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なければ, 改 めてその 特 定 を 求 めるものである ウ 複 写 の 交 付 が 本 件 対 象 文 書 の 全 ての 内 容 を 複 写 しているか 確 認 を 求 める 平 成 22 年 度 ( 行 情 ) 答 申 第 538 号 で 明 らかになったように, 電 子 ファイルを 紙 に 出 力 する 際 に, 当 該 ファイル 形 式 では 保 存 されてい る 情 報 が 印 刷 されない 場 合 が 起 こり 得 る これと 同 様 に 当 該 ファイル 形 式 を 他 のファイル 形 式 に 変 換 する 場 合 にも, 変 換 先 のファイル 形 式 に 情 報 が 移 行 しない 場 合 が 設 定 等 により 技 術 的 に 起 こり 得 るのである 本 件 対 象 文 書 1が 当 初 のファイル 形 式 を 変 換 して 複 写 の 交 付 が 行 わ れているため, 本 件 対 象 文 書 1の 内 容 が, 交 付 された 複 写 には 欠 落 し ている 可 能 性 がある そのため, 交 付 された 複 写 が 本 件 対 象 文 書 1の 全 ての 内 容 を 複 写 しているか 確 認 を 求 めるものである エ 本 件 対 象 文 書 の 内 容 と 関 わりのない 情 報 ( 平 成 24 年 4 月 4 日 付 け 防 官 文 第 4639 号 )についても 開 示 不 開 示 の 判 断 を 求 める 処 分 庁 が 平 成 24 年 4 月 4 日 付 け 防 官 文 第 4639 号 で 認 めるよう に, 開 示 不 開 示 の 判 断 を 行 わずに 本 件 対 象 文 書 の 内 容 と 関 わりの ない 情 報 の 付 随 を 避 ける 複 写 の 交 付 は, 法 に 反 するので, 当 該 情 報 についても 開 示 不 開 示 の 判 断 を 改 めて 求 めるものである オ 一 部 に 対 する 不 開 示 決 定 の 取 消 し 記 録 された 内 容 を 精 査 し, 支 障 が 生 じない 部 分 については 開 示 すべ きである (2) 異 議 申 立 書 2( 平 成 27 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 588 号 ) 及 び 異 議 申 立 書 3( 平 成 27 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 689 号 ) 上 記 (1)と 同 旨 (3) 意 見 書 ( 平 成 27 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 555 号 ) ア 国 の 法 解 釈 に 従 えば, 開 示 請 求 時 の 電 磁 的 記 録 形 式 で 文 書 が 特 定 さ れなければならない 国 の 解 釈 によると, 行 政 文 書 とは, 開 示 請 求 時 点 において, 当 該 行 政 機 関 が 保 有 しているもの ( 別 件 訴 訟 における 準 備 書 面 )である また 総 務 庁 行 政 管 理 局 長 ( 当 時 )の 国 会 答 弁 でも, 法 の 対 象 文 書 は 電 子 情 報 も 対 象 ( 第 145 回 国 会 参 議 院 総 務 委 員 会 会 議 録 第 3 号 2 頁 )と 明 言 されている したがって, 本 件 対 象 文 書 1の 特 定 に 当 たっては, 開 示 請 求 時 点 に おける 電 磁 的 記 録 形 式 が 特 定 されなければならない 事 実, 諮 問 庁 は 防 官 文 第 17119 号 における 開 示 決 定 でWord ファイルを 特 定 明 示 している 2

そもそも 法 に 基 づき 行 われる 文 書 の 特 定 と, 複 写 の 交 付 の 際 の 不 開 示 情 報 の 処 理 をどうするかという 問 題 は 全 く 別 に 取 り 扱 われるべき 問 題 である イ 審 査 会 事 務 局 による 対 象 文 書 の 直 接 の 確 認 を 求 める 以 下 の 理 由 から, 異 議 申 立 人 が 確 認 できない 事 項 について 審 査 会 事 務 局 が 直 接 確 認 することを 求 める 確 認 事 項 1: 対 象 文 書 の 電 磁 的 記 録 の 本 来 の 記 録 形 式 確 認 事 項 2: 変 更 履 歴 確 認 事 項 3: 本 件 対 象 文 書 の 内 容 と 関 わりのない 情 報 と 処 分 庁 がみなしている 情 報 ( 必 要 とする 理 由 1) 本 件 理 由 説 明 書 において 諮 問 庁 は, 本 件 対 象 文 書 1の 本 来 の 電 磁 的 記 録 を 特 定 したかについて 明 言 していないので, 特 定 されていな い 疑 いがある なお 諮 問 庁 が 情 報 公 開 請 求 に 対 して 繰 り 返 し 隠 蔽 を 行 っている 事 実 は, 平 成 22 年 度 ( 行 情 ) 答 申 第 75 号 及 び 平 成 2 5 年 度 ( 行 情 ) 答 申 第 233 号 から 明 らかである そこで 本 件 対 象 文 書 1の 本 来 の 電 磁 的 記 録 の 特 定 を 諮 問 庁 に 求 め るとともに, 審 査 会 事 務 局 による 直 接 の 確 認 を 求 めるものである ( 必 要 とする 理 由 2) ワード(Word) 等 で 作 成 された 文 書 ( 電 磁 的 記 録 )の 場 合, 変 更 履 歴 が 残 されている 場 合 がある この 変 更 履 歴 もまた 組 織 共 有 文 書 に 該 当 するので, 本 件 対 象 文 書 1においてもそれが 存 在 していないか 確 認 する 必 要 がある 諮 問 庁 が 本 件 対 象 文 書 1の 電 磁 的 記 録 を 特 定 しないのは,この 変 更 履 歴 の 存 在 を 隠 蔽 しようとしている 意 図 があると 思 われる ( 必 要 とする 理 由 3) 処 分 庁 の 理 由 説 明 書 では, 本 件 対 象 文 書 1に 本 件 対 象 文 書 の 内 容 と 関 わりのない 情 報 の 付 随 について 完 全 に 否 定 していない 恐 らく 本 件 対 象 文 書 の 内 容 と 関 わりのない 情 報 と 処 分 庁 がみ なす 情 報 それ 自 体 は 存 在 するものと 思 われるので, 処 分 庁 の 勝 手 な 判 断 に 任 せず, 審 査 会 がその 内 容 を 確 認 するべきである ウ 履 歴 情 報 も 組 織 共 有 文 書 であれば, 開 示 対 象 である 例 えば, 文 書 作 成 過 程 で 合 議 先 に 変 更 箇 所 の 確 認 を 求 めるため, 履 歴 情 報 を 残 すことは 諮 問 庁 の 文 書 作 成 過 程 では 広 く 行 われている また, 過 去 の 開 示 決 定 ( 平 成 18 年 8 月 3 日 付 け 防 官 文 第 7679 号 )では, 北 朝 鮮 のミサイル 発 射 について( 案 ) と 題 するワード 3

(Word) 等 で 作 成 された 文 書 ( 電 磁 的 記 録 )が 開 示 され, 履 歴 情 報 についても 開 示 されている 第 3 諮 問 庁 の 説 明 の 要 旨 1 理 由 説 明 書 1( 平 成 27 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 555 号 ) (1) 経 緯 本 件 開 示 請 求 は 艦 船 と 安 全 2015 年 1 月 ~3 月 号 * 電 磁 的 記 録 が 存 在 する 場 合,その 履 歴 情 報 も 含 む の 開 示 を 求 めるものであり, これに 該 当 する 行 政 文 書 として, 艦 船 と 安 全 2015 年 1 月 号 のNo. 549から2015 年 3 月 号 のNo.551までの3 行 政 文 書 を 特 定 し た 本 件 開 示 請 求 については, 法 11 条 に 規 定 する 開 示 決 定 等 の 期 限 の 特 例 を 適 用 し,まず, 平 成 27 年 5 月 29 日 付 け 防 官 文 第 8900 号 によ り,2015 年 1 月 号 のNo.549の 表 紙 から7 枚 目 まで,2015 年 2 月 号 のNo.550の 表 紙 から9 枚 目 まで 及 び2015 年 3 月 号 の No.551の 表 紙 から9 枚 目 まで( 本 件 対 象 文 書 1)について, 法 5 条 1 号 に 該 当 する 部 分 を 不 開 示 とする 一 部 開 示 決 定 処 分 ( 以 下, 第 3に おいては 原 処 分 1 という )を 行 った 本 件 異 議 申 立 ては, 原 処 分 1 に 対 して 提 起 されたものである (2) 本 件 対 象 文 書 1の 電 磁 的 記 録 について 本 件 対 象 文 書 1は, 艦 船 と 安 全 の 印 刷 製 本 業 務 を 委 託 している 印 刷 業 者 から 納 品 された 冊 子 及 び 当 該 冊 子 から 作 成 したPDFファイルの 電 磁 的 記 録 であり, 本 件 対 象 文 書 のほかに 電 磁 的 記 録 は 保 有 していない (3) 法 5 条 該 当 性 について 原 処 分 1において 不 開 示 とした 部 分 及 び 不 開 示 とした 理 由 は, 別 紙 3 文 書 2ないし 文 書 3の 部 分 に 掲 げるとおりである (4) 異 議 申 立 人 の 主 張 について ア 異 議 申 立 人 は, 本 件 開 示 決 定 通 知 書 で 特 定 されたPDFファイル 形 式 以 外 の 電 磁 的 記 録 形 式 が 存 在 すれば,それについても 特 定 を 求 める として, 処 分 庁 が 原 処 分 1における 行 政 文 書 開 示 決 定 通 知 書 において PDFファイル 形 式 の 電 磁 的 記 録 を 特 定 したかのように 述 べるが, 法 その 他 の 関 係 法 令 において, 電 磁 的 記 録 の 記 録 形 式 を 特 定 し, 明 示 し なければならないことを 義 務 付 けるような 趣 旨 の 規 定 はないことから, 原 処 分 1においては PDFファイル 形 式 と 電 磁 的 記 録 の 記 録 形 式 まで 特 定 していない なお, 上 記 (2)のとおり, 本 件 対 象 文 書 1について 保 有 している 電 磁 的 記 録 の 形 式 はPDFファイル 形 式 のみであって,それ 以 外 の 形 式 は 保 有 していない 4

イ 異 議 申 立 人 は, 本 件 開 示 決 定 通 知 からは 不 明 である として, 本 件 対 象 文 書 1の 履 歴 情 報 についても 特 定 を 求 めるが, 法 その 他 の 関 係 法 令 において, 履 歴 情 報 を 特 定 しなければならないことを 義 務 付 けるよ うな 趣 旨 の 規 定 はないことから, 本 件 対 象 文 書 1の 履 歴 情 報 を 特 定 す ることはしていない ウ 異 議 申 立 人 は, 本 件 対 象 文 書 1が 当 初 のファイル 形 式 を 変 換 して 複 写 の 交 付 が 行 われている 場 合, 本 件 対 象 文 書 1の 内 容 が, 交 付 された 複 写 には 欠 落 している 可 能 性 がある として, 特 定 されたPDFファ イルが 本 件 対 象 文 書 1の 全 ての 内 容 を 複 写 しているか 確 認 を 求 めるが, 本 件 異 議 申 立 てが 提 起 された 時 点 においては, 異 議 申 立 人 から 開 示 の 実 施 の 申 し 出 がなされていないことから, 開 示 の 実 施 は 行 われておら ず,したがって 複 写 の 交 付 も 行 われていない エ 異 議 申 立 人 は, 平 成 24 年 4 月 4 日 付 け 防 官 文 第 4639 号 で 示 す ような 本 件 対 象 文 書 の 内 容 と 関 わりのない 情 報 との 処 分 庁 の 勝 手 な 判 断 は, 情 報 公 開 法 に 反 する として, 本 件 対 象 文 書 1の 履 歴 情 報 等 についても 特 定 し, 開 示 不 開 示 を 判 断 するよう 求 めるが, 法 その 他 の 関 係 法 令 において, 履 歴 情 報 等 についてまで 特 定 し, 開 示 不 開 示 を 判 断 しなければならないような 趣 旨 の 規 定 はない オ 異 議 申 立 人 は, 記 録 された 内 容 を 精 査 し, 支 障 が 生 じない 部 分 につ いては 開 示 すべきである として, 一 部 に 対 する 不 開 示 決 定 処 分 の 取 消 しを 求 めるが, 本 件 対 象 文 書 1の 法 5 条 該 当 性 について 十 分 に 精 査 した 結 果,その 一 部 が 別 紙 3の 文 書 1ないし 文 書 3の 部 分 に 掲 げると おり 同 条 1 号 に 該 当 することから 当 該 部 分 を 不 開 示 としたものであり, その 他 の 部 分 については 開 示 している カ 以 上 のことから, 異 議 申 立 人 の 主 張 にはいずれも 理 由 がなく, 原 処 分 1を 維 持 することが 妥 当 である 2 理 由 説 明 書 2( 平 成 27 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 588 号 ) (1) 経 緯 本 件 開 示 請 求 は 艦 船 と 安 全 2014 年 3~9 月 号 * 電 磁 的 記 録 が 存 在 する 場 合,その 履 歴 情 報 も 含 む の 開 示 を 求 めるものであり,こ れに 該 当 する 行 政 文 書 として, 艦 船 と 安 全 2014 年 3 月 号 No.5 39から2014 年 9 月 号 No.545までの7 行 政 文 書 を 特 定 した 本 件 開 示 請 求 については, 法 11 条 に 規 定 する 開 示 決 定 等 の 期 限 の 特 例 を 適 用 し,まず, 平 成 26 年 11 月 25 日 付 け 防 官 文 第 17103 号 により,2014 年 3 月 号 のNo.539 及 び2014 年 4 月 号 のNo. 540のそれぞれの 表 紙 から3 枚 目 まで 及 び6 枚 目 から8 枚 目 まで,2 014 年 5 月 号 のNo.541,2014 年 6 月 号 のNo.542,2 5

014 年 8 月 号 のNo.544 及 び2014 年 9 月 号 のNo.545の それぞれの 表 紙 から3 枚 目 まで 及 び6 枚 目 から9 枚 目 まで 並 びに201 4 年 7 月 号 のNo.543の 表 紙,2 枚 目,4 枚 目 及 び5 枚 目 について, 法 5 条 1 号 及 び3 号 に 該 当 する 部 分 を 不 開 示 とする 一 部 開 示 決 定 処 分 を 行 った 後, 平 成 27 年 4 月 28 日 付 け 防 官 文 第 7459 号 により, 残 り の 部 分 ( 本 件 対 象 文 書 2)につき, 同 条 1 号 及 び3 号 に 該 当 する 部 分 を 不 開 示 とする 一 部 開 示 決 定 処 分 ( 以 下, 第 3においては 原 処 分 2 と いう )を 行 った 本 件 異 議 申 立 ては, 原 処 分 2に 対 して 提 起 されたもの である (2) 本 件 対 象 文 書 2の 電 磁 的 記 録 について 上 記 1(2)と 同 旨 (3) 法 5 条 該 当 性 について 原 処 分 2において, 不 開 示 とした 部 分 及 び 法 5 条 の 該 当 性 については, 別 紙 3の 文 書 4ないし 文 書 10の 部 分 に 掲 げるとおりである (4) 異 議 申 立 人 の 主 張 について ア 上 記 1(4)アないしオと 同 旨 イ 以 上 のことから, 異 議 申 立 人 の 主 張 にはいずれも 理 由 がなく, 原 処 分 2を 維 持 することが 妥 当 である 3 理 由 説 明 書 3( 平 成 27 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 689 号 ) (1) 経 緯 本 件 開 示 請 求 は 艦 船 と 安 全 2014 年 10 月 ~12 月 号 * 電 磁 的 記 録 が 存 在 する 場 合,その 履 歴 情 報 も 含 む の 開 示 を 求 めるものであ り,これに 該 当 する 行 政 文 書 として, 艦 船 と 安 全 2014 年 10 月 号 のNo.546から2014 年 12 月 号 のNo.548までの3 行 政 文 書 を 特 定 した 本 件 開 示 請 求 については, 法 11 条 に 規 定 する 開 示 決 定 等 の 期 限 の 特 例 を 適 用 し,まず, 平 成 27 年 3 月 3 日 付 け 防 官 文 第 3056 号 により, 2014 年 10 月 号 のNo.546 及 び2014 年 12 月 号 のNo.5 48のそれぞれの 表 紙 から7 枚 目 まで 並 びに2014 年 11 月 号 のNo. 547の 表 紙 から9 枚 目 までについて, 法 5 条 1 号 に 該 当 する 部 分 を 不 開 示 とする 一 部 開 示 決 定 処 分 を 行 った 後, 同 年 7 月 3 日 付 け 防 官 文 第 1 0767 号 により, 残 りの 部 分 ( 本 件 対 象 文 書 3)につき, 同 条 1 号 及 び3 号 に 該 当 する 部 分 を 不 開 示 とする 一 部 開 示 決 定 処 分 ( 以 下, 第 3に おいては 原 処 分 3 という )を 行 った 本 件 異 議 申 立 ては, 原 処 分 3 に 対 して 提 起 されたものである (2) 本 件 対 象 文 書 3の 電 磁 的 記 録 について 上 記 1(2)と 同 旨 6

(3) 法 第 5 条 該 当 性 について 原 処 分 3において, 不 開 示 とした 部 分 及 び 法 5 条 の 該 当 性 については, 別 紙 3の 文 書 11ないし 文 書 13の 部 分 に 掲 げるとおりである (4) 異 議 申 立 人 の 主 張 について ア 異 議 申 立 人 は, 他 にも 文 書 が 存 在 するものと 思 われる と 主 張 し, 本 件 開 示 決 定 通 知 書 で 特 定 されたPDFファイル 形 式 以 外 の 電 磁 的 記 録 形 式 が 存 在 すれば,それについても 特 定 するよう 求 めるが, 本 件 対 象 文 書 3の 取 扱 いは 上 記 (2)のとおりであり, 保 有 している 電 磁 的 記 録 はPDFファイル 形 式 のみであって,それ 以 外 の 電 磁 的 記 録 は 保 有 していない なお, 異 議 申 立 人 は, 処 分 庁 が 原 処 分 3における 行 政 文 書 開 示 決 定 通 知 書 においてPDFファイル 形 式 の 電 磁 的 記 録 を 特 定 したかのよ うに 述 べるが, 法 その 他 の 関 係 法 令 において, 特 定 した 電 磁 的 記 録 の 形 式 まで 明 示 しなければならないことを 義 務 付 けるような 趣 旨 の 規 定 はないことから, 原 処 分 3においては PDFファイル 形 式 と 電 磁 的 記 録 の 形 式 は 明 示 していない イ 異 議 申 立 人 は, 本 件 開 示 決 定 通 知 からは 不 明 である として, 本 件 対 象 文 書 3の 履 歴 情 報 についても 特 定 するよう 求 めるとともに, 平 成 24 年 4 月 4 日 付 け 防 官 文 第 4639 号 で 示 すような 本 件 対 象 文 書 の 内 容 と 関 わりのない 情 報 との 処 分 庁 の 勝 手 な 判 断 は, 情 報 公 開 法 に 反 する として, 本 件 対 象 文 書 の 内 容 と 関 わりのない 情 報 につい ても 特 定 し, 開 示 不 開 示 を 判 断 するよう 求 めるが, 本 件 対 象 文 書 3 の 履 歴 情 報 等 については, 防 衛 省 において 業 務 上 必 要 なものとして 利 用 又 は 保 存 されている 状 態 になく, 法 2 条 2 項 の 行 政 文 書 に 該 当 しな いため, 本 件 開 示 請 求 3に 対 して 特 定 し, 開 示 不 開 示 の 判 断 を 行 う 必 要 はない ウ 異 議 申 立 人 は, 本 件 対 象 文 書 3が 当 初 のファイル 形 式 を 変 換 して 複 写 の 交 付 が 行 われている 場 合, 本 件 対 象 文 書 3の 内 容 が, 交 付 された 複 写 には 欠 落 している 可 能 性 がある として, 特 定 されたPDFファ イルが 本 件 対 象 文 書 3の 全 ての 内 容 を 複 写 しているか 確 認 するよう 求 めるが, 本 件 異 議 申 立 てが 提 起 された 時 点 においては, 開 示 の 実 施 は 行 われておらず,したがって 複 写 の 交 付 も 行 われていない エ 異 議 申 立 人 は, 記 録 された 内 容 を 精 査 し, 支 障 が 生 じない 部 分 につ いては 開 示 すべきである として, 一 部 に 対 する 不 開 示 決 定 処 分 の 取 消 しを 求 めるが, 本 件 対 象 文 書 3の 法 5 条 該 当 性 について 十 分 に 精 査 した 結 果,その 一 部 が 付 紙 のとおり 同 条 1 号 及 び3 号 に 該 当 すること から 当 該 部 分 を 不 開 示 としたものであり,その 他 の 部 分 については 開 7

示 している オ 以 上 のことから, 異 議 申 立 人 の 主 張 にはいずれも 理 由 がなく, 原 処 分 3を 維 持 することが 妥 当 である 第 4 調 査 審 議 の 経 過 当 審 査 会 は, 本 件 各 諮 問 事 件 について, 以 下 のとおり, 平 成 27 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 555 号, 同 第 588 号 及 び 同 第 689 号 を 併 合 の 上, 調 査 審 議 を 行 った 1 平 成 27 年 9 月 15 日 諮 問 の 受 理 ( 平 成 27 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 555 号 ) 2 同 日 諮 問 庁 から 理 由 説 明 書 1を 収 受 ( 同 上 ) 3 同 月 29 日 諮 問 の 受 理 ( 平 成 27 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 588 号 ) 4 同 日 諮 問 庁 から 理 由 説 明 書 2を 収 受 ( 同 上 ) 5 同 年 10 月 5 日 審 議 ( 平 成 27 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 555 号 ) 6 同 月 16 日 審 議 ( 平 成 27 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 588 号 ) 7 同 月 26 日 異 議 申 立 人 から 意 見 書 を 収 受 ( 平 成 27 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 555 号 ) 8 同 年 11 月 25 日 諮 問 の 受 理 ( 平 成 27 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 689 号 ) 9 同 日 諮 問 庁 から 理 由 説 明 書 3を 収 受 ( 同 上 ) 10 同 年 12 月 11 日 審 議 ( 同 上 ) 11 平 成 28 年 2 月 19 日 平 成 27 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 555 号, 同 第 588 号 及 び 同 第 689 号 の 併 合, 本 件 対 象 文 書 の 見 分 並 びに 審 議 第 5 審 査 会 の 判 断 の 理 由 1 本 件 開 示 請 求 について 本 件 開 示 請 求 は 別 紙 1に 掲 げる 文 書 の 開 示 を 求 めるものである 処 分 庁 は, 別 紙 2に 掲 げる 文 書 1ないし 文 書 13を 特 定 し,そのうち 文 書 の 一 部 を 法 5 条 1 号 及 び3 号 に 該 当 するとして, 別 紙 3に 掲 げる 部 分 ( 以 下 本 件 不 開 示 部 分 という )を 不 開 示 とする 原 処 分 を 行 った これに 対 し, 異 議 申 立 人 は 本 件 対 象 文 書 の 本 来 の 電 磁 的 記 録 の 特 定 及 び 原 処 分 の 取 消 しを 求 めているが, 諮 問 庁 は 原 処 分 を 妥 当 としていることか ら, 以 下, 本 件 対 象 文 書 の 特 定 の 妥 当 性 及 び 不 開 示 情 報 該 当 性 について 検 討 する 2 本 件 対 象 文 書 の 特 定 の 妥 当 性 について 8

(1) 本 件 対 象 文 書 の 特 定 について, 当 審 査 会 事 務 局 職 員 をして 諮 問 庁 に 確 認 させたところ, 次 のとおりであった ア 海 上 自 衛 隊 自 衛 艦 隊 司 令 部 ( 以 下 司 令 部 という )は, 本 件 対 象 文 書 の 原 稿 として 寄 稿 者 から 電 子 メールで 寄 せられた 電 磁 的 記 録, 司 令 部 が 作 成 した 表 紙 及 び 巻 頭 巻 末 の 電 磁 的 記 録 を 編 集 してCD-R に 保 存 し, 艦 船 と 安 全 の 印 刷 製 本 業 務 を 委 託 している 印 刷 業 者 に 渡 し, 当 該 業 者 によって 最 終 的 に 印 刷 及 び 製 本 された 冊 子 を 納 品 させ ている イ 上 記 のCD-Rについては, 製 本 版 のPDFファイルが 保 存 された 状 態 で 上 記 アの 冊 子 の 納 品 の 際 に 印 刷 業 者 から 返 却 されることから, 隊 員 の 利 便 性 を 考 慮 し, 当 該 PDFファイルを 部 内 イントラネット 上 の 掲 示 板 に 掲 載 している なお, 上 記 のCD-Rに 保 存 されている 電 磁 的 記 録 については, 当 該 PDFファイルを 部 内 イントラネット 上 の 掲 示 板 に 掲 載 後, 保 存 す る 必 要 がないため, 当 該 CD-Rとともに 破 棄 している ウ 本 件 対 象 文 書 は, 印 刷 業 者 から 納 品 された 冊 子 及 びPDFファイル の 電 磁 的 記 録 であり, 本 件 対 象 文 書 の 外 に 電 磁 的 記 録 は 保 有 していな い エ 原 処 分 に 当 たっては, 確 実 を 期 すために 文 書 管 理 を 行 っている 司 令 部 において, 書 庫, 倉 庫 及 びパソコン 上 のファイル 等 の 探 索 を 行 い, 本 件 対 象 文 書 の 外 に 電 磁 的 記 録 を 保 有 していないことを 確 認 した さらに, 本 件 異 議 申 立 てを 受 け, 再 度, 書 庫, 倉 庫 及 びパソコン 上 のファイル 等 の 探 索 を 行 ったが, 本 件 対 象 文 書 の 外 に 電 磁 的 記 録 は 確 認 されなかった (2) 本 件 対 象 文 書 の 作 成 方 法 及 び 利 用 方 法 を 踏 まえると, 紙 媒 体 及 びPD Fファイルの 外 に 電 磁 的 記 録 を 保 有 していない 旨 の 諮 問 庁 の 上 記 (1) の 説 明 に 不 自 然 不 合 理 な 点 はなく, 防 衛 省 において, 本 件 対 象 文 書 の 外 に 本 件 請 求 文 書 に 該 当 する 文 書 ( 電 磁 的 記 録 )を 保 有 しているとは 認 められない 3 不 開 示 情 報 該 当 性 について (1) 法 5 条 1 号 該 当 性 について ア 自 衛 隊 員 及 び 民 間 人 の 写 真 の 顔 部 分 別 紙 3の 区 分 1に 掲 げる 不 開 示 部 分 は, 自 衛 隊 員 及 び 民 間 人 の 写 真 の 顔 部 分 であることが 認 められる 当 該 部 分 は, 法 5 条 1 号 本 文 前 段 の 個 人 に 関 する 情 報 であって, 特 定 の 個 人 を 識 別 することができるものに 該 当 し, 同 号 ただし 書 イない しハに 該 当 する 事 情 も 認 められない 9

さらに, 当 該 部 分 は, 個 人 識 別 部 分 に 該 当 すると 認 められることか ら, 法 6 条 2 項 による 部 分 開 示 の 余 地 はなく, 法 5 条 1 号 に 該 当 し, 不 開 示 とすることが 妥 当 である イ 自 衛 隊 員 の 氏 名 等 別 紙 3の 区 分 2に 掲 げる 不 開 示 部 分 には, 各 種 テーマについて 意 見 等 を 投 稿 した 自 衛 隊 員 の 氏 名, 所 属, 年 齢 等 が 記 載 されていることが 認 められる 当 該 部 分 は,それぞれ 一 体 として 法 5 条 1 号 本 文 前 段 の 個 人 に 関 す る 情 報 であって, 特 定 の 個 人 を 識 別 することができるものに 該 当 する と 認 められる そこで, 法 5 条 1 号 ただし 書 該 当 性 について 検 討 すると, 自 衛 隊 員 が 意 見 等 を 投 稿 したことは 職 務 遂 行 に 係 る 情 報 ではないので, 各 行 政 機 関 における 公 務 員 の 氏 名 の 取 扱 いについて ( 平 成 17 年 8 月 3 日 付 け 情 報 公 開 に 関 する 連 絡 会 議 申 合 せ)の 適 用 はなく, 当 該 自 衛 隊 員 の 氏 名 等 については, 公 にする 慣 行 があるとは 認 められないので, 同 号 ただし 書 イに 該 当 せず, 同 号 ただし 書 ロ 及 びハに 該 当 する 事 情 も 認 められない さらに, 当 該 部 分 は, 個 人 識 別 部 分 に 該 当 すると 認 められることか ら, 法 6 条 2 項 による 部 分 開 示 の 余 地 はなく, 法 5 条 1 号 に 該 当 し, 不 開 示 とすることが 妥 当 である ウ 民 間 人 の 氏 名 等 別 紙 3の 区 分 3に 掲 げる 不 開 示 部 分 には, 艦 船 と 安 全 に 寄 稿 した 自 衛 隊 員 の 家 族 の 氏 名 及 び 肩 書 等 が 記 載 されていることが 認 められ る 当 該 部 分 は, 法 5 条 1 号 本 文 前 段 の 個 人 に 関 する 情 報 であって, 特 定 の 個 人 を 識 別 することができるものに 該 当 し, 同 号 ただし 書 イない しハに 該 当 する 事 情 も 認 められない さらに, 当 該 部 分 は, 個 人 識 別 部 分 に 該 当 すると 認 められることか ら, 法 6 条 2 項 による 部 分 開 示 の 余 地 はなく, 法 5 条 1 号 に 該 当 し, 不 開 示 とすることが 妥 当 である エ 自 衛 官 等 の 個 人 情 報 別 紙 3の 区 分 4に 掲 げる 不 開 示 部 分 には, 記 事 を 寄 稿 した 自 衛 官 ( 退 職 した 自 衛 官 を 含 む )の 特 技, 経 歴, 趣 味, 期 別 及 び 退 職 理 由 等 が 記 載 されていることが 認 められる 当 該 部 分 は, 氏 名 等 の 記 載 とあいまって, 記 事 全 体 が 一 体 として 法 5 条 1 号 本 文 前 段 に 規 定 する 個 人 に 関 する 情 報 であって, 特 定 の 個 人 を 識 別 できるものに 該 当 すると 認 められる また, 当 該 部 分 に 記 載 さ 10

れた 情 報 については, 同 号 ただし 書 イないしハに 該 当 するとすべき 事 情 は 認 められない さらに, 当 該 自 衛 官 の 氏 名 等 は 原 処 分 において 開 示 されていることから, 法 6 条 2 項 による 部 分 開 示 の 余 地 はない し たがって, 当 該 部 分 は 法 5 条 1 号 に 該 当 し, 不 開 示 としたことは 妥 当 である (2) 法 5 条 3 号 該 当 性 について 本 件 不 開 示 部 分 のうち, 別 紙 3の 区 分 5に 掲 げる 不 開 示 部 分 には, 海 上 自 衛 隊 の 行 動, 運 用 に 関 する 情 報 が, 別 紙 3の 区 分 6に 掲 げる 不 開 示 部 分 には, 海 上 自 衛 隊 の 人 員 配 置 に 関 する 情 報 が, 別 紙 3の 区 分 7に 掲 げる 不 開 示 部 分 には, 海 賊 対 処 活 動 中 の 艦 艇 の 行 動, 運 用 に 関 する 情 報 が, 別 紙 3の 区 分 8に 掲 げる 不 開 示 部 分 には, 海 洋 観 測 艦 の 行 動, 運 用 に 関 する 情 報 がそれぞれ 掲 載 されていることが 認 められる 当 該 各 部 分 は,これを 公 にした 場 合, 部 隊 の 運 用 要 領 等 が 推 察 され, 海 上 自 衛 隊 の 任 務 の 効 果 的 な 遂 行 に 支 障 を 及 ぼし,ひいては 国 の 安 全 が 害 されるおそれがあると 行 政 機 関 の 長 が 認 めることにつき 相 当 の 理 由 が あると 認 められるので,いずれも 法 5 条 3 号 に 該 当 し, 不 開 示 とするこ とが 妥 当 である 4 異 議 申 立 人 のその 他 の 主 張 について 異 議 申 立 人 のその 他 の 主 張 は, 当 審 査 会 の 上 記 判 断 を 左 右 するものでは ない 5 本 件 各 一 部 開 示 決 定 の 妥 当 性 について 以 上 のことから, 本 件 請 求 文 書 の 開 示 請 求 に 対 し, 本 件 対 象 文 書 を 特 定 し,その 一 部 を 法 5 条 1 号 及 び3 号 に 該 当 するとして 不 開 示 とした 各 決 定 については, 防 衛 省 において, 本 件 対 象 文 書 の 外 に 開 示 請 求 の 対 象 として 特 定 すべき 文 書 を 保 有 しているとは 認 められないので, 本 件 対 象 文 書 を 特 定 したことは 妥 当 であり, 不 開 示 とされた 部 分 は 同 条 1 号 及 び3 号 に 該 当 すると 認 められるので, 不 開 示 としたことは 妥 当 であると 判 断 した ( 第 1 部 会 ) 委 員 大 野 市 太 郎, 委 員 池 田 陽 子, 委 員 下 井 康 史 11

別 紙 1( 本 件 請 求 文 書 ) 1. 平 成 27 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 555 号 艦 船 と 安 全 2015 年 1 月 ~3 月 号 * 電 磁 的 記 録 が 存 在 する 場 合,そ の 履 歴 情 報 も 含 む 2. 平 成 27 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 588 号 艦 船 と 安 全 2014 年 3~9 月 号 * 電 磁 的 記 録 が 存 在 する 場 合,その 履 歴 情 報 も 含 む 3. 平 成 27 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 689 号 艦 船 と 安 全 2014 年 10 月 ~12 月 号 * 電 磁 的 記 録 が 存 在 する 場 合, その 履 歴 情 報 も 含 む 12

別 紙 2( 本 件 対 象 文 書 ) 1. 平 成 27 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 555 号 文 書 1 艦 船 と 安 全 2015 年 1 月 号 No.549( 表 紙 から7 枚 目 まで) 文 書 2 艦 船 と 安 全 2015 年 2 月 号 No.550( 表 紙 から9 枚 目 まで) 文 書 3 艦 船 と 安 全 2015 年 3 月 号 No.551( 表 紙 から9 枚 目 まで) 2. 平 成 27 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 588 号 文 書 4 艦 船 と 安 全 2014 年 3 月 号 No.539( 表 紙 から3 枚 目 まで 及 び6 枚 目 から8 枚 目 までを 除 く ) 文 書 5 艦 船 と 安 全 2014 年 4 月 号 No.540( 表 紙 から3 枚 目 まで 及 び6 枚 目 から8 枚 目 までを 除 く ) 文 書 6 艦 船 と 安 全 2014 年 5 月 号 No.541( 表 紙 から3 枚 目 まで 及 び6 枚 目 から9 枚 目 までを 除 く ) 文 書 7 艦 船 と 安 全 2014 年 6 月 号 No.542( 表 紙 から3 枚 目 まで 及 び6 枚 目 から9 枚 目 までを 除 く ) 文 書 8 艦 船 と 安 全 2014 年 7 月 号 No.543( 表 紙,2 枚 目,4 枚 目 及 び5 枚 目 を 除 く ) 文 書 9 艦 船 と 安 全 2014 年 8 月 号 No.544( 表 紙 から3 枚 目 まで 及 び6 枚 目 から9 枚 目 までを 除 く ) 文 書 10 艦 船 と 安 全 2014 年 9 月 号 No.545( 表 紙 から3 枚 目 まで 及 び6 枚 目 から9 枚 目 までを 除 く ) 3. 平 成 27 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 689 号 文 書 11 艦 船 と 安 全 2014 年 10 月 号 No.546( 表 紙 から7 枚 目 までを 除 く ) 文 書 12 艦 船 と 安 全 2014 年 11 月 号 No.547( 表 紙 から9 枚 目 までを 除 く ) 文 書 13 艦 船 と 安 全 2014 年 12 月 号 No.548( 表 紙 から7 枚 目 まで) 13

別 紙 3( 本 件 不 開 示 部 分 ) 区 分 不 開 示 とした 部 分 不 開 示 とした 理 由 1 文 書 2 特 集 写 真 の 頁 写 真 の 顔 個 人 に 関 する 情 報 で 文 書 3 特 集 写 真 の 頁,4 頁 及 び 6 頁 部 分 ( 識 別 が 容 易 あり, 特 定 の 個 人 を 識 別 することができ 文 書 4 8 頁,10 頁,12 頁, でないと ることから, 法 5 条 15 頁,18 頁,20 頁, 認 められ 22 頁,30 頁,33 頁, るもの 及 1 号 に 該 当 するため 不 開 示 とした 36 頁 ないし42 頁,4 4 頁,46 頁,48 頁, び 法 5 条 1 号 ただ 52 頁,54 頁,56 頁, し 書 イに 68 頁 ないし71 頁,7 3 頁 及 び75 頁 該 当 する ものを 除 文 書 5 11 頁,14 頁,16 頁, く ) 26 頁,32 頁,40 頁, 41 頁,44 頁,47 頁, 50 頁,53 頁,55 頁, 57 頁,59 頁,61 頁 ないし64 頁 及 び73 頁 ないし75 頁 文 書 6 8 頁,10 頁,12 頁, 14 頁,19 頁,21 頁, 23 頁,25 頁,27 頁, 29 頁,32 頁,34 頁 ないし36 頁,38 頁, 40 頁,44 頁,46 頁, 48 頁,52 頁 ないし5 4 頁,59 頁,64 頁, 68 頁,75 頁 ないし7 7 頁,80 頁,81 頁 及 び83 頁 文 書 7 8 頁,10 頁,12 頁, 14 頁,16 頁,18 頁, 20 頁,22 頁,24 頁, 26 頁,28 頁,32 頁 14

文 書 8 ないし35 頁,37 頁, 38 頁,40 頁,43 頁, 45 頁,50 頁,52 頁, 62 頁,63 頁,67 頁, 68 頁,70 頁 及 び71 頁 79 頁 ないし81 頁 文 書 9 8 頁,10 頁,12 頁 な いし14 頁,16 頁,1 8 頁 ないし20 頁,22 頁,24 頁,26 頁,2 8 頁 ないし30 頁,32 頁,34 頁 ないし36 頁, 38 頁,40 頁,42 頁, 44 頁,46 頁,48 頁, 50 頁,52 頁,54 頁, 56 頁,62 頁,64 頁, 68 頁,70 頁,74 頁, 76 頁,77 頁,80 頁 及 び82 頁 ないし85 頁 文 書 10 8 頁,12 頁,14 頁, 16 頁,18 頁,20 頁, 22 頁,28 頁,31 頁 ないし34 頁,36 頁, 37 頁,39 頁,41 頁, 43 頁,47 頁,49 頁, 54 頁,68 頁 ないし7 3 頁,75 頁 及 び77 頁 文 書 11 13 頁,16 頁,17 頁, 19 頁,21 頁,23 頁, 25 頁,27 頁,29 頁, 31 頁,33 頁,35 頁, 37 頁,39 頁,41 頁, 44 頁,46 頁,48 頁, 50 頁,52 頁,54 頁, 15

56 頁,58 頁,59 頁, 62 頁,64 頁,66 頁 ないし68 頁,70 頁, 72 頁,74 頁 ないし7 6 頁,78 頁,86 頁 及 び87 頁 文 書 12 8 頁,12 頁,16 頁, 18 頁,20 頁,22 頁, 24 頁,26 頁,28 頁, 30 頁,32 頁,34 頁, 36 頁,38 頁,40 頁, 42 頁,44 頁,46 頁, 47 頁,49 頁,50 頁, 52 頁,54 頁,56 頁, 58 頁,60 頁,61 頁, 63 頁,64 頁,70 頁, 72 頁,76 頁,78 頁, 84 頁 ないし86 頁,8 8 頁,90 頁 及 び92 頁 文 書 13 6 頁,8 頁,10 頁,1 2 頁,14 頁,16 頁, 18 頁,21 頁,28 頁, 31 頁,34 頁,36 頁, 38 頁,40 頁,42 頁, 44 頁,46 頁,47 頁, 49 頁,50 頁,52 頁, 60 頁,63 頁,69 頁, 70 頁,72 頁 及 び74 頁 2 文 書 4 76 頁 ないし78 頁 及 び 80 頁 文 書 6 84 頁 ないし86 頁 及 び 88 頁 文 書 7 72 頁 ないし74 頁 及 び 76 頁 文 書 9 86 頁 ないし88 頁 及 び ソーナ ー 感 度 あ り 等 の 氏 名, 所 属 及 び 年 齢 等 16

90 頁 文 書 10 78 頁 ないし80 頁 及 び 82 頁 文 書 12 93 頁 ないし96 頁 文 書 13 75 頁 ないし78 頁 3 文 書 2 目 次 ファミ 文 書 3 目 次 リーコー 文 書 4 目 次 及 び75 頁 ナー の 文 書 7 目 次 及 び71 頁 氏 名 等 文 書 9 目 次 及 び85 頁 文 書 10 目 次 及 び77 頁 文 書 12 92 頁 文 書 13 74 頁 4 文 書 4 68 頁 特 技, 趣 文 書 5 73 頁 及 び74 頁 味, 期 別 文 書 7 22 頁 及 び62 頁 及 び 退 職 文 書 10 68 頁 ないし70 頁 理 由 等 文 書 11 86 頁 文 書 13 63 頁 5 文 書 8 82 頁 日 時 の 一 部 文 書 10 14 頁,16 頁 及 び17 本 文 の 一 頁 部 海 上 自 衛 隊 の 行 動, 運 用 に 関 する 情 報 で あり, 公 にすること により, 部 隊 運 用 要 領 が 推 察 され, 海 上 自 衛 隊 の 任 務 の 遂 行 に 支 障 が 生 じ,ひい ては 国 の 安 全 を 害 す るおそれがあること から, 法 5 条 3 号 に 該 当 するため 不 開 示 とした 17

6 文 書 11 41 頁 本 文 の 一 部 7 文 書 11 89 頁 護 衛 艦 あまぎ り の 日 時 文 書 12 20 頁,21 頁,26 本 文 の 一 頁,27 頁,32 頁,4 部 0 頁,41 頁,44 頁, 45 頁,48 頁,52 頁,58 頁 及 び60 頁 文 書 13 66 頁 護 衛 艦 さわぎ り/おお なみ の 概 要 の 一 部 8 文 書 13 16 頁 及 び17 頁 本 文 の 一 部 海 上 自 衛 隊 の 人 員 配 置 に 関 する 情 報 であ り,これを 公 にする ことにより, 部 隊 の 運 用 能 力 が 推 察 さ れ, 海 上 自 衛 隊 の 効 果 的 な 任 務 の 遂 行 に 支 障 を 及 ぼし,ひい ては 国 の 安 全 を 害 す るおそれがあること から, 法 5 条 3 号 に 該 当 するため 不 開 示 とした 海 賊 対 処 活 動 中 の 艦 艇 の 行 動, 運 用 に 関 する 情 報 であり,こ れを 公 にすることに より, 部 隊 運 用 要 領 が 推 察 され, 海 上 自 衛 隊 の 効 果 的 な 任 務 の 遂 行 に 支 障 を 及 ぼ し,ひいては 国 の 安 全 を 害 するおそれが あることから, 法 5 条 3 号 に 該 当 するた め 不 開 示 とした 海 洋 観 測 艦 の 行 動, 運 用 に 関 する 情 報 で あり,これを 公 にす ることにより, 部 隊 運 用 要 領 が 推 察 さ れ, 海 上 自 衛 隊 の 効 果 的 な 任 務 の 遂 行 に 支 障 を 及 ぼし,ひい 18

ては 国 の 安 全 を 害 す るおそれがあること から, 法 5 条 3 号 に 該 当 するため 不 開 示 とした 19