労 働 保 険 とはこんな 制 度 です 労 災 保 険 + 雇 用 保 険 = 労 働 保 険 労 働 保 険 とは 労 働 者 災 害 補 償 保 険 ( 一 般 に 労 災 保 険 といいます )と 雇 用 保 険 を 総 称 した 言 葉 です 保 険 給 付 は 各 制 度 により 行 わ

事 業 主 のみなさまへ ひとりでも 労 働 者 を 雇 ったら 労 働 保 険 ( 労 災 雇 用 ) に 入 る 義 務 があります 平 成 26 年 度 版 広 島 労 働 局 労 働 保 険 徴 収 課 (082)221 9246( 代 ) http://hiroshima-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/ 労 働 基 準 監 督 署 ( 公 共 職 業 安 定 所 ) ( 一 社 ) 全 国 労 働 保 険 事 務 組 合 連 合 会 広 島 支 部 労 働 保 険 事 務 組 合

労 働 保 険 とはこんな 制 度 です 労 災 保 険 + 雇 用 保 険 = 労 働 保 険 労 働 保 険 とは 労 働 者 災 害 補 償 保 険 ( 一 般 に 労 災 保 険 といいます )と 雇 用 保 険 を 総 称 した 言 葉 です 保 険 給 付 は 各 制 度 により 行 われていますが 保 険 料 の 徴 収 等 については 原 則 的 に 一 体 のものとして 取 り 扱 われています 労 働 保 険 は 農 林 水 産 の 事 業 の 一 部 を 除 き パート アルバイトを 含 めた 労 働 者 を 1 日 1 人 でも 雇 っていれば その 事 業 主 は 必 ず 加 入 手 続 をしなければなりません 労 災 保 険 雇 用 保 険 労 働 保 険 労 災 保 険 労 働 者 が 業 務 上 の 事 由 又 は 通 勤 によって 負 傷 したり 病 気 に 見 舞 われたり あ るいは 不 幸 にも 死 亡 された 場 合 に 被 災 労 働 者 や 遺 族 を 保 護 するため 必 要 な 保 険 給 付 を 行 うものです また 労 働 者 の 社 会 復 帰 の 促 進 など 労 働 者 の 福 祉 の 増 進 を 図 るための 事 業 も 行 っています パート アルバイトを 含 めた 労 働 者 はすべて 加 入 しなければなりません 雇 用 保 険 労 働 者 が 失 業 した 場 合 及 び 労 働 者 について 雇 用 の 継 続 が 困 難 となる 事 由 が 生 じ た 場 合 に 労 働 者 の 生 活 及 び 雇 用 の 安 定 を 図 るとともに 再 就 職 を 促 進 するため 必 要 な 給 付 を 行 うものです また 失 業 の 予 防 労 働 者 の 能 力 開 発 及 び 向 上 その 他 労 働 者 の 福 祉 の 増 進 を 図 るための 事 業 も 行 っています 労 災 保 険 加 入 者 のうち 1 週 間 の 所 定 労 働 時 間 が 20 時 間 以 上 であり かつ 31 日 以 上 の 雇 用 見 込 みがあれば 必 ず 加 入 しなければなりません 1

労 働 保 険 の 加 入 手 続 労 働 保 険 は 事 業 の 種 類 により 一 元 適 用 事 業 と 二 元 適 用 事 業 に 区 別 され 加 入 手 続 が 異 なります 一 元 適 用 事 業 労 災 保 険 と 雇 用 保 険 を 合 わせて 一 つの 労 働 保 険 として 取 り 扱 うも ので 次 の 二 元 適 用 事 業 以 外 のす べての 事 業 が 該 当 します 資 金 台 帳 貸 金 台 帳 諸 手 続 監 督 署 安 定 所 事 業 所 1 労 働 保 険 保 険 関 係 成 立 届 ( 労 災 雇 用 ) 労 働 保 険 概 算 保 険 料 申 告 書 ( 労 災 雇 用 ) 2 雇 用 保 険 適 用 事 業 所 設 置 届 ( 1の 労 働 保 険 保 険 関 係 成 立 届 控 添 付 ) 雇 用 保 険 被 保 険 者 資 格 取 得 届 監 督 署 安 定 所 1の 手 続 後 2の 手 続 を 行 います 2では 賃 金 台 帳 の 他 にも 用 意 をしていただく 書 類 ( 出 勤 簿 労 働 者 名 簿 等 )が あります 詳 しくは 最 寄 りの 安 定 所 まで 二 元 適 用 事 業 労 災 保 険 と 雇 用 保 険 を 別 々に 取 り 扱 うもので 次 の 事 業 が 該 当 します 1) 農 林 水 産 の 事 業 2) 建 設 の 事 業 3) 港 湾 労 働 法 の 適 用 される 港 湾 において 行 う 事 業 4) 都 道 府 県 及 び 市 町 村 並 びにこれに 準 ずるものの 行 う 事 業 事 業 所 3 労 働 保 険 保 険 関 係 成 立 届 ( 労 災 ) 労 働 保 険 概 算 保 険 料 申 告 書 ( 労 災 ) 4 労 働 保 険 保 険 関 係 成 立 届 ( 雇 用 ) 労 働 保 険 概 算 保 険 料 申 告 書 ( 雇 用 ) 雇 用 保 険 適 用 事 業 所 設 置 届 雇 用 保 険 被 保 険 者 資 格 取 得 届 監 督 署 安 定 所 3と4のどちらの 手 続 を 先 にされてもかまいません 4には2と 同 じ 書 類 ( 賃 金 台 帳 出 勤 簿 労 働 者 名 簿 等 ) を 用 意 していただく 必 要 があります 2

加 入 手 続 を 怠 っていた 場 合 は 労 働 保 険 は 政 府 が 管 理 運 営 している 強 制 的 な 保 険 であり 原 則 として 労 働 者 (パー ト アルバイトを 含 む)を 一 人 でも 雇 っていれば 事 業 主 は 労 働 保 険 の 加 入 手 続 を 行 い 労 働 保 険 料 を 納 めなければなりません 加 入 手 続 を 行 うよう 指 導 を 受 けたに もかかわらず 自 主 的 な 加 入 を 行 わず 再 三 の 加 入 勧 奨 によっても 加 入 しない 事 業 主 については 職 権 により 加 入 手 続 を 行 い 労 働 保 険 料 を 遡 って 徴 収 併 せて 追 徴 金 を 徴 収 することになります また 事 業 主 が 故 意 又 は 重 大 な 過 失 により 労 災 保 険 の 加 入 手 続 を 行 っていない 期 間 中 に 労 働 災 害 が 発 生 し 労 災 給 付 を 行 った 場 合 は 事 業 主 から 労 働 保 険 料 を 遡 っ て 徴 収 ( 併 せて 追 徴 金 を 徴 収 )するほかに 労 災 給 付 に 要 した 費 用 の 100% 又 は 40%を 徴 収 することになります 費 用 徴 収 制 度 あっ 痛 い!! 被 災 労 働 者 事 業 主 行 政 官 庁 労 災 給 付 に 要 し た 費 用 の 100% 又 は 40%を 費 用 徴 収 労 働 保 険 未 加 入 3

費 用 徴 収 の 適 用 となる 事 業 主 等 費 用 徴 収 のポイント 労 災 保 険 の 加 入 手 続 について 行 政 機 関 か ら 指 導 等 を 受 けたにもかかわらず 手 続 を 行 わない 期 間 中 に 業 務 災 害 や 通 勤 災 害 が 発 生 した 場 合 事 業 主 が 故 意 に 手 続 を 行 わないものと 認 定 し 当 該 災 害 に 関 して 支 給 された 保 険 給 付 額 の 100%を 徴 収 労 災 保 険 の 加 入 手 続 について 行 政 機 関 か ら 指 導 等 を 受 けてはいないものの 労 災 保 険 の 適 用 事 業 となったときから 1 年 を 経 過 して なお 手 続 を 行 わない 期 間 中 に 業 務 災 害 や 通 勤 災 害 が 発 生 した 場 合 事 業 主 が 重 大 な 過 失 に より 手 続 を 行 わないものと 認 定 し 当 該 災 害 に 関 し て 支 給 された 保 険 給 付 額 の 40%を 徴 収 療 養 開 始 後 3 年 間 に 支 給 されるものに 限 ります また 療 養 ( 補 償 ) 給 付 及 び 介 護 ( 補 償 ) 給 付 は 除 かれます 費 用 徴 収 の 実 施 例 A 社 では 今 まで 労 災 事 故 を 発 生 させたことがなく 保 険 料 の 支 払 も 負 担 になる ことから 労 災 保 険 の 加 入 手 続 を 行 っていなかった ところが 先 般 従 業 員 B( 給 付 基 礎 日 額 1 万 円 )が 労 災 事 故 が 原 因 で 死 亡 し 遺 族 の 方 に 対 して 労 災 保 険 から 遺 族 補 償 一 時 金 の 支 給 が 行 われた このようなケースでは 以 下 のとおり 費 用 徴 収 が 行 われることとなります 故 意 と 認 定 された 場 合 労 災 事 故 が 起 こる 以 前 に A 社 が 都 道 府 県 労 働 局 から 労 災 保 険 の 加 入 手 続 を 行 うように 指 導 を 受 けていたにもかかわらず その 後 も 労 災 保 険 の 加 入 手 続 を 行 わなかった 場 合 は 故 意 によ り 手 続 を 行 わないものと 認 定 され 保 険 給 付 額 の 100%の 金 額 が 費 用 徴 収 されることになります この 場 合 の 費 用 徴 収 の 額 はおおむね 次 のとおりとなります 遺 族 補 償 一 時 金 の 額 (10,000 円 ( 労 働 者 の 給 付 基 礎 日 額 ) 1,000 日 分 ) 100% = 10,000,000 円 重 大 な 過 失 と 認 定 された 場 合 A 社 について 労 災 事 故 が 起 こる 以 前 に 労 災 保 険 の 加 入 手 続 を 行 うように 指 導 を 受 けた 事 実 はないものの 労 災 保 険 の 適 用 事 業 となったときから 1 年 を 経 過 して なお 手 続 を 行 わない 場 合 には 重 大 な 過 失 により 手 続 を 行 わないものと 認 定 され 保 険 給 付 額 の 40%の 金 額 が 費 用 徴 収 されることになります この 場 合 の 費 用 徴 収 の 額 はおおむね 次 のとおりとなります 遺 族 補 償 一 時 金 の 額 (10,000 円 ( 労 働 者 の 給 付 基 礎 日 額 ) 1,000 日 分 ) 40% = 4,000,000 円 4

労 働 保 険 料 の 申 告 納 付 労 働 保 険 の 年 度 更 新 保 険 料 は 概 算 ( 見 込 )で 申 告 納 付 しておき 翌 年 度 (6 月 1 日 から 7 月 10 日 までの 間 ) に 前 年 度 中 に 支 払 った 賃 金 の 総 額 が 確 定 したところで これを 精 算 していただきます つまり 保 険 年 度 の 初 めに 前 年 度 に 不 足 が 生 じている 場 合 はその 不 足 分 と 当 年 度 の 概 算 保 険 料 を 申 告 納 付 することになります この 手 続 は 事 業 が 継 続 する 間 ( 労 働 者 がいる 間 )は 毎 年 必 要 です なお 事 業 廃 止 ( 労 働 者 がいなくなったとき)の 場 合 は その 時 点 で 保 険 料 の 確 定 申 告 が 必 要 となります 労 働 保 険 の 年 度 更 新 に 併 せて 石 綿 (アスベスト) 健 康 被 害 救 済 のために 一 般 拠 出 金 の 申 告 納 付 が 必 要 となります 一 般 拠 出 金 とは 石 綿 による 健 康 被 害 の 救 済 に 関 する 法 律 により 石 綿 (アスベスト) 健 康 被 害 者 の 救 済 費 用 に 充 てるため 労 災 保 険 適 用 事 業 場 の 事 業 主 のみなさまにご 負 担 いた だくもので 業 種 を 問 わず 一 般 拠 出 金 率 は 1,000 分 の 0.02 となります 平 成 26 年 3 月 31 日 までの 一 般 拠 出 金 は 1,000 分 の 0.05 です 労 働 保 険 料 の 延 納 ( 分 割 納 付 ) 概 算 保 険 料 額 が 40 万 円 ( 労 災 保 険 か 雇 用 保 険 のどちらか 一 方 の 保 険 関 係 のみ 成 立 している 場 合 は 20 万 円 ) 以 上 の 場 合 又 は 労 働 保 険 事 務 組 合 に 労 働 保 険 事 務 を 委 託 し ている 場 合 は 3 回 に 延 納 ( 分 割 納 付 )することができます 3 回 分 割 6/1 9/30 までに 成 立 した 事 業 場 第 1 期 第 2 期 第 3 期 第 1 期 第 2 期 4/1 7/31 8/1 11/30 12/1 3/31 成 立 した 日 11/30 12/1 3/31 納 期 7 月 10 日 10 月 31 日 翌 年 1 月 31 日 成 立 した 日 から 50 日 翌 年 1 月 31 日 納 付 期 限 が 日 曜 日 祝 日 等 に 当 たるときは その 翌 日 が 納 付 期 限 となります 継 続 事 業 で 10 月 1 日 以 降 に 成 立 した 事 業 については 成 立 した 日 から 3 月 31 日 までの 保 険 料 を 一 括 して 納 付 していただくことになります 有 期 事 業 については 事 業 の 全 期 間 が 6 か 月 を 超 え 概 算 保 険 料 の 額 が 75 万 円 以 上 のものはおおむね 上 記 に 準 じた 方 法 で 延 納 ( 分 割 納 付 )が 認 められます 労 働 保 険 料 等 の 口 座 振 替 納 付 が 可 能 です 労 働 保 険 料 及 び 一 般 拠 出 金 は 金 融 機 関 や 労 働 局 の 窓 口 に 加 えて 口 座 振 替 によ る 納 付 も 可 能 です 口 座 振 替 をご 利 用 いただくためには 口 座 番 号 等 を 記 載 した 申 込 用 紙 を 口 座 を 開 設 している 金 融 機 関 の 窓 口 にご 提 出 ください 詳 しくは 厚 生 労 働 省 ホームページをご 覧 ください http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/hokenryou 増 加 概 算 保 険 料 の 申 告 納 付 年 度 の 途 中 において 事 業 規 模 の 拡 大 等 により 賃 金 総 額 の 見 込 額 が 当 初 の 申 告 よ り 100 分 の 200(2 倍 )を 超 えて 増 加 し かつ 当 初 の 賃 金 総 額 によった 場 合 の 概 算 保 険 料 よりも 13 万 円 以 上 増 加 する 場 合 は 増 加 額 を 増 加 概 算 保 険 料 として 申 告 納 付 することになっています 5

労 働 保 険 料 の 負 担 割 合 労 災 保 険 料 賃 金 総 額 ( 労 働 者 に 支 払 った 賞 与 通 勤 手 当 等 を 含 めた 総 額 ) 労 災 保 険 率 労 災 保 険 率 は 事 業 の 種 類 により 賃 金 総 額 の 2.5/1000 から 89/1000 までに 分 か れており 保 険 料 は 全 額 事 業 主 負 担 となっています (13 ページ 参 照 ) 雇 用 保 険 料 賃 金 総 額 ( 被 保 険 者 に 支 払 った 賞 与 通 勤 手 当 等 を 含 めた 総 額 ) 雇 用 保 険 率 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 改 定 平 成 26 年 度 も 適 用 ) 事 業 の 種 類 保 険 率 事 業 主 負 担 率 被 保 険 者 負 担 率 一 般 の 事 業 13.5/1000 8.5/1000 5/1000 農 林 水 産 清 酒 製 造 の 事 業 15.5/1000 9.5/1000 6/1000 建 設 の 事 業 16.5/1000 10.5/1000 6/1000 雇 用 保 険 の 被 保 険 者 負 担 分 は 賃 金 額 に 被 保 険 者 負 担 率 を 乗 じて 得 た 額 (50 銭 以 下 切 捨 て 50 銭 1 厘 以 上 切 上 げ ただし 慣 習 的 な 取 扱 い 等 の 特 約 がある 場 合 には この 限 りではありません )を 賃 金 から 控 除 してください 高 年 齢 者 に 対 する 雇 用 保 険 料 の 免 除 保 険 年 度 初 日 (4 月 1 日 )に 満 64 歳 以 上 の 高 年 齢 者 は 事 業 主 労 働 者 とも 雇 用 保 険 料 は 免 除 されます 労 働 保 険 料 の 負 担 割 合 ( 例 ) 小 売 業 を 営 んでいて 労 働 者 に 支 払 う 1 年 間 の 賃 金 が 300 万 円 ( 毎 月 20 万 12 ヵ 月 賞 与 30 万 2 回 )の 場 合 労 災 保 険 率 は 3.5/1000 雇 用 保 険 率 は 13.5/1000 ですので ( 労 働 保 険 料 )=( 賃 金 総 額 ) ( 労 災 保 険 率 + 雇 用 保 険 率 )により 労 働 保 険 料 は 3,000,000 (3.5/1000 +13.5/1000)= 51,000 円 となります この 場 合 被 保 険 者 負 担 分 は 雇 用 保 険 のみの 負 担 で 3,000,000 負 担 率 5/1000( 毎 月 1,000 円 賞 与 1,500 円 となり 1 年 分 の 合 計 は 1,000 12 +1,500 2)=15,000 円 となります また 事 業 主 負 担 分 の 労 働 保 険 料 は 3,000,000 (3.5/1000 + 8.5/1000)= 36,000 円 となります ( 注 ) 労 災 保 険 率 及 び 雇 用 保 険 率 は 事 業 の 種 類 によって 異 なります 6

労 働 保 険 事 務 組 合 制 度 労 働 保 険 事 務 組 合 とは 事 業 主 の 委 託 を 受 けて 事 業 主 が 行 うべき 労 働 保 険 の 事 務 を 処 理 することについ て 厚 生 労 働 大 臣 の 認 可 を 受 けた 中 小 事 業 主 等 の 団 体 です 労 働 保 険 事 務 組 合 として 認 可 を 受 けている 団 体 には 社 会 保 険 労 務 士 が 作 る 事 業 主 団 体 商 工 会 議 所 商 工 会 事 業 協 同 組 合 等 があります 次 のような 事 業 主 の 方 には 労 働 保 険 事 務 組 合 への 委 託 をお 勧 めします 1 労 働 力 不 足 等 で 労 働 保 険 事 務 を 行 うゆとりがない 2 加 入 手 続 及 び 事 務 処 理 がわずらわしい 3 監 督 署 ハローワークへ 出 向 くのが 不 便 労 働 保 険 事 務 組 合 への 委 託 手 続 は 労 働 保 険 事 務 組 合 に 労 働 保 険 の 事 務 処 理 を 委 託 するには まず 労 働 保 険 事 務 委 託 書 を 委 託 しようとする 労 働 保 険 事 務 組 合 に 提 出 します 委 託 できる 事 業 主 は 常 時 使 用 する 労 働 者 が 1 金 融 保 険 不 動 産 小 売 業 にあっては 50 人 以 下 の 事 業 主 2 卸 売 の 事 業 サービス 業 にあっては 100 人 以 下 の 事 業 主 3 その 他 の 事 業 にあっては 300 人 以 下 の 事 業 主 委 託 できる 事 務 の 範 囲 1 概 算 保 険 料 確 定 保 険 料 等 の 申 告 及 び 納 付 に 関 する 事 務 2 保 険 関 係 成 立 届 任 意 加 入 の 申 請 雇 用 保 険 の 事 業 所 設 置 届 の 提 出 等 に 関 する 事 務 3 労 災 保 険 の 特 別 加 入 の 申 請 等 に 関 する 事 務 4 雇 用 保 険 の 被 保 険 者 に 関 する 届 出 等 の 事 務 5 その 他 労 働 保 険 についての 申 請 届 出 報 告 に 関 する 事 務 なお 印 紙 保 険 料 に 関 する 事 務 並 びに 労 災 保 険 及 び 雇 用 保 険 の 保 険 給 付 に 関 する 請 求 等 の 事 務 は 労 働 保 険 事 務 組 合 が 行 うことのできる 事 務 から 除 かれています 事 務 処 理 を 委 託 すると 次 のような 利 点 があります 1 労 働 保 険 料 の 申 告 納 付 等 の 労 働 保 険 事 務 を 事 業 主 に 代 わって 処 理 しますので 事 務 の 手 間 がはぶけます 2 労 働 保 険 料 の 額 に 関 わらず 3 回 に 分 割 納 付 できます 3 労 災 保 険 に 加 入 することができない 事 業 主 や 家 族 従 事 者 等 も 労 災 保 険 に 特 別 加 入 することができます 事 業 所 が 備 えつけなければならない 帳 簿 類 1 労 働 者 名 簿 : 氏 名 (フリガナ) 生 年 月 日 住 所 雇 入 日 退 職 日 ( 退 職 理 由 ) 2 賃 金 台 帳 : 賃 金 額 諸 手 当 控 除 額 賃 金 計 算 の 基 となった 帳 簿 3 出 勤 簿 又 は 出 づら 表 7

労 災 保 険 はこんな 制 度 です 労 働 者 が 業 務 上 の 事 由 又 は 通 勤 によって 負 傷 したり 病 気 に 見 舞 われたり ある いは 不 幸 にも 死 亡 された 場 合 に 被 災 労 働 者 や 遺 族 の 方 に 必 要 な 給 付 を 行 います 業 務 災 害 通 勤 災 害 による 傷 病 等 死 亡 負 傷 疾 病 療 養 ( 補 償 ) 給 付 休 業 ( 補 償 ) 給 付 療 養 の 給 付 療 養 の 費 用 傷 病 の 療 養 のため 労 働 労 災 病 院 や 労 災 病 院 や することが 労 災 指 定 医 労 災 指 定 医 できず 賃 療 機 関 等 で 療 機 関 等 以 金 を 受 けら 療 養 を 受 け 外 で 療 養 を れないとき るとき 受 けるとき 傷 病 ( 補 償 ) 年 金 死 亡 遺 族 ( 補 償 ) 給 付 葬 祭 料 ( 葬 祭 給 付 ) 年 金 一 時 金 労 働 者 が 死 労 働 者 が 死 亡 したとき 労 働 者 が 死 亡 し 遺 族 ( 補 償 ) 年 金 を 受 け 得 る 遺 族 がまっ たくいない とき 等 亡 したとき 障 害 ( 補 償 ) 給 付 一 時 金 傷 病 が 治 っ て 障 害 等 級 第 8 級 から 14 級 まで に 該 当 する 身 体 障 害 が 残 ったとき 治 ゆ 年 金 傷 病 が 治 っ て 障 害 等 級 第 1 級 から 7 級 までに 該 当 する 身 体 障 害 が 残 ったとき 療 養 開 始 後 1 年 6か 月 たっても 傷 病 が 治 らな いで 障 害 の 程 度 が 傷 病 等 級 に 該 当 するとき 介 護 ( 補 償 ) 給 付 障 害 ( 補 償 ) 年 金 又 は 傷 病 ( 補 償 ) 年 金 の 一 定 の 障 害 に より 現 に 介 護 を 受 けてい るとき 定 期 健 康 診 断 等 の 異 常 の 所 見 二 次 健 康 診 断 等 給 付 事 業 場 が 実 施 する 定 期 健 康 診 断 等 の 結 果 脳 心 臓 疾 患 に 関 連 する 一 定 の 項 目 ( 血 圧 血 中 脂 質 血 糖 肥 満 )の 全 てについて 異 常 の 所 見 がある と 認 められるとき 船 員 については 対 象 外 8

労 災 保 険 の 保 険 給 付 の 種 類 こんなときは 給 付 の 種 類 保 険 給 付 金 労 災 保 険 指 定 ( 指 名 ) 療 養 補 償 給 付 ( 業 務 災 害 ) 医 療 機 関 等 にかかっ たとき 療 養 給 付 ( 通 勤 災 害 ) 政 府 が 必 要 と 認 める 範 囲 で 診 療 が 受 けられる 定 率 定 額 支 給 特 別 支 給 金 特 別 給 与 ( 賞 与 等 )がある 場 合 傷 非 指 定 の 医 療 機 関 に 療 養 の 費 用 ( 業 務 災 害 ) 病 かかったとき に移 送 等 を 要 したとき 療 養 の 費 用 ( 通 勤 災 害 ) か か 傷 病 の 療 養 のため 休 り 休 業 補 償 給 付 ( 業 務 災 害 ) 業 し 賃 金 を 受 けない とき 休 業 給 付 ( 通 勤 災 害 ) 療 養 開 始 後 1 年 6 ヵ 月 で 治 ゆせず 傷 病 等 級 に 該 当 するとき 傷 病 補 償 年 金 ( 業 務 災 害 ) 傷 病 年 金 ( 通 勤 災 害 ) 障 害 補 償 給 付 治 ゆしたときに 障 害 等 ( 業 務 災 害 ) 級 表 に 定 める 身 体 障 害 が 残 ったとき 障 害 給 付 ( 通 勤 災 害 ) 死 亡 したとき 遺 族 補 償 給 付 ( 業 務 災 害 ) 遺 族 給 付 ( 通 勤 災 害 ) 年 金 一 時 金 年 金 葬 祭 料 ( 業 務 災 害 ) 葬 祭 給 付 ( 通 勤 災 害 ) 一 定 の 障 害 により 傷 病 ( 補 償 ) 年 金 又 は 障 介 護 補 償 給 付 ( 業 務 災 害 ) 害 ( 補 償 ) 年 金 を 受 給 し 介 護 給 付 ( 通 勤 災 害 ) 介 護 を 受 けている 場 合 政 府 が 必 要 と 認 めた 額 を 支 給 する 休 業 4 日 目 から 1 日 について 60% 1 年 間 に 1 級 313 日 分 3 級 245 日 分 給 1 年 間 に 1 級 313 日 分 付 基 礎 7 級 131 日 分 日 額 一 時 金 で 8 級 503 日 分 の 14 級 56 日 分 1 年 間 に 245 日 分 休 業 4 日 目 から 1 日 について 20% 1 級 114 万 円 3 級 100 万 円 1 級 342 万 円 14 級 8 万 円 傷 病 特 別 支 給 金 分 ( は 減 額 される ) 153 日 分 300 万 円 1 年 間 に 1 級 313 日 分 算 3 級 245 日 分 定 1 年 間 に 1 級 基 313 日 分 礎 日 額 7 級 131 日 分 の一 時 金 で 8 級 503 日 分 14 級 56 日 分 1 年 間 に 245 日 分 153 日 分 一 時 金 一 時 金 で 1,000 日 分 一 時 金 で 1,000 日 分 30 日 分 + 31 万 5 千 円 又 は 60 日 分 常 時 介 護 104,290 円 を 上 限 ( 但 し 親 族 等 の 介 護 を 受 け 費 用 を 支 出 していない 場 合 56,600 円 ) 随 時 介 護 52,150 円 を 上 限 ( 但 し 親 族 等 の 介 護 を 受 け 費 用 を 支 出 していな い 場 合 28,300 円 ) 注 ) 表 中 の 金 額 等 は 平 成 26 年 2 月 28 日 現 在 のものです よかった まずは ひと 安 心!! 労 災 保 険 事 業 主 の 行 う 直 近 の 一 次 健 康 診 断 で 血 圧 検 査 血 中 脂 質 検 査 血 糖 検 査 腹 囲 の 検 査 又 は BMI( 肥 満 度 ) 測 定 のすべてで 異 常 の 所 見 があり かつ 脳 血 管 疾 患 又 は 心 臓 疾 患 の 症 状 を 有 していないとき 二 次 健 康 診 断 等 給 付 無 料 で 健 康 診 断 指 導 が 受 けられる 二 次 健 康 診 断 の 給 付 脳 血 管 及 び 心 臓 の 状 態 を 把 握 するために 必 要 な 検 査 特 定 保 健 指 導 の 給 付 脳 心 臓 疾 患 の 発 生 予 防 の 栄 養 指 導 運 動 指 導 生 活 指 導 社 会 復 帰 促 進 等 事 業 業 務 災 害 及 び 通 勤 災 害 を 被 った 労 働 者 の 円 滑 な 社 会 復 帰 を 促 進 するため 義 肢 義 眼 車 いすその 他 の 補 装 具 の 費 用 支 給 外 科 後 処 置 特 定 傷 病 治 ゆ 者 に 対 す るアフターケア 等 が 受 けられます 被 災 労 働 者 及 びその 遺 族 の 援 護 を 図 るため 労 災 就 学 援 護 費 労 災 就 労 保 育 援 護 費 等 が 受 けられます その 他 数 種 類 の 社 会 復 帰 促 進 等 事 業 を 行 っておりますので 詳 しくは 最 寄 り の 労 働 基 準 監 督 署 へおたずねください 9

雇 用 保 険 雇 用 保 険 はこんな 制 度 です 労 働 者 が 失 業 した 場 合 及 び 労 働 者 について 雇 用 の 継 続 が 困 難 となる 事 由 が 生 じた 場 合 に 労 働 者 の 生 活 及 び 雇 用 の 安 定 を 図 るとともに 再 就 職 を 促 進 するため 必 要 な 給 付 を 行 うものです また 失 業 の 予 防 労 働 者 の 能 力 開 発 及 び 能 力 向 上 等 を 図 るための 事 業 も 行 っています 対 象 労 働 者 ( 被 保 険 者 )は 適 用 事 業 に 雇 用 される 労 働 者 は 事 業 主 労 働 者 の 意 思 にかかわらず すべて 被 保 険 者 になります (ただし 法 人 の 役 員 昼 間 学 生 臨 時 内 職 的 に 雇 用 される 者 個 人 事 業 主 と 同 居 の 親 族 などは 被 保 険 者 になりません ) 被 保 険 者 の 種 類 は 1 一 般 被 保 険 者 [65 歳 未 満 の 常 用 労 働 者 等 ] 2 高 年 齢 継 続 被 保 険 者 [65 歳 に 達 した 日 以 前 から 引 き 続 き 雇 用 されている 者 等 ] 3 短 期 雇 用 特 例 被 保 険 者 [ 季 節 的 に 雇 用 される 者 等 ] 4 日 雇 労 働 被 保 険 者 [ 日 々 雇 用 される 者 30 日 以 内 の 期 間 を 定 めて 雇 用 される 者 ] パートタイム 労 働 者 ( 短 時 間 就 労 者 )が 被 保 険 者 となる 要 件 1 1 週 間 の 所 定 労 働 時 間 が 20 時 間 以 上 であること 2 31 日 以 上 引 き 続 き 雇 用 されることが 見 込 まれること 3 賃 金 や 労 働 時 間 その 他 の 労 働 条 件 が 就 業 規 則 雇 用 契 約 書 雇 入 通 知 書 等 に 明 確 に 定 められていること 社 会 保 険 の 加 入 の 有 無 等 に 関 係 なく 被 保 険 者 になります 重 要 パートの 加 入 手 続 失 業 等 給 付 の 種 類 は 労 働 者 ( 被 保 険 者 )が 離 職 されたときなどに 一 定 の 要 件 で 失 業 等 給 付 を 受 ける ことができます 求 職 者 給 付 一 般 被 保 険 者 に 対 する 求 職 者 給 付 基 本 手 当 技 能 習 得 手 当 等 高 年 齢 継 続 被 保 険 者 に 対 する 求 職 者 給 付 高 年 齢 求 職 者 給 付 金 失 業 等 給 付 就 職 促 進 給 付 教 育 訓 練 給 付 雇 用 継 続 給 付 短 期 雇 用 特 例 被 保 険 者 に 対 する 求 職 者 給 付 日 雇 労 働 被 保 険 者 に 対 する 求 職 者 給 付 再 就 職 手 当 常 用 就 職 支 度 手 当 等 教 育 訓 練 給 付 金 高 年 齢 雇 用 継 続 給 付 育 児 休 業 給 付 特 例 一 時 金 日 雇 労 働 求 職 者 給 付 金 高 年 齢 雇 用 継 続 基 本 給 付 金 高 年 齢 再 就 職 給 付 金 育 児 休 業 給 付 金 介 護 休 業 給 付 介 護 休 業 給 付 金 10

労 働 保 険 雇 用 保 険 手 続 を 必 要 とする 事 例 提 出 書 類 新 たに 適 用 事 業 となった 場 合 労 働 保 険 保 険 関 係 成 立 届 労 働 保 険 概 算 増 加 概 算 確 定 保 険 料 申 告 書 雇 用 保 険 の 加 入 要 件 に 該 当 している 者 がいる 場 合 年 度 更 新 により 労 働 保 険 料 を 申 告 納 付 する 場 合 概 算 保 険 料 の 申 告 後 に 賃 金 総 額 の 見 込 み 額 が 2 倍 を 超 えて 増 加 し かつ 差 額 が 13 万 円 以 上 になった 場 合 雇 用 保 険 適 用 事 業 所 設 置 届 雇 用 保 険 被 保 険 者 資 格 取 得 届 労 働 保 険 概 算 確 定 保 険 料 申 告 書 労 働 保 険 概 算 増 加 概 算 確 定 保 険 料 申 告 書 事 業 所 の 名 称 所 在 地 事 業 の 種 類 事 業 主 の 氏 名 に 変 更 があった 場 合 労 働 保 険 名 称 所 在 地 等 変 更 届 雇 用 保 険 事 業 主 事 業 所 各 種 変 更 届 ( 雇 用 保 険 の 保 険 関 係 が 成 立 している 場 合 ) 事 業 主 が 行 うべき 事 務 を 工 場 長 支 店 長 等 に 代 理 させ る 場 合 労 働 者 を 雇 用 した 場 合 労 働 保 険 代 理 人 選 任 解 任 届 雇 用 保 険 被 保 険 者 関 係 届 出 事 務 等 代 理 人 選 任 解 任 届 雇 用 保 険 被 保 険 者 資 格 取 得 届 被 保 険 者 が 氏 名 を 変 更 した 場 合 雇 用 保 険 被 保 険 者 氏 名 変 更 届 被 保 険 者 を 転 勤 させた 場 合 5 年 以 上 勤 務 した 被 保 険 者 が 60 歳 に 達 した 場 合 被 保 険 者 が 育 児 休 業 を 取 得 した 場 合 被 保 険 者 が 離 職 した 場 合 雇 用 保 険 被 保 険 者 転 勤 届 雇 用 保 険 被 保 険 者 六 十 歳 到 達 時 等 賃 金 証 明 書 高 年 齢 雇 用 継 続 給 付 受 給 資 格 確 認 票 雇 用 保 険 被 保 険 者 休 業 開 始 時 賃 金 月 額 証 明 書 育 児 休 業 給 付 受 給 資 格 確 認 票 雇 用 保 険 被 保 険 者 資 格 喪 失 届 雇 用 保 険 被 保 険 者 離 職 証 明 書 事 業 を 廃 止 した 場 合 労 働 保 険 概 算 増 加 概 算 確 定 保 険 料 申 告 書 雇 用 保 険 適 用 事 業 所 廃 止 届 雇 用 保 険 被 保 険 者 資 格 喪 失 届 雇 用 保 険 被 保 険 者 離 職 証 明 書 暫 定 任 意 適 用 事 業 所 が 労 働 者 の 希 望 により 任 意 に 加 入 しようとする 場 合 労 働 保 険 任 意 加 入 申 請 書 ( 認 可 後 は 新 たに 適 用 事 業 となった 場 合 に 準 じる) 暫 定 任 意 適 用 事 業 所 が 労 働 者 の 希 望 により 任 意 に 脱 退 しようとする 場 合 労 働 保 険 保 険 関 係 消 滅 申 請 書 ( 認 可 後 は 事 業 を 廃 止 した 場 合 に 準 じる) 11

についての 主 な 手 続 手 続 方 法 一 元 適 用 事 業 は 労 働 保 険 保 険 関 係 成 立 届 を 管 轄 の 監 督 署 へ 提 出 した 後 に その 事 業 主 控 と 雇 用 保 険 適 用 事 業 所 設 置 届 を 管 轄 の 安 定 所 へ 労 働 保 険 料 の 申 告 は 管 轄 の 監 督 署 へ 二 元 適 用 事 業 は 労 働 保 険 保 険 関 係 成 立 届 ( 労 災 保 険 )を 管 轄 の 監 督 署 へ 労 働 保 険 保 険 関 係 成 立 届 ( 雇 用 保 険 )と 雇 用 保 険 適 用 事 業 所 設 置 届 を 管 轄 の 安 定 所 へ 労 働 保 険 料 の 雇 用 保 険 分 の 申 告 は 労 働 局 労 働 保 険 徴 収 課 へ 労 働 保 険 料 の 労 災 保 険 分 の 申 告 は 管 轄 の 監 督 署 へ 管 轄 の 安 定 所 へ 一 元 適 用 事 業 は 労 働 保 険 料 を 管 轄 の 監 督 署 へ 二 元 適 用 事 業 は 労 働 保 険 料 の 雇 用 保 険 分 を 労 働 局 労 働 保 険 徴 収 課 へ 労 災 保 険 分 は 管 轄 の 監 督 署 へ 口 座 振 替 納 付 について 5 ページ 参 照 一 元 適 用 事 業 は 労 働 保 険 名 称 所 在 地 等 変 更 届 を 管 轄 の 監 督 署 へ 提 出 した 後 に その 事 業 主 控 と 雇 用 保 険 事 業 主 事 業 所 各 種 変 更 届 を 管 轄 の 安 定 所 ( 移 転 の 場 合 は 移 転 後 の 管 轄 の 安 定 所 )へ 二 元 適 用 事 業 は 管 轄 の 監 督 署 安 定 所 ( 移 転 の 場 合 は 移 転 後 の 管 轄 の 監 督 署 安 定 所 )へ 提 出 期 限 労 働 保 険 保 険 関 係 成 立 届 は 成 立 した 日 から 10 日 以 内 労 働 保 険 料 の 納 付 は 成 立 し た 日 から 50 日 以 内 適 用 事 業 となった 日 の 翌 日 から 10 日 以 内 7 月 10 日 まで 増 加 が 見 込 まれた 日 から 30 日 以 内 変 更 のあった 日 の 翌 日 から 10 日 以 内 管 轄 の 安 定 所 又 は 監 督 署 へ 管 轄 の 安 定 所 へ 管 轄 の 安 定 所 へ 被 保 険 者 転 勤 届 を 転 勤 後 の 事 務 所 の 管 轄 の 安 定 所 へ 管 轄 の 安 定 所 へ 管 轄 の 安 定 所 へ 管 轄 の 安 定 所 へ 一 元 適 用 事 業 は 労 働 保 険 料 を 管 轄 の 監 督 署 へ 二 元 適 用 事 業 は 労 働 保 険 料 の 雇 用 保 険 分 を 労 働 局 労 働 保 険 徴 収 課 へ 労 災 保 険 分 は 管 轄 の 監 督 署 へ 適 用 事 業 所 廃 止 届 資 格 喪 失 届 離 職 証 明 書 の 届 は 管 轄 の 安 定 所 へ 任 意 加 入 申 請 書 を 労 災 保 険 は 管 轄 の 監 督 署 経 由 で 雇 用 保 険 は 管 轄 の 安 定 所 経 由 で 労 働 局 長 へ 認 可 後 適 用 事 業 所 設 置 届 を 管 轄 の 安 定 所 へ 被 保 険 者 資 格 取 得 届 を 管 轄 の 安 定 所 へ 保 険 関 係 消 滅 申 請 書 を 労 災 保 険 は 管 轄 の 監 督 署 経 由 で 雇 用 保 険 は 管 轄 の 安 定 所 経 由 で 労 働 局 長 へ 認 可 後 被 保 険 者 資 格 喪 失 届 を 管 轄 の 安 定 所 へ 代 理 人 の 選 任 解 任 があっ た 都 度 雇 い 入 れた 日 の 翌 月 の 10 日 まで 変 更 のあった 都 度 転 勤 のあった 日 の 翌 日 から 10 日 以 内 初 回 支 給 対 象 月 の 初 日 から 4 ヵ 月 以 内 育 児 休 業 開 始 日 の 翌 日 から 10 日 以 内 離 職 した 日 の 翌 日 から 10 日 以 内 労 働 保 険 料 の 納 付 は 廃 止 し た 日 の 翌 日 から 50 日 以 内 書 類 届 出 は 廃 止 の 翌 日 から 10 日 以 内 認 可 を 受 けようとするとき 設 置 届 取 得 届 は 認 可 日 の 翌 日 から 10 日 以 内 認 可 を 受 けようとするとき 労 働 保 険 ( 労 災 保 険 + 雇 用 保 険 )の 事 務 手 続 は 労 働 保 険 事 務 組 合 を 利 用 されると 大 変 便 利 です (7 ページ 参 照 ) 12

労 災 保 険 率 表 事 業 の 種 類 の 分 類 事 業 の 種 類 の 番 号 事 業 の 種 類 労 災 保 険 率 林 漁 鉱 業 業 業 建 設 事 業 製 造 業 運 輸 業 電 気 ガス 水 道 又 は 熱 供 給 の 事 業 その 他 の 事 業 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 改 定 平 成 26 年 度 も 適 用 ) 02 木 材 伐 採 業 03 その 他 の 林 業 60/1000 11 海 面 漁 業 ( 定 置 網 漁 業 又 は 海 面 魚 類 養 殖 業 を 除 く ) 20/1000 12 定 置 網 漁 業 又 は 海 面 魚 類 養 殖 業 40/1000 21 金 属 鉱 業 非 金 属 鉱 業 ( 石 灰 石 鉱 業 又 はドロマイト 鉱 業 を 除 く ) 又 は 石 炭 鉱 業 88/1000 23 石 灰 石 鉱 業 又 はドロマイト 鉱 業 19/1000 24 原 油 又 は 天 然 ガス 鉱 業 5.5/1000 25 採 石 業 58/1000 26 その 他 の 鉱 業 25/1000 31 水 力 発 電 施 設 ずい 道 等 新 設 事 業 89/1000 32 道 路 新 設 事 業 16/1000 33 舗 装 工 事 業 10/1000 34 鉄 道 又 は 軌 道 新 設 事 業 17/1000 35 建 設 事 業 ( 既 設 建 築 物 設 備 工 事 業 を 除 く ) 13/1000 38 既 設 建 築 物 設 備 工 事 業 15/1000 36 機 械 装 置 の 組 立 て 又 は 据 付 けの 事 業 7.5/1000 37 その 他 の 建 設 事 業 19/1000 41 食 料 品 製 造 業 (たばこ 等 製 造 業 を 除 く ) 6/1000 65 たばこ 等 製 造 業 6/1000 42 繊 維 工 業 又 は 繊 維 製 品 製 造 業 4/1000 44 木 材 又 は 木 製 品 製 造 業 13/1000 45 パルプ 又 は 紙 製 造 業 7.5/1000 46 印 刷 又 は 製 本 業 3.5/1000 47 化 学 工 業 5/1000 48 ガラス 又 はセメント 製 造 業 7.5/1000 66 コンクリート 製 造 業 13/1000 62 陶 磁 器 製 品 製 造 業 19/1000 49 その 他 の 窯 業 又 は 土 石 製 品 製 造 業 26/1000 50 金 属 精 錬 業 ( 非 鉄 金 属 精 錬 業 を 除 く ) 6.5/1000 51 非 鉄 金 属 精 錬 業 7/1000 52 金 属 材 料 品 製 造 業 ( 鋳 物 業 を 除 く ) 7/1000 53 鋳 物 業 17/1000 54 金 属 製 品 製 造 業 又 は 金 属 加 工 業 ( 洋 食 器 刃 物 手 工 具 又 は 一 般 金 物 製 造 業 及 びメッキ 業 を 除 く ) 10/1000 63 洋 食 器 刃 物 手 工 具 又 は 一 般 金 物 製 造 業 (めっき 業 を 除 く ) 6.5/1000 55 めっき 業 7/1000 56 機 械 器 具 製 造 業 ( 電 気 機 械 器 具 製 造 業 輸 送 用 機 械 器 具 製 造 業 船 舶 製 造 又 は 修 理 業 及 び 計 量 器 光 学 機 械 時 計 等 製 造 業 を 除 く ) 5.5/1000 57 電 気 機 械 器 具 製 造 業 3/1000 58 輸 送 用 機 械 器 具 製 造 業 ( 船 舶 製 造 又 は 修 理 業 を 除 く ) 4.5/1000 59 船 舶 製 造 又 は 修 理 業 23/1000 60 計 量 器 光 学 機 械 時 計 等 製 造 業 ( 電 気 機 械 器 具 製 造 業 を 除 く ) 2.5/1000 64 貴 金 属 製 品 装 身 具 皮 革 製 品 等 製 造 業 4/1000 61 その 他 の 製 造 業 7/1000 71 交 通 運 輸 事 業 4.5/1000 72 貨 物 取 扱 事 業 ( 港 湾 貨 物 取 扱 事 業 及 び 港 湾 荷 役 業 を 除 く ) 9/1000 73 港 湾 貨 物 取 扱 事 業 ( 港 湾 荷 役 業 を 除 く ) 11/1000 74 港 湾 荷 役 業 16/1000 81 電 気 ガス 水 道 又 は 熱 供 給 の 事 業 3/1000 95 農 業 又 は 海 面 漁 業 以 外 の 漁 業 12/1000 91 清 掃 火 葬 又 はと 畜 の 事 業 13/1000 93 ビルメンテナンス 業 5.5/1000 96 倉 庫 業 警 備 業 消 毒 又 は 害 虫 駆 除 の 事 業 又 はゴルフ 場 の 事 業 6.5/1000 97 通 信 業 放 送 業 新 聞 業 又 は 出 版 業 2.5/1000 98 卸 売 業 小 売 業 飲 食 店 又 は 宿 泊 業 3.5/1000 99 金 融 業 保 険 業 又 は 不 動 産 業 2.5/1000 94 その 他 の 各 種 事 業 3/1000 90 船 舶 所 有 者 の 事 業 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 新 設 ) 50/1000 13

労 働 保 険 料 の 算 定 基 礎 となる 賃 金 早 見 表 ( 例 示 ) 賃 金 総 額 に 算 入 されるもの 支 給 金 銭 等 の 種 類 内 容 基 本 給 固 定 給 等 の 基 本 賃 金 超 過 勤 務 手 当 深 夜 手 当 休 日 手 当 宿 日 直 手 当 等 扶 養 手 当 子 ども 手 当 家 族 手 当 等 住 宅 手 当 日 給 者 月 給 者 臨 時 日 雇 労 働 者 アルバイト パー トタイマー 等 保 険 が 適 用 さ れている 労 働 者 に 通 常 支 払 われる 賃 金 の 本 体 部 分 通 常 の 勤 務 時 間 以 外 につい て 支 払 われる 手 当 労 働 者 本 人 以 外 の 者 につい て 支 払 われる 手 当 奨 励 手 当 精 皆 勤 手 当 等 役 職 手 当 管 理 職 手 当 等 技 能 手 当 物 価 手 当 教 育 手 当 別 居 手 当 特 殊 作 業 手 当 地 域 手 当 危 険 有 害 業 務 手 当 臨 時 緊 急 業 務 手 当 等 寒 冷 地 手 当 僻 地 手 当 地 方 手 当 等 を 含 む 支 給 金 銭 等 の 種 類 内 容 調 整 手 当 賞 与 配 置 転 換 初 任 給 等 の 調 整 手 当 を 含 む ボーナス 期 末 手 当 越 年 資 金 等 通 勤 手 当 非 課 税 部 分 も 含 む 定 期 券 回 数 券 等 雇 用 保 険 料 その 他 社 会 保 険 料 創 立 記 念 日 等 の 祝 金 サービス 料 チップ 休 業 手 当 現 物 給 与 通 勤 のために 支 給 される 現 物 給 付 労 働 者 の 負 担 分 を 事 業 主 が 負 担 する 場 合 恩 恵 的 なものでなく かつ 全 労 働 者 又 は 相 当 多 数 に 支 給 される 場 合 奉 仕 料 の 配 分 として 事 業 主 から 受 けるもの 労 働 基 準 法 第 26 条 の 規 定 によるもの 労 働 協 約 就 業 規 則 で 定 め のある 場 合 等 算 入 されないもの 支 給 金 銭 等 の 種 類 内 容 結 婚 祝 金 死 亡 弔 意 金 災 害 見 舞 金 退 職 金 年 功 慰 労 金 ただし 在 職 中 の 給 与 賞 与 の 上 乗 せとして 前 払 いさ れる 退 職 金 は 算 入 されます 役 員 報 酬 賃 金 に 相 当 する 以 外 のもの 出 張 旅 費 実 費 弁 償 と 考 えられるもの 休 業 補 償 費 解 雇 予 告 手 当 増 資 記 念 品 代 私 傷 病 見 舞 金 法 定 額 を 上 回 る 差 額 分 を 含 む 労 働 基 準 法 第 20 条 の 規 定 によるもの 労 働 協 約 就 業 規 則 に 定 め のない 場 合 制 支 給 金 銭 等 の 種 類 内 容 服 生 命 保 険 料 事 業 主 が 負 担 するもの 財 産 形 成 貯 蓄 の ため 事 業 主 が 負 担 する 奨 励 金 等 住 宅 の 貸 与 を 受 ける 利 益 ( 福 利 厚 生 施 設 と 認 められるもの) 労 働 者 が 行 う 財 産 形 成 貯 蓄 を 奨 励 援 助 するため 事 業 主 が 労 働 者 に 対 して 支 払 う 一 定 の 率 又 は 額 の 奨 励 金 等 ただし 住 宅 を 貸 与 されな い 者 全 員 に 対 し( 住 宅 ) 均 衡 手 当 を 支 給 している 場 合 は 貸 与 の 利 益 が 賃 金 とな る 場 合 があります まだ 労 働 保 険 の 加 入 手 続 を 行 っていない 事 業 主 の 方 は 今 すぐ 最 寄 りの 労 働 基 準 監 督 署 ( 公 共 職 業 安 定 所 ) で 加 入 手 続 をしてください! また 相 談 お 問 い 合 わせも お 気 軽 にどうぞ 14

労 働 保 険 の 相 談 や 加 入 手 続 は 安 定 所 監 督 署 の 適 用 窓 口 へ 県 内 の 公 共 職 業 安 定 所 一 覧 安 定 所 名 郵 便 番 号 所 在 地 電 話 番 号 管 轄 区 域 広 島 公 共 職 業 安 定 所 730 8513 広 島 市 中 区 上 八 丁 堀 8 2 (082)223 8609 広 島 市 のうち 中 区 西 区 安 佐 南 区 佐 伯 区 ( 杉 並 台 湯 来 町 を 除 く) 広 島 東 公 共 職 業 安 定 所 732 0051 広 島 市 東 区 光 が 丘 13 7 (082)554 6900 広 島 市 のうち 東 区 南 区 安 芸 区 安 芸 郡 広 島 西 条 公 共 職 業 安 定 所 739 0041 東 広 島 市 西 条 町 寺 家 6479 1 (082)422 8609 東 広 島 市 竹 原 出 張 所 725 0026 竹 原 市 中 央 5 2 11 (0846)22 8609 竹 原 市 豊 田 郡 呉 公 共 職 業 安 定 所 737 8609 呉 市 西 中 央 1 5 2 (0823)25 8609 呉 市 江 田 島 市 尾 道 公 共 職 業 安 定 所 722 0026 尾 道 市 栗 原 西 2 7 10 (0848)23 8609 尾 道 市 世 羅 郡 福 山 公 共 職 業 安 定 所 720 8609 福 山 市 東 桜 町 3 12 (084)923 8609 福 山 市 三 原 公 共 職 業 安 定 所 723 0004 三 原 市 館 町 1 6 10 (0848)64 8609 三 原 市 三 次 公 共 職 業 安 定 所 728 0013 三 次 市 十 日 市 東 3 4 6 (0824)62 8609 三 次 市 安 芸 高 田 出 張 所 731 0501 安 芸 高 田 市 吉 田 町 吉 田 1814 5 (0826)42 0605 安 芸 高 田 市 庄 原 出 張 所 727 0012 庄 原 市 中 本 町 1 20 1 (0824)72 1197 庄 原 市 可 部 公 共 職 業 安 定 所 731 0223 広 島 市 安 佐 北 区 可 部 南 3 3 36 (082)815 8609 広 島 市 のうち 安 佐 北 区 山 県 郡 府 中 公 共 職 業 安 定 所 726 0005 府 中 市 府 中 町 188 2 (0847)43 8609 府 中 市 神 石 郡 廿 日 市 公 共 職 業 安 定 所 738 0033 廿 日 市 市 串 戸 4 9 32 (0829)32 8609 大 竹 出 張 所 739 0614 大 竹 市 白 石 1 18 16 (0827)52 8609 大 竹 市 廿 日 市 市 広 島 市 佐 伯 区 のうち 杉 並 台 湯 来 町 県 内 の 労 働 基 準 監 督 署 一 覧 監 督 署 名 郵 便 番 号 所 在 地 電 話 番 号 管 轄 区 域 広 島 中 央 労 働 基 準 監 督 署 呉 労 働 基 準 監 督 署 福 山 労 働 基 準 監 督 署 三 原 労 働 基 準 監 督 署 尾 道 労 働 基 準 監 督 署 三 次 労 働 基 準 監 督 署 広 島 北 労 働 基 準 監 督 署 廿 日 市 労 働 基 準 監 督 署 広 島 市 中 区 上 八 丁 堀 6 30 730 8528 ( 広 島 合 同 庁 舎 第 2 号 館 1F) (082)221 2461 737 0051 呉 市 中 央 3 9 15 呉 地 方 合 同 庁 舎 5F (0823)22 0005 広 島 市 のうち 中 区 西 区 東 区 南 区 安 芸 区 東 広 島 市 ( 黒 瀬 町 黒 瀬 春 日 野 黒 瀬 松 ヶ 丘 黒 瀬 学 園 台 黒 瀬 桜 が 丘 黒 瀬 切 田 が 丘 福 富 町 豊 栄 町 河 内 町 安 芸 津 町 を 除 く) 安 芸 郡 呉 市 東 広 島 市 のうち 黒 瀬 町 黒 瀬 春 日 野 黒 瀬 松 ヶ 丘 黒 瀬 学 園 台 黒 瀬 桜 が 丘 黒 瀬 切 田 が 丘 江 田 島 市 720 8503 福 山 市 旭 町 1 7 (084)923 0005 福 山 市 府 中 市 神 石 郡 723 0016 三 原 市 宮 沖 2 13 20 (0848)63 3939 722 0002 尾 道 市 古 浜 町 27 13 (0848)22 4158 尾 道 市 世 羅 郡 三 原 市 竹 原 市 東 広 島 市 のうち 福 富 町 豊 栄 町 河 内 町 安 芸 津 町 豊 田 郡 728 0013 三 次 市 十 日 市 東 1 9 9(0824)62 2104 三 次 市 庄 原 市 安 芸 高 田 市 731 0223 広 島 市 安 佐 北 区 可 部 南 3 3 28 (082)812 2115 738 0024 廿 日 市 市 新 宮 1 15 40 (0829)32 1155 広 島 市 のうち 安 佐 南 区 安 佐 北 区 山 県 郡 広 島 市 のうち 佐 伯 区 廿 日 市 市 大 竹 市 26.3 この 印 刷 物 は 紙 へのリサイクルに 適 した 資 材 を 使 用 しています