社会的不利・困難を抱える「若者応援プログラム集」



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( ア ) 原則週 4 日 少なくとも午後 1 時から午後 4 時まで開設すること ( イ ) ひきこもり 不登校 ニート 非行などの傾向にある生きづらさを抱えた子ども 若者を対象とした安全 安心な居場所を提供すること ( ウ ) 利用定員は5 人以上とすること ( エ ) 子ども 若者が気軽に立ち


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若者応援ネットワーク研究集会 報告 第 1 回目 2013 年 10 月12日実施 テーマ ネットワークによる当事者支援のあり方について 第一部 基調報告 成澤俊輔 NPO 法人 Future Dream Achievement 理事 瀬名波雅子 NPO 法人 ビッグイシュー基金 チーフコーディネーター 第二部 グループワーク ひきこもりやニート 社会的養護のもとに育った若者で現在も社会的困難を抱える当事者の具体的なケースをもとに 自団体の 特色やリソースを生かしてどのようにサポートしていくかについてグループで議論を行いました 参加者の声 単に つなぐだけ にならないために 連携する前の確認事項や具体的な連携事例をもっと知りたいと思いました どこに相談していいかわからない という方を減らし どこでも相談ができる総合的窓口があるとよいと思っています また 窓口から専門的な支援先へと繋ぐ連携を取れたらよいと考えます 参加者所属団体 若者支援 障害者支援 社会福祉士会 ホームレス支援など 第 2 回目 2013 年 12 月21日実施 テーマ ネットワークを生かした当事者支援のあり方と実践 第一部 パネルトーク 若者支援のこれまでとこれから 宮本みち子 放送大学教授 若者支援から若年困窮者への寄り添い型支援への展開と課題 鈴木晶子 一般社団法人 インクルージョンネットよこはま 理事 ひきこもり ニート支援から見たネットワーク型支援の課題 井村良英 NPO 法人育て上げネット 若年支援事業部 部長 第二部 グループワーク 社会的困難を抱えた若者当事者を応援する団体の特徴 強みやプログラム を共有し 自団体の強みと他団体と強みをいかし また 他の社会資源をいかしてどのような連携ができるのかについて 議論を行いました 参加者の声 各問題の核心はおそらく地続きであり 若者だけの問題でなく 社会 文化の歴史的な価値観の問題であると感じてきたこと が裏付けられた気がしました ここに関する議論と研究が必要なのではないかと感じています さまざまな活動に真剣に取り組んでおられる方がたくさんいらっしゃるのを顔が見える形で知ることができてうれしく思いまし た DV 支援はなかなか 言葉 が通じないところがあると感じていますが 暴力被害者を守るために秘密にしなければならな いことが多いので 広がっていくためには 発信し つながろうとすることが大切だとあらためて思いました 参加者所属団体 セクシュアル マイノリティ支援 出所者ピアグループ 女性支援 若者支援 社会福祉士会 児童養護施設 児童養護施設退所者支援 公立中学 ホームレス支援など 第 3 回目 2014 年 3 月25日実施 テーマ 見えない当事者 へ 情報をどう届けるか 第一部 基調報告 インターネットを活用した自殺リスク層へのアウトリーチ活動 伊藤次郎 OVA 代表 サブカルチャーを活用した若者層へのアウトリーチ活動 滝口克典 ぷらっとほーむ共同代表 世界の医療団 夜回りを通じたホームレス当事者へのアウトリーチ活動 中村あずさ 第二部 パネルトークとグループ共有 パネルトーク 見えない支援対象者へ情報をいかに届けるか 伊藤次郎 滝口克典 中村あずさ 鈴木綾 NPO 法人 ビーンズふくしま 瀬名波雅子 モデレーター 塩山諒 NPO 法人 スマイルスタイル グループ共有 グループに分かれて 当事者へ情報を届けるための工夫や実践についての知見共有を行いました 見えない当事者へのアウト リーチに課題を抱えている団体も多く パネルトークも踏まえて活発な議論がなされました 参加者所属団体 若者支援 女性支援 学生支援 セクシュアル マイノリティ支援 児童養護施設等入所者 退所者支援 生活困窮者支援 自殺防止活動 区役所 労働金庫など 103

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