一 般 社 団 法 人 全 女 子 連 盟
1 はじめに これまで 女 性 にとって というスポーツは するスポーツ よりも 見 るスポーツ という 意 味 合 いが 強 いものでした しかしここ 数 年 の 夢 をあきらめられなかった 女 子 選 手 たちが 自 ら ができる 環 境 を 見 つけ 出 し そしてその 想 いに 動 かされた 多 くの 人 達 がサポートを 始 め 徐 々に 競 技 者 を 増 やし 様 々な 世 代 で 女 子 の 大 会 が 開 催 されるようになりました これまで 高 校 大 学 クラブチームがそれぞれ 大 会 を 開 き 各 地 方 でリーグ 戦 を 行 ってきましたが 2014 年 4 月 1 全 女 子 連 盟 が 設 立 され これまでバラバラだった 各 連 盟 をまとめ 国 内 における 女 子 硬 式 アマチュア を 統 括 する 組 織 として 女 子 の 更 なる 普 及 と 発 展 を 目 指 します また 女 子 にとって 最 高 峰 である 女 子 ワールドカップ が 2014 年 9 月 1 ~7 まで 宮 崎 市 で 開 催 され 侍 ジャパン 女 子 代 表 ( 通 称 マドンナジャパン)は 大 会 4 連 覇 を 達 成 しました 2014 年 は 女 子 にとって 新 たな そして 大 きなスタートとなりました そして2015 年 女 子 の 更 なる 発 展 のため 子 供 たちの 夢 を 叶 えるべく ぜひご 一 緒 させていただきたくお 願 い 申 し 上 げます
2 女 子 の 歩 み - 1 1917 年 愛 媛 今 治 高 等 女 学 校 が 部 創 設 1938 年 米 国 カリフォルニア 州 女 子 軟 式 団 来 1943 年 全 米 女 子 プロ リーグ 発 足 (54 年 消 滅 ) 1950 年 女 子 プロ4 団 で 女 子 連 盟 結 成 1951 年 女 子 連 盟 加 盟 チーム25チームに 1952 年 女 子 プロ が 社 会 人 に 移 行 1971 年 約 20 年 続 いた 女 子 が 自 然 消 滅 1991 年 オリックス 入 団 テストに 女 性 2 人 参 加 1994 年 米 国 女 子 プロ シルバーブレッツ 誕 生 1995 年 東 京 六 大 学 でジョディ ハーラー 投 手 登 板 シルバーブレッツ テストに から3 選 手 参 加 フロリダ 女 子 プロに 鈴 木 慶 子 選 手 参 加 で 初 めて 女 子 高 校 生 による 硬 式 の 国 際 交 流 試 合 を 福 生 場 で 開 催 ( 中 国 と の 試 合 ) 2006 年 韓 国 ソウルの 新 亭 女 子 商 業 高 校 と 交 流 試 合 開 催 1997 年 女 性 投 手 ボーダーズ 男 子 プロチームへ 第 1 回 全 国 高 等 学 校 硬 式 選 手 権 大 会 開 催 1998 年 全 国 高 等 学 校 女 子 硬 式 連 盟 が 発 足 女 子 プロ リーグ 発 足 するも1ヶ 月 で 消 滅 1999 年 全 米 女 子 選 手 権 に チーム 初 出 場 国 内 初 の 女 子 硬 式 セレクション 開 催 2000 年 明 治 大 学 硬 式 部 に 小 林 千 紘 選 手 入 部 史 上 初 の 米 代 表 による 米 大 会 開 催 ( 勝 利 ) ボーダーズ 近 鉄 入 団 テスト 受 験 不 合 格 第 1 回 全 国 高 等 学 校 女 子 硬 式 選 抜 大 会 開 催 2001 年 国 際 女 子 連 盟 発 足 東 大 竹 投 手 人 女 性 初 リーグ 戦 登 板 東 大 竹 投 手 明 大 小 林 投 手 による 六 大 学 史 上 初 の 両 女 性 投 手 先 発 第 1 回 世 界 女 子 大 会 をトロントにて4カ 国 参 加 で 開 催 ( 準 優 勝 ) 2002 年 女 子 協 会 発 足 第 2 回 世 界 女 子 大 会 を 米 国 にて4カ 国 参 加 で 開 催 ( 準 優 勝 ) 2003 年 特 定 非 営 利 法 人 (NPO 法 人 )の 認 可 を 受 け 特 定 非 営 利 法 人 女 子 協 会 が 誕 生 2004 年 連 盟 へ 加 盟 全 会 議 の 構 成 団 体 となる IBAF 国 際 連 盟 が 女 子 ワールドカップを 主 催 カナダで 行 われた 第 1 回 女 子 ワールドカップ に U18 代 表 を 選 出 し 派 遣 準 優 勝 2005 年 第 1 回 全 国 女 子 硬 式 選 手 権 大 会 を 静 岡 で 開 催 ベストアメニティカップ2005 女 子 米 大 会 を 実 施 2006 年 女 子 代 表 が 全 会 議 の 代 表 派 遣 事 業 として 承 認 される 台 湾 にて 行 われた 第 2 回 IBAF 女 子 ワールドカップに 代 表 チームが 出 場 準 優 勝 第 1 回 全 女 子 硬 式 クラブ 選 手 権 大 会 を 千 葉 県 市 原 市 で 開 催 第 2 回 全 女 子 硬 式 選 手 権 大 会 を 愛 媛 県 松 山 市 に 移 行 し 実 施 2007 年 アメリカベースボール 主 催 のアメリカ カナダ の3か 国 に よる 親 善 大 会 を 実 施 からはヴィーナス リーグオールス ターが 参 加 2008 年 第 3 回 IBAF 主 催 ENEOS 女 子 ワールドカップ( 松 山 )に 代 表 チームが 出 場 初 優 勝
2 女 子 の 歩 み - 2 2009 年 カナダ 連 盟 主 催 の アメリカ カナダ の3か 国 による 親 善 大 会 を 実 施 から 埼 玉 栄 高 等 学 校 が 参 加 準 優 勝 2010 年 第 4 回 IBAF 女 子 ワールドカップ(ベネズエラ)が 開 催 され 代 表 が 二 連 覇 を 達 成 2011 年 アメリカ ダラスで 行 われたIBAF 国 際 連 盟 で 2010 年 ベ ネズエラ 大 会 でMVPに 輝 いた 六 角 彩 子 選 手 が IBAF 最 優 秀 女 性 アスリート 賞 に 輝 く 2012 年 第 5 回 IBAF 女 子 ワールドカップ(カナダ エドモントン)が 開 催 さ れ 代 表 が 前 人 未 到 の 大 会 三 連 覇 を 達 成 IBAF 女 子 ランキングで1 位 に 2013 年 2012 年 カナダ エドモントン 大 会 でMVPに 輝 いた 磯 崎 由 加 里 選 手 がIBAF 最 優 秀 女 性 アスリートに 輝 く 侍 ジャパンが 発 足 女 子 も 侍 ジャパンの 仲 間 入 りを 果 たす 2014 年 女 子 硬 式 ユース 高 校 大 学 クラブチームを 統 括 する 団 体 一 般 社 団 法 人 全 女 子 連 盟 が 発 足 第 6 回 IBAF 女 子 ワールドカップ( 宮 崎 市 )が 開 催 され 代 表 が 4 連 覇 の 偉 業 を 成 し 遂 げる!
女 子 の 歴 史 と 代 表 の 活 躍 3 ア メ リ カ の フ ロ リ ダ 大 会 へ 参 加 任 意 団 体 全 女 子 硬 式 チ ー ム 実 行 委 員 会 を 組 織 特 定 非 営 利 活 動 法 人 女 子 協 会 発 足 連 盟 へ の 加 盟 承 認 第 1 回 全 女 子 公 式 選 手 権 大 会 の 開 催 女 子 代 表 が 代 表 統 括 組 織 よ り 代 表 派 遣 事 業 と し て 正 式 承 認 世 界 大 会 3 連 覇! 第 1 回 N P B ガ ー ル ズ ト ー ナ メ ン ト 開 催
4 新 組 織 一 般 社 団 法 人 全 女 子 連 盟 とは 女 子 プロ 機 構 女 子 (アマチュア 硬 式 ) 新 団 体 の 全 体 構 図 国 際 連 盟 (IBAF) 世 界 ソフトボール 連 盟 (WBSC) 加 盟 アジア 連 盟 (BFA) 加 盟 協 力 関 係 ( 財 ) 全 協 会 (BFJ) JOC 加 盟 ( 財 ) 連 盟 体 協 加 盟 アマチュア 女 子 硬 式 統 括 普 及 活 動 全 国 大 会 主 催 運 営 代 表 選 考 編 成 派 遣 マドンナ 商 標 管 理 ほか 一 般 社 団 法 人 全 女 子 連 盟 (WBFJ) 女 子 代 表 編 成 委 員 会 女 子 協 会 現 在 の 女 子 協 会 は 1 年 間 の 引 き 継 期 間 を 経 て 2015 年 3 月 までにすべての 残 務 処 理 を 終 え 解 散 となる 高 校 連 盟 大 学 連 盟 クラブチーム 連 盟 クラブ 連 盟 の 中 には 中 学 生 を 中 心 とし たユースチームも 含 まれる 将 来 ユースチームが 増 加 した 場 合 ユースチーム 連 盟 を 別 途 立 ち 上 げる ユースチーム 各 連 盟 は チームおよび 選 手 登 録 を 整 備 カテゴリーごとの 大 会 の 主 催 実 施 各 カテゴリーの 普 及 と 発 展 に 努 め 新 団 体 はサポート 体 制 を 整 える
5 全 女 子 連 盟 のミッション 新 団 体 ミッション 各 連 盟 団 体 が 対 立 や 非 協 力 をせず 選 手 が 何 の 障 害 もなく 競 技 ができる 環 境 づくりを 目 指 す 各 連 盟 団 体 新 団 体 が 力 を 合 わせ 女 子 の 普 及 発 展 のために 尽 力 する への 愛 情 敬 意 を 持 ち フェアに 競 技 をする 選 手 監 督 指 導 者 の 人 材 育 成 をめざす 新 団 体 の 方 向 性 と 活 動 〇 各 連 盟 団 体 と 協 力 し 各 地 域 の 女 子 の 普 及 推 進 事 業 を 進 める 各 連 盟 団 体 と 連 携 し 国 内 大 会 のスケジュールを 決 定 していく 新 チーム 設 立 時 のサポート 地 方 自 治 体 や 行 政 との 協 力 女 子 の 普 及 活 動 〇 IBAF 女 子 委 員 会 アジア 女 子 委 員 会 と 協 力 し 国 際 交 流 試 合 国 際 審 判 講 習 など 女 子 の 国 際 的 発 展 事 業 を 進 める 国 際 交 流 試 合 の 実 施 におけるサポートおよび 海 外 における 国 際 交 流 試 合 へのチーム 派 遣 海 外 選 手 の 国 内 での 活 動 サポートおよび 人 選 手 の 海 外 での 活 動 サポート (IBAFおよび 各 国 の 連 盟 との 連 携 ) 国 外 における 教 室 および 指 導 者 の 国 外 チーム( 団 体 )への 派 遣 ( 要 望 があり 条 件 が 合 った 場 合 ) 〇 女 子 代 表 強 化 プログラム 各 カテゴリー(トップチーム ユース 代 表 など)の 選 手 育 成 強 化 プログラムの 構 築 〇 各 連 盟 団 体 と 協 力 し 透 明 かつ 公 平 性 を 重 視 した 組 織 づくりと 基 盤 の 強 化 第 三 者 による 会 計 チェック 理 事 会 への 会 計 報 告 セクハラ 体 罰 対 策 委 員 会 の 設 置 アンチドーピング 教 育 強 化 不 祥 事 等 の 審 議 審 査 〇 各 連 盟 団 体 と 協 力 し 情 報 収 集 および 情 報 のまとめ 情 報 発 信 など 女 子 を 国 内 国 外 へPR 定 期 的 なプレスリリースの 発 信 公 式 サイト( 国 内 向 け) Facebook( 国 内 海 外 向 け)などの 構 築 〇 人 材 育 成 将 来 の 女 子 を 担 う 人 材 育 成 のためのプログラム 構 築 ( 審 判 講 習 TC スコアラーなど)
6 女 子 界 の 競 技 人 口 について 女 子 硬 式 チームと 推 定 人 口 全 国 高 等 学 校 女 子 硬 式 連 盟 約 19チーム 約 700 選 手 全 国 大 学 女 子 硬 式 連 盟 約 9チーム 約 180 選 手 全 国 女 子 硬 式 クラブ 連 盟 約 34 チーム 約 840 選 手 ( 中 学 生 チーム10+クラブチーム24) 女 子 プロ 4チーム 53 選 手 (2015 年 度 より3チーム+ 育 成 チームとして 再 編 成 ) 女 子 硬 式 チーム 数 アマチュア 約 62チーム 1720 名 プロ4チーム 53 名 プロ アマ 合 計 約 64チーム 合 計 約 1773 選 手 男 子 の 中 でプレーする 女 子 選 手 リトルリーグ ジャパンリーグ シニアリーグ フレッシュリーグ KB 連 盟 全 国 高 等 学 校 連 盟 ヤングリーグ 六 大 学 連 盟 ポニーリーグ 全 大 学 連 盟 サンリーグ 社 会 人 クラブチーム ボーイズリーグ 全 軟 式 連 盟 上 記 団 体 では 選 手 登 録 時 に 男 女 別 での 登 録 がないため 女 子 選 手 の 数 が 把 握 できない 状 況 にあるが 全 軟 式 連 盟 だけで 13,000の 女 子 選 手 がいるとされている 中 学 体 育 連 盟 に 登 録 している 女 子 選 手 は 1,599 名 2014 年 12 月 現 在 女 子 軟 式 チームと 推 定 人 口 全 女 子 軟 式 連 盟 合 計 約 110チーム 約 2,200 名 一 般 の 部 約 67チーム 約 1,340 名 中 学 生 の 部 約 43チーム 約 860 名 全 女 子 大 学 連 盟 合 計 約 30チーム 約 600 名 女 子 チームおよび 男 子 チームの 中 で プレーする 女 子 選 手 ( 硬 式 軟 式 共 に) は 全 国 で 推 定 2 万 7,000 人! 女 子 軟 式 チーム 数 約 140チーム 合 計 約 2,800 名 2013 年 5 月 現 在
女 子 スポーツの 注 目 度 2011 年 サッカー 女 子 代 表 なでしこジャパン の 活 躍 オリンピックなどの 国 際 大 会 における の 女 性 アスリートの 活 躍 で 女 子 スポーツの 注 目 度 が 高 まっています! 女 子 の 急 激 な 人 口 増 加 甲 子 園 強 豪 校 が 女 子 硬 式 部 の 設 立 に 着 手 し 始 めています 2013 年 8 月 より NPBガールズトーナメントという 学 童 女 子 の 全 国 大 会 がNPBと 全 軟 式 連 盟 主 催 で 実 施 され 各 地 域 の 代 表 32チーム 約 700 人 の 選 手 が 全 国 大 会 に 出 場 しました 女 子 における 大 会 の 増 加 女 子 学 童 の 選 手 人 口 が 増 え 女 子 硬 式 ではU18の 全 国 大 会 が3 年 前 からスタート 北 海 道 や 九 州 での 地 区 大 会 なども 開 催 されるようになり 女 子 の 広 がりがうかがえます 国 際 大 会 の 実 施 2014 年 に 行 われる 第 6 回 IBAF 女 子 ワールドカップで が 大 会 4 連 覇 を 達 成 多 くのメディアに 取 り 上 げられ 現 在 も 選 手 たちへのテレビ 出 演 依 頼 が 続 いています 今 後 も 注 目 度 がかなりUPすると 期 待 が 高 まっています これから 飛 躍 するスポーツである 女 子 その 成 長 と 発 展 をぜひご 一 緒 させていただきたく お 願 い 申 し 上 げます