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授 業 展 開 (3 年 生 3 クラス 94 名 実 施 日 2013 年 2 月 18 日 ~22 日 ) 科 学 技 術 と 人 間 エネルギー 資 源 ( 全 4 時 間 配 当 ) 1 発 電 の 仕 組 みとその 特 徴 (2 時 間 ) 2 放 射 線 の 性 質 と 利 用 (2 時 間 ) 以 下 はこの2 時 間 の 授 業 展 開 学 習 内 容 放 射 線 の 学 習 をするにあたって 事 前 アンケート( 詳 細 は 次 頁 ) 原 子 力 発 電 所 の 利 点 と 問 題 点 を 確 認 放 射 線 の 存 在 霧 箱 による 放 射 線 の 飛 跡 観 察 : 小 型 ペルチェ 霧 箱 (ナリカ) 2 台 授 業 の 様 子 放 射 線 の 基 礎 知 識 放 射 線 の 種 類 放 射 性 物 質 放 射 能 放 射 線 の 違 い 放 射 線 の 単 位 : 放 射 線 等 に 関 する 副 読 本 ( 文 部 科 学 省 ) 必 要 な 部 分 をコピーし ワークシートを 作 成 した 放 射 線 の 測 定 放 射 線 の 距 離 や 遮 へいによる 変 化 を はかるくん を 用 いて 測 定 放 射 線 から 身 を 守 る 方 法 の 確 認 : はかるくん( 大 阪 科 学 技 術 センターより16 台 借 り る) : 放 射 性 物 質 として マントル を 小 型 プラスチックケ ースに 入 れる : 遮 へい 物 として 鉛 板 (0.5mm) でプラスチックケ ースを 包 む 0.5mm 鉛 板 は 非 常 にやわらかく どのような 形 状 の ケースにも 合 わせることができる 放 射 線 による 影 響 外 部 被 ばくと 内 部 被 ばく 放 射 線 の 体 への 影 響 放 射 線 の 利 用 人 工 放 射 線 の 種 類 とその 影 響 農 業 や 工 業 での 利 用 福 島 の 現 状 現 在 の 福 島 の 写 真 を 見 ながら 福 島 が 抱 える 問 題 や 福 島 に 住 む 方 々の 苦 労 などを 知 る 放 射 線 の 学 習 を 終 えて 事 後 アンケート( 詳 細 は 次 頁 )

放 射 線 と 聞 いて 連 想 するもの( ) 1 票 のみの 回 答 は 省 略 原 子 力 発 電 所 70 体 への 影 響 に 関 すること56( 体 に 悪 い18 癌 14 白 血 病 10 病 気 8 はげる4 有 害 物 質 2) 東 日 本 大 震 災 に 関 すること46( 福 島 20 地 震 12 東 日 本 大 震 災 7 3.11 5 東 北 2) 原 子 爆 弾 に 関 すること30( 原 子 爆 弾 21 核 6 はだしのゲン3) イメージ30( 危 険 23 怖 い7) 医 療 に 関 すること23(レントゲン16 医 療 3 放 射 線 治 療 2 CT2) 放 射 線 物 質 14(ウラン12 セシウム2) 放 射 線 の 性 質 13( 見 えない11 ものを 通 り 抜 ける2) 人 物 単 位 5(シーベルト3 キュリー 夫 人 2) その 他 ( 放 射 能 5 チェルノブイリ4 宇 宙 線 3 核 分 裂 2 隕 石 2 避 難 2) と のアンケートの 変 容 放 射 線 は 怖 くない 3% 放 射 線 は 体 に 良 い 場 合 もあ る 11%

放 射 線 の 授 業 を 受 けての 感 想 (2 時 間 の ) 放 射 線 は 普 段 から 普 通 に 浴 びていることがわかり ただ 浴 びるのが 悪 いのではなく 浴 びすぎることが 体 に 悪 影 響 を 及 ぼすこともあるということがわかりました ニュースを 聞 く 限 り 放 射 線 はとても 悪 いものだと 思 いました しかし 今 回 の 授 業 で 放 射 線 は 色 々な ところで 活 躍 しているんだなと 思 いました 知 ってそうで 知 らなかった 放 射 線 について 授 業 で 学 べてよかったけれど まだ 放 射 線 が 本 当 に 危 険 なの か 原 発 は 必 要 なのか 整 理 がつかない 放 射 線 は 危 険 だけど 放 射 線 を 使 うことでいいこともあるので 放 射 線 があっていいものなのか なくな ってほしいのかよくわからない 福 島 の 人 たちに 早 くもとの 生 活 ができるようにしてほしいです 放 射 線 のことについての 話 を 聞 くたび 良 い 面 もあれば 悪 い 面 もあったので 正 直 放 射 線 のことをどう 思 えばいいのかよく 分 からなくなった 原 発 の 問 題 があったから まだあまりいいものだとは 思 えないけど 良 い 使 い 道 が 見 つかればいいと 思 った 福 島 の 復 興 が 進 まないのは 放 射 線 のせいだとわかりました また 髙 田 先 生 の 福 島 に 行 ったときの 写 真 を 見 て 福 島 の 状 況 を 知 ることができ 改 めて 放 射 線 が 怖 いものだと 知 ることができました 放 射 線 は 体 に 悪 いけれど 病 気 を 治 したりもできるので 怖 いのか 怖 くないのかよく 分 からない だけど 原 子 力 発 電 所 は 関 係 のない 人 を 巻 き 込 んでしまう 事 故 につながることがあるので いらないと 思 う 放 射 線 は 怖 いイメージが 強 かったけれども レントゲンやCTをとるときなどに 必 要 なことを 初 めて 知 り 生 きていくうえで 大 切 なものということが 分 かりました 福 島 の 人 たちは 住 んでいるところに 原 子 力 発 電 所 があって かわいそうだと 思 いました みんなが 協 力 して 節 電 し なくせば 良 いと 思 います テレビで 放 射 線 を 連 呼 していたけれど 今 までは 何 が 何 だか 分 からなかった でも 授 業 を 通 して 正 体 を 知 ることができた また 様 々なものから 放 射 線 が 出 ていることも 分 かった この 授 業 をする 前 までは 放 射 線 はとても 良 くないものだと 思 っていたけれど 実 際 はそうでもないこと を 知 ったので 極 端 に 怖 がる 必 要 はないのだと 思 いました でも できることならば たくさんあびるの は 防 いだほうが 良 いと 思 いました 怖 いというイメージが 変 わりました なるべく 放 射 線 をあびないようにと 思 っていたけれど もうすでに あびているなら あんまり 気 にしないで 福 島 の 食 べ 物 とか 食 べようと 思 った

レントゲンは 思 ったより 放 射 線 が 多 くて 怖 かった 自 然 から 出 てしまう 放 射 線 だけでは 昔 の 人 とかも 生 きてこれたので 大 きな 害 は 無 いと 思 ったけれど 人 工 的 に 作 り 出 すことはあまり 賛 成 できないと 思 った 放 射 線 は 怖 いけど なくてはならない 存 在 であることを 知 った まだ もう 少 し 詳 しく 自 分 で 調 べたいと 思 った 放 射 線 は 常 に 浴 びていることを 初 めて 知 った 原 子 力 発 電 所 は 放 射 線 を 増 やしているので 必 要 はないと 思 う 先 生 の 福 島 県 の 写 真 を 見 て 2 年 近 くたっているのに 全 然 変 わっていなかったので 考 えさせられた 知 らないうちに 被 ばくしていたということを 知 り とても 驚 いた 食 べ 物 にも 放 射 性 物 質 が 含 まれていて 被 ばくしないのは 無 理 だなと 思 った 放 射 線 はまだ 怖 いイメージがあるけど 今 回 ちゃんと 学 習 できて 良 かったと 思 う 原 発 事 故 後 にテレビの 情 報 番 組 などで 何 度 も 耳 にした シーベルト や 放 射 線 と 放 射 能 の 違 いなどが 少 し 分 かりました また 放 射 線 量 と 健 康 の 関 係 のプリントは 放 射 線 のことを 理 解 するうえで 一 番 わかりや すい 資 料 でした 放 射 線 は 思 っていたよりも 多 くのことに 使 われていて 役 に 立 つものなんだと 思 いました 多 く 浴 びなけ れば 害 はあまりないので 浴 びすぎないように 気 を 付 けようと 思 いました 放 射 線 はそんなに 怖 いものでなないことが 分 かりました 体 に 良 い 場 合 (たとえば 治 療 など)もあること を 初 めて 知 りました が 原 子 力 発 電 はいらないと 思 います 体 に 悪 いというイメージしかなかったけど ガン 治 療 にも 使 われていることを 知 って 印 象 が 変 わった で も やっぱり 目 に 見 えないから 怖 い 怖 いものだけれど 人 類 の 発 展 にはかかせないものだと 思 った しかし 原 子 力 発 電 所 はいらないと 思 う 今 も 家 に 帰 れない 人 がいるからだ 私 の 友 達 は 家 にいるが ガレキの 問 題 が 大 変 だと 言 っていた 放 射 線 は 体 に 受 けすぎるとガンになる 可 能 性 が 増 えそうなので あんまり 浴 びたくはないけれど レント ゲンやCTのときは X 線 を 通 すことによって 病 気 から 守 ってくれるかもしれないので やはり 共 存 しな くてはいけないと 思 った でも 原 発 はいらないし あまり 浴 びないように 気 を 付 けたい 放 射 線 は 危 険 なものではあるけど 医 療 に 役 立 ったりしてメリットの 部 分 もいくつかあって 難 しい 位 置 にあると 思 った 福 島 県 での 立 ち 入 り 禁 止 区 画 のことや 地 元 の 野 菜 作 物 などのことは 放 射 線 放 射 能 の 正 確 な 知 識 を 得 たうえで 対 策 をすべきだし もっと 放 射 線 の 知 識 を 広 める 必 要 があると 思 った 放 射 線 の 影 響 は 自 分 が 思 っていたより 小 さかった しかし 放 射 線 は 体 に 悪 い 場 合 と 良 い 場 合 があるので 放 射 線 の 有 効 利 用 をしていく 必 要 があると 思 いました 放 射 線 は 良 い 点 も 悪 い 点 も 両 方 あると 思 いました 原 子 力 発 電 においても 今 までこの 発 電 に 依 存 してき ていきなり 廃 止 というものは 厳 しいと 思 う いろいろなことを 考 慮 していくべきだと 思 う 今 回 の 授 業 を 受 けて 随 分 とイメージが 変 わった なんかメディアにまどわされただけにも 感 じる( 福 島 原 発 事 故 ) 原 発 に 代 わる 環 境 に 優 しい 次 のエネルギーが 見 つかるまでは 原 発 が 必 要 だけど 将 来 はな くさなくてはいけないと 思 う 今 は 放 射 線 が 戦 争 などに 悪 用 されて 使 われているのはすごく 悲 しいと 思 う 放 射 線 は 体 に 悪 いイメージしかなかったけれど 医 療 などにとても 大 切 な 役 割 りを 果 たしているというこ とが 分 かりました 早 く 福 島 の 飯 館 村 や 南 相 馬 に 住 んでいる 人 が 今 まで 通 り 楽 しく 暮 らせるようになれば いいなと 思 いました

アンケート 結 果 及 び 放 射 線 授 業 を 通 して に 放 射 線 という 言 葉 から 連 想 することを 聞 いたところ 大 多 数 が 原 子 力 発 電 所 をはじめ 福 島 地 震 といった 東 日 本 大 震 災 関 連 のものであった ニュース 等 で 何 度 も 耳 にしているせいか シー ベルト セシウム といった 用 語 についても 聞 いたことがある と 感 じた 生 徒 が 多 かったようである これらのことからも 放 射 線 の 学 習 をするうえで 東 日 本 大 震 災 による 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 事 故 につ いて どのように 取 り 上 げ どのように 展 開 していくかが 大 切 になってくると 言 える 放 射 線 は 怖 いか 放 射 線 は 体 に 悪 いか 原 子 力 発 電 所 は 必 要 か という3つの 質 問 を 後 に2 回 行 い その 変 容 を 見 た 授 業 を 受 け 放 射 線 の 理 解 が 進 めば 放 射 線 に 関 しての 自 分 の 考 えをもつことが でき よくわからない と 回 答 する 生 徒 が 減 るだろうと 予 想 したが 放 射 線 の 良 い 面 悪 い 面 双 方 に 触 れ 逆 にわからなくなった 生 徒 がでてきてしまったことが の 感 想 からも 読 み 取 れる 放 射 線 は 体 に 良 い 場 合 もある とする 意 見 が 増 えたことは 放 射 線 による 検 査 や 治 療 が 有 効 であることを 体 に 良 い 場 合 としたことにあると 予 想 できる 原 子 力 発 電 所 に 関 しては よくわからない という 回 答 が 大 幅 に 減 少 している これは 原 子 力 発 電 所 の 利 点 と 問 題 点 を 授 業 で 確 認 しただけでなく 飯 館 村 や 南 相 馬 市 の 現 実 を 紹 介 したことで 生 徒 自 身 が 必 要 か いらない かの 考 えをしっかりともつことができた からであると 言 える の 感 想 から 授 業 中 の 教 師 のどの 発 言 がどのように 生 徒 の 考 えや 理 解 に 影 響 を 及 ぼしているかが 分 かる はかるくん による 測 定 実 験 を 通 して 放 射 線 が 身 近 に 存 在 していたことを 体 感 できたことは 生 徒 にとって 大 きな 衝 撃 だったようである どんなに 詳 しい 資 料 を 提 示 したとしても 実 際 の 測 定 値 にか なうものはないように 思 える また レントゲン 写 真 等 の 医 療 の 現 場 で 放 射 線 が 利 用 されていることも 授 業 で 初 めて 知 った 生 徒 が 多 く 放 射 線 のイメージが 変 わった と 表 現 している 放 射 線 のリスクとベネ フィットを 平 等 に 伝 えることを 心 掛 けたが むやみに 怖 がらない ほうが 良 いだろうという 教 師 の 個 人 的 な 考 えが( 言 葉 に 出 さずとも) 生 徒 の 考 えに 影 響 を 与 えてしまったように 思 える 原 子 力 発 電 所 に 関 し ても 同 様 のことが 言 える 原 子 力 発 電 所 の 利 点 と 問 題 点 を 教 科 書 通 りに 伝 えることだけで 終 わることはな い 福 島 の 現 実 をしっかり 伝 えることが 必 要 であり そうすることで 原 子 力 発 電 所 の 事 故 が 引 き 起 こした 大 きな 混 乱 と 福 島 の 方 々の 苦 しみを 生 徒 に 教 えることも 教 師 の 役 割 ではないだろうか 早 く 福 島 の 飯 館 村 や 南 相 馬 に 住 んでいる 人 が 今 まで 通 り 楽 しく 暮 らせるようになればいい と 書 いた 生 徒 が どのように 行 動 すればよいのかを 一 緒 に 考 えていける 教 師 であり 理 科 の 授 業 でありたい