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- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

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第 8 回 総 務 文 教 委 員 会 記 録 1 日 時 平 成 27 年 9 月 1 日 ( 火 ) 午 前 10 時 52 分 開 会 2 場 所 議 会 委 員 会 室 3 出 席 委 員 6 名 委 員 長 樗 沢 諭 委 員 佐 藤 栄 一 副 委 員 長 岩 﨑 芳 昭 村 越 洋 一 委 員 横 尾 祐 子 霜 鳥 榮 之 4 欠 席 委 員 0 名 5 欠 員 0 名 6 職 務 出 席 者 2 名 議 長 関 根 正 明 請 願 紹 介 議 員 渡 辺 幹 衛 7 説 明 員 0 名 8 事 務 局 員 3 名 局 長 関 原 敏 明 主 事 道 下 啓 子 庶 務 係 長 池 田 清 人 9 件 名 請 願 第 3 号 安 全 保 障 関 連 法 案 を 廃 案 にすることを 求 める 意 見 書 の 提 出 を 求 める 請 願 〇 委 員 長 ( 樗 沢 諭 ) ただいまから 総 務 文 教 委 員 会 を 開 会 いたします これより 議 事 に 入 ります 請 願 第 3 号 安 全 保 障 関 連 法 案 を 廃 案 にすることを 求 める 意 見 書 の 提 出 を 求 める 請 願 〇 委 員 長 ( 樗 沢 諭 ) 当 委 員 会 に 付 託 されました 案 件 は 請 願 第 3 号 の 請 願 1 件 であります 最 初 に 請 願 第 3 号 安 全 保 障 関 連 法 案 を 廃 案 にすることを 求 める 意 見 書 の 提 出 を 求 める 請 願 を 議 題 としま す まず 紹 介 議 員 より 請 願 についての 説 明 を 求 めます 渡 辺 幹 衛 議 員 〇 渡 辺 議 員 ( 渡 辺 幹 衛 ) それじゃ 補 足 説 明 もあわせて 行 いたいと 思 います 先 般 の 妙 高 市 議 選 の 最 中 7 月 16 日 本 法 案 は 衆 議 院 で 強 行 採 決 されて 参 議 院 に 送 付 されました 参 議 院 特 別 委 員 会 での 審 議 は 審 議 中 断 を 繰 り 返 し なぜ 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 を 認 めるのか 法 案 の 根 本 部 分 についてさえ 政 府 が 整 合 的 な 答 弁 できなくなっています 法 案 の 必 要 性 すなわち 立 法 事 実 は 総 崩 れです 安 倍 首 相 は 昨 年 7 月 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 を 認 めた 閣 議 決 定 の 際 に 記 者 会 見 で 代 表 例 として 示 しました 幾 つか 海 外 の 紛 争 地 域 から 逃 れる 日 本 人 の 親 子 を 乗 せた 米 国 の 艦 船 が 攻 撃 を 受 けているイラストを 掲 げ 日 本 人 の 生 命 を 守 るため 自 衛 隊 が 米 国 の 船 を 守 る それをできるようにするのが 今 回 の 閣 議 決 定 だと 語 りました ところ が ことしになって8 月 26 日 の 参 議 院 安 保 特 別 委 員 会 質 疑 で 野 党 議 員 が 首 相 の 示 したイラストのどこが 存 立 危 機 - 1 -

事 態 に 当 たるのかとただしたのに 対 し 中 谷 防 衛 相 は 邦 人 が 乗 っているか 乗 っていないかは 事 態 認 定 の 条 件 と して 絶 対 的 なものではないと 答 弁 し 集 団 的 自 衛 権 行 使 の 判 断 は 米 艦 で 避 難 する 日 本 人 を 守 るというだけではでき ないという 認 識 を 示 しました 防 衛 相 は イラストについて 存 立 危 機 事 態 と 認 定 されれば 日 本 人 の 保 護 も 可 能 に なってくるという 説 明 に 使 われた 資 料 だとも 述 べました 米 艦 に 乗 った 日 本 人 を 守 ることが 目 的 ではなく 存 立 危 機 事 態 を 口 実 に 海 外 で 戦 争 している 米 軍 を 支 援 することが 本 当 の 狙 いであるということを くしくも 本 音 を 言 って しまいました また 首 相 は ホルムズ 海 峡 での 機 雷 掃 海 も 挙 げています しかし イランの 安 全 保 障 責 任 者 は ホルムズ 海 峡 は 地 政 学 的 に 重 要 だ 開 かれた 静 かな 海 域 にすべく 最 善 を 尽 くしていると 述 べ 機 雷 封 鎖 を 否 定 しています また 首 相 は 弾 道 ミサイル 警 戒 中 の 米 国 イージス 艦 防 衛 という 例 も 示 しています 米 艦 は 艦 隊 を 組 み 自 前 で 防 護 体 制 をしくことは 常 識 です 横 畠 法 制 局 長 官 は 8 月 26 日 参 議 院 の 特 別 委 員 会 で イージス 艦 自 身 が 米 国 の 艦 船 によ って 十 分 防 護 されている 状 況 下 であれば 我 が 国 として 武 力 を 行 使 する 必 要 まではないとも 述 べており 首 相 の 説 明 は 大 きく 揺 らいでいます 結 局 は 何 でもありで 危 険 きわまりないというのが 法 案 の 実 態 です 参 議 院 では このほ かに 米 軍 に 対 する 自 衛 隊 の 兵 站 でクラスター 爆 弾 など 非 人 道 兵 器 や 核 兵 器 の 輸 送 まで 法 律 上 は 可 能 という 歯 止 め のなさや 統 合 幕 僚 監 部 内 部 資 料 に 示 された 米 軍 指 揮 下 での 自 衛 隊 の 暴 走 など 法 案 の 危 険 性 や 欠 陥 が 次 々とあら わになっています 委 員 の 皆 さんにもお 子 さんやお 孫 さんがおられるでしょう 戦 争 に 行 きたくないと 声 を 上 げることは 武 藤 議 員 が 言 っているように 利 己 主 義 などではありません 殺 さず 殺 させず は 仏 教 の 基 本 的 な 教 え 五 戒 の 第 1 不 殺 生 戒 というんですかね それにもありますし キリスト 教 の 十 戒 の6 番 目 にも 対 人 関 係 の 最 初 なんですけど なんじ 殺 すなかれ とあります 生 命 地 域 を 掲 げる 妙 高 市 にとっては 地 域 存 亡 の 根 本 命 題 です 一 昨 日 8 月 30 日 には 国 会 周 辺 で12 万 人 日 本 全 国 で 数 十 万 人 上 越 市 でも 雨 の 中 800 人 が 戦 争 法 案 ノー の 声 を 上 げました 多 数 の 国 民 の 声 は 例 えば 戦 争 法 案 反 対 は 読 売 は55% 東 京 新 聞 では58.2% 今 国 会 で 成 立 させる 必 要 はないも 朝 日 新 聞 で65%にも 上 っています ことしは 戦 後 70 年 です この70 年 間 日 本 が 戦 争 をしない 国 で 来 られたのは 戦 争 を 禁 止 した 憲 法 のもとで 国 民 が 日 本 を 戦 争 する 国 に 引 き 戻 す 策 動 に 反 対 してきたからです 歴 史 を 逆 戻 りさせることは 許 されません 以 上 補 足 説 明 といたします 賢 明 なる 総 文 委 員 各 位 が 国 民 の 声 を 真 摯 に 受 けとめ 本 請 願 の 趣 旨 に 賛 同 ください ますよう 願 ってやみません 以 上 です 〇 委 員 長 ( 樗 沢 諭 ) これより 請 願 第 3 号 に 対 する 紹 介 議 員 への 質 疑 を 行 います 佐 藤 委 員 〇 佐 藤 委 員 ( 佐 藤 栄 一 ) 渡 辺 議 員 からいろいろと 国 会 審 議 の 内 容 等 お 聞 かせいただきましたが 私 はこの 請 願 の 中 身 について 若 干 質 疑 をさせていただきたいと 思 いますが お 気 づきのとおり 近 年 の 日 本 周 辺 の 状 況 というのは 大 変 厳 しい 状 況 になっているんではないかなと 私 は 思 っております 北 朝 鮮 の 核 開 発 やミサイル 配 備 それから 中 国 の 軍 事 拡 充 や 海 洋 進 出 こういった 領 海 侵 犯 以 前 に 比 べて 格 段 に 危 険 度 が 日 本 の 周 辺 に 起 きているんではないかと いうふうに 私 は 思 っておりますが 私 は 今 の 法 案 を 廃 案 にするということになりますと 現 行 の 法 律 でこういった ものに 対 応 できるというふうにお 考 えなのかお 聞 かせ 願 いたいと 思 います 〇 渡 辺 議 員 ( 渡 辺 幹 衛 ) まず 中 身 について 今 の 質 疑 にお 答 えしたいと 思 います 北 朝 鮮 のミサイル 確 かに 国 連 の 決 議 にも 反 しているわけですから それは 問 題 だと 思 います しかし よく 考 えてみてください 北 朝 鮮 が 日 本 や - 2 -

米 軍 の 艦 船 をミサイル 攻 撃 する 可 能 性 があるでしょうか 北 朝 鮮 はそんなことすれば 国 がなくなるということを 百 も 承 知 です そして 中 国 確 かに 領 海 侵 犯 とかいろいろ 出 ています しかし 中 身 を 見 ますと 自 国 の 経 済 水 域 だとか 海 域 については 中 国 と 日 本 と 主 張 が 違 うんですよね 日 本 は 中 間 線 だと 言 っているし 中 国 は 大 陸 棚 だと 言 っているわけです その 中 で 日 本 のいう 中 間 線 のすぐ 横 ならいいだろうということで 中 国 はガス 油 田 掘 っている んですよね それ 自 体 は 下 つながっているから 問 題 はあります だけど 中 国 が 日 本 の 島 へ 軍 隊 を 派 遣 して 占 領 しているわけでもありませんし そして 占 領 のこと 言 えば 竹 島 なんかは 韓 国 が 実 効 支 配 しているわけですよね そ ういう 点 では 非 常 に 懸 案 はあります だけど 軍 事 対 軍 事 で 解 決 するというのはこれは 非 常 に 問 題 がある そのよ うなことで しかも 日 本 の 存 亡 の 危 機 だなんていうことになると 地 球 上 どこでも 行 く 皆 さん 80 年 くらい 前 です か 広 東 軍 の 暴 走 だとか 日 本 の 陸 軍 の 暴 走 だとかというのはまだ 記 憶 にある 人 も 生 存 しておられます そういう 人 たちがまた 再 び 悪 夢 を 見 てうなされるような そんな 時 代 にしていってはならない 国 際 紛 争 は 起 きますけど それに 対 してはやはり 外 交 力 で 勝 負 すべきだ その 手 腕 が 日 本 政 府 に 求 められている それに 日 本 政 府 はきっちり 向 き 合 わなければいけない そう 思 っております 〇 委 員 長 ( 樗 沢 諭 ) 佐 藤 委 員 〇 佐 藤 委 員 ( 佐 藤 栄 一 ) 今 渡 辺 議 員 がそうおっしゃいましたが 私 としては 最 終 的 にはそれは 外 交 努 力 というのは 一 番 大 事 だと 思 うんですが 私 はすきのない 日 本 の 法 律 制 度 というものがしっかり 確 立 していてこそ それが 成 り 立 っていくんではないかなというふうに 思 っております あわせて 今 回 国 際 貢 献 の 観 点 からも 話 をさせていただき ますと 日 本 の 安 全 保 障 には 欠 かせない 大 事 なことだと 思 っております また 今 一 国 で 国 民 の 安 全 を 守 るという ことはできない 状 況 でもある 国 際 社 会 の 平 和 と 繁 栄 に 貢 献 するためにも 他 国 との 協 働 での 支 援 活 動 は 重 要 では ないかなというふうに 思 っております それもかつ 迅 速 にやる 必 要 があるんではないかなと 他 国 に 守 られての 支 援 では 国 際 的 な 信 頼 はなかなか 得 られないというふうに 思 っておりますが 現 行 の 法 律 で 十 分 とお 考 えなのかお 聞 きしたいと 思 います 〇 渡 辺 議 員 ( 渡 辺 幹 衛 ) 国 際 協 力 も 非 常 に 大 切 です みんなの 力 で そのために 国 連 でいろいろ 論 議 もしているわけ ですが その 国 際 協 力 なしにして 平 和 が 保 たれるとも 思 っておりません ただ 若 干 申 し 上 げますと 他 国 との 協 力 って 今 の 参 議 院 特 別 委 員 会 で 衆 議 院 から 回 ってきてから 明 らかになった 法 律 というか 解 釈 資 料 それを 見 ていると 国 際 的 に 協 力 しようなんて 思 っていないんです 米 軍 の 指 揮 下 に 平 時 から 入 って 訓 練 する そういう 状 況 が 明 らかになってきたんですね 決 して 今 佐 藤 委 員 のおっしゃったように 国 際 協 力 を 前 向 きに 進 めるなんてい う 法 案 ではありません それで 国 民 の 多 くの 人 たちが 疑 問 だと 思 っていることに 対 して 何 が 何 でもやろうと 言 っ ているのが 今 の 安 倍 首 相 のやり 方 です これは 余 談 ではありますが 委 員 長 の 会 派 届 がありました 公 明 党 でも 創 価 学 会 の 皆 さんは 非 常 に 多 くが 危 惧 しているという 報 道 もなされています そういう 点 では 皆 さん 一 呼 吸 して 考 えていただきたいと 思 います 〇 委 員 長 ( 樗 沢 諭 ) 佐 藤 委 員 〇 佐 藤 委 員 ( 佐 藤 栄 一 ) もう 一 点 なんですが この 法 律 が 成 立 すればいつでも 世 界 中 のどこでも 日 本 の 自 衛 隊 が 参 加 できる 仕 組 みがつくられるというふうにこの 請 願 の 中 に 書 かれております 武 力 を 行 使 する 際 の 厳 しいルール いわゆる 新 3 要 件 や 国 会 承 認 などの 歯 どめがあるわけなんですが これに 対 する 考 えをお 聞 かせ 願 いたいと 思 いま す 〇 渡 辺 議 員 ( 渡 辺 幹 衛 ) 政 府 が 国 民 に 説 明 しているとおりだとしても 問 題 はあります そういう 点 では 武 器 使 用 - 3 -

集 団 的 自 衛 権 行 使 の3 要 件 というのはきっちり 確 保 すべきだと 私 は 思 うんです しかし 国 会 審 議 で 明 らかになっ たのは アメリカが 国 連 も 批 判 しているような 先 制 攻 撃 をどんどんやってきているわけです しかも ベトナム 戦 争 なんかでは 何 十 年 前 もですけど トンキン 湾 事 件 なんかあって 攻 撃 を 受 けたんだから やむを 得 ない 部 分 もあ るかなという 世 論 も 結 構 ありました しかし ベトナムの 領 海 のすぐ 脇 に 米 軍 が 行 っているんです アメリカのニ ューヨークやワシントンで 攻 撃 されたんじゃないんです それもおかしな 話 だなと 思 っていたら その 攻 撃 は 捏 造 だったとアメリカ 自 身 が 認 めています それに 対 して 日 本 の 政 府 は 今 になっても 検 証 もしない アメリカ 政 府 は そう 言 っているけど それはその 当 時 の 解 釈 だと 言 って 反 省 もしない そして 何 件 も 数 えられている 先 制 攻 撃 これをアメリカは 先 制 攻 撃 する 権 利 はあると 言 って 公 言 しているわけですから 先 制 攻 撃 行 うわけですけど 過 去 の 先 制 攻 撃 に 対 してでも 一 切 の 批 判 も 異 議 申 し 立 てもしないような 国 が 今 度 起 こるかもしれない 先 制 攻 撃 に 自 分 の 判 断 でこれは 要 件 に 適 合 していないから アメリカがどんなに 要 請 しても 行 きませんと 言 えるかどうかという 懸 念 も 日 本 国 民 の 中 には 広 がっているんですよね そういう 点 を 考 えますと この 法 案 はやめる 以 外 にはないと 考 えております 〇 委 員 長 ( 樗 沢 諭 ) 村 越 委 員 〇 村 越 委 員 ( 村 越 洋 一 ) 1 点 質 疑 があるんですけれども 請 願 書 裏 面 のですね 安 全 保 障 関 連 法 案 を 廃 案 することを 求 める 意 見 書 ( 案 )というふうに 書 いてあるんですけれども この ( 案 ) というのは 採 択 後 に 案 を 外 すと いう 趣 旨 のものなんでしょうか それとも 例 文 として 添 付 されているものなのか 御 説 明 お 願 いします 〇 渡 辺 議 員 ( 渡 辺 幹 衛 ) 私 が 答 えるべきじゃないんかもしれないけど あくまで 例 文 です 例 文 を 示 してほしいと 言 われているから 例 文 を 示 しております そして ここで 例 えばの 話 ですけど 皆 さんが 一 致 して 願 意 はいいけ ど 意 見 書 の 内 容 はここが 問 題 だとかになれば それは 協 議 の 対 象 になるということです 〇 委 員 長 ( 樗 沢 諭 ) これにて 質 疑 を 終 わります これより 順 次 委 員 の 皆 さんの 本 請 願 に 対 する 意 見 を 聞 きたいと 思 います 初 めに 横 尾 委 員 〇 横 尾 委 員 ( 横 尾 祐 子 ) この 請 願 の 趣 旨 には 賛 同 できません 8 月 30 日 に 市 民 の 反 対 デモが2200カ 所 以 上 あるとお 聞 きしました 戦 争 はしてもなりませんし あってもなりません 家 族 がいる 者 それでまた 子 供 を 持 つ 者 として 内 容 としては 共 有 する 部 分 がありますが 今 現 在 国 会 は 慎 重 審 議 をしているさなかです それを 私 は 今 見 守 るべきだ と 思 いますので この 請 願 には 反 対 でございます 〇 委 員 長 ( 樗 沢 諭 ) 村 越 委 員 〇 村 越 委 員 ( 村 越 洋 一 ) 私 はですね 賛 成 という 立 場 で 意 見 を 述 べさせていただきます 今 回 の 安 全 保 障 関 連 法 案 に ついては 違 憲 であるというふうに 多 数 の 憲 法 学 者 が 言 っておりまして 私 もそう 思 います 戦 争 にがっちりと 巻 き 込 まれまして 現 実 に 死 を 体 験 してからでは 手 おくれであるというふうに 思 います 今 回 は 主 体 的 に 十 分 な 議 論 を 尽 くすべきであるというふうに 思 いますので その 意 思 表 示 のために 廃 案 もやむを 得 ないと 考 えまして 当 請 願 に 賛 成 するものであります 〇 委 員 長 ( 樗 沢 諭 ) 佐 藤 委 員 〇 佐 藤 委 員 ( 佐 藤 栄 一 ) 私 は 国 は 日 本 国 民 の 生 命 と 平 和 な 暮 らしを 守 るのが 政 治 の 最 重 要 課 題 だというふうに 思 っ ていますし 政 治 の 責 任 であるというふうに 思 っております 先 ほど 申 し 上 げたとおり 最 近 の 日 本 を 取 り 巻 く 状 況 は 大 変 厳 しいと 決 して 安 心 とは 言 えない 状 況 であるというふうに 思 っております そのためにも 他 国 に 対 して すきのない 構 えで 臨 むのが 私 は 国 家 としての 大 事 な 要 素 だというふうに 考 えておりますので 新 しい 法 律 が 必 要 だ - 4 -

というふうに 思 いますので この 請 願 については 反 対 であります 〇 委 員 長 ( 樗 沢 諭 ) 霜 鳥 委 員 〇 霜 鳥 委 員 ( 霜 鳥 榮 之 ) まず 何 としてもこの 請 願 を 通 さなきゃならないというふうに 思 います 今 るる 説 明 があり 質 疑 がありましたけれども 世 界 平 和 のため あるいは 世 界 全 体 の 緊 張 感 のためというふうな 形 の 中 で 国 際 貢 献 というような 言 葉 が 出 されておりますけども 今 審 議 中 の 中 というのは 国 際 貢 献 じゃなくて 全 くアメリカ 軍 の 指 揮 系 統 の 中 でという 形 があります これまで70 年 間 日 本 の 平 和 を 維 持 してきたのは 何 なのかというのは 憲 法 9 条 な んですね この 憲 法 9 条 というのは ノーベル 平 和 賞 にもノミネートされているというような 全 世 界 でもって 認 め られているというものでもあるわけなんです そういうものをもっともっと 広 めていってという こういう 形 がぜ ひ 必 要 であるということと 同 時 に 米 軍 への 軍 事 支 援 の 関 係 でね とにかくアメリカが 言 っていることに 対 して 政 府 の 裁 量 で 何 でもできると 好 き 勝 手 できるという 形 になるわけですよ 国 民 の 意 向 そのものは 無 視 した 形 で 政 府 がこうだと 言 えばそれができる しかし 武 器 弾 薬 そのものについても 提 供 できるんですよね 提 供 って 何 か というと こっちのお 金 でもってそれを 持 っていってやるよという こういうのも 中 に 入 っているわけですよね アメリカが 起 こす 戦 争 に 日 本 の 自 衛 隊 が 参 戦 するだけでなくて そういう 弾 薬 等 も 提 供 するんだ そのうちに 食 料 もということになるかもしれない そういうのが 政 府 の 裁 量 で 何 でもできるという 形 になっているということ したがって この70 年 間 平 和 を 保 ったのは 何 としても 国 民 の 願 いに 基 づいて 二 度 と 戦 争 はしないということ でもってつくられた 憲 法 9 条 のもとに 平 和 が 保 たれてきたということがあります こういう 立 場 の 中 で 何 としても 今 まだ 審 議 中 という 意 見 もありましたけども 審 議 が 終 わったときには 結 論 が 出 るという 形 なんです その 結 論 出 る 前 に 我 々の 意 思 をきちんと 明 確 に 出 さんきゃならないというためにこの 意 見 書 提 出 という 形 であるわけでありま すので 私 は 今 の 状 況 の 中 で 政 府 の 答 弁 の 中 身 がきちんと 固 まっていなくてふらふらしているような 状 況 の 中 で こんな 法 律 を 通 されてしまったら 日 本 の 国 は 一 体 どうなるか 例 えばどうしてもこの 法 律 がといったときには もっともっと 国 民 が 理 解 できるような 形 での 審 議 を 経 過 した 後 にやるべきだろう したがって 今 国 会 でもってこ れ 通 すのは 無 謀 だというふうに 思 っております 以 上 です 〇 委 員 長 ( 樗 沢 諭 ) 岩 﨑 委 員 〇 岩 﨑 委 員 ( 岩 﨑 芳 昭 ) まず 結 論 から 申 し 上 げますと 私 は 本 請 願 の 廃 案 については 反 対 であります なぜすき 間 のない 我 が 国 の 防 衛 国 際 社 会 への 貢 献 の 法 整 備 が 必 要 なのか この 辺 を 与 野 党 間 でさらなる 審 議 これを 尽 くす ことがまず 第 1 点 それとともに 国 民 への 十 分 な 説 明 が 必 要 であるというふうに 私 は 考 えておりますし 主 な 事 由 は 次 の4 点 という 形 の 中 で 私 はまとめました まず 平 和 安 全 法 制 これの 最 大 の 目 的 というのは 我 が 国 の 存 立 と 国 民 の 権 利 が 根 底 から 覆 される 事 態 こ れが 生 じた 際 に 国 と 国 民 の 生 命 とか 人 権 をしっかり 守 れるようにすること これがまず1 点 だと 思 います それ から 抑 止 力 を 高 めること これは やっぱり 不 測 の 事 態 また 衝 突 を 起 こさないなど 未 然 の 防 止 このための 備 えを 万 全 にすることだと 思 います それから 3つ 目 としましては 国 際 社 会 の 平 和 と 安 全 に 対 する 貢 献 度 も これも 大 変 重 要 だと 思 います 国 際 社 会 の 平 和 と 安 全 があってこそ 我 々 国 と 国 の 平 和 と 繁 栄 が 維 持 できるのかな という 中 でですね 外 国 の 戦 争 に 協 力 するという 意 味 ではないというふうに 私 は 解 釈 しております それと 4 点 目 なんですが 日 本 を 取 り 巻 く 安 全 保 障 環 境 が 厳 しい 現 状 を 確 認 はしております そんな 中 で 何 らかの 対 応 は 必 要 である その 中 で 海 外 で 戦 争 する 国 になるのかということが 心 配 されているというふうに 思 いますが 今 自 衛 隊 が 海 外 で 外 国 の 戦 争 に 参 加 するということについては 私 はあり 得 ないというふうに 考 えております その4 点 から 私 は 反 対 ということであります - 5 -

以 上 です 〇 委 員 長 ( 樗 沢 諭 ) 続 いて 討 論 を 行 います 霜 鳥 委 員 〇 霜 鳥 委 員 ( 霜 鳥 榮 之 ) 国 際 社 会 の 中 で 国 際 貢 献 というようなこと 言 って まだ 議 論 審 議 そのものが 半 ばという 判 断 であり 得 ないという 結 論 出 てこないと 思 うんですね 本 当 に 国 際 貢 献 だったら 国 連 をもとにした 活 動 をすべきで あって 今 回 出 されているように アメリカの 戦 争 にという 形 の 中 でもって 政 府 が 自 由 にコントロールできるとい うような こんな 形 の 中 で 今 の 審 議 を 見 守 るというわけにはいかない だから その 辺 今 それぞれに 反 対 の 皆 さん の 御 意 見 もありましたけども その 中 身 がもっともっと 明 確 に 国 民 に 知 らされてから 結 論 を 求 めるということでい いんじゃないかというふうに 私 は 思 うんですね だから 中 途 半 端 なところでもってこれを 通 してしまって 後 で さあさあと 言 ったってそれこそ 大 変 なことだという 立 場 でもって 私 はこの 請 願 今 回 は 要 するにこの 法 案 見 送 っ ていただいて もっと 国 民 が 理 解 できるような 形 で 時 間 をかけてきちんと 審 議 をすべきだということでもって 今 回 はなしにしようよという こういう 形 でもっていかなきゃならんというふうに 思 っています ということでもっ て また 本 会 議 の 中 で 討 論 をさせていただきたいと 思 っています 〇 委 員 長 ( 樗 沢 諭 ) これより 起 立 により 採 決 いたします 請 願 第 3 号 安 全 保 障 関 連 法 案 を 廃 案 にすることを 求 める 意 見 書 の 提 出 を 求 める 請 願 については 採 択 する ことに 賛 成 の 委 員 の 起 立 を 求 めます 賛 成 者 起 立 〇 委 員 長 ( 樗 沢 諭 ) 賛 成 委 員 少 数 であります よって 請 願 第 3 号 は 不 採 択 とされました 〇 委 員 長 ( 樗 沢 諭 ) 以 上 で 請 願 の 審 査 を 終 了 いたします 以 上 で 本 日 予 定 しておりました 日 程 が 全 て 終 了 いたしました これをもちまして 総 務 文 教 委 員 会 を 散 会 します 御 苦 労 さまでした 散 会 午 前 11 時 18 分 - 6 -