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別 紙

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 最 高 号 給 の 給 料 月 額 243,7 37,8 35

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退職手当とは

請求内容は、「平成17年6月20日に仮契約を合意解除したが、狭山市は契約解除により損害を被っているから損害賠償請求権があるのに、この合意解除により違約金(損害賠償)をとることとしてないことから、違法な契約であり、この損害賠償請求権の不行使をもって「財産の管理を怠っている事実」とし、住民監査請求を求める」との請求内容のように解される

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m07 北見工業大学 様式①

土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主

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3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

目     次

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理化学研究所の役職員への兼業(兼職)依頼について

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基 準 地 価 格 3 年 に1 度 審 議 直 近 ではH23 年 12 月 に 審 議 土 地 評 価 替 えの 流 れと 固 定 資 産 評 価 審 議 会 基 準 地 とは 土 地 評 価 の 水 準 と 市 町 村 間 の 均 衡 を 確 保 するための 指 標 となるものであり 各 市

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根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

注 意 すべきポイント 1 入 社 誓 約 書 は 社 員 の 入 社 にあたり 入 社 前 に 社 員 としての 自 覚 を 促 すとともに 正 当 な 理 由 のない 内 定 辞 退 を 防 止 するために 提 出 させるものです 2 2 以 降 の 注 意 すべきポイントについては マイ 法

Transcription:

大 阪 市 監 査 委 員 御 中 第 1 監 査 の 請 求 の 趣 旨 住 民 監 査 請 求 書 2013 年 ( 平 成 25 年 )2 月 13 日 監 査 請 求 人 大 垣 さなゑ 他 別 紙 監 査 請 求 人 78 名 監 査 請 求 人 代 理 人 弁 護 士 阪 口 徳 雄 他 別 紙 7 名 1 橋 下 徹 市 長 は 奥 下 剛 光 特 別 秘 書 に 対 して2012 年 2 月 1 日 から2013 年 1 月 末 までの 間 に 支 給 した 給 与 手 当 賞 与 など 全 ての 金 額 の 返 還 請 求 をせよ 2 特 別 秘 書 の 条 例 の 制 定 及 び 採 用 が 違 法 不 当 でなかったとしても 橋 下 徹 市 長 は 奥 下 剛 光 特 別 秘 書 に 対 して2012 年 2 月 1 日 から2013 年 1 月 末 までの 間 の 同 秘 書 の 日 常 業 務 のうち 大 阪 市 の 公 務 に 従 事 していない 間 の 給 与 手 当 賞 与 相 当 分 の 返 還 請 求 をせよ 3 橋 下 徹 市 長 は 奥 下 剛 光 特 別 秘 書 に 対 して 今 後 給 与 手 当 賞 与 など 一 切 の 費 用 を 支 給 してはならない 第 2 監 査 請 求 の 理 由 1 特 別 職 の 秘 書 の 職 の 指 定 等 に 関 する 条 例 の 制 定 及 び 奥 下 剛 光 を 特 別 秘 書 に 採 用 したことの 市 長 としての 権 限 の 乱 用 (1) 橋 下 徹 後 援 会 のこの4 年 間 の 収 支 報 告 書 のうち 代 表 の 奥 下 素 子 奥 下 剛 光 及 び 奥 下 一 族 の 寄 付 パーテイー 券 の 斡 旋 寄 付 額 が 異 常 に 多 く 橋 下 徹 後 援 会 は 奥 下 一 族 が 支 えている ( 甲 1 号 証 ) 橋 下 徹 は 府 知 事 時 代 において 奥 下 剛 光 を 私 設 秘 書 に 採 用 し 同 人 が 大 阪 府 に 様 々な 口 利 きなどをしたとして 大 阪 府 のHPに 公 表 されている http://www.pref.osaka.jp/koho/hisho/ (2) 橋 下 徹 市 長 は 大 阪 市 の 市 長 に 当 選 するや 奥 下 剛 光 を 特 別 秘 書 に 採 用 す べく 2012 年 1 月 に 特 別 職 の 秘 書 の 職 の 指 定 等 に 関 する 条 例 の 制 定 を 関 係 部 署 に 準 備 させた

ちなみに 政 令 指 定 都 市 のうち 仙 台 市 さいたま 市 においては 同 様 の 条 例 が 過 去 に 制 定 されているが 請 求 人 らが 調 査 したところ 現 実 には 特 別 秘 書 は 採 用 されていない 岡 山 市 には 特 別 秘 書 制 度 の 条 例 があるが 秘 書 になり 得 る 者 は 弁 護 士 などの 法 的 資 格 を 有 する 者 に 限 定 しているので 条 例 の 趣 旨 が 違 う それ 以 外 の 政 令 指 定 都 市 にはそもそもこのような 特 別 秘 書 制 度 がない このような 特 別 秘 書 制 度 を 作 る 以 上 何 故 大 阪 市 にとって 特 別 秘 書 が 必 要 か 従 前 の 秘 書 を 活 用 することで 可 能 ではないか 等 について 検 討 し 仮 に 条 例 を 制 定 するにしても 税 金 で 雇 用 される 以 上 どのような 業 務 をさせる のか 特 に 橋 下 徹 の 場 合 には 維 新 の 会 の 代 表 も 兼 ねていたところ 政 治 活 動 と 大 阪 市 長 の 本 来 の 秘 書 との 業 務 の 区 分 混 同 について 防 止 などの 内 部 統 制 システム 特 に 日 常 の 管 理 監 督 をどうするのか 等 の 事 項 を 慎 重 に 検 討 す べきところ その 検 討 した 形 跡 が 全 くない その 結 果 特 別 秘 書 の 業 務 内 容 について 本 来 なすべき 業 務 の 定 めは 何 もない 有 様 であった このようなズサンな 条 例 の 制 定 に 至 った 理 由 は 橋 下 徹 市 長 は まず 奥 下 剛 光 を 特 別 秘 書 に 採 用 することありきであり 市 役 所 内 部 ではもちろん 議 会 で も 慎 重 な 審 議 がなく 多 数 決 で 本 条 例 が 制 定 された その 結 果 橋 下 徹 市 長 は2012 年 2 月 1 日 当 初 の 目 論 みの 通 り 奥 下 剛 光 を 特 別 秘 書 に 採 用 した 維 新 の 会 の 顧 問 であった 吹 田 市 長 が 吹 田 市 の 発 注 する 工 事 を 自 らの 後 援 会 幹 部 の 会 社 に 約 2200 万 の 太 陽 光 電 気 設 置 工 事 について 随 意 契 約 したことが 明 らかになり 厳 しく 世 間 から 批 判 され 副 市 長 が 辞 任 する までに 至 ったケースと 同 じ 手 法 である http://www.city.suita.osaka.jp/home/_57122.html 2 特 別 秘 書 への 給 与 などの 支 給 奥 下 剛 光 特 別 秘 書 の 給 与 は 課 長 級 として 高 待 遇 で 処 遇 している 大 阪 市 から 支 給 された 給 与 は 月 384,940 円 地 域 手 当 38,494 円 =423,434 円 (2012 年 4 月 以 降 は 給 料 が358,602 円 地 域

手 当 が35,860 円 =394,462 円 に 変 更 ) これに 夏 の 賞 与 818, 803 円 冬 の 賞 与 についても 衆 議 院 の 選 挙 期 間 中 休 職 していたにも 関 わ らず 743,954 円 も 支 給 され 昨 年 12 月 10 日 までに 支 給 された 総 額 は 合 計 5,565,321 円 に 達 している 3 奥 下 特 別 秘 書 の 業 務 内 容 等 が 一 切 不 明 (1) 特 別 秘 書 に 関 する 情 報 公 開 の 結 果 判 明 した 事 実 大 阪 市 市 民 が 大 阪 市 に 次 の 文 書 の 情 報 公 開 請 求 をした 1 特 別 職 の 秘 書 の 職 の 指 定 等 に 関 する 条 例 の 制 定 経 過 に 関 する 文 書 2 同 秘 書 の 業 務 内 容 を 定 めた 文 書 3 同 秘 書 に 奥 下 剛 光 氏 を 採 用 した 理 由 などを 記 載 した 文 書 4 同 秘 書 の 平 成 24 年 2 月 1 日 から 平 成 24 年 10 月 末 日 までの 出 勤 状 況 を 示 す 文 書 (タイムカードがあればその 文 書 ) 5 同 秘 書 の 平 成 24 年 2 月 1 日 から 平 成 24 年 10 月 末 日 までの 間 に 毎 月 支 払 つ た 給 料 通 勤 手 当 住 居 手 当 期 末 手 当 を 含 む 各 種 手 当 額 細 を 記 載 した 文 書 6 同 秘 書 の 平 成 24 年 2 月 1 日 から 平 成 24 年 10 月 末 日 までの 間 に 秘 書 業 務 日 誌 など 名 称 に 拘 わらず 同 人 の 従 事 した 業 務 内 容 を 記 載 した 文 書 7 同 秘 書 が 平 成 24 年 2 月 1 日 から 平 成 24 年 10 月 末 日 までの 間 に 参 加 した 会 議 行 事 などを 記 載 した 文 書 8 その 他 同 秘 書 が 関 与 した 活 動 などについて 記 載 した 文 書 これに 対 する 回 答 は 次 の 通 りであった ( 甲 2 号 証 ) 1 ( 稟 議 書 が 一 通 あったが 特 別 秘 書 の 必 要 性 などについて 記 載 されてい る 文 書 ではなかった) 2 ( 特 別 秘 書 の 仕 事 は 何 をするかの 定 めた 文 書 などはない) 3 ( 採 用 理 由 を 示 す 文 書 もない) 4 ( 出 勤 を 示 す 文 書 やタイムカードなどはない) 5 (ほぼ 開 示 された) 6 ( 秘 書 の 業 務 を 示 す 文 書 などもない) 7 ( 秘 書 が 大 阪 市 の 庁 内 会 議 などに 参 加 したことを 示 す 文 書 もない) 8 ( 秘 書 が 大 阪 市 の 公 務 についてした 活 動 を 示 す 文 書 もない)

(2) 同 秘 書 の 採 用 後 の 日 常 の 業 務 報 告 日 誌 なども 一 切 ない 情 報 公 開 請 求 の 結 果 全 く 特 別 秘 書 の 業 務 内 容 について 条 例 の 制 定 当 時 はもち ろん 同 秘 書 の 従 事 した 業 務 実 態 を 示 す 日 誌 報 告 等 が 一 切 ないことが 判 明 し た 奥 下 特 別 秘 書 は 日 常 何 をしているか 全 く 不 明 である しかも 同 人 を 上 司 が 管 理 する 内 部 統 制 システムが 全 くないことも 明 白 になった ところで 特 別 秘 書 のツイッターをみていると 大 阪 市 の 業 務 をしているとはおよそ 思 われない https://twitter.com/okutake10 (3) 特 別 秘 書 を 管 理 監 督 することは 不 可 能 橋 下 徹 市 長 は 一 般 職 の 大 阪 市 職 員 の 政 治 活 動 などの 制 限 について 条 例 まで 作 り こと 細 かく 一 般 職 の 行 為 を 制 限 しながら 自 らが 採 用 した 特 別 秘 書 の 業 務 については 市 内 部 においての 同 秘 書 に 関 する 業 務 を 点 検 監 視 監 督 する 内 部 統 制 システムを 全 く 作 っておらず 言 わば 秘 書 のやりたい 放 題 である 4 橋 下 徹 市 長 の 一 連 の 行 為 の 違 法 性 橋 下 徹 市 長 の 上 記 一 連 の 上 記 行 為 は 自 らの 後 援 会 を 支 えてくれた 幹 部 の 息 子 を 私 設 秘 書 から 特 別 秘 書 に 採 用 する 等 税 金 で 恩 返 しする 方 法 = 市 政 の 私 物 化 であり 俗 物 癒 着 政 治 家 の 典 型 の 一 例 である このような 市 長 の 本 条 例 の 提 案 行 為 及 び 奥 下 剛 光 の 採 用 行 為 は 自 らの 後 援 会 の 幹 部 の 息 子 を 採 用 する 為 の 行 為 であるから そもそも 大 阪 市 の 業 務 でない 行 為 であり 仮 に 市 長 に 特 別 秘 書 制 度 の 条 例 の 提 案 その 採 用 行 為 が 市 長 に 許 され る 行 為 であるとしても このような 自 らの 後 援 会 の 幹 部 の 息 子 を 特 別 秘 書 に 採 用 する 行 為 は 裁 量 権 を 大 幅 に 逸 脱 する 行 為 であり 違 法 である このような 市 長 に 許 される 裁 量 権 を 大 幅 に 逸 脱 する 行 為 は 地 方 財 政 法 第 4 条 1 項 地 方 公 共 団 体 の 経 費 は その 目 的 を 達 成 するための 必 要 且 つ 最 少 の 限 度 をこえて これを 支 出 してはならない にも 反 する よって 奥 下 特 別 秘 書 への 給 与 の 支 給 は 全 て 違 法 であり 今 後 も 支 給 するこ とは 違 法 である ( 請 求 の 趣 旨 第 1 項 及 び3 項 ) 5 特 別 秘 書 の 業 務 と 言 われる 業 務 は 大 阪 市 にとって 特 別 必 要 とも 思 われない し 仮 に 必 要 であっても 課 長 職 給 与 を 支 給 するほどの 価 値 ある 業 務 でもない

(1) 特 別 秘 書 の 業 務 内 容 という 文 書 を 後 日 作 成 して 提 出 してきた 本 情 報 公 開 請 求 の 結 果 が 橋 下 市 長 特 別 秘 書 の 奥 下 氏 業 務 内 容 記 録 ゼロ とネット 上 に 報 道 された http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121205-00000000-asiap-soci 2013 年 1 月 8 日 突 然 市 長 の 特 別 職 の 秘 書 について と 題 する 公 文 書 か 私 文 書 か 意 味 不 明 の 文 書 を 大 阪 市 から 代 理 人 弁 護 士 に 交 付 された ( 甲 3 号 証 ) これによると 特 別 秘 書 の 業 務 は 中 央 官 庁 各 政 党 との 連 携 調 整 市 会 会 派 との 連 絡 調 整 市 長 からの 特 命 事 項 にかかる 連 絡 調 整 等 と 書 いてある 本 件 情 報 公 開 請 求 に 関 して 同 秘 書 の 業 務 内 容 を 定 めた 文 書 の 開 示 請 求 した 時 に は 作 成 されておらず 不 存 在 と 回 答 しながら 後 日 このような 特 別 秘 書 の 業 務 内 容 について 確 認 していたかのごとき 行 為 は あまりにもズサンな 特 別 秘 書 条 例 の 制 定 及 び 奥 下 秘 書 の 業 務 実 態 のデタラメを 正 当 化 する 隠 ぺい 工 作 そのものと 思 われ る (2) 甲 3 号 証 記 載 の 秘 書 業 務 であれば 特 別 秘 書 は 不 要 この 文 書 記 載 の 特 別 秘 書 の 業 務 について 日 常 継 続 的 に 生 じる 業 務 とも 思 えない しかもこの 程 度 の 業 務 に 課 長 職 程 度 の 高 給 を 支 給 して 採 用 するだけの 価 値 ある 業 務 とも 思 えない この 程 度 の 業 務 なら 他 の 政 令 指 定 都 市 の 自 治 体 の 長 が 行 ってい るように 一 般 職 の 秘 書 で 十 分 なしうる 業 務 である (3) 結 論 よって 大 阪 市 においては 特 別 秘 書 の 業 務 が 甲 3 号 証 の 通 りと 仮 定 しても そ の 程 度 の 業 務 であれば 課 長 級 職 の 高 給 を 支 給 するほど 業 務 ではない よって 奥 下 特 別 秘 書 の 採 用 により 高 給 を 支 給 することは 地 方 財 政 法 第 4 条 1 項 地 方 公 共 団 体 の 経 費 は その 目 的 を 達 成 すための 必 要 且 つ 最 少 の 限 度 を こえて これを 支 出 してはならない に 違 反 することは 明 白 である よって 奥 下 特 別 秘 書 への 給 与 の 支 給 は 全 て 違 法 であり 今 後 も 支 給 するこ

とは 違 法 である ( 請 求 の 趣 旨 第 1 項 及 び3 項 ) 6 奥 下 特 別 秘 書 は 甲 3 号 証 の 秘 書 業 務 を 実 際 しているかどうか 不 明 であるが 従 事 していない 場 合 はその 間 の 給 与 を 返 還 させるべきである 特 別 秘 書 に 日 常 の 業 務 を 点 検 する 業 務 日 誌 や 報 告 が 一 切 ない 以 上 奥 下 秘 書 に 2012 年 2 月 1 日 から2013 年 1 月 末 までの 間 に 甲 3 号 証 記 載 のどのよ うな 業 務 に 従 事 したのか 報 告 させ それを 監 査 委 員 で 点 検 調 査 すべきであ る なお その 業 務 に 従 事 していない 日 時 については その 間 に 相 当 する 給 与 など の 返 還 を 求 めるべきある 大 阪 市 の 税 金 を 一 党 一 派 の 活 動 の 支 援 や 大 阪 市 の 公 務 以 外 の 業 務 に 使 うべきないからである ( 請 求 の 趣 旨 第 2 項 ) 7 第 3 者 委 員 会 の 設 置 の 勧 告 この 間 の 業 務 実 態 を 監 査 委 員 において 調 査 することが 無 理 な 場 合 は 同 人 の 日 常 の 業 務 を 調 査 する 第 3 者 委 員 会 を 設 置 させる 等 の 措 置 の 勧 告 を 大 阪 市 に 求 める 次 第 である ( 請 求 の 趣 旨 第 2 項 関 連 ) よって 地 方 自 治 法 242 条 1 項 に 基 づき 事 実 証 明 資 料 を 添 付 して 監 査 請 求 する 次 第 である 第 3 事 実 証 明 資 料 甲 1 号 証 橋 下 徹 後 援 会 収 支 報 告 書 のまとめ 甲 2 号 証 平 成 24 年 11 月 26 日 付 不 存 在 による 非 公 開 決 定 通 知 書 甲 3 号 証 市 長 の 特 別 職 の 秘 書 について と 題 する 文 書