養 豚 管 理 における 暑 熱 ストレスの 影 響 と 効 果 的 対 策 の 検 討 中 央 家 畜 保 健 衛 生 所 大 城 守 池 宮 城 一 文 津 波 修 比 嘉 喜 政 ほか 高 温 多 湿 な 気 候 条 件 は 家 畜 の 生 産 性 に 大 きな 影 響 を 及 ぼすことが 知 られており 暑 熱 対 策 は 重 要 な 管 理 の 一 つと 考 えられている しかし 2008 年 管 内 2 戸 の 養 豚 場 において 暑 熱 対 策 不 備 および 給 水 不 足 が 原 因 と 思 われる 成 豚 の 事 故 に 遭 遇 した( 図 1 ) そこで 効 果 的 な 暑 熱 対 策 を 検 討 するため 管 内 養 豚 場 の 実 態 を 多 角 的 に 調 査 したところ 新 たな 技 術 的 知 見 が 得 られたので 報 告 する 事 例 1 2008. 5~8 発 生 時 期 症 状 事 例 2 2008. 7~10 母 豚 : 死 亡 5 頭 種 雄 豚 : 死 亡 1 頭 種 雄 豚 : 出 血 性 膀 胱 炎 1 頭 肥 育 豚 : 死 亡 4 頭 起 立 不 能 3 頭 妊 娠 豚 : 流 死 産 4 頭 2 ) 月 別 繁 殖 成 績 の 分 析 企 業 系 養 豚 場 複 数 戸 における 過 去 4 年 分 ( 2007 ~ 2010 年 ) 延 べ 26,281 頭 の 母 豚 の 分 娩 頭 数 ならび に 正 常 産 子 数 の 情 報 を 入 手 し 月 別 繁 殖 成 績 を 分 析 した 2. 豚 舎 内 環 境 調 査 1 ) 温 湿 度 測 定 2009 年 7 月 ~ 2010 年 6 月 の 期 間 本 島 南 部 地 域 の 繁 殖 農 場 1 戸 に 自 動 温 湿 度 測 定 器 (おんどとり T & D 社 図 2 )を 月 10 日 間 前 後 設 置 し 1 時 間 毎 の 経 時 的 変 化 を 観 察 した ただし 測 定 条 件 を 統 一 する ため 雨 天 日 または 雨 天 の 時 間 帯 を 除 いた 平 均 値 を 各 月 各 時 間 ごとの 数 値 とした また 沖 縄 気 象 台 ( 那 覇 )の 温 湿 度 を 外 気 データとし 豚 舎 内 と 外 気 を 比 較 した さらに 温 度 と 湿 度 を 乗 じた 数 値 熱 量 指 数 をもと に 成 豚 における 飼 養 環 境 の 適 否 を 判 断 した 母 豚 / 死 亡 流 死 産 図 1 出 血 性 膀 胱 炎 母 豚 および 肥 育 豚 の 事 故 例 測 定 器 設 置 状 況 温 湿 度 測 定 器 材 料 および 方 法 1. 暑 熱 ストレスによる 生 体 への 影 響 調 査 1 ) 血 液 生 化 学 検 査 栄 養 状 態 の 評 価 に 関 わるグルコース 総 蛋 白 量 ア ルブミン 血 清 中 尿 素 窒 素 および 総 コレステロール ( T-Cho ) 値 の 中 から 特 に 豚 の 栄 養 的 代 謝 およびホ ルモン 動 向 に 影 響 を 及 ぼす T-Cho 値 と 水 の 摂 取 状 況 を 反 映 する 無 機 リン( ip )およびクレアチニン( Cre ) 値 について 着 目 した 2008 ~ 2009 年 の 病 性 鑑 定 において 既 知 病 原 体 の 関 与 が 否 定 された 2 戸 32 頭 の 流 死 産 および 不 受 胎 例 の 母 豚 血 清 を 用 いて 上 記 3 項 目 を 測 定 した また 2007 ~ 2008 年 の 期 間 本 島 北 部 地 域 1 戸 の 6 ヵ 月 齢 肥 育 豚 群 の 中 から 各 月 10 頭 ずつ 無 作 為 に 抽 出 し 1 ないし 2 ヵ 月 間 隔 で 計 80 頭 の 血 清 を 採 取 し 月 毎 の 群 平 均 T-Cho 値 を 比 較 した 図 2 自 動 温 湿 度 測 定 器 2 ) 豚 舎 屋 根 材 の 違 いによる 温 度 比 較 断 熱 材 の 有 効 性 を 確 認 するため 8 月 3 日 14 時 30 分 時 点 の 屋 根 温 度 を 赤 外 線 サーモカメラ( F30 NEC )により 測 定 した 3 )ファン 稼 働 による 風 量 の 変 化 順 送 ファン 稼 動 時 における 豚 舎 内 空 気 の 動 きを 観 察 するため 風 の 影 響 を 直 接 受 けない 豚 房 床 付 近 の
風 量 をデジタル 風 速 計 ( CW-10 カスタム 社 )により 測 定 した mg/dl 120 (n=10) 結 果 および 考 察 1. 暑 熱 ストレスによる 生 体 への 影 響 調 査 1 ) 血 液 生 化 学 検 査 成 績 2008 2009 年 の 8 ~ 9 月 に 流 死 産 が 増 加 した A 農 場 では T-Cho 値 が 低 い 個 体 や ip 値 が 高 い 個 体 が 認 められた( 図 3 ) また 2009 年 7 月 と 9 月 に 流 死 産 や 不 受 胎 がみられた B 農 場 でも T-Cho 値 が 低 い 個 体 が 認 められ( 図 4 ) 栄 養 不 足 や 給 水 不 足 が 繁 殖 障 害 に 関 与 している 可 能 性 が 示 唆 された 110 100 90 80 70 60 50 2 月 4 月 5 月 6 月 8 月 9 月 10 月 12 月 図 5 6 ヵ 月 齢 肥 育 豚 の 月 別 平 均 T-Cho 値 ( C 農 場 ) <2008 年 > 1 3 月 5 産 死 産 96 61 1.7 5.5 2 3 月 3 産 流 産 44 78 2.0 5.5 3 4 月 9 産 死 産 106 40 2.4 6.3 4 4 月 4 産 流 産 32 72 2.4 10.2 5 5 月 2 産 流 産 54 75 2.3 7.2 6 9 月 4 産 流 産 20 73 2.0 5.8 7 9 月 4 産 流 産 72 71 2.4 6.2 8 9 月 7 産 流 産 64 74 2.5 6.5 9 9 月 4 産 流 産 73 50 2.5 6.9 10 9 月 7 産 流 産 26 66 2.8 7.3 11 9 月 9 産 死 産 96 57 2.3 5.5 12 11 月 9 産 流 産 27 70 1.3 5.6 13 11 月 10 産 流 産 79 92 1.8 6.6 <2009 年 > 1 8 月 3 産 死 産 103 62 1.4 6.3 2 8 月 3 産 流 産 76 97 1.6 6.3 3 8 月 6 産 流 産 90 53 1.6 6.7 4 8 月 6 産 死 産 93 76 1.7 7.5 5 8 月 初 産 流 産 48 82 1.6 6.5 6 8 月 3 産 流 産 79 95 1.7 5.9 7 8 月 7 産 流 産 48 84 2.1 5.9 8 8 月 6 産 流 産 49 91 1.7 5.2 9 8 月 2 産 流 産 69 70 1.9 11.1 10 8 月 4 産 流 産 39 63 1.8 6.5 11 8 月 初 産 死 産 91 78 2.0 5.9 12 8 月 8 産 死 産 101 34 2.5 6.2 2 ) 月 別 繁 殖 成 績 の 分 析 母 豚 の 月 別 分 娩 成 績 は 9 ~ 12 月 の 間 つまり 5 ~ 8 月 の 種 付 け 期 の 成 績 が 悪 く 養 豚 経 営 において 暑 熱 対 策 は 依 然 として 重 要 な 課 題 であることが 浮 き 彫 りと なった ( 図 6 ) 累 計 26,281 頭 (2007~2010) 正 常 値 (mg/dl) T-Cho:70 以 上 Cre:2.7 以 下 ip:6.6 以 下 図 3 異 常 産 例 の 血 液 生 化 学 検 査 成 績 ( A 農 場 ) <2009 年 > 1 7 月 4 産 流 産 63 63 2.3 6.4 2 7 月 7 産 流 産 69 83 2.5 6.2 3 9 月 初 産 死 産 93 101 1.5 5.5 4 9 月 初 産 死 産 97 55 1.8 5.9 5 9 月 初 産 流 産 80 30 2.8 6.5 5~8 月 種 付 け : 分 娩 頭 数 産 子 数 ともに 低 い 図 6 月 別 の 平 均 分 娩 成 績 ( 企 業 系 養 豚 場 : 複 数 戸 ) 2. 豚 舎 内 環 境 調 査 1 ) 温 湿 度 測 定 結 果 6 9 月 10 産 不 受 胎 - 59 1.8 5.6 7 9 月 4 産 不 受 胎 - 96 2.0 6.1 正 常 値 (mg/dl) T-Cho:70 以 上 Cre:2.7 以 下 ip:6.6 以 下 図 4 不 受 胎 異 常 産 例 の 血 液 生 化 学 検 査 成 績 ( B 農 場 ) また 同 一 条 件 で 採 取 した 6 ヵ 月 齢 肥 育 豚 の 群 平 均 T-Cho 値 は 月 毎 に 変 動 し 8 9 月 には 明 らかな 低 下 が 認 められた T-Cho 値 の 低 下 は 持 続 的 な 採 食 量 低 下 が 原 因 と 考 えられることから 血 液 学 的 に 暑 熱 ストレスの 影 響 を 裏 付 ける 結 果 と 思 われた( 図 5 ) 図 7 豚 舎 内 温 度 の 変 化
測 定 期 間 の 最 短 は 11 月 の 4 日 間 最 長 は 7 月 の 11 日 間 と 天 候 の 影 響 により 差 はみられたものの 月 平 均 は 7 日 間 であった 豚 舎 内 温 度 が 30 以 上 に 達 したのは 7 ~ 9 月 の 10 ~ 17 時 であり 農 家 が 豚 舎 内 で 管 理 している 昼 間 帯 が 高 かった また 同 月 の 最 高 気 温 と 最 低 気 温 の 差 は 4.7 以 下 と 小 さく 日 中 のダメージを 夜 間 で 回 復 できない 状 況 にあると 推 察 された( 図 7, 8 ) 一 方 豚 舎 内 湿 度 が 80% 以 上 に 達 したのは 5 ~ 9 月 の 19 時 ~ 翌 朝 7 時 であり 農 家 が 不 在 となる 夜 間 帯 に 高 くな ることがわかった( 図 9 ) ( %) 湿 度 ( 豚 舎 ) 湿 度 ( 那 覇 ) 温 度 ( 豚 舎 ) 温 度 ( 那 覇 ) 図 10 豚 舎 内 と 外 気 の 比 較 7 月 8 月 9 月 最 高 31.3 32.2 31.6 最 低 27.1 27.9 26.9 日 較 差 4.2 4.3 4.7 気 温 の 日 較 差 が 小 さい 日 中 のダメージを 夜 間 で 回 復 できない 成 豚 の 場 合 1,000 ~ 1,500 の 範 囲 が 最 適 値 で 1,500 ~ 2,000 では 食 欲 低 下 2,000 ~ 2,500 では 熱 性 多 呼 吸 がみられ 2,500 以 上 では 熱 射 病 に 陥 る 危 険 性 があるといわれている 豚 舎 内 および 外 気 の 月 別 平 均 熱 量 指 数 を 算 出 したところ 豚 舎 内 は 外 気 よりも 常 に 高 く 暑 さに 弱 い 成 豚 にとって 5 ~ 9 月 特 に 6 ~ 8 月 の 夜 間 帯 は 非 常 に 不 快 な 飼 養 環 境 であること が 示 唆 された( 図 11, 12 ) 逆 に 快 適 と 思 われる 時 期 図 8 豚 舎 内 温 度 の 日 較 差 ( 指 数 ) 2,700 2,500 2,300 2,100 豚 舎 1,900 1,700 外 気 ( 気 象 台 ) 1,500 1,300 1,100 900 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 図 9 豚 舎 内 湿 度 の 変 化 また 豚 舎 内 と 外 気 の 比 較 では 温 度 差 はほとんどみ られなかったのに 対 し 湿 度 は 年 間 を 通 して 豚 舎 内 が 高 く 特 に 気 温 が 高 くなる 6 ~ 9 月 は 平 均 で 約 9 %も 高 かった( 図 10 ) 豚 にとって 最 適 な 飼 養 環 境 とは 気 温 の 高 低 だけで はなく 湿 度 も 大 きく 関 係 する 本 来 は 複 雑 な 計 算 式 に より 空 気 の 熱 量 エントロピー 値 として 表 わすべきだ が 気 温 と 温 度 を 乗 じた 簡 単 な 計 算 法 でエントロピー 値 と 近 似 することから 飼 養 環 境 の 適 否 を 判 断 する 数 値 として 熱 量 指 数 は 広 く 用 いられている ( 指 数 ) 2,700 2,500 2,300 2,100 1,900 1,700 1,500 1,300 1,100 900 8 図 11 熱 量 指 数 の 変 化 ( 月 別 ) 7 月 8 月 6 月 9 月 5 月 3 月 4 月 10 月 11 月 1 月 2 月 12 月 10 12 14 16 18 20 22 0 2 4 6 ( 時 刻 ) 図 12 熱 量 指 数 の 変 化 ( 月 時 間 毎 )
は 12 ~ 2 月 のわずか 3 ヵ 月 間 であるということも 本 調 査 で 明 らかとなった ファン 停 止 ファン 稼 働 2) 豚 舎 屋 根 材 の 違 いによる 温 度 比 較 一 般 的 に 屋 根 材 として 使 用 されているガルバリウム 材 の 温 度 が 56 であったのに 対 し 断 熱 材 は 35 と 21 も 低 く 断 熱 材 の 有 効 性 が 証 明 された( 図 13 ) 豚 舎 屋 根 は 表 面 積 が 大 きく 舎 内 の 温 度 に 多 大 な 影 響 を 及 ぼすとことから 断 熱 材 の 利 用 は 効 果 的 防 暑 対 策 の 一 つと 考 えられた 風 が 止 む 0.7m/ 秒 程 度 のゆるい 風 豚 舎 の 天 井 部 分 の 空 気 を 速 い 速 度 で 流 すことで 床 付 近 の 空 気 が 緩 やかに 移 動 8 月 3 日 晴 れ 14 時 30 分 撮 影 測 定 機 :NEC サーモショット F30 図 15 順 送 ファンによる 換 気 の 効 果 (デジタル 風 速 計 ) まとめ ガルバリウム 材 屋 根 温 度 =56 図 13 屋 根 材 の 違 いによる 温 度 比 較 (サーモカメラ) 3 )ファン 稼 働 による 風 量 の 変 化 ファン 停 止 では 空 気 の 動 きが 止 まるが ファン 稼 働 により 豚 舎 内 の 天 井 部 分 の 空 気 を 流 すと 豚 房 床 付 近 に 平 均 0.7m/ 秒 程 度 の 緩 やかな 空 気 の 動 きがみら れ 体 感 温 度 の 低 下 や 除 湿 効 果 が 期 待 できることを 確 認 した( 図 14, 15 ) 図 14 温 度 差 =21 順 送 ファン 順 送 ファン 設 置 状 況 断 熱 材 ( 畜 産 波 板 ) 屋 根 温 度 =35 ま と め Ⅰ.. 施 設 面 の 対 策 1. 湿 度 コントロールが 重 要 散 水 時 間 は 昼 間 のみとし 夕 方 以 降 は 避 ける 2. 送 風 換 気 は 昼 間 のみならず 夜 間 も 実 施 3. 屋 根 材 はできるだけ 断 熱 性 の 高 い 材 質 を 使 用 Ⅱ. 豚 に 対 する 対 策 1. 十 分 な 飲 水 量 の 確 保 ( 採 食 量 の 維 持 冷 却 効 果 ) 2.5~9 月 には 高 栄 養 価 飼 料 の 給 与 や 有 機 酸 生 菌 剤 オリゴ 糖 ビタミン 剤 等 の 添 加 を 励 行 亜 熱 帯 性 気 候 に 属 する 本 県 の 養 豚 場 では 5 ~ 9 月 の 長 期 間 にわたり 暑 熱 対 策 が 必 要 であり Ⅰ. 施 設 面 の 対 策 としては1 散 水 時 間 は 昼 間 のみとし 夕 方 以 降 は 避 ける( 多 湿 による 不 快 状 況 を 軽 減 ) 2ファンに よる 送 風 換 気 は 昼 間 のみならず 夜 間 も 実 施 ( 体 感 温 度 の 低 下 除 湿 効 果 ) 3 畜 舎 屋 根 材 は 断 熱 性 の 高 い 材 質 を 使 用 ( 豚 舎 内 温 度 の 上 昇 を 抑 制 ) Ⅱ. 豚 に 対 する 対 策 としては 1 十 分 な 給 水 量 の 確 保 ( 採 食 量 維 持 体 温 上 昇 の 抑 制 ) 2 高 栄 養 価 飼 料 の 給 与 ( 採 食 量 低 下 に 伴 う 栄 養 低 下 を 改 善 ) 3 有 機 酸 生 菌 剤 オリゴ 糖 およびビタミン 補 給 ( 栄 養 成 分 の 吸 収 率 向 上 )などが 必 要 と 考 えられた 成 豚 における 暑 熱 ストレスの 影 響 は まず 食 下 量 の 減 少 として 現 れ 分 娩 子 豚 の 生 時 体 重 の 減 少 や 泌 乳 量 の 低 下 による 離 乳 子 豚 体 重 の 減 少 免 疫 力 低 下 に 伴 う 育 成 豚 の 事 故 率 上 昇 さらに 母 豚 の 発 情 回 帰 の 遅 れなどが 重 なるため 農 家 における 経 済 的 損 失 は
大 きい このように 暑 熱 対 策 は 繁 殖 生 産 性 のみならず 事 故 率 低 減 という 観 点 からも 極 めて 重 要 であることか ら 今 後 は 各 地 域 あるいは 預 託 グループ 単 位 で 積 極 的 に 講 習 会 を 開 催 し 養 豚 経 営 における 生 産 性 向 上 に 取 り 組 んでいきたい 講 習 会 リーフレット 配 布 などにより 周 知 徹 底 * 沖 縄 県 獣 医 師 会 家 畜 衛 生 畜 産 部 会 技 術 研 修 会 平 成 20 年 度 豚 の 損 耗 防 止 対 策 資 料 ( 2009.2 ) 平 成 21 年 度 暑 熱 対 策 資 料 ( 2010.8 )に 詳 細 を 記 載 しているので 参 考 にされたい 参 考 資 料 1) 豚 病 学. 近 代 出 版 (1999) 2) 生 産 獣 医 療 システム 養 豚 編. 農 水 漁 村 文 化 協 会 (2000) 3)わかりやすい 養 豚 場 実 用 ハンドブック. チクサン 出 版 (2006) 4)すぐに 役 立 つ 現 場 の 豚 病 対 策. ベネット (2005) 5) 豚 の 生 理 と 生 産 性. 臨 床 獣 医 臨 時 増 刊 号. チクサン 出 版 (2010) 6)その 他 家 畜 診 療 養 豚 界 養 豚 情 報 豚 病 会 報 養 豚 の 友 畜 産 技 術 農 林 水 産 技 術 研 究 ジャーナル Swine など