差 替 保 健 福 祉 審 議 会 2014/6/19 第 5 回 介 護 地 域 包 括 ケア 部 会 資 料 3 第 4 回 介 護 地 域 包 括 ケア 部 会 までの 意 見 整 理 介 護 保 険 基 盤 整 備 について 〇 地 域 密 着 型 サービスの 基 盤 整 備 が 進 んでいない 公 有 地 の 有 効 活 用 やすでに 特 別 養 護 老 人 ホームを 運 営 している 法 人 への 働 きかけ 等 を 考 えていく 必 要 があ るのではないか 〇 特 養 を 建 てようとすると 反 対 運 動 で 建 てられないというような 地 域 では 認 知 症 の 人 たちを 支 えるためのまちづくりは 困 難 10 年 前 と 比 べると 意 識 は かなり 変 わってきているが やっぱり 自 分 の 家 の 隣 に 特 養 は 嫌 だという 現 実 も ある 〇 施 設 をつくるのだけがいいと 思 わないが 単 体 ではなくて 親 特 養 のブラン チで ブランチ 的 ないいケアができるなどの 方 法 も 良 いのではないか 地 域 の 見 守 り 活 動 について 〇 見 守 り 対 象 者 名 簿 について 町 会 自 治 会 が 名 簿 の 提 供 を 受 けているという ことだが 活 用 状 況 や 効 果 の 把 握 有 効 活 用 への 取 組 みなどについて 継 続 して もらいたい 〇 地 域 における 見 守 りについて 要 介 護 認 定 を 受 けている 人 たちは いろいろ な 事 業 所 につながっている 可 能 性 があるが つながっていない 人 たちに 対 する 見 守 りというのが 特 に 一 番 重 要 そうすると 実 は 全 体 で( 見 守 りが 必 要 な 人 が) 何 人 ぐらいいるということがわかり 見 守 りがもっと 有 効 になると 思 う 〇 民 生 委 員 はひとり 暮 らし 調 査 訪 問 調 査 をしているが 全 然 出 てこない 拒 否 する 方 いろいろいるため 難 しい 地 域 の 支 えあいについて 〇 ( 地 域 の 支 えあいについて) 理 念 哲 学 ならわかるし 望 ましいとは 思 うが 実 態 があまりにもかけ 離 れている 印 象 もある 〇 地 域 のつながりが 希 薄 化 している 福 祉 や 介 護 を 考 える 際 にも まちづくり 1
本 当 のまちづくりということを 都 市 計 画 のところから 考 えないと 難 しいので はないか 〇 地 域 における 支 えあい 推 進 のための 会 議 について 家 事 援 助 等 の 支 援 を 行 っ ている 団 体 事 業 者 の 意 見 も 参 考 になるのではないか 〇 地 域 包 括 支 援 センターの 運 営 評 価 について より 良 い 運 営 を 目 指 すために 評 価 や 指 摘 の 方 法 のさらなる 改 善 が 必 要 ではないか 〇 地 域 包 括 支 援 センターについて 評 価 や 評 価 に 基 づく 改 善 への 働 きかけをど のように 行 っているのか 〇 すこやか 福 祉 センターでは センターの 職 員 が 携 帯 電 話 を 持 ち 帰 って 緊 急 時 の 電 話 相 談 を24 時 間 対 応 しているということだが 正 しく 周 知 されていない のではないか 〇 地 域 の 気 づきからの 通 報 への 対 応 については 緊 急 対 応 後 確 実 に 必 要 な 支 援 へつなげてもらいたい 〇 中 野 区 の 目 指 す 包 括 的 な 地 域 ケア 体 制 について 在 宅 の 看 取 り 口 腔 ケア 教 育 食 育 等 さまざまな 場 面 で 専 門 的 な 機 関 がかかわる 必 要 があるため 将 来 の 構 築 上 連 携 を 入 れる 必 要 がある 〇 地 域 包 括 支 援 センターは これまで 以 上 にサロンなどに 出 向 いて 介 護 保 険 制 度 や 地 域 のグループなどの 情 報 を 提 供 していくことが 重 要 と 感 じている 認 知 症 の 早 期 診 断 早 期 対 応 について 〇 認 知 症 コーディネーターが 区 役 所 に1 名 の 配 置 では 機 能 しないのではない か 少 なくとも 区 内 4つの 各 すこやか 福 祉 センターに 一 人 ずつ 必 要 ではない か 〇 認 知 症 コーディネーターには 地 域 の 資 源 や 現 場 のニーズを 把 握 した 上 での 施 策 の 推 進 という 役 割 も 必 要 ではないか 〇 認 知 症 コーディネーターは 兼 任 の 体 制 ではハードワークで 負 担 が 大 きすぎ 2
るのではないか 〇 2つの 地 域 包 括 支 援 センターに1 人 の 認 知 症 コーディネーターを 置 き 区 役 所 に 一 人 処 遇 困 難 対 応 をする 人 がいれば 認 知 症 コーディネーターが 動 きやす いのではないか 〇 認 知 症 疾 患 医 療 センターは 杉 並 区 にあるため それよりも 区 内 の 病 院 との 連 携 区 内 のアドバイザー 医 などを 活 用 し すこやか 福 祉 センターに1 人 の 専 任 の 人 がコーディネートするのが 現 実 的 ではないか 〇 現 在 のすこやか 福 祉 センターでは 認 知 症 の 相 談 に 対 応 は 難 しいという 現 実 がある 〇 認 知 症 の 早 期 発 見 診 断 の 仕 組 みでは 認 知 症 コーディネーターが 欲 しいと きに すぐに 来 てくれることが 望 ましいので 区 役 所 よりもすこやか 福 祉 セン ターや 地 域 包 括 支 援 センターにいたほうがいい 〇 認 知 症 高 齢 者 の 早 期 発 見 診 断 のしくみ チームには 医 療 職 以 外 の 社 会 福 祉 士 や 精 神 保 健 福 祉 士 も 加 えたほうがいい 〇 チームとなると 何 チームか 置 かないといけなくなるという 面 も 出 てくる 〇 認 知 症 の 早 期 発 見 とその 診 断 が 重 要 なので そこに 重 点 を 置 いて シンプル なしくみにしたほうがいい 〇 区 内 にも 認 知 症 で 突 然 行 方 不 明 という 事 例 がある 認 知 症 の 予 防 について 〇 認 知 症 予 防 については 認 知 症 のリスクがある 独 居 の 人 やチェックリスト アンケート 等 の 戻 ってこない 人 をターゲットにして 予 防 を 働 きかけることが 効 果 を 上 げることになる 〇 MCI( 正 常 と 認 知 症 の 中 間 状 態 の 者 )を 発 見 しても 今 は 治 療 薬 はない 簡 易 チェックシートによる 啓 発 活 動 では 中 野 区 としてMCIと 診 断 した 人 に 対 して 何 ができるかということまで 考 えておく 必 要 がある 3
〇 介 護 予 防 などの 事 業 に 来 る 人 参 加 する 人 は 心 配 ないが 来 ない 人 をどう 引 っ 張 り 出 すかが 課 題 〇 事 業 に 来 ない 人 人 との 関 係 をつくらない 人 には もし 大 震 災 が 起 きたら 心 配 だから というキーワードを 用 いると 入 りやすいのではないか 〇 健 康 診 断 は 本 人 次 第 なので 認 知 症 の 早 期 診 断 としては 手 挙 げ 方 式 と 同 じレ ベルになる 〇 年 齢 で 切 らないような 施 策 アイデアが 認 知 症 に 関 しても 出 てくるといい 〇 独 居 の 人 や 各 種 調 査 票 に 回 答 がない 人 にまず 当 たるということが 大 事 そし て 地 域 のみんなで チームを 組 んでその 人 を 支 えていくということが 大 事 〇 認 知 症 予 防 にはいろいろな 段 階 の 予 防 があるが アルツハイマー 病 にならな いようにする 予 防 手 段 はない この 場 合 の 予 防 というのは 少 しでも 病 気 が 始 まる 年 齢 を 遅 くするという 意 味 になる 発 症 時 期 が1 歳 遅 くなると 全 体 の 有 病 率 が1 割 下 がるというデータ はある 保 険 医 療 費 に 非 常 に 大 きな 影 響 があるということになる 〇 骨 粗 鬆 症 では13 歳 から19 歳 の 時 の 予 防 対 策 が 重 要 であるように 本 当 の 認 知 症 の 予 防 というのは 遅 くとも55 歳 あるいは50 歳 から 本 気 で 予 防 しない といけないのではと 思 う 〇 高 齢 者 からの 予 防 は 維 持 予 防 悪 化 しない 予 防 といえる 〇 高 齢 者 の 独 居 世 帯 高 齢 者 のみ 世 帯 への 働 きかけ 取 組 みが 重 要 ではないか 医 療 介 護 連 携 について 〇 医 療 機 関 や 地 域 包 括 支 援 センターなどで 使 用 できる 中 野 区 独 自 の 簡 便 な 共 通 アセスメントシートあるいは 医 療 連 携 シートが 欲 しい 〇 ケアマネジャーの 中 でも 認 知 症 であまり 身 体 的 に 大 きな 問 題 がない 人 の 場 合 だと 訪 問 看 護 というサービスをイメージしない もっと 活 用 するべきでは ないか 4
〇 認 知 症 で 接 触 が 困 難 な 人 への 工 夫 として 訪 問 看 護 サービスであれば 血 圧 を 見 るなど 一 般 的 な 健 康 医 療 面 の 切 り 口 から 接 触 を 図 れる 高 齢 者 の 居 場 所 グループについて 〇 サードスペースがいろいろなところにあり それぞれ 違 った 活 動 をすること によって 閉 じこもりの 方 が 行 ってみようという 気 になるのではないか 〇 社 会 福 祉 協 議 会 のまちなかサロンなどのサードスペースについて 認 知 度 が 低 い 〇 ボランティアの 団 体 既 存 のグループに 新 しい 人 が 入 っていくことは 勇 気 の 要 ることなので 各 グループが 方 策 を 考 えなければいけない 〇 ボランティア 団 体 の 元 気 な 人 たちのグループに MCIレベルの 人 が 入 ると 元 気 な 人 たちはMCIレベルの 人 たちを 排 除 しようとする ただ 最 初 からグループの 目 的 の1つを 認 知 症 予 防 と 決 めて 意 識 共 有 でき た 場 合 はMCIと 言 われる 人 に 目 に 見 える 効 果 があると 自 分 たちの 成 果 と 捉 え てうまくいく 〇 第 三 の 居 場 所 づくりを 支 援 する 中 から 認 知 傾 向 のある 人 もスタッフに 取 り 入 れて 一 緒 に 見 守 ってやっているという 報 告 もあるので 認 知 症 の 予 防 に 貢 献 しているという 意 識 と 共 通 認 識 が 少 しずつできてきているという 感 じがする 〇 認 知 症 傾 向 のある 方 を 排 除 しようというのは 10 年 くらい 前 までは 非 常 に 強 かったけれども 高 齢 者 会 館 で 認 知 症 の 講 演 会 サポーター 養 成 講 座 などを 再 三 やったこともあり 近 年 では 周 りの 人 たちの 認 知 症 に 対 する 認 識 が 大 分 変 わってきたなと 思 う 〇 ボランティア 活 動 のグループについて 場 所 的 に 足 の 便 の 苦 労 が 多 い 身 近 な 場 所 にできてこないといけない 元 気 な 高 齢 者 が 自 主 的 なグループを 立 ち 上 げるための 支 援 があればいいと 思 う 介 護 予 防 事 業 について 〇 二 次 予 防 対 象 者 数 に 比 べて 介 護 予 防 事 業 への 参 加 者 が 少 なすぎる 事 業 の 分 5
析 評 価 改 善 の 取 組 みが 不 足 しているのではないか 〇 介 護 予 防 特 定 高 齢 者 事 業 の 中 で とじこもり 予 防 等 訪 問 事 業 は 実 績 がなかっ たため 事 業 廃 止 となっているが まずは 正 確 な 対 象 者 の 把 握 が 必 要 だったので はないか 〇 予 防 教 室 について 場 所 が 区 内 で 偏 っている 近 くにあったり 状 況 により お 迎 えがあれば 参 加 できるような 人 もいる その 他 〇 認 知 症 関 連 事 業 や 地 域 包 括 ケアシステムの 推 進 事 業 などさまざまな 事 業 を 推 進 していくにあたっては 行 政 がしっかり 旗 を 振 らないと 周 囲 はどうしていい のか 目 標 を 見 失 いがちになる 〇 生 活 支 援 サービスについて 社 会 福 祉 協 議 会 をはじめ さまざまな 主 体 がサ ービス 提 供 していくことが 考 えられるが 区 民 にわかりやすい 形 で 情 報 提 供 してもらいたい 6