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Transcription:

平 成 24 年 第 3 回 定 例 会 (9 月 ) 一 般 質 問 (1) いじめ 問 題 について 1. 発 生 時 の 対 応 議 員 宮 下 裕 美 子 通 告 書 に 従 い 質 問 を 行 います はじめに 午 前 中 の 金 子 議 員 の 質 問 に 対 する 答 弁 で 私 が 通 告 書 に 記 した 内 容 について 一 部 答 弁 されました しかし せっか くの 機 会 なのでそれを 踏 まえて 質 問 をより 進 化 させ いじめ 問 題 について 議 論 を 尽 く したいと 考 えますので 宜 しくお 願 いします 今 回 の 質 問 で 私 が いじめ 問 題 を 取 り 上 げたのは 大 津 市 のいじめ 自 殺 事 件 があったからです 日 本 中 の 多 くの 人 がこの 問 題 に 心 を 痛 め また 不 安 が 募 りました 全 国 の 地 方 議 会 においても9 月 定 例 会 の 一 般 質 問 でこ の いじめ 問 題 が 取 り 上 げられていて 市 民 の 関 心 の 高 さがうかがえるところです こ の 大 津 いじめ 自 殺 事 件 が 私 たちに 見 せたのは 1 点 目 として 陰 惨 な いじめ の 実 態 です 2 点 目 として いじめ を 見 て 見 ぬふりをした 学 校 と 教 育 委 員 会 が 存 在 したという こと 3 点 目 として 事 件 発 覚 後 も いじめ は 確 認 できなかったとした 学 校 と 教 育 委 員 会 の 隠 ぺい 体 質 でした これは 特 殊 な 案 件 だったかもしれませんが ただ 私 たちの 身 近 な 所 でも 起 こりうるのではないかと 全 国 の 人 々に 思 わせたことが この 問 題 の 重 要 な 点 であっ たと 考 えます 月 形 町 での 実 態 と 課 題 政 策 を 含 め これから 質 問 させていただきます 最 初 に 発 生 時 の 対 応 についてです 月 形 町 で いじめ が 発 生 した 場 合 の 対 応 については 午 前 中 の 金 子 議 員 への 答 弁 で 明 らかになりました その 点 については 了 解 いたします し かし 疑 問 もありました 以 下 の 点 についてお 伺 いします いじめ への 対 応 は 全 て い じめ があると 認 識 したところから 始 まっています 先 ほどの 答 弁 は いじめ があると いうところからスタートして その 後 の 対 応 について 報 告 していますが 何 をもって い じめ と 規 定 するのかということは 語 られませんでした いじめ と 判 断 する 基 準 は 何 か お 伺 いいたします 教 育 長 松 山 徹 宮 下 議 員 の 質 問 にお 答 えいたします いじめ の 判 断 基 準 というこ とで いじめ の 定 義 を 説 明 させていただきます 当 該 児 童 生 徒 が 一 定 の 人 間 関 係 のあ るものから 心 理 的 物 理 的 な 攻 撃 を 受 けたことにより 精 神 的 な 苦 痛 を 感 じているもの ということです

議 員 宮 下 裕 美 子 今 教 育 長 が 言 われた いじめ の 定 義 は 文 科 省 で 提 出 されてい る 指 針 のようなものですが それは 具 体 性 に 欠 けて 分 かりづらい 人 によって 判 断 基 準 が 十 分 でないのではないかと 思 います 今 回 先 ほどの 説 明 でも いじめ があった なか ったというところが 問 題 になっていて いじめ があったとなったら 対 策 は 練 られてい るし マニュアルもあるということですが いじめ があると 認 定 できなければそのシ ステムは 活 用 できません 私 が 調 べた 相 談 機 関 などが 基 準 に 考 えている いじめ という ことで 3 点 あります 1 点 目 自 分 より 弱 い 者 に 対 して 一 方 的 に 行 うこと 2 点 目 身 体 的 心 理 的 な 攻 撃 を 継 続 的 に 加 えるということ 3 点 目 相 手 が 深 刻 な 苦 痛 を 感 じてい る 者 ということで 相 談 機 関 などではこれらを 基 準 にやっているということが インター ネット 情 報 であります それに 対 して 現 実 場 面 として いじめ がある ない 宮 元 議 員 が 平 成 22 年 第 4 回 定 例 会 の 一 般 質 問 で いじめ を 取 り 上 げたとき 教 育 長 は いじめ の 発 生 ではなく 態 様 によって いじめ の 存 在 を 既 定 すると 説 明 していましたが その 点 も 踏 まえてもう 一 度 皆 さん どれを いじめ とするのかというのは どのように 認 識 されていて ある 程 度 共 通 かなりボーダーなところはあると 思 いますが それはどの ようにきちんと 精 査 されているのでしょうか お 伺 いいたします 教 育 長 松 山 徹 いじめ の 対 応 について 発 言 させていただきます 平 成 18 年 度 以 前 ということの 定 義 が 一 つあって 18 年 度 以 降 いじめ について 見 直 されたということ です 議 員 宮 下 裕 美 子 対 応 については すでに 宮 元 議 員 の 質 問 に 対 しての 答 弁 で 説 明 され ているので それを 踏 まえて 現 場 の 皆 さんはどのように いじめ のあるか ないかを 判 断 されているのか お 伺 いします その 中 で 対 応 を 説 明 されるのならいいのですが 対 応 だけを 説 明 されると 以 前 にもそのような 答 弁 がありましたから いじめ の 対 応 は 言 語 的 な 攻 撃 といって 言 葉 で 臭 い 汚 い ぐず と 言 う 身 体 をぶつけることも 含 め それから 仲 間 はずれにするなどすでに 説 明 されていたので そ れを 現 場 の 皆 さんがどういうかたちで 認 識 されるのか そういうもの 全 てが いじめ の 認 識 なのか お 伺 いします 一 般 論 としての 対 応 はこれだということではなく 現 場 がど ういう 認 識 で いじめ と 判 断 しているのか お 伺 いします が 学 校 にいるのではないから そこはやはり 学 校 の 先 生 方 との 連 携 であると 思 います

教 育 長 松 山 徹 具 体 的 には 冷 やかしやからかい 悪 口 脅 し 文 句 嫌 なことを 言 わ れる 仲 間 はずれ 集 団 による 無 視 など 宮 下 議 員 は 調 べていて 詳 しいと 思 いますが 現 場 の 教 員 も 一 致 しております 私 ども 以 上 に 先 生 方 も 研 修 を 積 んでこれらの 把 握 はしている と 思 います 宮 下 議 員 が 聞 きたいのは 捉 え 方 としてここまでがいじめでここまではいじ めではないということを 聞 きたいと 思 っていたのです 議 員 宮 下 裕 美 子 今 教 育 長 が 言 われたことは 十 分 に 分 かっていますが 先 ほどの 金 子 議 員 の 答 弁 で 月 形 町 では いじめ もあったが 今 は 解 決 しているということですが 例 えば 冷 やかしや 悪 口 を 言 うところから いじめ と 捉 えるなら 18 年 から 何 年 間 でいく つかあったというレベルではなく もっと 頻 繁 に いじめ として 捉 えられる 件 数 が 増 え てくると 考 えたので その 認 識 でいうと 先 ほどの いじめ の 色 々な 対 応 について 書 いて あることが 些 細 なことからある 程 度 いじめ の 分 類 で 認 識 されて だけど 些 細 なことだ から 子 ども 達 と 教 師 の 会 話 で 十 分 解 決 できることとして 解 決 したのなら 理 解 できるので すが 先 ほどの 答 弁 では 過 去 にいくつかあったと 表 現 されたので そうすると 今 言 われ た 細 かい 対 応 についてが 基 準 ではなく 先 ほど 教 育 長 が 言 われた 基 準 はもっと 複 数 の 人 が 絡 んでいる 暴 力 的 行 為 があったなどもう 少 し 重 大 な 事 件 だけが いじめ と 認 識 されて いるのかと 疑 問 に 思 いましたので 細 かな 対 応 と 件 数 一 般 的 な 感 覚 で 言 うとだいぶかけ 離 れていたと 思 うので そこをお 伺 いしたいと 思 います 教 育 長 松 山 徹 具 体 的 な 例 でお 話 した 方 がよろしいかと 思 いますが いじめ の 認 知 ということで 冷 やかしやからかい 悪 口 や 嫌 なことを 言 われるということは いじめ られた 子 どもの 立 場 に 立 って 考 えるようにしているということですが 小 学 校 から 中 学 校 にかけて 自 我 個 性 を 発 揮 する 時 期 があり 子 どもたちは 集 団 の 中 で 個 性 の 発 揮 によるぶ つかり 合 いがあると 思 います また 些 細 なトラブルやケンカ 言 い 合 いが 子 どもの 成 長 に は 欠 かせない 場 合 があるのは 皆 さんご 承 知 のとおりであると 思 います これらは 挫 折 や 失 敗 経 験 と 同 じようなことで 社 会 に 出 るために 必 要 な 発 達 課 題 であると 思 っています 何 でも 干 渉 して 過 保 護 に 育 てることにはならないと 思 っております これらの 発 達 課 題 と 意 図 的 に 行 われる いじめ と 明 確 に 区 別 しなければならないと 考 えます 例 えば 線 引 き は 大 変 難 しいですが ケンカを 例 にとりますと 一 般 的 に 対 等 の 関 係 であって 感 情 の 高 まりがある 場 合 はケンカと 判 断 する いじめ は 対 等 の 関 係 ではない 感 情 の 高 まりと いうより 苦 痛 を 与 えることを 目 的 としていると 思 います 更 にからかう 例 がありますが からかう 人 とからかわれる 人 が 簡 単 に 役 割 を 交 換 することができる 相 手 を 傷 つける 意 図

がない 場 合 は 一 過 性 のいじめで 場 面 が 変 われば 反 対 側 の 子 どもがちょっかいを 出 す 一 過 性 の いじめ であると 思 っています ですから 一 つの 行 為 がいじめかどうかの 判 断 は 多 くの 先 生 方 の 目 で 人 間 関 係 の 変 化 や 仲 間 意 識 お 互 いに 子 どもの 様 子 言 動 を 見 極 めた 上 で 判 断 することが 極 めて 大 切 であると 思 っています 本 来 いじめか いじめでない かというのは 人 によって 感 じ 方 捉 え 方 が 違 うということは 宮 下 議 員 も 言 われていた ので そのとおりであると 思 います 判 断 の 難 しいものもありますので 大 事 なことは い じめ につながる 可 能 性 のあるものに 対 して 適 切 に 対 応 することであると 思 っています 議 員 宮 下 裕 美 子 今 細 かく 説 明 していただき 人 によって 感 じ 方 が 違 うということ は 今 回 の 重 要 なポイントで 子 ども 達 がどのように 傷 ついているのかあるいはそれが い じめ かどうかということに 対 しても 相 当 注 意 深 く 取 り 扱 わなければならないと 感 じ ます 往 々にして 子 どもは 親 や 先 生 に 対 してプライドが 実 際 のことを 言 えないことが 次 の いじめ につながり 深 刻 化 することもあるので それは 十 分 に 務 めなければならない と 教 育 長 の 答 弁 を 聞 いて 分 かりました 今 の いじめ の 認 識 で もう 少 し 別 の 観 点 から 質 問 させていただきたいのですが いじめ があると 感 じたときに 受 け 止 める 手 段 とし て 先 ほどの 答 弁 でアンケートや 教 育 相 談 など 様 々な 手 法 が 取 られ 受 付 窓 口 としてたくさ んの 先 生 方 スクールカウンセラーが 対 応 しているということでしたが それら 全 て 学 校 内 の 教 職 員 が 対 応 しているということであると 思 いますが 学 校 側 が 個 人 あるいは 組 織 と してこれは いじめ ではないと 規 定 すれば いじめ の 存 在 は 表 に 出 てこない これは 大 津 事 件 でも 問 題 になった 事 実 で 明 らかに 普 通 だったら いじめ ではないかと 報 道 内 容 からは 思 うことも 現 実 的 には 学 校 は いじめ はなかったと 最 終 的 に 自 殺 した 以 降 も 言 っていました そこから 可 能 性 としてなきにしもあらずで その 問 題 を 教 育 委 員 会 では どのように 対 処 するのか お 伺 いします 教 育 長 松 山 徹 学 校 や 教 育 委 員 会 で 把 握 できないようなものということであると 思 いますが 保 護 者 や 周 りの 友 達 に 言 っていただきたいと 思 います 一 般 的 なことで 申 し 上 げますと 関 係 機 関 から 子 ども 達 に 配 付 しているいじめ 相 談 窓 口 ということで テレフォ ン 相 談 や 受 付 時 間 記 載 のカードも 配 っています 法 務 省 では 人 権 の 立 場 からそのようなも のも 発 行 しています それは 社 会 各 界 各 層 でそれぞれ 補 い 合 っていくものであると 思 っ ております

議 員 宮 下 裕 美 子 分 かりました そのようなシステムになっているということで 理 解 します