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滞 納 繰 越 額 の 内 訳 ( 合 計 ) ( 平 成 24 年 度 ) 不 動 産 取 得 税 5.0% 法 人 二 税 9.6% 軽 油 引 取 税 4.7% 個 人 事 業 税 2.3% 個 人 県 民 税 66.3% 軽 自 動 車 税 3.2% 法 人 市 町 村 民 税 3.8% 個 人 市 町 村 民 税 40.3% 都 市 計 画 税 0.8% 事 業 所 税 0.2% 特 別 土 地 保 有 税 0.1% 固 定 資 産 税 51.6% 自 動 車 税 12.1% 県 税 市 町 村 税 (3) 個 人 住 民 税 徴 収 確 保 プロジェクト 個 人 住 民 税 の 徴 収 確 保 対 策 として 滞 納 の 未 然 防 止 を 図 る 観 点 から 給 与 所 得 者 の 個 人 住 民 税 について 普 通 徴 収 から 特 別 徴 収 への 切 替 を 促 進 する 個 人 住 民 税 徴 収 確 保 プロジェクト ( 平 成 22 年 度 は 個 人 県 民 税 徴 収 確 保 10,000 人 プロジェクト ) を 実 施 し このプロジェクト( 平 成 22 年 度 から 24 年 度 まで)の 取 組 により 普 通 徴 収 から 特 別 徴 収 に 切 り 替 えた 事 業 者 数 は 9,958 事 業 者 従 業 員 数 は 36,616 人 とな った (4) 全 市 町 一 斉 による 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 特 別 徴 収 の 実 施 は 増 加 傾 向 にあるものの 未 だ 実 施 が 徹 底 されておらず 県 や 市 町 独 自 の 取 組 には 限 界 があることから 法 令 上 の 問 題 改 善 はもとより さらなる 個 人 住 民 税 の 徴 収 率 向 上 を 図 るためにも 県 下 で 一 体 となった 特 別 徴 収 徹 底 の 取 組 が 必 要 となってきた こうした 状 況 を 背 景 にして 平 成 24 年 度 県 と 市 町 の 新 たな 連 携 施 策 として 全 県 的 な 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 に 向 けて 個 人 住 民 税 徴 収 確 保 促 進 ワーキンググルー プ を 設 置 し 県 と 全 市 町 が 検 討 を 重 ねてきた ワーキンググループの 検 討 結 果 を 踏 まえ 平 成 25 年 2 月 18 日 開 催 の 愛 媛 県 市 町 連 携 推 進 本 部 平 成 24 年 度 第 2 回 会 議 において 平 成 27 年 度 から 個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 を 全 市 町 一 斉 に 完 全 実 施 する ことが 決 定 された 個 人 住 民 税 徴 収 確 保 促 進 ワーキンググループ 構 成 市 町 : 各 市 町 個 人 住 民 税 担 当 課 長 県 : 各 地 方 局 担 当 課 長 各 支 局 税 務 室 長 市 町 振 興 課 長 税 務 課 長 第 1 回 会 議 平 成 24 年 9 月 14 日 ( 金 ) 第 2 回 会 議 平 成 24 年 11 月 7 日 ( 水 ) 第 3 回 会 議 平 成 24 年 12 月 26 日 ( 水 ) - 2 -

(5) 個 人 住 民 税 特 別 徴 収 完 全 実 施 プラン の 策 定 これらの 状 況 を 踏 まえて 全 県 的 かつ 効 果 的 に 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 を 進 めていく ため ワーキンググループにおいて 検 討 を 行 い 個 人 住 民 税 特 別 徴 収 完 全 実 施 プ ラン を 策 定 した 今 後 県 と 各 市 町 がこのプランにより 取 組 を 強 化 し 法 令 遵 守 の 徹 底 や 納 税 者 の 利 便 性 向 上 公 平 性 確 保 を 図 り 個 人 住 民 税 の 徴 収 確 保 を 目 指 すものである 個 人 住 民 税 徴 収 確 保 ワーキンググループ 第 1 回 会 議 平 成 26 年 3 月 18 日 ( 火 ) 2 取 組 の 基 本 方 針 (1) 全 市 町 一 斉 による 特 別 徴 収 完 全 実 施 に 向 けた 取 組 法 令 遵 守 の 徹 底 や 納 税 者 の 利 便 性 向 上 公 平 性 確 保 を 図 り 個 人 住 民 税 の 徴 収 確 保 を 目 指 すために 県 と 全 市 町 が 連 携 して 個 人 住 民 税 特 別 徴 収 の 全 市 町 一 斉 完 全 実 施 に 向 け 取 組 を 強 化 することとする 1 完 全 実 施 年 度 平 成 27 年 度 から 2 対 象 とする 事 業 者 常 時 2 人 以 下 の 家 事 使 用 人 のみを 雇 用 している 事 業 者 以 外 は すべて 特 別 徴 収 義 務 者 として 実 施 対 象 とする ( 所 得 税 法 の 対 象 と 同 じ) 3 全 県 的 な 取 組 一 つの 事 業 者 の 従 業 員 の 居 住 市 町 が2 以 上 の 市 町 にまたがり 複 数 市 町 の 特 別 徴 収 義 務 者 になることが 多 いため 市 町 単 独 で 特 別 徴 収 未 実 施 事 業 者 に 対 して 働 きかけるには 限 界 があることから 広 域 的 な 取 組 が 必 要 であり 県 と 県 内 全 市 町 が 連 携 し 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 に 向 けて 一 斉 に 取 り 組 むものである (2) 具 体 的 な 取 組 内 容 1 広 報 活 動 ⅰ) 啓 発 リーフレット ポスター 等 の 作 成 事 業 者 へ 特 別 徴 収 制 度 を 周 知 するとともに 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 に 向 けて PRするため 啓 発 リーフレット ポスター 等 を 作 成 する 広 報 用 資 材 作 成 チームにおいて 検 討 の 上 県 ( 本 庁 )が 共 通 のリーフレット ポスター スイングポップを 作 成 し 関 係 機 関 へ 配 布 する (リーフレット ポスター5~6 月 スイングポップ10 月 ) 市 町 においても 必 要 に 応 じ 独 自 のリーフレット 等 を 作 成 し 配 布 する ( 随 時 ) 市 町 は 事 業 者 に 文 書 等 を 発 送 する 際 には 啓 発 リーフレットを 同 封 する - 3 -

ⅱ)ホームページへの 掲 載 県 各 市 町 のホームページにより 平 成 27 年 度 からの 個 人 住 民 税 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 について 広 報 する ホームページには 個 人 住 民 税 特 別 徴 収 完 全 実 施 プラン 特 別 徴 収 マニ ュアル 特 別 徴 収 に 関 するQ&A のほか 特 別 徴 収 未 実 施 事 業 者 に 対 す るお 知 らせや 特 別 徴 収 に 関 する 手 続 等 を 掲 載 する ( 随 時 ) ⅲ) 広 報 紙 への 掲 載 県 各 市 町 の 広 報 紙 により 平 成 27 年 度 からの 個 人 住 民 税 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 について 広 報 する 県 ( 本 庁 ) 及 び 各 市 町 ともに 実 施 予 告 周 知 文 書 実 施 予 告 通 知 書 給 与 支 払 報 告 書 等 の 発 送 時 期 にあわせて 広 報 紙 に 掲 載 する (8 月 頃 11 月 頃 1 月 頃 など) ⅳ)テレビ ラジオ 等 ( 広 報 番 組 )でのPR テレビ ラジオ 等 の 広 報 番 組 により 平 成 27 年 度 からの 個 人 住 民 税 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 について 広 報 する 県 ( 本 庁 )は テレビ ラジオ 等 の 県 政 広 報 番 組 でPRする (7~8 月 頃 27 年 4~5 月 頃 ) 市 町 は 地 上 波 CATVにおいて 市 町 の 広 報 枠 があるなど 実 施 可 能 な 場 合 には 市 町 政 広 報 番 組 においてPRする ( 実 施 可 能 な 時 期 ) ⅴ) 記 者 クラブへの 情 報 提 供 平 成 27 年 度 からの 個 人 住 民 税 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 について 記 者 クラブへ 情 報 提 供 する 県 ( 本 庁 )は 平 成 27 年 度 からの 個 人 住 民 税 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 に 関 す る 情 報 を 作 成 し 県 の 記 者 クラブに 提 供 する (7~8 月 頃 27 年 4~5 月 頃 ) 2 関 係 団 体 や 未 実 施 事 業 者 に 対 する 要 請 活 動 ⅰ) 関 係 団 体 に 対 する 制 度 周 知 及 び 協 力 要 請 関 係 団 体 に 対 して 特 別 徴 収 制 度 の 周 知 や 完 全 実 施 に 向 けた 協 力 要 請 を 行 う 主 な 関 係 団 体 として 商 工 会 議 所 ( 連 合 会 ) 商 工 会 ( 連 合 会 ) 法 人 会 ( 連 合 会 ) 税 理 士 会 医 師 会 など 県 ( 本 庁 )は 県 組 織 の 関 係 団 体 を 訪 問 し 協 力 を 求 めるほか 団 体 の 総 会 等 の 場 で 説 明 を 行 うなどして 会 員 への 周 知 を 図 る (4~7 月 頃 ) また 各 地 方 局 と 管 内 市 町 は 管 内 組 織 の 関 係 団 体 を 訪 問 し 協 力 を 求 める (8~11 月 頃 ) 機 関 紙 や 研 修 会 等 での 制 度 周 知 を 依 頼 する リーフレットの 配 布 とポスター 掲 示 を 依 頼 する 団 体 ごとの 未 実 施 事 業 者 数 や 未 実 施 割 合 が 算 出 できるものについては その 数 値 を 示 して 特 別 徴 収 実 施 の 助 言 指 導 を 依 頼 する - 4 -

必 要 に 応 じ 県 ( 本 庁 ) 及 び 市 町 の 関 係 団 体 の 所 管 部 局 へもそれぞれが 協 力 を 依 頼 する 各 地 方 局 と 管 内 市 町 は 税 理 士 や 公 認 会 計 士 の 事 務 所 に 対 し 税 申 告 業 務 等 で 関 与 する 未 実 施 事 業 者 の 特 別 徴 収 への 切 替 指 導 を 強 く 要 請 する ⅱ) 未 実 施 事 業 者 に 対 する 制 度 周 知 及 び 個 別 要 請 特 別 徴 収 の 未 実 施 事 業 者 に 対 して 特 別 徴 収 完 全 実 施 の 周 知 文 書 を 送 付 する とともに 各 地 方 局 と 管 内 市 町 の 職 員 が 共 同 で 個 別 訪 問 を 実 施 する 各 地 方 局 と 管 内 市 町 の 連 名 により 特 別 徴 収 の 実 施 予 告 周 知 文 書 を 送 付 す る (7~8 月 頃 ) 各 地 方 局 と 管 内 市 町 は 訪 問 先 や 訪 問 方 法 ( 事 前 連 絡 ) 等 について 協 議 の 上 未 実 施 事 業 者 の 個 別 訪 問 を 実 施 する (8~12 月 頃 ) なお 必 要 に 応 じて 訪 問 済 みの 事 業 者 に 対 しても 再 度 個 別 訪 問 を 実 施 する とともに 特 別 徴 収 未 実 施 の 税 理 士 会 計 士 事 務 所 に 対 しては 特 に 重 点 的 に 指 導 する 3 説 明 会 ⅰ) 年 末 調 整 説 明 会 税 務 署 が 行 う 年 末 調 整 説 明 会 において 地 方 局 と 市 町 の 職 員 が 特 別 徴 収 制 度 を 周 知 し 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 を 呼 びかける 税 務 署 が 実 施 する 年 末 調 整 説 明 会 に 地 方 局 と 市 町 が 参 加 し リーフレット 特 別 徴 収 マニュアル 特 別 徴 収 に 関 するQ&A 等 を 配 布 し 制 度 を 説 明 する (11 月 ) 特 別 徴 収 制 度 の 概 要 完 全 実 施 の 取 組 の 説 明 具 体 的 な 事 務 手 続 ( 給 与 報 告 税 額 通 知 納 付 異 動 届 等 )の 説 明 ⅱ)その 他 説 明 会 各 地 域 の 実 情 に 応 じ 地 方 局 と 市 町 の 職 員 が 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 に 向 けた 事 業 者 向 けの 説 明 会 を 実 施 する 地 方 局 と 市 町 が 関 係 団 体 の 協 力 を 得 るなどして 関 係 団 体 主 催 研 修 会 等 で リーフレット 特 別 徴 収 マニュアル 特 別 徴 収 に 関 するQ&A 等 を 配 布 し 制 度 を 説 明 する (8~12 月 ) 特 別 徴 収 制 度 の 概 要 完 全 実 施 の 取 組 の 説 明 具 体 的 な 事 務 手 続 ( 給 与 報 告 税 額 通 知 納 付 異 動 届 等 )の 説 明 4 その 他 ⅰ) 実 施 予 告 通 知 書 等 の 送 付 平 成 27 年 度 に 新 たに 特 別 徴 収 の 対 象 となる 事 業 者 の 事 務 が 円 滑 に 行 えるよ う 実 施 予 告 通 知 書 等 を 送 付 する 各 市 町 は 特 別 徴 収 の 未 実 施 事 業 者 に 対 して 平 成 27 年 度 から 特 別 徴 収 に 強 制 的 に 切 替 える 旨 の 実 施 予 告 通 知 書 を 送 付 する (11~12 月 ) 平 成 27 年 度 個 人 住 民 税 の 税 額 通 知 においては 特 別 徴 収 に 切 替 えた 旨 を 通 知 する ( 実 施 通 知 )(27 年 5 月 ) - 5 -

ⅱ) 公 共 調 達 等 入 札 参 加 資 格 への 要 件 化 実 施 可 能 な 市 町 は 公 共 調 達 等 の 入 札 参 加 資 格 において 個 人 住 民 税 特 別 徴 収 の 実 施 を 要 件 化 し 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 の 徹 底 を 図 る ( 平 成 26 年 度 中 ) ⅲ) 切 替 拒 否 事 業 者 への 対 応 地 方 局 と 市 町 は 特 別 徴 収 への 切 替 を 拒 否 する 事 業 者 に 対 して 特 別 徴 収 は 法 令 に 定 める 義 務 であり 実 施 後 ( 特 別 徴 収 税 額 の 通 知 後 )に 納 付 がなければ 給 与 から 天 引 きしているかどうかにかかわらず 滞 納 処 分 ( 差 押 等 )を 実 施 する ことになる 旨 を 説 明 し 理 解 を 求 める ( 随 時 ) ⅳ)ワーキンググループ 会 議 個 人 住 民 税 徴 収 確 保 促 進 ワーキンググループ 会 議 については 特 別 徴 収 完 全 実 施 に 向 けた 市 町 間 の 情 報 共 有 や 調 整 等 が 必 要 な 重 要 事 項 を 協 議 するため 年 2 回 程 度 開 催 する (6 月 頃 12 月 頃 を 想 定 ) ⅴ) 推 進 チーム 会 議 個 人 住 民 税 特 別 徴 収 推 進 チーム 会 議 については 特 別 徴 収 完 全 実 施 に 向 けた 具 体 的 な 取 組 を 進 めていく 上 で 市 町 間 の 実 務 的 協 議 が 必 要 な 場 合 に 開 催 する ( 随 時 ) (3) 取 組 による 効 果 1 法 令 遵 守 の 徹 底 給 与 所 得 者 の 個 人 住 民 税 については 地 方 税 法 第 321 条 の3の 規 定 により 市 町 村 は 法 令 等 に 定 める 例 外 を 除 いて 特 別 徴 収 の 方 法 により 徴 収 することとされて いる また 地 方 税 法 第 321 条 の4の 規 定 により 給 与 支 払 者 である 事 業 者 ( 特 別 徴 収 義 務 者 )のうち 所 得 税 法 第 183 条 の 規 定 による 所 得 税 の 源 泉 徴 収 義 務 のある 者 を 県 内 市 町 の 条 例 により 特 別 徴 収 義 務 者 として 包 括 的 に 指 定 している しかしながら 市 町 村 においては 本 県 のみならず 全 国 的 な 問 題 として 本 来 特 別 徴 収 をすべき 事 業 者 ( 給 与 支 払 者 )に 対 して 普 通 徴 収 を 容 認 してきた 経 緯 がある このため 特 別 徴 収 への 切 替 に 応 じない 事 業 者 に 対 しても 全 県 的 に 法 令 遵 守 の 徹 底 を 図 っていくものとする 2 納 税 者 の 利 便 性 向 上 と 公 平 性 確 保 普 通 徴 収 の 納 期 が 年 4 回 ( 市 町 により 異 なる)であるのに 対 して 特 別 徴 収 は 年 12 回 であるため 納 税 者 の1 回 当 たりの 納 税 額 が 少 なくなり 負 担 が 緩 和 され る また 納 税 者 が 納 税 するために 金 融 機 関 や 市 町 の 窓 口 に 出 向 く 手 間 が 省 け 納 め 忘 れて 滞 納 したり 延 滞 金 がかかる 心 配 がないなど 納 税 者 の 利 便 性 が 向 上 される - 6 -

事 業 者 においては 既 に 特 別 徴 収 を 実 施 している 事 業 者 と 未 実 施 の 事 業 者 と の 税 の 賦 課 徴 収 の 公 平 性 が 確 保 される また 給 与 所 得 者 においては 普 通 徴 収 による 納 付 の 場 合 には 滞 納 につながるケースもあることから 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 により 徴 収 方 法 の 違 いから 生 じている 税 負 担 の 格 差 が 解 消 され 公 平 性 が 確 保 される 3 滞 納 の 未 然 防 止 による 税 収 確 保 普 通 徴 収 の 徴 収 率 は 94.1%であるが 特 別 徴 収 による 徴 収 率 は 99.9%であり 滞 納 の 未 然 防 止 により 徴 収 率 の 向 上 と 滞 納 繰 越 額 の 縮 減 が 図 られる 個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 普 通 徴 収 別 の 徴 収 率 滞 納 繰 越 額 ( 現 年 課 税 分 ) ( 単 位 :% 千 円 ) 年 度 特 別 徴 収 普 通 徴 収 合 計 徴 収 率 滞 納 繰 越 額 徴 収 率 滞 納 繰 越 額 徴 収 率 滞 納 繰 越 額 24 年 度 99.9 87,100 94.1 1,734,727 98.0 1,821,827 21 年 度 99.8 132,437 92.2 2,790,448 97.0 2,922,886 出 典 : 各 市 町 からの 報 告 数 値 (4) 取 組 実 施 による 税 収 効 果 試 算 平 成 25 年 度 市 町 村 税 課 税 状 況 等 の 調 ( 総 務 省 調 査 )によると 平 成 25 年 度 の 本 県 全 体 の 普 通 徴 収 分 の 課 税 額 のうち 給 与 所 得 者 に 対 する 個 人 市 町 村 民 税 の 課 税 額 は9,401 百 万 円 であり 県 内 各 市 町 に 平 成 24 年 度 現 年 課 税 分 の 徴 収 率 を 照 会 したところ 全 体 で98.0% そのうち 普 通 徴 収 分 は94.1% 特 別 徴 収 分 は99.9%となっており 特 別 徴 収 分 が5.8ポイント 上 回 っている 試 算 給 与 所 得 者 に 対 する 普 通 徴 収 分 の 個 人 市 町 村 民 税 の 課 税 額 は9,401 百 万 円 で 普 通 徴 収 に 係 る 給 与 所 得 者 ( 普 通 徴 収 分 の 徴 収 率 94.1%)の 収 入 見 込 額 は 8,846 百 万 円 となる これがすべて 普 通 徴 収 から 特 別 徴 収 に 切 り 替 わった( 特 別 徴 収 分 の 徴 収 率 99.9%)ものと 仮 定 すると 収 入 見 込 額 は9,392 百 万 円 となり 特 別 徴 収 に 切 り 替 わった 増 収 効 果 として 個 人 市 町 村 民 税 分 は 約 545 百 万 円 が 期 待 できる また 個 人 県 民 税 も 約 364 百 万 円 の 増 収 効 果 となり 個 人 住 民 税 全 体 で 約 909 百 万 円 の 増 収 効 果 が 期 待 できる - 7 -

3 参 考 資 料 資 料 1 個 人 住 民 税 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 に 向 けた 取 組 スケジュール 25 年 度 26 年 度 27 年 度 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 1 広 報 活 動 (1) 啓 発 リーフレッ ト ポスター 等 の 作 成 (2) ホームページ への 掲 載 (3) 広 報 紙 への 掲 載 (4) テレビ ラジオ 等 ( 広 報 番 組 )での PR 25 年 度 作 成 分 使 用 随 時 掲 載 更 新 県 ( 本 庁 ) 県 ( 本 庁 ) リーフレット ポスター 作 成 スイングポップ 作 成 県 ( 本 庁 ) 市 町 26 年 度 作 成 分 使 用 県 ( 本 庁 ) 市 町 県 ( 本 庁 ) 県 ( 本 庁 ) ( 要 請 活 動 等 について) ( 実 施 通 知 について) (5) 記 者 クラブへの 情 報 提 供 2 要 請 活 動 (1) 関 係 団 体 に 対 す る 制 度 周 知 及 び 協 力 要 請 (2) 未 実 施 事 業 者 に 対 する 制 度 周 知 及 び 個 別 訪 問 3 説 明 会 (1) 年 末 調 整 説 明 会 ( 各 税 務 署 管 内 ) (2) その 他 の 説 明 会 4 その 他 ( 給 与 報 告 提 出 ) ( 県 組 織 ) 県 ( 本 庁 ) 県 ( 本 庁 ) ( 要 請 活 動 等 について) ( 実 施 通 知 について) 県 ( 本 庁 ) ( 管 内 組 織 ) 地 方 局 市 町 連 名 実 施 予 告 周 知 文 書 の 送 付 個 別 訪 問 地 方 局 市 町 地 方 局 市 町 地 方 局 市 町 地 方 局 市 町 関 係 団 体 主 催 研 修 会 等 での 説 明 (1) 実 施 予 告 通 知 書 等 の 送 付 市 町 市 町 実 施 予 告 通 知 書 の 送 付 税 額 通 知 (26 年 度 ) 税 額 通 知 (27 年 度 ) 実 施 通 知 (2) 公 共 調 達 等 入 札 参 加 者 資 格 への 要 件 化 実 施 可 能 な 市 町 は 入 札 参 加 者 資 格 への 要 件 化 に 取 組 市 町 (3) 切 替 拒 否 事 業 者 への 対 応 (4) WG 会 議 (5) 推 進 チーム 会 議 必 要 に 応 じて 開 催 地 方 局 市 町 市 町 - 8 -

資 料 2 広 報 用 資 材 県 と 市 町 が 連 携 し 以 下 の 広 報 用 資 材 を 使 用 して 特 別 徴 収 完 全 実 施 の 周 知 徹 底 を 図 る 1 リーフレット ポスター 資 料 2-1:リーフレット( 平 成 25 年 度 ) 資 料 2-2:ポスター( 平 成 25 年 度 ) 2 スイングポップ 3 制 度 周 知 文 書 資 料 2-3: 関 係 団 体 への 制 度 周 知 用 ( 平 成 25 年 度 ) 資 料 2-4: 管 内 関 係 団 体 への 制 度 周 知 用 ( 平 成 25 年 度 ) 資 料 2-5: 各 事 業 者 への 制 度 周 知 用 ( 平 成 25 年 度 ) 上 記 制 度 周 知 用 文 書 については 適 宜 内 容 を 修 正 の 上 使 用 するものとする - 9 -

資 料 2-1:リーフレット 表 面 ( 平 成 25 年 度 ) - 10 -

資 料 2-1:リーフレット 裏 面 ( 平 成 25 年 度 ) - 11 -

資 料 2-2:ポスター( 平 成 25 年 度 ) - 12 -

資 料 2-3: 関 係 団 体 への 制 度 周 知 用 ( 平 成 25 年 度 ) 平 成 25 年 月 日 団 体 各 位 愛 媛 県 総 務 部 長 個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 について 平 素 から 本 県 及 び 県 内 市 町 の 税 務 行 政 の 推 進 に 御 理 解 と 御 協 力 を 賜 り 厚 くお 礼 申 し 上 げます さて 所 得 税 の 源 泉 徴 収 義 務 のある 事 業 所 は 地 方 税 法 第 321 条 の 4 及 び 市 町 村 の 条 例 により 個 人 住 民 税 ( 県 民 税 市 町 村 民 税 )の 特 別 徴 収 ( 給 与 天 引 き)が 義 務 付 けられていますが 県 内 の 給 与 所 得 者 の 約 3 割 が 特 別 徴 収 されず 個 人 が 納 付 書 で 直 接 納 める 普 通 徴 収 により 納 税 されるなど 特 別 徴 収 の 実 施 が 徹 底 されておりません このため 法 令 遵 守 と 納 税 の 公 平 性 確 保 を 図 るためにも 全 県 的 な 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 に 向 けた 取 組 が 必 要 となり 県 と 県 内 の 全 市 町 では 給 与 所 得 者 の 個 人 住 民 税 に ついて 平 成 27 年 度 から 個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 を 全 市 町 一 斉 に 完 全 実 施 する こととし 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 に 向 けて 取 り 組 んでおります つきましては 貴 団 体 におかれましても 個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 の 実 施 について 御 理 解 を 賜 りますとともに 誠 に 恐 縮 ですが 会 員 へ 周 知 していただきますようお 願 い 申 し 上 げます お 問 い 合 わせ 先 愛 媛 県 総 務 部 管 理 局 市 町 振 興 課 089-941-2111( 内 線 2214) 愛 媛 県 総 務 部 行 財 政 改 革 局 税 務 課 089-912-2204( 内 線 2204) 特 別 徴 収 の 手 続 については 各 市 町 の 住 民 税 担 当 課 にお 問 い 合 わせください 資 料 14ページのQ&Aを 添 付 すること - 13 -

個 人 住 民 税 特 別 徴 収 Q&A Q1 特 別 徴 収 とは 何 ですか? A 個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 とは 事 業 主 ( 給 与 支 払 者 )が 所 得 税 の 源 泉 徴 収 と 同 じよ うに 従 業 員 ( 納 税 義 務 者 )に 代 わり 毎 月 従 業 員 に 支 払 う 給 与 から 個 人 住 民 税 を 給 与 天 引 きし 納 入 していただく 制 度 です Q2 特 別 徴 収 はしなくてはいけないのですか? A 所 得 税 の 源 泉 徴 収 義 務 のある 事 業 主 ( 給 与 支 払 者 )は 従 業 員 ( 納 税 義 務 者 )の 個 人 住 民 税 を 特 別 徴 収 することが 法 律 ( 地 方 税 法 第 321 条 の4 及 び 市 町 条 例 )に より 義 務 付 けられています Q3 従 業 員 は 家 族 だけなので 特 別 徴 収 はしなくてもよいでしょうか? A 家 族 であっても 特 別 徴 収 を 行 う 義 務 があります ただし 常 時 2 人 以 下 の 家 事 使 用 人 のみに 給 与 を 支 払 う 場 合 は 特 別 徴 収 しなくても 構 いません Q4 従 業 員 はパートやアルバイトであっても 特 別 徴 収 しなければなりませんか? A 原 則 として アルバイト パート 役 員 等 全 ての 従 業 員 から 特 別 徴 収 する 必 要 が あります ただし 次 の 場 合 は 特 別 徴 収 を 行 う 必 要 はありません 支 給 期 間 が1ヶ 月 を 超 える 期 間 により 定 められている 給 与 のみの 支 払 いを 受 け ている 場 合 等 Q5 従 業 員 の 少 ない 事 業 所 でも 特 別 徴 収 しなければなりませんか? A しなければなりません ただし 従 業 員 ( 納 税 義 務 者 )が 常 時 10 人 未 満 の 事 業 所 の 場 合 は 市 町 村 に 申 請 し 承 認 を 受 けることにより 年 12 回 の 納 期 を 年 2 回 にする 制 度 ( 納 期 の 特 例 )を 利 用 することができます Q6 従 業 員 の 就 退 職 の 回 数 が 多 く 従 業 員 には 普 通 徴 収 にしてもらっているが 今 のま まではいけないのでしょうか? A 事 業 主 ( 給 与 支 払 者 )が 特 別 徴 収 義 務 者 となることは 法 令 ( 地 方 税 法 第 321 条 の4)に 定 められています 事 務 が 煩 雑 であることを 理 由 に 普 通 徴 収 とすること はできません Q7 特 別 徴 収 を 拒 否 し 滞 納 した 場 合 はどうなるのですか? A 特 別 徴 収 義 務 者 である 事 業 主 が 特 別 徴 収 しない 又 は 滞 納 した 場 合 は 事 業 主 あて に 督 促 状 が 発 送 されます 督 促 状 が 発 送 された 日 から 10 日 を 経 過 しても 納 入 が 確 認 できない 場 合 は 滞 納 処 分 ( 差 押 )を 受 けることになります ( 市 町 から 従 業 員 本 人 へ 請 求 することはできません ) また 地 方 税 法 第 324 条 第 3 項 の 規 定 により 10 年 以 下 の 懲 役 若 しくは 200 万 円 以 下 の 罰 金 に 処 され 又 は 懲 役 及 び 罰 金 を 併 科 されることがあります このQ&Aは 資 料 2-3~ 資 料 2-5 の 周 知 文 書 に 添 付 - 14 -

資 料 2-4: 管 内 関 係 団 体 への 制 度 周 知 用 ( 平 成 25 年 度 ) 平 成 25 年 月 日 団 体 各 位 愛 媛 県 地 方 局 課 長 市 町 課 長 市 町 課 長 市 町 課 長 市 町 課 長 個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 について 平 素 から 本 県 及 び 県 内 市 町 の 税 務 行 政 の 推 進 に 御 理 解 と 御 協 力 を 賜 り 厚 くお 礼 申 し 上 げます さて 所 得 税 の 源 泉 徴 収 義 務 のある 事 業 所 は 地 方 税 法 第 321 条 の 4 及 び 市 町 村 の 条 例 により 個 人 住 民 税 ( 県 民 税 市 町 村 民 税 )の 特 別 徴 収 ( 給 与 天 引 き)が 義 務 付 けられていますが 県 内 の 給 与 所 得 者 の 約 3 割 が 特 別 徴 収 されず 個 人 が 納 付 書 で 直 接 納 める 普 通 徴 収 により 納 税 されるなど 特 別 徴 収 の 実 施 が 徹 底 されておりません このため 法 令 遵 守 と 納 税 の 公 平 性 確 保 を 図 るためにも 全 県 的 な 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 に 向 けた 取 組 が 必 要 となり 県 と 県 内 の 全 市 町 では 給 与 所 得 者 の 個 人 住 民 税 に ついて 平 成 27 年 度 から 個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 を 全 市 町 一 斉 に 完 全 実 施 する こととし 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 に 向 けて 取 り 組 んでおります つきましては 貴 団 体 におかれましても 個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 の 実 施 について 御 理 解 を 賜 りますとともに 誠 に 恐 縮 ですが 会 員 へ 周 知 していただきますようお 願 い 申 し 上 げます お 問 い 合 わせ 先 特 別 徴 収 の 手 続 については 各 市 町 の 住 民 税 担 当 課 にお 問 い 合 わせください 市 役 所 〇 〇 課 000-000-000 ( 内 線 )000 市 役 所 〇 〇 課 000-000-000 ( 内 線 )000 町 役 場 〇 〇 課 000-000-000 ( 内 線 )000 町 役 場 〇 〇 課 000-000-000 ( 内 線 )000 または 地 方 局 課 000-000-000 ( 内 線 )000 資 料 14ページのQ&Aを 添 付 すること - 15 -

資 料 2-5: 各 事 業 者 への 制 度 周 知 用 ( 平 成 25 年 度 ) 平 成 25 年 月 日 各 位 愛 媛 県 地 方 局 課 長 市 町 課 長 市 町 課 長 市 町 課 長 市 町 課 長 個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 について 平 素 から 本 県 及 び 県 内 市 町 の 税 務 行 政 の 推 進 に 御 理 解 と 御 協 力 を 賜 り 厚 くお 礼 申 し 上 げます さて 所 得 税 の 源 泉 徴 収 義 務 のある 事 業 所 は 地 方 税 法 第 321 条 の 4 及 び 市 町 村 の 条 例 により 個 人 住 民 税 ( 県 民 税 市 町 村 民 税 )の 特 別 徴 収 ( 給 与 天 引 き)が 義 務 付 けられていますが 県 内 の 給 与 所 得 者 の 約 3 割 が 特 別 徴 収 されず 個 人 が 納 付 書 で 直 接 納 める 普 通 徴 収 により 納 税 されるなど 特 別 徴 収 の 実 施 が 徹 底 されておりません このため 法 令 遵 守 と 納 税 の 公 平 性 確 保 を 図 るためにも 全 県 的 な 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 に 向 けた 取 組 が 必 要 となり 県 と 県 内 の 全 市 町 では 給 与 所 得 者 の 個 人 住 民 税 に ついて 平 成 27 年 度 から 個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 を 全 市 町 一 斉 に 完 全 実 施 する こととし 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 に 向 けて 取 り 組 んでおります つきましては 特 別 徴 収 未 実 施 の 事 業 者 様 にあっては 別 添 リーフレットのとおり 特 別 徴 収 を 実 施 されますようお 願 い 申 し 上 げます お 問 い 合 わせ 先 特 別 徴 収 の 手 続 については 各 市 町 の 住 民 税 担 当 課 にお 問 い 合 わせください 市 役 所 〇 〇 課 000-000-000 ( 内 線 )000 市 役 所 〇 〇 課 000-000-000 ( 内 線 )000 町 役 場 〇 〇 課 000-000-000 ( 内 線 )000 町 役 場 〇 〇 課 000-000-000 ( 内 線 )000 または 地 方 局 課 000-000-000 ( 内 線 )000 資 料 14ページのQ&Aを 添 付 すること - 16 -

資 料 3 個 人 住 民 税 特 別 徴 収 にかかる 関 係 指 標 市 町 別 の 特 別 徴 収 実 施 率 ( 給 与 所 得 者 ベース) ( 平 成 24 年 度 ) 市 町 名 給 与 所 得 者 数 (A) 給 与 所 得 者 のうち 特 別 徴 収 給 与 所 得 者 数 (B) 給 与 所 得 者 のうち 普 通 徴 収 給 与 所 得 者 数 (A-B) ( 単 位 : 人 %) 実 施 率 松 山 市 173,752 122,468 51,284 70.48 今 治 市 52,877 34,292 18,585 64.85 宇 和 島 市 23,825 15,997 7,828 67.14 八 幡 浜 市 11,841 7,965 3,876 67.27 新 居 浜 市 42,626 32,915 9,711 77.22 西 条 市 37,842 27,724 10,118 73.26 大 洲 市 14,123 10,427 3,696 73.83 伊 予 市 12,016 8,523 3,493 70.93 四 国 中 央 市 33,557 27,157 6,400 80.93 西 予 市 11,441 8,292 3,149 72.48 東 温 市 11,068 7,967 3,101 71.98 上 島 町 2,057 1,360 697 66.12 久 万 高 原 町 2,335 1,575 760 67.45 松 前 町 10,352 7,357 2,995 71.07 砥 部 町 7,161 4,776 2,385 66.69 内 子 町 5,036 3,588 1,448 71.25 伊 方 町 2,841 1,870 971 65.82 松 野 町 1,129 798 331 70.68 鬼 北 町 3,035 2,225 810 73.31 愛 南 町 6,279 3,925 2,354 62.51 計 465,193 331,201 133,992 71.20 出 典 : 平 成 24 年 度 課 税 状 況 調 ( 注 ) 実 施 率 とは 給 与 所 得 者 数 (A)に 占 める 特 別 徴 収 給 与 所 得 者 数 (B)の 割 合 B/A - 17 -

市 町 別 の 特 別 徴 収 実 施 率 ( 事 業 者 ベース) ( 平 成 24 年 度 ) 市 町 名 事 業 者 数 (A) 特 別 徴 収 実 施 事 業 者 数 (B) 特 別 徴 収 未 実 施 事 業 者 数 (A-B) ( 単 位 : 者 %) 実 施 率 (B/A) 松 山 市 21,048 9,239 11,809 43.89 今 治 市 7,907 3,104 4,803 39.26 宇 和 島 市 6,535 1,576 4,959 24.12 八 幡 浜 市 2,107 959 1,148 45.51 新 居 浜 市 5,734 3,074 2,660 53.61 西 条 市 5,674 3,098 2,576 54.60 大 洲 市 2,325 1,482 843 63.74 伊 予 市 4,014 2,180 1,834 54.31 四 国 中 央 市 3,567 2,319 1,248 65.01 西 予 市 2,995 1,100 1,895 36.73 東 温 市 3,998 1,891 2,107 47.30 上 島 町 385 213 172 55.32 久 万 高 原 町 782 261 521 33.38 松 前 町 3,942 1,971 1,971 50.00 砥 部 町 3,496 1,643 1,853 47.00 内 子 町 1,167 686 481 58.78 伊 方 町 719 302 417 42.00 松 野 町 333 223 110 66.97 鬼 北 町 720 429 291 59.58 愛 南 町 1,117 551 566 49.33 計 78,565 36,301 42,264 46.21 出 典 : 各 市 町 からの 報 告 数 値 ( 注 ) 実 施 率 とは 事 業 者 数 (A)に 占 める 特 別 徴 収 実 施 事 業 者 数 (B)の 割 合 事 業 者 数 (A): 登 録 事 業 者 のうち 所 得 税 課 税 者 のいる 事 業 者 数 特 別 徴 収 実 施 事 業 者 数 (B): 特 別 徴 収 税 額 を 通 知 している 事 業 者 数 - 18 -

個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 普 通 徴 収 別 の 徴 収 率 滞 納 繰 越 額 ( 平 成 24 年 度 : 現 年 課 税 分 ) ( 単 位 :% 千 円 ) 特 別 徴 収 普 通 徴 収 合 計 市 町 名 徴 収 率 滞 納 繰 越 額 徴 収 率 滞 納 繰 越 額 徴 収 率 滞 納 繰 越 額 松 山 市 99.9 34,740 93.3 756,902 97.8 791,642 今 治 市 99.9 6,918 94.0 273,767 97.5 280,685 宇 和 島 市 99.9 930 95.6 65,001 98.5 65,931 八 幡 浜 市 99.9 2,117 95.8 35,071 98.4 37,188 新 居 浜 市 99.8 11,040 92.9 141,549 98.4 152,589 西 条 市 99.9 3,026 94.1 140,210 98.1 143,237 大 洲 市 99.9 706 93.8 43,674 98.2 44,380 伊 予 市 99.9 1,345 95.4 34,748 98.3 36,093 四 国 中 央 市 99.8 8,322 92.7 106,898 98.3 115,220 西 予 市 99.9 349 97.3 18,943 99.0 19,292 東 温 市 99.1 14,743 95.2 29,874 98.1 44,617 上 島 町 99.9 217 97.6 3,956 99.0 4,173 久 万 高 原 町 100.0 0 97.5 2,888 99.3 2,888 松 前 町 99.9 1,225 97.1 19,978 99.0 21,203 砥 部 町 99.9 963 96.1 15,431 98.7 16,394 内 子 町 99.9 71 96.3 7,991 98.9 8,061 伊 方 町 100.0 0 95.0 8,296 98.3 8,296 松 野 町 100.0 0 95.5 2,203 98.5 2,203 鬼 北 町 100.0 0 97.5 3,311 99.3 3,311 愛 南 町 99.9 388 94.5 24,036 97.8 24,424 計 99.9 87,100 94.1 1,734,727 98.0 1,821,827 出 典 : 各 市 町 からの 報 告 数 値 - 19 -

資 料 4 関 係 法 令 地 方 税 法 第 321 条 の3 ( 給 与 所 得 に 係 る 個 人 の 市 町 村 民 税 の 特 別 徴 収 ) 第 三 百 二 十 一 条 の 三 市 町 村 は 納 税 義 務 者 が 前 年 中 において 給 与 の 支 払 を 受 けた 者 であり かつ 当 該 年 度 の 初 日 において 給 与 の 支 払 を 受 けている 者 ( 支 給 期 間 が 一 月 を 超 える 期 間 により 定 められている 給 与 のみの 支 払 を 受 けていることその 他 これに 類 する 理 由 がある ことにより 特 別 徴 収 の 方 法 によつて 徴 収 することが 著 しく 困 難 であると 認 められる 者 を 除 く 以 下 この 条 及 び 次 条 において 給 与 所 得 者 という )である 場 合 においては 当 該 納 税 義 務 者 に 対 して 課 する 個 人 の 市 町 村 民 税 のうち 当 該 納 税 義 務 者 の 前 年 中 の 給 与 所 得 に 係 る 所 得 割 額 及 び 均 等 割 額 の 合 算 額 は 特 別 徴 収 の 方 法 によつて 徴 収 するものとする ただし 当 該 市 町 村 内 に 給 与 所 得 者 が 少 ないことその 他 特 別 の 事 情 により 特 別 徴 収 を 行 う ことが 適 当 でないと 認 められる 市 町 村 においては 特 別 徴 収 の 方 法 によらないことができ る 2 前 項 の 給 与 所 得 者 について 当 該 給 与 所 得 者 の 前 年 中 の 所 得 に 給 与 所 得 以 外 の 所 得 があ る 場 合 においては 市 町 村 は 当 該 市 町 村 の 条 例 の 定 めるところによつて 当 該 給 与 所 得 以 外 の 所 得 に 係 る 所 得 割 額 を 同 項 本 文 の 規 定 によつて 特 別 徴 収 の 方 法 によつて 徴 収 すべ き 給 与 所 得 に 係 る 所 得 割 額 及 び 均 等 割 額 の 合 算 額 に 加 算 して 特 別 徴 収 の 方 法 によつて 徴 収 することができる ただし 第 三 百 十 七 条 の 二 第 一 項 の 申 告 書 に 給 与 所 得 以 外 の 所 得 に 係 る 所 得 割 額 を 普 通 徴 収 の 方 法 によつて 徴 収 されたい 旨 の 記 載 があるときは この 限 りで ない 3 前 項 本 文 の 規 定 によつて 給 与 所 得 者 の 給 与 所 得 以 外 の 所 得 に 係 る 所 得 割 額 を 特 別 徴 収 の 方 法 によつて 徴 収 することとなつた 後 において 当 該 給 与 所 得 者 について 給 与 所 得 以 外 の 所 得 に 係 る 所 得 割 額 の 全 部 又 は 一 部 を 特 別 徴 収 の 方 法 によつて 徴 収 することが 適 当 で ないと 認 められる 特 別 の 事 情 が 生 じたため 当 該 給 与 所 得 者 から 給 与 所 得 以 外 の 所 得 に 係 る 所 得 割 額 の 全 部 又 は 一 部 を 普 通 徴 収 の 方 法 により 徴 収 することとされたい 旨 の 申 出 が あつた 場 合 でその 事 情 がやむを 得 ないと 認 められるときは 市 町 村 は 当 該 特 別 徴 収 の 方 法 によつて 徴 収 すべき 給 与 所 得 以 外 の 所 得 に 係 る 所 得 割 額 でまだ 特 別 徴 収 により 徴 収 し ていない 額 の 全 部 又 は 一 部 を 普 通 徴 収 の 方 法 により 徴 収 するものとする 4 第 一 項 の 給 与 所 得 者 が 前 年 中 において 公 的 年 金 等 の 支 払 を 受 けた 者 であり かつ 当 該 年 度 の 初 日 において 第 三 百 二 十 一 条 の 七 の 二 第 一 項 に 規 定 する 老 齢 等 年 金 給 付 の 支 払 を 受 けている 年 齢 六 十 五 歳 以 上 の 者 である 場 合 における 前 二 項 の 規 定 の 適 用 については こ れらの 規 定 中 給 与 所 得 以 外 とあるのは 給 与 所 得 及 び 公 的 年 金 等 に 係 る 所 得 以 外 とする 地 方 税 法 第 321 条 の4 ( 給 与 所 得 に 係 る 特 別 徴 収 義 務 者 の 指 定 等 ) 第 三 百 二 十 一 条 の 四 市 町 村 は 前 条 の 規 定 によつて 特 別 徴 収 の 方 法 によつて 個 人 の 市 町 村 民 税 を 徴 収 しようとする 場 合 においては 当 該 年 度 の 初 日 において 同 条 の 納 税 義 務 者 に 対 して 給 与 の 支 払 をする 者 ( 他 の 市 町 村 内 において 給 与 の 支 払 をする 者 を 含 む )のうち 所 得 税 法 第 百 八 十 三 条 の 規 定 によつて 給 与 の 支 払 をする 際 所 得 税 を 徴 収 して 納 付 する 義 務 がある 者 を 当 該 市 町 村 の 条 例 によつて 特 別 徴 収 義 務 者 として 指 定 し これに 徴 収 させなけ ればならない この 場 合 においては 当 該 市 町 村 の 長 は 前 条 第 一 項 本 文 の 規 定 によつて 特 別 徴 収 の 方 法 によつて 徴 収 すべき 給 与 所 得 に 係 る 所 得 割 額 及 び 均 等 割 額 の 合 算 額 又 は これに 同 条 第 二 項 本 文 の 規 定 によつて 特 別 徴 収 の 方 法 によつて 徴 収 することとなる 給 与 所 得 以 外 の 所 得 に 係 る 所 得 割 額 ( 同 条 第 四 項 に 規 定 する 場 合 にあつては 同 項 の 規 定 によ - 20 -

り 読 み 替 えて 適 用 される 同 条 第 二 項 本 文 の 規 定 によつて 特 別 徴 収 の 方 法 によつて 徴 収 す ることとなる 給 与 所 得 及 び 公 的 年 金 等 に 係 る 所 得 以 外 の 所 得 に 係 る 所 得 割 額 )を 合 算 した 額 ( 以 下 この 節 において 給 与 所 得 に 係 る 特 別 徴 収 税 額 という )を 特 別 徴 収 の 方 法 に よつて 徴 収 する 旨 を 当 該 特 別 徴 収 義 務 者 及 びこれを 経 由 して 当 該 納 税 義 務 者 に 通 知 しな ければならない 2 市 町 村 長 が 前 項 後 段 の 規 定 によつて 特 別 徴 収 義 務 者 及 び 特 別 徴 収 義 務 者 を 経 由 して 納 税 義 務 者 に 対 してする 通 知 は 当 該 年 度 の 初 日 の 属 する 年 の 五 月 三 十 一 日 までにしなけれ ばならない 3 第 三 百 十 七 条 の 六 第 一 項 の 規 定 によつて 提 出 すべき 給 与 支 払 報 告 書 が 同 項 の 提 出 期 限 までに 提 出 されなかつたことその 他 やむを 得 ない 理 由 があることにより 市 町 村 長 が 前 項 に 規 定 する 期 日 までに 第 一 項 後 段 の 規 定 による 通 知 をすることができなかつた 場 合 にあ つては 当 該 期 日 後 において 当 該 通 知 をすることを 妨 げない ただし 次 条 第 一 項 の 規 定 によつて 当 該 通 知 のあつた 日 の 属 する 月 の 翌 月 から 翌 年 五 月 までの 間 において 給 与 所 得 に 係 る 特 別 徴 収 税 額 を 徴 収 することが 不 適 当 であると 認 められる 場 合 においては この 限 りでない 4 第 一 項 の 場 合 において 同 一 の 納 税 義 務 者 に 対 して 給 与 の 支 払 をする 者 が 二 以 上 あると きは 市 町 村 は 当 該 市 町 村 の 条 例 によつてこれらの 支 払 をする 者 の 全 部 又 は 一 部 を 特 別 徴 収 義 務 者 として 指 定 しなければならない この 場 合 において 特 別 徴 収 義 務 者 として 二 以 上 の 者 を 指 定 したときは 給 与 所 得 に 係 る 特 別 徴 収 税 額 をこれらの 者 が 当 該 年 度 中 にそ れぞれ 支 払 うべき 給 与 の 額 にあ(ヽ)ん(ヽ) 分 して これを 徴 収 させることができる 5 納 税 義 務 者 である 給 与 所 得 者 に 対 し 給 与 の 支 払 をする 者 に 当 該 年 度 の 初 日 の 翌 日 から 翌 年 の 四 月 三 十 日 までの 間 において 異 動 を 生 じた 場 合 において 当 該 給 与 所 得 者 が 当 該 給 与 所 得 者 に 対 して 新 たに 給 与 の 支 払 をする 者 となつた 者 ( 所 得 税 法 第 百 八 十 三 条 の 規 定 に よつて 給 与 の 支 払 をする 際 所 得 税 を 徴 収 して 納 付 する 義 務 がある 者 に 限 る 以 下 この 項 に おいて 同 じ )を 通 じて 当 該 異 動 によつて 従 前 の 給 与 の 支 払 をする 者 から 給 与 の 支 払 を 受 けなくなつた 日 の 属 する 月 の 翌 月 の 十 日 (その 支 払 を 受 けなくなつた 日 が 翌 年 の 四 月 中 である 場 合 には 同 月 三 十 日 )までに 前 条 第 一 項 本 文 の 規 定 により 特 別 徴 収 の 方 法 によ つて 徴 収 されるべき 前 年 中 の 給 与 所 得 に 係 る 所 得 割 額 及 び 均 等 割 額 の 合 算 額 ( 既 に 特 別 徴 収 の 方 法 によつて 徴 収 された 金 額 があるときは 当 該 金 額 を 控 除 した 金 額 )を 特 別 徴 収 の 方 法 によつて 徴 収 されたい 旨 の 申 出 をしたときは 市 町 村 は 当 該 給 与 所 得 者 に 対 して 新 たに 給 与 の 支 払 をする 者 となつた 者 を 当 該 市 町 村 の 条 例 によつて 特 別 徴 収 義 務 者 として 指 定 し これに 徴 収 させるものとする ただし 当 該 申 出 が 翌 年 の 四 月 中 にあつた 場 合 に おいて 当 該 給 与 所 得 者 に 対 して 新 たに 給 与 の 支 払 をする 者 となつた 者 を 特 別 徴 収 義 務 者 として 指 定 し これに 徴 収 させることが 困 難 であると 市 町 村 長 が 認 めるときは この 限 り でない 6 第 一 項 後 段 の 規 定 は 前 項 本 文 の 場 合 について 準 用 する 地 方 税 法 第 321 条 の5 ( 給 与 所 得 に 係 る 特 別 徴 収 税 額 の 納 入 の 義 務 等 ) 第 三 百 二 十 一 条 の 五 前 条 の 特 別 徴 収 義 務 者 は 同 条 第 二 項 に 規 定 する 期 日 までに 同 条 第 一 項 後 段 ( 同 条 第 六 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む )の 規 定 による 通 知 を 受 け 取 つた 場 合 にあつては 当 該 通 知 に 係 る 給 与 所 得 に 係 る 特 別 徴 収 税 額 の 十 二 分 の 一 の 額 を 六 月 から 翌 年 五 月 まで 当 該 期 日 後 に 当 該 通 知 を 受 け 取 つた 場 合 にあつては 当 該 通 知 に 係 る 給 与 所 得 に 係 る 特 別 徴 収 税 額 を 当 該 通 知 のあつた 日 の 属 する 月 の 翌 月 から 翌 年 五 月 までの 間 の 月 数 で 除 して 得 た 額 を 当 該 通 知 のあつた 日 の 属 する 月 の 翌 月 から 翌 年 五 月 まで それぞれ 給 与 の 支 払 をする 際 毎 月 徴 収 し その 徴 収 した 月 の 翌 月 の 十 日 までに これを 当 該 市 町 村 に - 21 -

納 入 する 義 務 を 負 う ただし 当 該 通 知 に 係 る 給 与 所 得 に 係 る 特 別 徴 収 税 額 が 均 等 割 額 に 相 当 する 金 額 以 下 である 場 合 には 当 該 通 知 に 係 る 給 与 所 得 に 係 る 特 別 徴 収 税 額 を 最 初 に 徴 収 すべき 月 に 給 与 の 支 払 をする 際 その 全 額 を 徴 収 し その 徴 収 した 月 の 翌 月 の 十 日 まで に これを 当 該 市 町 村 に 納 入 しなければならない 2 前 項 の 特 別 徴 収 義 務 者 は 前 条 の 規 定 によつてその 者 が 徴 収 すべき 給 与 所 得 に 係 る 特 別 徴 収 税 額 に 係 る 個 人 の 市 町 村 民 税 の 納 税 義 務 者 が 当 該 特 別 徴 収 義 務 者 から 給 与 の 支 払 を 受 けないこととなつた 場 合 においては その 事 由 が 発 生 した 日 の 属 する 月 の 翌 月 以 降 の 月 割 額 ( 前 項 の 規 定 によつて 特 別 徴 収 義 務 者 が 給 与 の 支 払 をする 際 毎 月 徴 収 すべき 額 をいう 以 下 この 項 次 項 及 び 第 三 百 二 十 一 条 の 六 第 二 項 において 同 じ )は これを 徴 収 して 納 入 する 義 務 を 負 わない ただし その 事 由 が 当 該 年 度 の 初 日 の 属 する 年 の 六 月 一 日 から 十 二 月 三 十 一 日 までの 間 において 発 生 し かつ 総 務 省 令 で 定 めるところによりその 事 由 が 発 生 した 日 の 属 する 月 の 翌 月 以 降 の 月 割 額 を 特 別 徴 収 の 方 法 によつて 徴 収 されたい 旨 の 納 税 義 務 者 からの 申 出 があつた 場 合 及 びその 事 由 がその 年 の 翌 年 の 一 月 一 日 から 四 月 三 十 日 までの 間 において 発 生 した 場 合 には 当 該 納 税 義 務 者 に 対 してその 年 の 五 月 三 十 一 日 までの 間 に 支 払 われるべき 給 与 又 は 退 職 手 当 等 で 当 該 月 割 額 の 全 額 に 相 当 する 金 額 を 超 えるものがあるときに 限 り その 者 に 支 払 われるべき 給 与 又 は 退 職 手 当 等 の 支 払 をする 際 当 該 月 割 額 の 全 額 ( 同 日 までに 当 該 給 与 又 は 退 職 手 当 等 の 全 部 又 は 一 部 の 支 払 がされない こととなつたときにあつては 同 日 までに 支 払 われた 当 該 給 与 又 は 退 職 手 当 等 の 額 から 徴 収 することができる 額 )を 徴 収 し その 徴 収 した 月 の 翌 月 十 日 までに これを 当 該 市 町 村 に 納 入 しなければならない 3 前 項 の 場 合 においては 特 別 徴 収 義 務 者 は 総 務 省 令 で 定 めるところにより 給 与 の 支 払 を 受 けないこととなつた 納 税 義 務 者 の 氏 名 その 者 に 係 る 給 与 所 得 に 係 る 特 別 徴 収 税 額 のうち 既 に 徴 収 した 月 割 額 の 合 計 額 その 他 必 要 な 事 項 を 記 載 した 届 出 書 を 当 該 特 別 徴 収 に 係 る 納 入 金 を 納 入 すべき 市 町 村 の 長 に 提 出 しなければならない 4 前 条 の 規 定 によつて 他 の 市 町 村 内 において 給 与 の 支 払 をする 者 が 特 別 徴 収 義 務 者 とし て 指 定 された 場 合 においては 当 該 特 別 徴 収 義 務 者 は その 納 入 すべき 納 入 金 を 当 該 他 の 市 町 村 内 に 所 在 する 銀 行 その 他 の 金 融 機 関 で 当 該 市 町 村 が 指 定 して 当 該 特 別 徴 収 義 務 者 に 通 知 したものに 払 い 込 むものとする この 場 合 においては 当 該 特 別 徴 収 義 務 者 が 当 該 通 知 に 係 る 金 融 機 関 に 払 い 込 んだ 時 に 当 該 市 町 村 にその 納 入 金 の 納 入 があつたものとみ なす 5 市 町 村 の 指 定 した 特 別 徴 収 義 務 者 が 国 の 機 関 である 場 合 における 第 三 百 二 十 六 条 第 一 項 の 規 定 の 適 用 については 当 該 特 別 徴 収 義 務 者 が 給 与 所 得 に 係 る 特 別 徴 収 税 額 に 係 る 納 入 金 に 相 当 する 金 額 の 資 金 を 日 本 銀 行 に 交 付 して 納 入 金 の 払 込 みをした 時 において 当 該 市 町 村 に 納 入 金 の 納 入 があつたものとみなす 地 方 税 法 第 321 条 の5の2 ( 給 与 所 得 に 係 る 特 別 徴 収 税 額 の 納 期 の 特 例 ) 第 三 百 二 十 一 条 の 五 の 二 第 三 百 二 十 一 条 の 四 の 特 別 徴 収 義 務 者 は その 事 務 所 事 業 所 そ の 他 これらに 準 ずるもので 給 与 の 支 払 事 務 を 取 り 扱 うもの( 給 与 の 支 払 を 受 ける 者 が 常 時 十 人 未 満 であるものに 限 る 以 下 この 項 において 事 務 所 等 という )につき 当 該 特 別 徴 収 に 係 る 納 入 金 を 納 入 すべき 市 町 村 の 長 の 承 認 を 受 けた 場 合 には 六 月 から 十 一 月 ま で 及 び 十 二 月 から 翌 年 五 月 までの 各 期 間 ( 当 該 各 期 間 のうちその 承 認 を 受 けた 日 の 属 する 期 間 については その 日 の 属 する 月 から 当 該 期 間 の 最 終 月 までの 期 間 )に 当 該 事 務 所 等 に おいて 支 払 つた 給 与 について 前 条 第 一 項 の 規 定 により 徴 収 した 給 与 所 得 に 係 る 特 別 徴 収 税 額 を 同 項 の 規 定 にかかわらず 当 該 各 期 間 に 属 する 最 終 月 の 翌 月 十 日 までに 当 該 市 町 村 に 納 入 することができる 前 条 第 二 項 ただし 書 の 規 定 により 徴 収 した 給 与 所 得 に 係 る 特 別 徴 収 税 額 についても 同 様 とする - 22 -

2 前 項 の 承 認 の 取 消 し 当 該 取 消 しがあつた 場 合 の 納 期 の 特 例 その 他 給 与 所 得 に 係 る 特 別 徴 収 税 額 の 納 期 の 特 例 に 関 し 必 要 な 事 項 は 政 令 で 定 める 地 方 税 法 第 321 条 の6 ( 給 与 所 得 に 係 る 特 別 徴 収 税 額 の 変 更 ) 第 三 百 二 十 一 条 の 六 市 町 村 長 は 第 三 百 二 十 一 条 の 四 第 一 項 から 第 三 項 まで( 同 条 第 六 項 において 同 条 第 一 項 後 段 の 規 定 を 準 用 する 場 合 を 含 む )の 規 定 によつて 給 与 所 得 に 係 る 特 別 徴 収 税 額 を 通 知 した 後 において 当 該 給 与 所 得 に 係 る 特 別 徴 収 税 額 に 誤 りがあること を 発 見 した 場 合 その 他 これを 変 更 する 必 要 がある 場 合 においては 直 ちに 当 該 給 与 所 得 に 係 る 特 別 徴 収 税 額 を 変 更 して その 旨 を 当 該 特 別 徴 収 義 務 者 及 びこれを 経 由 して 当 該 納 税 者 に 通 知 しなければならない 2 特 別 徴 収 義 務 者 が 前 項 の 通 知 を 受 け 取 つた 場 合 においては その 通 知 を 受 け 取 つた 日 の 属 する 月 以 後 において 徴 収 すべき 月 割 額 は 同 項 の 規 定 によつて 変 更 された 額 に 基 づいて 当 該 市 町 村 長 が 定 めるところによらなければならない 地 方 税 法 施 行 規 則 第 9 条 の5 ( 特 別 徴 収 に 係 る 給 与 所 得 者 異 動 届 出 書 の 提 出 義 務 ) 第 九 条 の 五 法 第 三 百 二 十 一 条 の 五 第 三 項 に 規 定 する 届 出 書 は 同 条 第 二 項 の 事 由 が 発 生 し た 日 の 属 する 月 の 翌 月 の 十 日 までに 提 出 しなければならない ただし 当 該 事 由 が 四 月 二 日 から 五 月 三 十 一 日 までの 間 に 生 じた 場 合 における 当 該 事 由 が 生 じた 者 に 係 る 市 町 村 民 税 を 当 該 年 度 から 新 たに 特 別 徴 収 の 方 法 によつて 徴 収 すべき 市 町 村 の 長 に 対 する 当 該 届 出 書 の 提 出 は 法 第 三 百 二 十 一 条 の 四 第 一 項 後 段 の 規 定 による 通 知 のあつた 日 の 属 する 月 の 翌 月 の 十 日 までとする 所 得 税 法 第 183 条 ( 源 泉 徴 収 義 務 ) 第 百 八 十 三 条 居 住 者 に 対 し 国 内 において 第 二 十 八 条 第 一 項 ( 給 与 所 得 )に 規 定 する 給 与 等 ( 以 下 この 章 において 給 与 等 という )の 支 払 をする 者 は その 支 払 の 際 その 給 与 等 について 所 得 税 を 徴 収 し その 徴 収 の 日 の 属 する 月 の 翌 月 十 日 までに これを 国 に 納 付 しなければならない 2 法 人 の 法 人 税 法 第 二 条 第 十 五 号 ( 定 義 )に 規 定 する 役 員 に 対 する 賞 与 については 支 払 の 確 定 した 日 から 一 年 を 経 過 した 日 までにその 支 払 がされない 場 合 には その 一 年 を 経 過 した 日 においてその 支 払 があつたものとみなして 前 項 の 規 定 を 適 用 する 所 得 税 法 第 184 条 ( 源 泉 徴 収 を 要 しない 給 与 等 の 支 払 者 ) 第 百 八 十 四 条 常 時 二 人 以 下 の 家 事 使 用 人 のみに 対 し 給 与 等 の 支 払 をする 者 は 前 条 の 規 定 にかかわらず その 給 与 等 について 所 得 税 を 徴 収 して 納 付 することを 要 しない - 23 -