資 料 4 ベストパフォーマンスを 発 揮 するための 7つの 疑 問 とその 解 決 すべき 課 題 について ~ 改 めて 確 認 してみよう 自 らの 繁 殖 飼 養 衛 生 管 理 ~ 1 なぜ 生 乳 生 産 量 が 減 少 しているのか? 2 なぜ 乳 用 牛 の 頭 数 が 減 少 しているのか? 3 なぜ 分 娩 事 故 や 子 牛 の 事 故 が 減 らないのか? 4 なぜ 乳 用 牛 の 供 用 期 間 が 短 縮 傾 向 にあるのか? 5 なぜ 1 頭 当 たり 乳 量 が 伸 び 悩 んでいるのか? 6 なぜ 受 胎 率 が 低 下 傾 向 にあるのか? 7 なぜ 濃 厚 飼 料 の 給 与 量 が 増 えているのに 乳 量 の 増 加 につながってい ないのか? 平 成 26 年 1 月 乳 用 牛 ベストパフォーマンス 実 現 会 議 資 料
量 ( 1 なぜ 生 乳 生 産 量 が 減 少 しているのか? 生 乳 生 産 量 は を 中 心 にこの1 年 間 で 約 1 百 万 トン 減 少 し 25 年 度 は745 万 トン 24 年 度 は7 年 ぶり( では16 年 ぶり)に 増 加 したものの 25 年 度 以 降 ともに 減 少 が 続 いている 状 況 飼 養 戸 数 の 減 少 とともに 経 産 牛 頭 数 も 減 少 (1 戸 当 たり 飼 養 頭 数 規 模 が 伸 び 悩 み) 度 重 なる 猛 暑 (22 24 25 年 )と 東 日 本 大 震 災 (23 年 ) の 影 響 乳 用 雌 子 牛 の 生 産 頭 数 の 減 少 ( 交 雑 種 割 合 の 増 加 ) 1 頭 当 たり 乳 量 の 伸 び 悩 み 乳 用 牛 の 飼 養 頭 数 農 家 戸 数 の 推 移 2,5 2, 1,5 1, 5 飼 養 頭 数 ( 左 軸 : 千 頭 ) 飼 養 農 家 戸 数 ( 右 軸 : 千 戸 ) 1 戸 あたり 飼 養 頭 数 ( 右 軸 : 頭 / 戸 ) 元 2 3 4 5 6 7 8 9 111121314151617181922122232425 8 7 6 5 4 3 2 1 生 乳 生 産 万 ト ン) 生 乳 生 産 量 の 推 移 85 8 75 7 46 44 42 4 38 36 841 829 829 454 386 446 382 乳 用 雌 子 牛 の 生 産 拡 大 ( 後 継 牛 の 確 保 ) 経 産 牛 の 供 用 期 間 の 延 長 個 体 管 理 ( 繁 殖 飼 養 衛 生 面 等 )の 徹 底 泌 乳 能 力 ( 遺 伝 的 能 力 )の 向 上 441 388 89 82 795 788 431 378 42 383 44 395 391 393 763 753 761 39 373 389 364 368 34 15 16 17 18 19 2 21 22 23 24 25 1 資 料 : 畜 産 統 計 資 料 : 牛 乳 乳 製 品 統 計 全 国 393 745 385 36
2 なぜ 乳 用 牛 の 頭 数 が 減 少 しているのか? 経 産 牛 頭 数 は 毎 年 2~3% 程 度 減 少 しており 26 年 は 約 89 万 頭 1 戸 当 たり 経 産 牛 頭 数 は 増 加 傾 向 で 推 移 してきたが 近 年 は 伸 び 悩 み(26 年 : 全 国 48 頭 68 頭 36 頭 ) 生 産 者 における 増 頭 意 欲 の 低 下 や 牛 舎 ス ペースの 不 足 外 部 からの 初 妊 牛 導 入 の 増 加 堅 調 な 子 牛 価 格 等 を 背 景 とした 交 雑 種 子 牛 の 生 産 ( 和 牛 交 配 率 )の 増 加 経 産 牛 の 供 用 期 間 の 短 縮 化 ( 平 均 除 籍 産 次 :19 年 度 4. 産 24 年 度 3.5 産 ) 受 胎 率 の 低 下 と 分 娩 間 隔 の 長 期 化 公 共 牧 場 等 を 活 用 した 育 成 牛 の 外 部 預 託 性 判 別 精 液 受 精 卵 を 活 用 した 効 率 的 な 後 継 牛 生 産 と 計 画 的 な 和 子 牛 生 産 乳 房 炎 等 の 乳 器 障 害 や 肢 蹄 故 障 の 発 生 防 止 繁 殖 管 理 の 向 上 乳 用 牛 への 黒 毛 和 種 の 交 配 状 況 6. 48. 5. 交 4. 33.6 配 割 全 国 合 3. ( % 2.8 ) 2. 1.. 15 年 16 年 17 年 18 年 19 年 2 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 ( 一 社 ) 日 本 家 畜 人 工 樹 影 師 協 会 調 べ 初 回 授 精 受 胎 率 の 推 移 % 58 56 54 52 5 48 46 44 42 4 1 11 12 13 14 15 16 17 18 19 2 21 22 年 次 資 料 :( 一 社 ) 家 畜 改 良 事 業 団 調 べ 平 均 分 娩 間 隔 の 推 移 44 435 43 425 42 415 41 1 11 12 13 14 15 16 17 18 19 2 21 22 23 24 3 年 度 資 料 :( 一 社 ) 家 畜 改 良 事 業 団 乳 用 牛 群 能 力 検 定 成 績 のまとめ 2
3 なぜ 分 娩 事 故 や 子 牛 の 事 故 が 減 らないのか? 乳 用 牛 の 死 亡 頭 数 の 分 布 をみると 初 産 次 の 分 娩 事 故 と 思 われる 死 亡 率 の 上 昇 が 見 られる また 子 牛 の 事 故 は 胎 児 死 や 初 生 牛 の 死 亡 ( 出 生 後 1ヶ 月 未 満 )が 多 くを 占 めており 特 に 初 生 牛 の 死 亡 割 合 は で3.% で1.5% 妊 娠 牛 の 栄 養 不 足 による 早 流 産 妊 娠 牛 の 過 肥 による 難 産 初 生 牛 の 免 疫 不 全 や 体 力 低 下 に よる 下 痢 や 流 行 性 感 冒 等 の 発 生 初 生 牛 にとっての 不 衛 生 な 飼 養 環 境 や 温 度 管 理 の 不 徹 底 乾 乳 期 の 栄 養 管 理 の 徹 底 ( 適 切 なボディコンディションの 管 理 ) 分 娩 間 近 の 妊 娠 牛 の 十 分 な 観 察 と 清 潔 で 広 い 分 娩 場 所 の 確 保 初 生 牛 への 初 乳 給 与 の 徹 底 カーフハッチや 清 潔 で 乾 いた 敷 料 の 利 用 と 異 常 牛 の 早 期 発 見 乳 雌 牛 の 死 亡 頭 数 の 月 齢 別 分 布 6.% 5.% 4.% 3.% 2.% 1.%.% 1ヶ 月 未 満 初 産 3 産 以 降 死 亡 率 死 亡 率 1 13 25 37 49 61 73 85 97 19 121 月 齢 死 亡 率 =H24 年 度 月 齢 別 死 亡 頭 数 (H25 年 3 月 末 の 飼 養 頭 数 12 月 ) 資 料 :( 独 ) 家 畜 改 良 センター 牛 個 体 識 別 全 国 データベースの 集 計 結 果 出 生 頭 数 に 対 するヶ 月 齢 の 死 亡 割 合 H24 出 生 頭 数 171,44 頭 92,858 頭 死 亡 頭 数 6,559 頭 1,248 頭 死 亡 率 3.8% 1.3% H22 死 亡 率 3.3% 1.4% H2 死 亡 率 3.% 1.5% 資 料 :( 独 ) 家 畜 改 良 センター 牛 個 体 識 別 全 国 データベースの 集 計 結 果 ( 参 考 ) 乳 牛 の 限 界 温 度 下 限 上 限 仔 牛 13 26 育 成 牛 -5 26 乾 乳 牛 -14 25 搾 乳 牛 -25 25 資 料 :( 社 ) 農 山 漁 村 文 化 協 会 生 産 獣 医 療 システム 乳 牛 編 1 3
4 なぜ 乳 用 牛 の 供 用 期 間 が 短 縮 傾 向 にあるのか? 乳 用 牛 の 供 用 期 間 は 短 縮 傾 向 にあり 24 年 度 の 平 均 除 籍 産 次 は3.5 産 に 低 下 乳 用 牛 の 除 籍 理 由 は 疾 病 等 による 死 亡 のほか 乳 房 炎 や 乳 頭 損 傷 などの 乳 器 障 害 卵 胞 嚢 腫 などの 繁 殖 障 害 肢 蹄 故 障 乳 量 や 乳 成 分 の 低 下 などの 低 能 力 の 順 ( 特 に では 乳 器 故 障 が 多 く では 低 能 力 が 多 い 傾 向 ) 体 細 胞 数 の 増 加 や 乳 房 炎 の 発 生 搾 乳 作 業 の 錯 誤 搾 乳 機 器 の 不 良 飼 養 環 境 の 悪 化 分 娩 前 後 の 栄 養 管 理 の 不 良 繁 殖 障 害 の 発 生 異 常 牛 発 見 の 観 察 不 足 不 適 切 な 削 蹄 牛 床 面 積 の 不 足 や 滑 り やすい 床 等 の 牛 舎 環 境 の 悪 化 供 用 期 間 の 推 移 適 切 な 搾 乳 手 順 や 機 器 のメインテナンスなどによる 過 搾 乳 等 の 防 止 衛 生 管 理 の 徹 底 による 細 菌 性 乳 房 炎 の 抑 制 栄 養 管 理 の 徹 底 ( 適 切 なボディコンディションの 管 理 ) 適 切 な 削 蹄 の 励 行 牛 舎 環 境 の 改 善 長 命 連 産 性 の 高 い 牛 づくり 15% 1% 5% % H14 H19 H24 平 均 除 籍 産 次 4.2 4. 3.5 資 料 :( 一 社 ) 家 畜 改 良 事 業 団 乳 用 牛 群 能 力 検 定 成 績 のまとめ 除 籍 理 由 別 比 率 25% 2% 産 次 別 の1 日 当 たり 乳 量 (kg) 3 29 28 27 26 25 24 産 次 別 の 乳 汁 中 の 体 細 胞 数 ( 万 /ml) 5 4 3 2 1 資 料 :( 一 社 ) 家 畜 改 良 事 業 団 乳 用 牛 群 能 力 検 定 成 績 のまとめ 23 初 産 2 産 3 産 4 産 5 産 6 産 資 料 :( 一 社 ) 家 畜 改 良 事 業 団 調 べ 初 産 2 産 3 産 4 産 5 産 6 産 資 料 :( 一 社 ) 家 畜 改 良 事 業 団 調 べ 4
5 なぜ 1 頭 当 たり 乳 量 が 伸 び 悩 んでいるのか? 経 産 牛 1 頭 当 たり 乳 量 は 増 加 傾 向 で 推 移 しており 25 年 度 は 全 国 平 均 で8,198kg( 8,56kg 8,356kg) ただし 乳 用 牛 の 遺 伝 的 能 力 ( 育 種 価 )の 伸 びと 比 べると 近 年 実 搾 乳 量 は 伸 び 悩 み こうした 中 牛 群 検 定 の 参 加 率 は 微 増 傾 向 にあるものの 戸 数 ベースで 約 5 割 頭 数 ベースで 約 6 割 にとどまってい るところ 猛 暑 の 影 響 による 食 い 込 みの 低 下 や 疲 労 等 による 代 謝 不 良 発 情 発 見 の 困 難 化 や 受 胎 率 の 低 下 等 に よる 分 娩 間 隔 の 長 期 化 空 胎 期 間 の 長 期 化 や 泌 乳 末 期 の 搾 乳 期 間 の 延 長 による 乳 量 ロス 泌 乳 能 力 がピークに 達 する3~4 産 次 に 至 る 前 での 廃 用 ( 供 用 期 間 の 短 縮 ) 遺 伝 的 能 力 の 高 くない 種 雄 牛 精 液 の 使 用 検 定 牛 の 遺 伝 的 能 力 と 実 搾 乳 量 の 増 加 量 の 推 移 ( 全 国 : 平 成 元 年 度 =) 2,5 2, 1,5 1, 5-5 -1, 平 成 元 年 度 を 基 点 とした 場 合 の 乳 量 変 化 を 指 数 化 した もの 実 搾 乳 量 乳 量 育 種 価 S59 S61 S63 H2 H4 H6 H8 H1 H12 H14 H16 H18 H2 H22 生 年 資 料 : 農 林 水 産 省 畜 産 統 計 牛 乳 乳 製 品 統 計 速 報 値 より 推 計 家 畜 改 良 センター 乳 用 牛 評 価 214-8 月 効 果 的 な 暑 熱 対 策 適 切 な 衛 生 栄 養 管 理 の 徹 底 発 情 監 視 の 徹 底 と 人 工 授 精 技 術 の 再 点 検 ( 受 胎 率 改 善 に 向 けての 取 組 ) 供 用 期 間 の 延 長 に 向 けての 取 組 NTPトッフ 4 相 当 の 精 液 の 活 用 ( 酪 農 家 の 改 良 ニーズに 合 った 適 切 な 種 雄 牛 の 選 択 ) 牛 群 検 定 の 加 入 促 進 (わかりやすい 検 定 情 報 の 提 供 等 ) 牛 群 検 定 参 加 牛 と 非 検 定 牛 の 乳 量 の 比 較 Kg 9,5 9, 8,5 8, 7,5 7, 6,5 6, 5,5 5, 4,5 4, 平 成 牛 群 検 定 参 加 牛 差 1,552kg 全 国 平 均 ( 経 産 牛 1 頭 当 たり 年 間 生 産 量 ) 非 検 定 牛 9,38kg 8,154kg 6,83kg 1 11 12 13 14 15 16 17 18 19 2 21 22 23 24 差 2,28kg 資 料 : 牛 群 検 定 参 加 牛 及 び 非 検 定 牛 の 数 値 は 一 般 社 団 法 人 家 畜 改 良 事 業 団 の 推 計 全 国 平 均 の 数 値 は 農 林 水 産 省 畜 産 統 計 及 び 牛 乳 乳 製 品 統 計 より 推 計 年 5
6 なぜ 受 胎 率 が 低 下 傾 向 にあるのか? 受 胎 率 は 長 期 的 に 低 下 しており 近 年 は45% 前 後 で 低 迷 分 娩 間 隔 については 最 頻 値 は364 日 であるため1 年 1 産 を 目 指 した 取 組 が 行 われている 反 面 平 均 値 は432 日 と 長 期 化 傾 向 発 情 発 見 の 困 難 化 ( 発 情 兆 候 の 微 弱 化 多 頭 飼 育 等 )による 授 精 適 期 の 見 過 ごし 不 適 切 な 凍 結 精 液 の 取 扱 いなど 人 工 授 精 技 術 の 不 備 性 判 別 精 液 ( 受 胎 率 が 比 較 的 低 い 傾 向 ) の 使 用 増 加 繁 殖 障 害 の 発 生 とその 見 過 ごし 分 娩 間 隔 の 度 数 分 布 件 数 2 18 16 14 12 1 8 6 4 最 頻 値 : 364 中 央 値 : 48 平 均 値 : 432 分 娩 間 隔 の 短 縮 を 通 じた 酪 農 経 営 の 改 善 2 分 娩 間 隔 が 長 期 化 している 個 体 に 対 する 適 切 な 飼 養 管 理 の 実 施 2 25 3 35 4 45 5 55 6 65 7 75 8 85 日 数 資 料 :( 一 社 ) 家 畜 改 良 事 業 団 乳 用 牛 群 能 力 検 定 成 績 速 報 ( 平 成 25 年 度 ) 発 情 監 視 の 徹 底 と 授 精 適 期 の 的 確 な 判 断 (タイムリー な 人 工 授 精 の 実 施 ) 精 子 活 力 の 保 持 のための 人 工 授 精 技 術 の 向 上 性 判 別 精 液 の 受 胎 率 向 上 ( 初 産 目 での 使 用 2 層 式 ス トローの 活 用 等 ) 無 発 情 牛 や 繁 殖 障 害 牛 の 早 期 発 見 治 療 ( 牛 群 検 定 への 加 入 発 情 同 期 化 等 ) 性 判 別 精 液 の 受 胎 率 H18 年 度 H2 年 度 H22 年 度 H24 年 度 H25 年 度 合 計 2,729 53,535 96,433 193,69 168,642 国 内 種 雄 牛 917 27,813 55,713 14,712 93,17 海 外 種 雄 牛 ( 輸 入 ) 性 判 別 精 液 利 用 率 未 経 産 牛 経 産 牛 通 常 精 液 1 58.6% 41.6% 性 判 別 精 液 2 49.2% 3.8% 資 料 : 1:( 一 社 ) 家 畜 人 工 授 精 師 協 会 調 べ(H21 年 ) 2:( 一 社 ) 家 畜 改 良 事 業 団 調 べ(H21 年 ) 性 判 別 精 液 の 利 用 本 数 利 用 率 の 推 移 ( 本 %) 1,812 25,722 4,72 88,978 75,535.2% 3.% 5.8% 11.2% 1.3% 資 料 : 国 内 種 雄 牛 の 本 数 利 用 率 : 畜 産 振 興 課 調 べ 及 び 推 定 海 外 種 雄 牛 の 本 数 : 家 畜 輸 入 精 液 協 議 会 調 べ 6
7 なぜ 濃 厚 飼 料 の 給 与 量 が 増 えているのに 乳 量 の 増 加 につながっていないのか? 配 合 飼 料 価 格 が 高 水 準 であっても 乳 用 牛 への 濃 厚 飼 料 給 与 量 は 増 加 傾 向 で 推 移 ( 特 に で 顕 著 ) ただし それに 見 合 うほど 乳 量 は 伸 びていない 状 況 飼 養 規 模 の 多 頭 化 による 個 体 管 理 の 不 徹 底 牛 群 への 画 一 的 なTMR 給 与 による 栄 養 摂 取 量 の 過 不 足 ( 高 泌 乳 牛 への 給 与 不 足 低 能 力 牛 や 泌 乳 後 期 牛 への 給 与 過 多 ) 粗 飼 料 の 品 質 の 低 下 ( 天 候 不 順 等 による 不 出 来 輸 入 粗 飼 料 の 品 不 足 等 ) 猛 暑 等 による 夏 場 の 食 い 込 み 不 足 その 他 繁 殖 性 の 低 下 や 供 用 期 間 の 短 縮 化 等 による 影 響 平 成 15 年 を1とする 各 年 次 35 日 検 定 乳 量 濃 厚 飼 料 給 与 量 の 伸 び 率 17 16 15 14 13 12 11 1 99 98 97 96 95 35 日 検 定 乳 量 濃 厚 飼 料 給 与 量 17 16 15 14 13 12 11 1 99 98 97 96 95 35 日 検 定 乳 量 濃 厚 飼 料 給 与 量 泌 乳 ステージや 能 力 に 応 じた 飼 料 給 与 内 容 の 再 検 証 フ ロファイリンク テストやホ テ ィコンテ ィションスコアの 活 用 等 による 適 切 な 栄 養 水 準 の 確 保 高 栄 養 粗 飼 料 (テ ントコーンサイレーシ やWCS 等 )の 給 与 飼 料 分 析 の 励 行 暑 熱 対 策 の 励 行 と 補 助 飼 料 の 活 用 1 頭 あたり 乳 量 に 対 する 濃 厚 飼 料 給 与 量 の 割 合 と 1 頭 あたり 年 間 粗 利 益 の 分 布 資 料 : 東 京 都 農 林 総 合 研 究 センター 成 果 情 報 ( 平 成 22 年 度 ) 7 資 料 :( 一 社 ) 家 畜 改 良 事 業 団 乳 用 牛 群 能 力 検 定 成 績 のまとめ 検 定 データを 活 用 した 酪 農 経 営 改 善 に 関 する 研 究