46 福島大学総合教育研究センター紀要第10号 育の支援員の参加もあった スクールカウンセラーの 2011 1 表1 受講者 のべ数 の属性別人数 参加も 例年通り 一定数ある 学校以外の機関では 内は全受講者に占める 医療関係者が多く そのなかでも 臨床心理士はもち 属性 ろんのこと それ以外の職種 歯科医 看護師 言語 性 男性 6(6.5) 女性 86 93.5 幼稚園 2 2.2 きいのは 発達障害に関わり 関心をもつ人が 様々 小学校 36 39.1 な領域で増えているということであろう 中学校 20(21.7) 受講者 のべ92名 の出席回数は平均7.2回であり 高校 5 5.4 昨年の7.1回とほぼ同じである また 7回以上の出 特別支援学校 4 4.3 席をもって修了証書を交付されたのは受講生92名中73 公立相談機関 4 4.3 名 79.3 で 前年の68.6 を上回って 前々年の 医療機関 10 10.9 80.4 並に回復した 教育委員会関連 2(2.2) その他 9 9.8 教諭 32 34.8 養護教諭 13 14.1 嘱託 講師 助教諭 7 7.6 スクールカウンセラー 8 8.7 医療機関の臨床心理士 5 5.4 その他の医療関係 4 4.3 特別支援教育協力員等 2 2.2 相談員 SSW 3 3.3 保育士 3 3.3 その他 15 16.3 聴覚士 の参加があったことも特徴的である Gクラスにおいてとくに参加者の職分の多様性が大 4 研修内容 各クラスの内容は後述する 事業所種 職分 第1回は全体オリエンテーションの後 各クラスで オリエンテーションを行った 夏期合宿は8月18日 19日の一泊二日で 磐梯熱海 温泉 浅香荘で行われた 例年通り 受講者をメン バーとする実行委員会で運営され 委員長をEクラス の面川幸子氏 顧問を中野が務めた プログラムは 初日にGクラスの内山登紀夫を講師にワークショップ TEECH入門 が行われた 夕食後懇親会がもたれた 二日目は午前中 クリニックの臨床心理士を発表者に 事例研究が行われた 宿泊 日帰りと参加の形態は様々 であるが 参加者数は52名 それに加えて講師6名 大学院生12名が参加した 92 100.0 計 人 2月には Dクラス企画による学術講演会 親面接 入門 中村伸一心理療法研究室 中村伸一氏 が行 われ 一般参加者を含め約120名の参加を得た 5 教育臨床事例研究 第9号の刊行 2009年12月には 2008年度の研修講座の報告集とし て 教育臨床事例研究 第9号が刊行された 6 アンケート調査 1 調査の方法 回答者の属性 内容 2月の研修講座で受講者にアンケート記入を求め 即日回収した 本アンケートの回答者は31名 うち男性5名 女性 図1 受講者数の推移 26名 で 回答者が受講者に占める割合は34.1 であっ 育臨床事例研究 についての意見 ④次年度研修の希 た 望 ⑤研修講座の開講形態について ⑥その他の意見 表2 3にアンケート回答者の属性を示す 所属の から成る ①から④は従来のアンケート項目にもあっ その他の教育機関 には 二つ以上の校種にまたがっ たもので ⑤は新たに追加した項目である て勤務するスクールカウンセラー 適応指導教室など が含まれる 福祉機関 には児童相談所 障害児の 2 アンケートの結果と考察 通所施設が含まれる ① 受講クラスでの研修について アンケートの内容は ①受講クラスでの研修は役に 31名全員が 役に立った と答えた その理由 立ったか ②本研修講座に参加してよかったか ③ 教 および内容 運営についての意見については 各ク
表 2 回 答 者 の 所 属 小 学 校 8 中 学 校 8 高 校 2 特 別 支 援 1 その 他 の 教 育 機 関 4 病 院 3 福 祉 機 関 3 その 他 1 不 明 1 計 31 県 北 30 県 中 17 県 南 7 会 津 2 相 双 2 いわき 5 その 他 1 不 明 2 計 66 両 方 あってよい 5 夜 間 があるとよい, 夜 間 しか 参 加 できない 6 ( 遠 方 などの 理 由 により) 昼 間 しか 参 加 できない 2 (N-66) 昼 のクラスを 多 くしてほしい 1
2011-1
2011-1 人 小 中 のうち 人 幼 児 2 通 常 学 級 10 小 学 生 11 通 級 利 用 3 中 学 生 7 特 支 学 級 3 高 校 生 1 特 支 学 校 2 成 人 2