07 年 12 月 1 日 北 海 道 基 地 問 題 交 流 集 会 問 題 提 起 北 海 道 平 和 委 員 会 石 田 明 義 北 海 道 における 軍 事 基 地 と 軍 事 協 力 体 制 1. 北 海 道 の 特 徴 として (1) かつて 北 方 の 脅 威 の 防 備 体 制 をになう 部 隊 対 ソ 戦 場 になりえる 地 域 いま 対 テロ ゲリラを 対 象 とする 訓 練 ( 存 在 する 自 衛 隊 から 機 能 する 自 衛 隊 ) 多 用 機 能 化 近 代 化 効 率 化 合 理 化 即 応 性 柔 軟 性 が 重 視 存 在 し 防 衛 する 部 隊 から 海 外 派 部 隊 へ 急 速 に 求 められている 駐 屯 地 部 隊 定 員 削 減 人 口 財 政 に 依 存 する 自 治 体 の 苦 悩 高 齢 化 する 自 衛 隊 の 転 換 過 程 の 苦 悩 海 外 派 兵 多 様 な 危 機 に 対 する 多 機 能 化 多 様 化 ( 災 害 支 援 から 海 外 での 戦 争 まで 災 害 などは 自 衛 隊 への 期 待 拡 大 ) 自 衛 隊 の 負 担 拡 大 や 役 割 になえるのか( 生 き 残 り 戦 略 ) (2) 道 内 の 自 衛 隊 日 本 防 衛 ではなく 米 軍 の 補 完 部 隊 として 海 外 派 兵 陸 上 自 衛 隊 4 師 団 2 師 団 2 旅 団 防 衛 のための 部 隊 削 減 と 海 外 派 部 隊 として 即 応 化 多 機 能 化 な 変 革 海 上 自 衛 隊 米 艦 船 と 共 同 行 動 演 習 の 拡 大 情 報 共 有 (データーリンク) 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 専 守 防 衛 から 日 米 共 同 海 外 へのシフト(もともと 補 完 部 隊 不 審 船 ) 航 空 自 衛 隊 千 歳 の 航 空 隊 ( 三 沢 の 北 部 航 空 隊 所 属 ) 領 空 侵 犯 の 領 域 警 備 から 日 米 共 同 での 海 外 渡 航 の 訓 練 ( 海 外 への 出 撃 訓 練 へ) 2.どう 変 化 しているのか (1) 自 衛 隊 の 存 在 陸 上 自 衛 隊 大 規 模 な 陸 上 自 衛 隊 の 存 在 が 大 きい(ソ 連 上 陸 想 定 ) 海 上 自 衛 隊 函 館 掃 海 艇 余 市 ミサイル 基 地 ( 青 森 大 湊 隊 に 所 属 ) 稚 内 通 基 地 航 空 自 衛 隊 千 歳 基 地 ( 三 沢 司 令 部 に 所 属 ) レーダー 基 地 奥 尻 襟 裳 当 別 稚 内 千 歳 網 走 根 室 バトリオットミサイル2 長 沼, 千 歳 八 雲 - 1 -
(2)82 年 から 陸 自 は 日 米 共 同 演 習 訓 練 冷 戦 下 ソ 連 に 想 定 1 戦 車 による 大 砲 射 撃 訓 練 が 必 要 のため 広 大 な 演 習 地 ( 北 海 道 大 演 習 地 矢 臼 別 演 習 地 ) 大 規 模 の 部 隊 が 対 決 する 訓 練 米 国 仕 込 み 訓 練 ( 対 ソを 想 定 した 訓 練 青 組 赤 組 として 部 隊 が 対 決 する 訓 練 ) 2 航 空 自 衛 隊 は 三 沢 米 軍 と 同 居 する 三 沢 航 空 自 衛 隊 と 千 歳 の 航 空 自 衛 隊 が 共 同 訓 練 してきた 3 海 上 自 衛 隊 は 函 館 掃 海 隊 余 市 ミサイル 艇 松 前 ソーナ 基 地 稚 内 レーダ ー 基 地 ( 海 峡 封 鎖 防 衛 ) 海 上 の 共 同 行 動 共 同 演 習 の 実 態 は 米 空 母 などの 護 衛 艦 補 給 艦 を 補 完 する 部 隊 として 共 同 演 習 ) (3) 米 軍 の 共 同 訓 練 と 共 用 基 地 化 がすすむ 自 衛 隊 の 演 習 場 の 大 半 は 米 軍 との 共 用 基 地 (2-4-b) 専 用 基 地 はキャンプ 千 歳 のみ( 現 在 使 用 されていないが なぜ?) 日 米 共 同 訓 練 や 米 軍 の 民 間 港 への 寄 港 が 増 加 する ( 小 樽 室 蘭 が 日 米 地 位 協 定 の 優 先 使 用 の 密 約 合 意 が 存 在 している) 3. 自 衛 隊 への 変 革 の 要 求 冷 戦 後 陸 上 自 衛 隊 へ 変 革 がはじまる 敵 を 喪 失 した 自 衛 隊 pkoなどでの 改 変 や 経 験 が 重 なる 大 胆 な 財 務 省 提 案 (ショック 療 法 今 後 のどの 程 度 が 速 度 で 実 現 するのか 不 明 ) (1) 小 泉 政 権 財 務 省 の 陸 上 自 衛 隊 への 削 減 の 要 求 (04 年 11 月 ) 陸 上 自 衛 隊 の 大 削 減 道 内 自 衛 隊 基 地 の 削 減 要 求 が 財 務 省 から 提 案 (4 師 団 1 旅 団 が1 師 団 へ 30 駐 屯 地 廃 止 残 る8 駐 屯 地 ) 関 係 自 治 体 もシッョクをうけ 基 地 存 続 の 陳 情 運 動 をしている 陸 上 自 衛 隊 のこれまで 役 割 対 ソ 戦 略 に 対 応 した 重 厚 長 大 な 部 隊 は 役 立 たない 人 員 削 減 戦 車 等 の 削 減 専 守 防 衛 部 隊 の 変 革 要 求 であった 現 在 戦 車 部 隊 の 削 減 人 員 は 最 小 に 抑 えている 今 後 も 削 減 はすすむ (2) 防 衛 力 のあり 方 懇 話 会 報 告 05 年 防 衛 大 綱 では 道 内 自 衛 隊 は 多 様 な 事 態 に 対 応 する 総 合 近 代 化 部 隊 とし て 位 置 づけ( 本 州 は 即 応 近 代 化 部 隊 として 位 置 づけ) 陸 自 削 減 化 の 方 向 の 中 近 代 化 し 多 様 化 即 応 化 機 能 化 実 戦 化 などの 対 応 できる 実 験 的 師 団 として 位 置 付 け - 2 -
第 2 師 団 ( 旭 川 )などを 中 心 に 軍 事 革 命 (コンビュター 情 報 通 信 の 活 用 )と 戦 闘 方 法 の 革 新 を 実 施 が 始 まった 戦 争 部 隊 の 編 成 の 革 新 作 戦 の 革 新 など 2007 年 ( 平 成 19 年 )7 月 : 上 富 良 野 演 習 場 において ReCS( 基 幹 連 隊 指 揮 統 制 システム)の 第 1 回 師 団 の 実 験 演 習 を 実 施 した (3) 災 害 派 遣 のため? 初 動 対 処 部 隊 48 時 間 以 内 に 現 場 へ 05 年 (24 時 間 体 制 へ) 総 合 近 代 化 師 団 の 一 つ 状 況 による 転 用 首 都 圏 南 部 大 型 地 震 救 援 作 戦 を 理 由 とする 首 都 圏 等 への 派 兵 のため) 留 萌 の 普 通 科 部 隊 が 指 定 されている(その 後 は 不 明 全 国 的 状 況 も 不 明 ) 南 方 転 地 演 習 の 移 転 演 習 訓 練 (05 年 ) 上 富 良 野 遠 軽 美 幌 釧 路 帯 広 東 千 歳 の 部 隊 が 参 加 している 南 方 転 地 訓 練 ( 実 際 は 東 京 朝 霞 東 富 士 演 習 場 テロ 都 市 型 訓 練 施 設 での 訓 練 ) (4) 本 格 的 な 海 外 派 兵 部 隊 中 央 即 応 集 団 の 発 足 (07 年 ) 本 隊 道 内 陸 上 自 衛 隊 を 海 外 派 兵 のローテーョン 中 心 的 部 隊 として 位 置 付 北 部 方 面 隊 全 体 が 中 央 即 応 集 団 ( 海 外 派 兵 のための 中 核 部 隊 ) の 属 する 本 隊 海 外 派 兵 待 機 部 隊 の 中 心 的 な 部 隊 としてローテイション 化 イラク 東 地 チモルーなど 海 外 での 経 験 多 数 あり ( 陸 自 削 減 と 平 行 して 実 験 師 団 としても 多 様 化 機 能 化 近 代 化 を 促 進 ) 千 歳 の 北 部 方 面 教 育 訓 練 隊 2010 に 北 部 教 育 訓 練 団 昇 格 予 定? 旅 団 化 第 5 旅 団 05 年 に 実 施 第 11 旅 団 (07 年 実 施 する) 第 7 旅 団 も 戦 車 等 の 削 減 ( 定 員 削 減 ) 4. 陸 上 自 衛 隊 の 訓 練 の 変 貌 陸 上 自 衛 隊 の 訓 練 の 全 般 的 な 変 化 都 市 型 ゲリラ 対 策 の 訓 練 が 基 本 訓 練 となっている 自 衛 隊 の 海 外 での 治 安 鎮 圧 と 市 街 戦 掃 討 作 戦 (イラク 型 を 想 定 )した 訓 練 が 中 心 全 国 の 駐 屯 地 で 都 市 型 訓 練 を 建 設 4~5 番 目 である 千 歳 の 北 海 道 大 演 習 場 に 都 市 型 訓 練 施 設 の 建 設 (9 月 完 成 ) 南 方 転 地 演 習 など 本 州 へ 移 動 訓 練 と 都 市 型 訓 練 へ( 海 外 派 兵 型 ) 遠 軽 美 幌 / 富 良 野 東 千 歳 釧 路 / 帯 広 / 普 通 科 部 隊 - 3 -
部 隊 十 勝 港 朝 霞 基 地 ( 現 在 中 央 即 応 集 団 ) 東 富 士 都 市 型 訓 練 ) 米 国 へ 陸 上 自 衛 隊 の 部 隊 を 派 遣 して 共 同 実 働 訓 練 の 実 施 ( 室 蘭 からの 戦 車 輸 送 して 米 国 マキヤ 演 習 場 で 訓 練 都 市 型 訓 練 ハワイ グアム 都 市 型 訓 練 施 設 で 訓 練 強 襲 上 陸 訓 練 サンチャゴで 共 同 訓 練 で 訓 練 イラク アフガン 経 験 の 本 場 米 国 仕 込 み 日 米 共 同 演 習 を 通 じて 日 本 の 基 地 でも 実 施 している 5. 国 民 と 敵 対 する 自 衛 隊 治 安 出 動 の 実 働 訓 練 全 国 に 先 駆 けて05 年 に 実 施 北 海 道 警 察 と 陸 上 自 衛 隊 との 共 同 訓 練 札 幌 の 真 駒 内 駐 屯 地 で 実 施 (05 年 ) 苫 小 牧 東 部 石 油 基 地 で 実 働 訓 練 を 実 施 (06 年 ) 本 年 度 中 に 北 海 等 警 察 も 東 千 歳 ( 柏 )に 都 市 型 訓 練 施 設 が 完 成 予 定 陸 上 自 衛 隊 警 察 海 上 保 安 (いずれも 特 殊 部 隊 もあり)との 共 同 訓 練 泊 原 子 力 発 電 所 の 警 備 ( 海 保 海 上 自 衛 隊 陸 上 自 衛 隊 などの 共 同 ) 災 害 訓 練 東 京 での 大 地 震 のため 南 方 移 転 訓 練 国 民 を 監 視 する 情 報 保 全 隊 の 分 権 隊 が 各 地 に 存 在 イラク 派 兵 反 対 の 道 民 の 活 動 し 監 視 ている そのほか 視 察 として 報 告 する 6. 各 地 の 自 衛 隊 の 組 織 などの 変 化 第 5 師 団 ( 帯 広 )の 旅 団 化 にともなう 海 外 派 兵 の 訓 練 レンジャー 部 隊 中 心 にした 訓 練 強 化 ( 海 兵 隊 のような 訓 練 ) 例 長 崎 の 相 浦 基 地 の 特 殊 部 隊 訓 練 ( 自 殺 者 問 題 ) 本 州 への 南 方 転 地 訓 練 など 中 心 実 戦 化 ( 東 富 士 演 習 場 での 都 市 型 訓 練 への 参 加 ) 第 11 師 団 ( 札 幌 )の 旅 団 化 (19 年 度 ) 治 安 維 持 部 隊 の 中 心 部 隊 治 安 出 動 実 働 訓 練 道 内 の 情 報 保 全 部 隊 の 中 心 警 察 特 殊 部 隊 (SAT)との 連 携 ( 千 歳 へ 都 市 型 訓 練 施 設 ) 洞 爺 湖 サミットへ 向 けての 本 格 的 な 実 戦 ( 陸, 空 海, 海 上 保 安, 警 察 ( 外 事 ) 公 安 ) 第 7 師 団 ( 東 千 歳 ) 精 鋭 な 機 甲 化 部 隊 として 縮 小 されつつも 機 能 化 効 率 化 をはかる 効 率 と 機 能 的 にして 海 外 でも 使 える 機 甲 化 部 隊 精 鋭 部 隊 として 第 2 師 団 - 4 -
北 部 方 面 隊 の 情 報 化 をすすめた 軍 事 革 命 的 な 実 験 部 隊 として コンピーター 装 備 の 自 衛 隊 情 報 リンクした 戦 場 と 戦 士 (ガンダム 兵 士 ) イラク 派 兵 部 隊 など 実 績 と 北 方 防 衛 部 隊 として 役 割 の 消 滅 7. 米 軍 の 港 湾 の 軍 事 利 用 の 拡 大 北 海 道 が 補 給 訓 練 出 撃 中 継 休 養 基 地 民 間 港 湾 の 活 用 第 二 の 沖 縄 化 が 進 展 朝 鮮 戦 争 から 重 要 な 位 置 付 け 千 歳 飛 行 場 はアメリカ オクラホマから 部 隊 が 派 遣 してきた 最 短 距 離 北 海 道 大 演 習 場 で 訓 練 千 歳 小 樽 室 蘭 から 朝 鮮 半 島 へ 民 間 港 湾 室 蘭 小 樽 地 位 協 定 の 日 米 同 意 で 優 先 使 用 となっている 日 米 合 同 委 員 会 地 位 協 定 5 条 秘 密 合 意 小 樽 室 蘭 の 優 先 使 用 (2-4-b) ギャンプ 千 歳 (2-4-a) 94 年 朝 鮮 有 事 苫 小 牧 港 ( 北 海 道 1 全 国 6とは 何 か 新 千 歳 空 港 24 時 間 開 放 要 求 ( 優 先 使 用 ) 重 火 器 使 用 可 能 な 演 習 場 ( 北 海 道 大 演 習 場 矢 臼 別 ) ロサンゼルスタイムズ 空 港 の 開 放 要 求 の 理 由 を 報 じた 新 千 歳 ( 安 全 な 地 域 ) 新 潟 ( 日 本 海 へ) 成 田 (パイロットが 熟 知 ) 97 年 新 ガイドライン 99 年 の 周 辺 事 態 法 など 以 降 日 本 防 衛 ではなく アメリカのアジアでの 戦 争 へ 参 戦 協 力 北 朝 鮮 中 国 の 周 辺 有 事 事 態 波 及 して 日 本 有 事 事 態 北 アフリカ 中 東 アジアから 北 朝 鮮 まで( 不 安 定 な 弧 ) 日 米 同 盟 事 態 (イラク アフガン) 日 米 同 盟 国 益 ( 国 際 の 平 和 と 安 全 資 源 シーレーン) 米 軍 再 編 と 負 担 軽 減 と 称 して 合 理 化 機 能 化 近 代 化 在 日 米 再 編 問 題 は 国 民 の 抵 抗 にあっている 座 間, 岩 国 沖 縄 など 米 陸 軍 司 令 部 と 陸 上 自 衛 隊 中 央 即 応 集 団 司 令 部 横 須 賀 米 海 軍 第 7 艦 隊 三 沢 米 空 軍 ( 宇 宙 衛 星 軍 )は 重 点 化 政 府 国 民 感 情 沖 縄 の 負 担 軽 減 を 理 由 しながら 改 革 していく( 現 在 失 敗 はあせり アメとムチに 政 策 も 自 治 体 と 住 民 の 抵 抗 沖 縄 海 兵 隊 の155ミリ 榴 弾 砲 の 移 転 訓 練 実 弾 射 撃 訓 練 矢 臼 別 へ 移 転 訓 練 ことしは11 年 前 から9 回 目 夜 間 訓 練 化 学 兵 器 小 火 気 訓 練 など 併 設 した 実 戦 訓 練 - 5 -
移 転 訓 練 が 矢 臼 別 へ 集 中?( 米 軍 部 隊 の 移 設 恒 常 化 ) 危 険 日 米 ミサイル 防 衛 システムの 参 加 イージス 艦 船 の 米 艦 船 の 寄 港 が 増 加 している 全 国 的 な 傾 向 である 北 朝 鮮 中 国 などを 理 由 にするミサイル 防 衛 システムへの 日 本 参 加 イージス 艦 船 の 寄 港 は 奥 尻 島 の 西 側 に 訓 練 海 域 の 設 定 のため イージス 艦 船 ( 小 樽 函 館 室 蘭 石 狩 新 港 へ 入 港 実 績 と 軍 事 利 用 アメリカのミサイル 防 衛 とイージス 艦 船 太 平 洋, 日 本 海 配 備 日 本 のイージス 艦 船 の 配 備 と 日 米 情 報 の 共 有 化 アメリカ 向 けの 攻 撃 のミサイルを 日 本 が 撃 破 するシステム( 有 効 性 疑 問 ) 地 上 から 迎 撃 バトリオットミサイル3 東 京 大 阪 福 岡 などに 重 点 配 備 その 後 順 次 全 国 のパトリオット 2 パトリオット 3 に 更 新 予 定 ( 長 沼 千 歳 八 雲 ) 当 別 にはミサイル 防 衛 の 関 連 高 性 能 移 動 式 レーダー 新 たに 配 備 される 予 定 米 空 母 が 小 樽 室 蘭 へ 寄 港 する 理 由 ( 米 国 と 日 本 の 距 離 にも) 日 米 地 位 協 定 5 条 日 米 合 同 委 員 会 で 合 意 小 樽 室 蘭 の 優 先 使 用 合 意 ( ( 琉 球 新 報 日 米 地 位 協 定 マル 秘 報 告 書 ) 日 本 周 辺 での 日 米 合 同 演 習 や 日 本 海 へ 米 軍 の 配 備 と 活 動 による 制 海 権 の 確 保 ( 対 中 国 の 海 洋 戦 略 に 対 峙 補 給 休 養 中 継, 出 撃 の 港 湾 ) 空 母 の 入 港 ( 小 樽 3 回, 室 蘭 ) 補 給 基 地 化 休 養 地 キテーホーク 室 蘭 から 最 大 の 日 米 統 合 共 同 訓 練 へ 参 加 (11 月 実 態 不 明 ) 海 上 自 衛 隊 の 艦 船 米 艦 船 の 護 衛 艦 船 補 給 艦 として 随 伴 8. 海 上 自 衛 隊 函 館 地 方 隊 大 湊 の 海 上 自 衛 隊 の 艦 船 ( 函 館 ドックで 修 理 ) 函 館 ドック 函 館 室 蘭 にも 支 所 があり 余 市 ミサイル 基 地 大 湊 での 誤 射 撃 事 件 ( 北 広 島 の 誤 射 事 件 と 類 似 ) 稚 内 分 遣 隊 情 報 本 部 の 部 隊 が 配 備 された かつて 大 韓 航 空 事 件 の 情 報 米 軍 室 蘭 へ 海 上 自 衛 隊 の 誘 致 運 動 (06 年 2 月 ) 室 蘭 経 済 の 事 情 と 室 蘭 港 の 軍 事 利 用 の 拡 大 との 関 係 室 蘭 港 の 歴 史 的 経 緯 軍 需 工 場 空 襲 艦 砲 射 撃 の 経 験 海 上 自 衛 隊 は 沿 岸 警 備 から 米 軍 の 補 完 部 隊 として 沿 岸 警 備 は 海 上 保 安 庁 へシフト - 6 -
9. 航 空 自 衛 隊 12 月 から 嘉 手 納 米 空 軍 F15 戦 闘 機 の 移 転 訓 練 が 始 まる 予 定 自 衛 隊 との 共 同 の 戦 闘 訓 練 ( 三 沢 F13 岩 国 FA1 との 共 同 訓 練 を 否 定 せず 特 徴 航 空 宇 宙 衛 星 軍 ( 殴 り 込 み 部 隊 )の 本 場 仕 込 みの 共 同 訓 練 化 米 軍 の 低 空 飛 行 訓 練 問 題 米 軍 から 自 衛 隊 へも 拡 大 か 北 方 ルート( 日 高 から 北 へ)の 存 在 渡 島 ルート?の 存 在 渡 島 桧 山 江 差 日 高 などで 振 動 被 害 や 標 的 問 題 アラスカ コープサンダーへ 参 加 米 軍 機 から 空 自 千 歳 の 戦 闘 機 空 中 給 油 をうけて 訓 練 に 参 加 今 後 空 自 へ 空 中 給 油 機 が 配 備 されると 米 軍 機 へ 給 油 する 可 能 性 ( 海 外 での 戦 争 参 加 海 外 渡 航 距 離 が 伸 びる) 千 歳 基 地 政 府 専 用 機 2 機 配 備 中 首 相 皇 族 邦 人 避 難 難 民 ) C130 イラクへの 物 資 輸 送 経 験 民 間 機 ロシア 機 を 大 型 機 をチャーター 機 物 資 輸 送 した 海 外 派 兵 海 外 輸 送 業 務 に 直 結 している 航 空 基 地 である イラク 派 兵 自 衛 隊 員 も 輸 送 ( 千 歳 羽 田? イラク) 航 空 自 衛 隊 のレーダーの 共 用 ( 奥 尻 千 歳 襟 裳 当 別 2-4-b) その 他 の 情 報 共 有 ( 一 体 化 )リンク 前 から レーダーは 固 定 から 移 動 指 揮 レーダーへ 更 新 される ( 陸 海 空 の 違 い 解 消 される レーダーリンクによる 統 合 運 用 化 10. 軍 需 産 業 研 究 など 東 千 歳 の 東 防 衛 技 術 研 究 所 札 幌 工 場 ミサイル 戦 闘 機 のエンジンなど 研 究 実 験 など 軍 需 企 業 と 一 体 化 したもの( 三 菱 重 工 など 軍 需 企 業 が 身 分 替 えで 参 加 ) 大 樹 町 の 航 空 基 地 公 園 での 防 衛 庁 の 実 験 無 人 飛 行 機 ステレス 機 の 実 験 ( 防 衛 庁 技 研 究 本 部 が 実 施 ) 北 海 道 内 の 産 学 の 衛 星 打 ち 上 げ 研 究 との 関 係? 宇 宙 の 軍 事 利 用 へ 流 れ 苫 小 牧 東 開 発 地 域 の 戦 略? - 7 -
内 閣 情 報 局 管 理 の2 基 の スパイ 偵 察 衛 星 受 信 基 地 の 存 在 国 会 議 員 の 国 政 調 査 権 にも 秘 密 三 菱 重 工 がつくったこともは 秘 密 にして 回 答 もしない 苫 東 地 域 の 活 用 方 法 報 告 もしもの 街 構 想 4 万 人 避 難 民 収 容 国 内 避 難 民 の 収 容 を 想 定 ( 首 都 地 震 など) 国 際 貢 献 にも 北 朝 鮮 避 難 民 収 容 所 にも 活 用 できることを 想 定 ) 国 家 備 蓄 基 地 である 日 本 共 同 石 油 備 蓄 ( 民 間 ) 基 地 もある 米 軍 の 事 前 備 蓄 集 積 地 としての 最 適 値 であるとする 軍 事 専 門 家 あり 港 湾 の 完 備 広 大 な 国 家 的 土 地 の 存 在 と 陸 上 自 衛 隊 るよる 防 衛 しやすさ 軍 需 的 な 企 業 目 的 が 進 出 か 豊 田 など 自 動 車 関 連 の 企 業 の 進 出 千 歳 三 菱 重 工 室 蘭 新 日 鉄 ( 弾 丸 ) 日 鋼 特 機 ( 戦 車 など) 美 唄 日 本 油 脂 ( 火 薬 地 雷 処 理 ) 軍 需 工 業 と 防 衛 技 術 研 究 所 と 防 衛 産 業 の 社 員 が 研 究 員 に 楢 崎 造 船 災 害 フロート 造 船 函 館 ドック 船 舶 修 理 製 造?( 室 蘭 では23 年 ぶり) フリー 高 速 艇 の 就 航 ( 函 館 と 青 森 間 就 航 した) 11. 自 治 体 が 変 質 させられる 危 険 有 事 法 制 国 民 保 護 による 軍 事 体 制 へ 協 力 地 方 分 権 法 一 括 法 地 方 自 治 法 国 事 に 関 するのもの 国 の 専 管 事 項? 米 軍 再 編 と 自 衛 隊 再 編 でもある アメとムチ 法 米 軍 再 編 法 は 在 日 米 軍 と 自 衛 隊 の 再 編 についての 法 である 自 衛 隊 基 地 と 在 日 米 軍 米 基 地 を 合 わせて 防 衛 施 設 と 呼 ぶ 防 衛 施 設 の 再 編 について 協 力 しないとは 金 をださい 基 地 交 付 金 以 上 に 政 治 的 に 使 う) 岩 国 座 間 沖 縄 の 例 自 衛 隊 基 地 でも 同 様 におこるのではないか( 原 発 の 交 付 金 基 と 同 じ) 基 地 に 依 存 する 体 質 自 衛 隊 の 基 地 の 米 軍 化 ( 共 用 専 用 化 ) 自 衛 隊 員 の 募 集 自 衛 隊 へ 入 隊 する 青 年 の 意 識 公 務 員 生 活 のため しかし 自 衛 隊 は 任 期 雇 用 制 度 である 学 校 自 治 体 自 衛 隊 に 対 する 意 識 認 識 の 程 度 - 8 -
12. 国 防 意 識 の 養 成 国 民 の みえないテロへの 不 安 安 心 の 確 保 を 利 用 する 国 防 意 識 脅 威 認 識 危 機 意 識 国 民 一 体 感 連 帯 意 識 異 質 排 除 非 国 民 の 発 見 と 排 除 日 本 国 民 擁 護 の 意 識 相 互 扶 助 健 康 増 進 参 考 テロの 闘 いのための 愛 国 者 法 による 人 権 侵 害 のアメリカ - 9 -
資 料 1 2004 年 11 月 15 日 北 海 道 新 聞 全 国 で 陸 自 57 駐 屯 地 が 廃 止 に 財 務 省 案 で 防 衛 庁 試 算 政 府 が11 月 末 に 策 定 する 新 しい 防 衛 計 画 の 大 綱 をめぐり 陸 上 自 衛 隊 の 定 員 を4 万 人 削 減 する 財 務 省 案 を 受 け 入 れた 場 合 全 国 158の 駐 屯 地 ( 分 屯 地 を 含 む)のうち21 都 道 府 県 の57 駐 屯 地 を 廃 止 し 北 海 道 では 定 員 を 現 状 の4 万 3000 人 から1 万 300 0 人 まで3 万 人 削 減 することになると 防 衛 庁 が 試 算 していることが14 日 分 かった 北 海 道 には38の 駐 屯 地 が 集 中 しているが うち30カ 所 が 廃 止 対 象 に 挙 げられた 新 た に 山 梨 岐 阜 富 山 福 井 和 歌 山 岡 山 島 根 愛 媛 の8 県 がゼロになり もともとな い 奈 良 徳 島 を 加 え10 県 が 空 白 県 となる 財 務 省 案 に 対 し 防 衛 庁 は 現 行 の 定 員 16 万 7000 人 から5000 人 を 削 減 する 案 を 示 して 厳 しく 対 立 しており 最 終 的 な 着 地 点 は 予 断 を 許 さない 3 師 団 1 旅 団 が1 師 団 財 務 省 改 革 の 大 胆 な 提 案 ( 小 泉 改 革 が 超 目 玉?) 北 海 道 の30の 廃 止 対 象 駐 屯 地 第 2 師 団 / 稚 内 礼 文 名 寄 留 萌 近 文 台 多 田 沼 田 滝 川 遠 軽 美 幌 上 富 良 野 第 11 師 団 / 美 唄 岩 見 沢 豊 平 苗 穂 函 館 倶 知 安 静 内 幌 別 白 老 安 平 早 来 日 高 第 7 師 団 / 北 恵 庭 南 恵 庭 第 5 旅 団 / 鹿 追 足 寄 釧 路 標 津 別 海 存 続 する 駐 屯 地 札 幌 ( 真 駒 内 ) 丘 珠 旭 川 北 千 歳 東 千 歳 帯 広 島 松 資 料 2 05 年 防 衛 力 のありか 方 懇 談 会 まとめ 報 告 書 から 4) 北 部 方 面 隊 の 新 たな 意 義 位 置 付 け 新 たな 安 全 保 障 環 境 に 対 応 し 北 海 道 については 冷 戦 時 代 の 北 方 重 視 構 想 から 脱 却 す る 一 方 他 地 域 とは 異 なる 良 好 な 訓 練 環 境 等 を 踏 まえて 青 函 以 南 の 師 団 旅 団 よりは 規 模 の 大 きい 部 隊 を 配 置 し 多 目 的 に 活 用 することとする 具 体 的 には 科 学 技 術 の 進 歩 に 対 応 してRMAを 推 進 していくことが 急 務 となっている - 10 -
ことから RMAを 主 導 するための 実 験 師 団 を 配 置 する 次 に 発 生 時 期 場 所 の 予 測 が 困 難 であるゲリラや 特 殊 部 隊 による 攻 撃 大 規 模 災 害 等 の 新 たな 脅 威 多 様 な 事 態 への 対 処 に 際 しては 防 護 すべき 重 要 施 設 や 人 口 密 集 地 の 分 布 等 に 鑑 みれば 青 函 以 南 の 備 えが 重 要 であるため 必 要 な 場 合 には 北 部 方 面 隊 の 隷 下 部 隊 を 青 函 以 南 に 転 用 するなど 新 たな 脅 威 や 多 様 な 事 態 に 北 部 方 面 隊 を 積 極 的 に 活 用 して 対 処 する 体 制 を 構 築 する さらに 我 が 国 防 衛 と 並 ぶ 重 要 な 任 務 である 国 際 活 動 についても 北 部 方 面 隊 隷 下 部 隊 については 高 練 度 の 人 員 や 充 実 した 装 備 ( 例 :96 式 装 輪 装 甲 車 )を 保 有 するなど そ の 特 性 を 活 用 してイラク 復 興 支 援 群 における 第 一 次 第 二 次 派 遣 隊 となっていたところで あるが 今 後 国 際 活 動 に 派 遣 する 部 隊 についてはこうした 特 性 に 鑑 み 北 部 方 面 隊 を 中 心 としたローテーションにより 待 機 する 体 制 を 構 築 する 我 が 国 に 対 する 本 格 的 な 侵 略 事 態 生 起 の 可 能 性 が 低 下 していることを 踏 まえ 戦 車 の 数 量 については 大 幅 に 規 模 を 縮 小 することとしているが 将 来 の 予 測 し 難 い 情 勢 変 化 に 備 え るため 高 い 機 動 力 火 力 等 を 生 かして 敵 に 打 撃 を 与 えるという 機 甲 に 関 する 各 種 戦 闘 機 能 に 関 する 専 門 的 知 見 や 技 能 を 最 低 限 維 持 し 得 る 基 盤 を 保 有 することが 必 要 である また 諸 外 国 特 に 米 英 独 露 中 などでは その 規 模 は 一 様 ではないが 3 個 連 隊 規 模 の 運 用 を 行 う 機 甲 師 団 を 維 持 し 運 用 能 力 を 保 持 していることにも 着 目 することが 必 要 で ある このようなことから 第 7 師 団 については 戦 車 の 数 量 については 削 減 するが 引 き 続 き 師 団 として 保 持 する 5) 陸 上 自 衛 隊 の 編 成 定 数 陸 上 自 衛 隊 の 編 成 定 数 については 以 下 のような 見 直 しを 行 い 編 成 定 数 を16 2 万 人 とし その 内 訳 は 常 備 自 衛 官 を15 2 万 人 即 応 予 備 自 衛 官 を1 万 人 とする 主 として 着 上 陸 侵 攻 対 処 を 念 頭 に 置 いた 戦 車 及 び 特 科 の 装 備 を 削 減 するとともに 対 戦 車 火 力 迫 撃 砲 等 についても 装 備 の 目 標 数 を 大 幅 に 下 方 修 正 し これらの 装 備 に 関 連 する 人 員 の 合 理 化 を 図 る 新 たな 脅 威 や 多 様 な 事 態 への 対 処 の 中 核 となる 普 通 科 の 組 織 編 成 を 着 上 陸 侵 攻 対 処 型 から 対 人 戦 闘 型 に 改 編 するとともに 国 際 活 動 への 取 り 組 みを 強 化 するため 所 要 の 人 員 を 確 保 する 即 応 予 備 自 衛 官 については 新 たな 脅 威 や 多 様 な 事 態 のうち 比 較 的 リードタイムの ある 事 態 などにおいては 常 備 自 衛 官 を 補 完 する 戦 力 として 引 き 続 き 有 効 であるが 今 後 の 陸 上 防 衛 力 の 重 点 である 新 たな 脅 威 や 多 様 な 事 態 に 迅 速 に 対 処 するには 制 約 があること も 踏 まえ その 定 数 を5000 人 下 げ 1 万 人 とする - 11 -
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