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国民年金

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年金制度のあらまし

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260701現在 電子申請受付一覧(事務所・事務C).xls

年 間 収 入 が 130 万 円 未 満 (60 歳 以 上 75 歳 未 満 の 人 や 一 定 障 害 者 の 場 合 は 180 万 円 未 満 )であって かつ 被 保 険 者 の 年 間 収 入 の 2 分 の 1 未 満 である 場 合 は 被 扶 養 者 となります ( 同 居 の

(2) 国 民 年 金 の 保 険 料 国 民 年 金 の 第 1 号 被 保 険 者 および 任 意 加 入 者 は, 保 険 料 を 納 めなければなりま せん また,より 高 い 老 齢 給 付 を 望 む 第 1 号 被 保 険 者 任 意 加 入 者 は, 希 望 により 付 加 保 険

第14章 国民年金

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

P 適 用 事 業 所 厚 生 年 金 保 険 法 第 1 回 講 義 資 料 法 人 経 営 強 制 適 用 個 人 経 営 ( 強 制 適 用 業 種 ) 5 人 以 上 強 制 適 用 5 人 未 満 任 意 適 用 ( 任 意 適 用 業 種 ) 5 人 以 上 任 意 適 用

厚 生 年 金 制 度 及 び 年 金 払 い 退 職 給 付 について 日 本 郵 政 共 済 組 合

Ⅰ 年 金 制 度 昭 和 37 年 12 月 1 日 に 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 が 施 行 され 恩 給 から 年 金 へ 昭 和 61 年 4 月 から 20 歳 以 上 60 歳 未 満 のすべての 国 民 が 国 民 年 金 に 加 入 厚 生 年 金 基 金 職 域

240709

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

Microsoft Word - 基金規約(新).docx

か 行 繰 上 げ/ 繰 上 げ 支 給 の 国 民 年 金 受 取 額 は 少 なくなるが 年 金 を 早 く 受 け 取 ること 早 期 ( 減 額 ) 支 払 い 65 歳 から 受 け 取 る 年 金 を 前 倒 しで 減 額 して 受 ける 年 金 繰 上 げ 請 求 早 期 に 受 け

か 行 基 金 代 行 厚 生 年 金 基 金 が 国 に 代 わって 厚 生 年 金 の 事 務 の 一 部 を 行 うこと 基 本 月 額 ( 在 職 老 齢 年 金 ) 給 付 加 給 年 金 経 過 的 加 算 を 除 いた 年 金 月 額 加 算 部 分 を 除 いた 年 金 月 額 支

Microsoft Word - 12 職員退職手当規程_H 改正_

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年 支 給 開 始 年 齢 図 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 ( 給 料 比 例 部 分 ) 昭 和 29 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 特 別 支 給 の 退 職 共 済 年 老 齢 厚 生 年 昭 和 25 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 退 職 共 済 年

児童扶養手当(大阪府)

PowerPoint プレゼンテーション

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昨 年 今 年 退 職 した< 雇 用 保 険 に 関 すること> 1. 雇 用 保 険 ( 失 業 給 付 )を 受 給 予 定 (または 受 給 している) 雇 用 保 険 受 給 資 格 証 のコピー ( 退 職 日 基 本 日 額 処 理 状 況 のわかる 面 ) 日 額 3,611 円 未

職員退職手当規程

( 支 給 制 限 ) 第 4 条 市 長 は 前 条 の 規 定 にかかわらず 給 対 象 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するとき は 給 金 を 支 給 しないものとする (1) 年 額 405,696 円 以 上 の 公 的 年 金 等 を 受 給 しているとき (2) 生 活


日本年金機構編 年金相談マニュアル-08 勧奨編(平成24年5月改訂-第06版) 【308頁】サンプル

5 次 のいずれにも 該 当 する 従 業 員 は 子 が1 歳 6ヶ 月 に 達 するまでの 間 で 必 要 な 日 数 について 育 児 休 業 をするこ とができる なお 育 児 休 業 を 開 始 しようとする 日 は 原 則 として 子 の1 歳 の 誕 生 日 に 限 るものとする (1


Microsoft Word 日本年金機構職員退職手当規程(規程第36号)

事 例 3 Q: 父 母 を 被 扶 養 者 として 認 定 できますか?( 父 母 とも 国 民 健 康 保 険 加 入 ) A: 父 母 又 はそのどちらかを 申 請 する 場 合 は 夫 婦 相 互 扶 助 義 務 に 基 づき 父 母 の 収 入 合 算 額 が それぞれに 適 用 される

資料2 年金制度等について(山下委員提出資料)

防府市知的障害者生活協力員紹介事業実施要綱

障害福祉制度あらまし目次

被扶養者あり+前納なし

間 は 傷 病 手 当 金 を 受 給 しましたが 職 場 の 理 解 とリハビリの 甲 斐 あって 無 事 職 場 復 帰 がで きました しかし 後 遺 症 が 残 ったまま 障 害 認 定 日 を 迎 えました 年 子 さんには 障 害 年 金 の 受 給 資 格 があるのでしょうか? 年 子

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目  次

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    平成11年度余市町私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

ということは 夫 婦 揃 って 厚 生 年 金 に 20 年 以 上 加 入 しているような 場 合 には 年 の 差 夫 婦 の 方 が より 長 い 期 間 加 給 年 金 を 受 給 できる 可 能 性 があるということです 妻 の 厚 生 年 金 に 1 階 部 分 が 支 給 されても 加

2 任意継続組合員制度について

平 成 9 年 2 月 号 税 制 改 正 情 報 第 0 号 今 回 のテーマ 大 久 保 久 美 子 年 末 調 整 の 今 年 の 変 更 点 今 年 も 残 すところヶ 月 ほどとなり 年 末 調 整 の 時 期 となりました そこで 今 回 は 今 年 の 年 末 調 整 における 変 更

役員退職手当規程

目 次 休 暇 関 係 Q1 妊 娠 中 健 康 診 査 を 受 けるための 休 暇 が 取 れるのですか? Q2 出 産 予 定 日 の 何 日 前 から 休 暇 が 取 れるのですか? Q3 出 産 後 何 日 まで 休 暇 が 取 れるのですか? Q4 妻 が 出 産 するのですが 休 暇 が

っては 出 産 予 定 日 から 出 生 した 日 から 起 算 して8 週 間 を 経 過 する 日 の 翌 日 までとする ) の 期 間 内 に 当 該 子 に 係 る 最 初 の 育 児 休 業 を 開 始 し かつ 終 了 した 場 合 であって 当 該 子 に 係 る 再 度 の 育 児

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

自営業世帯

(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

Microsoft Word - 福祉医療費給付要綱

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

第 2 問 問 4 問 5 1ロ 2チ 3ヲ 4ホ ⅰ)Aさんは 今 年 の 誕 生 日 で 40 歳 となるので 公 的 介 護 保 険 の(1 第 2 号 ) 被 保 険 者 資 格 を 取 得 し 介 護 保 険 料 を 負 担 することになる 40 歳 以 上 65 歳 未 満 の 医 療

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事務連絡

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

(2) 退 職 後 に 加 入 する 年 金 制 度 と 加 入 手 続 き 退 職 後 はそれぞれの 事 由 により いずれかの 年 金 制 度 に 加 入 することとなります 事 由 退 職 後 配 偶 者 の 被 扶 養 者 になる ( 配 偶 者 が 厚 生 年 金 又 は 共 済 年 金

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職 員 の 等 に 関 する 条 例 第 24 条 の 承 認 は 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わりにおいて 30 分 を 単 位 として 行 う ものとする 2 育 児 を 原 因 とする 特 別 休 暇 を 承 認 されている 職 員 に 対 する の 承 認 については

桜井市外国人高齢者及び外国人重度心身障害者特別給付金支給要綱

(6) 31 年 以 上 の 期 間 については 1 年 につき100 分 の120 2 前 項 に 規 定 する 者 のうち 負 傷 若 しくは 病 気 ( 以 下 傷 病 という 傷 病 は 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 ( 昭 和 33 年 法 律 第 128 号 ) 第 81 条

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平成21年10月30日

神戸市重度障害者特別給付金支給要綱

5 満 60 歳 以 上 の 祖 父 母 二 親 等 の 直 系 血 族 である 実 父 母 の 実 父 母 若 しくは 養 父 母 又 は 養 父 母 の 実 父 母 若 しくは 養 父 母 をいう 6 満 22 歳 に 達 する 日 以 後 の 最 初 の3 月 31 日 までの 間 にある 弟

自 分 にあった 健 康 保 険 を 見 つけよう! それぞれの 健 康 保 険 の 特 徴 を 踏 まえ 自 分 にあった 健 康 保 険 を 選 ぶようにしましょう! 今 までの 収 入 扶 養 家 族 の 有 無 によって どの 健 康 保 険 に 加 入 するとメリットがあるか 参 考 にし

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る 給 与 規 則 におけるこれらに 相 当 するものの 額 の 合 計 額 をいいます なお 退 職 の 日 に 休 職 停 職 減 給 その 他 の 理 由 により 俸 給 の 一 部 又 は 全 部 が 支 給 されていない 場 合 には これらの 理 由 がないと 仮 定 した 場 合 にそ


老 齢 基 礎 年 金 の 計 算 式 (3) 支 給 開 始 年 齢 老 齢 基 礎 年 金 は 原 則 として 65 歳 から 受 け 取 ることができます なお 希 望 すれば 60 歳 から 64 歳 の 間 でも 年 齢 に 応 じて 一 定 割 合 を 減 額 された 年 金 を 受 け

( 月 額 で 支 給 されるもの) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 ( 1 2) 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 等 1 傷 病 手 当 金 出 産 手 当 金 又 は 休 業 手 当 金 ( 以 下 傷 病 手 当 金 等 という ) と 報 酬 との 調 整 につい

組合員・会員資格の得喪等について

京都市職員共済組合被扶養者認定基準

となるため 退 職 をし かつ 引 き 続 き 国 家 公 務 員 等 として 在 職 (その 者 が 更 に 引 き 続 き 当 該 国 家 公 務 員 以 外 の 他 の 国 等 の 機 関 に 係 る 国 家 公 務 員 等 として 在 職 した 場 合 を 含 む )した 後 引 き 続 い

四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した

(2) 保 育 料 等 減 免 措 置 に 関 する 調 書 (3) 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 5 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 する 市 町 村 民 税 の 課 税 の 状 況 を 証 明 する 書 類 又 は 生 活 保 護 法 ( 昭 和

 

不 動 産 所 得 の 赤 字 < 土 地 等 の 取 得 の 負 債 利 子 なら 300 万 500 万 不 動 産 所 得 の 赤 字 300 万 のうち 利 子 分 の500 万 は 通 算 できない = 赤 字 分 の300 万 は 全 額 通 算 できないことになる = 損 益 通 算

75 歳 以 上 の 方 の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 75 歳 になると 全 ての 方 が 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 加 入 して 医 療 を 受 けます 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 は 東 京 都 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 が 主 体 となり 区

Q5 育 児 休 業 を 請 求 する 際 の 事 務 手 続 は? A5 育 児 休 業 を 請 求 しようとする 職 員 は, 育 児 休 業 承 認 請 求 書 ( 様 式 第 1 号 )に 子 の 氏 名 や 請 求 する 期 間 等 を 記 入 し, 育 児 休 業 を 始 めようとする1


賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

1. 税 金 との 関 わり (1) 誕 生 所 得 税 住 民 税 扶 養 控 除 親 の 所 得 税 減 少 (2) 保 育 園 から 大 学 生 所 得 税 住 民 税 (1)と 同 じ 消 費 税,その 他 間 接 税 自 分 で 支 払 う 国 地 方 公 共 団 体 から 多 額 の 援

スライド 1

該 介 護 休 業 が 終 了 する 日 までに, 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 が 死 亡 したとき 又 は 離 婚, 婚 姻 の 取 消, 離 縁 等 により 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 との 親 族 関 係 が 消 滅 した とき (3) 配 偶

                                       

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業


役員退職金支給規程

◆併給の調整◆

被扶養者の資格確認を行います

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育児・介護休業等に関する規則

女性のための年金学

Transcription:

平 成 21 年 9 月 27 日 社 会 保 険 労 務 士 栗 原 勝 遺 族 の 年 金 について 遺 族 給 付 の 種 類 給 付 の 種 類 死 亡 した 人 の 要 件 遺 族 の 範 囲 遺 族 基 礎 年 金 11 被 保 険 者 の 死 亡 12 被 保 険 者 であった 方 で 日 本 国 内 に 住 所 を 有 する60 歳 以 上 65 歳 未 満 の 人 の 死 亡 3 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 権 者 の 死 亡 4 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 に 必 要 な 加 入 期 間 の 要 件 を 満 たしている 方 の 死 亡 生 計 維 持 関 係 にあった 子 ( 2)のある 妻 または 子 ( 2) 中 高 齢 寡 婦 加 算 額 ( 9)が 加 算 され る 場 合 (S31.4.1 以 前 生 まれの 方 は 65 歳 から 経 過 的 寡 婦 加 算 額 ( 10)となる ) 寡 婦 年 金 ( 7) 死 亡 一 時 金 ( 7) ( 8) 11 被 保 険 者 の 死 亡 12 被 保 険 者 であった 方 が 加 入 中 に 初 診 日 のある 病 気 けが 等 で 初 診 日 から5 年 以 内 に 死 亡 3 障 害 厚 生 年 金 1 2 級 の 受 給 権 者 の 死 亡 4 の 受 給 に 必 要 な 加 入 期 間 の 要 件 を 満 たしている 方 の 死 亡 1 厚 生 年 金 の 被 保 険 者 期 間 が20 年 ( 中 高 齢 の 特 例 15~19 年 を 含 む) 以 上 ある 夫 の 死 亡 2 の 死 亡 した 方 の 要 件 123 に 該 当 する 夫 の 死 亡 1 死 亡 日 の 属 する 月 の 前 月 までに 国 民 年 金 の 第 1 号 任 意 加 入 被 保 険 者 としての 保 険 料 納 付 期 間 と 保 険 料 免 除 期 間 を 合 算 し て25 年 以 上 ある 夫 の 死 亡 2 夫 は 障 害 基 礎 年 金 を 受 ける 権 利 を 持 って いたり 老 齢 基 礎 年 金 を 受 給 していなかっ たこと 1 死 亡 日 の 属 する 月 の 前 月 までに 国 民 年 金 の 第 1 号 任 意 加 入 被 保 険 者 としての 被 保 険 者 としての 保 険 料 納 付 済 月 数 が36 カ 月 以 上 ある 方 の 死 亡 (1/4 免 除 は 3/4 半 額 免 除 は 1/2 3/4 免 除 は 1/4 として 月 数 を 合 算 ) 2 障 害 基 礎 年 金 老 齢 基 礎 年 金 を 受 給 した ことがないこと 3 遺 族 基 礎 年 金 を 受 給 できる 遺 族 がいないこと 1 保 険 料 納 付 要 件 を 満 たしていること( 納 付 状 況 は 死 亡 日 の 前 日 で 確 認 ) 1 生 計 維 持 関 係 にあった 2 3 4 1 配 偶 者 子 3 2 父 母 2 3 孫 3 4 祖 父 母 生 計 維 持 関 係 にあった 妻 ( 5)が40 歳 以 上 65 歳 未 満 の 間 加 算 される( 但 し 遺 族 基 礎 年 金 受 給 中 は 加 算 停 止 ) 生 計 維 持 関 係 にあり 10 年 以 上 婚 姻 関 係 が 継 続 して いた65 歳 未 満 の 妻 ( 6) ( 受 給 できるのは60 歳 以 上 65 歳 未 満 の 間 ) 死 亡 した 人 と 生 計 同 一 であ った( 年 齢 は 問 わない) 1 配 偶 者 2 子 3 父 母 4 孫 5 祖 父 母 6 兄 弟 姉 妹

1 保 険 料 納 付 済 期 間 と 保 険 料 免 除 期 間 とを 合 算 した 期 間 がその 被 保 険 者 期 間 の3 分 の2 以 上 あること 2 死 亡 日 が 平 成 28 年 4 月 1 日 前 の 場 合 は 1の 要 件 を 満 たなくても 死 亡 日 に65 歳 未 満 であり 死 亡 日 の 前 日 において 死 亡 日 の 属 する 月 の 前 々 月 までの1 年 のうち 保 険 料 の 未 納 の 期 間 がないこと 2 子 孫 については 18 歳 に 達 した 日 以 後 の 最 初 の3 月 31 日 までの 間 にあるか 20 歳 未 満 の 障 害 等 級 1 2 級 の 障 害 状 態 にある 未 婚 の 子 孫 をいう 3 夫 父 母 祖 父 母 については 死 亡 した 方 の 死 亡 当 時 55 歳 以 上 の 方 で 支 給 開 始 は60 歳 4 夫 の 死 亡 当 時 子 のない30 歳 未 満 の 妻 に 対 する は 5 年 間 の 有 期 年 金 となる 5 夫 の 死 亡 当 時 40 歳 以 上 の 妻 または 夫 の 死 亡 当 時 40 歳 未 満 であっても 遺 族 基 礎 年 金 が 失 権 した 当 時 において40 歳 以 上 である 妻 に 限 る 6 老 齢 基 礎 年 金 の 繰 上 げ 受 給 をしている 場 合 は 寡 婦 年 金 は 受 給 できない 7 死 亡 一 時 金 と 寡 婦 年 金 の 両 方 の 要 件 を 満 たしている 場 合 は どちらか 一 方 を 選 択 8 遺 族 基 礎 年 金 を 受 けられる 遺 族 がいるときは 原 則 として 死 亡 一 時 金 は 支 給 されない 9 加 算 額 は594,200 円 10 経 過 的 寡 婦 加 算 額 早 見 表 生 年 月 日 経 過 的 寡 婦 加 算 額 生 年 月 日 経 過 的 寡 婦 加 算 額 大 15.4.1 以 前 594,200 円 昭 16.4.2~ 昭 17.4.1 297,200 円 大 15.4.2~ 昭 2.4.1 594,200 円 昭 17.4.2~ 昭 18.4.1 277,400 円 昭 2.4.2~ 昭 3.4.1 563,700 円 昭 18.4.2~ 昭 19.4.1 257,600 円 昭 3.4.2~ 昭 4.4.1 535,500 円 昭 19.4.2~ 昭 20.4.1 237,800 円 昭 4.4.2~ 昭 5.4.1 509,300 円 昭 20.4.2~ 昭 21.4.1 218,000 円 昭 5.4.2~ 昭 6.4.1 484,900 円 昭 21.4.2~ 昭 22.4.1 198,200 円 昭 6.4.2~ 昭 7.4.1 462,200 円 昭 22.4.2~ 昭 23.4.1 178,300 円 昭 7.4.2~ 昭 8.4.1 440,900 円 昭 23.4.2~ 昭 24.4.1 158,500 円 昭 8.4.2~ 昭 9.4.1 420,900 円 昭 24.4.2~ 昭 25.4.1 138,700 円 昭 9.4.2~ 昭 10.4.1 402,200 円 昭 25.4.2~ 昭 26.4.1 118,900 円 昭 10.4.2~ 昭 11.4.1 384,500 円 昭 26.4.2~ 昭 28.4.1 99,100 円 昭 11.4.2~ 昭 12.4.1 367,900 円 昭 27.4.2~ 昭 28.4.1 79,300 円 昭 12.4.2~ 昭 13.4.1 352,200 円 昭 28.4.2~ 昭 29.4.1 59,500 円 昭 13.4.2~ 昭 14.4.1 337,300 円 昭 29.4.2~ 昭 30.4.1 39,700 円 昭 14.4.2~ 昭 15.4.1 323,200 円 昭 30.4.2~ 昭 31.4.1 19,900 円 昭 15.4.2~ 昭 16.4.1 309,900 円 昭 31.4.2 以 後 2

相 談 事 例 1 Q 相 続 放 棄 をしても 未 支 給 年 金 は 受 けられますか? A 死 亡 した 受 給 権 者 等 の 相 続 人 の 要 件 を 必 要 としていません したがって 遺 族 給 付 死 亡 一 時 金 未 支 給 年 金 等 は 受 給 できます 相 談 事 例 2 Q 20 歳 になった 翌 日 に 夫 が 死 亡 した 場 合 遺 族 基 礎 年 金 を 受 けられますか? A 死 亡 日 の 前 々 月 以 前 の 被 保 険 者 期 間 に 未 納 期 間 がないので 遺 族 基 礎 年 金 を 受 給 できます 相 談 事 例 3 Q 姻 族 関 係 を 終 了 した 場 合 でも を 受 けられますか? A 姻 族 関 係 が 終 了 しても は 失 権 しません 法 律 上 の 離 縁 とは 養 子 縁 組 の 解 消 をいい 民 法 第 728 条 2による 姻 族 関 係 の 終 了 の 意 思 表 示 は これに 含 まれません( 昭 和 30 年 4 月 12 日 保 文 発 第 3441 号 厚 生 省 保 険 局 厚 生 年 金 課 長 通 知 ) 相 談 事 例 4 Q 私 は 42 歳 です 夫 婦 共 働 きで 子 供 が2 人 (12 歳 9 歳 )います 今 妻 に 万 一 のこ とがあった 場 合 は 年 金 はどのようになるのでしょうか? A 奥 様 に 万 一 のことがあった 場 合 は 在 職 中 の 死 亡 ということになりますので が 発 生 します また 子 供 がいるので 遺 族 基 礎 年 金 も 発 生 します ただし 遺 族 基 礎 年 金 は 生 計 を 同 じくする 父 ( 相 談 者 )がいる 場 合 支 給 停 止 となります また については あなたは 奥 様 の 死 亡 当 時 55 歳 未 満 ですから 受 給 権 はあ りませんので 2 人 の 子 供 が 受 給 権 者 となります 2 人 の 子 供 が 受 給 する 場 合 年 金 額 は2 分 の1ずつになります 上 のお 子 さんは 18 歳 年 度 末 になった 時 点 で 失 権 しますので その 後 下 のお 子 さんが 全 額 受 給 しますが 18 歳 年 度 末 になると 失 権 します 相 談 事 例 5 Q の 請 求 時 に 年 収 が850 万 円 以 上 であっても おおむね5 年 以 内 に 年 収 が 850 万 円 未 満 になることが 明 らかな 場 合 それが 確 認 できる 書 類 を 添 付 すれば 生 計 維 持 関 係 があると 認 められ の 対 象 とされるとのことです 現 在 850 万 円 以 上 の 収 入 がある 場 合 の 請 求 は 年 収 が850 万 円 未 満 となった 時 点 で 行 うのでしょうか?また 確 認 書 類 として 何 を 用 意 すればよいのでしょう か? 3

A 遺 族 年 金 の 請 求 は 死 亡 した 人 の 死 亡 した 年 の 前 年 において 請 求 者 の 年 収 が850 万 円 を 超 えていても おおむね5 年 以 内 に850 万 円 となることが 明 らかな 場 合 は 受 給 権 が 発 生 した 時 に 裁 定 請 求 を 行 います また おおむね5 年 以 内 に 年 収 が850 万 円 未 満 となることが 明 らかな 場 合 とは 5 年 以 内 に 定 年 退 職 を 迎 えること 等 を 意 味 しており それらが 確 認 できる 書 類 を 添 付 することにな ります 具 体 的 には 就 業 規 則 の 定 年 退 職 の 条 項 をコピーしたもの 等 を 添 付 します なお 自 己 都 合 退 職 や 商 売 の 不 振 による 収 入 の 減 収 等 はこれに 該 当 しません 相 談 事 例 6 Q 私 と 夫 は 婚 姻 届 は 出 しておらず 10 年 間 内 縁 関 係 でした 夫 に 万 一 のことがあった 場 合 には 私 は 遺 族 年 金 が 受 け 取 れるのでしょうか? A 国 民 年 金 法 厚 生 年 金 保 険 法 では 配 偶 者 について 事 実 上 の 婚 姻 関 係 にある 人 も 含 む と 定 めています すなわち 内 縁 関 係 でも 事 実 上 の 婚 姻 関 係 と 同 様 の 関 係 にあれば 配 偶 者 として 遺 族 の 年 金 を 受 給 できる 遺 族 に 該 当 するということになります 内 縁 関 係 とは 婚 姻 の 届 出 をしていないけれども 社 会 通 念 上 夫 婦 としての 共 同 生 活 が 認 められる 事 実 関 係 をいいます 内 縁 関 係 として 認 定 されるためには 次 の 要 件 を 備 えなけ ればなりません 1 当 事 者 間 に 社 会 通 念 上 夫 婦 の 共 同 生 活 と 認 められる 事 実 を 成 立 させようとする 合 意 があること 2 当 事 者 間 に 社 会 通 念 上 夫 婦 の 共 同 生 活 と 認 められる 事 実 関 係 が 存 在 すること 具 体 的 には 住 民 票 上 の 住 所 が 同 一 であることはもちろんですが その 他 に 認 定 されるた めに 重 要 なポイントになるのは 健 康 保 険 の 被 扶 養 者 になっているか 給 与 計 算 上 扶 養 手 当 の 対 象 になっているか 葬 儀 の 喪 主 になっているか 葬 式 費 用 の 負 担 は 誰 がしたのか 二 人 の 氏 名 の 並 列 された 郵 便 物 はあるか 加 給 年 金 額 の 対 象 となっていたかどうか 等 があげられます 4

遺 族 年 金 の 流 れ 例 夫 が 厚 生 年 金 加 入 中 に 死 亡 し 妻 と3 人 の 子 (A B C)が 遺 族 のケース( 平 成 21 年 度 ) 年 金 スタート A が 18 歳 年 度 末 Bが 18 歳 年 度 末 Cが 18 歳 年 度 末 妻 が 65 歳 到 達 遺 族 基 礎 年 金 基 本 額 792,100 円 子 の 加 算 227,900 円 子 の 加 算 227,900 円 基 本 額 792,100 円 子 の 加 算 227,900 円 子 の 加 算 227,900 円 基 本 額 792,100 円 子 の 加 算 227,900 円 中 高 齢 寡 婦 加 算 594,200 円 40 歳 65 歳 すべての 子 が 18 歳 年 度 末 に 達 すると 妻 の 遺 族 基 礎 年 金 の 受 給 権 は 消 滅 経 過 的 寡 婦 加 算 老 齢 基 礎 年 金 子 の 加 算 (3 人 目 以 降 ) 75,900 円 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 基 礎 年 金 1,323,800 円 1,247,900 円 1,020,000 円 0 円 子 のない30 歳 未 満 の 妻 に 対 する は5 年 の 有 期 年 金 例 Aさんは29 歳 です 会 社 員 の 夫 が 亡 くなりました 子 供 はいません この 場 合 Aさん には34 歳 まで が 支 給 されますが その 後 は 失 権 します 夫 死 亡 29 歳 夫 死 亡 後 5 年 間 34 歳 失 権 寡 婦 年 金 死 亡 一 時 金 1 寡 婦 年 金 の 額 ( 年 額 ) 夫 の 死 亡 月 の 前 月 までの 第 1 号 任 意 加 入 被 保 険 者 期 間 に 基 づいて 計 算 した 老 齢 基 礎 年 金 の 額 3 4 納 付 した 付 加 保 険 料 は 寡 婦 年 金 の 額 には 反 映 されない 相 談 事 例 7 Q 老 齢 基 礎 年 金 の 繰 下 げ 希 望 者 の 夫 が 急 死 した 場 合 寡 婦 年 金 を 受 けられますか? A 繰 下 げ 待 機 者 は 国 年 法 上 老 齢 基 礎 年 金 受 給 権 者 となります この 場 合 65 歳 の 翌 月 から 死 亡 月 までの 支 払 未 済 額 が 未 支 給 年 金 として 生 計 を 同 じくす る 遺 族 に 支 給 されます したがって 寡 婦 年 金 は 受 けられません 5

2 死 亡 一 時 金 の 額 第 1 号 任 意 加 入 被 保 険 者 としての 保 険 料 納 付 済 月 数 金 額 36 月 以 上 180 月 未 満 120,000 円 180 月 以 上 240 月 未 満 145,000 円 240 月 以 上 300 月 未 満 170,000 円 300 月 以 上 360 月 未 満 220,000 円 360 月 以 上 420 月 未 満 270,000 円 420 月 以 上 320,000 円 付 加 保 険 料 を 納 付 した 月 数 が36 月 以 上 あれば 上 記 の 額 に8,500 円 を 加 算 相 談 事 例 8 Q 死 亡 後 2 年 を 経 過 した 場 合 でも 死 亡 一 時 金 を 受 給 できますか? A 国 年 法 の 規 定 では 年 金 給 付 の 請 求 権 ( 時 効 消 滅 は5 年 ) 以 外 の 時 効 は2 年 です したが って 死 亡 一 時 金 の 請 求 権 の 消 滅 時 効 が 完 成 しているので 受 給 できないこととなります ねんきん 定 期 便 老 齢 年 金 の 見 込 額 でわかる の 額 1 長 期 の 支 給 要 件 : 受 給 資 格 期 間 を 満 たしている 場 合 または の 受 給 権 者 ( 期 間 比 例 年 金 ) である 場 合 は ( 報 酬 比 例 部 分 )の3/4 ( 見 込 額 ) 年 金 を 受 けられる 年 齢 年 国 民 年 金 金 の 種 厚 生 年 金 保 険 類 と 年 金 額 年 金 額 ( 見 込 額 ) 60 歳 63 歳 65 歳 特 別 支 給 の ( 報 酬 比 例 部 分 ) 1,320,000 円 特 別 支 給 の ( 報 酬 比 例 部 分 ) 1,320,000 円 ( 定 額 部 分 ) 792,413 円 老 齢 基 礎 年 金 792,100 円 ( 報 酬 比 例 部 分 ) 1,320,000 円 ( 経 過 的 加 算 部 分 ) 313 円 1,320,000 円 1,320,000 円 2,112,400 円 この 金 額 の3/4が さらに 要 件 を 満 たしていれば 中 高 齢 寡 婦 加 算 額 または 経 過 的 寡 婦 加 算 額 を 加 算 2 短 期 の 支 給 要 件 : 在 職 中 の 死 亡 の 場 合 300 月 未 満 の 加 入 月 数 の 場 合 は 300 月 加 入 して ( 期 間 みなし 年 金 ) いたものとして 年 金 額 を 保 障 死 亡 した 時 点 までの 厚 生 年 金 に 加 入 した 月 数 で 計 算 した 老 齢 厚 生 年 金 の 額 厚 生 年 金 に 300 月 加 入 した 月 数 6 3 4

3 両 方 の 要 件 に 該 当 する 場 合 : 受 給 権 者 が 有 利 になる 方 で 支 給 相 談 事 例 9 Q 私 (Aさん)の 夫 は58 歳 で 亡 くなりました 若 い 頃 厚 生 年 金 の 加 入 期 間 があったの で を 受 け 取 っていますが 年 金 額 は 約 3 万 5,300 円 と 低 額 です 友 人 (B さん)は ご 主 人 の 加 入 期 間 が 私 の 主 人 と 同 じ2 年 間 だったのに 約 102 万 円 も 受 け 取 っ ています なぜこんなに 金 額 が 違 うのでしょうか? 私 (Aさん)の 夫 のデータ 生 年 月 日 厚 生 年 金 国 民 年 金 昭 和 19 年 5 月 2 日 生 まれ 昭 和 38 年 4 月 ~ 昭 和 40 年 3 月 平 均 標 準 報 酬 月 額 25 万 円 昭 和 40 年 4 月 ~ 平 成 14 年 9 月 Bさんの 夫 のデータ 生 年 月 日 国 民 年 金 厚 生 年 金 昭 和 19 年 9 月 12 日 生 まれ 昭 和 39 年 9 月 ~ 平 成 12 年 9 月 平 成 12 年 10 月 ~ 平 成 14 年 9 月 ( 在 職 中 の 死 亡 ) 平 均 標 準 報 酬 月 額 25 万 円 A の 計 算 方 法 には 期 間 比 例 年 金 ( 長 期 要 件 ) と 期 間 みなし 年 金 ( 短 期 要 件 ) があり 死 亡 者 の 死 亡 時 の 状 況 によっていずれかの 方 法 で 裁 定 されることになってい ます あなたのご 主 人 は の 受 給 資 格 期 間 を 満 たした 人 の 死 亡 であったため 厚 生 年 金 の 実 際 の 加 入 期 間 である24カ 月 をもとに 計 算 が 行 われる 期 間 比 例 年 金 で 計 算 されます Aさんの 年 金 額 25 万 円 7.72/100 24 月 1.031 0.985 3/4=35,280 円 35,300 円 一 方 B さんのご 主 人 は 在 職 中 の 死 亡 であったために 厚 生 年 金 の 加 入 期 間 が30 0 月 未 満 の 場 合 に300 月 とみなす 期 間 みなし 年 金 で 計 算 されたため このような 年 金 額 が 生 じました B さんの 年 金 額 25 万 円 7.5/1000 300 月 1.031 0.985 3/4=428,429 円 428,400 円 中 高 齢 寡 婦 加 算 額 (65 歳 に 達 するまでの 間 ) 594,200 円 合 計 1,022,600 円 また 在 職 中 の 死 亡 の 場 合 は 妻 が65 歳 に 達 するまでの 間 は 中 高 齢 の 寡 婦 加 算 額 が 加 算 され 65 歳 以 後 は 経 過 的 寡 婦 加 算 額 として 加 算 が 継 続 しますので さらに 年 金 額 に 開 き が 生 じてきます このように 厚 生 年 金 の 加 入 期 間 は 同 様 に2 年 ということであっても 死 亡 当 時 夫 が 在 職 中 (= 厚 生 年 金 の 被 保 険 者 )であった 場 合 300 月 の 最 低 保 障 や 中 高 齢 寡 婦 加 算 等 によって の 受 給 額 は 違 ってきます 7

併 給 調 整 支 給 事 由 の 異 なる2つ 以 上 の 年 金 を 同 時 に 受 給 できるようになったときは 年 金 受 給 選 択 申 出 書 を 提 出 し いずれか1つを 選 択 して 受 給 する 支 給 事 由 の 同 じものは 両 方 受 け 取 ること( 併 給 )ができる (1) 繰 上 げ 受 給 の 老 齢 基 礎 年 金 と 1 60 歳 ~65 歳 未 満 2 65 歳 以 後 繰 上 げ 受 給 の 老 齢 基 礎 年 金 選 択 繰 上 げ 受 給 の 老 齢 基 礎 年 金 併 給 (2) 老 齢 基 礎 年 金 または 障 害 基 礎 年 金 と と 1 65 歳 未 満 下 記 のうちいずれか 有 利 なものをひとつ 選 択 障 害 基 礎 年 金 特 別 支 給 の 2 65 歳 以 後 まず を 受 給 し は を 上 回 る 部 分 のみを 受 給 老 齢 基 礎 年 金 と 障 害 基 礎 年 金 はいずれか 有 利 なものを 選 択 A : は 支 給 停 止 老 齢 基 礎 年 金 または 障 害 基 礎 金 B < 支 給 額 老 齢 基 礎 年 金 または 障 害 基 礎 金 8

C < 2/3+ 1/2 支 給 額 2/3 1/2 老 齢 基 礎 年 金 または 障 害 基 礎 金 注 1 老 齢 基 礎 年 金 を 選 択 した 場 合 は 経 過 的 寡 婦 加 算 額 は 加 算 されるが 障 害 基 礎 年 金 を 選 択 した 場 合 は 支 給 停 止 注 2 平 成 19 年 4 月 1 日 前 に が 発 生 し かつ 65 歳 に 達 していた 人 はA B Cの3つの 組 合 せのうちいずれか 有 利 なものを 選 択 注 3 なお Cは 配 偶 者 の 死 亡 に 基 づく 受 給 に 限 られる 相 談 事 例 10 Q 次 の 場 合 65 歳 以 降 の は どのようになりますか? (a) 夫 の が120 万 円 妻 の が40 万 円 の 場 合 (b) 夫 の が80 万 円 妻 の が50 万 円 の 場 合 A(a) 夫 の が120 万 円 妻 の が40 万 円 の 場 合 ア. 平 成 19 年 3 月 までは 夫 の 120 万 円 3/4=90 万 円 が 有 利 な ためこちらを 選 択 妻 自 身 の 40 万 円 は 受 け 取 りません イ. 平 成 19 年 4 月 からは 90 万 円 の 範 囲 内 で 妻 の の 全 額 40 万 円 と の 残 りの50 万 円 を 受 け 取 ります (b) 夫 の が80 万 円 妻 の が50 万 円 の 場 合 ア. 平 成 19 年 3 月 までは 夫 の の3 分 の2 80 万 円 3/4 2/3 =40 万 円 妻 の の2 分 の1 50 万 円 1/2=25 万 円 合 計 6 5 万 円 が 最 も 有 利 なため こちらを 受 け 取 ります イ. 平 成 19 年 4 月 からは アの 合 計 65 万 円 のうち 妻 の の 全 額 50 万 円 と の 残 りの15 万 円 を 受 け 取 ります ( 注 ) 妻 に 支 給 する の3 分 の2は 経 過 的 寡 婦 加 算 が 加 算 されているときは その 加 算 額 も 含 めて3 分 の2となります 9

失 権 事 由 (1) 全 受 給 権 者 の 失 権 事 由 1 死 亡 したとき 2 婚 姻 したとき 3 直 系 血 族 および 直 系 姻 族 以 外 の 方 の 養 子 となったとき 4 離 縁 によって 死 亡 した 方 との 親 族 関 係 がなくなったとき (2) 妻 の 失 権 事 由 夫 が 亡 くなったときに30 歳 未 満 で 子 のない 妻 が を 受 ける 権 利 を 得 てから5 年 を 経 過 したとき( 夫 が 亡 くなったときに 胎 児 であった 子 が 生 まれ 遺 族 基 礎 年 金 を 受 けら れるようになった 場 合 を 除 く) (3) 子 孫 だけの 失 権 事 由 1 18 歳 到 達 年 度 末 を 過 ぎたとき( 障 害 等 級 の1 級 または2 級 の 状 態 にあるときを 除 く) 2 障 害 の 状 態 に 該 当 しなくなったとき(18 歳 到 達 年 度 末 までの 間 にあるときを 除 く) 3 20 歳 に 達 したとき (4) 父 母 孫 祖 父 母 だけの 失 権 事 由 死 亡 した 方 の 死 亡 当 時 胎 児 であった 子 が 生 まれたとき 10