定 した 全 員 から 募 集 株 式 の 申 込 みが あった 場 合 において, 一 部 の 申 込 人 の 払 込 みが 遅 れることが 明 らかとなったため 払 込 期 日 を 延 期 したときは, 払 込 期 日 延 期 についての 株 式 申 込 人 全 員 の 同 意 書 を 添 付 しなければならない 4 公 開 会 社 でない 株 式 会 社 が, 株 主 総 会 の 特 別 決 議 により 特 定 の 者 に 募 集 株 式 を 発 行 した 場 合 において,その 払 込 期 日 が 株 主 総 会 特 別 決 議 の 10 日 後 であった 場 合 であ っても, 期 間 短 縮 についての 総 株 主 の 同 意 書 を 添 付 する 必 要 はない 5 一 般 から 株 主 を 募 集 する 方 法 で 募 集 株 式 を 発 行 することとして 募 集 を 開 始 した 後 に, 払 込 みを 取 り 扱 う 銀 行 を 追 加 したときは, 裁 判 所 の 許 可 書 を 添 付 しなければな らない 正 解 5-17 -

ガイダンス 第 9 問 組 織 再 編 に 係 る 登 記 アレンジ 度 商 業 登 記 法 4 素 材 とした 過 去 問 平 成 19 年 第 34 問 組 織 再 編 に 係 る 登 記 に 関 する 次 のアからオまでの 記 述 のうち, 誤 っているものの 組 合 せは, 後 記 1 から 5 までのうちどれか ア 合 名 会 社 が 株 式 会 社 となる 組 織 変 更 をする 場 合 において, 債 権 者 に 対 する 公 告 を 官 報 のほか 定 款 に 定 めた 官 報 以 外 の 公 告 方 法 によってしたときであっても, 組 織 変 更 による 設 立 の 登 記 の 申 請 書 には, 知 れている 債 権 者 に 対 して 各 別 の 催 告 を したことを 証 する 書 面 を 添 付 しなければならない イ 吸 収 分 割 により 吸 収 分 割 承 継 会 社 が 承 継 した 債 務 の 全 部 につき, 吸 収 分 割 会 社 が 吸 収 分 割 承 継 会 社 との 間 で 重 畳 的 債 務 引 受 契 約 を 締 結 した 場 合 には, 吸 収 分 割 承 継 会 社 についてする 吸 収 分 割 による 変 更 の 登 記 の 申 請 書 には, 吸 収 分 割 会 社 に おいてその 知 れている 債 権 者 に 対 して 各 別 の 催 告 をしたことを 証 する 書 面 を 添 付 する 必 要 はない ウ 支 店 の 所 在 地 において 吸 収 合 併 による 解 散 の 登 記 を 申 請 する 場 合 に, 当 該 登 記 所 の 管 轄 区 域 内 に 吸 収 合 併 存 続 株 式 会 社 の 本 店 又 は 支 店 がないときは, 吸 収 合 併 存 続 株 式 会 社 を 代 表 すべき 者 の 資 格 を 証 する 書 面 を 添 付 しなければならない エ 会 社 とその 完 全 子 会 社 との 吸 収 合 併 により 完 全 子 会 社 が 消 滅 する 場 合, 合 併 後 存 続 する 会 社 が 完 全 子 会 社 から 承 継 する 資 産 の 額 がその 承 継 する 債 務 の 額 を 下 回 ると きは, 合 併 による 変 更 の 登 記 の 申 請 書 には, 吸 収 合 併 存 続 会 社 である 完 全 親 会 社 の 株 主 総 会 の 議 事 録 を 添 付 しなければならない オ 株 式 移 転 完 全 子 会 社 がする 株 式 移 転 による 新 株 予 約 権 の 変 更 の 登 記 を, 株 式 移 転 により 設 立 する 株 式 会 社 の 本 店 の 所 在 地 を 管 轄 する 登 記 所 を 経 由 して 申 請 する 場 合 には, 当 該 登 記 の 申 請 書 には, 株 式 移 転 完 全 子 会 社 の 代 表 者 の 印 鑑 証 明 書 を 添 付 する 必 要 はない 1 アイ 2 アウ 3 イエ 4 ウオ 5 エオ - 18 -

素 材 とした 過 去 問 組 織 再 編 に 係 る 登 記 に 関 する 次 のアからオまでの 記 述 のうち, 正 しいものの 組 合 せ は, 後 記 1 から 5 までのうちどれか ア 会 社 とその 完 全 子 会 社 との 吸 収 合 併 により 完 全 子 会 社 が 消 滅 する 場 合 には, 合 併 後 存 続 する 会 社 が 完 全 子 会 社 から 承 継 する 資 産 の 額 がその 承 継 する 債 務 の 額 を 下 回 ると きであっても, 合 併 による 変 更 の 登 記 の 申 請 書 には,いずれの 会 社 の 株 主 総 会 の 議 事 録 も 添 付 する 必 要 はない イ 吸 収 合 併 消 滅 会 社 が 種 類 株 式 発 行 会 社 である 場 合 において, 合 併 対 価 の 一 部 が 持 分 会 社 の 持 分 であるときは, 合 併 による 変 更 の 登 記 の 申 請 書 には, 持 分 の 割 当 てを 受 ける 種 類 の 種 類 株 主 全 員 の 同 意 を 証 する 書 面 を 添 付 しなければならない ウ 吸 収 分 割 により 吸 収 分 割 承 継 会 社 が 承 継 した 債 務 の 全 部 につき, 吸 収 分 割 会 社 が 吸 収 分 割 承 継 会 社 との 間 で 重 畳 的 債 務 引 受 契 約 を 締 結 した 場 合 には, 吸 収 分 割 承 継 会 社 についてする 吸 収 分 割 による 変 更 の 登 記 の 申 請 書 には, 吸 収 分 割 会 社 においてそ の 知 れている 債 権 者 に 対 して 各 別 の 催 告 をしたことを 証 する 書 面 を 添 付 する 必 要 は ない エ 株 式 会 社 が 合 資 会 社 となる 組 織 変 更 をする 場 合 には, 組 織 変 更 による 設 立 の 登 記 の 申 請 書 には, 有 限 責 任 社 員 が 既 に 履 行 した 出 資 の 価 額 を 証 する 書 面 を 添 付 する 必 要 はない オ 合 名 会 社 が 株 式 会 社 となる 組 織 変 更 をする 場 合 において, 債 権 者 に 対 する 公 告 を 官 報 のほか 定 款 に 定 めた 官 報 以 外 の 公 告 方 法 によってしたときは, 組 織 変 更 による 設 立 の 登 記 の 申 請 書 には, 知 れている 債 権 者 に 対 して 各 別 の 催 告 をしたことを 証 する 書 面 を 添 付 する 必 要 はない 1 アイ 2 アエ 3 イウ 4 ウオ 5 エオ 正 解 3-19 -

ガイダンス 第 10 問 合 同 会 社 の 登 記 アレンジ 度 商 業 登 記 法 5 素 材 とした 過 去 問 平 成 19 年 第 35 問 合 同 会 社 の 登 記 に 関 する 次 のアからオまでの 記 述 のうち, 正 しいものの 組 合 せは, 後 記 1 から 5 までのうちどれか なお, 合 同 会 社 の 定 款 には, 各 記 述 に 明 記 されてい るものを 除 き, 法 令 の 規 定 と 異 なる 別 段 の 定 めはないものとする ア 合 名 会 社 が 合 資 会 社 と 合 併 し 合 同 会 社 を 設 立 する 場 合, 合 名 会 社 が 債 権 者 に 対 する 公 告 を 官 報 に 加 え, 定 款 で 定 めた 公 告 方 法 に 従 い 電 子 公 告 によってしたとき でも, 新 設 合 併 による 設 立 の 登 記 の 申 請 書 には, 合 名 会 社 において 債 権 者 に 対 す る 各 別 の 催 告 をしたことを 証 する 書 面 を 添 付 しなければならない イ 個 人 が 業 務 を 執 行 しない 社 員 の 持 分 を 譲 り 受 け, 業 務 執 行 社 員 として 加 入 した 場 合 には, 業 務 執 行 社 員 の 加 入 による 変 更 の 登 記 の 申 請 書 には,その 事 実 を 証 す る 書 面 としては, 持 分 の 譲 渡 契 約 書, 定 款 変 更 に 係 る 業 務 執 行 社 員 の 全 員 の 同 意 があったことを 証 する 書 面 を 添 付 すれば 足 りる ウ 社 員 の 持 分 の 差 押 債 権 者 が 6 か 月 前 までに 会 社 及 び 社 員 に 予 告 をして 事 業 年 度 の 終 了 時 に 当 該 社 員 を 退 社 させた 場 合 には, 社 員 の 退 社 による 変 更 の 登 記 の 申 請 書 には, 当 該 社 員 の 持 分 に 対 する 差 押 命 令 の 謄 本 を 添 付 すれば 足 りる エ 合 同 会 社 の 設 立 の 登 記 の 申 請 書 には, 代 表 社 員 が 就 任 を 承 諾 したことを 証 する 書 面 に 押 された 印 鑑 につき 市 区 町 村 長 の 作 成 した 印 鑑 証 明 書 を 添 付 する 必 要 はな い オ 社 員 の 出 資 の 価 額 を 増 加 した 場 合 における 資 本 金 の 額 の 増 加 による 変 更 の 登 記 の 申 請 書 には, 出 資 に 係 る 払 込 み 又 は 給 付 があったことを 証 する 書 面, 業 務 執 行 社 員 の 過 半 数 の 一 致 があったことを 証 する 書 面 並 びに 資 本 金 の 額 が 会 社 法 及 び 会 社 計 算 規 則 の 規 定 に 従 って 計 上 されたことを 証 する 書 面 を 添 付 すれば 足 りる 1 アイ 2 アエ 3 イウ 4 ウオ 5 エオ - 20 -

素 材 とした 過 去 問 合 同 会 社 の 登 記 に 関 する 次 のアからオまでの 記 述 のうち, 正 しいものの 組 合 せは, 後 記 1 から 5 までのうちどれか ア 合 同 会 社 の 設 立 の 登 記 の 申 請 書 には, 代 表 社 員 が 就 任 を 承 諾 したことを 証 する 書 面 に 押 された 印 鑑 につき 市 区 町 村 長 の 作 成 した 印 鑑 証 明 書 を 添 付 しなければならない イ 社 員 の 持 分 の 差 押 債 権 者 が 6 か 月 前 までに 会 社 及 び 社 員 に 予 告 をして 事 業 年 度 の 終 了 時 に 当 該 社 員 を 退 社 させた 場 合 には, 社 員 の 退 社 による 変 更 の 登 記 の 申 請 書 には, 当 該 社 員 の 持 分 に 対 する 差 押 命 令 の 謄 本 を 添 付 すれば 足 りる ウ 個 人 が 業 務 を 執 行 しない 社 員 の 持 分 を 譲 り 受 け, 業 務 執 行 社 員 として 加 入 した 場 合 には, 業 務 執 行 社 員 の 加 入 による 変 更 の 登 記 の 申 請 書 には,その 事 実 を 証 する 書 面 としては, 持 分 の 譲 渡 契 約 書, 定 款 変 更 に 係 る 業 務 執 行 社 員 の 全 員 の 同 意 があった ことを 証 する 書 面 及 び 変 更 前 の 定 款 を 添 付 すれば 足 りる エ 社 員 の 退 社 に 伴 う 持 分 の 払 戻 しにより 資 本 金 の 額 を 減 少 する 場 合 において,その 払 戻 額 が 剰 余 金 額 を 超 えないときは, 社 員 の 退 社 による 変 更 の 登 記 の 申 請 書 には, 債 権 者 保 護 手 続 を 行 ったことを 証 する 書 面 を 添 付 する 必 要 はない オ 資 本 剰 余 金 の 額 の 全 部 を 資 本 金 の 額 とするものと 定 めた 場 合 には, 定 款 に 別 段 の 定 めがない 限 り, 資 本 金 の 額 の 増 加 による 変 更 の 登 記 の 申 請 書 には, 業 務 執 行 社 員 の 過 半 数 の 一 致 があったことを 証 する 書 面 並 びに 資 本 金 の 額 が 会 社 法 及 び 会 社 計 算 規 則 の 規 定 に 従 って 計 上 されたことを 証 する 書 面 を 添 付 しなければならない 1 アエ 2 アオ 3 イウ 4 イエ 5 ウオ 正 解 5-21 -