消 費 税 ~ 軽 減 税 率 制 度 の 導 入 2 外 食 サービスの 定 義 食 品 衛 生 法 上 の 飲 食 店 営 業 喫 茶 店 営 業 その 他 の 食 事 の 提 供 を 行 う 事 業 を 営 む 事 業 者 が 一 定 の 飲 食 設 備 のある 場 所 等 において 行 う

消 費 税 ~ 軽 減 税 率 制 度 の 導 入 1 次 の 課 税 資 産 の 譲 渡 等 について 消 費 税 の 軽 減 税 率 が 適 用 されます 1 飲 食 料 品 の 譲 渡 ( 酒 類 及 び 外 食 サービスを 除 く ) 2 定 期 購 読 契 約 が 締 結 された 新 聞 の 譲 渡 軽 減 税 率 は8%( 国 税 6.24% 地 方 税 1.76%)となります 定 期 購 読 契 約 が 締 結 された 新 聞 とは 一 定 の 題 号 を 用 い 政 治 経 済 社 会 文 化 等 に 関 する 一 般 社 会 事 実 を 掲 載 する 週 2 回 以 上 発 行 される 新 聞 に 限 る 〇 平 成 29 年 4 月 1 日 以 後 から 行 う 課 税 資 産 の 譲 渡 等 について 適 用 される 軽 減 税 率 の 対 象 となる 飲 食 料 品 の 譲 渡 食 品 表 示 法 に 規 定 する 食 品 ( 酒 税 法 に 規 定 する 酒 類 を 除 く)の 譲 渡 ( 外 食 サービスを 除 く)が 軽 減 税 率 の 対 象 となります 酒 類 ( 酒 税 法 に 規 定 する 酒 類 ) 飲 食 料 品 ( 食 品 表 示 法 に 規 定 する 食 品 ) 一 体 商 品 外 食 サービスとして 提 供 を 受 けたもの 飲 食 料 品 と 飲 食 料 品 以 外 の 資 産 が 一 体 となっている 資 産 (おもちゃ 付 きお 菓 子 等 の 一 体 商 品 )については 一 定 金 額 以 下 の 少 額 の 資 産 であって 主 たる 部 分 が 飲 食 料 品 から 構 成 されているものに 限 り 全 体 を 飲 食 料 品 として 軽 減 税 率 を 適 用 する ( 出 典 ) 財 務 省 HP 資 料 を 編 集 無 断 複 写 転 載 を 禁 じます される 予 定 の 法 案 等 を 確 認 する 必 要 があり 当 該 法 案 等 において 本 資 料 に 記 載 した 内 容 とは 異 なる 内 容 が 制 定 される 場 合 もありますのでご 留 意 ください 対 策 の 立 案 実 行 は 専 門 1

消 費 税 ~ 軽 減 税 率 制 度 の 導 入 2 外 食 サービスの 定 義 食 品 衛 生 法 上 の 飲 食 店 営 業 喫 茶 店 営 業 その 他 の 食 事 の 提 供 を 行 う 事 業 を 営 む 事 業 者 が 一 定 の 飲 食 設 備 のある 場 所 等 において 行 う 食 事 の 提 供 をいう 2. 実 務 上 の 留 意 点 軽 減 税 率 の 対 象 ( 外 食 に 当 たらない) テイクアウト 持 ち 帰 り 宅 配 1 一 定 の 飲 食 設 備 のある 場 所 において 行 う ものではないもの 牛 丼 屋 ハンバーガー 店 のテイクアウト そば 屋 の 出 前 ピザの 宅 配 屋 台 での 軽 食 (テーブル 椅 子 等 の 飲 食 設 備 がない 場 合 ) 寿 司 屋 のお 土 産 2 食 事 の 提 供 に 当 たらないもの コンビニの 弁 当 惣 菜 (イートインコーナーがある 場 合 でも 持 帰 り 可 能 な 状 態 で 販 売 されている 場 合 は 軽 減 税 率 ) 軽 減 税 率 の 対 象 外 ( 外 食 に 当 たる) 外 食 イートイン 牛 丼 屋 ハンバーガー 店 での 店 内 飲 食 そば 屋 の 店 内 飲 食 ピザ 屋 の 店 内 飲 食 フードコートでの 飲 食 寿 司 屋 での 店 内 飲 食 コンビニのイートインコーナーでの 飲 食 を 前 提 に 提 供 され る 飲 食 料 品 ( 例 : 返 却 の 必 要 がある 食 器 に 盛 られた 食 品 等 ) ケータリング 出 張 料 理 ( 出 典 ) 財 務 省 HP 資 料 を 編 集 標 準 税 率 対 象 取 引 (10%)と 軽 減 税 率 対 象 取 引 (8%)との 区 分 方 法 について 経 理 やレジシステムの 変 更 等 を 検 討 する 必 要 がある 基 準 期 間 における 課 税 売 上 高 が5,000 万 円 以 下 である 軽 減 対 象 課 税 資 産 の 譲 渡 を 行 う 事 業 者 である 場 合 には 簡 便 な 計 算 方 法 ( 具 体 的 には インボイス 方 式 導 入 までの 経 過 措 置 参 照 )が 認 められる 3. 今 後 の 注 目 点 軽 減 税 率 の 適 用 を 受 ける 範 囲 の 詳 細 無 断 複 写 転 載 を 禁 じます される 予 定 の 法 案 等 を 確 認 する 必 要 があり 当 該 法 案 等 において 本 資 料 に 記 載 した 内 容 とは 異 なる 内 容 が 制 定 される 場 合 もありますのでご 留 意 ください 対 策 の 立 案 実 行 は 専 門 2

適 格 請 求 書 等 保 存 方 式 (インボイス 制 度 )の 導 入 1 適 格 請 求 書 等 保 存 方 式 (いわゆる インボイス 制 度 )の 導 入 ( 平 成 33 年 4 月 1 日 ~) 1 複 数 税 率 制 度 に 対 応 した 仕 入 税 額 控 除 の 方 式 として 適 格 請 求 書 等 保 存 方 式 が 導 入 されます 2 免 税 事 業 者 は 適 格 請 求 書 等 を 発 行 することができず 免 税 事 業 者 からの 課 税 仕 入 れについては 仕 入 税 額 控 除 の 適 用 を 受 けら れないこととなります( 取 引 先 対 象 から 免 税 事 業 者 が 除 外 される 恐 れがあるため 平 成 33 年 4 月 1 日 から 平 成 39 年 3 月 31 日 までは 一 定 の 計 算 により 仕 入 税 額 控 除 の 適 用 を 認 める 経 過 措 置 あり) 適 格 請 求 書 等 保 存 方 式 が 導 入 されるまでの 経 過 措 置 ( 平 成 29 年 4 月 1 日 ~ 平 成 33 年 3 月 31 日 ) 1 当 面 の 執 行 可 能 性 に 配 慮 し 適 格 請 求 書 等 保 存 方 式 の 導 入 までは 区 分 記 載 請 求 書 等 保 存 方 式 により 運 用 されます 2 複 数 税 率 に 対 応 した 区 分 経 理 が 困 難 な 中 小 事 業 者 や システム 整 備 が 間 に 合 わない 事 業 者 等 がいることも 想 定 し 税 額 計 算 の 特 例 措 置 が 設 けられます 2. 実 務 上 の 留 意 点 事 業 者 は 複 数 税 率 に 対 応 した 商 品 管 理 や 請 求 書 の 発 行 区 分 経 理 が 必 要 となる 経 過 措 置 ( 平 成 29 年 4 月 1 日 ~ 平 成 33 年 3 月 31 日 まで)で 認 められる 税 額 計 算 の 特 例 の 内 容 確 認 及 び 適 用 検 討 3. 今 後 の 注 目 点 税 制 改 正 大 綱 に 記 載 のある 平 成 28 年 度 税 制 改 正 法 案 で 規 定 される 法 制 上 の 措 置 その 他 必 要 な 措 置 ( 大 綱 P13)の 内 容 無 断 複 写 転 載 を 禁 じます される 予 定 の 法 案 等 を 確 認 する 必 要 があり 当 該 法 案 等 において 本 資 料 に 記 載 した 内 容 とは 異 なる 内 容 が 制 定 される 場 合 もありますのでご 留 意 ください 対 策 の 立 案 実 行 は 専 門 3

適 格 請 求 書 等 保 存 方 式 (インボイス 制 度 )の 導 入 2 適 格 請 求 書 等 保 存 方 式 の 概 要 ( 平 成 33 年 4 月 1 日 ~) 仕 入 税 額 控 除 の 適 用 を 受 けるためには 原 則 として 適 格 請 求 書 発 行 事 業 者 ( 仮 称 ) から 交 付 を 受 けた 適 格 請 求 書 ( 仮 称 ) の 保 存 が 必 要 となります (1) 適 格 請 求 書 発 行 事 業 者 登 録 制 度 免 税 事 業 者 以 外 の 事 業 者 は 税 務 署 長 に 申 請 書 を 提 出 し( 申 請 受 付 は 平 成 31 年 4 月 1 日 か ら 開 始 ) 適 格 請 求 書 の 交 付 ができる 適 格 請 求 書 発 行 事 業 者 として 登 録 しなければなりま せん 適 格 請 求 書 発 行 事 業 者 は インターネットを 通 じて 氏 名 又 は 名 称 及 び 登 録 番 号 等 が 公 表 されます (2) 適 格 請 求 書 の 記 載 事 項 請 求 書 や 納 品 書 等 に 次 の 事 項 を 記 載 しなければなりません イ 適 格 請 求 書 発 行 事 業 者 の 氏 名 又 は 名 称 及 び 登 録 番 号 ロ 課 税 資 産 の 譲 渡 等 を 行 った 年 月 日 ハ 課 税 資 産 の 譲 渡 等 に 係 る 資 産 又 は 役 務 の 内 容 ( 軽 減 対 象 課 税 資 産 の 譲 渡 等 である 場 合 には その 旨 ) 二 課 税 資 産 の 譲 渡 等 に 係 る 税 抜 価 額 又 は 税 込 価 額 を 税 率 の 異 なるごとに 区 分 して 合 計 した 金 額 及 び 適 用 税 率 ホ 消 費 税 額 等 へ 書 類 の 交 付 を 受 ける 事 業 者 の 氏 名 又 は 名 称 仕 入 に 係 る 税 額 の 計 算 1 適 格 請 求 書 の 税 額 の 積 上 げ 計 算 ( 原 則 ) 3,000 円 + 1,600 円 = 4,600 円 2 税 率 ごとの 取 引 総 額 からの 割 戻 し 計 算 ( 売 上 を 積 上 げ 計 算 の 方 法 により 計 算 していない 場 合 にのみ 適 用 できる) 33,000 円 10/110+21,600 円 8/108 = 4,600 円 小 売 業 飲 食 業 タクシー 業 など の 不 特 定 かつ 多 数 の 者 と 取 引 を 行 う 場 合 には 適 格 簡 易 請 求 書 の 交 付 も 認 められます 適 格 請 求 書 等 保 存 方 式 導 入 後 の 税 額 の 計 算 方 法 (イメージ イメージ) 御 中 請 求 書 11 月 分 50,000 円 ( 本 体 ) 11/1 食 料 5,000 円 11/ 8 雑 貨 5,000 円 ( 株 ) 合 計 50,000 円 消 費 税 4,600 円 (10% 対 象 30,000 円 消 費 税 3,000 円 ) (8% 対 象 20,000 円 消 費 税 1,600 円 ) 登 録 番 号 XXX 売 上 に 係 る 税 額 の 計 算 1と2の 選 択 1 税 率 ごとの 取 引 総 額 からの 割 戻 し 計 算 ( 原 則 ) 33,000 円 10/110+21,600 円 8/108 = 4,600 円 2 適 格 請 求 書 の 税 額 の 積 上 げ 計 算 ( 適 格 請 求 書 等 の 保 存 が 要 件 ) 3,000 円 + 1,600 円 = 4,600 円 無 断 複 写 転 載 を 禁 じます される 予 定 の 法 案 等 を 確 認 する 必 要 があり 当 該 法 案 等 において 本 資 料 に 記 載 した 内 容 とは 異 なる 内 容 が 制 定 される 場 合 もありますのでご 留 意 ください 対 策 の 立 案 実 行 は 専 門 ヘ ロ イ ホ ハ 二 4

適 格 請 求 書 等 保 存 方 式 (インボイス 制 度 )の 導 入 3 適 格 請 求 書 等 保 存 方 式 導 入 までの 間 の 税 額 計 算 の 特 例 ( 経 過 措 置 ) ( 平 成 29 年 4 月 1 日 ~ 平 成 33 年 3 月 31 日 ) ) 複 数 税 率 (10%と8%)に 対 応 した 区 分 経 理 が 困 難 な 事 業 者 等 に 対 し みなし 割 合 を 用 いた 簡 便 な 税 額 計 算 方 法 が 認 められます ( 注 ) 売 上 と 仕 入 ともにみなし 計 算 をする ことはできません ( 併 用 不 可 ) 平 成 29 年 4 月 1 日 軽 減 税 率 (8%) 導 入 平 成 33 年 4 月 1 日 適 格 請 求 書 等 保 存 方 式 導 入 売 上 仕 入 売 上 軽 減 税 率 売 上 割 合 ( 1) 仕 入 軽 減 税 率 仕 入 割 合 ( 2) 1 年 間 4 年 間 ( 基 準 期 間 における 課 税 売 上 高 が 5,000 万 円 超 の 事 業 者 は1 年 間 ) 簡 易 課 税 事 後 選 択 ( 3) 1 年 間 1 軽 減 税 率 売 上 割 合 の 計 算 方 法 区 分 1 2 3 仕 入 れを 管 理 できる 対 象 事 業 者 卸 売 事 業 者 及 び 小 売 事 業 者 1 又 は2の 計 算 が 1 以 外 の 事 業 者 ( 簡 易 課 税 制 度 の 適 用 を 受 ける 課 税 期 間 は 適 用 不 いずれも 困 難 な 事 業 者 可 ) 軽 減 税 率 売 上 割 合 の 計 算 方 法 軽 減 税 率 対 象 品 目 の 仕 入 額 仕 入 総 額 通 常 の 連 続 する10 営 業 日 の 軽 減 税 率 対 象 品 目 の 売 上 額 通 常 の 連 続 する10 営 業 日 の 売 上 総 額 ( 計 算 方 法 の 考 え 方 ) ( 仕 入 れの 管 理 ができれば 売 上 税 額 の 計 算 が 可 能 ) ( 通 常 の 連 続 した10 日 間 の 売 上 げの 管 理 が できれば 売 上 税 額 の 計 算 が 可 能 ) 2 軽 減 税 率 仕 入 割 合 の 計 算 方 法 区 分 1 2 対 象 事 業 者 売 上 げを 管 理 できる 卸 売 事 業 者 及 び 小 売 事 業 者 1の 計 算 が 困 難 な 事 業 者 軽 減 税 率 仕 入 割 合 の 計 算 方 法 軽 減 税 率 対 象 項 目 の 売 上 額 売 上 総 額 ( 計 算 方 法 の 考 え 方 ) ( 売 上 げの 管 理 ができれば 仕 入 税 額 の 計 算 が 可 能 ) 簡 易 課 税 制 度 による 計 算 事 後 選 択 も 可 能 中 小 事 業 者 ( 4) 以 外 も 簡 易 課 税 制 度 の 準 用 可 能 ( 売 上 仕 入 管 理 ができない 場 合 には 簡 易 課 税 制 度 により 計 算 が 可 能 ) ( 売 上 仕 入 管 理 ができない 場 合 の 税 額 計 算 ) 無 断 複 写 転 載 を 禁 じます される 予 定 の 法 案 等 を 確 認 する 必 要 があり 当 該 法 案 等 において 本 資 料 に 記 載 した 内 容 とは 異 なる 内 容 が 制 定 される 場 合 もありますのでご 留 意 ください 対 策 の 立 案 実 行 は 専 門 50 100 3 簡 易 課 税 制 度 の 事 後 選 択 原 則 ( 現 行 制 度 ) 経 過 措 置 届 出 期 限 適 用 を 受 けよう 適 用 を 受 けよう とする 課 税 期 間 とする 課 税 期 間 の 前 課 税 期 間 の 末 日 の 末 日 ( 事 後 選 択 ) 4 中 小 事 業 者 とは 基 準 期 間 における 課 税 売 上 高 が5,000 万 円 以 下 の 事 業 者 をいいます 5

適 格 請 求 書 等 保 存 方 式 (インボイス 制 度 )の 導 入 4 ( 参 考 : 請 求 書 等 のイメージ) 改 正 前 平 成 29 年 4 月 1 日 ~ 平 成 33 年 3 月 31 日 区 分 記 載 請 求 書 等 保 存 方 式 ( 経 過 措 置 ) 平 成 33 年 4 月 1 日 以 後 適 格 請 求 書 等 保 存 方 式 御 中 請 求 書 11 月 分 43,200 円 ( 税 込 ) 御 中 請 求 書 ( 控 ) 11 月 分 54,000 円 ( 税 込 ) 御 中 請 求 書 11 月 分 43,700 円 ( 税 込 ) 御 中 請 求 書 ( 控 ) 11 月 分 54,600 円 ( 税 込 ) 御 中 請 求 書 11 月 分 40,000 円 ( 本 体 ) 御 中 請 求 書 ( 控 ) 11 月 分 50,000 円 ( 本 体 ) 11/1~30 食 料 品 等 2,700 円 合 計 43,200 円 11/1~30 食 料 品 等 5,400 円 合 計 54,000 円 11/1 食 料 品 2,700 円 11/8 雑 貨 2,750 円 合 計 43,700 円 (10% 対 象 27,500 円 ) (8% 対 象 16,200 円 ) 注 ) 印 は 軽 減 税 率 (8%) 適 用 商 品 記 載 が 必 要 11/1 食 料 品 5,400 円 11/8 雑 貨 5,500 円 合 計 54,600 円 (10% 対 象 33,000 円 ) (8% 対 象 21,600 円 ) 注 ) 印 は 軽 減 税 率 (8%) 適 用 商 品 記 載 が 必 要 11/1 食 料 品 2,500 円 11/8 雑 貨 2,500 円 合 計 40,000 円 消 費 税 3,700 円 (10% 対 象 25,000 円 消 費 税 2,500 円 ) (8% 対 象 15,000 円 消 費 税 1,200 円 ) 11/1 食 料 品 5,000 円 11/ 8 雑 貨 5,000 円 合 計 50,000 円 消 費 税 4,600 円 (10% 対 象 30,000 円 消 費 税 3,000 円 ) (8% 対 象 20,000 円 消 費 税 1,600 円 ) ( 株 ) ( 株 ) ( 株 ) ( 株 ) ( 株 ) 登 録 番 号 XXX ( 株 ) 登 録 番 号 XXX 事 業 者 ( 株 ) 仕 入 売 上 [ 請 求 書 の 記 載 事 項 ] 請 求 書 発 行 者 の 氏 名 又 は 名 称 取 引 年 月 日 取 引 の 内 容 対 価 の 額 請 求 書 受 領 者 の 氏 名 又 は 名 称 事 業 者 ( 株 ) 仕 入 売 上 [ 請 求 書 の 記 載 事 項 ] 改 正 前 の 記 載 事 項 に 加 えて 軽 減 対 象 課 税 資 産 の 譲 渡 等 である 旨 税 率 の 異 なるごとに 合 計 した 対 価 の 額 請 求 書 等 の 交 付 を 受 けた 事 業 者 が 事 実 に 基 づき 追 記 することが 認 められる 事 業 者 ( 株 ) 仕 入 売 上 [ 請 求 書 ( 控 )の 記 載 事 項 ] 改 正 前 及 び 左 記 の 記 載 事 項 に 加 えて 適 格 請 求 書 発 行 事 業 者 の 登 録 番 号 税 抜 価 額 又 は 税 率 毎 の 税 込 価 額 の 合 計 額 及 び 適 用 税 率 等 消 費 税 額 等 [ 請 求 書 の 交 付 ] 交 付 義 務 なし 免 税 事 業 者 も 交 付 可 ( 免 税 業 者 からの 仕 入 税 額 控 除 可 ) [ 請 求 書 の 交 付 ( 改 正 前 と 同 じ)] 交 付 義 務 なし 免 税 事 業 者 も 交 付 可 ( 免 税 業 者 からの 仕 入 税 額 控 除 可 ) [ 請 求 書 の 交 付 ] 交 付 義 務 あり 不 正 交 付 の 罰 則 あり 免 税 事 業 者 の 交 付 不 可 ( 免 税 業 者 からの 仕 入 税 額 控 除 不 可 ) ただし 一 定 期 間 免 税 事 業 者 からの 仕 入 税 額 控 除 可 と する 経 過 措 置 あり 無 断 複 写 転 載 を 禁 じます される 予 定 の 法 案 等 を 確 認 する 必 要 があり 当 該 法 案 等 において 本 資 料 に 記 載 した 内 容 とは 異 なる 内 容 が 制 定 される 場 合 もありますのでご 留 意 ください 対 策 の 立 案 実 行 は 専 門 6

車 体 課 税 改 正 の 概 要 環 境 性 能 の 優 れた 自 動 車 等 の 普 及 を 図 るため 車 体 課 税 について 抜 本 的 見 直 しが 行 われました 車 体 課 税 の 改 正 の 概 要 区 分 税 目 課 税 時 期 税 額 平 成 28 年 度 改 正 の 概 要 国 税 自 動 車 重 量 税 車 検 時 等 車 種 車 検 期 間 重 量 に 応 じ 決 定 改 正 点 なし ( 燃 費 性 能 がより 優 れた 自 動 車 の 普 及 を 継 続 的 に 促 す 構 造 を 確 立 する 観 点 から 平 成 27 年 度 与 党 税 制 改 正 大 綱 に 沿 って 検 討 を 行 い 平 成 29 年 度 税 制 改 正 において 具 体 的 な 結 論 を 得 る 予 定 ) 地 方 税 都 道 府 県 税 自 動 車 取 得 税 取 得 時 取 得 価 額 税 率 平 成 29 年 3 月 31 日 をもって 廃 止 自 動 車 税 取 得 時 取 得 価 額 税 率 環 境 性 能 割 ( 仮 称 )を 新 設 ( 平 成 29 年 4 月 1 日 以 後 に 取 得 する 自 動 車 等 について 適 用 ) 毎 年 4 月 1 日 車 種 等 に 応 じ 決 定 自 動 車 税 のグリーン 化 特 例 の 見 直 し 及 び 延 長 市 町 村 税 軽 自 動 車 税 取 得 時 毎 年 4 月 1 日 取 得 価 額 税 率 車 種 および 用 途 等 に 応 じ 決 定 環 境 性 能 割 ( 仮 称 )を 新 設 ( 平 成 29 年 4 月 1 日 以 後 に 取 得 する 自 動 車 等 について 適 用 ) 軽 自 動 車 税 のグリーン 化 特 例 の 延 長 無 断 複 写 転 載 を 禁 じます される 予 定 の 法 案 等 を 確 認 する 必 要 があり 当 該 法 案 等 において 本 資 料 に 記 載 した 内 容 とは 異 なる 内 容 が 制 定 される 場 合 もありますのでご 留 意 ください 対 策 の 立 案 実 行 は 専 門 7

自 動 車 税 軽 自 動 車 税 ~グリーン 化 特 例 の 見 直 し 及 び 延 長 参 考 グリーン 化 特 例 とは グリーン 化 特 例 の 一 部 見 直 し 及 び 延 長 の 措 置 が 講 じられます (1) 自 動 車 税 のグリーン 化 特 例 ( 軽 課 )の 区 分 が 見 直 されます ( 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 29 年 3 月 31 日 までの 新 規 取 得 分 に 適 用 する) (2)グリーン 化 特 例 の 適 用 期 限 が1 年 間 延 長 されます ( 軽 課 については 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 29 年 3 月 31 日 までの 新 規 取 得 分 に 適 用 し 重 課 については 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 29 年 3 月 31 日 までに 取 得 から 一 定 期 間 を 超 えているものに 適 用 する) 自 動 車 税 のグリーン 化 特 例 ( 軽 課 )の 見 直 し 改 正 前 2. 今 後 の 注 目 点 区 分 次 世 代 自 動 車 電 気 自 動 車 等 ( 1) ガソリン 車 ガソリン ハイブリッド 車 H17 排 出 ガス 基 準 75% 低 減 達 成 ( 4) H27 燃 費 基 準 +20% 達 成 ( 6) H32 燃 費 基 準 達 成 H32 燃 費 基 準 未 達 成 標 準 税 率 に 対 する 軽 減 率 概 ね 75% 軽 減 燃 費 性 能 等 が 優 れた 環 境 負 荷 の 小 さい 自 動 車 及 び 軽 自 動 車 の 税 率 を 軽 減 し ( 軽 課 ) 一 定 年 数 を 経 過 した 環 境 負 荷 の 重 い 自 動 車 の 税 率 を 重 くする( 重 課 ) という 特 例 措 置 です 1 電 気 自 動 車 等 とは 電 気 自 動 車 プラグインハイブリッド 車 天 然 ガス 自 動 車 ( 2) クリーンディーゼル 乗 用 車 ( 3)をいう 2 天 然 ガス 自 動 車 は 平 成 21 年 排 出 ガス 規 制 に 適 合 し かつ 平 成 21 年 排 出 ガス 基 準 値 より10% 以 上 窒 素 酸 化 物 の 排 出 量 が 少 ないものに 限 る 3 クリーンディーゼル 乗 用 車 とは 平 成 21 年 排 出 ガス 規 制 に 適 合 している 乗 用 車 ( 軽 油 を 内 燃 機 関 の 燃 料 とする 自 動 車 に 限 る )をいう 4 平 成 17 年 排 出 ガス 規 制 に 適 合 し かつ 平 成 17 年 排 出 ガス 基 準 値 より75% 以 上 窒 素 酸 化 物 等 の 排 出 量 が 少 ない 自 動 車 をいう 5 H32 年 度 燃 費 基 準 +10%とは エネルギー 消 費 効 率 が 平 成 32 年 度 燃 費 基 準 値 より10% 以 上 燃 費 性 能 が 良 い 自 動 車 をいう 6 H27 年 度 燃 費 基 準 +20%とは エネルギー 消 費 効 率 が 平 成 27 年 度 燃 費 基 準 値 より20% 以 上 燃 費 性 能 が 良 い 自 動 車 をいう 標 準 税 率 に 対 する 軽 減 率 消 費 税 10% 引 上 げ 時 に グリーン 化 特 例 の 対 象 重 点 化 を 行 いつつ 軽 課 を 強 化 する 等 税 制 の 一 層 のグリーン 化 が 図 られる 予 定 である 区 分 改 正 案 次 世 代 自 動 車 電 気 自 動 車 等 ( 1) ガソリン 車 ガソリン ハイブリッド 車 H17 排 出 ガス 基 準 75% 低 減 達 成 H32 燃 費 基 準 +10% 達 成 ( 5) H27 燃 費 基 準 +20% 達 成 ( 6) 概 ね 75% 軽 減 概 ね 50% 軽 減 概 ね H27 燃 費 基 準 +10% 達 成 50% 軽 減 ( 4) 上 記 以 外 無 断 複 写 転 載 を 禁 じます される 予 定 の 法 案 等 を 確 認 する 必 要 があり 当 該 法 案 等 において 本 資 料 に 記 載 した 内 容 とは 異 なる 内 容 が 制 定 される 場 合 もありますのでご 留 意 ください 対 策 の 立 案 実 行 は 専 門 8

自 動 車 税 軽 自 動 車 税 ~ 環 境 性 能 割 ( 仮 称 )の 新 設 自 動 車 取 得 税 は 平 成 29 年 3 月 31 日 をもって 廃 止 され 平 成 29 年 4 月 1 日 以 後 の 自 動 車 の 取 得 に 対 して 自 動 車 税 ( 道 府 県 税 ) 及 び 軽 自 動 車 税 ( 市 町 村 税 )にそれぞれ 環 境 性 能 割 が 導 入 されます 環 境 性 能 割 は 取 得 価 額 が50 万 円 を 超 える 自 動 車 ( 中 古 車 を 含 む)の 取 得 に 対 し 取 得 時 にその 取 得 者 に 課 され 申 告 納 付 により 徴 収 されます 納 付 額 は 取 得 価 額 税 率 により 計 算 されます 現 行 の 自 動 車 税 は 自 動 車 税 排 気 量 割 ( 仮 称 ) 現 行 の 軽 自 動 車 税 は 軽 自 動 車 税 排 気 量 割 ( 仮 称 )にするなどの 措 置 が 講 じられます 乗 用 車 の 税 率 税 率 区 分 及 び 要 件 登 録 車 5 軽 自 動 車 電 気 自 動 車 プラグインハイブリット 車 天 然 ガス 自 動 車 1 等 ガソリン 車 ガソリンハイブリット 車 H17 排 出 ガス 基 準 75% 低 減 達 成 2 H32 燃 費 基 準 +10% 達 成 3 H32 燃 費 基 準 H27 燃 費 基 準 +10% 達 成 4 左 記 以 外 の 車 自 家 用 1.0% 2.0% 3.0% 営 業 用 0.5% 1.0% 2.0% 非 課 税 自 家 用 1.0% 2.0% 2.0% 営 業 用 0.5% 1.0% 2.0% 1 平 成 21 年 排 出 ガス 規 制 に 適 合 し かつ 平 成 21 年 排 出 ガス 基 準 値 より10% 以 上 窒 素 酸 化 物 の 排 出 量 が 少 ないものに 限 る 2 平 成 17 年 排 出 ガス 規 制 に 適 合 し かつ 平 成 17 年 排 出 ガス 基 準 値 より75% 以 上 窒 素 酸 化 物 の 排 出 量 が 少 ない 自 動 車 をいう 3 H32 燃 費 基 準 +10% 達 成 とは エネルギー 消 費 効 率 が 平 成 32 年 度 燃 費 基 準 より10% 以 上 燃 費 性 能 が 良 い 自 動 車 をいう 4 H27 燃 費 基 準 +10% 達 成 とは エネルギー 消 費 効 率 が 平 成 27 年 度 燃 費 基 準 より10% 以 上 燃 費 性 能 が 良 い 自 動 車 をいう 5 普 通 自 動 車 及 び 三 輪 以 上 の 小 型 自 動 車 をいう ( 注 ) バス トラックについては 別 途 税 率 が 定 められています 〇 平 成 29 年 4 月 1 日 以 後 に 取 得 する 自 動 車 等 について 適 用 される 2. 今 後 の 注 目 点 課 税 標 準 の 算 定 方 法 納 付 の 手 続 き 滞 納 処 分 罰 則 等 に 関 する 所 要 の 規 定 相 続 による 取 得 に 対 する 非 課 税 などの 所 要 の 非 課 税 規 定 について 整 備 される 予 定 である 無 断 複 写 転 載 を 禁 じます される 予 定 の 法 案 等 を 確 認 する 必 要 があり 当 該 法 案 等 において 本 資 料 に 記 載 した 内 容 とは 異 なる 内 容 が 制 定 される 場 合 もありますのでご 留 意 ください 対 策 の 立 案 実 行 は 専 門 9

消 費 税 ~ 輸 出 物 品 販 売 場 制 度 の 見 直 し ( 免 税 制 度 の 拡 充 ) 免 税 販 売 の 対 象 となる 下 限 額 が5 千 円 以 上 に 引 き 下 げられます ( 1) 輸 出 物 品 販 売 場 ( 免 税 店 )における 外 国 人 旅 行 者 に 対 する 免 税 販 売 の 方 法 が 一 部 簡 素 化 されます ( 2) 手 続 委 託 型 輸 出 物 品 販 売 場 の 設 置 が 緩 和 されます ( 3) ( 免 税 対 象 物 品 からの 除 外 ) 免 税 対 象 物 品 から 金 又 は 白 金 の 地 金 が 除 外 されます 〇 免 税 制 度 の 拡 充 : 平 成 28 年 5 月 1 日 以 後 に 行 われる 課 税 資 産 の 譲 渡 等 又 は 輸 出 物 品 販 売 場 の 許 可 申 請 について 適 用 される 〇 免 税 対 象 物 品 からの 除 外 : 平 成 28 年 4 月 1 日 以 後 に 行 う 課 税 資 産 の 譲 渡 等 について 適 用 される 1 免 税 対 象 金 額 の 引 き 下 げ 内 容 改 正 前 改 正 案 1 一 般 物 品 ( 消 耗 品 以 外 の 一 定 の 物 品 ) 1 万 円 超 5 千 円 以 上 2 免 税 販 売 方 法 の 簡 素 化 2 消 耗 品 ( 食 品 類 飲 料 類 薬 品 類 等 ) 5 千 円 超 5 千 円 以 上 3 大 規 模 小 売 店 舗 を 設 置 している 者 が 商 店 街 復 興 組 合 等 の 組 合 員 である 場 合 には これらの 地 区 又 は 地 域 を 一 の 特 定 商 業 施 設 として 手 続 委 託 型 輸 出 物 品 販 売 場 の 設 置 が 認 められる 2. 実 務 上 の 留 意 点 内 容 1 購 入 記 録 票 の 作 成 改 正 前 必 須 改 正 案 免 税 店 で 輸 出 に 係 る 運 送 手 続 き をとることにより 免 除 2 購 入 者 誓 約 書 の 保 存 紙 による 保 存 電 磁 的 記 録 の 保 存 も 可 購 入 記 録 票 の 作 成 省 略 により 免 税 店 での 事 務 負 担 が 軽 減 される( 購 入 者 誓 約 書 の 保 存 は 必 要 ) 無 断 複 写 転 載 を 禁 じます される 予 定 の 法 案 等 を 確 認 する 必 要 があり 当 該 法 案 等 において 本 資 料 に 記 載 した 内 容 とは 異 なる 内 容 が 制 定 される 場 合 もありますのでご 留 意 ください 対 策 の 立 案 実 行 は 専 門 10

消 費 税 の 内 外 判 定 の 見 直 し 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 ( 注 1)に 係 る 消 費 税 の 国 内 取 引 の 判 定 ついては 役 務 の 提 供 を 受 ける 者 の 住 所 地 や 本 店 所 在 地 等 により 行 います( 注 2)が 事 業 者 向 けの 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 ( 注 3)に 係 る 国 内 取 引 の 判 定 については 下 記 のとおり 見 直 しが 行 われます 1 国 内 に 本 店 を 有 する 事 業 者 が 国 外 支 店 等 で 受 ける 事 業 者 向 け 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 改 正 前 国 内 に 本 店 があるため 国 内 取 引 として 課 税 対 象 ( 注 4) 改 正 案 当 該 役 務 の 提 供 のうち 国 外 において 行 う 資 産 の 譲 渡 等 にのみ 要 するもの( 注 5)は 国 外 取 引 として 課 税 対 象 外 2 国 外 に 本 店 を 有 する 事 業 者 が 国 内 の 恒 久 的 施 設 ( 日 本 支 店 等 )において 受 ける 事 業 者 向 け 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 改 正 前 国 外 に 本 店 があるため 国 外 取 引 として 課 税 対 象 外 改 正 案 当 該 役 務 の 提 供 のうち 国 内 において 行 う 資 産 の 譲 渡 等 にのみ 要 するもの( 注 5)は 国 内 取 引 として 課 税 対 象 ( 注 1) 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 とは インターネット 等 を 介 して 行 われる 電 子 書 籍 音 楽 映 像 ゲームまたは 広 告 の 配 信 などの 役 務 の 提 供 をいいます ( 注 2) 当 該 判 定 基 準 は 平 成 27 年 度 税 制 改 正 事 項 であり 平 成 27 年 10 月 1 日 以 後 行 われる 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 から 適 用 されています ( 注 3) 国 外 事 業 者 が 行 う 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 のうちその 役 務 の 性 質 等 からその 役 務 の 提 供 を 受 ける 者 が 通 常 事 業 者 に 限 られるものをいいます ( 注 4) 特 定 仕 入 れとして 役 務 提 供 を 受 ける 者 である 国 内 事 業 者 が 消 費 税 の 納 税 義 務 を 負 います(いわゆるリバースチャージ 方 式 ) ( 注 5) 1の 場 合 には 国 外 で 販 売 される 商 品 に 関 する 広 告 の 配 信 など 2の 場 合 には 国 内 で 販 売 される 商 品 に 関 する 広 告 の 配 信 などが 想 定 されると 考 えます 〇 平 成 29 年 1 月 1 日 以 後 に 行 われる 特 定 仕 入 れについて 適 用 される 1のケース( 国 内 に 本 店 を 有 する 事 業 者 の 場 合 ) 改 正 A 社 本 店 国 内 国 外 A 社 国 外 支 店 前 事 業 者 向 け 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 A 社 の 本 店 所 在 地 が 国 内 のため 国 内 取 引 として 課 税 対 象 国 外 事 業 者 改 正 案 A 社 本 店 国 内 国 外 A 社 国 外 支 店 事 業 者 向 け 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 A 社 の 本 店 所 在 地 が 国 内 であっても 国 外 取 引 として 課 税 対 象 外 2. 実 務 上 の 留 意 点 国 外 事 業 者 国 外 において 行 う 資 産 の 譲 渡 等 にのみ 要 するものに 該 当 する 場 合 2のケース( 国 外 に 本 店 を 有 する 事 業 者 の 場 合 ) 改 < 恒 久 的 施 設 > 国 内 国 外 正 B 社 本 店 B 社 国 内 支 店 前 事 業 者 向 け 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 B 社 の 本 店 所 在 地 が 国 外 のため 国 外 取 引 として 課 税 対 象 外 国 外 事 業 者 改 正 案 < 恒 久 的 施 設 > B 社 国 内 支 店 B 社 の 本 店 所 在 地 が 国 外 であっても 国 内 取 引 として 課 税 対 象 国 内 において 行 う 資 産 の 譲 渡 等 にのみ 要 するものに 該 当 する 場 合 国 内 国 外 B 社 本 店 事 業 者 向 け 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 国 外 事 業 者 1のケースは 国 外 事 業 者 から 受 ける 当 該 役 務 が 国 外 において 行 う 資 産 の 譲 渡 等 にのみ 要 するものかどうかの 判 断 が 必 要 となる 無 断 複 写 転 載 を 禁 じます される 予 定 の 法 案 等 を 確 認 する 必 要 があり 当 該 法 案 等 において 本 資 料 に 記 載 した 内 容 とは 異 なる 内 容 が 制 定 される 場 合 もありますのでご 留 意 ください 対 策 の 立 案 実 行 は 専 門 11

消 費 税 ~ 高 額 資 産 を 取 得 等 した 場 合 の 特 例 措 置 1 高 額 資 産 の 仕 入 れ 等 ( 1)を 行 った 場 合 には 下 記 の 各 課 税 期 間 は 事 業 者 免 税 点 制 度 及 び 簡 易 課 税 制 度 は 適 用 できません 高 額 資 産 ( 2)の 仕 入 れ 等 の 日 の 属 する 課 税 期 間 から その 課 税 期 間 の 初 日 以 後 3 年 を 経 過 する 日 の 属 する 課 税 期 間 まで ( 1) 事 業 者 ( 免 税 事 業 者 を 除 く)が 簡 易 課 税 制 度 の 適 用 を 受 けない 課 税 期 間 中 に 行 う 国 内 における 高 額 資 産 の 課 税 仕 入 れ 又 は 高 額 資 産 の 保 税 地 域 からの 引 き 取 りをいいます ( 2) 高 額 資 産 とは 一 取 引 単 位 につき 支 払 対 価 の 額 が 税 抜 1,000 万 円 以 上 の 棚 卸 資 産 又 は 調 整 対 象 固 定 資 産 をいいます 自 ら 資 産 を 建 設 等 した 場 合 には 下 記 の 各 課 税 期 間 は 事 業 者 免 税 点 制 度 及 び 簡 易 課 税 制 度 は 適 用 できません 建 設 等 に 要 した 費 用 の 額 が 税 抜 1,000 万 円 以 上 となった 日 の 属 する 課 税 期 間 から その 建 設 等 が 完 了 した 日 の 属 する 課 税 期 間 の 初 日 以 後 3 年 を 経 過 する 日 の 属 する 課 税 期 間 まで 〇 平 成 28 年 4 月 1 日 以 後 に 国 内 で 高 額 資 産 の 仕 入 れ 等 を 行 った 場 合 について 適 用 される (ただし 平 成 27 年 12 月 31 日 までに 締 結 した 契 約 に 基 づく 平 成 28 年 4 月 1 日 以 後 の 高 額 資 産 の 仕 入 れ 等 は 除 く) 2. 実 務 上 の 留 意 点 改 正 前 は 例 えば 当 期 に 高 額 資 産 の 購 入 等 により 本 則 課 税 による 仕 入 税 額 控 除 を 利 用 し 翌 期 は 簡 易 課 税 制 度 の 適 用 を 受 け 当 該 高 額 資 産 の 売 却 等 に 係 る 消 費 税 について 簡 易 課 税 によるみなし 仕 入 税 額 控 除 を 利 用 することが 可 能 であった 会 計 検 査 院 から 指 摘 があった PFI 事 業 特 別 目 的 会 社 における こうした 簡 易 課 税 制 度 を 利 用 したスキーム 防 止 の 必 要 から 改 正 されることとなったが 税 制 改 正 大 綱 案 では PFI 事 業 特 別 目 的 会 社 に 限 定 されておらず 一 般 事 業 者 も 改 正 の 対 象 となる 無 断 複 写 転 載 を 禁 じます される 予 定 の 法 案 等 を 確 認 する 必 要 があり 当 該 法 案 等 において 本 資 料 に 記 載 した 内 容 とは 異 なる 内 容 が 制 定 される 場 合 もありますのでご 留 意 ください 対 策 の 立 案 実 行 は 専 門 12

消 費 税 ~ 高 額 資 産 を 取 得 等 した 場 合 の 特 例 措 置 2 ケース1( 高 額 資 産 の 仕 入 の 場 合 ) 平 成 28 年 4 月 1 日 N 期 平 成 29 年 4 月 1 日 N+1 期 平 成 30 年 4 月 1 日 N+2 期 平 成 31 年 4 月 1 日 N+3 期 高 額 資 産 の 仕 入 高 額 資 産 の 売 却 改 正 前 免 税 簡 易 課 税 適 用 可 ( 注 ) 免 税 簡 易 課 税 適 用 可 ( 注 ) 免 税 簡 易 課 税 適 用 可 ( 注 ) 改 正 案 ( 免 税 簡 易 課 税 適 用 不 可 ) ( 免 税 簡 易 課 税 適 用 不 可 ) 免 税 簡 易 課 税 適 用 可 ( 注 ) 高 額 資 産 を 仕 入 れた 日 の 属 する 課 税 期 間 ケース2( 自 ら 建 設 等 する 場 合 ) 高 額 資 産 を 仕 入 れた 日 の 属 する 課 税 期 間 であるN 期 の 初 日 ( 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 以 後 3 年 を 経 過 する 日 ( 平 成 31 年 3 月 31 日 )の 属 する 課 税 期 間 改 正 案 において となる 課 税 期 間 ( 注 ) 適 用 については 課 税 売 上 高 の 金 額 基 準 あり 平 成 28 年 4 月 1 日 平 成 29 年 4 月 1 日 平 成 30 年 4 月 1 日 平 成 31 年 4 月 1 日 平 成 32 年 4 月 1 日 平 成 33 年 4 月 1 日 N 期 N+1 期 N+2 期 N+3 期 N+4 期 N+5 期 建 設 費 1,000 万 円 建 設 中 完 成 売 却 改 正 前 免 税 簡 易 課 税 適 用 可 ( 注 ) 免 税 簡 易 課 税 適 用 可 ( 注 ) 免 税 簡 易 課 税 適 用 可 ( 免 税 簡 易 課 税 適 用 可 ( 注 )) ) ( 免 税 簡 易 課 税 適 用 可 ( 注 ) ( 注 ))) 改 正 案 ( 免 税 簡 易 課 税 適 用 不 可 ) ( 免 税 簡 易 課 税 適 用 不 可 ) ( 免 税 簡 易 課 税 適 用 不 可 ) ( 免 税 簡 易 課 税 適 用 不 可 ) 免 税 簡 易 課 税 適 用 可 ( 注 ) 建 設 等 の 費 用 が1,000 万 円 を 超 えた 日 の 属 する 課 税 期 間 建 設 等 が 完 成 した 日 の 属 する 課 税 期 間 であるN+2 期 の 初 日 ( 平 成 30 年 4 月 1 日 ) 以 後 3 年 を 経 過 する 日 ( 平 成 33 年 3 月 31 日 )の 属 する 課 税 期 間 改 正 案 において となる 課 税 期 間 ( 注 ) 適 用 については 課 税 売 上 高 の 金 額 基 準 あり 無 断 複 写 転 載 を 禁 じます される 予 定 の 法 案 等 を 確 認 する 必 要 があり 当 該 法 案 等 において 本 資 料 に 記 載 した 内 容 とは 異 なる 内 容 が 制 定 される 場 合 もありますのでご 留 意 ください 対 策 の 立 案 実 行 は 専 門 13