株 式 会 社 化 に 伴 う から 特 定 の 員 への 株 式 譲 渡 に 係 る 課 税 関 係 と 手 続 きについて 平 成 20 年 2 月 商 工 中 金 当 資 料 は 貴 において 本 件 取 引 に 関 する 検 討 をされるに 際 して ご 参 考 のための 情 報 提 供 のみを 目 的 として 国 税 庁 の 確 認 を 受 けた 内 容 に 基 づき 商 工 中 金 が 作 成 したものです 貴 における 具 体 的 な 取 引 の 状 況 等 によって 当 資 料 の 記 載 内 容 と 異 なる 課 税 関 係 が 生 じる 可 能 性 がありますので 当 資 料 のご 利 用 並 びに 取 みの 決 定 に 際 しては 貴 の 判 断 でなされますよう また 必 要 な 場 には 顧 問 税 理 士 等 などにご 相 談 の 上 でお 取 扱 い 下 さい ますようお 願 い 申 し 上 げます
このお 知 らせの 趣 旨 (お 知 らせしたいこと) 商 工 中 央 金 庫 ( 商 工 中 金 )は 株 式 会 社 商 工 中 央 金 庫 法 に 基 づき 平 成 20 年 10 月 に 株 式 会 社 商 工 中 央 金 庫 ( 新 商 工 中 金 )へ 転 換 します その 転 換 に 伴 い 商 工 中 金 の 出 資 者 である の 皆 さまには 出 資 の 口 数 に 応 じて 新 商 工 中 金 の 株 式 が 割 り 当 てられることとなります 本 資 料 は 員 が に 資 金 を 拠 出 し( 下 図 の1) その 資 金 を 基 に 当 該 が 商 工 中 金 に 出 資 を 行 っている 場 ( 下 図 の2) において から 特 定 の 員 ( 資 金 を 拠 出 している 員 )に 対 して に 割 り 当 てられた 株 式 ( 下 図 の3)を 拠 出 資 金 の 返 却 のために 特 定 の 員 に 譲 渡 する 際 ( 下 図 の4)の 税 務 上 の 取 扱 いについて ご 参 考 までにとりまとめたものです (ご 留 意 いただきたい 事 項 ) 貴 における 具 体 的 な 取 引 の 状 況 等 によって 当 資 料 の 記 載 内 容 と 異 なる 課 税 関 係 が 生 じる 可 能 性 がありますので 当 資 料 のご 利 用 並 びに 取 みの 決 定 に 際 しては 貴 の 判 断 でなされますよう また 必 要 な 場 には 顧 問 税 理 士 などにご 相 談 の 上 でお 取 扱 い 下 さいますようお 願 い 申 し 上 げます < 特 定 の 員 の 拠 出 資 金 に 基 づく の 出 資 とその 清 算 の 流 れ> 2 出 資 1 拠 出 資 金 商 工 中 金 3 出 資 に 対 して 株 式 割 当 て 4 拠 出 資 金 の 返 却 のため 株 式 譲 渡 特 定 の 員 1
税 務 上 の 取 扱 いの 基 本 的 な 考 え 方 特 定 の 員 の 拠 出 資 金 に 基 づく の 出 資 に 応 じて 割 り 当 てられた 株 式 を から 特 定 の 員 に 対 して 拠 出 資 金 の 返 却 のために 譲 渡 する 場 は 拠 出 資 金 を 対 価 として 行 われる から 特 定 の 員 に 対 する 株 式 の 売 買 として 課 税 関 係 を 考 えるこ ととなります したがって 拠 出 資 金 の 返 却 を 株 式 の 譲 渡 のみで 行 う 場 拠 出 資 金 が 譲 渡 する 株 式 の 税 務 上 の 通 常 取 引 されると 認 められる 価 額 と 等 しいものであれば と 特 定 の 員 ともに 課 税 所 得 が 生 じないものであります また 商 工 中 金 が 株 式 会 社 化 された 後 も がこれらの 株 式 を 自 ら 保 持 し 特 定 の 員 に 譲 渡 しない 限 りにおいては と 特 定 の 員 ともに 課 税 所 得 は 生 じないものであります ( 株 式 を 譲 渡 したところで 課 税 関 係 を 考 慮 する 必 要 があります ) < 資 料 の 構 成 > 税 務 上 の 通 常 取 引 されると 認 められる 価 額 をどう 考 えるか 具 体 的 にどのように 対 応 するか 等 はどのような 手 続 きが 必 要 か 証 券 会 社 における 株 式 の 売 買 の 仕 み の 運 用 前 3~4ページ 一 株 100 円 で 譲 渡 する 場 7ページ 等 の 手 続 き 9~10ページ 証 券 会 社 における 株 式 の 売 買 の 仕 み の 運 用 後 5~6ページ 一 株 100 円 以 外 で 譲 渡 する 場 8ページ 2
税 務 上 の 通 常 取 引 されると 認 められる 価 額 の 考 え 方 ( 証 券 会 社 における 株 式 の 売 買 の 仕 み の 運 用 前 )1 ( 純 資 産 価 額 とする 考 え 方 ) 新 商 工 中 金 の 株 式 は 未 上 場 株 式 であり 必 ずしも 確 立 された 一 つの 価 格 があるものではありませんが 法 人 税 基 本 通 達 で 示 されてい る 算 定 方 法 による 価 格 等 は 新 商 工 中 金 の 株 式 の 通 常 取 引 されると 認 められる 価 額 となり 得 るものと 考 えられます 法 人 税 基 本 通 達 において 上 場 有 価 証 券 以 外 の 株 式 の 価 格 については 売 買 実 例 があるものは 売 買 実 例 方 式 公 開 途 上 にあるもの は 公 開 価 格 方 式 売 買 実 例 のないもので 類 似 する 他 の 法 人 の 株 式 の 価 格 があるものは 類 似 会 社 比 準 方 式 これらに 該 当 しないものは 純 資 産 価 額 方 式 また 課 税 上 弊 害 がない 場 の 財 産 評 価 基 本 通 達 により 算 定 した 価 額 ( 配 当 還 元 方 式 )によると 示 されております ので 転 換 直 後 の 新 商 工 中 金 の 株 式 は 売 買 実 例 はなく 公 開 途 上 にもなく 事 業 の 特 殊 性 から 類 似 する 他 の 法 人 もないとすると 純 資 産 価 額 方 式 で 算 定 することに 一 定 の 理 性 があるものと 考 えられます ( 純 資 産 価 額 から 減 価 する 場 の 考 え 方 ) 法 人 税 基 本 通 達 には 一 株 当 たりの 純 資 産 価 額 等 を 参 酌 して 通 常 取 引 されると 認 められる 価 額 と 記 載 されており 新 商 工 中 金 の 株 式 の 通 常 取 引 されると 認 められる 価 額 の 算 定 は 純 資 産 価 額 方 式 に 限 られることなく 法 人 税 基 本 通 達 や 財 産 評 価 基 本 通 達 で 示 されて いる 各 種 の 算 定 方 法 に 基 づく 価 格 を 理 的 な 方 法 により み わせて 算 定 した 価 格 等 も 通 常 取 引 されると 認 められる 価 額 となり 得 るもの であります この 場 において 例 えば 同 族 関 係 者 ではない と 特 定 の 員 との 取 引 においては 現 時 点 における 純 資 産 価 額 方 式 の 価 額 と 配 当 還 元 方 式 の 価 額 との 比 率 が 今 後 も 変 わらないものとしたときの 当 該 比 率 などを 勘 案 し 純 資 産 価 額 から30% 程 度 減 価 する 考 え 方 も 採 り 得 るものであります ( 具 体 的 には) 平 成 19 年 3 月 末 日 の 純 資 産 価 額 を 基 に 算 定 すると 一 株 当 たりの 純 資 産 価 額 は130 円 ( 出 資 1 口 に 対 して 新 商 工 中 金 の 株 式 を1 株 割 り 当 てる 場 )となり この 純 資 産 価 額 と 配 当 実 績 を 前 提 として 純 資 産 価 額 に30% 程 度 を 減 じたうえで これまでの 増 資 時 の 払 込 価 格 等 を 勘 案 した 価 格 さらに 平 成 19 年 4 月 以 降 の 純 資 産 価 額 の 増 減 (α)を 加 味 した 価 格 となる 概 ね 一 株 100 円 ~130±α 円 程 度 が 現 時 点 で 見 た 転 換 直 後 の 新 商 工 中 金 の 株 式 の 通 常 取 引 されると 認 められる 価 額 の 一 つの 目 安 になるものと 考 えられます 税 務 上 の 通 常 取 引 されると 認 められる 価 額 の 具 体 的 な 金 額 の 算 定 に 当 たり 商 工 中 金 は 当 資 料 作 成 日 現 在 その 前 提 となる 純 資 産 価 額 等 につい て 上 記 の 計 算 結 果 の 変 動 をもたらしうる 事 実 を 認 識 しておりませんが かかる 前 提 は 日 々 変 動 しており その 正 確 性 を 保 証 するものではありません 3
税 務 上 の 通 常 取 引 されると 認 められる 価 額 の 考 え 方 ( 証 券 会 社 における 株 式 の 売 買 の 仕 み の 運 用 前 )2 < 通 常 取 引 されると 認 められる 価 額 ( 法 人 税 基 本 通 達 から)> 売 買 実 例 のあるもの 該 当 しない 公 開 途 上 にあるもの 該 当 する ( 売 買 実 例 方 式 ) 売 買 実 例 による ( 公 開 価 格 方 式 ) 上 場 時 の 公 募 価 格 等 を 参 酌 して 通 常 取 引 されると 認 められる 価 額 による 事 業 の 種 類 規 模 収 益 の 状 況 等 の 類 似 会 社 の 株 価 が あるもの ( 類 似 会 社 比 準 方 式 ) 類 似 会 社 の 株 価 から 推 定 した 価 額 による ( 純 資 産 価 額 方 式 ) 1 株 当 たりの 純 資 産 価 額 等 を 参 酌 して 通 常 取 引 されると 認 められる 価 額 による 課 税 上 弊 害 がない 場 [ 課 税 関 係 ] 転 換 直 後 の 新 商 工 中 金 の 株 式 の 通 常 取 引 されると 認 められる 価 額 は 純 資 産 価 額 方 式 で 算 定 することに 一 定 の 理 性 がある また 純 資 産 価 額 から30% 程 度 減 価 するという 考 え 方 も 採 り 得 る (3ページ 参 照 ) 財 産 評 価 基 本 通 達 に より 算 定 した 価 額 ( 配 当 還 元 方 式 ) 4
税 務 上 の 通 常 取 引 されると 認 められる 価 額 の 考 え 方 ( 証 券 会 社 における 株 式 の 売 買 の 仕 み の 運 用 後 )1 ( 証 券 会 社 における 株 式 の 売 買 の 仕 み ) 新 商 工 中 金 の 株 式 は 未 上 場 株 式 であり 当 事 者 間 の 相 対 取 引 によって 売 買 が 成 立 するものであります ただし の 解 散 等 の やむを 得 ない 事 情 をはじめ 相 応 の 売 買 が 想 定 されることから 相 対 取 引 を 補 完 するため 証 券 会 社 を 通 じて 売 買 を 行 う 株 式 の 売 買 の 仕 み を 用 意 する 予 定 です 証 券 会 社 における 株 式 の 売 買 の 仕 み においては 新 商 工 中 金 が 示 す 参 照 価 格 に 基 づき 証 券 会 社 が 定 める 基 準 価 格 を 中 心 として その 上 下 一 定 の 範 囲 内 の 価 格 を 指 値 とする 売 買 注 文 を 証 券 会 社 が 付 け わせることとなります ( 新 商 工 中 金 が 示 す 参 照 価 格 ) 参 照 価 格 は 対 外 的 に 分 かり 易 くするため 純 資 産 価 額 方 式 を 基 に 算 定 する 方 法 あるいは 新 商 工 中 金 の 事 業 や 株 式 の 特 殊 性 を 踏 まえて 算 定 する 方 法 等 が 検 討 されるところですが 参 照 価 格 の 一 層 の 客 観 性 を 確 保 するため 最 終 的 には 専 門 家 等 の 意 見 を 踏 まえて 決 定 する 方 向 で 検 討 を 進 めております ( 証 券 会 社 における 株 式 の 売 買 の 仕 み の 基 準 価 格 と 通 常 取 引 されると 認 められる 価 額 の 関 係 ) 証 券 会 社 における 株 式 の 売 買 の 仕 み は あくまでも 相 対 取 引 を 補 完 するものとして 特 定 の 基 準 価 格 (の 上 下 一 定 の 範 囲 内 の 価 格 )のみで 売 買 が 成 立 する 場 であり いわゆる 市 場 ではありませんが 基 準 価 格 (の 上 下 一 定 の 範 囲 内 の 価 格 )で 売 買 が 成 り 立 っていれば から 特 定 の 員 に 対 して 株 式 を 譲 渡 する 場 の 通 常 取 引 されると 認 められる 価 額 もその 基 準 価 格 (の 上 下 一 定 の 範 囲 内 の 価 格 )が 一 つの 目 安 となるものであります ( 証 券 会 社 における 株 式 の 売 買 の 仕 み の 運 用 時 期 ) 証 券 会 社 における 株 式 の 売 買 の 仕 み の 運 用 は 新 商 工 中 金 の 転 換 の 状 況 や 株 券 の 準 備 の 状 況 等 も 考 慮 したうえで 平 成 21 年 1 月 に 開 始 することを 予 定 しています 5
税 務 上 の 通 常 取 引 されると 認 められる 価 額 の 考 え 方 ( 証 券 会 社 における 株 式 の 売 買 の 仕 み の 運 用 後 )2 証 券 会 社 における 株 式 の 売 買 の 仕 み 売 り 希 望 者 1 特 定 の 証 券 会 社 本 店 支 店 支 店 2 新 商 工 中 金 ( 本 支 店 ) 参 照 価 格 の 通 知 特 定 の 証 券 会 社 ( 本 社 ) 注 文 のつけ わせ 特 定 の 証 券 会 社 本 店 支 店 支 店 1 買 い 希 望 者 1 2 注 文 の 受 付 売 買 の 注 文 は 特 定 の 証 券 会 社 が 全 国 の 本 支 店 で 受 け 付 け る 予 定 です 売 買 希 望 者 は 基 準 価 格 の 上 下 一 定 範 囲 内 の 価 格 を 指 値 とする 売 買 注 文 を 行 います ( 注 ) 基 準 価 格 は 新 商 工 中 金 が 専 門 家 の 意 見 を 基 に 定 める 参 照 価 格 ( )を 参 考 として 証 券 会 社 が 決 定 する 予 定 その 基 準 価 格 及 び 直 近 の 取 引 価 格 に 関 する 情 報 は 特 定 の 証 券 会 社 が 提 供 買 い 注 文 は 株 主 資 格 を 有 する 方 からのみ 受 付 注 文 のつけ わせ 売 買 注 文 のつけ わせは 月 1 回 実 施 します ( 前 月 下 旬 まで の 注 文 を 当 月 中 旬 につけ わせる 予 定 です ) 価 格 優 先 時 間 優 先 で 約 定 させる 予 定 です ( 注 ) 高 い 価 格 の 買 い 注 文 低 い 価 格 の 売 り 注 文 が 優 先 同 一 価 格 の 注 文 は 早 く 行 われた 注 文 が 優 先 株 券 受 渡 資 金 決 済 株 主 名 簿 管 理 人 ( ) 参 照 価 格 は 新 商 工 中 金 が 専 門 家 等 の 意 見 を 踏 まえて 決 定 する 方 向 その 算 定 に 当 たり 対 外 的 に 分 かり 易 くするため 純 資 産 価 額 方 式 を 基 に 算 定 する 方 法 新 商 工 中 金 の 事 業 や 株 式 の 特 殊 性 を 踏 まえて 算 定 する 方 法 等 を 検 討 6
対 応 事 例 ( 一 株 100 円 で 譲 渡 する 場 ) 対 応 事 例 1 転 換 直 後 の 新 商 工 中 金 の 株 式 の 通 常 取 引 されると 認 められる 価 額 は 概 ね 一 株 100 円 ~130±α 円 程 度 が 一 つ の 目 安 になるのではないかと 考 えられ(3ページ 参 照 ) 例 えば 予 め 株 式 の 譲 渡 価 格 を 一 株 100 円 とすることに 意 し は 特 定 の 員 に 対 して 拠 出 資 金 (100 万 円 )の 返 却 を 株 式 (1 万 株 )の 譲 渡 のみで 行 う 場 と 特 定 の 員 ともに 利 益 ( 課 税 所 得 )は 生 じないものと 考 えられます 対 応 事 例 1の 仕 訳 株 式 全 部 譲 渡 (10,000 株 ) 預 け 金 100 万 円 を 清 算 員 税 務 上 の 通 常 取 引 されると 認 められる 価 額 20 年 10 月 株 式 会 社 化 20 年 10 月 下 旬 株 券 交 付 ( 予 定 ) 100 円 ~130±α 円 が 目 安 21 年 1 月 証 券 会 社 における 株 式 の 売 買 の 仕 み の 運 用 の 開 始 ( 予 定 ) 基 準 価 格 が 目 安 < > < 員 > ( 単 位 : 万 円 ) 預 り 金 100/ 株 式 100 株 式 100/ 預 け 金 100 員 ともに 課 税 所 得 なし これまでの 貸 借 関 係 < > < 員 > ( 単 位 : 万 円 ) 株 式 100/ 預 り 金 100 預 け 金 100/ 拠 出 資 金 の 返 却 のため 株 式 のみを 譲 渡 ( 一 株 100 円 で 清 算 )した 場 の 課 税 関 係 株 式 譲 渡 は できません ( ) 課 税 所 得 が 生 じないものと 考 えられます 基 準 価 格 =100 円 でない 場 課 税 所 得 が 生 じる 可 能 性 があります ( ) 特 定 の 員 の 拠 出 資 金 に 基 づく の 出 資 を 清 算 するためには 株 券 を 交 付 することが 必 要 となります( 新 商 工 中 金 の 株 式 の 株 券 は 平 成 20 年 10 月 下 旬 に 送 付 予 定 です) ( 留 意 事 項 ) 貴 における 具 体 的 な 取 引 の 状 況 等 によって 当 資 料 の 記 載 内 容 と 異 なる 課 税 関 係 が 生 じる 可 能 性 があります 7
対 応 事 例 ( 一 株 100 円 以 外 で 譲 渡 する 場 ) 対 応 事 例 2 転 換 直 後 において 例 えば 株 式 の 譲 渡 価 格 を 一 株 130 円 とすることに 意 し は 特 定 の 員 に 対 して 拠 出 資 金 (100 万 円 )の 返 却 を 株 式 ( 現 物 )の 譲 渡 で 行 い 差 額 (30 万 円 )を 特 定 の 員 から 受 領 する 場 その 差 額 分 (30 万 円 )が の 利 益 ( 課 税 所 得 )となり 特 定 の 員 には 利 益 ( 課 税 所 得 )が 生 じないものと 考 えられます 対 応 事 例 3 差 額 ( 現 金 )の 清 算 を 行 わない 事 例 として 転 換 直 後 において 例 えば 株 式 の 譲 渡 価 格 を 一 株 125 円 とすることに 意 し が 特 定 の 員 に 対 して 拠 出 資 金 (100 万 円 )の 返 却 をその 拠 出 資 金 に 見 った 株 式 (100 万 円 125 円 =8 千 株 )の 譲 渡 で 行 う 場 に20 万 円 ( 一 株 につき25 円 8 千 株 )の 利 益 ( 課 税 所 得 )が 生 じ 特 定 の 員 には 利 益 ( 課 税 所 得 )が 生 じないものと 考 えられます 対 応 事 例 2の 仕 訳 ( 株 式 を 全 部 譲 渡 する 場 ) 株 式 全 部 譲 渡 (10,000 株 ) 預 け 金 100 万 円 を 清 算 の 上 差 額 30 万 円 支 払 < > < 員 >( 単 位 : 万 円 ) 預 り 金 100/ 株 式 100 株 式 130/ 預 け 金 100 現 金 30/ 譲 渡 益 30 / 現 金 30 に 課 税 所 得 30が 発 生 員 対 応 事 例 3の 仕 訳 ( 株 式 を 一 部 譲 渡 する 場 ) 株 式 一 部 譲 渡 (8,000 株 ) 預 け 金 100 万 円 を 清 算 < > < 員 > ( 単 位 : 万 円 ) 預 り 金 100/ 株 式 80 株 式 100/ 預 け 金 100 / 譲 渡 益 20 に2,000 株 留 保 に 課 税 所 得 20が 発 生 員 ( 留 意 事 項 ) 貴 における 具 体 的 な 取 引 の 状 況 等 によって 当 資 料 の 記 載 内 容 と 異 なる 課 税 関 係 が 生 じる 可 能 性 があります 8
と 特 定 の 員 等 との 事 前 意 手 続 き ( 予 め 意 していただく 事 項 ) の 皆 さまには 特 定 の 員 や 関 係 する 員 等 との 間 で 以 下 の 事 項 を 予 め 意 していただくことをお 薦 めいたします 1 商 工 中 金 の 株 式 会 社 化 に 際 して 特 定 の 員 の 拠 出 資 金 に 基 づく の 出 資 に 応 じて 割 り 当 てられた 株 式 を 引 き 続 き が 保 有 するのか ( 株 主 資 格 者 の 拡 大 に 伴 い) 特 定 の 員 に 譲 渡 するのか 2 株 式 を 特 定 の 員 に 譲 渡 する 場 は その 譲 渡 時 期 と 譲 渡 価 格 をどうするのか ( 意 していただく 時 期 等 ) と 特 定 の 員 等 の 意 は できる 限 り 早 期 に 行 い その 意 内 容 は 必 要 に 応 じて の 総 会 や 理 事 会 等 の 場 で 確 認 のう え 議 事 録 等 の 記 録 に 残 すことが 望 ましいものと 考 えております( 例 えば3 月 決 算 の であれば 通 常 総 会 の 機 会 を 利 用 するな ど) (ご 留 意 いただきたい 事 項 ) 新 商 工 中 金 の 株 主 資 格 は 中 小 企 業 団 体 ( ) 及 び 株 主 である 中 小 企 業 団 体 ( )の 構 成 員 ( 員 )とされているため が 特 定 の 員 に 対 して 新 商 工 中 金 の 株 式 を 譲 渡 し その 員 が 株 主 となるためには が 引 き 続 き 新 商 工 中 金 の 出 資 者 ( 株 主 )であることが 必 要 です 9
拠 出 資 金 を 株 式 で 清 算 する 際 の 等 の 手 続 き (スケジュール) 手 続 き 内 容 等 できる 限 り 早 期 に 事 前 意 手 続 き 拠 出 資 金 の 返 却 のために 株 式 を 譲 渡 する 場 その 旨 を と 特 定 の 員 等 との 間 で 予 め 意 し において 議 事 録 等 を 作 成 します 20 年 6 月 以 降 商 工 中 金 の 総 代 会 において 新 商 工 中 金 の 定 款 事 項 や 株 式 の 割 当 方 法 等 を 記 載 した 転 換 計 画 を 承 認 総 代 会 後 株 券 発 行 請 求 のため の 書 類 の 提 出 商 工 中 金 から 株 券 発 行 請 求 のための 書 類 が 送 付 されるので 特 定 の 員 に 譲 渡 する 株 数 に 応 じて 券 種 を 指 定 します( 株 式 を 譲 渡 するためには 株 券 が 必 要 です)( 1) 20 年 10 月 1 日 株 式 会 社 商 工 中 央 金 庫 の 発 足 20 年 10 月 下 旬 頃 株 券 の 受 領 新 商 工 中 金 の 株 券 を 受 領 します 株 券 受 領 後 拠 出 資 金 の 清 算 拠 出 資 金 の 返 却 のために が 特 定 の 員 に 対 して 株 式 を 譲 渡 ( 株 券 を 交 付 )します( 2) ( 必 要 に 応 じて 差 額 金 を 調 整 します) 拠 出 資 金 の 清 算 後 特 定 の 員 による 名 義 書 換 において 特 段 の 手 続 きの 必 要 はありません 株 式 を 取 得 した 特 定 の 員 は 新 商 工 中 金 の 株 主 名 簿 管 理 人 に 対 して 名 義 書 換 を 請 求 します( 名 義 書 換 には 1 株 券 2 名 義 書 換 請 求 書 3 株 主 資 格 を 証 明 するための 所 定 の 書 類 が 必 要 です) ( 1 単 元 未 満 株 式 に 係 る 株 券 を 発 行 しないこと) 現 在 一 単 元 1,000 株 とする 単 元 株 制 度 を 導 入 し 単 元 未 満 株 式 に 係 る 株 券 を 発 行 しない 方 向 で 検 討 しております その 場 拠 出 資 金 を 株 式 で 清 算 することができるのは 単 元 株 式 についてのみとなります ( 2 商 工 中 金 への 出 資 に 設 定 されていた 質 権 の 取 扱 い) 新 商 工 中 金 の 株 券 は 質 権 者 ( 特 定 の 員 )でなく 株 主 名 簿 上 の 株 主 ( )に 交 付 します 質 権 者 が 株 券 を 直 接 受 領 する 場 は 質 権 者 を 株 券 送 付 先 とする 内 容 の ( 株 券 ) 送 付 先 変 更 依 頼 書 を 商 工 中 金 に 対 してご 提 出 していただくことが 必 要 とな ります その 上 で 拠 出 資 金 を 株 式 で 清 算 ( 株 式 の 所 有 権 を 移 転 )するためには と 特 定 の 員 は 拠 出 資 金 の 債 権 債 務 を 表 する 書 類 を 相 手 方 に 返 却 す る 等 して 権 利 関 係 を 消 滅 させることとなります 10