京 成 成 田 駅 東 口 地 区 地 区 計 画 運 用 基 準 1. 目 的 この 運 用 基 準 は 成 田 市 京 成 成 田 駅 東 口 地 区 地 区 計 画 ( 以 下 地 区 計 画 という ) の 都 市 計 画 決 定 に 伴 い 地 区 整 備 計 画 に 規 定 する 事 項 に 関 する 運 用 の 基 準 を 定 める ことにより 適 正 な 都 市 機 能 と 健 全 な 都 市 環 境 の 形 成 及 び 保 持 を 図 ることを 目 的 と する 2. 適 用 区 域 この 運 用 基 準 は 地 区 計 画 を 定 める 区 域 内 について 適 用 する 3. 建 築 物 等 の 用 途 の 制 限 本 地 区 は 成 田 市 の 中 心 地 区 としてふさわしい 商 業 業 務 機 能 の 集 積 定 住 化 の 促 進 及 び 文 化 機 能 地 域 コミュニティ 等 の 形 成 を 図 るとともに 土 地 の 高 度 利 用 と 有 効 利 用 を 図 り 調 和 のとれた 健 全 な 都 市 環 境 を 形 成 し 保 持 するため 次 のように 建 築 物 等 の 用 途 の 制 限 をする (1) 商 業 業 務 街 区 1 建 築 物 の 2 階 以 下 の 部 分 を 住 宅 ( 兼 用 住 宅 の 住 宅 に 供 する 部 分 を 含 む ) 共 同 住 宅 寄 宿 舎 又 は 下 宿 の 用 に 供 する 建 築 物 については 中 心 地 区 にふさわ しい 商 業 業 務 核 の 形 成 を 図 るため これらの 建 築 を 制 限 する ただし 建 築 物 又 は 事 業 の 管 理 運 営 上 必 要 があり 建 築 物 の 一 部 に 居 室 を 設 ける 場 合 又 は 事 務 所 や 店 舗 等 の 一 部 分 と 見 なされる 場 合 は 制 限 が 及 ばな いものとする また 玄 関 出 入 口 ホール 階 段 等 の 居 室 の 用 に 供 されない もので 必 要 最 小 限 のもの 及 び 自 動 車 車 庫 等 を 設 置 することは 妨 げないものと する 2 倉 庫 業 を 営 む 倉 庫 又 は 貨 物 運 輸 業 における 配 送 用 施 設 については 駅 前 周 辺 での 運 送 用 大 型 車 両 等 の 集 中 による 交 通 混 雑 や 街 のにぎわいを 減 ずることな どが 予 想 されるため これらの 建 築 を 制 限 する なお 店 舗 等 の 一 部 で 宅 配 便 等 の 受 付 を 目 的 としたものについては 貨 物 運 輸 業 における 配 送 用 施 設 に は 該 当 しないものとする 3 自 動 車 教 習 所 については 教 習 コース 用 地 の 設 置 が 合 理 的 で 高 度 な 土 地 利 用 にふさわしくないため 建 築 を 制 限 する 4 畜 舎 については 騒 音 臭 気 等 の 近 隣 公 害 の 発 生 が 予 想 されるため 建 築 を 制 限 する 5 建 築 基 準 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 201 号 以 下 基 準 法 という ) 別 表 第 2 (と) 項 第 3 号 に 掲 げる 事 業 を 営 む 工 場 については 騒 音 臭 気 等 の 近 隣 公 1
害 の 発 生 や 街 のにぎわいを 減 ずることなどが 予 想 されるため 建 築 を 制 限 す る 6 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 ( 昭 和 23 年 法 律 第 12 2 号 以 下 風 営 法 という ) 第 2 条 第 6 項 各 号 に 規 定 する 営 業 の 用 に 供 す る 建 築 物 については 健 全 で 良 好 な 都 市 環 境 の 形 成 と 保 持 を 図 るため 建 築 を 制 限 する 7 学 校 のうち 幼 稚 園 小 学 校 中 学 校 及 び 高 等 学 校 等 のように 校 舎 と 校 庭 用 地 の 一 体 的 確 保 の 必 要 のあるものについては 合 理 的 で 高 度 な 土 地 利 用 にふ さわしくないため 建 築 を 制 限 する なお 大 学 高 等 専 門 学 校 専 修 学 校 及 び 各 種 学 校 については 校 庭 用 地 の 一 体 的 確 保 がなくとも 業 務 ビルでの 複 合 利 用 等 が 可 能 であるため 制 限 が 及 ばないものとする 8 病 院 については にぎわいのある 駅 前 都 市 空 間 での 医 療 環 境 の 確 保 等 の 観 点 から 建 築 を 制 限 する ただし 診 療 所 については 制 限 が 及 ばないものとする 9 ぱちんこ 屋 については 健 全 で 良 好 な 都 市 環 境 の 形 成 と 保 持 を 図 るため 建 築 を 制 限 する (2) 商 住 併 存 街 区 1 建 築 物 の2 階 以 下 の 部 分 を 住 宅 ( 兼 用 住 宅 の 住 宅 に 供 する 部 分 を 含 む ) 共 同 住 宅 寄 宿 舎 又 は 下 宿 の 用 に 供 する 建 築 物 については 商 業 業 務 街 区 と の 連 続 性 とにぎわいのある 市 街 地 を 形 成 するためこれらの 建 築 を 制 限 する ただし 建 築 物 又 は 事 業 の 管 理 運 営 上 必 要 があり 建 築 物 の 一 部 に 居 室 を 設 ける 場 合 又 は 事 務 所 や 店 舗 等 の 一 部 分 と 見 なされる 場 合 は 制 限 が 及 ばな いものとする また 玄 関 出 入 口 ホール 階 段 等 の 居 室 の 用 に 供 されない もので 必 要 最 小 限 のもの 及 び 自 動 車 車 庫 等 を 設 置 することは 妨 げないもの とする 2 倉 庫 業 を 営 む 倉 庫 又 は 貨 物 運 輸 業 における 配 送 用 施 設 3 自 動 車 教 習 所 4 畜 舎 5 基 準 法 別 表 第 2(と) 項 第 3 号 に 掲 げる 事 業 を 営 む 工 場 6 風 営 法 第 2 条 第 6 項 第 2 号 第 4 号 第 5 号 又 は 第 6 号 に 規 定 する 営 業 の 用 に 供 す る 建 築 物 7 学 校 ( 大 学 高 等 専 門 学 校 専 修 学 校 及 び 各 種 学 校 を 除 く ) 8 病 院 並 びに9ぱちんこ 屋 については 商 業 業 務 街 区 と 同 様 の 理 由 から これらの 建 築 を 制 限 する 4. 建 築 物 の 敷 地 面 積 の 最 低 限 度 本 地 区 においては 本 市 の 中 心 地 区 にふさわしい 機 能 的 な 都 市 環 境 の 形 成 と 合 理 的 な 土 地 利 用 の 促 進 という 地 区 計 画 に 定 める 土 地 利 用 の 方 針 を 実 現 するため 効 率 的 な 土 地 利 用 配 置 される 道 路 機 能 等 の 特 性 を 踏 まえ 各 地 区 ごとの 建 築 物 の 敷 地 面 積 の 最 低 限 度 を 定 める この 最 低 敷 地 規 模 は 商 業 業 務 街 区 において 2
は500m2とし 商 住 併 存 街 区 においては300m2とする ただし 次 のような 場 合 については この 限 りでない 1 地 区 計 画 施 行 ( 平 成 2 年 7 月 20 日 決 定 告 示 )の 際 すでに 建 築 物 が 建 って いる 敷 地 又 は 建 築 中 の 敷 地 で 規 定 の 面 積 に 満 たない 場 合 2 地 区 計 画 施 行 の 際 に 規 定 の 面 積 に 満 たない 土 地 で その 全 部 を 一 つの 敷 地 として 使 用 する 場 合 3 地 区 計 画 施 行 後 に 所 有 権 の 移 転 のあった 上 記 1 又 は2に 該 当 するもので その 全 部 を 一 つの 敷 地 として 使 用 する 場 合 4 市 長 が 公 益 上 やむを 得 ないと 認 めるものとして 公 衆 便 所 交 番 路 バ スの 停 留 所 の 上 家 又 は 公 衆 電 話 ボックス 等 の 公 益 上 必 要 な 建 築 物 の 敷 地 で 規 定 の 面 積 に 満 たない 場 合 例 ( 商 業 業 務 街 区 ) 600 m2 1,000 m2 400 m2 400 m2 700 m2 建 築 不 可 建 築 不 可 商 業 業 務 街 区 で 800 m2の 敷 地 を 2 等 分 割 した 場 合 は それぞれの 建 築 物 の 敷 地 面 積 が 500 m2 未 満 となるため 建 築 できません 商 住 併 存 街 区 では 300 m2 未 満 と なる 場 合 に 建 築 ができなくなり ます 5. 壁 面 の 位 置 の 制 限 本 地 区 は ゆとりとうるおいのある 良 好 な 都 市 空 間 の 形 成 を 図 るため 壁 面 の 位 置 の 制 限 により 公 共 空 地 である 道 路 ( 歩 道 )と 一 体 的 利 用 が 可 能 な 快 適 で 安 全 な 公 開 空 地 としての 歩 行 者 空 間 を 確 保 するものとする このため 建 築 物 の 外 壁 又 はこれに 代 わる 柱 の 面 から 道 路 又 は 道 路 起 点 広 場 境 界 までの 後 退 距 離 を 定 める この 後 退 距 離 については1 号 壁 面 において3m 以 上 2 号 壁 面 にお いて2m 以 上 とする なお この 後 退 部 分 は 歩 道 と 一 体 的 な 整 備 をするものとし 物 置 等 の 付 属 施 設 駐 車 場 工 作 物 についても 制 限 をする ただし 次 のような 場 合 については この 限 りでない 1 地 盤 面 下 に 建 築 される 建 築 物 2 道 路 等 の 上 空 に 設 けられる 渡 り 廊 下 等 の 建 築 物 で 人 や 車 などの 通 行 又 は 荷 物 等 の 運 搬 の 用 に 供 するもの 3 地 盤 面 下 の 建 築 物 から 接 続 される 排 気 口 や 建 築 物 の 外 壁 に 設 けられる 照 明 3
器 具 などの 建 築 物 の 管 理 上 必 要 最 小 限 の 付 帯 施 設 の 部 分 4 市 長 が 公 益 上 やむを 得 ないと 認 めるものとして 公 衆 便 所 交 番 路 バス の 停 留 所 の 上 家 又 は 公 衆 電 話 ボックス 等 の 公 益 上 必 要 な 建 築 物 で やむを 得 ず 規 定 の 壁 面 位 置 まで 後 退 できないもの 配 置 例 道 路 境 界 1 号 壁 面 3m 以 上 2 号 壁 面 バルコニー 1 号 壁 面 道 路 境 界 2m 以 上 外 階 段 建 築 物 出 窓 3m 以 上 駅 前 広 場 境 界 隣 地 境 界 壁 面 後 退 部 分 については 快 適 で 安 全 な 歩 行 者 空 間 として 位 置 付 けられています そのた め 物 置 等 の 付 属 施 設 及 び 工 作 物 駐 車 場 についても 制 限 されます 車 道 歩 道 壁 面 後 退 フ ェ ン ス 等 歩 行 者 空 間 ( 歩 道 と 一 体 的 な 整 備 ) 駐 車 スペース 建 築 物 壁 面 後 退 部 分 の 管 理 形 態 等 を 明 確 にするため 市 と 協 定 を 締 結 していただき 公 益 空 間 とし て 位 置 付 けます ( 協 定 の 締 結 により 壁 面 後 退 部 分 の 都 市 計 画 税 及 び 固 定 資 産 税 が 非 課 税 にな ります ) 4
6. 建 築 物 等 の 形 態 又 は 意 匠 の 制 限 本 地 区 は 街 並 みの 統 一 感 や 風 格 等 を 形 成 し 保 持 するため 建 築 物 の 外 観 部 分 の 形 態 色 彩 の 制 限 及 び 屋 外 広 告 物 の 意 匠 の 制 限 を 定 める 建 築 物 の 低 層 部 分 に 駐 車 場 を 設 置 する 場 合 は 道 路 公 園 等 からの 景 観 に 配 慮 し ルーバーを 設 置 する 等 周 囲 との 街 並 みに 配 慮 したものとする また 屋 根 外 壁 又 はこれに 代 わる 柱 の 色 彩 については 周 囲 の 景 観 と 調 和 し 楽 しさや 活 気 が 感 じ られるようにする 駅 前 広 場 に 面 する 建 築 物 の 低 層 部 分 は 商 業 サービス 施 設 を 配 置 しにぎわいを 創 出 するような 意 匠 とする 屋 外 広 告 物 その 他 これらに 類 するものは 周 囲 の 景 観 との 調 和 を 乱 すおそれのあ るデザイン 及 び 色 調 は 避 けるものとし 周 辺 との 景 観 の 連 続 性 に 配 慮 した 規 模 とす る 形 態 又 は 意 匠 のイメージ 良 好 な 街 並 み 景 観 の 形 成 を 先 導 する 形 態 意 匠 色 彩 等 魅 力 ある 景 観 の 形 成 に 配 慮 した 秩 序 のある 屋 外 広 告 物 2 階 以 下 の 部 分 は 商 業 業 務 施 設 安 心 安 全 で 楽 しさが 感 じられる 歩 行 者 空 間 の 確 保 ( 壁 面 後 退 のイメージ) 低 層 部 のおもてなしの 心 を 大 切 にした 魅 力 ある 表 情 づくり 周 辺 と 調 和 した 形 態 意 匠 色 彩 とする 複 数 の 広 告 物 は 集 約 化 集 合 化 する 5
7.かき 又 はさくの 構 造 の 制 限 本 地 区 は 快 適 で 安 全 な 歩 行 者 空 間 の 連 続 性 の 確 保 のため 壁 面 の 位 置 の 制 限 と 併 せてかき 又 はさくの 構 造 の 制 限 を 定 める かき 又 はさく( 門 柱 及 び 門 扉 を 含 む ) を 壁 面 の 指 定 のある 道 路 又 は 駅 前 広 場 境 界 に 面 する 部 分 に 設 置 するときは これらの 壁 面 より 内 側 の 部 分 に 設 置 するものとする ただし 受 変 電 設 備 等 への 立 入 りを 予 防 するなど 建 築 物 等 の 保 安 管 理 上 やむを 得 ないものについては この 限 りでない 8.そ の 他 この 運 用 基 準 の 施 行 に 関 し 新 たに 生 じた 事 項 については 別 に 定 める この 運 用 基 準 は 都 市 計 画 決 定 の 日 から 施 行 する この 運 用 基 準 は 都 市 計 画 法 及 び 建 築 基 準 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 4 年 法 律 第 82 号 )による 法 改 正 に 伴 う 都 市 計 画 変 更 の 日 から 施 行 する この 運 用 基 準 は 風 営 法 の 一 部 改 正 に 伴 う 都 市 計 画 変 更 の 日 から 施 行 する この 運 用 基 準 は 平 成 26 年 2 月 28 日 都 市 計 画 変 更 の 日 から 施 行 する 6