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第 1 章 活 動 体 制 の 確 立 第 1 節 災 害 対 策 系 統 図 第 2 節 県 等 の 組 織 体 制 の 確 立 第 3 節 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 要 請 第 4 節 応 援 要 請 第 5 節 災 害 救 助 法 の 適 用 第 6 節 要 員 の 確 保 第 7 節 災 害 ボランティアの 受 入 支 援 第 2 章 災 害 応 急 対 策 活 動 第 1 節 地 震 津 波 情 報 伝 達 対 策 ( 緊 急 地 震 速 報 津 波 警 報 注 意 報 等 の 伝 達 ) 第 2 節 津 波 災 害 応 急 対 策 の 実 施 ( 津 波 への 対 処 ) 第 3 節 被 害 情 報 等 の 収 集 伝 達 第 4 節 広 報 広 聴 第 5 節 地 震 水 防 対 策 の 実 施 第 6 節 二 次 災 害 の 防 止 第 7 節 救 出 活 動 第 8 節 避 難 対 策 の 実 施 第 9 節 交 通 輸 送 対 策 の 実 施 第 10 節 医 療 救 護 第 11 節 災 害 時 要 援 護 者 の 支 援 第 12 節 保 健 衛 生 防 疫 環 境 対 策 第 13 節 遺 体 の 捜 索 収 容 及 び 火 葬 第 14 節 飲 料 水 の 供 給 第 15 節 食 糧 の 供 給 第 16 節 生 活 必 需 品 等 の 供 給 第 17 節 住 宅 の 確 保 第 18 節 ご み し 尿 が れ き 等 の 処 理 第 19 節 文 教 対 策 の 実 施 第 20 節 警 備 対 策 の 実 施 第 21 節 ライフライン 施 設 の 応 急 復 旧 対 策 の 実 施

第 3 編 災 害 応 急 対 策 計 画 第 1 章 活 動 体 制 の 確 立 第 1 節 災 害 対 策 系 統 図 陸 上 自 衛 隊 第 4 師 団 海 上 自 衛 隊 佐 世 保 地 方 総 監 部 航 空 自 衛 隊 西 部 航 空 方 面 隊 福 岡 県 危 機 管 理 調 整 センター 福 岡 県 警 察 本 部 中 央 防 災 会 議 第 七 管 区 海 上 保 安 本 部 警 察 署 海 上 保 安 部 ( 署 ) 交 番 駐 在 所 関 係 消 防 本 部 県 東 京 事 務 所 福 岡 管 区 気 象 台 県 防 災 会 議 県 災 害 対 策 地 方 本 部 ( 農 林 事 務 所 ) 県 出 先 機 関 内 閣 総 理 大 臣 関 係 各 省 庁 市 町 村 防 災 会 議 緊 急 消 防 援 助 隊 調 整 本 部 県 ( 災 害 対 策 本 部 ) 総 合 司 令 部 現 地 災 害 対 策 本 部 市 町 村 ( 災 害 対 策 本 部 ) 住 民 災 害 発 見 者 指 定 地 方 行 政 機 関 指 定 公 共 機 関 指 定 地 方 公 共 機 関 新 聞 社 放 送 局 総 務 部 企 画 地 域 振 興 部 新 社 会 推 進 部 保 健 医 療 介 護 部 福 祉 労 働 部 環 境 部 商 工 部 農 林 水 産 部 県 土 整 備 部 建 築 都 市 部 会 計 管 理 局 企 業 部 教 育 部 公 安 部 報 告 又 は 指 示 大 規 模 災 害 時 に 必 要 に 応 じて 設 置 通 報 連 絡 ( 報 告 又 は 指 示 を 含 む ) - 125 -

第 2 節 県 等 の 組 織 体 制 の 確 立 第 1 県 の 組 織 体 制 の 確 立 ( 全 課 ( 局 ) 関 係 出 先 事 務 所 ) 大 規 模 地 震 津 波 発 生 時 には 特 に 発 災 直 後 において 防 災 関 係 機 関 が 緊 密 な 連 絡 のもと 的 確 な 初 動 対 応 を 行 うことが 極 めて 重 要 であり 県 内 防 災 関 係 機 関 の 総 合 調 整 の 任 に 当 たる 県 は 災 害 対 策 本 部 等 の 施 設 や 要 員 の 被 災 も 予 想 される 中 で 災 害 応 急 活 動 体 制 を 速 やかに 整 える 必 要 がある このため 気 象 庁 本 庁 が 発 表 する 地 震 に 関 する 情 報 及 び 福 岡 県 で 収 集 した 震 度 情 報 等 により 一 定 規 模 以 上 の 地 震 津 波 が 発 生 した 場 合 においては 県 は 以 下 により 迅 速 かつ 的 確 に 災 害 応 急 活 動 実 施 体 制 を 敷 き 職 員 の 動 員 配 備 を 行 う 1 意 思 決 定 権 者 代 理 順 位 県 災 害 対 策 本 部 の 設 置 自 衛 隊 災 害 派 遣 要 請 等 応 急 活 動 の 実 施 に 際 し 意 思 決 定 権 者 が 不 在 又 は 連 絡 不 能 で 特 に 緊 急 に 意 思 決 定 を 必 要 とする 場 合 においては 下 記 の 順 位 により 所 定 の 決 定 権 者 に 代 わって 意 思 決 定 を 行 うものとする この 場 合 において 代 理 で 意 思 決 定 を 行 った 者 は 可 及 的 速 やか に 所 定 の 決 定 権 者 にこれを 報 告 し その 承 認 を 得 るものとする 知 事 副 知 事 総 務 部 長 総 務 部 防 災 危 機 管 理 局 長 総 務 部 防 災 企 画 課 長 総 務 部 消 防 防 災 指 導 課 長 ( 参 考 ) 地 方 自 治 法 第 152 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づく 知 事 の 職 務 を 代 理 する 副 知 事 の 順 序 は 知 事 の 職 務 を 代 理 する 副 知 事 の 順 序 を 定 める 規 則 ( 平 成 17 年 福 岡 県 規 則 第 45 号 ) に 定 められている 2 夜 間 休 日 発 災 時 の 初 動 体 制 の 確 立 大 規 模 な 地 震 津 波 が 発 生 した 場 合 県 災 害 対 策 本 部 等 が 必 要 な 初 動 対 応 を 迅 速 かつ 的 確 に 実 施 で きるよう 下 記 のとおり 本 部 機 能 確 保 のための 措 置 を 講 じる また 県 災 害 対 策 地 方 本 部 等 についてもこれに 準 じ 地 方 本 部 機 能 の 確 保 を 図 るものとする (1) 緊 急 初 動 班 の 設 置 震 度 5 弱 以 上 の 地 震 が 発 生 し 又 は 津 波 に 係 る 警 報 が 発 表 された 場 合 においては あらかじめ 県 庁 近 隣 居 住 職 員 の 中 から 指 定 した 要 員 により 直 ちに 緊 急 初 動 班 を 組 織 し 発 災 直 後 の 情 報 収 集 伝 達 防 災 関 係 機 関 との 連 絡 調 整 などの 初 動 対 応 を 行 うことにより 県 災 害 対 策 本 部 ( 及 び 災 害 警 戒 本 部 ) 機 能 の 確 保 を 図 る (2) 自 主 参 集 あらかじめ 定 める 下 記 の 配 備 要 員 は 所 定 の 連 絡 動 員 方 法 によるほか 夜 間 休 日 等 勤 務 時 間 外 において 地 震 による 揺 れを 感 じたときは テレビ ラジオ 等 により 震 度 情 報 津 波 情 報 を 確 認 し 下 記 の 基 準 により 自 主 的 に 県 庁 に 登 庁 するものとする 配 備 要 因 災 害 対 策 本 部 要 員 ( 第 4 配 備 ) 緊 急 初 動 班 要 員 災 害 対 策 本 部 要 員 ( 第 3 配 備 ) 緊 急 初 動 班 要 員 災 害 警 戒 本 部 要 員 緊 急 初 動 班 要 員 防 災 危 機 管 理 局 指 定 要 員 自 主 参 集 の 基 準 県 内 に 震 度 6 弱 以 上 の 地 震 が 発 生 したとき 県 内 に 震 度 5 強 の 地 震 が 発 生 し 又 は 津 波 警 報 ( 大 津 波 )が 発 表 されたとき 県 内 に 震 度 5 弱 の 地 震 が 発 生 し 又 は 津 波 警 報 ( 津 波 )が 発 表 されたとき 県 内 に 震 度 4の 地 震 が 発 生 し 又 は 津 波 注 意 報 が 発 表 されたとき (3) 非 常 参 集 県 職 員 ( 配 備 要 員 )は 夜 間 休 日 等 勤 務 時 間 外 において 地 震 等 により 大 規 模 な 災 害 が 発 生 し 勤 務 地 までの 交 通 途 絶 等 により 所 定 の 配 備 につくことができないときは 最 寄 りの 次 に 掲 げる 場 所 に 参 集 し 各 事 務 所 の 長 の 指 示 に 従 うものとする ( 注 意 定 められた 配 備 による 初 動 体 制 の 確 立 等 のため 多 様 な 手 段 を 講 じて 勤 務 地 に 参 集 するこ とを 基 本 とする ) ア 県 庁 - 126 -

イ 災 害 対 策 地 方 本 部 が 設 置 される 農 林 事 務 所 ウ 県 防 災 行 政 無 線 設 備 の 設 置 されている 県 出 先 機 関 エ ア~ウに 参 集 できない 場 合 その 他 県 の 出 先 機 関 なお この 場 合 以 下 の 点 に 留 意 することとする (ア) 居 住 地 の 周 辺 で 大 規 模 な 被 害 が 発 生 し 住 民 自 主 防 災 組 織 等 による 人 命 救 助 活 動 が 実 施 さ れているときは その 旨 を 所 属 長 に 連 絡 し これに 参 加 することとする (イ) 非 常 参 集 に 際 しては 居 住 地 の 周 辺 及 び 各 所 属 に 赴 く 途 上 の 地 域 の 被 害 状 況 に 注 視 し これ を 随 時 所 属 長 又 は 災 害 対 策 本 部 事 務 局 に 連 絡 することとする (ウ) 非 常 参 集 する 際 は 身 分 証 明 書 食 糧 (3 食 分 程 度 ) 飲 料 水 ( 水 筒 ) ラジオ 等 の 携 行 に 努 めるものとする (エ) 県 庁 へ 参 集 する 場 合 は 自 己 の 所 属 する 部 ( 主 管 課 又 は 自 己 の 事 務 所 の 担 当 課 )に 参 集 する こととし 災 害 対 策 地 方 本 部 が 設 置 される 農 林 事 務 所 へ 参 集 する 場 合 は 総 括 班 に 参 集 する 3 勤 務 時 間 内 発 災 時 の 初 動 体 制 の 確 立 大 規 模 な 地 震 津 波 が 発 生 した 場 合 県 災 害 対 策 本 部 等 が 必 要 な 初 動 対 応 を 迅 速 かつ 的 確 に 実 施 で きるよう 下 記 のとおり 本 部 機 能 確 保 のための 措 置 を 講 じる また 県 災 害 対 策 地 方 本 部 等 についてもこれに 準 じ 地 方 本 部 機 能 の 確 保 を 図 るものとする (1) 緊 急 初 動 班 の 設 置 2の(1)に 同 じ (2) 重 要 事 項 の 決 定 4 災 害 対 策 本 部 等 の 設 置 (1) 災 害 対 策 本 部 等 の 設 置 配 備 要 員 基 準 ア 県 災 害 対 策 本 部 等 の 設 置 配 備 要 員 基 準 本 庁 本 庁 農 林 事 務 所 設 置 体 制 設 置 要 員 配 備 基 準 配 備 要 員 災 害 警 戒 準 備 室 災 害 警 戒 本 部 災 害 警 戒 地 方 本 部 本 庁 災 害 対 策 本 部 ( 救 助 体 制 ) 農 林 事 務 所 災 害 対 策 地 方 本 部 本 庁 災 害 対 策 本 部 ( 非 常 体 制 ) 農 林 事 務 所 災 害 対 策 地 方 本 部 県 内 に 震 度 4の 地 震 が 発 生 したとき 又 は 津 波 注 意 報 が 発 表 されたとき あらかじめ 定 める 防 災 危 機 管 理 局 職 員 を15 名 配 置 する 災 害 警 戒 本 部 要 員 18 名 の 他 県 内 に 震 度 5 弱 の 地 震 が 発 生 したとき 緊 急 初 動 班 70 名 を 配 備 する 又 は 津 波 警 報 ( 津 波 )が 発 表 されたとき 各 地 方 本 部 6 名 災 対 本 部 第 3 配 備 350 名 の 他 県 内 に 震 度 5 強 の 地 震 が 発 生 したとき 緊 急 初 動 班 70 名 を 配 備 する 又 は 津 波 警 報 ( 大 津 波 )が 発 表 されたとき 地 方 本 部 第 3 配 備 県 内 に 震 度 6 弱 以 上 の 地 震 が 発 生 したと き 管 内 に 震 度 6 弱 以 上 の 地 震 が 発 生 したと き 災 害 対 策 本 部 第 4 配 備 要 員 ( 本 庁 全 職 員 )を 配 備 する [ 緊 急 初 動 班 70 名 を 含 む] 地 方 本 部 第 4 配 備 参 集 方 法 自 主 参 集 イ 災 害 対 策 本 部 及 び 災 害 対 策 地 方 本 部 の 配 備 要 員 (ア) 災 害 対 策 本 部 の 配 備 要 員 は 福 岡 県 災 害 対 策 本 部 規 程 ( 以 下 本 部 規 程 という ) 第 14 条 ( 別 表 第 5)に 定 めるところによる (イ) 災 害 対 策 地 方 本 部 の 配 備 要 員 は 本 部 規 程 第 14 条 に 定 めるところによる 資 料 編 県 災 害 対 策 本 部 - 福 岡 県 災 害 対 策 本 部 規 程 参 照 (2) 災 害 対 策 本 部 等 の 組 織 ア 災 害 対 策 本 部 及 び 地 方 本 部 県 内 及 び 管 内 に 震 度 5 強 以 上 の 地 震 が 発 生 したとき 又 は 津 波 警 報 ( 大 津 波 )が 発 表 されたとき は 直 ちに 県 災 害 対 策 本 部 及 び 災 害 対 策 地 方 本 部 ( 第 3 配 備 )し 震 度 6 弱 以 上 の 地 震 が 発 生 し たときは 同 ( 第 4 配 備 )を 設 置 する - 127 -

(ア) 災 害 対 策 本 部 a 災 害 対 策 本 部 の 組 織 機 構 図 1 災 害 対 策 本 部 組 織 図 図 3 災 害 対 策 本 部 組 織 機 構 図 b 災 害 対 策 本 部 の 運 営 福 岡 県 災 害 対 策 本 部 運 営 要 綱 ( 以 下 本 部 運 営 要 綱 という )に 定 めるところによる 資 料 編 災 害 対 策 本 部 - 福 岡 県 災 害 対 策 本 部 運 営 要 綱 参 照 c 本 部 各 班 の 編 成 及 び 分 掌 事 務 災 害 対 策 本 部 各 班 の 編 成 及 び 分 掌 事 務 は 本 部 規 程 第 7 条 ( 別 表 第 2) 及 び 第 10 条 ( 別 表 第 3)に 定 めるところによる d 本 部 会 議 災 害 に 関 する 応 急 対 策 について 方 針 を 決 定 し その 実 施 を 推 進 するため 必 要 の 都 度 本 部 長 は 副 本 部 長 及 び 本 部 員 を 召 集 し 本 部 会 議 を 開 催 する e 総 合 指 令 部 総 括 班 総 合 指 令 部 総 括 班 の 機 構 及 び 運 営 については 本 部 規 程 第 6 条 第 8 条 及 び 本 部 運 営 要 綱 に 定 めるところによる f 本 部 連 絡 員 本 部 連 絡 員 の 構 成 及 び 任 務 については 本 部 規 程 第 14 条 ( 別 表 第 6) 及 び 本 部 運 営 要 綱 に 定 めるところによる g 現 地 災 害 対 策 本 部 現 地 災 害 対 策 本 部 の 機 構 及 び 運 営 については 福 岡 県 災 害 対 策 本 部 条 例 第 4 条 及 び 本 部 規 程 第 10 条 の2に 定 めるところによる h その 他 災 害 対 策 本 部 は 国 の 非 常 災 害 現 地 対 策 本 部 又 は 緊 急 災 害 現 地 対 策 本 部 が 置 かれたときは これと 緊 密 な 連 絡 調 整 を 図 り 支 援 協 力 を 求 めることとする (イ) 災 害 対 策 地 方 本 部 a 地 方 本 部 の 組 織 機 構 図 2 災 害 対 策 地 方 本 部 組 織 図 b 地 方 本 部 の 分 掌 事 務 地 方 本 部 の 分 掌 事 務 は 本 部 規 程 第 12 条 ( 別 表 第 4)に 定 めるところによる イ 災 害 警 戒 本 部 及 び 災 害 警 戒 地 方 本 部 県 内 及 び 管 内 に 震 度 5 弱 の 地 震 が 発 生 したとき 又 は 津 波 警 報 ( 津 波 )が 発 表 されたときは 直 ちに 県 災 害 警 戒 本 部 及 び 災 害 警 戒 地 方 本 部 を 設 置 する 図 4 災 害 警 戒 本 部 組 織 機 構 図 ウ 災 害 警 戒 準 備 室 県 内 に 震 度 4の 地 震 が 発 生 したとき 又 は 津 波 注 意 報 が 発 表 されたときは 直 ちに 防 災 危 機 管 理 局 内 に 災 害 警 戒 準 備 室 を 設 置 する (3) 災 害 対 策 本 部 等 の 設 置 場 所 県 災 害 対 策 本 部 等 は 原 則 として 県 庁 内 に 設 置 するが 県 庁 が 被 災 により 使 用 不 可 能 な 場 合 には 次 の 順 位 により 他 の 県 庁 舎 の 使 用 可 能 性 を 調 査 し 使 用 可 能 性 が 確 認 された 場 所 に 設 置 する 1 福 岡 県 吉 塚 合 同 庁 舎 2 福 岡 県 福 岡 西 総 合 庁 舎 3 福 岡 県 八 幡 総 合 庁 舎 (4) 災 害 対 策 本 部 の 解 散 本 部 は 災 害 の 危 険 が 解 消 し 又 は 災 害 の 応 急 対 策 が 完 了 したと 本 部 長 が 認 めたときに 解 散 する 第 2 警 察 の 配 備 動 員 体 制 ( 警 備 課 ) 警 察 は 災 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれがある 場 合 その 災 害 規 模 に 応 じた 所 要 の 配 備 体 制 をとる 1 警 備 本 部 の 設 置 警 察 本 部 に 警 備 本 部 を 各 警 察 署 に 署 警 備 本 部 を 設 置 し 指 揮 体 制 を 確 立 する 2 警 備 部 隊 の 編 成 運 用 警 備 部 隊 は 原 則 として 警 察 署 員 及 び 機 動 隊 員 をもって 編 成 し 警 備 本 部 の 指 揮 により 運 用 する - 128 -

ただし 被 害 が 甚 大 で 本 県 警 察 の 警 備 力 で 対 処 できない 場 合 には 他 県 警 察 に 部 隊 応 援 を 要 請 し 運 用 する 第 3 県 教 育 庁 の 配 備 動 員 体 制 ( 総 務 課 ) 県 教 育 庁 においては 災 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれがある 場 合 は 福 岡 県 災 害 対 策 本 部 教 育 部 要 綱 に 基 づき その 災 害 規 模 に 応 じた 所 要 の 配 備 体 制 をとる( 下 記 教 育 部 連 絡 経 路 参 照 ) 第 4 市 町 村 の 配 備 動 員 体 制 市 町 村 は 市 町 村 地 域 防 災 計 画 の 定 めるところにより 災 害 対 策 本 部 を 設 置 し 職 員 を 動 員 配 備 する 市 町 村 災 害 対 策 本 部 が 被 災 により 使 用 不 可 能 な 場 合 の 代 替 施 設 の 検 討 を 行 う 第 5 指 定 地 方 行 政 機 関 等 の 配 備 動 員 体 制 指 定 地 方 行 政 機 関 指 定 公 共 機 関 指 定 地 方 公 共 機 関 等 は 法 令 又 は 防 災 業 務 計 画 防 災 に 関 する 計 画 等 に 基 づき 災 害 対 策 本 部 を 設 置 し 災 害 時 における 各 機 関 の 防 災 関 係 事 務 又 は 業 務 を 的 確 かつ 円 滑 に 実 施 するよう その 職 員 の 動 員 配 備 を 行 う 第 6 福 岡 県 危 機 管 理 調 整 センター( 防 災 危 機 管 理 局 ) 知 事 は 大 規 模 災 害 の 発 生 に 伴 い 関 係 機 関 の 横 断 的 協 力 が 必 要 であると 判 断 した 場 合 に 県 県 警 察 自 衛 隊 海 上 保 安 本 部 で 構 成 する 福 岡 県 危 機 管 理 調 整 センター を 設 置 し 初 動 における 事 態 の 情 報 収 集 等 への 対 応 の 迅 速 化 を 図 るために 必 要 な 調 整 を 行 うものとする - 129 -

図 1 災 害 対 策 本 部 組 織 図 本 部 会 議 総 合 司 令 部 本 部 長 副 本 部 長 総 務 部 長 防 災 危 機 管 理 局 長 本 部 長 知 事 部 名 部 長 副 部 長 副 知 事 総 務 部 総 務 部 長 総 務 部 次 長 副 本 部 長 副 知 事 私 学 学 事 振 興 局 長 防 災 危 機 管 理 局 長 副 知 事 企 画 地 域 振 興 部 企 画 地 域 振 興 部 長 企 画 地 域 振 興 部 次 長 総 務 部 長 空 港 対 策 局 長 企 画 地 域 振 興 部 長 新 社 会 推 進 部 新 社 会 推 進 部 長 新 社 会 推 進 部 次 長 新 社 会 推 進 部 長 国 際 交 流 局 長 保 健 医 療 介 護 部 長 保 健 医 療 介 護 部 保 健 医 療 介 護 部 長 保 健 医 療 介 護 部 次 長 福 祉 労 働 部 長 医 監 環 境 部 長 福 祉 労 働 部 福 祉 労 働 部 長 福 祉 労 働 部 次 長 本 部 員 商 工 部 長 各 労 働 局 長 農 林 水 産 部 長 部 人 権 同 和 対 策 局 長 県 土 整 備 部 長 ( 水 防 長 ) 環 境 部 環 境 部 長 環 境 部 次 長 建 築 都 市 部 長 商 工 部 商 工 部 長 商 工 部 次 長 会 計 管 理 局 長 農 林 水 産 部 農 林 水 産 部 長 農 林 水 産 部 次 長 企 業 局 長 水 産 局 長 教 育 長 県 土 整 備 部 県 土 整 備 部 長 県 土 整 備 部 次 長 警 察 本 部 長 水 資 源 対 策 長 防 災 危 機 管 理 局 長 建 築 都 市 部 建 築 都 市 部 長 建 築 都 市 部 次 長 会 計 管 理 部 会 計 管 理 局 長 会 計 管 理 局 会 計 課 長 企 業 部 企 業 局 長 企 業 局 管 理 課 長 教 育 部 教 育 長 教 育 次 長 公 安 部 警 察 本 部 長 警 備 部 長 広 報 班 各 班 総 括 班 備 考 副 部 長 が2 人 以 上 ある 部 において 事 故 などで 部 長 が 欠 けるときは あらかじめ 部 長 が 指 名 するものが 部 長 の 職 務 を 代 理 する - 130 -

図 2 災 害 対 策 地 方 本 部 組 織 図 県 本 部 本 部 長 農 林 事 務 所 長 地 方 各 班 班 長 本 部 総 括 班 農 林 事 務 所 長 が 指 名 する 職 員 地 方 本 部 長 が 必 要 に 応 じ 設 置 する 班 農 林 事 務 所 長 が 指 名 する 職 員 地 方 組 織 名 称 位 置 管 轄 区 域 福 岡 市 大 野 城 市 筑 紫 野 市 春 日 市 宗 像 市 太 福 岡 地 方 本 部 福 岡 農 林 事 務 所 内 宰 府 市 糸 島 市 古 賀 市 福 津 市 粕 屋 郡 筑 紫 郡 久 留 米 市 朝 倉 市 小 郡 市 うきは 市 朝 倉 郡 三 両 筑 地 方 本 部 朝 倉 農 林 事 務 所 内 井 郡 北 九 州 地 方 本 部 八 幡 農 林 事 務 所 内 北 九 州 市 中 間 市 遠 賀 郡 飯 塚 市 直 方 市 田 川 市 嘉 麻 市 宮 若 市 嘉 穂 郡 筑 豊 地 方 本 部 飯 塚 農 林 事 務 所 内 鞍 手 郡 田 川 郡 八 女 市 大 牟 田 市 大 川 市 柳 川 市 筑 後 市 みや 筑 後 地 方 本 部 筑 後 農 林 事 務 所 内 ま 市 三 潴 郡 八 女 郡 京 築 地 方 本 部 行 橋 農 林 事 務 所 内 行 橋 市 豊 前 市 京 都 郡 築 上 郡 図 3 福 岡 県 災 害 対 策 本 部 組 織 機 構 図 災 害 対 策 本 部 長 知 事 副 本 部 長 副 知 事 連 絡 防 災 会 議 現 地 災 害 対 策 本 部 総 合 指 令 部 (6 人 ) 本 部 長 副 本 部 長 総 務 部 長 防 災 危 機 管 理 局 長 総 括 班 ( 防 災 危 機 管 理 局 ) 広 報 班 ( 県 民 情 報 広 報 課 ) 緊 急 初 動 班 38 人 5 人 70 人 本 部 会 議 19 人 構 成 : 災 対 本 部 長 + 災 対 副 本 部 長 + 本 部 員 15 人 ( 各 部 長 会 計 管 理 局 長 企 業 局 長 水 防 長 教 育 長 県 警 本 部 長 防 災 危 機 管 理 局 長 各 対 策 部 14 部 ( 部 長 : 本 部 員 ) 災 害 対 策 地 方 本 部 地 方 本 部 長 : 農 林 事 務 所 長 各 班 ( 本 庁 各 課 室 ) 班 長 : 各 課 室 長 本 部 連 絡 員 20 人 各 部 主 管 課 副 課 長 総 括 班 農 林 班 出 先 機 関 各 班 保 健 福 祉 環 境 班 ( 保 健 福 祉 環 境 事 務 所 ) 県 土 整 備 建 築 班 ( 県 土 整 備 事 務 所 等 ) - 131 -

図 4 福 岡 県 災 害 警 戒 本 部 組 織 機 構 図 緊 急 初 動 班 ( 7 0 人 ) 地 震 津 波 発 生 時 総 括 班 ( 1 0 人 ) 広 報 班 ( 2 人 ) ( 防 災 危 機 管 理 局 ) 警 戒 本 部 長 ( 総 務 部 長 ) 警 戒 副 本 部 長 ( 防 災 危 機 管 理 局 長 ) 福 祉 総 務 班 ( 2 人 ) 農 林 水 産 政 策 班 ( 2 人 ) 河 川 班 ( 1 人 ) 道 路 維 持 班 ( 1 人 ) 計 19 人 ( 地 震 津 波 発 生 時 89 人 ) 砂 防 班 ( 1 人 ) 警 戒 地 方 本 部 長 ( 各 農 林 事 務 所 長 ) ( 注 )1 各 班 の 班 長 は 各 課 長 とし 上 記 人 数 には 含 まない 総 括 班 (6 人 ) ( 情 報 連 絡 員 を 置 かない 場 合 は2 名 ) - 132 -

第 3 節 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 要 請 災 害 時 における 自 衛 隊 への 派 遣 要 請 が 迅 速 に 行 えるよう 要 請 の 手 順 必 要 事 項 及 び 派 遣 部 隊 の 活 動 等 を 明 らかにし 応 急 対 策 に 万 全 を 期 することを 目 的 とする 災 害 派 遣 要 請 機 関 県 ( 防 災 危 機 管 理 局 ) 第 七 管 区 海 上 保 安 本 部 福 岡 北 九 州 空 港 事 務 所 市 町 村 ( 通 報 ) 第 1 災 害 派 遣 要 請 の 基 準 1 天 災 地 変 その 他 災 害 に 際 して 人 命 又 は 財 産 保 護 のため 緊 急 に 必 要 であり かつ 自 衛 隊 以 外 の 機 関 で は 対 処 することが 困 難 であると 認 められるとき 2 災 害 の 発 生 が 迫 り 予 防 措 置 が 急 を 要 する 場 合 で 自 衛 隊 の 派 遣 以 外 に 方 法 がないと 認 められるとき 第 2 派 遣 の 要 請 種 類 1 要 請 による 災 害 派 遣 ( 自 衛 隊 法 第 83 条 第 2 項 ) (1) 天 災 地 変 その 他 の 災 害 に 際 して 知 事 等 が 人 命 又 は 財 産 の 保 護 のため 必 要 があると 認 めた 場 合 の 知 事 等 からの 部 隊 等 の 要 請 に 基 づき 防 衛 大 臣 等 が 事 態 やむを 得 ないと 認 める 場 合 の 救 援 のための 部 隊 等 の 派 遣 (2) 天 災 地 変 その 他 の 災 害 に 際 し その 事 態 に 照 らし 特 に 緊 急 を 要 し 知 事 等 からの 要 請 を 待 ついと まがないと 認 められるときの(1)の 要 請 を 待 たない 部 隊 等 の 派 遣 2 近 傍 災 害 派 遣 ( 自 衛 隊 法 第 83 条 第 3 項 ) 庁 舎 営 舎 その 他 の 防 衛 省 の 施 設 又 はこれらの 近 傍 に 火 災 その 他 の 災 害 が 発 生 した 場 合 における 部 隊 等 の 長 による 部 隊 等 の 派 遣 3 予 防 派 遣 ( 防 衛 庁 訓 令 ) 災 害 派 遣 の 要 請 を 受 け 災 害 に 際 し 被 害 がまさに 発 生 しようとしている 場 合 における 防 衛 大 臣 の 指 定 する 者 ( 指 定 部 隊 等 の 長 )が 事 態 やむをえないと 認 めたときの 部 隊 等 の 派 遣 第 3 派 遣 要 請 要 領 1 知 事 等 の 派 遣 要 請 ( 県 第 七 管 区 海 上 保 安 本 部 長 福 岡 北 九 州 空 港 事 務 所 長 ) 災 害 に 際 し 知 事 等 は 次 の 場 合 に 自 衛 隊 の 部 隊 等 の 派 遣 を 要 請 する (1) 県 下 市 町 村 長 から 派 遣 要 請 の 依 頼 があり 知 事 等 が 必 要 と 認 めた 場 合 (2) 防 災 関 係 機 関 から 派 遣 要 請 の 依 頼 があり 知 事 等 が 必 要 と 認 めた 場 合 (3) 知 事 等 が 自 らの 判 断 で 派 遣 の 必 要 を 認 めた 場 合 ( 地 震 の 規 模 や 収 集 した 被 害 情 報 及 び 市 町 村 の 通 信 途 絶 の 状 況 等 より 判 断 する) 2 意 思 決 定 権 者 不 在 時 又 は 連 絡 不 可 能 な 場 合 の 派 遣 要 請 県 は 意 思 決 定 権 者 が 不 在 又 は 連 絡 不 可 能 な 場 合 に 突 発 的 災 害 が 発 生 し 人 命 の 救 助 財 産 の 保 護 等 のため 特 に 緊 急 に 自 衛 隊 の 派 遣 を 必 要 とするときは 下 記 の 順 位 により 所 定 の 決 定 権 者 に 代 わっ て 意 思 決 定 を 行 うものとする この 場 合 において 代 理 で 意 思 決 定 を 行 った 者 は 事 後 可 及 的 速 やかに 所 定 の 決 定 権 者 にこれを 報 告 し その 承 認 を 得 るものとする 知 事 副 知 事 総 務 部 長 総 務 部 防 災 危 機 管 理 局 長 総 務 部 防 災 企 画 課 長 総 務 部 消 防 防 災 指 導 課 長 3 派 遣 要 請 の 方 法 県 からの 派 遣 の 要 請 は 陸 上 自 衛 隊 第 4 師 団 長 ( 又 は 航 空 自 衛 隊 西 部 航 空 方 面 隊 司 令 官 又 は 海 上 自 衛 隊 佐 世 保 地 方 総 監 )に 対 し 原 則 として 文 書 により 行 うこととする ただし 文 書 によるいとまのな - 133 -

いときは 口 頭 又 は 電 話 によることとし 事 後 速 やかに 文 書 を 提 出 するものとする なお 災 害 の 状 況 により 通 信 が 途 絶 し 災 害 派 遣 要 請 を 受 理 できる 者 と 直 接 連 絡 することができない 場 合 には 自 衛 隊 福 岡 地 方 協 力 本 部 長 又 は 九 州 防 衛 局 長 等 の 防 衛 省 の 最 寄 りの 機 関 等 に 対 し 災 害 派 遣 要 請 の 伝 達 を 依 頼 することができる 派 遣 要 請 にあたっては 原 則 として 次 の 事 項 を 明 確 にするものとする 表 1 災 害 派 遣 要 請 書 様 式 (1) 災 害 の 状 況 及 び 派 遣 を 要 請 する 事 由 (2) 派 遣 を 希 望 する 期 間 (3) 派 遣 を 希 望 する 区 域 及 び 活 動 内 容 (4)その 他 参 考 となるべき 事 項 4 市 町 村 長 等 の 知 事 への 派 遣 要 請 依 頼 等 (1) 市 町 村 長 が 知 事 に 対 し 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 を 依 頼 しようとするときは 災 害 派 遣 要 請 書 に 記 載 す る 事 項 を 明 らかにし 電 話 又 は 口 頭 をもって 県 ( 防 災 危 機 管 理 局 )に 依 頼 するものとする なお 事 後 速 やかに 依 頼 文 書 を 提 出 する この 場 合 において 市 町 村 長 は 必 要 に 応 じて その 旨 及 び 当 該 市 町 村 の 地 域 に 係 る 災 害 の 状 況 を 自 衛 隊 に 通 知 するものとする (2) 市 町 村 長 は 通 信 の 途 絶 等 により 知 事 に 対 して(1)の 依 頼 ができない 場 合 には その 旨 及 び 災 害 の 状 況 を 自 衛 隊 に 通 知 することができることとする この 場 合 において 自 衛 隊 は その 事 態 に 照 らし 特 に 緊 急 を 要 し 知 事 の 要 請 を 待 ついとまがないときは 部 隊 等 を 派 遣 することができる こととする 市 町 村 長 は 前 述 の 通 知 をしたときは 速 やかに 知 事 にその 旨 を 通 知 しなければならないことと する 表 2 知 事 への 依 頼 書 様 式 5 要 請 による 部 隊 派 遣 知 事 等 から 派 遣 の 要 請 があった 場 合 の 自 衛 隊 の 部 隊 派 遣 は 次 の 要 領 で 行 う (1) 指 定 部 隊 等 の 長 の 措 置 指 定 部 隊 等 の 長 ( 自 衛 隊 法 第 83 条 第 1 項 及 び 第 2 項 の 規 程 により 知 事 等 から 災 害 派 遣 の 要 請 を 受 け 又 は 災 害 派 遣 を 命 ずることができる 部 隊 等 の 長 をいう)は 派 遣 要 請 を 受 けた 場 合 は 要 請 の 内 容 及 び 自 ら 収 集 した 情 報 に 基 づいて 部 隊 等 の 派 遣 の 必 要 の 有 無 を 判 断 し 単 独 で 又 は 他 の 指 定 部 隊 等 の 長 と 協 力 して 部 隊 等 の 派 遣 その 他 必 要 な 措 置 をとる また 知 事 等 から 要 請 しない 旨 の 連 絡 を 受 けた 場 合 には 関 係 する 指 定 部 隊 等 の 長 に 対 し 直 ちに 連 絡 するものとする (2) 予 防 派 遣 指 定 部 隊 等 の 長 は 災 害 に 際 して 被 害 がまさに 発 生 しようとしている 場 合 知 事 等 から 災 害 派 遣 の 要 請 を 受 け 事 情 やむを 得 ないと 認 めるときは 部 隊 等 を 派 遣 することができる (3) 関 係 機 関 等 との 連 絡 調 整 災 害 派 遣 を 命 じた 指 定 部 隊 等 の 長 は 救 援 活 動 が 適 切 かつ 効 率 的 に 行 われるよう 知 事 等 警 察 消 防 等 関 係 機 関 と 密 接 に 連 絡 調 整 する (4) 防 災 関 係 者 の 航 空 機 搭 乗 災 害 派 遣 中 に 災 害 の 救 援 に 関 連 して 防 災 関 係 者 の 航 空 機 搭 乗 申 請 を 受 けた 場 合 は 現 に 災 害 派 遣 中 の 航 空 機 の 救 援 活 動 に 支 障 をきたさない 範 囲 内 において 搭 乗 させることができる 6 知 事 等 の 派 遣 要 請 を 受 けるいとまがない 場 合 の 部 隊 派 遣 災 害 の 発 生 が 突 発 的 で その 救 援 が 特 に 急 を 要 し 知 事 等 の 要 請 を 待 ついとまがないときは 自 衛 隊 の 指 定 部 隊 等 の 長 は 要 請 を 待 つことなく 以 下 の 判 断 基 準 に 基 づいて 部 隊 等 の 派 遣 を 行 うことがで きる (1) 災 害 に 際 し 関 係 機 関 に 対 して 当 該 災 害 に 係 る 情 報 を 提 供 するため 自 衛 隊 が 情 報 収 集 を 行 う 必 要 があると 認 められること (2) 災 害 に 際 し 知 事 等 が 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 に 係 る 要 請 を 行 うことができないと 認 められる 場 合 に 直 ちに 救 援 の 措 置 をとる 必 要 があると 認 められること (3) 海 難 事 故 航 空 機 の 異 常 を 探 知 する 等 災 害 に 際 し 自 衛 隊 が 実 施 すべき 救 援 活 動 が 明 確 な 場 合 に 当 該 救 援 活 動 が 人 命 救 助 に 関 するものであること (4)その 他 災 害 に 際 し 上 記 (1)から(3)に 準 じ 特 に 緊 急 を 要 し 知 事 等 からの 要 請 を 待 ついとまが ないと 認 められること - 134 -

この 場 合 においても 指 定 部 隊 等 の 長 は できる 限 り 早 急 に 知 事 等 に 連 絡 し 密 接 な 連 絡 調 整 のも とに 適 切 かつ 効 率 的 な 救 援 活 動 を 実 施 するよう 努 めるものとし また 自 主 派 遣 の 後 に 知 事 等 から 要 請 があった 場 合 には その 時 点 から 当 該 要 請 に 基 づく 救 援 活 動 を 実 施 することとする 7 自 衛 隊 との 連 絡 調 整 県 は 平 素 から 自 衛 隊 と 連 携 を 図 ることを 目 的 として 設 置 された 福 岡 県 大 規 模 災 害 対 策 連 絡 協 議 会 等 を 通 じて 連 絡 体 制 を 図 る 他 災 害 時 において 以 下 の 調 整 を 行 う (1) 情 報 の 交 換 災 害 が 発 生 し 又 は 発 生 のおそれがある 場 合 において 県 及 び 関 係 機 関 は 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 の 有 無 に 拘 らず 情 報 の 交 換 等 連 絡 調 整 を 行 う また 県 等 は 事 態 の 推 移 に 応 じ 災 害 派 遣 を 要 請 しないと 決 定 した 場 合 は 直 ちにその 旨 を 連 絡 するものとする (2) 連 絡 所 の 設 置 自 衛 隊 災 害 派 遣 業 務 を 調 整 し その 迅 速 化 を 図 るため 必 要 な 場 合 県 災 害 対 策 本 部 に 自 衛 隊 連 絡 班 の 合 同 連 絡 所 もしくは 連 絡 所 を 設 置 する 第 4 派 遣 部 隊 の 誘 導 及 び 受 入 れ 体 制 ( 防 災 危 機 管 理 局 警 備 課 市 町 村 ) 1 派 遣 部 隊 の 誘 導 (1) 県 は 自 衛 隊 に 災 害 派 遣 を 要 請 した 場 合 は 県 警 察 本 部 及 び 市 町 村 等 の 要 請 依 頼 関 係 機 関 にその 旨 連 絡 する (2) 県 警 察 本 部 及 び 関 係 機 関 は 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 出 動 に 伴 う 誘 導 の 要 請 があった 場 合 は 出 動 経 路 交 通 事 情 等 必 要 に 応 じパトカー 又 は 白 バイ 等 により 被 災 地 へ 誘 導 する 2 派 遣 部 隊 の 受 入 れ 態 勢 派 遣 部 隊 に 対 しては 受 入 れ 市 町 村 は 次 の 事 項 に 留 意 し 自 衛 隊 の 任 務 と 権 威 を 侵 害 することのな いよう 処 置 するものとする (1) 派 遣 部 隊 の 宿 泊 施 設 野 営 施 設 その 他 必 要 な 施 設 等 の 準 備 (2) 派 遣 部 隊 の 活 動 に 対 する 協 力 (3) 派 遣 部 隊 と 市 町 村 との 連 絡 調 整 3 使 用 資 器 材 の 準 備 (1) 災 害 予 防 応 急 復 旧 災 害 救 助 作 業 等 に 使 用 する 機 械 器 具 等 については 特 殊 なものを 除 き 市 町 村 において 準 備 する (2) 災 害 救 助 応 急 作 業 等 に 必 要 な 材 料 消 耗 品 等 は 県 及 び 市 町 村 において 準 備 する 4 経 費 の 負 担 区 分 派 遣 部 隊 が 活 動 に 要 した 経 費 のうち 次 に 掲 げるものは 当 該 部 隊 が 活 動 した 地 域 の 市 町 村 の 負 担 とす る ただし 2 以 上 の 地 域 にわたる 場 合 は 関 係 市 町 村 が 協 議 して 負 担 割 合 を 定 めるものとする (1) 派 遣 部 隊 が 連 絡 のため 宿 泊 施 設 に 設 置 した 電 話 の 設 置 費 及 び 通 話 料 金 ( 災 害 派 遣 に 関 わる 事 項 に 限 る ) (2) 派 遣 部 隊 が 宿 泊 のため 要 した 宿 泊 施 設 借 上 料 電 気 料 水 道 料 及 び 汲 み 取 り 料 (3) 活 動 のため 現 地 で 調 達 した 資 器 材 の 費 用 (4)その 他 の 必 要 な 経 費 については 事 前 に 協 議 しておくものとする 5 その 他 ヘリコプターを 使 用 する 災 害 派 遣 要 請 を 行 なった 場 合 は ヘリポート 等 の 諸 準 備 に 万 全 を 期 す 第 5 派 遣 部 隊 等 の 活 動 災 害 派 遣 部 隊 は 主 として 人 命 財 産 の 救 援 のため 各 機 関 と 緊 密 な 連 絡 を 保 って 相 互 に 協 力 し 次 の 業 務 を 実 施 する 1 災 害 発 生 前 の 活 動 (1) 連 絡 班 及 び 偵 察 班 の 派 遣 ア 連 絡 班 状 況 悪 化 に 伴 い 県 災 害 対 策 本 部 その 他 必 要 な 機 関 に 連 絡 班 を 派 遣 し 情 報 の 収 集 及 び 部 隊 派 遣 等 に 関 する 連 絡 調 整 を 行 う また 状 況 によっては 通 信 班 を 派 遣 し 通 信 の 確 保 を 図 る イ 偵 察 班 - 135 -

災 害 発 生 予 想 地 域 に 対 しては 数 組 の 偵 察 班 を 派 遣 し 現 地 の 状 況 を 偵 察 させるとともに 連 絡 にあたらせる (2) 出 動 準 備 体 制 への 移 行 ア 司 令 部 の 体 制 災 害 の 発 生 が 予 想 される 場 合 は 情 報 所 を 開 設 して 情 報 業 務 を 統 一 するとともに 事 態 の 緊 迫 に 伴 い 指 揮 所 を 開 設 して 災 害 派 遣 のための 部 隊 の 運 用 に 備 える イ 部 隊 の 体 制 部 隊 独 自 の 情 報 収 集 を 強 化 するとともに 部 隊 の 編 成 資 器 材 の 準 備 管 理 支 援 態 勢 等 初 動 体 制 を 整 える 2 災 害 発 生 後 の 活 動 (1) 被 害 状 況 の 把 握 知 事 等 から 要 請 があったとき 又 は 指 定 部 隊 等 の 長 が 必 要 と 認 めるときは 車 両 艦 船 航 空 機 等 により 偵 察 を 行 う (2) 避 難 の 援 助 避 難 の 命 令 等 が 発 令 され 避 難 立 退 き 等 が 行 われる 場 合 で 必 要 があるときは 避 難 者 の 誘 導 輸 送 を 行 う (3) 被 災 者 の 捜 索 救 助 死 者 行 方 不 明 者 傷 者 等 が 発 生 した 場 合 は 通 常 他 の 救 助 作 業 に 優 先 して 捜 索 救 助 を 行 う (4) 水 防 活 動 堤 防 護 岸 等 の 決 壊 に 対 しては 所 要 の 水 防 作 業 を 行 う (5) 消 火 活 動 利 用 可 能 な 消 火 防 火 用 具 をもって 消 防 機 関 に 協 力 して 消 火 にあたるが 消 火 薬 剤 等 は 通 常 市 町 村 等 の 提 供 するものを 使 用 する (6) 道 路 又 は 水 路 の 応 急 啓 開 道 路 又 は 水 路 が 損 壊 し 若 しくは 障 害 物 がある 場 合 これらの 啓 開 除 去 にあたる (7) 応 急 医 療 救 護 及 び 防 疫 特 に 要 請 があった 場 合 には 被 災 者 に 対 し 応 急 医 療 救 護 及 び 防 疫 の 支 援 を 行 う ただし 薬 剤 等 は 通 常 地 方 公 共 団 体 の 提 供 を 受 け 使 用 する (8) 人 員 及 び 物 資 の 緊 急 輸 送 特 に 要 請 があった 場 合 又 は 指 定 部 隊 等 の 長 が 必 要 と 認 める 場 合 は 緊 急 患 者 医 師 その 他 救 援 活 動 に 必 要 な 人 員 及 び 救 援 物 資 の 緊 急 輸 送 を 実 施 する この 場 合 航 空 機 による 輸 送 は 特 に 緊 急 を 要 すると 認 められるものについて 行 う (9) 炊 飯 又 は 給 水 の 支 援 特 に 要 請 があった 場 合 又 は 指 定 部 隊 等 の 長 が 必 要 と 認 める 場 合 は 炊 飯 又 は 給 水 の 支 援 を 行 う (10) 危 険 物 の 保 安 及 び 除 去 特 に 要 請 があった 場 合 において 必 要 と 認 めるときは 能 力 上 可 能 なものについて 危 険 物 障 害 物 の 保 安 及 び 除 去 を 実 施 する (11)そ の 他 その 他 臨 機 の 必 要 に 応 じ 自 衛 隊 の 能 力 上 可 能 なものについては 所 要 の 措 置 をとる 3 陸 海 空 自 衛 隊 の 連 携 災 害 派 遣 において 陸 海 空 自 衛 隊 のうち いずれか2 以 上 の 部 隊 等 が 活 動 する 場 合 は 相 互 の 連 携 を 密 にし 効 率 的 かつ 効 果 的 な 実 施 を 図 る 第 6 派 遣 部 隊 等 の 撤 収 要 請 1 知 事 等 は 自 衛 隊 の 派 遣 の 必 要 がなくなったと 認 めた 場 合 は 自 衛 隊 の 撤 収 を 要 請 する 2 災 害 派 遣 命 令 者 は 前 項 の 要 請 があった 場 合 又 は 派 遣 の 必 要 がなくなったと 認 めた 場 合 は 速 やか に 部 隊 等 の 撤 収 を 命 じなければならない 表 3 災 害 派 遣 撤 収 要 請 書 様 式 - 136 -

災 害 派 遣 要 請 系 統 図 市 町 村 長 県 知 事 ( 災 害 対 策 本 部 長 ) 防 災 危 機 管 理 局 陸 上 自 衛 隊 第 4 師 団 長 ( 福 岡 駐 屯 地 ) 駐 屯 地 司 令 の 職 にある 部 隊 長 県 出 先 機 関 県 関 係 部 局 第 七 管 区 海 上 保 安 本 部 長 福 岡 北 九 州 空 港 事 務 所 長 航 空 自 衛 隊 海 上 自 衛 隊 西 部 航 空 方 面 隊 司 令 官 ( 春 日 基 地 ) 第 8 航 空 団 司 令 ( 築 城 基 地 ) 第 3 術 科 学 校 長 ( 芦 屋 基 地 ) 佐 世 保 地 方 総 監 ( 佐 世 保 ) 下 関 基 地 隊 司 令 ( 下 関 ) 大 村 航 空 隊 司 令 ( 大 村 ) 表 1 災 害 派 遣 要 請 書 様 式 ( 知 事 自 衛 隊 ) 陸 上 自 衛 隊 第 4 師 団 長 殿 福 岡 県 知 事 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 について( 要 請 ) 自 衛 隊 法 第 83 条 により 下 記 のとおり 災 害 派 遣 を 要 請 します 記 1 災 害 の 情 況 及 び 派 遣 を 要 請 する 事 由 2 派 遣 を 希 望 する 期 間 3 派 遣 を 希 望 する 区 域 及 び 活 動 内 容 4 その 他 参 考 となるべき 事 項 表 2 知 事 への 依 頼 書 様 式 ( 市 町 村 長 知 事 ) 福 岡 県 知 事 殿 文 書 番 号 年 月 日 市 ( 町 村 ) 長 印 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 について( 要 請 ) 自 衛 隊 法 第 83 条 により 下 記 のとおり 災 害 派 遣 を 要 請 します 記 1 災 害 の 情 況 及 び 派 遣 を 要 請 する 事 由 2 派 遣 を 希 望 する 期 間 3 派 遣 を 希 望 する 区 域 及 び 活 動 内 容 4 その 他 参 考 となるべき 事 項 - 137 -

表 3 災 害 派 遣 撤 収 要 請 書 様 式 ( 市 町 村 長 知 事 ) 福 岡 県 知 事 殿 文 書 番 号 年 月 日 市 ( 町 村 ) 長 印 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 部 隊 の 撤 収 要 請 について 年 月 日 付 第 号 により 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 を 要 請 しましたが 災 害 応 急 対 策 作 業 が 一 応 完 了 しましたので 下 記 のとおり 撤 収 方 お 願 いいたします 1 派 遣 要 請 日 時 2 派 遣 された 部 隊 3 派 遣 人 員 及 び 従 事 作 業 の 内 容 4 その 他 参 考 となるべき 事 項 記 表 3 災 害 派 遣 撤 収 要 請 書 様 式 ( 知 事 自 衛 隊 ) 陸 上 自 衛 隊 第 4 師 団 長 殿 福 岡 県 知 事 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 部 隊 の 撤 収 について( 要 請 ) 年 月 日 付 第 号 により 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 を 要 請 しましたが 災 害 応 急 対 策 作 業 が 一 応 完 了 しましたので 下 記 のとおり 撤 収 方 お 願 いいたします 1 派 遣 要 請 日 時 2 派 遣 人 員 及 び 従 事 作 業 の 内 容 3 その 他 参 考 となるべき 事 項 記 - 138 -

災 害 派 遣 被 要 請 部 隊 名 駐 屯 地 等 所 在 地 電 話 番 号 指 定 部 隊 の 長 備 考 福 岡 駐 屯 地 春 日 市 大 和 町 (092) 591-1020 第 4 師 団 長 福 岡 筑 紫 野 春 日 大 野 城 宗 像 太 宰 府 糸 島 古 賀 福 津 市 筑 紫 糟 屋 郡 陸 小 倉 駐 屯 地 北 九 州 市 小 倉 南 区 北 方 (093) 962-7681 第 4 0 普 通 科 連 隊 長 北 九 州 中 間 行 橋 豊 前 市 遠 賀 築 上 京 都 郡 久 留 米 駐 屯 地 久 留 米 市 国 分 町 (0942) 43-5391 第 4 特 科 連 隊 長 大 牟 田 久 留 米 柳 川 八 女 筑 後 大 川 うきは みやま 市 三 潴 八 女 郡 上 飯 塚 駐 屯 地 飯 塚 市 大 字 津 島 (0948) 22-7651 第 2 高 射 特 科 団 長 直 方 飯 塚 田 川 嘉 麻 宮 若 市 鞍 手 嘉 穂 田 川 郡 小 郡 駐 屯 地 小 郡 市 大 字 小 郡 (0942) 72-3161 第 5 施 設 団 長 朝 倉 小 郡 市 朝 倉 三 井 郡 航 空 春 日 基 地 芦 屋 基 地 築 城 基 地 春 日 市 原 町 遠 賀 郡 芦 屋 町 築 上 郡 築 上 町 (092) 581-4031 (093) 223-0981 (0930) 56-1150 西 部 航 空 方 面 隊 司 令 官 芦 屋 基 地 司 令 築 城 基 地 司 令 海 上 佐 世 保 地 方 総 監 部 下 関 基 地 隊 大 村 航 空 隊 長 崎 県 佐 世 保 市 山 口 県 下 関 市 長 崎 県 大 村 市 (0956) 23-7111 (0832) 86-2323 (0957) 52-3131 佐 世 保 地 方 総 監 下 関 基 地 隊 司 令 大 村 航 空 隊 司 令 ( 注 ) は 県 知 事 の 派 遣 要 請 窓 口 を 示 す 臨 時 ヘリポ-トの 基 準 1 機 種 に 応 ずる 発 着 附 近 の 基 準 (1)OH-6D( 小 型 ヘリ) 5m 450m 着 陸 点 H H 5m 30m 着 陸 帯 無 障 害 物 空 間 30m 進 入 角 10 10 (2)UH-1J( 中 型 ヘリ) 6m 450m H 6m 36m 36m 8 8-139 -

(3)UH-60JA( 中 型 ヘリ) 12m 450m H 12m 40m 40m 8 8 (4)CH-47J( 超 大 型 ヘリ) 20m 450m H 20m 100m 100m 6 6 注 :1 着 陸 点 とは 安 全 安 易 に 接 地 できるように 準 備 された 地 点 をいう 2 着 陸 帯 とは 発 着 に 障 害 とならない 地 帯 をいう 3 この 基 準 は 気 候 湿 度 気 圧 風 向 高 度 等 天 候 の 条 件 により 変 動 する 2 標 示 (1) 上 空 から 確 認 しうる 風 の 方 向 を 標 示 する 旗 又 は 発 煙 筒 を 離 着 陸 地 点 から 約 50m 離 れた 位 置 に 設 置 する (2) 着 陸 地 点 には 石 灰 等 を 用 いて 直 径 7m 以 上 の Θ の 記 号 を 標 示 する 3 危 険 防 止 (1) 離 着 陸 時 は 風 圧 等 により 危 険 であるので 場 内 にいる 者 を 排 除 する 等 の 立 入 禁 止 措 置 をとる (2) 離 着 陸 地 点 付 近 は 平 坦 で 回 転 翼 の 回 転 によって 砂 塵 等 があがらない 場 所 を 選 定 し 物 品 等 異 物 を 放 置 しない また 砂 塵 が 舞 い 上 がる 場 合 は 散 水 する (3) 安 全 上 の 監 視 員 を 配 置 する (4) 着 陸 したヘリコプターから 隊 員 が 降 りて 合 図 するまでは 絶 対 に 近 づかないこと 4 その 他 空 地 への 連 絡 方 法 本 編 第 2 章 第 3 節 第 4 通 信 計 画 -4 災 害 時 における 地 上 と 陸 上 自 衛 隊 航 空 機 との 交 信 方 法 参 照 - 140 -

第 4 節 応 援 要 請 大 規 模 災 害 発 生 時 においては その 被 害 が 拡 大 することが 予 想 され 単 一 の 防 災 関 係 機 関 のみでは 応 急 対 策 活 動 にあたって 支 障 をきたすことから 各 機 関 が 連 携 して 広 域 的 な 応 援 体 制 を 迅 速 に 構 築 する ため 各 機 関 は 平 常 時 から 関 係 機 関 と 十 分 に 協 議 し 災 害 時 にあたっては 速 やかに 広 域 応 援 等 を 要 請 し 応 急 活 動 を 迅 速 的 確 に 実 施 するものとする 主 な 実 施 機 関 県 ( 防 災 危 機 管 理 局 関 係 各 課 ) 市 町 村 警 察 ( 警 備 課 ) 防 災 関 係 機 関 第 1 応 援 要 請 1 市 町 村 市 町 村 長 は 当 該 市 町 村 の 地 域 に 係 る 災 害 について 適 切 な 応 急 措 置 を 実 施 する 必 要 があると 認 めると きは あらかじめ 締 結 した 応 援 協 定 等 に 基 づき 他 の 市 町 村 長 に 対 し 応 援 要 請 を 行 う 大 規 模 な 地 震 の 発 生 を 覚 知 したときは 被 災 地 以 外 の 市 町 村 は あらかじめ 締 結 している 応 援 協 定 等 に 基 づき 速 やかに 応 援 体 制 を 整 えるものとする (1) 災 害 時 における 福 岡 県 内 市 町 村 間 の 相 互 応 援 に 関 する 基 本 協 定 に 基 づく 応 援 要 請 被 災 した 市 町 村 長 は 応 急 措 置 を 実 施 するため 必 要 があるときは 上 記 協 定 に 基 づき 他 の 市 町 村 に 対 し 応 援 を 求 め また 複 数 の 市 町 村 に 要 請 する 場 合 は 県 に 要 請 し 災 害 対 策 に 万 全 を 期 する (2)20 大 都 市 災 害 時 相 互 応 援 に 関 する 協 定 に 基 づく 応 援 要 請 北 九 州 市 及 び 福 岡 市 は 災 害 が 発 生 し 応 急 措 置 を 実 施 するため 必 要 があるときは 上 記 協 定 に 基 づき 他 の 都 市 等 に 対 し 応 援 を 求 め 災 害 対 策 に 万 全 を 期 する ア 応 援 要 請 20 大 都 市 災 害 時 相 互 応 援 協 定 に 基 づき 他 の 都 市 等 に 応 援 要 請 を 行 う イ 応 援 要 請 項 目 (ア) 食 料 飲 料 水 及 び 生 活 必 需 物 資 並 びにその 供 給 に 必 要 な 資 器 材 の 提 供 (イ) 被 災 者 の 救 出 医 療 防 疫 施 設 の 応 急 復 旧 等 に 必 要 な 資 器 材 及 び 物 資 の 提 供 (ウ) 救 援 及 び 救 助 活 動 に 必 要 な 車 両 及 び 舟 艇 等 の 提 供 (エ) 救 助 及 び 応 急 復 旧 に 必 要 な 医 療 系 職 技 術 系 職 技 能 系 職 等 職 員 の 派 遣 (オ)その 他 特 に 要 請 があった 事 項 (3) 県 への 応 援 又 は 応 援 斡 旋 の 要 請 及 び 関 係 指 定 地 方 行 政 機 関 又 は 関 係 指 定 公 共 機 関 への 応 援 要 請 市 町 村 長 は 当 該 市 町 村 の 地 域 に 係 る 災 害 が 発 生 した 場 合 において 応 急 措 置 を 実 施 するため 必 要 があると 認 めるときは 知 事 に 対 し 応 援 又 は 応 援 の 斡 旋 を 要 請 するものとする また 必 要 に 応 じて 関 係 指 定 地 方 行 政 機 関 又 は 関 係 指 定 公 共 機 関 に 対 し 応 援 を 要 請 するものとする この 場 合 において 知 事 は 必 要 があると 認 めるときは 自 ら 応 援 を 行 い 又 は 国 他 の 都 道 府 県 他 の 市 町 村 関 係 機 関 等 に 応 援 を 要 請 し 又 は 指 示 するものとする 2 県 (1) 九 州 山 口 9 県 災 害 時 応 援 協 定 に 基 づく 応 援 要 請 ( 防 災 危 機 管 理 局 ) 知 事 は 大 規 模 な 災 害 が 発 生 し 応 急 措 置 を 実 施 するため 必 要 があると 認 めるときは 上 記 協 定 に 基 づき 原 則 として 九 州 山 口 9 県 被 災 地 支 援 対 策 本 部 長 に 対 し 応 援 を 求 め 災 害 対 策 に 万 全 を 期 す る ア 応 援 要 請 九 州 山 口 9 県 災 害 時 応 援 協 定 に 基 づき 関 係 県 に 対 して 原 則 として 同 本 部 長 を 通 じて 応 援 要 請 を 行 う イ 応 援 要 請 項 目 (ア) 職 員 の 派 遣 ( 人 事 課 ) (イ) 食 料 飲 料 水 及 び 生 活 必 需 品 の 提 供 ( 水 資 源 対 策 課 水 道 整 備 室 福 祉 総 務 課 ) (ウ) 避 難 施 設 及 び 住 宅 の 提 供 ( 県 営 住 宅 課 ) (エ) 緊 急 輸 送 路 及 び 輸 送 手 段 の 確 保 ( 道 路 維 持 課 企 画 交 通 課 広 域 地 域 振 興 課 ) - 141 -

(オ) 医 療 支 援 ( 医 療 指 導 課 ) (カ)その 他 応 援 のため 必 要 な 事 項 ( 防 災 危 機 管 理 局 ) (2) 関 西 広 域 連 合 と 九 州 地 方 知 事 会 との 災 害 時 の 相 互 応 援 に 関 する 協 定 に 基 づく 応 援 要 請 ( 防 災 危 機 管 理 局 ) 知 事 は 上 記 (1)の 応 援 協 定 に 基 づく 応 援 では 被 災 者 の 救 援 等 の 対 策 が 十 分 に 実 施 できない と 認 めるときは 関 西 広 域 連 合 と 九 州 地 方 知 事 会 との 災 害 時 の 相 互 応 援 に 関 する 協 定 に 基 づき 関 西 広 域 連 合 を 構 成 する 府 県 に 対 し 九 州 地 方 知 事 会 を 通 じて 広 域 応 援 を 要 請 する (3) 全 国 都 道 府 県 における 災 害 時 等 の 広 域 応 援 に 関 する 協 定 に 基 づく 応 援 要 請 ( 防 災 危 機 管 理 局 ) 知 事 は 上 記 (1)の 応 援 協 定 に 基 づく 応 援 では 被 災 者 の 救 援 等 の 対 策 が 十 分 に 実 施 できない と 認 めるときは 全 国 都 道 府 県 における 災 害 時 等 の 広 域 応 援 に 関 する 協 定 に 基 づき 他 のブロック 知 事 会 を 構 成 する 都 道 府 県 に 対 し 全 国 知 事 会 を 通 じて 広 域 応 援 を 要 請 する (4)その 他 の 応 援 要 請 知 事 は 大 規 模 な 災 害 が 発 生 し 応 急 措 置 を 実 施 するため 必 要 があると 認 めるときは 国 他 の 都 道 府 県 関 係 機 関 等 に 応 援 を 要 請 するものとする (5) 協 定 に 基 づく 相 互 応 援 知 事 は 大 規 模 な 災 害 が 発 生 し 応 急 措 置 を 実 施 するため 上 記 協 定 に 基 づき 他 都 道 府 県 より 応 援 要 請 された 場 合 には 本 県 が 同 時 期 に 被 災 する 等 応 援 することが 困 難 である 場 合 を 除 き 応 援 要 請 に 協 力 するものとする 3 消 防 機 関 (1) 福 岡 県 消 防 相 互 応 援 協 定 に 基 づく 応 援 要 請 ( 市 町 村 ) ア 市 町 村 長 は 災 害 が 発 生 した 場 合 応 急 措 置 を 実 施 するため 必 要 があると 認 めるときは 福 岡 県 消 防 相 互 応 援 協 定 に 基 づき 他 の 市 町 村 長 に 対 し 消 防 応 援 を 求 め 災 害 対 策 に 万 全 を 期 する (ア) 応 援 要 請 の 種 別 a 第 一 要 請 現 在 締 結 している 隣 接 市 町 村 等 との 消 防 相 互 応 援 協 定 でも 対 応 が 困 難 な 場 合 協 定 第 2 条 第 1 項 に 規 定 する 地 域 内 の 市 町 村 等 に 対 して 行 う 応 援 要 請 b 第 二 要 請 第 一 要 請 における 消 防 力 でも なお 災 害 の 防 御 が 困 難 な 場 合 他 の 地 域 の 市 町 村 等 に 対 し て 行 う 応 援 要 請 (イ) 応 援 要 請 の 方 法 発 災 地 の 市 町 村 等 の 長 又 は 消 防 長 から 他 の 市 町 村 長 等 の 長 又 は 消 防 長 に 対 し 代 表 消 防 機 関 等 を 通 じて 行 う (ウ) 県 への 連 絡 応 援 要 請 を 行 った 要 請 側 の 長 又 は 消 防 長 は 県 にその 旨 を 通 報 する イ 航 空 応 援 が 必 要 と 認 めた 要 請 側 の 市 町 村 等 の 消 防 長 は 直 ちに 当 該 市 町 村 等 の 長 に 報 告 の 上 その 指 示 に 従 って 県 を 通 じて 応 援 側 の 市 町 村 長 に 航 空 応 援 の 要 請 を 行 うものとする この 場 合 に おいては 同 時 に 応 援 側 の 消 防 長 へも 同 様 の 連 絡 を 直 接 行 うものとする (2) 緊 急 消 防 援 助 隊 の 応 援 要 請 ( 防 災 危 機 管 理 局 市 町 村 ) 大 規 模 災 害 発 生 時 において 市 町 村 長 は 必 要 に 応 じ 知 事 を 通 じ 消 防 庁 長 官 に 対 して 緊 急 消 防 援 助 隊 の 出 動 等 を 要 請 し 救 急 救 助 消 火 活 動 等 について 応 援 を 求 めるものとする ただし 消 防 庁 長 官 は 都 道 府 県 の 要 請 を 待 つ 暇 がない 場 合 要 請 を 待 たずに 応 援 のための 措 置 を 求 めることができる なお 航 空 応 援 が 必 要 な 場 合 においても 同 様 に 応 援 を 要 請 するものとする 図 1 応 援 要 請 系 統 図 4 警 察 ( 警 備 課 ) 大 規 模 災 害 発 生 時 において 警 察 は 必 要 に 応 じ 全 国 都 道 府 県 警 察 に 対 して 警 察 災 害 派 遣 隊 等 の 出 動 を 要 請 し 被 害 情 報 交 通 情 報 の 収 集 救 出 救 助 緊 急 交 通 路 の 確 保 等 の 活 動 について 応 援 を 求 め るものとする 5 自 衛 隊 ( 災 害 派 遣 要 請 等 ) 自 衛 隊 の 派 遣 要 請 については 本 章 第 3 節 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 要 請 によるものとする 6 応 援 の 受 け 入 れに 関 する 措 置 - 142 -

他 の 市 町 村 都 道 府 県 関 係 機 関 等 に 応 援 の 要 請 等 を 行 う 場 合 には 応 援 を 要 請 する 市 町 村 県 等 は 応 援 活 動 の 拠 点 となる 施 設 の 提 供 応 援 に 係 る 人 員 の 宿 泊 場 所 の 斡 旋 等 応 援 の 受 け 入 れに 努 め るものとする なお 激 甚 な 被 害 等 のため 応 援 要 請 市 町 村 管 内 に 応 援 拠 点 等 を 確 保 できない 場 合 又 は 当 該 市 町 村 管 内 に 応 援 拠 点 等 を 確 保 できる 場 合 であっても 円 滑 な 応 援 活 動 を 実 施 できないと 思 われる 場 合 には 当 該 市 町 村 は 県 に 対 し 当 該 市 町 村 の 周 辺 市 町 村 に 応 援 拠 点 の 開 設 と 運 営 を 要 請 する また 緊 急 消 防 援 助 隊 の 応 援 要 請 を 行 なった 市 町 村 は 緊 急 消 防 援 助 隊 受 援 計 画 に 基 づき 緊 急 消 防 援 助 隊 が 円 滑 に 活 動 することができるよう 次 に 掲 げる 事 項 について 支 援 体 制 の 確 保 を 図 るもの とする (1) 情 報 提 供 体 制 (2) 通 信 運 用 体 制 (3)ヘリコプター 離 着 陸 場 の 確 保 (4) 補 給 体 制 等 7 国 の 現 地 対 策 本 部 ( 非 常 災 害 現 地 対 策 本 部 又 は 緊 急 災 害 現 地 対 策 本 部 )の 受 入 大 規 模 災 害 時 において 国 との 連 携 は 被 災 地 の 状 況 の 的 確 な 把 握 や 被 災 地 の 実 情 に 合 わせた 迅 速 な 災 害 応 急 対 策 等 で 重 要 なものであるため 本 県 に 国 の 現 地 対 策 本 部 が 設 置 される 場 合 県 及 び 市 町 村 は その 受 入 に 可 能 な 範 囲 で 協 力 する (1) 主 な 協 力 内 容 ア 現 地 対 策 本 部 受 入 ( 防 災 危 機 管 理 局 ) イ 現 地 対 策 本 部 執 務 室 電 話 機 の 確 保 ( 財 産 活 用 課 ) ウ 現 地 対 策 本 部 の 活 動 に 必 要 な 最 低 限 の 備 品 ( 総 務 事 務 センター) エ 現 地 対 策 本 部 の 活 動 に 必 要 な 最 低 限 の 端 末 機 (システム 管 理 課 ) 国 の 現 地 対 策 本 部 は 県 の 要 請 に 基 づいて 設 置 されるものではなく 国 が 状 況 に 応 じて 設 置 判 断 を 行 う 図 1 応 援 要 請 系 統 図 消 防 庁 長 官 応 援 出 動 の 求 め44 条 第 1 2 項 応 援 出 動 の 指 示 44 条 第 5 項 応 援 の 要 請 44 条 第 1 項 大 規 模 災 害 時 において 都 道 府 県 知 事 の 要 請 を 待 つ いとまがない 場 合 要 請 を 待 たないで 応 援 のための 措 置 を 求 める 事 ができる 特 に 緊 急 を 要 し 広 域 的 に 応 援 出 動 の 措 置 を 求 める 必 要 がある 場 合 には 自 ら 市 町 村 長 に 応 援 出 動 等 の 措 置 を 求 めることができる な お 関 係 都 道 府 県 知 事 に 速 やかにその 旨 を 通 知 する 災 害 の 発 生 した 市 町 村 の 属 す る 都 道 府 県 知 事 応 援 の 要 請 44 条 第 1 項 他 の 都 道 府 県 知 事 応 援 出 動 の 求 め44 条 第 4 項 応 援 出 動 の 指 示 44 条 第 5 項 応 援 出 動 の 求 め44 条 第 3 項 応 援 出 動 の 指 示 44 条 第 6 項 同 一 都 道 府 県 内 の 他 の 市 町 村 長 応 援 活 動 :39 条 災 害 の 発 生 した 市 町 村 長 応 援 活 動 :44 条 他 の 都 道 府 県 の 市 町 村 長 相 互 応 援 協 定 相 互 応 援 協 定 - 143 -

県 の 担 当 課 予 想 される 応 援 要 請 事 項 県 からの 要 請 連 絡 先 総 務 部 自 衛 隊 派 遣 各 種 支 援 要 請 自 衛 隊 陸 上 自 衛 隊 航 空 自 衛 隊 海 上 防 災 危 機 管 理 局 広 域 地 域 振 興 課 隣 接 市 町 での 避 難 所 の 開 設 鉄 道 輸 送 の 要 請 海 上 陸 上 輸 送 の 要 請 航 空 輸 送 の 要 請 陸 上 自 動 車 輸 送 のあっせん 物 資 のあっせん 物 資 のあっせん( 福 祉 関 係 機 器 ) 日 用 品 ( 資 材 )の 調 達 リース 機 材 の 調 達 通 信 機 材 の 調 達 通 信 途 絶 時 における 地 方 公 共 団 体 と の 通 信 確 保 (ホットライン 確 保 ) 放 送 要 請 緊 急 警 報 放 送 要 請 消 防 救 急 応 援 ヘリ 船 艇 の 出 動 ライフラインの 優 先 復 旧 ( 早 期 回 復 を 必 要 とする 施 設 ) 水 道 等 ライフラインの 災 害 応 急 措 置 に 必 要 な 人 材 派 遣 徒 歩 帰 宅 者 支 援 企 画 地 域 振 興 部 海 上 陸 上 輸 送 の 要 請 ( 離 島 航 路 バス) 隣 接 市 町 村 JR 九 州 私 鉄 各 社 九 州 運 輸 局 福 岡 運 輸 支 局 第 七 管 区 海 上 保 安 本 部 西 日 本 高 速 道 路 株 式 会 社 福 岡 空 港 事 務 所 北 九 州 空 港 事 務 所 トラック 協 会 バス 協 会 九 州 運 輸 局 福 岡 運 輸 支 局 関 係 団 体 九 州 経 済 産 業 局 関 係 団 体 協 定 業 者 協 定 業 者 九 州 総 合 通 信 局 通 信 事 業 者 九 州 地 方 整 備 局 NHK 福 岡 放 送 局 RKB 毎 日 放 送 テレビ 西 日 本 九 州 朝 日 放 送 福 岡 放 送 エフ エム 福 岡 TVQ 九 州 放 送 CROSS FM ラブエフエム 国 際 放 送 NHK 福 岡 放 送 局 消 防 庁 消 防 庁 他 県 政 令 指 定 都 市 自 衛 隊 第 七 管 区 海 上 保 安 本 部 他 県 警 察 九 州 電 力 西 部 ガス 自 衛 隊 第 七 管 区 海 上 保 安 本 部 協 定 業 者 災 害 対 策 本 部 ( 総 括 班 )と 協 働 鉄 道 輸 送 の 要 請 ( 第 3セクター 鉄 道 ) 災 害 対 策 本 部 ( 総 括 班 )と 協 働 生 活 安 全 課 保 健 医 療 介 護 総 務 課 健 康 増 進 課 保 健 衛 生 課 新 社 会 推 進 部 応 急 生 活 物 資 の 確 保 ボランティア 活 動 の 支 援 医 療 保 健 活 動 の 確 保 保 健 医 療 介 護 部 保 健 師 栄 養 士 等 保 健 関 係 者 の 派 遣 福 岡 県 生 活 協 同 組 合 連 合 会 県 内 保 健 福 祉 環 境 事 務 所 県 内 市 町 村 近 隣 県 全 国 都 道 府 県 ( 厚 生 労 働 省 ) 医 療 指 導 課 医 療 関 係 者 の 派 遣 厚 生 労 働 省 日 本 赤 十 字 社 福 岡 県 支 部 医 師 会 歯 科 医 師 会 市 町 村 立 病 院 国 立 病 院 機 構 薬 剤 師 会 災 害 拠 点 病 院 (DMAT 含 む) 医 療 指 導 課 患 者 受 入 医 療 機 関 のあっせん 厚 生 労 働 省 県 内 医 療 機 関 - 144 -

医 療 指 導 課 ヘリによる 患 者 搬 送 災 害 対 策 本 部 ( 総 括 班 )と 協 働 医 療 指 導 課 船 艇 による 患 者 搬 送 災 害 対 策 本 部 ( 総 括 班 )と 協 働 医 療 指 導 課 医 療 用 水 の 確 保 災 害 対 策 本 部 ( 水 道 整 備 班 )と 協 働 薬 務 課 医 薬 品 の 供 給 厚 生 労 働 省 福 岡 県 医 薬 品 卸 業 協 会 福 岡 県 医 療 機 器 協 会 薬 務 課 血 液 の 安 定 供 給 福 岡 県 赤 十 字 血 液 センター 保 健 衛 生 課 防 疫 薬 剤 等 の 供 給 県 内 市 町 村 保 健 衛 生 課 遺 体 処 理 火 葬 等 ( 広 域 火 葬 ト ライアイス 柩 等 の 確 保 あっせん 遺 体 の 搬 送 ) 厚 生 労 働 省 警 察 本 部 市 町 村 近 隣 県 民 間 業 者 等 保 健 衛 生 課 愛 玩 動 物 の 保 護 収 容 市 町 村 獣 医 師 会 動 物 愛 護 団 体 福 祉 労 働 部 福 祉 総 務 課 食 料 の 調 達 協 定 業 者 廃 棄 物 対 策 課 がれき 処 理 対 策 ごみ 処 理 対 策 し 尿 処 理 対 策 環 境 部 商 工 部 市 町 村 関 係 団 体 他 県 環 境 省 市 町 村 関 係 団 体 他 県 環 境 省 市 町 村 関 係 団 体 他 県 環 境 省 商 工 政 策 課 生 活 必 需 物 資 の 流 通 確 保 九 州 百 貨 店 協 会 協 定 業 者 商 工 関 係 団 体 等 工 業 保 安 課 ライフラインの 優 先 復 旧 ( 早 期 回 復 を 必 要 とする 施 設 ) 農 林 水 産 部 福 岡 県 LPガス 協 会 団 体 指 導 課 食 糧 の 調 達 あっせん 農 業 団 体 ( 協 定 関 係 ) 水 田 農 業 振 興 課 食 糧 の 調 達 農 林 水 産 省 生 産 局 畜 産 課 家 畜 の 診 察 獣 医 師 会 農 業 共 済 組 合 連 合 会 市 町 村 林 業 振 興 課 非 常 災 害 用 木 材 の 調 達 あっせん 九 州 森 林 管 理 局 製 材 品 は 福 岡 県 木 材 組 合 連 合 会 木 杭 などは 福 岡 県 森 林 組 合 連 合 会 企 画 交 通 課 海 上 陸 上 輸 送 の 要 請 鉄 道 輸 送 の 要 請 県 土 整 備 部 道 路 維 持 課 緊 急 輸 送 路 の 確 保 他 県 等 水 資 源 対 策 課 水 道 整 備 室 飲 料 水 の 供 給 給 水 車 の 派 遣 ライフラインの 優 先 復 旧 ( 早 期 回 復 を 必 要 とする 施 設 ) 災 害 応 急 措 置 に 必 要 な 人 材 派 遣 建 築 都 市 部 災 害 対 策 本 部 ( 総 括 班 )と 協 働 災 害 対 策 本 部 ( 総 括 班 )と 協 働 隣 接 市 町 村 等 隣 接 市 町 村 等 隣 接 市 町 村 等 水 道 事 業 者 他 県 日 本 水 道 協 会 建 築 指 導 課 応 急 危 険 度 判 定 士 の 派 遣 国 土 交 通 省 他 県 市 町 村 建 築 関 係 団 体 都 市 計 画 課 被 災 宅 地 危 険 度 判 定 士 の 派 遣 国 土 交 通 省 他 県 市 町 村 県 営 住 宅 課 警 備 課 応 急 仮 設 住 宅 の 調 整 公 営 住 宅 への 一 時 入 居 公 安 部 ( 警 察 本 部 ) 緊 急 交 通 路 の 確 保 等 に 関 する 交 通 誘 導 避 難 場 所 その 被 災 地 における 警 戒 活 動 警 備 その 他 必 要 があると 認 める 警 備 プレハブ 建 築 協 会 厚 生 労 働 省 市 町 村 他 県 福 岡 県 警 備 業 協 会 - 145 -

第 2 内 閣 総 理 大 臣 及 び 指 定 行 政 機 関 又 は 指 定 地 方 行 政 機 関 の 長 に 対 する 職 員 の 派 遣 要 請 等 1 知 事 は 災 害 応 急 対 策 又 は 災 害 復 旧 のため 必 要 があると 認 めたときは 指 定 行 政 機 関 又 は 指 定 地 方 行 政 機 関 の 長 に 対 し 職 員 の 派 遣 を 要 請 し 又 は 内 閣 総 理 大 臣 に 対 し 指 定 行 政 機 関 又 は 指 定 地 方 行 政 機 関 の 職 員 の 派 遣 について 斡 旋 を 求 め 災 害 対 策 の 万 全 を 期 するものとする 2 市 町 村 長 は 災 害 応 急 対 策 又 は 災 害 復 旧 のため 必 要 があると 認 めるときは 指 定 地 方 行 政 機 関 の 長 に 対 し 職 員 の 派 遣 を 要 請 し 又 は 知 事 に 対 し 指 定 行 政 機 関 又 は 指 定 地 方 行 政 機 関 の 職 員 の 派 遣 につい て 斡 旋 を 求 め 災 害 対 策 の 万 全 を 期 するものとする 3 知 事 又 は 市 町 村 長 は 職 員 の 派 遣 の 要 請 及 び 斡 旋 を 求 めるときは 次 の 事 項 を 明 示 する (1) 派 遣 を 要 請 する( 斡 旋 を 求 める) 理 由 (2) 派 遣 を 要 請 する( 斡 旋 を 求 める) 職 員 の 職 種 別 人 員 数 (3) 派 遣 を 必 要 とする 期 間 (4) 派 遣 される 職 員 の 給 与 その 他 の 勤 務 条 件 (5)その 他 職 員 の 派 遣 について 必 要 な 事 項 - 146 -

第 5 節 災 害 救 助 法 の 適 用 災 害 救 助 法 は 市 町 村 等 が 実 施 するり 災 者 に 対 する 救 援 活 動 措 置 を 主 に 費 用 面 で 援 助 するためのも のである 災 害 救 助 法 は 要 件 を 満 たせば 地 震 発 生 時 に 逆 上 って 適 用 されることになるが 被 災 市 町 村 に とっては 実 際 に 適 用 されることが 判 明 するまでは 費 用 的 な 心 配 から 思 い 切 った 対 策 が 実 施 できない 懸 念 がある そのため 災 害 救 助 法 の 適 用 については 同 法 同 法 施 行 令 及 び 福 岡 県 災 害 救 助 法 施 行 細 則 等 の 定 め るところにより 可 能 な 限 り 速 やかに 所 定 の 手 続 きを 行 う 必 要 がある 主 な 実 施 機 関 県 ( 福 祉 総 務 課 ) 市 町 村 第 1 災 害 救 助 法 の 適 用 基 準 1 知 事 は 災 害 による 被 害 の 程 度 が 次 のいずれかに 該 当 する 場 合 には 市 町 村 その 他 関 係 機 関 及 び 県 民 等 の 協 力 の 下 に 災 害 救 助 法 による 救 助 を 実 施 する (1) 市 町 村 の 区 域 内 の 住 家 滅 失 世 帯 数 が 表 1の 災 害 救 助 法 適 用 基 準 世 帯 数 以 上 であること (2) 県 の 区 域 内 の 住 家 滅 失 世 帯 数 が 2,500 世 帯 以 上 であって 当 該 市 町 村 の 住 家 滅 失 世 帯 数 が 表 1の 災 害 救 助 法 適 用 基 準 世 帯 数 の 半 数 以 上 であること (3) 県 の 区 域 内 の 住 家 滅 失 世 帯 数 が 12,000 世 帯 以 上 である 場 合 又 は 災 害 が 隔 絶 した 地 域 に 発 生 した ものである 等 により り 災 者 の 救 護 を 著 しく 困 難 とする 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 特 別 の 事 情 がある 場 合 であって 多 数 の 世 帯 の 住 家 が 滅 失 したこと (4) 多 数 の 者 が 生 命 若 しくは 身 体 に 危 害 を 受 け 又 は 受 けるおそれが 生 じた 場 合 であって 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 基 準 に 該 当 すること 表 1 市 町 村 別 災 害 救 助 法 適 用 基 準 一 覧 表 参 照 2 前 項 (1)から(3)までに 規 定 する 住 家 が 減 失 した 世 帯 の 数 の 算 定 に 当 っては 住 家 が 半 壊 し 又 は 半 焼 する 等 著 しく 損 傷 した 世 帯 は 二 世 帯 をもって 住 家 が 床 上 浸 水 土 砂 のたい 積 等 により 一 時 的 に 居 住 することができない 状 態 となった 世 帯 は 三 世 帯 をもって それぞれ 住 家 の 減 失 した 一 つの 世 帯 とみな す 第 2 災 害 救 助 法 の 適 用 手 続 1 市 町 村 (1) 市 町 村 長 は 当 該 市 町 村 における 災 害 による 被 害 の 程 度 が 前 記 第 1の 災 害 救 助 法 の 適 用 基 準 のいずれかに 該 当 し 又 は 該 当 する 見 込 がある 場 合 は 直 ちにその 状 況 を 知 事 に 情 報 提 供 するとと もに 法 の 適 用 について 協 議 する (2) 市 町 村 長 は 前 記 第 1の 災 害 救 助 法 の 適 用 基 準 の(3)の 後 段 及 び(4)の 状 態 で 被 災 者 が 現 に 救 助 を 要 するときは 法 の 適 用 を 申 請 しなければならない (3) 市 町 村 長 は 災 害 の 事 態 が 急 迫 して 知 事 による 救 助 の 実 施 を 待 つことができないときは 法 に よる 救 助 に 着 手 し その 状 況 を 速 やかに 情 報 提 供 を 行 うものとする 2 県 ( 福 祉 総 務 課 ) 知 事 は 市 町 村 長 からの 情 報 提 供 又 は 要 請 に 基 づき 災 害 救 助 法 を 適 用 する 必 要 があると 認 められ るときは 直 ちに 適 用 することとし 法 に 基 づき 救 援 の 実 施 について 当 該 市 町 村 及 び 県 内 関 係 部 課 に 指 示 するとともに 関 係 機 関 厚 生 労 働 大 臣 等 に 通 知 は 情 報 提 供 する 第 3 救 助 の 実 施 1 法 による 救 助 の 種 類 は 次 のとおりである (1) 収 容 施 設 ( 応 急 仮 設 住 宅 を 除 く )の 供 与 (2) 炊 き 出 し その 他 による 食 品 の 供 与 及 び 飲 料 水 の 供 給 (3) 被 服 寝 具 その 他 生 活 必 需 品 の 供 与 又 は 貸 与 (4) 医 療 及 び 助 産 - 147 -

(5) 災 害 にかかった 者 の 救 出 (6) 災 害 にかかった 住 宅 の 応 急 処 理 (7) 生 業 に 必 要 な 資 金 器 具 又 は 資 料 の 供 与 又 は 貸 与 (8) 学 用 品 の 供 与 (9) 埋 葬 (10) 遺 体 の 捜 索 及 び 処 理 (11) 災 害 によって 住 居 又 はその 周 辺 に 運 ばれた 土 石 竹 材 等 で 日 常 生 活 に 著 しい 支 障 を 及 ぼしてい るものの 除 去 (12) 応 急 仮 設 住 宅 の 供 与 2 知 事 は 救 助 を 迅 速 に 行 うため 必 要 があると 認 めるときは 救 助 の 実 施 に 関 する 事 務 の 一 部 を 市 町 村 長 が 行 うこととする また その 他 の 救 助 実 施 については 市 町 村 長 は 知 事 が 行 う 救 助 を 補 助 する 第 4 市 町 村 に 対 する 意 思 決 定 支 援 体 制 の 確 立 県 は 被 災 市 町 村 に 対 し 指 導 その 他 災 害 救 助 法 の 運 用 に 関 する 助 言 等 を 行 い 市 町 村 の 円 滑 な 意 思 決 定 を 支 援 する 第 5 災 害 救 助 による 救 助 の 程 度 方 法 及 び 期 間 並 びに 実 費 弁 償 の 基 準 災 害 救 助 法 による 救 助 の 程 度 方 法 及 び 期 間 並 びに 実 費 弁 償 の 基 準 は 福 岡 県 災 害 救 助 法 施 行 細 則 に 定 めるとおりであるが 救 助 の 期 間 については やむをえない 特 別 の 事 情 のあるときは 応 急 救 助 に 必 要 な 範 囲 内 において 厚 生 労 働 大 臣 の 承 認 を 得 て 延 長 することがある 資 料 編 災 害 救 助 法 - 災 害 救 助 法 ( 抜 粋 ) 参 照 資 料 編 災 害 救 助 法 - 災 害 救 助 法 施 行 令 ( 抜 粋 ) 参 照 資 料 編 災 害 救 助 法 - 厚 生 省 令 第 86 号 ( 抜 粋 ) 参 照 資 料 編 災 害 救 助 法 - 福 岡 県 災 害 救 助 法 施 行 細 則 参 照 - 148 -

県 内 市 町 村 別 災 害 救 助 法 適 用 基 準 一 覧 表 番 号 市 町 村 名 人 口 ( 人 ) 適 用 基 準 ( 住 家 滅 失 世 帯 数 ) 第 1 号 適 用 第 2 号 適 用 番 号 市 町 村 名 人 口 ( 人 ) 適 用 基 準 ( 住 家 滅 失 世 帯 数 ) 第 1 号 適 用 第 2 号 適 用 1 北 九 州 市 976,846 150 75 29 筑 紫 郡 那 珂 川 町 49,780 60 30 ( 門 司 区 ) 104,469 100 50 30 糟 屋 郡 宇 美 町 38,592 60 30 ( 若 松 区 ) 85,167 80 40 31 篠 栗 町 31,318 60 30 ( 戸 畑 区 ) 61,583 80 40 32 志 免 町 43,564 60 30 ( 小 倉 北 区 ) 181,936 100 50 33 須 恵 町 26,044 50 25 ( 小 倉 南 区 ) 214,793 100 50 34 新 宮 町 24,679 50 25 ( 八 幡 東 区 ) 71,801 80 40 35 久 山 町 8,373 40 20 ( 八 幡 西 区 ) 257,097 100 50 36 粕 屋 町 41,997 60 30 2 福 岡 市 1,463,743 150 75 37 遠 賀 郡 芦 屋 町 15,369 50 25 ( 東 区 ) 292,199 100 50 38 水 巻 町 30,021 60 30 ( 博 多 区 ) 212,527 100 50 39 岡 垣 町 32,119 60 30 ( 中 央 区 ) 178,429 100 50 40 遠 賀 町 19,160 50 25 ( 南 区 ) 247,096 100 50 41 鞍 手 郡 小 竹 町 8,602 40 20 ( 西 区 ) 193,280 100 50 42 鞍 手 町 17,088 50 25 ( 城 南 区 ) 128,659 100 50 43 嘉 穂 郡 桂 川 町 13,863 40 20 ( 早 良 区 ) 211,553 100 50 44 朝 倉 郡 筑 前 町 29,155 50 25 3 大 牟 田 市 123,638 100 50 45 東 峰 村 2,432 30 15 4 久 留 米 市 302,402 150 75 46 三 井 郡 大 刀 洗 町 15,284 50 25 5 直 方 市 57,686 80 40 47 三 潴 郡 大 木 町 14,350 40 20 6 飯 塚 市 131,492 100 50 48 八 女 郡 広 川 町 20,253 50 25 7 田 川 市 50,605 80 40 49 田 川 郡 香 春 町 11,685 40 20 8 柳 川 市 71,375 80 40 50 添 田 町 10,909 40 20 9 八 女 市 69,057 80 40 51 糸 田 町 9,617 40 20 10 筑 後 市 48,512 60 30 52 川 崎 町 18,264 50 25 11 大 川 市 37,448 60 30 53 大 任 町 5,503 40 20 12 行 橋 市 70,468 80 40 54 赤 村 3,251 30 15 13 豊 前 市 27,031 50 25 55 福 智 町 24,714 50 25 14 中 間 市 44,210 60 30 56 京 都 郡 苅 田 町 36,005 60 30 15 小 郡 市 58,499 80 40 57 みやこ 町 21,572 50 25 16 筑 紫 野 市 100,172 100 50 58 築 上 郡 吉 富 町 6,792 40 20 17 春 日 市 106,780 100 50 59 上 毛 町 7,852 40 20 18 大 野 城 市 95,087 80 40 60 築 上 町 19,544 50 25 19 宗 像 市 95,501 80 40 合 計 5,071,968 2,500 20 太 宰 府 市 70,482 80 40 21 古 賀 市 57,920 80 40 市 町 村 名 は 平 成 23 年 3 月 31 日 現 在 22 福 津 市 55,431 80 40 人 口 は 平 成 22 年 度 国 勢 調 査 結 果 による 23 うきは 市 31,640 60 30 24 宮 若 市 30,081 60 30 ( 注 )1 第 1 号 適 用 の 数 字 は 災 害 救 助 法 施 行 令 第 1 条 第 1 項 第 25 嘉 麻 市 42,589 60 30 1 号 の 別 表 1に 定 める 災 害 救 助 法 が 適 用 される 住 家 滅 失 世 帯 数 26 朝 倉 市 56,355 80 40 ( 注 )2 第 2 号 適 用 の 数 字 は 災 害 救 助 法 施 行 令 第 1 条 第 1 項 第 27 みやま 市 40,732 60 30 2 号 の 別 表 3に 定 める 災 害 救 助 法 が 適 用 される 住 家 滅 失 世 帯 数 28 糸 島 市 98,435 80 40 ( 県 内 住 家 滅 失 世 帯 数 2,500 世 帯 以 上 ) ( 注 )3 住 家 が 半 壊 し 又 は 半 焼 する 等 著 しく 損 傷 した 世 帯 は2 世 帯 をもって 住 家 が 床 上 浸 水 土 砂 のたい 積 等 により 一 時 的 に 居 住 することがで きない 状 態 となった 世 帯 は3 世 帯 をもって それぞれ 住 家 が 滅 失 した 一 の 世 帯 とみなす ( 災 害 救 助 法 施 行 令 第 1 条 第 2 項 ) - 149 -

第 6 節 要 員 の 確 保 災 害 対 策 を 実 施 するために 必 要 な 労 働 者 及 び 技 術 者 等 の 動 員 雇 い 入 れは それぞれの 応 急 対 策 実 施 機 関 において 行 うものとするが 災 害 対 策 実 施 機 関 のみでは 必 要 な 労 働 者 等 を 確 保 できない 場 合 は 災 害 対 策 実 施 機 関 の 要 請 により 労 働 者 については 公 共 職 業 安 定 所 があっせんし 技 術 者 等 は 関 係 機 関 が 自 己 の 災 害 対 策 に 支 障 を 及 ぼさない 範 囲 で 応 援 を 実 施 する 主 な 実 施 機 関 国 ( 福 岡 労 働 局 ) 県 ( 総 務 部 新 社 会 推 進 部 保 健 医 療 介 護 部 福 祉 労 働 部 ) 市 町 村 第 1 労 働 者 等 確 保 の 種 別 方 法 ( 人 事 課 防 災 危 機 管 理 局 社 会 活 動 推 進 課 労 働 政 策 課 福 岡 労 働 局 職 業 安 定 部 職 業 安 定 課 市 町 村 関 係 機 関 ) 災 害 対 策 を 実 施 するための 必 要 な 労 働 者 等 の 確 保 の 手 段 はおおむね 次 によるが 災 害 時 の 状 況 に 応 じ 適 切 な 手 段 を 採 用 する 1 災 害 対 策 実 施 機 関 の 関 係 者 等 の 動 員 2 ボランティア 等 の 受 け 入 れ( 第 3 編 災 害 応 急 対 策 第 7 節 災 害 ボランティアの 受 入 支 援 ) 3 公 共 職 業 安 定 所 による 労 働 者 の 斡 旋 4 関 係 機 関 の 応 援 派 遣 による 技 術 者 等 の 動 員 5 緊 急 時 における 従 事 命 令 等 による 労 働 者 等 の 動 員 第 2 公 共 職 業 安 定 所 の 労 働 者 斡 旋 ( 福 岡 労 働 局 ) 公 共 職 業 安 定 所 に 対 しては 次 の 事 項 を 明 らかにして 必 要 労 働 者 の 紹 介 斡 旋 を 依 頼 するものとし 公 共 職 業 安 定 所 は 災 害 対 策 実 施 機 関 の 要 求 に 応 じ 必 要 な 労 働 者 の 紹 介 斡 旋 を 行 う 1 必 要 となる 労 働 者 の 人 数 2 労 働 者 が 従 事 すべき 業 務 の 内 容 に 関 する 事 項 3 労 働 契 約 の 期 間 に 関 する 事 項 4 賃 金 の 額 に 関 する 事 項 5 始 業 及 び 終 業 の 時 刻 6 所 定 労 働 時 間 を 超 える 労 働 の 有 無 7 休 憩 時 間 及 び 休 日 に 関 する 事 項 8 就 業 の 場 所 に 関 する 事 項 9 社 会 保 険 労 働 保 険 の 適 用 に 関 する 事 項 10 労 働 者 の 輸 送 方 法 11 その 他 の 必 要 な 事 項 - 150 -

第 7 節 災 害 ボランティアの 受 入 支 援 地 震 災 害 が 発 生 したときには 福 岡 県 災 害 ボランティア 連 絡 会 及 び 社 会 福 祉 協 議 会 等 が 中 心 となって 速 やかに 災 害 ボランティア 本 部 を 設 置 し 災 害 時 のみならず 復 旧 時 においても ボランティア 相 互 の 情 報 交 換 の 場 の 提 供 などについて 被 災 住 民 の 支 援 を 図 るとともに 全 国 から 駆 けつけるボランティアの 善 意 が 効 果 的 に 活 かされるよう 活 動 を 支 援 調 整 する 県 及 び 市 町 村 は 福 岡 県 災 害 ボランティア 本 部 及 び 現 地 災 害 ボランティア 本 部 と 連 携 を 図 りつつ 対 応 する 主 な 実 施 機 関 県 ( 防 災 危 機 管 理 局 社 会 活 動 推 進 課 関 係 各 課 ) 福 岡 県 災 害 ボランティア 連 絡 会 市 町 村 社 会 福 祉 協 議 会 関 係 機 関 第 1 受 入 窓 口 等 の 設 置 1 福 岡 県 災 害 ボランティア 本 部 現 地 災 害 ボランティア 本 部 の 設 置 ボランティアの 受 け 入 れ 調 整 組 織 としては 福 岡 県 災 害 ボランティア 連 絡 会 及 び 社 会 福 祉 協 議 会 が 中 心 となって 県 レベルの 福 岡 県 災 害 ボランティア 本 部 市 町 村 レベルの 現 地 災 害 ボランティア 本 部 の2 段 階 レベルの 災 害 ボランティア 本 部 を 設 置 するものとし 相 互 に 連 携 の 上 日 本 赤 十 字 社 福 岡 県 支 部 ボランティア 関 係 団 体 等 と 連 携 を 図 り 活 動 を 展 開 する 各 災 害 ボランティア 本 部 の 役 割 は 次 のとおりとする (1) 福 岡 県 災 害 ボランティア 本 部 ( 福 岡 県 災 害 ボランティア 連 絡 会 県 ) 福 岡 県 災 害 ボランティア 連 絡 会 が 中 心 となって 設 置 し 市 町 村 の 現 地 災 害 ボランティア 本 部 の 体 制 整 備 と 運 営 を 支 援 し 被 災 市 町 村 間 のボランティアの 調 整 等 を 行 う なお 被 災 の 規 模 により 必 要 に 応 じて 福 岡 県 災 害 ボランティア 本 部 から 市 町 村 現 地 災 害 ボラ ンティア 本 部 へ 災 害 ボランティアコーディネーター 等 の 運 営 スタッフの 派 遣 等 を 行 う (2) 現 地 災 害 ボランティア 本 部 ( 社 会 福 祉 協 議 会 市 町 村 ) 市 町 村 社 会 福 祉 協 議 会 及 び 市 町 村 が 中 心 となって 設 置 し 基 礎 的 なボランティア 組 織 として 地 域 ボランティアの 協 力 を 得 ながら 被 災 住 民 のニーズの 把 握 ボランティアの 募 集 受 付 現 場 へ のボランティアの 派 遣 等 を 行 う 2 日 本 赤 十 字 社 福 岡 県 支 部 ボランティア 団 体 等 との 連 携 現 地 災 害 ボランティア 本 部 は 被 災 地 に 現 地 入 りする 日 本 赤 十 字 社 福 岡 県 支 部 及 びボランティア 関 係 団 体 等 との 連 携 を 図 るとともに 現 場 活 動 をできるだけ 支 援 するものとする 3 県 及 び 市 町 村 の 支 援 県 は 福 岡 県 災 害 ボランティア 本 部 市 町 村 は 現 地 災 害 ボランティア 本 部 の 設 置 運 営 について 必 要 に 応 じ 次 の 支 援 を 行 う (1) 災 害 ボランティア 本 部 の 場 所 の 提 供 (2) 災 害 ボランティア 本 部 の 設 置 運 営 に 係 る 経 費 の 助 成 (3) 資 機 材 等 の 提 供 (4) 職 員 の 派 遣 ( 県 は 市 町 村 災 害 ボランティアセンターへの 職 員 派 遣 についても 支 援 を 行 う ) (5) 被 災 状 況 についての 情 報 提 供 (6)その 他 必 要 な 事 項 第 2 災 害 ボランティアの 活 動 災 害 ボランティアが 活 動 する 内 容 は 主 として 次 のとおりとする 1 生 活 支 援 に 関 する 業 務 (1) 被 災 者 家 屋 等 の 清 掃 活 動 (2) 現 地 災 害 ボランティアセンター 運 営 の 補 助 (3) 避 難 所 運 営 の 補 助 (4) 炊 き 出 し 食 料 等 の 配 布 - 151 -

(5) 救 援 物 資 等 の 仕 分 け 輸 送 (6) 高 齢 者 障 害 者 等 の 介 護 補 助 (7) 被 災 者 の 話 し 相 手 励 まし (8)その 他 被 災 地 での 軽 作 業 ( 危 険 を 伴 わないもの) 2 専 門 的 な 知 識 を 要 する 業 務 (1) 救 護 所 等 での 医 療 看 護 (2) 被 災 宅 地 の 応 急 危 険 度 判 定 (3) 外 国 人 のための 通 訳 (4) 被 災 者 へのメンタルヘルスケア (5) 高 齢 者 障 害 者 等 への 介 護 支 援 (6)アマチュア 無 線 等 を 利 用 した 情 報 通 信 事 務 (7) 公 共 土 木 施 設 の 調 査 等 (8)その 他 専 門 的 な 技 術 知 識 が 必 要 な 業 務 第 3 災 害 対 策 本 部 と 災 害 ボランティア 本 部 の 連 携 1 県 災 害 対 策 本 部 は 福 岡 県 災 害 ボランティア 本 部 及 び 市 町 村 災 害 対 策 本 部 現 地 災 害 ボランティア 本 部 と 連 携 し 被 災 地 のニーズの 把 握 等 を 行 う 2 市 町 村 災 害 対 策 本 部 は 現 地 災 害 ボランティア 本 部 と 連 携 し 必 要 な 人 員 資 機 材 分 野 集 合 場 所 等 の 被 災 地 におけるボランティアのニーズを 把 握 し 県 災 害 対 策 本 部 へ 情 報 を 提 供 するものとする 3 福 岡 県 NPO ボランティアセンターは インターネット 等 を 通 じ 県 災 害 対 策 本 部 又 は 現 地 災 害 ボランティアセンターからの 災 害 情 報 やボランティアに 関 する 情 報 の 発 信 ボランティア 相 互 の 情 報 交 換 の 場 の 提 供 などについて 災 害 時 のみならず 復 旧 時 においても 支 援 に 努 めるものとする - 152 -

災 害 ボランティア 活 動 に 係 る 連 携 図 全 国 への 支 援 要 請 (ホームヘ ーシ マスコミ) 全 国 への 支 援 要 請 (ホームヘ ーシ マスコミ) 支 援 要 請 全 国 ボランティアネット( 複 数 ) 密 接 な 連 携 コーテ ィネーター 派 遣 福 岡 県 災 害 対 策 本 部 密 接 な 連 携 防 災 無 線 ( 移 動 系 ) ア マチュア 無 線 NTT 各 班 ごとの 連 絡 要 員 派 遣 福 岡 県 災 害 ボランティア 本 部 全 国 ボランティアネット 等 から 派 遣 された 専 門 的 コーディネーター 総 括 班 被 災 地 情 報 収 集 班 義 援 金 担 当 班 広 報 班 派 遣 調 整 班 物 資 担 当 班 ボランティア 受 付 班 災 害 ボランティア 連 絡 会 の 各 構 成 団 体 より 選 任 された 者 を 中 心 に 配 置 平 常 時 より 協 議 運 営 され 災 害 時 に 実 働 する 全 国 からの 事 務 処 理 ボランティア 情 報 処 理 ボランティア 物 資 搬 入 搬 出 ボランティアの 配 置 物 資 人 材 の 需 要 調 整 及 び 搬 出 派 遣 防 災 無 線 ( 移 動 系 ) アマチュア 無 線 携 帯 等 物 資 人 材 の 過 不 足 情 報 具 体 的 支 援 要 請 市 町 村 災 害 対 策 本 部 密 接 な 連 携 防 災 無 線 ( 移 動 系 ) ア マチュア 無 線 NTT 必 要 に 応 じ 連 絡 要 員 派 遣 現 地 ボランティア 本 部 必 要 に 応 じて 全 国 ボランティアネットからの 専 門 的 コーディネーター 総 括 班 被 災 地 情 報 収 集 班 義 援 金 担 当 班 広 報 班 派 遣 調 整 班 物 資 担 当 班 ボランティア 受 付 班 災 害 ボランティア 連 絡 会 の 各 構 成 団 体 より 必 要 に 応 じ 人 材 を 受 け 入 れ 全 国 からの 事 務 処 理 ボランティア 情 報 処 理 ボランティア 物 資 搬 入 搬 出 ボランティア 避 難 所 炊 き 出 しボランティア その 他 のボランティア( 土 砂 等 の 除 去 被 災 家 屋 家 財 清 掃 等 ) 各 構 成 団 体 の 会 員 等 ( 近 隣 の) 自 主 防 災 組 織 平 常 時 から 育 成 組 織 化 を 図 る 現 地 ホ ランティア 本 部 (14 地 域 程 度 に 設 置 ) 活 動 参 加 支 援 被 災 現 地 - 153 -

第 2 章 災 害 応 急 対 策 活 動 第 1 節 地 震 津 波 情 報 伝 達 対 策 ( 緊 急 地 震 速 報 津 波 警 報 注 意 報 等 の 伝 達 ) 地 震 が 発 生 した 場 合 緊 急 地 震 速 報 津 波 警 報 注 意 報 津 波 情 報 や 地 震 情 報 ( 震 度 震 源 マグニ チュード 余 震 の 状 況 等 )は 防 災 関 係 機 関 が 効 果 的 に 応 急 対 策 を 実 施 する 上 で 不 可 欠 である また 津 波 による 被 害 特 に 人 的 な 被 害 を 防 止 するためには できるだけ 早 く 情 報 を 伝 達 し 被 害 を 受 けるおそ れのある 地 域 から 住 民 観 光 客 漁 民 等 あるいは 漁 船 漁 具 ヨットなどを 避 難 させることが 重 要 とな る このため 緊 急 地 震 速 報 津 波 警 報 注 意 報 等 の 受 領 伝 達 を 迅 速 確 実 に 実 施 する 主 な 実 施 機 関 気 象 庁 ( 福 岡 管 区 気 象 台 ) 県 ( 防 災 危 機 管 理 局 関 係 各 課 ) 警 察 市 町 村 第 1 緊 急 地 震 速 報 ( 警 報 )の 実 施 及 び 実 施 基 準 等 気 象 庁 は 地 震 動 により 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれのある 場 合 は 強 い 揺 れが 予 想 される 地 域 に 対 し 緊 急 地 震 速 報 ( 警 報 )を 発 表 する また これを 報 道 機 関 等 の 協 力 を 求 めて 住 民 等 へ 周 知 する ( 注 ) 緊 急 地 震 速 報 ( 警 報 )は 地 震 発 生 直 後 に 震 源 に 近 い 観 測 点 で 観 測 された 地 震 波 を 解 析 することによ り 地 震 の 強 い 揺 れが 来 る 前 に これから 強 い 揺 れが 来 ることを 知 らせる 警 報 である ただし 震 源 付 近 では 強 い 揺 れの 到 達 に 間 に 合 わない 場 合 がある また ごく 短 時 間 のデータだけを 使 った 速 報 であること から 予 測 された 震 度 に 誤 差 (±1 程 度 )を 伴 う 第 2 津 波 警 報 注 意 報 等 地 震 及 び 津 波 に 関 する 情 報 の 種 類 1 津 波 警 報 ( 大 津 波 津 波 ) 津 波 注 意 報 津 波 予 報 2 地 震 及 び 津 波 に 関 する 情 報 震 度 速 報 地 震 情 報 津 波 情 報 各 地 の 震 度 に 関 する 情 報 第 3 津 波 警 報 注 意 報 の 伝 達 系 統 1 津 波 警 報 注 意 報 津 波 警 報 注 意 報 とは 地 震 等 により 津 波 が 発 生 又 は 発 生 すると 予 想 される 場 合 に 気 象 庁 本 庁 が 気 象 業 務 法 に 基 づいて その 担 当 予 報 区 域 内 の 津 波 について 一 般 及 び 関 係 機 関 に 対 して 警 戒 を 喚 起 す るために 行 うものをいう 気 象 庁 本 庁 が 津 波 警 報 注 意 報 を 発 表 したときは 直 ちに 防 災 情 報 提 供 システム 等 により その 事 項 を 関 係 機 関 に 通 知 する 津 波 警 報 注 意 報 を 発 表 切 り 替 え 及 び 解 除 したときの 通 知 形 式 は 情 報 文 例 による 2 津 波 予 報 区 及 び 担 当 気 象 官 署 日 本 の 沿 岸 は66の 津 波 予 報 区 に 分 けられ 福 岡 県 沿 岸 は 福 岡 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 福 岡 県 日 本 海 沿 岸 有 明 八 代 海 に 分 けられている これらの 予 報 区 に 対 しての 津 波 警 報 注 意 報 の 発 表 は 気 象 庁 本 庁 が 担 当 する - 154 -

津 波 予 報 区 福 岡 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 福 岡 県 日 本 海 沿 岸 有 明 八 代 海 区 域 福 岡 県 ( 北 九 州 市 門 司 区 以 東 に 福 岡 県 ( 北 九 州 門 司 区 以 東 及 び 福 岡 県 ( 有 明 海 沿 岸 に 限 る ) 限 る ) 有 明 海 沿 岸 を 除 く ) 佐 賀 県 ( 有 明 海 沿 岸 に 限 る ) 長 崎 県 ( 諫 早 市 小 長 井 町 から 南 島 原 市 南 有 馬 町 までの 有 明 海 及 び 島 原 湾 沿 岸 に 限 る ) 熊 本 県 ( 天 草 市 の 天 草 町 五 和 町 牛 深 町 魚 貫 町 河 浦 町 久 玉 町 深 海 町 及 び 二 浦 町 並 びに 天 草 郡 苓 北 町 を 除 く) 福 岡 県 沿 岸 北 九 州 市 苅 田 町 行 橋 市 築 北 九 州 市 芦 屋 町 岡 垣 町 宗 久 留 米 市 大 川 市 柳 川 市 大 牟 田 市 みやま 市 町 村 名 上 町 豊 前 市 吉 富 町 像 市 福 津 市 古 賀 市 新 宮 町 市 福 岡 市 糸 島 市 - 155 -

3 津 波 警 報 注 意 報 の 種 類 解 説 発 表 される 津 波 の 高 さ 及 び 標 識 警 報 注 意 報 の 種 類 津 波 警 報 津 波 注 意 報 大 津 波 津 波 津 波 警 報 解 除 及 び 津 波 注 意 報 解 除 解 説 ( 津 波 警 報 注 意 報 基 準 ( 予 想 される 津 波 の 高 さ)) 高 いところで3m 程 度 以 上 の 津 波 が 予 想 されますので 厳 重 に 警 戒 してください ( 高 いところで3m 以 上 ) 高 いところで2m 程 度 の 津 波 が 予 想 されますので 警 戒 してく ださい ( 高 いところで1m 以 上 3m 未 満 ) 高 いところで 0.5m 程 度 の 津 波 が 予 想 されますので 注 意 して ください ( 高 いところで 20cm 以 上 1m 未 満 ) 発 表 される 標 識 津 波 の 高 さ 鐘 音 サイレン 音 3m 4m 6m 8m ( 約 3 秒 ) ( 連 点 ) ( 短 声 連 点 ) 〇 〇 10m 以 上 ( 約 2 秒 ) 1m 2m (2 点 ) ( 約 5 秒 ) - - - 〇 〇 0.5m (3 点 と2 点 の 斑 打 ) - - - (1 点 2 個 と2 点 の 斑 打 ) - ( 約 6 秒 ) ( 約 10 秒 ) 〇 〇 ( 約 2 秒 ) ( 約 10 秒 )( 約 1 分 ) 〇 〇 ( 約 3 秒 ) ( 注 )1. 津 波 の 高 さ とは 当 該 津 波 の 来 襲 地 域 において 津 波 によって 潮 位 が 高 くなった 時 点 におけるそ の 潮 位 と その 時 点 に 津 波 がなかったとした 場 合 の 潮 位 ( 平 滑 したもの)との 差 であって 津 波 によって 潮 位 が 上 昇 した 高 さをいう 2. 平 成 19 年 12 月 1 日 から 従 来 の 津 波 注 意 報 ( 津 波 注 意 津 波 なし)を 津 波 注 意 報 津 波 予 報 ( 若 干 の 海 面 変 動 ) および 津 波 予 報 ( 津 波 なし) に 区 分 しています 3. 鳴 鐘 又 は 吹 鳴 の 反 復 は 適 宜 とする - 156 -

4 津 波 警 報 注 意 報 ( 発 表 切 り 替 え 解 除 )の 情 報 文 例 津 波 警 報 注 意 報 発 表 の 例 津 波 警 報 注 意 報 平 成 22 年 1 月 1 日 12 時 00 分 気 象 庁 発 表 ************** 見 出 し ************** 津 波 の 津 波 警 報 を 発 表 しました 山 口 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 福 岡 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 大 分 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 これらの 沿 岸 では 直 ちに 安 全 な 場 所 へ 避 難 してください なお これ 以 外 に 津 波 注 意 報 を 発 表 している 沿 岸 があります ****************** 本 文 ***************** 津 波 警 報 を 発 表 した 沿 岸 は 次 のとおりです < 津 波 > 山 口 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 * 福 岡 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 * 大 分 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 これらの 沿 岸 では 直 ちに 安 全 な 場 所 へ 避 難 してください 津 波 注 意 報 を 発 表 した 沿 岸 は 次 のとおりです < 津 波 注 意 > 山 口 県 日 本 海 沿 岸 福 岡 県 日 本 海 沿 岸 大 分 県 豊 後 水 道 沿 岸 宮 崎 県 以 下 の 沿 岸 ( 上 記 の* 印 で 示 した 沿 岸 )では 直 ちに 津 波 が 来 襲 すると 予 想 されます 山 口 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 福 岡 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 大 分 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 ****************** 解 説 ***************** < 津 波 の 津 波 警 報 > 高 いところで2m 程 度 の 津 波 が 予 想 されますので 警 戒 してください < 津 波 注 意 報 > 高 いところで0.5m 程 度 の 津 波 が 予 想 されますので 注 意 してください 津 波 警 報 注 意 報 切 り 替 えの 例 津 波 警 報 注 意 報 平 成 22 年 1 月 1 日 12 時 10 分 気 象 庁 発 表 津 波 警 報 注 意 報 の 切 り 替 えをお 知 らせします ****************** 本 文 ***************** 津 波 警 報 から 津 波 注 意 報 への 切 り 替 えた 沿 岸 は 次 のとおりです < 津 波 から 津 波 注 意 への 切 り 替 え> 福 岡 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 大 分 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 ****************** 発 表 状 況 **************** 現 在 津 波 警 報 注 意 報 を 発 表 している 沿 岸 は 次 のとおりです < 津 波 > 山 口 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 < 津 波 注 意 > 山 口 県 日 本 海 沿 岸 福 岡 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 福 岡 県 日 本 海 沿 岸 大 分 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 大 分 県 豊 後 水 道 沿 岸 宮 崎 県 これ 以 外 の 沿 岸 でも 若 干 の 海 面 変 動 があるかもしれませんが 被 害 の 心 配 はありません ****************** 解 説 ***************** < 津 波 の 津 波 警 報 > 高 いところで2m 程 度 の 津 波 が 予 想 されますので 警 戒 してください < 津 波 注 意 報 > 高 いところで0.5m 程 度 の 津 波 が 予 想 されますので 注 意 してください - 157 -

津 波 警 報 注 意 報 解 除 の 例 津 波 警 報 注 意 報 平 成 22 年 1 月 1 日 14 時 00 分 気 象 庁 発 表 津 波 警 報 注 意 報 の 解 除 をお 知 らせします ****************** 本 文 ************* 津 波 警 報 を 解 除 した 沿 岸 は 次 のとおりです 山 口 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 津 波 注 意 報 を 解 除 した 沿 岸 は 次 のとおりです 山 口 県 日 本 海 沿 岸 福 岡 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 福 岡 県 日 本 海 沿 岸 大 分 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 大 分 県 豊 後 水 道 沿 岸 宮 崎 県 今 後 若 干 の 海 面 変 動 があるかもしれませんが 被 害 の 心 配 はありません 詳 しくは 津 波 予 報 ( 若 干 の 海 面 変 動 )を 参 照 してください **************** 発 表 状 況 ************* 現 在 津 波 警 報 注 意 報 を 発 表 している 沿 岸 はありません *************** 解 説 *********************** < 津 波 予 報 ( 若 干 の 海 面 変 動 )> 若 干 の 海 面 変 動 が 予 想 されますが 被 害 の 心 配 はありません ( 補 足 : 平 成 19 年 12 月 1 日 から 従 来 の 津 波 注 意 報 ( 津 波 注 意 津 波 なし)を 津 波 注 意 報 津 波 予 報 ( 若 干 の 海 面 変 動 ) および 津 波 予 報 ( 津 波 なし) に 区 分 しています 予 想 される 若 干 の 海 面 変 動 の 内 容 については 津 波 予 報 ( 若 干 の 海 面 変 動 ) を 発 表 してお 知 らせして います) 5 津 波 警 報 注 意 報 の 伝 達 (1) 伝 達 系 統 図 西 日 本 電 信 電 話 ( 株 ) 又 は 東 日 本 電 信 電 話 ( 株 ) 沿 岸 市 町 村 福 ( 津 波 警 報 の 発 表 及 び 解 除 のみ) 気 NHK 福 岡 放 送 局 住 民 岡 象 九 州 管 区 警 察 局 広 域 調 整 第 二 課 管 福 岡 県 警 察 本 部 警 察 署 沿 岸 市 町 村 庁 区 通 信 指 令 室 本 交 番 駐 在 所 住 民 気 庁 福 岡 県 総 務 部 防 災 危 機 管 理 局 沿 岸 市 町 村 住 民 象 農 林 事 務 所 台 九 州 地 方 整 備 局 九 州 旅 客 鉄 道 ( 株 ) 駅 区 第 七 管 区 海 上 保 安 本 部 船 舶 漁 船 (2) 県 における 措 置 ア 知 事 は 気 象 庁 本 庁 が 発 表 する 津 波 警 報 津 波 注 意 報 の 発 表 及 び 解 除 に 関 すること を 県 防 災 行 政 無 線 等 により 市 町 村 消 防 本 部 及 び 県 出 先 機 関 に 伝 達 する イ 県 出 先 機 関 へ 通 報 したときは 必 要 に 応 じて 関 係 の 本 庁 主 管 課 に 通 報 の 内 容 を 連 絡 し 防 災 行 政 に 遺 漏 がないよう 注 意 を 喚 起 する ウ 庁 内 各 課 に 対 しては 庁 内 放 送 等 をもって 伝 達 する エ 知 事 は 事 態 が 緊 急 を 要 すると 認 めたときはテレビ ラジオ(コミュニティFM 放 送 を 含 む ) 携 帯 電 話 ( 緊 急 速 報 メール 機 能 を 含 む ) ワンセグ 等 をもって 関 係 機 関 及 び 一 般 に 伝 達 する (3) 市 町 村 から 住 民 等 ( 漁 業 港 湾 関 係 者 地 方 公 共 団 体 の 職 員 及 び 海 水 浴 客 等 も 含 む)への 周 知 方 法 - 158 -