帽 子 マルガェ D0101 ウランバートル ナラントール 市 場 /モンゴル 草 原 の 遊 牧 文 明 p.50 p.80 эмэгтэй малгай жанжин малгай тоорцог малгай стэй малгай a 女 性 帽 エメグテェ マルガェ b 将 軍 帽 ジャンジン マルガェ c 丸 帽 子 トールツォグ d 毛 皮 帽 ウスティ マルガェ モンゴル 人 男 性 にとって 帽 子 は 身 だしなみの 一 部 であり 出 かける 際 には 欠 かせません 来 客 と 挨 拶 を 交 わす 際 には 家 の 中 でもきちんと 帽 子 をかぶって 相 手 に 敬 意 を 表 します モンゴル 人 には 天 に 対 する 信 仰 があり 天 と 人 を 結 ぶ 頭 を 神 聖 な 部 分 だと 考 えています そのため 頭 にのせる 帽 子 も 大 切 に 扱 われ 床 においたり 上 下 逆 さまにおいたりす ることはしません 小 長 谷 先 生 からのひとこと 女 性 用 の 帽 子 は 側 面 にビーズがついており 肌 色 が 美 しく 小 顔 に 見 える 効 果 があります
長 衣 デール ( 男 性 用 ) D0102 草 原 の 遊 牧 文 明 p.50 p.80 дээл デールには 晴 れ 着 と 普 段 着 があり お 出 かけや 結 婚 式 など 特 別 な 日 には 絹 でできたものや 刺 繍 模 様 のはいったものを それ 以 外 の 時 には 木 綿 のものまたは 古 くなった 絹 のデールを 着 用 します デールの 下 には 洋 服 を 着 ており ズボンに ブーツというのが 一 般 的 です 伝 統 的 なデールは 風 が 隙 間 から 入 り 込 まないよう 工 夫 されており ウマに 乗 るのに 適 したデザインになっています 一 方 現 代 の 都 市 部 で 暮 らす 人 々 特 に 女 性 のデールは 上 下 がわかれたスーツ 型 や 体 のラインにそったドレス 型 など 多 種 多 様 なデザインになっています 都 市 部 では 洋 服 が 普 段 着 であり 特 別 な 日 に おしゃれ デールを 着 る 人 が 多 いです ([ 参 考 文 献 ] 野 沢 延 行 1991 モンゴルの 馬 と 遊 牧 民 大 草 原 の 生 活 誌 原 書 房 )
長 衣 デール ( 男 子 用 ) D0103 草 原 の 遊 牧 文 明 p.50 p.80 дээл デールには 晴 れ 着 と 普 段 着 があり お 出 かけや 結 婚 式 など 特 別 な 日 には 絹 でできたものや 刺 繍 模 様 のはいったものを それ 以 外 の 時 には 木 綿 のものまたは 古 くなった 絹 のデールを 着 用 します デールの 下 には 洋 服 を 着 ており ズボンに ブーツというのが 一 般 的 です 伝 統 的 なデールは 風 が 隙 間 から 入 り 込 まないよう 工 夫 されており ウマに 乗 るのに 適 したデザインになっています 一 方 現 代 の 都 市 部 で 暮 らす 人 々 特 に 女 性 のデールは 上 下 がわかれたスーツ 型 や 体 のラインにそったドレス 型 など 多 種 多 様 なデザインになっています 都 市 部 では 洋 服 が 普 段 着 であり 特 別 な 日 に おしゃれ デールを 着 る 人 が 多 いです ([ 参 考 文 献 ] 野 沢 延 行 1991 モンゴルの 馬 と 遊 牧 民 大 草 原 の 生 活 誌 原 書 房 )
上 着 フレム D0104 х рэм 防 寒 着 としてデールや 洋 服 の 上 からはおります
チョッキ 付 き 長 衣 デール/ハンターズ D0105 草 原 の 遊 牧 文 明 p.50 p.80 дээл,хантааз チョッキ(ハンターズ)と 長 衣 (デール)は 別 々でも 着 用 できます
長 衣 デール ( 女 性 用 ) D0106 草 原 の 遊 牧 文 明 p.50 p.80 дээл デールには 晴 れ 着 と 普 段 着 があり お 出 かけや 結 婚 式 など 特 別 な 日 には 絹 でできたものや 刺 繍 模 様 のはいったものを それ 以 外 の 時 には 木 綿 のものまたは 古 くなった 絹 のデールを 着 用 します デールの 下 には 洋 服 を 着 ており ズボンに ブーツというのが 一 般 的 です 伝 統 的 なデールは 風 が 隙 間 から 入 り 込 まないよう 工 夫 されており ウマに 乗 るのに 適 したデザインになっています 一 方 現 代 の 都 市 部 で 暮 らす 人 々 特 に 女 性 のデールは 上 下 がわかれたスーツ 型 や 体 のラインにそったドレス 型 など 多 種 多 様 なデザインになっています 都 市 部 では 洋 服 が 普 段 着 であり 特 別 な 日 に おしゃれ デールを 着 る 人 が 多 いです ([ 参 考 文 献 ] 野 沢 延 行 1991 モンゴルの 馬 と 遊 牧 民 大 草 原 の 生 活 誌 原 書 房 )
長 衣 デール ( 女 子 用 ) D0107 ウランバートル ノミン 百 貨 店 /モ ンゴル 草 原 の 遊 牧 文 明 p.50 p.80 дээл デールには 晴 れ 着 と 普 段 着 があり お 出 かけや 結 婚 式 など 特 別 な 日 には 絹 でできたものや 刺 繍 模 様 のはいったものを それ 以 外 の 時 には 木 綿 のものまたは 古 くなった 絹 のデールを 着 用 します デールの 下 には 洋 服 を 着 ており ズボンに ブーツというのが 一 般 的 です 伝 統 的 なデールは 風 が 隙 間 から 入 り 込 まないよう 工 夫 されており ウマに 乗 るのに 適 したデザインになっています 一 方 現 代 の 都 市 部 で 暮 らす 人 々 特 に 女 性 のデールは 上 下 がわかれたスーツ 型 や 体 のラインにそったドレス 型 など 多 種 多 様 なデザインになっています 都 市 部 では 洋 服 が 普 段 着 であり 特 別 な 日 に おしゃれ デールを 着 る 人 が 多 いです ([ 参 考 文 献 ] 野 沢 延 行 1991 モンゴルの 馬 と 遊 牧 民 大 草 原 の 生 活 誌 原 書 房 )
チョッキ ハンターズ D0108 охин банди тэмээ хантааз a 女 子 用 オヒン b 男 子 用 バンディ c ラクダ テメー ( 男 女 兼 用 ラクダ 毛 製 ) 小 長 谷 先 生 からのひとこと 長 衣 チョッキはいろいろな 組 み 合 わせをして 楽 しんでみてください
はおり オージ ( 女 子 用 長 衣 ベスト)D0109 ууж デールの 上 からはおります
帯 ブス D0110 草 原 の 遊 牧 文 明 p.50 б с デール 着 用 時 に 腰 に 巻 く 帯 です 小 長 谷 先 生 からのひとこと デールの 色 にあわせます 男 性 は 腰 より 下 のあたりに 太 めに 巻 くのが 格 好 良 く 女 性 は 腰 より 少 し 上 に 細 めに 巻 く ことでスタイルが 良 く 見 えます
ブーツ ゴタル D0111 草 原 の 遊 牧 文 明 p.50 гутал 二 重 になっており 地 面 からの 冷 気 を 遮 断 します 小 長 谷 先 生 からのひとこと このブーツは 男 性 用 ( 男 子 用 )です 女 性 がデールを 着 用 する 時 はハイヒールやおしゃれなブーツを 履 きます
魔 法 瓶 ハローン サウ D0112 暮 らしがわかるア ジア 読 本 モンゴ ル p.33 草 原 の 遊 牧 文 明 p.51 季 刊 民 族 学 No.3 p.80 ~ p.81 No.28 p.99 ~ p.102 No.47 p.48 No.85 p.72 ~ p.83 No.112 p.90 ~ p.91 халуун сав 最 も 一 般 的 な 飲 み 物 がスーティ ツァイと 呼 ばれる 乳 茶 です 大 量 の 水 で 茶 葉 を 煮 出 したあとにたっぷりの 乳 と 塩 少 々 を 加 えて 作 られます 食 事 のときだけでなく 仕 事 の 合 間 やのどが 渇 いたときなど 一 日 に 何 度 も 飲 みます 来 客 にも 必 ず 振 る 舞 われます 地 域 ごとに 塩 加 減 が 違 ったり 家 庭 ごとに 味 が 異 なるため モンゴル 人 それぞれに おふくろ の 味 があります 作 った 乳 茶 は 2 リットル 入 りの 魔 法 瓶 に 移 されて いつでも 温 かく 飲 めるようになっています 都 市 部 では 取 っ 手 のついたカップで 飲 まれることもありますが 茶 碗 に 入 れて 飲 むのがモンゴル 流 です ([ 参 考 文 献 ] 吉 田 忠 正 著 小 長 谷 有 紀 監 修 2007 体 験 取 材! 世 界 の 国 ぐに 13 モンゴル ポプラ 社 ) 小 長 谷 先 生 からのひとこと 飲 み 物 はモンゴル 語 でオンダー(ундаа)といいます
茶 碗 アヤガ D0113 暮 らしがわかるア ジア 読 本 モンゴ ル p.27 草 原 の 遊 牧 文 明 p.51 季 刊 民 族 学 No.3 p.81 No.28 p.101 ~ p.104 No.47 p.48 No.76 p.107 ~ p.113 No.85 p.72 ~ p.83 No.106 p.98 ~ p.101 No.129 p.66 ~ p.76 аяга モンゴルの 食 卓 にのぼる 主 な 食 材 は 肉 (ヒツジ ウシ) 小 麦 粉 玉 ねぎ ニンジン ジャガイモです 小 麦 粉 を こねてうどんにしたり 肉 を 包 んで 揚 げたり 蒸 したりと 調 理 法 を 変 えることで 色 んな 料 理 を 作 ります 都 市 部 では トマトやキュウリなどの 生 野 菜 や キャベツやニンジンを 千 切 りにしたマリネなどを 肉 料 理 に 添 えて 食 べるのが 一 般 的 になっています 肉 料 理 のほかに 白 いご 馳 走 と 呼 ばれる 乳 製 品 もよく 食 べられます 家 畜 の 乳 を 加 工 して 作 るヨーグルト クリーム チーズなどです 種 類 も 豊 富 で 栄 養 価 も 高 いため 遊 牧 民 の 家 庭 では 夏 の 主 食 にもなって います 小 長 谷 先 生 からのひとこと 食 べ 物 はモンゴル 語 でイデー(идээ)といいます
天 幕 ゲル D0114 暮 らしがわかるア ジア 読 本 モンゴ ル p.12 ~ p.16 草 原 の 遊 牧 文 明 p.44 季 刊 民 族 学 No.3 p.76 ~ p.77 No.27 p.72 No.28 p.96 ~ p.99 No.69 p.54 ~ p.57 гэр 遊 牧 民 の 住 居 をゲルといいます 遊 牧 民 は 牧 草 地 をもとめて 1 年 に 4 回 ほど 引 越 しをするので 解 体 と 組 み 立 てが 自 由 にできるゲルが 重 宝 されています 気 温 の 上 がる 夏 には ゲルを 覆 うフェルトカバーの 裾 をあげて 風 通 しを 良 くし 寒 さの 厳 しい 冬 にはフェルトカバーを 二 重 にして 熱 を 逃 がさないようにしています そのため 一 年 を 通 じてゲルの 中 は 快 適 な 環 境 に 保 たれています ゲルの 天 井 にある 天 窓 からは 太 陽 の 光 が 差 し 込 むため 中 は 明 るく 雨 の 時 には 天 窓 にカバーをかけて 雨 が 降 りこむのを 防 ぎます ([ 参 考 文 献 ] 吉 田 忠 正 著 小 長 谷 有 紀 監 修 2007 体 験 取 材! 世 界 の 国 ぐに 13 モンゴル ポプラ 社 )
五 畜 タワン ホショー マル (フェルト 製 玩 具 ) D0115 暮 らしがわかるア ジア 読 本 モンゴ ル p.71 草 原 の 遊 牧 文 明 p.91 季 刊 民 族 学 No.76 p.106 ~ p.107 таван хошуу мал モンゴルの 草 原 で 家 畜 とされているのは ウマ ウシ(ヤク) ヒツジ ヤギ ラクダの 5 種 類 であり タワン ホショー マル( 五 畜 )と 呼 ばれています 北 部 の 一 地 域 にはトナカイを 家 畜 にしている 遊 牧 民 もいます 遊 牧 民 はその 土 地 の 気 候 や 環 境 にあった 家 畜 を 組 み 合 わせて 放 牧 しています 良 い 牧 草 を 求 めて 季 節 ごとに 家 畜 を 移 動 させ 夏 は 家 畜 の 乳 を 加 工 して 乳 製 品 やお 酒 を 作 り 冬 は 家 畜 を 食 べて 暮 らしています 家 畜 の 毛 や 皮 から 衣 類 や 道 具 を 作 ったり 売 っ て 現 金 収 入 を 得 たりしています このように 家 畜 は 遊 牧 民 の 衣 食 住 を 支 えるかけがえのない 存 在 です ([ 参 考 文 献 ] 野 沢 延 行 1991 モンゴルの 馬 と 遊 牧 民 大 草 原 の 生 活 誌 原 書 房 )
嗅 ぎ 煙 草 入 れ フールグ D0116 х р г 暮 らしがわかるア ジア 読 本 モンゴ ル p.37 p.55 даалин х р г a 嗅 ぎ 煙 草 入 れ フールグ b 袋 ダーリン 男 性 の 必 須 アイテムの 一 つが かぎ 煙 草 を 入 れる 容 器 (フールグ)です 客 人 との 挨 拶 代 わりに 交 換 されます 主 人 が 来 客 に 対 して 右 手 でフールグを 差 し 出 します 来 客 も 同 時 に 自 分 のフールグを 右 手 で 差 し 出 し 手 の 平 の 中 で 器 用 に 相 手 のものと 交 換 します 受 けとると 蓋 をひっぱり 粒 子 状 の 中 身 を 少 しだけ 左 手 親 指 のつけ 根 に 取 り 出 し 鼻 に 近 づけて 勢 いよく 吸 い 込 みます ( 粒 子 はお 香 のような 良 いにおい ) 蓋 をしてからまた 右 手 で 相 手 に 返 して 挨 拶 が 一 段 落 します このフールグの 材 質 や 装 飾 によって 持 ち 主 の 財 力 とセンスが 量 られるといわれています フールグを 入 れる 絹 製 の 袋 のことをダーリンといいます
絹 布 ハダク D0117 暮 らしがわかるア ジア 読 本 モンゴ ル p.52 p.55 p.223 草 原 の 遊 牧 文 明 p.66 季 刊 民 族 学 No.85 p.62 хадаг ハダクは 大 切 な 相 手 に 贈 り 物 をするときや 女 性 の 父 親 に 結 婚 の 許 可 をもとめにいくとき 新 年 の 挨 拶 のときなどに 使 われます ハダクを 前 に 伸 ばして 開 いた 両 腕 の 上 にかけ 真 ん 中 をたるませるようにして 贈 り 物 と 一 緒 に 相 手 に 手 渡 されます 相 手 に 対 する 敬 意 の 表 象 であるとともに 天 の 神 にささげる 祈 りのこもったものでもあります 天 地 神 を 祀 るオボーと 呼 ばれる 石 塚 やモンゴル 人 が 神 聖 視 する 岩 や 木 石 像 などにもハダクが 結 び 付 けられています モン ゴルを 走 るほとんどすべての 車 のミラーにも このハダクが 巻 き 付 けられています ([ 参 考 文 献 ] 鯉 渕 信 一 1992 騎 馬 民 族 の 心 モンゴルの 草 原 から 日 本 放 送 出 版 協 会 )
儀 礼 用 さじ ツァツァル D0118 草 原 の 遊 牧 文 明 p.87 季 刊 民 族 学 No.85 p.72 цацал 家 畜 の 乳 を 天 地 の 神 々に 捧 げるために 使 われる 道 具 です 遠 くへ 旅 立 つ 人 の 無 事 を 祈 ったりする 時 に 使 われます ツァ ツァルには 9 つのくぼみがあり ここに 乳 を 入 れて 旅 立 つ 人 の 背 中 を 見 送 りながら 天 に 向 かって 振 りかけます ちな みに 9 という 数 はモンゴルに 古 くからあるシャマニズムで 重 視 されている 数 字 です ([ 参 考 文 献 ] 小 長 谷 有 紀 1996 モンゴル 草 原 の 生 活 世 界 朝 日 新 聞 社 )
銀 椀 ムングン アヤガ D0119 м нг н аяга 家 の 主 人 が 来 客 にもてなす 際 に 蒸 留 酒 を 入 れるために 使 用 します
仮 面 バグ D0120 баг ラマ 僧 院 でおこなわれる 秘 儀 にツァムという 祭 りがあります ツァムはチベット 語 で ラマ 教 の 敵 を 恐 怖 におとしい れるための 祭 典 です このときラマ 僧 たちはさまざまな 恐 ろしい 面 をかぶって 人 々の 前 をねり 歩 きました
香 アルツ D0121 暮 らしがわかるア ジア 読 本 モンゴ ル p.52 p.55 p.223 草 原 の 遊 牧 文 明 p.66 бойпор арц арц a 香 炉 ボィポル b 香 (ねず 松 の 芽 ) アルツ 香 入 れに 灰 を 入 れ その 上 に 香 をおいて 火 をつけます アルツは ハイマツの 一 種 で 寺 院 では 毎 日 燃 やします ゲル 内 でも 清 めに 使 われます また オヴォー 祭 や 各 種 儀 礼 のときにもアルツを 燃 やして 清 めが 行 われます
馬 用 の 道 具 D0122 アルハンガイ 県 ツェツェルノグ 市 / モンゴル хусуур ч д р 暮 らしがわかるア ジア 読 本 モンゴ ル p.178 ~ p.185 草 原 の 遊 牧 文 明 p.61 p.93 季 刊 民 族 学 No.49 p.23 ~ p.33 No.78 p.64 ~ p.65 ташуур хазаар a 馬 用 汗 取 りべら ホソール b むち タショール c 足 かせ チュドゥル d はみ ハザール ホソールは ウマを 飼 っていれば 必 ずある 道 具 です 普 段 はゲルの 梁 にはさんでおかれます ホソールをウマの 体 に 押 しあてながら 沿 わせ すくい 取 った 汗 を 振 り 落 すようにして 使 います 汗 を 拭 かずにおくと 体 が 冷 えて 熱 を 出 す だけでなく 鞍 のあたる 部 分 が 炎 症 をおこして 傷 になり ウマが 使 えなくなってしまうため 手 入 れはしっかり 行 い ます ホソールにはさまざまな 木 が 使 われますが 加 工 しやすいヤナギが 好 まれ 持 ち 手 の 部 分 の 穴 には ハダクと 呼 ばれる 青 色 の 絹 布 を 巻 きつけていることが 多 いです ([ 参 考 文 献 ] 野 沢 延 行 1991 モンゴルの 馬 と 遊 牧 民 大 草 原 の 生 活 誌 原 書 房 )
相 撲 用 衣 装 ゾドグ/ショーダグ D0123 зодог 暮 らしがわかるア ジア 読 本 モンゴ ル p.178 ~ p.185 季 刊 民 族 学 No.85 p.58 No.54 p.57 шуудаг a 相 撲 用 上 衣 ゾドグ b 相 撲 用 パンツ ショーダグ 大 地 が 萌 える 毎 年 7 月 に 全 国 各 地 で 開 かれるのが ナーダム(Наадам) と 呼 ばれる 祭 りです ナーダムとは 遊 び を 意 味 し 競 馬 相 撲 射 弓 などの 競 技 が 行 われます 競 馬 (モリ オラルダーン)морин уралдаан 競 馬 は 5 歳 から 13 歳 くらいの 子 ども 達 が 騎 手 をつとめ ウマの 年 齢 によって 15km ~ 28km を 駆 け 抜 けます 相 撲 (ブフ バリルダハ)б х барилдах モンゴル 相 撲 には 土 俵 がなく 肘 や 膝 頭 背 中 などが 地 面 につくと 負 けとなりますが 地 面 に 手 をついたくらいでは 負 けにならないため 試 合 が 何 時 間 にもおよぶことがあります 豊 富 な 技 の 数 々は 家 畜 を 捕 まえたり 転 がしたりする 遊 牧 生 活 の 中 で 編 み 出 されたといわれます 弓 (ソル ハルワハ)сур харвах 老 若 男 女 が 参 加 する 射 弓 では 75m( 男 子 ) 65m( 女 子 ) 先 の 的 をより 多 く 射 落 とした 人 が 勝 ちとなります シラカバの 樹 皮 を 編 んで 作 っ たコップ 型 のパーツを 並 べたものが 的 となります ([ 参 考 文 献 ] 野 沢 延 行 1991 モンゴルの 馬 と 遊 牧 民 大 草 原 の 生 活 誌 原 書 房 吉 田 忠 正 著 小 長 谷 有 紀 監 修 2007 体 験 取 材! 世 界 の 国 ぐに 13 モンゴル ポプラ 社 )
弓 矢 の 的 ヒャサー D0124 хясаа ナーダムの 弓 競 技 に 使 用 される 的 です
モンゴル 将 棋 シャタル D0125 アルハンガイ 県 ツェツェルノグ 市 / モンゴル шатар シャタルはチェスのことで ルールも 同 じです モンゴル 版 の 駒 は 以 下 のように 対 応 します シャタル チェス хаан(ハーン) 王 キング хатан(ハタン) 后 クイーン тэмээ(テメー)ラクダ ビショップ морь(モリ)ウマ ナイト тэрэг(テレグ) 荷 車 ルーク х (フー) ヒツジなど ポーン ポーンにあたる 駒 はシャタルによってさまざまで 同 じ 形 で8 個 そろっている 駒 がポーンです
羊 のくるぶしの 骨 シャガェ D0126 シャガイの 遊 び 方 шагай シャガェとは ヒツジのくるぶしにある 距 骨 のことで 煮 込 んで 脂 を 出 したらそのまま 遊 び 道 具 となります 左 右 の 後 ろ 足 に 一 つずつあるので 一 頭 のヒツジから2つのシャガェがとれます 子 ども 達 はこれをたくさん 集 めて 遊 んで います シャガェの4つの 面 には それぞれラクダ ウマ ヒツジ ヤギという 名 前 が 付 けられており 面 の 形 と 家 畜 の 名 前 をまず 覚 える 必 要 があります 詳 しい 遊 び 方 については 別 冊 シャガイの 遊 び 方 を 参 照 ([ 参 考 文 献 ] しゃがぁ 編 集 室 1998 シャガイの 遊 び 方 千 里 文 化 財 団 野 沢 延 行 1991 モンゴルの 馬 と 遊 牧 民 大 草 原 の 生 活 誌 原 書 房 )
立 体 パズル オニス D0127 оньс モンゴルのパズルはその 複 雑 さ デザイン 彫 刻 組 み 合 わせの 部 品 や 独 特 の 形 で 有 名 です
トランプ フズル D0128 暮 らしがわかるア ジア 読 本 モンゴ ル p.38 х з р
まんが ゾラクト ノム D0129 зурагт ном 日 本 のまんががモンゴルで 販 売 されるようになったのは 最 近 です まんがに 馴 染 みのないモンゴル 人 読 者 のために 巻 末 にはコマを 読 み 進 める 順 番 が 図 で 解 説 されています
切 手 マルク D0130 марк
絵 葉 書 イヒ ザヒダル D0131 ил захидал
レプリカ 紙 幣 ツァーサン ムング D0132 ウランバートル ナラントール 市 場 /モンゴル 暮 らしがわかるア ジア 読 本 モンゴ ル p.251 цаасан м нг 通 貨 単 位 はт гр г(トゥグルグ: ) 紙 幣 には 20,000 10,000 5,000 1,000 500 100 50 20 10 5 1 の11 種 類 があり 硬 貨 はありません 1 円 = 約 16 (2011 年 9 月 現 在 ) 500 以 上 の 紙 幣 には モンゴルの 諸 部 族 を 統 一 しモンゴル 帝 国 を 築 いたチンギスハーンの 肖 像 が 100 以 下 の 紙 幣 には 社 会 主 義 革 命 の 英 雄 で 建 国 の 父 と 敬 われるスフバートルの 肖 像 が 印 刷 されています 1 には 獅 子 が 描 かれています パックに 入 っている 小 さいお 札 は 社 会 主 義 時 代 のレプリカです 現 在 は 新 しいデザインになっています ([ 参 考 文 献 ] 吉 田 忠 正 著 小 長 谷 有 紀 監 修 2007 体 験 取 材! 世 界 の 国 ぐに 13 モンゴル ポプラ 社 )
箱 ハエルツァク D0133 хайрцаг
地 図 ガズリン ゾラグ D0134 暮 らしがわかるア ジア 読 本 モンゴ ル 裏 見 開 き 季 刊 民 族 学 No.85 p.34 ~ p.41 улс т рийн газрын зураг физик газар з йн зураг газрын зураг a 行 政 区 分 オルス トゥリーン ガスリン ゾラグ b 地 形 フィジック ガザル ズイン ゾラグ 国 土 面 積 は 156 万 6500km2で 日 本 の 約 4 倍 の 広 さ 北 はロシア 西 と 南 と 東 は 中 国 と 国 境 を 接 しており 海 には 面 していません 北 部 には 針 葉 樹 林 帯 が 広 がり 中 部 には 草 原 地 帯 が 南 部 にはゴビ( 礫 沙 漠 )が 広 がっています 南 西 部 には 3000 ~ 4000m 級 の 山 を 有 するアルタイ 山 脈 が 連 なっています 人 口 約 270 万 人 のうち およそ 80%を 占 めるのがモンゴル 系 ハルハ 族 であり ハルハ モンゴル 語 がモンゴル 国 の 公 用 語 となっています その 他 に モン ゴル 系 トルコ 系 の 16 部 族 が 暮 らしています ([ 参 考 文 献 ] 金 岡 秀 郎 2001 モンゴルを 知 るための 60 章 明 石 書 店 木 村 理 子 2010 朝 青 龍 よく 似 た 顔 の 異 邦 人 朝 日 新 聞 出 版 吉 田 忠 正 著 小 長 谷 有 紀 監 修 2007 体 験 取 材! 世 界 の 国 ぐに 13 モンゴル ポプラ 社 )
国 旗 トゥリーン ダルバー D0135 т рийн далбаа 国 旗 の 赤 は 火 の 色 で 繁 栄 をあらわし 青 色 は 青 空 で 平 和 と 永 遠 をあらわします 左 の 赤 地 にあしらわれているのが 国 章 の 一 部 にもなっているシンボルマーク ソヨンボ 上 から 炎 太 陽 月 敵 を 押 さえつける 槍 をあらわす 三 角 誠 実 をあらわす 長 方 形 繁 栄 と 目 を 閉 じない 警 戒 心 をあらわす 二 対 の 魚 を 組 み 合 わせた 円 再 び 誠 実 の 長 方 形 と 槍 が 続 き 両 側 には 堅 固 な 城 壁 を 意 味 する 縦 長 の 長 方 形 が 配 置 されています 社 会 主 義 時 代 にはソヨンボの 上 に 星 が 一 つ 描 かれていましたが 1992 年 モンゴル 国 への 改 称 と 同 時 に 現 在 の 形 に 戻 されました ([ 参 考 文 献 ] 金 岡 秀 郎 2001 モンゴルを 知 るための 60 章 明 石 書 店 木 村 理 子 2010 朝 青 龍 よく 似 た 顔 の 異 邦 人 朝 日 新 聞 出 版 森 重 民 造 1990 世 界 の 国 旗 保 育 社 吉 田 忠 正 著 小 長 谷 有 紀 監 修 2007 体 験 取 材! 世 界 の 国 ぐに 13 モンゴル ポプラ 社 )
絵 画 ゾラグ D0136 草 原 の 遊 牧 文 明 p.23 ~ p.30 зураг モンゴルのブリューゲルと 謳 われるシャラブの 絵 画 を 模 した 民 族 誌 絵 画 です 遊 牧 民 の 秋 の 一 日 を 表 現 しています ゲルを 解 体 して 移 動 している 人 々や ウマに 鞍 をつけようとしている 人 々 ヒツジの 毛 からフェルトを 作 っている 様 子 や 結 婚 式 の 様 子 などが 描 かれています 右 上 にのぞいている 建 物 はチベット 仏 教 の 寺 院 です
カレンダー ツァグ トーニィ ビチグ (CD 付 き) D0137 цаг тооны бичиг
ノートなど D0138 дэвтэр б гл х зураг a,b ノート デフテル c 民 話 絵 本 ゾラクト ノム d ぬりえ ブグルフ ゾラグ
音 楽 CD ホグジムCD D0139 暮 らしがわかるア ジア 読 本 モンゴ ル p.190 季 刊 民 族 学 No.124 p.50 ~ p.55 х мий ардын дуу х гжим CD a ホーミー ホーミー b 民 謡 オルディンドー モンゴル 人 は 歌 が 大 好 きで さまざまな 歌 を 唄 い 継 いできました モンゴル 民 謡 のなかに オルティンドー( 長 唄 ) と 呼 ばれる 歌 があります 歌 詞 には ウマや 故 郷 美 しい 自 然 などが 歌 われています モンゴル 西 部 には ホーミー と 呼 ばれる 喉 唄 があり 一 人 で 低 音 のだみ 声 と 高 音 のメロディーを 同 時 に 歌 うというもので その 音 は 風 や 水 の 流 れ を 表 現 しているといわれています また 欧 米 やアジアのポップ 音 楽 をモンゴルの 音 楽 とうまく 融 合 した M - POP も 若 者 を 中 心 に 大 人 気 です ([ 参 考 文 献 ] 吉 田 忠 正 著 小 長 谷 有 紀 監 修 2007 体 験 取 材! 世 界 の 国 ぐに 13 モンゴル ポプラ 社 )
オプション 馬 頭 琴 モリンホール D0140 暮 らしがわかるアジ ア 読 本 モンゴル p.186 ~ p.189 p.205 草 原 の 遊 牧 文 明 p.75 p.95 季 刊 民 族 学 No.85 p.66 ~ p.71 No.112 p.90 ~ p.91 取 扱 注 意 :まつやに が 手 や 衣 服 につくと べたべたします 直 接 ふれないでくださ い морин хуур まつやに 付 1000 年 も 前 からモンゴルに 伝 わるといわれている 楽 器 です 愛 しているウマが 殺 されてしまい そのウマをしのん で 作 られたという 物 語 がよく 知 られています 日 本 でも スーホの 白 い 馬 という 話 が 有 名 です 四 角 い 胴 の 二 弦 琴 で 竿 の 頭 にウマが 彫 刻 されています 昔 は 弦 も 弓 もウマの 尻 尾 で 作 られていましたが 最 近 では 人 工 弦 が 主 流 です ([ 参 考 文 献 ] 梅 棹 忠 夫 1990 モンゴル 研 究 中 央 公 論 社 吉 田 忠 正 著 小 長 谷 有 紀 監 修 2007 体 験 取 材! 世 界 の 国 ぐに 13 モンゴル ポプラ 社 )
スーツケース チャムダン D0141 чемодан
楽 器 フグジミーン ゼムセグード ( 絵 本 ) D0142 1. Чулуун х гжим チョローン フグジム 石 の 楽 器 薄 く 平 たい 石 を 木 槌 でたたいて 音 をだす 2. Морин хуур モリン ホール 馬 頭 琴 その 音 は まさに 駆 けている 馬 群 の 蹄 のひびきのようにきこえる モリン ホールには 二 種 類 の 弦 がある 細 い 弦 はビリクといっ て 乳 馬 の 尾 っぽの 毛 でできている 太 い 弦 はアルガといい 種 馬 の 尾 っぽの 毛 で 作 られている 一 年 をあらわす 365 本 の 毛 を 太 さで 分 け 弦 と 弓 につかっている 3. Хулсан хуур ホルサン ホール 竹 笛 ホルサン ホールを 演 奏 するときには 声 を 出 さずに 話 すようにくちびるを 動 かす この 小 ぢんまりした 楽 器 で 曲 を 演 奏 する だけでなく さまざまな 音 事 象 動 きを 表 現 ( 音 まね)することもできる 4. Ятга ヤトガ 琴 ヤトガの 弦 は 両 手 の 指 をつかって 引 っぱったり たたいたり 押 したり はじいたり よじったりして 音 を 奏 でる 5. Шударга ショダルガ 三 本 の 弦 からなる 楽 器 ショダルガの 棹 はびゃくだんの 木 でできていて 非 常 に 長 い 胴 の 部 分 は 巨 大 なヘビの 革 でできている 主 に 中 が 空 洞 になっている 丸 い 竹 でたたいて 演 奏 する 6. Эвэр б рээ エウェル ブレー 角 笛 動 物 の 角 でつくられる 楽 器 むかしは 猟 師 や 牧 畜 民 見 張 り 番 たちの 合 図 などとしてつかわれていた 7. Бишг р ビシグール 笛 この 楽 器 は しんちゅうと 銅 と 木 で 精 巧 につくられている 竹 を 薄 くしたものを 吹 いて 音 をだす 8. Их хуур イヒ ホール 大 型 の 二 本 の 弦 を 弓 ではじく 楽 器 イヒ ホールは 1960 年 代 にはじめてモンゴルでつくりだされた モリン ホールの 形 や 和 音 は そのままに 寸 法 を 大 きくしたものである 9. Товшуур トウショール 丸 い 胴 をもつ 琵 琶 に 似 た 楽 器 モンゴル 西 部 で 非 常 に 発 達 した 楽 器 胴 はヘビの 革 や ヤギのもものつけ 根 の 薄 革 ウシの 心 嚢 の 皮 でできている 家 畜 の 腱 や 毛 細 い 絹 糸 でできた 弦 を 親 指 と 人 さし 指 で 軽 くたたくように 演 奏 する 10. Хуучир ホーチル 二 胡 細 い 弦 の 上 を 指 でかるくたたいて 演 奏 する 民 謡 や 讃 歌 物 語 などの 弾 き 語 りに 適 しており 独 奏 も 協 奏 もできる 11. Лимбэ リンベ 笛 草 原 のあちこちに 生 えるダイオウという 植 物 の 乾 燥 した 軸 に 穴 をあけ 吹 いていたところから 着 想 をえて この 楽 器 がつくられた リンベは 多 くの 場 合 竹 でつくられるが 鉄 やプラスチックでつくられることもある 12. Ёочин ヨーチン 洋 琴 この 楽 器 を 四 つ 足 の 台 にのせ 弦 を 二 本 の 竹 でできたばちでたたいて 演 奏 する