訪 ねてみたかった 足 立 美 術 館 へのツアーは 各 社 から 提 案 があります JTB 旅 物 語 の 提 案 は 往 復 新 幹 線 組 み 合 わせスポットは 新 装 姫 路 城 倉 敷 美 観 地 区 60 年 遷 宮 後 の 出 雲 大 社 です カミサンとの 意 見 も 一 致 です 足 立 美 術 館 以 外 はいずれも 寄 ったことはあ りますが もう 一 度 訪 ねたい 場 所 でした 宿 泊 は 大 山 ロイヤルホテルです 集 合 は 名 古 屋 駅 7:05 am 尾 張 瀬 戸 6:00 発 は 冬 なら 真 っ 暗 久 し 振 りの 早 朝 スタートでした 名 古 屋 駅 太 閤 口 に 集 まったメンバーは 予 想 外 の 40 人 売 り 切 れ 状 態 です 例 によってリタイヤ 夫 婦 が 多 く 女 性 団 体 ペアもいます 男 性 ペア 団 体 はいつもの 通 りいませんでした 姫 路 城 姫 路 駅 には 観 光 バスが 待 っていました 両 備 バスです ココから 明 日 の 岡 山 駅 まではバ スツアーにな るわけ です ガイドさんはベ テラン ドライバーは 若 手 昔 は 逆 の 組 み 合 わせが 多 かったよう な 気 がします ガイドさんの 話 で は 姫 路 城 も 大 修 理 3 年 で 白 壁 が 落 ち 着 いた 色 合 いになってきました との 事 です 9 時 半 頃 の 到 着 ですから 待 ち 時 間 もなくスムー スに 天 守 閣 へ 入 場 できました ひかり 495 号 は 名 古 屋 始 発 大 阪 方 面 から 下 り 線 に 入 ってきました N700 新 型 です 13 号 車 に 納 まり ました 考 えてみれ ば 新 幹 線 に 乗 るの は 久 しぶりです い ろいろ 変 わっています 座 席 テーブルの 裏 側 にある 車 両 案 内 も 以 前 と 変 わっていました 前 後 の 車 両 の 案 内 だけで 分 り 易 いのです 名 古 屋 7:37 姫 路 9:18 ひかり 号 ですがほぼ 各 駅 停 車 2 時 間 近 く 掛 かりました なんと 言 っても 高 校 の 修 学 旅 行 50 年 前 に 訪 ねたきりですから 何 も 覚 えてはいませ ん 戦 いの 為 の 城 で あれこれ 実 戦 向 きの 構 造 や 設 備 になっているとの 事 ですが 城 が 戦 場 になること 自 体 すでに 敗 戦 濃 厚 な 状 態 でし ょうから 石 落 としも 矢 口 銃 口 も 大 して 役 に 立 たないだろうと 思 いました 幸 いにして 江 戸 時 代 にも 幕 末 にも 戦 闘 が 無 かったし 太 平 洋 戦 争 でも 焼 夷 弾 の 洗 礼 を 幸 運 にも 逃 れ 生 き 残 ることができました 城 の 内 部 は 最 上 階 に 祠 があった 程 度 で 展 示 物 もなく 天 守 閣 内 部 はほとんど 当 時 のままの ようでした 1
東 大 柱 との 表 示 が ありました この 隣 に 西 大 柱 もあります 1 m 角 位 の 柱 です 床 板 も 梁 も 内 部 の 小 部 屋 や 石 落 とし 銃 口 急 な 階 段 も 当 時 をしの べます 最 上 階 にはテ ラスが 無 いので 展 望 は 今 一 でした 金 網 の 隙 間 にレンズを 当 ててシャッタ ーを 切 りまし た 下 からは 瓦 固 定 用 漆 喰 の 白 ばかりが 見 えて 白 壁 ばかりか 瓦 も 真 っ 白 に 見 えるのです 小 雨 模 様 でむしろ 落 ち 着 い た 雰 囲 気 の 姫 路 城 でした 倉 敷 美 観 地 区 姫 路 から 倉 敷 までは 約 100km 中 国 自 動 車 道 を 通 ります 龍 野 西 SAで 昼 食 を 頂 きま した ファーストフードカウンターでラーメ ン& 豚 ご 飯 とても 美 味 しかったです 1 時 半 頃 倉 敷 美 観 地 区 に 到 着 です 酒 を 飲 んだのですが 美 観 地 区 はバイクから チラリと 見 ただけでした 大 原 美 術 館 に 入 り ました 倉 敷 紡 績 は 私 の 生 まれ 故 郷 今 は 一 宮 市 ですが 木 曽 川 町 とよばれていた 頃 工 場 がありました 輸 入 原 毛 から 糸 を 紡 ぐ 工 場 でした 東 海 道 線 木 曽 川 駅 の 貨 物 プラットフォームから 輸 入 原 毛 を 金 属 帯 で 固 めた1m 角 2m 位 のブロッ クを 荷 馬 車 で 工 場 まで 運 んでいました 今 で は 工 場 もなくなりショッピングセンターにな りました 倉 紡 の 職 員 社 宅 に 何 人 かの 友 達 が 居 て 関 西 訛 が 何 か 羨 ましかった 記 憶 が 残 っ ています そんなわけで 大 原 美 術 館 に 関 心 は あったのですが 入 館 は 初 めてです エル グレコの 受 胎 告 知 が 代 表 的 作 品 との 事 です 2013 年 9 月 バイク 日 本 一 周 の 塗 り 残 しフォローで 瀬 戸 内 ツーリングをしたときに 倉 敷 に 寄 りました 駅 前 に 泊 まり 近 所 でお インターネットから 拝 借 しました モネ ゴ ーガン ルノワールも 楽 しみました 2
この 美 観 地 区 なる 言 葉 違 和 感 がありま す 他 に 名 前 はなかったのでしょうか? 例 え ば 保 存 地 区 大 正 通 り ナマコ 塀 通 り 等 です 美 観 の 押 しつけはいけません 中 国 山 地 横 断 で 大 山 へ 岡 山 自 動 車 道 中 国 自 動 車 道 米 子 自 動 車 道 を 使 って 中 国 山 地 の 谷 合 を 縫 って 大 山 の 麓 に 向 かいます 強 い 降 りではありませんが 雨 が 続 いています これが 山 深 い 中 国 山 地 の 新 緑 を 際 立 たせます 檜 や 杉 の 常 緑 樹 よりも 落 葉 樹 の 方 が 多 い 感 じで 鮮 やか な 緑 を 楽 しませ てくれます 高 梁 真 庭 を 抜 け て 蒜 山 SAで 一 休 みしました 蒜 山 も 大 山 も 姿 を 見 せませんでした 5 時 前 に 宿 泊 地 大 山 ロイヤルホ テルに 到 着 です 夕 暮 れ 時 大 山 は8 合 目 付 近 まで 姿 を 見 せてくれました 深 田 久 弥 の 日 本 百 名 山 では 中 国 山 地 で 唯 一 選 ばれているのです 鈴 木 陽 希 の 百 名 山 一 筆 書 きでは 九 州 九 重 山 から 足 とカヌーで 大 山 までたどり 着 く 大 変 さ( 究 極 のアプローチ)の 放 映 を 思 い 出 しました 大 山 登 山 を 終 えると 次 は 四 国 の 石 鎚 山 気 が 遠 くなります 大 山 ロイヤルホテルは 標 高 で 言 えば400m 大 山 の 山 裾 です 案 内 された 部 屋 は8 階 大 山 側 です これが 我 々の 部 屋 です ベッドは2 +1 +1 ベッドはチ ョット 小 さ 目 です 大 浴 場 は 露 店 風 呂 サウナ 付 きです 露 天 とは 言 っても 空 が 見 えるだけ 天 気 が 良 くても 大 山 は 望 め ないようです 夕 食 はバイキングです お 刺 身 天 ぷら 肉 煮 物 焼 き 物 サラダ 麺 中 華 はありません が 和 洋 の 組 み 合 わせです チョットがっかり でしたね! 種 類 も 質 も 下 手 をすると 社 員 食 堂 のバイキングメニュー 並 でした 小 切 りのローストビーフは 固 いし 天 ぷらは イカと 竹 輪 のみ 刺 身 の 甘 海 老 は 殻 付 きで イカとマグロブツの3 種 のみ 万 事 この 調 子 で 確 かに 腹 は 膨 れますが 大 いに 期 待 外 れで した JTBへのアンケートにはしっかり 書 いてお きました 旅 の 楽 しみの 一 つが 食 事 です J TBは 大 いに 反 省 して 欲 しいものです ちな みにロイヤルホテルはダイワハウス 傘 下 のよ うです 足 立 美 術 館 7:45 出 発 はとても 早 いと 思 うのですか 朝 風 呂 を 楽 しんで 夕 食 よりは らしい 朝 食 バイ キングを 済 まして 足 立 美 術 館 に 出 発 です 道 中 寿 城 なるお 土 産 屋 ( 橡 の 実 饅 頭 が 得 意 ) に 寄 って 煎 餅 や 饅 頭 の 試 食 を 堪 能 していよ いよ 旅 のメインイベント 足 立 美 術 館 に 到 3
着 です 何 台 かの 乗 用 車 はいましたが 観 光 バスでは 一 番 乗 りのようです 足 立 美 術 館 の 玄 関 です ココ の 入 場 料 はツ アー 料 金 に 組 み 込 まれてい ます 個 人 での 入 館 は 2,300 です 入 館 す ると 早 速 日 本 庭 園 です 入 ってすぐのコーナ ちらは 人 物 がちょろちょろしたこともありま したが アイディアとして 今 一 だと 思 いまし た 庭 を 鑑 賞 しながらのコーヒーが 1,000 茶 室 での 抹 茶 1,500 も 楽 しめたら 良 かったの ですが 絵 画 鑑 賞 の 時 間 も 大 事 なのであきら めました 美 術 館 の 創 始 者 足 立 全 康 氏 は 横 山 大 観 の 大 ファンで 横 山 大 観 のコレクション が 多 いし 横 山 大 観 特 別 展 を 今 回 も 開 催 して ーからガラス 越 しで パノラマ 撮 影 をしまし た ガラスはピカピカに 磨 いてあって 観 賞 や 撮 影 の 障 害 にはなりません 左 端 の 補 強 ガ ラスは 致 し 方 ありません 小 雨 模 様 で 借 景 の 山 並 みは 霞 んでいますが 新 緑 はむしろ 鮮 明 で 素 晴 らしいものです 所 蔵 美 術 品 は 撮 影 禁 止 ですが 庭 園 の 撮 影 は 自 由 です います 雨 霽 る 昭 和 15 年 (1940)81.2 114.3(cm このアングルは 窓 枠 を 額 縁 に 見 立 て 庭 の 景 色 を 一 枚 の 絵 画 のように 観 賞 する 仕 掛 けです 見 事 だと 思 います もう 一 つ 和 室 の 掛 け 軸 に 見 立 てた 縦 長 の 床 の 間 窓 がありました こ この 作 品 は 展 示 がありましたが 紅 葉 や 無 我 は 展 示 してありませんでした 一 度 の 訪 問 では 無 理 なのです ちなみに 年 間 フ リーパスは 6,000 です 2 時 間 ほどの 観 賞 時 間 はあっという 間 に 過 ぎました 早 めの 出 発 で 2 時 間 の 観 賞 が 出 来 たことをむしろ 感 謝 すべきなのかもしれ ません 4
中 庭 のモ ミジ の 新 緑 とカ ミサ ン です 最 後 に 新 館 で 現 代 画 家 の 作 品 展 示 を 鑑 賞 し ました 毎 年 足 立 美 術 館 は 優 秀 作 品 への 表 彰 をしています つまり 若 手 画 家 のスポンサーでもあるので す 出 雲 大 社 へ 最 後 の 訪 問 地 は 出 雲 大 社 です 米 子 から 中 海 松 江 宍 道 湖 から 出 雲 市 に 向 かいま す 9 号 線 や 山 陰 自 動 車 道 の 無 料 区 を 通 って 1 時 間 と 少 し 昼 前 には 出 雲 大 社 に 到 着 です 出 雲 大 社 と 言 え ば こ の しめ 縄 ココ は 本 殿 で は 無 く 神 楽 殿 です 私 が 3 年 前 にバイクで 訪 ねた 時 は 60 年 遷 宮 修 理 (とは 言 っても 屋 根 の 吹 き 替 えのみ) 中 で ご 神 体 は 本 殿 からこの 神 楽 殿 に 仮 住 まい 中 でした 大 社 の 参 拝 作 法 は 二 礼 四 柏 一 礼 だ そうです 左 が 本 殿 まだ 色 鮮 や かです 付 くのは 初 めての 事 です 今 日 のガイドさ んは 男 性 で 確 か 樋 村 さん でした バス ガ イ ド さん のお 話 では この 方 出 雲 大 社 語 り 部 の 会 の メンバー とても 幸 運 で す と 教 えて く れました 参 拝 の 後 は 観 光 セ ン タ ー で 事 前 予 約 した 昼 食 です 焼 きサバのチラシ 鮨 出 雲 そば 小 鉢 ビール を 頼 んで 美 味 しくいただきました 岡 山 から 新 幹 線 で 米 子 自 動 車 道 路 の 蒜 山 SAで 小 休 止 して 一 気 に 岡 山 駅 に 到 着 市 内 がラッシュ 前 だ ったこともあって 5:15 発 車 の 一 時 間 以 上 前 でした 駅 内 のスーパーを 覗 いて 半 額 になったタコショウガ シラス 玉 ねぎの 棒 はんぺん を 調 達 事 前 予 約 の 弁 当 ( 祭 り 弁 当 とアナゴ 押 鮨 )とビールでの 新 幹 線 夕 食 を 楽 しみました 岡 山 駅 18:23 発 名 古 屋 20:33 着 自 宅 へは 22:00 に 到 着 です 天 候 は 今 一 でしたが 大 原 美 術 館 足 立 美 術 館 倉 敷 美 観 地 区 出 雲 大 社 共 に 期 待 通 り でした 参 拝 にはガイドさんが 付 きました 実 を 言 うとこのような 神 社 参 拝 でガイドさんが 5