連 携 室 便 り 15 発 行 日 :25 年 7 月 取 手 北 相 馬 保 健 医 療 センター 医 師 会 病 院 医 療 連 携 室 便 り 第 29 号 猛 暑 の 候 連 日 厳 しい 暑 さが 続 いており ますが 諸 先 生 方 関 係 機 関 の 皆 様 におか れましては ますますご 健 勝 のこととお 喜 び 申 しあげます 日 頃 より 当 院 に 対 しま しては 何 かとご 支 援 ご 指 導 を 賜 り 心 より 感 謝 申 し 上 げます 医 療 連 携 室 では 連 携 室 便 りを 通 して 先 生 方 へ 当 院 の 情 報 を 提 供 させていただき たいと 考 えております 今 後 も 当 院 をご 利 用 して 頂 けますよう 宜 しくお 願 いいたし ます 乳 腺 外 来 夏 の 立 山 渡 邉 副 院 長 撮 影 例 年 にない 早 い 梅 雨 明 けで 熱 い 夏 がやってきました 先 生 方 におかれましては 十 分 体 調 にお 気 を 付 け られ 診 療 に 励 まれて 下 さい さて 今 回 の 連 携 室 便 りは 乳 がんをテーマとします ご 存 知 の 通 り 乳 がんは 90 年 代 後 半 より 日 本 の 女 性 のがん 罹 患 率 において 一 位 になり 以 来 現 在 に 至 ります まだまだ 欧 米 に 比 較 してその 値 は 低 い 段 階 で すが 問 題 は 彼 の 地 においては 減 少 傾 向 に 転 じているのに 対 して 日 本 では 増 加 の 一 途 をたどっていること です 将 来 16 人 に 1 人 が 乳 がんになるとの 予 測 もあります またメディアなどに 取 り 上 げられることが 多 いことも 特 徴 です その 理 由 としましては 発 症 年 齢 がM 型 ピークを 示 し 最 初 のピークが40 歳 代 で 子 育 て 中 会 社 の 中 堅 スタッフなどその 社 会 的 影 響 が 大 きいことが 挙 げられます しかし 正 しい 診 断 治 療 を 行 えばAll over でも 70% 以 上 の 治 癒 が 得 られる 比 較 的 治 るがんであることも 乳 がんの 特 徴 でありま す また 取 手 市 医 師 会 管 内 の 乳 がん 健 診 における 発 見 乳 がんの 検 討 においては 半 数 以 上 が 非 触 知 例 (つ まり 触 っても 分 からない)で それらは 温 存 率 も 高 く 全 例 無 再 発 生 存 中 です 当 院 は 日 本 乳 がん 学 会 認 定 施 設 を 取 得 しています 一 度 も 検 査 を 受 けた 事 のない 患 者 さんには 是 非 乳 がん 検 診 を 受 けることを ま た 少 しでも 懸 念 のある 患 者 さんには 連 携 室 を 通 し 当 院 乳 腺 外 来 の 予 約 受 診 をお 勧 めください 取 手 北 相 馬 保 健 医 療 センター 医 師 会 病 院 院 長 鈴 木 武 樹
脈 管 診 療 充 実 のお 知 らせ いつも 医 師 会 病 院 をご 支 援 ご 利 用 頂 き 誠 にありがとうございます 循 環 器 を 担 当 しております 渡 邉 寛 でございます 近 年 は 生 活 の 欧 米 化 ( 食 生 活 や 移 動 手 段 多 様 化 による 運 動 不 足 )によりいわゆるメタボリックシン ドロームの 増 加 が 大 きな 社 会 問 題 となっております これに 伴 い 脳 梗 塞 や 心 筋 梗 塞 と 言 った 血 管 疾 患 の 増 加 が 目 立 っております しかしこれらの 生 命 に 関 わる 事 態 以 前 に 全 身 の 動 脈 硬 化 所 見 が 認 められる 事 が 多 いのですが 意 外 に 知 られておりません 具 体 的 には 以 前 より 歩 くと 足 がだるく 痛 みがある 少 し 休 むと 回 復 するなどの 症 状 です 以 前 は 閉 塞 性 動 脈 硬 化 症 などと 言 われていましたが これらは 独 立 した 病 気 ではなく 全 身 の 動 脈 硬 化 の 一 部 といえます REACH 研 究 と 言 われる 研 究 でも 閉 塞 性 動 脈 硬 化 症 ( 末 梢 血 管 の 動 脈 硬 化 )の 方 は 心 臓 や 脳 の 血 管 疾 患 の 危 険 性 が 著 しく 高 い 事 が 判 明 しています また リンパの 欝 滞 や 静 脈 の 閉 塞 も 増 えています 健 康 な 方 が 急 死 されることもある 肺 塞 栓 は 下 肢 の 深 部 静 脈 血 栓 が 背 景 にある 場 合 が 多 いとされていま す これらを 鑑 み 取 手 医 師 会 病 院 では 迅 速 な 結 果 が 出 るD-ダイマー 検 査 や 血 管 及 び 心 臓 の 超 音 波 検 査 の 充 実 に 努 めてまいりました また 筑 波 大 学 の 関 連 施 設 として 脈 管 専 門 医 研 修 関 連 施 設 に 認 定 さ れ 同 大 学 血 管 担 当 講 師 の 佐 藤 藤 夫 先 生 の 外 来 も 設 置 しております 脈 管 専 門 医 の 渡 邉 寛 ( 常 勤 )と 佐 藤 藤 夫 ( 非 常 勤 )と 習 熟 したスタッフがお 待 ちしております ま た 放 射 線 科 大 石 主 任 が CVT(Clinical Vascular Technologist 血 管 診 療 技 師 )を 取 得 し スタッフ の 一 層 の 充 実 を 図 ってまいります 足 が 冷 たい 歩 くと 疲 れやすい 足 がむくむ 足 の 色 が 悪 い 等 の 方 がおられましたら どうかご 利 用 ください 病 診 連 携 室 にご 一 報 頂 ければ 幸 いでございます 取 手 北 相 馬 保 健 医 療 センター 医 師 会 病 院 副 院 長 渡 邉 寛
医 師 の 紹 介 平 岡 昌 和 (ひらおか まさやす) 入 職 日 平 成 25 年 4 月 15 日 東 京 医 科 歯 科 大 学 医 学 部 卒 業 4 月 1 日 より 健 診 センターに 着 任 しました 大 学 では 循 環 器 内 科 特 に 心 電 図 不 整 脈 の 臨 床 と 研 究 に 携 わってきました シカゴ 大 学 留 学 中 も 外 来 や 学 生 インターン レジデントなどに 心 電 図 診 断 を 教 えていました 2004 年 より9 年 あまりは 厚 生 労 働 省 労 働 保 健 審 査 会 委 員 会 長 として 労 災 の 不 服 認 定 という 循 環 器 の 臨 牀 とは 少 し 離 れた 業 務 についていましたが その 間 も 世 界 心 電 図 学 会 アジア 太 平 洋 心 房 細 動 シンポジウム アジア 太 平 洋 不 整 脈 学 会 を 主 催 して 心 電 図 や 不 整 脈 の 臨 牀 とは 離 れることなく 過 ごしてきました 現 在 は 心 臓 突 然 死 を 発 症 するブルガタ 症 候 群 に 興 味 を 持 って 大 規 模 研 究 を 行 っています 健 診 での 心 電 図 にどのような 異 常 や 不 整 脈 が 認 められるかに 興 味 をもっています 江 原 千 東 (えばら ちはる) 入 職 日 平 成 25 年 4 月 1 日 日 本 大 学 医 学 部 卒 業 消 化 器 外 科 診 察 日 時 金 曜 日 午 前 はじめまして 日 本 大 学 医 学 部 消 化 器 外 科 6 年 目 の 江 原 千 東 と 申 します 出 身 は 東 京 で 東 京 の 板 橋 病 院 に 勤 務 しておりましたが 昨 年 度 は 千 葉 の 小 張 病 院 に 出 向 し 今 年 度 から 茨 城 の 当 院 に 出 向 となりました 外 科 学 は 治 療 学 と 言 われておりますが 内 科 学 もできる 外 科 医 を 目 指 しております 茨 城 県 の 地 域 医 療 に 一 つでも 多 く 貢 献 できるよう 精 進 していきます 今 後 ともよろしくお 願 いいたします 山 本 純 (やまもと じゅん) 入 職 日 平 成 25 年 4 月 10 日 慶 應 義 塾 大 学 医 学 部 卒 業 呼 吸 器 外 科 診 察 日 時 水 曜 日 午 後 はじめまして 筑 波 大 学 附 属 病 院 の 山 本 純 と 申 します 神 奈 川 県 出 身 で 慶 應 義 塾 大 学 卒 業 後 15 年 目 になる 呼 吸 器 外 科 医 です 以 前 東 海 村 で 約 8 年 間 呼 吸 器 外 科 医 として 働 いた 事 があります 呼 吸 器 専 門 医 呼 吸 器 外 科 医 として 本 年 4 月 より 毎 週 水 曜 日 午 後 の 外 来 を 担 当 させていただくこと になりました 県 南 地 域 で 働 く 事 は 初 めてで 不 慣 れな 点 もありますが 今 まで 得 てきた 知 識 経 験 を 生 かして 呼 吸 器 診 療 に 貢 献 していきたいと 存 じますので 宜 しくお 願 いします
三 樹 祐 子 (みき ゆうこ) 入 職 日 平 成 25 年 4 月 11 日 筑 波 大 学 医 学 部 卒 業 循 環 器 内 科 診 察 日 時 木 曜 日 午 後 はじめまして 木 曜 日 午 後 循 環 器 内 科 の 外 来 を 担 当 させて 頂 きます 三 樹 祐 子 と 申 します 地 域 の 皆 様 のお 役 に 立 てるよう 頑 張 りたいと 思 いますので 気 になる 症 状 は 遠 慮 なさらずおっしゃっ て 下 さい どうぞ 宜 しくお 願 い 致 します 胃 内 視 鏡 検 査 の 担 当 医 師 変 更 のお 知 らせ 月 曜 日 及 川 卓 一 医 師 倉 持 純 一 医 師 ( 第 1 3 5 週 ) 及 川 卓 一 医 師 ( 第 2 4 週 ) 土 曜 日 弘 中 一 平 医 師 星 野 優 医 師 膠 原 病 リウマチ 外 来 荻 島 博 医 師 ( 土 曜 日 第 3 週 ) 浅 島 弘 充 医 師 ( 土 曜 日 第 3 週 ) 乳 腺 外 来 ( 貝 塚 広 史 医 師 ) 第 2 4 木 曜 日 午 前 第 2 4 水 曜 日 午 後
トピックス 当 院 では 糖 尿 病 患 者 様 の 自 己 管 理 の 啓 発 と 知 識 の 定 着 にむけ 医 師 看 護 師 管 理 栄 養 士 理 学 療 法 士 薬 剤 師 臨 床 検 査 技 師 が 患 者 教 育 に 関 わっています 今 年 度 からより 参 加 しやすい 糖 尿 病 教 室 を 目 指 し テーマ 別 に 開 催 することとなりました このような 対 象 の 患 者 様 がいらっしゃいましたら ぜひご 紹 介 くださいますようお 願 いいたします 開 催 日 時 間 テーマ 講 義 担 当 5/7( 火 ) 13:00~14:00 糖 尿 病 は 治 る 病 気 なの? 医 師 5/21( 火 ) 11:30~13:00 実 食! 治 療 食 を 食 べてみませんか? 管 理 栄 養 士 ~ 病 院 の 糖 尿 病 食 の 体 験 ~ 6/15( 土 ) 10:00~11:00 運 動 で 血 糖 値 は 下 がるの? 理 学 療 法 士 ~ 運 動 療 法 の 効 果 ~ 6/22( 土 ) 10:00~11:00 知 っておきたい 薬 の 知 識 薬 剤 師 ~ 糖 尿 病 治 療 薬 のいろいろ~ 7/3( 水 ) 11:00~12:00 知 って 得 するナースが 教 える 足 のお 手 入 れ! 看 護 師 自 分 の 体 の 状 態 を 調 べる 臨 床 検 査 技 師 7/24( 水 ) 13:00~14:00 ~ 血 糖 コントロールの 目 標 値 と 合 併 症 の 検 査 ~ 8/6( 火 ) 13:00~14:00 医 師 が 処 方 する 内 服 のお 話 医 師 ~ 糖 尿 病 の 飲 み 薬 について~ 8/31( 土 ) 10:00~11:00 外 食 は 害 食? 飲 酒 は 禁 酒? 管 理 栄 養 士 9/12( 木 ) 13:00~14:30 9/25( 水 ) 11:00~12:00 転 ばぬ 先 の 体 力 づくり 理 学 療 法 士 ~ 高 齢 者 向 け 糖 尿 病 の 運 動 療 法 ~ 糖 尿 病 放 っておくとどうなるの? 看 護 師 ~ 写 真 でみる 合 併 症 ~ 会 場 取 手 北 相 馬 保 健 医 療 センター 医 師 会 病 院 南 棟 2F 会 議 室 参 加 費 無 料 食 事 体 験 は 当 日 700 円 集 めます お 申 し 込 み お 問 い 合 わせ 取 手 北 相 馬 保 健 医 療 センター 医 師 会 病 院 0297-78-6111 栄 養 科 まで
事 業 所 移 転 のお 知 らせ 訪 問 看 護 ステーションひまわり 並 びひまわり 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 が 移 転 になりました 平 成 25 年 6 月 15 日 より 新 住 所 で 活 動 となりました 新 住 所 302-0034 茨 城 県 取 手 市 戸 頭 3 丁 目 26-18 TEL 0297-78-3094 FAX 0297-78-3091 (* 電 話 FAX 事 業 所 番 号 の 変 更 はございません ) 訪 問 看 護 ステーションひまわり ひまわり 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 (A: 移 転 先 地 図 ) 編 集 : 医 療 連 携 室 TEL:0297ー78ー6183( 直 通 ) TEL:0297ー78ー6111( 代 表 ) FAX:0297ー78ー6184