会 議 録 1 会 議 名 平 成 27 年 度 第 2 回 上 越 休 日 夜 間 診 療 所 運 営 委 員 会 2 議 題 ( 公 開 非 公 開 の 別 ) ⑴ 平 成 27 年 度 運 営 状 況 について( 公 開 ) ⑵ 平 成 28 年 度 医 薬 品 の 追 加 配 備 について( 公 開 ) ⑶ 手 数 料 の 改 定 について( 公 開 ) ⑷ その 他 ( 公 開 ) 医 療 機 関 適 正 受 診 啓 発 DVDについて 医 療 通 訳 ボランティアの 周 知 について 次 期 公 募 委 員 の 募 集 について 3 開 催 日 時 平 成 28 年 2 月 16 日 ( 火 ) 午 後 7 時 00 分 から 午 後 8 時 00 分 4 開 催 場 所 上 越 市 役 所 4 階 402 403 会 議 室 5 傍 聴 人 の 数 0 人 6 非 公 開 の 理 由 なし 7 出 席 した 者 氏 名 ( 敬 称 略 ) 委 員 服 部 伸 渡 辺 雅 晴 林 三 樹 夫 小 池 宏 外 山 譲 二 石 橋 敏 光 小 出 智 子 岩 尾 秀 海 ( 代 理 出 席 ) 石 原 克 英 折 笠 正 勝 古 川 宏 造 事 務 局 上 越 市 : 岩 野 健 康 福 祉 部 長 伊 藤 地 域 医 療 推 進 室 長 森 田 係 長 羽 深 主 任 妙 高 市 : 見 波 健 康 保 険 課 長 望 月 係 長 8 発 言 の 内 容 ( 要 旨 ) ⑴ 岩 野 健 康 福 祉 部 長 挨 拶 ⑵ 委 嘱 状 の 交 付 ⑶ 服 部 委 員 長 挨 拶 ⑷ 議 題 等 ア 平 成 27 年 度 運 営 状 況 について 議 題 ⑴の 平 成 27 年 度 運 営 状 況 について 事 務 局 に 説 明 を 求 める 資 料 1-1から 資 料 1-7により 説 明 委 員 に 質 疑 を 求 めるが 意 見 なし イ 平 成 28 年 度 医 薬 品 の 追 加 配 備 について 議 題 ⑵の 平 成 28 年 度 医 薬 品 の 追 加 配 備 について 事 務 局 に 説 明 を 求 める 資 料 2により 説 明 1
委 員 に 質 疑 を 求 める 小 出 委 員 分 包 品 を 入 れてもらうことで 効 率 化 もそうであるが 品 質 を 保 つという 意 味 でもこちら の 方 が 良 いかと 考 える ウ 手 数 料 の 改 定 について 議 題 ⑶の 手 数 料 の 改 定 について 事 務 局 に 説 明 を 求 める 資 料 3により 説 明 委 員 に 質 疑 を 求 める 折 笠 委 員 市 全 体 の 手 数 料 の 改 定 の 関 係 から 変 えたのか 1,000 円 が 2,100 円 と 倍 近 くだが これ はどういう 考 え 方 からか また 新 しい 手 数 料 は 今 までなかったのか 今 までなかったものについては 別 のかたちで 運 用 していたが これを 含 めて 実 態 とし てかかる 費 用 を 明 確 にしたものである 折 笠 委 員 値 上 げした 根 拠 については 医 師 会 と 相 談 したのか 医 師 会 と 相 談 というよりも 市 の 医 師 給 与 時 間 単 価 を 基 に 算 出 している かかる 時 間 に 時 間 単 価 をかけて 金 額 を 算 出 した その 上 で 他 と 比 べてみたが 突 出 して 高 いということ ではない 折 笠 委 員 実 態 として 今 まで 利 用 したものはあったか 森 田 係 長 10 件 程 ( 平 成 26 年 度 )で 多 くはない 私 は 診 療 所 にずっと 出 務 しているが 診 断 書 を 求 められたことがない どんなものがあ るか 例 えば 交 通 事 故 の 関 係 診 断 書 だとかその 場 でかけないものとか 参 考 までに 教 えて いただきたい 森 田 係 長 外 科 で 交 通 事 故 の 診 断 書 が 少 しある 内 容 については 交 通 事 故 関 係 のものが 半 数 位 を 占 めており あとは けがとかの 関 係 で 労 災 関 係 の 手 続 きの 証 明 を 求 められることが 多 いと いう 状 況 になっている その 場 で 先 生 方 から 書 いていただくことができないので 後 程 申 請 があった 段 階 で 当 日 担 当 だった 先 生 にお 願 いして 書 いてもらっているという 状 況 である 交 通 事 故 に 係 る 診 療 というのは 自 由 診 療 になると 思 うが また 診 断 書 文 書 料 も 自 由 診 療 である いわゆる 出 務 している 人 間 の 立 場 からすると 交 通 事 故 等 の 自 由 診 療 の 中 で 診 療 に 対 する 報 酬 というのは 診 療 費 であり 出 務 費 としていただいている 後 日 また 文 書 宿 題 を 与 えられたときに これはボランティアとして 行 うこととなるが その 辺 について 何 か 異 論 とかは 今 まで 出 たことはあるか 2
私 も 1 件 か 2 件 書 いた 覚 えがある ただ 医 師 法 では 正 当 な 理 由 なく 診 断 書 を 拒 否 する ことはできない 休 日 夜 間 診 療 所 で 診 たという 以 外 はあまり 書 くことはないのでそんな に 煩 雑 ではない 法 律 的 には 診 たものの 診 断 書 を 拒 否 することはできない 何 か 異 論 がないのかなと もう 一 つ 申 し 訳 ないが あまりこういうケースはないと 思 う が 保 育 園 幼 稚 園 あるいは 学 校 においては 各 種 感 染 症 において 治 癒 証 明 書 という 文 書 がある その 文 書 を 提 出 した 上 で 復 学 するわけであるが 休 日 夜 間 診 療 所 で 書 いてほし いという 要 望 があるか ある 場 合 はどのように 対 応 しているか 実 際 にはそういった 診 断 書 というは かかりつけの 医 師 が 診 療 した 方 の 転 帰 を 証 明 するものであるが 最 近 は 月 曜 日 に 仕 事 があるので 日 曜 日 に 診 断 書 を 書 いてもらって 月 曜 日 に 仕 事 に 行 きたいという 親 御 さんが 出 てきている それについての 申 し 送 りというか 確 か 了 解 の 下 で 診 療 所 と 幼 稚 園 保 育 園 では 文 書 料 を 徴 収 していない この 辺 についても きちっとした 決 め 事 をつ くっていくことか 羽 深 主 任 今 話 があった 中 で 事 例 として 最 近 1 件 あった 休 日 夜 間 診 療 所 で 書 いてくれないかと いう 話 であったが 診 療 所 では 感 染 症 やインフルエンザの 患 者 にチラシを 渡 して 必 ず 後 日 かかりつけの 先 生 にかかってください ということで 話 しているため 登 園 登 校 許 可 書 の 記 入 についてもかかりつけの 先 生 の 方 でお 願 いしますと 伝 えたところである 林 先 生 が 言 うような 問 題 やこれからそうした 患 者 が 増 える 可 能 性 もあるため またその 辺 につ いては 医 師 会 に 確 認 し 必 要 によって 相 談 させていただきたいと 考 える 今 のところは かかりつけ 医 のところへかかってくださいということでお 願 いしている 受 付 で 無 下 に 断 ることはできないだろうから 患 者 さんも 怒 り 出 すかもしれない た だ 原 則 的 にはかかりつけ 医 で 転 帰 を 認 めてもらうということ 今 後 の 課 題 かなと 思 って いる 古 川 委 員 小 児 科 について 最 近 会 社 で 最 初 子 供 がインフルエンザで 休 ませていただきます ということだったが 本 当 はおたふくかぜだったということがあった 何 回 か 病 院 に 行 か ないと 小 児 科 というところは なかなか 判 断 が 難 しいのかな ちょっと 詳 しくはわからな いが 薬 局 があれだけ 大 きいものもあるなかで 子 供 の 症 状 を 親 がわかりにくいのか な かなか 何 回 も 病 院 へ 行 くことが 多 いというのをよく 聞 く 広 報 はどうしてもラジオとかになると 車 を 運 転 している 人 が 多 いと 思 うので もっと 若 い 女 性 とか 子 供 を 持 っている 方 々の 目 にとまるところに 保 育 所 幼 稚 園 小 学 校 スー パーやコンビニなどにポスターを 貼 るとかのほうが 効 果 が 大 きいのかなと あと 一 つは 緊 急 を 要 するため 総 合 病 院 へかかったところ 休 日 夜 間 診 療 所 で 診 て もらってください と 言 われたということを 聞 くが どういう 症 状 の 方 が 休 日 夜 間 診 療 所 に 行 ってください と 言 われるのか 逆 に 二 次 病 院 へはどういう 症 状 の 方 が 行 くこと が 多 いのかと 市 民 としてはどの 症 状 だったら 先 に 大 きい 病 院 に 行 った 方 がいいのか も うちょっとそのあたりを 周 知 できればと 考 える 難 しい 部 分 がたくさんあるので 小 児 医 療 の 林 先 生 いかがか 休 日 夜 間 診 療 所 に 限 らないことだが 発 熱 で 来 られて おたふく と かぜ はリン パ 節 の 腫 れで 区 別 がつかない 最 初 発 熱 でインフルエンザの 検 査 が 陰 性 だった 人 も 後 か 3
ら 陽 性 に 自 分 から 訴 えることのできない 子 供 の 特 性 と 症 状 経 過 が 日 々 変 化 しやすいとい う 点 で 診 断 が 難 しい 経 過 の 中 で 診 断 名 が 変 わっていくこともあり 得 るので それは 了 解 いただきたい 休 日 夜 間 診 療 所 でも 土 曜 と 日 曜 日 で 診 断 が 変 わっていくということもあ り 得 る また 違 う 医 師 ということもあるため 了 解 いただきたい やはり 私 たちが 共 通 認 識 を 持 たなくてはいけないのは 医 療 の 不 確 実 性 というのは 明 ら からにある 限 界 があるということはみんなで 知 っておかなくてはいけないと 考 える 広 報 については ここら 辺 は 工 夫 してやるべきだろうと 考 える できる 限 りのことはしているが 足 りない 部 分 があるかもしれない ただ 若 い 女 性 や 子 供 をお 持 ちの 方 という 話 が 出 たが 資 料 にもあるとおり 母 子 手 帳 とか 父 子 手 帳 には 記 載 している それから 母 子 手 帳 と 一 緒 に 配 る 上 越 子 育 て info ハンドブックでも 上 越 休 日 夜 間 診 療 所 についての 内 容 を 記 載 している ほかに 何 ができるのかというのは 検 討 課 題 とさ せていただきたい 緊 急 性 の 一 次 二 次 三 次 の 分 類 は 誰 もクリアできない ただ 一 般 的 には やはり 病 院 にあまり 軽 症 者 が 行 くと 病 院 が 一 番 大 事 な 重 傷 者 を 診 るという 機 能 が 損 なわれるので できるだけ 軽 症 者 の 人 たちは 休 日 夜 間 診 療 所 で 引 き 継 ぎましょうということである 病 院 でどうやっているかというと 直 接 行 ってしまうとなかなか 休 日 夜 間 診 療 所 に 行 っ てください とは 言 いづらくなるので 例 えば 中 央 病 院 にかかっていて 中 央 病 院 に 電 話 をして ちょっと 熱 が 出 たんだけれど と 言 うと 中 央 病 院 の 看 護 婦 さんが 聞 いて これ はここでなくても 休 日 夜 間 診 療 所 に 行 ってください と 言 っているのだろうと 厳 密 に これは 一 次 二 次 三 次 とは 誰 も 分 けられない ある 程 度 感 に 頼 るしかないと 考 える 古 川 委 員 大 まかには 何 かあった 時 には 大 きな 病 院 だったら 対 応 してもらえるかなと 子 供 を 持 つ 親 はどうしても 思 いがちなので 小 児 科 はやっぱり 緊 急 性 がある 場 合 周 りのお 母 さん 方 に 聞 くと 病 院 に 先 に 連 れていくと 聞 くので 基 準 か 何 かあればと 思 ったのだが 私 達 が 習 ったのは 多 少 高 熱 が 出 たって 元 気 でちゃんと 食 べていればそんなに 心 配 ない だろうと グッタリしていれば 危 ないなと 単 純 にはそういうことだと 思 う あとは 特 に ここの 小 児 科 医 の 努 力 もあると 思 うが 今 の 若 いお 母 さん 方 は 結 構 知 識 もあり うまい 対 応 をしてくれている そんなに 慌 てる 人 は 本 当 に 少 なくなっている 印 象 がある お 母 さん 方 もいろいろ 勉 強 されているので メディアを 使 ってこういう 場 合 は 急 を 要 す るとかそうでないとかを 勉 強 されている 特 に 救 急 の 状 態 かどうかということは YES またはNO で インターネットで 調 べるサイトもあるため そういったものを 利 用 され ている 本 当 に 10 年 前 と 違 って 慌 てて 発 熱 だ 駆 け 込 みなさいというお 母 さん 方 が 減 っ ている そういうメディアの 普 及 ということで もう 一 つ 今 いろんな 病 気 から 子 供 の 体 を 守 るワクチンもできている 以 前 だと 発 熱 すると 髄 膜 炎 とか 脳 炎 とかにつながりか ねないという 考 えであったが 今 はワクチンが 啓 発 されて 普 及 されている こういった 面 では 心 配 する 場 面 は 減 っていると 考 える エ その 他 議 題 ⑷の その 他 について 事 務 局 に 説 明 を 求 める 4
羽 深 主 任 資 料 4から 資 料 6により 説 明 委 員 に 質 疑 を 求 める 渡 辺 委 員 医 療 通 訳 ボランティアは 頼 んでからどれくらいたったら 派 遣 してもらえるか 急 いで いるときは 可 能 か 羽 深 主 任 ボランティアの 都 合 にもよるが 連 絡 をもらって すぐこの 日 に 来 てください という のは 難 しい 状 況 である 仮 に 日 程 が 合 えば 翌 日 などに 行 ける 場 合 もある 上 越 市 国 際 交 流 協 会 でも 有 料 であるが 通 訳 を 行 っている 今 後 も 広 報 等 を 通 じて 市 民 に 周 知 していきたい と 考 えている 渡 辺 委 員 今 までどのくらいの 利 用 があるか 羽 深 主 任 本 年 度 は 1 件 のみである 昨 年 度 は 10 件 弱 であった 今 年 は 休 日 夜 間 診 療 所 の 患 者 が 減 少 しているため この 辺 の 影 響 もあるのかなと 考 えている 全 体 を 通 して 委 員 に 質 疑 意 見 を 求 める 古 川 委 員 2 年 間 だが いろんな 専 門 の 言 葉 とかたまにテレビとかインターネットで 聞 いたことが あるような 言 葉 とか やはり 一 般 の 世 間 ではわからないことを 聞 かせてもらったので 勉 強 になった 言 葉 って 何 気 なく 使 っているが 伝 わらないことがある その 辺 も 医 療 の 常 識 とはちょ っと 皆 さんの 使 う 常 識 と 違 うことがある これは 私 たちが 気 を 付 けなくてはいけない 石 原 委 員 特 にないが こういった 休 日 夜 間 診 療 所 の 活 用 が 拡 大 されれば 救 急 車 の 適 正 利 用 も 当 然 拡 大 してくると 思 うので ぜひ 良 いかたちの 中 で 運 営 していただければと 考 える よ ろしくお 願 いしたい 救 急 車 利 用 はどうか 石 原 委 員 27 年 の 集 計 では 去 年 よりも 1 件 多 い 出 動 が 9,242 件 去 年 よりも 1 件 多 く 搬 送 人 員 は 82 人 増 の 8,716 人 とほぼ 26 年 度 と 同 様 急 病 一 般 負 傷 死 亡 などのパーセントも ほぼ 変 わらないような 状 況 である やはり 高 齢 者 の 割 合 が 多 いか 石 原 委 員 7 割 か 8 割 近 い 今 すぐではないが 新 型 インフルエンザ 発 生 時 の 休 日 夜 間 診 療 所 のあり 方 についても これから 一 つ 考 えていかなくてはいけない 岩 尾 委 員 今 後 の 課 題 の 一 つである 5
外 山 委 員 実 は 小 児 科 の 医 師 が 疲 弊 している 病 院 が 多 い さらに 小 児 科 の 医 師 が 減 る 可 能 性 が 出 て きている だから 一 層 の 休 日 夜 間 診 療 所 の 充 実 をしてもらいたい 先 程 言 われたように 本 当 に 重 症 の 患 者 に 対 応 できなくなってしまうとういことが 一 番 困 ると 考 える 少 子 高 齢 化 とはいえ 休 日 夜 間 診 療 所 のメインは 小 児 科 である 小 児 医 療 の 林 先 生 い かがか 皆 さんの 協 力 を 頂 きながら 今 後 も 診 療 に 重 視 していきたいと 思 う 何 よりも 出 務 する 先 生 方 の 勉 強 と 連 携 が 一 番 大 事 である ⑸ 閉 会 9 問 合 せ 先 健 康 福 祉 部 健 康 づくり 推 進 課 地 域 医 療 推 進 室 TEL 025-526-5111( 内 線 1557) E-mail:chiikiiryou@city.joetsu.lg.jp 10 その 他 別 添 の 会 議 資 料 も 併 せてご 覧 ください 6