2 公 生 涯 に 入 られる 前 に バブテスマのヨハネがイエスのために 道 備 えをしましたが まさに そのよう な 関 係 にある 二 つの 箇 所 と 言 えます 18-25 節 をより 詳 しく 教 えるためにこの 系 図 がその 前 に 記 さ れているということです 並 行 箇 所 :



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2012/12/09 礼 拝 メッセージ 成 田 宜 庸 兄 1 主 題 :イエス キリスト 降 誕 の 知 らせ 聖 書 箇 所 :マタイの 福 音 書 1 章 18-25 節 12 月 に 入 ると 私 の 家 の 周 りではイルミネーションを 付 ける 家 が 何 軒 かあります それを 見 て あゝ 12 月 だな クリスマスの 時 が 来 たのだな と 思 います その 家 庭 が 全 部 クリスチャンホームであ ったら 本 当 にすばらしいと 思 うのですが 世 の 風 潮 で 家 の 飾 りにイルミネーションを 付 けているという のが 殆 どでしょう ただ 一 つ 良 いことは 夜 が 明 るいことです 私 たちには 足 元 がよく 見 えるので 助 か っています 今 日 はしっかりとイエスが 来 られたその 知 らせをみことばから 学 んでいきたいと 思 います マタイの 福 音 書 1 章 18-25 節 をともに 学 びましょう その 箇 所 を 読 みます 1:18 イエス キリストの 誕 生 は 次 のようであった その 母 マリヤはヨセフの 妻 と 決 まっていたが ふたりがま だいっしょにならないうちに 聖 霊 によって 身 重 になったことがわかった :19 夫 のヨセフは 正 しい 人 であって 彼 女 をさらし 者 にはしたくなかったので 内 密 に 去 らせようと 決 めた :20 彼 がこのことを 思 い 巡 らしていたと き 主 の 使 いが 夢 に 現 れて 言 った ダビデの 子 ヨセフ 恐 れないであなたの 妻 マリヤを 迎 えなさい その 胎 に 宿 っているものは 聖 霊 によるのです :21 マリヤは 男 の 子 を 産 みます その 名 をイエスとつけなさい この 方 こ そ ご 自 分 の 民 をその 罪 から 救 ってくださる 方 です :22 このすべての 出 来 事 は 主 が 預 言 者 を 通 して 言 われ た 事 が 成 就 するためであった :23 見 よ 処 女 がみごもっている そして 男 の 子 を 産 む その 名 はインマヌエ ルと 呼 ばれる ( 訳 すと 神 は 私 たちとともにおられる という 意 味 である ):24 ヨセフは 眠 りからさめ 主 の 使 いに 命 じられたとおりにして その 妻 を 迎 え 入 れ :25 そして 子 どもが 生 まれるまで 彼 女 を 知 ることがな く その 子 どもの 名 をイエスとつけた 1.マタイ1:1-17 今 日 の 箇 所 の 前 に1-17 節 がある 訳 です 1 節 の 始 まりはこのように 書 かれています アブラハ ムの 子 孫 ダビデの 子 孫 イエス キリストの 系 図 皆 さんご 存 じのように このマタイの 福 音 書 はユ ダヤの 人 々に 宛 てて 書 かれた 福 音 書 であると 言 われています ユダヤ 人 は 系 図 家 系 というものを 非 常 に 重 んじる 民 族 です ここに 書 かれている 系 図 の 特 徴 はこうです この 系 図 の 特 徴 (1) 三 つの14 世 代 という 規 則 的 な 図 式 に 歴 史 をまとめている そのことによって 準 備 の 時 は 終 わった イエスにおいて 約 束 の 救 い 主 のときが 来 たということを 示 しています (2)イエス キリストはダビデ 王 家 の 正 当 の 血 統 を 引 いたメシヤであり ユダヤ 民 族 の 先 祖 であるア ブラハムの 子 孫 から 出 るメシヤであることを 明 らかにしている 神 はアブラハムにもまたダビデにもいろいろな 約 束 をなさいました そのことは 旧 約 聖 書 の 中 に 書 か れています アブラハムに 対 しては 創 世 記 22:15-18 それから 主 の 使 いは 再 び 天 からアブラ ハムを 呼 んで :16 仰 せられた これは 主 の 御 告 げである わたしは 自 分 にかけて 誓 う あなたが この ことをなし あなたの 子 あなたのひとり 子 を 惜 しまなかったから :17 わたしは 確 かにあなたを 大 いに 祝 福 し あなたの 子 孫 を 空 の 星 海 辺 の 砂 のように 数 多 く 増 し 加 えよう そしてあなたの 子 孫 は その 敵 の 門 を 勝 ち 取 るであろう :18 あなたの 子 孫 によって 地 のすべての 国 々は 祝 福 を 受 けるようになる あなたがわたしの 声 に 聞 き 従 ったからである という 約 束 が 与 えられました また エレミヤ 書 23:5には 見 よ その 日 が 来 る 主 の 御 告 げ その 日 わたしは ダビデに 一 つの 正 しい 若 枝 を 起 こす 彼 は 王 となって 治 め 栄 えて この 国 に 公 義 と 正 義 を 行 う とあります 若 枝 とはダビデの 子 孫 として 生 まれて 来 るイエ ス キリストを 指 しています アブラハム ダビデに 与 えられた 約 束 はイエス キリストの 誕 生 によっ て 成 就 しました ですから この18 節 の 前 に 書 かれている 系 図 は ただ 単 に 系 図 が 書 かれているとい うことでなくて 18 節 以 後 に 書 かれているこの 世 に 来 られるイエスがどのようなお 方 であるかを 明 ら かにしている いわゆる 序 文 なようなものです 1-17 節 と18-25 節 を 考 えてみると イエスが

2 公 生 涯 に 入 られる 前 に バブテスマのヨハネがイエスのために 道 備 えをしましたが まさに そのよう な 関 係 にある 二 つの 箇 所 と 言 えます 18-25 節 をより 詳 しく 教 えるためにこの 系 図 がその 前 に 記 さ れているということです 並 行 箇 所 :ルカの 福 音 書 1:26-38 先 程 マタイ1:18-25を 読 みましたが 他 の 福 音 書 にもイエスの 誕 生 の 告 知 のことが 書 かれてい ます それはルカの 福 音 書 1 章 26-38 節 です :26 ところで その 六 か 月 目 に 御 使 いガブリエルが 神 から 遣 わされてガリラヤのナザレという 町 のひとりの 処 女 のところに 来 た :27 この 処 女 は ダビデの 家 系 の ヨセフという 人 のいいなずけで 名 をマリヤといった :28 御 使 いは 入 って 来 ると マリヤに 言 った おめ でとう 恵 まれた 方 主 があなたとともにおられます :29 しかし マリヤはこのことばに ひどくとまどっ て これはいったい 何 のあいさつかと 考 え 込 んだ :30 すると 御 使 いが 言 った こわがることはない マリヤ あなたは 神 から 恵 みを 受 けたのです :31 ご 覧 なさい あなたはみごもって 男 の 子 を 産 みます 名 をイエスと つけなさい :32 その 子 はすぐれた 者 となり いと 高 き 方 の 子 と 呼 ばれます また 神 である 主 は 彼 にその 父 ダ ビデの 王 位 をお 与 えになります :33 彼 はとこしえにヤコブの 家 を 治 め その 国 は 終 わることがありませ ん :34 そこで マリヤは 御 使 いに 言 った どうしてそのようなことになりえましょう 私 はまだ 男 の 人 を 知 りませんのに :35 御 使 いは 答 えて 言 った 聖 霊 があなたの 上 に 臨 み いと 高 き 方 の 力 があなたをおおい ます それゆえ 生 まれる 者 は 聖 なる 者 神 の 子 と 呼 ばれます :36 ご 覧 なさい あなたの 親 類 のエリサベツ も あの 年 になって 男 の 子 を 宿 しています 不 妊 の 女 といわれていた 人 なのに 今 はもう 六 か 月 です :37 神 に とって 不 可 能 なことは 一 つもありません :38 マリヤは 言 った ほんとうに 私 は 主 のはしためです どうぞ あなたのおことばどおりこの 身 になりますように こうして 御 使 いは 彼 女 から 去 って 行 った ルカはこの ように 記 しています マタイと 同 じようにイエス 誕 生 の 知 らせのことを 書 いていますが 違 うところが あるのです それはマタイは 夫 ヨセフへの 告 知 です 夫 への 誕 生 の 知 らせです しかし ルカの 方 は 妻 マリヤへの 告 知 です どちらかと 言 うと この 時 期 に 多 く 語 られるのはこのルカの 方 です マリヤへの 誕 生 の 告 知 の 方 が 多 く 語 られます 男 性 の 皆 さん 心 配 はいりません 夫 にも 告 知 されていますから 今 日 はそのマタイの 福 音 書 の 方 をごいっしょに 学 んでいきたいと 思 います 2.マタイ1:18-25 1:18 マタイ1:18の 書 き 出 しは イエス キリストの 誕 生 は 次 のようであった その 母 マリヤはヨセフの 妻 と 決 まっていたが です これは 結 婚 をしたということではなく マリヤとヨセフは 婚 約 をしていたとい うことです 婚 約 について ユダヤでは 婚 約 は 法 律 上 の 夫 婦 と 見 なされます その 期 間 は 約 1 年 間 と 言 われています そして 婚 約 の 期 間 が 終 わってから 正 式 な 結 婚 式 が 挙 げられるのです そして ともに 住 んで 生 活 をする 訳 です ですから もし 婚 約 期 間 中 に 離 婚 しようとするなら 正 式 な 離 婚 の 手 続 き が 必 要 でした この ヨセフの 妻 と 決 まっていた ということばはそういう 意 味 です そして 次 の ふたりがまだいっしょにならないうちに とはまだ 正 式 の 結 婚 を 挙 げる 前 のことという 意 味 です だから この 期 間 にヨセフとマリヤの 性 的 な 関 係 はありませんでした ふたりがまだいっし ょにならないうちに 聖 霊 によって 身 重 になったことがわかった この 箇 所 をルカの 福 音 書 ではこのよう に 記 しています ルカ1:34-35 そこで マリヤは 御 使 いに 言 った どうしてそのようなことになり えましょう 私 はまだ 男 の 人 を 知 りませんのに :35 御 使 いは 答 えて 言 った 聖 霊 があなたの 上 に 臨 み いと 高 き 方 の 力 があなたをおおいます それゆえ 生 まれる 者 は 聖 なる 者 神 の 子 と 呼 ばれます と とても 格 調 が 高 いと 言 えます マタイの 方 は 事 実 だけを 記 しているような 書 き 方 になっていますが 内 容 は 同 じで す 身 重 になったことがわかった マリヤが 妊 娠 しているということです それは 聖 霊 によって と 書 かれています 皆 さんご 存 じのように 処 女 降 誕 のことです 処 女 降 誕 処 女 降 誕 はイエスの 生 涯 の 中 で 十 字 架 復 活 とともに 非 常 に 大 きな 出 来 事 です ヨハネ はヨハネの 福 音 書 1:14の 初 めに ことばは 人 となって 私 たちの 間 に 住 まわれた と 記 しています また パウロはガラテヤ 人 への 手 紙 4:4で しかし 定 めの 時 が 来 たので 神 はご 自 分 の 御 子 を 遣 わし こ

3 の 方 を 女 から 生 まれた 者 また 律 法 の 下 にある 者 となさいました と 言 っています イエス キリスト は 処 女 降 誕 という 状 況 でお 生 まれになりました (1) 処 女 降 誕 の 定 義 この 処 女 降 誕 は 生 物 学 的 には 絶 対 にあり 得 ないことです でも みことばはそれによってイエス が 生 まれたと 私 たちに 教 えています 処 女 降 誕 の 定 義 は イエス キリストが 神 の 摂 理 により 人 の 姿 をとってこの 世 に 来 られるに 当 たって 取 られた 方 法 についての 特 別 の 用 語 である イエスは 人 間 の 父 をもっておらず 聖 霊 の 働 きによって 受 胎 した こうして 神 の 御 子 イエス キリストが 神 性 をいか なる 意 味 においても 損 なうことなく 完 全 な 人 間 ( 罪 のまったくない)として 生 まれた です 他 に このことばを 使 う 方 はだれもおりません イエス キリストだけに 使 われる 用 語 です ですから 御 子 イエス キリストには 人 間 の 父 はおりません 私 たちと 違 います 私 たちは 人 間 の 父 と 母 を 持 っていま すが イエス キリストには 父 はおりません それは 聖 霊 の 働 きによって 受 胎 したということです そ して このことによってイエス キリストの 神 性 はいかなる 意 味 においても 損 なわれることなく 完 全 な 人 間 として 生 まれた 罪 のない 人 間 としてお 生 まれになったということです そのことはピリピ 人 への 手 紙 2 章 6-8 節 に 書 かれています :6 キリストは 神 の 御 姿 である 方 なのに 神 のあり 方 を 捨 てられないとは 考 えず :7 ご 自 分 を 無 にして 仕 える 者 の 姿 をとり 人 間 と 同 じようになられま した 人 としての 性 質 をもって 現 れ :8 自 分 を 卑 しくし 死 にまで 従 い 実 に 十 字 架 の 死 にまでも 従 われまし た (2) 処 女 降 誕 の 証 拠 聖 書 がそのことをはっきりと 教 えているということです 今 マタイの 福 音 書 とルカの 福 音 書 を 読 み ました この 二 つの 箇 所 で 処 女 降 誕 が 事 実 であることを 明 白 に 教 えています (3) 処 女 降 誕 の 重 要 性 a. 私 たちの 救 い が 超 自 然 的 なものであることを 思 い 起 こさせる 私 たちが 新 しく 生 まれ 変 わったという 新 生 は 聖 霊 のわざによるものです 聖 霊 のみわざによって 私 たちは 新 しく 生 まれました ヨハネ3:3-6を 参 照 してください :3 イエスは 答 えて 言 われた まことに まことに あなたに 告 げます 人 は 新 しく 生 まれなければ 神 の 国 を 見 ることはできませ ん :4 ニコデモは 言 った 人 は 老 年 になっていて どのようにして 生 まれることができるのですか もう 一 度 母 の 胎 に 入 って 生 まれることができましょうか :5 イエスは 答 えられた まことに まことに あな たに 告 げます 人 は 水 と 御 霊 によって 生 まれなければ 神 の 国 に 入 ることができません :6 肉 によって 生 まれ た 者 は 肉 です 御 霊 によって 生 まれた 者 は 霊 です 同 じように この 処 女 降 誕 も 聖 霊 の 働 きによって 為 されまし た 同 じように 処 女 降 誕 も 聖 霊 の 働 きによって 成 されました b. 救 い が 全 く 神 の 恵 みであることを 思 い 起 こさせる イエスの 母 となったマリヤは 特 別 な 存 在 の 女 性 ではありませんでした マリヤは 神 の 恵 みによってイ エスの 母 になる そのように 選 ばれたのです 私 たちの 救 いもまさに 神 の 選 びによることは 皆 さんよく ご 存 じのことです だから この 教 理 は 処 女 降 誕 は 神 の 恵 みである ということです それによっ てマリヤがその 役 目 を 果 たしたということです c.この 教 理 はイエス キリストの 無 罪 性 を 証 明 している イエス キリストは 特 別 な 方 法 で 世 に 来 られたただ 一 人 の 特 異 な 人 であることを 示 しています それ は 全 く 罪 のない 方 であるということです ヨハネはヨハネの 福 音 書 1:29で バブテスマのヨハネが イエスを 指 して 見 よ 世 の 罪 を 取 り 除 く 神 の 小 羊 と 言 ったと 記 しています また パウロはⅡコリ ント5:21に 神 は 罪 を 知 らない 方 を と 書 いています また へブル 人 への 手 紙 の 著 者 は4: 15に 罪 は 犯 されませんでしたが と 記 しています このように この 処 女 降 誕 はイエス キリ ストが 全 く 罪 のない 方 であることを 示 しています d.この 教 理 は 神 の 力 と 主 権 の 証 拠 である 創 世 記 18:14: 主 に 不 可 能 なことがあろうか わたしは 来 年 の 今 ごろ 定 めた 時 に あなたのと ころに 戻 って 来 る そのとき サラには 男 の 子 ができている アブラハムとサラの 間 にイサクが 与 えら

4 れました そのときの 二 人 の 年 齢 は 皆 さんよくご 存 じです 百 歳 近 い 二 人 でした これは 神 の 主 権 と 力 によって 成 されたことです 先 程 も 言 いましたが 処 女 降 誕 は 生 物 学 的 には 絶 対 に 不 可 能 なことです しかし 神 はお 出 来 になったのです ヨハネ1:13:また 私 たちの 新 生 ということを 見 ても 全 く 不 可 能 なことです でも それを 神 は 成 し 遂 げられました それは 神 の 主 権 と 力 によってです まさにそういうことをこの 処 女 降 誕 は 私 たちに 教 えるのです ヨハネはヨハネの 福 音 書 1:13で この 人 々は 血 によってではなく 肉 の 欲 求 や 人 の 意 欲 によってでもなく ただ 神 によって 生 まれたのである と 記 しています マタイ19:26:マタイは イエスは 彼 らをじっと 見 て 言 われた それは 人 にはできないことです し かし 神 にはどんなことでもできます と このように 神 の 力 を 私 たちに 教 えています あの 著 名 なJ I パッカーは 自 分 の 書 いた 本 の 中 で 処 女 降 誕 についてこのように 言 及 しています イエスは 超 自 然 的 に すなわち 復 活 と 昇 天 によってこの 世 を 去 った 従 って 超 自 然 的 な 方 法 でこ の 世 に 誕 生 することは 全 くもって 適 切 なことである 神 は 処 女 降 誕 という 方 法 以 外 ではこの 世 に 来 るこ とができなかったと 断 定 することはできませんが 奇 跡 的 な 誕 生 は 事 実 イエスの 神 性 の 証 拠 となり ま た 私 たちの 新 生 において 働 く 創 造 的 な 力 の 現 実 性 をも 示 している と 処 女 降 誕 はこのような 深 い 意 味 をもった 教 理 です 18 節 の 後 半 聖 霊 によって 身 重 になったことがわかった 1:19 夫 のヨセフは 内 密 に 去 らせようと 決 めた とあります この 去 らせる ということばは 離 婚 を 意 味 します この 箇 所 の 欄 外 の 注 を 見 ると 離 縁 しよう と 書 かれています ヨセフは 妻 マリヤを 離 縁 しようと 決 心 したのです ヨセフが 決 心 した 理 由 がその 間 に 書 かれています 正 しい 人 であって 彼 女 をさらし 者 にはしたくなかったので と 二 つの 理 由 が 書 かれています (1) ヨセフは 正 しい 人 であった: それは 敬 虔 なユダヤ 人 であったということです もっと 具 体 的 に 言 うなら 神 の 御 前 に 正 しく 主 のおきてと 定 めを 守 っていた 人 であったということです 同 じようなことがルカの 福 音 書 では バブテスマのヨハネの 父 であり 母 であるザカリヤとエリザベツのその 人 柄 についても 書 かれてい ますし 同 じくルカの 福 音 書 のその 後 に 出 て 来 るシメオンという 人 物 にも ヨセフと 同 じように 正 しい 人 であった という 説 明 がなされています 主 の 戒 めとおきてを 守 っていたそのような 人 物 であったということです (2) 彼 女 をさらし 者 にしたくなかった:これがもう 一 つの 理 由 です さらし 者 にする さらされ た 者 は 人 の 前 で 恥 をかかされます 中 傷 されます だから ヨセフはマリヤをそのような 者 には したくなかったのです ヨセフの 決 心 の 理 由 はこの 二 つに 依 ります ヨセフの 二 つの 選 択 ヨセフにはこのとき 二 つの 選 択 をすることが 可 能 でした (1) 旧 約 の 律 法 に 従 った 方 法 : 律 法 では 姦 淫 の 罪 は 死 刑 です 石 打 ちの 刑 です そのことは 申 命 記 の22 章 22-24 節 に 書 か れています :22 夫 のある 女 と 寝 ている 男 が 見 つかった 場 合 は その 女 と 寝 ていた 男 もその 女 も ふ たりとも 死 ななければならない あなたはイスラエルのうちから 悪 を 除 き 去 りなさい :23 ある 人 と 婚 約 中 の 処 女 の 女 がおり 他 の 男 が 町 で 彼 女 を 見 かけて これといっしょに 寝 た 場 合 は :24 あなたがたは そのふたりをその 町 の 門 のところに 連 れ 出 し 石 で 彼 らを 打 たなければならない 彼 らは 死 ななければな らない これはその 女 が 町 の 中 におりながら 叫 ばなかったからであり その 男 は 隣 人 の 妻 をはずかしめた からである あなたがたのうちから 悪 を 除 き 去 りなさい 姦 淫 をした 者 は 石 打 ちの 刑 で 殺 された とあります ということは これは 彼 女 をさらし 者 にすることです (2) 当 時 の 離 婚 法 によって 公 にしないで 離 婚 する: しかし ヨセフは 当 時 の 離 婚 の 法 律 に 従 って 公 にしないで 離 縁 することを 選 びました ヨセフは こちらの 方 法 を 取 りました だから 内 密 に 去 らせようと 決 めた とみことばは 教 えるのです

5 1:20 彼 がこのことを 思 い 巡 らしていたとき とは 離 縁 しようということです そのことを 決 心 してそのよ うに 思 っている 時 に 神 の 介 入 がありました この20 節 は 原 文 では 主 の 使 い ということばの 前 に 見 よ そら という 意 味 のギリシャ 語 が 書 かれています 日 本 語 の 聖 書 には 書 かれていませんが こ れから 語 られることばに 注 意 を 払 うようにとこの 小 さいことばが 書 かれているのです だから これか ら 主 の 使 いがヨセフに 語 るそのことばに 注 意 しなさいということです 現 われた 御 使 いはヨセフにこの ように 言 いました ダビデの 子 ヨセフ 恐 れないであなたの 妻 マリヤを 迎 えなさい その 胎 に 宿 っているも のは 聖 霊 によるのです ダビデの 子 ヨセフ これはまさに 家 系 の 通 りです ダビデの 血 筋 を 引 くヨ セフということです そして 恐 れないで とあります これは 不 貞 を 犯 して 身 重 になったマリヤを 迎 えることは 周 りの 者 がそれを 見 てヨセフを 非 難 し また 中 傷 するからです 不 貞 を 犯 した 者 は 先 程 見 たように 旧 約 の 律 法 では 死 刑 です そのような 者 を 自 分 のところに 迎 え 入 れるヨセフに 対 して 周 り の 者 は 大 きな 非 難 を 浴 びせるかもしれません しかし みことばは 恐 れないで 迎 えなさい とあり その 後 に 理 由 が 書 かれています その 胎 に 宿 っているものは 聖 霊 による と 聖 霊 による 処 女 降 誕 です だ から イエス キリストはマリヤの 不 貞 によって 生 まれる 子 どもではなく 聖 霊 の 働 きによってこの 世 に 来 られる 方 であるということを 御 使 いはヨセフに 教 えるのです 宗 教 改 革 を 成 したルターはこのことをその 書 物 の 中 でこのように 言 っています 神 の 御 子 イエス キリストが 未 婚 の 一 処 女 からではなく 夫 ヨセフのまぎれもない 妻 となったマリヤから 生 まれたことは 結 婚 ということに 栄 誉 を 帰 することである 主 キリストはその 誕 生 によって 結 婚 を 尊 ばれた と 恐 れないであなたの 妻 マリヤを 迎 えなさい その 胎 に 宿 っているものは 聖 霊 によるのです と 御 使 いはヨセ フに 告 げました 1:21 そして 21 節 マリヤは 男 の 子 を 産 みます その 名 をイエスとつけなさい とあります ということ は ヨセフには 子 どもの 名 前 を 付 ける 選 択 権 がなかったのです 御 使 いは 生 まれる 子 どもの 名 前 をヨセ フに 告 げたのですから 父 となるヨセフにはその 権 利 なかったということです この 方 こそ ご 自 分 の 民 をその 罪 から 救 ってくださる 方 です と 続 きます 日 本 語 の 聖 書 には 書 かれていませんが 原 文 では この 方 こそ の 前 に なぜなら という 前 置 詞 が 置 かれています その 名 をイエスとつけなさい なぜなら この 方 だけが この 方 ただ 一 人 がご 自 分 の 民 をその 罪 から 救 ってくださる 方 です と こ のように 御 使 いはヨセフに 言 うのです ご 自 分 の 民 とはもちろんその 当 時 のユダヤの 人 々を 指 して いることは 明 白 ですが 広 い 意 味 で 言 うならば 神 の 選 びの 中 にあるすべての 人 を 含 みます いわゆ る クリスチャンとなるべき 人 をすべて 含 むのです ご 自 分 の 民 をその 罪 から 救 ってくださる 方 です この 当 時 ユダヤはローマの 植 民 地 でしたから 人 々はローマの 圧 政 に 苦 しんでいました 人 々はその 圧 政 から 救 われることを 願 っていたから 実 際 的 な 現 実 的 な 王 が 現 われることを 望 んでいたのです その 王 が 自 分 たちをローマの 圧 政 から 救 ってくれる ことを 人 々は 望 んでいたのです しかし イエス キリストが 来 られたのはそのためではなく みこと ばが 教 えるように 民 をその 罪 から 救 うため です 私 たちが 生 まれながらにもっているその 罪 を 贖 なうためにイエス キリストは 来 られるということを 御 使 いはヨセフに 教 えるのです 罪 とは 皆 さんよくご 存 じのように 的 外 れ という 意 味 です 的 を 得 ていないことで それは 具 体 的 には 神 に 敵 対 するすべての 思 い あるいは 行 為 を 指 します それ が 罪 です 1:22-23 このすべての 出 来 事 は 主 が 預 言 者 を 通 して 言 われた 事 が 成 就 するためであった と これまで 書 かれ ていたこの 処 女 降 誕 に 関 するすべてのことは 預 言 者 を 通 して 言 われていたことが 成 就 するためであっ たとみことばは 教 えます 見 よ 処 女 がみごもっている そして 男 の 子 を 産 む その 名 はインマヌエルと 呼 ばれる ( 訳 すと 神 は 私 たちとともにおられる という 意 味 である ) これはイザヤ 書 7 章 14 節 の 引 用 です それゆえ 主 みずから あなたがたに 一 つのしるしを 与 えられる 見 よ 処 女 がみごもっている そ

6 して 男 の 子 を 産 み その 名 を インマヌエル と 名 づける インマヌエル とは 神 は 私 たちとともに おられるという 意 味 である とあります インマ = とともに ヌ = 私 たち エル = 神 です 神 は 私 たちとともにおられる です 旧 約 聖 書 を 見 ると ヨシュアに 対 してもモーセに 対 しても また ヤコブに 対 してもヨセフに 対 して も 神 はともにいてくださる と 書 かれている 箇 所 があることは 皆 さんはよくご 存 じでしょう 旧 約 聖 書 には 至 るところでそのことが 記 されています インマヌエルなる 方 の 意 味 (1) 神 の 遍 在 性 神 には 限 界 がありません あらゆる 所 に 至 る 所 に 臨 在 されます それがこのインマヌエルを 現 わして います (2)マタイの 福 音 者 は インマヌエル で 始 まり インマヌエル で 終 わる 28:20にはこのように 書 かれています また わたしがあなたがたに 命 じておいたすべてのことを 守 るように 彼 らを 教 えなさい 見 よ わたしは 世 の 終 わりまで いつも あなたがたとともにいます まさに このマタイの 福 音 書 は1 章 の インマヌエル で 始 まって 28 章 の インマヌエル で 終 わ るということです (3) 十 字 架 上 でのことば イエスが 十 字 架 上 でいっしょに 十 字 架 に 掛 けられていた 罪 人 の 一 人 に 語 ったことばはどうでしょう? ルカ23:43 イエスは 彼 に 言 われた まことに あなたに 告 げます あなたはきょう わたしとともに パラダイスにいます とこのようにお 語 りになりました (4) もう 一 人 の 助 け 主 そして イエスはこの 地 上 を 去 る 前 に 弟 子 たちにこのような 約 束 をなさいました ヨハネ14:16-17 わたしは 父 にお 願 いします そうすれば 父 はもうひとりの 助 け 主 をあなたがたにお 与 えになります その 助 け 主 がいつまでもあなたがたと ともにおられるためにです :17 その 方 は 真 理 の 御 霊 です 世 はその 方 を 受 け 入 れることができません 世 はその 方 を 見 もせず 知 りもしないからです しかし あなたがたはその 方 を 知 っています その 方 はあなたがたとともに 住 み あなたがたのうちにおられるからです その 方 は あなたがたとともに 住 み あなたがたのうちにおられるからです と まさに インマヌエルなる 方 です (5) 聖 霊 の 宮 このことをパウロはⅠコリント6:19でこのように 言 っています あなたがたのからだは あなた がたのうちに 住 まれる 神 から 受 けた 聖 霊 の 宮 であり あなたがたは もはや 自 分 自 身 のものではないことを 知 らないのですか と 私 たちのうちには 御 霊 がお 住 みです インマヌエル 神 は 私 たちとともにおら れるということです 1:24-25 ヨセフは 眠 りからさめ 主 の 使 いに 命 じられたとおりにして その 妻 を 迎 え 入 れ :25 そして 子 どもが 生 まれるまで 彼 女 を 知 ることがなく その 子 どもの 名 をイエスとつけた 命 じられたとおりにして とは 主 の 命 令 に 従 ったということです また イエスとつけた とあります ヨセフは 生 まれて 来 る 子 どもを 自 分 の 家 族 の 一 員 として 迎 えたのです それは21 節 で イエスとつけなさい と 言 われたことへの 従 順 の 現 われです 私 たちはこの24 節 と25 節 を 見 て ヨセフの 従 順 を 知 ることができます 神 の 命 令 に 従 うことです また この 従 順 は 私 たちクリスチャンの 最 大 の 特 徴 です 救 われた 者 の 最 大 の 特 徴 で す パウロはこのことをローマ 人 への 手 紙 14:8でこのように 言 っています もし 生 きるなら 主 の ために 生 き もし 死 ぬなら 主 のために 死 ぬのです ですから 生 きるにしても 死 ぬにしても 私 たちは 主 の ものです と パウロは 私 たちに 従 順 に 関 してこのように 勧 めるのです また ペテロはⅠペテロ 1:14で 従 順 な 子 どもとなり 以 前 あなたがたが 無 知 であったときのさまざまな 欲 望 に 従 わず 従 順 な 子 ど もとなり と 教 えています 私 たちは 何 年 間 もかけて 近 藤 先 生 からローマ 人 への 手 紙 の 講 解 説 教 を 聞 いて 来 ました 6 章 には 従 順 の 奴 隷 ということばが 出 て 来 ます 6:16 あなたがたはこのことを 知 らないのですか あなたがたが 自 分 の 身 をささげて 奴 隷 として 服 従 すれば その 服 従 する 相 手 の 奴 隷 であって

7 あるいは 罪 の 奴 隷 となって 死 に 至 り あるいは 従 順 の 奴 隷 となって 義 に 至 るのです 私 たちクリスチャン がまず 最 初 に 現 わさなければならない 特 徴 はこの 主 に 対 する 従 順 です そして この 従 順 の 最 高 の 模 範 はイエス キリストです イエスがこの 従 順 の 最 高 の 模 範 です 皆 さ んご 存 じのように ヨハネの 福 音 書 の13 章 ではイエスが 弟 子 たちの 足 を 洗 われたことが 書 かれていま す そこでイエスは 弟 子 たちに それで 主 であり 師 であるこのわたしが あなたがたの 足 を 洗 ったのですか ら あなたがたもまた 互 いに 足 を 洗 い 合 うべきです (13:14)と 教 えています 神 なる 方 が 弟 子 の 足 を 洗 った これは 従 順 以 外 のどのようなことばを 私 たちは 選 べばいいのでしょうか? 結 論 今 日 はマタイの 福 音 書 1 章 から イエス キリストの 誕 生 の 知 らせ ということで みことばをとも に 学 んで 来 ました そこで 今 日 学 んだところから 次 の 二 つの 結 論 を 挙 げることができます (1) 処 女 降 誕 は 事 実 である それは 聖 書 がそのことを 明 らかにしています また このわざを 成 したのは 聖 霊 の 働 きによるとい うことです (2) ヨセフの 従 順 は 神 のご 計 画 を 実 現 させる 従 順 であった どうですか? 皆 さん 私 たちも 主 に 従 順 であろうと 願 いませんか?また 立 てられたリーダーたちに 従 順 であろうと 思 いませんか?なぜなら 神 がそのことを 一 番 喜 ばれるからです 皆 さん 少 し 考 えて みてください 私 たちの 不 従 順 が 神 の 計 画 を 阻 害 していることはないでしょうか?このクリスマスの 時 私 たちはもう 一 度 自 分 自 身 の 信 仰 生 活 のあり 方 を 自 分 で 見 つめるときとしたいものです