消 防 庁 第 1 編 第 3 章 第 1 節 災 害 対 策 本 部 の 組 織 運 営 対 策 3 災 害 対 策 本 部 の 組 織 編 成 災 害 対 策 本 部 の 組 織 運 営 及 び 事 務 分 掌 は 柏 崎 市 災 害 対 策 本 部 条 例 に 基 づき 市 の 行 政 組 織



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(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

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Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

第 節 ○○計画

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(8) 危 険 物 火 災 等 で 逗 子 北 化 学 1を 必 要 とする 火 災 指 令 時 は 逗 子 北 1を 同 時 編 成 する (9) 未 承 認 対 象 物 からの 即 時 通 報 は 当 該 署 所 の1ケ 部 隊 編 成 とする (10) 通 常 災 害 時 及 び 異 常 災

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第 節 ○○計画

の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

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入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

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根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

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頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

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2. 建 築 基 準 法 に 基 づく 限 着 色 項 目 の 地 区 が 尾 張 旭 市 内 にはあります 関 係 課 で 確 認 してください 項 目 所 管 課 窓 口 市 役 所 内 電 話 備 考 がけに 関 する 限 (がけ 条 例 ) 都 市 計 画 課 建 築 住 宅 係 南 庁 舎

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135, , , , , ,600

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

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(3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( 補 助 金 の 交 付 決 定 ) 第 6 条 市 長 は 前 条 の 申 請 書 を 受 理 したときは 速 やかにその 内 容 を 審 査 し 補 助 金 を 交 付 すべきものと 認 めたときは 規 則 第 7 条 に 規 定 す

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第 1 編 第 3 章 第 1 節 災 害 対 策 本 部 の 組 織 運 営 対 策 第 1 編 ( ) 第 3 章 災 害 応 急 対 策 第 1 節 災 害 対 策 本 部 の 組 織 運 営 対 策 1 災 害 対 策 本 部 の 設 置 市 内 に 地 震 災 害 が 発 生 し 又 は 津 波 が 発 生 するおそれのある 場 合 で 市 長 が 必 要 と 認 めたとき は 災 害 対 策 基 本 法 第 23 条 の 規 定 により 災 害 対 策 本 部 を 設 置 し 災 害 の 応 急 対 策 業 務 の 迅 速 かつ 的 確 な 推 進 を 図 る 災 害 に 対 処 する 当 面 の 災 害 応 急 対 策 責 任 者 又 は 関 係 機 関 が 災 害 対 策 を 総 合 的 に 実 施 し 併 せ て 他 機 関 との 連 絡 調 整 に 当 たるため それぞれの 災 害 対 策 本 部 を 設 置 したときは これを 柏 崎 市 防 災 会 議 会 長 に 通 知 する なお 災 害 が 発 生 し 又 は 津 波 が 発 生 するおそれがある 場 合 で 災 害 対 策 本 部 を 設 置 するま でに 至 らない 場 合 の 災 害 応 急 対 策 の 実 施 は 災 害 対 策 本 部 が 設 置 された 場 合 に 準 じて 行 う 2 災 害 対 策 本 部 の 設 置 及 び 解 散 基 準 (1) 設 置 基 準 次 の 各 号 の 一 に 該 当 し 市 長 が 必 要 であると 認 めたときに 災 害 対 策 本 部 を 設 置 する ア 市 内 で 震 度 5 弱 以 上 を 観 測 したとき イ 市 の 地 域 において 大 津 波 警 報 又 は 津 波 警 報 が 発 表 されたとき ウ 上 記 に 掲 げるほか 市 長 が 必 要 と 認 めたとき (2) 災 害 対 策 本 部 設 置 場 所 災 害 対 策 本 部 は 市 役 所 本 館 4 階 大 会 議 室 に 設 置 する ただし 市 役 所 が 被 災 し 機 能 を 確 保 することができないときは 他 の 市 有 施 設 に 設 置 する 現 地 対 策 本 部 は 町 事 務 所 庁 舎 に 設 置 する ただし 町 事 務 所 が 被 災 し 機 能 が 確 保 できな いときは 他 の 市 有 施 設 に 設 置 する (3) 解 散 基 準 本 部 長 は 当 該 災 害 に 係 る 応 急 対 策 が 概 ね 完 了 した 場 合 又 は 予 想 された 災 害 の 危 険 性 が 解 消 されたと 認 めた 場 合 は 災 害 対 策 本 部 現 地 対 策 本 部 を 解 散 する (4) 設 置 及 び 解 散 の 通 知 災 害 対 策 本 部 を 設 置 し 又 は 解 散 したときは 市 長 ( 本 部 長 )は 直 ちに 職 員 に 伝 達 し 次 に 掲 げる 機 関 にその 旨 通 知 又 は 報 告 するとともに 市 民 に 対 しても 周 知 する ア 知 事 ( 危 機 対 策 課 ) 新 潟 県 総 合 防 災 情 報 ネットワークシステムにより 行 う イ 柏 崎 市 防 災 会 議 構 成 員 ウ 市 議 会 議 員 なお 市 長 が 必 要 と 認 めた 場 合 は 次 の 関 係 機 関 に 通 知 するものとする 隣 接 市 町 村 陸 上 自 衛 隊 第 2 普 通 科 連 隊 - 143 -

消 防 庁 第 1 編 第 3 章 第 1 節 災 害 対 策 本 部 の 組 織 運 営 対 策 3 災 害 対 策 本 部 の 組 織 編 成 災 害 対 策 本 部 の 組 織 運 営 及 び 事 務 分 掌 は 柏 崎 市 災 害 対 策 本 部 条 例 に 基 づき 市 の 行 政 組 織 における 平 時 の 事 務 及 び 業 務 を 基 準 とし 災 害 に 即 応 できるように 定 める 更 に 防 災 活 動 の 基 本 方 針 を 協 議 決 定 するため 本 部 会 議 を 災 害 対 策 本 部 の 下 に 設 置 し 迅 速 かつ 的 確 な 災 害 応 急 対 策 を 実 施 する (1) 災 害 対 策 本 部 組 織 災 害 対 策 本 部 の 組 織 は 別 図 1に 示 すとおり 編 成 する (2) 本 部 長 及 び 副 本 部 長 ア 市 長 を 本 部 長 とし 副 本 部 長 は 副 市 長 をもって 充 てる イ 本 部 長 に 事 故 があるときは 副 本 部 長 が 本 部 長 の 職 務 を 代 理 する また 次 の 順 位 によ り 指 揮 命 令 を 確 立 する 第 1 順 位 副 市 長 ( 副 本 部 長 ) 第 2 順 位 危 機 管 理 監 第 3 順 位 柏 崎 市 部 制 条 例 ( 昭 和 55 年 条 例 第 36 号 )で 定 める 部 の 順 序 (3) 本 部 員 災 害 対 策 本 部 員 ( 以 下 本 部 員 という )は 教 育 長 危 機 管 理 監 柏 崎 市 部 制 条 例 第 1 条 に 規 定 する 部 の 部 長 会 計 管 理 者 ガス 水 道 局 長 教 育 部 長 消 防 長 議 会 事 務 局 長 高 柳 町 事 務 所 長 及 西 山 町 事 務 所 長 をもって 充 てる (4) 本 部 会 議 ア 本 部 長 は 災 害 対 策 本 部 を 設 置 したときは 直 ちに 災 害 対 策 本 部 会 議 ( 以 下 本 部 会 議 という )を 設 置 する イ 本 部 会 議 は 本 部 長 副 本 部 長 本 部 員 及 び 本 部 長 が 指 名 する 者 をもって 組 織 する ウ 協 議 事 項 等 は 次 のとおりとする (ア) 市 内 の 災 害 状 況 及 び 災 害 応 急 対 策 実 施 状 況 (イ) 本 部 の 災 害 応 急 対 策 等 の 実 施 に 関 する 基 本 的 事 項 及 び 災 害 対 策 実 施 に 関 する 重 要 な 事 項 (ウ) 本 部 内 各 部 の 調 整 に 関 する 事 項 (エ) 防 災 関 係 機 関 との 連 携 推 進 に 関 する 事 項 (オ) 重 要 な 災 害 情 報 の 収 集 及 び 伝 達 に 関 する 事 項 (カ) 県 他 市 町 村 及 びその 他 の 防 災 関 係 機 関 に 対 する 応 援 要 請 に 関 する 事 項 (キ) 自 衛 隊 に 対 する 応 援 要 請 に 関 する 事 項 (ク) 公 用 令 書 による 公 用 負 担 に 関 する 事 項 (ケ) 災 害 救 助 法 の 適 用 に 関 する 事 項 (コ) 避 難 の 勧 告 指 示 又 は 解 除 に 関 する 事 項 (サ)その 他 災 害 対 策 上 重 要 な 事 項 (5) 部 及 び 班 - 144 -

部 に 部 長 及 び 部 長 を 補 佐 する 副 部 長 を 班 に 班 長 及 び 班 員 を 置 く (6) 本 部 連 絡 員 第 1 編 第 3 章 第 1 節 災 害 対 策 本 部 の 組 織 運 営 対 策 部 の 班 に 本 部 連 絡 員 を 置 く ただし 部 のうちガス 水 道 部 高 柳 町 事 務 所 部 及 び 西 山 町 事 務 所 部 にあっては 部 に 本 部 連 絡 員 を 置 く 本 部 連 絡 員 は 部 長 に 対 し 班 又 は 部 の 所 管 に 係 る 災 害 情 報 を 伝 達 し 災 害 応 急 対 策 の 実 施 状 況 を 報 告 するとともに 部 長 からの 連 絡 事 項 を 班 長 に 伝 達 する (7) 現 地 対 策 本 部 ア 本 部 長 は 必 要 があると 認 めるときは 災 害 地 に 現 地 対 策 本 部 を 置 く イ 現 地 対 策 本 部 長 は 副 本 部 長 又 は 本 部 員 のうちから 現 地 対 策 本 部 員 は 本 部 員 のうちから 現 地 対 策 本 部 職 員 は 本 部 職 員 のうちから 本 部 長 が 指 名 する (8) 災 害 対 策 本 部 組 織 相 互 間 の 職 員 応 援 ア 災 害 対 応 に 人 員 が 不 足 する 班 は 部 内 の 他 の 班 から 応 援 を 受 ける イ 上 記 の 応 援 でなお 人 員 が 不 足 するときは 他 の 部 から 応 援 する ウ 市 の 組 織 の 全 体 をもってしてもなお 不 足 するときは 隣 接 応 援 協 定 市 町 村 及 びその 他 の 応 援 協 定 市 町 村 の 職 員 の 派 遣 を 要 請 し 応 援 を 受 ける 4 災 害 応 急 対 策 の 総 合 調 整 市 が 災 害 対 策 本 部 を 設 置 したときは 柏 崎 市 防 災 会 議 は 必 要 に 応 じて 連 絡 員 室 を 設 置 し 関 係 機 関 相 互 間 における 連 絡 調 整 の 円 滑 化 を 図 る 柏 崎 市 防 災 会 議 連 絡 員 室 が 設 置 されたときは 関 係 委 員 はその 所 属 機 関 から 職 員 を 派 遣 し 必 要 に 応 じて 連 絡 員 室 にこれを 駐 在 させるものとする - 145 -

第 1 編 第 3 章 第 1 節 災 害 対 策 本 部 の 組 織 運 営 対 策 災 害 対 策 本 部 等 組 織 系 統 図 柏 崎 市 防 災 会 議 会 長 : 市 長 委 員 : 市 防 災 関 係 機 関 連 絡 員 室 柏 崎 市 災 害 対 策 本 部 本 部 長 : 市 長 副 本 部 長 : 副 市 長 本 部 員 : 教 育 長 危 機 管 理 監 柏 崎 市 部 制 条 例 第 1 条 に 規 定 する 部 の 部 長 会 計 管 理 者 ガス 水 道 局 長 教 育 部 長 消 防 長 議 会 事 務 局 長 高 柳 事 務 所 長 及 び 西 山 町 事 務 所 長 本 部 会 議 現 地 対 策 本 部 部 危 機 管 理 部 総 合 企 画 部 財 務 部 市 民 生 活 部 福 祉 保 健 部 産 業 振 興 部 都 市 整 備 部 ガ ス 水 道 部 文 教 部 消 防 部 高 柳 町 事 務 所 部 西 山 町 事 務 所 部 現 地 対 策 本 部 長 ( 副 本 部 長 又 は 本 部 員 ) 現 地 対 策 本 部 員 ( 本 部 員 ) 現 地 対 策 本 部 職 員 ( 本 部 職 員 ) 本 部 長 が 必 要 と 認 めたときは 町 事 務 所 に 現 地 対 策 本 部 を 設 置 する 5 災 害 対 策 本 部 組 織 の 整 備 と 職 員 の 服 務 基 準 (1) 組 織 の 整 備 災 害 対 策 本 部 長 は 災 害 対 策 本 部 の 組 織 機 構 に 基 づき 災 害 に 常 に 対 処 し 得 る 体 制 の 整 備 強 化 のため 各 班 に 所 属 する 者 の 職 氏 名 と 任 務 分 担 を 明 確 にしておかなければならない (2) 職 員 の 服 務 基 準 災 害 時 における 職 員 の 防 災 服 務 心 得 を 次 のとおり 定 める - 146 -

第 1 編 第 3 章 第 1 節 災 害 対 策 本 部 の 組 織 運 営 対 策 災 害 時 における 職 員 の 防 災 服 務 心 得 災 害 時 における 職 員 の 自 覚 災 害 時 においては 職 員 としての 自 覚 を 持 ち 災 害 に 対 処 し 人 命 を 第 一 に 住 民 の 信 頼 を 得 るよう 努 力 しなければならない 災 害 時 の 動 員 及 び 参 集 の 義 務 災 害 時 に 動 員 命 令 を 受 けた 職 員 は 指 定 された 場 所 に 必 ず 参 集 しなければならない 災 害 時 の 責 任 分 担 の 的 確 な 履 行 災 害 時 において 各 職 員 は 与 えられた 職 務 に 責 任 を 持 ち 的 確 な 判 断 の 下 に 法 令 その 他 定 められた 基 準 に 従 い 自 己 の 分 担 業 務 を 的 確 に 履 行 しなければならない 各 関 係 機 関 との 連 絡 協 調 災 害 時 において 各 関 係 機 関 と 連 絡 を 密 にし それぞれの 機 関 における 災 害 対 策 の 方 向 性 などに 相 違 が 生 ずることがないようにしなければならない 被 災 者 に 対 する 応 接 態 度 被 災 者 に 対 しては 親 切 丁 寧 に 接 し 不 安 を 抱 かせるような 態 度 をとってはならない 6 災 害 対 策 本 部 の 運 営 上 必 要 な 資 機 材 等 の 確 保 危 機 管 理 監 は 災 害 対 策 本 部 が 設 置 されたときは 次 の 措 置 を 講 ずる (1) 災 害 対 策 本 部 開 設 に 必 要 な 資 機 材 等 の 準 備 ア 柏 崎 市 災 害 対 策 図 (1/10,000) イ 被 害 状 況 図 板 の 設 置 ウ 携 帯 ラジオの 確 保 エ テレビの 確 保 オ その 他 必 要 資 機 材 の 確 保 (2) 通 信 手 段 の 確 保 第 4 節 防 災 通 信 施 設 応 急 対 策 に 定 める 有 線 及 び 無 線 通 信 施 設 の 被 害 状 況 を 調 査 し 機 器 の 準 備 及 び 応 急 復 旧 を 行 い 通 信 手 段 の 確 保 に 努 める 7 震 災 対 応 業 務 マニュアルの 運 用 と 適 切 な 維 持 更 新 中 越 沖 地 震 の 経 験 を 踏 まえた 上 で 整 備 した 柏 崎 市 震 災 対 応 業 務 マニュアル( 平 成 24 年 1 月 ) を 適 切 に 運 用 するとともに 適 宜 その 運 用 見 直 しを 含 む 維 持 更 新 を 行 えるような 措 置 を 講 ずるものとする - 147 -

別 図 1 柏 崎 市 災 害 対 策 本 部 の 組 織 第 1 編 第 3 章 第 1 節 災 害 対 策 本 部 の 組 織 運 営 対 策 災 害 対 策 本 部 本 部 長 ( 市 長 ) 副 本 部 長 ( 副 市 長 ) 本 部 員 教 育 長 危 機 管 理 監 柏 崎 市 部 制 条 例 第 1 条 に 規 定 す る 部 の 部 長 会 計 管 理 者 ガ ス 水 道 局 長 教 育 部 長 消 防 長 議 会 事 務 局 長 高 柳 町 事 務 所 長 西 山 町 事 務 所 長 部 及 び 班 危 機 管 理 部 ( 部 長 : 危 機 管 理 監 副 部 長 : 防 災 原 子 力 課 長 ) ( 総 合 調 整 班 ) 総 合 企 画 部 ( 部 長 : 総 合 企 画 部 長 副 部 長 : 総 務 課 長 ) ( 総 務 班 人 事 班 情 報 交 通 班 広 報 報 道 班 ) 財 務 部 ( 部 長 : 財 務 部 長 副 部 長 : 財 政 課 長 ) ( 本 部 記 録 班 車 両 輸 送 班 被 害 調 査 班 ) 市 民 生 活 部 ( 部 長 : 市 民 生 活 部 長 副 部 長 : 市 民 活 動 支 援 課 長 ) ( 総 務 班 渉 外 班 救 助 班 環 境 衛 生 班 クリーン 推 進 班 出 納 班 ) 福 祉 保 健 部 ( 部 長 : 福 祉 保 健 部 長 副 部 長 : 福 祉 課 長 ) ( 福 祉 班 要 配 慮 者 支 援 班 保 健 衛 生 班 ) 産 業 振 興 部 ( 部 長 : 産 業 振 興 部 長 副 部 長 : 農 林 水 産 課 長 ) ( 農 林 水 産 班 観 光 班 商 工 班 ) 都 市 整 備 部 ( 部 長 : 都 市 整 備 部 長 副 部 長 : 維 持 管 理 課 長 ) ( 総 務 班 建 設 班 住 宅 班 ) ガス 水 道 部 ( 部 長 :ガス 水 道 局 長 副 部 長 : 経 営 企 画 課 長 お 客 さ まサービス 課 長 施 設 課 長 施 設 課 長 代 理 浄 水 課 長 下 水 道 課 長 ) ( 総 務 班 ガス 水 道 情 報 計 画 班 ガス 水 道 供 給 班 ガス 復 旧 班 水 道 復 旧 班 下 水 道 情 報 計 画 班 下 水 道 復 旧 班 ) 文 教 部 ( 部 長 : 教 育 部 長 副 部 長 : 教 育 総 務 課 長 ) ( 総 務 班 社 会 教 育 班 学 校 教 育 班 児 童 福 祉 班 ) 現 地 対 策 本 部 消 防 部 ( 部 長 : 消 防 長 副 部 長 : 消 防 総 務 課 長 ) ( 総 務 班 予 防 班 消 防 班 ) 高 柳 町 事 務 所 部 ( 部 長 : 所 長 副 部 長 : 高 柳 町 事 務 所 長 代 理 ) ( 総 務 班 ) 西 山 町 事 務 所 部 ( 部 長 : 所 長 副 部 長 : 西 山 町 事 務 所 長 代 理 )) ( 総 務 班 ) - 148 -

第 1 編 第 3 章 第 2 節 職 員 の 配 備 招 集 対 策 第 2 節 職 員 の 配 備 招 集 対 策 予 期 せず 発 生 する 地 震 災 害 では 初 期 段 階 での 対 応 がその 後 の 応 急 対 策 を 左 右 することとなる 市 の 災 害 応 急 対 策 を 迅 速 に 推 進 するため 情 報 の 伝 達 及 び 職 員 招 集 体 制 等 を 次 のとおり 定 める 1 実 施 担 当 部 及 び 班 部 班 担 当 内 容 総 合 企 画 部 人 事 班 職 員 の 動 員 に 関 すること 2 地 震 及 び 津 波 発 生 時 における 配 備 体 制 市 内 に 地 震 が 発 生 した 場 合 又 は 津 波 注 意 報 津 波 警 報 大 津 波 警 報 が 発 表 された 場 合 被 災 状 況 等 の 情 報 収 集 及 び 災 害 応 急 対 策 が 必 要 となる 各 所 属 にあっては 迅 速 に 職 員 を 配 備 する なお 震 度 3 以 上 の 地 震 が 発 生 し 又 は 津 波 注 意 報 津 波 警 報 大 津 波 警 報 が 発 表 されたと きの 職 員 の 配 備 体 制 は 柏 崎 市 災 害 応 急 対 策 実 施 要 綱 第 7 条 に 規 定 されるとおり 次 の 基 準 に よる (1) 地 震 発 生 時 の 配 備 体 制 配 備 体 制 区 分 配 備 基 準 目 安 となる 震 度 地 震 第 1 次 配 備 ( 警 戒 体 制 ) 被 害 等 の 情 報 を 収 集 できる 体 制 震 度 3 地 震 第 2 次 配 備 地 震 第 3 次 配 備 ( 警 戒 本 部 設 置 体 制 ) 災 害 が 発 生 し 又 はその 発 生 が 予 測 さ れる 場 合 直 ちに 対 応 できる 体 制 ( 対 策 本 部 設 置 体 制 ) 全 市 的 な 被 害 が 発 生 し 又 はその 発 生 が 予 測 される 場 合 直 ちに 対 応 できる 体 制 震 度 4 震 度 5 弱 以 上 (2) 津 波 注 意 報 警 報 発 表 時 の 配 備 体 制 配 備 体 制 区 分 配 備 基 準 予 想 される 津 波 の 高 さ 津 波 第 2 次 配 備 津 波 第 3 次 配 備 ( 警 戒 本 部 設 置 体 制 ) 気 象 庁 が 津 波 注 意 報 を 発 表 したとき ( 対 策 本 部 設 置 体 制 ) 気 象 庁 が 津 波 警 報 又 は 大 津 波 警 報 を 発 表 したとき 高 いところで0.5m 程 度 高 いところで1m 程 度 以 上 3 勤 務 時 間 内 における 対 応 (1) 地 震 等 の 情 報 の 伝 達 市 内 の 地 域 において 震 度 3 以 上 の 地 震 を 観 測 した 場 合 又 は 気 象 庁 が 市 内 沿 岸 に 津 波 注 意 報 - 149 -

第 1 編 第 3 章 第 2 節 職 員 の 配 備 招 集 対 策 津 波 警 報 又 は 大 津 波 警 報 が 発 表 された 場 合 は 防 災 行 政 無 線 防 災 メール 及 び 所 属 長 に 対 す る 配 備 指 令 メールにより 地 震 情 報 等 を 伝 達 する (2) 部 局 等 における 情 報 の 把 握 部 局 等 の 長 は 上 記 (1) 又 は 他 の 方 法 で 地 震 等 の 情 報 を 得 たときは 直 ちに 平 常 業 務 を 中 止 し 職 員 を 配 置 に 付 け 警 戒 活 動 又 は 応 急 対 策 活 動 を 実 施 する また 速 やかに 被 害 状 況 等 の 把 握 に 努 め 危 機 管 理 監 へ 報 告 する (3) 緊 急 連 絡 会 議 の 招 集 危 機 管 理 監 は 必 要 に 応 じて 災 害 対 策 に 関 係 する 部 局 等 の 長 をメンバーとする 緊 急 連 絡 会 議 を 開 催 し 迅 速 な 応 急 対 策 について 協 議 する 4 勤 務 時 間 外 ( 夜 間 休 日 等 )における 職 員 の 招 集 (1) 災 害 時 登 庁 職 員 の 指 定 ア 勤 務 時 間 外 に 災 害 が 発 生 した 場 合 に 応 急 対 策 が 必 要 となる 所 属 ( 部 局 等 の 各 課 室 及 び 出 先 機 関 )の 長 は (6) 夜 間 休 日 等 の 勤 務 時 間 外 における 職 員 登 庁 基 準 に 基 づき 登 庁 する 職 員 を 指 定 する ( 以 下 指 定 登 庁 職 員 という ) イ 指 定 登 庁 職 員 については 大 規 模 な 地 震 や 津 波 が 発 生 した 場 合 における 交 通 の 混 乱 途 絶 等 においても 迅 速 な 配 備 体 制 が 確 立 できるよう 庁 舎 までの 距 離 担 当 業 務 等 を 勘 案 して あらかじめ 業 務 を 定 めておく (2) 勤 務 時 間 外 における 地 震 等 の 情 報 の 伝 達 市 内 の 地 域 において 震 度 3 以 上 の 地 震 を 観 測 した 場 合 又 は 市 内 沿 岸 に 津 波 注 意 報 若 しくは 津 波 警 報 大 津 波 警 報 が 発 表 された 場 合 防 災 行 政 無 線 防 災 メール 及 び 所 属 長 に 対 する 配 備 指 令 メールにより 地 震 情 報 等 を 伝 達 するので 指 定 登 庁 職 員 は 登 庁 する なお 防 災 行 政 無 線 等 が 故 障 した 場 合 は 電 話 により 伝 達 する ア 電 話 を 使 用 しての 伝 達 市 長 副 市 長 教 育 長 危 機 管 理 監 当 直 者 防 災 原 子 力 課 部 局 等 の 長 会 計 管 理 者 各 課 長 各 課 員 イ 防 災 メールによる 伝 達 防 災 行 政 無 線 で 放 送 した 災 害 情 報 は 防 災 メールにより 配 信 することとしているので 市 外 にいる 場 合 にも 地 震 情 報 等 を 入 手 する 有 効 な 手 段 であることから 職 員 は 必 ず 防 災 メ ール 受 信 登 録 を 行 っておくものとする (3) 指 定 登 庁 職 員 の 登 庁 ア 指 定 登 庁 職 員 は 上 記 (2)の 勤 務 時 間 外 ( 夜 間 休 日 等 )における 伝 達 経 路 により 地 震 の 発 生 又 は 津 波 注 意 報 警 報 の 伝 達 があったとき 若 しくはテレビ ラジオ 等 により 地 震 津 波 の 情 報 を 知 ったときは 速 やかに 登 庁 する - 150 -

第 1 編 第 3 章 第 2 節 職 員 の 配 備 招 集 対 策 この 場 合 自 ら 又 は 家 族 が 被 災 した 職 員 は その 旨 を 所 属 長 に 連 絡 するとともに 家 族 の 避 難 病 院 への 収 容 等 必 要 な 措 置 をとった 後 に 登 庁 する イ 交 通 の 混 乱 途 絶 等 により 登 庁 できない 職 員 は その 旨 電 話 等 で 所 属 長 へ 報 告 し その 後 の 指 示 を 受 ける ウ 職 員 は 登 庁 途 上 において 可 能 な 限 り 市 域 の 被 害 状 況 を 把 握 し 所 属 長 に 報 告 する (4) 放 送 機 関 に 対 する 職 員 の 登 庁 の 呼 びかけ 要 請 通 信 施 設 の 被 害 により 職 員 への 伝 達 が 困 難 な 場 合 防 災 原 子 力 課 長 は ラジオ 及 びテレ ビ 放 送 各 社 に 職 員 の 登 庁 呼 びかけ 放 送 を 要 請 する (5) 指 定 登 庁 職 員 等 による 応 急 対 策 の 実 施 指 定 登 庁 職 員 等 は その 職 務 について 権 限 を 有 する 者 が 不 在 の 場 合 には 臨 機 の 判 断 によ り 迅 速 かつ 的 確 な 応 急 対 策 を 実 施 する この 場 合 当 該 職 員 は 事 後 速 やかに 実 施 業 務 の 内 容 を 権 限 を 有 する 者 に 報 告 する (6) 夜 間 休 日 等 の 勤 務 時 間 外 における 職 員 登 庁 基 準 ア 地 震 発 生 の 場 合 規 模 体 制 職 員 登 庁 基 準 震 度 3 震 度 4 地 震 第 1 次 配 備 体 制 ( 警 戒 体 制 ) 地 震 第 2 次 配 備 体 制 ( 警 戒 本 部 設 置 体 制 ) 危 機 管 理 監 危 機 管 理 部 防 災 原 子 力 課 員 ガ ス 水 道 部 ガス 水 道 局 の 自 主 登 庁 招 集 基 準 に 定 める 職 員 消 防 部 消 防 本 部 署 の 非 常 招 集 計 画 に 定 める 職 員 高 柳 町 事 務 所 部 事 務 所 長 係 長 以 上 の 職 員 西 山 町 事 務 所 部 事 務 所 長 係 長 以 上 の 職 員 上 記 以 外 の 職 員 は 自 宅 待 機 とする 危 機 管 理 監 危 機 管 理 部 防 災 原 子 力 課 員 監 査 委 員 事 務 局 及 び 選 挙 管 理 委 員 会 事 務 局 の 係 長 以 上 の 職 員 総 合 企 画 部 部 長 課 等 の 係 長 以 上 の 職 員 財 務 部 部 長 課 等 の 係 長 以 上 の 職 員 市 民 生 活 部 部 長 課 等 の 係 長 以 上 の 職 員 福 祉 保 健 部 部 長 課 等 の 係 長 以 上 の 職 員 産 業 振 興 部 部 長 課 等 の 係 長 以 上 の 職 員 都 市 整 備 部 部 長 課 等 の 係 長 以 上 の 職 員 文 教 部 教 育 部 長 課 の 係 長 以 上 の 職 員 ガ ス 水 道 部 ガス 水 道 局 の 自 主 登 庁 招 集 基 準 に 定 める 職 員 消 防 部 消 防 本 部 署 の 非 常 招 集 計 画 に 定 める 職 員 高 柳 町 事 務 所 部 事 務 所 長 係 長 以 上 の 職 員 西 山 町 事 務 所 部 事 務 所 長 係 長 以 上 の 職 員 上 記 以 外 の 職 員 は 自 宅 待 機 とする 震 度 5 弱 地 震 第 3 次 配 備 体 制 市 長 以 下 全 職 員 この 場 合 において 高 柳 町 又 は 西 山 町 に 在 住 する 職 - 151 -

第 1 編 第 3 章 第 2 節 職 員 の 配 備 招 集 対 策 以 上 ( 対 策 本 部 設 置 体 制 ) 員 であって 別 に 指 定 する 者 は 高 柳 町 事 務 所 又 は 西 山 町 事 務 所 に 登 庁 するものとする イ 津 波 注 意 報 又 は 津 波 警 報 大 津 波 警 報 が 発 表 された 場 合 規 模 電 文 体 制 職 員 登 庁 基 準 津 波 注 意 報 津 波 警 報 又 は 大 津 波 ツ ナ ミ チ ュ ウ イ ツナミ 又 は オオツ ナミ 津 波 第 2 次 配 備 体 制 ( 警 戒 本 部 設 置 体 制 ) 津 波 第 3 次 配 備 体 制 ( 対 策 本 部 設 置 体 制 ) 危 機 管 理 監 危 機 管 理 部 防 災 原 子 力 課 員 監 査 委 員 事 務 局 及 び 選 挙 管 理 委 員 会 事 務 局 の 係 長 以 上 の 職 員 総 合 企 画 部 部 長 課 の 係 長 以 上 の 職 員 財 務 部 部 長 課 の 係 長 以 上 の 職 員 市 民 生 活 部 部 長 課 の 係 長 以 上 の 職 員 福 祉 保 健 部 部 長 課 の 係 長 以 上 の 職 員 産 業 振 興 部 部 長 課 の 係 長 以 上 の 職 員 都 市 整 備 部 部 長 課 の 係 長 以 上 の 職 員 文 教 部 教 育 部 長 課 の 係 長 以 上 の 職 員 ガ ス 水 道 部 ガス 水 道 局 の 自 主 登 庁 招 集 基 準 に 定 める 職 員 消 防 部 消 防 本 部 署 の 非 常 招 集 計 画 に 定 める 職 員 高 柳 町 事 務 所 部 事 務 所 長 係 長 以 上 の 職 員 西 山 町 事 務 所 部 事 務 所 長 係 長 以 上 の 職 員 上 記 以 外 の 職 員 は 自 宅 待 機 とする 市 長 以 下 全 職 員 5 配 備 状 況 等 の 報 告 各 課 長 等 は 配 備 指 令 に 基 づき 職 員 の 配 備 状 況 を 職 員 参 集 報 告 ( 柏 崎 市 災 害 応 急 対 策 実 施 要 綱 別 記 第 1 号 様 式 )により 人 事 課 長 を 経 由 して 防 災 原 子 力 課 長 に 報 告 する 併 せて 各 所 属 長 は 職 員 が 参 集 途 上 において 確 認 した 市 域 の 被 害 状 況 を 建 物 等 被 害 関 係 情 報 処 理 連 絡 票 ( 柏 崎 市 災 害 応 急 対 策 実 施 要 綱 別 記 第 2 号 様 式 ) 河 川 斜 面 被 害 道 路 農 地 関 係 情 報 処 理 連 絡 票 ( 柏 崎 市 災 害 応 急 対 策 実 施 要 綱 別 記 第 3 号 様 式 ) 又 は 災 害 情 報 連 絡 処 理 票 ( 柏 崎 市 災 害 応 急 対 策 実 施 要 綱 別 記 第 4 号 様 式 )により 防 災 原 子 力 課 長 を 経 由 して 危 機 管 理 監 に 報 告 する - 152 -

第 1 編 第 3 章 第 3 節 防 災 関 係 機 関 の 相 互 協 力 体 制 第 3 節 防 災 関 係 機 関 の 相 互 協 力 体 制 大 規 模 な 災 害 が 発 生 した 場 合 は 単 一 の 防 災 関 係 機 関 のみでは 十 分 な 応 急 対 策 が 困 難 となるこ とから 被 災 していない 県 他 の 市 町 村 民 間 等 の 協 力 を 得 て 防 災 対 策 を 行 う 必 要 がある このため 防 災 関 係 機 関 等 の 相 互 協 力 について 必 要 な 事 項 を 定 める 1 各 主 体 の 責 務 (1) 市 の 責 務 ア 被 災 した 場 合 にあっては 被 害 状 況 等 を 迅 速 に 把 握 し 災 害 応 急 対 策 を 行 うため 必 要 があると 認 め た 場 合 は 速 やかに 応 援 又 は 職 員 派 遣 の 要 請 を 行 うとともに 受 入 体 制 を 確 立 する イ 被 災 した 市 町 村 から 応 援 を 求 められた 場 合 にあっては 災 害 応 急 対 策 のうち 消 防 救 助 等 人 命 に 関 わるような 災 害 発 生 直 後 の 緊 急 性 の 高 い 応 急 措 置 については 正 当 な 理 由 がない 限 り 応 援 を 行 う ウ 上 記 以 外 による 場 合 にあっては 被 災 地 の 被 害 状 況 等 に 関 する 情 報 収 集 を 積 極 的 に 行 うとともに 速 やかに 応 援 体 制 を 整 備 する エ 市 町 村 間 の 災 害 時 相 互 応 援 協 定 の 締 結 の 促 進 等 を 通 じて 体 制 整 備 に 努 める 相 互 応 援 協 定 の 締 結 に 当 たっては 大 規 模 災 害 等 による 同 時 被 災 を 避 ける 観 点 から 遠 方 に 所 在 する 地 方 公 共 団 体 との 間 の 協 定 締 結 も 考 慮 する オ 被 災 時 に 周 辺 市 町 村 が 後 方 支 援 を 担 える 体 制 となるよう あらかじめ 相 互 に 協 定 を 結 び それぞれ において 後 方 支 援 基 地 として 位 置 付 けるなど 連 携 に 努 める カ 災 害 規 模 や 被 災 地 のニーズに 応 じて 円 滑 かつ 迅 速 に 他 の 市 町 村 等 から 応 援 を 受 けることができる よう あらかじめ 要 請 の 手 順 連 絡 調 整 窓 口 連 絡 の 方 法 などの 必 要 事 項 を 応 援 計 画 や 受 援 計 画 で 定 め 関 係 機 関 で 共 有 する 等 必 要 な 準 備 を 整 える キ 速 やかなインフラ 復 旧 のため インフラ 事 業 者 などと 情 報 共 有 するなど 必 要 な 準 備 を 整 える (2) 県 の 責 務 ア 県 は 国 公 共 機 関 被 災 市 町 村 と 連 絡 を 密 にし 災 害 事 態 に 対 する 認 識 を 一 致 させて 必 要 な 災 害 応 急 対 策 を 迅 速 に 実 施 するとともに 県 単 独 では 十 分 な 応 急 対 策 が 実 施 できない 場 合 には 速 やかに 他 の 都 道 府 県 等 の 関 係 機 関 に 応 援 又 は 職 員 派 遣 の 要 請 を 行 う また 必 要 に 応 じて 専 門 家 に 助 言 支 援 の 要 請 を 行 う イ 県 は 災 害 応 急 対 策 を 行 うために 必 要 な 場 合 区 域 内 の 市 町 村 に 対 して 被 災 市 町 村 を 応 援 すること を 求 める ウ 県 は 災 害 の 規 模 等 に 照 らし 地 方 公 共 団 体 間 の 応 援 の 要 求 等 のみによっては 災 害 応 急 対 策 が 円 滑 に 実 施 されないと 認 める 場 合 国 に 対 して 他 の 都 道 府 県 が 被 災 都 道 府 県 又 は 被 災 市 町 村 を 応 援 する ことを 求 めるよう 要 求 する エ 隣 接 県 等 との 協 定 の 締 結 促 進 に 努 め 相 互 応 援 体 制 の 強 化 を 図 る オ 災 害 規 模 や 被 災 地 のニーズに 応 じて 円 滑 かつ 迅 速 に 国 又 は 他 の 都 道 府 県 等 から 応 援 を 受 けること ができるよう あらかじめ 要 請 の 手 順 連 絡 調 整 窓 口 連 絡 の 方 法 などの 必 要 事 項 を 応 援 計 画 や 受 援 計 画 で 定 め 関 係 機 関 で 共 有 する 等 必 要 な 準 備 を 整 える カ 県 は 災 害 応 急 対 策 を 行 うために 必 要 な 場 合 指 定 行 政 機 関 又 は 指 定 地 方 行 政 機 関 に 対 し 道 路 の - 153 -

第 1 編 第 3 章 第 3 節 防 災 関 係 機 関 の 相 互 協 力 体 制 啓 開 や 港 湾 漁 港 施 設 の 応 急 復 旧 等 について 応 援 を 求 め 又 は 災 害 応 急 対 策 の 実 施 を 要 請 する キ 市 町 村 が 災 害 対 応 力 を 喪 失 等 したときは その 機 能 を 迅 速 かつ 適 切 に 支 援 する なお 被 災 により 市 町 村 が その 全 部 又 は 大 部 分 の 事 務 を 行 うことが 不 可 能 になった 場 合 には 応 急 措 置 を 実 施 するため 市 町 村 に 与 えられた 権 限 のうち 警 戒 区 域 を 設 定 し 災 害 応 急 対 策 に 従 事 する 者 以 外 の 者 に 対 して 当 該 区 域 の 立 り 入 りを 制 限 し 若 しくは 禁 止 し 又 は 当 該 区 域 からの 退 去 を 命 ずる 権 限 他 人 の 土 地 等 を 一 時 使 用 し 又 は 土 石 等 を 使 用 し 若 しくは 収 容 する 権 限 及 び 現 場 の 災 害 を 受 けた 工 作 物 等 で 応 急 措 置 の 実 施 の 支 障 となるものの 除 去 等 をする 権 限 並 びに 現 場 にある 者 を 応 急 措 置 の 業 務 に 従 事 させる 権 限 により 実 施 すべき 応 急 措 置 の 全 部 又 は 一 部 を 当 該 市 町 村 に 代 わって 行 う ク 市 町 村 と 調 整 の 上 市 町 村 の 相 互 応 援 が 円 滑 に 進 むよう 他 の 都 道 府 県 の 相 互 応 援 に 関 する 情 報 収 集 に 当 たるとともに 平 時 から 連 絡 体 制 等 の 構 築 に 努 める ケ 連 絡 不 通 時 の 市 町 村 への 県 職 員 の 派 遣 大 規 模 災 害 時 における 県 による 自 主 的 応 援 を 含 めた 支 援 を 行 う コ 速 やかなインフラ 復 旧 のため インフラ 事 業 者 などと 情 報 共 有 するなど 連 携 に 努 める (3)その 他 の 防 災 関 係 機 関 の 責 務 ア その 他 の 各 防 災 関 係 機 関 は その 所 掌 する 災 害 応 急 措 置 を 速 やかに 実 施 するとともに 必 要 がある と 認 める 場 合 は 他 の 防 災 関 係 機 関 に 対 し 必 要 な 応 援 等 の 要 請 を 行 う イ 国 は 被 災 により 市 町 村 及 び 県 が その 全 部 又 は 大 部 分 の 事 務 を 行 うことが 不 可 能 となった 場 合 は 応 急 措 置 を 実 施 するため 市 町 村 に 与 えられた 権 限 のうち 他 人 の 土 地 等 を 一 時 使 用 し 又 は 土 石 等 を 使 用 し 若 しくは 収 用 する 権 限 及 び 現 場 の 災 害 を 受 けた 工 作 物 等 で 応 急 措 置 の 実 施 の 支 障 となるもの の 除 去 等 をする 権 限 並 びに 現 場 にある 者 を 応 急 措 置 の 業 務 に 従 事 させる 権 限 により 実 施 すべき 応 急 措 置 の 全 部 又 は 一 部 を 当 該 市 町 村 に 代 わって 行 う ウ ライフライン 事 業 者 は 必 要 に 応 じ 応 急 対 策 に 関 し 広 域 的 応 援 体 制 をとるよう 努 める エ 災 害 規 模 や 被 災 地 のニーズに 応 じて 円 滑 に 他 の 防 災 関 係 機 関 等 から 応 援 を 受 けることができるよ う 防 災 業 務 計 画 に 応 援 計 画 や 受 援 計 画 を 位 置 付 けることができるよう 努 めるとともに 応 援 又 は 受 援 に 必 要 な 準 備 を 整 える オ 速 やかなインフラ 復 旧 のため インフラ 事 業 者 間 で 情 報 共 有 するなど 連 携 に 努 める (4) 積 雪 期 の 対 応 積 雪 期 においては 道 路 交 通 の 状 況 や 気 候 的 問 題 に 十 分 配 慮 した 応 援 の 受 入 れ 体 制 を 確 立 する 2 実 施 担 当 部 及 び 班 担 当 部 及 び 班 は 次 のとおりとする 部 班 担 当 内 容 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 自 衛 隊 に 対 する 派 遣 要 請 及 び 受 入 調 整 に 関 すること 総 合 企 画 部 人 事 班 県 他 市 町 村 等 に 対 する 応 援 要 請 及 び 受 入 調 整 に 関 すること 消 防 部 総 務 班 関 係 機 関 との 連 絡 調 整 に 関 すること - 154 -

第 1 編 第 3 章 第 3 節 防 災 関 係 機 関 の 相 互 協 力 体 制 緊 急 消 防 援 助 隊 等 消 防 関 係 機 関 の 応 援 要 請 及 び 受 入 調 整 に 関 すること 消 防 班 防 災 ヘリコプターの 運 航 要 請 に 関 すること 3 市 の 応 援 要 請 (1) 県 への 要 請 市 長 は 市 域 にかかる 応 急 対 策 を 実 施 するため 必 要 があるときは 知 事 に 対 し 次 により 応 援 を 求 め 又 は 県 が 実 施 すべき 災 害 応 急 対 策 の 実 施 を 要 請 する ア 連 絡 先 及 び 方 法 県 危 機 対 策 課 ( 災 害 対 策 本 部 が 設 置 された 場 合 は 連 絡 指 令 室 )へ 口 頭 又 は 防 災 行 政 無 線 電 話 FAXで 行 う 口 頭 又 は 防 災 行 政 無 線 電 話 で 要 請 した 場 合 は 後 でFAX 等 で 処 理 する 応 援 要 求 事 項 (ア) 応 援 を 必 要 とする 理 由 (イ) 応 援 を 必 要 とする 職 種 別 人 員 車 両 資 機 材 物 資 等 (ウ) 応 援 を 必 要 とする 場 所 (エ) 応 援 を 必 要 とする 期 間 (オ)その 他 応 援 に 関 し 必 要 な 事 項 災 害 応 急 対 策 実 施 要 請 事 項 (ア) 応 急 対 策 の 内 容 (イ) 応 急 対 策 の 実 施 場 所 (ウ)その 他 応 急 対 策 の 実 施 に 関 し 必 要 な 事 項 (2) 他 の 市 町 村 に 対 する 要 請 ア 市 長 は 大 規 模 な 災 害 が 発 生 した 場 合 において 市 のみでは 十 分 な 応 急 対 策 が 実 施 でき ないときは 相 互 応 援 協 定 に 基 づき 次 の 市 町 村 長 に 対 し 応 援 を 要 請 する < 協 定 に 基 づく 応 援 要 請 市 町 村 等 > (ア) 出 雲 崎 町 長 岡 市 刈 羽 村 災 害 時 の 相 互 応 援 に 関 する 協 定 (イ) 東 京 都 東 村 山 市 災 害 時 等 の 相 互 応 援 に 関 する 協 定 (ウ) 三 重 県 桑 名 市 災 害 時 の 相 互 応 援 に 関 する 協 定 (エ) 北 関 東 新 潟 地 域 連 携 軸 推 進 協 議 会 災 害 時 における 相 互 応 援 に 関 する 要 綱 (オ) 小 千 谷 市 十 日 町 市 長 岡 市 津 南 町 災 害 時 相 互 応 援 協 定 (カ) 神 奈 川 県 秦 野 市 災 害 時 相 互 応 援 に 関 する 協 定 - 155 -

(キ) 長 野 県 山 ノ 内 町 災 害 時 相 互 応 援 に 関 する 協 定 書 (ク) 群 馬 県 前 橋 市 災 害 時 相 互 応 援 に 関 する 協 定 書 第 1 編 第 3 章 第 3 節 防 災 関 係 機 関 の 相 互 協 力 体 制 イ 市 長 は 上 記 協 定 締 結 市 町 村 の 応 援 でもなお 十 分 な 応 急 対 策 が 実 施 できないときは 協 定 以 外 の 市 町 村 長 に 対 し 次 の 事 項 を 示 し 応 援 を 要 請 する 応 援 要 求 事 項 (ア) 応 援 を 必 要 とする 理 由 (イ) 応 援 を 必 要 とする 場 所 (ウ) 応 援 を 必 要 とする 期 間 (エ)その 他 応 援 に 関 し 必 要 な 事 項 (3) 指 定 地 方 行 政 機 関 に 対 する 要 請 市 長 は 市 域 における 災 害 応 急 対 策 又 は 災 害 復 旧 のため 必 要 があるときは 指 定 地 方 行 政 機 関 の 長 に 対 し 次 の 事 項 を 明 らかにして 当 該 機 関 の 職 員 の 派 遣 を 要 請 する 職 員 派 遣 要 請 事 項 (ア) 派 遣 を 要 請 する 理 由 (イ) 派 遣 を 要 請 する 職 員 の 職 種 別 人 員 (ウ) 派 遣 を 必 要 とする 期 間 (エ)その 他 職 員 の 派 遣 について 必 要 な 事 項 (4) 民 間 団 体 等 に 対 する 要 請 市 長 は 市 域 における 災 害 応 急 対 策 又 は 災 害 復 旧 のため 必 要 があるときは 柏 崎 市 刈 羽 郡 医 師 会 柏 崎 建 設 業 協 同 組 合 県 トラック 協 会 柏 崎 支 部 県 接 骨 師 会 上 越 支 部 その 他 の 民 間 団 体 に 対 し 次 の 事 項 を 明 らかにして 協 力 を 要 請 する ア 応 援 を 必 要 とする 作 業 内 容 イ 応 援 を 必 要 とする 人 員 車 両 資 機 材 物 資 等 ウ 応 援 を 必 要 とする 場 所 及 び 集 合 場 所 エ 応 援 を 必 要 とする 期 間 オ その 他 応 援 に 関 し 必 要 な 事 項 (5) 知 事 に 対 する 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 要 請 依 頼 ( 要 請 手 続 は 第 10 節 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 対 策 による) 市 長 は 災 害 の 発 生 に 際 し 市 民 の 生 命 又 は 財 産 の 保 護 のため 必 要 があるときは 知 事 に 対 し 自 衛 隊 の 派 遣 を 要 請 する (6) 第 九 管 区 海 上 保 安 本 部 に 対 する 要 請 市 長 は 大 規 模 な 火 災 爆 発 その 他 人 命 に 危 険 が 急 迫 する 場 合 等 緊 急 を 要 する 事 態 に 対 し 巡 視 船 艇 航 空 機 による 海 上 輸 送 等 の 救 援 が 必 要 なときは 第 九 管 区 海 上 保 安 本 部 に 対 し 次 の 事 項 を 明 らかにして 支 援 を 要 請 する ア 災 害 の 概 要 及 び 救 援 活 動 を 要 請 する 理 由 イ 救 援 活 動 を 必 要 とする 期 間 - 156 -

ウ 救 援 活 動 を 必 要 とする 区 域 及 び 活 動 内 容 エ その 他 救 援 活 動 に 必 要 な 事 項 (7) 消 防 機 関 に 対 する 応 援 要 請 第 1 編 第 3 章 第 3 節 防 災 関 係 機 関 の 相 互 協 力 体 制 市 の 消 防 力 で 対 処 することが 困 難 と 予 測 される 救 助 救 急 事 故 及 び 火 災 が 発 生 したとき 消 防 組 織 法 第 39 条 及 び 第 44 条 に 基 づく 応 援 要 請 を 行 い 人 命 の 救 護 及 び 火 災 の 鎮 圧 に 万 全 を 期 する 応 援 要 請 の 手 順 は 次 のとおりとする ア 救 急 救 助 及 び 火 災 等 の 応 援 要 請 応 援 協 定 名 称 等 要 請 先 応 援 消 防 機 関 中 部 消 防 応 援 協 定 長 岡 市 消 防 本 部 中 越 地 区 消 防 本 部 新 潟 県 広 域 消 防 相 互 応 援 協 定 新 潟 市 消 防 局 県 内 消 防 本 部 緊 急 消 防 援 助 隊 運 用 要 綱 新 潟 県 全 国 都 道 府 県 新 潟 県 消 防 防 災 ヘリコプター 応 援 協 定 新 潟 県 消 防 防 災 航 空 隊 イ 消 防 防 災 ヘリコプターの 応 援 要 請 応 援 協 定 名 称 等 要 請 種 別 要 請 先 新 潟 県 消 防 防 災 ヘリコプ 災 害 新 潟 県 消 防 防 災 航 空 隊 ター 応 援 協 定 (8) 受 入 体 制 市 は 応 援 要 請 により 災 害 派 遣 される 人 員 車 両 物 資 等 の 受 入 れ 及 びそれらの 部 隊 が 滞 在 し 災 害 活 動 を 実 施 するに 必 要 な 物 資 の 供 給 体 制 等 について 事 前 に 定 めておくとともに 応 援 要 請 を 行 うと 同 時 に 関 連 施 設 等 の 確 保 を 行 う ア 情 報 の 収 集 伝 達 交 換 応 援 要 請 等 の 必 要 が 予 測 される 災 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれがある 場 合 には 迅 速 的 確 にその 状 況 を 把 握 し 国 及 び 関 係 都 道 府 県 に 通 報 するほか 必 要 な 情 報 交 換 を 行 う イ 受 入 体 制 の 確 立 国 関 係 都 道 府 県 市 との 連 絡 を 速 やかに 行 うための 連 絡 窓 口 を 定 めるとともに 物 資 等 の 応 援 や 人 員 派 遣 を 速 やかに 受 け 入 れるための 施 設 の 指 定 など 受 入 体 制 を 確 立 する ウ 宿 泊 場 所 の 確 保 (ア) 民 間 宿 泊 施 設 と 連 絡 調 整 を 図 ることとする (イ) 被 災 状 況 応 援 隊 の 規 模 等 により 市 で 確 保 することができない 場 合 は 近 隣 市 町 村 に 依 頼 し 確 保 する エ 車 両 集 結 場 所 の 確 保 (ア) 公 共 施 設 に 隣 接 したグラウンド 空 き 地 及 び 駐 車 場 とする (イ) 不 足 の 場 合 は 状 況 に 応 じ 直 近 の 公 共 用 地 民 間 の 駐 車 場 の 借 り 上 げにより 確 保 する オ 食 料 の 供 給 及 び 炊 事 施 設 の 確 保 (ア) 自 衛 隊 及 び 緊 急 消 防 援 助 隊 は 災 害 派 遣 期 間 中 の 食 料 の 確 保 及 び 炊 事 については 原 則 として 自 己 において 完 結 する - 157 -

第 1 編 第 3 章 第 3 節 防 災 関 係 機 関 の 相 互 協 力 体 制 (イ) 他 市 町 村 消 防 機 関 等 ( 緊 急 消 防 援 助 隊 を 除 く )の 災 害 応 援 隊 に 対 する 食 料 の 供 給 及 び 炊 事 施 設 の 確 保 は 原 則 として 市 で 行 うが 災 害 の 規 模 及 び 被 災 の 状 況 等 により 応 援 隊 への 食 料 の 供 給 及 び 炊 事 施 設 の 確 保 が 困 難 であると 判 断 された 場 合 は 相 当 日 数 の 食 料 及 び 炊 事 用 具 の 携 行 を 要 請 する - 158 -

第 1 編 第 3 章 第 4 節 防 災 通 信 施 設 応 急 対 策 第 4 節 防 災 通 信 施 設 応 急 対 策 地 震 発 生 時 における 被 災 状 況 の 把 握 や 被 災 者 救 助 活 動 等 の 応 急 対 策 を 迅 速 かつ 的 確 に 実 施 する ためには 情 報 収 集 伝 達 手 段 の 確 保 が 重 要 である このため 防 災 関 係 機 関 は 各 種 の 有 線 無 線 等 の 通 信 手 段 を 有 効 に 活 用 し 効 果 的 な 運 用 を 図 る 1 実 施 担 当 部 及 び 班 市 の 担 当 部 及 び 班 は 次 のとおりとする 部 班 担 当 内 容 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 災 害 対 策 本 部 の 運 営 に 関 すること 災 害 情 報 の 収 集 に 関 すること 防 災 行 政 無 線 施 設 及 び 非 常 通 信 施 設 の 機 能 確 保 操 作 及 び 広 報 に 関 すること 総 合 企 画 部 総 務 班 庁 舎 及 び 庁 舎 内 有 線 施 設 設 備 の 被 害 状 況 調 査 並 びに 緊 急 機 能 確 保 に 関 すること 情 報 交 通 班 災 害 時 における 電 算 処 理 システムの 機 能 確 保 に 関 すること 電 話 等 の 通 信 状 況 及 び 電 力 の 供 給 状 況 に 関 すること 消 防 部 予 防 班 消 防 班 災 害 情 報 の 収 集 に 関 すること 防 災 行 政 無 線 施 設 及 び 非 常 通 信 施 設 の 機 能 確 保 操 作 及 び 広 報 に 関 すること 2 災 害 時 の 通 信 手 段 (1) 市 及 び 防 災 関 係 機 関 が 行 う 災 害 に 関 する 予 報 警 報 及 び 情 報 の 伝 達 若 しくは 被 害 状 況 の 収 集 報 告 その 他 応 急 対 策 に 必 要 な 指 示 命 令 等 は 原 則 として 市 防 災 行 政 無 線 又 は 電 気 通 信 施 設 ( 一 般 加 入 電 話 )で 行 う (2) 一 般 加 入 電 話 は 局 地 的 又 は 全 面 的 に 途 絶 する 場 合 が 想 定 されるため あらかじめ 日 本 電 信 電 話 株 式 会 社 へ 申 入 れ 承 諾 を 得 ている 非 常 緊 急 扱 い 電 話 又 は 災 害 時 優 先 電 話 を 利 用 するほ か 携 帯 電 話 メール(インターネット LGWAN 等 )を 利 用 した 通 信 を 活 用 する (3) 震 災 時 において 私 有 携 帯 電 話 は 情 報 等 の 収 集 伝 達 など 被 災 地 避 難 所 等 における 身 近 な 連 絡 手 段 として 有 効 に 活 用 する そのための 通 話 料 については 公 用 請 求 になる 体 制 を 整 備 しておく (4) 災 害 現 場 に 派 遣 された 職 員 は 携 帯 電 話 やインターネットを 介 したタブレット 端 末 を 利 用 し 被 災 状 況 の 収 集 報 告 を 行 う (5) 一 般 加 入 電 話 や 携 帯 電 話 が 途 絶 や 通 信 障 害 により 使 用 できない 場 合 や 一 斉 に 情 報 を 伝 達 す る 必 要 がある 場 合 に 各 地 区 の 拠 点 となるコミュニティセンターや 災 害 現 場 で 情 報 収 集 に 当 たる 職 員 の 情 報 等 の 収 集 伝 達 手 段 として IP 無 線 機 を 使 用 する (6) 一 般 加 入 電 話 や 携 帯 電 話 が 途 絶 や 通 信 障 害 により 使 用 できない 場 合 県 および 他 の 防 災 関 - 159 -

第 1 編 第 3 章 第 4 節 防 災 通 信 施 設 応 急 対 策 係 機 関 との 通 信 手 段 として 防 災 相 互 通 信 用 無 線 を 利 用 する なお 運 用 上 の 細 部 について は 新 潟 県 内 防 災 相 互 通 信 用 無 線 局 運 営 要 領 の 定 めるところによる 3 防 災 通 信 施 設 応 急 対 策 地 震 発 生 時 は 市 は 直 ちに 通 信 施 設 の 機 能 を 確 認 し 被 災 が 判 明 した 場 合 は 速 やかに 応 急 復 旧 に 当 たるとともに 代 替 通 信 手 段 を 確 保 し 復 旧 までの 通 信 需 要 をまかなう (1) 防 災 通 信 施 設 機 能 確 認 所 管 する 市 防 災 行 政 無 線 設 備 ( 同 報 系 )の 状 況 を 確 認 する 所 管 する 県 防 災 行 政 無 線 設 備 ( 地 域 衛 星 電 話 )の 状 況 を 確 認 する 所 管 する 防 災 相 互 通 信 用 無 線 機 の 機 能 を 確 認 し いつでも 運 用 できるよう 準 備 をする 新 潟 県 総 合 防 災 情 報 システムの 機 能 を 確 認 する (2) 電 気 通 信 事 業 者 の 設 備 の 利 用 災 害 時 優 先 電 話 に 指 定 された 回 線 を 利 用 して 通 信 を 確 保 する 災 害 時 優 先 電 話 に 指 定 された 回 線 が 一 般 からの 着 信 により 利 用 できなくなることのないよ うに 電 話 番 号 の 秘 匿 に 努 める 携 帯 電 話 メール(インターネット LGWAN 等 )を 利 用 して 通 信 を 確 保 する NTT 東 日 本 が 設 置 した 孤 立 防 止 対 策 用 衛 星 電 話 を 利 用 し 設 置 箇 所 との 通 信 を 確 保 する (3) 緊 急 連 絡 用 回 線 設 定 電 気 通 信 事 業 者 通 信 機 器 販 売 者 等 に 災 害 時 に 利 用 可 能 な 通 信 機 器 の 貸 与 を 要 請 し 関 係 機 関 との 通 信 を 確 保 する (4) 他 機 関 の 通 信 施 設 の 支 援 要 請 関 係 各 法 令 の 規 定 により 電 気 通 信 事 業 者 及 び 他 の 機 関 に 通 信 設 備 の 優 先 利 用 通 信 支 援 を 要 請 する 県 を 通 じて 自 衛 隊 に 対 する 災 害 派 遣 要 請 の 一 環 として 通 信 支 援 を 要 請 する (5) 応 急 復 旧 計 画 の 策 定 所 管 する 防 災 行 政 無 線 設 備 の 被 災 状 況 及 び 代 替 通 信 手 段 の 確 保 状 況 を 基 に 復 旧 計 画 を 策 定 する (6) 非 常 通 信 の 利 用 非 常 通 信 協 議 会 ( 信 越 総 合 通 信 局 )に 対 し 非 常 通 信 を 要 請 する 非 常 通 信 は 地 方 非 常 通 信 ルートによる (7)その 他 の 手 段 通 信 の 確 保 について 必 要 に 応 じてアマチュア 無 線 団 体 に 協 力 を 要 請 する (8) 応 急 復 旧 工 事 復 旧 計 画 に 基 づき 支 障 が 生 じた 施 設 の 復 旧 を 行 うための 要 員 を 直 ちに 配 置 する (9) 緊 急 対 策 用 通 信 手 段 の 確 保 所 管 する 通 信 手 段 の 稼 働 状 況 及 び 配 備 状 況 を 勘 案 し 緊 急 対 策 用 通 信 手 段 として 利 用 でき るものを 確 保 する 必 要 に 応 じて 総 務 省 ( 信 越 総 合 通 信 局 )に 災 害 対 策 用 移 動 通 信 機 器 災 害 対 策 用 移 動 電 - 160 -

源 車 の 貸 与 を 要 請 する 通 信 事 業 者 防 災 関 係 機 関 等 に 利 用 可 能 な 通 信 機 器 の 貸 与 を 要 請 する (10)すべての 通 信 が 途 絶 した 場 合 すべての 有 線 及 び 無 線 通 信 が 途 絶 した 場 合 は 使 者 を 派 遣 して 行 う (11) 私 有 携 帯 電 話 の 活 用 第 1 編 第 3 章 第 4 節 防 災 通 信 施 設 応 急 対 策 震 災 時 において 私 有 携 帯 電 話 は 情 報 等 の 収 集 伝 達 など 被 災 地 避 難 所 等 における 身 近 な 連 絡 手 段 として 有 効 に 活 用 する そのための 通 話 料 については 公 用 請 求 になる 体 制 を 整 備 しておく - 161 -

第 1 編 第 3 章 第 5 節 被 災 状 況 等 収 集 伝 達 対 策 第 5 節 被 災 状 況 等 収 集 伝 達 対 策 被 災 状 況 の 情 報 収 集 伝 達 共 有 は 災 害 対 応 の 要 である 市 県 及 び 関 係 機 関 は 災 害 が 発 生 した 場 合 は 速 やかにかつ 自 動 的 に 情 報 収 集 活 動 を 開 始 し 相 互 に 職 位 レベルに 応 じた 情 報 の 伝 達 を 行 うとともに 地 理 情 報 システム(GIS)の 活 用 など 各 種 手 段 を 使 って 情 報 の 共 有 化 を 図 る 市 は 収 集 した 情 報 を 集 約 し 被 害 の 概 要 を 掌 握 し 直 ちに 必 要 な 行 動 を 起 こすとともに 被 災 地 内 外 の 市 民 に 各 種 の 手 段 を 使 って 情 報 を 伝 達 する なお 市 から 県 へ 被 災 状 況 の 報 告 ができない 場 合 県 職 員 等 が 被 災 地 の 情 報 収 集 を 行 う 1 実 施 担 当 部 班 及 び 県 への 報 告 災 害 対 策 本 部 設 置 前 においては 防 災 原 子 力 課 長 が 各 部 に 被 害 状 況 等 の 報 告 を 求 め これ を 整 理 して 県 へ 報 告 する 災 害 対 策 本 部 設 置 後 においては 財 務 部 本 部 記 録 班 長 が 各 部 の 報 告 に 基 づき 被 害 状 況 を 整 理 し 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 長 はこれを 県 へ 報 告 する また 職 員 は 参 集 途 上 等 において 被 害 を 知 ったときは 直 ちに 上 司 に 報 告 し 災 害 応 急 対 策 活 動 が 時 期 を 失 することのないように 努 める 部 班 担 当 内 容 危 機 管 理 部 総 合 企 画 部 財 務 部 総 合 調 整 班 総 務 班 情 報 交 通 班 広 報 報 道 班 本 部 記 録 班 被 害 調 査 班 県 に 対 する 各 種 報 告 に 関 すること 災 害 情 報 の 収 集 に 関 すること 東 京 電 力 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 との 連 絡 及 び 調 整 に 関 す ること 部 に 係 る 被 害 状 況 の 集 約 及 び 報 告 に 関 すること 災 害 時 における 電 算 処 理 システムの 機 能 確 保 に 関 すること 鉄 道 バス 等 の 運 行 状 況 に 関 すること 災 害 情 報 を 電 算 システムにより 各 課 に 周 知 すること 災 害 情 報 をホームページに 掲 載 すること ソーシャルメディア 緊 急 速 報 エリアメール 等 の 発 信 操 作 に 関 すること 災 害 の 状 況 及 び 応 急 対 策 等 の 推 進 状 況 に 係 る 写 真 ビデ オ 等 並 びにその 他 資 料 等 の 収 集 整 理 等 に 関 すること 文 化 施 設 の 被 害 調 査 及 び 応 急 対 策 に 関 すること 要 配 慮 者 ( 主 に 市 内 在 住 外 国 人 ) 支 援 に 関 すること 災 害 対 策 本 部 の 記 録 に 関 すること 部 に 係 る 被 害 状 況 の 集 約 及 び 報 告 に 関 すること 各 部 からの 災 害 情 報 及 び 被 害 状 況 の 整 理 に 関 すること 家 屋 構 築 物 等 の 被 害 状 況 調 査 及 び 報 告 に 関 すること 被 災 者 台 帳 の 作 成 及 び 管 理 に 関 すること - 162 -

市 民 生 活 部 福 祉 保 健 部 産 業 振 興 部 都 市 整 備 部 ガス 水 道 部 文 教 部 消 防 部 総 務 班 救 助 班 福 祉 班 要 配 慮 者 支 援 班 農 林 水 産 班 観 光 班 商 工 班 総 務 班 建 設 班 総 務 班 ガス 水 道 情 報 計 画 班 下 水 道 情 報 計 画 班 総 務 班 社 会 教 育 班 総 務 班 予 防 班 第 1 編 第 3 章 第 5 節 被 災 状 況 等 収 集 伝 達 対 策 部 に 係 る 被 害 状 況 の 集 約 及 び 報 告 に 関 すること 避 難 所 の 設 営 及 び 被 災 者 の 収 用 に 関 すること 避 難 者 台 帳 の 作 成 及 び 管 理 並 びに 避 難 者 の 安 否 情 報 の 問 い 合 わせに 関 すること 部 に 係 る 被 害 状 況 の 集 約 及 び 報 告 に 関 すること 生 活 保 護 世 帯 身 体 障 害 者 世 帯 高 齢 者 世 帯 等 の 被 害 調 査 及 び 救 護 に 関 すること 要 配 慮 者 利 用 施 設 の 災 害 対 策 被 害 調 査 応 急 対 策 及 び 応 急 復 旧 に 関 すること 要 配 慮 者 ( 外 国 人 を 除 く )の 避 難 支 援 に 関 すること 町 内 会 民 生 委 員 児 童 委 員 福 祉 関 係 者 等 への 避 難 勧 告 等 の 伝 達 に 関 すること 部 に 係 る 被 害 状 況 の 集 約 及 び 報 告 に 関 すること 農 林 水 産 業 関 係 の 被 害 調 査 に 関 すること 要 配 慮 者 ( 主 に 外 国 人 観 光 客 )の 支 援 に 関 すること 観 光 関 係 の 被 害 調 査 及 び 応 急 対 策 に 関 すること 商 工 業 関 係 の 被 害 調 査 及 び 応 急 対 策 に 関 すること 部 に 係 る 被 害 状 況 の 集 約 及 び 報 告 に 関 すること 公 園 施 設 の 被 害 調 査 及 び 報 告 に 関 すること 道 路 河 川 橋 りょう がけ 地 等 の 災 害 危 険 箇 所 の 被 害 調 査 応 急 対 策 及 び 応 急 復 旧 に 関 すること ガス 水 道 局 非 常 事 態 対 策 本 部 設 置 要 項 別 表 第 1に 定 める こと ガス 水 道 施 設 に 係 る 被 害 状 況 の 集 約 及 び 報 告 に 関 するこ と 下 水 道 施 設 に 係 る 被 害 状 況 の 集 約 及 び 報 告 に 関 すること 部 に 係 る 被 害 状 況 の 集 約 及 び 報 告 に 関 すること 教 育 施 設 及 び 文 化 財 の 被 害 調 査 応 急 対 策 及 び 応 急 復 旧 に 関 すること 社 会 教 育 施 設 及 び 体 育 施 設 の 被 害 調 査 応 急 対 策 及 び 応 急 復 旧 に 関 すること 関 係 機 関 との 連 絡 調 整 に 関 すること 部 に 係 る 被 害 状 況 の 調 査 及 び 集 計 に 関 すること 災 害 情 報 の 収 集 に 関 すること 高 柳 町 事 務 所 部 総 務 班 部 に 係 る 被 害 状 況 の 集 約 及 び 報 告 に 関 すること 西 山 町 事 務 所 部 総 務 班 部 に 係 る 被 害 状 況 の 集 約 及 び 報 告 に 関 すること - 163 -

2 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 長 の 任 務 第 1 編 第 3 章 第 5 節 被 災 状 況 等 収 集 伝 達 対 策 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 長 は 財 務 部 本 部 記 録 班 長 と 連 携 して 災 害 の 状 況 及 び 応 急 対 策 活 動 の 実 施 状 況 を 収 受 し 効 果 的 な 応 急 対 策 活 動 実 施 のための 情 報 は 集 約 の 上 関 係 機 関 及 び 住 民 に 伝 達 する (1) 実 施 方 法 ア 関 係 班 長 による 定 時 報 告 のほか 災 害 の 状 況 及 び 応 急 対 策 活 動 の 状 況 により 適 時 報 告 を 求 めて 情 報 の 集 約 化 を 図 る イ 関 係 機 関 からの 災 害 に 関 する 情 報 の 収 集 伝 達 ウ 災 害 及 び 応 急 対 策 活 動 実 施 状 況 の 伝 達 エ 災 害 及 び 応 急 対 策 活 動 実 施 状 況 報 告 の 作 成 (2) 情 報 収 集 系 統 各 班 長 各 部 庶 務 担 当 班 長 各 担 当 部 長 各 部 本 部 連 絡 員 災 害 対 策 本 部 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 長 財 務 部 本 部 記 録 班 長 (3) 災 害 発 生 直 後 の 被 害 の 第 一 次 情 報 の 収 集 伝 達 ア 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 長 及 び 消 防 部 総 務 班 長 は 火 災 災 害 等 を 覚 知 したときは 被 害 状 況 が 十 分 把 握 できない 場 合 であっても 直 ちに 第 1 報 を 別 表 1 消 防 庁 への 火 災 災 害 等 即 報 基 準 に 準 じ 県 危 機 対 策 課 消 防 課 へ 報 告 する なお 別 表 2 消 防 庁 への 直 接 即 報 基 準 ( 市 町 村 ) に 該 当 する 火 災 災 害 等 を 覚 知 した ときは 第 1 報 を 県 危 機 対 策 課 消 防 課 に 対 してだけでなく 総 務 省 消 防 庁 に 対 しても 原 則 として30 分 以 内 で 可 能 な 限 り 早 く 分 かる 範 囲 で 報 告 するものとする この 場 合 に おいて 消 防 庁 長 官 から 要 請 があった 場 合 には 第 1 報 後 の 報 告 についても 引 き 続 き 総 務 省 消 防 庁 に 対 して 行 うものとする イ 消 防 部 総 務 班 長 は 消 防 署 へ119 番 通 報 等 が 殺 到 した 場 合 は その 状 況 を 直 ちに 総 務 省 消 防 庁 及 び 県 危 機 対 策 課 消 防 課 へ 報 告 するものとする ウ 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 長 及 び 消 防 部 予 防 班 長 は 人 的 被 害 の 状 況 建 築 物 の 被 害 状 況 及 び 火 災 津 波 土 砂 災 害 の 発 生 状 況 等 の 情 報 を 収 集 するとともに 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 長 及 び 消 防 部 総 務 班 長 は 被 害 規 模 に 関 する 概 括 情 報 を 含 め 把 握 できた 範 囲 から 直 ちに 県 危 機 対 策 課 消 防 課 へ 報 告 する 県 に 被 害 状 況 等 を 報 告 できない 場 合 は 総 務 省 消 防 庁 へ 直 接 報 告 するものとする (4) 一 般 被 害 情 報 及 び 応 急 活 動 情 報 の 収 集 伝 達 ア 各 担 当 班 長 は 県 の 地 域 機 関 その 他 関 係 機 関 の 協 力 を 得 て 地 域 内 の 詳 細 な 被 害 状 況 を 調 査 する イ 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 長 は 把 握 した 被 害 状 況 及 び 応 急 対 策 活 動 状 況 対 策 本 部 の 設 置 状 況 等 を 県 危 機 対 策 課 へ 逐 次 報 告 する ( 注 ) 災 害 報 告 取 扱 要 領 平 成 14 年 1 月 23 日 付 消 第 629 号 新 潟 県 環 境 生 活 部 長 通 知 ウ 避 難 所 を 開 設 したとき 又 は 避 難 住 民 により 自 主 的 に 避 難 所 が 開 設 されたときは 通 信 手 - 164 -

第 1 編 第 3 章 第 5 節 被 災 状 況 等 収 集 伝 達 対 策 段 の 確 保 又 は 新 設 に 努 めるとともに 職 員 又 はボランティアの 連 絡 員 を 派 遣 して 避 難 者 の 数 状 況 及 び 必 要 とされる 食 料 日 常 生 活 物 資 等 の 情 報 を 効 率 的 に 収 集 する 3 積 雪 期 の 情 報 収 集 伝 達 対 策 積 雪 期 に 地 震 が 発 生 した 場 合 山 間 地 の 集 落 は 通 信 交 通 共 に 途 絶 状 態 となる 可 能 性 が 高 い ので 市 はこれらの 地 区 に 災 害 時 も 使 用 可 能 な 通 信 装 置 を 設 置 するよう 努 める また 住 民 の 中 から 連 絡 員 を 委 託 しておき 災 害 時 の 情 報 収 集 の 拠 点 とするなど 情 報 の 収 集 伝 達 体 制 の 確 立 に 努 める 4 各 部 担 当 班 長 の 任 務 各 班 長 は 所 管 事 項 に 係 る 災 害 の 状 況 及 び 応 急 対 策 活 動 の 実 施 状 況 等 を 迅 速 かつ 的 確 に 収 集 し 各 部 庶 務 担 当 班 長 に 報 告 する 各 部 庶 務 担 当 班 長 は これを 総 括 して 担 当 部 長 に 報 告 する (1) 実 施 方 法 ア 報 告 は あらかじめ 定 められた 様 式 により その 都 度 定 める 時 間 までに 行 うことを 原 則 とする イ 各 班 の 所 管 事 項 に 係 る 県 等 への 報 告 は 各 班 から 行 うとともに 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 に 報 告 内 容 を 報 告 する (2) 報 告 の 内 容 ア 各 種 報 告 様 式 による 書 類 イ 災 害 写 真 ビデオ 等 ウ 災 害 状 況 図 エ 応 急 対 策 活 動 実 施 状 況 図 (3) 使 用 報 告 する 様 式 ア 各 班 が 共 通 に 使 用 報 告 する 様 式 (ア) 職 員 参 集 報 告 ( 柏 崎 市 災 害 応 急 対 策 実 施 要 綱 第 1 号 様 式 ) (イ) 建 物 等 被 害 関 係 情 報 処 理 連 絡 票 ( 柏 崎 市 災 害 応 急 対 策 実 施 要 綱 第 2 号 様 式 ) (ウ) 河 川 斜 面 被 害 道 路 農 地 関 係 情 報 処 理 連 絡 票 ( 柏 崎 市 災 害 応 急 対 策 実 施 要 綱 第 3 号 様 式 ) (エ) 災 害 情 報 連 絡 処 理 票 ( 柏 崎 市 災 害 応 急 対 策 実 施 要 綱 第 4 号 様 式 ) イ 関 係 各 班 が 使 用 報 告 する 様 式 (ア) 災 害 救 助 法 様 式 ( 災 害 救 助 の 手 引 き 平 成 19 年 3 月 新 潟 県 県 民 生 活 環 境 部 防 災 局 に 定 めるもの) 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 が 各 課 等 の 対 応 状 況 を 踏 まえて 調 査 報 告 する (イ) 避 難 場 所 開 設 状 況 等 の 報 告 ( 柏 崎 市 災 害 応 急 対 策 実 施 要 綱 第 5 号 様 式 ) 市 民 生 活 部 救 助 班 が 調 査 報 告 する (ウ) 避 難 者 台 帳 の 報 告 ( 柏 崎 市 災 害 応 急 対 策 実 施 要 綱 第 6 号 様 式 に 基 づき 整 備 する 同 第 8 号 様 式 ) - 165 -

市 民 生 活 部 救 助 班 が 調 査 報 告 する 第 1 編 第 3 章 第 5 節 被 災 状 況 等 収 集 伝 達 対 策 (エ) 避 難 所 運 営 において 必 要 となる 情 報 の 連 絡 ( 柏 崎 市 災 害 応 急 対 策 実 施 要 綱 第 7 号 様 式 ) 市 民 生 活 部 救 助 班 が 調 査 報 告 及 び 産 業 振 興 部 商 工 班 との 連 携 の 際 に 使 用 する (オ) 被 災 者 の 報 告 ( 柏 崎 市 災 害 応 急 対 策 実 施 要 綱 第 11 号 様 式 ) 財 務 部 被 害 調 査 班 が 作 成 報 告 する (4) 情 報 収 集 のための 措 置 危 機 管 理 監 は 市 民 の 生 命 身 体 及 び 財 産 に 被 害 が 及 んだときは 財 務 部 被 害 調 査 班 長 を 実 施 責 任 者 とする 調 査 班 を 組 織 し 世 帯 別 被 害 状 況 の 調 査 及 び 整 理 に 従 事 させるものとする (5) 被 害 認 定 基 準 等 財 務 部 被 害 調 査 班 は 被 害 状 況 等 の 情 報 収 集 を 行 い 被 害 認 定 調 査 実 施 に 向 けた 体 制 を 整 え 総 合 企 画 部 広 報 報 道 班 と 連 携 を 図 りながら 被 災 者 等 への 被 害 認 定 調 査 実 施 の 周 知 を 図 ることとする また 被 害 の 認 定 調 査 は 次 の 基 準 に 基 づき 迅 速 かつ 的 確 に 行 い 被 災 者 に 対 する 義 援 金 の 支 給 あるいは 被 災 者 生 活 再 建 支 援 法 の 適 用 や 支 援 金 の 支 給 の 判 断 材 料 となる 重 要 な 証 明 書 であるり 災 証 明 書 の 発 行 に 努 めるとともに 市 民 に 対 して 各 種 支 援 や 減 免 に 関 する 情 報 提 供 を 行 うこととする 次 の 基 準 に 基 づき 被 害 の 認 定 を 行 うこととする ア 柏 崎 市 地 域 防 災 計 画 ( 資 料 編 )- 柏 崎 市 災 害 応 急 対 策 実 施 要 綱 別 表 第 4( 被 害 種 別 認 定 基 準 ) イ 災 害 に 係 る 住 家 の 被 害 認 定 基 準 運 用 指 針 ( 内 閣 府 ) 参 考 < 災 害 の 被 害 認 定 基 準 について> 災 害 の 被 害 認 定 基 準 について 平 成 13 年 6 月 28 日 付 で 府 政 防 第 518 号 内 閣 府 政 策 統 括 官 ( 防 災 担 当 ) 通 知 < 大 規 模 半 壊 について> 被 災 者 生 活 再 建 支 援 法 の 一 部 を 改 正 する 政 令 の 施 行 について 平 成 22 年 9 月 3 日 付 け 府 政 防 第 6 08 号 内 閣 府 政 策 統 括 官 ( 防 災 担 当 ) 通 知 < 災 害 に 係 る 住 家 の 被 害 認 定 基 準 運 用 指 針 ( 平 成 25 年 5 月 改 定 )> 第 1 編 地 震 による 被 害 第 2 編 水 害 による 被 害 第 3 編 風 害 による 被 害 < 浸 水 等 による 住 宅 被 害 の 認 定 について> 浸 水 等 による 住 宅 被 害 の 認 定 について 平 成 16 年 10 月 28 日 付 府 政 防 第 842 号 内 閣 府 政 策 統 括 官 ( 防 災 担 当 ) 通 知 - 166 -

別 表 1 火 災 災 害 等 区 分 即 報 基 準 災 害 即 報 個 別 基 準 一 般 基 準 災 害 地 震 津 波 風 水 害 雪 害 災 害 救 助 法 の 適 用 基 準 に 合 致 するもの 第 1 編 第 3 章 第 5 節 被 災 状 況 等 収 集 伝 達 対 策 都 道 府 県 又 は 市 町 村 が 災 害 対 策 本 部 を 設 置 したもの 災 害 が2 都 道 府 県 以 上 にまたがるもので1の 都 道 府 県 における 被 害 は 軽 微 であっても 全 国 的 に 見 た 場 合 に 同 一 災 害 で 大 きな 被 害 を 生 じているもの 地 震 が 発 生 し 当 該 都 道 府 県 又 は 市 町 村 の 区 域 内 で 震 度 4 以 上 を 記 録 した もの 津 波 により 人 的 被 害 又 は 住 家 被 害 を 生 じたもの 崖 崩 れ 地 すべり 土 石 流 等 により 人 的 被 害 又 は 住 家 被 害 を 生 じたもの 河 川 の 溢 水 堤 防 の 決 壊 又 は 高 潮 等 により 人 的 被 害 又 は 住 家 被 害 を 生 じ たもの 強 風 竜 巻 などの 突 風 等 により 人 的 被 害 又 は 住 家 被 害 を 生 じたもの 雪 崩 等 により 人 的 被 害 又 は 住 家 被 害 を 生 じたもの 道 路 の 凍 結 又 は 雪 崩 等 により 孤 立 集 落 を 生 じたもの 火 災 等 即 報 火 山 災 害 社 会 的 影 響 基 準 個 別 基 準 一 般 基 準 火 災 建 物 火 災 林 野 火 災 交 通 機 関 の 火 災 そ の 他 臨 時 火 山 情 報 が 発 表 され 登 山 規 制 又 は 通 行 規 制 等 を 行 ったもの 火 山 の 噴 火 により 人 的 被 害 又 は 住 家 被 害 を 生 じたもの 一 般 基 準 個 別 基 準 に 該 当 しない 災 害 であっても 報 道 機 関 に 取 り 上 げら れる 等 社 会 的 影 響 度 が 高 いと 認 められる 場 合 には 報 告 すること 死 者 が3 人 以 上 生 じたもの 死 者 及 び 負 傷 者 の 合 計 が10 人 以 上 生 じたもの 一 般 基 準 に 該 当 しない 場 合 であっても 次 の 個 別 基 準 に 該 当 する 場 合 は 報 告 対 象 となる 特 定 防 火 対 象 物 で 死 者 の 発 生 した 火 災 高 層 建 築 物 11 階 以 上 の 階 地 下 街 又 は 準 地 下 街 において 発 生 した 火 災 で 利 用 者 等 が 避 難 したもの 大 使 館 領 事 館 国 指 定 重 要 文 化 財 又 は 特 定 違 反 対 象 物 の 火 災 建 物 焼 損 延 べ3,000m2 以 上 と 推 定 される 火 災 損 害 額 1 億 円 以 上 と 推 定 される 火 災 焼 損 面 積 が10ha 以 上 と 推 定 されるもの 空 中 消 火 を 要 請 したもの 住 家 等 へ 延 焼 するおそれがある 等 社 会 的 に 影 響 度 が 高 いもの 交 通 機 関 の 火 災 船 舶 航 空 機 列 車 自 動 車 の 火 災 で 次 に 掲 げるもの 航 空 機 火 災 タンカー 火 災 の 他 社 会 的 影 響 度 が 高 い 船 舶 火 災 トンネル 内 車 両 火 災 列 車 火 災 消 火 活 動 を 著 しく 妨 げる 毒 性 ガスの 放 出 を 伴 う 火 災 など 特 殊 な 原 因 による 火 災 特 殊 な 態 様 の 火 災 等 消 防 上 特 に 参 考 となるもの - 167 -

火 災 災 害 等 区 分 即 報 基 準 火 災 等 即 報 個 別 基 準 危 険 物 等 に 係 る 事 故 第 1 編 第 3 章 第 5 節 被 災 状 況 等 収 集 伝 達 対 策 危 険 物 高 圧 ガス 可 燃 性 ガス 毒 物 劇 物 火 薬 類 ( 以 下 危 険 物 等 という )を 貯 蔵 し 又 は 取 り 扱 う 施 設 及 び 危 険 物 等 の 運 搬 に 係 る 事 故 で 次 に 掲 げるもの 死 者 ( 交 通 事 故 によるものを 除 く ) 又 は 行 方 不 明 者 が 発 生 したもの 負 傷 者 が5 人 以 上 発 生 したもの 周 辺 地 域 の 住 民 等 が 避 難 行 動 を 起 こしたもの 又 は 爆 発 により 周 辺 の 建 物 等 に 被 害 を 及 ぼしたもの 500kl 以 上 のタンクの 火 災 爆 発 又 は 漏 えい 事 故 海 上 河 川 への 危 険 物 等 流 出 事 故 高 速 道 路 上 等 におけるタンクローリーの 事 故 に 伴 う 火 災 危 険 物 等 の 漏 えい 事 故 一 般 基 準 個 別 基 準 に 該 当 しない 火 災 事 故 であっても 報 道 機 関 に 取 り 上 社 会 的 影 響 基 準 げられる 等 社 会 的 影 響 度 が 高 いと 認 められる 場 合 には 報 告 すること 死 者 5 人 以 上 の 救 急 事 故 死 者 及 び 負 傷 者 の 合 計 が15 人 以 上 の 救 急 事 故 要 救 助 者 が5 人 以 上 の 救 助 事 故 覚 知 から 救 助 完 了 までの 所 要 時 間 が5 時 間 以 上 を 要 した 救 助 事 故 救 急 救 助 事 故 即 その 他 報 道 機 関 に 取 り 上 げられる 等 社 会 的 影 響 度 が 高 い 救 急 救 助 事 故 報 ( 社 会 的 影 響 度 が 高 いことが 判 明 した 時 点 での 報 告 を 含 む ) ( 例 ) 列 車 航 空 機 船 舶 に 係 る 救 急 救 助 事 故 バスの 転 落 による 救 急 救 助 事 故 ハイジャック 及 びテロ 等 による 救 急 救 助 事 故 消 防 ヘリコプター 消 防 用 自 動 車 等 に 係 る 救 急 救 助 事 故 不 特 定 又 は 多 数 の 者 が 利 用 する 建 築 物 及 び 遊 技 施 設 における 設 備 等 にお けて 発 生 した 救 急 救 助 事 故 全 国 的 に 流 通 している 食 品 の 摂 取 又 は 製 品 の 利 用 による 事 故 で 他 の 地 域 において 同 様 の 事 案 が 発 生 する 可 能 性 があり 消 費 者 安 全 の 観 点 から 把 握 されるべき 救 急 救 助 事 故 原 子 力 災 害 等 即 報 原 子 力 施 設 において 爆 発 又 は 火 災 の 発 生 したもの 及 び 放 射 性 物 質 又 は 放 射 線 の 漏 えいがあったもの 放 射 性 物 質 を 輸 送 する 車 両 において 火 災 の 発 生 したもの 及 び 核 燃 料 物 質 等 の 運 搬 中 に 事 故 が 発 生 した 旨 原 子 力 事 業 者 等 から 消 防 機 関 に 通 報 があ ったもの 原 子 力 災 害 対 策 特 別 措 置 法 ( 平 成 11 年 法 律 第 156 号 ) 第 10 条 の 規 定 により 原 子 力 事 業 者 から 基 準 以 上 の 放 射 線 が 検 出 される 等 の 事 象 の 通 報 が 市 町 村 長 にあったもの 放 射 性 同 位 元 素 等 取 扱 事 業 所 に 係 る 火 災 であって 放 射 性 同 位 元 素 又 は 放 射 線 の 漏 えいがあったもの - 168 -

別 表 2 火 災 等 即 報 第 1 編 第 3 章 第 5 節 被 災 状 況 等 収 集 伝 達 対 策 区 分 即 報 基 準 交 通 機 関 の 別 表 1 交 通 機 関 の 火 災 のとおり 火 災 危 険 物 等 に 死 者 ( 交 通 事 故 によるものを 除 く ) 又 は 行 方 不 明 者 が 発 生 したもの 係 る 事 故 負 傷 者 が5 人 以 上 発 生 したもの 危 険 物 等 を 貯 蔵 し 又 は 取 り 扱 う 施 設 の 火 災 爆 発 事 故 で 当 該 工 場 等 の 施 設 内 又 は 周 辺 で500m2 程 度 以 上 の 区 域 に 影 響 を 与 えたもの 危 険 物 等 を 貯 蔵 し 又 は 取 り 扱 う 施 設 からの 危 険 物 等 の 漏 えい 事 故 で 次 に 該 当 するもの 海 上 河 川 へ 危 険 物 等 が 流 出 し 防 除 回 収 等 の 活 動 を 要 するもの 500kl 以 上 のタンクからの 危 険 物 等 の 漏 えい 等 市 街 地 又 は 高 速 道 路 上 等 におけるタンクローリーの 事 故 に 伴 う 漏 えいで 付 近 住 民 の 避 難 道 路 の 全 面 通 行 禁 止 等 の 措 置 を 要 するもの 市 街 地 又 は 高 速 道 路 上 において 発 生 したタンクローリーの 火 災 救 急 救 助 事 故 即 報 災 害 即 報 死 者 及 び 負 傷 者 の 合 計 が15 人 以 上 発 生 した 救 急 救 助 事 故 で 次 に 掲 げる もの 列 車 航 空 機 船 舶 の 衝 突 転 覆 等 による 救 急 救 助 事 故 バスの 転 落 等 による 救 急 救 助 事 故 ハイジャック 及 びテロ 等 による 救 急 救 助 事 故 映 画 館 百 貨 店 駅 構 内 等 不 特 定 多 数 の 者 が 集 まる 場 所 における 救 急 救 助 事 故 その 他 報 道 機 関 に 取 り 上 げられる 等 社 会 的 影 響 度 が 高 いもの 被 害 の 有 無 を 問 わず 市 の 区 域 内 で 震 度 5 強 以 上 を 記 録 したもの - 169 -

第 1 編 第 3 章 第 6 節 広 報 対 策 第 6 節 広 報 対 策 市 県 防 災 関 係 機 関 報 道 機 関 等 は 被 害 の 拡 大 を 防 ぎ 市 民 等 の 安 全 を 確 保 するため 相 互 に 協 力 して 多 様 な 広 報 手 段 を 活 用 し 被 災 地 へ 正 確 な 情 報 を 迅 速 かつ 的 確 に 伝 達 し 被 災 者 の 立 場 に 立 った 効 率 的 な 広 報 広 聴 活 動 等 を 行 う 1 実 施 担 当 部 及 び 班 市 における 実 施 担 当 部 及 び 班 は 次 のとおりとする 部 班 担 当 内 容 危 機 管 理 部 総 合 企 画 部 財 務 部 総 合 調 整 班 地 震 情 報 津 波 情 報 及 び 気 象 情 報 の 授 受 伝 達 に 関 するこ と 避 難 の 勧 告 指 示 又 は 解 除 に 関 すること 防 災 行 政 無 線 施 設 及 び 非 常 通 信 施 設 の 機 能 確 保 操 作 及 び 広 報 に 関 すること 臨 時 災 害 放 送 局 の 設 置 及 び 廃 止 に 関 すること 情 報 交 通 班 災 害 時 における 電 算 処 理 システムの 機 能 確 保 に 関 するこ と 広 報 報 道 班 災 害 情 報 ( 応 急 対 策 の 内 容 民 心 安 定 のための 情 報 避 難 の 勧 告 等 )の 広 報 に 関 すること 災 害 情 報 を 電 算 システムにより 各 課 に 周 知 すること 災 害 情 報 をホームページに 掲 載 すること ソーシャルメディア 緊 急 速 報 エリアメール 等 の 発 信 操 作 に 関 すること 記 者 発 表 資 料 提 供 等 報 道 機 関 への 対 応 に 関 すること 報 道 要 請 その 他 報 道 機 関 との 連 絡 に 関 すること 車 両 輸 送 班 人 員 及 び 物 資 の 輸 送 用 車 両 の 配 置 調 達 及 び 運 転 に 関 する こと 市 民 生 活 部 総 務 班 コミュニティ 町 内 会 等 との 連 絡 調 整 に 関 すること 消 防 部 消 防 班 市 民 等 に 対 する 広 報 活 動 に 関 すること 高 柳 町 事 務 所 部 総 務 班 町 内 会 との 連 絡 調 整 に 関 すること 西 山 町 事 務 所 部 総 務 班 町 内 会 との 連 絡 調 整 に 関 すること (1) 地 震 発 生 時 の 広 報 活 動 の 目 的 ア 流 言 飛 語 等 による 社 会 的 混 乱 を 防 止 する イ 被 災 者 や 関 係 者 の 避 難 救 援 行 動 のための 適 切 な 判 断 を 助 ける ウ 災 害 に 対 する 社 会 的 な 関 心 を 喚 起 し 救 援 活 動 や 復 興 事 業 に 対 する 社 会 的 な 協 力 を 得 や すくする (2) 広 報 活 動 の 対 象 - 170 -

ア 被 災 地 の 住 民 及 び 滞 在 者 (= 直 接 的 な 被 災 者 ) イ 被 災 地 外 の 被 災 地 関 係 者 (= 間 接 的 な 被 災 者 ) ウ 直 接 災 害 とは 関 係 のない 者 (3) 広 聴 活 動 の 展 開 第 1 編 第 3 章 第 6 節 広 報 対 策 被 災 者 等 の 意 見 要 望 を 積 極 的 に 取 り 入 れ 災 害 応 急 対 策 や 復 旧 活 動 に 反 映 させるため 様 々 な 手 段 を 使 って 広 聴 活 動 を 展 開 する 2 広 報 活 動 (1) 広 報 すべき 情 報 の 整 理 及 び 検 討 総 合 企 画 部 広 報 報 道 班 長 は 災 害 及 び 防 災 対 策 に 係 る 情 報 等 を 整 理 し 広 報 手 段 別 の 広 報 内 容 を 検 討 する (2) 主 な 広 報 事 項 ア 地 震 発 生 直 後 ( 地 震 発 生 後 概 ね3~4 時 間 以 内 ) (ア) 地 震 の 震 度 (イ) 津 波 予 警 報 の 発 令 ( 大 津 波 警 報 発 令 時 は 避 難 の 呼 びかけ) (ウ) 原 子 力 発 電 所 の 状 況 (エ) 避 難 勧 告 避 難 指 示 (オ) 避 難 所 開 設 の 呼 びかけに 関 すること (カ) 救 助 救 出 活 動 要 配 慮 者 支 援 の 呼 びかけに 関 すること (キ)その 他 民 心 安 定 のための 情 報 イ 災 害 応 急 対 策 初 動 期 ( 地 震 発 生 後 概 ね2 日 以 内 ) (ア) 地 域 災 害 発 生 状 況 (イ) 地 震 津 波 に 関 する 情 報 (ウ) 災 害 応 急 対 策 の 状 況 (エ) 地 域 住 民 のとるべき 措 置 ( 不 安 防 止 パニック 防 止 ) (オ) 災 害 対 策 本 部 の 設 置 (カ) 医 療 救 護 衛 生 健 康 に 関 する 情 報 (キ) 給 水 炊 き 出 し 物 資 配 給 の 実 施 (ク) 水 道 電 気 電 話 ガス 等 のライフライン 施 設 の 復 旧 状 況 (ケ) 市 民 の 安 否 に 関 する 情 報 (コ) 道 路 交 通 状 況 (サ) 交 通 機 関 の 運 行 状 況 (シ) 医 療 機 関 の 状 況 (ス) 民 心 の 安 定 及 び 社 会 秩 序 維 持 のため 必 要 な 事 項 (セ)その 他 被 災 市 民 の 避 難 行 動 や 生 活 に 密 接 な 関 係 がある 情 報 ウ 災 害 応 急 対 策 本 格 稼 働 期 ( 地 震 発 生 後 概 ね3 日 目 以 降 ) (ア) 消 毒 衛 生 医 療 救 護 健 康 (こころのケアを 含 む)に 関 する 情 報 (イ) 小 中 学 校 の 授 業 再 開 予 定 - 171 -

(ウ) 仮 設 住 宅 への 入 居 (エ) 生 活 再 建 仮 設 住 宅 復 旧 復 興 計 画 に 関 する 情 報 (オ)その 他 イに 掲 げる 必 要 な 情 報 エ 復 旧 対 策 期 (ア)り 災 証 明 書 の 発 行 (イ) 生 活 再 建 資 金 の 貸 し 付 け (ウ) 災 害 廃 棄 物 の 処 理 方 法 及 び 費 用 負 担 等 (エ)その 他 生 活 再 建 に 関 する 情 報 第 1 編 第 3 章 第 6 節 広 報 対 策 3 広 報 の 手 段 (1) 防 災 行 政 無 線 固 定 系 による 広 報 災 害 の 発 生 した 区 域 の 大 小 にかかわらず 実 施 するものとし あらかじめ 用 意 した 広 報 文 例 に 従 い 簡 潔 な 広 報 に 努 める (2) 全 国 瞬 時 警 報 システム(J-ALERT)による 広 報 消 防 庁 から 送 信 される 対 処 について 時 間 的 余 裕 がない 緊 急 情 報 のうち 震 度 4 以 上 でかつ 揺 れが 到 達 するまでに15 秒 以 上 の 猶 予 時 間 がある 場 合 のものについて 防 災 行 政 無 線 を 通 じて 伝 達 する (3) 電 話 (フリーダイヤル) 及 び 防 災 メールによる 災 害 情 報 の 提 供 (1)の 防 災 行 政 無 線 による 広 報 内 容 を 補 完 し 又 は 災 害 情 報 を 伝 達 するため 防 災 メー ルによる 文 字 情 報 電 話 (フリーダイヤル0120-499-399)による 音 声 情 報 の 提 供 を 行 うこととしているので この 情 報 提 供 サービスを 積 極 的 に 活 用 し 災 害 情 報 の 伝 達 に 努 める (4) 市 ホームページよる 災 害 情 報 の 提 供 総 合 企 画 部 広 報 班 長 は 市 ホームページ 及 び 連 動 して 配 信 される 防 災 情 報 メールにより 災 害 情 報 の 提 供 に 努 める なお 防 災 情 報 メールについては 提 供 する 時 間 帯 等 に 配 慮 することとする (5)BSNデータ 放 送 による 災 害 情 報 の 提 供 (1)の 防 災 行 政 無 線 による 広 報 内 容 を 補 完 し 又 は 災 害 情 報 を 伝 達 するため テレビ 上 の 文 字 情 報 として 伝 達 する (6)エリアメール(NTTドコモ) 及 び 緊 急 速 報 メール(KDDI 及 びsoftbank)に よる 災 害 情 報 の 提 供 (1)の 防 災 行 政 無 線 により 放 送 した 災 害 情 報 のうち 避 難 勧 告 等 の 情 報 について 携 帯 通 信 三 社 が 提 供 するサービスを 利 用 し 市 域 の 住 民 が 使 用 する 携 帯 電 話 に 対 する 文 字 情 報 と して 伝 達 する (7) 広 報 車 による 広 報 災 害 が 広 域 に 及 ばない 場 合 の 補 助 的 手 段 として 特 に 災 害 の 危 険 に 切 迫 した 地 域 に 確 実 に 情 報 を 伝 えるため 実 施 する 車 両 の 確 保 については 財 務 部 車 両 輸 送 班 長 の 協 力 を 得 て 広 報 車 を 用 いて 実 施 するが やむを 得 ない 場 合 には 一 般 車 両 を 用 いてハンドマイクから 広 報 - 172 -

を 実 施 する (8)ラジオ テレビを 通 じた 広 報 第 1 編 第 3 章 第 6 節 広 報 対 策 総 合 企 画 部 広 報 報 道 班 長 は 災 害 時 における 緊 急 放 送 に 関 する 協 定 に 基 づき( 株 ) 柏 崎 コミュニティ 放 送 ( 以 下 FMピッカラ という )に 放 送 を 要 請 し FMピッカラを 通 じて 災 害 情 報 等 を 広 報 する ラジオを 通 じた 広 報 は 同 報 性 耐 災 害 性 に 優 れ 複 雑 な 内 容 の 情 報 伝 達 が 期 待 できる 一 方 テレビを 通 じた 広 報 は 耐 災 害 性 ではラジオに 劣 るものの ラジオ 以 上 に 複 雑 な 情 報 の 伝 達 が 期 待 される したがって 総 合 企 画 部 広 報 報 道 班 長 は これらの 積 極 的 な 利 用 の ため 新 潟 県 総 合 防 災 情 報 システム 及 び 災 害 情 報 共 有 システム(Lアラート)による 情 報 伝 達 者 ( 放 送 事 業 者 等 )への 情 報 提 供 を 行 うほか 必 要 に 応 じてNHK 新 潟 放 送 局 及 び 民 間 放 送 各 社 に 報 道 要 請 する なお 報 道 要 請 は 原 則 として 知 事 を 通 じて 放 送 申 込 書 に 必 要 事 項 を 記 入 の 上 行 う ただ し 緊 急 やむを 得 ない 場 合 は 電 話 又 は 口 頭 により 行 う < 各 放 送 機 関 の 連 絡 先 > 機 関 名 所 在 地 電 話 ( 代 表 ) 電 話 ( 緊 急 時 ) FAX 責 任 者 NHK 新 潟 市 中 央 区 川 岸 町 1-49 025-230-1616 025-265-1141 025-265-1145 放 送 部 長 BSN 新 潟 市 中 央 区 川 岸 町 3-18 025-267-4111 025-267-3469 025-267-4410 報 道 担 当 部 長 NST 新 潟 市 中 央 区 八 千 代 2-3-1 025-245-8181 025-249-8900 025-249-8881 報 道 制 作 部 長 TeNY 新 潟 市 中 央 区 新 光 町 1-11 025-283-1111 025-283-8152 025-283-8159 報 道 部 長 UX 新 潟 市 中 央 区 下 大 川 前 通 六 ノ 町 2230-19 025-223-0021 025-223-7009 025-223-8628 報 道 ク ルーフ 長 FM 新 潟 新 潟 市 中 央 区 幸 西 4-3-5 025-246-2311 025-246-2314 025-245-3399 放 送 事 業 本 部 長 FMPORT 新 潟 市 中 央 区 万 代 2-1-1 025-240-0079 025-240-0211 025-246-5185 編 成 制 作 部 長 災 害 時 における 緊 急 放 送 に 関 する 協 定 を 締 結 している 報 道 機 関 機 関 名 所 在 地 電 話 ( 代 表 ) 電 話 ( 緊 急 時 ) FAX 責 任 者 FM ヒ ッカラ ( 柏 崎 コミュ ニティ 放 送 ) 柏 崎 市 東 本 町 1-12-25 0257-21-3911 同 左 0257-21-3181 局 長 - 173 -

災 害 時 のFMピッカラ( 柏 崎 コミュニティ 放 送 )の 体 制 第 1 編 第 3 章 第 6 節 広 報 対 策 内 容 1 情 報 収 集 (1) 市 に 設 置 される 災 害 対 策 本 部 からの 情 報 収 集 (2) 警 察 消 防 その 他 防 災 関 係 機 関 からの 情 報 収 集 2 放 送 体 制 FMピッカラ 災 害 対 策 時 作 業 要 領 に 基 づき 緊 急 報 道 体 制 を 取 って 放 送 を 行 う 3 番 組 編 成 災 害 発 生 とともに その 状 況 に 応 じて 特 別 編 成 に 切 り 替 え 正 確 な 情 報 伝 達 に 努 める (9)その 他 の 伝 達 手 段 ア 広 報 紙 チラシの 掲 示 配 布 イ 避 難 所 への 広 報 チームの 派 遣 ウ 総 合 案 内 所 相 談 所 の 開 設 4 報 道 機 関 への 発 表 報 道 機 関 に 対 しては 庁 舎 内 に 設 ける 臨 時 記 者 会 見 室 において 副 本 部 長 が 災 害 に 関 する 情 報 等 を 発 表 する < 市 内 各 新 聞 社 の 連 絡 先 > 種 別 会 社 名 所 在 地 電 話 FAX 新 聞 社 朝 日 新 聞 柏 崎 通 信 局 読 売 新 聞 柏 崎 通 信 部 毎 日 新 聞 社 柏 崎 通 信 部 新 潟 日 報 柏 崎 支 局 柏 崎 日 報 社 柏 新 時 報 社 南 光 町 3-10 四 谷 一 丁 目 4-14 豊 町 1-26 四 谷 二 丁 目 1-38 西 本 町 一 丁 目 6-1 西 本 町 一 丁 目 8-17 22-2665 22-2644 21-5900 23-4177 22-3121 22-2232 24-6032 22-3424 21-5700 23-4199 22-7150 24-3613 5 要 配 慮 者 等 に 対 する 配 慮 (1) 視 覚 聴 覚 障 害 者 にも 情 報 が 十 分 に 伝 わるよう 掲 示 と 音 声 の 組 み 合 わせ 文 字 放 送 テレビ の 設 置 手 話 通 訳 者 や 誘 導 員 を 配 置 する 等 の 措 置 を 講 じる (2) 外 国 人 の 被 災 者 のために 多 言 語 対 応 による 市 ホームページでの 情 報 提 供 のほか 通 訳 の 配 置 等 を 検 討 する (3) 避 難 所 の 避 難 者 のためにチラシ 等 を 利 用 して 情 報 伝 達 に 努 める (4) 被 災 地 から 一 時 的 に 退 去 した 被 災 者 にも 生 活 再 建 復 興 計 画 等 に 関 する 情 報 が 十 分 に 伝 わるよう 情 報 伝 達 経 路 の 確 保 に 努 める (5) 自 主 防 災 組 織 や 地 域 住 民 等 は 地 域 の 要 配 慮 者 に 災 害 に 関 する 情 報 を 伝 達 する (6) 企 業 事 業 所 学 校 等 は 観 光 客 通 勤 通 学 者 等 に 対 し 適 切 な 対 応 がとれるよう 災 害 時 に 関 する 情 報 を 伝 達 する - 174 -

第 1 編 第 3 章 第 6 節 広 報 対 策 6 広 聴 活 動 市 民 生 活 部 総 務 班 は 地 区 コミュニティ 町 内 会 等 と 連 絡 調 整 を 図 り また 関 係 各 班 長 は 被 災 者 からの 相 談 要 望 苦 情 等 を 受 け 付 け 適 切 な 措 置 を 行 うとともに 災 害 応 急 対 策 や 復 旧 復 興 計 画 に 対 する 提 言 意 見 等 を 広 く 被 災 地 内 外 に 求 め 災 害 対 応 の 参 考 とする 広 聴 活 動 ア 地 域 コミュニティ 町 内 会 自 主 防 災 組 織 等 からの 相 談 要 望 等 の 受 け 付 け イ 被 災 者 からの 相 談 要 望 等 の 受 け 付 け ウ 被 災 者 のための 相 談 所 の 設 置 7 住 民 等 からの 問 い 合 わせに 対 する 対 応 市 は 被 災 者 の 安 否 について 住 民 等 から 照 会 があったときは 被 災 者 等 の 権 利 利 益 を 不 当 に 侵 害 することのないよう 配 慮 しつつ 消 防 救 助 等 人 命 に 関 わるような 災 害 発 生 直 後 の 緊 急 性 の 高 い 応 急 措 置 に 支 障 を 及 ぼさない 範 囲 で 可 能 な 限 り 安 否 情 報 を 回 答 するよう 努 める この 場 合 において 市 は 安 否 情 報 の 適 切 な 提 供 のために 必 要 と 認 めるときは 関 係 地 方 公 共 団 体 消 防 機 関 県 警 察 等 と 協 力 して 被 災 者 に 関 する 情 報 の 収 集 に 努 める なお 被 災 者 の 中 に 配 偶 者 からの 暴 力 等 を 受 け 加 害 者 から 追 跡 されて 危 害 を 受 ける 恐 れがある 者 等 が 含 まれる 場 合 は その 加 害 者 等 に 居 所 が 知 られることのないよう 当 該 被 災 者 の 個 人 情 報 の 管 理 を 徹 底 するよ う 努 める - 175 -

第 1 編 第 3 章 第 7 節 避 難 及 び 避 難 所 対 策 第 7 節 避 難 及 び 避 難 所 対 策 地 震 災 害 時 は 津 波 建 物 倒 壊 火 災 土 砂 崩 れ 等 の 二 次 災 害 を 及 ぼすおそれがあることから 住 民 等 は 緊 急 地 震 速 報 等 に 基 づき 自 らの 判 断 で 地 震 の 第 一 撃 から 身 を 守 り 危 険 な 建 物 場 所 か ら 避 難 する このため 市 は 防 災 関 係 機 関 との 相 互 連 携 を 強 化 し 迅 速 な 住 民 避 難 及 び 円 滑 な 避 難 所 運 営 に ついて 次 のとおり 定 める 1 実 施 担 当 機 関 (1) 市 長 災 害 対 策 基 本 法 第 60 条 に 基 づき 次 の 場 合 に 該 当 するときは 必 要 と 認 める 危 険 地 域 の 居 住 者 等 に 対 し 避 難 勧 告 又 は 指 示 をするとともに その 避 難 先 の 指 示 をする ア 災 害 が 発 生 している 場 合 イ 避 難 の 必 要 が 予 想 される 場 合 ウ 上 記 のほか 災 害 の 拡 大 を 防 止 するため 特 に 必 要 があると 認 める 場 合 市 における 担 当 部 及 び 班 は 次 のとおりとする 部 班 担 当 内 容 危 機 管 理 部 市 民 生 活 部 総 合 企 画 部 総 合 調 整 班 総 務 班 救 助 班 情 報 交 通 班 広 報 報 道 班 避 難 の 勧 告 指 示 又 は 解 除 に 関 すること 県 に 対 する 各 種 報 告 に 関 すること 災 害 情 報 の 収 集 に 関 すること 防 災 行 政 無 線 の 施 設 機 能 確 保 及 び 操 作 並 びに 広 報 に 関 す ること 臨 時 災 害 放 送 局 の 設 置 及 び 廃 止 に 関 すること コミュニティ 町 内 会 等 との 連 絡 調 整 に 関 すること 避 難 所 等 支 援 者 の 調 整 に 関 すること 避 難 所 の 設 営 及 び 被 災 者 の 収 容 に 関 すること 避 難 者 台 帳 の 作 成 及 び 管 理 に 関 すること 避 難 者 の 相 談 業 務 に 関 すること 避 難 者 への 食 糧 及 び 物 資 の 支 給 に 関 すること 避 難 の 誘 導 に 関 すること 電 話 等 の 通 信 状 況 及 び 電 力 の 供 給 状 況 に 関 すること 鉄 道 バス 等 の 運 行 状 況 に 関 すること 災 害 情 報 ( 応 急 対 策 の 内 容 民 心 安 定 のための 情 報 避 難 の 勧 告 等 )の 広 報 に 関 すること 福 祉 保 健 部 福 祉 班 避 難 所 の 設 営 及 び 被 災 者 の 収 容 の 協 力 に 関 すること 要 配 慮 者 支 援 班 要 配 慮 者 の 避 難 支 援 等 に 関 すること 福 祉 避 難 室 及 び 福 祉 避 難 所 の 設 営 に 関 すること 文 教 部 社 会 教 育 班 社 会 教 育 施 設 及 び 体 育 施 設 に 係 る 避 難 所 の 設 営 及 び 被 災 者 の 収 容 の 協 力 に 関 すること - 176 -

部 班 担 当 内 容 第 1 編 第 3 章 第 7 節 避 難 及 び 避 難 所 対 策 消 防 部 高 柳 町 事 務 所 部 西 山 町 事 務 所 部 学 校 教 育 班 総 務 班 消 防 班 総 務 班 総 務 班 学 校 に 係 る 避 難 所 の 設 営 及 び 被 災 者 の 収 容 の 協 力 に 関 す ること 消 防 団 員 の 出 動 に 関 すること 市 民 等 の 避 難 誘 導 に 関 すること 避 難 者 への 食 糧 及 び 物 資 の 受 入 に 関 すること 関 係 機 関 等 との 連 絡 調 整 に 関 すること 要 配 慮 者 の 避 難 支 援 等 に 関 すること 避 難 者 への 食 糧 及 び 物 資 の 受 入 に 関 すること 関 係 機 関 等 との 連 絡 調 整 に 関 すること 要 配 慮 者 の 避 難 支 援 等 に 関 すること (2) 警 察 官 災 害 対 策 基 本 法 第 61 条 及 び 警 察 官 職 務 執 行 法 第 4 条 に 基 づき 市 長 が 避 難 の 勧 告 及 び 指 示 をするいとまがないとき 又 は 市 長 から 要 求 があったとき 危 険 地 域 の 居 住 者 等 に 対 し 避 難 のための 立 ち 退 きの 指 示 をする (3) 知 事 知 事 の 命 を 受 けた 県 職 員 又 は 水 防 管 理 者 地 すべり 等 防 止 法 第 25 条 及 び 水 防 法 第 29 条 に 基 づき 地 すべりにより 著 しい 危 険 があ ると 認 められるとき 又 は 洪 水 により 著 しい 危 険 があると 認 められるとき 居 住 者 等 に 対 し 立 ち 退 きの 指 示 をする (4) 自 衛 官 災 害 派 遣 を 命 じられた 部 隊 等 の 自 衛 官 は 自 衛 隊 法 第 94 条 に 基 づき 災 害 の 状 況 により 特 に 急 を 要 する 場 合 で 警 察 官 がその 現 場 にいないときに 限 り 危 険 を 受 けるおそれのある 者 に 避 難 のため 立 ち 退 きの 指 示 をする 2 市 民 等 の 自 主 的 な 避 難 (1) 自 主 的 避 難 の 開 始 市 民 等 は 危 険 の 切 迫 又 は 現 実 の 被 災 により 自 主 的 に 避 難 する 場 合 は 近 隣 市 民 にも 状 況 を 伝 達 するとともに 市 へ 避 難 先 避 難 人 数 等 を 連 絡 するものとする また できるだけ 隣 近 所 でまとまって 行 動 し 高 齢 者 等 の 要 配 慮 者 の 安 全 の 確 保 と 避 難 時 の 介 助 等 を 心 がけるも のとする 避 難 時 の 周 囲 の 状 況 などから 指 定 緊 急 避 難 場 所 へ 移 動 することが 危 険 を 伴 う 場 合 等 やむ を 得 ないと 判 断 した 場 合 は 近 隣 の 緊 急 的 な 避 難 場 所 への 移 動 又 は 屋 内 での 待 避 を 行 う (2) 市 による 支 援 措 置 市 は 市 民 が 自 主 避 難 を 開 始 した 場 合 は 必 要 により 職 員 等 を 派 遣 し 避 難 行 動 の 支 援 避 難 所 予 定 施 設 の 開 放 等 の 措 置 を 行 う 市 民 が 親 類 や 知 人 宅 等 に 避 難 した 場 合 は 避 難 者 の 希 望 を 調 査 し 必 要 に 応 じて 公 共 施 設 等 の 避 難 所 を 提 供 する 等 避 難 者 が 気 兼 ねなく 避 難 生 活 を 送 れるよう 配 慮 するものと する - 177 -

第 1 編 第 3 章 第 7 節 避 難 及 び 避 難 所 対 策 3 避 難 の 勧 告 及 び 指 示 の 基 準 避 難 のための 立 ち 退 きの 勧 告 及 び 指 示 の 基 準 は 原 則 として 次 のような 事 態 になったときに 発 令 する (1) 大 津 波 警 報 津 波 警 報 が 発 令 された 場 合 強 い 揺 れ( 震 度 4 以 上 )を 感 じたとき 又 は 弱 い 揺 れであっても 長 い 時 間 ゆっくりとした 揺 れを 感 じたとき (2) 地 震 火 災 の 拡 大 により 住 民 に 生 命 の 危 険 が 及 ぶと 認 められるとき (3) 地 すべり がけ 崩 れ 土 石 流 等 により 著 しい 危 険 が 切 迫 し 付 近 住 民 に 危 険 が 認 められる とき (4) 危 険 物 等 の 施 設 に 被 害 が 発 生 し 避 難 を 要 すると 判 断 されたとき (5) 有 毒 ガス 等 の 危 険 物 が 流 出 拡 大 し 又 はそのおそれがあり 避 難 を 要 すると 判 断 されたと き (6)その 他 市 民 の 生 命 又 は 身 体 を 災 害 から 保 護 するため 必 要 と 認 められるとき 4 避 難 の 勧 告 及 び 指 示 の 発 令 並 びに 警 戒 区 域 の 設 定 要 件 設 定 方 法 (1) 市 の 区 域 内 において 危 険 が 切 迫 した 場 合 市 長 は 本 部 員 会 議 に 諮 り 避 難 先 を 定 めて 避 難 の 勧 告 又 は 指 示 をする また 現 地 において 著 しい 危 険 が 切 迫 しており 警 察 官 が 緊 急 避 難 を 必 要 と 認 めるときは 直 接 市 民 に 避 難 等 の 措 置 をとる この 場 合 警 察 官 は 市 長 に 通 知 する (2) 災 害 が 発 生 し 又 は 発 生 しようとしている 場 合 において 人 の 生 命 又 は 身 体 に 対 する 危 険 を 防 止 するため 特 に 必 要 があると 認 めるときは 警 戒 区 域 を 設 定 し 災 害 応 急 対 策 に 従 事 する 者 以 外 の 者 に 対 して 当 該 区 域 への 立 入 りを 制 限 し 若 しくは 禁 止 し 又 は 当 該 区 域 から の 退 去 を 命 ずる ア 警 戒 区 域 設 定 の 権 限 警 戒 区 域 の 設 定 は 次 の 区 分 により 市 長 等 が 行 う 区 分 実 施 者 基 準 根 拠 法 令 災 害 時 の 一 般 的 な 警 戒 市 長 市 民 等 の 生 命 身 体 の 災 対 法 第 63 条 第 1 項 区 域 設 定 権 保 護 を 目 的 警 察 官 又 は 海 上 保 安 官 市 長 若 しくはその 委 任 災 対 法 第 63 条 第 2 項 を 受 けてその 職 権 を 行 う 吏 員 がいないとき 又 はこれらの 者 から 要 求 があった 場 合 自 衛 官 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けてその 職 権 を 行 う 吏 員 がいないとき 災 対 法 第 63 条 第 3 項 - 178 -

火 災 の 現 場 における 警 戒 区 域 設 定 権 水 災 を 除 く 他 の 災 害 の 現 場 における 警 戒 区 域 設 定 権 消 防 吏 員 又 は 消 防 団 員 消 防 活 動 関 係 者 以 外 の 警 察 官 イ 警 戒 区 域 設 定 の 実 施 方 法 者 を 現 場 から 排 除 し 消 防 活 動 の 便 宜 を 図 る 消 防 吏 員 又 は 消 防 団 員 が 火 災 の 現 場 にいない とき 又 はこれらの 者 から 要 求 があった 場 合 第 1 編 第 3 章 第 7 節 避 難 及 び 避 難 所 対 策 消 防 法 第 28 条 第 1 項 消 防 法 第 36 条 第 7 項 消 防 法 第 28 条 第 1 項 消 防 法 第 36 条 警 戒 区 域 の 設 定 は 権 限 を 有 する 者 が 現 場 において バリケードや 規 制 ロープの 展 張 等 の 事 実 行 為 として 行 う また 警 戒 区 域 内 への 立 入 りの 制 限 禁 止 及 び 区 域 内 からの 退 去 につ いて 拡 声 器 等 による 呼 びかけや 看 板 等 の 設 置 により 周 知 を 図 り これに 従 わない 者 には 法 令 の 定 めるところにより 罰 則 を 適 用 できる 警 察 官 海 上 保 安 官 又 は 自 衛 官 が 市 長 に 代 わって 警 戒 区 域 の 設 定 を 行 った 場 合 は 直 ち にその 旨 を 市 長 に 通 知 しなければならない ウ 避 難 所 への 受 入 れ 警 戒 区 域 の 設 定 により 一 時 的 に 居 所 を 失 った 市 民 等 がある 場 合 は 市 長 は 必 要 に 応 じて 避 難 所 を 開 設 してこれらを 受 入 れ 必 要 なサービスを 提 供 するものとする 5 避 難 の 勧 告 及 び 指 示 の 伝 達 方 法 並 びに 県 への 報 告 及 び 放 送 事 業 者 への 情 報 提 供 (1) 勧 告 又 は 指 示 伝 達 事 項 ア 発 令 者 イ 避 難 を 必 要 とする 地 区 名 等 ウ 避 難 を 必 要 とする 危 険 状 態 エ 避 難 場 所 及 び 避 難 所 オ 注 意 事 項 (ア) 家 屋 の 戸 締 まりをすること (イ) 火 の 始 末 をすること (ウ) 携 帯 品 は 非 常 持 ち 出 し 程 度 の 最 小 限 にとどめること (エ) 行 動 しやすい 服 装 であること (オ) 消 防 本 部 職 員 消 防 団 員 警 察 官 市 職 員 の 避 難 誘 導 がある 場 合 は その 指 示 に 従 う こと (カ)その 他 避 難 又 は 指 示 に 関 して 必 要 な 事 項 (2) 伝 達 方 法 ア 町 内 会 等 への 伝 達 市 民 生 活 部 総 務 班 長 は 当 該 地 区 の 町 内 会 長 等 に 連 絡 し 町 内 等 の 組 織 を 通 じて 市 民 に 伝 達 する なお 電 話 不 通 時 等 伝 達 困 難 の 場 合 は 消 防 団 員 警 察 官 等 に 協 力 を 求 め 伝 達 する イ 災 害 情 報 共 有 システム(Lアラート) 防 災 行 政 無 線 BSNデータ 放 送 防 災 メール - 179 -

緊 急 速 報 メール エリアメール 広 報 車 及 びFMピッカラ 等 による 伝 達 第 1 編 第 3 章 第 7 節 避 難 及 び 避 難 所 対 策 避 難 を 必 要 とする 地 域 が 比 較 的 広 域 にわたるとき 又 は 緊 急 を 要 するときは 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 は 防 災 行 政 無 線 広 報 車 及 びFMピッカラの 協 力 を 得 て 避 難 を 必 要 とする 地 域 の 市 民 に 対 し 避 難 の 勧 告 又 は 指 示 を 伝 達 する また 災 害 情 報 共 有 システム(Lアラ ート)の 活 用 や 関 係 事 業 者 の 協 力 を 得 つつ 防 災 行 政 無 線 での 広 報 を 補 完 する 観 点 から 総 合 企 画 部 広 報 報 道 班 は 防 災 メール エリアメール 緊 急 速 報 メール 及 びBSNデータ 放 送 等 により 指 示 等 の 情 報 について 伝 達 する ウ ラジオ テレビ 等 による 伝 達 市 長 は 広 域 にわたって 避 難 の 勧 告 又 は 指 示 の 伝 達 を 必 要 とするときは ラジオ テレ ビ 等 を 通 じて 市 民 に 避 難 の 勧 告 又 は 指 示 を 伝 達 できるよう 知 事 に 要 請 する (3) 県 への 報 告 及 び 放 送 事 業 者 への 情 報 提 供 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 長 は 避 難 勧 告 等 を 発 令 したときは 県 に 対 し 発 令 時 刻 対 象 地 区 世 帯 数 人 数 避 難 先 避 難 が 必 要 となった 理 由 等 を 直 ちに 新 潟 県 総 合 防 災 情 報 システ ム 等 を 利 用 して 報 告 するとともに 新 潟 県 緊 急 時 情 報 伝 達 連 絡 会 規 約 ( 平 成 17 年 12 月 8 日 施 行 )に 基 づき 同 連 絡 会 の 構 成 団 体 である 次 の 放 送 事 業 者 に 対 し 原 則 としてFAX( 別 紙 )により 情 報 提 供 する 情 報 提 供 を 受 けた 放 送 事 業 者 は 自 主 的 判 断 により 必 要 に 応 じ 速 やかに 放 送 し 市 民 への 情 報 伝 達 を 行 うように 努 めることとしている 構 成 団 体 の 放 送 事 業 者 電 話 FAX NHK 新 潟 放 送 局 025-265-1141 025-265-1145 BSN 新 潟 放 送 025-267-3469 025-267-4410 NST 新 潟 総 合 テレビ 025-249-8900 025-249-8881 TeNY テレビ 新 潟 放 送 網 025-283-8152 025-283-8159 UX 新 潟 テレビ21 025-223-7009 025-223-8628 エフエムラジオ 新 潟 025-246-2314 025-245-3399 新 潟 県 民 エフエム 放 送 025-240-0211 025-246-5185 上 記 電 話 FAX 番 号 は 緊 急 時 専 用 の 番 号 のため 通 常 の 報 道 機 関 への 広 報 連 絡 等 に 使 用 しないこと 6 避 難 誘 導 市 長 は 消 防 機 関 警 察 署 防 災 関 係 機 関 地 区 コミュニティ 町 内 会 自 主 防 災 組 織 等 の 協 力 を 得 て 避 難 を 必 要 とする 地 域 の 住 民 が 安 全 かつ 迅 速 に 避 難 場 所 へ 避 難 できるよう 組 織 的 な 避 難 誘 導 を 行 う (1) 避 難 誘 導 者 避 難 の 誘 導 は 消 防 部 消 防 班 が 地 区 コミュニティ 町 内 会 自 主 防 災 組 織 及 び 消 防 団 と 連 携 して 行 う また 必 要 に 応 じて 警 察 の 協 力 も 得 ることとする これらの 場 合 において 市 民 生 活 部 救 助 班 福 祉 保 健 部 福 祉 班 要 配 慮 者 支 援 班 文 教 部 社 会 教 育 班 及 び 学 校 教 育 班 高 柳 町 事 務 所 部 総 務 班 及 び 西 山 町 事 務 所 部 総 務 班 は 協 力 を 行 う (2) 避 難 経 路 の 表 示 - 180 -

第 1 編 第 3 章 第 7 節 避 難 及 び 避 難 所 対 策 避 難 場 所 を 関 係 住 民 に 周 知 させるため 広 報 に 努 めることはもちろん 避 難 経 路 の 要 所 ご とに 表 示 板 を 掲 示 するよう 努 める 特 に 危 険 地 点 には ロープを 張 る 等 により 危 険 防 止 をす るほか 必 要 に 応 じて 誘 導 員 を 配 置 する (3) 誘 導 の 順 位 る 誘 導 員 は 誘 導 に 当 たって 高 齢 者 障 害 者 等 の 要 配 慮 者 を 優 先 的 に 避 難 させるよう 努 め 7 避 難 経 路 避 難 をする 場 合 は その 時 点 で 最 も 安 全 な 道 路 を 使 い できる 限 り 集 団 で 避 難 する 8 避 難 場 所 避 難 場 所 は 資 料 編 4-1 避 難 場 所 及 び 避 難 所 のとおりとする 各 施 設 の 管 理 者 は 避 難 場 所 の 早 期 開 設 に 努 める 9 避 難 所 の 開 設 及 び 管 理 (1) 避 難 所 の 開 設 避 難 所 は 優 先 して 開 設 する 避 難 所 として 小 中 学 校 コミュニティセンター 等 の 公 共 施 設 を 使 用 するが 災 害 及 び 地 域 の 状 況 により 集 会 所 寺 院 等 を 避 難 所 に 充 てる この 場 合 に おいて 夜 間 休 日 に 急 を 要 する 場 合 優 先 して 開 設 する 避 難 所 における 鍵 開 けは 別 に 定 める 自 然 災 害 発 生 時 における 職 員 応 急 対 策 マニュアル によりあらかじめ 指 定 されている 鍵 保 管 職 員 又 は 施 設 管 理 者 が 行 い その 他 の 避 難 所 の 鍵 開 けは 開 設 連 絡 担 当 課 が 開 設 指 示 を 施 設 管 理 者 へ 伝 え 連 絡 を 受 けた 施 設 管 理 者 が 行 う ( 避 難 所 は 資 料 編 4-1 避 難 場 所 及 び 避 難 所 別 表 1 参 照 )また 優 先 して 開 設 する 避 難 所 の 鍵 保 管 職 員 及 び 施 設 管 理 者 は 施 設 の 被 害 状 況 を 確 認 し 避 難 所 機 能 が 確 保 できると 判 断 した 場 合 は 地 区 コミュニティ 協 議 会 町 内 会 自 主 防 災 組 織 等 と 連 携 を 図 り 避 難 所 の 運 営 体 制 を 整 える 都 市 整 備 部 住 宅 班 は 避 難 所 の 安 全 性 を 確 認 するため 避 難 所 を 開 設 する 場 合 は 必 要 に 応 じ 応 急 危 険 度 調 査 を 実 施 する 市 民 生 活 部 救 助 班 は 福 祉 保 健 部 福 祉 班 要 配 慮 者 支 援 班 文 教 部 社 会 教 育 班 及 び 学 校 教 育 班 の 協 力 を 得 て 地 区 コミュニティ 協 議 会 町 内 会 及 び 自 主 防 災 組 織 等 と 連 携 を 図 りながら 避 難 場 所 へ 避 難 した 被 災 者 のうち 必 要 とする 者 に 対 して 避 難 所 を 開 設 し 施 設 管 理 者 地 区 コミュニティ 協 議 会 町 内 会 自 主 防 災 組 織 等 と 連 携 を 図 り 運 営 に 当 たる 特 に 小 中 学 校 及 びコミュニティセンターが 避 難 所 となった 場 合 避 難 所 運 営 について は 教 職 員 及 びコミュニティ 組 織 の 協 力 を 得 るものとするが 教 育 活 動 及 びコミュニティ 活 動 に 支 障 とならないよう 十 分 留 意 する また 要 配 慮 者 の 特 性 に 配 慮 し 柏 崎 市 要 配 慮 者 避 難 支 援 全 体 計 画 を 踏 まえ 福 祉 避 難 所 運 営 マニュアル に 基 づき 災 害 時 の 避 難 誘 導 に 当 たることとする なお 避 難 者 の 健 全 な 住 生 活 の 確 保 のために 応 急 仮 設 住 宅 の 迅 速 な 提 供 公 営 住 宅 や 空 き 家 等 利 用 可 能 な 既 存 住 宅 のあっせん 等 により 避 難 所 の 早 期 解 消 に 努 めるものとする - 181 -

(2) 避 難 所 開 設 の 報 告 第 1 編 第 3 章 第 7 節 避 難 及 び 避 難 所 対 策 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 長 は 避 難 所 を 開 設 した 場 合 は 開 設 場 所 日 時 及 び 開 設 期 間 を 知 事 及 び 防 災 関 係 機 関 に 報 告 する (3) 避 難 所 における 主 な 活 動 市 民 生 活 部 救 助 班 は 福 祉 保 健 部 福 祉 班 要 配 慮 者 支 援 班 文 教 部 社 会 教 育 班 及 び 学 校 教 育 班 の 協 力 を 得 て 施 設 管 理 者 地 区 コミュニティ 協 議 会 町 内 会 自 主 防 災 組 織 等 と 連 携 を 図 り 別 に 定 める 避 難 所 開 設 運 営 マニュアル により 次 の 応 急 対 策 活 動 を 行 うとともに 関 係 班 との 総 合 調 整 を 行 う ア 避 難 者 に 対 する 情 報 伝 達 及 び 避 難 者 からの 情 報 収 集 イ 避 難 者 名 簿 避 難 者 台 帳 の 整 備 及 び 管 理 ウ 必 要 な 食 料 飲 料 水 日 用 品 等 の 把 握 エ 避 難 所 の 管 理 責 任 者 を 定 める オ 避 難 所 の 運 営 に 必 要 な 資 機 材 の 整 備 カ 避 難 所 には 収 容 者 心 得 等 を 提 示 し 混 乱 の 防 止 に 努 める キ 高 齢 者 障 害 者 等 の 要 配 慮 者 への 配 慮 ク トイレ ごみ 処 理 等 の 衛 生 の 保 持 ケ 避 難 者 の 人 心 安 定 を 図 るための 相 談 業 務 コ 避 難 者 の 栄 養 健 康 への 配 慮 サ 避 難 者 のプライバシー 保 護 及 び 男 女 のニーズの 違 い 等 男 女 双 方 の 視 点 に 配 慮 シ 在 宅 被 災 者 への 必 要 な 物 資 情 報 の 提 供 などの 配 慮 ス ペット 保 護 等 の 支 援 セ 巡 回 警 備 等 による 避 難 所 における 安 全 性 の 確 保 (4) 避 難 所 における 市 民 の 心 得 避 難 所 に 避 難 した 市 民 は 避 難 所 の 混 乱 回 避 秩 序 維 持 及 び 生 活 環 境 悪 化 防 止 に 努 め 次 のような 点 に 心 掛 ける ア 自 治 組 織 の 結 成 とリーダーへの 協 力 イ ごみ 処 理 洗 濯 入 浴 等 生 活 上 のルールの 遵 守 ウ 要 配 慮 者 への 配 慮 エ その 他 避 難 所 の 秩 序 維 持 に 必 要 と 思 われる 事 項 (5) 災 害 対 策 本 部 との 連 絡 体 制 避 難 所 と 災 害 対 策 本 部 との 連 絡 については 避 難 所 の 運 営 を 行 っている 災 害 対 策 本 部 職 員 又 は 自 主 防 災 組 織 町 内 会 等 の 代 表 者 が 行 うものとする 各 避 難 所 の 要 望 等 を 取 りまとめ 電 話 等 の 通 信 手 段 又 は 物 資 輸 送 担 当 職 員 を 通 じて 行 うものとする 10 男 女 共 同 参 画 の 視 点 に 立 った 避 難 所 運 営 避 難 生 活 において 人 権 を 尊 重 することは 女 性 にとっても 男 性 にとっても 必 要 不 可 欠 であ り どのような 状 況 にあっても 一 人 ひとりの 人 間 の 尊 厳 安 全 を 守 ることが 重 要 である 避 難 所 運 営 において 男 女 のニーズの 違 いに 配 慮 するとともに その 運 営 に 際 して 女 性 の - 182 -

第 1 編 第 3 章 第 7 節 避 難 及 び 避 難 所 対 策 参 画 を 推 進 するものとする また 特 に 男 女 別 の 物 干 し 場 更 衣 室 及 び 授 乳 室 の 設 置 や 生 理 用 品 女 性 下 着 の 女 性 による 配 布 巡 回 警 備 や 防 犯 ブザーの 配 付 等 による 避 難 場 所 における 安 全 性 の 確 保 など 男 女 の 人 権 を 尊 重 して 男 女 それぞれが 良 好 な 環 境 で 避 難 生 活 ができるよう 配 慮 するとともに 夜 間 の 授 乳 夜 泣 き 対 応 のための 部 屋 の 確 保 など 子 育 て 家 庭 のニーズに 配 慮 した 避 難 所 運 営 に 努 めるものとする 11 外 来 者 一 時 滞 在 者 への 支 援 について 外 来 者 一 時 滞 在 者 の 避 難 については 警 察 消 防 自 主 防 災 組 織 や 施 設 管 理 者 等 の 協 力 を 得 て 行 うものとする 避 難 先 については 最 寄 りの 指 定 避 難 所 とする また 交 通 情 報 等 の 周 知 に 努 めるものとする 12 積 雪 期 の 避 難 対 策 (1) 避 難 経 路 の 確 保 積 雪 地 域 では 避 難 経 路 の 通 行 が 不 可 能 となることが 想 定 されるため 市 は 防 災 関 係 機 関 と 連 携 し 避 難 経 路 の 状 況 の 的 確 な 把 握 及 びその 確 保 に 努 める (2) 冬 季 避 難 場 所 の 確 保 グラウンド 等 は 冬 季 においては 積 雪 により 避 難 場 所 として 使 用 できないことが 想 定 さ れるため そうした 事 態 が 発 生 した 際 には 市 は 防 災 関 係 機 関 と 連 携 し これに 代 わる 避 難 場 所 の 確 保 に 努 める (3) 寒 冷 期 における 避 難 所 対 策 寒 冷 期 においては 避 難 所 の 健 康 管 理 対 策 として 暖 房 設 備 の 設 置 が 不 可 欠 となるので 市 は 暖 房 器 具 暖 房 用 燃 料 の 確 保 等 に 努 める 13 広 域 避 難 への 対 応 (1) 被 災 市 町 村 による 協 議 等 市 は 災 害 の 規 模 被 災 者 の 避 難 収 容 状 況 避 難 の 長 期 化 等 により 市 外 への 広 域 的 な 避 難 及 び 応 急 仮 設 住 宅 等 への 収 容 が 必 要 であると 判 断 される 場 合 において 県 内 の 他 の 市 町 村 への 受 入 れについては 当 該 市 町 村 に 協 議 し 他 の 都 道 府 県 の 市 町 村 への 受 入 れについては 県 に 対 し 当 該 地 の 都 道 府 県 との 協 議 を 求 める (2) 県 による 協 議 等 県 は 市 からの 協 議 要 求 があった 場 合 他 の 都 道 府 県 と 協 議 を 行 う また 市 の 行 政 機 能 が 被 災 によって 著 しく 低 下 した 場 合 など 要 求 を 待 ついとまがないときは 市 の 要 求 を 待 た ないで 広 域 一 時 滞 在 のための 協 議 を 本 市 に 代 わって 行 う (3) 県 による 助 言 県 は 市 から 求 めがあった 場 合 には 受 入 先 の 候 補 となる 自 治 体 及 び 当 該 市 町 村 における 被 災 市 民 の 受 入 能 力 ( 施 設 数 施 設 概 要 等 ) 等 広 域 避 難 について 助 言 する (4) 避 難 元 自 治 体 と 避 難 先 自 治 体 間 の 情 報 共 有 県 及 び 市 は 居 住 地 以 外 に 避 難 する 被 災 者 の 情 報 について 避 難 元 と 避 難 先 の 都 道 府 県 及 - 183 -

び 市 町 村 により 情 報 共 有 に 努 める 第 1 編 第 3 章 第 7 節 避 難 及 び 避 難 所 対 策 14 避 難 の 勧 告 又 は 指 示 の 解 除 の 公 示 と 県 等 への 報 告 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 長 は 避 難 の 勧 告 又 は 指 示 が 解 除 された 場 合 は その 旨 を5(3)の 伝 達 方 法 に 準 じて 市 民 に 周 知 するとともに 県 及 び 防 災 関 係 機 関 へ 報 告 する 15 整 備 書 類 市 民 生 活 部 救 助 班 は 次 の 書 類 帳 簿 等 を 整 備 する (1) 避 難 所 開 設 状 況 報 告 書 ( 柏 崎 市 災 害 応 急 対 策 実 施 要 綱 第 5 号 様 式 ) (2) 避 難 者 名 簿 ( 柏 崎 市 災 害 応 急 対 策 実 施 要 綱 第 6 号 様 式 ) (3) 避 難 者 台 帳 ( 柏 崎 市 災 害 応 急 対 策 実 施 要 綱 第 8 号 様 式 ) (4) 支 払 関 係 証 拠 書 類 市 民 生 活 部 総 務 班 は 次 の 書 類 帳 簿 等 を 整 備 する (1) 救 助 実 施 記 録 日 計 票 ( 災 害 救 助 法 第 8 号 様 式 ) (2) 避 難 所 設 置 費 ( 災 害 救 助 法 第 9 号 様 式 ) 16 防 災 を 特 に 必 要 とする 施 設 の 避 難 計 画 次 に 掲 げる 施 設 の 管 理 者 等 は 居 住 者 利 用 者 等 を 安 全 に 避 難 させるため 防 災 責 任 者 を 定 めるとともに 避 難 計 画 を 策 定 し 災 害 時 の 人 命 の 安 全 確 保 に 努 めるものとする 学 校 幼 稚 園 保 育 園 病 院 要 配 慮 者 利 用 施 設 高 層 建 築 物 大 規 模 小 売 店 興 行 場 ホ テル 旅 館 その 他 不 特 定 多 数 の 者 が 利 用 する 施 設 - 184 -

別 紙 第 1 編 第 3 章 第 7 節 避 難 及 び 避 難 所 対 策 至 急 避 難 勧 告 等 発 令 情 報 市 ( 町 村 ) 送 付 日 時 : 月 日 時 分 1 避 難 情 報 避 難 勧 告 避 難 指 示 避 難 準 備 情 報 (お 年 寄 りや 体 の 不 自 由 な 方 等 が 避 難 を 開 始 す る ) 2 発 令 月 日 時 分 3 解 除 月 日 時 分 4 対 象 地 域 等 市 ( 町 村 ) 区 ( 大 字 ) 合 計 対 象 世 帯 数 : 世 帯 合 計 対 象 世 帯 数 内 訳 (ふ り が な) 地 区 名 世 帯 数 (ふ り が な) 地 区 名 世 帯 数 5 発 令 発 表 の 理 由 発 信 者 所 属 部 署 氏 名 電 話 - - FAX - - 詳 細 が 不 明 な 箇 所 については 後 に 報 告 する 旨 記 入 し 速 やかに 連 絡 願 います - 185 -

第 1 編 第 3 章 第 8 節 避 難 所 外 避 難 者 の 支 援 対 策 第 8 節 避 難 所 外 避 難 者 の 支 援 対 策 避 難 者 には 様 々な 事 情 や 目 的 があり その 意 思 に 応 じて 避 難 場 所 を 選 択 したり 避 難 場 所 が 自 然 発 生 することから 車 中 泊 避 難 者 や 避 難 所 以 外 の 避 難 者 に 対 しても 食 料 等 必 要 な 物 資 の 配 付 保 健 師 等 による 巡 回 健 康 相 談 の 実 施 等 保 険 医 療 サービスの 提 供 正 確 な 情 報 の 伝 達 等 により 生 活 環 境 の 確 保 が 図 られるよう 努 める また 被 災 者 は 水 分 不 足 や 運 動 不 足 等 からエコノミークラス 症 候 群 を 引 き 起 こしやすくなる ため 予 防 方 法 を 周 知 する 1 実 施 担 当 部 及 び 班 市 における 担 当 部 及 び 班 は 次 のとおりとする 部 班 担 当 内 容 危 機 管 理 部 市 民 生 活 部 総 合 企 画 部 総 合 調 整 班 総 務 班 救 助 班 情 報 交 通 班 広 報 報 道 班 被 害 情 報 の 収 集 に 関 すること 防 災 行 政 無 線 の 施 設 機 能 確 保 及 び 操 作 並 びに 広 報 に 関 する こと コミュニティ 町 内 会 等 との 連 絡 調 整 に 関 すること 避 難 市 民 の 相 談 業 務 に 関 すること 避 難 市 民 における 食 糧 及 び 物 資 の 支 給 に 関 すること 電 話 等 の 通 信 状 況 及 び 電 力 の 供 給 状 況 に 関 すること 鉄 道 バス 等 の 運 行 状 況 に 関 すること 災 害 情 報 をホームページに 掲 載 すること 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 保 健 衛 生 及 び 防 疫 ( 環 境 衛 生 班 に 関 するものを 除 く)に 関 すること 要 配 慮 者 支 援 班 要 配 慮 者 の 避 難 支 援 等 に 関 すること 産 業 振 興 部 商 工 班 食 糧 品 及 び 生 活 必 需 品 の 調 達 並 びに 配 給 に 関 すること 2 車 中 泊 避 難 者 指 定 外 避 難 所 の 状 況 調 査 避 難 者 は 自 宅 近 くにいたいという 強 いニーズや 様 々な 事 情 や 目 的 があり その 意 思 に 応 じ て 避 難 場 所 を 選 択 することから 避 難 所 以 外 の 車 テント 神 社 ビニールハウス 公 的 施 設 等 に 避 難 することもある したがって 避 難 所 以 外 の 避 難 場 所 が 発 生 することは 自 然 なことか ら 市 民 生 活 部 総 務 班 は 地 区 コミュニティ 町 内 会 及 び 自 主 防 災 組 織 等 の 協 力 を 得 て 避 難 所 以 外 にいる 避 難 者 ( 場 所 人 数 支 援 の 要 否 内 容 等 )の 把 握 に 努 める 3 車 中 泊 避 難 者 指 定 外 避 難 所 への 情 報 伝 達 市 は 防 災 行 政 無 線 広 報 車 等 により 支 援 情 報 の 伝 達 を 行 うとともに 消 防 警 察 消 防 団 自 主 防 災 組 織 町 内 会 等 と 連 携 し 避 難 所 外 避 難 者 への 情 報 伝 達 に 努 める また 市 ホームペー - 186 -

ジ 等 で 広 報 が 可 能 な 場 合 は 積 極 的 に 活 用 し 情 報 伝 達 に 努 める 第 1 編 第 3 章 第 8 節 避 難 所 外 避 難 者 の 支 援 対 策 4 要 配 慮 者 に 対 する 配 慮 関 係 班 は 避 難 所 以 外 に 避 難 した 要 配 慮 者 を 出 来 るだけ 早 く 避 難 所 福 祉 施 設 又 は 医 療 機 関 へ 移 送 する 5 車 中 泊 避 難 者 指 定 外 避 難 所 への 支 援 ( 発 災 後 3 日 以 内 に 開 始 ) 関 係 班 は 避 難 所 以 外 に 避 難 した 避 難 者 や 車 中 泊 避 難 者 に 対 しても 町 内 会 や 自 主 防 災 組 織 等 の 協 力 を 得 ながら 柔 軟 に 対 応 し 必 要 な 支 援 に 努 める (1) 新 たな 避 難 先 の 提 供 ( 避 難 施 設 テント ユニットハウスなど) (2) 食 料 物 資 の 供 給 (3) 避 難 者 の 健 康 管 理 健 康 指 導 (4)カーラジオ(FMラジオ 等 )を 利 用 した 情 報 の 提 供 6 エコノミークラス 症 候 群 の 予 防 運 動 不 足 やトイレに 行 く 回 数 を 減 らすため 水 分 摂 取 を 控 えることなどから エコノミークラ ス 症 候 群 を 発 症 する 人 も 出 る このため 発 症 を 予 防 するため 下 記 を 避 難 者 に 呼 びかける (1) 時 々 軽 い 体 操 やストレッチ 運 動 を 行 う (2) 十 分 にこまめに 水 分 を 取 る (3)アルコールを 控 える できれば 禁 煙 する (4)ゆったりとした 服 装 をし ベルトをきつく 締 めない (5)かかとの 上 げ 下 ろし 運 動 をしたり ふくらはぎを 軽 くもむ (6) 眠 るときは 足 をあげる 7 積 雪 地 域 での 対 応 積 雪 期 の 屋 外 避 難 は 危 険 なため 全 員 ができるだけ 早 く 避 難 所 等 の 施 設 内 に 避 難 するよう 誘 導 する - 187 -

第 1 編 第 3 章 第 9 節 救 急 救 助 活 動 対 策 第 9 節 救 急 救 助 活 動 対 策 地 震 により 被 災 した 市 民 に 対 し 市 消 防 機 関 県 警 察 第 九 管 区 海 上 保 安 本 部 新 潟 DMA T 指 定 医 療 機 関 新 潟 県 医 師 会 柏 崎 市 刈 羽 郡 医 師 会 医 療 機 関 消 防 団 自 主 防 災 組 織 等 は 連 携 して 迅 速 かつ 適 切 な 救 急 救 助 を 行 う また 自 衛 隊 第 九 管 区 海 上 保 安 本 部 緊 急 消 防 援 助 隊 警 察 災 害 派 遣 隊 県 内 広 域 消 防 応 援 部 隊 等 は 関 係 機 関 と 連 携 して 救 急 救 助 活 動 を 行 う 1 実 施 担 当 部 及 び 班 市 における 担 当 部 及 び 班 は 次 のとおりとする 部 班 担 当 内 容 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 自 衛 隊 に 対 する 派 遣 要 請 及 び 受 入 れ 調 整 に 関 すること 防 災 会 議 県 その 他 防 災 関 係 機 関 との 連 絡 調 整 に 関 すること 総 合 企 画 部 人 事 班 県 及 び 他 市 町 村 等 に 対 する 応 援 要 請 等 に 関 すること 消 防 部 総 務 班 消 防 班 緊 急 消 防 援 助 隊 等 消 防 関 係 機 関 の 応 援 要 請 及 び 受 入 れ 調 整 に 関 すること 市 民 等 の 避 難 誘 導 に 関 すること 火 災 救 急 救 助 活 動 の 実 施 に 関 すること 防 災 ヘリコプターの 運 航 要 請 に 関 すること (1) 対 象 者 捜 索 又 は 救 出 救 助 の 対 象 者 は 災 害 のため 現 に 生 命 又 は 身 体 が 危 険 な 状 態 にある 者 又 は 生 死 不 明 の 状 態 にある 者 であって 概 ね 次 に 該 当 するものとする ア 火 災 時 に 火 中 に 取 り 残 された 者 イ 地 すべり 山 くずれ 雪 崩 等 により 生 き 埋 めになった 者 ウ 流 失 家 屋 及 び 孤 立 したところに 取 り 残 された 者 エ 倒 壊 家 屋 の 中 に 取 り 残 され 又 は 下 敷 きになった 者 オ 列 車 自 動 車 の 大 事 故 によって 身 体 生 命 が 危 険 にさらされている 者 カ ガス 放 射 性 物 質 の 大 量 放 出 等 により 身 体 生 命 が 危 険 にさらされている 者 キ その 他 救 出 救 助 を 必 要 とする 者 (2) 消 防 部 消 防 班 長 は 救 助 隊 を 編 成 するとともに 救 出 作 業 に 必 要 な 車 両 特 殊 機 械 器 具 等 を 調 達 し 迅 速 に 救 助 に 当 たる (3) 市 独 自 の 能 力 で 救 出 作 業 が 困 難 であり かつ 救 出 作 業 に 必 要 な 車 両 舟 艇 特 殊 機 械 器 具 等 の 調 達 を 要 するときは 第 3 節 防 災 関 係 機 関 の 相 互 協 力 体 制 及 び 第 13 節 火 災 対 策 に 基 づき 応 援 を 要 請 する 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 長 及 び 消 防 部 消 防 班 長 は 応 援 要 請 によって 派 遣 された 応 援 部 隊 が 迅 速 かつ 的 確 な 活 動 をなし 得 るよう 部 隊 間 の 総 合 調 整 を 行 う - 188 -

2 救 出 救 助 の 方 法 (1) 負 傷 者 の 救 護 第 1 編 第 3 章 第 9 節 救 急 救 助 活 動 対 策 救 出 救 助 された 負 傷 者 は 救 急 隊 が 応 急 処 置 し 負 傷 者 の 症 状 に 適 した 救 急 病 院 等 へ 搬 送 する (2) 救 出 救 助 活 動 を 完 了 した 部 隊 は 各 隊 の 指 揮 者 の 命 により 速 やかに 別 の 災 害 現 場 に 移 動 する (3) 消 防 団 員 の 活 動 消 防 団 員 は 災 害 現 場 において 救 出 救 助 活 動 を 行 うほか 消 防 本 部 職 員 の 活 動 を 支 援 する 3 地 域 住 民 自 主 防 災 組 織 による 活 動 体 制 震 災 時 は 公 的 機 関 の 支 援 活 動 のみならず 地 域 住 民 による 自 発 的 かつ 組 織 的 な 支 援 活 動 が 極 めて 重 要 であることから 地 域 住 民 自 主 防 災 組 織 は 公 的 機 関 が 行 う 防 災 活 動 に 積 極 的 に 努 力 するものとする ア 要 配 慮 者 の 救 護 イ 簡 易 救 出 器 具 等 を 活 用 しての 救 出 活 動 ウ 傷 病 者 の 救 出 及 び 応 急 手 当 救 護 所 への 搬 送 等 の 実 施 及 び 協 力 エ 地 域 内 の 被 害 状 況 等 の 情 報 収 集 オ 初 期 消 火 の 実 施 4 要 配 慮 者 に 対 する 配 慮 地 域 住 民 県 警 察 市 及 び 消 防 本 部 等 は 要 配 慮 者 の 適 切 な 安 否 確 認 を 行 い 救 急 救 助 活 動 を 速 やかに 実 施 するものとする 5 災 害 派 遣 医 療 チーム(DMAT)の 活 動 体 制 県 内 の 災 害 派 遣 医 療 チーム(DMAT)は 県 等 からの 要 請 又 は 自 らの 判 断 により 災 害 現 場 等 に 迅 速 に 駆 けつけ 救 命 処 置 等 の 活 動 を 行 う また ドクターヘリ 基 地 病 院 は 必 要 に 応 じてドクターヘリを 病 院 所 属 のDMATの 移 動 患 者 の 搬 送 等 に 活 用 できるものとする 6 整 備 書 類 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 長 は 次 の 書 類 帳 簿 を 整 備 する (1) 救 助 実 施 記 録 日 計 票 ( 災 害 救 助 法 第 8 号 様 式 ) (2) 被 災 者 の 救 出 費 ( 災 害 救 助 法 第 17 号 様 式 ) (3) 支 払 関 係 証 拠 書 類 - 189 -

第 1 編 第 3 章 第 10 節 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 対 策 第 10 節 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 対 策 地 震 による 災 害 発 生 時 における 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 活 動 を 迅 速 円 滑 に 行 うため その 活 動 内 容 派 遣 要 請 手 続 き 受 入 体 制 等 について 次 のとおり 定 める 1 実 施 担 当 部 及 び 班 市 における 担 当 部 及 び 班 は 次 のとおりとする 部 班 担 当 内 容 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 自 衛 隊 に 対 する 派 遣 要 請 及 び 受 入 れ 調 整 に 関 すること 2 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 フロー 図 派 遣 要 請 市 長 要 請 依 頼 知 事 情 報 県 地 域 機 関 の 長 派 遣 要 望 派 遣 要 請 要 請 依 頼 警 察 署 長 指 定 地 方 行 政 機 関 の 長 事 態 の 推 移 により 要 請 しないと 決 定 し た 場 合 その 旨 連 絡 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 市 県 の 受 入 体 制 陸 上 自 衛 隊 海 上 自 衛 隊 航 空 自 衛 隊 被 害 状 況 の 把 握 避 難 の 援 助 遭 難 者 等 の 捜 索 救 助 水 防 活 動 炊 飯 及 び 給 水 救 援 物 資 の 無 償 貸 与 又 は 譲 与 派 遣 活 動 消 防 活 動 道 路 又 は 水 路 の 啓 開 応 急 医 療 救 護 防 疫 人 員 及 び 物 資 の 緊 急 輸 送 危 険 物 の 保 安 及 び 除 去 等 の 活 動 その 他 臨 機 の 対 応 受 入 れ 施 設 等 の 確 保 作 業 計 画 資 機 材 の 準 備 連 絡 員 等 窓 口 の 一 本 化 防 災 関 係 機 関 との 作 業 分 担 市 長 及 び 関 係 機 関 の 長 被 災 地 での 救 援 活 動 協 議 知 事 協 議 自 衛 隊 派 遣 部 隊 指 撤 収 要 請 揮 官 及 び 連 絡 班 派 遣 部 隊 の 撤 収 陸 上 自 衛 隊 海 上 自 衛 隊 航 空 自 衛 隊 自 衛 隊 派 遣 部 隊 等 の 撤 収 - 190 -

3 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 基 準 等 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 は 次 の3 原 則 が 満 たされることが 基 本 となっている 第 1 編 第 3 章 第 10 節 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 対 策 (1) 公 共 の 秩 序 を 維 持 するため 人 命 又 は 財 産 を 社 会 的 に 保 護 しなければならない 必 要 性 があ ること ( 公 共 性 の 原 則 ) (2) 差 し 迫 った 必 要 性 があること ( 緊 急 性 の 原 則 ) (3) 自 衛 隊 が 派 遣 される 以 外 に 他 の 手 段 がないこと ( 非 代 替 性 の 原 則 ) 4 自 衛 隊 災 害 派 遣 による 救 援 活 動 の 区 分 及 びその 概 要 (1) 自 衛 隊 災 害 派 遣 による 救 援 活 動 の 区 分 及 びその 概 要 救 援 活 動 区 分 内 容 1 被 害 状 況 の 把 握 2 避 難 の 援 助 車 両 航 空 機 等 状 況 に 適 した 手 段 によって 収 集 活 動 を 行 い 被 害 状 況 を 把 握 する 避 難 の 命 令 等 が 発 令 され 避 難 立 退 き 等 が 行 われる 場 合 で 必 要 があるときは 避 難 者 の 誘 導 輸 送 等 を 行 い 避 難 を 援 助 する 3 遭 難 者 等 の 捜 索 救 助 行 方 不 明 者 負 傷 者 等 が 発 生 した 場 合 通 常 他 の 救 援 活 動 に 優 先 して 捜 索 救 助 活 動 を 行 う 4 水 防 活 動 堤 防 護 岸 等 の 決 壊 に 対 し 土 のうの 作 成 運 搬 積 込 み 等 の 水 防 活 動 を 行 う 5 消 防 活 動 火 災 に 対 して 利 用 可 能 な 消 防 車 その 他 の 消 防 用 具 ( 空 中 消 火 が 必 要 な 場 合 は 航 空 機 )をもって 消 防 機 関 に 協 力 し 消 火 に 当 たる ( 消 火 薬 剤 等 は 通 常 関 係 機 関 の 提 供 するものを 使 用 する ) 6 道 路 又 は 水 路 等 交 通 路 上 の 障 害 物 の 排 除 7 応 急 医 療 救 護 及 び 防 疫 8 人 員 及 び 物 資 の 緊 急 輸 送 道 路 若 しくは 水 路 が 損 壊 し 又 は 障 害 物 等 により 交 通 に 障 害 がある 場 合 は それ らの 啓 開 又 は 除 去 に 当 たる ( 放 置 すれば 人 命 財 産 の 保 護 に 影 響 があると 考 えら れる 場 合 ) 被 災 者 に 対 し 応 急 医 療 救 護 及 び 防 疫 を 行 う ( 薬 剤 等 は 通 常 関 係 機 関 の 提 供 するものを 使 用 する ) 緊 急 患 者 又 は 医 師 その 他 救 援 活 動 に 必 要 な 人 員 及 び 救 援 物 資 の 緊 急 輸 送 を 実 施 す る ( 航 空 機 による 輸 送 は 特 に 緊 急 を 要 すると 認 められる 場 合 ) 9 炊 飯 及 び 給 水 被 災 者 に 対 し 炊 飯 及 び 給 水 を 実 施 する ( 緊 急 を 要 し 他 に 適 当 な 手 段 がない 場 合 ) 10 救 援 物 資 の 無 償 貸 与 又 は 譲 与 11 危 険 物 の 保 安 及 び 除 去 防 衛 庁 の 管 理 に 属 する 物 品 の 無 償 貸 付 及 び 譲 渡 等 に 関 する 総 理 府 令 ( 昭 和 33 年 総 理 府 令 第 1 号 )に 基 づき 被 災 者 に 対 し 生 活 必 需 品 等 を 無 償 貸 付 し 又 は 救 じゅつ 品 を 譲 与 する 自 衛 隊 の 能 力 上 可 能 なものについて 火 薬 類 爆 発 物 等 危 険 物 の 保 安 措 置 及 び 除 去 を 行 う 12その 他 予 防 派 遣 その 他 臨 機 の 必 要 に 対 し 自 衛 隊 の 能 力 で 対 処 可 能 なものについて 所 要 の 措 置 をとる 水 害 津 波 被 害 等 を 未 然 に 防 止 するための 措 置 を 実 施 する - 191 -

(2) 陸 海 空 各 自 衛 隊 の 装 備 区 分 等 による 活 動 内 容 第 1 編 第 3 章 第 10 節 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 対 策 自 衛 隊 区 分 活 動 内 容 陸 上 自 衛 隊 海 上 自 衛 隊 航 空 自 衛 隊 車 両 舟 艇 航 空 機 地 上 部 隊 等 による 状 況 把 握 人 員 物 資 の 輸 送 通 信 応 援 その 他 各 種 災 害 の 救 援 活 動 艦 艇 又 は 航 空 機 による 状 況 把 握 人 員 物 資 の 輸 送 通 信 応 援 等 主 として 航 空 機 による 状 況 把 握 人 員 物 資 の 輸 送 5 自 衛 隊 災 害 派 遣 要 請 の 手 続 (1) 知 事 に 対 する 派 遣 要 請 依 頼 市 長 は 知 事 に 対 して 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 要 請 依 頼 を 行 うときは 次 の 事 項 を 明 らかにし 県 ( 危 機 対 策 課 )へ 防 災 行 政 無 線 電 話 FAX 又 は 口 頭 により 行 う ア 災 害 の 状 況 及 び 派 遣 を 要 請 する 事 由 イ 派 遣 を 必 要 とする 期 間 ウ 派 遣 を 希 望 する 区 域 及 び 活 動 内 容 エ その 他 参 考 となるべき 事 項 ( 注 ) 口 頭 防 災 行 政 無 線 電 話 で 依 頼 した 場 合 は 事 後 FAXで 処 理 する ( 災 害 派 遣 要 請 依 頼 書 FAX 様 式 別 紙 ) (2) 知 事 が 自 衛 隊 に 対 して 行 う 災 害 派 遣 要 請 等 ア 知 事 は 派 遣 要 請 をするときは 次 の 事 項 を 明 らかにした 文 書 をもって 行 う ただし 緊 急 を 要 する 場 合 にあっては 防 災 行 政 無 線 電 話 FAX 又 は 口 頭 により 要 請 し 事 後 速 やかに 文 書 を 送 達 する 要 請 事 項 (ア) 災 害 の 状 況 及 び 派 遣 を 要 請 する 事 由 (イ) 派 遣 を 必 要 とする 期 間 (ウ) 派 遣 を 希 望 する 区 域 及 び 活 動 内 容 (エ)その 他 参 考 となるべき 事 項 イ 知 事 は 事 態 の 推 移 に 応 じ 要 請 しないと 判 断 した 場 合 は 直 ちにその 旨 を 要 請 先 に 連 絡 する (3) 市 長 の 自 衛 隊 に 対 する 緊 急 要 請 市 長 は 緊 急 避 難 人 命 救 助 の 場 合 事 態 が 急 迫 し 知 事 に 派 遣 要 請 依 頼 をするいとまがな い 場 合 は 直 接 関 係 する 自 衛 隊 に 災 害 派 遣 の 通 知 をすることができる 災 害 派 遣 の 要 請 を 行 った 場 合 市 長 は 事 後 速 やかにその 旨 を 知 事 に 通 知 する 6 大 規 模 な 地 震 発 生 時 等 における 自 衛 隊 の 派 遣 活 動 (1) 各 自 衛 隊 指 定 部 隊 等 の 長 は 災 害 の 発 生 が 突 発 的 で その 救 援 が 特 に 急 を 要 し 知 事 の 要 請 を 待 ついとまがないときは 要 請 を 待 つことなく 次 の 基 準 により 部 隊 等 を 派 遣 することと - 192 -

なっている 第 1 編 第 3 章 第 10 節 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 対 策 ア 災 害 に 際 し 関 係 機 関 に 対 して 当 該 災 害 に 係 る 情 報 を 提 供 するため 自 衛 隊 が 情 報 収 集 を 行 う 必 要 があると 認 められること イ 災 害 に 際 し 知 事 が 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 に 係 る 要 請 を 行 うことができないと 認 められる 場 合 に 直 ちに 救 援 の 措 置 をとる 必 要 があると 認 められること ウ 災 害 に 際 し 自 衛 隊 が 実 施 すべき 救 援 活 動 が 明 確 な 場 合 に 当 該 救 援 活 動 が 人 命 救 助 に 関 するものであると 認 められること エ その 他 災 害 に 際 し 上 記 に 準 じ 特 に 緊 急 を 要 し 知 事 からの 要 請 を 待 ついとまがない と 認 められること (2) 指 定 部 隊 等 の 長 は 知 事 の 要 請 を 待 たずに 部 隊 等 の 災 害 派 遣 を 行 った 場 合 においても で きる 限 り 早 急 に 知 事 に 連 絡 し 密 接 な 連 絡 調 整 の 下 に 救 援 活 動 を 実 施 する (3) 知 事 の 要 請 を 待 たずに 部 隊 等 を 派 遣 した 後 に 知 事 が 派 遣 要 請 をした 場 合 は その 時 点 か ら 知 事 の 派 遣 要 請 に 基 づく 救 援 活 動 を 実 施 する 7 自 衛 隊 が 災 害 派 遣 を 決 定 した た 場 合 の 手 続 (1) 各 自 衛 隊 は 知 事 の 派 遣 要 請 又 は 自 主 決 定 により 部 隊 を 派 遣 した 場 合 は 次 の 事 項 を 電 話 防 災 行 政 無 線 電 話 FAX 等 で 速 やかに 県 危 機 対 策 課 へ 連 絡 する ア 派 遣 部 隊 名 及 び 人 員 等 の 派 遣 規 模 イ 指 揮 官 の 官 職 及 び 氏 名 ウ 部 隊 の 受 入 れに 必 要 な 体 制 エ その 他 必 要 な 事 項 (2) 県 ( 危 機 対 策 課 )は 自 衛 隊 から 災 害 派 遣 の 連 絡 を 受 けたときは 速 やかに 派 遣 地 の 市 に その 内 容 を 連 絡 する 8 自 衛 隊 災 害 派 遣 部 隊 の 受 入 体 制 (1) 他 の 防 災 関 係 機 関 との 競 合 重 複 の 排 除 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 長 は 自 衛 隊 の 活 動 と 他 の 防 災 関 係 機 関 の 活 動 が 競 合 重 複 しないよ う 緊 密 な 連 携 を 図 りより 効 率 的 な 作 業 分 担 を 定 める (2) 作 業 計 画 及 び 資 機 材 の 準 備 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 長 は 自 衛 隊 の 作 業 の 円 滑 な 実 施 を 図 るため 次 により 可 能 な 限 り 調 整 のとれた 作 業 計 画 を 立 てるとともに 資 機 材 の 準 備 及 び 関 係 者 の 協 力 を 求 めるなど 支 援 活 動 に 支 障 のないよう 十 分 な 措 置 を 講 じる ア 作 業 箇 所 及 び 作 業 内 容 イ 作 業 の 優 先 順 位 ウ 作 業 実 施 に 必 要 な 図 面 エ 作 業 に 要 する 資 材 の 種 類 別 保 管 ( 調 達 ) 場 所 オ 派 遣 部 隊 との 連 絡 責 任 者 ( 窓 口 の 一 本 化 ) 連 絡 方 法 及 び 連 絡 場 所 (3) 受 入 施 設 等 の 確 保 - 193 -

危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 長 は 派 遣 部 隊 に 対 し 次 の 施 設 等 を 確 保 する ア 自 衛 隊 事 務 室 イ ヘリコプターによる 派 遣 部 隊 のためのヘリポート ウ 駐 車 場 ( 車 1 台 の 基 準 は3m 8m) エ 幕 営 地 又 は 宿 泊 施 設 ( 学 校 公 民 館 等 ) 第 1 編 第 3 章 第 10 節 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 対 策 9 災 害 派 遣 部 隊 の 撤 収 (1) 撤 収 の 協 議 決 定 知 事 は 災 害 派 遣 部 隊 の 撤 収 要 請 に 当 たっては 民 心 の 安 定 民 生 の 復 興 に 支 障 がないよ う 市 長 関 係 機 関 の 長 及 び 派 遣 部 隊 の 指 揮 官 等 と 協 議 し 原 則 市 長 の 撤 収 要 請 により 決 定 する (2) 災 害 派 遣 撤 収 手 続 知 事 は とりあえず 電 話 等 をもって 派 遣 自 衛 隊 に 撤 収 要 請 をし 事 後 速 やかに 文 書 を 送 達 する 10 救 援 活 動 経 費 の 負 担 自 衛 隊 の 救 援 活 動 に 要 した 経 費 は 原 則 として 派 遣 を 受 けた 市 が 負 担 する ただし 災 害 救 助 法 の 適 用 となる 大 規 模 な 災 害 における 経 費 については 県 が 市 に 代 わり 負 担 する その 内 容 は 概 ね 次 のとおりとする (1) 派 遣 部 隊 が 救 援 活 動 を 実 施 するために 必 要 な 資 機 材 ( 自 衛 隊 装 備 に 係 るものを 除 く ) 等 の 購 入 費 借 上 料 及 び 修 繕 料 (2) 派 遣 部 隊 の 宿 営 に 必 要 な 土 地 建 物 等 の 使 用 料 及 び 借 上 料 入 浴 料 等 (3) 派 遣 部 隊 の 救 援 活 動 に 伴 う 光 熱 水 費 電 話 料 (4) 派 遣 部 隊 輸 送 のための 民 間 輸 送 機 関 に 係 る 運 搬 費 (5)その 他 救 援 活 動 の 実 施 に 要 する 経 費 で 負 担 区 分 に 疑 義 ある 場 合 は 自 衛 隊 と 市 長 が 協 議 する 11 県 及 び 自 衛 隊 の 派 遣 要 請 連 絡 窓 口 等 (1) 県 の 連 絡 窓 口 災 害 派 遣 担 当 窓 口 住 所 等 防 災 局 危 機 対 策 課 危 機 対 策 第 1 住 所 950-8570 新 潟 市 中 央 区 新 光 町 4 番 地 1 電 話 025-285-5511( 勤 務 時 間 内 代 表 ) ( 内 線 6434,6435 6436) 025-282-1638( 直 通 ) 防 災 無 線 ( 発 信 番 号 ) 40120-6434,6435 6436 NTT FAX 025-282-1640 衛 星 FAX ( 発 信 番 号 )401-881 - 194 -

第 1 編 第 3 章 第 10 節 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 対 策 (2) 派 遣 要 請 先 及 び 連 絡 窓 口 等 災 害 派 遣 の 要 請 先 住 所 等 陸 上 自 衛 隊 第 12 旅 団 長 ( 第 2 普 通 科 連 隊 ) 海 上 自 衛 隊 舞 鶴 地 方 総 監 部 航 空 自 衛 隊 航 空 支 援 集 団 司 令 官 ( 輸 送 機 の 派 遣 ) 住 所 943-8501 上 越 市 南 城 町 3 丁 目 7 番 1 号 連 絡 窓 口 陸 上 自 衛 隊 第 2 普 通 科 連 隊 第 3 科 電 話 025-523-5117 内 線 235 237 防 災 無 線 8-673-10 NTT FAX 025-523-5117 FAX 切 替 内 線 239 住 所 625-0087 舞 鶴 市 余 部 下 1190 番 地 海 上 自 衛 隊 舞 鶴 地 方 総 監 部 防 衛 部 オペレーション 電 話 0773-62-2250 内 線 2222 2223 NTT FAX 0773-62-2250 FAX 切 替 連 絡 窓 口 海 上 自 衛 隊 新 潟 基 地 分 遣 隊 警 備 科 住 所 950-0047 新 潟 市 東 区 臨 海 町 1 番 1 号 電 話 025-273-7771 内 線 431 NTT FAX 025-273-7771 FAX 切 替 住 所 183-0000 府 中 市 浅 間 町 1 丁 目 5-5 航 空 自 衛 隊 航 空 支 援 集 団 司 令 部 防 衛 部 運 用 課 電 話 042-362-2971 内 線 2322 NTT FAX 042-362-2971 FAX 切 替 2631 連 絡 窓 口 航 空 自 衛 隊 新 潟 救 難 隊 飛 行 班 住 所 950-0031 新 潟 市 東 区 船 江 町 3 丁 目 135 番 地 電 話 025-273-9211 内 線 218 221 NTT FAX 025-273-9211 FAX 切 替 227-195 -

別 紙 派 遣 要 請 依 頼 者 自 衛 隊 災 害 派 遣 要 請 依 頼 書 第 1 編 第 3 章 第 10 節 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 対 策 担 当 部 課 等 名 部 課 係 担 当 者 名 電 話 防 災 無 線 その 他 派 遣 要 請 依 頼 日 時 年 月 日 時 分 災 害 の 状 況 及 び 派 遣 依 頼 理 由 派 遣 を 希 望 す る 期 間 年 月 日 から 年 月 日 年 月 日 から 必 要 とする 期 間 派 遣 を 希 望 す る 区 域 施 設 等 名 称 柏 崎 市 地 内 現 地 連 絡 員 部 課 係 担 当 者 名 派 遣 を 希 望 する 活 動 の 内 容 その 他 必 要 事 項 新 潟 県 防 災 局 危 機 対 策 課 FAX025-282-1640-196 -

第 1 編 第 3 章 第 11 節 輸 送 対 策 第 11 節 輸 送 対 策 1 計 画 の 方 針 (1) 基 本 方 針 災 害 時 に 応 急 対 策 要 員 救 援 物 資 等 の 緊 急 輸 送 を 迅 速 かつ 効 率 的 に 行 うために 車 両 等 の 輸 送 手 段 緊 急 輸 送 ネットワーク( 防 災 活 動 拠 点 ( 市 県 国 消 防 署 及 び 警 察 署 等 の 庁 舎 ) 輸 送 施 設 ( 道 路 空 港 港 湾 漁 港 鉄 道 駅 ヘリポート) 輸 送 拠 点 (トラックター ミナル 等 ) 及 び 備 蓄 拠 点 を 有 機 的 に 結 ぶ 道 路 網 を 主 体 としたネットワークなどの 輸 送 体 制 を 確 保 し 陸 海 空 の 交 通 手 段 の 活 用 により 緊 急 輸 送 を 実 施 する なお 緊 急 輸 送 は 人 命 の 救 助 及 び 安 全 の 確 保 を 最 優 先 とし 被 害 の 拡 大 防 止 及 び 円 滑 な 災 害 応 急 対 策 の 実 施 等 を 勘 案 しながら 実 施 するものとする ア 各 主 体 の 責 務 (ア) 市 a 車 両 船 舶 等 の 調 達 先 及 び 予 定 数 並 びに 物 資 の 集 積 場 所 を 明 確 にし 県 等 他 機 関 の 協 力 を 得 ながら 輸 送 体 制 を 確 保 し 災 害 時 の 円 滑 な 輸 送 を 実 施 する b 車 両 船 舶 等 の 輸 送 手 段 が 調 達 不 能 となった 場 合 など 円 滑 な 輸 送 体 制 の 確 保 が 困 難 である 場 合 は 他 の 市 町 村 又 は 県 に 応 援 要 請 を 行 う (イ) 県 a 道 路 等 の 被 災 情 報 に 基 づき 被 災 地 に 至 る 輸 送 施 設 輸 送 拠 点 備 蓄 拠 点 等 の 緊 急 輸 送 ネットワーク 及 び 輸 送 手 段 を 確 保 する b 被 災 地 へのアクセス 道 路 の 被 害 状 況 予 想 される 物 流 量 規 模 等 を 勘 案 し 物 資 等 の 集 積 配 送 の 拠 点 となる 輸 送 中 継 基 地 を 確 保 する c 市 からの 輸 送 体 制 確 保 に 係 る 応 援 要 請 に 基 づき 関 係 機 関 に 協 力 を 要 請 する d 災 害 発 生 の 初 期 からヘリコプターを 集 中 的 に 投 入 し 緊 急 輸 送 道 路 啓 開 までの 間 輸 送 を 行 う e 災 害 の 規 模 により 市 が 自 ら 輸 送 体 制 の 確 保 等 を 行 うことが 困 難 な 場 合 は 県 が 輸 送 体 制 の 整 備 を 行 う 等 必 要 な 措 置 を 講 じる (ウ) 県 警 察 a 緊 急 輸 送 道 路 のうち 緊 急 交 通 路 に 指 定 した 区 間 については 交 通 の 混 乱 を 防 止 し 被 災 地 内 外 の 円 滑 な 輸 送 体 制 を 確 保 するため 交 通 規 制 を 実 施 する b 災 害 応 急 対 策 の 的 確 かつ 円 滑 な 実 施 のため その 通 行 を 確 保 することが 特 に 必 要 な 車 両 を 緊 急 通 行 車 両 として 確 認 を 行 う (エ) 輸 送 関 係 機 関 自 動 車 海 上 港 湾 運 送 事 業 者 等 の 輸 送 関 係 機 関 は 北 陸 信 越 運 輸 局 及 び 新 潟 運 輸 支 局 の 指 導 の 下 市 及 び 県 災 害 対 策 本 部 との 連 絡 を 密 にしながら 輸 送 体 制 の 確 保 に 協 力 する (オ) 輸 送 施 設 管 理 者 - 197 -

第 1 編 第 3 章 第 11 節 輸 送 対 策 道 路 空 港 港 湾 漁 港 鉄 道 駅 ヘリポート 等 の 輸 送 施 設 の 管 理 者 は 市 県 県 警 察 消 防 機 関 及 び 他 の 輸 送 施 設 管 理 者 等 の 協 力 を 得 ながら 他 の 復 旧 作 業 に 優 先 して 被 災 地 に 至 る 緊 急 輸 送 ネットワークの 復 旧 確 保 を 行 う (2) 輸 送 の 緊 急 度 に 係 る 優 先 順 位 災 害 時 における 緊 急 輸 送 の 優 先 順 位 は 次 のとおりとする ア 総 括 的 に 優 先 されるもの (ア) 人 命 の 救 助 安 全 の 確 保 (イ) 被 害 の 拡 大 防 止 (ウ) 災 害 応 急 対 策 の 円 滑 な 実 施 イ 災 害 発 生 後 の 各 段 階 において 優 先 されるもの (ア) 第 1 段 階 ( 災 害 発 生 直 後 の 初 動 期 ) a b c d e 救 助 救 急 活 動 医 療 救 護 活 動 の 従 事 者 医 薬 品 等 人 命 救 助 に 要 する 人 員 及 び 物 資 消 防 水 防 活 動 等 災 害 の 拡 大 防 止 のための 人 員 及 び 物 資 被 災 地 外 の 医 療 機 関 へ 搬 送 する 負 傷 者 重 傷 患 者 自 治 体 等 の 災 害 対 策 要 員 ライフライン 応 急 復 旧 要 員 等 初 動 期 の 応 急 対 策 要 員 及 び 物 資 資 緊 急 輸 送 に 必 要 な 輸 送 施 設 輸 送 拠 点 の 応 急 復 旧 交 通 規 制 等 に 必 要 な 人 員 及 び 物 (イ) 第 2 段 階 ( 応 急 対 策 活 動 期 ) a b c d 上 記 アの 続 行 食 料 飲 料 水 燃 料 等 生 命 生 活 の 維 持 に 必 要 な 物 資 傷 病 者 及 び 被 災 地 外 へ 退 去 する 被 災 者 輸 送 施 設 の 応 急 復 旧 等 に 必 要 な 人 員 及 び 物 資 (ウ) 第 3 段 階 ( 復 旧 活 動 期 ) a b c d e 上 記 (イ)の 続 行 災 害 復 旧 に 必 要 な 人 員 及 び 物 資 生 活 必 需 品 郵 便 物 (3) 積 雪 期 の 対 応 廃 棄 物 の 搬 出 ア 各 施 設 の 管 理 者 は 積 雪 期 における 除 雪 体 制 等 を 整 備 し 迅 速 かつ 的 確 な 除 雪 排 雪 活 動 を 実 施 する イ 各 施 設 の 管 理 者 は 降 積 雪 による 被 害 の 防 御 軽 減 及 び 交 通 の 混 乱 防 止 のため 交 通 状 況 及 び 交 通 確 保 対 策 の 実 施 状 況 等 について 適 時 適 切 な 広 報 を 行 う 2 情 報 の 流 れ (1) 被 災 地 から 情 報 発 信 者 情 報 受 信 者 主 な 情 報 内 容 - 198 -

輸 送 施 設 管 理 者 市 県 輸 送 施 設 の 被 災 状 況 交 通 規 制 等 の 状 況 市 県 輸 送 施 設 の 被 災 状 況 臨 時 ヘリポートの 確 保 状 況 応 援 要 員 及 び 物 資 等 の 輸 送 需 要 県 関 係 機 関 輸 送 施 設 の 被 災 状 況 ( 収 集 した 広 域 的 情 報 ) (2) 被 災 地 へ 情 報 発 信 者 情 報 受 信 者 輸 送 体 制 確 保 についての 応 援 要 請 主 な 情 報 内 容 県 市 輸 送 体 制 確 保 についての 応 援 の 内 容 県 警 察 道 路 管 理 者 関 係 機 関 市 民 輸 送 施 設 の 被 災 状 況 ( 収 集 した 広 域 的 情 報 ) 交 通 の 確 保 及 び 交 通 規 制 の 実 施 状 況 渋 滞 の 状 況 第 1 編 第 3 章 第 11 節 輸 送 対 策 3 業 務 の 体 系 地 震 発 生 情 報 の 収 集 交 通 関 係 情 報 輸 送 需 要 情 報 等 ( 情 報 提 供 緊 急 空 輸 緊 急 輸 送 ネット ワークの 確 保 輸 送 手 段 の 確 保 中 継 基 地 の 確 保 ヘリコプター 保 有 機 関 への 出 動 要 請 臨 時 ヘリポートの 確 保 交 通 規 制 道 路 啓 開 鉄 道 港 湾 空 港 施 設 の 応 急 仮 復 旧 車 両 船 舶 等 の 借 り 上 げ 第 九 管 区 海 上 保 安 本 部 自 衛 隊 等 への 要 請 トラックターミナル 等 の 使 用 連 絡 職 員 の 派 遣 ) 陸 海 空 の 総 合 的 輸 送 4 業 務 の 内 容 (1) 緊 急 輸 送 ネットワークの 確 保 実 施 主 体 対 策 協 力 依 頼 先 県 緊 急 輸 送 ネ ッ ト ワ ークの 全 体 の 状 況 把 握 を 行 い 応 急 復 旧 等 に 必 要 な 対 策 を 実 施 するとともに 必 要 に 応 じて 関 係 機 関 に 応 援 を 要 請 する 輸 送 施 設 管 理 者 各 輸 送 施 設 管 理 者 の 間 で 相 互 に 協 力 し 他 の 復 旧 作 業 に 優 先 して 道 路 網 を 主 体 とした 緊 急 輸 送 ネットワークの 復 旧 確 保 を 行 う - 199 -

市 発 災 初 期 のヘリによる 緊 急 空 輸 のための 臨 時 ヘリポートを 確 保 する 第 1 編 第 3 章 第 11 節 輸 送 対 策 県 警 察 道 路 管 理 者 緊 急 輸 送 道 路 のうち 緊 急 交 通 路 に 指 定 し た 区 間 については 交 通 の 混 乱 を 防 止 し 被 災 地 内 外 の 円 滑 な 輸 送 体 制 を 確 保 するた め 交 通 規 制 を 実 施 する (2) 輸 送 手 段 の 確 保 実 施 主 体 対 策 協 力 依 頼 先 市 平 時 から 車 両 船 舶 等 の 調 達 先 及 び 予 定 数 を 明 確 にしておき 応 急 対 策 に 必 要 な 車 両 を 確 保 する 他 市 町 村 県 ( 災 対 本 部 統 括 調 整 部 ) 災 害 時 に 必 要 とする 車 両 船 舶 等 が 調 達 不 能 又 は 不 足 する 場 合 他 の 市 町 村 又 は 県 に 調 達 のあっせんを 要 請 する 県 輸 送 車 両 等 が 不 足 し 災 害 応 急 対 策 の 実 施 に 支 障 がある 場 合 は 関 係 機 関 と 協 力 して 災 対 法 及 び 災 害 救 助 法 に 基 づく 従 事 命 令 を 北 陸 信 越 運 輸 局 新 潟 運 輸 支 局 ( 公 社 ) 新 潟 県 ト 発 し 緊 急 輸 送 に 必 要 な 車 両 等 を 確 保 する ラック 協 会 自 衛 隊 等 防 災 関 係 機 関 (3) 輸 送 中 継 基 地 の 確 保 実 施 主 体 対 策 協 力 依 頼 先 県 被 災 地 へのアクセス 道 路 の 被 害 状 況 予 想 される 物 流 量 規 模 等 を 勘 案 し 物 資 等 市 施 設 管 理 者 の 集 積 配 送 の 拠 点 となる 輸 送 中 継 基 地 を 確 保 する 輸 送 中 継 基 地 の 機 能 ア 他 地 域 からの 救 援 物 資 の 一 時 集 積 分 類 イ 緊 急 物 資 の 一 時 集 積 分 類 ウ 配 送 先 別 の 仕 分 け エ 小 型 車 両 ヘリコプター 等 への 積 み 替 え 発 送 ( 注 ) 大 型 車 両 による 輸 送 は 原 則 として 輸 送 中 継 基 地 までとする 輸 送 中 継 基 地 における 市 及 び 県 の 業 務 ア 輸 送 中 継 基 地 への 職 員 等 の 派 遣 輸 送 業 務 指 揮 者 及 び 連 絡 調 整 搬 入 管 理 仕 分 け 搬 出 作 業 要 員 等 ( 必 要 に 応 じ 物 流 業 者 等 の 専 門 家 に 応 援 を 要 請 する ) - 200 -

イ 避 難 所 等 の 物 資 需 要 情 報 の 輸 送 中 継 基 地 への 伝 達 インターネット 利 用 環 境 の 整 備 操 作 要 員 の 配 置 ウ 中 継 基 地 から 被 災 地 内 への 物 資 配 送 用 のトラックの 調 達 エ ボランティアセンターとの 協 働 第 1 編 第 3 章 第 11 節 輸 送 対 策 輸 送 中 継 基 地 における 物 資 の 搬 入 管 理 搬 送 等 の 作 業 は 多 くの 人 員 が 必 要 とされる ことから 県 災 害 ボランティア 支 援 センターや 市 災 害 ボランティアセンター 等 との 協 働 を 図 り 交 代 要 員 の 確 保 に 留 意 する (4) 応 援 要 請 市 県 実 施 主 体 対 策 協 力 依 頼 先 車 両 船 舶 等 の 輸 送 手 段 が 調 達 不 能 となった 場 合 など 円 滑 な 輸 送 体 制 の 確 保 が 困 難 であ る 場 合 は 他 の 市 町 村 又 は 県 に 応 援 要 請 を 行 う 市 からの 応 援 要 請 に 基 づき ( 公 社 ) 新 潟 県 トラック 協 会 自 衛 隊 等 関 係 機 関 に 対 し 協 力 を 要 請 する ヘリコプターを 集 中 的 に 投 入 し 緊 急 輸 送 路 啓 開 までの 間 緊 急 輸 送 を 行 う 必 要 がある 場 合 は 航 空 自 衛 隊 新 潟 救 難 隊 及 び 陸 上 自 衛 隊 海 上 自 衛 隊 第 九 管 区 海 上 保 安 本 部 等 の ヘリコプター 保 有 機 関 に 応 援 を 要 請 する ヘリコプターを 保 有 する 災 害 時 の 相 互 応 援 協 定 締 結 道 県 及 びその 他 都 府 県 に 応 援 を 要 請 する 県 ( 災 対 本 部 統 括 調 整 部 ) 他 市 町 村 ( 公 社 ) 新 潟 県 ト ラック 協 会 陸 上 自 衛 隊 海 上 自 衛 隊 航 空 自 衛 隊 第 九 管 区 海 上 保 安 本 部 他 都 道 府 県 (5) 輸 送 の 実 施 実 施 主 体 対 策 協 力 依 頼 先 市 市 が 別 に 定 める 輸 送 計 画 に 基 づき 輸 送 を 実 施 する 配 送 保 管 に 当 たり 衛 生 面 に 配 慮 する 県 ( 災 対 本 部 食 料 物 資 部 ) 他 市 町 村 県 県 有 車 両 等 については 原 則 として 県 災 害 対 策 本 部 ( 統 括 調 整 部 総 務 局 )が 集 中 管 理 し て 運 用 する 緊 急 輸 送 が 必 要 な 場 合 又 は 陸 路 輸 送 が 困 難 な 場 合 は 関 係 機 関 と 協 力 してヘリコプター 又 は 船 舶 等 で 輸 送 する 陸 上 自 衛 隊 海 上 自 衛 隊 航 空 自 衛 隊 北 陸 信 越 運 輸 局 新 潟 運 輸 支 局 第 九 管 区 海 上 保 安 本 部 - 201 -

北 陸 信 越 運 輸 局 新 潟 運 輸 支 局 第 九 管 区 海 上 保 安 本 部 自 衛 隊 消 防 庁 東 京 航 空 局 新 潟 空 港 事 務 所 ( 公 社 ) 新 潟 県 トラック 協 会 ( 公 社 ) 新 潟 県 バス 協 会 鉄 道 事 業 者 災 害 輸 送 の 必 要 があると 認 めるときは 自 動 車 運 送 業 者 海 上 運 送 事 業 者 港 湾 運 送 事 業 者 等 の 輸 送 関 係 機 関 に 対 し 輸 送 力 の 確 保 に 関 しての 措 置 を 取 るよう 指 導 を 行 うととも に 県 の 要 請 により 車 両 等 のあっせんを 行 う 必 要 に 応 じ 又 は 県 からの 要 請 に 基 づき 巡 視 船 艇 及 び 航 空 機 による 緊 急 輸 送 を 行 う 陸 上 自 衛 隊 海 上 自 衛 隊 又 は 航 空 自 衛 隊 によ る 緊 急 輸 送 が 必 要 な 場 合 第 3 章 第 10 節 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 対 策 により 行 う 県 の 依 頼 により 大 規 模 特 殊 災 害 時 における 広 域 航 空 消 防 応 援 による 輸 送 を 行 う 民 間 航 空 機 による 輸 送 を 必 要 とする 場 合 は 県 の 要 請 により 民 間 航 空 機 のあっせんを 行 う 県 との 協 定 に 基 づき 貨 物 自 動 車 等 の 供 給 に 協 力 する 県 の 要 請 に 基 づき 人 員 輸 送 用 のバス 等 の 供 給 に 協 力 する 県 の 要 請 に 基 づき 災 害 発 生 に 伴 う 人 員 救 援 物 資 並 びに 復 旧 資 機 材 等 の 輸 送 に 協 力 す る 第 1 編 第 3 章 第 11 節 輸 送 対 策 5 市 業 務 の 実 施 担 当 部 及 び 班 並 びに 班 長 の 役 割 (1) 実 施 担 当 部 及 び 班 部 班 担 当 内 容 財 務 部 都 市 整 備 部 (2) 班 長 の 役 割 車 両 輸 送 班 建 設 班 人 員 及 び 物 資 の 輸 送 用 車 両 の 配 車 調 達 及 び 運 転 に 関 するこ と 配 車 状 況 の 掌 握 及 び 記 録 に 関 すること 応 援 車 両 の 要 請 及 び 配 車 調 整 に 関 すること 交 通 規 制 に 関 すること 道 路 交 通 情 報 の 収 集 及 び 報 告 に 関 すること 緊 急 輸 送 道 路 の 確 保 及 び 確 保 要 請 に 関 すること ア 財 務 部 車 両 輸 送 班 長 の 役 割 各 班 により 直 接 行 う 輸 送 活 動 以 外 の 輸 送 を 行 う 必 要 性 が 生 じた 場 合 において 県 及 び 関 係 機 関 等 との 連 絡 調 整 に 努 める - 202 -

イ 都 市 整 備 部 建 設 班 長 の 役 割 第 1 編 第 3 章 第 11 節 輸 送 対 策 緊 急 交 通 路 確 保 のための 交 通 規 制 道 路 啓 開 等 を 行 う 場 合 において 県 県 警 察 及 び 関 係 機 関 等 との 連 絡 調 整 に 努 める 6 整 備 書 類 財 務 部 車 両 輸 送 班 長 及 び 都 市 整 備 部 総 務 班 長 は 次 の 書 類 を 整 備 する (1) 支 払 関 係 証 拠 書 類 - 203 -

第 1 編 第 3 章 第 12 節 交 通 規 制 及 び 警 備 保 安 対 策 第 12 節 交 通 規 制 及 び 警 備 保 安 対 策 1 交 通 規 制 災 害 により 道 路 橋 りょう 等 の 交 通 施 設 に 被 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれがあり 交 通 の 安 全 と 道 路 の 施 設 の 保 全 が 必 要 となった 場 合 又 は 災 害 時 における 交 通 確 保 のため 必 要 がある と 認 めるときの 通 行 の 禁 止 及 び 制 限 ( 以 下 交 通 規 制 という )について 次 のとおり 定 める (1) 実 施 管 理 者 ア 実 施 責 任 者 は 次 のとおりである 区 分 実 施 責 任 者 対 象 道 路 道 路 管 理 者 国 土 交 通 大 臣 知 事 市 長 一 般 国 道 県 道 市 道 警 察 機 関 公 安 委 員 会 警 察 署 長 必 要 な 全 道 路 イ 市 における 担 当 部 班 は 次 のとおりである 部 班 担 当 内 容 都 市 整 備 部 建 設 班 道 路 河 川 橋 りょう がけ 崩 れ 等 の 災 害 対 策 被 害 調 査 及 び 応 急 復 旧 に 関 すること 交 通 規 制 に 関 すること 道 路 交 通 情 報 の 収 集 及 び 報 告 に 関 すること 緊 急 輸 送 道 路 の 確 保 及 び 確 保 要 請 に 関 すること (2) 通 報 災 害 時 に 道 路 橋 りょう 等 の 交 通 施 設 の 被 害 及 び 交 通 混 乱 の 事 実 の 通 報 を 受 けた 場 合 都 市 整 備 部 建 設 班 長 は 速 やかにその 路 線 の 管 理 者 及 びその 地 域 を 所 管 する 警 察 関 係 機 関 に 通 報 する (3) 実 施 要 領 ア 巡 回 調 査 道 路 管 理 者 は 災 害 の 発 生 が 予 想 され 又 は 発 生 したときは 道 路 橋 りょう 等 の 交 通 施 設 の 巡 回 調 査 に 努 める イ 道 路 管 理 者 の 規 制 道 路 管 理 者 は 巡 回 調 査 の 結 果 又 は 通 報 等 により 道 路 橋 りょう 等 の 危 険 な 状 況 が 予 想 され 又 は 発 見 したとき 若 しくは 知 ったときは 速 やかに 必 要 な 規 制 を 行 う ウ 緊 急 輸 送 を 行 う 車 両 以 外 の 車 両 の 通 行 規 制 都 市 整 備 部 建 設 班 長 は 緊 急 輸 送 を 行 う 車 両 以 外 の 車 両 の 通 行 を 規 制 する 必 要 があると きは その 旨 を 制 限 を 要 する 場 所 又 は 区 間 及 び 期 間 ( 期 間 を 定 めることが 困 難 なときは 規 制 の 始 期 ) 並 びにその 対 象 及 び 迂 回 路 等 を 示 して 県 公 安 委 員 会 ( 柏 崎 警 察 署 )に 要 請 す - 204 -

る エ 規 制 の 標 識 等 第 1 編 第 3 章 第 12 節 交 通 規 制 及 び 警 備 保 安 対 策 イ 又 はウにより 規 制 を 行 ったときは 次 に 定 める 規 制 標 識 を 立 てるものとする ただし 緊 急 のため 規 定 の 標 識 を 設 置 することが 困 難 又 は 不 可 能 なときは とりあえず 通 行 を 禁 止 又 は 制 限 したことを 次 に 定 める 条 件 を 明 らかにして 示 し 必 要 に 応 じ 遮 断 等 の 措 置 を 講 ず るとともに 警 察 官 等 が 現 地 において 指 導 に 当 たる (ア) 規 制 条 件 の 表 示 規 制 標 識 には 次 の 事 項 を 表 示 する a 禁 止 制 限 の 対 象 b 規 制 する 区 画 c 規 制 する 期 間 d 規 制 する 理 由 オ 迂 回 路 表 示 規 制 を 行 ったときは 適 当 な 迂 回 路 を 選 定 し 必 要 な 地 点 に 図 示 する 等 の 措 置 を 講 じ 一 般 交 通 にできる 限 り 支 障 のないよう 努 める カ 報 告 ( 通 知 ) 道 路 管 理 者 は 規 制 を 実 施 したときは 県 公 安 委 員 会 ( 柏 崎 警 察 署 )に 対 し 次 の 事 項 を 報 告 又 は 通 知 する (ア) 禁 止 制 限 の 種 類 と 対 象 (イ) 規 制 する 区 間 (ウ) 規 制 する 期 間 (エ) 規 制 する 理 由 (オ) 迂 回 路 の 道 路 橋 りょう 等 の 状 況 キ 広 報 交 通 規 制 を 実 施 した 場 合 は 避 難 者 運 転 者 地 域 住 民 等 に 対 して 適 切 な 広 報 を 実 施 し その 周 知 徹 底 を 図 る (4) 整 備 書 類 都 市 整 備 部 建 設 班 長 は 次 の 書 類 を 整 備 する 河 川 斜 面 被 害 道 路 農 地 関 係 情 報 処 理 連 絡 票 ( 柏 崎 市 災 害 応 急 対 策 実 施 要 綱 第 3 号 様 式 ) 及 び 交 通 規 制 箇 所 一 覧 図 2 警 備 活 動 市 内 に 大 規 模 な 地 震 災 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれがある 場 合 における 警 備 活 動 は 次 のとおりとする う 柏 崎 警 察 署 は 大 規 模 な 災 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれがある 場 合 に 次 の 警 備 活 動 を 行 (1) 警 備 体 制 の 確 立 ア 指 揮 体 制 の 確 立 大 規 模 災 害 が 発 生 した 場 合 には 柏 崎 警 察 署 に 署 警 備 本 部 を 設 置 して 警 備 体 制 を 確 立 す - 205 -

る 第 1 編 第 3 章 第 12 節 交 通 規 制 及 び 警 備 保 安 対 策 なお 市 に 災 害 対 策 本 部 が 設 置 された 場 合 柏 崎 警 察 署 長 は 連 絡 員 を 市 災 害 対 策 本 部 に 派 遣 し 市 が 行 う 応 急 対 策 との 総 合 調 整 に 当 たる また 署 警 備 本 部 は 必 要 に 応 じて 県 警 備 本 部 に 部 隊 の 派 遣 を 要 請 する (2) 警 備 活 動 の 重 点 ア 情 報 の 収 集 及 び 伝 達 柏 崎 警 察 署 は 津 波 予 報 ( 注 意 報 警 報 等 ) 余 震 等 地 震 関 連 情 報 被 害 の 実 態 及 び 被 害 の 拡 大 の 見 通 しなど 災 害 応 急 対 策 活 動 を 実 施 するために 必 要 な 情 報 を 重 点 的 に 収 集 すると ともに 速 やかに 関 係 機 関 へ 伝 達 する イ 被 害 実 態 の 把 握 柏 崎 警 察 署 は パトロールカー 交 番 駐 在 所 勤 務 員 等 からの 報 告 に 基 づき 管 轄 区 域 の 次 の 被 害 状 況 の 把 握 に 当 たる 初 期 段 階 (ア) 津 波 火 災 の 発 生 状 況 (イ) 死 傷 者 等 人 的 被 害 の 発 生 状 況 (ウ) 家 屋 の 倒 壊 等 建 物 被 害 の 発 生 状 況 (エ) 住 民 の 避 難 状 況 (オ) 主 要 道 路 橋 梁 及 び 鉄 道 の 被 害 状 況 (カ) 危 険 物 貯 蔵 所 及 び 重 要 防 護 施 設 の 被 害 状 況 (キ) 電 気 水 道 ガス 及 び 通 信 施 設 等 ライフラインの 被 害 状 況 (ク) 堤 防 護 岸 等 の 損 壊 状 況 (ケ) 災 害 拡 大 の 見 通 し (コ) 市 消 防 等 の 活 動 状 況 初 期 段 階 以 降 (ア) 初 期 段 階 に 掲 げる 事 項 (イ) 被 災 者 の 動 向 (ウ) 被 災 地 避 難 所 等 の 治 安 状 況 及 び 流 言 飛 語 の 状 況 (エ) 被 災 道 路 橋 梁 及 び 鉄 道 の 復 旧 状 況 及 び 見 通 し (オ) 電 気 水 道 ガス 及 び 通 信 施 設 等 ライフラインの 復 旧 状 況 及 び 見 通 し (カ) 市 日 赤 病 院 等 の 救 護 対 策 の 状 況 (キ) 火 災 の 発 生 及 び 被 害 拡 大 の 原 因 ウ 被 災 者 の 救 出 及 び 負 傷 者 の 救 護 被 害 の 程 度 に 応 じ 救 出 部 隊 を 派 遣 し 倒 壊 家 屋 の 密 集 地 学 校 病 院 など 多 数 の 人 が 集 合 する 場 所 を 重 点 的 に 各 種 救 出 機 材 を 有 効 に 活 用 し 救 出 救 護 を 実 施 する 負 傷 者 については 応 急 措 置 を 行 った 後 県 市 消 防 機 関 日 本 赤 十 字 社 等 の 救 護 班 に 引 き 継 ぎ 又 は 病 院 に 搬 送 する エ 迷 い 子 及 び 行 方 不 明 者 の 捜 索 (ア) 多 数 の 迷 い 子 迷 い 人 その 他 要 保 護 者 ( 以 下 迷 い 子 等 という ) 及 び 行 方 不 明 者 - 206 -

第 1 編 第 3 章 第 12 節 交 通 規 制 及 び 警 備 保 安 対 策 の 発 見 保 護 及 び 調 査 等 を 迅 速 に 行 うため 集 中 被 災 地 域 に 所 要 の 捜 査 部 隊 を 派 遣 し 早 期 発 見 に 努 める (イ) 迷 い 子 等 の 保 護 及 び 行 方 不 明 者 の 捜 索 等 に 関 する 相 談 に 応 じるため 警 察 署 主 要 交 番 その 他 適 当 な 場 所 に 迷 い 子 行 方 不 明 者 相 談 所 を 設 置 する (ウ) 迷 い 子 等 保 護 者 が 判 明 しないものについては 児 童 相 談 所 社 会 福 祉 事 務 所 又 は 市 等 の 開 設 する 保 護 収 容 施 設 に 連 絡 する (エ) 迷 い 子 等 について 届 出 を 受 理 した 場 合 は 速 やかに 事 後 の 届 出 及 び 照 会 照 合 に 対 応 するよう 努 める オ 危 険 箇 所 の 警 備 及 び 被 災 地 域 住 民 の 避 難 誘 導 (ア) 危 険 箇 所 の 警 戒 火 災 爆 発 建 築 物 の 倒 壊 等 により 危 険 な 事 態 が 発 生 し また 発 生 するおそれがあ る 場 合 は その 警 戒 を 実 施 し 関 係 者 以 外 の 立 入 りを 制 限 若 しくは 禁 止 又 は 退 去 を 命 ずる (イ) 被 災 地 域 住 民 の 避 難 誘 導 a 市 消 防 関 係 者 等 と 協 力 し 避 難 誘 導 を 実 施 する なお 実 施 に 当 たっては 第 7 節 避 難 及 び 避 難 所 対 策 に 基 づき 実 施 する b 津 波 の 来 襲 や 火 災 の 延 焼 など 的 確 な 情 勢 判 断 を 行 い 速 やかに 避 難 誘 導 の 時 期 場 所 誘 導 経 路 等 を 決 定 する c 緊 急 やむを 得 ず 警 察 官 自 らが 避 難 の 指 示 を 行 った 場 合 は 署 警 備 本 部 長 を 通 じ 市 長 にその 旨 を 通 知 する d 津 波 警 報 や 火 災 の 延 焼 などが 予 想 される 場 合 市 長 と 協 議 の 上 高 齢 者 障 害 者 子 ども 外 国 人 等 の 要 配 慮 者 を 事 前 に 避 難 するよう 指 導 する また 避 難 に 際 しての 混 乱 による 事 故 の 防 止 に 努 めるとともに 避 難 場 所 での 秩 序 の 維 持 と 犯 罪 の 予 防 に 努 め る e 避 難 が 広 域 に 及 ぶ 場 合 は 県 警 備 本 部 がその 調 整 に 当 たる f 病 院 学 校 デパートその 他 多 数 の 人 が 集 まる 場 所 における 避 難 は 管 理 者 等 の 誘 導 による 自 主 避 難 を 原 則 とするが 病 院 心 身 障 害 児 者 施 設 等 に 対 しては 災 害 の 規 模 態 様 により 所 要 の 部 隊 を 派 遣 し 管 理 者 の 避 難 措 置 に 積 極 的 に 協 力 して 安 全 な 場 所 へ 誘 導 する カ 不 法 事 案 等 の 予 防 及 び 取 締 り (ア) 不 法 事 案 等 の 予 防 及 び 取 締 りに 当 たっては 住 民 の 不 安 を 軽 減 し 混 乱 の 発 生 を 防 止 す るため 窃 盗 犯 粗 暴 犯 経 済 事 犯 等 生 活 に 密 着 した 犯 罪 の 予 防 及 び 取 締 りに 重 点 をお くほか 住 民 等 が 集 まる 場 所 における 混 乱 の 発 生 防 止 等 の 活 動 を 積 極 的 に 行 う (イ) 流 言 飛 語 の 防 止 a 被 害 実 態 関 係 機 関 の 救 援 活 動 復 旧 活 動 状 況 警 察 の 活 動 内 容 を 現 場 広 報 し 被 災 者 の 不 安 解 消 を 図 る b 流 言 飛 語 発 生 時 には 報 道 機 関 に 対 し 正 確 な 情 報 を 迅 速 に 提 供 し その 打 ち 消 し 報 道 を 要 請 する - 207 -

キ 避 難 地 域 避 難 場 所 避 難 所 重 要 施 設 等 の 警 戒 第 1 編 第 3 章 第 12 節 交 通 規 制 及 び 警 備 保 安 対 策 避 難 地 域 避 難 場 所 避 難 所 重 要 施 設 等 の 警 戒 活 動 に 当 たっては 警 戒 要 員 の 配 置 箇 所 装 備 資 機 材 の 活 用 関 係 機 関 との 密 接 な 連 携 に 配 意 して 効 率 的 な 活 動 を 行 う ク 地 域 の 保 安 及 び 防 犯 対 策 (ア) 保 安 対 策 a 危 険 物 及 び 高 圧 ガス 等 の 製 造 貯 蔵 施 設 等 に 対 しては 警 戒 要 員 を 派 遣 し 警 戒 区 域 ( 警 戒 線 ) 内 の 立 入 禁 止 制 限 避 難 誘 導 広 報 等 を 実 施 し 危 険 物 による 災 害 の 未 然 防 止 と 拡 大 防 止 に 努 める なお 警 察 官 自 らが 警 戒 区 域 を 設 定 した 場 合 は 署 警 備 本 部 長 を 通 じて 市 長 に 通 知 する b 銃 砲 火 薬 類 の 製 造 販 売 業 者 及 び 所 有 者 に 対 しては 盗 難 紛 失 等 の 事 故 のないよう 厳 重 な 保 管 指 導 に 努 めるとともに 家 屋 の 倒 壊 等 保 管 場 所 が 被 災 した 場 合 には 保 管 委 託 又 は 警 察 署 における 一 時 預 かりを 依 頼 するよう 指 導 する (イ) 防 犯 対 策 a 関 係 行 政 機 関 との 情 報 交 換 を 行 い 避 難 後 の 住 宅 密 集 地 域 避 難 所 食 料 倉 庫 金 融 機 関 支 援 物 資 集 積 場 所 等 の 防 犯 対 象 における 各 種 犯 罪 の 発 生 状 況 及 び 被 害 予 測 不 審 情 報 を 収 集 分 析 し 各 種 犯 罪 の 多 発 予 測 地 域 等 について 重 点 的 に 警 ら 警 戒 及 び 広 報 活 動 等 を 強 化 し 各 種 犯 罪 の 未 然 防 止 に 努 める b 被 災 地 の 混 乱 に 乗 じた 集 団 による 不 法 行 為 生 活 必 需 物 資 等 の 欠 乏 に 伴 う 悪 質 業 者 の 買 占 め 売 り 惜 しみ 及 び 暴 利 販 売 等 について 取 締 りを 強 化 する また 各 種 物 資 の 取 扱 業 者 組 合 等 に 対 する 生 活 必 需 物 資 復 興 資 機 材 等 の 流 通 確 保 の 指 導 を 行 う c 地 域 防 犯 団 体 等 は 火 災 及 び 盗 難 予 防 並 びに 警 察 及 び 関 係 機 関 が 行 う 諸 活 動 に 協 力 し 防 犯 活 動 に 当 たる d 事 業 者 に 対 して 防 犯 情 報 の 提 供 及 び 活 動 に 対 する 助 言 により 防 犯 CSR 活 動 を 促 進 する ケ 住 民 に 対 する 広 報 及 び 相 談 活 動 (ア) 広 報 活 動 被 災 者 の 不 安 を 解 消 し 混 乱 を 防 止 するため 被 害 の 規 模 区 域 火 災 の 発 生 延 焼 状 況 避 難 場 所 避 難 経 路 救 護 所 の 設 置 場 所 津 波 高 波 等 の 気 象 情 報 及 び 交 通 規 制 状 況 等 について, 報 道 機 関 広 報 車 携 帯 用 拡 声 器 等 の 広 報 機 器 立 て 看 板 等 を 活 用 し て 現 場 の 状 況 に 応 じた 広 報 を 積 極 的 に 行 う また 居 住 滞 在 外 国 人 の 実 態 を 考 慮 し 主 要 外 国 語 による 広 報 を 行 う 重 点 をおくべき 広 報 項 目 a 地 震 の 規 模 と 住 民 のとるべき 行 動 b 津 波 情 報 の 情 報 c 被 害 発 生 状 況 と 復 旧 見 通 し d 火 災 の 発 生 状 況 e 堤 防 護 岸 の 損 壊 状 況 - 208 -

f 交 通 規 制 状 況 g 被 災 者 の 避 難 状 況 h 救 護 所 避 難 場 所 の 設 置 状 況 i 死 者 及 び 遺 体 安 置 場 所 j 危 険 防 止 措 置 (イ) 相 談 活 動 第 1 編 第 3 章 第 12 節 交 通 規 制 及 び 警 備 保 安 対 策 柏 崎 警 察 署 に 総 合 相 談 所 を 設 置 し 被 害 状 況 の 照 会 被 災 者 の 安 否 照 会 迷 子 行 方 不 明 者 の 照 会 外 国 人 からの 照 会 及 び 各 種 相 談 等 に 応 じる コ 遺 体 の 検 視 遺 体 の 見 分 については 検 視 規 則 等 により 迅 速 かつ 適 正 に 行 う なお 身 元 不 明 の 遺 体 に 対 しては 見 分 後 所 持 品 着 衣 人 相 特 徴 等 を 写 真 撮 影 する とともに 遺 品 を 保 存 して 事 後 に 身 元 確 認 ができる 措 置 をとり 関 係 機 関 に 引 き 継 ぐ サ 関 係 機 関 団 体 に 対 する 協 力 支 援 (ア) 県 市 等 防 災 関 係 機 関 及 びボランティア 団 体 の 行 う 救 援 活 動 に 対 し 避 難 場 所 への 巡 回 班 を 確 保 し 市 職 員 とともに 定 期 的 な 巡 回 により 避 難 者 との 接 触 を 深 め 安 心 感 を 醸 成 し 要 望 事 項 を 把 握 して 救 護 対 策 に 反 映 させるなど 避 難 場 所 の 秩 序 維 持 に 努 める (イ) 県 市 日 赤 その 他 の 機 関 が 行 う 緊 急 物 資 救 援 物 資 の 輸 送 遺 体 の 処 理 医 療 防 疫 活 動 等 に 対 して 必 要 により 所 要 の 警 備 要 員 又 は 部 隊 を 派 遣 し 側 面 からの 支 援 に 当 た る (ウ) 町 内 会 商 店 会 消 防 団 等 の 責 任 者 に 対 し 被 災 地 の 自 主 警 戒 や 救 援 活 動 が 積 極 的 に 行 われるよう 要 請 を 行 う シ 他 都 道 府 県 警 察 本 部 等 に 対 する 援 助 要 請 (ア) 県 公 安 委 員 会 は 被 害 状 況 を 考 慮 し 必 要 と 認 める 場 合 は 次 の 事 項 を 明 らかにして 警 察 庁 又 は 他 の 都 道 府 県 警 察 に 対 し 警 察 法 第 60 条 に 基 づく 援 助 要 請 を 行 う a 援 助 を 必 要 とする 理 由 及 び 派 遣 期 間 場 所 b 援 助 を 必 要 とする 人 員 装 備 資 機 材 服 装 携 行 品 車 両 航 空 機 c 経 路 及 び 途 中 給 油 場 所 d その 他 必 要 な 事 項 (イ) 自 衛 隊 に 対 する 援 助 要 請 は 知 事 を 通 して 行 う また 第 九 管 区 海 上 保 安 本 部 及 びそ の 他 の 機 関 団 体 に 対 しては 直 接 行 う なお 要 請 事 務 手 続 きに 先 行 して 必 要 な 情 報 連 絡 を 行 い 迅 速 な 援 助 を 確 保 する ス 他 都 道 府 県 警 察 本 部 に 対 する 特 別 派 遣 他 都 道 府 県 において 大 震 災 が 発 生 し 援 助 要 請 があった 場 合 には 広 域 緊 急 援 助 隊 を 基 本 に 所 要 の 部 隊 及 び 車 両 装 備 品 を 派 遣 する また 警 察 庁 から 部 隊 の 緊 急 派 遣 指 示 があ った 場 合 は 管 区 警 察 局 の 調 整 により 緊 急 派 遣 する セ 列 車 災 害 の 救 助 活 動 負 傷 者 等 多 数 の 被 害 を 伴 う 列 車 災 害 が 発 生 した 場 合 は 現 地 警 備 指 揮 所 を 災 害 現 場 付 近 に 設 置 し 救 出 救 護 班 を 派 遣 し 負 傷 者 等 の 救 出 救 護 に 当 たる また 通 信 の 確 保 災 - 209 -

第 1 編 第 3 章 第 12 節 交 通 規 制 及 び 警 備 保 安 対 策 害 現 場 付 近 の 救 助 活 動 に 必 要 な 交 通 規 制 整 理 を 行 うとともに 被 災 者 及 び 付 近 住 民 の 不 安 感 を 除 去 するため 現 場 広 報 を 行 う 3 道 路 交 通 対 策 大 規 模 な 地 震 が 発 生 した 場 合 は 速 やかに 道 路 の 被 害 状 況 及 び 交 通 状 況 の 把 握 に 努 め 危 険 箇 所 の 標 示 う 回 指 示 交 通 情 報 の 収 集 及 び 提 供 車 両 の 使 用 の 抑 制 その 他 運 転 者 の 執 るべき 措 置 についての 広 報 等 危 険 防 止 及 び 混 雑 緩 和 のための 措 置 を 行 う (1) 交 通 規 制 の 基 本 方 針 ア 被 災 地 域 での 一 般 車 両 の 走 行 は 原 則 として 禁 止 する イ 被 災 地 域 への 一 般 車 両 の 流 入 は 原 則 として 禁 止 する ウ 被 災 地 域 外 への 流 出 は 交 通 の 混 乱 が 生 じない 限 り 原 則 として 制 限 しない エ 避 難 路 及 び 緊 急 交 通 路 については 優 先 的 にその 機 能 の 確 保 を 図 るため 原 則 として 一 般 車 両 の 通 行 を 禁 止 又 は 制 限 する その 他 防 災 上 重 要 な 道 路 についても 必 要 な 交 通 規 制 を 行 う オ 高 速 道 路 については 被 災 地 域 を 中 心 に 広 域 的 に 通 行 禁 止 とし 緊 急 交 通 路 としての 活 用 を 図 るため 一 般 車 両 の 流 入 を 禁 止 又 は 制 限 する カ 走 行 中 の 全 車 両 を 道 路 の 左 端 に 寄 せて 停 車 させ 道 路 中 央 部 を 住 民 の 避 難 路 及 び 緊 急 自 動 車 等 の 通 行 路 として 確 保 するとともに 速 やかに 管 内 の 道 路 被 害 状 況 等 を 調 査 する (2) 交 通 規 制 の 実 施 大 震 災 が 発 生 した 場 合 交 通 の 混 乱 を 防 止 し 住 民 の 避 難 路 及 び 緊 急 交 通 路 を 確 保 するた め 次 の 交 通 規 制 を 実 施 する ア 県 内 への 一 般 車 両 の 流 入 制 限 隣 接 県 境 の 主 要 各 道 路 においては 県 内 に 流 入 する 車 両 ( 軽 車 両 を 除 く )のうち 道 路 交 通 法 第 39 条 第 1 項 に 規 定 する 緊 急 自 動 車 及 び 緊 急 輸 送 等 災 害 応 急 対 策 に 従 事 する 車 両 として 都 道 府 県 知 事 又 は 都 道 府 県 公 安 委 員 会 の 確 認 を 受 けた 車 両 ( 以 下 緊 急 通 行 車 両 という ) 以 外 の 車 両 の 流 入 を 極 力 抑 制 する 必 要 がある 場 合 隣 接 県 警 察 本 部 に 対 して 新 潟 県 内 への 一 般 車 両 の 流 入 を 抑 制 するよ う 協 力 を 依 頼 する イ 被 災 地 に 向 かう 車 両 の 走 行 抑 制 被 災 地 に 通 じる 路 線 の 主 要 交 差 点 に 警 察 官 を 配 置 して 緊 急 通 行 車 両 以 外 の 車 両 の 被 災 地 への 流 入 を 禁 止 する また 県 内 における 一 般 車 両 の 走 行 は 極 力 抑 制 する ウ 高 速 道 路 の 通 行 禁 止 と 流 入 制 限 高 速 道 路 にあっては 被 災 地 を 中 心 に 全 面 通 行 禁 止 とし 道 路 の 損 壊 状 況 を 確 認 すると ともに 本 線 上 の 車 両 を 直 近 のインターチェンジから 流 出 させる 各 インターチェンジにおいては 緊 急 通 行 車 両 以 外 の 車 両 の 流 入 を 禁 止 する エ 広 域 交 通 規 制 隣 接 県 に 及 ぶ 広 域 交 通 規 制 が 必 要 な 場 合 は 警 察 庁 管 区 警 察 局 の 調 整 の 下 で 関 係 県 警 察 本 部 と 規 制 の 内 容 路 線 名 区 間 及 び 期 間 等 を 協 議 決 定 し 警 察 庁 が 指 定 する 広 域 - 210 -

第 1 編 第 3 章 第 12 節 交 通 規 制 及 び 警 備 保 安 対 策 交 通 規 制 対 象 道 路 において 必 要 な 交 通 規 制 を 実 施 するとともに 協 力 を 要 請 する (ア) 警 察 庁 が 指 定 する 広 域 交 通 規 制 対 象 道 路 は 次 のとおりである 関 越 自 動 車 道 上 信 越 自 動 車 道 北 陸 自 動 車 道 磐 越 自 動 車 道 日 本 海 沿 岸 東 北 自 動 車 道 国 道 7 号 国 道 8 号 国 道 17 号 国 道 18 号 国 道 49 号 国 道 113 号 国 道 1 17 号 (イ) 必 要 な 交 通 規 制 等 を 行 うための 検 問 所 を 次 のとおり 設 置 する 路 線 名 設 置 場 所 国 道 7 号 村 上 市 道 の 駅 朝 日 国 道 8 号 妙 高 市 大 字 市 振 道 の 駅 越 後 市 振 の 関 玉 前 国 道 17 号 南 魚 沼 郡 湯 沢 町 神 立 除 雪 ステーション 前 国 道 18 号 上 越 市 中 郷 区 江 口 江 口 除 雪 ステーション 前 国 道 49 号 東 蒲 原 郡 阿 賀 町 津 川 除 雪 ステーション 前 北 陸 自 動 車 道 関 越 自 動 車 道 新 潟 市 江 南 区 亀 田 早 糸 魚 川 市 上 刈 南 魚 沼 郡 湯 沢 町 妙 高 市 大 字 関 川 新 潟 亀 田 インター 糸 魚 川 インター 湯 沢 インター 妙 高 高 原 インター 磐 越 自 動 車 道 東 蒲 原 郡 阿 賀 町 津 川 インター 日 本 海 沿 岸 東 北 自 動 車 道 村 上 市 猿 沢 朝 日 まほろばインター オ 緊 急 交 通 路 等 の 指 定 等 (ア) 県 公 安 委 員 会 は 緊 急 通 行 車 両 以 外 の 車 両 の 通 行 禁 止 等 を 行 う 必 要 があるときは 道 路 管 理 者 に 対 し 緊 急 通 行 車 両 の 通 行 を 確 保 するための 区 間 の 指 定 放 置 車 両 や 立 ち 往 生 車 両 等 の 移 動 等 について 要 請 するものとする (イ) 主 要 道 路 の 被 害 調 査 結 果 に 基 づいて 災 害 対 策 基 本 法 第 76 条 第 1 項 の 規 定 により 区 域 又 は 道 路 の 区 間 及 び 期 間 を 定 めて 緊 急 交 通 路 を 指 定 する 緊 急 交 通 路 については 各 検 問 所 及 びルート 内 主 要 交 差 点 において 緊 急 通 行 車 両 以 外 の 車 両 の 通 行 を 禁 止 する また 交 通 規 制 資 機 材 を 活 用 し 支 線 からの 車 両 の 流 入 を 防 止 する (ウ) 津 波 危 険 予 想 地 域 等 へ 通 ずる 道 路 については その 危 険 地 域 境 界 線 上 において 緊 急 通 行 車 両 以 外 の 車 両 の 区 域 内 への 流 入 を 禁 止 する (エ) 各 市 町 村 の 指 定 する 主 要 な 避 難 路 については 極 力 車 両 の 通 行 を 抑 制 する カ 緊 急 交 通 路 等 における 車 両 等 の 措 置 (ア) 緊 急 交 通 路 等 を 走 行 中 の 一 般 車 両 については 直 ちに 同 路 線 以 外 の 道 路 又 は 路 外 へ 誘 導 退 去 させるとともに その 走 行 を 極 力 抑 制 する (イ) 緊 急 交 通 路 等 に 放 置 車 両 その 他 交 通 障 害 となる 物 件 がある 場 合 法 第 76 条 の3の 規 定 により 直 ちに 立 ち 退 き 撤 去 の 広 報 指 示 を 行 う 著 しく 妨 害 となる 物 件 について は 道 路 管 理 者 等 の 協 力 を 得 て 排 除 するほか 状 況 により 必 要 な 措 置 を 講 ずる また 警 察 官 がその 場 にいない 限 り 災 害 派 遣 を 命 ぜられた 自 衛 隊 部 隊 の 自 衛 官 及 び 消 防 吏 員 が 行 うことができる キ 交 通 規 制 の 結 果 生 ずる 滞 留 車 両 運 転 者 及 び 同 乗 者 の 措 置 交 通 規 制 のため 車 両 が 滞 留 し その 場 で 長 時 間 停 止 することとなった 場 合 は 適 切 なう - 211 -

回 路 を 指 示 するとともに 関 係 機 関 と 協 力 し 必 要 な 対 策 を 講 ずる ク 主 要 信 号 機 の 確 保 第 1 編 第 3 章 第 12 節 交 通 規 制 及 び 警 備 保 安 対 策 停 電 により 作 動 しない 主 要 な 交 差 点 の 信 号 機 は 発 動 発 電 機 等 により 電 源 を 確 保 する (3) 緊 急 通 行 車 両 の 確 認 知 事 及 び 県 公 安 委 員 会 が 行 う 緊 急 通 行 車 両 の 確 認 手 続 き 等 は 次 のとおりである ア 緊 急 通 行 車 両 の 確 認 範 囲 災 害 応 急 対 策 の 的 確 かつ 円 滑 な 実 施 のため その 通 行 を 確 保 することが 特 に 必 要 な 車 両 であり 主 に 次 の 業 務 に 従 事 する 車 両 を 確 認 の 対 象 とする (ア) 警 報 の 発 令 及 び 伝 達 並 びに 避 難 の 勧 告 又 は 指 示 に 関 するもの (イ) 消 防 水 防 道 路 維 持 電 気 ガス 水 道 その 他 の 応 急 措 置 に 関 するもの (ウ) 被 災 者 の 救 護 救 助 その 他 の 保 護 に 関 するもの (エ) 災 害 を 受 けた 児 童 及 び 生 徒 の 応 急 の 教 育 に 関 するもの (オ) 被 災 地 の 施 設 設 備 の 応 急 の 復 旧 に 関 するもの (カ) 清 掃 防 疫 その 他 の 保 健 衛 生 に 関 するもの (キ) 犯 罪 の 予 防 交 通 規 制 その 他 災 害 地 における 社 会 秩 序 の 維 持 に 関 するもの (ク) 緊 急 輸 送 の 確 保 に 関 するもの (ケ) 上 記 のほか 災 害 の 発 生 の 防 止 又 は 拡 大 の 防 止 のための 措 置 に 関 するもの イ 確 認 事 務 の 実 施 区 分 等 交 通 規 制 時 において アに 掲 げる 緊 急 通 行 車 両 の 確 認 は 車 両 の 使 用 者 の 申 出 により 知 事 及 び 県 公 安 委 員 会 が 次 の 区 分 により 実 施 する 確 認 者 確 認 車 両 申 請 受 付 及 び 確 認 場 所 知 事 県 公 安 委 員 会 県 有 車 両 災 害 応 急 対 策 を 実 施 するため 県 が 調 達 借 上 等 をする 車 両 国 市 町 村 公 共 的 団 体 及 びその 他 の 者 が 所 有 する 車 両 ウ 緊 急 通 行 車 両 の 事 前 確 認 届 出 知 事 が 確 認 する 車 両 以 外 の 車 両 県 防 災 局 危 機 対 策 課 各 地 域 振 興 局 警 察 本 部 交 通 規 制 課 各 警 察 署 交 通 検 問 所 (ア) 県 公 安 委 員 会 は アに 掲 げる 緊 急 通 行 車 両 のうち 市 町 村 等 公 的 団 体 が 保 有 し 若 し くは 市 町 村 等 公 的 団 体 との 契 約 等 により 常 時 市 町 村 等 公 的 団 体 が 使 用 する 車 両 又 は 災 害 時 に 他 の 関 係 機 関 団 体 等 から 調 達 する 車 両 については あらかじめ 災 害 応 急 対 策 用 と して 届 出 があった 場 合 事 前 に 緊 急 通 行 車 両 としての 確 認 を 行 い 事 前 届 済 証 を 交 付 す る (イ) 事 前 届 出 済 証 交 付 車 両 について 交 通 規 制 実 施 時 に 緊 急 通 行 車 両 としての 確 認 申 請 が あった 場 合 は 他 に 優 先 して 確 認 を 行 う エ 緊 急 通 行 車 両 の 標 章 等 の 交 付 (ア) 緊 急 通 行 車 両 の 確 認 後 は 速 やかに 所 定 の 標 章 及 び 証 明 書 を 交 付 する (イ) 緊 急 通 行 車 両 の 確 認 及 び 標 章 等 の 交 付 は 受 理 簿 により 処 理 する - 212 -

第 1 編 第 3 章 第 12 節 交 通 規 制 及 び 警 備 保 安 対 策 (ウ) 標 章 及 び 証 明 書 は 車 両 1 台 についてそれぞれ1 通 とし 通 行 日 時 はその 車 両 が 緊 急 通 行 車 両 として 使 用 される 期 間 とする (エ) 標 章 等 の 交 付 を 受 けた 緊 急 通 行 車 両 の 使 用 者 は 当 該 車 両 の 前 面 に 見 やすい 箇 所 に 標 章 を 掲 示 するとともに 証 明 書 を 当 該 車 両 に 備 え 付 けるものとする (4) 自 動 車 運 転 者 のとるべき 措 置 平 素 から 関 係 機 関 と 連 携 して 自 動 車 運 転 者 に 対 し 大 規 模 な 災 害 の 発 生 時 にとるべき 措 置 について 次 に 定 める 事 項 の 周 知 徹 底 を 図 る ア 走 行 中 のとき (ア)できるかぎり 安 全 な 方 法 により 車 両 を 左 側 に 停 車 させること (イ) 停 車 後 は カーラジオ 等 により 災 害 に 関 する 情 報 を 聴 取 し その 情 報 及 び 周 囲 の 状 況 に 応 じて 行 動 すること (ウ) 車 両 を 置 いて 避 難 するときは できる 限 り 路 外 に 停 車 させる やむを 得 ず 道 路 上 に 置 いて 避 難 するときは 車 両 を 道 路 の 左 端 に 寄 せて 停 車 させ エンジンキーはつけたまま とし 窓 を 閉 め ドアをロックしないこと イ 避 難 するとき 避 難 するときは 車 両 を 使 用 しないこと (5) 関 係 機 関 との 協 力 交 通 規 制 の 実 施 に 際 しては 道 路 管 理 者 及 び 関 係 機 関 と 緊 密 に 連 絡 し 状 況 に 即 した 適 切 な 交 通 規 制 を 実 施 する (6) 警 備 業 団 体 に 対 する 出 動 要 請 新 潟 県 警 備 業 協 会 に 対 し 必 要 に 応 じて 災 害 時 における 交 通 及 び 地 域 安 全 の 確 保 に 係 る 業 務 に 関 する 協 定 に 基 づき 緊 急 交 通 路 の 確 保 等 の 交 通 誘 導 警 備 業 務 への 出 動 を 要 請 す る (7) 広 報 交 通 規 制 を 実 施 した 場 合 は 避 難 者 運 転 者 地 域 住 民 等 に 対 してラジオ テレビ 交 通 情 報 板 看 板 等 により 適 時 適 切 な 広 報 を 実 施 し その 周 知 徹 底 を 図 るものとする また 被 災 地 域 以 外 の 市 町 村 他 の 都 道 府 県 からの 支 援 輸 送 の 円 滑 化 を 図 るため 県 又 は 管 区 警 察 局 等 を 通 じ 他 の 都 道 府 県 市 町 村 防 災 関 係 機 関 に 交 通 規 制 状 況 の 提 供 を 求 める - 213 -

第 1 編 第 3 章 第 13 節 火 災 対 策 第 13 節 火 災 対 策 地 震 により 発 生 した 火 災 に 対 し 住 民 の 初 期 消 火 活 動 による 延 焼 防 止 並 びに 柏 崎 市 消 防 本 部 が 行 う 消 防 活 動 及 び 消 防 団 との 連 携 について 次 のとおり 定 める 1 実 施 担 当 部 及 び 班 市 における 担 当 部 及 び 班 は 次 のとおりとする 部 班 担 当 内 容 消 防 部 総 務 班 予 防 班 消 防 班 危 機 管 理 部 ( 総 合 調 整 班 )との 連 絡 調 整 に 関 すること 消 防 団 員 の 出 動 に 関 すること 部 に 係 る 災 害 状 況 の 調 査 及 び 集 計 に 関 すること 災 害 情 報 の 受 理 及 び 出 動 指 令 に 関 すること 火 災 救 急 救 助 活 動 の 実 施 に 関 すること 防 災 ヘリコプターの 運 航 要 請 に 関 すること 2 地 震 火 災 対 策 (1) 市 民 の 対 策 地 震 が 発 生 した 場 合 職 場 家 庭 等 においては 次 により 出 火 防 止 と 初 期 消 火 に 努 める ア 出 火 防 止 ガスコンロ 電 気 コンロ 暖 房 器 具 等 の 火 気 の 遮 断 及 び 漏 電 ブレーカーの 遮 断 イ 初 期 消 火 速 やかな 消 防 機 関 への 通 報 及 び 消 火 器 等 による 初 期 消 火 (2) 消 防 団 の 対 策 消 防 部 総 務 班 長 は 消 防 団 が 地 域 に 密 着 した 防 災 機 関 であることから 消 防 団 が 消 防 本 部 等 と 次 のような 火 災 防 ぎょ 活 動 等 に 当 たるよう 消 防 団 長 経 由 で 要 請 する ア 消 防 団 への 連 絡 等 消 防 部 総 務 班 は 参 集 の 必 要 がある 火 災 を 覚 知 した 場 合 速 やかに 所 属 消 防 団 への 連 絡 を 行 うこと イ 住 民 への 初 期 消 火 の 広 報 等 拡 声 器 メガホン サイレン 等 による 住 民 への 出 火 防 止 初 期 消 火 の 広 報 ウ 情 報 の 収 集 伝 達 現 地 火 災 情 報 等 の 消 防 団 本 部 及 び 消 防 本 部 への 伝 達 エ 消 火 活 動 地 域 住 民 自 主 防 災 組 織 と 協 力 し 迅 速 かつ 効 果 的 な 初 期 消 火 活 動 (3) 消 防 本 部 の 対 策 消 防 本 部 は 火 災 が 発 生 した 場 合 消 防 団 等 と 連 携 し 全 消 防 力 を 傾 注 して 消 火 活 動 に 努 める - 214 -

ア 特 別 配 備 体 制 特 別 配 備 体 制 は 次 に 基 づき 発 令 する (ア) 災 害 対 策 本 部 が 設 置 されたとき (イ)その 他 災 害 の 状 況 により 消 防 長 が 必 要 と 認 めたとき イ 指 揮 本 部 の 設 置 (ア) 消 防 本 部 内 に 消 防 災 害 対 策 本 部 を 設 ける (イ) 必 要 により 災 害 現 場 に 現 場 指 揮 本 部 を 設 ける ウ 職 員 の 招 集 及 び 消 防 力 の 強 化 (ア) 災 害 発 生 時 消 防 部 総 務 班 及 び 予 防 班 は 本 部 員 として 業 務 に 当 たる 第 1 編 第 3 章 第 13 節 火 災 対 策 (イ) 消 防 力 の 強 化 のため 消 防 署 に 消 防 隊 救 急 隊 等 を 増 強 する なお 災 害 の 規 模 によ り 順 次 職 員 を 招 集 する エ 火 災 情 報 の 収 集 火 災 情 報 の 収 集 は119 番 通 報 とし 災 害 により 通 信 回 線 が 途 絶 した 場 合 は 次 の 方 法 に より 速 やかに 管 轄 区 域 内 の 火 災 の 全 体 状 況 を 把 握 する (ア)あらかじめ 定 めた 経 路 方 法 による 職 員 の 参 集 途 上 における 情 報 収 集 (イ) 職 員 による 車 両 等 を 利 用 した 情 報 収 集 (ウ) 消 防 団 自 主 防 災 組 織 による 無 線 等 による 情 報 収 集 オ 緊 急 交 通 路 の 確 保 (ア) 消 防 本 部 は 警 察 及 び 道 路 管 理 者 の 情 報 を 基 に 火 災 現 場 までの 通 行 路 確 保 を 図 るとと もに 必 要 に 応 じて 交 通 規 制 及 び 道 路 警 戒 を 要 請 する (イ) 消 防 隊 は 警 察 官 がその 場 にいない 場 合 において 災 害 応 急 対 策 の 実 施 に 著 しい 支 障 が 生 じるおそれがあると 認 めるときは 消 防 用 緊 急 通 行 車 両 の 円 滑 な 通 行 を 確 保 するた め 必 要 な 措 置 命 令 強 制 措 置 を 行 う カ 火 災 防 御 活 動 (ア) 火 災 がある 程 度 の 消 防 力 の 強 化 によって 鎮 圧 可 能 である 地 域 については 完 全 鎮 圧 及 び 大 火 の 発 生 防 止 のため これに 必 要 な 対 策 を 講 ずる (イ) 火 災 の 発 生 密 度 が 大 きく 大 部 分 の 延 焼 火 災 の 鎮 圧 が 不 可 能 と 予 想 される 地 域 につい ては 避 難 上 の 安 全 を 確 保 するための 消 防 活 動 を 行 う (ウ) 避 難 者 収 容 施 設 救 助 物 資 の 集 積 場 所 救 護 所 災 害 対 策 実 施 上 の 中 枢 機 関 市 民 生 活 に 直 接 影 響 を 及 ぼす 関 係 施 設 について 優 先 的 に 火 災 防 御 活 動 を 行 う キ 消 防 水 利 の 確 保 (ア) 消 防 本 部 は 利 用 可 能 な 消 防 水 源 を 明 らかにした 水 利 台 帳 により 火 災 現 場 の 状 況 に 応 じた 迅 速 的 確 な 消 防 水 利 の 特 定 及 び 確 保 に 努 めるものとする (イ) 消 防 水 利 として 把 握 している 箇 所 河 川 池 海 水 プール 水 消 火 栓 防 火 水 槽 耐 震 貯 水 槽 ク 住 宅 用 火 災 警 報 器 の 周 知 啓 発 柏 崎 市 火 災 予 防 条 例 により 平 成 23 年 6 月 1 日 から 既 存 個 人 住 宅 においても 住 宅 用 火 災 警 報 器 の 設 置 が 義 務 化 になった 今 後 更 なる 設 置 率 の 向 上 及 び 適 切 な 維 持 管 理 を 図 る - 215 -

こととする (4) 警 防 活 動 の 基 本 方 針 ア 大 規 模 火 災 第 1 編 第 3 章 第 13 節 火 災 対 策 火 災 の 延 焼 拡 大 は 気 象 条 件 水 利 状 況 建 物 の 密 集 度 及 び 危 険 物 の 有 無 等 が 著 しく 影 響 するため 消 防 本 部 はこれらの 状 況 を 正 確 に 把 握 し 消 防 活 動 を 行 うが 更 に 拡 大 のお それがあるときは 次 により 適 切 な 対 応 を 図 る (ア) 現 場 指 揮 本 部 の 設 置 (イ) 消 防 団 との 連 携 による 防 御 帯 の 設 置 イ 豪 雪 建 物 の 倒 壊 雪 崩 の 発 生 等 による 要 救 助 者 の 救 出 及 び 火 災 時 における 水 利 の 確 保 等 は 次 により 適 切 に 対 応 する (ア) 災 害 の 発 生 に 際 しては 速 やかに 要 救 助 者 の 有 無 を 確 認 し 二 次 災 害 を 警 戒 しつつ 人 命 の 救 出 を 最 優 先 する (イ) 災 害 状 況 により 現 場 本 部 を 設 置 する (ウ) 災 害 が 広 範 囲 長 時 間 に 及 ぶ 場 合 が 多 いことから 消 防 団 との 連 携 を 密 にするととも に 分 担 を 明 確 にし 効 率 的 に 活 動 する (エ) 火 災 時 に 備 え 消 防 本 部 及 び 消 防 団 は 協 力 して 常 に 幹 線 道 路 等 の 水 利 確 保 に 努 める ウ その 他 の 災 害 その 他 の 災 害 については 本 対 策 に 準 ずる 3 広 域 応 援 消 防 本 部 は 火 災 が 発 生 した 場 合 消 防 団 等 と 連 携 し 適 切 な 消 火 活 動 を 行 うとともに 自 らの 消 防 力 で 対 応 できない 場 合 には 必 要 に 応 じて 新 潟 県 広 域 消 防 相 互 応 援 協 定 等 に 基 づく 応 援 要 請 及 び 緊 急 消 防 援 助 隊 への 応 援 要 請 を 迅 速 に 行 う (1) 県 内 市 町 村 相 互 の 広 域 応 援 体 制 ア 消 防 本 部 自 らの 消 防 力 では 対 応 できない 場 合 にあっては 新 潟 県 広 域 消 防 相 互 応 援 協 定 に 基 づき 市 町 村 に 応 援 要 請 する イ 応 援 要 請 は 新 潟 県 広 域 消 防 相 互 応 援 協 定 に 定 める 代 表 消 防 本 部 を 通 じて 他 市 町 村 へ 行 う ( 代 表 消 防 本 部 に 応 援 要 請 を 行 うことができない 場 合 副 代 表 消 防 本 部 ) (2) 他 都 道 府 県 に 対 する 応 援 体 制 ア 新 潟 県 広 域 消 防 相 互 応 援 協 定 に 基 づく 応 援 をもってしても 対 処 できないときは 県 に 対 して 次 の 事 項 を 明 らかにし 緊 急 消 防 援 助 隊 受 援 計 画 に 基 づき 応 援 要 請 を 行 う (ア) 火 災 状 況 応 援 要 請 理 由 応 援 の 必 要 期 間 (イ) 応 援 要 請 消 防 隊 の 種 別 と 人 員 (ウ) 市 への 進 入 路 及 び 結 集 場 所 (3) 消 防 相 互 応 援 協 定 消 防 組 織 法 第 39 条 及 び44 条 の 規 定 に 基 づく 消 防 本 部 の 消 防 相 互 応 援 協 定 締 結 状 況 につ いては 次 のとおりである また 今 後 は 消 防 本 部 における 受 援 計 画 等 の 整 備 を 図 るものと する - 216 -

第 1 編 第 3 章 第 13 節 火 災 対 策 協 定 等 の 名 称 締 結 年 月 日 業 務 内 容 協 定 先 等 の 名 称 緊 急 消 防 援 助 隊 運 用 要 綱 平 成 16 年 4 月 1 日 災 害 全 国 都 道 府 県 新 潟 県 広 域 消 防 相 互 応 援 協 定 平 成 17 年 9 月 1 日 災 害 上 越 地 域 中 越 地 域 下 越 地 域 佐 渡 地 域 新 潟 県 消 防 防 災 ヘリコプタ ー 応 援 協 定 平 成 7 年 4 月 1 日 災 害 新 潟 県 下 の 市 町 村 及 び 消 防 事 務 に 関 する 一 部 事 務 組 合 中 部 消 防 応 援 協 定 平 成 19 年 10 月 12 日 ( 平 成 22 年 3 月 31 日 改 正 ) 災 害 長 岡 市 三 条 市 燕 弥 彦 総 合 事 務 組 合 見 附 市 加 茂 地 域 小 千 谷 市 十 日 町 地 域 魚 沼 市 南 魚 沼 市 消 防 相 互 応 援 協 定 平 成 17 年 5 月 1 日 災 害 上 越 地 域 消 防 事 務 組 合 高 速 自 動 車 国 道 北 陸 自 動 車 道 長 岡 西 山 間 消 防 相 互 応 援 協 定 平 成 17 年 4 月 1 日 災 害 長 岡 市 高 速 自 動 車 国 道 北 陸 自 動 車 道 米 山 柿 崎 間 消 防 相 互 応 援 協 定 平 成 17 年 5 月 1 日 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 改 正 ) 災 害 上 越 地 域 消 防 事 務 組 合 4 整 備 書 類 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 長 は 次 の 書 類 を 整 備 する (1) 建 物 等 被 害 関 係 情 報 処 理 連 絡 票 ( 柏 崎 市 災 害 応 急 対 策 実 施 要 綱 第 2 号 様 式 ) - 217 -

第 1 編 第 3 章 第 14 節 医 療 救 護 活 動 対 策 第 14 節 医 療 救 護 活 動 対 策 市 県 医 療 機 関 及 び 医 療 関 係 団 体 は 緊 密 な 情 報 共 有 と 協 力 体 制 の 下 に 災 害 の 状 況 に 応 じた 適 切 な 医 療 助 産 及 び 救 護 を 行 うものとする 1 各 主 体 の 役 割 (1) 県 の 役 割 ア 市 と 情 報 共 有 し 地 域 住 民 の 生 命 及 び 健 康 を 守 るため 救 護 活 動 を 行 う イ 県 保 健 所 は 被 災 の 状 況 により 必 要 と 認 められる 場 合 は 特 に 医 療 機 関 等 の 協 力 を 得 て 地 域 における 医 療 活 動 の 拠 点 として 速 やかな 医 療 救 護 対 策 に 取 り 組 むため 災 害 保 健 対 策 現 地 本 部 を 設 置 する ウ 医 療 関 係 団 体 ( 新 潟 県 医 師 会 日 本 赤 十 字 社 新 潟 県 支 部 新 潟 県 歯 科 医 師 会 新 潟 県 薬 剤 師 会 新 潟 県 看 護 協 会 等 ) 新 潟 DMAT 基 幹 災 害 拠 点 病 院 ( 新 潟 大 学 医 歯 学 総 合 病 院 長 岡 赤 十 字 病 院 ) 消 防 機 関 自 衛 隊 等 と 被 災 地 域 における 医 療 ニーズなどの 情 報 を 共 有 した 上 で 救 護 班 の 派 遣 調 整 等 の 医 療 救 護 活 動 の 調 整 を 行 う エ 被 災 が 著 しく 県 内 の 体 制 だけでは 医 療 救 護 活 動 を 確 保 できない 場 合 は 国 及 び 他 の 都 道 府 県 等 に 対 して 支 援 を 要 請 する オ 新 潟 大 学 医 歯 学 総 合 病 院 と 協 力 して 透 析 医 療 機 関 に 被 害 状 況 を 確 認 し 新 潟 大 学 医 歯 学 総 合 病 院 が 透 析 医 療 機 関 の 患 者 受 入 れを 調 整 する カ 県 災 害 ボランティア 支 援 センターと 情 報 共 有 し 救 護 所 等 における 医 療 救 護 活 動 に 医 療 関 係 ボランティアを 有 効 活 用 する (2) 新 潟 DMATの 役 割 災 害 時 に 参 集 したDMATに 対 する 指 揮 関 係 機 関 との 調 整 等 を 行 う 組 織 としてDMA T 新 潟 県 調 整 本 部 のほか 必 要 に 応 じてDMAT 活 動 拠 点 本 部 等 を 設 置 する (3) 災 害 医 療 コーディネートチーム ア 柏 崎 保 健 所 長 を 災 害 医 療 コーディネーターとし 被 災 地 での 医 療 救 護 の 窓 口 となるとと もに 医 療 需 給 ( 医 療 資 機 材 を 含 む)の 調 整 等 の 業 務 を 行 う イ 県 職 員 のうち 新 潟 県 医 師 会 柏 崎 市 刈 羽 郡 医 師 会 柏 崎 市 歯 科 医 師 会 などの 医 療 関 係 団 体 災 害 拠 点 病 院 及 び 市 に 対 する 各 担 当 者 が 災 害 医 療 コーディネーターを 支 援 する (4) 災 害 拠 点 病 院 新 潟 DMAT 指 定 医 療 機 関 ドクターヘリ 基 地 病 院 の 役 割 関 係 機 関 との 情 報 共 有 を 図 り 患 者 の 受 入 れ 救 命 活 動 等 を 行 う (5) 市 の 役 割 関 係 機 関 との 情 報 共 有 を 図 るとともに 応 急 的 な 医 療 助 産 及 び 救 護 等 を 実 施 する 2 医 療 の 救 護 (1) 医 療 の 範 囲 救 急 医 療 対 象 者 に 対 する 医 療 の 範 囲 は 傷 病 発 生 と 同 時 に 行 う 救 急 看 護 及 び 初 期 診 療 その - 218 -

他 傷 病 者 の 症 状 に 応 じて 行 う 本 格 的 な 医 療 とする (2) 業 務 の 分 担 市 における 担 当 部 及 び 班 は 次 のとおりとする 第 1 編 第 3 章 第 14 節 医 療 救 護 活 動 対 策 部 班 担 当 内 容 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 医 師 会 歯 科 医 師 会 及 び 医 療 機 関 との 連 絡 調 整 並 びに 協 力 要 請 に 関 すること 医 療 救 護 所 の 開 設 に 関 すること 救 急 医 薬 品 及 び 医 療 資 機 材 の 確 保 に 関 すること 助 産 に 関 すること 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 は 県 の 災 害 医 療 コーディネーターチームとの 連 携 の 下 柏 崎 市 刈 羽 郡 医 師 会 等 の 協 力 を 得 て 医 療 救 護 班 を 編 成 し 医 療 救 護 活 動 を 実 施 する また 災 害 の 状 況 により 市 民 生 活 部 救 助 班 と 連 携 し 避 難 所 又 は 避 難 所 付 近 の 安 全 な 場 所 に 救 護 所 を 設 置 し 管 理 運 営 に 当 たる なお 災 害 救 助 法 が 適 用 された 場 合 は 県 が 実 施 することになるが この 場 合 も 知 事 の 委 任 に 基 づき 協 力 する (3) 被 災 状 況 の 把 握 と 情 報 共 有 震 災 発 生 時 に 迅 速 かつ 的 確 な 医 療 を 提 供 するためには 正 確 な 情 報 の 把 握 が 最 も 重 要 であ ることから 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 は 発 災 直 後 に 被 災 地 域 内 の 医 療 機 関 等 から 以 下 の 事 項 について 情 報 収 集 を 行 う また 収 集 した 情 報 は 県 の 災 害 医 療 コーディネートチームと 共 有 し 市 民 の 生 命 及 び 健 康 を 守 るために 医 療 救 護 活 動 を 行 うこととする ア 医 療 機 関 の 施 設 設 備 の 被 害 状 況 イ 傷 病 者 等 の 状 況 ウ 診 療 ( 施 設 ) 機 能 の 稼 働 状 況 ( 人 工 透 析 実 施 の 医 療 機 関 にあっては 人 工 透 析 機 器 の 稼 働 状 況 及 び 稼 働 見 込 み) エ 医 療 従 事 者 の 確 保 状 況 オ 救 護 所 の 設 置 状 況 カ 救 護 所 及 び 医 療 機 関 への 交 通 状 況 キ 医 療 資 機 材 等 の 需 給 状 況 (4) 医 療 救 護 施 設 の 設 置 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 は 災 害 により 医 療 機 関 の 機 能 が 停 止 し 著 しく 不 足 し 又 は 混 乱 したことにより 被 災 地 の 住 民 が 医 療 の 途 を 失 うような 状 況 になった 場 合 の 応 急 的 な 医 療 を 確 保 するため 被 災 状 況 に 応 じて 救 護 予 定 施 設 に 救 護 所 を 設 置 する (5) 救 護 所 の 医 療 救 護 活 動 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 は 設 置 した 救 護 所 において 次 の 医 療 救 護 活 動 を 行 い 支 障 が 生 じた 場 合 は 県 の 災 害 医 療 コーディネーターへ 支 援 要 請 を 行 うものとする ア 救 護 所 の 医 療 救 護 活 動 (ア) 初 期 救 急 医 療 (トリアージ( 治 療 の 優 先 順 位 による 患 者 の 振 り 分 け)を 伴 う 医 療 救 護 活 動 ) - 219 -

(イ) 地 域 災 害 拠 点 病 院 及 び 基 幹 災 害 拠 点 病 院 への 移 送 手 配 (ウ) 医 療 救 護 活 動 の 記 録 (エ) 死 亡 の 確 認 (オ) 救 護 所 の 患 者 収 容 状 況 等 の 活 動 状 況 報 告 イ 患 者 等 の 搬 送 第 1 編 第 3 章 第 14 節 医 療 救 護 活 動 対 策 (ア) 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 は 搬 送 計 画 に 基 づく 患 者 医 療 従 事 者 及 び 医 療 資 機 材 の 搬 送 体 制 を 確 保 し 支 障 が 生 じた 場 合 は 県 へ 支 援 要 請 を 行 う (イ) 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 は 消 防 等 関 係 機 関 との 連 携 を 図 り 広 域 的 な 搬 送 体 制 を 確 保 する ウ 救 護 所 のスタッフの 編 成 救 護 所 設 置 に 係 る 医 療 救 護 班 は 医 師 1 人 看 護 師 2 人 薬 剤 師 1 人 及 び 補 助 者 1 人 とし 歯 科 医 療 救 護 班 は 歯 科 医 師 1 人 歯 科 衛 生 師 2 人 及 び 補 助 者 1 人 で 編 成 する エ 医 療 器 材 等 の 供 給 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 は 医 療 救 護 活 動 に 必 要 な 医 療 資 機 材 等 の 調 達 を 行 う オ 携 行 する 資 機 材 及 び 医 薬 品 救 護 班 は 概 ね 次 の 資 機 材 及 び 薬 品 を 携 行 する 医 療 救 護 班 の 携 行 する 資 機 材 及 び 薬 品 医 療 器 具 包 帯 材 料 消 毒 薬 軟 膏 類 内 服 薬 注 射 液 品 名 聴 診 器 反 射 槌 (ハンマー) 体 温 計 駆 血 帯 (ターニケット) 雑 鋏 (クーパー) ピンセット 鉗 子 鉗 子 立 血 圧 計 アンビュウーバック 懐 中 電 灯 注 射 器 弾 力 包 帯 ガーゼ 脱 脂 綿 三 角 布 シーネ( 副 木 ) 紙 絆 創 膏 バンドエイド 切 綿 花 万 能 ビン( 大 ) アンプルカット ヒビテン 原 液 イソジン 液 70%アルコール オキシドール 逆 性 石 けん 眼 科 用 硼 酸 水 硼 酸 軟 膏 ドミアンソルベース アクロマイシン 眼 軟 膏 ボルタレン 座 薬 バファリン セルシン2mg ダンリッチカプセル PL 顆 粒 1.0g マーゲン 錠 1.0g タンナルビン1.0g ソルコーテフ ボスミン ネオフィリンM テラプチク エホチール 生 理 食 塩 水 20cc 破 傷 風 トキソイド - 220 -

携 行 品 救 急 箱 ハンドマイク テストペーパー 第 1 編 第 3 章 第 14 節 医 療 救 護 活 動 対 策 (6) 整 備 書 類 ア 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 は 次 の 書 類 を 整 備 する (ア) 支 払 関 係 証 拠 書 類 イ 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 長 は 次 の 書 類 を 整 備 する (ア) 救 助 実 施 記 録 日 計 票 ( 災 害 救 助 法 第 8 号 様 式 ) (イ) 医 療 費 ( 救 護 班 分 )( 災 害 救 助 法 第 14 号 様 式 ) (ウ) 医 療 費 ( 病 院 診 療 所 分 )( 災 害 救 助 法 第 15 号 様 式 ) 3 助 産 の 救 護 市 県 医 療 機 関 及 び 医 療 関 係 団 体 は 地 域 住 民 の 生 命 健 康 を 守 るため 助 産 救 護 活 動 を 行 う (1) 救 護 所 の 助 産 救 護 活 動 ア 助 産 救 護 対 象 者 は 災 害 発 生 の 日 前 後 7 日 以 内 の 分 娩 者 で 災 害 により 助 産 の 途 ( 出 産 のみならず 死 産 及 び 流 産 を 含 み 現 に 助 産 を 要 する 状 態 )を 失 った 者 とする イ 医 療 救 護 に 準 じて 実 施 する (2) 患 者 等 の 搬 送 医 療 救 護 活 動 に 準 ずる (3) 助 産 救 護 班 の 編 成 助 産 救 護 班 は 医 師 又 は 助 産 師 1 人 看 護 師 2 人 事 務 員 1 人 を 基 準 として 編 成 する (4) 医 療 資 機 材 等 の 供 給 医 療 救 護 活 動 に 準 ずる (5) 携 行 する 資 機 材 及 び 医 薬 品 医 療 救 護 活 動 に 準 ずる (6) 整 備 書 類 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 は 次 の 書 類 を 整 備 する ア 救 助 実 施 記 録 日 計 票 ( 災 害 救 助 法 第 8 号 様 式 ) イ 助 産 費 ( 災 害 救 助 法 様 式 第 16 号 ) ウ 支 払 関 係 証 拠 書 類 4 県 等 への 支 援 要 請 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 は 被 災 が 著 しく 市 内 の 体 制 だけでは 医 療 救 護 活 動 の 確 保 ができな いときは 県 又 は 他 市 町 村 等 へ 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 長 を 通 じて 支 援 を 要 請 する 5 医 療 関 係 ボランティ ンティアの 活 用 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 は 福 祉 保 健 部 福 祉 班 長 の 協 力 を 得 て 医 療 関 係 ボランティアの 把 - 221 -

第 1 編 第 3 章 第 14 節 医 療 救 護 活 動 対 策 握 を 行 い 救 護 所 等 における 医 療 助 産 救 護 活 動 に 医 療 関 係 ボランティアを 有 効 に 活 用 する 6 要 配 慮 者 に 対 する 配 慮 要 配 慮 者 が 災 害 時 に 犠 牲 となるケースが 多 いことから 市 及 び 消 防 機 関 は 県 医 療 機 関 及 び 医 療 関 係 団 体 と 協 力 し 要 配 慮 者 への 医 療 救 護 活 動 を 円 滑 に 行 う - 222 -

第 15 節 防 疫 保 健 衛 生 対 策 及 びこころ こころのケア 対 策 第 1 編 第 3 章 第 15 節 防 疫 保 健 衛 生 対 策 及 びこころのケア 対 策 震 災 時 においては 生 活 環 境 の 悪 化 や 病 原 体 に 対 する 抵 抗 力 の 低 下 等 により 心 身 の 健 康 に 不 調 を 来 したり 感 染 症 が 発 生 しやすくなる このため 市 及 び 県 は 被 災 地 区 の 保 健 衛 生 対 策 や 消 毒 及 び 感 染 症 患 者 の 早 期 発 見 等 予 防 のため の 各 種 措 置 を 実 施 するとともに 被 災 地 区 における 飲 食 に 起 因 する 食 中 毒 の 発 生 防 止 のための 食 品 の 衛 生 監 視 及 び 被 災 地 区 住 民 の 健 康 保 持 のために 食 事 に 関 する 栄 養 指 導 を 実 施 し 地 震 災 害 発 生 時 における 被 災 地 区 の 防 疫 対 策 及 び 保 健 衛 生 対 策 等 が 円 滑 に 図 られるよう 次 のとおり 定 める また 避 難 所 等 における 被 災 住 民 や 児 童 生 徒 の 精 神 的 健 康 状 態 を 迅 速 かつ 的 確 に 把 握 するとと もに 急 性 ストレス 障 害 やうつ 長 引 く 被 災 生 活 による 精 神 的 不 調 等 へ 適 切 に 対 応 して 被 災 住 民 及 び 児 童 生 徒 等 のこころの 健 康 の 保 持 増 進 に 努 める 1 実 施 責 任 者 (1) 市 長 は 被 災 地 域 の 防 疫 及 び 保 健 衛 生 業 務 を 実 施 するものとし 災 害 の 業 務 及 び 状 況 によ り 市 で 実 施 できないとき 又 は 著 しく 困 難 なときは 他 の 市 町 村 長 又 は 保 健 所 長 を 通 じて 知 事 の 応 援 を 求 めて 実 施 する (2) 市 における 担 当 部 及 び 班 は 次 のとおりとする 部 班 担 当 内 容 福 祉 保 健 班 保 健 衛 生 班 保 健 衛 生 及 び 防 疫 ( 環 境 衛 生 班 に 関 するものを 除 く )に 関 すること 医 師 会 及 び 医 療 機 関 との 連 絡 調 整 並 びに 協 力 要 請 に 関 すること 救 急 医 薬 品 及 び 医 療 資 機 材 の 確 保 に 関 すること 市 民 生 活 部 環 境 衛 生 班 防 疫 ( 保 健 衛 生 班 に 関 するものを 除 く )に 関 すること クリーン 推 進 班 災 害 ごみ し 尿 死 亡 獣 畜 等 の 収 集 及 び 処 理 に 関 すること 2 被 害 状 況 等 の 把 握 保 健 衛 生 班 長 及 び 環 境 衛 生 班 長 は 地 震 による 災 害 等 の 発 生 時 における 防 疫 及 び 保 健 衛 生 対 策 を 的 確 に 実 施 するために 次 の 事 項 について 被 害 状 況 の 把 握 に 努 める (1)ライフラインの 被 害 状 況 (2) 避 難 所 の 設 置 及 び 収 容 状 況 (3) 仮 設 トイレの 設 置 及 び 浸 水 家 屋 の 状 況 (4) 防 疫 保 健 衛 生 資 機 材 取 扱 店 及 び 格 納 倉 庫 の 被 害 状 況 (5) 給 食 施 設 の 被 害 状 況 3 保 健 衛 生 対 策 生 活 環 境 の 激 変 による 被 災 者 の 健 康 状 態 の 悪 化 に 対 応 するため 避 難 場 所 等 の 衛 生 状 態 を 良 好 に 保 つとともに 被 災 者 の 健 康 状 態 を 把 握 し 被 災 に 伴 う 健 康 障 害 を 予 防 し 被 災 者 自 らが - 223 -

健 康 な 生 活 を 送 れるよう 支 援 する (1) 巡 回 保 健 班 による 健 康 相 談 等 の 実 施 第 1 編 第 3 章 第 15 節 防 疫 保 健 衛 生 対 策 及 びこころのケア 対 策 ア 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 は 保 健 師 を 中 心 として 必 要 に 応 じて 医 師 栄 養 士 等 による 巡 回 保 健 班 を 編 成 し 被 災 地 区 の 避 難 所 仮 設 住 宅 等 を 巡 回 し 健 康 相 談 保 健 指 導 及 び 生 活 環 境 の 整 備 を 行 う イ 巡 回 保 健 班 員 は 巡 回 健 康 相 談 が 効 果 的 効 率 的 に 実 施 できるよう 保 健 所 保 健 師 と 連 携 し 巡 回 計 画 を 立 てる (2) 巡 回 健 康 相 談 保 健 指 導 巡 回 健 康 相 談 に 当 たっては 要 配 慮 者 の 健 康 確 保 を 最 優 先 とし 次 により 被 災 者 の 健 康 状 態 の 確 認 と 必 要 な 保 健 指 導 を 実 施 する また 状 況 への 適 切 な 処 遇 を 行 うため 医 療 救 護 防 疫 対 策 栄 養 指 導 精 神 救 護 及 び 福 祉 対 策 関 係 班 等 と 連 絡 調 整 を 図 る ア 高 齢 者 障 害 者 等 の 要 配 慮 者 の 健 康 状 態 の 把 握 と 保 健 指 導 イ 結 核 患 者 難 病 患 者 人 工 透 析 患 者 精 神 障 害 者 等 に 対 する 保 健 指 導 ウ インフルエンザや 感 染 症 予 防 の 保 健 指 導 エ 有 症 状 者 への 受 診 勧 奨 悪 化 予 防 の 保 健 指 導 オ 不 安 の 除 去 等 メンタルヘルスへの 対 応 カ 口 腔 保 健 指 導 (3) 避 難 場 所 等 の 生 活 環 境 の 整 備 避 難 所 仮 設 住 宅 等 において 次 の 状 況 を 把 握 し 被 災 者 へ 指 導 助 言 するとともに 生 活 環 境 の 整 備 に 努 める ア 食 生 活 の 状 況 ( 食 中 毒 の 予 防 等 への 対 応 ) イ 衣 類 寝 具 の 清 潔 の 保 持 ウ 身 体 の 清 潔 の 保 持 エ 室 温 換 気 等 の 環 境 オ 睡 眠 休 養 の 確 保 カ 居 室 便 所 ( 仮 設 トイレを 含 む) 等 の 清 潔 キ プライバシ-の 保 護 4 防 疫 対 策 災 害 発 生 時 における 防 疫 対 策 は 生 活 環 境 の 悪 化 被 災 者 の 病 原 体 に 対 する 抵 抗 力 の 低 下 等 の 悪 条 件 下 に 行 われるので 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 は 防 疫 対 策 を 迅 速 かつ 強 力 に 実 施 する (1) 防 疫 活 動 実 施 体 制 災 害 の 規 模 に 応 じて 迅 速 に 防 疫 活 動 ができるよう 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 及 び 市 民 生 活 部 環 境 衛 生 班 長 は 柏 崎 市 刈 羽 郡 医 師 会 及 び 県 等 に 協 力 を 求 め 以 下 のとおり 検 病 調 査 班 及 び 防 疫 班 を 編 成 する - 224 -

(ア) 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 に 係 るもの 第 1 編 第 3 章 第 15 節 防 疫 保 健 衛 生 対 策 及 びこころのケア 対 策 検 病 調 査 班 (1 班 当 たりの 編 成 ) 医 師 保 健 師 事 務 員 1 人 1 人 1 人 福 祉 保 健 部 検 病 調 査 班 は 救 護 班 と 協 力 し 次 の 任 務 に 当 たる 検 病 調 査 及 び 健 康 診 断 避 難 場 所 避 難 所 における 防 疫 指 導 臨 時 予 防 接 種 伝 染 病 患 者 の 救 護 及 び 隔 離 伝 染 病 予 防 教 育 及 び 伝 染 病 予 防 のための 広 報 活 動 防 疫 班 (1 班 当 たりの 編 成 ) 班 長 班 員 1 人 3 人 防 疫 班 は 被 災 地 避 難 場 所 及 び 避 難 所 の 消 毒 に 当 たる 伝 染 病 予 防 委 員 市 長 は 知 事 の 指 示 に 基 づき 伝 染 病 予 防 委 員 を 選 任 する 伝 染 病 予 防 委 員 は 災 害 の 規 模 及 び 状 況 により 適 当 な 人 数 を 選 任 する (イ) 市 民 生 活 部 環 境 衛 生 班 及 びクリーン 推 進 班 に 係 るもの 防 疫 班 (1 班 当 たりの 編 成 ) 班 長 班 員 1 人 3 人 防 疫 班 は 被 災 地 避 難 場 所 避 難 所 等 において 次 の 任 務 に 当 たる ねずみ 昆 虫 等 の 駆 除 廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 の 実 施 指 導 飲 料 水 の 水 質 検 査 なお 災 害 の 規 模 状 況 に 応 じ 県 に 防 疫 活 動 の 応 援 を 要 請 する (2) 感 染 症 発 生 予 防 対 策 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 及 び 市 民 生 活 部 環 境 衛 生 班 長 は 感 染 症 の 発 生 を 未 然 に 防 止 する ため 避 難 所 浸 水 地 区 衛 生 状 態 の 悪 い 地 区 を 中 心 に 次 の 感 染 症 発 生 予 防 対 策 を 実 施 す る ア パンフレット リーフレット 等 を 利 用 して 被 災 者 の 健 康 管 理 について 飲 料 水 食 物 の 注 意 手 洗 い うがいの 勧 奨 を 指 導 するとともに 台 所 便 所 家 の 周 りの 清 潔 消 毒 方 法 を 指 導 する - 225 -

イ 防 災 行 政 無 線 広 報 車 及 び 報 道 機 関 の 協 力 を 得 て 防 疫 広 報 を 行 う ウ 道 路 構 渠 公 園 等 の 公 共 の 場 を 中 心 に 清 潔 方 法 を 実 施 する エ 便 所 台 所 等 を 中 心 に 消 毒 を 実 施 する オ 県 が 定 めた 地 域 内 でねずみや 昆 虫 等 の 駆 除 を 行 う (3) 検 病 調 査 及 び 健 康 診 断 の 実 施 第 1 編 第 3 章 第 15 節 防 疫 保 健 衛 生 対 策 及 びこころのケア 対 策 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 は 感 染 症 を 早 期 に 発 見 し まん 延 を 防 止 するため 検 病 調 査 及 び 健 康 診 断 を 実 施 する ア 検 病 調 査 は 検 病 調 査 班 をもって 行 い 緊 急 度 に 応 じて 計 画 的 に 実 施 する この 場 合 浸 水 地 域 の 住 民 及 び 避 難 所 集 団 避 難 場 所 の 避 難 者 に 対 する 調 査 を 重 点 的 に 実 施 する イ 検 病 調 査 班 は 必 要 に 応 じ 検 便 等 の 健 康 診 断 を 行 う (4) 感 染 症 発 生 時 の 対 策 被 災 地 において 感 染 症 患 者 又 は 無 症 状 病 原 体 保 有 者 ( 以 下 感 染 症 患 者 等 という )が 発 生 したときは 県 と 連 携 し 次 の 対 策 を 実 施 する ア 感 染 症 患 者 等 の 入 院 検 病 調 査 班 は 感 染 症 患 者 等 が 発 生 したときは 直 ちに 県 に 報 告 をするとともに 速 や かに 入 院 の 措 置 をとるものとし 交 通 途 絶 のため 感 染 症 指 定 医 療 機 関 に 収 容 することが 困 難 な 場 合 は なるべく 災 害 をまぬがれた 地 域 内 の 適 当 な 医 療 機 関 又 は 臨 時 収 容 施 設 を 設 け て 収 容 するものとする イ 濃 厚 接 触 者 の 検 病 調 査 健 康 診 断 の 実 施 検 病 調 査 班 は 感 染 症 患 者 等 と 飲 食 を 共 にした 者 頻 繁 に 接 触 した 者 に 対 し 検 病 調 査 検 便 等 の 健 康 診 断 を 実 施 し 病 気 に 対 する 正 しい 知 識 や 消 毒 方 法 等 の 保 健 指 導 をおこなう ウ 家 屋 台 所 便 所 排 水 口 等 の 消 毒 の 実 施 防 疫 班 は 環 境 衛 生 班 防 疫 班 と 連 携 し 台 所 便 所 排 水 口 等 の 消 毒 を 実 施 し 汚 物 し 尿 は 消 毒 後 に 処 理 する (5) 臨 時 予 防 接 種 の 実 施 市 は 疾 病 のまん 延 予 防 上 必 要 があるときは 県 の 指 示 を 受 け 対 象 者 及 び 期 日 を 指 定 して 予 防 接 種 を 行 う 5 栄 養 指 導 対 策 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 は 保 健 所 が 設 置 する 栄 養 指 導 班 地 区 衛 生 組 織 その 他 関 係 機 関 の 協 力 を 得 て 被 災 者 の 栄 養 確 保 を 図 るために 次 の 活 動 を 行 う (1) 炊 き 出 しの 栄 養 管 理 指 導 関 係 機 関 が 設 置 した 炊 き 出 し 実 施 現 場 へ 栄 養 士 を 巡 回 させ 炊 き 出 し 内 容 等 の 調 整 及 び 給 食 管 理 上 必 要 な 指 導 を 行 うとともに 給 食 業 者 への 食 事 内 容 の 指 導 を 実 施 する (2) 巡 回 栄 養 相 談 の 実 施 避 難 所 集 団 避 難 場 所 及 び 被 災 家 屋 を 巡 回 し 栄 養 相 談 を 実 施 する なお 高 血 圧 糖 尿 病 高 齢 者 等 の 要 配 慮 者 の 在 宅 食 事 療 法 必 要 者 に 対 しては 食 事 指 導 - 226 -

や 栄 養 面 からの 健 康 維 持 指 導 を 行 う (3) 食 生 活 相 談 者 への 相 談 指 導 の 実 施 第 1 編 第 3 章 第 15 節 防 疫 保 健 衛 生 対 策 及 びこころのケア 対 策 被 災 生 活 の 中 で 健 康 維 持 のための 食 品 や 低 たんぱく 質 食 品 アレルゲン 除 去 食 品 総 合 栄 養 食 品 などの 特 別 用 途 食 品 の 入 手 や 調 理 方 法 に 問 題 を 抱 える 被 災 者 からの 相 談 に 対 して 情 報 提 供 を 含 めた 指 導 を 実 施 する (4) 給 食 施 設 への 指 導 状 況 を 調 査 し 給 食 設 備 や 給 食 材 料 の 確 保 調 理 方 法 等 栄 養 管 理 上 の 問 題 を 生 じないよ う 指 導 する (5) 適 切 な 食 料 供 給 に 対 する 助 言 避 難 所 等 への 適 切 な 食 料 供 給 を 行 うため 災 害 対 策 本 部 ( 商 工 班 )と 連 携 して 一 般 被 災 住 民 及 び 要 配 慮 者 の 食 料 供 給 に 関 する 助 言 を 行 う 6 広 域 応 援 の 要 請 市 は 災 害 が 著 しく 保 健 衛 生 防 疫 栄 養 指 導 の 各 対 策 で 市 だけでは 体 制 の 確 保 ができな い 場 合 は 県 及 び 隣 接 市 町 村 に 対 して 応 援 を 要 請 する 7 防 疫 及 び 保 健 衛 生 資 機 材 の 調 達 備 蓄 (1) 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 及 び 市 民 生 活 部 環 境 衛 生 班 長 は 防 疫 及 び 保 健 衛 生 活 動 実 施 のた め 必 要 な 器 具 機 材 を 調 達 するとともに 必 要 量 を 確 保 する (2) 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 及 び 市 民 生 活 部 環 境 衛 生 班 長 は 区 域 内 において 必 要 数 量 を 調 達 することができないとき 又 は 困 難 なときは 次 の 事 項 を 明 示 し 柏 崎 地 域 振 興 局 長 を 通 じて 知 事 にその 調 達 あっ 旋 を 求 めるものとする ア 器 具 機 材 の 種 別 及 び 数 量 イ 配 布 先 ウ 配 達 希 望 日 時 エ その 他 参 考 事 項 8 こころのケア ア 対 策 避 難 所 等 における 被 災 住 民 の 精 神 的 健 康 状 態 を 迅 速 かつ 的 確 に 把 握 するとともに 急 性 スト レス 障 害 やうつ 長 引 く 被 災 生 活 による 精 神 的 不 調 等 へ 適 切 に 対 応 して 被 災 住 民 のこころの 健 康 の 保 持 増 進 に 努 める また 児 童 生 徒 等 が 災 害 から 受 ける 心 の 衝 撃 は 大 人 より 大 きいと 言 われ こころや 身 体 の 不 調 が 大 人 と 違 った 形 で 現 れる 傾 向 がある 精 神 的 健 康 状 態 を 迅 速 かつ 的 確 に 把 握 するとともに 精 神 的 不 調 等 へ 適 切 に 対 応 して 児 童 生 徒 等 のこころの 健 康 保 持 増 進 に 努 める 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 は 災 害 による 被 災 者 のこころのケアを 個 別 的 な 緊 急 対 応 のほか 災 害 発 生 後 概 ね3 日 間 経 過 時 に 県 及 び 関 係 団 体 と 連 携 し 次 の 対 策 を 行 うこととし 関 係 機 関 と 連 携 を 取 りながら 適 切 な 対 策 を 実 施 する (1) こころの 巡 回 相 談 ( 健 康 調 査 ) の 実 施 - 227 -

第 1 編 第 3 章 第 15 節 防 疫 保 健 衛 生 対 策 及 びこころのケア 対 策 避 難 所 や 被 災 地 を 保 健 師 等 が 巡 回 し 被 災 者 に 声 をかけながら 身 体 面 と 精 神 面 の 健 康 状 態 の 確 認 を 行 い 相 談 に 応 じ 不 安 の 軽 減 に 努 める (2) 要 配 慮 者 等 に 対 する 配 慮 災 害 によるダメージを 受 けやすい 高 齢 者 障 害 者 等 の 要 配 慮 者 及 び 災 害 遺 族 等 に 対 しては 特 にきめ 細 かな 支 援 を 行 うよう 十 分 配 慮 する ア 被 災 精 神 障 害 者 の 継 続 的 医 療 ( 受 診 や 内 服 )の 確 保 への 支 援 イ 避 難 所 で 精 神 疾 患 の 急 発 急 変 への 救 急 対 応 を 行 う ウ 精 神 医 療 関 係 者 ( 精 神 医 療 機 関 福 祉 相 談 課 や 医 療 機 関 地 区 民 生 委 員 ケアマネ 等 )と 連 携 をとり 援 助 に 当 たる (3)こころのケアチームの 派 遣 要 請 必 要 に 応 じてこころのケアチーム 派 遣 等 の 支 援 を 県 に 要 請 する (4) 被 災 者 に 向 けての 啓 発 普 及 ア 被 災 者 に 対 して 被 災 後 の 心 理 的 反 応 とその 対 処 法 やこころのケア 対 策 情 報 等 を パンフ レットの 配 布 ホームページ 町 内 回 覧 等 により 伝 達 する イ 新 聞 ラジオ テレビ 等 報 道 機 関 を 通 じて こころのケアに 関 する 情 報 を 被 災 者 に 提 供 する (5) 援 助 者 への 啓 発 普 及 と 教 育 研 修 を 実 施 する 県 に 教 育 研 修 の 依 頼 をし 保 育 師 や 教 員 ケアマネージャ 等 関 係 者 に 対 し 被 災 時 のここ ろのケア に 関 する 研 修 を 実 施 する ボランティア 開 業 医 民 生 委 員 児 童 委 員 等 の 支 援 者 等 に 対 し 支 援 者 自 身 のこころの ケアに 関 する 情 報 を 提 供 する (6) 市 職 員 等 のメンタルヘルス 対 策 ア 災 害 復 旧 や 被 災 者 の 対 応 に 当 たる 行 政 職 員 等 支 援 者 に 対 し 支 援 者 自 身 のこころのケ アに 関 する 情 報 を 提 供 し 必 要 に 応 じて 健 康 相 談 の 実 施 や 研 修 会 の 開 催 を 県 に 要 請 する イ 消 防 機 関 においては 必 要 に 応 じて 消 防 庁 等 に 精 神 科 医 等 の 専 門 家 の 派 遣 を 要 請 する (7) 被 災 者 への 長 期 的 な 支 援 避 難 所 が 閉 鎖 された 後 応 急 仮 設 住 宅 等 転 居 後 も こころのケアが 必 要 となる 慣 れない 環 境 でのストレス 不 眠 うつ アルコール PTSD 等 の 問 題 を 早 期 に 発 見 し 関 係 機 関 と 連 携 しながら 適 切 なケアを 行 う ア こころのケアについての 広 報 活 動 イ 健 康 調 査 保 健 指 導 の 実 施 ウ 健 康 相 談 健 康 教 育 の 実 施 エ 専 門 機 関 及 び 医 療 機 関 等 との 連 携 (8) 児 童 生 徒 等 のこころのケア ア カウンセラー 派 遣 計 画 該 当 学 校 教 員 への 説 明 会 等 について 迅 速 かつ 確 実 に 各 学 校 へ 通 知 できるよう 連 絡 の 方 法 等 を 明 確 にした 上 確 実 に 通 知 を 行 う また 該 当 学 校 教 員 への 説 明 会 に 係 る 会 場 の 手 配 を 行 う イ 保 育 園 や 家 庭 児 童 相 談 室 等 児 童 に 関 する 施 設 相 談 窓 口 では こころのケアに 十 分 配 - 228 -

第 1 編 第 3 章 第 15 節 防 疫 保 健 衛 生 対 策 及 びこころのケア 対 策 慮 した 対 応 を 行 い 関 係 機 関 と 連 携 を 取 りながら 適 切 な 対 策 を 実 施 する (9) 教 職 員 等 のこころのケア 対 策 県 と 協 力 し 児 童 生 徒 等 の 対 応 に 当 たる 教 職 員 に 対 し 支 援 者 自 身 のこころのケアに 関 する 情 報 の 提 供 研 修 会 を 実 施 し 教 職 員 のこころの 健 康 保 持 増 進 に 努 める 9 整 備 書 類 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 及 び 市 民 生 活 部 環 境 衛 生 班 長 は 次 の 書 類 を 整 備 する (1) 消 毒 等 実 施 に 係 る 支 払 関 係 証 拠 書 類 - 229 -

第 1 編 第 3 章 第 16 節 廃 棄 物 の 処 理 対 策 第 16 節 廃 棄 物 の 処 理 対 策 被 災 地 域 におけるごみ し 尿 等 の 廃 棄 物 の 処 理 は 市 が 現 有 機 械 器 具 及 び 民 間 から 借 り 上 げた 機 械 器 具 を 最 大 限 に 活 用 して 迅 速 に 実 施 するものとし 災 害 の 規 模 が 極 めて 大 きい 等 のため 市 等 において 処 理 することができない 場 合 は 知 事 の 指 示 により 他 市 町 村 又 は 県 の 応 援 を 求 めて 実 施 する このため 市 は 環 境 の 保 全 及 び 住 民 の 衛 生 等 が 図 られるよう 区 域 内 における 被 災 状 況 を 想 定 した 廃 棄 物 処 理 計 画 及 び 作 業 計 画 を 次 のとおり 定 める 1 各 主 体 の 役 割 (1) 市 民 の 役 割 ア ごみ 処 理 (ア) 避 難 所 での 生 活 ごみについて 市 の 指 示 する 分 別 等 のごみの 排 出 に 協 力 する (イ) 家 庭 からの 生 活 ごみ 及 び 粗 大 ごみについて 市 の 指 示 する 分 別 指 定 場 所 へのごみの 排 出 等 に 協 力 する (ウ)ごみの 野 焼 き 災 害 ごみ 排 出 指 定 場 所 等 への 便 乗 ごみ( 災 害 により 発 生 したごみ 以 外 のごみ)の 排 出 不 法 投 棄 等 は 行 わない イ し 尿 処 理 避 難 所 の 仮 設 トイレ 等 について 市 の 指 示 に 従 い 使 用 方 法 や 維 持 管 理 等 の 公 衆 衛 生 面 での 対 応 やし 尿 の 収 集 に 協 力 する (2) 県 の 役 割 ア 市 町 村 の 要 請 に 応 じ 災 害 ごみ し 尿 処 理 等 の 広 域 支 援 体 制 を 整 備 する イ 県 及 び 他 市 町 村 の 職 員 の 応 援 派 遣 等 により 市 町 村 を 支 援 する (3) 市 の 役 割 ごみ 処 理 やし 尿 処 理 について 活 動 体 制 を 整 備 し 円 滑 な 処 理 活 動 を 行 う 2 実 施 担 当 部 及 び 班 (1) 市 長 は 被 災 地 域 のごみの 予 想 発 生 量 及 び 特 性 を 考 慮 し 衛 生 面 での 二 次 災 害 を 防 ぐため 収 集 順 位 収 集 処 理 方 法 関 係 機 関 への 応 援 要 請 等 の 計 画 を 立 て 収 集 処 理 に 当 たるものと する また 災 害 の 規 模 及 び 状 況 により 市 で 実 施 できないとき 又 は 著 しく 困 難 なときは 近 隣 処 理 施 設 の 応 援 を 求 めて 実 施 する (2) 市 における 担 当 部 及 び 班 は 次 のとおりとする 部 班 担 当 内 容 市 民 生 活 部 環 境 衛 生 班 被 災 地 の 環 境 対 策 に 関 すること 仮 設 トイレに 関 すること - 230 -

クリーン 推 進 班 第 1 編 第 3 章 第 16 節 廃 棄 物 の 処 理 対 策 ごみ 処 理 場 し 尿 処 理 場 及 び 最 終 処 分 場 の 被 害 調 査 応 急 復 旧 及 び 適 正 管 理 に 関 すること 災 害 ごみ し 尿 死 亡 獣 畜 等 の 収 集 及 び 処 理 に 関 するこ と 3 ごみ 処 理 被 災 地 域 から 発 生 するごみの 処 理 は 次 によるものとする (1) 災 害 ごみの 収 集 処 理 ア 収 集 計 画 と 業 者 依 頼 市 民 生 活 部 クリーン 推 進 班 長 は 災 害 の 規 模 により 膨 大 な 廃 棄 物 の 排 出 が 予 想 されるた め 円 滑 な 収 集 処 理 活 動 を 実 施 するものとし 特 に 大 きさ 可 燃 性 等 を 考 慮 し 収 集 順 位 の 計 画 を 立 て 市 内 及 び 近 隣 市 町 村 の 廃 棄 物 処 理 業 者 に 収 集 処 理 を 依 頼 する また 状 況 に 応 じて 業 者 所 有 車 両 の 応 援 を 要 請 する 電 気 水 熱 の 供 給 設 備 を 設 置 しているごみ 処 理 施 設 では それらの 供 給 拠 点 としての 活 用 を 検 討 する イ 損 壊 家 屋 等 の 処 理 損 壊 家 屋 のがれきや 焼 失 家 屋 の 焼 け 残 りについては 原 則 として 被 災 者 自 ら 市 等 が 指 定 する 収 集 場 所 に 搬 入 することが 望 ましいが り 災 者 自 ら 搬 入 することが 困 難 な 場 合 及 び 道 路 等 に 散 在 し 緊 急 的 に 処 理 する 必 要 がある 場 合 は 市 等 がアに 準 じて 収 集 処 理 を 行 う (2) 生 活 ごみの 処 理 生 活 ごみの 処 理 は ごみ 処 理 場 での 処 理 を 原 則 とするが 処 理 能 力 を 超 える 場 合 は 市 民 生 活 部 クリーン 推 進 班 長 は 近 隣 市 町 村 等 に 処 理 を 依 頼 する (3) 臨 時 収 集 場 所 の 指 定 市 民 生 活 部 クリーン 推 進 班 長 は 住 民 が 道 路 上 に 廃 棄 物 を 出 し 交 通 の 妨 げとならないよう 周 知 するとともに 道 路 上 の 障 害 物 により 通 常 の 収 集 ができない 地 区 については 臨 時 収 集 場 所 を 指 定 し 搬 入 等 の 協 力 を 求 める (4) 収 集 運 搬 体 制 市 民 生 活 部 クリーン 推 進 班 長 は 生 ごみ 等 腐 敗 性 の 大 きい 廃 棄 物 については 被 災 地 にお ける 防 疫 上 できるかぎり 早 急 に 収 集 運 搬 が 行 われるよう その 体 制 の 確 立 を 図 る (5)ごみの 一 時 保 管 場 所 の 確 保 災 害 時 には 粗 大 ごみ 不 燃 性 廃 棄 物 等 が 大 量 に 出 されるが 一 時 期 の 処 理 場 への 大 量 搬 入 は その 処 理 が 困 難 となる 場 合 や 交 通 の 確 保 が 困 難 で 処 理 場 への 搬 入 ができない 場 合 等 が 考 えられるため 市 民 生 活 部 クリーン 推 進 班 長 は 必 要 により 生 活 環 境 や 環 境 保 全 上 支 障 のな い 場 所 で 暫 定 的 に 積 み 置 きできる 場 所 を 確 保 する (6)ごみ 袋 の 配 布 市 民 生 活 部 クリーン 推 進 班 長 は ごみ 収 集 運 搬 が 不 可 能 な 地 区 に 対 しては 適 当 なごみ 袋 等 を 配 布 する 4 し 尿 処 理 被 災 地 域 では 大 量 の 収 集 処 理 が 予 想 されるため し 尿 処 理 場 での 処 理 を 原 則 とするが 処 理 - 231 -

第 1 編 第 3 章 第 16 節 廃 棄 物 の 処 理 対 策 能 力 を 超 える 場 合 は 市 民 生 活 部 クリーン 推 進 班 長 は ガス 水 道 局 下 水 道 情 報 計 画 班 と 協 議 の 上 近 隣 市 町 村 に 処 理 を 依 頼 するものとし 収 集 についても 柏 崎 市 指 定 業 者 で 対 応 できない 場 合 は 近 隣 市 町 村 業 者 に 応 援 を 要 請 する (1) 被 災 し 尿 収 集 処 理 市 民 生 活 部 クリーン 推 進 班 長 は 円 滑 な 収 集 処 理 活 動 を 実 施 するものとし 特 に 浸 水 等 に より 衛 生 面 での 二 次 災 害 等 のおそれのあるし 尿 を 優 先 的 に 収 集 処 理 する なお 災 害 の 状 況 により 収 集 処 理 能 力 が 及 ばない 場 合 は 便 槽 の5 割 汲 取 り 等 全 便 槽 の 部 分 収 集 を 実 施 する (2) 災 害 後 のし 尿 収 集 処 理 等 市 民 生 活 部 環 境 衛 生 班 長 は 避 難 所 等 を 優 先 的 に 収 集 処 理 するものとし 既 存 のトイレで 足 らない 箇 所 については 避 難 人 員 に 応 じた 仮 設 トイレを 設 置 する また 水 道 の 給 水 不 能 家 庭 し 尿 浄 化 槽 の 破 損 等 を 考 慮 し 公 園 空 地 等 を 利 用 し 仮 設 トイレを 設 置 する 5 がれき 類 等 の 処 理 (1) 道 路 や 河 川 に 堆 積 した 土 砂 や 流 木 等 は それぞれの 公 共 施 設 管 理 者 が 処 理 する (2)がれき 類 が 大 量 に 発 生 する 場 合 は 集 積 場 を 設 置 するとともに ごみの 飛 散 防 止 対 策 や 消 臭 防 虫 対 策 土 壌 調 査 等 集 積 場 周 辺 の 環 境 対 策 を 適 切 に 実 施 する (3) 損 壊 家 屋 が 多 数 に 上 る 場 合 は 市 民 の 混 乱 を 避 けるため 必 要 に 応 じて 住 民 相 談 窓 口 を 設 け 支 援 体 制 を 充 実 させる (4) 被 災 住 宅 の 解 体 修 繕 に 伴 う 廃 棄 物 の 運 搬 処 分 に 関 する 国 等 の 支 援 制 度 が 実 施 された 場 合 は 当 該 事 務 処 理 体 制 を 整 え 迅 速 的 確 に 運 用 を 図 る (5) 災 害 がれきの 収 集 及 び 処 理 が 困 難 と 判 断 した 場 合 は 近 隣 市 町 村 県 に 広 域 支 援 を 要 請 す る 6 廃 棄 物 処 理 施 設 の 応 急 復 旧 ごみ し 尿 処 理 施 設 が 被 害 を 受 けた 場 合 は 応 急 復 旧 計 画 を 立 てる 復 旧 が 不 可 能 な 場 合 及 び 時 間 がかかる 場 合 は 市 民 生 活 部 クリーン 推 進 班 長 は 近 隣 市 町 村 の 処 理 施 設 に 処 理 を 依 頼 する 7 整 備 書 類 市 民 生 活 部 クリーン 推 進 班 長 は 次 の 書 類 を 整 備 する (1) 建 物 等 被 害 関 係 情 報 処 理 連 絡 票 ( 柏 崎 市 災 害 応 急 対 策 実 施 要 綱 第 2 号 様 式 ) (2)ごみ し 尿 処 理 に 係 る 支 払 関 係 書 類 - 232 -

第 1 編 第 3 章 第 17 節 トイレ 対 策 第 17 節 トイレ 対 策 自 宅 の 被 災 又 はライフラインの 長 期 停 止 により 自 宅 のトイレが 利 用 できない 被 災 者 に 対 し 仮 設 トイレの 確 保 設 置 及 び 携 帯 トイレ 簡 易 トイレを 提 供 し 被 災 地 の 衛 生 状 態 の 維 持 を 図 る 1 各 主 体 の 役 割 (1) 市 民 企 業 等 の 責 務 災 害 発 生 から 最 低 3 日 間 推 奨 1 週 間 分 の 必 要 な 携 帯 トイレは 原 則 として 家 庭 及 び 企 業 等 における 備 蓄 で 賄 う (2) 県 の 役 割 市 町 村 の 把 握 したニーズや 被 災 の 状 況 に 応 じて 仮 設 トイレ 等 の 資 機 材 の 調 達 輸 送 の 代 行 各 種 トイレの 供 給 可 能 情 報 の 提 供 トイレの 継 続 的 な 機 能 確 保 等 について 市 町 村 を 支 援 する (3) 市 の 役 割 ア 避 難 所 及 びトイレの 使 用 が 困 難 な 地 域 の 被 災 者 のトイレ 利 用 を 確 保 する ( 被 災 者 への 供 給 を 行 う ) イ 職 員 の 配 置 巡 回 により 避 難 所 の 状 況 及 び 上 下 水 道 等 の 利 用 可 能 状 況 を 調 査 し 被 災 者 のトイレ 利 用 に 関 する 需 要 を 把 握 する ウ 自 力 で 必 要 な 仮 設 トイレ 等 を 確 保 できない 場 合 は 県 に 支 援 を 要 請 する エ 避 難 所 トイレ 及 び 公 衆 トイレを 衛 生 的 に 使 用 するための 管 理 を 行 う 2 実 施 担 当 部 及 び 班 市 における 担 当 部 及 び 班 は 次 のとおりとする 部 班 担 当 内 容 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 備 蓄 品 に 関 すること 市 民 生 活 部 環 境 衛 生 班 被 災 地 の 環 境 対 策 に 関 すること 仮 設 トイレに 関 すること 3 備 蓄 携 帯 トイレ 簡 易 トイレ 組 立 トイレによる 対 応 避 難 者 の 概 数 を 把 握 し 避 難 者 に 対 して 備 蓄 携 帯 トイレ 簡 易 トイレ 組 立 トイレを 提 供 し 適 切 な 利 用 方 法 を 周 知 する 4 仮 設 トイレ(レンタ レンタル) 及 びトイレ 用 品 による 対 応 市 民 生 活 部 環 境 衛 生 班 は 仮 設 トイレ 等 必 要 概 数 を 把 握 し 自 力 で 必 要 な 仮 設 トイレ 等 を 確 保 できない 場 合 は 県 へ 要 請 し 被 災 者 への 供 給 を 行 う - 233 -

5 救 援 物 資 の 受 入 れ 配 布 第 1 編 第 3 章 第 17 節 トイレ 対 策 市 民 生 活 部 環 境 衛 生 班 は 救 援 物 資 の 受 入 れ 及 び 配 送 担 当 である 産 業 振 興 部 商 工 班 と 連 携 を 図 り 簡 易 トイレ 等 を 集 積 場 所 へ 保 管 し 必 要 概 数 を 把 握 した 上 で 供 給 する 6 要 配 慮 者 に 対 する 配 慮 避 難 所 等 においては トイレの 設 置 箇 所 の 工 夫 利 用 介 助 の 実 施 等 により 要 配 慮 者 のトイ レ 利 用 に 配 慮 する 7 快 適 な 利 用 の 確 保 市 民 生 活 部 環 境 衛 生 班 は 使 用 方 法 等 の 周 知 を 図 り 快 適 な 利 用 の 確 保 に 努 める (1) 避 難 者 に 対 して 要 配 慮 者 優 先 の 利 用 区 分 及 び 災 害 用 トイレの 使 用 方 法 等 の 周 知 を 行 い トイレの 円 滑 な 利 用 を 図 る (2)トイレの 洗 浄 水 手 洗 い 用 水 トイレットペーパー 消 毒 剤 脱 臭 芳 香 剤 等 トイレの 衛 生 対 策 に 必 要 な 物 資 を 供 給 するとともに 避 難 所 等 の 状 況 に 応 じて 避 難 者 や 避 難 所 運 営 ボラン ティアとの 連 携 の 下 で 定 期 的 な 清 掃 を 行 い トイレの 清 潔 を 保 持 する (3) 避 難 所 等 のトイレ 利 用 状 況 に 応 じて 定 期 的 にし 尿 のくみ 取 りを 実 施 する (4)トイレが 利 用 しやすい 設 置 箇 所 の 検 討 女 性 や 子 どもに 対 する 安 全 やプライバシーの 確 保 脱 臭 照 明 採 暖 等 トイレを 快 適 に 利 用 するための 配 慮 を 行 い 必 要 な 物 資 を 供 給 する - 234 -

第 1 編 第 3 章 第 18 節 入 浴 対 策 第 18 節 入 浴 対 策 自 宅 の 被 災 又 はライフラインの 長 期 停 止 により 入 浴 できない 被 災 者 に 対 し 入 浴 サービスを 提 供 し 被 災 者 の 衛 生 状 態 の 維 持 と 心 身 の 疲 労 回 復 を 図 る 1 実 施 担 当 部 及 び 班 市 における 担 当 部 及 び 班 は 次 のとおりとする 部 班 担 当 内 容 産 業 振 興 部 観 光 班 入 浴 環 境 の 確 保 に 関 すること 2 入 浴 施 設 の 再 開 支 援 業 務 再 開 可 能 な 入 浴 施 設 等 に 対 し 給 水 等 の 支 援 を 行 い 入 浴 環 境 を 確 保 する また 被 災 者 に 対 する 入 浴 施 設 情 報 の 広 報 を 行 う 3 仮 設 入 浴 施 設 の 設 置 市 は 近 隣 で 入 浴 施 設 が 十 分 に 確 保 できない 場 合 は 避 難 所 等 への 仮 設 入 浴 施 設 設 置 を 県 に 要 請 する 市 から 要 請 を 受 けた 県 は 自 衛 隊 へ 入 浴 支 援 要 請 を 行 う 4 旅 館 組 合 等 への 協 力 要 請 市 は 市 内 の 旅 館 組 合 等 への 協 力 要 請 を 行 う 市 のみの 能 力 では 入 浴 施 設 の 確 保 が 困 難 な 場 合 は 県 に 応 援 要 請 を 行 う 県 は 市 の 要 請 又 は 被 害 が 数 市 町 村 に 及 ぶ 場 合 は 近 隣 の 市 町 村 の 旅 館 組 合 等 へ 支 援 の 要 請 を 行 う 5 要 配 慮 者 に 対 する 配 慮 (1) 要 配 慮 者 への 入 浴 施 設 情 報 の 広 報 を 徹 底 する (2) 入 浴 施 設 までの 交 通 手 段 の 確 保 を 検 討 する (3) 要 介 護 者 等 の 利 用 可 能 な 入 浴 施 設 や 移 動 入 浴 車 等 の 確 保 を 検 討 する 6 積 雪 期 の 対 応 冬 期 間 は 特 に 入 浴 後 の 保 温 対 策 に 配 慮 し 旅 館 組 合 等 への 協 力 要 請 の 強 化 を 図 る - 235 -

第 1 編 第 3 章 第 19 節 食 料 供 給 対 策 第 19 節 食 料 供 給 対 策 地 震 発 生 直 後 は 被 災 地 の 道 路 空 間 を 人 命 救 助 に 最 優 先 で 充 てるため 避 難 所 等 にあらかじ め 配 備 されているもの 及 び 緊 急 を 要 するものを 除 き 公 的 な 物 資 等 の 輸 送 及 び 配 布 は 概 ね 地 震 発 生 12 時 間 後 からとする また 在 宅 での 避 難 者 応 急 仮 設 住 宅 として 供 与 される 賃 貸 住 宅 への 避 難 者 所 在 が 把 握 でき る 広 域 避 難 者 に 対 しても 物 資 等 が 提 供 されるよう 配 慮 するものとする 1 各 主 体 の 役 割 (1) 市 民 の 役 割 地 震 発 生 から( 流 通 機 構 の 復 活 が 見 込 まれる)3 日 程 度 の 間 に 必 要 な 飲 料 水 食 料 及 び 生 活 必 需 品 ( 以 下 物 資 等 という)は 原 則 として 家 庭 及 び 企 業 等 における 備 蓄 で 賄 う (2) 県 の 役 割 ア 必 要 に 応 じて 物 資 拠 点 を 開 設 する イ 物 資 等 の 調 達 輸 送 の 代 行 県 及 び 他 市 町 村 職 員 の 応 援 派 遣 等 により 市 を 支 援 する ウ 自 力 で 必 要 な 物 資 等 を 確 保 輸 送 できない 場 合 は 指 定 地 方 行 政 機 関 協 定 業 者 等 に 支 援 を 要 請 する (3) 指 定 地 方 行 政 機 関 等 の 役 割 ア 物 資 拠 点 が 開 設 された 場 合 その 運 用 に 協 力 する イ 物 資 等 の 調 達 輸 送 について 県 を 支 援 する (4) 市 の 役 割 ア 自 ら 物 資 等 を 用 意 できない 被 災 者 への 供 給 を 行 う イ 職 員 の 配 置 巡 回 により 避 難 者 の 需 要 を 把 握 する ウ 自 力 で 必 要 な 物 資 等 を 確 保 輸 送 できない 場 合 は 県 協 定 業 者 等 に 支 援 を 要 請 する エ 避 難 が 長 期 化 した 場 合 食 事 の 提 供 から 段 階 的 に 食 材 提 供 による 自 炊 へと 移 行 し 避 難 者 の 自 立 を 促 す 2 実 施 責 任 者 (1) 食 料 の 供 給 市 長 は 地 震 災 害 のため 必 要 に 応 じ 被 災 者 防 災 業 務 従 事 者 等 に 対 し 主 要 食 料 及 び 副 食 等 を 供 給 する 必 要 が 生 じたときは 県 及 び 民 間 業 者 防 災 関 係 機 関 等 との 相 互 連 携 により 流 通 在 庫 等 を 確 保 し 速 やかに 供 給 する ただし 災 害 の 規 模 及 び 状 況 により 市 長 が 実 施 でき ないときは 知 事 に 対 し 応 援 を 求 め 又 は 他 の 市 町 村 に 応 援 を 求 めて 供 給 を 確 保 する - 236 -

(2) 市 における 担 当 部 及 び 班 は 次 のとおりとする 第 1 編 第 3 章 第 19 節 食 料 供 給 対 策 部 班 担 当 内 容 市 民 生 活 部 救 助 班 避 難 所 の 設 営 及 び 被 災 者 の 収 容 の 協 力 に 関 すること 避 難 住 民 における 食 糧 及 び 物 資 の 支 給 に 関 すること 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 要 配 慮 者 用 の 食 糧 に 関 すること 産 業 振 興 部 文 教 部 商 工 班 農 林 水 産 班 社 会 教 育 班 食 糧 品 及 び 生 活 必 需 品 の 調 達 並 びに 配 給 に 関 すること 救 援 物 資 の 受 入 れ 及 び 配 送 に 関 すること 応 急 食 料 等 の 原 材 料 の 調 達 に 関 すること 社 会 教 育 施 設 及 び 体 育 施 設 に 係 る 避 難 所 の 設 営 及 び 被 災 者 の 収 容 の 協 力 に 関 すること 高 柳 町 事 務 所 部 総 務 班 避 難 住 民 における 食 糧 及 び 物 資 の 受 入 れに 関 すること 西 山 町 事 務 所 部 総 務 班 避 難 住 民 における 食 糧 及 び 物 資 の 受 入 れに 関 すること 3 食 料 供 給 対 象 者 次 のいずれかに 該 当 する 者 に 対 して 食 料 の 供 給 を 行 う (1) 避 難 所 に 避 難 した 者 で 食 料 の 持 ち 合 わせのないもの (2) 住 家 の 被 害 が 全 壊 ( 焼 ) 流 出 半 壊 ( 焼 ) 又 は 床 上 浸 水 等 であって 炊 事 のできない 者 (3) 床 下 浸 水 であっても 炊 事 道 具 が 流 出 又 は 炊 事 施 設 が 壊 れ あるいは 土 砂 に 埋 まった 場 合 等 で 炊 事 ができない 者 (4) 旅 行 者 一 般 家 庭 の 来 訪 者 鉄 道 の 旅 客 等 であって 食 料 の 持 参 又 は 調 達 ができないもの (5) 被 害 を 受 け 一 時 縁 故 先 等 に 避 難 するまでの 間 食 料 の 持 ち 合 わせがない 者 (6) 被 災 現 場 において 防 災 業 務 及 び 防 災 活 動 に 従 事 している 者 で 食 料 の 供 給 を 必 要 とする もの (7)その 他 災 害 により 食 料 が 必 要 なもの 4 調 達 体 制 物 資 の 調 達 については 必 要 最 低 限 の 備 蓄 以 外 は あらかじめ 災 害 時 支 援 協 定 を 締 結 した 民 間 企 業 から 調 達 するものとする 民 間 企 業 の 持 つ 管 理 の 十 分 に 行 き 届 いた 流 通 在 庫 を 活 用 し 避 難 所 への 直 接 搬 送 も 含 めた 災 害 時 の 迅 速 な 対 応 に 努 める 5 供 給 体 制 産 業 振 興 部 商 工 班 長 は 被 災 住 民 に 食 料 を 供 給 するときは 供 給 数 量 被 災 状 況 緊 急 性 等 を 考 慮 し 流 通 備 蓄 購 入 備 蓄 品 の 取 崩 し 等 適 宜 の 方 法 により 県 及 び( 公 社 ) 新 潟 県 トラッ ク 協 会 等 と 連 携 を 図 り 供 給 するとともに 避 難 所 等 供 給 先 の 受 入 確 認 及 び 受 給 の 適 正 化 を 図 り 公 平 に 配 分 する - 237 -

(1) 購 入 による 供 給 第 1 編 第 3 章 第 19 節 食 料 供 給 対 策 産 業 振 興 部 商 工 班 は あらかじめ 災 害 時 支 援 協 定 を 締 結 した 民 間 企 業 から 食 料 を 調 達 する ものとする 民 間 企 業 の 持 つ 管 理 の 十 分 に 行 き 届 いた 流 通 在 庫 を 活 用 し 避 難 所 への 直 接 搬 送 も 含 めた 災 害 時 の 迅 速 な 供 給 対 応 に 努 める また 商 工 会 議 所 等 の 関 係 機 関 の 協 力 を 得 て 市 内 の 業 者 から 直 接 食 料 を 購 入 して 供 給 する なお 米 飯 を 専 門 の 業 者 に 注 文 することが 実 情 に 即 すると 認 められるときは 数 量 基 準 等 を 明 示 し 業 者 から 購 入 して 供 給 する (2) 備 蓄 品 の 取 崩 しによる 供 給 産 業 振 興 部 商 工 班 長 は 危 機 管 理 部 総 合 調 整 班 長 の 協 力 を 得 て 備 蓄 食 料 を 供 給 する (3) 他 市 町 村 への 要 請 市 は 必 要 な 食 料 の 調 達 ができないときは 応 援 協 定 締 結 市 町 村 に 食 料 の 応 援 要 請 ( 品 目 数 量 引 渡 期 日 引 渡 場 所 その 他 必 要 な 事 項 )を 明 示 して 応 援 を 要 請 する (4) 県 への 要 請 市 は 他 市 町 村 等 の 応 援 でも 十 分 な 食 料 の 調 達 ができないときは 次 の 事 項 を 明 示 して 県 に 応 援 を 要 請 する 要 請 項 目 ア 品 目 別 の 調 達 要 請 量 ( 自 己 の 調 達 可 能 量 他 市 町 村 への 調 達 要 請 の 有 無 及 び 調 達 見 込 量 ) イ 引 き 渡 しを 受 ける 場 所 及 び 引 き 受 け 責 任 者 ウ 連 絡 課 及 び 連 絡 責 任 者 エ 荷 役 作 業 員 の 派 遣 の 必 要 の 有 無 (5) 産 業 振 興 部 農 林 水 産 班 長 は 食 料 供 給 のための 原 材 料 を 調 達 する 調 達 に 当 たっては 種 別 数 量 送 付 期 日 場 所 その 他 参 考 事 項 等 を 明 示 し 農 業 協 同 組 合 等 に 要 請 をして 行 う (6) 市 民 生 活 部 救 助 班 長 は 避 難 所 開 設 運 営 マニュアル に 基 づき 関 係 各 班 長 の 協 力 を 得 て 避 難 所 における 被 災 住 民 に 対 し 食 料 の 公 平 な 配 分 を 行 う 特 に 要 配 慮 者 に 対 しては 優 先 的 に 配 分 を 行 うこととし 保 健 衛 生 班 管 理 栄 養 士 等 と 連 携 して 高 齢 者 食 物 アレルギー 患 者 腎 臓 病 患 者 へのたんぱく 質 制 限 等 に 配 慮 した 食 事 提 供 に 努 める (7) 日 赤 ボランティア 等 が 実 施 する 現 地 炊 き 出 し 等 については 市 ボランティア 活 動 現 地 本 部 と 連 携 を 図 り 需 給 調 整 を 行 うこととする 6 供 給 食 料 の 種 別 等 (1) 米 穀 食 パン 即 席 麺 類 レトルト 食 品 (2) 乳 児 用 ミルク 牛 乳 (3) 副 食 品 ( 缶 詰 漬 物 佃 煮 ) 調 味 料 (4) 仕 出 し 弁 当 おにぎり( 被 災 地 区 外 から 調 達 ) (5)あめ チョコレートなどの 嗜 好 品 類 (6)その 他 被 災 地 域 周 辺 で 容 易 に 調 達 される 生 鮮 野 菜 類 - 238 -

7 食 料 の 衛 生 管 理 栄 養 指 導 第 1 編 第 3 章 第 19 節 食 料 供 給 対 策 食 料 の 衛 生 管 理 及 び 栄 養 指 導 については 第 15 節 防 疫 保 健 衛 生 対 策 及 びこころのケア 対 策 によるものとする 8 整 備 書 類 関 係 各 班 長 は 次 の 関 係 する 書 類 を 整 備 する (1) 支 払 関 係 証 拠 書 類 - 239 -

第 1 編 第 3 章 第 20 節 生 活 必 需 品 等 供 給 対 策 第 20 節 生 活 必 需 品 等 供 給 対 策 地 震 発 生 直 時 は 被 災 地 の 道 路 空 間 を 人 命 救 助 に 最 優 先 で 充 てるため 避 難 所 等 にあらかじ め 配 備 されているもの 及 び 緊 急 を 要 するものを 除 き 公 的 な 物 資 等 の 輸 送 及 び 配 布 は 概 ね 地 震 発 生 12 時 間 後 からとする また 在 宅 での 避 難 者 応 急 仮 設 住 宅 として 供 与 される 賃 貸 住 宅 への 避 難 者 所 在 が 把 握 でき る 広 域 避 難 者 に 対 しても 物 資 が 提 供 されるよう 配 慮 するものとする 1 各 主 体 の 役 割 (1) 市 民 の 役 割 地 震 発 生 から( 流 通 機 構 の 復 活 が 見 込 まれる)3 日 程 度 の 間 に 必 要 な 飲 料 水 食 料 及 び 生 活 必 需 品 ( 以 下 物 資 等 という)は 原 則 として 家 庭 及 び 企 業 等 における 備 蓄 で 賄 う (2) 県 の 役 割 ア 必 要 に 応 じて 物 資 拠 点 を 開 設 する イ 物 資 等 の 調 達 輸 送 の 代 行 県 及 び 他 市 町 村 職 員 の 応 援 派 遣 等 により 市 町 村 を 支 援 する ウ 自 力 で 必 要 な 物 資 等 を 確 保 輸 送 できない 場 合 は 指 定 地 方 行 政 機 関 協 定 業 者 等 に 支 援 を 要 請 する (3) 指 定 地 方 行 政 機 関 等 の 役 割 ア 物 資 拠 点 が 開 設 された 場 合 その 運 用 に 協 力 する イ 物 資 等 の 調 達 輸 送 について 県 を 支 援 する (4) 市 の 役 割 ア 自 ら 物 資 等 を 用 意 できない 被 災 者 への 供 給 を 行 う イ 職 員 の 配 置 巡 回 により 避 難 者 の 需 要 を 把 握 する ウ 自 力 で 必 要 な 物 資 等 を 確 保 輸 送 できない 場 合 は 県 協 定 業 者 等 に 支 援 を 要 請 する エ 避 難 が 長 期 化 した 場 合 食 事 の 提 供 から 段 階 的 に 食 材 提 供 による 自 炊 へと 移 行 し 避 難 者 の 自 立 を 促 す 2 実 施 責 任 者 (1) 市 長 は 災 害 によって 住 家 に 被 害 を 受 け 日 常 生 活 に 欠 くことのできない 生 活 必 需 品 を 喪 失 し 又 はき 損 し 災 害 により 地 域 における 物 資 の 販 売 供 給 機 構 の 混 乱 により 生 活 必 需 品 を 直 ちに 入 手 できない 者 に 対 して 一 時 的 に 生 活 を 維 持 するに 必 要 な 程 度 の 生 活 必 需 品 等 を 供 給 して 応 急 的 な 保 護 の 措 置 をとる (2) 市 における 担 当 部 及 び 班 は 次 のとおりとする 部 班 担 当 内 容 市 民 生 活 部 救 助 班 避 難 住 民 における 食 糧 及 び 物 資 の 支 給 に 関 すること 産 業 振 興 部 商 工 班 食 糧 及 び 生 活 必 需 品 の 調 達 並 びに 配 給 に 関 すること - 240 -

救 援 物 資 の 受 入 れ 及 び 配 送 に 関 すること 第 1 編 第 3 章 第 20 節 生 活 必 需 品 等 供 給 対 策 高 柳 町 事 務 所 部 総 務 班 避 難 住 民 における 食 糧 及 び 物 資 の 受 入 れに 関 すること 西 山 町 事 務 所 部 総 務 班 避 難 住 民 における 食 糧 及 び 物 資 の 受 入 れに 関 すること 3 実 施 要 領 (1) 生 活 必 需 品 等 供 給 対 象 者 ア 災 害 により 住 家 に 被 害 を 受 け その 程 度 が 全 半 壊 ( 焼 ) 流 出 床 上 浸 水 以 上 の 被 害 を 受 けた 者 であること イ 被 服 寝 具 等 の 生 活 必 需 品 を 災 害 により 喪 失 した 者 であること ウ 被 服 寝 具 その 他 生 活 必 需 物 資 がないため 日 常 生 活 を 営 むことが 困 難 な 者 であること (2) 被 服 寝 具 その 他 生 活 必 需 品 目 支 給 物 資 は 原 則 として 次 の9 種 類 の 品 目 とする ア 寝 具 ( 毛 布 布 団 等 ) イ 外 衣 ( 作 業 衣 婦 人 服 子 供 服 等 ) ウ 肌 着 (シャツ ズボン 下 パンツ 靴 下 等 ) エ 身 の 回 り 品 (タオル 手 ぬぐい 運 動 靴 サンダル 等 ) オ 炊 事 道 具 ( 鍋 包 丁 バケツ 等 ) カ 食 器 (はし 茶 わん 皿 汁 わん 等 ) キ 保 育 用 品 ( 哺 乳 びん おむつ 等 ) ク 日 用 品 ( 石 けん ちり 紙 歯 ブラシ 歯 みがき 生 理 用 品 等 ) ケ 光 熱 材 料 (マッチ ロウソク 等 ) (3) 生 活 必 需 品 等 の 調 達 市 の 生 活 必 需 品 の 備 蓄 品 を 使 用 するほか 調 達 物 資 は 災 害 時 物 資 協 定 先 又 は 市 内 の 業 者 から 購 入 し 又 は 借 り 上 げることとし 柏 崎 商 工 会 議 所 と 連 携 を 図 り 物 資 の 生 産 集 荷 又 は 販 売 を 業 とする 者 に 対 しその 取 扱 う 物 資 を 適 正 な 価 格 で 供 給 するよう 要 請 する (4) 関 係 機 関 の 連 携 による 広 域 応 援 体 制 ア 市 他 市 町 村 (ア) 市 は 必 要 な 生 活 必 需 品 の 調 達 供 給 ができない 場 合 は 災 害 時 応 援 協 定 を 締 結 して いる 市 町 村 に 応 援 を 要 請 する (イ) 要 請 の 際 に 必 要 な 明 示 事 項 は 県 への 要 請 に 準 ずる イ 市 県 市 は 他 市 町 村 の 応 援 でも 十 分 に 生 活 必 需 品 の 調 達 供 給 ができない 場 合 は 次 の 事 項 を 示 し 県 に 応 援 を 要 請 する (ア) 品 目 別 の 調 達 要 請 量 ( 自 己 の 調 達 可 能 量 と 他 市 町 村 への 調 達 要 請 の 有 無 及 び 調 達 見 込 量 ) (イ) 引 渡 を 受 ける 場 所 及 び 引 受 責 任 者 (ウ) 連 絡 課 及 び 連 絡 責 任 者 - 241 -

(エ) 荷 役 作 業 員 の 派 遣 の 必 要 の 有 無 (5) 物 資 の 配 分 第 1 編 第 3 章 第 20 節 生 活 必 需 品 等 供 給 対 策 産 業 振 興 部 商 工 班 長 は 県 及 び( 公 社 ) 新 潟 県 トラック 協 会 と 連 携 を 図 り 物 資 を 被 害 状 況 別 地 区 別 避 難 所 別 世 帯 別 に 配 分 計 画 を 立 て 迅 速 かつ 正 確 に 実 施 しする また 生 活 必 需 品 を 供 給 するときは 避 難 所 ごとにそれぞれ 責 任 者 を 定 めて 受 入 れ 確 認 及 び 需 給 の 適 正 を 図 る 市 民 生 活 部 救 助 班 長 は 関 係 班 長 の 協 力 を 得 て 避 難 所 等 における 被 災 住 民 に 対 して 物 資 の 公 平 な 配 分 を 行 う 特 に 要 配 慮 者 には 優 先 的 に 配 分 を 行 うこととし 大 人 用 オムツ や 粉 ミルク 使 い 捨 て 哺 乳 瓶 等 乳 幼 児 や 子 供 に 対 応 した 生 活 必 需 品 の 提 供 に 努 める また 積 雪 期 には 現 地 炊 飯 開 始 の 前 倒 し 等 早 期 の 温 食 提 供 を 図 り 防 寒 具 採 暖 用 具 (ス トーブ 使 い 捨 てカイロ 等 ) 寝 具 燃 料 等 防 災 対 策 に 必 要 な 物 資 を 他 に 優 先 して 供 給 する (6) 物 資 の 輸 送 輸 送 は 原 則 産 業 振 興 部 商 工 班 が 主 体 となり 他 班 の 協 力 を 得 て 行 うが 必 要 な 場 合 は 災 害 時 支 援 協 定 を 締 結 している( 公 社 ) 新 潟 県 トラック 協 会 へ 委 託 をする また それが 困 難 なときは 生 活 必 需 品 等 の 災 害 協 定 を 締 結 している 調 達 先 の 車 両 を 充 てるか 運 送 業 者 のトラ ックを 確 保 するほか 第 11 節 輸 送 対 策 の 定 めるところにより 輸 送 措 置 を 講 じる また 輸 送 に 当 たっては 次 の 点 に 留 意 すること ア 輸 送 に 当 たっては 原 則 として 車 両 輸 送 とすること イ 車 両 輸 送 に 当 たっては 責 任 者 が 同 乗 し 輸 送 の 安 全 を 期 すること ウ 輸 送 物 資 を 引 き 渡 すときは 別 紙 災 害 救 助 用 物 資 引 渡 書 を 作 成 し 授 受 を 明 確 にす ること 4 整 備 書 類 産 業 振 興 部 商 工 班 長 は 次 の 書 類 を 整 備 する (1) 支 払 関 係 証 拠 書 類 - 242 -

第 1 編 第 3 章 第 20 節 生 活 必 需 品 等 供 給 対 策 食 料 品 及 び 生 活 必 需 品 ( 救 援 物 資 ) 供 給 体 制 図 ( 例 ) 救 援 物 資 倉 庫 A 倉 庫 B 倉 庫 C 倉 庫 D 倉 庫 E 救 援 物 資 搬 送 自 衛 隊 配 送 市 災 害 対 策 本 部 ( 商 工 班 ) 配 送 指 示 避 難 所 A 食 料 要 請 食 料 物 品 発 注 配 送 センター 避 難 所 B 県 災 害 対 策 本 部 ( 食 料 班 ) 食 料 物 品 納 入 避 難 所 C 食 料 発 注 事 業 者 - 243 -

第 1 編 第 3 章 第 21 節 要 配 慮 者 の 応 急 対 策 第 21 節 要 配 慮 者 の 応 急 対 策 災 害 時 に 必 要 な 情 報 の 把 握 が 困 難 であったり 自 らの 行 動 等 制 約 のある 高 齢 者 障 害 者 難 病 患 者 施 設 入 所 者 外 国 人 妊 婦 及 び 乳 幼 児 等 の 要 配 慮 者 の 安 全 な 避 難 のために 自 主 防 災 組 織 町 内 会 民 生 委 員 児 童 委 員 及 び 消 防 団 ( 以 下 避 難 支 援 等 関 係 者 という )などの 地 域 住 民 の 協 力 による 安 否 確 認 及 び 避 難 体 制 を 確 立 するほか 避 難 生 活 状 況 の 確 認 体 制 を 確 保 して 要 配 慮 者 に 対 する 支 援 について 次 のとおり 定 める 1 実 施 担 当 部 及 び 班 市 長 は 市 の 区 域 内 において 災 害 が 発 生 し 又 は 災 害 が 発 生 するおそれのあるときは 要 配 慮 者 に 対 し 必 要 と 認 める 支 援 救 護 対 策 を 講 ずる 市 における 担 当 部 及 び 班 は 次 のとおりとする 部 班 担 当 内 容 市 民 生 活 部 福 祉 保 健 部 救 助 班 保 健 衛 生 班 福 祉 班 要 配 慮 者 支 援 班 避 難 収 容 状 況 の 記 録 及 び 報 告 に 関 すること 関 係 機 関 への 情 報 提 供 及 び 連 絡 調 整 に 関 すること 保 健 衛 生 及 び 防 疫 ( 環 境 衛 生 班 に 関 するものを 除 く )に 関 す ること 生 活 保 護 世 帯 身 体 障 害 者 世 帯 及 び 高 齢 者 世 帯 の 被 害 調 査 及 び 救 護 に 関 すること 社 会 福 祉 団 体 等 との 連 絡 調 整 に 関 すること 要 配 慮 者 利 用 施 設 の 被 害 調 査 応 急 対 策 及 び 応 急 復 旧 に 関 す ること 福 祉 避 難 室 及 び 福 祉 避 難 所 の 設 営 並 びに 被 災 者 の 収 容 の 協 力 に 関 すること 被 災 者 に 対 する 福 祉 相 談 に 関 すること 要 配 慮 者 ( 外 国 人 を 除 く)の 避 難 支 援 に 関 すること 町 内 会 民 生 委 員 児 童 委 員 福 祉 関 係 者 等 への 避 難 勧 告 等 伝 達 に 関 すること 総 合 企 画 部 広 報 報 道 班 要 配 慮 者 ( 主 に 市 内 在 住 外 国 人 )の 避 難 支 援 に 関 すること 産 業 振 興 部 観 光 班 要 配 慮 者 ( 主 に 外 国 人 観 光 客 )の 避 難 支 援 に 関 すること 高 柳 町 事 務 所 部 総 務 班 要 配 慮 者 ( 外 国 人 を 除 く)の 避 難 支 援 等 に 関 すること 西 山 町 事 務 所 部 総 務 班 要 配 慮 者 ( 外 国 人 を 除 く)の 避 難 支 援 等 に 関 すること 2 実 施 要 領 (1) 避 難 情 報 の 伝 達 防 災 行 政 無 線 防 災 FAX 広 報 車 防 災 メール 市 ホームページ テレビデータ 放 送 エリアメール 緊 急 速 報 メールなどによるほか 市 職 員 避 難 支 援 等 関 係 者 柏 崎 市 社 会 福 - 244 -

第 1 編 第 3 章 第 21 節 要 配 慮 者 の 応 急 対 策 祉 協 議 会 要 配 慮 者 利 用 施 設 及 び 柏 崎 地 域 国 際 化 協 会 などの 協 力 を 得 て あらゆる 手 段 を 用 いて 避 難 情 報 ( 避 難 準 備 情 報 避 難 勧 告 及 び 避 難 指 示 )の 的 確 な 伝 達 に 努 める (2) 地 域 住 民 の 協 力 災 害 発 生 時 において 市 から 提 供 された 要 配 慮 者 のうち 避 難 等 において 特 に 支 援 が 必 要 な 者 ( 以 下 避 難 行 動 要 支 援 者 という )の 生 命 又 は 身 体 を 災 害 から 保 護 するために 必 要 な 措 置 ( 以 下 避 難 支 援 等 という )を 実 施 するための 基 礎 とする 名 簿 ( 以 下 避 難 行 動 要 支 援 者 名 簿 という ) 等 を 活 用 し 避 難 支 援 等 関 係 者 は 協 力 して 避 難 行 動 要 支 援 者 の 安 全 確 保 及 び 支 援 に 努 める (3) 避 難 救 出 対 策 ア 発 災 直 後 の 安 否 確 認 避 難 救 出 対 策 の 関 係 各 班 長 は 要 配 慮 者 の 避 難 が 必 要 となった 場 合 避 難 支 援 等 関 係 者 柏 崎 市 社 会 福 祉 協 議 会 要 配 慮 者 利 用 施 設 及 び 柏 崎 地 域 国 際 化 協 会 などの 協 力 を 得 な がら 安 否 確 認 情 報 収 集 及 び 支 援 等 を 行 う イ 避 難 誘 導 及 び 救 助 等 避 難 救 出 対 策 の 関 係 各 班 長 は 避 難 誘 導 に 当 たっては 別 に 定 める 柏 崎 市 要 配 慮 者 避 難 支 援 全 体 計 画 に 基 づき あらかじめ 作 成 した 避 難 行 動 要 支 援 者 名 簿 を 活 用 し 必 要 な 範 囲 において 避 難 支 援 等 関 係 者 との 情 報 共 有 連 携 を 図 り 避 難 行 動 要 支 援 者 の 特 性 に 合 わせた 適 切 な 避 難 誘 導 を 行 う ウ 避 難 所 等 での 確 認 運 営 各 部 の 関 係 各 班 長 は 保 健 師 やヘルパー 等 を 避 難 所 等 に 派 遣 し 避 難 支 援 等 関 係 者 柏 崎 市 社 会 福 祉 協 議 会 及 び 柏 崎 地 域 国 際 化 協 会 等 と 協 働 し 別 に 定 める 福 祉 避 難 所 運 営 マ ニュアル により 要 配 慮 者 へ 配 慮 した 対 応 を 行 う また 市 民 生 活 部 救 助 班 等 においては 他 の 地 域 から 避 難 した 人 の 連 絡 調 整 を 行 う (ア) 避 難 所 の 管 理 責 任 者 は 避 難 者 名 簿 の 作 成 に 当 たり 負 傷 者 や 衰 弱 など 支 援 が 必 要 な 要 配 慮 者 の 把 握 に 努 めるとともに 安 否 確 認 を 行 う また 介 護 者 が 災 害 によって 介 護 できなくなっている 要 配 慮 者 や 保 護 者 を 災 害 によって 亡 くした 乳 幼 児 日 本 語 が 話 せな い 外 国 人 や 身 寄 りのない 外 国 人 を 確 認 し 支 援 を 行 う (イ) 避 難 所 において 要 配 慮 者 に 対 して 必 要 なスペースの 確 保 障 害 者 用 仮 設 トイレ 設 置 など 良 好 な 生 活 環 境 の 確 保 に 十 分 に 配 慮 する (ウ) 視 覚 聴 覚 障 害 者 に 対 して 的 確 な 情 報 が 伝 わるよう 配 慮 し 情 報 入 手 に 困 難 を 伴 う 視 覚 障 害 者 に 対 しては 点 字 大 活 字 又 は 音 声 により 聴 覚 障 害 者 に 対 しては 文 字 又 は 手 話 等 による 情 報 提 供 を 行 う (エ) 避 難 所 において 車 椅 子 や 粉 ミルク 食 事 制 限 者 向 けの 特 殊 食 品 等 の 要 配 慮 者 の 特 性 に 応 じた 食 料 及 び 生 活 必 需 品 の 確 保 を 行 うとともに 保 健 所 が 設 置 する 栄 養 指 導 班 やボ ランティア 等 の 協 力 を 得 ながら 要 配 慮 者 に 配 慮 した 食 事 の 提 供 や 介 助 者 の 確 保 等 の 支 援 を 行 う (オ) 要 配 慮 者 の 身 体 状 況 を 確 認 し 一 般 避 難 所 の 居 住 スペースでの 生 活 が 困 難 な 要 配 慮 者 は 避 難 行 動 要 支 援 者 の 避 難 の 受 入 れに 関 する 協 定 書 を 締 結 している 要 配 慮 者 利 用 施 設 - 245 -

第 1 編 第 3 章 第 21 節 要 配 慮 者 の 応 急 対 策 への 緊 急 入 所 や 福 祉 避 難 室 福 祉 避 難 所 等 への 移 動 を 勧 めたり 使 用 可 能 な 教 室 を 開 放 したりするなど 配 慮 する (4) 福 祉 避 難 室 の 開 設 一 般 避 難 所 の 居 住 スペースで 生 活 することが 困 難 な 要 配 慮 者 のために 一 般 避 難 所 の 一 般 居 住 エリアと 区 別 する 仕 切 りや 和 室 などの 個 室 を 設 け 一 般 居 住 スペースからの 誘 導 を 図 る (5) 福 祉 避 難 所 の 開 設 ア 市 は 施 設 への 緊 急 入 所 を 要 しない 程 度 の 要 介 護 高 齢 者 障 害 者 等 のために 福 祉 避 難 所 を 開 設 し 一 般 の 避 難 所 からの 誘 導 を 図 る イ 福 祉 避 難 所 には 障 害 者 高 齢 者 の 介 護 のために 必 要 な 人 員 を 配 置 し 資 機 材 等 を 配 備 する (6) 保 健 福 祉 対 策 災 害 の 各 段 階 におけるニーズに 対 応 した 保 健 福 祉 サービスの 提 供 を 県 や 他 の 市 町 村 等 と 協 働 し また ボランティア 等 の 協 力 を 得 て 行 う ア 保 健 対 策 被 災 者 の 心 身 の 健 康 確 保 のため 市 保 健 師 等 により 避 難 所 応 急 仮 設 住 宅 自 宅 等 で 健 康 相 談 等 ( 巡 回 相 談 栄 養 指 導 こころのケア 訪 問 指 導 訪 問 看 護 等 の 保 健 サービス) を 行 う イ 福 祉 対 策 柏 崎 市 社 会 福 祉 協 議 会 要 配 慮 者 利 用 施 設 及 び 避 難 支 援 等 関 係 者 等 の 協 力 連 携 により 要 配 慮 者 の 実 態 把 握 ニーズ 把 握 情 報 提 供 生 活 相 談 等 を 行 う (7) 外 国 人 支 援 対 策 県 及 び 国 際 交 流 関 係 団 体 と 協 働 して 多 言 語 支 援 窓 口 を 設 置 し 外 国 人 への 災 害 情 報 の 提 供 安 否 確 認 相 談 等 の 支 援 活 動 を 行 う (8) 被 災 した 要 配 慮 者 の 措 置 各 部 の 関 係 各 班 長 は 被 災 した 要 配 慮 者 の 措 置 について 避 難 所 での 介 護 施 設 への 緊 急 入 所 自 宅 での 介 護 身 内 による 引 取 り 等 連 絡 調 整 に 当 たる また 適 切 な 介 護 ボランティアの 手 配 を 行 い 継 続 したマンパワーの 確 保 とボランティア 等 による 生 活 情 報 の 提 供 に 当 たる (9) 避 難 生 活 状 況 の 確 認 及 び 相 談 指 導 の 実 施 福 祉 保 健 部 保 健 衛 生 班 長 は 保 健 所 長 が 編 成 する 巡 回 保 健 班 と 連 携 し 避 難 生 活 状 況 につ いて 避 難 所 施 設 等 を 定 期 的 に 確 認 し 正 しい 情 報 や 適 切 なマンパワーの 提 供 がなされて いるか 等 生 活 環 境 健 康 の 管 理 に 当 たる また 関 係 各 班 長 は 要 配 慮 者 の 被 災 状 況 避 難 等 の 生 活 上 のニーズの 把 握 のため 避 難 所 自 宅 等 の 要 配 慮 者 に 対 する 定 期 又 は 臨 時 の 巡 回 相 談 等 を 実 施 し 必 要 な 支 援 を 行 う (10) 要 配 慮 者 利 用 施 設 における 対 策 ア 発 災 直 後 の 安 否 確 認 と 安 全 確 認 要 配 慮 者 利 用 施 設 の 施 設 長 は 直 ちに 防 災 活 動 隊 を 編 成 し 職 員 による 入 所 者 の 安 否 確 認 と 施 設 の 安 全 確 認 を 行 わせ 入 所 者 を 安 心 させるよう 努 める また 救 助 が 必 要 な 人 を 発 - 246 -

見 した 場 合 は 直 ちに 救 助 活 動 を 行 い 必 要 に 応 じて 救 助 の 依 頼 を 行 う イ 避 難 場 所 の 確 保 と 避 難 誘 導 第 1 編 第 3 章 第 21 節 要 配 慮 者 の 応 急 対 策 施 設 長 は 避 難 場 所 について 施 設 の 被 災 状 況 により 屋 内 外 のいずれか 適 正 な 場 所 を 判 断 し 施 設 の 防 災 計 画 に 基 づき 避 難 誘 導 を 行 う 特 に 夜 間 及 び 休 日 における 避 難 に 当 た っては 地 域 の 住 民 や 避 難 支 援 等 関 係 者 の 協 力 が 得 られるように 努 める ウ 被 災 報 告 等 施 設 長 は 入 所 者 の 安 否 確 認 状 況 及 び 施 設 の 被 災 状 況 を 市 災 害 対 策 本 部 に 報 告 し 関 係 機 関 に 必 要 な 措 置 を 依 頼 する また 保 護 者 とも 連 絡 を 取 り 可 能 な 人 には 協 力 を 依 頼 する エ 緊 急 入 所 の 措 置 市 及 び 県 は 被 災 施 設 から 緊 急 入 所 の 依 頼 があった 場 合 被 災 を 受 けなかった 施 設 との 連 絡 調 整 に 努 め 入 所 可 能 施 設 情 報 の 提 供 を 行 う また 受 入 施 設 におけるマンパワーの 確 保 に 努 める オ 避 難 生 活 状 況 の 確 認 施 設 長 は 自 宅 及 び 緊 急 入 所 施 設 での 避 難 生 活 状 況 について 定 期 的 に 確 認 し 関 係 機 関 に 経 過 報 告 を 行 う 3 整 備 書 類 関 係 各 班 長 は 次 の 書 類 を 整 備 する (1) 避 難 行 動 要 支 援 者 名 簿 - 247 -

第 1 編 第 3 章 第 22 節 建 物 の 応 急 危 険 度 判 定 対 策 第 22 節 建 物 の 応 急 危 険 度 判 定 対 策 地 震 発 生 後 迅 速 に 被 災 建 築 物 の 応 急 危 険 度 判 定 を 実 施 し 余 震 等 による 被 災 建 築 物 等 の 倒 壊 部 材 等 の 落 下 等 から 生 ずる 二 次 被 害 を 防 止 し 市 民 の 安 全 の 確 保 を 図 る 全 国 被 災 建 築 物 応 急 危 険 度 判 定 協 議 会 ( 以 下 協 議 会 という )が 定 める 被 災 建 築 物 応 急 危 険 度 判 定 要 綱 及 び 同 業 務 マニュアルに 基 づき 判 定 活 動 を 実 施 する 1 実 施 担 当 部 及 び 班 市 における 担 当 部 及 び 班 は 次 のとおりとする 部 班 担 当 内 容 都 市 整 備 部 住 宅 班 避 難 所 の 応 急 危 険 度 調 査 に 関 すること 家 屋 等 の 応 急 危 険 度 調 査 に 関 すること 2 基 本 方 針 (1) 各 主 体 の 責 務 ア 市 民 企 業 等 の 責 務 応 急 危 険 度 判 定 の 目 的 を 理 解 し 被 災 した 建 築 物 の 使 用 に 当 たっては 判 定 の 結 果 に 基 づ き 余 震 等 による 二 次 被 害 の 防 止 に 努 める イ 市 の 責 務 (ア) 地 震 発 生 時 の 災 害 状 況 等 の 情 報 収 集 を 行 い 応 急 危 険 度 判 定 実 施 の 要 否 を 決 定 する (イ) 実 施 体 制 を 構 築 し 判 定 を 実 施 する (ウ) 応 急 危 険 度 判 定 の 目 的 ( 被 害 認 定 調 査 及 びり 災 証 明 書 との 区 別 )を 十 分 に 説 明 すると ともに 被 災 者 等 への 判 定 実 施 の 周 知 を 図 る (エ) 自 力 で 応 急 危 険 度 判 定 が 実 施 できない 場 合 は 県 に 支 援 を 要 請 する (オ) 判 定 結 果 の 集 計 を 行 い 県 に 報 告 する (カ) 判 定 結 果 に 対 する 相 談 窓 口 を 設 置 する ウ 県 の 責 務 (ア) 市 の 支 援 要 請 により 他 の 市 町 村 及 び 建 築 関 係 団 体 に 協 力 を 求 め 市 が 実 施 する 判 定 活 動 を 支 援 する (イ) 被 害 が 大 規 模 で 多 数 の 都 道 府 県 の 応 援 が 必 要 であると 判 断 したときは 国 土 交 通 省 北 陸 地 方 整 備 局 及 び 広 域 被 災 建 築 物 応 急 危 険 度 判 定 協 議 会 ( 以 下 ブロック 協 議 会 とい う に 応 援 を 要 請 する (ウ) 判 定 活 動 に 必 要 な 情 報 収 集 を 行 い 市 は 情 報 提 供 する (エ) 民 間 判 定 士 の 災 害 補 償 制 度 の 手 続 きを 行 う (オ) 判 定 結 果 の 集 計 整 理 及 び 記 録 作 成 を 行 う - 248 -

エ 国 土 交 通 省 及 び 北 陸 地 方 整 備 局 の 責 務 第 1 編 第 3 章 第 22 節 建 物 の 応 急 危 険 度 判 定 対 策 県 の 応 援 要 請 により 他 の 都 道 府 県 の 支 援 本 部 及 び 建 築 関 係 団 体 に 応 援 の 協 力 を 求 め 判 定 活 動 の 支 援 調 整 を 行 う オ 建 築 士 会 等 の 建 築 関 係 団 体 の 責 務 判 定 士 への 情 報 連 絡 及 び 判 定 士 の 確 保 に 協 力 する カ 応 急 危 険 度 判 定 士 の 責 務 (ア) 地 震 発 生 時 の 災 害 状 況 等 の 情 報 提 供 に 協 力 する (イ) 判 定 士 への 情 報 連 絡 に 協 力 する (ウ) 市 又 は 県 の 要 請 により 応 急 危 険 度 判 定 業 務 を 行 う (2) 活 動 調 整 市 ( 実 施 主 体 ) 県 ( 支 援 本 部 ) ブロック 協 議 会 幹 事 県 ( 支 援 本 部 ) 国 土 交 通 省 ( 支 援 調 整 本 部 ) 一 般 社 団 法 人 新 潟 県 建 築 士 会 応 急 危 険 度 判 定 士 (3) 達 成 目 標 応 急 危 険 度 判 定 は 概 ね 次 の 計 画 を 目 安 とする 判 定 活 動 の 開 始 は 地 震 発 生 の 翌 日 からと し 概 ね10 日 間 以 内 を 目 安 に 判 定 活 動 を 終 了 する 地 震 後 1 日 3 日 10 日 10 日 ~ 県 内 判 定 士 による 判 定 活 動 の 開 始 県 外 判 定 士 による 判 定 活 動 の 開 始 判 定 活 動 の 終 了 判 定 結 果 に 対 する 相 談 業 務 への 移 行 3 情 報 の 流 れ (1) 被 災 地 から 情 報 発 信 者 情 報 受 信 者 主 な 情 報 内 容 判 定 士 市 建 築 物 の 被 災 状 況 市 県 判 定 実 施 の 要 否 実 施 計 画 判 定 支 援 要 請 の 有 無 及 び 内 容 県 ブロック 協 議 会 幹 事 県 広 域 支 援 要 請 の 有 無 及 び 内 容 判 定 拠 点 まで の 交 通 事 情 県 国 土 交 通 省 判 定 応 援 要 請 他 の 都 道 府 県 との 支 援 調 整 要 請 の 有 無 及 び 内 容 県 建 築 関 係 団 体 確 保 が 必 要 な 判 定 士 の 数 県 市 町 村 ( 被 災 地 以 外 ) 判 定 士 派 遣 等 の 要 請 の 内 容 判 定 拠 点 までの 交 通 事 情 (2) 被 災 地 へ 情 報 発 信 者 情 報 受 信 者 主 な 情 報 内 容 市 市 民 判 定 活 動 実 施 の 広 報 県 市 支 援 予 定 情 報 被 災 地 及 び 周 辺 の 被 害 状 況 等 - 249 -

4 業 務 の 体 系 地 震 発 生 第 1 編 第 3 章 第 22 節 建 物 の 応 急 危 険 度 判 定 対 策 直 後 情 報 の 収 集 ( 建 築 物 被 災 状 況 交 通 手 段 等 ) 6~12h 判 定 体 制 の 構 築 ( 実 施 本 部 支 援 本 部 等 設 置 支 援 要 請 ) 判 定 計 画 の 策 定 ( 判 定 実 施 計 画 支 援 実 施 計 画 ) 1 日 目 県 内 判 定 士 による 判 定 活 動 の 実 施 3 日 目 県 外 判 定 士 を 含 む 判 定 活 動 の 実 施 10 日 目 被 災 建 築 物 の 応 急 危 険 度 判 定 の 完 了 5 業 務 の 内 容 (1) 情 報 の 収 集 実 施 主 体 対 策 協 力 依 頼 先 判 定 士 建 築 物 等 の 被 害 状 況 を 市 町 村 に 連 絡 市 建 築 物 等 の 被 害 状 況 を 調 査 情 報 収 集 の 上 把 握 する 建 築 関 係 団 体 県 得 られた 情 報 から 建 築 物 被 害 の 予 測 を 行 う 県 被 害 状 況 及 び 交 通 状 況 等 の 情 報 を 収 集 する 県 災 害 対 策 本 部 ( 支 援 本 部 ) 被 災 市 町 村 への 情 報 提 供 を 行 う 国 ( 支 援 調 整 本 部 ) 被 害 状 況 及 び 交 通 状 況 等 の 情 報 を 収 集 する 県 への 情 報 提 供 を 行 う (2) 判 定 体 制 の 構 築 実 施 主 体 対 策 協 力 依 頼 先 市 判 定 拠 点 を 設 置 する 県 判 定 コーディネーターを 配 置 する 県 に 支 援 要 請 を 行 う 県 ( 支 援 本 部 ) 支 援 本 部 を 設 置 する ( 一 社 ) 新 潟 県 建 築 士 会 等 の 建 築 関 係 団 体 の 協 力 により 判 定 士 を 確 保 する その 他 の 市 町 村 に 協 力 を 要 請 する ( 一 社 ) 新 潟 県 建 築 士 会 市 町 村 ( 被 災 地 以 外 ) - 250 -

国 土 交 通 省 ( 支 援 調 整 本 部 ) (3) 判 定 計 画 の 作 成 市 県 国 土 交 通 省 ブロック 協 議 会 幹 事 県 に 広 域 支 援 を 要 請 する 支 援 調 整 本 部 を 設 置 する 建 築 関 係 団 体 に 協 力 を 要 請 する 第 1 編 第 3 章 第 22 節 建 物 の 応 急 危 険 度 判 定 対 策 国 土 交 通 省 ブロック 協 議 会 幹 事 県 建 築 関 係 団 体 実 施 主 体 対 策 協 力 依 頼 先 ( 支 援 本 部 ) 国 土 交 通 省 ( 支 援 調 整 本 部 ) (4) 判 定 支 援 の 実 施 判 定 実 施 の 要 否 を 決 定 する 判 定 実 施 計 画 を 作 成 する 地 元 判 定 士 を 参 集 する 住 民 への 周 知 及 び 広 報 を 行 う 支 援 実 施 計 画 を 作 成 する 応 援 判 定 士 の 派 遣 の 調 整 を 行 う 判 定 資 機 材 等 を 調 達 する 輸 送 方 法 を 確 保 する 他 の 都 道 府 県 の 支 援 本 部 との 応 援 判 定 士 の 派 遣 に 係 る 支 援 調 整 を 行 う 実 施 主 体 対 策 協 力 依 頼 先 市 判 定 士 の 受 入 れを 行 う 県 ( 支 援 本 部 ) 国 土 交 通 省 ( 支 援 調 整 本 部 ) 判 定 士 判 定 資 機 材 を 判 定 士 に 供 給 する 判 定 士 を 実 施 地 区 に 誘 導 する 判 定 結 果 を 県 に 報 告 する 応 援 判 定 士 を 実 施 本 部 に 派 遣 する 判 定 資 機 材 を 実 施 本 部 に 提 供 する 判 定 結 果 のとりまとめを 行 う 民 間 判 定 士 補 償 制 度 の 手 続 を 行 う 応 援 判 定 士 の 派 遣 に 係 る 支 援 調 整 を 行 う 判 定 拠 点 への 移 動 手 段 食 料 宿 泊 先 等 を 確 保 する 判 定 業 務 を 行 う - 251 -

- 252 - 第 1 編 第 3 章 第 22 節 建 物 の 応 急 危 険 度 判 定 対 策