日 本 中 央 競 馬 会 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について 注 ) 年 度 は1 月 1 日 ~12 月 31 日 のJRA 事 業 年 度 Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 24 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 役 員 報 酬 については 勝 馬 投 票 券 の 発 売 実 績 その 他 の 業 績 を 主 たる 指 標 として 改 定 を 検 討 しています 平 成 24 年 度 においては 東 日 本 大 震 災 の 影 響 があったものの 平 成 23 年 度 の 発 売 金 が 対 前 年 度 比 5.6と14 年 連 続 での 減 少 となったこと 等 を 踏 まえ 特 別 手 当 は 役 職 に 応 じ 最 大 220 万 円 を 減 額 して 支 給 しました 2 役 員 報 酬 基 準 の 改 定 内 容 法 の 長 特 別 手 当 のうち220 万 円 を 減 額 して 支 給 理 事 特 別 手 当 のうち 役 職 に 応 じ170~120 万 円 を 減 額 して 支 給 監 事 特 別 手 当 のうち70 万 円 を 減 額 して 支 給 監 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 24 年 度 は 改 定 なし 2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 平 成 24 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 理 事 長 20,335 14,712 1,765 3,858 副 理 事 長 A 副 理 事 長 B 常 務 理 事 理 事 A 理 事 B 理 事 C 理 事 D 理 事 E 12,782 15,863 3,234 2,108 16,550 2,860 15,939 11,400 10,788 253 873 1,264 2,504 1,368 3,636 146 1,294 3,660 197 1,294 3,660 147 ( 通 勤 交 通 費 ) 10,788 1,294 3,660 ( 通 勤 交 通 費 ) 121 ( 通 勤 交 通 費 ) 1,798 215 847 15,889 14,308 10,540 8,990 10,788 1,078 2,514 200 ( 通 勤 交 通 費 ) ( 通 勤 交 通 費 ) 就 任 退 任 の 状 況 就 任 退 任 3 月 1 日 3 月 1 日 2 月 29 日 2 月 29 日 前 職 * *
理 事 F 理 事 G 理 事 H 15,867 10,788 15,836 15,825 10,788 10,788 1,294 3,660 125 ( 通 勤 交 通 費 ) 1,294 3,660 94 ( 通 勤 交 通 費 ) 1,294 3,660 83 ( 通 勤 交 通 費 ) 監 事 14,903 9,888 1,186 3,754 75 ( 通 勤 交 通 費 ) 監 事 A ( 非 常 勤 ) 4,646 4,646 9 月 15 日 監 事 B ( 非 常 勤 ) 1,893 1,893 9 月 16 日 注 1. 特 別 調 整 手 当 とは 民 間 における 賃 金 物 価 及 び 生 計 費 が 特 に 高 い 地 域 に 在 勤 する 役 員 に 支 給 されるものである 2. 特 別 手 当 とは 年 間 2 回 支 給 される 手 当 で 一 般 的 には ボーナス に 相 当 する 手 当 である 3. 本 表 の 前 職 欄 の * は 退 職 公 務 員 は 役 員 出 向 者 は 独 立 行 政 法 等 の 退 職 者 * は 退 職 公 務 員 でその 後 独 立 行 政 法 等 の 退 職 者 空 欄 は 該 当 がない 場 合 で あることを 示 す
3 役 員 の 退 職 手 当 の 支 給 状 況 ( 平 成 24 年 度 中 に 退 職 手 当 を 支 給 された 退 職 者 の 状 況 ) 区 分 理 事 長 副 理 事 長 支 給 額 ( 総 額 ) 14,336 法 での 在 職 期 間 年 月 年 月 8 1 24.2.29 退 職 年 月 日 業 績 勘 案 率 1.25 摘 要 該 当 者 なし 業 績 勘 案 率 検 討 委 員 会 にて 対 売 上 収 益 率 等 を 勘 案 し 決 定 支 給 額 ( 総 額 )のう ち 業 績 勘 案 率 の 適 用 にかかる 額 は 13,826 である 前 職 常 務 理 事 理 事 7,281 4 年 年 6 月 月 24.2.29 1.20 該 当 者 なし 業 績 勘 案 率 検 討 委 員 会 にて 対 売 上 収 益 率 等 を 勘 案 し 決 定 監 事 2,472 2 年 0 月 23.9.30 1.00 業 績 勘 案 率 検 討 委 員 会 にて 対 売 上 収 益 率 等 を 勘 案 し 決 定 監 事 ( 非 常 勤 ) 注 : 年 月 該 当 者 なし 本 表 の 前 職 欄 の * は 退 職 公 務 員 は 役 員 出 向 者 は 独 立 行 政 法 等 の 退 職 者 * は 退 職 公 務 員 でその 後 独 立 行 政 法 等 の 退 職 者 空 欄 は 該 当 がない 場 合 で あることを 示 す
Ⅱ 職 員 給 与 について 1 職 員 給 与 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 件 費 管 理 の 基 本 方 針 日 本 中 央 競 馬 会 (JRA)は 国 庫 からの 補 助 金 等 を 一 切 前 提 とせず 事 業 運 営 に 必 要 な 経 費 は 全 て 勝 馬 投 票 券 の 売 上 収 入 によってまかなっているため 件 費 を 含 む 事 業 運 営 費 全 般 につい ては 勝 馬 投 票 券 の 発 売 実 績 等 を 勘 案 の 上 健 全 な 経 営 が 行 えるよう 適 正 かつ 効 率 的 に 管 理 し ています 2 職 員 給 与 決 定 の 基 本 方 針 ア 給 与 水 準 の 決 定 に 際 しての 考 慮 事 項 とその 考 え 方 JRAは 国 庫 からの 補 助 金 等 を 一 切 受 けず 独 立 採 算 で 中 央 競 馬 を 運 営 する 事 業 体 であり その 事 業 運 営 にあたっては 売 上 の 増 大 と 利 益 の 確 保 を 目 指 しつつ 勝 馬 投 票 券 の 発 売 実 績 等 の 業 績 を 踏 まえた 自 律 的 経 営 を 行 っています 職 員 給 与 については 設 立 時 より 国 家 公 務 員 や 事 院 勧 告 に 準 拠 するのではなく 勝 馬 投 票 券 の 発 売 実 績 その 他 の 業 績 を 勘 案 するとともに 望 ましい 材 を 確 保 する 上 で 競 合 関 係 にあると 考 えられる 主 要 民 間 企 業 等 における 処 遇 や 給 与 改 定 の 状 況 等 をも 考 慮 し いわゆる 春 闘 方 式 に より 労 働 組 合 と 交 渉 の 上 決 定 してきています また 昨 今 の 中 央 競 馬 を 取 り 巻 く 環 境 は 極 めて 厳 しく その 変 化 も 大 きく 早 いことから 抜 本 的 な 給 与 構 造 改 革 に 着 手 し 事 評 価 制 度 や 新 たな 報 酬 制 度 を 導 入 しました それにより 年 功 的 な 給 与 上 昇 の 抑 制 職 責 や 評 価 に 応 じた 適 正 な 給 与 水 準 の 達 成 など より 適 正 な 件 費 管 理 を 行 うことで 今 後 の 事 業 運 営 基 盤 を 一 層 強 化 していくこととします イ 職 員 の 発 揮 した 能 率 又 は 職 員 の 勤 務 成 績 の 給 与 への 反 映 方 法 についての 考 え 方 管 理 専 門 職 職 員 については 目 標 管 理 型 の 事 評 価 制 度 を 導 入 し 職 務 上 の 成 果 各 職 務 の 役 割 の 大 きさ 責 任 の 重 さを 等 を 処 遇 により 一 層 適 正 に 反 映 させています 具 体 的 には 職 務 上 の 成 果 及 び 職 務 遂 行 のプロセスにおける 行 動 を 数 値 化 して 評 価 し その 評 価 結 果 を 昇 格 昇 給 ( 降 給 ) 及 び 特 別 手 当 に 反 映 させています 一 般 職 職 員 については 材 育 成 型 の 事 評 価 制 度 を 導 入 し 職 務 遂 行 のプロセスにおける 行 動 等 に 係 る 評 価 結 果 を 昇 格 昇 給 等 に 反 映 させて います ウ 平 成 24 年 度 における 給 与 制 度 の 主 な 改 正 点 本 俸 月 額 について 最 大 10 相 当 額 の 減 額 を 恒 久 措 置 として 実 施 特 別 手 当 について 支 給 月 数 を0.05 月 分 削 減 するとともに 役 職 に 応 じ60~20 万 円 の 減 額 を 実 施
2 職 員 給 与 の 支 給 状 況 1 職 種 別 支 給 状 況 区 分 常 勤 職 員 事 務 技 術 研 究 職 種 開 催 専 門 職 種 獣 医 職 種 装 蹄 職 種 競 馬 学 校 教 育 職 種 乗 馬 指 導 職 種 技 能 職 種 平 成 24 年 度 の 年 間 給 与 額 ( 平 均 ) 員 平 均 年 齢 うち 所 定 内 総 額 うち 賞 与 うち 通 勤 手 当 1,541 1,050 40 49 136 33 40.7 9,000 6,717 26 41.3 162 41.1 45 41.8 40.5 8,273 6,088 44.8 46.6 8,594 10,978 12,556 7,247 6,335 8,122 9,305 5,328 5,412 3,965 103 115 122 43.6 10,884 8,077 101 47.4 11,826 8,753 146 3,073 94 24 43 1,919 2,259 2,185 2,856 3,251 2,807 2,283 61 1,447 注 1. 開 催 専 門 職 種 とは 裁 決 ハンデキャップ 作 成 発 走 決 勝 審 判 等 の 競 馬 開 催 に 係 る 専 門 業 務 を 行 う 職 種 を 示 す 注 2. 獣 医 職 種 とは 競 走 馬 の 医 療 や 伝 染 病 の 予 防 等 に 関 する 業 務 を 行 う 職 種 を 示 す 注 3. 装 蹄 職 種 とは 競 走 馬 の 装 蹄 に 関 する 業 務 を 行 う 職 種 を 示 す 注 4. 競 馬 学 校 教 育 職 種 とは 中 央 競 馬 の 騎 手 を 目 指 す 生 徒 等 に 対 する 教 育 業 務 を 行 う 職 種 を 示 す 注 5. 乗 馬 指 導 職 種 とは 乗 馬 指 導 及 び 馬 事 文 化 の 普 及 等 に 関 する 業 務 を 行 う 職 種 を 示 す 注 6. 技 能 職 種 とは 競 走 馬 の 診 療 に 携 わる 助 手 競 馬 場 の 馬 場 その 他 の 施 設 の 維 持 管 理 等 に 関 する 業 務 を 行 う 職 種 を 示 す 在 外 職 員 11 40.8 12,434 10,249 0 2,185 任 期 付 職 員 事 務 技 術 67 61.9 5,928 67 61.9 5,928 4,789 4,789 176 176 1,139 1,139 再 任 用 職 員 事 務 技 術 3 63.5 6,404 5,267 264 3 63.5 6,404 5,267 264 1,137 1,137 注 1. 常 勤 職 員 については 在 外 職 員 任 期 付 職 員 及 び 再 任 用 職 員 を 除 く 注 2. 各 区 分 の 教 育 職 種 任 期 付 職 員 及 び 再 任 用 職 員 の 研 究 職 種 並 びに 非 常 勤 職 員 については 該 当 者 がいないため 省 略 した
2 年 間 給 与 の 分 布 状 況 ( 事 務 技 術 職 員 / 研 究 職 員 ) 在 外 職 員 任 期 付 職 員 及 び 再 任 用 職 員 を 除 く 以 下 5まで 同 じ 年 間 給 与 の 分 布 状 況 ( 事 務 技 術 職 員 ) 16,000 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 20-23 24-27 28-31 32-35 36-39 40-43 44-47 48-51 52-55 56-59 数 平 均 給 与 額 第 3 四 分 位 第 1 四 分 位 国 の 平 均 給 与 額 180 160 140 120 100 80 60 40 20 0 注 1:1の 年 間 給 与 額 から 通 勤 手 当 を 除 いた 状 況 である 以 下 5まで 同 じ ( 事 務 技 術 職 員 ) 分 布 状 況 を 示 すグループ 員 平 均 年 齢 四 分 位 第 1 分 位 代 表 的 職 位 本 部 部 長 11 56.8 15,066 本 部 課 長 26 49.9 13,157 本 部 係 長 98 36.4 7,450 本 部 係 員 50 26.6 3,974 地 方 機 関 の 本 部 部 長 相 当 職 11 57.5 14,967 地 方 機 関 の 本 部 課 長 相 当 職 81 46.2 10,998 地 方 機 関 の 本 部 係 長 相 当 職 145 38.8 6,792 地 方 機 関 係 員 122 28.7 3,899 平 均 15,202 13,403 8,136 4,085 15,126 11,617 7,797 4,163 四 分 位 第 3 分 位 15,366 13,562 8,878 4,272 15,522 12,270 8,736 4,320 年 間 給 与 の 分 布 状 況 ( 研 究 職 員 ) 16,000 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 20-23 24-27 28-31 32-35 36-39 40-43 44-47 48-51 52-55 56-59 数 平 均 給 与 額 第 3 四 分 位 第 1 四 分 位 国 の 平 均 給 与 額 12 10 8 6 4 2 0 注 : 年 齢 28-31 32-35 48-51 56-59 の 該 当 者 は4 名 以 下 であり 第 1 四 分 位 第 3 四 分 位 の 折 れ 線 を 表 示 していない ( 研 究 職 員 ) 分 布 状 況 を 示 すグループ 員 平 均 年 齢 四 分 位 第 1 分 位 四 分 位 第 3 分 位 代 表 的 職 位 地 方 機 関 の 本 部 研 究 課 長 相 当 職 27 47.8 11,091 12,112 13,191 地 方 機 関 の 本 部 主 任 研 究 員 相 当 職 12 39.4 7,408 8,579 9,312 地 方 機 関 の 本 部 研 究 員 相 当 職 1 注 : 地 方 機 関 の 本 部 研 究 員 相 当 職 については 該 当 職 員 が1 のため 当 該 個 に 関 する 情 報 が 特 定 されるおそれのあることから 数 以 外 は 記 載 していない 平 均
3 職 級 別 在 職 状 況 等 ( 平 成 25 年 1 月 1 日 現 在 )( 事 務 技 術 職 員 / 研 究 職 員 ) ( 事 務 技 術 職 員 ) 区 分 計 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 標 準 的 な 職 位 員 1,050 172 ( 割 合 ) 16.4 年 齢 ( 最 高 ~ 最 低 ) 所 定 内 給 与 年 額 ( 最 高 ~ 最 低 ) 年 間 給 与 額 ( 最 高 ~ 最 低 ) 係 員 57~22 5,132 ~ 2,258 6,985 ~ 3,083 主 任 333 31.7 59~25 6,729 ~ 3,149 9,180 ~ 4,330 係 長 場 外 副 所 長 10,621 ~ 5,670 243 23.1 59~28 7,825 ~ 4,080 課 長 課 長 補 佐 部 長 補 佐 副 場 長 場 外 所 長 調 査 役 203 19.3 59~37 9,623 ~ 7,203 13,010 ~9,830 本 部 課 長 上 席 調 査 役 85 8.1 58~47 11,728 ~ 9,412 15,522 ~12,725 部 長 場 長 59~54 11,880 ~ 11,220 15,750 ~14,904 14 1.3 ( 研 究 職 員 ) 区 分 計 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 標 準 的 な 職 位 員 ( 割 合 ) 年 齢 ( 最 高 ~ 最 低 ) 所 定 内 給 与 年 額 ( 最 高 ~ 最 低 ) 年 間 給 与 額 ( 最 高 ~ 最 低 ) ~ 6,918 ~10,027 ~12,857 注 : 研 究 職 2 級 については 該 当 職 員 が1 のため 当 該 個 に 関 する 情 報 が 特 定 される おそれのあることから 数 以 外 は 記 載 していない ( 事 務 技 術 職 員 ) 一 般 職 員 一 律 支 給 分 ( 期 末 相 当 ) 最 高 ~ 最 低 一 律 支 給 分 ( 期 末 相 当 ) 査 定 支 給 分 ( 勤 勉 相 当 ) ( 平 均 ) 最 高 ~ 最 低 40 該 当 者 なし 18.1 ~ 6.1 83.7 76.6 1 15.7 16.3 23.4 20 16.3 ~ 16.3 23.4 ~ 23.4 20.1 ~ 19.9 20.3 ~ 14.0 19.2 ~ 10.2 80 室 長 研 究 役 57~39 9,351 ~ 7,400 10,698 ~9,506 4 賞 与 ( 平 成 24 年 度 )における 査 定 部 分 の 比 率 ( 事 務 技 術 職 員 / 研 究 職 員 ) 管 理 職 員 区 分 夏 季 (6 月 ) 冬 季 (12 月 ) 査 定 支 給 分 ( 勤 勉 相 当 ) ( 平 均 ) 係 員 88.2 11.8 主 任 80.6 19.4 係 長 12 30.0 53~31 7,135 ~ 5,070 9,868 計 84.3 所 長 次 長 上 席 研 究 役 12,648 18 9 45.0 22.5 57~49 14,449
( 研 究 職 員 ) 区 分 88.5 80.3 管 理 職 員 査 定 支 給 分 ( 勤 勉 相 当 ) ( 平 均 ) 11.5 19.7 一 般 職 員 一 律 支 給 分 ( 期 末 相 当 ) 最 高 ~ 最 低 一 律 支 給 分 ( 期 末 相 当 ) 査 定 支 給 分 ( 勤 勉 相 当 ) ( 平 均 ) 最 高 ~ 最 低 夏 季 (6 月 ) 冬 季 (12 月 ) 83.7 16.3 15.1 ~ 10.7 20.3 ~ 19.3 17.7 ~ 15.2 76.6 23.4 16.3 ~ 16.3 23.4 ~ 23.4 20.0 ~ 20.0 計 84.2 15.8 80 20 5 職 員 と 国 家 公 務 員 との 給 与 水 準 ( 年 額 )の 比 較 指 標 ( 事 務 技 術 職 員 / 研 究 職 員 ) 1. 事 務 技 術 職 員 対 国 家 公 務 員 ( 行 政 職 ( 一 )) 2. 研 究 職 員 対 国 家 公 務 員 ( 研 究 職 ) 149.5 139.2 注 : 当 法 の 年 齢 別 員 構 成 をウエイトに 用 い 当 法 の 給 与 を 国 の 給 与 水 準 に 置 き 換 えた 場 合 の 給 与 水 準 を100として 法 が 現 に 支 給 している 給 与 費 から 算 出 される 指 数 をいい 事 院 におい て 算 出
給 与 水 準 の 比 較 指 標 について 参 考 となる 事 項 事 務 技 術 職 員 項 目 指 数 の 状 況 国 に 比 べて 給 与 水 準 が 高 くなっている 定 量 的 な 理 由 内 容 対 国 家 公 務 員 149.5 地 域 勘 案 145.5 参 考 学 歴 勘 案 148.4 地 域 学 歴 勘 案 144.5 Ⅱ-1-2-アに 記 載 のとおり JRAの 職 員 給 与 については 設 立 時 ( 昭 和 29 年 )より 国 家 公 務 員 や 事 院 勧 告 に 準 拠 するのではなく 売 上 や 利 益 を 主 たる 指 標 としつつ 民 間 企 業 等 における 処 遇 や 給 与 改 定 状 況 等 も 考 慮 し て いわゆる 春 闘 方 式 により 職 員 組 合 と 交 渉 の 上 自 主 的 に 決 定 してお ります 現 在 のJRAの 給 与 水 準 には JRA 設 立 時 から 平 成 9 年 に 至 るまでの 好 調 な 業 績 を 下 支 えとしつつ その 後 も 一 定 程 度 の 利 益 を 計 上 してきたことも 踏 まえて 決 定 したことが 反 映 しております JRAの 員 構 成 によるもの JRAの 従 業 員 全 体 ( 約 1 万 2 千 名 : 非 常 勤 含 む)のうち 常 勤 職 員 の 占 める 割 合 は 約 14とわずかであることから JRAの 常 勤 職 員 は 高 度 な 企 画 立 案 等 の 事 務 に 従 事 する 総 合 職 中 心 の 員 構 成 となっており 事 務 技 術 職 員 のうち 総 合 職 は 約 70となっております 一 方 で 事 院 調 査 によると 国 家 公 務 員 行 政 職 俸 給 表 ( 一 ) 適 用 者 のう ち 総 合 職 に 相 当 すると 考 えられるⅠ 種 等 試 験 採 用 職 員 は 約 8となって おります こうした 員 構 成 の 違 いが 全 体 の 指 数 を 高 める 要 因 となっていると 考 え られます JRAの 年 齢 構 成 によるもの 他 の 年 齢 階 層 と 比 較 して32 から47 までの 年 齢 階 層 の 指 数 が 高 い 傾 向 にあり かつ 当 該 年 齢 階 層 に 属 する 数 の 割 合 が 比 較 的 大 きい( 指 数 対 象 職 員 の 約 43を 占 める)ことが 全 体 の 指 数 を 高 める 要 因 となっていま すが その 原 因 については 以 下 のとおりです 1 平 成 3 年 にJRAの 好 調 な 業 績 等 を 背 景 として 日 本 中 央 競 馬 会 法 が 改 正 され JRAの 事 業 範 囲 が 拡 大 したことに 対 応 するため 平 成 4 年 から 数 年 間 にわたり 総 合 職 を 中 心 に 採 用 員 を 増 やしたが それらの 職 員 が 現 在 給 与 水 準 の 高 い 年 齢 層 に 属 していること 2 国 家 公 務 員 の 課 長 補 佐 とJRAの 課 長 補 佐 は 概 ね 上 記 の 年 齢 階 層 ( 概 ね35 以 上 )に 属 していると 考 えられるが 国 家 公 務 員 の 課 長 補 佐 には 管 理 職 手 当 ( 俸 給 の 特 別 調 整 額 )が 支 給 されず 給 与 水 準 の 比 較 指 標 に 係 る 給 与 の 対 象 外 である 超 過 勤 務 手 当 が 支 給 されるのに 対 し JRAにおいて は 課 長 補 佐 に 管 理 職 手 当 ( 役 付 手 当 )を 支 給 し 超 過 勤 務 手 当 ( 時 間 外 勤 務 手 当 )を 支 給 しないこととしていること 国 家 公 務 員 の 給 与 臨 時 特 例 措 置 によるもの 国 においては 国 家 公 務 員 の 給 与 の 改 定 及 び 臨 時 特 例 に 関 する 法 律 ( 平 成 24 年 法 律 第 2 号 ) に 基 づき 2 年 間 の 時 限 措 置 として 平 均 7.8の 給 与 削 減 を 実 施 しておりますが JRAにおいては 国 に 先 行 する 形 で 平 成 23 年 より 本 俸 月 額 の 最 大 10 削 減 ( 経 過 措 置 として 平 成 23 年 中 は 最 大 6)を 実 施 しているため 平 成 23 年 度 の 給 与 水 準 の 比 較 指 標 ( 対 国 家 公 務 員 年 齢 勘 案 :144.1)に 比 べて 平 成 24 年 度 の 給 与 水 準 の 比 較 指 標 は 上 昇 しており ます
主 務 大 臣 の 検 証 結 果 給 与 水 準 については 事 院 勧 告 に 準 拠 するのではなく 勝 馬 投 票 券 ( 馬 券 )の 売 上 げ 等 の 業 績 を 勘 案 するとともに 主 要 民 間 企 業 の 給 与 状 況 を 踏 ま え 春 闘 方 式 により 決 定 しているため 国 家 公 務 員 と 比 較 して 相 対 的 に 高 い 水 準 となっている しかしながら 近 年 馬 券 売 上 げが 減 少 傾 向 にあり かつ 民 間 企 業 の 給 与 が 低 下 傾 向 にあるという 事 情 も 踏 まえつつ 削 減 に 取 り 組 み 平 成 17 年 以 降 7 年 間 で 約 22(47 億 円 )を 削 減 している さらに 先 般 件 費 削 減 の 方 策 として 平 成 29 年 度 までに 平 成 22 年 度 比 で10 削 減 する 員 削 減 の 目 標 を 打 ち 出 したところである また 国 の 特 例 措 置 に 先 行 する 形 で 平 成 23 年 度 から 本 俸 月 額 の 最 大 10 削 減 (23 年 実 施 6 24 年 実 施 4)を 恒 久 措 置 として 実 施 しており 平 成 24 年 度 はさらに 特 別 手 当 について 一 律 0.05 月 分 を 削 減 するとともに 役 職 に 応 じて 最 大 60 万 円 の 減 額 を 実 施 したところであるが 国 家 公 務 員 が 平 成 24 年 度 から2 年 間 の 特 例 措 置 として 平 均 7.8の 削 減 を 実 施 したことから 対 国 家 公 務 員 指 数 ( 年 齢 地 域 学 歴 勘 案 指 数 )は 昨 年 度 に 比 べて5.7ポ イント 上 昇 している なお 平 成 25 年 5 月 の 当 省 からの 要 請 を 踏 まえ JRAとしての 給 与 の 支 給 基 準 を 作 成 し 国 家 公 務 員 の 処 遇 の 実 情 を 勘 案 する こと 及 び 給 与 等 について その 総 額 を 含 めて 適 切 かつ 効 率 的 なものとなるよう 配 慮 する 旨 を 記 述 し 公 表 している 平 成 25 年 度 の 給 与 削 減 の 取 組 としては 恒 久 措 置 としての 本 俸 月 額 の 最 大 10 削 減 の 継 続 に 加 え 特 別 手 当 についても 昨 年 同 様 役 職 に 応 じて 最 大 60 万 円 の 減 額 を 行 うことが 決 定 しているほか 55 以 上 の 職 員 の 給 与 抑 制 及 び 国 家 公 務 員 に 準 じた 職 員 の 退 職 手 当 の 見 直 しについて 実 施 の 方 針 が 確 定 したところである 引 き 続 き これらの 取 組 を 着 実 に 進 めるとともに JRAが 将 来 的 な 給 与 水 準 として 定 めた 平 成 30 年 末 までにラスパイレス 指 数 ( 年 齢 地 域 学 歴 勘 案 )を120 台 半 ばに 相 当 する 水 準 を 目 指 す とする 目 標 の 実 現 に 向 けて 具 体 的 な 方 策 を 精 力 的 に 推 し 進 めるよう 求 めるとともに 社 会 一 般 の 情 勢 に 適 合 した 給 与 水 準 となるよう また 総 件 費 の 抑 制 に 努 めるよう 指 導 助 言 を 行 っ ていくこととする 給 与 水 準 の 適 切 性 の 検 証 国 からの 財 政 支 出 について 国 からの 財 政 支 出 はない JRAは 毎 年 勝 馬 投 票 券 ( 馬 券 )の 売 上 げの10 及 び 剰 余 金 の1/2を 国 庫 納 付 しており 馬 券 売 上 げが 減 少 している 中 平 成 24 年 度 においても 2,394 億 円 を 国 庫 納 付 し 大 きく 国 家 財 政 に 寄 与 している
先 述 のとおり JRAの 職 員 給 与 は 勝 馬 投 票 券 の 発 売 実 績 等 の 業 績 等 を 勘 案 して 決 定 しており 平 成 10 年 以 降 は 勝 馬 投 票 券 の 発 売 実 績 が 減 少 傾 向 にあること 等 を 踏 まえ あらゆる 経 費 の 徹 底 的 な 見 直 しを 実 施 していま す こうした 中 特 別 手 当 の 大 幅 な 減 率 ( 平 成 10 年 から22 年 で 2.57 月 )を 実 施 したことに 加 え 自 律 的 な 経 営 改 革 の 一 環 として 平 成 13 年 から 事 制 度 と 給 与 構 造 の 抜 本 的 な 改 革 に 着 手 し 平 成 17 年 には 管 理 専 門 職 職 員 を 対 象 に また 平 成 20 年 には 一 般 職 職 員 を 対 象 に 従 来 よりも 昇 給 カーブ を 抑 制 した 俸 給 表 の 全 面 改 訂 や 一 部 手 当 の 廃 止 抑 制 等 の 内 容 を 主 眼 と する 新 たな 報 酬 制 度 を 導 入 しました 更 に 平 成 23 年 度 の 春 闘 交 渉 において 恒 久 措 置 として 本 俸 月 額 の 最 大 10 削 減 を 決 定 ( 経 過 措 置 として 年 度 内 の 実 施 は 最 大 6 削 減 )するとと もに 特 別 手 当 の 減 額 ( 役 職 に 応 じ 最 大 30 万 円 )を 実 施 しています また 平 成 24 年 度 には 本 俸 月 額 の 最 大 10 削 減 の 完 全 実 施 に 加 え 特 別 手 当 について 支 給 月 数 を0.05 月 分 削 減 するとともに 特 別 手 当 の 減 額 ( 役 職 に 応 じて 最 大 60 万 円 )を 実 施 しています 講 ずる 措 置 平 成 25 年 度 においては 1 月 1 日 付 昇 給 において 20 代 後 半 から40 代 の 一 般 職 職 員 を 中 心 として 昇 給 幅 の 抑 制 措 置 を 実 施 しています 特 別 手 当 については 支 給 月 数 は 前 年 と 同 月 数 とし 平 成 24 年 に 実 施 した 特 別 手 当 の 減 額 措 置 ( 役 職 に 応 じ 最 大 60 万 円 )を 平 成 25 年 度 も 引 き 続 き 実 施 することで 職 員 組 合 と 妥 結 し 経 営 委 員 会 の 了 承 を 得 ております また 国 家 公 務 員 に 先 行 する 形 で 平 成 23 年 に 実 施 した 本 俸 月 額 の 最 大 10 削 減 措 置 を 恒 久 措 置 として 引 き 続 き 実 施 しています 加 えて 新 たに 早 期 退 職 制 度 の 整 備 等 により50 代 の 職 員 の 早 期 退 職 を 促 進 するとともに 55 以 上 の 高 齢 層 職 員 を 対 象 として 給 与 の 支 給 額 を 最 大 10 削 減 する 給 与 抑 制 措 置 を 平 成 25 年 10 月 より 実 施 します ( 経 過 措 置 として 平 成 26 年 3 月 までは 最 大 5 削 減 ) こうした 措 置 により 平 成 25 年 度 の 指 数 見 込 は 仮 に 平 成 24 年 度 の 国 家 公 務 員 給 与 を 比 較 指 標 とした 場 合 概 ね0.5ポイント 下 がることが 見 込 まれてお ります 平 成 25 年 度 指 数 見 込 149.0 地 域 勘 案 145.0 学 歴 勘 案 147.9 また 平 成 26 年 1 月 1 日 付 の 昇 給 より 管 理 専 門 職 職 員 の 昇 給 幅 を 現 行 よ りも 抑 制 する 措 置 を 導 入 します 今 後 の 給 与 水 準 については 平 成 30 年 末 に120 台 半 ば( 地 域 学 歴 勘 案 ) に 相 当 する 水 準 を 目 指 して 取 り 組 むこととします 勝 馬 投 票 券 の 売 上 や 社 会 情 勢 等 を 踏 まえつつ 自 主 的 自 律 的 な 労 使 関 係 の 中 で 今 後 も 適 正 な 件 費 管 理 を 行 っていきます
研 究 職 員 項 目 指 数 の 状 況 国 に 比 べて 給 与 水 準 が 高 くなっている 定 量 的 な 理 由 内 容 対 国 家 公 務 員 139.2 地 域 勘 案 156.9 参 考 学 歴 勘 案 138.5 地 域 学 歴 勘 案 156.2 Ⅱ-1-2-アに 記 載 のとおり JRAの 職 員 給 与 については 設 立 時 ( 昭 和 29 年 )より 国 家 公 務 員 や 事 院 勧 告 に 準 拠 するのではなく 売 上 や 利 益 を 主 たる 指 標 としつつ 民 間 企 業 等 における 処 遇 や 給 与 改 定 状 況 等 も 考 慮 し て いわゆる 春 闘 方 式 により 職 員 組 合 と 交 渉 の 上 自 主 的 に 決 定 してお ります 現 在 のJRAの 給 与 水 準 には JRA 設 立 時 から 平 成 9 年 に 至 るまでの 好 調 な 業 績 を 下 支 えとしつつ その 後 も 一 定 程 度 の 利 益 を 計 上 してきたことも 踏 まえて 決 定 したことが 反 映 しております JRAの 年 齢 構 成 によるもの 他 の 年 齢 階 層 と 比 較 して36 から51 までの 年 齢 階 層 の 指 数 が 高 い 傾 向 にあり かつ 当 該 年 齢 階 層 に 属 する 数 の 割 合 が 比 較 的 大 きい( 指 数 対 象 職 員 の 約 65を 占 める)ことが 全 体 の 指 数 を 高 める 要 因 となっており ますが これは 平 成 3 年 にJRAの 好 調 な 業 績 等 を 背 景 として 日 本 中 央 競 馬 会 法 が 改 正 され JRAの 事 業 範 囲 が 拡 大 したことに 対 応 するため 平 成 4 年 から 数 年 間 にわたり 採 用 員 を 増 やし それらの 職 員 が 現 在 給 与 水 準 の 高 い 年 齢 階 層 に 属 していることが 原 因 となっています JRA 研 究 職 の 勤 務 地 によるもの JRAの 研 究 職 の 勤 務 地 は 競 走 馬 総 合 研 究 所 ( 栃 木 県 宇 都 宮 市 ) 日 高 育 成 牧 場 等 国 の 地 域 手 当 の5 級 地 又 は 非 支 給 地 に 該 当 していますが J RAの 管 理 職 には 勤 務 地 域 にかかわらず 全 国 一 律 の 給 与 基 準 が 適 用 され ており 研 究 職 においては 約 68が 管 理 職 と 高 い 割 合 となっていることが 地 域 を 勘 案 した 場 合 の 指 数 を 高 める 要 因 となっています 国 家 公 務 員 の 給 与 臨 時 特 例 措 置 によるもの 国 においては 国 家 公 務 員 の 給 与 の 改 定 及 び 臨 時 特 例 に 関 する 法 律 ( 平 成 24 年 法 律 第 2 号 ) に 基 づき 2 年 間 の 時 限 措 置 として 平 均 7.8の 給 与 削 減 を 実 施 しておりますが JRAにおいては 国 に 先 行 する 形 で 平 成 23 年 より 本 俸 月 額 の 最 大 10 削 減 ( 経 過 措 置 として 平 成 23 年 中 は 最 大 6)を 実 施 しているため 平 成 23 年 度 の 給 与 水 準 の 比 較 指 標 ( 対 国 家 公 務 員 年 齢 勘 案 :132.4)に 比 べて 平 成 24 年 度 の 給 与 水 準 の 比 較 指 標 は 上 昇 しており ます 主 務 大 臣 の 検 証 結 果 事 務 技 術 職 職 員 と 同 様 給 与 水 準 の 適 切 性 の 検 証 国 からの 財 政 支 出 について 国 からの 財 政 支 出 はない JRAは 毎 年 勝 馬 投 票 券 ( 馬 券 )の 売 上 げの10 及 び 剰 余 金 の1/2を 国 庫 納 付 しており 馬 券 売 上 げが 減 少 している 中 平 成 24 年 度 においても 2,394 億 円 を 国 庫 納 付 し 大 きく 国 家 財 政 に 寄 与 している
先 述 のとおり JRAの 職 員 給 与 は 勝 馬 投 票 券 の 発 売 実 績 等 の 業 績 等 を 勘 案 して 決 定 しており 平 成 10 年 以 降 は 勝 馬 投 票 券 の 発 売 実 績 が 減 少 傾 向 にあること 等 を 踏 まえ あらゆる 経 費 の 徹 底 的 な 見 直 しを 実 施 していま す こうした 中 特 別 手 当 の 大 幅 な 減 率 ( 平 成 10 年 から22 年 で 2.57 月 )を 実 施 したことに 加 え 自 律 的 な 経 営 改 革 の 一 環 として 平 成 13 年 から 事 制 度 と 給 与 構 造 の 抜 本 的 な 改 革 に 着 手 し 平 成 17 年 には 管 理 専 門 職 職 員 を 対 象 に また 平 成 20 年 には 一 般 職 職 員 を 対 象 に 従 来 よりも 昇 給 カーブ を 抑 制 した 俸 給 表 の 全 面 改 訂 や 一 部 手 当 の 廃 止 抑 制 等 の 内 容 を 主 眼 と する 新 たな 報 酬 制 度 を 導 入 しました 更 に 平 成 23 年 度 の 春 闘 交 渉 において 恒 久 措 置 として 本 俸 月 額 の 最 大 10 削 減 を 決 定 ( 経 過 措 置 として 年 度 内 の 実 施 は 最 大 6 削 減 )するとと もに 特 別 手 当 の 減 額 ( 役 職 に 応 じ 最 大 20 万 円 )を 実 施 しています また 平 成 24 年 度 には 本 俸 月 額 の 最 大 10 削 減 の 完 全 実 施 に 加 え 特 別 手 当 について 支 給 月 数 を0.05 月 分 削 減 するとともに 特 別 手 当 の 減 額 ( 役 職 に 応 じて 最 大 45 万 円 )を 実 施 しています 講 ずる 措 置 平 成 25 年 度 においては 1 月 1 日 付 昇 給 において 20 代 後 半 から40 代 の 一 般 職 職 員 を 中 心 として 昇 給 幅 の 抑 制 措 置 を 実 施 しています 特 別 手 当 については 支 給 月 数 は 前 年 と 同 月 数 とし 平 成 24 年 に 実 施 した 特 別 手 当 の 減 額 措 置 ( 役 職 に 応 じ 最 大 45 万 円 )を 平 成 25 年 度 も 引 き 続 き 実 施 することで 職 員 組 合 と 妥 結 し 経 営 委 員 会 の 了 承 を 得 ております また 国 家 公 務 員 に 先 行 する 形 で 平 成 23 年 に 実 施 した 本 俸 月 額 の 最 大 10 削 減 措 置 を 恒 久 措 置 として 引 き 続 き 実 施 しています 加 えて 新 たに 早 期 退 職 制 度 の 整 備 等 により50 代 の 職 員 の 早 期 退 職 を 促 進 するとともに 55 以 上 の 高 齢 層 職 員 を 対 象 として 給 与 の 支 給 額 を 最 大 10 削 減 する 給 与 抑 制 措 置 を 平 成 25 年 10 月 より 実 施 します ( 経 過 措 置 として 平 成 26 年 3 月 までは 最 大 5 削 減 ) こうした 措 置 により 平 成 25 年 度 の 指 数 見 込 は 仮 に 平 成 24 年 度 の 国 家 公 務 員 給 与 を 比 較 指 標 とした 場 合 概 ね0.5ポイント 下 がることが 見 込 まれてお ります 平 成 25 年 度 指 数 見 込 138.7 地 域 勘 案 156.4 学 歴 勘 案 138.0 また 平 成 26 年 1 月 1 日 付 の 昇 給 より 管 理 専 門 職 職 員 の 昇 給 幅 を 現 行 よ りも 抑 制 する 措 置 を 導 入 します 今 後 の 給 与 水 準 については 平 成 30 年 末 に120 台 半 ばに 相 当 する 水 準 を 目 指 して 取 り 組 むこととします 勝 馬 投 票 券 の 売 上 や 社 会 情 勢 等 を 踏 まえつつ 自 主 的 自 律 的 な 労 使 関 係 の 中 で 今 後 も 適 正 な 件 費 管 理 を 行 っていきます
Ⅲ 総 件 費 について 区 分 最 広 義 件 費 (A) (C) ( 平 成 24 年 度 ) 36,909,197 () 給 与 報 酬 等 支 給 総 額 17,087,585 17,988,181 900,596 5.0 退 職 手 当 支 給 額 非 常 勤 役 職 員 等 給 与 福 利 厚 生 費 (B) (D) 当 年 度 2,337,053 14,789,110 前 年 度 ( 平 成 23 年 度 ) () 23.5 3,056,127 () 8.4 16,147,234 () 4.5 2,695,449 2,822,004 126,555 () 7.8 40,013,546 比 較 増 減 719,074 1,358,124 3,104,349 (A+B+C+D) 注 ) 非 常 勤 役 職 員 等 給 与 及 び 福 利 厚 生 費 には 競 馬 開 催 日 を 中 心 に 全 国 で 雇 用 している 臨 時 雇 用 者 分 を 含 む 総 件 費 について 参 考 となる 事 項 1 給 与 報 酬 等 支 給 総 額 及 び 最 広 義 件 費 について 1 給 与 報 酬 等 支 給 総 額 対 前 年 度 比 900,596 : 5.0 増 減 の 要 因 Ⅱ-1-2-ウ 記 載 の 給 与 制 度 改 正 による 効 果 本 措 置 については 国 家 公 務 員 の 給 与 の 改 定 及 び 臨 時 特 例 に 関 する 法 律 ( 平 成 24 年 法 律 第 2 号 ) に 基 づく 国 家 公 務 員 の 給 与 見 直 しの 動 向 を 踏 まえつつ 平 成 23 年 より 国 家 公 務 員 に 先 行 する 形 で 実 施 しており 実 施 前 である 平 成 22 年 度 の 給 与 報 酬 等 支 給 総 額 と 比 較 すると 2,005,948 ( 10.51)となる 2 最 広 義 件 費 対 前 年 度 比 3,104,349 : 7.8 増 減 の 要 因 臨 時 雇 用 者 の 退 職 不 補 充 等 による 給 与 削 減 ( 1,358,124 : 8.4) Ⅱ-1-2-ウ 記 載 の 給 与 制 度 改 正 による 効 果 ( 900,596 : 5.0) JRAでは1 月 1 日 ~12 月 31 日 までを 事 業 年 度 としており 国 家 公 務 員 の 退 職 手 当 の 支 給 水 準 引 下 げ 等 について ( 平 成 24 年 8 月 7 日 閣 議 決 定 )に 基 づく 退 職 手 当 の 見 直 し 措 置 は 平 成 25 年 度 より 実 施 ( 下 記 Ⅳ 参 照 ) 2 行 政 改 革 の 重 要 方 針 ( 平 成 17 年 12 月 24 日 閣 議 決 定 )による 件 費 削 減 計 画 1 主 務 大 臣 からの 要 請 事 項 行 政 改 革 の 重 要 方 針 に 基 づき 国 家 公 務 員 の 定 員 の 純 減 ( 今 後 5 年 間 で5 以 上 の 純 減 ) 及 び 給 与 構 造 改 革 を 踏 まえて 国 家 公 務 員 に 準 じた 件 費 削 減 に 取 り 組 む 2JRAにおける 見 直 し 方 針 及 び 削 減 目 標 削 減 目 標 平 成 17 年 度 末 における 員 数 (1,923 名 )を 平 成 18 年 度 以 降 の5 年 間 で5 以 上 削 減 給 与 構 造 改 革 既 に 行 政 改 革 の 重 要 方 針 の 主 旨 に 沿 った 給 与 構 造 改 革 に 取 り 組 み 中 ではあるが 今 後 その 取 組 を 一 層 推 進 3 JRAの 今 後 の 件 費 及 び 給 与 水 準 に 係 る 取 り 組 みについては 下 記 Ⅳ 参 照
年 度 基 準 年 度 ( 平 成 17 年 度 ) 平 成 18 年 度 総 件 費 改 革 の 取 組 状 況 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 員 数 ( ) 1,923 1,899 1,877 1,858 1,842 1,814 1,768 1,752 員 純 減 率 () 1.2 2.4 3.4 4.2 5.7 8.1 8.9 主 務 大 臣 の 検 証 結 果 平 成 24 年 度 においては 平 成 17 年 度 比 で 8.9の 削 減 となっており 適 正 に 取 り 組 んでいる
Ⅳ 法 が 必 要 と 認 める 事 項 民 間 的 自 律 的 な 経 営 で 国 家 公 務 員 には 準 拠 しないJRAの 給 与 等 JRAは 競 馬 法 等 の 規 定 により 競 馬 の 健 全 な 発 展 を 図 り 馬 の 改 良 増 殖 その 他 畜 産 の 振 興 に 寄 与 すること を 事 業 目 的 とし 競 馬 を 通 じて 健 全 なレジャーの 提 供 や 国 家 財 政 への 寄 与 等 を 遂 行 する 事 業 体 として 昭 和 29 年 に 設 立 されました JRAは 設 立 に 際 して 国 から 約 49 億 円 の 現 物 出 資 を 受 けましたが その 後 は 国 からの 補 助 金 等 は 一 切 受 けず 勝 馬 投 票 券 の 売 上 収 入 による 独 立 採 算 の 事 業 運 営 により 資 本 の 充 実 を 図 るとともに 国 家 財 政 にも 寄 与 してまいりました 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 の 公 表 対 象 となっている 他 の 多 くの 法 が 国 からの 補 助 金 等 を 主 たる 収 入 として 広 義 の 国 の 行 政 事 務 サービスの 一 部 を 代 行 しているのとは 大 きく 異 なり JRAは 一 切 の 国 庫 補 助 を 前 提 とせず 独 立 採 算 で 中 央 競 馬 事 業 を 運 営 しなければならないため 常 に 顧 客 サービス を 向 上 させることにより 売 上 の 増 大 と 利 益 の 確 保 を 目 指 すという 民 間 的 で 自 律 的 な 経 営 が 求 められ ます また レジャーやスポーツの 多 様 化 により 他 の 娯 楽 産 業 との 競 争 が 激 化 するなか 魅 力 的 な サービスや 商 品 を 提 供 することにより 顧 客 サービスを 向 上 させるためには 高 度 な 技 術 と 知 識 を 有 し た 優 秀 な 材 を 継 続 的 に 確 保 し 養 成 する 必 要 があります これらの 理 由 から JRAの 給 与 等 については 設 立 時 においても 国 家 公 務 員 には 準 拠 しておらず その 後 の 給 与 改 定 についても 他 法 の 多 くが 概 ね 国 家 公 務 員 に 対 する 事 院 勧 告 に 準 じて 給 与 改 定 を 行 っているなかにあって 発 売 金 実 績 等 の 業 績 や 主 要 民 間 企 業 等 の 給 与 改 定 状 況 を 主 たる 指 標 としつつ いわゆる 春 闘 方 式 により 職 員 組 合 と 交 渉 の 上 自 主 的 に 決 定 してまいりました このようなJRAの 独 自 性 に 加 えて 限 られた 員 による 事 業 運 営 と 業 績 の 伸 張 維 持 平 常 の 業 務 と 併 せて 土 曜 日 曜 の 開 催 業 務 に 従 事 するという 独 特 な 一 二 役 の 勤 務 形 態 材 確 保 面 で 主 要 民 間 企 業 と 競 合 しているといった 要 因 もあり 現 在 のJRAの 職 員 給 与 は 主 要 民 間 企 業 等 に 比 べても 相 応 の 水 準 にあると 認 識 しております 今 後 の 件 費 及 び 給 与 水 準 に 係 る 取 り 組 みについて JRAを 取 り 巻 く 経 営 環 境 が 引 き 続 き 厳 しい 中 将 来 にわたって 中 央 競 馬 事 業 の 安 定 的 な 維 持 発 展 を 図 るため JRAでは 販 売 促 進 施 策 のスピード 感 をもった 実 行 とともに 中 長 期 的 な 取 組 として 既 存 事 業 の 再 編 縮 小 廃 止 を 含 めた 中 央 競 馬 事 業 の 抜 本 的 改 革 に 着 手 しているところでありま す その 一 環 として 件 費 についても より 適 正 な 管 理 を 行 うべく 自 主 的 な 見 直 しに 取 り 組 んでいると ころです 具 体 的 には 国 家 公 務 員 に 先 行 する 形 で 平 成 23 年 に 実 施 した 本 俸 月 額 最 大 10 削 減 措 置 を 恒 久 措 置 として 国 家 公 務 員 の 給 与 削 減 が 終 了 する 平 成 26 年 4 月 以 降 も 継 続 します 加 えて 新 たに 早 期 退 職 制 度 の 整 備 等 により50 代 の 職 員 の 早 期 退 職 を 促 進 するとともに 55 以 上 の 高 齢 層 職 員 を 対 象 として 給 与 の 支 給 額 を 最 大 10 削 減 する 給 与 抑 制 措 置 を 平 成 25 年 10 月 より 導 入 します ( 経 過 措 置 として 平 成 26 年 3 月 までは 最 大 5 削 減 ) 更 に 事 業 の 再 編 等 と 並 行 し て 新 規 採 用 を 抑 制 し 員 の 削 減 を 図 ります こうした 取 組 を 通 じて 総 件 費 を 抑 制 するとともに 今 後 の 給 与 水 準 については 平 成 30 年 末 に120 台 半 ばに 相 当 する 水 準 を 目 指 して 取 り 組 むこととしま す また JRAの 役 職 員 給 与 について 以 下 の3 点 を 基 本 的 な 考 え 方 とする 支 給 基 準 を 経 営 委 員 会 の 議 決 を 経 て 作 成 公 表 しました 1 役 職 員 の 給 与 等 ( 役 員 にあっては 給 与 及 び 役 員 慰 労 金 職 員 にあっては 給 与 及 び 職 員 退 職 手 当 をいう 以 下 同 じ )は 各 役 職 の 職 責 及 び 必 要 とされる 能 力 等 に 応 じたものであること 職 員 にあっ ては 勤 務 条 件 及 び 生 計 費 等 も 考 慮 すること 2 役 員 の 給 与 等 は 勝 馬 投 票 券 の 売 上 利 益 等 の 業 績 を 勘 案 し 日 本 中 央 競 馬 会 の 適 切 な 事 業 運 営 及 びお 客 様 サービスの 維 持 向 上 を 図 るために 必 要 な 材 を 確 保 する 上 での 競 争 力 を 考 慮 する とともに 民 間 企 業 等 の 役 員 及 びそれに 相 当 する 国 家 公 務 員 の 処 遇 の 実 情 をも 勘 案 すること 職 員 の 給 与 等 は 勝 馬 投 票 券 の 売 上 利 益 等 の 業 績 を 勘 案 するとともに 日 本 中 央 競 馬 会 の 適 切 な 事 業 運 営 及 びお 客 様 サービスの 維 持 向 上 を 図 るために 必 要 な 材 を 確 保 する 上 で 十 分 競 争 力 のあるものとし 材 確 保 面 で 競 合 関 係 にある 民 間 企 業 等 における そうした 材 の 処 遇 の 実 情 をも 勘 案 すること また 職 員 の 給 与 については 役 員 の 給 与 との 均 衡 を 考 慮 すること 3 日 本 中 央 競 馬 会 は 競 馬 法 ( 昭 和 23 年 法 律 第 158 号 ) 及 び 日 本 中 央 競 馬 会 法 ( 昭 和 29 年 法 律 第 205 号 )に 基 づき 設 立 された 特 殊 法 であることにかんがみ 効 率 的 に 業 務 を 運 営 し 中 央 競 馬 事 業 を 安 定 的 に 発 展 させていくため 役 職 員 の 給 与 等 について その 総 額 を 含 めて 適 正 かつ 効 率 的 なも のとなるよう 配 慮 すること
JRAの 使 命 は 国 民 の 皆 様 に 健 全 かつ 高 品 質 な 娯 楽 を 提 供 するとともに 国 庫 納 付 金 の 納 付 等 を 通 じて 国 家 財 政 に 貢 献 することと 認 識 しております この 使 命 を 果 たすためには 勝 馬 投 票 券 の 売 り 上 げの 維 持 向 上 を 図 る 必 要 がありますが そのためには 今 後 も 組 織 の 中 核 となる 優 秀 な 材 を 継 続 的 に 確 保 していく 必 要 があります 将 来 にわたって 中 央 競 馬 事 業 を 安 定 的 に 維 持 発 展 させて いくため 経 営 委 員 会 の 設 置 により 確 立 された 自 律 的 な 業 務 運 営 体 制 のもと 勝 馬 投 票 券 の 売 上 や 社 会 情 勢 等 を 踏 まえつつ 自 主 的 自 律 的 な 労 使 関 係 の 中 で 今 後 も 適 正 な 件 費 管 理 を 行 って いきます 役 員 慰 労 金 職 員 退 職 手 当 の 見 直 し JRAでは 国 家 公 務 員 の 退 職 手 当 の 見 直 しを 踏 まえ 以 下 のとおり 役 員 慰 労 金 及 び 職 員 退 職 手 当 を 見 直 しております 役 員 慰 労 金 に 関 して 講 じた 措 置 の 概 要 : 平 成 25 年 1 月 1 日 以 降 に 退 任 した 役 員 について 従 前 の 支 給 基 準 による 額 に100 分 の87を 乗 じた 額 に 引 き 下 げることとしました ( 経 過 措 置 として 100 分 の 87 とあるのは 平 成 25 年 1 月 1 日 から 平 成 25 年 9 月 30 日 までに 退 任 した 者 については 100 分 の98 平 成 25 年 10 月 1 日 から 平 成 26 年 6 月 30 日 までに 退 任 した 者 については 100 分 の92 とする ) 職 員 退 職 手 当 に 関 して 講 じた 措 置 の 概 要 : 平 成 25 年 10 月 1 日 以 降 に 退 職 した 職 員 について 在 職 期 間 に 応 じた 退 職 手 当 支 給 率 を 平 均 19.1 最 大 22.3 引 き 下 げることとしました ( 経 過 措 置 として 退 職 手 当 支 給 率 の 引 下 げ 幅 は 平 成 25 年 10 月 1 日 から 平 成 26 年 6 月 30 日 までに 退 職 した 職 員 については 約 6 平 成 26 年 7 月 1 日 から 平 成 27 年 3 月 31 日 までに 退 職 した 職 員 については 約 12 とする )
参 考 平 成 25 年 6 月 28 日 公 表 資 料 は 以 下 のとおりです 日 本 中 央 競 馬 会 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 注 ) 年 度 は1 月 1 日 ~12 月 31 日 のJRA 事 業 年 度 1 平 成 24 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 役 員 報 酬 については 勝 馬 投 票 券 の 発 売 実 績 その 他 の 業 績 を 主 たる 指 標 として 改 定 を 検 討 しています 平 成 24 年 度 においては 東 日 本 大 震 災 の 影 響 があったものの 平 成 23 年 度 の 発 売 金 が 対 前 年 度 比 5.6と14 年 連 続 での 減 少 となったこと 等 を 踏 まえ 特 別 手 当 は 役 職 に 応 じ 最 大 220 万 円 を 減 額 して 支 給 しました 2 役 員 報 酬 基 準 の 改 定 内 容 法 の 長 特 別 手 当 のうち220 万 円 を 減 額 して 支 給 理 事 特 別 手 当 のうち 役 職 に 応 じ170~120 万 円 を 減 額 して 支 給 監 事 特 別 手 当 のうち70 万 円 を 減 額 して 支 給 監 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 24 年 度 は 改 定 なし 2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 平 成 24 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 理 事 長 20,335 14,712 1,765 3,858 副 理 事 長 A 3,234 2,108 副 理 事 長 B 常 務 理 事 理 事 A 理 事 B 理 事 C 理 事 D 理 事 E 16,550 2,860 12,782 15,939 15,863 11,400 1,798 8,990 10,788 10,788 15,889 14,308 10,540 253 873 1,264 2,504 1,368 3,636 146 ( 通 勤 交 通 費 ) 215 847 1,078 2,514 200 1,294 3,660 197 ( 通 勤 交 通 費 ) 1,294 3,660 147 ( 通 勤 交 通 費 ) 10,788 1,294 3,660 ( 通 勤 交 通 費 ) 121 ( 通 勤 交 通 費 ) 就 任 退 任 の 状 況 就 任 退 任 3 月 1 日 3 月 1 日 2 月 29 日 2 月 29 日 前 職 * *
理 事 F 理 事 G 理 事 H 15,867 10,788 15,836 15,825 10,788 10,788 1,294 3,660 125 ( 通 勤 交 通 費 ) 1,294 3,660 94 ( 通 勤 交 通 費 ) 1,294 3,660 83 ( 通 勤 交 通 費 ) 監 事 14,903 9,888 1,186 3,754 75 ( 通 勤 交 通 費 ) 監 事 A ( 非 常 勤 ) 4,646 4,646 9 月 15 日 監 事 B ( 非 常 勤 ) 1,893 1,893 9 月 16 日 注 1. 特 別 調 整 手 当 とは 民 間 における 賃 金 物 価 及 び 生 計 費 が 特 に 高 い 地 域 に 在 勤 する 役 員 に 支 給 されるものである 2. 特 別 手 当 とは 年 間 2 回 支 給 される 手 当 で 一 般 的 には ボーナス に 相 当 する 手 当 である 3. 本 表 の 前 職 欄 の * は 退 職 公 務 員 は 役 員 出 向 者 は 独 立 行 政 法 等 の 退 職 者 * は 退 職 公 務 員 でその 後 独 立 行 政 法 等 の 退 職 者 空 欄 は 該 当 がない 場 合 で あることを 示 す
3 役 員 の 退 職 手 当 の 支 給 状 況 ( 平 成 24 年 度 中 に 退 職 手 当 を 支 給 された 退 職 者 の 状 況 ) 区 分 理 事 長 副 理 事 長 支 給 額 ( 総 額 ) 14,336 法 での 在 職 期 間 年 月 年 月 8 1 退 職 年 月 日 業 績 勘 案 率 24.2.29 1.25 摘 要 該 当 者 なし 業 績 勘 案 率 検 討 委 員 会 にて 対 売 上 収 益 率 等 を 勘 案 し 決 定 支 給 額 ( 総 額 )のう ち 業 績 勘 案 率 の 適 用 にかかる 額 は 13,826 である 前 職 常 務 理 事 理 事 7,281 年 年 4 6 月 月 24.2.29 1.20 該 当 者 なし 業 績 勘 案 率 検 討 委 員 会 にて 対 売 上 収 益 率 等 を 勘 案 し 決 定 監 事 2,472 2 年 0 月 23.9.30 1.00 業 績 勘 案 率 検 討 委 員 会 にて 対 売 上 収 益 率 等 を 勘 案 し 決 定 監 事 ( 非 常 勤 ) 注 : 年 月 該 当 者 なし 本 表 の 前 職 欄 の * は 退 職 公 務 員 は 役 員 出 向 者 は 独 立 行 政 法 等 の 退 職 者 * は 退 職 公 務 員 でその 後 独 立 行 政 法 等 の 退 職 者 空 欄 は 該 当 がない 場 合 で あることを 示 す
Ⅱ 職 員 給 与 について 1 職 員 給 与 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 件 費 管 理 の 基 本 方 針 日 本 中 央 競 馬 会 (JRA)は 国 庫 からの 補 助 金 等 を 一 切 前 提 とせず 事 業 運 営 に 必 要 な 経 費 は 全 て 勝 馬 投 票 券 の 売 上 収 入 によってまかなっているため 件 費 を 含 む 事 業 運 営 費 全 般 につい ては 勝 馬 投 票 券 の 発 売 実 績 等 を 勘 案 の 上 健 全 な 経 営 が 行 えるよう 適 正 かつ 効 率 的 に 管 理 し ています 2 職 員 給 与 決 定 の 基 本 方 針 ア 給 与 水 準 の 決 定 に 際 しての 考 慮 事 項 とその 考 え 方 JRAは 国 庫 からの 補 助 金 等 を 一 切 受 けず 独 立 採 算 で 中 央 競 馬 を 運 営 する 事 業 体 であり その 事 業 運 営 にあたっては 売 上 の 増 大 と 利 益 の 確 保 を 目 指 しつつ 勝 馬 投 票 券 の 発 売 実 績 等 の 業 績 を 踏 まえた 自 律 的 経 営 を 行 っています 職 員 給 与 については 設 立 時 より 国 家 公 務 員 や 事 院 勧 告 に 準 拠 するのではなく 勝 馬 投 票 券 の 発 売 実 績 その 他 の 業 績 を 勘 案 するとともに 望 ましい 材 を 確 保 する 上 で 競 合 関 係 にあると 考 えられる 主 要 民 間 企 業 等 における 処 遇 や 給 与 改 定 の 状 況 等 をも 考 慮 し いわゆる 春 闘 方 式 に より 労 働 組 合 と 交 渉 の 上 決 定 してきています また 昨 今 の 中 央 競 馬 を 取 り 巻 く 環 境 は 極 めて 厳 しく その 変 化 も 大 きく 早 いことから 抜 本 的 な 給 与 構 造 改 革 に 着 手 し 事 評 価 制 度 や 新 たな 報 酬 制 度 を 導 入 しました それにより 年 功 的 な 給 与 上 昇 の 抑 制 職 責 や 評 価 に 応 じた 適 正 な 給 与 水 準 の 達 成 など より 適 正 な 件 費 管 理 を 行 うことで 今 後 の 事 業 運 営 基 盤 を 一 層 強 化 していくこととします イ 職 員 の 発 揮 した 能 率 又 は 職 員 の 勤 務 成 績 の 給 与 への 反 映 方 法 についての 考 え 方 管 理 専 門 職 職 員 については 目 標 管 理 型 の 事 評 価 制 度 を 導 入 し 職 務 上 の 成 果 各 職 務 の 役 割 の 大 きさ 責 任 の 重 さを 等 を 処 遇 により 一 層 適 正 に 反 映 させています 具 体 的 には 職 務 上 の 成 果 及 び 職 務 遂 行 のプロセスにおける 行 動 を 数 値 化 して 評 価 し その 評 価 結 果 を 昇 格 昇 給 ( 降 給 ) 及 び 特 別 手 当 に 反 映 させています 一 般 職 職 員 については 材 育 成 型 の 事 評 価 制 度 を 導 入 し 職 務 遂 行 のプロセスにおける 行 動 等 に 係 る 評 価 結 果 を 昇 格 昇 給 等 に 反 映 させて います ウ 平 成 24 年 度 における 給 与 制 度 の 主 な 改 正 点 本 俸 月 額 について 最 大 10 相 当 額 の 減 額 を 恒 久 措 置 として 実 施 特 別 手 当 について 支 給 月 数 を0.05 月 分 削 減 するとともに 役 職 に 応 じ60~20 万 円 の 減 額 を 実 施
2 職 員 給 与 の 支 給 状 況 1 職 種 別 支 給 状 況 区 分 常 勤 職 員 事 務 技 術 研 究 職 種 開 催 専 門 職 種 獣 医 職 種 装 蹄 職 種 競 馬 学 校 教 育 職 種 乗 馬 指 導 職 種 技 能 職 種 平 成 24 年 度 の 年 間 給 与 額 ( 平 均 ) 員 平 均 年 齢 うち 所 定 内 総 額 うち 賞 与 うち 通 勤 手 当 1,541 1,050 40 49 136 33 40.7 9,000 6,717 26 41.3 40.5 162 41.1 45 41.8 8,594 44.8 10,978 7,247 46.6 12,556 9,305 43.6 10,884 8,077 101 8,273 6,335 6,088 8,122 5,328 5,412 3,965 103 115 47.4 11,826 8,753 146 3,073 94 122 24 43 1,919 2,259 2,185 2,856 3,251 2,807 2,283 61 1,447 注 1. 開 催 専 門 職 種 とは 裁 決 ハンデキャップ 作 成 発 走 決 勝 審 判 等 の 競 馬 開 催 に 係 る 専 門 業 務 を 行 う 職 種 を 示 す 注 2. 獣 医 職 種 とは 競 走 馬 の 医 療 や 伝 染 病 の 予 防 等 に 関 する 業 務 を 行 う 職 種 を 示 す 注 3. 装 蹄 職 種 とは 競 走 馬 の 装 蹄 に 関 する 業 務 を 行 う 職 種 を 示 す 注 4. 競 馬 学 校 教 育 職 種 とは 中 央 競 馬 の 騎 手 を 目 指 す 生 徒 等 に 対 する 教 育 業 務 を 行 う 職 種 を 示 す 注 5. 乗 馬 指 導 職 種 とは 乗 馬 指 導 及 び 馬 事 文 化 の 普 及 等 に 関 する 業 務 を 行 う 職 種 を 示 す 注 6. 技 能 職 種 とは 競 走 馬 の 診 療 に 携 わる 助 手 競 馬 場 の 馬 場 その 他 の 施 設 の 維 持 管 理 等 に 関 する 業 務 を 行 う 職 種 を 示 す 在 外 職 員 11 40.8 12,434 10,249 0 2,185 任 期 付 職 員 事 務 技 術 67 61.9 5,928 67 61.9 5,928 4,789 4,789 176 176 1,139 1,139 再 任 用 職 員 事 務 技 術 3 63.5 6,404 5,267 264 3 63.5 6,404 5,267 264 1,137 1,137 注 1. 常 勤 職 員 については 在 外 職 員 任 期 付 職 員 及 び 再 任 用 職 員 を 除 く 注 2. 各 区 分 の 教 育 職 種 任 期 付 職 員 及 び 再 任 用 職 員 の 研 究 職 種 並 びに 非 常 勤 職 員 については 該 当 者 がいないため 省 略 した
2 年 間 給 与 の 分 布 状 況 ( 事 務 技 術 職 員 / 研 究 職 員 ) 在 外 職 員 任 期 付 職 員 及 び 再 任 用 職 員 を 除 く 以 下 5まで 同 じ 年 間 給 与 の 分 布 状 況 ( 事 務 技 術 職 員 ) 16,000 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 180 160 140 120 100 80 60 40 20 0 20-23 24-27 28-31 32-35 36-39 40-43 44-47 48-51 52-55 56-59 数 平 均 給 与 額 第 3 四 分 位 第 1 四 分 位 国 の 平 均 給 与 額 注 1:1の 年 間 給 与 額 から 通 勤 手 当 を 除 いた 状 況 である 以 下 5まで 同 じ ( 事 務 技 術 職 員 ) 分 布 状 況 を 示 すグループ 員 平 均 年 齢 四 分 位 第 1 分 位 代 表 的 職 位 本 部 部 長 11 56.8 15,066 本 部 課 長 26 49.9 13,157 本 部 係 長 98 36.4 7,450 本 部 係 員 50 26.6 3,974 地 方 機 関 の 本 部 部 長 相 当 職 11 57.5 14,967 地 方 機 関 の 本 部 課 長 相 当 職 81 46.2 10,998 地 方 機 関 の 本 部 係 長 相 当 職 145 38.8 6,792 地 方 機 関 係 員 122 28.7 3,899 平 均 15,202 13,403 8,136 4,085 15,126 11,617 7,797 4,163 四 分 位 第 3 分 位 15,366 13,562 8,878 4,272 15,522 12,270 8,736 4,320 年 間 給 与 の 分 布 状 況 ( 研 究 職 員 ) 16,000 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 8 6 4 2 0 20-23 24-27 28-31 32-35 36-39 40-43 44-47 48-51 52-55 56-59 数 平 均 給 与 額 第 3 四 分 位 第 1 四 分 位 国 の 平 均 給 与 額 12 10 注 : 年 齢 28-31 32-35 48-51 56-59 の 該 当 者 は4 名 以 下 であり 第 1 四 分 位 第 3 四 分 位 の 折 れ 線 を 表 示 していない ( 研 究 職 員 ) 分 布 状 況 を 示 すグループ 員 平 均 年 齢 四 分 位 第 1 分 位 四 分 位 第 3 分 位 代 表 的 職 位 地 方 機 関 の 本 部 研 究 課 長 相 当 職 27 47.8 11,091 12,112 13,191 地 方 機 関 の 本 部 主 任 研 究 員 相 当 職 12 39.4 7,408 8,579 9,312 地 方 機 関 の 本 部 研 究 員 相 当 職 1 注 : 地 方 機 関 の 本 部 研 究 員 相 当 職 については 該 当 職 員 が1 のため 当 該 個 に 関 する 情 報 が 特 定 されるおそれのあることから 数 以 外 は 記 載 していない 平 均
3 職 級 別 在 職 状 況 等 ( 平 成 25 年 1 月 1 日 現 在 )( 事 務 技 術 職 員 / 研 究 職 員 ) ( 事 務 技 術 職 員 ) 区 分 計 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 標 準 的 な 職 位 員 1,050 172 ( 割 合 ) 16.4 年 齢 ( 最 高 ~ 最 低 ) 所 定 内 給 与 年 額 ( 最 高 ~ 最 低 ) 年 間 給 与 額 ( 最 高 ~ 最 低 ) ( 研 究 職 員 ) 係 員 57~22 5,132 ~ 2,258 6,985 ~ 3,083 主 任 333 31.7 59~25 6,729 ~ 3,149 9,180 ~ 4,330 係 長 場 外 副 所 長 7,825 ~ 4,080 243 23.1 59~28 10,621 ~ 5,670 課 長 課 長 補 佐 部 長 補 佐 副 場 長 場 外 所 長 調 査 役 203 19.3 59~37 9,623 ~ 7,203 13,010 ~9,830 本 部 課 長 上 席 調 査 役 85 8.1 58~47 11,728 ~ 9,412 15,522 ~12,725 部 長 場 長 59~54 11,880 ~ 11,220 15,750 ~14,904 14 1.3 区 分 計 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 標 準 的 な 職 位 員 ( 割 合 ) 年 齢 ( 最 高 ~ 最 低 ) 所 定 内 給 与 年 額 ( 最 高 ~ 最 低 ) 年 間 給 与 額 ( 最 高 ~ 最 低 ) ~ 6,918 ~10,027 ~12,857 注 : 研 究 職 2 級 については 該 当 職 員 が1 のため 当 該 個 に 関 する 情 報 が 特 定 される おそれのあることから 数 以 外 は 記 載 していない ( 事 務 技 術 職 員 ) 一 般 職 員 一 律 支 給 分 ( 期 末 相 当 ) 最 高 ~ 最 低 一 律 支 給 分 ( 期 末 相 当 ) 査 定 支 給 分 ( 勤 勉 相 当 ) ( 平 均 ) 最 高 ~ 最 低 40 該 当 者 なし 18.1 ~ 6.1 83.7 76.6 1 84.3 15.7 16.3 23.4 20 16.3 ~ 16.3 23.4 ~ 23.4 20.1 ~ 19.9 20.3 ~ 14.0 19.2 ~ 10.2 80 室 長 研 究 役 57~39 9,351 ~ 7,400 10,698 ~9,506 4 賞 与 ( 平 成 24 年 度 )における 査 定 部 分 の 比 率 ( 事 務 技 術 職 員 / 研 究 職 員 ) 管 理 職 員 区 分 夏 季 (6 月 ) 冬 季 (12 月 ) 査 定 支 給 分 ( 勤 勉 相 当 ) ( 平 均 ) 係 員 88.2 11.8 主 任 80.6 19.4 係 長 12 30.0 53~31 7,135 ~ 5,070 9,868 計 所 長 次 長 上 席 研 究 役 12,648 18 9 45.0 22.5 57~49 14,449
( 研 究 職 員 ) 区 分 88.5 80.3 管 理 職 員 査 定 支 給 分 ( 勤 勉 相 当 ) ( 平 均 ) 11.5 19.7 一 般 職 員 一 律 支 給 分 ( 期 末 相 当 ) 最 高 ~ 最 低 一 律 支 給 分 ( 期 末 相 当 ) 査 定 支 給 分 ( 勤 勉 相 当 ) ( 平 均 ) 最 高 ~ 最 低 夏 季 (6 月 ) 冬 季 (12 月 ) 83.7 16.3 76.6 23.4 16.3 ~ 16.3 23.4 ~ 23.4 20.0 ~ 20.0 計 84.2 15.1 ~ 10.7 20.3 ~ 19.3 17.7 ~ 15.2 15.8 80 20 5 職 員 と 国 家 公 務 員 との 給 与 水 準 ( 年 額 )の 比 較 指 標 ( 事 務 技 術 職 員 / 研 究 職 員 ) 1. 事 務 技 術 職 員 対 国 家 公 務 員 ( 行 政 職 ( 一 )) 2. 研 究 職 員 対 国 家 公 務 員 ( 研 究 職 ) 149.5 139.2 注 : 当 法 の 年 齢 別 員 構 成 をウエイトに 用 い 当 法 の 給 与 を 国 の 給 与 水 準 に 置 き 換 えた 場 合 の 給 与 水 準 を100として 法 が 現 に 支 給 している 給 与 費 から 算 出 される 指 数 をいい 事 院 におい て 算 出
給 与 水 準 の 比 較 指 標 について 参 考 となる 事 項 事 務 技 術 職 員 項 目 指 数 の 状 況 国 に 比 べて 給 与 水 準 が 高 くなっている 定 量 的 な 理 由 内 容 対 国 家 公 務 員 149.5 地 域 勘 案 145.5 参 考 学 歴 勘 案 148.4 地 域 学 歴 勘 案 144.5 Ⅱ-1-2-アに 記 載 のとおり JRAの 職 員 給 与 については 設 立 時 ( 昭 和 29 年 )より 国 家 公 務 員 や 事 院 勧 告 に 準 拠 するのではなく 売 上 や 利 益 を 主 たる 指 標 としつつ 民 間 企 業 等 における 処 遇 や 給 与 改 定 状 況 等 も 考 慮 し て いわゆる 春 闘 方 式 により 職 員 組 合 と 交 渉 の 上 自 主 的 に 決 定 してお ります 現 在 のJRAの 給 与 水 準 には JRA 設 立 時 から 平 成 9 年 に 至 るまでの 好 調 な 業 績 を 下 支 えとしつつ その 後 も 一 定 程 度 の 利 益 を 計 上 してきたことも 踏 まえて 決 定 したことが 反 映 しております JRAの 員 構 成 によるもの JRAの 従 業 員 全 体 ( 約 1 万 2 千 名 : 非 常 勤 含 む)のうち 常 勤 職 員 の 占 める 割 合 は 約 14とわずかであることから JRAの 常 勤 職 員 は 高 度 な 企 画 立 案 等 の 事 務 に 従 事 する 総 合 職 中 心 の 員 構 成 となっており 事 務 技 術 職 員 のうち 総 合 職 は 約 70となっております 一 方 で 事 院 調 査 によると 国 家 公 務 員 行 政 職 俸 給 表 ( 一 ) 適 用 者 のう ち 総 合 職 に 相 当 すると 考 えられるⅠ 種 等 試 験 採 用 職 員 は 約 8となって おります こうした 員 構 成 の 違 いが 全 体 の 指 数 を 高 める 要 因 となっていると 考 え られます JRAの 年 齢 構 成 によるもの 他 の 年 齢 階 層 と 比 較 して32 から47 までの 年 齢 階 層 の 指 数 が 高 い 傾 向 にあり かつ 当 該 年 齢 階 層 に 属 する 数 の 割 合 が 比 較 的 大 きい( 指 数 対 象 職 員 の 約 43を 占 める)ことが 全 体 の 指 数 を 高 める 要 因 となっていま すが その 原 因 については 以 下 のとおりです 1 平 成 3 年 にJRAの 好 調 な 業 績 等 を 背 景 として 日 本 中 央 競 馬 会 法 が 改 正 され JRAの 事 業 範 囲 が 拡 大 したことに 対 応 するため 平 成 4 年 から 数 年 間 にわたり 総 合 職 を 中 心 に 採 用 員 を 増 やしたが それらの 職 員 が 現 在 給 与 水 準 の 高 い 年 齢 層 に 属 していること 2 国 家 公 務 員 の 課 長 補 佐 とJRAの 課 長 補 佐 は 概 ね 上 記 の 年 齢 階 層 ( 概 ね35 以 上 )に 属 していると 考 えられるが 国 家 公 務 員 の 課 長 補 佐 には 管 理 職 手 当 ( 俸 給 の 特 別 調 整 額 )が 支 給 されず 給 与 水 準 の 比 較 指 標 に 係 る 給 与 の 対 象 外 である 超 過 勤 務 手 当 が 支 給 されるのに 対 し JRAにおいて は 課 長 補 佐 に 管 理 職 手 当 ( 役 付 手 当 )を 支 給 し 超 過 勤 務 手 当 ( 時 間 外 勤 務 手 当 )を 支 給 しないこととしていること 国 家 公 務 員 の 給 与 臨 時 特 例 措 置 によるもの 国 においては 国 家 公 務 員 の 給 与 の 改 定 及 び 臨 時 特 例 に 関 する 法 律 ( 平 成 24 年 法 律 第 2 号 ) に 基 づき 2 年 間 の 時 限 措 置 として 平 均 7.8の 給 与 削 減 を 実 施 しておりますが JRAにおいては 国 に 先 行 する 形 で 平 成 23 年 より 本 俸 月 額 の 最 大 10 削 減 ( 経 過 措 置 として 平 成 23 年 中 は 最 大 6)を 実 施 しているため 平 成 23 年 度 の 給 与 水 準 の 比 較 指 標 ( 対 国 家 公 務 員 年 齢 勘 案 :144.1)に 比 べて 平 成 24 年 度 の 給 与 水 準 の 比 較 指 標 は 上 昇 しており ます
主 務 大 臣 の 検 証 結 果 給 与 水 準 については 事 院 勧 告 に 準 拠 するのではなく 勝 馬 投 票 券 ( 馬 券 )の 売 上 げ 等 の 業 績 を 勘 案 するとともに 主 要 民 間 企 業 の 給 与 状 況 を 踏 ま え 春 闘 方 式 により 決 定 しているため 国 家 公 務 員 と 比 較 して 相 対 的 に 高 い 水 準 となっている しかしながら 近 年 馬 券 売 上 げが 減 少 傾 向 にあり かつ 民 間 企 業 の 給 与 が 低 下 傾 向 にあるという 事 情 も 踏 まえつつ 削 減 に 取 り 組 み 平 成 17 年 以 降 7 年 間 で 約 22(47 億 円 )を 削 減 している さらに 先 般 件 費 削 減 の 方 策 として 平 成 29 年 度 までに 平 成 22 年 度 比 で10 削 減 する 員 削 減 の 目 標 を 打 ち 出 したところである また 国 の 特 例 措 置 に 先 行 する 形 で 平 成 23 年 度 から 本 俸 月 額 の 最 大 10 削 減 (23 年 実 施 6 24 年 実 施 4)を 恒 久 措 置 として 実 施 しており 平 成 24 年 度 はさらに 特 別 手 当 について 一 律 0.05 月 分 を 削 減 するとともに 役 職 に 応 じて 最 大 60 万 円 の 減 額 を 実 施 したところであるが 国 家 公 務 員 が 平 成 24 年 度 から2 年 間 の 特 例 措 置 として 平 均 7.8の 削 減 を 実 施 したことから 対 国 家 公 務 員 指 数 ( 年 齢 地 域 学 歴 勘 案 指 数 )は 昨 年 度 に 比 べて5.7ポ イント 上 昇 している なお 平 成 25 年 5 月 の 当 省 からの 要 請 を 踏 まえ JRAとしての 給 与 の 支 給 基 準 を 作 成 し 国 家 公 務 員 の 処 遇 の 実 情 を 勘 案 する こと 及 び 給 与 等 について その 総 額 を 含 めて 適 切 かつ 効 率 的 なものとなるよう 配 慮 する 旨 を 記 述 し 公 表 している 平 成 25 年 度 の 給 与 削 減 の 取 組 としては 恒 久 措 置 としての 本 俸 月 額 の 最 大 10 削 減 の 継 続 に 加 え 特 別 手 当 についても 昨 年 同 様 役 職 に 応 じて 最 大 60 万 円 の 減 額 を 行 うことが 決 定 しているほか 55 以 上 の 職 員 の 給 与 抑 制 及 び 国 家 公 務 員 に 準 じた 職 員 の 退 職 手 当 の 見 直 しについて 実 施 の 方 針 が 確 定 したところである 引 き 続 き これらの 取 組 を 着 実 に 進 めるとともに 現 在 JRAが 策 定 中 の 今 後 の 給 与 水 準 について 年 限 を 定 めた 具 体 的 な 目 標 について 年 内 ので きるだけ 早 い 時 期 に 結 論 を 得 その 実 現 に 向 けて 具 体 的 な 方 策 を 精 力 的 に 推 し 進 め 社 会 一 般 の 情 勢 に 適 合 した 給 与 水 準 となるよう また 総 件 費 の 抑 制 に 努 めるよう 指 導 助 言 を 行 っていくこととする 給 与 水 準 の 適 切 性 の 検 証 国 からの 財 政 支 出 について 国 からの 財 政 支 出 はない JRAは 毎 年 勝 馬 投 票 券 ( 馬 券 )の 売 上 げの10 及 び 剰 余 金 の1/2を 国 庫 納 付 しており 馬 券 売 上 げが 減 少 している 中 平 成 24 年 度 においても 2,394 億 円 を 国 庫 納 付 し 大 きく 国 家 財 政 に 寄 与 している
先 述 のとおり JRAの 職 員 給 与 は 勝 馬 投 票 券 の 発 売 実 績 等 の 業 績 等 を 勘 案 して 決 定 しており 平 成 10 年 以 降 は 勝 馬 投 票 券 の 発 売 実 績 が 減 少 傾 向 にあること 等 を 踏 まえ あらゆる 経 費 の 徹 底 的 な 見 直 しを 実 施 していま す こうした 中 特 別 手 当 の 大 幅 な 減 率 ( 平 成 10 年 から22 年 で 2.57 月 )を 実 施 したことに 加 え 自 律 的 な 経 営 改 革 の 一 環 として 平 成 13 年 から 事 制 度 と 給 与 構 造 の 抜 本 的 な 改 革 に 着 手 し 平 成 17 年 には 管 理 専 門 職 職 員 を 対 象 に また 平 成 20 年 には 一 般 職 職 員 を 対 象 に 従 来 よりも 昇 給 カーブ を 抑 制 した 俸 給 表 の 全 面 改 訂 や 一 部 手 当 の 廃 止 抑 制 等 の 内 容 を 主 眼 と する 新 たな 報 酬 制 度 を 導 入 しました 更 に 平 成 23 年 度 の 春 闘 交 渉 において 恒 久 措 置 として 本 俸 月 額 の 最 大 10 削 減 を 決 定 ( 経 過 措 置 として 年 度 内 の 実 施 は 最 大 6 削 減 )するとと もに 特 別 手 当 の 減 額 ( 役 職 に 応 じ 最 大 30 万 円 )を 実 施 しています また 平 成 24 年 度 には 本 俸 月 額 の 最 大 10 削 減 の 完 全 実 施 に 加 え 特 別 手 当 について 支 給 月 数 を0.05 月 分 削 減 するとともに 特 別 手 当 の 減 額 ( 役 職 に 応 じて 最 大 60 万 円 )を 実 施 しています 講 ずる 措 置 平 成 25 年 度 においては 1 月 1 日 付 昇 給 において 20 代 後 半 から40 代 の 一 般 職 職 員 を 中 心 として 昇 給 幅 の 抑 制 措 置 を 実 施 しています 特 別 手 当 については 支 給 月 数 は 前 年 と 同 月 数 とし 平 成 24 年 に 実 施 した 特 別 手 当 の 減 額 措 置 ( 役 職 に 応 じ 最 大 60 万 円 )を 平 成 25 年 度 も 引 き 続 き 実 施 することで 職 員 組 合 と 妥 結 し 経 営 委 員 会 の 了 承 を 得 ております また 国 家 公 務 員 に 先 行 する 形 で 平 成 23 年 に 実 施 した 本 俸 月 額 の 最 大 10 削 減 措 置 を 恒 久 措 置 として 引 き 続 き 実 施 しています 加 えて 新 たに 早 期 退 職 制 度 の 整 備 等 により50 代 の 職 員 の 早 期 退 職 を 促 進 するとともに 55 以 上 の 高 齢 層 職 員 を 対 象 として 給 与 の 支 給 額 を 最 大 10 削 減 する 給 与 抑 制 措 置 を 平 成 25 年 10 月 より 実 施 します ( 経 過 措 置 として 平 成 26 年 3 月 までは 最 大 5 削 減 ) こうした 措 置 により 平 成 25 年 度 の 指 数 見 込 は 仮 に 平 成 24 年 度 の 国 家 公 務 員 給 与 を 比 較 指 標 とした 場 合 概 ね0.5ポイント 下 がることが 見 込 まれてお ります 平 成 25 年 度 指 数 見 込 149.0 地 域 勘 案 145.0 学 歴 勘 案 147.9 また 平 成 26 年 1 月 1 日 付 の 昇 給 より 管 理 専 門 職 職 員 の 昇 給 幅 を 現 行 よ りも 抑 制 する 措 置 を 導 入 します 勝 馬 投 票 券 の 売 上 や 社 会 情 勢 等 を 踏 まえつつ 自 主 的 自 律 的 な 労 使 関 係 の 中 で 今 後 も 適 正 な 件 費 管 理 を 行 っていきます
研 究 職 員 項 目 指 数 の 状 況 国 に 比 べて 給 与 水 準 が 高 くなっている 定 量 的 な 理 由 内 容 対 国 家 公 務 員 139.2 地 域 勘 案 156.9 参 考 学 歴 勘 案 138.5 地 域 学 歴 勘 案 156.2 Ⅱ-1-2-アに 記 載 のとおり JRAの 職 員 給 与 については 設 立 時 ( 昭 和 29 年 )より 国 家 公 務 員 や 事 院 勧 告 に 準 拠 するのではなく 売 上 や 利 益 を 主 たる 指 標 としつつ 民 間 企 業 等 における 処 遇 や 給 与 改 定 状 況 等 も 考 慮 し て いわゆる 春 闘 方 式 により 職 員 組 合 と 交 渉 の 上 自 主 的 に 決 定 してお ります 現 在 のJRAの 給 与 水 準 には JRA 設 立 時 から 平 成 9 年 に 至 るまでの 好 調 な 業 績 を 下 支 えとしつつ その 後 も 一 定 程 度 の 利 益 を 計 上 してきたことも 踏 まえて 決 定 したことが 反 映 しております JRAの 年 齢 構 成 によるもの 他 の 年 齢 階 層 と 比 較 して36 から51 までの 年 齢 階 層 の 指 数 が 高 い 傾 向 にあり かつ 当 該 年 齢 階 層 に 属 する 数 の 割 合 が 比 較 的 大 きい( 指 数 対 象 職 員 の 約 65を 占 める)ことが 全 体 の 指 数 を 高 める 要 因 となっており ますが これは 平 成 3 年 にJRAの 好 調 な 業 績 等 を 背 景 として 日 本 中 央 競 馬 会 法 が 改 正 され JRAの 事 業 範 囲 が 拡 大 したことに 対 応 するため 平 成 4 年 から 数 年 間 にわたり 採 用 員 を 増 やし それらの 職 員 が 現 在 給 与 水 準 の 高 い 年 齢 階 層 に 属 していることが 原 因 となっています JRA 研 究 職 の 勤 務 地 によるもの JRAの 研 究 職 の 勤 務 地 は 競 走 馬 総 合 研 究 所 ( 栃 木 県 宇 都 宮 市 ) 日 高 育 成 牧 場 等 国 の 地 域 手 当 の5 級 地 又 は 非 支 給 地 に 該 当 していますが J RAの 管 理 職 には 勤 務 地 域 にかかわらず 全 国 一 律 の 給 与 基 準 が 適 用 され ており 研 究 職 においては 約 68が 管 理 職 と 高 い 割 合 となっていることが 地 域 を 勘 案 した 場 合 の 指 数 を 高 める 要 因 となっています 国 家 公 務 員 の 給 与 臨 時 特 例 措 置 によるもの 国 においては 国 家 公 務 員 の 給 与 の 改 定 及 び 臨 時 特 例 に 関 する 法 律 ( 平 成 24 年 法 律 第 2 号 ) に 基 づき 2 年 間 の 時 限 措 置 として 平 均 7.8の 給 与 削 減 を 実 施 しておりますが JRAにおいては 国 に 先 行 する 形 で 平 成 23 年 より 本 俸 月 額 の 最 大 10 削 減 ( 経 過 措 置 として 平 成 23 年 中 は 最 大 6)を 実 施 しているため 平 成 23 年 度 の 給 与 水 準 の 比 較 指 標 ( 対 国 家 公 務 員 年 齢 勘 案 :132.4)に 比 べて 平 成 24 年 度 の 給 与 水 準 の 比 較 指 標 は 上 昇 しており ます 主 務 大 臣 の 検 証 結 果 事 務 技 術 職 職 員 と 同 様 給 与 水 準 の 適 切 性 の 検 証 国 からの 財 政 支 出 について 国 からの 財 政 支 出 はない JRAは 毎 年 勝 馬 投 票 券 ( 馬 券 )の 売 上 げの10 及 び 剰 余 金 の1/2を 国 庫 納 付 しており 馬 券 売 上 げが 減 少 している 中 平 成 24 年 度 においても 2,394 億 円 を 国 庫 納 付 し 大 きく 国 家 財 政 に 寄 与 している
先 述 のとおり JRAの 職 員 給 与 は 勝 馬 投 票 券 の 発 売 実 績 等 の 業 績 等 を 勘 案 して 決 定 しており 平 成 10 年 以 降 は 勝 馬 投 票 券 の 発 売 実 績 が 減 少 傾 向 にあること 等 を 踏 まえ あらゆる 経 費 の 徹 底 的 な 見 直 しを 実 施 していま す こうした 中 特 別 手 当 の 大 幅 な 減 率 ( 平 成 10 年 から22 年 で 2.57 月 )を 実 施 したことに 加 え 自 律 的 な 経 営 改 革 の 一 環 として 平 成 13 年 から 事 制 度 と 給 与 構 造 の 抜 本 的 な 改 革 に 着 手 し 平 成 17 年 には 管 理 専 門 職 職 員 を 対 象 に また 平 成 20 年 には 一 般 職 職 員 を 対 象 に 従 来 よりも 昇 給 カーブ を 抑 制 した 俸 給 表 の 全 面 改 訂 や 一 部 手 当 の 廃 止 抑 制 等 の 内 容 を 主 眼 と する 新 たな 報 酬 制 度 を 導 入 しました 更 に 平 成 23 年 度 の 春 闘 交 渉 において 恒 久 措 置 として 本 俸 月 額 の 最 大 10 削 減 を 決 定 ( 経 過 措 置 として 年 度 内 の 実 施 は 最 大 6 削 減 )するとと もに 特 別 手 当 の 減 額 ( 役 職 に 応 じ 最 大 20 万 円 )を 実 施 しています また 平 成 24 年 度 には 本 俸 月 額 の 最 大 10 削 減 の 完 全 実 施 に 加 え 特 別 手 当 について 支 給 月 数 を0.05 月 分 削 減 するとともに 特 別 手 当 の 減 額 ( 役 職 に 応 じて 最 大 45 万 円 )を 実 施 しています 講 ずる 措 置 平 成 25 年 度 においては 1 月 1 日 付 昇 給 において 20 代 後 半 から40 代 の 一 般 職 職 員 を 中 心 として 昇 給 幅 の 抑 制 措 置 を 実 施 しています 特 別 手 当 については 支 給 月 数 は 前 年 と 同 月 数 とし 平 成 24 年 に 実 施 した 特 別 手 当 の 減 額 措 置 ( 役 職 に 応 じ 最 大 45 万 円 )を 平 成 25 年 度 も 引 き 続 き 実 施 することで 職 員 組 合 と 妥 結 し 経 営 委 員 会 の 了 承 を 得 ております また 国 家 公 務 員 に 先 行 する 形 で 平 成 23 年 に 実 施 した 本 俸 月 額 の 最 大 10 削 減 措 置 を 恒 久 措 置 として 引 き 続 き 実 施 しています 加 えて 新 たに 早 期 退 職 制 度 の 整 備 等 により50 代 の 職 員 の 早 期 退 職 を 促 進 するとともに 55 以 上 の 高 齢 層 職 員 を 対 象 として 給 与 の 支 給 額 を 最 大 10 削 減 する 給 与 抑 制 措 置 を 平 成 25 年 10 月 より 実 施 します ( 経 過 措 置 として 平 成 26 年 3 月 までは 最 大 5 削 減 ) こうした 措 置 により 平 成 25 年 度 の 指 数 見 込 は 仮 に 平 成 24 年 度 の 国 家 公 務 員 給 与 を 比 較 指 標 とした 場 合 概 ね0.5ポイント 下 がることが 見 込 まれてお ります 平 成 25 年 度 指 数 見 込 138.7 地 域 勘 案 156.4 学 歴 勘 案 138.0 また 平 成 26 年 1 月 1 日 付 の 昇 給 より 管 理 専 門 職 職 員 の 昇 給 幅 を 現 行 よ りも 抑 制 する 措 置 を 導 入 します 勝 馬 投 票 券 の 売 上 や 社 会 情 勢 等 を 踏 まえつつ 自 主 的 自 律 的 な 労 使 関 係 の 中 で 今 後 も 適 正 な 件 費 管 理 を 行 っていきます
Ⅲ 総 件 費 について 区 分 最 広 義 件 費 (A) (C) ( 平 成 24 年 度 ) 36,909,197 () 給 与 報 酬 等 支 給 総 額 17,087,585 17,988,181 900,596 5.0 退 職 手 当 支 給 額 非 常 勤 役 職 員 等 給 与 福 利 厚 生 費 (B) (D) 当 年 度 2,337,053 14,789,110 前 年 度 ( 平 成 23 年 度 ) () 23.5 3,056,127 () 8.4 16,147,234 719,074 () 4.5 2,695,449 2,822,004 126,555 () 7.8 40,013,546 比 較 増 減 1,358,124 3,104,349 (A+B+C+D) 注 ) 非 常 勤 役 職 員 等 給 与 及 び 福 利 厚 生 費 には 競 馬 開 催 日 を 中 心 に 全 国 で 雇 用 している 臨 時 雇 用 者 分 を 含 む 総 件 費 について 参 考 となる 事 項 1 給 与 報 酬 等 支 給 総 額 及 び 最 広 義 件 費 について 1 給 与 報 酬 等 支 給 総 額 対 前 年 度 比 900,596 : 5.0 増 減 の 要 因 Ⅱ-1-2-ウ 記 載 の 給 与 制 度 改 正 による 効 果 本 措 置 については 国 家 公 務 員 の 給 与 の 改 定 及 び 臨 時 特 例 に 関 する 法 律 ( 平 成 24 年 法 律 第 2 号 ) に 基 づく 国 家 公 務 員 の 給 与 見 直 しの 動 向 を 踏 まえつつ 平 成 23 年 より 国 家 公 務 員 に 先 行 する 形 で 実 施 しており 実 施 前 である 平 成 22 年 度 の 給 与 報 酬 等 支 給 総 額 と 比 較 すると 2,005,948 ( 10.51)となる 2 最 広 義 件 費 対 前 年 度 比 3,104,349 : 7.8 増 減 の 要 因 臨 時 雇 用 者 の 退 職 不 補 充 等 による 給 与 削 減 ( 1,358,124 : 8.4) Ⅱ-1-2-ウ 記 載 の 給 与 制 度 改 正 による 効 果 ( 900,596 : 5.0) JRAでは1 月 1 日 ~12 月 31 日 までを 事 業 年 度 としており 国 家 公 務 員 の 退 職 手 当 の 支 給 水 準 引 下 げ 等 について ( 平 成 24 年 8 月 7 日 閣 議 決 定 )に 基 づく 退 職 手 当 の 見 直 し 措 置 は 平 成 25 年 度 より 実 施 ( 下 記 Ⅳ 参 照 ) 2 行 政 改 革 の 重 要 方 針 ( 平 成 17 年 12 月 24 日 閣 議 決 定 )による 件 費 削 減 計 画 1 主 務 大 臣 からの 要 請 事 項 行 政 改 革 の 重 要 方 針 に 基 づき 国 家 公 務 員 の 定 員 の 純 減 ( 今 後 5 年 間 で5 以 上 の 純 減 ) 及 び 給 与 構 造 改 革 を 踏 まえて 国 家 公 務 員 に 準 じた 件 費 削 減 に 取 り 組 む 2JRAにおける 見 直 し 方 針 及 び 削 減 目 標 削 減 目 標 平 成 17 年 度 末 における 員 数 (1,923 名 )を 平 成 18 年 度 以 降 の5 年 間 で5 以 上 削 減 給 与 構 造 改 革 既 に 行 政 改 革 の 重 要 方 針 の 主 旨 に 沿 った 給 与 構 造 改 革 に 取 り 組 み 中 ではあるが 今 後 その 取 組 を 一 層 推 進 3 JRAの 今 後 の 件 費 及 び 給 与 水 準 に 係 る 取 り 組 みについては 下 記 Ⅳ 参 照
年 度 基 準 年 度 ( 平 成 17 年 度 ) 平 成 18 年 度 総 件 費 改 革 の 取 組 状 況 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 員 数 ( ) 1,923 1,899 1,877 1,858 1,842 1,814 1,768 1,752 員 純 減 率 () 1.2 2.4 3.4 4.2 5.7 8.1 8.9 主 務 大 臣 の 検 証 結 果 平 成 24 年 度 においては 平 成 17 年 度 比 で 8.9の 削 減 となっており 適 正 に 取 り 組 んでいる
Ⅳ 法 が 必 要 と 認 める 事 項 民 間 的 自 律 的 な 経 営 で 国 家 公 務 員 には 準 拠 しないJRAの 給 与 等 JRAは 競 馬 法 等 の 規 定 により 競 馬 の 健 全 な 発 展 を 図 り 馬 の 改 良 増 殖 その 他 畜 産 の 振 興 に 寄 与 すること を 事 業 目 的 とし 競 馬 を 通 じて 健 全 なレジャーの 提 供 や 国 家 財 政 への 寄 与 等 を 遂 行 する 事 業 体 として 昭 和 29 年 に 設 立 されました JRAは 設 立 に 際 して 国 から 約 49 億 円 の 現 物 出 資 を 受 けましたが その 後 は 国 からの 補 助 金 等 は 一 切 受 けず 勝 馬 投 票 券 の 売 上 収 入 による 独 立 採 算 の 事 業 運 営 により 資 本 の 充 実 を 図 るとともに 国 家 財 政 にも 寄 与 してまいりました 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 の 公 表 対 象 となっている 他 の 多 くの 法 が 国 からの 補 助 金 等 を 主 たる 収 入 として 広 義 の 国 の 行 政 事 務 サービスの 一 部 を 代 行 しているのとは 大 きく 異 なり JRAは 一 切 の 国 庫 補 助 を 前 提 とせず 独 立 採 算 で 中 央 競 馬 事 業 を 運 営 しなければならないため 常 に 顧 客 サービス を 向 上 させることにより 売 上 の 増 大 と 利 益 の 確 保 を 目 指 すという 民 間 的 で 自 律 的 な 経 営 が 求 められ ます また レジャーやスポーツの 多 様 化 により 他 の 娯 楽 産 業 との 競 争 が 激 化 するなか 魅 力 的 な サービスや 商 品 を 提 供 することにより 顧 客 サービスを 向 上 させるためには 高 度 な 技 術 と 知 識 を 有 し た 優 秀 な 材 を 継 続 的 に 確 保 し 養 成 する 必 要 があります これらの 理 由 から JRAの 給 与 等 については 設 立 時 においても 国 家 公 務 員 には 準 拠 しておらず その 後 の 給 与 改 定 についても 他 法 の 多 くが 概 ね 国 家 公 務 員 に 対 する 事 院 勧 告 に 準 じて 給 与 改 定 を 行 っているなかにあって 発 売 金 実 績 等 の 業 績 や 主 要 民 間 企 業 等 の 給 与 改 定 状 況 を 主 たる 指 標 としつつ いわゆる 春 闘 方 式 により 職 員 組 合 と 交 渉 の 上 自 主 的 に 決 定 してまいりました このようなJRAの 独 自 性 に 加 えて 限 られた 員 による 事 業 運 営 と 業 績 の 伸 張 維 持 平 常 の 業 務 と 併 せて 土 曜 日 曜 の 開 催 業 務 に 従 事 するという 独 特 な 一 二 役 の 勤 務 形 態 材 確 保 面 で 主 要 民 間 企 業 と 競 合 しているといった 要 因 もあり 現 在 のJRAの 職 員 給 与 は 主 要 民 間 企 業 等 に 比 べても 相 応 の 水 準 にあると 認 識 しております 今 後 の 件 費 及 び 給 与 水 準 に 係 る 取 り 組 みについて JRAを 取 り 巻 く 経 営 環 境 が 引 き 続 き 厳 しい 中 将 来 にわたって 中 央 競 馬 事 業 の 安 定 的 な 維 持 発 展 を 図 るため JRAでは 販 売 促 進 施 策 のスピード 感 をもった 実 行 とともに 中 長 期 的 な 取 組 として 既 存 事 業 の 再 編 縮 小 廃 止 を 含 めた 中 央 競 馬 事 業 の 抜 本 的 改 革 に 着 手 しているところでありま す その 一 環 として 件 費 についても より 適 正 な 管 理 を 行 うべく 自 主 的 な 見 直 しに 取 り 組 んでいると ころです 具 体 的 には 国 家 公 務 員 に 先 行 する 形 で 平 成 23 年 に 実 施 した 本 俸 月 額 最 大 10 削 減 措 置 を 恒 久 措 置 として 国 家 公 務 員 の 給 与 削 減 が 終 了 する 平 成 26 年 4 月 以 降 も 継 続 します 加 えて 新 たに 早 期 退 職 制 度 の 整 備 等 により50 代 の 職 員 の 早 期 退 職 を 促 進 するとともに 55 以 上 の 高 齢 層 職 員 を 対 象 として 給 与 の 支 給 額 を 最 大 10 削 減 する 給 与 抑 制 措 置 を 平 成 25 年 10 月 より 導 入 します ( 経 過 措 置 として 平 成 26 年 3 月 までは 最 大 5 削 減 ) 更 に 事 業 の 再 編 等 と 並 行 し て 新 規 採 用 を 抑 制 し 員 の 削 減 を 図 ります こうした 取 組 を 通 じて 総 件 費 を 抑 制 するとともに 今 後 の 給 与 水 準 について 年 限 を 定 めて 具 体 的 目 標 を 策 定 するよう 検 討 を 進 めているところです また JRAの 役 職 員 給 与 について 以 下 の3 点 を 基 本 的 な 考 え 方 とする 支 給 基 準 を 経 営 委 員 会 の 議 決 を 経 て 作 成 公 表 しました 1 役 職 員 の 給 与 等 ( 役 員 にあっては 給 与 及 び 役 員 慰 労 金 職 員 にあっては 給 与 及 び 職 員 退 職 手 当 をいう 以 下 同 じ )は 各 役 職 の 職 責 及 び 必 要 とされる 能 力 等 に 応 じたものであること 職 員 にあっ ては 勤 務 条 件 及 び 生 計 費 等 も 考 慮 すること 2 役 員 の 給 与 等 は 勝 馬 投 票 券 の 売 上 利 益 等 の 業 績 を 勘 案 し 日 本 中 央 競 馬 会 の 適 切 な 事 業 運 営 及 びお 客 様 サービスの 維 持 向 上 を 図 るために 必 要 な 材 を 確 保 する 上 での 競 争 力 を 考 慮 する とともに 民 間 企 業 等 の 役 員 及 びそれに 相 当 する 国 家 公 務 員 の 処 遇 の 実 情 をも 勘 案 すること 職 員 の 給 与 等 は 勝 馬 投 票 券 の 売 上 利 益 等 の 業 績 を 勘 案 するとともに 日 本 中 央 競 馬 会 の 適 切 な 事 業 運 営 及 びお 客 様 サービスの 維 持 向 上 を 図 るために 必 要 な 材 を 確 保 する 上 で 十 分 競 争 力 のあるものとし 材 確 保 面 で 競 合 関 係 にある 民 間 企 業 等 における そうした 材 の 処 遇 の 実 情 をも 勘 案 すること また 職 員 の 給 与 については 役 員 の 給 与 との 均 衡 を 考 慮 すること 3 日 本 中 央 競 馬 会 は 競 馬 法 ( 昭 和 23 年 法 律 第 158 号 ) 及 び 日 本 中 央 競 馬 会 法 ( 昭 和 29 年 法 律 第 205 号 )に 基 づき 設 立 された 特 殊 法 であることにかんがみ 効 率 的 に 業 務 を 運 営 し 中 央 競 馬 事 業 を 安 定 的 に 発 展 させていくため 役 職 員 の 給 与 等 について その 総 額 を 含 めて 適 正 かつ 効 率 的 なも のとなるよう 配 慮 すること
JRAの 使 命 は 国 民 の 皆 様 に 健 全 かつ 高 品 質 な 娯 楽 を 提 供 するとともに 国 庫 納 付 金 の 納 付 等 を 通 じて 国 家 財 政 に 貢 献 することと 認 識 しております この 使 命 を 果 たすためには 勝 馬 投 票 券 の 売 り 上 げの 維 持 向 上 を 図 る 必 要 がありますが そのためには 今 後 も 組 織 の 中 核 となる 優 秀 な 材 を 継 続 的 に 確 保 していく 必 要 があります 将 来 にわたって 中 央 競 馬 事 業 を 安 定 的 に 維 持 発 展 させて いくため 経 営 委 員 会 の 設 置 により 確 立 された 自 律 的 な 業 務 運 営 体 制 のもと 勝 馬 投 票 券 の 売 上 や 社 会 情 勢 等 を 踏 まえつつ 自 主 的 自 律 的 な 労 使 関 係 の 中 で 今 後 も 適 正 な 件 費 管 理 を 行 って いきます 役 員 慰 労 金 職 員 退 職 手 当 の 見 直 し JRAでは 国 家 公 務 員 の 退 職 手 当 の 見 直 しを 踏 まえ 以 下 のとおり 役 員 慰 労 金 及 び 職 員 退 職 手 当 を 見 直 しております 役 員 慰 労 金 に 関 して 講 じた 措 置 の 概 要 : 平 成 25 年 1 月 1 日 以 降 に 退 任 した 役 員 について 従 前 の 支 給 基 準 による 額 に100 分 の87を 乗 じた 額 に 引 き 下 げることとしました ( 経 過 措 置 として 100 分 の 87 とあるのは 平 成 25 年 1 月 1 日 から 平 成 25 年 9 月 30 日 までに 退 任 した 者 については 100 分 の98 平 成 25 年 10 月 1 日 から 平 成 26 年 6 月 30 日 までに 退 任 した 者 については 100 分 の92 とする ) 職 員 退 職 手 当 に 関 して 講 じた 措 置 の 概 要 : 平 成 25 年 10 月 1 日 以 降 に 退 職 した 職 員 について 在 職 期 間 に 応 じた 退 職 手 当 支 給 率 を 平 均 19.1 最 大 22.3 引 き 下 げることとしました ( 経 過 措 置 として 退 職 手 当 支 給 率 の 引 下 げ 幅 は 平 成 25 年 10 月 1 日 から 平 成 26 年 6 月 30 日 までに 退 職 した 職 員 については 約 6 平 成 26 年 7 月 1 日 から 平 成 27 年 3 月 31 日 までに 退 職 した 職 員 については 約 12 とする )