施設入所者の費用負担の考え方について



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(2) 保 育 料 等 減 免 措 置 に 関 する 調 書 (3) 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 5 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 する 市 町 村 民 税 の 課 税 の 状 況 を 証 明 する 書 類 又 は 生 活 保 護 法 ( 昭 和

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    平成11年度余市町私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

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( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

資料2 利用者負担(保育費用)

月 収 額 算 出 のながれ 給 与 所 得 者 の 場 合 年 金 所 得 者 の 場 合 その 他 の 所 得 者 の 場 合 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 所 得 を 確 かめ

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別 紙 軽 費 老 人 ホームの 収 入 認 定 について 平 成 22 年 3 月 9 日 千 葉 県 健 康 福 祉 部 高 齢 者 福 祉 課 本 紙 は 平 成 18 年 1 月 24 日 老 発 第 号 厚 生 労 働 省 老 健 局 長 通 知 老 人 保 護 措 置 費

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

平成18年度弥富町私立幼稚園就園

退職手当とは

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

桜井市外国人高齢者及び外国人重度心身障害者特別給付金支給要綱

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

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( 支 給 制 限 ) 第 4 条 市 長 は 前 条 の 規 定 にかかわらず 給 対 象 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するとき は 給 金 を 支 給 しないものとする (1) 年 額 405,696 円 以 上 の 公 的 年 金 等 を 受 給 しているとき (2) 生 活

H25要綱本文

個 人 所 得 課 税 ~ 住 宅 ローン 控 除 等 の 適 用 期 限 の 延 長 2 4. 既 存 住 宅 に 係 る 特 定 の 改 修 工 事 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 居 住 年 省 エネ 改 修 工 事 控 除 限 度 額 バリアフリー 改 修 工 事 平

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の


平成16年度

【労働保険事務組合事務処理規約】

240709

年 支 給 開 始 年 齢 図 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 ( 給 料 比 例 部 分 ) 昭 和 29 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 特 別 支 給 の 退 職 共 済 年 老 齢 厚 生 年 昭 和 25 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 退 職 共 済 年

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等


四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した

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社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

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目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

東久留米市訓令乙第   号

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新ひだか町住宅新築リフォーム等緊急支援補助金交付要綱

1 基 準 額 は 以 下 の 式 によって 算 定 する 34,500 円 に1 2の 合 計 を 加 えた 額 116 歳 未 満 の 扶 養 親 族 の 数 21,300 円 216 歳 以 上 19 歳 未 満 の 扶 養 親 族 の 数 11,100 円 ただし 年 齢 は 平 成 25

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

賃 金 報 酬 給 与 とは ( 労 働 基 準 法 の 賃 金 ) ( 労 働 基 準 法 この 法 律 ) で 賃 金 とは 賃 金 給 料 手 当 賞 与 その 他 名 称 の 如 何 を 問 わず 労 働 の 対 償 として 使 用 者 が 労 働 者 に 支 払 うすべてのものをいう (

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1


平成22年分 給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

給 与 所 得 控 除 控 除 額 の 計 算 については 次 のとおりです 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 180 万 円 以 下 の 場 合 180 万 円 を 超 え 360 万 円 以 下 の 場 合 360 万 円 を 超 え 660 万 円 以 下 の 場 合

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

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情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

横浜市障害者ガイドヘルプ事業実施要綱

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[ 特 別 控 除 の 一 覧 ] 控 除 の 内 容 特 定 扶 養 親 族 控 除 ( 税 法 上 の 扶 養 親 族 で 満 16 才 以 上 23 才 未 満 の 扶 養 親 族 ) 老 人 扶 養 親 族 配 偶 者 控 除 ( 税 法 上 の 扶 養 親 族 で 満 70 才 以 上 の

障害福祉制度あらまし目次

事務連絡

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口


私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

給 与 所 得 控 除 所 得 税 の 簡 易 給 与 所 得 表 により 給 与 所 得 の 金 額 を 求 めますが 控 除 額 の 計 算 については 次 のとおりです 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 180 万 円 以 下 の 場 合 180 万 円 を 超 え

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平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

大阪府電子調達システムの開発業務 (第一期)に係る仕様書案に対する意見招請のお知らせ

定款

不 動 産 所 得 の 赤 字 < 土 地 等 の 取 得 の 負 債 利 子 なら 300 万 500 万 不 動 産 所 得 の 赤 字 300 万 のうち 利 子 分 の500 万 は 通 算 できない = 赤 字 分 の300 万 は 全 額 通 算 できないことになる = 損 益 通 算

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らの 内 容 について 規 定 することとしております 今 回 お 示 しする 整 理 は 現 時 点 の 案 ですので あらかじめご 承 知 おき 下 さい 同 令 等 の 改 正 規 定 が 確 定 し 次 第 改 めてご 連 絡 をさせていただきます 記 1 軽 減 措 置 の 具 体 的 な

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っては 出 産 予 定 日 から 出 生 した 日 から 起 算 して8 週 間 を 経 過 する 日 の 翌 日 までとする ) の 期 間 内 に 当 該 子 に 係 る 最 初 の 育 児 休 業 を 開 始 し かつ 終 了 した 場 合 であって 当 該 子 に 係 る 再 度 の 育 児

5

係 に 提 出 する 2 財 形 担 当 係 は 前 項 の 規 定 による 財 形 貯 蓄 等 の 申 込 みがあった 場 合 には 当 該 申 込 みの 内 容 を 点 検 し 財 形 貯 蓄 等 の 契 約 の 要 件 ( 第 6 条 に 規 定 する 基 準 を 含 む )を 満 たしている

目  次

む )の 規 定 は 同 令 第 二 百 六 十 三 条 第 一 項 に 規 定 する 申 告 書 と 併 せて 提 出 する 復 興 特 別 所 得 税 申 告 書 について 準 用 する 2 法 第 十 七 条 第 一 項 第 三 号 に 規 定 する 政 令 で 定 める 金 額 は 所 得

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4-3-4共立蒲原総合病院組合職員の育児休業等に関する条例

後期高齢者医療制度

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とする ( 減 免 額 の 納 付 ) 第 6 条 市 長 は 減 免 を 受 け た 者 が 偽 り そ の 他 不 正 な 方 法 に よ り 減 免 の 決 定 を 受 け た こ と を 知 っ た と き 前 の 申 告 が あ っ た と き 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 によ

Transcription:

障 害 福 祉 サービス 障 害 児 通 所 支 援 等 の 利 用 者 負 担 認 定 の 手 引 き 平 成 24 年 4 月 版 Ver.7 障 害 福 祉 課

利 用 者 負 担 の 概 要 ( 福 祉 型 ) * 障 害 児 施 設 についても 含 む 自 己 負 担 ( 福 グループホーム ケアホーム 注 1 入 所 施 設 (20 歳 以 上 ) 入 所 施 設 (20 歳 未 満 ) 通 所 サービス 負 担 上 限 月 額 設 定 (P5~10 参 照 ) ホーム ヘルプ 祉 部 分 ) 1 高 額 障 害 福 祉 サ ー ビ ス 等 給 付 費 等 (P33~45 参 照 ) 食 費 等 2 補 足 給 付 (P24~30 参 照 ) 人 件 費 相 当 分 減 額 経 過 措 置 生 活 保 護 へ の 移 行 防 止 ( 負 担 上 限 月 額 を 下 げる) (P32 参 照 ) 家 賃 3 補 足 給 付 注 2 (P31 参 照 ) 注 1 負 担 上 限 月 額 の 設 定 に 関 しては 宿 泊 型 自 立 訓 練 精 神 障 害 者 退 院 支 援 施 設 利 用 型 生 活 訓 練 及 び 精 神 障 害 者 退 院 支 援 施 設 利 用 型 就 労 移 行 支 援 を 含 む 注 2 グループホーム ケアホーム( 重 度 障 害 者 等 包 括 支 援 の 一 環 として 提 供 される 場 合 を 含 む )に 限 る 1 障 害 福 祉 課

利 用 者 負 担 の 概 要 ( 医 療 型 ) 入 所 施 設 (20 歳 以 上 ) 入 所 施 設 (20 歳 未 満 ) 通 所 サービス ( 福 祉 部 分 ) 1 自 己 負 担 負 担 上 限 月 額 設 定 (P5~10 参 照 ) 高 額 障 害 福 祉 サ ー ビ ス 等 給 付 費 等 (P33~45 参 照 ) ( 医 療 部 分 ) 2 自 己 負 担 負 担 上 限 月 額 設 定 (P5~10 参 照 ) 医 療 型 個 別 減 免 (P12~23 参 照 ) 3 食 費 等 標 準 負 担 額 ( 健 康 保 険 に 規 定 ) 医 療 型 個 別 減 免 (P12~23 参 照 ) 人 件 費 相 当 分 減 額 経 過 措 置 生 活 保 護 へ の 移 行 防 止 ( 負 担 上 限 月 額 を 下 げる) (P32 参 照 ) 20 歳 以 上 医 療 型 個 別 減 免 の 対 象 者 の 場 合 ( 低 所 得 1 2)3 1 2の 順 で 軽 減 後 の 負 担 上 限 月 額 を 算 定 合 計 額 は 認 定 収 入 額 -その 他 生 活 費 20 歳 未 満 医 療 型 個 別 減 免 の 対 象 者 の 場 合 ( 全 所 得 階 層 ) 1 2 3の 順 で 軽 減 後 の 負 担 上 限 月 額 を 算 定 合 計 額 は 地 域 で 子 どもを 育 てるために 通 常 必 要 な 費 用 -その 他 生 活 費 2 * 療 養 介 護 については 医 療 型 障 害 児 入 所 施 設 と 同 じ 仕 組 み 障 害 福 祉 課

(MEMO) 3 障 害 福 祉 課

目 次 序. 利 用 者 負 担 の 概 要 について( 図 表 ) 1 第 1. 所 得 区 分 認 定 医 療 型 個 別 減 免 補 足 給 付 の 認 定 方 法 につ いて 5 1 負 担 上 限 月 額 を 定 める 際 の 所 得 区 分 の 設 定 について 5 2 18 歳 以 上 の 者 が 放 課 後 等 デイサービスと 障 害 福 祉 サービスとを 併 用 する 場 合 の 取 扱 いについて 11 3 医 療 型 個 別 減 免 について 12 4 補 足 給 付 の 認 定 について 24 第 2. 生 活 保 護 境 界 層 対 象 者 に 対 する 負 担 軽 減 措 置 について 32 第 3. 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 について 33 1. 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 の 算 定 の 原 則 35 2. 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 の 算 定 の 特 例 37 3. 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 の 償 還 の 流 れについて 45 4 障 害 福 祉 課

第 1 所 得 区 分 認 定 医 療 型 個 別 減 免 補 足 給 付 の 認 定 方 法 について 1 負 担 上 限 月 額 を 定 める 際 の 所 得 区 分 の 設 定 について 所 得 区 分 の 設 定 の 際 に 低 所 得 1の 区 分 に 該 当 するか 否 かの 判 定 に 当 たって は 市 町 村 及 び 都 道 府 県 ( 以 下 市 町 村 等 という )の 事 務 負 担 を 考 慮 し 税 情 報 を 基 本 とする さらに 税 情 報 に 加 えて 税 情 報 では 収 入 額 を 把 握 できないが 障 害 者 に 対 する 一 般 的 な 制 度 として 給 付 される 収 入 として 障 害 年 金 や 手 当 等 による 収 入 額 を 加 えて 判 定 することとする (1) 具 体 的 な 区 分 の 算 定 方 法 利 用 者 負 担 の 上 限 月 額 については 利 用 者 本 人 ( 支 給 決 定 保 護 者 )の 属 す る 世 帯 ( )の 収 入 等 に 応 じて 以 下 の5 区 分 に 設 定 する ( 障 害 者 自 立 支 援 法 施 行 令 ( 以 下 令 という ) 第 17 条 児 童 福 祉 法 施 行 令 ( 以 下 児 令 という ) 第 24 条 及 び 第 27 条 の2に 規 定 なお 療 養 介 護 医 療 については 令 第 42 条 の4 第 1 項 肢 体 不 自 由 児 通 所 医 療 については 児 令 第 25 条 の1 2 第 1 項 障 害 児 入 所 医 療 については 児 令 第 27 条 の13 第 1 項 に 規 定 ) ( ) 平 成 20 年 7 月 に 実 施 した 世 帯 の 範 囲 の 見 直 しにより 障 害 者 ( 施 設 に 入 所 する20 歳 未 満 の 者 を 除 く 以 下 世 帯 見 直 し 対 象 者 という )である 場 合 に 係 る 世 帯 の 範 囲 については 当 該 障 害 者 及 び 配 偶 者 としている 生 活 保 護 に 係 るものを 除 き 以 下 このマニュアルにおける 世 帯 員 世 帯 全 員 等 の 用 語 を 含 む 世 帯 について 同 じ 1 生 活 保 護 生 活 保 護 受 給 世 帯 ( 中 国 残 留 邦 人 等 の 円 滑 な 帰 国 の 促 進 及 び 永 住 帰 国 後 の 自 立 の 支 援 に 関 する 法 律 による 支 援 給 付 受 給 世 帯 についても 同 様 の 取 扱 い ) 生 活 保 護 世 帯 の 考 え 方 については 平 成 20 年 7 月 に 行 った 世 帯 の 範 囲 の 見 直 しは 適 用 せず 従 前 のとおりである このため 例 えば 障 害 者 本 人 のみの 所 得 を 勘 案 すれば 低 所 得 1に 該 当 す る 場 合 であっても 生 活 保 護 受 給 世 帯 である 場 合 は 当 該 区 分 に 該 当 する 2 低 所 得 1 市 町 村 民 税 世 帯 非 課 税 者 ( 注 )であって 障 害 者 又 は 障 害 児 の 保 護 者 の 収 入 が 年 間 80 万 円 以 下 である 者 5 ( 所 得 区 分 認 定 )

具 体 的 には 以 下 のとおり ア) 市 町 村 民 税 世 帯 非 課 税 者 であること( 注 ) イ)アに 該 当 するもののうち 以 下 の 合 計 額 が 年 間 80 万 円 以 下 である 者 1 地 方 税 法 第 292 条 第 1 項 第 13 号 に 規 定 する 合 計 所 得 金 額 ( 合 計 所 得 金 額 がマイナスとなる 者 については 0とみなして 計 算 する) 2 所 得 税 法 第 35 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 する 公 的 年 金 等 の 収 入 金 額 3 その 他 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 給 付 国 民 年 金 法 に 基 づく 障 害 基 礎 年 金 遺 族 基 礎 年 金 及 び 寡 婦 年 金 並 びに 国 民 年 金 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 昭 和 60 年 法 律 第 34 号 以 下 法 律 第 34 号 という ) 第 1 条 の 規 定 による 改 正 前 の 国 民 年 金 法 に 基 づく 障 害 年 金 厚 生 年 金 保 険 法 に 基 づく 障 害 厚 生 年 金 障 害 手 当 金 及 び 遺 族 厚 生 年 金 並 びに 法 律 第 34 号 第 3 条 の 規 定 による 改 正 前 の 厚 生 年 金 保 険 法 に 基 づく 障 害 年 金 船 員 保 険 法 に 基 づく 障 害 年 金 及 び 障 害 手 当 金 並 びに 法 律 第 34 号 第 5 条 の 規 定 によ る 改 正 前 の 船 員 保 険 法 に 基 づく 障 害 年 金 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 に 基 づく 障 害 共 済 年 金 障 害 共 済 一 時 金 及 び 遺 族 共 済 年 金 並 びに 国 家 公 務 員 等 共 済 組 合 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 昭 和 60 年 法 律 第 105 号 ) 第 1 条 の 規 定 による 改 正 前 の 国 家 公 務 員 等 共 済 組 合 法 に 基 づく 障 害 年 金 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 に 基 づく 障 害 共 済 年 金 障 害 共 済 一 時 金 及 び 遺 族 共 済 年 金 並 びに 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 昭 和 60 年 法 律 第 108 号 ) 第 1 条 の 規 定 による 改 正 前 の 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 に 基 づく 障 害 年 金 私 立 学 校 教 職 員 共 済 法 に 基 づく 障 害 共 済 年 金 障 害 共 済 一 時 金 及 び 遺 族 共 済 年 金 並 びに 私 立 学 校 教 職 員 共 済 組 合 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 昭 和 60 年 法 律 第 106 号 ) 第 1 条 の 規 定 による 改 正 前 の 私 立 学 校 教 職 員 共 済 組 合 法 に 基 づく 障 害 年 金 厚 生 年 金 保 険 制 度 及 び 農 林 漁 業 団 体 職 員 共 済 組 合 制 度 の 統 合 を 図 るための 農 林 漁 業 団 体 職 員 共 済 組 合 法 等 を 廃 止 する 等 の 法 律 ( 平 成 13 年 法 律 第 101 号 ) 附 則 第 16 条 第 4 項 に 規 定 する 移 行 農 林 共 済 年 金 のうち 障 害 共 済 年 金 同 条 第 6 項 に 規 定 する 移 行 農 林 年 金 のうち 障 害 年 金 及 び 同 法 附 則 第 25 条 第 4 項 各 号 に 掲 げる 特 例 年 金 給 付 のうち 障 害 を 支 給 事 由 とするもの 特 定 障 害 者 に 対 する 特 別 障 害 給 付 金 の 支 給 に 関 する 法 律 に 基 づく 特 別 障 害 給 付 金 労 働 者 災 害 補 償 保 険 法 に 基 づく 障 害 補 償 給 付 及 び 障 害 給 付 国 家 公 務 員 災 害 補 償 法 ( 他 の 法 律 において 準 用 する 場 合 を 含 む )に 基 づく 障 害 補 償 地 方 公 務 員 災 害 補 償 法 に 基 づく 障 害 補 償 及 び 同 法 に 基 づく 条 例 の 規 定 に 基 づく 補 償 で 障 害 を 支 給 事 由 とするもの 特 別 児 童 扶 養 手 当 等 の 支 給 に 関 する 法 律 に 基 づく 特 別 児 童 扶 養 手 当 障 害 児 福 祉 手 当 及 び 特 別 障 害 者 手 当 並 びに 法 律 第 34 号 附 則 第 97 条 第 1 項 の 規 定 による 福 祉 手 当 6 ( 所 得 区 分 認 定 )

3 低 所 得 2 市 町 村 民 税 世 帯 非 課 税 者 のうち 2に 該 当 しないもの 4 一 般 1 市 町 村 民 税 課 税 世 帯 に 属 する 者 のうち ア 又 はイに 該 当 し か つ 市 町 村 民 税 所 得 割 額 が16 万 円 ( 障 害 児 及 び20 歳 未 満 の 施 設 入 所 者 にあっては28 万 円 ) 未 満 のもの ア 居 宅 で 生 活 をする 者 居 宅 で 生 活 をする 者 (グループホーム 及 びケアホームに 居 住 する 者 並 び に 宿 泊 型 自 立 訓 練 精 神 障 害 者 退 院 支 援 施 設 利 用 型 生 活 訓 練 及 び 精 神 障 害 者 退 院 支 援 施 設 利 用 型 就 労 移 行 支 援 を 受 けている 者 を 除 く 以 下 同 じ ) イ 20 歳 未 満 の 施 設 入 所 者 20 歳 未 満 の 者 であって 指 定 療 養 介 護 事 業 所 指 定 障 害 者 支 援 施 設 又 は 指 定 障 害 児 入 所 施 設 等 に 入 所 又 は 入 院 している 者 ( 以 下 20 歳 未 満 の 施 設 入 所 者 という ) なお 市 町 村 民 税 所 得 割 額 については 申 請 者 の 属 する 世 帯 に 属 する 者 の 市 町 村 民 税 所 得 割 額 ( )の 合 計 額 とする また 当 該 額 は 地 方 税 法 に 規 定 する 標 準 税 率 で 計 算 された 税 額 とし 自 治 体 が 標 準 税 率 によらない 税 率 で 課 税 している 場 合 は 標 準 税 率 で 計 算 した 税 額 により 判 断 すること 市 町 村 民 税 所 得 割 額 の 算 定 に 当 たっては 住 宅 借 入 金 等 特 別 税 額 控 除 ( 地 方 税 法 附 則 第 5 条 の4 及 び 第 5 条 の4の2) 及 び (ふるさと 納 税 制 度 による) 寄 附 金 税 額 控 除 ( 地 方 税 法 第 314 条 の7)による 税 額 控 除 前 の 所 得 割 額 で 判 定 を 行 うこ ととする 5 一 般 2 市 町 村 民 税 課 税 世 帯 に 属 する 者 のうち 4に 該 当 しないもの ( 注 ) 市 町 村 民 税 世 帯 非 課 税 者 その 属 する 世 帯 の 世 帯 主 を 含 むすべての 世 帯 員 が 障 害 福 祉 サービスを 受 ける 日 の 属 する 年 度 ( 障 害 福 祉 サービスを 受 ける 日 の 属 する 月 が4 月 か ら6 月 までである 場 合 にあっては 前 年 度 ) 分 の 地 方 税 法 の 規 定 による 市 町 村 民 税 ( 同 法 の 規 定 による 特 別 区 民 税 を 含 むものとし 同 法 第 328 条 の 規 定 によって 課 する 所 得 割 を 除 く 以 下 同 じ)が 課 されていない 者 又 は 当 該 市 町 村 の 条 例 で 定 めるところにより 当 該 市 町 村 民 税 を 免 除 された 者 ( 当 該 市 町 村 民 税 の 賦 課 期 日 において 同 法 の 施 行 地 に 住 所 を 有 しない 者 を 除 く )である 世 帯 に 属 する 者 障 害 福 祉 サービス( 療 養 介 護 を 除 く ) 障 害 児 通 所 支 援 ( 医 療 型 児 童 発 達 支 援 を 除 く ) 及 び 障 害 児 入 所 支 援 ( 医 療 型 障 害 児 入 所 施 設 及 び 指 定 医 療 機 関 で 提 供 される 場 合 を 除 く ) を 利 用 する 場 合 については 市 町 村 民 税 非 課 税 世 帯 に 属 する 者 であれば 本 人 の 収 入 にかかわらず 負 担 上 限 月 額 が0 円 となるた め 低 所 得 1 及 び 低 所 得 2 ( 以 下 低 所 得 と 総 称 する )を 区 分 する 必 要 はない したがって この 場 合 については 市 町 村 民 税 の 課 税 状 況 が 分 かる 資 料 をも 7 ( 所 得 区 分 認 定 )

って 所 得 区 分 を 低 所 得 と 設 定 して 差 し 支 えない 療 養 介 護 医 療 型 児 童 発 達 支 援 及 び 障 害 児 入 所 支 援 ( 医 療 型 障 害 児 入 所 施 設 及 び 指 定 医 療 機 関 で 提 供 される 場 合 に 限 る )を 利 用 する 場 合 については 療 養 介 護 医 療 費 肢 体 不 自 由 児 通 所 医 療 費 及 び 障 害 児 入 所 医 療 費 に 係 る 利 用 者 負 担 が 発 生 することを 踏 まえ 市 町 村 民 税 非 課 税 世 帯 に 属 する 者 について 本 人 の 年 収 を 把 握 し 低 所 得 1 又 は 低 所 得 2 の 区 分 を 設 定 すること (2) 手 続 き 等 障 害 者 等 の 申 請 により どの 区 分 に 該 当 するか 市 町 村 等 が 認 定 する ( 申 請 がなければ 基 本 的 に5の 世 帯 に 該 当 するものとみなす ) 現 在 すでに 障 害 福 祉 サービス 等 を 利 用 している 障 害 者 等 については 区 分 を 設 定 するため 申 請 を 出 すように 周 知 することが 必 要 負 担 上 限 月 額 の 申 請 と 支 給 決 定 の 申 請 は 別 の 申 請 であるが 市 町 村 等 の 事 務 の 便 宜 上 支 給 決 定 の 申 請 様 式 と 負 担 上 限 月 額 の 申 請 様 式 で 共 通 化 できる 部 分 を 共 通 化 して 利 用 することは 可 能 申 請 する 際 に 添 付 する 必 要 のある 書 類 は 下 記 のとおり なお 障 害 者 自 立 支 援 法 又 は 児 童 福 祉 法 に 基 づき 市 町 村 等 が 必 要 な 情 報 に ついて 調 査 を 行 うことは 可 能 であるが 円 滑 に 事 務 を 行 うため 申 請 の 際 に 必 要 な 税 情 報 手 当 の 受 給 状 況 等 について 調 査 同 意 を 取 る 取 扱 い 等 を 行 うこと は 差 し 支 えない 本 人 の 添 付 書 類 により 状 況 が 確 認 できる 場 合 は 添 付 書 類 で 確 認 する 添 付 書 類 だけで 確 認 できない 場 合 は 必 要 に 応 じ 税 部 局 や 年 金 事 務 所 等 に 確 認 す る 1 利 用 者 の 属 する 世 帯 の 市 町 村 民 税 の 課 税 状 況 等 が 分 かる 資 料 市 町 村 の 証 明 書 ( 利 用 者 の 属 する 世 帯 全 員 の 市 町 村 民 税 の 課 税 非 課 税 の 状 況 ) 生 活 保 護 世 帯 であれば 福 祉 事 務 所 の 証 明 書 等 2 利 用 者 の 属 する 世 帯 の 障 害 年 金 等 特 別 児 童 扶 養 手 当 等 の 受 給 状 況 が 分 かる 資 料 年 金 証 書 の 写 し 振 込 通 知 書 の 写 し 特 別 児 童 扶 養 手 当 等 の 証 書 の 写 し この 場 合 通 帳 の 写 しの 添 付 を 強 制 するものではないことを 申 し 添 える 上 記 1の 資 料 のみで 所 得 区 分 が 設 定 できる 場 合 は 上 記 2の 資 料 の 提 出 を 求 める 必 要 はない ただし 施 設 入 所 者 に 係 る 補 足 給 付 を 受 ける 場 合 について は 本 人 の 収 入 を 把 握 する 必 要 があることに 注 意 すること 8 ( 所 得 区 分 認 定 )

世 帯 の 範 囲 については 支 給 決 定 を 受 けた 者 ( 障 害 者 又 は 障 害 児 の 保 護 者 )が 属 する 住 民 基 本 台 帳 上 の 世 帯 を 原 則 とする 同 一 の 世 帯 に 属 する 者 を 確 認 するため 住 民 票 の 提 出 を 求 める 等 により 世 帯 の 範 囲 の 確 認 を 行 う 必 要 がある ただし 施 設 に 入 所 する20 歳 未 満 の 障 害 者 又 は 障 害 児 ( 以 下 20 歳 未 満 入 所 障 害 者 等 という )については 市 町 村 民 税 非 課 税 かどうかの 認 定 は 保 護 者 等 の 当 該 20 歳 未 満 入 所 障 害 者 等 を 監 護 する 者 の 属 する 世 帯 として 認 定 を 行 う 負 担 上 限 月 額 については 原 則 として 施 設 入 所 者 は 毎 年 7 月 に それ 以 外 の 者 については 年 1 回 支 給 決 定 月 に 直 近 に 把 握 した 所 得 状 況 に 基 づき 負 担 上 限 月 額 を 認 定 する ただし 市 町 村 等 の 判 断 により 必 要 に 応 じて 利 用 者 負 担 の 見 直 しを 行 うこと は 差 し 支 えない 世 帯 員 の 構 成 等 世 帯 の 状 況 が 変 化 した 場 合 は 世 帯 の 状 況 が 把 握 できる 書 類 を 添 付 の 上 速 やかに 変 更 の 届 出 をしてもらう 負 担 上 限 月 額 の 変 更 の 必 要 が あれば 翌 月 の 初 日 から 変 更 する ただし 申 請 日 が 月 の 初 日 の 場 合 は 当 該 月 の 初 日 から 変 更 すること 失 業 等 により 前 年 から 大 幅 に 収 入 が 変 動 している 場 合 等 については 障 害 者 自 立 支 援 法 第 31 条 児 童 福 祉 法 第 21 条 の5の11 及 び 第 24 条 の5の 規 定 により 障 害 者 自 立 支 援 法 第 29 条 第 3 項 第 1 号 児 童 福 祉 法 第 21 条 の5の 3 第 2 項 第 1 号 及 び 第 24 条 の2 第 2 項 第 1 号 に 掲 げる 額 から 障 害 者 自 立 支 援 法 第 29 条 第 3 項 第 2 号 児 童 福 祉 法 第 21 条 の5の3 第 2 項 第 2 号 及 び 第 24 条 の2 第 2 項 第 2 号 に 掲 げる 額 の 範 囲 内 で 市 町 村 等 が 定 めた 額 を 控 除 し て 介 護 給 付 費 等 を 支 給 することができる なお 障 害 者 自 立 支 援 法 第 31 条 及 び 障 害 者 自 立 支 援 法 施 行 規 則 第 32 条 に おいて 世 帯 の 生 計 を 主 として 維 持 する 者 に 係 る 財 産 の 著 しい 損 害 等 の 特 別 の 事 情 が 規 定 されているが ここでいう 世 帯 についても 原 則 として 障 害 者 本 人 及 び 配 偶 者 で 判 断 することとする (3) 未 申 告 者 の 取 扱 いについて 非 課 税 であることから 申 告 をしておらず 課 税 非 課 税 の 確 認 がとれない 方 については 原 則 として 申 告 し 非 課 税 の 証 明 書 を 取 り 提 出 するよう 促 すこととする ただし 当 分 の 間 は 利 用 者 の 所 得 状 況 の 把 握 に 関 する 市 町 村 等 の 事 務 量 が 増 えることから 市 町 村 民 税 世 帯 非 課 税 者 であると 市 町 村 等 が 判 断 可 能 な 場 合 等 については 未 申 告 であることをもって 市 町 村 民 税 世 帯 非 課 税 者 であるとみ なす 取 扱 いをすることができることとする 9 ( 所 得 区 分 認 定 )

なお 上 記 の 者 については 合 計 所 得 金 額 が 確 定 できず 収 入 が80 万 円 以 下 であることの 確 認 がとれないため 低 所 得 2として 取 り 扱 うことが 原 則 と 考 えられるが 市 町 村 等 の 判 断 により その 者 を 低 所 得 1とみなす 取 扱 いをする 場 合 は 障 害 基 礎 年 金 1 級 を 受 給 する 者 とのバランスを 失 することがないよう その 者 の 収 入 状 況 等 を 十 分 に 確 認 した 上 で 取 り 扱 うよう 留 意 されたい (4) 負 担 上 限 月 額 について Ⅰ 介 護 給 付 費 及 び 訓 練 等 給 付 費 並 びに 障 害 児 通 所 給 付 費 及 び 障 害 児 入 所 給 付 費 に 係 る 所 得 区 分 及 び 負 担 上 限 月 額 所 得 区 分 負 担 上 限 月 額 生 活 保 護 0 円 低 所 得 低 所 得 1 低 所 得 2 0 円 居 宅 で 生 活 する 障 害 児 4,600 円 一 般 1 居 宅 で 生 活 する 障 害 者 及 び20 歳 未 満 の 施 設 入 所 者 9,300 円 一 般 2 37,200 円 同 一 の 保 護 者 ( 一 般 1の 所 得 区 分 に 属 する 者 に 限 る )に 係 る 複 数 の 障 害 児 が 障 害 児 通 所 支 援 又 は 障 害 児 入 所 支 援 を 受 けている 場 合 の 負 担 上 限 月 額 は 該 当 する 負 担 上 限 月 額 のうち 最 も 高 い 額 とする なお 複 数 の 条 項 に 基 づくサービスを 受 けている 場 合 は それぞれのサービ スにおいて 負 担 上 限 月 額 を 決 定 する この 場 合 においては 高 額 障 害 福 祉 サー ビス 等 給 付 費 等 における 障 害 児 の 特 例 が 適 用 される Ⅱ 療 養 介 護 医 療 費 肢 体 不 自 由 児 通 所 医 療 費 及 び 障 害 児 入 所 医 療 費 に 係 る 所 得 区 分 及 び 負 担 上 限 月 額 所 得 区 分 負 担 上 限 月 額 生 活 保 護 0 円 低 所 得 1 15,000 円 低 所 得 2 24,600 円 一 般 ( 一 般 1 2) 40,200 円 10 ( 所 得 区 分 認 定 )

2 18 歳 以 上 の 者 が 放 課 後 等 デイサービスと 障 害 福 祉 サービスとを 併 用 する 場 合 の 取 扱 いについて 平 成 22 年 12 月 10 日 の 障 がい 者 制 度 改 革 推 進 本 部 等 における 検 討 を 踏 まえて 障 害 保 健 福 祉 施 策 を 見 直 すまでの 間 において 障 害 者 等 の 地 域 生 活 を 支 援 するた めの 関 係 法 律 の 整 備 に 関 する 法 律 ( 以 下 整 備 法 という )の 一 部 の 施 行 に 伴 い 児 童 デイサービスが 廃 止 されるまでの 特 例 措 置 として 18 歳 以 上 の 者 が 児 童 デイサービスとその 他 の 障 害 福 祉 サービスとを 併 用 する 場 合 には 障 害 者 自 立 支 援 法 施 行 令 第 17 条 に 基 づき その 他 の 障 害 福 祉 サービスに 係 る 障 害 者 としての 負 担 上 限 月 額 が 適 用 されることとしていたところ( 平 成 23 年 3 月 22 日 付 け 事 務 連 絡 ) 平 成 24 年 4 月 1 日 の 整 備 法 の 施 行 に 伴 い 18 歳 以 上 の 者 が 放 課 後 等 デイサー ビスと 障 害 福 祉 サービスとを 併 用 する 場 合 の 負 担 上 限 月 額 については 平 成 24 年 3 月 までに 児 童 デイサービスとその 他 の 障 害 福 祉 サービスを 併 用 していた 者 については 引 き 続 き 障 害 者 としての 負 担 上 限 月 額 が 適 用 される こと 平 成 24 年 4 月 以 降 に 放 課 後 等 デイサービスと 障 害 福 祉 サービスとの 併 用 を 開 始 する 者 については 放 課 後 等 デイサービスに 係 る 障 害 児 としての 負 担 上 限 月 額 と 障 害 福 祉 サービスに 係 る 障 害 者 としての 負 担 上 限 月 額 とがそれぞれ 適 用 されること とする 11 ( 医 療 型 個 別 減 免 )

3 医 療 型 個 別 減 免 について 医 療 型 障 害 児 入 所 施 設 及 び 療 養 介 護 ( 以 下 医 療 型 障 害 児 施 設 等 という )の 利 用 者 負 担 の 認 定 の 際 には 以 下 の 取 扱 いにより 負 担 上 限 月 額 を 認 定 する 医 療 型 児 童 発 達 支 援 については 医 療 型 個 別 減 免 の 対 象 とはならない <20 歳 以 上 の 入 所 者 の 場 合 > (1) 手 続 き 等 障 害 者 の 申 請 により 障 害 者 の 収 入 額 を 市 町 村 等 が 認 定 する ( 申 請 がなけれ ば 医 療 型 個 別 減 免 は 行 わない ) * 療 養 介 護 事 業 については 実 施 主 体 が 市 町 村 である (2) 対 象 者 市 町 村 民 税 世 帯 非 課 税 である 者 ( 低 所 得 1 2)は 医 療 型 個 別 減 免 の 対 象 とする 具 体 的 な 基 準 は 以 下 のとおり 住 民 票 が 入 所 ( 入 居 ) 前 の 世 帯 に 残 っている 場 合 ( 配 偶 者 が 同 一 の 住 民 票 にある 場 合 を 除 く )であっても 医 療 型 個 別 減 免 の 対 象 として 差 し 支 えない なお 配 偶 者 が 同 一 の 住 民 票 にある 場 合 であっても 市 町 村 等 において 単 身 世 帯 と 同 様 の 生 活 状 況 にあ ると 個 別 に 判 断 した 場 合 においては 住 民 票 が 施 設 等 になくても 医 療 型 個 別 減 免 の 対 象 として 差 し 支 えない なお 住 民 票 の 取 扱 いについては 住 民 基 本 台 帳 法 の 趣 旨 に 沿 って 適 切 に 取 り 扱 わ れるものであるので あらかじめ 申 し 添 える なお 以 下 の 資 産 については 実 際 に 資 産 を 利 用 できる 状 態 となった 場 合 には 収 入 認 定 する ア) 将 来 現 金 化 された 際 に 収 入 認 定 することが 可 能 である 保 険 商 品 や 個 人 年 金 等 の 一 定 期 間 は 利 用 できない 状 態 にある 資 産 生 命 保 険 料 控 除 個 人 年 金 保 険 料 控 除 の 対 象 となっている 個 人 年 金 等 イ) 親 等 が 障 害 者 を 受 益 者 として 設 定 する 信 託 財 産 ( 具 体 的 には 以 下 のもの) 相 続 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 73 号 ) 第 21 条 の 4 に 規 定 する 特 別 障 害 者 扶 養 信 託 契 約 に 基 づいて 信 託 された 相 続 税 法 施 行 令 ( 昭 和 25 年 政 令 第 71 号 ) 第 4 条 の 10 に 規 定 する 財 産 (いわゆる 特 定 贈 与 信 託 ) その 他 これらに 準 ずるものとして 市 町 村 等 が 認 めたもの 特 定 贈 与 信 託 に 準 ずるもの 個 人 ( 親 等 )を 委 託 者 信 託 会 社 又 は 信 託 業 務 を 営 む 金 融 機 関 を 受 託 者 障 害 者 を 受 益 者 とする 他 益 信 託 のうち 以 下 の 要 件 を 満 たすものとする 12 ( 医 療 型 個 別 減 免 )

1 個 人 ( 親 等 ) 以 外 の 一 人 の 障 害 者 を 信 託 の 利 益 ( 元 本 受 託 権 及 び 収 益 権 )の 全 部 の 受 益 者 とする 契 約 であること 2 当 該 信 託 契 約 に 基 づく 障 害 者 に 係 る 信 託 財 産 の 交 付 に 係 る 金 銭 ( 収 益 の 分 配 を 含 む )の 支 払 は 当 該 障 害 者 の 生 活 又 は 療 養 の 需 要 に 応 じるため 定 期 に かつ そ の 実 際 の 必 要 に 応 じて 適 切 に 行 われることとされていること 3 当 該 信 託 契 約 に 基 づき 信 託 された 財 産 *の 運 用 は 安 定 した 収 益 の 確 保 を 目 的 とし て 適 正 に 行 うこととされているものであること * 特 定 贈 与 信 託 契 約 において 信 託 できるものとされた 財 産 と 同 様 の 財 産 とする 4 当 該 信 託 契 約 に 当 該 契 約 に 基 づく 信 託 に 係 る 信 託 受 益 権 については その 譲 渡 に 係 る 契 約 を 締 結 し 又 はこれを 担 保 に 供 することができない 旨 の 定 めがあること (た だし 遺 贈 はできる ) (3) 添 付 種 類 等 障 害 者 が 申 請 する 際 に 添 付 する 必 要 のある 書 類 は 以 下 のとおり 市 町 村 等 に おいて 必 要 がないと 判 断 できるものは 適 宜 省 略 して 差 し 支 えない < 収 入 の 状 況 が 分 かる 書 類 > 1 本 人 の 収 入 額 が 分 かるもの 年 金 証 書 振 込 通 知 書 手 当 の 証 書 等 工 賃 等 の 就 労 収 入 額 の 証 明 書 ( 通 所 している 先 の 事 業 所 等 の 証 明 ) 源 泉 徴 収 票 市 町 村 の 課 税 非 課 税 証 明 書 市 町 村 が 支 給 する 手 当 等 の 額 が 分 かる 書 類 その 他 申 告 の 内 容 により 必 要 と 認 められる 書 類 2 必 要 経 費 の 額 が 分 かるもの 市 町 村 の 課 税 非 課 税 証 明 書 国 民 健 康 保 険 の 保 険 料 等 を 納 付 した 証 明 書 等 3 その 他 市 町 村 等 が 必 要 と 認 める 資 料 原 則 として 申 告 の 際 に 必 要 な 通 帳 の 写 しや 税 の 証 明 書 等 が 添 付 されてい ればよいこととする ただし 申 告 の 内 容 に 虚 偽 の 疑 いがあると 市 町 村 等 が 判 断 した 場 合 等 につい ては 必 要 に 応 じて 調 査 を 行 うこととする ( 具 体 的 な 調 査 方 法 の 例 ) 税 部 局 に 対 する 情 報 の 確 認 申 請 者 の 居 住 する 場 所 から 最 寄 りの 主 要 な 金 融 機 関 への 問 い 合 わせ 13 ( 医 療 型 個 別 減 免 )

(4) 減 免 後 の 額 を 計 算 する 際 の 収 入 の 種 類 療 養 介 護 に 係 る 収 入 額 の 認 定 については 収 入 を2 種 類 に 分 類 することとす る 具 体 的 には 療 養 介 護 を 受 ける 日 の 属 する 前 年 ( 療 養 介 護 を 受 ける 日 が1 月 ~6 月 である 場 合 にあっては 前 々 年 )の 収 入 の 合 計 額 を12で 除 した 額 ( 端 数 については 切 捨 て)をもとに 算 出 する ( 年 間 の 収 入 前 年 の 収 入 を 把 握 す ることが 困 難 な 場 合 は 平 均 的 な 月 収 として 市 町 村 等 が 認 める 額 とする ) その 際 療 養 介 護 のあった 月 の 属 する 前 年 ( 療 養 介 護 のあった 月 が1 月 ~6 月 である 場 合 にあっては 前 々 年 )にかかる 必 要 経 費 を12で 除 した 額 ( 端 数 については 切 捨 て)を 控 除 した 上 で 算 定 すること ア) 負 担 を 取 らない 収 入 特 定 目 的 収 入 国 地 方 公 共 団 体 等 から 特 定 の 目 的 に 充 てるために 支 給 されるもの 地 方 公 共 団 体 から 医 療 費 の 自 己 負 担 分 として 支 給 される 手 当 原 子 爆 弾 被 爆 者 に 対 する 援 護 に 関 する 法 律 により 支 給 される 医 療 特 別 手 当 及 び 特 別 手 当 のうち 生 活 保 護 基 準 の 放 射 線 障 害 者 加 算 に 相 当 する 額 平 成 22 年 度 における 子 ども 手 当 の 支 給 に 関 する 法 律 により 支 給 される 子 ども 手 当 等 利 用 者 本 人 の 生 活 費 以 外 の 用 途 に 充 てることとされている 金 銭 生 活 保 護 法 において 収 入 として 認 定 されないこととされている 収 入 ( 心 身 障 害 者 扶 養 共 済 の 給 付 金 については 生 活 保 護 法 において 収 入 とし て 認 定 されないこととされている 収 入 として 認 定 する ) イ) 負 担 を 取 る 収 入 アを 除 く 収 入 ウ) 必 要 経 費 とするもの 租 税 の 課 税 額 社 会 保 険 料 (65 歳 以 上 の 施 設 入 所 者 については 介 護 保 険 料 を 除 く ) (5) 医 療 型 個 別 減 免 の 適 用 に 当 たっての 算 定 手 順 Ⅰ 負 担 限 度 額 の 算 定 方 法 上 記 (4)のイからウを 差 し 引 いた 額 を12で 除 した 数 ( 端 数 については 切 捨 て 以 下 認 定 収 入 額 という ) 負 担 限 度 額 ( 月 額 )= 認 定 収 入 額 -その 他 生 活 費 その 他 生 活 費 の 額 a b 以 外 の 者 2.5 万 円 b 障 害 基 礎 年 金 1 級 受 給 者 60~64 歳 の 者 65 歳 以 上 で 療 養 介 護 利 用 者 2.8 万 円 14 ( 医 療 型 個 別 減 免 )

Ⅱ 各 部 分 ごとの 負 担 上 限 月 額 の 算 出 内 訳 1 食 費 2 福 祉 部 分 の 自 己 負 担 3 医 療 部 分 の 自 己 負 担 の 合 計 額 がⅠで 算 出 した 負 担 限 度 額 となるよう1 2 3の 各 部 分 ごとの 順 番 で 負 担 上 限 月 額 を 設 定 していく ( 端 数 については 切 捨 て) 注 平 成 22 年 4 月 以 降 は 低 所 得 者 ( 市 町 村 民 税 非 課 税 世 帯 に 属 する 者 )に 係 る 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 は0 円 になるが 医 療 型 個 別 減 免 における 食 費 負 担 限 度 額 及 び 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 の 決 定 に 当 たっては 従 前 ( 平 成 22 年 3 月 以 前 )どおり いったん 福 祉 部 分 の 利 用 者 負 担 が 発 生 するものとして 計 算 することとなる ( 最 後 に 当 該 計 算 の 過 程 で 算 出 された 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 を0 円 に 置 き 換 える ) 1 食 費 負 担 限 度 額 食 費 負 担 限 度 額 ( 月 額 )= 食 事 療 養 及 び 生 活 療 養 に 係 る 標 準 負 担 額 31 日 対 象 者 の 健 康 保 険 上 の 標 準 負 担 額 を 確 認 すること 2 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 ア 福 祉 部 分 の1 割 負 担 額 と(1)で 決 定 した 所 得 区 分 に 応 じた 福 祉 部 分 の 従 前 ( 平 成 22 年 3 月 以 前 )の 負 担 上 限 月 額 を 比 較 し 小 さい 額 を 選 定 す る ( 低 所 得 2であれば 月 額 単 位 (*) 10 円 30.4 日 0.1 と 24,600 円 を 比 較 する ) * 利 用 する 施 設 に 応 じ 平 均 単 位 数 をあらかじめ 設 定 する ケース1 1で 算 出 した 食 費 負 担 限 度 額 +2アで 選 定 した 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 +その 他 生 活 費 > 認 定 収 入 額 となる 場 合 2イ 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 = 認 定 収 入 額 -(その 他 生 活 費 +1) 3 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 = 0 円 ケース2 1で 決 定 した 食 費 負 担 限 度 額 +2アで 選 定 した 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 +その 他 生 活 費 < 認 定 収 入 額 となる 場 合 2 イ 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 = 2アで 選 定 した 額 15 ( 医 療 型 個 別 減 免 )

3 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 医 療 部 分 の1 割 負 担 額 と 所 得 区 分 に 応 じた 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 を 比 較 し 小 さい 額 を 選 定 する A 医 療 部 分 の1 割 負 担 額 については 利 用 施 設 等 の 平 均 医 療 費 等 で 設 定 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 = 認 定 収 入 額 -(その 他 費 用 +1+2 イ) B もし B>Aであるならば Aの 額 が 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 となる また A>Bであるならば Bの 額 が 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 となる Ⅲ 各 部 分 ごとの 負 担 上 限 月 額 の 決 定 Ⅱにより 算 出 された 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 を0 円 に 置 き 換 える その 結 果 平 成 22 年 4 月 以 降 の 各 部 分 ごとの 負 担 上 限 月 額 は Ⅱのケース1の 場 合 1 食 費 負 担 限 度 額 ( 月 額 )= 食 事 療 養 等 に 係 る 標 準 負 担 額 31 日 2 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 =0 円 3 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 =0 円 Ⅱのケース2の 場 合 1 食 費 負 担 限 度 額 ( 月 額 )= 食 事 療 養 等 に 係 る 標 準 負 担 額 31 日 2 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 =0 円 3 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 =Ⅱの3 により 算 出 した 額 受 給 者 証 には 決 定 した 食 費 負 担 限 度 額 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 を 記 載 する なお 医 療 型 個 別 減 免 によって 当 初 の 負 担 上 限 月 額 から 引 き 下 げられた 額 については 医 療 部 分 : 療 養 介 護 医 療 費 により 給 付 されることになる 16 ( 医 療 型 個 別 減 免 )

計 算 例 1 低 所 得 2で 負 担 限 度 額 が 55,000 円 医 療 費 の1 割 負 担 額 50,000 円 で 療 養 介 護 利 用 の 場 合 867 単 位 ( 認 定 収 入 額 83,000 円 ) 1 食 費 について 低 所 得 2で 食 事 療 養 費 標 準 負 担 額 480 円 (1 日 当 たり) 31 日 =14,880 円 ( 対 象 者 の 健 康 保 険 上 の 標 準 負 担 額 を 確 認 すること ) 2 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 について 867 単 位 10 円 30.4 日 0.1=26,356 円 上 記 により 計 算 した 金 額 と 福 祉 部 分 の 従 前 の 負 担 上 限 月 額 24,600 円 を 比 較 し 低 い 金 額 を 選 定 この 場 合 は 24,600 円 となる 14,880 円 +24,600 円 +28,000 円 <83,000 円 ケース2 よって 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 ( 計 算 過 程 における 負 担 上 限 月 額 )は 24,600 円 3 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 について 医 療 費 の1 割 50,000 円 と 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 24,600 円 を 比 較 し 低 い 金 額 である 24,600 円 を 選 定 A 83,000 円 -(28,000 円 +14,880 円 +24,600 円 )=15,520 円 B A>Bのため 15,520 円 各 部 分 ごとの 負 担 上 限 月 額 の 決 定 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 0 円 ( 2で 算 出 した 24,600 円 を0 円 に 置 き 換 える ) 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 15,520 円 食 費 負 担 限 度 額 14,880 円 計 30,400 円 となる 17 ( 医 療 型 個 別 減 免 )

計 算 例 2 低 所 得 1で 負 担 限 度 額 が 41,000 円 医 療 費 の1 割 負 担 額 50,000 円 療 養 介 護 利 用 の 場 合 867 単 位 ( 認 定 収 入 額 66,000 円 ) 1 食 費 について 低 所 得 1で 食 事 療 養 費 標 準 負 担 額 480 円 (1 日 当 たり) 31 日 =14,880 円 ( 対 象 者 の 健 康 保 険 上 の 標 準 負 担 額 を 確 認 すること ) 2 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 について 867 単 位 10 円 30.4 日 0.1=26,356 円 上 記 により 計 算 した 金 額 と 福 祉 部 分 の 従 前 の 負 担 上 限 月 額 15,000 円 を 比 較 し 低 い 金 額 を 選 定 この 場 合 は 15,000 円 となる 14,880 円 +15,000 円 +25,000 円 <66,000 円 ケース2 よって 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 ( 計 算 過 程 における 負 担 上 限 月 額 )は 15,000 円 3 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 について 医 療 費 の1 割 50,000 円 と 医 療 費 負 担 上 限 額 15,000 円 を 比 較 し 低 い 金 額 である 15,000 円 を 選 定 A 66,000 円 -(25,000 円 +14,880 円 +15,000 円 )=11,120 円 B A>Bのため 11,120 円 各 部 分 ごとの 負 担 上 限 月 額 の 決 定 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 0 円 ( 2で 算 出 した 15,000 円 を0 円 に 置 き 換 える ) 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 11,120 円 食 費 負 担 限 度 額 14,880 円 計 26,000 円 となる 18 ( 医 療 型 個 別 減 免 )

<20 歳 未 満 の 入 所 者 の 場 合 > (1) 手 続 き 等 障 害 者 等 の 申 請 により 障 害 者 等 の 収 入 を 市 町 村 等 が 認 定 する ( 申 請 がなけ れば 医 療 型 個 別 減 免 は 行 わない ) なお 18 19 歳 の 障 害 者 については 民 法 上 保 護 者 に 障 害 者 を 監 護 する 義 務 があることを 考 慮 し 保 護 者 等 の 障 害 者 を 監 護 する 者 の 属 する 世 帯 の 所 得 区 分 を 認 定 して 決 定 する (2) 対 象 者 すべての 所 得 区 分 の 者 が 対 象 (3) 添 付 書 類 等 所 得 区 分 の 設 定 の 際 の 添 付 書 類 等 と 同 様 (4) 医 療 型 個 別 減 免 の 適 用 に 当 たっての 算 定 手 順 Ⅰ 負 担 限 度 額 の 算 定 方 法 地 域 で 子 どもを 育 てるために 通 常 必 要 な 費 用 から その 他 生 活 費 を 差 し 引 い た 額 とする 負 担 限 度 額 ( 月 額 ) = 地 域 で 子 どもを 育 てるために 通 常 必 要 な 費 用 -その 他 生 活 費 地 域 で 子 どもを 育 てるために 通 常 必 要 な 費 用 一 般 2 79,000 円 一 般 1 低 所 得 1 2 50,000 円 その 他 生 活 費 の 額 18 19 歳 25,000 円 18 歳 未 満 34,000 円 Ⅱ 各 部 分 ごとの 負 担 上 限 月 額 の 算 出 内 訳 1 福 祉 部 分 の 自 己 負 担 2 医 療 部 分 の 自 己 負 担 3 食 費 の 合 計 額 がⅠで 算 出 した 負 担 限 度 額 となるよう1 2 3の 各 部 分 ごとの 順 番 で 限 度 額 を 設 定 し ていく ( 端 数 については 切 捨 て) 注 平 成 22 年 4 月 以 降 は 低 所 得 者 ( 市 町 村 民 税 非 課 税 世 帯 に 属 する 者 )に 係 る 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 は0 円 になるが 医 療 型 個 別 減 免 における 食 費 負 担 限 度 額 及 び 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 の 決 定 に 当 たっては 従 前 ( 平 成 2 2 年 3 月 以 前 )どおり いったん 福 祉 部 分 の 利 用 者 負 担 が 発 生 するものとし て 計 算 することとなる ( 最 後 に 当 該 計 算 の 過 程 で 算 出 された 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 を0 円 に 置 き 換 える ) 19 ( 医 療 型 個 別 減 免 )

1 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 福 祉 部 分 の1 割 負 担 額 と 所 得 区 分 に 応 じた 福 祉 部 分 の 従 前 の 負 担 上 限 月 額 を 比 較 し 小 さい 額 を 選 定 する ( 低 所 得 2であれば 月 額 単 位 10 円 30.4 日 0.1 と 15,000 円 *を 比 較 する ) * 低 所 得 1 2 一 般 1の 場 合 も 2 以 降 の 算 出 上 15,000 円 (15,000 円 を 下 回 る 場 合 は 福 祉 部 分 の1 割 負 担 額 )で 計 算 する 最 終 的 な 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 は 低 所 得 1 2については0 円 と 一 般 1につい ては 福 祉 部 分 の1 割 負 担 額 と 9,300 円 のいずれか 小 さい 額 となる 2ア 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 医 療 費 の1 割 負 担 額 と 所 得 区 分 に 応 じた 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 を 比 較 し 小 さい 額 を 選 定 する 医 療 部 分 の1 割 負 担 額 については 利 用 施 設 等 の 平 均 医 療 費 等 で 設 定 ケース1 1で 選 定 した 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 +2アで 選 定 した 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 +その 他 生 活 費 > 地 域 で 子 どもを 育 て るために 通 常 必 要 な 費 用 となる 場 合 2イ 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 = 地 域 で 子 どもを 育 てるために 通 常 必 要 な 費 用 -(その 他 生 活 費 +1) 3 食 費 負 担 限 度 額 ( 月 額 ) 0 円 ケース2 1で 選 定 した 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 +2アで 選 定 した 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 +その 他 生 活 費 < 地 域 で 子 どもを 育 てるために 通 常 必 要 な 費 用 となる 場 合 2 イ 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 = 2ア 3 食 費 負 担 限 度 額 ( 月 額 ) 食 事 療 養 費 標 準 負 担 額 31 日 A 地 域 で 子 どもを 育 てるために 通 常 必 要 な 費 用 -(その 他 生 活 費 +1+ 20 ( 医 療 型 個 別 減 免 )

2 イ) B もし B>Aであるならば Aの 額 が 食 費 負 担 限 度 額 となる もし A>Bであるならば Bの 額 が 食 費 負 担 限 度 額 となる 受 給 者 証 には 決 定 した 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 食 費 負 担 限 度 額 を 記 載 する なお 医 療 型 個 別 減 免 によって 当 初 の 負 担 上 限 月 額 から 引 き 下 げられた 額 については 医 療 部 分 : 障 害 児 入 所 医 療 費 食 費 : 障 害 児 入 所 医 療 費 により 給 付 されることになる 療 養 介 護 を 利 用 する 場 合 にあっては 障 害 児 入 所 医 療 費 は 療 養 介 護 医 療 費 と 置 き 換 える 21 ( 医 療 型 個 別 減 免 )

計 算 例 1 17 歳 で 医 療 型 障 害 児 入 所 施 設 に 入 所 低 所 得 2 867 単 位 医 療 費 の1 割 負 担 額 60,000 円 1 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 について 867 単 位 10 円 30.4 日 0.1=26,356 円 上 記 により 計 算 した 金 額 と 算 出 上 の 負 担 上 限 月 額 15,000 円 を 比 較 し 低 い 金 額 である 15,000 円 をこの 後 の 計 算 に 用 いる 実 際 の 負 担 金 額 は 0 円 となる 2ア 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 について 医 療 費 の1 割 60,000 円 と 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 24,600 円 を 比 較 し 低 い 金 額 である 24,600 円 を 選 定 15,000 円 +24,600 円 +34,000 円 >50,000 円 ケース1 2イ 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 について 50,000 円 -(34,000 円 +15,000 円 )=1,000 円 3 食 費 負 担 限 度 額 0 円 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 食 費 負 担 限 度 額 計 0 円 1,000 円 0 円 1,000 円 となる 22 ( 医 療 型 個 別 減 免 )

計 算 例 2 17 歳 で 医 療 型 障 害 児 入 所 施 設 に 入 所 一 般 2 146 単 位 医 療 費 の1 割 負 担 額 60,000 円 1 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 について 146 単 位 10 円 30.4 日 0.1=4,438 円 上 記 により 計 算 した 金 額 と 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 37,200 円 を 比 較 し 低 い 金 額 である 4,438 円 に 決 定 2ア 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 について 医 療 費 の1 割 60,000 円 と 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 40,200 円 を 比 較 し 低 い 金 額 である 40,200 円 を 選 定 4,438 円 +40,200 円 +34,000 円 <79,000 円 ケース2 2 イ 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 40,200 円 3 食 費 負 担 限 度 額 について 一 般 2で 食 事 療 養 標 準 負 担 額 780 円 (1 日 当 たり) 31 日 =24,180 円 A 地 域 で 子 どもを 育 てるために 通 常 必 要 な 費 用 -(その 他 生 活 費 +1+ 2 イ)=79,000 円 -(34,000 円 +4,134 円 +40,200 円 )=666 円 B A>Bのため 666 円 福 祉 部 分 の 負 担 上 限 月 額 医 療 部 分 の 負 担 上 限 月 額 食 費 負 担 限 度 額 計 4,438 円 40,200 円 666 円 45,304 円 となる < 参 考 医 療 型 児 童 発 達 支 援 の 利 用 者 の 場 合 > 医 療 型 児 童 発 達 支 援 の 利 用 者 については 医 療 型 個 別 減 免 及 び 補 足 給 付 は 適 用 さ れないため 福 祉 部 分 と 医 療 部 分 についての 負 担 上 限 月 額 のみ 適 用 される 食 費 についても 医 療 保 険 制 度 の 適 用 にならないため 福 祉 型 施 設 と 同 様 に 生 活 保 護 低 所 得 1 2 及 び 一 般 1に 対 する 食 費 の 軽 減 措 置 が 適 用 される 23 ( 医 療 型 個 別 減 免 )

4 補 足 給 付 の 認 定 について < 施 設 入 所 者 の 場 合 > 施 設 入 所 者 ( )の 低 所 得 者 にかかる 食 費 光 熱 水 費 の 実 費 負 担 を 軽 減 するた め 補 足 給 付 ( 障 害 者 については 特 定 障 害 者 特 別 給 付 費 障 害 児 については 特 定 入 所 障 害 児 食 費 等 給 付 費 )を 支 給 する 補 足 給 付 を 支 給 するに 当 たっては 支 給 決 定 時 に20 歳 以 上 の 入 所 者 について は 手 元 に 一 定 額 が 残 るよう 補 足 給 付 を 支 給 する また 支 給 決 定 時 に20 歳 未 満 の 入 所 者 については 地 域 で 子 どもを 養 育 するために 通 常 要 する 程 度 の 負 担 となるように 補 足 給 付 を 支 給 する 年 齢 については 利 用 者 負 担 見 直 し 時 に 確 認 する 住 民 票 が 入 所 ( 入 居 ) 前 の 世 帯 に 残 っている 場 合 ( 配 偶 者 が 同 一 の 住 民 票 にある 場 合 を 除 く )であっても 補 足 給 付 の 対 象 として 差 し 支 えない な お 配 偶 者 が 同 一 の 住 民 票 にある 場 合 であっても 市 町 村 等 において 単 身 世 帯 と 同 様 の 生 活 状 況 にあると 個 別 に 判 断 した 場 合 においては 住 民 票 が 施 設 等 になくても 補 足 給 付 の 対 象 として 差 し 支 えない Ⅰ 支 給 決 定 時 に20 歳 以 上 の 入 所 者 (1) 手 続 き 等 障 害 者 の 申 請 により 障 害 者 の 収 入 額 を 市 町 村 等 が 認 定 する ( 負 担 上 限 月 額 の 認 定 の 申 請 と 併 せて 行 う ) このため 現 在 すでに 入 所 している 障 害 者 については 申 請 を 出 すように 周 知 することが 必 要 (2) 補 足 給 付 の 対 象 者 生 活 保 護 低 所 得 ( 低 所 得 1 2)の 者 (3) 添 付 書 類 等 < 収 入 の 状 況 が 分 かる 書 類 > ( 所 得 区 分 の 設 定 の 添 付 書 類 で 足 りる 場 合 はそれにより 確 認 ) 1 本 人 の 収 入 額 が 分 かるもの 年 金 証 書 振 込 通 知 書 手 当 の 証 書 等 工 賃 等 の 就 労 収 入 額 の 証 明 書 ( 通 所 している 先 の 事 業 所 等 の 証 明 ) 源 泉 徴 収 票 市 町 村 の 課 税 非 課 税 証 明 書 その 他 申 告 の 内 容 により 必 要 と 認 められる 書 類 2 必 要 経 費 の 額 が 分 かるもの 市 町 村 の 課 税 非 課 税 証 明 書 24 ( 補 足 給 付 )

国 民 健 康 保 険 の 保 険 料 等 を 納 付 した 証 明 書 等 ただし 申 告 の 内 容 に 虚 偽 の 疑 いがあると 市 町 村 等 が 判 断 した 場 合 等 につい ては 必 要 に 応 じて 調 査 を 行 うこととする (4) 具 体 的 な 認 定 方 法 原 則 として 負 担 上 限 月 額 の 認 定 の 申 請 と 併 せて 行 う 収 入 額 については 申 告 の 際 に 必 要 な 通 帳 の 写 しや 税 の 証 明 書 等 が 添 付 さ れていればよいこととする ( 所 得 区 分 の 設 定 の 際 の 添 付 書 類 を 活 用 する) 補 足 給 付 の 算 定 に 係 る 収 入 額 については 障 害 福 祉 サービスを 受 ける 日 の 属 する 前 年 ( 障 害 福 祉 サービスを 受 ける 日 の 属 する 月 が1 月 ~6 月 である 場 合 にあっては 前 々 年 )の 収 入 の 合 計 額 を 12で 除 した 額 ( 端 数 については 切 捨 て)をもとに 算 出 する ( 年 間 の 収 入 前 年 の 収 入 を 把 握 することが 困 難 な 場 合 は 平 均 的 な 月 収 として 市 町 村 等 が 認 める 額 とする ) その 際 ウの 障 害 福 祉 サービスのあった 月 の 属 する 前 年 ( 障 害 福 祉 サービ スのあった 月 が1 月 ~6 月 である 場 合 にあっては 前 々 年 )にかかる 必 要 経 費 を12で 除 した 額 ( 端 数 については 切 捨 て )をイから 控 除 した 額 をもと に 負 担 額 を 算 定 すること ア) 負 担 を 取 らない 収 入 特 定 目 的 収 入 国 地 方 公 共 団 体 等 から 特 定 の 目 的 に 充 てるため に 支 給 されるもの 地 方 公 共 団 体 から 医 療 費 の 自 己 負 担 分 として 支 給 される 手 当 原 子 爆 弾 被 爆 者 に 対 する 援 護 に 関 する 法 律 により 支 給 される 医 療 特 別 手 当 及 び 特 別 手 当 のうち 生 活 保 護 基 準 の 放 射 線 障 害 者 加 算 に 相 当 する 額 平 成 22 年 度 における 子 ども 手 当 の 支 給 に 関 する 法 律 により 支 給 さ れる 子 ども 手 当 等 利 用 者 本 人 の 生 活 費 以 外 の 用 途 に 充 てることと されている 金 銭 生 活 保 護 法 において 収 入 として 認 定 されないこととされている 収 入 ( 心 身 障 害 者 扶 養 共 済 の 給 付 金 については 生 活 保 護 法 において 収 入 として 認 定 されないこととされている 収 入 として 認 定 する ) 地 方 公 共 団 体 又 はその 長 から 家 賃 補 助 等 の 施 設 に 入 所 することによってか かる 費 用 について 補 助 するものについては すでに 補 足 給 付 により 施 設 に 入 所 することによりかかる 食 費 光 熱 水 費 等 について 公 費 が 給 付 されているた め 特 定 目 的 収 入 としない イ) 負 担 を 取 る 収 入 (アを 除 く 収 入 ) 1 就 労 等 収 入 就 労 により 得 た 収 入 又 は 国 により 稼 得 能 力 の 補 填 と して 給 付 される 収 入 25 ( 補 足 給 付 )

(1) 就 労 収 入 工 賃 等 の 就 労 により 得 た 収 入 (2) 年 金 等 収 入 負 担 上 限 月 額 の 区 分 のうち 低 所 得 1の 収 入 額 が80 万 円 として 算 定 されるもののうち 2の 公 的 年 金 等 3その 他 厚 生 労 働 省 令 で 定 め る 給 付 と 同 じ 給 付 雇 用 保 険 による 失 業 等 給 付 健 康 保 険 の 傷 病 手 当 その 他 地 方 公 共 団 体 等 が 支 給 するもののうち 公 的 年 金 に 相 当 する ものとして 市 町 村 等 が 判 断 するもの ( 公 的 年 金 に 相 当 するもの) 外 国 籍 の 無 年 金 の 障 害 者 に 対 して 年 金 と 同 様 の 額 を 地 方 公 共 団 体 が 支 給 するもの 等 2 その 他 の 収 入 イ1 以 外 (アを 除 く)のすべての 収 入 不 動 産 等 による 家 賃 収 入 地 方 公 共 団 体 から 支 給 される 手 当 (1に 該 当 しない 福 祉 手 当 等 ) ただし 生 活 保 護 法 において 収 入 として 認 定 されない 額 までは 認 定 し ない 親 等 からの 仕 送 り 等 ウ) 必 要 経 費 とするもの 租 税 の 課 税 額 社 会 保 険 料 (65 歳 以 上 の 施 設 入 所 者 については 介 護 保 険 料 を 除 く ) 26 ( 補 足 給 付 )

(5) 具 体 的 な 計 算 方 法 補 足 給 付 については 日 額 ( )として 額 を 確 定 する グループホーム ケアホーム 居 住 者 に 対 する 補 足 給 付 は 月 額 として 額 を 確 定 することに 注 意 すること 算 定 手 順 としては 月 収 をもとに 算 定 した 月 額 の 補 足 給 付 を30.4で 除 して 日 額 を 算 定 (1 円 未 満 切 り 上 げ)する 1 上 記 イからウを 控 除 した 額 を12で 除 して 得 た 額 ( 端 数 については 切 捨 て 以 下 認 定 収 入 額 という )から 24,000 円 までの 就 労 収 入 額 の 全 額 と 24,000 円 を 超 える 就 労 収 入 額 があった 場 合 は 超 えた 額 に30%を 乗 じて 得 た 額 を 除 して 得 た 額 ( 以 下 控 除 後 認 定 収 入 額 という ) が 66,667 円 以 下 の 場 合 その 他 生 活 費 の 額 ( 補 足 給 付 の 算 定 の 際 に 用 いる 額 ) a b 及 び c 以 外 の 者 2.5 万 円 b 障 害 基 礎 年 金 1 級 受 給 者 60 歳 ~64 歳 の 者 65 歳 以 上 で 施 設 入 所 支 援 に 合 わせ 生 活 介 護 を 利 用 する 者 2.8 万 円 c 65 歳 以 上 ( 施 設 入 所 支 援 に 合 わせ 生 活 介 護 を 利 用 する 者 を 除 く) 3.0 万 円 負 担 限 度 額 ( 月 額 )= 控 除 後 認 定 収 入 額 -その 他 生 活 費 の 額 補 足 給 付 額 ( 月 額 )=58,000 円 - 負 担 限 度 額 ( 月 額 ) 補 足 給 付 額 ( 日 額 )= 補 足 給 付 額 ( 月 額 ) 30.4(1 円 未 満 切 り 上 げ) 実 際 に 要 した 費 用 が 補 足 給 付 額 を 下 回 る 場 合 は 実 際 に 要 した 費 用 を 補 足 給 付 額 とする 2 控 除 後 認 定 収 入 額 が 66,667 円 を 超 える 場 合 負 担 限 度 額 ( 月 額 )=(66,667 円 -その 他 生 活 費 )+( 控 除 後 認 定 収 入 額 -66,667 円 ) 50% 補 足 給 付 額 ( 月 額 )=58,000 円 - 負 担 限 度 額 ( 月 額 ) 補 足 給 付 額 ( 日 額 )= 補 足 給 付 額 ( 月 額 ) 30.4(1 円 未 満 切 り 上 げ) 実 際 に 要 した 費 用 が 補 足 給 付 額 を 下 回 る 場 合 は 実 際 に 要 した 費 用 を 補 足 給 付 額 とする 補 足 給 付 については 負 担 限 度 額 と 58,000 円 の 差 額 を 補 足 給 付 額 として 確 定 し 施 設 において 実 際 に 要 した 費 用 が 58,000 円 を 下 回 った 場 合 につい て 補 足 給 付 額 を 減 額 する 取 扱 いは 取 らない ただし 実 際 に 要 した 費 用 以 上 に 補 足 給 付 を 支 払 うことがないよう 実 際 に 要 した 費 用 が 補 足 給 付 額 を 下 回 る 場 合 は 実 際 に 要 した 費 用 まで 減 額 して 支 払 うこととする 食 費 等 にかかる 実 費 負 担 額 として 補 足 給 付 額 を 算 定 する 際 に 計 算 した 負 27 ( 補 足 給 付 )

担 限 度 額 以 上 実 費 等 負 担 にかかる 費 用 を 事 業 者 が 利 用 者 から 徴 収 していた 場 合 は 補 足 給 付 は 支 給 しないことする これは 食 費 等 の 実 費 負 担 について 低 所 得 者 から 負 担 限 度 額 を 超 える 額 の 負 担 を 求 めないこととする 補 足 給 付 を 設 けた 趣 旨 を 無 にするものである ため 限 度 額 を 超 えて 徴 収 することを 認 めないこととするために 設 けるもの である 事 業 者 には あらかじめ 食 費 光 熱 水 費 にかかる 実 費 負 担 として 利 用 者 から 徴 収 する 額 ( 補 足 給 付 額 と 実 際 に 実 費 として 徴 収 する 額 )を 契 約 書 に 明 示 することを 義 務 付 け 事 業 者 はその 額 を 都 道 府 県 に 届 け 出 ること 等 により 事 業 者 が 利 用 者 より 徴 収 している 負 担 額 について 確 認 することとする (6) 補 足 給 付 支 給 に 当 たっての 算 定 手 順 具 体 的 な 認 定 や 負 担 額 の 算 定 手 順 は 以 下 の 方 法 が 考 えられる 1 補 足 給 付 の 対 象 者 であることの 認 定 を 行 う 市 町 村 民 税 世 帯 非 課 税 者 又 は 生 活 保 護 受 給 者 であることを 確 認 する 生 活 保 護 受 給 者 については 2~4の 手 続 は 不 要 である 2 対 象 者 の 月 収 の 把 握 及 び 収 入 の 種 類 の 分 類 を 行 う 対 象 者 の 年 間 収 入 を Ⅰ 特 定 目 的 収 入 Ⅱ-1 就 労 収 入 Ⅱ-2 年 金 等 収 入 Ⅲその 他 の 収 入 の4つに 分 類 し それぞれを12で 割 る ( 月 収 の 算 定 端 数 については 切 捨 て) 年 収 が 不 明 の 場 合 は 平 均 的 な 月 収 として 考 えられ る 額 を 認 定 する 必 要 経 費 についても 年 間 分 を12で 割 る ( 端 数 については 切 り 捨 て) 3 月 収 から 必 要 経 費 を 控 除 する ( 認 定 月 収 額 の 算 定 ) 2で 算 定 した 月 収 のうち Ⅲその 他 の 収 入 から 必 要 経 費 を 控 除 必 要 経 費 の 額 がその 他 の 収 入 より 多 い 場 合 は 控 除 した 残 りの 額 をⅡ-2 年 金 等 収 入 Ⅱ-1 就 労 収 入 の 順 に 控 除 以 下 額 の 算 定 において 就 労 収 入 年 金 等 収 入 その 他 の 収 入 については それぞれ 必 要 経 費 控 除 後 の 額 とする 以 下 額 の 算 定 において 就 労 収 入 については 必 要 経 費 控 除 後 の 額 とする 28 ( 補 足 給 付 )

4 就 労 収 入 控 除 額 の 算 定 就 労 収 入 控 除 額 は 次 の 区 分 により 算 定 した 額 とする ア 就 労 収 入 が24,000 円 以 下 の 場 合 就 労 収 入 の 額 イ 就 労 収 入 が24,000 円 を 超 える 場 合 24,000 円 +( 就 労 収 入 -24,000 円 ) 30% 5 負 担 限 度 額 及 び 補 足 給 付 額 の 算 定 負 担 限 度 額 及 び 補 足 給 付 額 は 次 の 区 分 により 算 定 した 額 とする ア 認 定 月 収 額 から 就 労 収 入 控 除 額 を 控 除 して 得 た 額 が66,667 円 以 下 である 場 合 (ウの 場 合 を 除 く ) 負 担 限 度 額 ( 月 額 )= 認 定 月 収 額 - 就 労 収 入 控 除 額 -その 他 生 活 費 の 額 ( 注 ) 計 算 上 の 負 担 限 度 額 が22,000 円 を 下 回 る 場 合 も 当 該 算 定 額 とする(0 円 を 下 回 る 場 合 は0 円 ) 補 足 給 付 額 ( 月 額 )=58,000 円 - 負 担 限 度 額 ( 月 額 ) 補 足 給 付 額 ( 日 額 )= 補 足 給 付 額 ( 月 額 ) 30.4(1 円 未 満 切 り 上 げ) イ 認 定 月 収 額 から 就 労 収 入 控 除 額 を 控 除 して 得 た 額 が66,667 円 を 超 える 場 合 (ウの 場 合 を 除 く ) 負 担 限 度 額 ( 月 額 )=(66,667 円 -その 他 生 活 費 の 額 )+( 認 定 月 収 額 -66,667 円 - 就 労 収 入 控 除 額 ) 50% 補 足 給 付 額 ( 月 額 )=58,000 円 - 負 担 限 度 額 ( 月 額 ) 補 足 給 付 額 ( 日 額 )= 補 足 給 付 額 ( 月 額 ) 30.4(1 円 未 満 切 り 上 げ) ウ 生 活 保 護 受 給 者 の 場 合 負 担 限 度 額 ( 月 額 )=0 円 補 足 給 付 額 ( 月 額 )=58,000 円 補 足 給 付 額 ( 日 額 )=1,908 円 Ⅱ 支 給 決 定 時 に20 歳 未 満 の 入 所 者 (1) 手 続 き 等 障 害 者 等 の 申 請 により 負 担 上 限 月 額 の 所 得 区 分 に 応 じて 市 町 村 等 が 認 定 する このため 現 在 すでに 入 所 している 障 害 者 等 については 申 請 を 出 すように 周 知 することが 必 要 なお 18 19 歳 の 障 害 者 については 民 法 上 保 護 者 に 障 害 者 を 監 護 す る 義 務 があることを 考 慮 し 保 護 者 等 の 障 害 者 を 監 護 する 者 の 属 する 世 帯 の 所 得 区 分 を 認 定 して 決 定 する 29 ( 補 足 給 付 )

(2) 補 足 給 付 の 対 象 者 すべての 所 得 区 分 の 者 が 対 象 (3) 具 体 的 な 認 定 方 法 原 則 として 負 担 上 限 月 額 の 認 定 の 申 請 と 併 せて 補 足 給 付 の 申 請 を 行 う 負 担 上 限 月 額 に 係 る 所 得 区 分 に 応 じて 下 記 の 額 を 給 付 (ただし 実 際 に 要 した 費 用 が 補 足 給 付 額 を 下 回 る 場 合 は 実 際 に 要 した 費 用 を 補 足 給 付 額 と する ) 補 足 給 付 については 負 担 限 度 額 と 58,000 円 の 差 額 を 補 足 給 付 額 として 確 定 し 施 設 において 実 際 に 要 した 費 用 が 58,000 円 を 下 回 った 場 合 につい て 補 足 給 付 額 を 減 額 する 取 扱 いは 取 らない ただし 実 際 に 要 した 費 用 以 上 に 補 足 給 付 を 支 払 うことがないよう 実 際 に 要 した 費 用 が 補 足 給 付 額 を 下 回 る 場 合 は 実 際 に 要 した 費 用 まで 減 額 して 支 払 うこととする 1 生 活 保 護 世 帯 低 所 得 ( 低 所 得 1 2) 一 般 1 補 足 給 付 額 ( 月 額 )=25,000 円 * (その 他 生 活 費 )+15,000 円 ** ( 自 己 負 担 相 当 額 )+58,000 円 -50,000 円 ( 地 域 で 子 どもを 養 育 するのに 通 常 要 する 費 用 )=48,000 円 補 足 給 付 額 ( 日 額 )=48,000 30.4=1,578.9=1,579 円 (1 円 未 満 切 上 げ) 2 一 般 2 補 足 給 付 額 ( 月 額 )=25,000 円 * + 自 己 負 担 額 *** +58,000 円 -79,000 円 ( 地 域 で 子 どもを 養 育 するのに 通 常 要 する 費 用 ( 所 得 階 層 ごと)) 補 足 給 付 額 ( 日 額 )= 補 足 給 付 額 ( 月 額 ) 30.4(1 円 未 満 切 り 上 げ) * 18 歳 未 満 の 場 合 は 教 育 費 相 当 分 として 25,000 円 に 9,000 円 加 算 し 34,000 円 とする ** 生 活 保 護 低 所 得 ( 低 所 得 1 2) 一 般 1の 世 帯 の 自 己 負 担 相 当 額 は 日 額 単 価 に30.4を 乗 じたものの1 割 と 15,000 円 を 比 べ いずれか 低 い 額 とする *** 自 己 負 担 額 については 当 該 利 用 者 に 係 る 単 価 / 日 30.4 0.1により 算 出 30 ( 補 足 給 付 )

<グループホーム ケアホーム 居 住 者 の 場 合 > グループホーム ケアホーム 居 住 者 の 低 所 得 者 に 係 る 家 賃 の 実 費 負 担 を 軽 減 す るため 補 足 給 付 ( 特 定 障 害 者 特 別 給 付 費 )を 支 給 する 補 足 給 付 の 額 は 月 1 万 円 ( 家 賃 の 額 が1 万 円 を 下 回 る 場 合 は 当 該 家 賃 の 額 ) とする 住 民 票 が 入 居 前 の 世 帯 に 残 っている 場 合 ( 配 偶 者 が 同 一 の 住 民 票 にある 場 合 を 除 く )であっても 補 足 給 付 の 対 象 として 差 し 支 えない なお 配 偶 者 が 同 一 の 住 民 票 にある 場 合 であっても 市 町 村 において 単 身 世 帯 と 同 様 の 生 活 状 況 にあると 個 別 に 判 断 した 場 合 においては 住 民 票 が 施 設 等 になく ても 補 足 給 付 の 対 象 として 差 し 支 えない (1) 手 続 き 等 障 害 者 の 申 請 により 市 町 村 等 が 認 定 する このため 平 成 23 年 10 月 1 日 以 前 にグループホーム ケアホームに 居 住 している 障 害 者 については 申 請 を 出 すように 周 知 することが 必 要 (2) 補 足 給 付 の 対 象 者 生 活 保 護 低 所 得 ( 低 所 得 1 2)の 者 (3) 添 付 書 類 等 1 利 用 者 ( 配 偶 者 がいる 場 合 は 配 偶 者 を 含 む )の 市 町 村 民 税 の 課 税 状 況 等 が 分 かる 資 料 市 町 村 の 証 明 書 ( 市 町 村 民 税 の 課 税 非 課 税 の 状 況 ) 生 活 保 護 世 帯 であれば 福 祉 事 務 所 の 証 明 書 等 所 得 区 分 の 設 定 の 添 付 書 類 で 足 りる 場 合 はそれにより 確 認 2 グループホーム ケアホームに 係 る 家 賃 の 額 の 分 かるもの 契 約 書 事 業 者 の 証 明 書 等 申 告 の 内 容 に 虚 偽 の 疑 いがあると 市 町 村 が 判 断 した 場 合 等 については 必 要 に 応 じて 調 査 を 行 うこととする (4) 具 体 的 な 認 定 方 法 原 則 として 負 担 上 限 月 額 の 認 定 の 申 請 と 併 せて 行 う 補 足 給 付 の 対 象 者 であることの 認 定 を 行 う 市 町 村 民 税 世 帯 非 課 税 者 又 は 生 活 保 護 受 給 者 であることを 確 認 する 補 足 給 付 については 月 額 ( )として 額 を 確 定 する 月 額 1 万 円 として 決 定 する ただし グループホーム ケアホームに 係 る 家 賃 の 月 額 が1 万 円 を 下 回 る 場 合 は 当 該 家 賃 の 額 を 補 足 給 付 の 額 として 決 定 する 31 ( 補 足 給 付 )

第 2. 生 活 保 護 境 界 層 対 象 者 に 対 する 負 担 軽 減 措 置 について 平 成 18 年 3 月 31 日 社 援 保 発 第 0331007 号 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 保 護 課 長 通 知 障 害 者 自 立 支 援 法 施 行 規 則 第 27 条 等 の 規 定 が 適 用 される 要 保 護 者 ( 境 界 層 該 当 者 )に 対 する 保 護 の 実 施 機 関 における 取 扱 いについて を 参 照 されたい 32 ( 生 活 保 護 境 界 層 軽 減 )

第 3. 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 について 同 一 世 帯 に 障 害 福 祉 サービス 等 を 利 用 する 者 が 複 数 いる 場 合 等 に 世 帯 の 負 担 を 軽 減 する 観 点 から 償 還 払 い 方 式 により 世 帯 における 利 用 者 負 担 を 負 担 上 限 月 額 まで 軽 減 を 図 る 1 支 給 額 (1) 世 帯 における 利 用 者 負 担 額 が 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 算 定 基 準 額 高 額 障 害 児 通 所 給 付 費 算 定 基 準 額 又 は 高 額 障 害 児 入 所 給 付 費 算 定 基 準 額 (31 又 は2の 額 以 下 基 準 額 という )を 超 える 場 合 に 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 高 額 障 害 児 通 所 給 付 費 又 は 高 額 障 害 児 入 所 給 付 費 ( 以 下 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 という )を 支 給 す る ( 世 帯 での 負 担 額 が 基 準 額 を 超 えないように 支 給 する )( 注 1) (2) 一 人 当 たりの 支 給 額 一 人 当 たり 支 給 額 ( 利 用 者 負 担 世 帯 合 算 額 ( 世 帯 全 体 の21~5の 合 計 額 ) - 基 準 額 (31 又 は2の 額 )) 支 給 決 定 障 害 者 等 按 分 率 ( 端 数 が 生 じた 場 合 は 世 帯 での 負 担 額 が 基 準 額 と 同 額 になるよう 適 宜 割 り 振 って 端 数 を 処 理 するものとする ) 支 給 決 定 障 害 者 等 按 分 率 = 支 給 決 定 障 害 者 等 利 用 者 負 担 合 算 額 ( 一 人 当 たりの21~5の 負 担 額 )/ 利 用 者 負 担 世 帯 合 算 額 ( 支 給 決 定 障 害 者 等 按 分 率 を 算 定 する 際 には 端 数 処 理 しない ) 2 合 算 の 対 象 とする 費 用 同 一 世 帯 に 属 する 者 が 同 一 の 月 に 受 けたサービス 等 によりかかる1~5の 負 担 額 を 合 算 する 1 障 害 者 自 立 支 援 法 に 基 づく 介 護 給 付 費 等 に 係 る 利 用 者 負 担 額 ( 介 護 給 付 費 訓 練 等 給 付 費 特 例 介 護 給 付 費 特 例 訓 練 等 給 付 費 ) 2 介 護 保 険 の 利 用 者 負 担 額 ( 高 額 介 護 サービス 費 高 額 介 護 予 防 サービス 費 により 償 還 された 費 用 を 除 く ) ただし 同 一 人 が 障 害 福 祉 サービスを 併 用 している 場 合 に 限 る 3 補 装 具 費 に 係 る 利 用 者 負 担 額 ただし 同 一 人 が 障 害 福 祉 サービス 等 を 併 用 している 場 合 に 限 る 4 児 童 福 祉 法 に 基 づく 障 害 児 通 所 給 付 費 に 係 る 利 用 者 負 担 額 5 児 童 福 祉 法 に 基 づく 障 害 児 入 所 給 付 費 に 係 る 利 用 者 負 担 額 3 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 算 定 基 準 額 ( 注 2) 1 市 町 村 民 税 課 税 世 帯 に 属 する 者 ( 一 般 1 2) 37,200 円 2 市 町 村 民 税 非 課 税 世 帯 に 属 する 者 ( 注 3)( 低 所 得 ( 低 所 得 1 2) 及 び 生 活 保 護 世 帯 0 円 33 ( 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 )

( 注 1) 18 歳 未 満 の 兄 弟 で 障 害 児 入 所 施 設 に 入 所 している 場 合 など 障 害 児 入 所 支 援 を 受 ける 障 害 児 が 同 一 の 世 帯 に 複 数 いる 場 合 の 利 用 者 負 担 額 については 入 所 給 付 決 定 保 護 者 は 一 人 であることから 当 該 保 護 者 について 一 の 障 害 児 入 所 支 援 負 担 上 限 月 額 が 適 用 される ( 高 額 障 害 児 入 所 給 付 費 によって 償 還 が 行 われるものではない 障 害 児 通 所 給 付 費 も 同 様 ) また 同 一 世 帯 に 介 護 給 付 費 等 障 害 児 通 所 給 付 費 等 又 は 障 害 児 入 所 給 付 費 のうち 二 以 上 を 受 けてい る 者 がいる 場 合 には 各 条 項 における 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 による 償 還 がなされるものであ る(いずれかの 法 律 でまとめて 償 還 することはしない ) この 場 合 に 合 算 の 対 象 とする 費 用 は 各 条 項 による 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 の 償 還 前 の 利 用 者 負 担 額 であることに 留 意 されたい 医 療 部 分 ( 食 事 療 養 に 係 る 標 準 負 担 額 を 含 む )に 係 る 利 用 者 負 担 額 については 高 額 障 害 児 通 所 給 付 費 又 は 高 額 障 害 児 入 所 給 付 費 による 償 還 の 対 象 とならないことに 留 意 されたい ( 注 2) 1 世 帯 見 直 し 対 象 者 は 障 害 者 とその 配 偶 者 に 係 る 負 担 額 のみを 合 算 する ただし 住 民 票 上 の 同 一 世 帯 に 障 害 児 がいる 場 合 は 当 該 障 害 者 を 含 めて 障 害 児 に 係 る 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 を 算 定 する なお 障 害 児 の 保 護 者 が 障 害 者 である 場 合 は 当 該 障 害 者 及 び 配 偶 者 のみで 障 害 児 に 係 る 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 を 算 定 することとする 2 生 活 保 護 への 移 行 予 防 措 置 の 適 用 を 受 け 低 所 得 者 ( 市 町 村 民 税 非 課 税 世 帯 に 属 する 者 )として 扱 われている 者 については 当 該 額 とする 3 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 の 特 例 については 以 上 の 他 に (1) 費 用 の 合 計 (2(1)2 関 係 ) (2) 障 害 児 の 特 例 がある それぞれの 取 扱 いについてはP37ページ 以 降 を 参 照 のこと ( 注 3) 平 成 22 年 4 月 から 低 所 得 者 ( 市 町 村 民 税 非 課 税 世 帯 に 属 する 者 )の 負 担 上 限 月 額 及 び 高 額 障 害 サー ビス 等 給 付 費 算 定 基 準 額 が0 円 となることに 伴 い 低 所 得 者 については 特 例 介 護 給 付 費 等 を 受 けた 場 合 にのみ 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 が 支 給 されることとなる なお 詳 細 については P40~P41ページの2.(1) 2 介 護 保 険 サービスとの 合 算 の 特 例 を 参 照 のこと 34 ( 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 )

1. 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 の 算 定 の 原 則 同 一 世 帯 に 障 害 福 祉 サービス 等 を 利 用 する 者 が 複 数 いる 場 合 等 に 世 帯 の 負 担 を 軽 減 する 観 点 から 償 還 払 い 方 式 により 世 帯 における 利 用 者 負 担 を 基 準 額 まで 軽 減 する 世 帯 における 利 用 者 負 担 額 が 基 準 額 を 超 える 場 合 に 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 を 支 給 する < 具 体 例 1> 一 般 2 世 帯 で それぞれ 障 害 福 祉 サービスを 利 用 しているA Bが それぞれ 上 限 額 の37,200 円 まで 利 用 している 場 合 A 及 びBの 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 算 定 基 準 額 A 一 般 2 一 般 2 B 障 害 福 祉 サービスの 負 担 額 37,200 円 障 害 福 祉 サービスの 負 担 額 37,200 円 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 (74,400 円 -37,200 円 ) 37,200 円 /74,400 円 =18,600 円 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 (74,400 円 -37,200 円 ) 37,200 円 /74,400 円 =18,600 円 ( 判 定 ) 利 用 者 負 担 世 帯 合 算 額 が 基 準 額 を 上 回 る 場 合 給 付 の 対 象 とする 利 用 者 負 担 世 帯 合 算 額 37,200 円 +37,200 円 =74,400 円 >37,200 円 A Bともに 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 の 対 象 ( 算 定 ) 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 はそれぞれの 対 象 者 毎 に 算 定 する Aの 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 ( 利 用 者 負 担 世 帯 合 算 額 - 基 準 額 ) 支 給 決 定 障 害 者 等 按 分 率 = 当 該 者 の 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 (74,400 円 -37,200 円 ) 37,200 円 /74,400 円 =18,600 円 Bの 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 (74,400 円 -37,200 円 ) 37,200 円 /74,400 円 =18,600 円 35 ( 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 )

< 具 体 例 2> 一 般 2 世 帯 で 障 害 福 祉 サービスと 補 装 具 を 利 用 しているAと 障 害 福 祉 サービス のみを 利 用 しているBが それぞれ 上 限 額 の37,200 円 まで 利 用 している 場 合 A 及 びBの 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 算 定 基 準 額 A 一 般 2 一 般 2 B 障 害 福 祉 サービスの 負 担 額 37,200 円 障 害 福 祉 サービスの 負 担 額 37,200 円 補 装 具 の 負 担 額 37,200 円 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 (111,600 円 -37,200 円 ) 74,400 円 /111,600 円 =49,600 円 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 (111,600 円 -37,200 円 ) 37,200 円 /111,600 円 =24,800 円 ( 判 定 ) 利 用 者 負 担 世 帯 合 算 額 が 基 準 額 を 上 回 る 場 合 給 付 の 対 象 とする 利 用 者 負 担 世 帯 合 算 額 37,200 円 +37,200 円 +37,200 円 =111,600 円 >37,200 円 A Bともに 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 の 対 象 ( 算 定 ) 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 はそれぞれの 対 象 者 毎 に 算 定 する Aの 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 ( 利 用 者 負 担 世 帯 合 算 額 - 基 準 額 ) 支 給 決 定 障 害 者 等 按 分 率 = 当 該 者 の 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 (111,600 円 -37,200 円 ) 74,400 円 /111,600 円 =49,600 円 Bの 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 (111,600 円 -37,200 円 ) 37,200 円 /111,600 円 =24,800 円 36 ( 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 )

2. 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 の 算 定 の 特 例 (1) 費 用 の 合 算 の 特 例 1 介 護 保 険 のサービスとの 合 算 (ア) 概 要 住 民 基 本 台 帳 上 の 同 一 世 帯 に 介 護 保 険 の 利 用 者 がいる 場 合 その 利 用 者 負 担 額 について その 者 が 障 害 福 祉 サービスを 併 用 している 場 合 に 限 り 合 算 対 象 とする なお 合 算 する 介 護 保 険 のサービスの 利 用 者 負 担 は 高 額 介 護 サービス 費 高 額 介 護 予 防 サービス 費 により 償 還 されたものを 除 く (イ) 事 例 <ケース1> 同 一 世 帯 に 障 害 福 祉 サービスと 介 護 保 険 を 利 用 するAと 介 護 保 険 のみ 利 用 するB がいる 場 合 一 般 2の 世 帯 の 場 合 介 護 保 険 の 利 用 者 負 担 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 算 定 基 準 額 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 の 支 給 後 の 負 担 額 A 35,000 円 26,040 円 高 額 介 護 サービス 費 による 償 還 後 負 担 額 37,200 円 37,200 円 B 15,000 円 11,160 円 高 額 介 護 サービス 費 による 償 還 後 負 担 額 - - ( 介 護 保 険 のみ 利 用 の ため 合 算 対 象 外 ) Aの 負 担 額 が37,200 円 となるよう 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 を26,040 円 支 給 < 具 体 的 な 計 算 方 法 > Bは 介 護 保 険 のみ 利 用 しているため 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 の 対 象 外 Aの 負 担 額 を 計 算 し 上 限 額 から 負 担 額 を 引 いた 額 が 支 給 される その 際 介 護 保 険 の 利 用 料 は 高 額 介 護 サービス 費 による 償 還 後 の 負 担 額 に 基 づき 合 算 する Aの 負 担 額 高 額 介 護 サービス 費 による 償 還 後 の 負 担 額 をもとに 合 算 されるため 合 算 される 額 は 26,040 37 ( 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 )

円 と37,200 円 の 合 計 額 (63,240 円 )となる この 負 担 額 を 37,2000 円 の 負 担 となるように 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 を 支 給 するので 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 の 額 は 63,240(=26,040+37,200)-37,200=26,040 円 となる 38 ( 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 )

<ケース2> 同 一 世 帯 に 障 害 福 祉 サービスと 介 護 保 険 を 利 用 するA 介 護 保 険 のみ 利 用 するB 及 び 障 害 児 入 所 支 援 を 利 用 するCがいる 場 合 一 般 2の 世 帯 の 場 合 A B C 介 護 保 険 の 利 用 者 負 担 額 35,000 円 26,040 円 15,000 円 11,160 円 - 高 額 介 護 サービス 費 による 償 還 後 負 担 額 高 額 介 護 サービス 費 による 償 還 後 負 担 額 障 害 福 祉 サービス の 利 用 者 負 担 額 37,200 円 - - 障 害 児 入 所 支 援 の 利 用 者 負 担 額 - - 37,200 円 高 額 障 害 福 祉 サー ビス 等 給 付 費 の 支 給 後 の 負 担 額 23,422 円 - ( 介 護 保 険 のみ 利 用 の ため 合 算 対 象 外 ) 13,778 円 AとCの 負 担 額 が 合 わせて37,200 円 となるよう 高 額 障 害 福 祉 サ ービス 等 給 付 費 等 を 支 給 (A 39,818 円 C 23,422 円 支 給 ) < 具 体 的 な 計 算 方 法 > Bは 介 護 保 険 のみ 利 用 しているため 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 の 対 象 外 AとCの 一 人 当 たりの 負 担 額 を 計 算 し 上 限 額 から 負 担 額 を 引 いた 額 が 支 給 される その 際 介 護 保 険 の 利 用 料 は 高 額 介 護 サービス 費 による 償 還 後 の 負 担 額 に 基 づき 合 算 する A (100,440-37,200) (26,040+37,200)/(26,040+37,200+37,200)=39,818( 償 還 額 ) C (100,440-37,200) 37,200/(26,040+37,200+37,200) =23,422( 償 還 額 ) 端 数 処 理 については 世 帯 での 負 担 額 が 基 準 額 となるように 割 り 振 って 調 整 39 ( 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 )

2 介 護 保 険 のサービスとの 合 算 の 特 例 (ア) 概 要 合 算 の 対 象 とする 費 用 のうち 介 護 保 険 に 係 る 負 担 額 については 下 記 の 場 合 は 特 例 として 負 担 額 の 全 部 を 合 算 の 対 象 とせず 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 算 定 基 準 額 までを 合 算 の 対 象 とする Ⅰ 生 活 保 護 世 帯 の 場 合 Ⅱ 利 用 者 負 担 世 帯 合 算 額 の 対 象 となる 介 護 保 険 の 負 担 額 が 高 額 障 害 福 祉 サー ビス 等 給 付 費 算 定 基 準 額 を 超 える 場 合 合 算 の 対 象 額 を 引 き 下 げた 場 合 の 支 給 決 定 障 害 者 等 利 用 者 負 担 合 算 額 ( 按 分 して 割 り 振 る 場 合 の 個 人 の 負 担 額 )を 算 定 する 際 の 介 護 保 険 分 の 額 は 下 記 の とおり 計 算 支 給 決 定 障 害 者 等 利 用 者 負 担 合 算 額 の 対 象 とする 介 護 保 険 の 負 担 額 = 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 算 定 基 準 額 まで 引 き 下 げられた 介 護 保 険 分 負 担 額 支 給 決 定 障 害 者 等 利 用 者 負 担 合 算 額 の 対 象 となる 介 護 保 険 分 利 用 額 ( 引 き 下 げ 前 )/ 利 用 者 負 担 世 帯 合 算 額 の 対 象 となる 介 護 保 険 分 利 用 額 ( 引 き 下 げ 前 ) (イ) 事 例 Ⅰ 生 活 保 護 世 帯 の 場 合 <ケース3> 生 活 保 護 世 帯 に 属 するAの 場 合 Aの 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 算 定 基 準 額 0 円 Aの 利 用 者 負 担 世 帯 合 算 額 イとロの 合 計 額 イ 介 護 保 険 10,000 円 ( 実 際 は 介 護 扶 助 により 支 給 により 合 算 の 対 象 とするときは0 円 に 引 下 げ) ロ 障 害 福 祉 サービス 0 円 ( 上 限 額 ) 上 記 特 例 単 純 にイとロを 合 計 すると Aの 利 用 者 負 担 世 帯 合 算 額 は イ+ロ=10,0 00 円 となり 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 として 10,000 円 償 還 する こととなるが この 場 合 特 例 により 合 算 の 対 象 となる 費 用 のうち イを0 円 ( 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 算 定 基 準 額 )まで 引 き 下 げて 合 算 する Aの 利 用 者 負 担 世 帯 合 算 額 イ 0 円 ( 特 例 により 引 き 下 げた 額 )+ロ 0 円 =0 円 となり 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 の 対 象 外 となる 40 ( 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 )

<ケース4> 住 民 基 本 台 帳 上 の 同 一 世 帯 に 市 町 村 民 税 課 税 者 がおり 介 護 保 険 での 基 準 額 は3 7,200 円 ( 市 町 村 民 税 課 税 世 帯 )となるが 障 害 では0 円 ( 市 町 村 民 税 非 課 税 世 帯 )となるBの 場 合 Bの 介 護 保 険 の 高 額 介 護 サービス 費 の 算 定 基 準 となる 額 37,200 円 ( 課 税 世 帯 ) Bの 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 算 定 基 準 額 0 円 市 町 村 民 税 が 課 税 され ている 者 B 低 所 得 2 介 護 保 険 の 負 担 額 30,000 円 0 円 として 計 算 障 害 福 祉 サービスの 負 担 額 0 円 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 支 給 しない Bの 利 用 者 負 担 世 帯 合 算 額 イとロの 合 計 額 イ 介 護 保 険 30,000 円 合 算 の 対 象 とする 費 用 の 特 例 により 合 算 の 対 象 とする ときは 0 円 まで 引 き 下 げ ロ 障 害 福 祉 サービス 0 円 この 場 合 単 純 にイとロを 足 し 算 すると Bの 利 用 者 負 担 世 帯 合 算 額 は イ+ロ=30,000 円 となり 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 として 30,000 円 -0 円 =30,000 円 を 償 還 する こととなる ただし 合 算 の 対 象 とする 費 用 のうち イの 介 護 保 険 の 利 用 額 が 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 算 定 基 準 額 を 超 えている(30,000 円 >0 円 )ため 合 算 対 象 とする 費 用 にかかる 特 例 の 適 用 の 対 象 となるので イの 額 を0 円 まで 引 き 下 げて 合 算 の 対 象 とする このため Bの 利 用 者 負 担 世 帯 合 算 額 は イ 0 円 ( 特 例 により 引 き 下 げた 額 )+ ロ 0 円 = 0 円 となり 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 の 対 象 外 となる 41 ( 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 )

(2) 障 害 児 の 特 例 1 同 一 の 障 害 児 が 給 付 の 根 拠 が 異 なるサービスを 利 用 する 場 合 の 特 例 <ア> 概 要 同 一 の 障 害 児 が 同 一 の 根 拠 条 項 によるサービスを 利 用 する 場 合 には 一 の 負 担 上 限 月 額 のみ 設 定 されるのに 対 し 根 拠 条 項 の 異 なる 複 数 のサービスを 利 用 する 場 合 には 複 数 の 負 担 上 限 月 額 が 設 定 されることに 対 応 するため 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 の 基 準 を 利 用 するサービスのうち 最 も 高 い 額 とし 障 害 児 の 保 護 者 としての 利 用 者 負 担 の 合 算 額 のうち この 基 準 額 を 超 える 額 を 特 例 的 に 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 として 給 付 することとする <イ> 事 例 <ケース5> 障 害 児 A がそれぞれ 障 害 福 祉 サービスと 障 害 児 通 所 支 援 を 利 用 している 場 合 複 数 の 障 害 福 祉 サービスを 利 用 する 場 合 との 公 平 性 の 観 点 から 特 例 として 基 準 額 を 引 き 下 げ 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 により 償 還 することとなる この 場 合 の 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 の 額 は 同 一 の 支 給 決 定 保 護 者 の 利 用 者 負 担 額 の 合 算 額 から 認 定 された 負 担 上 限 額 のいずれか 高 い 額 ( 以 下 調 整 基 準 額 と いう )を 控 除 した 額 とする 一 般 1 障 害 児 の 調 整 基 準 額 4,600 円 A 障 害 福 祉 サービスの 負 担 上 限 月 額 4,600 円 障 害 児 通 所 支 援 の 負 担 上 限 月 額 4,600 円 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 (9,200 円 -4,600 円 ) 4,600 円 /9,200 円 =2,300 円 高 額 障 害 児 通 所 給 付 費 (9,200 円 -4,600 円 ) 4,600 円 /9,200 円 =2,300 円 42 ( 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 )

2 障 害 児 の 兄 弟 がそれぞれサービスを 利 用 する 場 合 の 特 例 <ア> 概 要 同 一 世 帯 に 障 害 福 祉 サービスを 利 用 する 障 害 児 が 複 数 おり 同 一 の 保 護 者 が 支 給 決 定 を 受 けている 場 合 は 当 該 保 護 者 について 一 の 負 担 上 限 月 額 が 設 定 され 実 際 当 該 保 護 者 を 通 じて 複 数 の 障 害 児 の 利 用 者 負 担 額 を 管 理 できることから 負 担 上 限 月 額 を 超 える 部 分 については 現 物 給 付 の 対 象 としている 給 付 の 根 拠 条 項 が 二 以 上 に 及 ぶ 場 合 は 一 の 負 担 上 限 月 額 は 設 定 されないが 世 帯 に 障 害 福 祉 サービスを 利 用 する 複 数 の 障 害 者 がいる 場 合 と 基 本 的 には 同 様 と 位 置 付 けられることから 同 一 条 項 による 給 付 と 同 じ 負 担 とするため 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 の 基 準 をいずれか 高 い 額 とし 障 害 児 の 保 護 者 として の 利 用 者 負 担 の 合 算 額 のうち この 基 準 額 を 超 える 額 を 特 例 的 に 高 額 障 害 福 祉 サ ービス 等 給 付 費 等 として 給 付 することとする <イ> 事 例 <ケース6> 同 一 世 帯 に 属 する 障 害 児 A B C がそれぞれ 障 害 福 祉 サービス 障 害 児 通 所 支 援 障 害 児 入 所 支 援 を 利 用 し 同 一 の 保 護 者 がその 支 給 決 定 を 受 けている 場 合 世 帯 に 障 害 福 祉 サービスを 利 用 する 複 数 の 障 害 児 がいる 場 合 との 公 平 性 の 観 点 か ら 特 例 として 基 準 額 を 引 き 下 げ 高 額 障 害 福 祉 サービス 費 等 により 償 還 することと なる この 場 合 の 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 の 額 は 同 一 の 支 給 決 定 保 護 者 の 利 用 者 負 担 額 の 合 算 額 から 調 整 基 準 額 を 控 除 した 額 とする A B 及 びCの 保 護 者 は 同 一 の 者 障 害 児 の 調 整 基 準 額 9,300 円 一 般 1 一 般 1 一 般 1 A 長 男 B 次 男 C 三 男 障 害 福 祉 サービスの 負 担 上 限 月 額 4,600 円 障 害 児 通 所 支 援 の 負 担 上 限 月 額 4,600 円 障 害 児 入 所 支 援 の 負 担 上 限 月 額 9,300 円 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 (18,500 円 -9,300 円 ) 4,600 円 /18,500 円 =2,288 円 高 額 障 害 児 通 所 給 付 費 (18,500 円 -9,300 円 ) 4,600 円 /18,500 円 = 2,288 円 高 額 障 害 児 入 所 給 付 費 (18,500 円 -9,300 円 ) 9,300 円 /18,500 円 = 4,625 円 43 ( 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 )

<ケース7> 同 一 世 帯 に 属 する 障 害 児 A B C がそれぞれ 障 害 福 祉 サービス 障 害 児 入 所 支 援 補 装 具 を 利 用 し 同 一 の 保 護 者 がその 支 給 決 定 を 受 けている 場 合 基 本 的 な 考 え 方 はケース6と 同 様 であるが 補 装 具 については 障 害 児 の 特 例 の 対 象 ではないため まずは 障 害 福 祉 サービスと 障 害 児 入 所 支 援 について 障 害 児 の 特 例 を 適 用 し 次 に 残 りの 利 用 者 負 担 額 について 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 の 額 の 算 定 を 行 う 1 まずA Bについて 障 害 児 の 特 例 を 適 用 A B 及 びCの 保 護 者 は 同 一 の 者 障 害 児 の 調 整 基 準 額 9,300 円 一 般 1 一 般 1 A 長 男 B 次 男 一 般 C 三 男 障 害 福 祉 サービスの 負 担 上 限 月 額 4,600 円 障 害 児 入 所 支 援 の 負 担 上 限 月 額 9,300 円 補 装 具 の 負 担 上 限 月 額 37,200 円 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 (13,900 円 -9,300 円 ) 4,600 円 /13,900 円 =1,522 円 高 額 障 害 児 入 所 給 付 費 (13,900 円 -9,300 円 ) 9,300 円 /13,900 円 = 3,078 円 2 次 に 残 りの 利 用 者 負 担 について 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 を 算 定 A B 及 びCの 保 護 者 は 同 一 の 者 一 般 1 一 般 1 A 長 男 B 次 男 一 般 C 三 男 障 害 福 祉 サービスの 利 用 者 負 担 3,078 円 障 害 児 入 所 支 援 の 利 用 者 負 担 6,222 円 補 装 具 の 負 担 上 限 月 額 37,200 円 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 (46,500 円 -37,200 円 ) 3,078 円 /46,500 円 =616 円 高 額 障 害 児 入 所 給 付 費 (46,500 円 -37,200 円 ) 6,222 円 /46,500 円 = 1,244 円 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 (46,500 円 -37,200 円 ) 37,200 円 /46,500 円 =7,440 円 この 場 合 の 補 装 具 の 利 用 者 負 担 について 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 又 は 高 額 障 害 児 入 所 給 付 費 のいずれで 償 還 するかは 法 令 上 特 段 の 定 めがないことから 各 自 治 体 の 判 断 による 44 ( 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 )

3. 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 の 償 還 の 流 れについて 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 高 額 障 害 児 通 所 給 付 費 及 び 高 額 障 害 児 入 所 給 付 費 が 併 給 される 場 合 については 事 務 処 理 を 行 う 実 施 主 体 が 市 町 村 と 都 道 府 県 に 分 かれるこ とがありうるが その 場 合 における 事 務 手 続 きの 流 れについては 以 下 の 例 を 参 考 とさ れたい ( 高 額 障 害 児 通 所 給 付 費 と 高 額 障 害 児 入 所 給 付 費 の 組 み 合 わせも 同 様 ) 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 及 び 高 額 障 害 児 入 所 給 付 費 の 償 還 の 流 れについて 利 用 者 市 町 村 都 道 府 県 サービスの 提 供 を 受 け た 翌 々 月 以 降 に 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 及 び 高 額 障 害 児 入 所 給 付 費 の 支 給 申 請 を 行 う(2 通 ) 1 利 用 者 からの 支 給 申 請 書 1 通 を 都 道 府 県 に 通 知 し 障 害 児 入 所 給 付 費 利 用 者 負 担 額 の 確 認 を 求 める 3 2 市 町 村 において 市 町 村 分 の 介 護 給 付 費 及 び 介 護 保 険 償 還 後 介 護 保 険 利 用 者 負 担 額 を 確 認 する 障 害 児 入 所 給 付 費 利 用 者 負 担 額 を 確 認 後 市 町 村 に 報 告 する 4 3 5 高 額 障 害 児 入 所 給 付 費 及 び 高 額 障 害 サービス 等 給 付 費 の 給 付 額 を 按 分 で 算 定 し 都 道 府 県 に 通 知 す るとともに 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 を 利 用 者 に 給 付 する 5 各 自 治 体 より 高 額 障 害 市 町 村 において 決 定 された 福 祉 サービス 等 給 付 費 高 額 障 害 児 入 所 給 付 費 の 決 及 び 高 額 障 害 児 入 所 給 6 定 額 に 基 づいて 都 道 府 県 付 費 の 給 付 を 受 ける は 利 用 者 に 高 額 障 害 児 入 所 給 付 費 を 支 給 する なお 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 のみ 若 しくは 高 額 障 害 児 通 所 給 付 費 のみ 若 しくは 高 額 障 害 児 入 所 給 付 費 のみ 又 は 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 及 び 高 額 障 害 児 通 所 給 付 費 の 給 付 を 行 う 場 合 は 市 町 村 又 は 都 道 府 県 内 で 手 続 が 完 結 するため 各 給 付 費 の 支 給 申 請 書 の 受 付 はそれぞれの 実 施 機 関 にて 行 う 45 ( 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 等 )