第1章 外国為替証拠金取引の税金



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平成16年度

種 類 控 除 額 小 規 模 企 業 共 済 等 掛 金 控 除 生 命 保 険 料 控 除 地 震 保 険 料 控 除 支 払 った 小 規 模 共 済 心 身 障 害 者 扶 養 共 済 の 掛 金 の 金 額 生 命 保 険 料 控 除 額 = 一 般 生 命 保 険 料 控 除 額 + 個

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65 発 送 管 理 2 賦 課 期 日 情 報 66 発 送 管 理 3 賦 課 期 日 情 報 67 発 送 管 理 4 賦 課 期 日 情 報 68 発 送 管 理 5 賦 課 期 日 情 報 69 発 送 管 理 6 賦 課 期 日 情 報 70 発 送 管 理 7 賦 課 期 日 情 報

住民税

所 得 の 種 類 と 所 得 金 額 の 計 算 方 法 所 得 の 種 類 要 件 計 算 方 法 事 業 雑 営 業 等 農 業 小 売 業 製 造 業 飲 食 業 理 容 業 保 険 外 交 員 大 工 集 金 人 ピアノ 講 師 など 農 産 物 の 生 産 果 樹 の 栽 培 家 畜 の

給 与 所 得 控 除 控 除 額 の 計 算 については 次 のとおりです 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 180 万 円 以 下 の 場 合 180 万 円 を 超 え 360 万 円 以 下 の 場 合 360 万 円 を 超 え 660 万 円 以 下 の 場 合


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豆 知 識 2 やまがた 緑 環 境 税 について ~やまがた 緑 環 境 税 とは?~ やまがた 緑 環 境 税 は 荒 廃 が 進 む 森 林 の 整 備 や 県 民 参 加 による 森 づくり 活 動 に 取 り 組 むことなどを 目 的 として 県 民 の 皆 様 から 広 く ご 負 担

不 動 産 所 得 の 赤 字 < 土 地 等 の 取 得 の 負 債 利 子 なら 300 万 500 万 不 動 産 所 得 の 赤 字 300 万 のうち 利 子 分 の500 万 は 通 算 できない = 赤 字 分 の300 万 は 全 額 通 算 できないことになる = 損 益 通 算

平成21年分 確定申告書作成シート

給 与 所 得 控 除 所 得 税 の 簡 易 給 与 所 得 表 により 給 与 所 得 の 金 額 を 求 めますが 控 除 額 の 計 算 については 次 のとおりです 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 180 万 円 以 下 の 場 合 180 万 円 を 超 え

賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

国税連携ファイル記録項目一覧

後期高齢者医療制度

税金読本(8-5)特定口座と確定申告

賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

公 共 債 の 税 金 について Q 公 共 債 の 利 子 に 対 する 税 金 はどのようになっていますか? 平 成 28 年 1 月 1 日 以 後 に 個 人 のお 客 様 が 支 払 いを 受 ける 国 債 や 地 方 債 などの 特 定 公 社 債 ( 注 1) の 利 子 については

Microsoft Word - H27市・府民税のしくみ原稿(白黒)

c. 投 資 口 の 譲 渡 に 係 る 税 務 個 人 投 資 主 が 投 資 口 を 譲 渡 した 際 の 譲 渡 益 は 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 として 原 則 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)の 税 率 による 申 告 分 離 課 税 の 対 象 となりま


(ⅴ) 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 35 年 12 月 31 日 までの 期 間 未 成 年 者 に 係 る 少 額 上 場 株 式 等 の 非 課 税 口 座 制 度 に 基 づき 証 券 会 社 等 の 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 開 設 した 未 成 年 者 口

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給 与 支 払 報 告 書 ( 総 括 表 )の 書 き 方 給 与 支 払 報 告 書 ( 総 括 表 ) 宇 城 市 長 様 平 成 25 年 1 月 20 日 提 出 種 別 整 理 番 号 指 定 番 号 ( 宇 城 市 提 出 用 ) 給 与 の 支 払 期 間 平 成 24 年 1 月

目 次 1 個 人 基 本 情 報 個 人 基 本 情 報 入 力 画 面 の 分 散 4 申 告 区 分 および 申 告 種 類 の 選 択 方 法 5 繰 越 損 失 入 力 年 別 の 繰 越 損 失 額 入 力 に 対 応 6 作 成 手 順 作 成 手 順 の 流 れを 提 供 7 所 得

平成21年10月30日

記 入 してく また 事 業 所 得 不 動 産 所 得 譲 渡 所 得 などのある 方 は 申 告 書 裏 面 27 年 分 営 業 等 所 得 計 算 書 欄 により 必 要 経 費 等 を 計 算 してく 4 1 世 帯 状 況 の 収 入 欄 の に された 方 については 申 告 書 裏

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年末調整

保 険 料 は 個 人 ごとに 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 では 被 保 険 者 一 人 ひとりに 保 険 料 を 負 担 していただくことになります 新 たに75 歳 になられた 方 (65 歳 以 上 75 歳 未 満 で 一 定 以 上 の 障 害 があり 認 定 を 受 けた 方 を

第一部【証券情報】

ただし 区 分 は 同 一 の 譲 渡 所 得 であっても 不 動 産 の 譲 渡 損 益 は 不 動 産 の 譲 渡 損 益 どうしで また 株 式 等 の 譲 渡 損 益 は 株 式 等 の 譲 渡 損 益 どうしで それぞれ 通 算 を 行 うことになっています( 次 項 の 損 益 通 算

平成22年分 給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引

 


雑 所 得 ( 公 的 年 金 収 入 )がある 方 源 泉 徴 収 票 の 写 しを 添 付 してください () 収 入 金 額 等 の 公 的 年 金 等 キ の 欄 に 受 け 取 った( 税 等 天 引 き 前 の) 年 金 額 を 記 入 します () 所 得 金 額 の 雑 7 の 欄

情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

(Microsoft Word - \220\305\220\247\211\374\220\263.doc)

不 動 産 所 得 収 入 金 ウ 欄 所 得 金 3 欄 土 地 や 建 物 など 不 動 産 の 貸 し 付 けから 生 ずる 所 得 をいい ます 収 入 金 から 必 要 経 費 を 差 し 引 いた 金 が 所 得 金 とな ります( 申 告 書 裏 面 の 7 事 業 不 動 産 所 得

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年 間 収 入 が 130 万 円 未 満 (60 歳 以 上 75 歳 未 満 の 人 や 一 定 障 害 者 の 場 合 は 180 万 円 未 満 )であって かつ 被 保 険 者 の 年 間 収 入 の 2 分 の 1 未 満 である 場 合 は 被 扶 養 者 となります ( 同 居 の

内 において 管 理 されている 上 場 株 式 等 のうち 非 課 税 管 理 勘 定 に 係 るもの( 新 規 投 資 額 で 毎 年 80 万 円 を 上 限 とします )に 係 る 配 当 等 で 未 成 年 者 口 座 に 非 課 税 管 理 勘 定 を 設 けた 日 から 同 日 の 属

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事務連絡

平成28年度 特別区民税・都民税(住民税)の算出方法

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申 告 書 の 提 出 相 談 窓 口 次 の 窓 口 に 提 出 してください また ご 不 明 な 点 がありましたら 相 談 してください 提 出 相 談 窓 口 粕 屋 町 役 場 申 告 会 場 又 は 総 務 部 税 務 課 住 民 税 係 郵 送 の 場 合 の 送 付 先 811-2

保 険 料 の 軽 減 措 置 均 等 割 額 の 軽 減 1 以 下 の 基 準 によって 均 等 割 額 が 軽 減 されます 軽 減 割 合 は 被 保 険 者 と 世 帯 主 の 総 所 得 金 額 等 の 合 計 額 によって 判 定 します 軽 減 割 合 同 一 世 帯 内 の 被 保

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目 次 第 1 部 個 人 所 得 税 の 概 要 居 住 者 非 居 住 者 の 定 義 4 個 人 所 得 税 の 納 付 のしかた( 給 不 所 得 者 ) 5 居 住 者 の 個 人 所 得 税 額 の 計 算 のしくみ( 給 不 所 得 者 ) 6 非 居 住 者 の 個 人 所 得 税

給 与 所 得 金 額 の 速 算 表 B=A 4( 千 未 満 の 端 数 切 捨 て) 給 与 等 の 収 入 金 額 A 給 与 所 得 の 金 額 給 与 等 の 収 入 金 額 A 給 与 所 得 の 金 額 ~650,999 0,628,000 ~,799,999 B ,00

給 与 所 得 者 の 住 民 税 は 特 別 徴 収 されますが 退 職 で 給 与 が 支 払 われなくなった 場 合 給 与 からの 天 引 きを することができなくなります この 場 合 特 別 徴 収 ができなくなる 残 額 について 普 通 徴 収 の 方 法 で 納 付 していた だく

所令要綱

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

N 一 般 の 住 宅 について 控 除 の 対 象 となる 借 入 金 は 平 成 26 年 4 月 平 成 31 年 6 月 30 日 までの 入 居 の 場 合 は4,000 万 円 ( 平 成 26 年 3 月 までの 入 居 の 場 合 は2,000 万 円 )までとなります 建 物 や

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[Q20] 扶 養 控 除 等 申 告 書 が 提 出 された 際 に その 申 告 書 に 記 載 された 国 外 居 住 親 族 に 係 る 親 族 関 係 書 類 が 提 示 されず 事 後 に 提 示 された 場 合 いつから 扶 養 控 除 等 を 適 用 して 源 泉 徴 収 税 額 を

Microsoft Word - 【第17期】有価証券報告書(課税上の取り扱い)

【労働保険事務組合事務処理規約】

別 紙 軽 費 老 人 ホームの 収 入 認 定 について 平 成 22 年 3 月 9 日 千 葉 県 健 康 福 祉 部 高 齢 者 福 祉 課 本 紙 は 平 成 18 年 1 月 24 日 老 発 第 号 厚 生 労 働 省 老 健 局 長 通 知 老 人 保 護 措 置 費

申 告 書 の 提 出 相 談 窓 口 次 の 窓 口 に 提 出 してください また ご 不 明 な 点 がありましたら 相 談 してください 提 出 相 談 窓 口 粕 屋 町 役 場 申 告 会 場 又 は 総 務 部 税 務 課 住 民 税 係 郵 送 の 場 合 の 送 付 先 811-2

遡及処理

目 次 1 報 酬 給 与 額 事 例 1 報 酬 給 与 額 に 含 める 賞 与 の 金 額 が 誤 っていた 事 例 1 事 例 2 役 員 退 職 金 ( 役 員 退 職 慰 労 金 )を 報 酬 給 与 額 として 申 告 して いなかった 事 例 1 事 例 3 持 株 奨 励 金 を

所 得 税 と 住 民 税 の 税 率 表 所 得 税 と 住 民 税 の 税 率 は 以 下 の 通 りです 退 職 所 得 の 場 合 も この 税 率 表 を 使 います 1. 平 成 19 年 1 月 1 日 以 降 ( 所 法 891) 課 税 所 得 所 得 税 率 控 除 額 ~195

住宅税制について

Microsoft Word - (予約)申請書記入例H28.docx

属 性 定 義 見 出 し 値 ( 例 ) 1 属 性 CHAR NCHAR 2 桁 数 3 3 既 定 値 ALL 0 "" 0 ALL SPACE ALL SPACE ( 全 角 ) 文 字 型 のデータ( 半 角 英 数 カナ) 文 字 型 のデータ( 全 角 日 本 語 ) ファイル 形 式

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24 老 人 控 除 対 象 配 偶 者 老 人 控 除 対 象 配 偶 者 を 有 する 場 合 には 1 それ 以 外 の 場 合 には 0 を 記 25 配 偶 者 特 別 控 除 の 額 書 面 による 場 合 の 記 載 に 準 じて 記 26~32 控 除 対 象 扶 養 親 族 の 数

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平 成 24 年 分 年 末 調 整 作 業 手 順 1. 書 類 の 確 認 年 末 調 整 を 行 なうにあたって 以 下 の 書 類 を 受 理 及 び 確 認 を 行 います 平 成 24 年 分 給 与 所 得 者 の 扶 養 控 除 等 ( 異 動 ) 申 告 書 平 成 24 年 分

(2) 保 育 料 等 減 免 措 置 に 関 する 調 書 (3) 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 5 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 する 市 町 村 民 税 の 課 税 の 状 況 を 証 明 する 書 類 又 は 生 活 保 護 法 ( 昭 和

も く じ 1 税 源 移 譲 1 2 何 が 変 わったのか 改 正 の 3 つ の ポイント ポイント1 国 から 地 方 へ 3 兆 円 規 模 の 税 源 が 移 譲 される 2 ポイント2 個 人 住 民 税 の 税 率 構 造 が 一 律 10%に 変 わる 3 ポイント3 個 々の 納

事務連絡

個 人 所 得 課 税 ~ 住 宅 ローン 控 除 等 の 適 用 期 限 の 延 長 2 4. 既 存 住 宅 に 係 る 特 定 の 改 修 工 事 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 居 住 年 省 エネ 改 修 工 事 控 除 限 度 額 バリアフリー 改 修 工 事 平

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Q7 従 業 員 に 対 する 現 物 給 付 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A7 法 人 が 役 員 又 は 使 用 人 のために 給 付 する 金 銭 以 外 の 物 又 は 権 利 その 他 経 済 的 利 益 (いわ ゆる 現 物 給 与 )については 所 得 税 において 給

Microsoft Word - 01_H20年末調整通知.doc

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図 表 1 住 開 始 分 ま で の 5 年 間 延 長 さ れ ま し た 住 宅 ロ ー ン 控 除 の た め の フ ロ ー チ ャ ー ト 住 宅 ローンで 住 宅 及 びその 敷 地 を 取 得 し 取 得 の 日 から6か 月 以 内 に 居 住 して いますか? 所 得 金 額 が

PowerPoint プレゼンテーション

[Q1] 復 興 特 別 所 得 税 の 源 泉 徴 収 はいつから 行 う 必 要 があるのですか 平 成 25 年 1 月 1 日 から 平 成 49 年 12 月 31 日 までの 間 に 生 ずる 所 得 について 源 泉 所 得 税 を 徴 収 する 際 復 興 特 別 所 得 税 を 併

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Q10 適 用 年 度 の 前 事 業 年 度 末 日 に 雇 用 者 がいない 場 合 には 雇 用 増 加 割 合 が 算 出 できないため 適 用 年 度 において 雇 用 促 進 税 制 の 適 用 を 受 けることはできな いのか Q11 新 設 法 人 や 新 たに 事 業 を 開 始

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

目 次 個 人 住 民 税 について 1 特 別 徴 収 義 務 者 の 指 定 2 特 別 徴 収 税 額 決 定 通 知 書 の 送 付 3 特 別 徴 収 税 額 の 決 定 通 知 書 ( 特 別 徴 収 義 務 者 用 ) 3 特 別 徴 収 税 額 の 決 定 通 知 書 ( 納 税 義

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第 2 問 問 4 問 5 1ロ 2チ 3ヲ 4ホ ⅰ)Aさんは 今 年 の 誕 生 日 で 40 歳 となるので 公 的 介 護 保 険 の(1 第 2 号 ) 被 保 険 者 資 格 を 取 得 し 介 護 保 険 料 を 負 担 することになる 40 歳 以 上 65 歳 未 満 の 医 療

の 基 礎 の 欄 にも 記 載 します ア 法 人 税 の 中 間 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場 合 は 中 間 イ 法 人 税 の 確 定 申 告 書 ( 退 職 年 金 等 積 立 金 に 係 るものを 除 きます ) 又 は 連 結 確 定 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場

H27府民税申告書の書き方_表-1

Transcription:

税 金 について 2013 年 2 月 16 日 から 3 月 15 日 までの 確 定 申 告 用 (2012 年 1 月 から 12 月 までのお 取 引 が 対 象 ) 2012 年 2 月 27 日 セントラル 短 資 FX 株 式 会 社 目 次 個 人 の 確 定 申 告 第 一 章 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 の 税 金 第 二 章 申 告 分 離 課 税 における 所 得 税 額 等 の 計 算 方 法 第 三 章 確 定 申 告 の 手 続 き 取 引 報 告 書 における 税 務 計 算 第 一 章 顧 客 報 告 書 における 税 額 計 算 第 二 章 法 人 の 場 合 の 課 税 関 係 第 三 章 よくあるご 質 問 1

個 人 の 確 定 申 告 第 一 章 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 の 税 金 1 2011 年 度 税 制 改 正 について これまで 所 得 税 法 上 店 頭 FX 取 引 ( 店 頭 金 融 デリバティブ 取 引 )に 係 る 所 得 について は 総 合 課 税 としていましたが 金 融 商 品 間 の 課 税 の 中 立 性 を 高 める 観 点 から 取 引 所 取 引 に 係 る 所 得 と 同 様 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)の 申 告 分 離 課 税 とした 上 で 両 者 の 通 算 及 び 損 失 額 の 3 年 間 の 繰 越 控 除 が 可 能 となりました この 改 正 は 2012 年 1 月 1 日 以 後 に 行 われる 店 頭 FX 取 引 ( 店 頭 金 融 デリバティブ 取 引 ) から 適 用 されます 2 申 告 分 離 課 税 について 所 得 税 の 計 算 方 法 には 所 得 の 種 類 によって 合 計 して 税 率 を 掛 ける 方 法 と 個 別 に 税 率 を 掛 けて 税 額 を 算 出 する 方 法 があります いくつかの 所 得 を 合 計 し 累 進 税 率 を 掛 けて 税 額 を 算 出 する 方 法 を 総 合 課 税 といい 他 の 所 得 と 合 算 せずに 特 定 の 所 得 に 対 して 個 別 の 税 率 を 掛 けて 税 額 を 算 出 する 方 法 を 分 離 課 税 といいます 総 合 課 税 の 場 合 は 累 進 税 率 なので 所 得 が 増 えると 高 い 税 率 ( 最 高 で 所 得 税 住 民 税 合 わせて 50%)が 適 用 されますが 分 離 課 税 では 所 得 の 多 少 にかかわらず 一 定 の 税 率 (FX 取 引 の 場 合 は 所 得 税 15% 住 民 税 5%の 合 計 20%)で 課 税 関 係 は 終 了 します 3 申 告 分 離 課 税 の 計 算 方 法 FX 取 引 に 係 る 所 得 は 店 頭 取 引 取 引 所 取 引 の 如 何 にかかわらず 所 得 税 法 上 分 離 課 税 の 対 象 となる 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 等 の 金 額 に 該 当 します 該 当 する 収 入 ( 利 益 )はすべて 合 算 します 複 数 の 業 者 で 収 入 ( 利 益 )が 発 生 している 場 合 はもちろんですが そのほかに 商 品 先 物 取 引 など 分 離 課 税 の 対 象 となる 先 物 取 引 から 生 じた 収 入 ( 利 益 )がある 場 合 は これらすべてを 合 算 して 収 入 金 額 を 計 算 します 対 象 となる 先 物 取 引 から 収 入 ( 利 益 )と 損 失 が 生 じている 場 合 は これらを 損 益 通 算 して 収 入 ( 利 益 )を 確 定 させます 同 じ 雑 所 得 でも 外 貨 預 金 による 為 替 差 益 公 的 年 金 ( 公 的 年 金 等 控 除 額 を 控 除 後 ) 原 稿 料 講 演 料 などは 総 合 課 税 に 該 当 しますので これらの 所 得 と 損 益 通 算 を 行 うことはできません 4 必 要 経 費 所 得 税 法 上 課 税 所 得 の 計 算 にあたって 収 入 ( 利 益 )から 必 要 経 費 を 差 引 くことが 認 めら れています この 必 要 経 費 については 収 入 ( 利 益 )を 得 るために 要 した 費 用 と 規 定 してい るだけで 具 体 的 な 項 目 が 限 定 列 挙 されているわけではありません したがって 必 要 経 費 に 該 当 するかどうかは 一 般 的 な 常 識 の 範 囲 内 で 判 断 していくことになります 税 法 上 必 要 経 費 として 認 められるかどうかの 立 証 責 任 は 納 税 者 側 にあります したがっ て 後 日 税 務 署 からの 問 合 せを 念 頭 において 必 要 経 費 として 説 明 のつくものだけを 計 上 し 2

た 方 が 無 難 でしょう また 当 然 金 額 の 裏 付 けもいりますので 領 収 書 等 の 証 拠 書 類 は 必 ず 保 管 しておく 必 要 があります なお 所 得 税 法 上 関 係 書 類 の 保 存 期 間 は 5 年 ( 青 色 申 告 及 び 記 帳 対 象 者 の 場 合 は 7 年 )となっています 第 二 章 申 告 分 離 課 税 における 所 得 税 額 等 の 計 算 方 法 1 所 得 税 とは 所 得 税 とは 所 得 を 得 た 個 人 に 対 してかかる 税 金 です 所 得 税 は1 暦 年 間 (1 月 1 日 か ら 12 月 31 日 までの 期 間 )を 課 税 期 間 とする 暦 年 単 位 課 税 をとっています 法 人 のように 任 意 に 事 業 年 度 を 定 めることはできません 2 所 得 税 額 の 計 算 体 系 (1) 所 得 金 額 の 計 算 その 年 のFX 取 引 など 分 離 課 税 の 対 象 となる 先 物 取 引 から 生 じた 収 入 ( 利 益 ) 及 び 損 失 の 通 算 金 額 から 必 要 経 費 を 差 引 いて 所 得 金 額 を 計 算 します 所 得 金 額 がマイナスの 場 合 は 確 定 申 告 を 条 件 として 損 失 額 の 3 年 間 の 繰 越 控 除 が 認 められています (2) 課 税 標 準 の 計 算 前 年 以 前 3 年 内 に 申 告 した 繰 越 損 失 がある 場 合 その 年 の 所 得 金 額 から 古 い 順 に 控 除 して 課 税 標 準 を 計 算 します なお 分 離 課 税 の 対 象 となる 所 得 には 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 等 の 金 額 のほかに 長 期 短 期 の 譲 渡 所 得 金 額 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 の 金 額 などがありますが これらの 所 得 と 損 益 通 算 を 行 うことはできません (3) 課 税 所 得 金 額 の 計 算 課 税 標 準 額 から 所 得 控 除 額 を 差 引 いて 先 物 取 引 に 係 る 課 税 雑 所 得 等 の 金 額 を 計 算 します ただし 所 得 控 除 には 順 番 があり まず 総 所 得 金 額 ( 給 与 所 得 事 業 所 得 不 動 産 所 得 雑 所 得 などを 合 算 した 所 得 )から 差 引 きます 引 き 切 れない 場 合 は 分 離 短 期 譲 渡 所 得 金 額 分 離 長 期 譲 渡 所 得 金 額 分 離 課 税 の 配 当 所 得 金 額 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 の 金 額 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 等 の 金 額 山 林 所 得 金 額 退 職 所 得 金 額 から 順 次 差 引 くことになります (4) 納 付 税 額 の 計 算 先 物 取 引 に 係 る 課 税 雑 所 得 等 の 金 額 に 税 率 ( 所 得 税 15%)を 掛 けて 税 額 を 計 算 します 給 与 所 得 不 動 産 所 得 など 他 の 所 得 から 生 じた 税 額 と 合 算 した 合 計 税 額 から 税 額 控 除 額 ( 配 当 控 除 住 宅 借 入 金 等 特 別 控 除 外 国 税 額 控 除 等 ) 源 泉 徴 収 税 額 を 差 引 いて 申 告 納 税 額 を 計 算 します 所 得 税 額 の 計 算 体 系 を 図 にすると 次 のようになります 3

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3 所 得 控 除 所 得 税 法 は 生 身 の 人 間 に 課 税 するため 個 々の 納 税 者 の 担 税 力 に 適 合 した 課 税 を 図 るた めに 次 の 14 種 類 の 所 得 控 除 を 設 けています 所 得 控 除 の 種 類 趣 旨 雑 損 控 除 医 療 費 控 除 社 会 保 険 料 控 除 小 規 模 企 業 共 済 等 掛 金 控 除 生 命 保 険 料 控 除 地 震 保 険 料 控 除 寄 付 金 控 除 寡 婦 控 除 勤 労 学 生 控 除 障 害 者 控 除 配 偶 者 控 除 災 害 盗 難 等 により 生 活 用 資 産 に 損 害 を 受 けた 場 合 に 適 用 されます( 詐 欺 は 該 当 しません) 一 定 額 以 上 の 医 療 費 の 支 払 いがあった 場 合 に 上 限 200 万 円 まで 控 除 できます 健 康 保 険 料 介 護 保 険 料 公 的 年 金 等 の 保 険 料 の 支 払 額 について 全 額 控 除 できます 小 規 模 企 業 共 済 制 度 に 基 づく 掛 金 等 について 支 払 額 全 額 が 控 除 できます 生 命 保 険 料 個 人 年 金 保 険 料 介 護 医 療 保 険 料 を 支 払 った 場 合 に 適 用 されます 地 震 保 険 料 を 支 払 った 場 合 に 適 用 されます 国 地 方 公 共 団 体 など 特 定 寄 付 金 に 該 当 する 寄 付 を 行 った 場 合 に 適 用 されます 納 税 者 が 寡 婦 に 該 当 する 場 合 は 一 定 額 が 控 除 できます 納 税 者 が 勤 労 学 生 に 該 当 する 場 合 は 一 定 額 が 控 除 できます 納 税 者 が 障 害 者 に 該 当 する 場 合 は 一 定 額 が 控 除 できます 納 税 者 に 控 除 対 象 配 偶 者 がいる 場 合 は 一 定 額 が 控 除 できます 配 偶 者 特 別 控 除 扶 養 控 除 基 礎 控 除 納 税 者 に 扶 養 親 族 がいる 場 合 は 一 定 額 が 控 除 できます すべての 納 税 者 は 38 万 円 を 控 除 できます 4 個 人 住 民 税 について 個 人 の 納 税 者 には 所 得 税 のほかに 住 民 税 が 課 されます 分 離 課 税 となる 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 等 の 金 額 の 場 合 課 税 所 得 に 一 定 率 (5%)を 掛 けて 税 額 を 計 算 します なお 住 民 税 の 確 定 申 告 については 所 得 税 の 確 定 申 告 書 を 税 務 署 に 提 出 した 場 合 は その 日 に 住 民 税 の 申 告 書 も 提 出 したものとみなされます また 所 得 税 の 確 定 申 告 書 に 記 載 された 事 項 のうち 住 民 税 の 申 告 事 項 に 相 当 するものは 住 民 税 の 申 告 書 に 記 載 されたもの とみなされますので 改 めて 住 民 税 の 申 告 書 を 提 出 する 必 要 はありません 住 民 税 の 徴 収 方 法 としては 普 通 徴 収 と 特 別 徴 収 があります 普 通 徴 収 とは 市 区 町 村 が 納 税 通 知 書 を 納 税 義 務 者 に 交 付 することにより 徴 収 することをいいます 普 通 徴 収 の 場 合 6 月 8 月 10 月 翌 年 の1 月 が 納 期 となっています 一 方 特 別 徴 収 とは 市 区 町 村 が 給 与 の 支 払 者 ( 会 社 等 )を 特 別 徴 収 義 務 者 に 指 定 し 給 与 を 支 払 う 際 に 給 与 所 得 者 各 人 の 住 民 税 を 徴 収 し 市 区 町 村 に 納 めさせることをいいます 特 別 徴 収 の 場 合 は 給 与 の 支 払 者 ( 特 別 徴 収 義 務 者 )が 毎 年 6 月 から 翌 年 の5 月 まで 給 与 から 徴 収 した 住 民 税 を 翌 月 10 日 までに 市 区 町 村 に 納 めることになります 一 般 的 に 給 与 所 得 者 は 特 別 徴 収 それ 以 外 の 人 は 普 通 徴 収 です ただし 給 与 所 得 者 に 他 の 所 得 が 生 じて 確 定 申 告 した 場 合 の 住 民 税 の 徴 収 方 法 については 確 定 申 告 書 の 第 二 表 に 住 民 税 事 業 税 に 関 する 事 項 があり 給 与 所 得 以 外 の 住 民 税 の 徴 収 方 法 の 選 択 することができます 特 別 徴 収 を 選 択 した 場 合 は 給 与 所 得 とそれ 以 外 の 所 得 を 合 算 して 計 算 した 住 民 税 の 全 額 が 特 別 徴 収 の 方 法 で 普 通 徴 5

収 を 選 択 した 場 合 は 給 与 所 得 分 の 住 民 税 は 特 別 徴 収 給 与 所 得 以 外 の 所 得 の 住 民 税 は 普 通 徴 収 で 課 税 徴 収 されます 何 も 選 択 しなかった 場 合 は 特 別 徴 収 となります 第 三 章 確 定 申 告 の 手 続 き 1 確 定 申 告 書 の 提 出 (1) 確 定 申 告 書 の 提 出 期 間 確 定 申 告 書 は 申 告 する 年 分 の 翌 年 2 月 16 日 から3 月 15 日 ( 当 日 が 土 日 祝 祭 日 の 場 合 はその 翌 日 )が 提 出 期 間 となります ただし 還 付 申 告 書 については 申 告 する 年 分 の 翌 年 1 月 1 日 から 提 出 できることになりました (2) 確 定 申 告 書 の 提 出 方 法 確 定 申 告 書 の 提 出 方 法 は 電 子 申 告 税 務 署 への 持 参 がありますが 都 合 がつかずに 出 向 けない 人 は 郵 送 でもかまいません その 場 合 控 用 も 一 緒 に 入 れ 返 信 用 の 切 手 を 貼 った 封 筒 を 同 封 しましょう また 確 定 申 告 書 を 郵 送 により 提 出 した 場 合 には その 郵 便 物 等 の 通 信 日 付 印 に 表 示 された 日 にその 郵 便 物 等 が 提 出 されたものとみな されます (3) 確 定 申 告 書 の 提 出 先 確 定 申 告 書 は これを 提 出 する 際 の 納 税 地 の 所 轄 税 務 署 に 提 出 しなければなりま せん 納 税 地 については 原 則 として 納 税 者 の 住 所 地 とされています 6

2 申 告 書 用 紙 所 得 税 の 確 定 申 告 書 用 紙 の 体 系 は 以 下 のようになっています FX 取 引 などの 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 等 の 金 額 は 分 離 課 税 となりますので 申 告 書 B 様 式 分 離 課 税 用 別 表 を 使 用 します FX 取 引 などの 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 等 の 申 告 にあたっては 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 等 の 金 額 の 計 算 明 細 書 の 添 付 が 義 務 づけられています 確 定 申 告 にあたっては まず 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 等 の 金 額 の 計 算 明 細 書 から 作 成 すると 便 利 です FX 取 引 などの 先 物 取 引 から 生 じた 損 失 の 繰 越 控 除 を 受 けるためには 申 告 書 B 様 式 分 離 課 税 用 別 表 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 等 の 金 額 の 計 算 明 細 書 に 加 え 損 失 申 告 用 別 表 及 び 申 告 書 付 表 ( 先 物 取 引 に 係 る 繰 越 損 失 用 ) を 提 出 し かつ その 後 においても 連 続 し て 確 定 申 告 書 ( 申 告 書 付 表 を 含 む)の 提 出 が 必 要 になります 3 確 定 申 告 を 忘 れた 場 合 確 定 申 告 をしなければならない 人 が 確 定 申 告 をしなかった 場 合 後 日 納 税 者 が 自 主 的 に 申 告 することを 期 限 後 申 告 税 務 調 査 等 によって 指 摘 を 受 けて 所 得 金 額 税 額 等 が 決 まる 場 合 を 決 定 といいます 7

いずれの 場 合 も 無 申 告 加 算 税 が 課 されますが 税 率 は 自 主 的 に 申 告 書 を 提 出 した 場 合 は 納 付 税 額 の 5% 決 定 の 場 合 は 15%( 納 税 額 のうち 50 万 円 を 超 える 部 分 は 20%)と なっています 申 告 をしなかったことに 悪 意 がある 場 合 すなわち 事 実 を 隠 ぺいまたは 仮 装 した 場 合 は 無 申 告 加 算 税 に 代 えて 重 加 算 税 (40%)が 課 されます なお 税 務 署 によって 判 断 が 異 なる 場 合 もありますので 税 金 確 定 申 告 の 詳 細 につきましては お 近 くの 税 務 署 専 門 家 にお 問 合 わせください 顧 客 報 告 書 における 税 額 計 算 取 引 報 告 書 第 一 章 顧 客 報 告 書 における 税 額 計 算 ホームページ 記 載 の 2012 年 2 月 16 日 から 3 月 15 日 までの 確 定 申 告 用 (2011 年 1 月 から 12 月 までのお 取 引 が 対 象 ) 顧 客 報 告 書 における 税 額 計 算 をご 参 考 ください http://www.central-tanshifx.com/customer/tax/tax-calculation.html 第 二 章 法 人 の 場 合 の 課 税 関 係 法 人 税 法 では 所 得 税 法 と 異 なり 所 得 の 区 分 を 設 けていません したがって 会 社 本 来 の 事 業 活 動 による 損 益 であろうが 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 による 損 益 であろうが 合 算 されて 課 税 所 得 を 形 成 することになります 課 税 所 得 にマイナスが 生 じた 場 合 青 色 申 告 の 届 出 を 提 出 していれば 損 失 は7 年 間 繰 越 すことができます 所 得 税 法 では 年 末 に 未 実 現 となっている 未 決 済 ポジションの 含 み 損 益 については 認 識 しませ んが 法 人 税 法 では 事 業 年 度 末 における 外 国 通 貨 の 換 算 方 法 として 期 末 時 換 算 法 が 強 要 されてい るため 期 末 における 含 み 損 益 についても 認 識 して 課 税 所 得 金 額 を 計 算 することになっています なお 税 務 署 によって 判 断 が 異 なる 場 合 もありますので 税 金 確 定 申 告 の 詳 細 につきましては お 近 くの 税 務 署 専 門 家 にお 問 合 わせください 第 三 章 よくあるご 質 問 Q 総 合 課 税 とは 何 ですか? A: 個 人 に 対 して 税 金 を 課 する 所 得 税 では 所 得 の 種 類 によって 税 額 の 計 算 方 法 に 違 いがあります 総 合 課 税 とは 給 与 所 得 不 動 産 所 得 など いくつかの 所 得 を 合 計 し 累 進 税 率 を 掛 けて 税 額 を 8

算 出 する 方 法 をいいます 累 進 税 率 なので 所 得 が 増 えると 高 い 税 率 ( 最 高 で 所 得 税 住 民 税 合 わせて 50%)が 適 用 されることになります Q: 申 告 分 離 課 税 とは 何 ですか? A: 申 告 分 離 課 税 は 他 の 所 得 と 合 算 せずに 特 定 の 所 得 に 対 して 個 別 の 税 率 を 掛 けて 税 額 を 算 出 する 方 法 をいいます 申 告 分 離 課 税 では 所 得 の 多 少 にかかわらず 一 定 の 税 率 (FX 取 引 の 場 合 は 所 得 税 15% 住 民 税 5%の 合 計 20%)で 課 税 関 係 は 終 了 します Q: 確 定 申 告 の 方 法 を 教 えてください また 必 要 になる 書 類 等 を 教 えてください A:FX 取 引 で 利 益 が 生 じた 個 人 の 納 税 者 は 1 暦 年 間 (1 月 1 日 から 12 月 31 日 まで)を 課 税 期 間 として その 年 の 翌 年 2 月 16 日 から 3 月 15 日 までの 間 に 税 務 署 に 確 定 申 告 書 を 提 出 しなけれ ばなりません 確 定 申 告 にあたっては 当 社 が 発 行 する 年 次 報 告 書 等 を 利 用 して 税 額 を 計 算 し 所 定 の 申 告 書 用 紙 に 記 入 し 申 告 納 税 することになります 総 合 課 税 と 申 告 分 離 課 税 では 使 用 する 申 告 書 用 紙 が 違 いますので ご 注 意 ください Q: 取 引 で 利 益 を 出 た 場 合 に 申 告 する 際 の 税 率 税 額 の 計 算 方 法 を 教 えてください A: 総 合 課 税 は 累 進 税 率 申 告 分 離 課 税 の 場 合 は 一 定 税 率 が 適 用 されます 店 頭 FX 取 引 から 生 じ た 利 益 については 2011 年 分 は 総 合 課 税 となりますので 給 与 所 得 などの 他 の 所 得 と 合 算 して 累 進 税 率 で 税 額 を 計 算 します 一 方 2012 年 度 以 後 の 利 益 については 申 告 分 離 課 税 となります ので 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)の 定 率 となります Q: 未 決 済 ポジションに 対 する 評 価 損 益 は 申 告 の 対 象 となりますか また 未 決 済 ポジションのス ワップ 益 も 同 様 ですか? A: 今 回 のFX 取 引 に 関 する 税 制 改 正 は 総 合 課 税 から 申 告 分 離 課 税 に 課 税 方 法 が 変 わるというこ とで FX 取 引 の 損 益 の 認 識 は 従 来 と 同 じ 方 法 で 行 います したがって 未 決 済 ポジションに 対 する 評 価 損 益 については 取 引 差 損 益 がまだ 確 定 していないため 申 告 の 必 要 はありません た だし 当 社 の 未 決 済 ポジションのスワップ 益 については 現 金 として 取 引 口 座 に 反 映 されていま すので 実 現 されたものとして 申 告 の 対 象 になります Q: 年 間 の 取 引 の 損 益 がマイナスであっても 確 定 申 告 の 必 要 がありますか? A: 今 回 の 税 制 改 正 で 2012 年 分 以 後 店 頭 FX 取 引 から 生 じた 損 失 についても 3 年 間 の 繰 越 控 除 が 認 められることになりました ただし 損 失 の 繰 越 控 除 を 受 けるためには 損 失 が 生 じた 年 分 の 確 定 申 告 書 を 提 出 し かつ その 後 においても 連 続 して 確 定 申 告 書 を 提 出 することが 条 件 に なっています Q: 他 社 で 口 座 を 開 設 している 場 合 はどのように 確 定 申 告 すればよいのですか? A: 今 回 の 税 制 改 正 では 金 融 商 品 間 の 課 税 の 中 立 性 を 高 める 観 点 から 店 頭 FX 取 引 についても 取 引 所 取 引 と 同 様 申 告 分 離 課 税 が 適 用 されることになりました したがって FX 取 引 に 係 る 所 得 は 店 頭 取 引 取 引 所 取 引 の 如 何 にかかわらず すべて 合 算 します 複 数 の 業 者 で 利 益 が 発 生 9

している 場 合 はもちろんですが そのほかに 商 品 先 物 取 引 など 分 離 課 税 の 対 象 となる 先 物 取 引 か ら 生 じた 利 益 がある 場 合 は これらすべてを 合 算 します 対 象 となる 先 物 取 引 から 利 益 と 損 失 が 生 じている 場 合 は これらを 通 算 して 損 益 を 確 定 させ 申 告 することになります Q: 法 人 の 場 合 はどうなりますか? A: 今 回 の 税 制 改 正 は 個 人 の 所 得 税 に 関 する 事 項 で 法 人 税 に 影 響 を 与 えるものではありません したがって 従 来 どおりFX 取 引 から 生 じた 損 益 については その 法 人 の 事 業 目 的 により 営 業 損 益 あるいは 営 業 外 損 益 として 計 上 し 他 の 損 益 と 合 算 して 課 税 所 得 を 計 算 することになります Q: 外 貨 で 発 生 した 利 益 は 申 告 しなければなりませんか? A: 今 回 の 税 制 改 正 によって 損 益 の 認 識 の 仕 方 が 変 わるものではありません したがって 当 社 の 取 引 により 口 座 内 に 発 生 した 外 貨 の 実 現 損 益 スワップ 損 益 についても 従 来 どおり 実 現 した ものとして 申 告 額 に 計 上 する 必 要 があります Q: 両 建 て 取 引 の 含 み 損 益 は 申 告 対 象 ですか? A:これも 従 来 と 同 様 の 処 理 になります 決 済 や 売 買 組 合 せ 等 により 差 損 益 が 確 定 していない 両 建 てポジションに 関 しては 未 決 済 ポジションとして 扱 うことができます 両 建 て 状 態 で 課 税 期 間 を 持 ち 越 した 各 ポジションに 係 る 未 実 現 損 益 は 申 告 額 に 計 上 する 必 要 はありません Q: 取 引 で 利 益 が 出 た 場 合 必 ず 確 定 申 告 をしなければいけませんか? A:FX 取 引 で 所 得 が 生 じ 納 税 額 が 発 生 する 人 は 確 定 申 告 をしなければなりません ただし 給 与 収 入 が 2,000 万 円 以 下 の 給 与 所 得 者 で 給 与 所 得 及 び 退 職 所 得 以 外 の 所 得 の 合 計 が 20 万 円 以 下 の 人 は 確 定 申 告 をしなくても 良 いことになっています Q: 海 外 居 住 者 の 確 定 申 告 に 関 する 手 続 きを 教 えてください A:FX 取 引 により 生 じた 所 得 は 個 人 の 非 居 住 者 の 場 合 は 課 税 対 象 になっていませんので わが 国 での 確 定 申 告 は 不 要 です 海 外 居 住 者 については 海 外 勤 務 の 期 間 があらかじめ1 年 未 満 と 定 められている 場 合 を 除 いて 非 居 住 者 として 取 扱 われます なお 税 法 は 国 ごとに 異 なりますの で 居 住 地 での 税 務 につきましては その 地 の 税 務 専 門 家 にお 問 い 合 わせいただく 必 要 がありま す Q: 確 定 申 告 時 期 に 海 外 に 転 勤 する 予 定 ですが その 時 の 確 定 申 告 に 関 する 手 続 きを 教 えてくださ い A: 確 定 申 告 時 に 海 外 に 居 住 していても 国 内 に 居 住 していた 期 間 に 生 じた 所 得 については わが 国 で 確 定 申 告 をしなければなりません この 場 合 出 国 時 に 納 税 管 理 人 ( 確 定 申 告 書 の 提 出 など の 処 理 を 代 わって 行 う 人 )を 選 任 し 税 務 署 に 届 け 出 ておく 必 要 があります Q: 日 本 に 帰 国 する 予 定 ですが 日 本 での 確 定 申 告 に 関 する 手 続 きを 教 えてください 10

A:FX 取 引 に 限 定 しますと 帰 国 までの 非 居 住 者 期 間 の 所 得 は 申 告 対 象 になりません 帰 国 後 の 居 住 者 としての 期 間 の 所 得 のみが 申 告 対 象 になります 損 失 についても 同 様 に 居 住 者 期 間 の 損 失 のみが 繰 越 控 除 の 対 象 になります なお 税 務 署 によって 判 断 が 異 なる 場 合 もありますので 税 金 確 定 申 告 の 詳 細 につきましては お 近 くの 税 務 署 専 門 家 にお 問 合 わせください 以 上 11