RAD-AR News Vol.15, No.4 (Nov. 2004) 2



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Agenda Benefit/Risk Assessmentとは Life-Cycleを通したBenefit/Risk Assessment 開発段階 市販後 2


モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全

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CONTENTS Vol.65 No.2 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~

CONTENTS Vol.63 No.3 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~ ~~~~~~~~



Vol.33 CONTENTS

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日本消防3月H1-4.三校.indd

CONTENTS Vol.67 No.12

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パンフレット_一般用_完成分のコピー

表紙4_1/山道 小川内 小川内 芦塚

JAPhMed th Annual Meeting 一般財団法人日本製薬医学会 COI 開示発表者名 : 堀明子 演題発表に関連し 開示すべき COI 関係にある企業などはありません


タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

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各科診療科長

【1】医薬品・医療機器等安全性情報 No


RAD-AR News Vol.24,No1(2013年5月発行/通算102号)

操作マニュアル(ユーザ画面)

レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 レクタブル 2 mg 注腸フ 有効成分 ブデソニド ォーム14 回 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 29 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特

にじ NOVEMBER 2

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スライド 1

2000年11月21日

JAてんどう391号_0407.indd

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

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ニピイ2012年7月号.indd

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2 News & Topics

生殖発生毒性試験の実施時期について

NEWS LETTER vol.40 01

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CJL NEWS VOL JANUARY contents

オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社

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Contents

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<4D F736F F D A835E838A F8B7982D18AC48DB85F20534F A68CEB8E9A E9A8F4390B38DCF2

医師主導治験取扱要覧

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PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

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さらに, そのプロセスの第 2 段階において分類方法が標準化されたことにより, 文書記録, 情報交換, そして栄養ケアの影響を調べる専門能力が大いに強化されたことが認められている 以上の結果から,ADA の標準言語委員会が, 専門職が用いる特別な栄養診断の用語の分類方法を作成するために結成された そ

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Microsoft Word - 小佐ふるさとづくり計画_koba.doc

広報誌[なか]VOL.158

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広報誌なか 新春号Vol.160

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レキサルティに係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 ( 別紙様式 ) レキサルティ錠 1mg 販売名有効成分ブレクスピプラゾールレキサルティ錠 2mg 製造販売業者大塚製薬株式会社薬効分類 安全性検討事項 提出年月 重要な特定されたリスク 平成 30 年 5 月 錐

下版飯-YAMAGIWA のみ

12_モニタリングの実施に関する手順書 

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14栄養・食事アセスメント(2)

Transcription:

Series No. 65Nov. 2004 CONTENTS

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RAD-AR News Vol.15, No.4 (Nov. 2004) FDAの リスクマネジメントプランのための ドラフトガイダンス案 について くすりの適正使用協議会 海外情報研究会 小管 美樹仁 前号では FDA 1のリスクマネジメントプラン の中 から Premarketing Risk Assessment 市販前のリス ク評価 のガイダンス案の概略を紹介したが 今回は Development and Use of Risk Minimization Action Plans リスク最小化のための活動計画の作成と活用 のガイダンス案について概略を説明する 前半部分 リスクマネジメントにおけるリスクの最小化とリスク リスクマネジメントにおけるリスクの最小化と 最小化のための活動計画 Risk MAP の役割 リスク最小化のための活動計画 Risk MAP の役割 ここでは Risk MAPを 製品のベネフィットを確保し 特定されたリスクを最小限にするための目標 Risk MAP から得られる理想的な結果 と目的 目標を達成するた めのプロセスや行動を示す 実際的で特定された測定で きるもの を達成するための戦略的安全性プログラム と定義している その上で ほとんどの製品においては 通常のリスク管理 2 で十分であるが 臨床開発プログ ラム PMS PhaseⅣ試験および製品が対象とする患者 集団と使用理由からケースバイケースでRisk MAPの必 要性について検討すべきとしている 特にRisk MAPを検討すべきポイントとして次の項目 が挙げられている 本ガイダンス案の構成 目次 は次の通りである Ⅰ 序 論 Ⅱ 背 景 Ⅲ リスクマネジメントにおけるリスクの最小化と リスク最小化のための活動計画 Risk MAP の役割 Ⅳ Risk MAPの目標および目的を達成するためのツール Ⅴ Risk MAPの評価 ツールと計画の有効性評価 Ⅵ Risk MAPの作成とデザインに関するFDAとの コミュニケーション Ⅶ Risk MAPのFDA申請に推奨される事項 FDAは リスクマネジメントを リスク評価 と リス クの最小化 に関するプロセスを開発初期から市販後まで 繰り返し継続するものと定義していることは前回学んだ が 本ガイダンスはこの中で特に ベネフィットを確保し つつリスクを最小化するための方法 ツール の作成と実 行 および ツールの有効性の評価 に焦点をあて 企業 がどのようにリスク最小化のための活動を計画していく べきかの指針を示している 特定されているリスクの特徴と発現率をベネフィット と比較する 製品の有害事象と製品のベネフィットを 比較することによって Risk MAPが製品のベネフィ ット リスクバランスを改善することが可能であるか どうかを検討する 比較される特徴とは ①リスクとベネフィットの種類 重要性 頻度 ②最もリスクがある集団および または最もベネフィッ トを受ける集団 ③代替治療の存在 ④観察された有害事象の回復性 1 FDA Food and Drug Administration 米食品医薬品局 2 参考 本ガイダンス案では 通常のリスク管理 の定義は示され ていないが コンセプトペーパーの時点では Traditional risk management planning として添付文書と通常のPMSがその範 囲であるとされ またICHのE2Eガイドライン Step2 では 通常の医薬品安全性監視活動 として ①副作用情報の管理シ ステムおよびプロセスの構築 ②副作用緊急報告および定期的 安全性最新報告 ③安全性プロフィールの継続的モニタリング 徴候の検出 課題の評価 添付文書記載内容の改訂などを含む ④地域の規制で要求されるその他の要件の4項目を追加の対策の 要否に拘わらず 通常実施する安全性監視の内容としている イベントの予防可能性 予防措置によって最小化ある いは防止することができる可能性がある重篤で既知の 有害事象はRisk MAPの好対象である ベネフィットの可能性 有効性を予測できる因子が特 定された場合 Risk MAPは特定されているリスクに 対してベネフィットを増加させるためにそれらの使用 を促進させることが可能 6

Targeted Education and Outreach Reminder system Performance-linked access system 7

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Silent Aspiration 13

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RAD-AR News Vol.15, No.4 (Nov. 2004) RISK / BENEFIT ASSESSMENT OF DRUGS-ANALYSIS & RESPONSE RAD-AR News Vol.15, No.4Series No.65