=============================================================================== 群 馬 産 業 保 健 推 進 連 絡 事 務 所 メルマガ 第 56 号 ホームページ http://www.gummasanpo.jp/ =============================================================================== このメールマガジンは 群 馬 産 業 保 健 推 進 連 絡 事 務 所 のホームページに 掲 載 された 新 着 情 報 や その 他 の 産 業 保 健 情 報 について 配 信 しています 目 次 1. 当 連 絡 事 務 所 の 調 査 研 究 が 朝 日 新 聞 に 掲 載 されました 2. 産 業 保 健 相 談 事 例 のご 紹 介 3. 産 業 保 健 セミナー(8 9 月 の 予 定 )のご 案 内 4. 7 月 のセミナー 結 果 5. 関 係 機 関 の 動 き 当 連 絡 事 務 所 の 調 査 研 究 が 朝 日 新 聞 に 掲 載 されました 平 成 23 年 度 独 立 行 政 法 人 労 働 者 健 康 福 祉 機 構 の 助 成 を 受 け 群 馬 産 業 保 健 推 進 センター( 現 連 絡 事 務 所 )において 行 われた 調 査 研 究 の 結 果 が 平 成 24 年 7 月 6 日 ( 金 )の 朝 日 新 聞 群 馬 版 に 県 内 の 男 性 サラリーマン 職 場 のストレス 急 増 というタイトルで 掲 載 されました 同 調 査 研 究 は 埼 玉 大 学 教 育 学 部 教 授 竹 内 一 夫 先 生 ( 当 連 絡 事 務 所 相 談 員 )を 主 任 研 究 員 とし 1998 年 2008 年 と 過 去 2 回 行 われており 今 回 が3 回 目 の 調 査 となります 新 聞 記 事 を 添 付 いたしますので ご 一 読 ください http://www.gummasanpo.jp/topics/h23.chousakenkyuu.pdf 産 業 保 健 相 談 事 例 のご 紹 介 産 業 保 健 推 進 連 絡 事 務 所 では 産 業 保 健 に 関 する 相 談 業 務 を 実 施 しています 当 連 絡 事 務 所 に 寄 せられた 相 談 事 例 を 紹 介 します Q. 有 機 溶 剤 中 毒 予 防 規 則 にある 適 用 除 外 について 教 えてください A. 有 機 溶 剤 中 毒 予 防 規 則 において 適 用 除 外 は 第 2 条 と 第 3 条 に 謳 われております
第 2 条 は 設 備 の 設 置 及 び 性 能 作 業 主 任 者 掲 示 及 び 表 示 タンク 内 作 業 保 護 具 等 有 機 溶 剤 業 務 を 行 う 都 度 必 要 とする 措 置 を 規 定 したものに 限 られ 健 康 診 断 や 作 業 環 境 測 定 のように 一 定 期 間 ごとに 行 う 措 置 に 関 しては 除 外 対 象 となりません 第 3 条 は 健 康 診 断 作 業 環 境 測 定 も 含 むすべてが 除 外 対 象 となります 適 用 除 外 にするには 第 2 条 第 3 条 ともにその 使 用 量 により 除 外 となるかどうか 判 断 します 第 2 条 では 屋 内 作 業 場 のうちタンク 内 部 等 ( 通 風 が 不 十 分 な 場 所 ) 以 外 の 場 所 においては 作 業 時 間 1 時 間 に 消 費 する 有 機 溶 剤 の 量 が 有 機 溶 剤 の 許 容 消 費 量 を 超 えないとき タンク 内 部 等 の 場 所 においては1 日 に 消 費 する 有 機 溶 剤 の 量 が 有 機 溶 剤 の 許 容 消 費 量 を 超 えないとき 第 3 条 では 内 容 的 には 第 2 条 とほぼ 同 じであるが 常 態 的 に 超 えないときとされています * 有 機 溶 剤 の 許 容 消 費 量 は 有 機 溶 剤 の 区 分 によりそれぞれ 計 算 式 が 異 なります 第 1 種 有 機 溶 剤 W=1/15 A 第 2 種 有 機 溶 剤 W=2/5 A 第 3 種 有 機 溶 剤 W=3/2 A W: 有 機 溶 剤 の 許 容 消 費 量 (g) A: 作 業 場 の 面 積 (m3)( 床 上 4m 以 上 は 除 外 150 m3を 超 える 場 合 は 150 m3とする) 第 2 条 の 適 用 除 外 に 関 しては 消 費 量 が 有 機 溶 剤 の 許 容 消 費 量 を 超 えていなければ 特 に 申 請 等 の 必 要 はありません 第 3 条 の 適 用 除 外 ( 健 康 診 断 作 業 環 境 測 定 )をする 場 合 には 所 轄 の 労 働 基 準 監 督 署 長 の 認 定 を 受 ける 必 要 があります ( 認 定 の 申 請 手 続 きについては 第 4 条 ) 産 業 保 健 セミナー(8 9 月 の 予 定 )のご 案 内 当 連 絡 事 務 所 の 産 業 保 健 セミナー(8 9 月 分 )を 掲 載 します 受 講 料 教 材 費 は 無 料 です *セミナーは できるだけ 計 画 通 り 実 施 したいと 考 えていますが 電 力 事 情 や 会 場 等 の 都 合 により 研 修 の 中 止 や 日 程 会 場 の 変 更 をすることがあります お 申 し 込 み 詳 細 につきましてはホームページをご 覧 ください http://www.gummasanpo.jp/seminar/index.html ( 申 し 込 みいただいた 後 の 変 更 については 連 絡 先 がはっきりしている 方 には 連 絡 事 務 所 から ご 連 絡 いたします )
日 程 テーマ 開 催 場 所 産 業 医 研 修 9 月 27 日 ( 木 ) 歯 科 保 健 から 考 える 生 活 習 慣 病 前 橋 メンタルヘルス 対 策 セミナー 8 月 9 日 ( 木 ) メンタルヘルス 不 調 の 予 防 とポイント(その1) 太 田 8 月 21 日 ( 火 ) パーソナリティーの 評 価 と 病 理 前 橋 9 月 19 日 ( 水 ) 対 話 法 について( 対 話 のコツ) 太 田 メンタルヘルス 不 調 の 従 業 員 への 9 月 20 日 ( 木 ) 対 応 と 職 場 復 帰 支 援 のポイント 健 康 保 持 増 進 対 策 セミナー 前 橋 8 月 2 日 ( 木 ) 健 診 データのまとめ 方 と 活 用 前 橋 作 業 環 境 管 理 対 策 セミナー 8 月 23 日 ( 木 ) 化 学 物 質 の 危 険 と 安 全 対 策 前 橋 9 月 14 日 ( 金 ) VDT 作 業 における 労 働 衛 生 管 理 ~ 注 意 点 の 復 習 ~ 前 橋 7 月 のセミナー 結 果 認 定 産 業 医 研 修 テ ー マ : 産 業 医 の 職 務 ( 産 業 医 生 涯 専 門 2) 開 催 日 時 : 7 月 17 日 ( 火 )15:00~17:00 会 場 : 前 橋 テルサ けやき 講 師 : 月 岡 鬨 夫 氏 ( 群 馬 産 業 保 健 推 進 連 絡 事 務 所 産 業 医 学 担 当 相 談 員 ) 参 加 者 : 23 名 内 容 : 産 業 医 の 職 務 として 基 本 であり 最 も 重 要 なもの 労 働 衛 生 安 全 規 則 第 15 条 に 謳 わ れている 職 場 巡 視 であり また 健 康 診 断 およびその 事 後 措 置 です それに 加 え て 現 在 では 過 重 労 働 やメンタルの 問 題 等 多 様 化 してきています ご 自 身 の 経 験 を 交 えながら 職 場 巡 視 のポイント 重 要 性 また 産 業 医 としてどうあ るべきかについてお 話 しいただきました 実 際 の 経 験 をお 話 しいただき 非 常 に 参 考 になったとの 意 見 が 多 数 ありました
メンタルヘルス 対 策 セミナー テ ー マ : モラルハラスメント 対 策 について 開 催 日 時 : 7 月 2 日 ( 月 )14:00~16:00 会 場 : 太 田 市 学 習 文 化 センター 第 2 研 修 室 講 師 : 羽 鳥 裕 明 氏 ( 寺 子 屋 心 理 カウンセリングルーム 所 長 ) 参 加 者 : 8 名 内 容 : 最 近 メンタル 不 調 の 原 因 として 職 場 でのいじめが 問 題 になっています 外 傷 等 が 残 る 肉 体 的 暴 力 は 顕 在 化 しやすいが 言 動 や 態 度 等 によって 行 われる 精 神 的 な 暴 力 (モラルハラスメント)は 見 えづらいため 長 い 間 潜 在 化 していること もあります 今 回 の 研 修 ではモラルハラスメントの 基 礎 と 対 策 について 交 流 パターンの 事 例 等 を 交 えながらわかり 易 くお 話 いただきました 参 加 者 からは 交 流 パターンの 説 明 により 具 体 的 で 分 かり 易 かった との 意 見 を 得 ました テ ー マ : メンタルヘルス 不 全 者 の 早 期 発 見 早 期 介 入 ( 応 用 編 ) 開 催 日 時 : 7 月 11 日 ( 水 )14:00~16:00 会 場 : 群 馬 県 公 社 総 合 ビル 1 階 東 研 修 室 講 師 : 竹 内 一 夫 氏 ( 埼 玉 大 学 教 育 学 部 教 授 当 連 絡 事 務 所 相 談 員 ) 参 加 者 : 19 名 内 容 : 6 月 20 日 に 実 施 した 基 礎 編 に 引 き 続 いての 応 用 編 ということで メンタルヘルス 不 調 者 の 早 期 発 見 早 期 介 入 のため 具 体 的 なケースを 挙 げて 説 明 が 行 われ ました 受 講 者 の8 割 以 上 が 基 礎 編 も 受 講 された 方 で さらなる 応 用 編 の 開 催 を 希 望 す る 声 がありました テ ー マ : 最 近 の うつ と 睡 眠 開 催 日 時 : 7 月 13 日 ( 金 )14:00~16:00 会 場 : 太 田 市 学 習 文 化 センター 第 2 研 修 室 講 師 : 嶋 方 喜 斌 氏 (カウンセリングルーム 雨 あがり 主 宰 ) 参 加 者 : 10 名 内 容 : 最 近 は 睡 眠 の 不 調 から うつ 症 状 を 発 症 しているような 事 例 が 増 えています また 休 職 者 が 復 職 にあたっての 一 番 の 課 題 は 睡 眠 のコントロールです 睡 眠 の 重 要 性 と 睡 眠 障 害 の 克 服 について わかり 易 くお 話 いただきました また ご 自 身 が 取 り 組 んでこられた 実 例 を 通 して 受 講 者 を 交 えながら 検 討 が 行 われました 参 加 者 からは 睡 眠 障 害 について じっくり 考 えることができた 多 くの 改 善 事 例 を 聞 きたい 等 の 意 見 を 得 ました
テ ー マ : 質 問 紙 THI による 心 の 健 康 チェック 実 演 開 催 日 時 : 7 月 20 日 ( 金 )14:00~16:00 会 場 : 群 馬 県 公 社 総 合 ビル 1 階 東 研 修 室 講 師 : 鈴 木 庄 亮 氏 ( 群 馬 大 学 名 誉 教 授 NPO 国 際 エコヘルス 研 究 所 所 長 ) 参 加 者 : 8 名 内 容 : 心 の 健 康 状 況 を 知 るために 開 発 された 質 問 紙 THI(トータル ヘルス インデック ス)について その 開 発 者 である 鈴 木 庄 亮 先 生 に 利 用 の 仕 方 結 果 の 見 方 等 に ついてお 話 しいただきました また 受 講 者 には 実 際 に THI 質 問 紙 にご 記 入 いた だき 体 験 していただきました 参 加 者 からは THI の 有 効 性 が 理 解 できた THI 体 験 でき 結 果 までその 場 で 打 ち 出 しして 貰 えたのでよかった との 意 見 を 得 ました 健 康 保 持 増 進 対 策 セミナー テ ー マ : 熱 中 症 の 予 防 開 催 日 時 : 7 月 4 日 ( 水 )14:00~16:00 会 場 : 群 馬 メディカルセンター セミナールーム 講 師 : 中 村 保 子 氏 ( 前 橋 赤 十 字 病 院 糖 尿 病 内 分 泌 内 科 顧 問 当 連 絡 事 務 所 相 談 員 ) 参 加 者 : 13 名 内 容 : 毎 年 この 時 期 になると 取 りだたされてくる 熱 中 症 対 策 記 録 的 な 暑 さだった 一 昨 年 からは 特 に 関 心 が 高 くなってきています 熱 中 症 とは 何 か? 熱 中 症 になった 時 の 対 処 法 をはじめ 水 分 塩 分 のこまめな 補 給 など 基 本 的 な 熱 中 症 対 策 から 近 年 色 々と 工 夫 がされている 熱 中 症 対 策 グッズまで 多 方 面 から 見 た 熱 中 症 の 予 防 に ついてわかり 易 く 説 明 して 頂 きました 参 加 者 からは 熱 中 症 の 知 識 があまりなかったので 勉 強 になったとの 意 見 を 得 ました テ ー マ : 睡 眠 と 産 業 保 健 開 催 日 時 : 7 月 31 日 ( 火 )14:00~16:00 会 場 : 太 田 市 学 習 文 化 センター 第 2 研 修 室 講 師 : 倉 富 雄 四 郎 氏 ( 富 士 重 工 業 ( 株 ) 健 康 支 援 センター 専 属 産 業 医 ) 参 加 者 : 6 名 内 容 : 不 眠 症 や 睡 眠 時 無 呼 吸 症 候 群 に 限 らず 職 場 では 様 々な 睡 眠 障 害 が 認 められ ています ご 自 身 が 産 業 医 を 務 める 事 業 場 での 実 例 を 交 えながら 睡 眠 障 害 への 対 処 の 仕 方 また 質 の 高 い 睡 眠 の 重 要 性 についてわかり 易 く 説 明 して 頂 きました 参 加 者 からは 今 後 の 保 健 指 導 に 積 極 的 に 取 り 入 れていきたい 睡 眠 の 大 切 さを 再 認 識 できた 受 講 者 が 少 なくてもったいない との 意 見 を 得 ました
関 係 機 関 の 動 き 1. 職 業 性 胆 管 がんの 相 談 窓 口 を 設 置 しました http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/tankangan/ 胆 管 がんに 関 する 一 斉 点 検 結 果 の 取 りまとめ 等 について http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002ez6b.html 胆 管 がん 発 症 に 関 する 各 種 取 組 み 状 況 について http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002g5qq.html 2. 平 成 24 年 労 働 災 害 発 生 状 況 ( 平 成 24 年 7 月 発 表 速 報 値 ) http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei11/rousai-hassei/index.html 3. 平 成 24 年 度 全 国 労 働 衛 生 週 間 を 10 月 に 実 施 スローガン 心 とからだの 健 康 チェック みんなで 進 める 健 康 管 理 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002ghpr.html 7 月 下 旬 からの1 週 間 で 熱 中 症 での 搬 送 患 者 は 全 国 で1 万 人 近 くとなっています じっとしていても 汗 がにじんでくるような 暑 さが 連 日 続 いておりますが 夏 バテしていませんか? 夏 バテも 熱 中 症 の 原 因 です 夏 バテしないために 食 事 に 気 を 付 けましょう 1 1 日 3 食 きちんと 食 べる 2 夏 野 菜 を 食 べて 体 の 熱 を 下 げる 3 疲 労 回 復 効 果 のあるビタミンB1の 多 い 食 品 を 食 べる ビタミンB1の 多 い 食 品 にはウナギ 豚 肉 大 豆 玄 米 等 があります 土 用 の 丑 の 日 にウナギを 食 べるというのはまさにそれです 今 年 はウナギが 高 くなかなか 食 べられないので 代 わりに 冷 やし 豚 しゃぶなどはいかがでしょう http://www.kyounoryouri.jp/recipe/tag_id/2205_%e5%86%b7%e3%81%97%e3%82%83%e3%81%b6/1/ =============================================================================== << 群 馬 産 業 保 健 推 進 連 絡 事 務 所 メール 配 信 サービス 解 除 変 更 はこちらから>> http://www.gummasanpo.jp/melmag/index.html <<このメールマガジンへのご 意 見 ご 要 望 はこちらから>> sanpo10@gummasanpo.jp =============================================================================== 発 行 元 群 馬 産 業 保 健 推 進 連 絡 事 務 所 電 話 :027-233-0026 FAX:027-233-9966