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平 成 27 年 度 第 1 回 大 分 市 総 合 教 育 会 議 議 事 録 1. 日 時 平 成 27 年 6 月 24 日 ( 水 )15:00~15:50 2. 場 所 議 会 棟 3 階 第 5 委 員 会 室 3. 出 席 者 〇 総 合 教 育 会 議 構 成 員 大 分 佐 藤 樹 一 郎 大 分 市 教 育 委 員 会 教 育 長 三 浦 享 二 大 分 市 教 育 委 員 会 教 育 長 職 務 代 理 者 角 山 光 邦 大 分 市 教 育 委 員 会 教 育 委 員 小 林 達 也 大 分 市 教 育 委 員 会 教 育 委 員 大 久 保 眞 理 子 大 分 市 教 育 委 員 会 教 育 委 員 上 杉 美 穂 子 〇 事 務 局 企 画 部 長 秦 希 明 教 育 部 長 澁 谷 有 郎 企 画 部 参 事 長 瀬 和 夫 教 育 部 教 育 監 江 藤 郁 企 画 部 参 事 増 田 真 由 美 教 育 部 次 長 後 藤 芳 史 企 画 部 次 長 西 田 充 男 教 育 総 務 課 長 佐 藤 雅 昭 企 画 課 長 永 松 薫 教 育 企 画 課 長 佐 藤 修 文 化 国 際 課 長 広 瀬 正 具 学 校 教 育 課 長 御 手 洗 功 市 民 協 働 推 進 課 参 事 有 田 憲 仁 学 校 施 設 課 長 池 辺 誠 福 祉 事 務 所 次 長 兼 子 育 て 支 援 課 長 戸 高 克 彦 教 育 部 次 長 兼 スポーツ 健 康 教 育 課 長 有 馬 徹 子 ども 保 育 課 長 重 石 多 鶴 子 人 権 同 和 教 育 課 長 田 辺 徹 室 長 村 上 雄 二 教 育 部 次 長 兼 社 会 教 育 課 長 河 野 和 広 室 参 事 高 田 隆 秀 文 化 財 課 長 塔 鼻 光 司 室 参 事 平 松 禎 行 大 分 市 教 育 センター 所 長 阿 部 修 三 室 主 査 大 城 存 大 分 市 美 術 館 副 館 長 兼 美 術 振 興 課 長 伊 達 俊 秀 室 主 査 足 立 威 士 教 育 総 務 課 参 事 糸 長 隆 室 主 任 新 井 徹 教 育 総 務 課 参 事 補 三 原 徹 4. 次 第 (1) 開 会 (2) あいさつ (3) 教 育 長 あいさつ (4) 教 育 委 員 の 紹 介 (5) 議 事 1. 大 分 市 総 合 教 育 会 議 の 運 営 について 2. 大 綱 の 策 定 方 針 ( 案 )について 3.その 他 (6) 閉 会 1

1. 開 会 ( 事 務 局 から 開 会 あいさつ) 2. あいさつ 本 日 は お 忙 しい 中 平 成 27 年 度 第 1 回 大 分 市 総 合 教 育 会 議 に 御 出 席 いただきまして 誠 にありがとうございます 三 浦 教 育 長 をはじめ 教 育 委 員 の 皆 様 方 には 日 頃 から 大 分 市 の 教 育 行 政 並 びに 教 育 委 員 会 の 運 営 につきまして 多 大 なる 御 尽 力 をい ただいており 心 より 感 謝 申 し 上 げます この 会 議 は 首 長 と 教 育 委 員 会 が 連 携 して 総 合 的 な 教 育 行 政 の 推 進 を 図 ることを 目 的 に4 月 に 施 行 された 改 正 地 方 教 育 行 政 法 に 基 づいて 設 置 するものでございます これにより 教 育 等 に 関 する 大 綱 を 首 長 が 定 めるとともに その 策 定 に 当 たっては 総 合 教 育 会 議 において 教 育 委 員 会 と 協 議 調 整 を 行 うことになっております これまでも 本 市 におきましては 大 分 市 総 合 計 画 あるいは 教 育 委 員 会 で 策 定 しております 大 分 市 教 育 ビジョン を 計 画 の 柱 と して 各 種 教 育 施 策 や 小 中 学 校 等 の 運 営 を 行 ってきたところです 今 後 は 大 分 市 と 教 育 委 員 会 が 本 会 議 でさまざまな 協 議 を 重 ね 重 要 な 点 について 方 向 性 を 共 有 しながら 教 育 行 政 を 進 めたいと 考 え ております 本 日 は 総 合 教 育 会 議 の 運 営 や 教 育 大 綱 の 策 定 方 法 等 について 御 検 討 いただくほか 教 育 をめぐる 諸 問 題 につきまして 忌 憚 のない 御 意 見 をいただければと 考 えておりますので どうか 最 後 までよろ しくお 願 い 申 し 上 げます 3. 教 育 長 あいさつ 先 ほど からもお 話 がございましたとおり 地 方 教 育 行 政 法 の 一 部 改 正 により 本 会 議 が 位 置 づけられたところであります この 改 正 により これまで 教 育 委 員 会 を 代 表 し 教 育 委 員 会 の 主 宰 者 であった 教 育 委 員 長 と 教 育 委 員 会 の 指 揮 監 督 のもとにすべて の 事 務 を 統 括 する 教 育 長 が 一 体 となった 新 教 育 長 が 誕 生 することと なりました しかしながら 教 育 委 員 の 皆 様 方 による 協 議 で 意 思 決 定 を 行 うと いうことは 従 来 どおりであり 教 育 施 策 にも 偏 りが 生 じないように 一 般 市 民 の 意 思 を 十 分 に 反 映 していく いわゆる レイマンコント ロール という 趣 旨 は 何 ら 変 わるものではございません 新 しい 教 育 委 員 会 制 度 そして 総 合 教 育 会 議 の 開 催 と 皆 さんの 関 心 は 高 いようでございますけれども 私 はこれまで 以 上 に と 連 携 強 化 が 図 られるこのシステムとなったことにより 本 市 における 2

さまざまな 教 育 課 題 についてより 深 く 共 通 理 解 が 深 まるとともに 教 育 施 策 の 面 でも 幅 広 く 部 局 との 連 携 強 化 のもとにさまざまな 施 策 が 充 実 していくと 考 えているところでございます この 会 議 では 大 綱 の 策 定 はもとより 教 育 条 件 整 備 など 重 点 的 に 講 ずべき 施 策 や 本 市 の 児 童 生 徒 の 生 命 身 体 の 保 護 等 緊 急 の 場 合 に 講 ずべき 措 置 についても 協 議 していくこととなっておりま す 今 後 本 市 における 子 どもたちの 生 きる 力 の 育 成 ひいては 私 が 就 任 して 以 来 ずっと 考 えております 子 どもたちの 育 成 すべき 資 質 能 力 の 最 上 位 には 教 育 基 本 法 が 示 す 第 1 条 の 教 育 の 目 的 人 格 の 完 成 というものを 位 置 づけながら 協 議 していきたいと 考 えてい るところでございます 本 会 議 が 大 分 市 の 子 どもたちの 育 成 のために 有 意 義 な 会 議 となり ますよう 期 待 をし あいさつとさせていただきます どうぞよろし くお 願 いいたします 4. 教 育 委 員 の 紹 介 ( 事 務 局 から 紹 介 ) 5. 議 事 事 務 局 (1) 大 分 市 総 合 教 育 会 議 の 運 営 について 議 題 1 大 分 市 総 合 教 育 会 議 の 運 営 ついて 御 説 明 申 し 上 げます 議 題 1では 地 方 教 育 行 政 の 組 織 及 び 運 営 に 関 する 法 律 第 1 条 の 4 第 9 項 に 総 合 教 育 会 議 の 運 営 に 関 し 必 要 な 事 項 は 総 合 教 育 会 議 で 定 める とされておりますことから 大 分 市 総 合 教 育 会 議 の 運 営 に 関 する 規 程 ( 案 ) 及 び 大 分 市 総 合 教 育 会 議 の 傍 聴 に 関 する 規 程 ( 案 ) について お 諮 りするものでございます まず その 前 段 として 本 日 は 第 1 回 目 の 開 催 でありますので 点 線 で 囲 んでおります 総 合 教 育 会 議 の 概 要 について 簡 単 に 御 説 明 申 し 上 げます 総 合 教 育 会 議 は 今 年 4 月 から 施 行 された 新 たな 教 育 委 員 会 制 度 により すべての 地 方 公 共 団 体 の 長 に 設 置 が 義 務 付 けられたもので す 1の 会 議 の 目 的 にありますとおり と 教 育 委 員 会 が 十 分 な 意 思 疎 通 を 図 り 地 域 の 教 育 の 課 題 やあるべき 姿 を 共 有 し より 一 層 民 意 を 反 映 した 教 育 行 政 の 推 進 を 図 ることを 目 的 としておりま す また 2の 会 議 の 運 営 等 の4つ 目 にあります 会 議 における 協 議 調 整 事 項 としましては のちほど 議 題 2で 御 協 議 いただ きます 大 綱 の 策 定 のほか 教 育 の 条 件 整 備 など 重 点 的 に 講 ずべ 3

き 施 策 や 児 童 生 徒 等 の 生 命 身 体 の 保 護 等 緊 急 の 場 合 に 講 ずべき 措 置 について 協 議 調 整 を 行 うものとされております 併 せて 教 育 に 関 する 自 由 な 意 見 交 換 を 通 して 教 育 の 課 題 や 方 向 性 を 共 有 していただくことも 重 要 であると 思 われます それでは 各 規 程 ( 案 )について 御 説 明 申 し 上 げます はじめに 大 分 市 総 合 教 育 会 議 の 運 営 に 関 し 必 要 な 規 定 を 定 める 大 分 市 総 合 教 育 会 議 の 運 営 に 関 する 規 程 ( 案 ) について 御 説 明 いたします まず 第 1 条 ではその 趣 旨 を 第 2 条 は 会 議 の 招 集 に ついて 第 3 条 は が 議 長 として 議 事 進 行 を 行 うこと 第 4 条 は 関 係 者 又 は 学 識 経 験 者 から 意 見 聴 取 をする 場 合 の 手 続 きについて 定 めています さらに 第 5 条 では 会 議 は 原 則 公 開 となりますが 公 益 上 の 必 要 があると 認 めるとき 例 えば いじめ 等 の 個 別 事 案 に おいて 個 人 情 報 を 保 護 する 必 要 がある 場 合 などに 会 議 を 非 公 開 とす ることについて その 手 続 きを 定 めております また 第 6 条 では 議 事 録 の 作 成 及 び 公 表 について 第 7 条 では 会 議 の 庶 務 は 企 画 部 市 長 室 において 処 理 することといたしております 次 に 会 議 の 傍 聴 について 必 要 な 事 項 を 定 める 大 分 市 総 合 教 育 会 議 の 傍 聴 に 関 する 規 程 ( 案 ) について 御 説 明 いたします 主 な 内 容 としまして 第 2 条 は 傍 聴 人 の 定 員 を10 名 とするなど 傍 聴 の 手 続 きについて 第 3 条 は 傍 聴 することができない 者 第 4 条 では 傍 聴 の 際 に 遵 守 すべき 事 項 第 5 条 では 写 真 映 画 等 の 撮 影 及 び 録 音 等 を 禁 止 すること 第 6 条 は 傍 聴 人 の 退 場 に 関 する 手 続 き 等 について 定 めております 説 明 は 以 上 でございます 御 質 問 等 はございませんでしょうか では 原 案 のとおり 承 認 するということでよろしいでしょうか 全 構 成 員 ( 異 議 なしとの 声 ) 本 案 は 原 案 のとおり 承 認 されましたので 今 後 はこれらの 規 程 に 基 づき 会 議 を 進 めさせていただきたいと 思 います 事 務 局 (2) 大 綱 の 策 定 方 針 ( 案 )について 次 に 議 題 2 大 綱 の 策 定 方 針 ( 案 )について 御 説 明 申 し 上 げま す 議 題 2では 法 改 正 により 地 方 公 共 団 体 の 長 に 策 定 が 義 務 づけ られた 大 綱 につきまして その 策 定 方 針 を 御 協 議 いただくもの 4

でございます 大 綱 の 策 定 方 法 ( 案 ) について 御 説 明 する 前 に 点 線 で 囲 んで おります 大 綱 の 定 義 等 について 改 めて 簡 単 に 御 説 明 いたします 大 綱 の 定 義 としましては 地 方 公 共 団 体 の 教 育 学 術 及 び 文 化 に 関 する 総 合 的 な 施 策 について その 目 標 や 方 針 を 定 めるものと なっております 策 定 にあたっては 地 域 の 実 情 に 応 じて 策 定 する ものとされており 対 象 期 間 は 地 方 公 共 団 体 の 長 の 任 期 や 国 の 教 育 振 興 基 本 計 画 の 期 間 を 鑑 み 4 年 ~5 年 程 度 と 想 定 されています 次 に 大 綱 への 記 載 事 項 につきましては 主 に 地 方 公 共 団 体 の 長 が 有 する 予 算 や 条 例 提 案 等 の 権 限 に 関 する 事 項 についての 目 標 や 施 策 の 根 本 となる 方 針 が 想 定 されていると 同 時 に この 会 議 において 十 分 に 協 議 調 整 することが 重 要 であるとされています 次 に 本 市 の 教 育 関 連 計 画 の 策 定 状 況 を 御 説 明 いたします はじめに 大 分 市 総 合 計 画 でございます 本 市 の 最 上 位 計 画 で あり まちづくりを 総 合 的 かつ 計 画 的 に 進 めるための 市 政 運 営 の 基 本 指 針 と 位 置 づけられております 現 行 計 画 は 平 成 28 年 末 まで を 計 画 期 間 としておりますが 今 年 度 その 見 直 しに 着 手 し 来 年 度 の 早 い 時 期 に 新 たな 計 画 を 前 倒 しして 策 定 する 予 定 となっており ます 次 に 大 分 市 教 育 ビジョン でございます 国 の 教 育 振 興 基 本 計 画 を 参 酌 するとともに 本 市 の 最 上 位 計 画 である 大 分 市 総 合 計 画 の 基 本 理 念 を 受 け 教 育 行 政 の 方 向 や 施 策 を 明 らかにした 個 別 計 画 として 平 成 28 年 度 までを 計 画 期 間 として 策 定 されております 以 上 を 踏 まえ 本 市 の 大 綱 の 策 定 方 法 ( 案 ) としましては 現 行 の 大 分 市 総 合 計 画 や 大 分 市 教 育 ビジョン を 踏 まえるとと もに 今 年 度 見 直 し 作 業 に 着 手 する 新 たな 大 分 市 総 合 計 画 の 策 定 に 向 けた 検 討 結 果 も 反 映 する 中 で 総 合 教 育 会 議 で 協 議 の 上 大 綱 を 策 定 したいと 考 えております 次 に 大 綱 案 の 作 成 体 制 ( 案 )でございますが 部 局 及 び 教 育 委 員 会 事 務 局 の 関 係 課 で 構 成 される 総 合 教 育 会 議 事 務 局 調 整 会 議 において 検 討 を 行 い 大 綱 案 を 作 成 し 調 整 を 図 ってまいりた いと 考 えております 次 に 今 後 の 大 綱 策 定 のスケジュール( 案 )としましては 表 の 一 番 右 にあります 新 たな 総 合 計 画 の 策 定 スケジュールを 勘 案 し 10 月 から1 月 にかけて 開 催 する 総 合 教 育 会 議 において 御 協 議 いた だいた 上 で 2 月 中 の 策 定 を 目 指 してまいりたいと 考 えております 説 明 は 以 上 でございます 5

御 質 問 等 はございませんでしょうか 角 山 委 員 大 綱 の 策 定 が2 月 となっていますが それから4 年 間 が 大 綱 の 対 象 期 間 となるのでしょうか 事 務 局 一 般 的 に 大 綱 の 期 間 は4~5 年 とされていますが 本 市 の 大 綱 の 期 間 は 今 後 の 総 合 教 育 会 議 の 中 で 協 議 を 行 っていくこととなりま す 8 月 の 第 2 回 はどのような 審 議 を 行 うのでしょうか 事 務 局 8 月 は 本 市 の 教 育 課 題 について 協 議 を 行 い 10 月 から 大 綱 案 の 協 議 を 行 いたいと 考 えています 小 林 委 員 大 綱 は 年 度 毎 に 見 直 しや 追 加 が 行 われるのでしょうか 事 務 局 必 要 に 応 じて 見 直 し 等 を 行 うものと 考 えています 他 に 御 質 問 等 はございませんでしょうか では 原 案 のとおり 承 認 するということでよろしいでしょうか 全 構 成 員 ( 異 議 なしとの 声 ) 本 案 は 原 案 のとおり 承 認 されましたので この 方 針 に 基 づき 今 後 大 綱 の 策 定 を 進 めてまいりたいと 思 います (3)その 他 初 めての 総 合 教 育 会 議 ですので 大 分 市 の 教 育 課 題 などについて 幅 広 く 意 見 交 換 を 行 っていきたいと 思 います 私 は 小 学 校 から 大 学 まですべて 公 教 育 で 過 ごしてきました 大 学 卒 業 後 は 東 京 で 子 育 てをしましたが 私 立 が 非 常 に 多 く 教 育 の 形 態 が 大 分 とは 大 きく 違 うという 経 験 をしました 大 分 の 公 教 育 は 先 生 方 が 補 習 や 部 活 動 の 指 導 など 色 々なことをしていただいてお り 非 常 に 充 実 した 教 育 を 受 けられるシステムになっていると 私 自 身 が 受 けた 教 育 を 通 じて 感 じています 一 方 で 昨 年 9 月 に 大 分 に 戻 り 教 育 関 係 者 や 保 護 者 の 皆 さんと 6

お 話 しする 中 で 昨 今 の 学 校 現 場 の 現 状 や 教 育 ニーズ 等 についてさ まざまなお 話 を 伺 いました また 学 校 の 統 合 の 問 題 も 中 心 部 で も 野 津 原 などの 周 辺 部 でも 議 論 が 上 がってきています これからど のように 体 制 を 整 え しっかりと 教 育 を 提 供 していくのかというこ とが 重 要 な 課 題 になってきていると 感 じます また 英 語 教 育 やICT 教 育 など 教 育 の 中 身 も 変 わってきてい ます 中 身 が 変 わっていくとともに 教 える 側 の 先 生 方 もどのよう に 対 応 していくかということも 大 きな 課 題 です 教 育 は 地 域 の 発 展 のためにも 日 本 全 体 の 発 展 のためにも 最 重 要 課 題 の 一 つであると 思 います 子 どもたちをどのように 育 てていく のかによって 地 域 も 日 本 も 発 展 し また 逆 のことも 起 こりうると 思 います その 意 味 からも 今 回 設 置 された 総 合 教 育 会 議 は 新 しい 重 要 な 試 みの 一 つであると 思 います 日 本 全 体 で 取 り 組 まなければならない 課 題 であると 同 時 に それぞれの 基 礎 自 治 体 で その 地 域 の 特 徴 に 応 じた 取 組 をしなければならない 最 重 要 課 題 の 一 つであると 思 いま すのでよろしくお 願 いいたします それぞれの 委 員 のみなさんからも 御 意 見 を 伺 ってまいりたいと 思 います まずは 角 山 委 員 さんお 願 いします 角 山 委 員 まず 県 との 連 携 についてですが 県 の 教 育 委 員 会 と 大 分 市 の 教 育 委 員 会 市 立 の 小 学 校 中 学 校 などがうまく 連 携 できるようにフ ォローしていただきたいと 思 います 県 からも 市 や 学 校 に 丁 寧 な 説 明 をしていただき 色 々な 意 見 を 聞 いていただいて 県 市 学 校 現 場 においてスムーズな 運 営 ができればと 思 っています 2 点 目 は 幼 稚 園 保 育 所 の 保 育 料 の 件 です 幼 稚 園 保 育 所 は 今 の 時 代 に 欠 かせない 幼 児 教 育 の 場 となっています こうした 中 先 日 新 聞 にも 出 ていましたが 第 2 子 の 壁 という 経 済 的 な 理 由 で 第 2 子 を 作 れないといった 問 題 があります 地 域 の 将 来 の 活 性 化 の ためには 出 産 育 児 のしやすい 地 域 づくりが 必 要 であると 思 いま すので 保 育 料 の 見 直 しなどにも 取 り 組 む 中 で 子 育 てがしやすい 大 分 市 になればと 思 っています 最 後 に 先 日 財 務 省 の 財 政 制 度 等 審 議 会 で 教 員 数 の 削 減 という 話 が 出 ていました 知 事 会 は 全 国 的 に 削 減 に 反 対 という 要 望 を 出 し たようですので 大 分 市 としてもそういうことをアピールしていた だければ 大 分 市 の 先 生 方 の 応 援 になるのではないかと 思 います 特 にいじめ 不 登 校 特 別 支 援 教 育 等 々で 先 生 方 は 大 変 忙 しい 思 い 7

をしています 一 生 懸 命 に 取 り 組 んでいる 先 生 ほど 大 変 だと 思 いま す 今 後 数 年 間 でかなりの 先 生 が 退 職 されますので 新 しい 先 生 の 教 育 や 指 導 のためにも 先 生 の 人 数 はある 程 度 確 保 し 先 生 方 が 仕 事 をしやすい 環 境 づくりが 大 分 市 でも 必 要 ではないかと 思 います 県 と 市 の 連 携 について 教 育 分 野 の 場 合 具 体 的 にはどのような 点 で 連 携 が 必 要 でしょうか 角 山 委 員 県 と 大 分 市 の 教 育 委 員 同 士 の 対 話 が 他 市 町 村 に 比 べ 十 分 でないと いったこともあるようです 県 の 施 策 が 小 中 学 校 にスムーズに 流 れ 意 見 交 換 ができるような 状 況 を 作 っていただきたいと 思 います 情 報 の 共 有 と 対 話 といったことですね 次 に 大 久 保 委 員 お 願 いします 大 久 保 委 員 私 は4 年 間 大 分 市 の 教 育 に 関 わり 子 どもたちが 将 来 何 をしたい かをできるだけ 早 い 時 期 に 見 つけることが 大 事 だと 感 じました そ うすることで 学 校 生 活 において 不 登 校 やいじめ 防 止 にもつながる と 思 います 現 在 さまざまな 職 業 がある 中 で 子 どもたちはみな 誰 にでも 好 き なことがありますし 好 奇 心 を 持 っていると 思 いますので 学 校 で 色 々なことを 見 せて 聞 かせて 体 験 させる 機 会 をたくさん 持 つべ きだと 考 えます その 手 段 としては 現 在 も 行 われていますが 社 会 見 学 や 体 験 活 動 職 場 見 学 や 職 場 体 験 などをもっと 積 極 的 に 取 り 入 れて 子 どもたちの 興 味 や 関 心 を 見 つける 機 会 を 充 実 させていく べきだと 思 います そのために 私 たちはそうした 場 をさらに 開 拓 し ていく 必 要 があると 思 います 子 どもたちが 大 人 になり 職 業 として 仕 事 をしていかなければな らない 時 自 分 が 本 当 に 好 きなこと やりたいことをやることは いやなことをやるよりもはるかに 良 いことだと 思 います そういっ たことを 見 つけさせるために 子 どもたちの 個 性 や 資 質 を 見 極 める 指 導 をしていかなければならないと 思 います 併 せて 自 分 が 好 きなことを 職 業 に 持 つことがどんなに 楽 しくて 充 実 しているかということも 子 どもたちに 示 すことが 大 切 だと 考 え ます そのためには テレビ 番 組 の ようこそ 先 輩 のような 出 前 授 業 をできるだけたくさん 実 施 できると 良 いと 思 います 最 後 に 学 校 訪 問 した 際 の 出 来 事 の 中 で 1つ 心 に 残 っているこ 8

とがあります 中 学 の 理 科 の 授 業 で ある 生 徒 があまりやる 気 のな い 様 子 で 授 業 を 受 けていました しかし 先 生 が 電 極 の 実 験 をする ため 生 徒 を 前 に 呼 んだ 時 は 真 っ 先 に 前 に 行 って 実 験 を 真 剣 に 見 てい ました これだと 思 ったのですが やはりそういった 子 どものサイ ンを 見 過 ごすことなく 先 生 方 がアンテナをしっかりと 張 り 子 ども の 好 奇 心 の 芽 を 摘 まないようなきめの 細 かい 授 業 をしていかなけれ ばならないのではないかと 思 います ありがとうございました では 上 杉 委 員 お 願 いいたします 上 杉 委 員 私 は 現 在 小 学 校 3 年 生 と6 年 生 の 子 どもを 通 わせている 保 護 者 です 1 人 はいよいよ 来 年 から 中 学 生 ですが 小 中 一 貫 教 育 や 小 学 校 と 中 学 校 で 連 続 性 のある 学 習 の 場 になっているのかといったこ とが 保 護 者 には 見 えない 部 分 が 多 いと 感 じています 子 どもたちにとって 学 校 は 楽 しく 友 達 と 遊 び 学 ぶ 場 であって ほしいと 思 います 人 と 出 会 って つながって そうした 豊 かな 環 境 が 子 どもたちに 与 えられればと 考 えます 特 に 出 会 った 先 生 方 の 影 響 は 非 常 に 大 きいと 常 々 感 じています 子 どもの 個 性 を 伸 ばしていただき 親 も 気 付 いていない 面 を 見 つめ ていただき そばに 寄 り 添 っていただくことで 夢 や 希 望 を 持 って 主 体 的 に 子 どもたちが 自 分 はこうだ という 思 いを 発 揮 できる 場 であって 欲 しいと 思 っています そのためには 私 も 同 じ 教 員 として 忙 しいのはすごくよく 分 かり ますが 先 生 方 には 常 日 頃 から 研 修 や 勉 強 会 をしていただくとと もに 常 に 子 どもに 惜 しみない 時 間 を 使 っていただきたいと 思 いま す そのような 先 生 方 に 子 どもたちが 出 会 い 友 達 とつながることによ りさまざまな 力 をつけていくことが 望 ましい 姿 であると 考 えます ありがとうございます では 小 林 委 員 お 願 いいたします 小 林 委 員 さんが 先 ほど 全 部 公 教 育 だったとおっしゃいましたが 私 も 小 中 高 公 教 育 でした 学 校 の 勉 強 をきちんと 理 解 して 努 力 す れば 行 きたいところにいけるという 時 代 でした それが 社 会 情 勢 の 変 化 で 今 では 東 大 生 の 親 の 年 収 がその 他 の 大 学 に 行 く 親 の 年 収 より 高 い つまり 家 庭 がいかに 子 どものためにお 金 をかけられるかが 子 どもの 進 路 に 大 きく 影 響 を 及 ぼし 貧 しい 家 庭 9

に 生 まれた 子 どもになかなか 浮 上 のきっかけがなく 最 初 からハン デがあるのではないかと 思 います それを 無 くすために 公 教 育 が 充 実 したものでなければならないと 思 います 教 育 委 員 会 ではさまざまな 目 標 を 掲 げ その 多 くを 達 成 している 一 方 で 子 どもの 体 力 と 学 力 は 未 達 成 となっています それでも 毎 年 少 しずつ 前 進 し 全 国 平 均 を 超 えたのが2 割 だったものが 今 では 5 割 になっています 順 次 伸 びていることは 間 違 いないですが 全 国 平 均 に 到 達 していない 項 目 が 少 なくとも 半 分 はあります これは 改 善 が 必 要 であると 思 います 他 県 でできたことが 大 分 でできない はずはない 先 生 方 は 非 常 に 忙 しいとは 思 いますが できるだけ 授 業 など 子 どもの 教 育 に 集 中 できる 環 境 を 整 える 必 要 があると 思 いま す 例 えば 教 育 以 外 のことはできる 限 り 先 生 以 外 の 人 で 代 行 して いただいて 先 生 には 子 どもに 向 き 合 い さまざまなことを 教 える 時 間 を 確 保 していただきたいと 思 います そしてあらゆる 項 目 が 全 国 平 均 以 上 できれば1 2 位 になることを 希 望 しています 角 山 委 員 以 前 読 んだ 資 料 によると 日 本 は 諸 外 国 に 比 べ 教 員 が 授 業 以 外 の 業 務 に 多 くの 時 間 を 費 やしているとのことです 新 聞 にも 残 業 が 月 100 時 間 以 上 の 方 が1 割 といった 記 事 が 出 ていました こうした ことを 若 い 人 が 先 生 になる 際 に 受 け 入 れられるのか 一 生 懸 命 頑 張 っている 先 生 方 を 応 援 する 教 育 委 員 会 であってほしいと 思 います ありがとうございます では 教 育 長 お 願 いいたします 教 育 長 委 員 さんそれぞれの 御 発 言 は 私 の 課 題 と 受 け 止 めています 私 は 現 場 出 身 ですので 基 本 的 には 現 場 主 義 で 取 り 組 んでいきたいと 考 え ております 教 員 が 生 徒 への 指 導 以 外 に 労 力 を 割 かれているという ことは 文 部 科 学 省 も 認 識 しており その 解 決 のため 最 近 では チー ム 学 校 を 推 進 しております これはチームワークを 良 くしようと いうものではなく 学 校 内 で 役 割 分 担 をしていこうというものです 例 えば 教 員 は 純 粋 に 教 育 業 務 に 専 念 できるように 学 校 事 務 職 員 が やれることがないか 図 書 館 支 援 員 やスクールカウンセラー ソー シャルワーカーができることはどういうことなのかを 今 ここでやっ ています 教 職 員 定 数 の 削 減 の 件 もでてきましたが 全 国 教 育 長 会 の 中 でも それは 教 育 の 質 の 低 下 につながらないかと 危 惧 しており ます 視 点 は 変 わりますが 教 育 は 色 々な 要 素 が 複 合 的 に 絡 み 合 ってお 10

ります 例 えば 角 山 委 員 が 言 われた3 点 目 の 新 しい 世 代 の 教 員 の 確 保 のこと 上 杉 委 員 が 言 われた 教 師 の 存 在 が 大 きいこと 小 林 委 員 の 保 護 者 の 経 済 状 況 が 子 どもに 与 える 影 響 が 大 きいこと 等 々を 考 え たとき まさに 私 は 貧 困 対 策 の 問 題 のことを 思 います こうした 負 の 連 鎖 を 断 ち 切 るのも 教 育 の 力 とは 言 うものの すべて 私 は 教 育 で 解 決 するとは 思 っておりません 当 然 福 祉 の 分 野 が 介 入 しないと 解 決 できないのであって 就 園 就 学 の 補 助 保 護 者 の 就 労 支 援 も 同 様 です 教 育 の 限 界 を 感 じざるを 得 ない 現 状 ではありますが こ のような 時 に 今 回 部 局 と 教 育 委 員 会 との 連 携 が 制 度 として できたことを 私 は 非 常 に 歓 迎 しています むしろ どんどん 進 めな ければならないと 考 えます 個 別 の 教 育 の 分 野 の 問 題 だけでなく 行 政 の 施 策 としてどのように 対 応 していくかも 大 きな 問 題 でありま す 次 に 教 師 の 人 材 育 成 の 問 題 も 非 常 に 大 きな 問 題 であります 大 量 退 職 期 に 伴 い 大 量 採 用 の 時 代 に 入 ってきますから 教 員 の 質 をど のように 確 保 していくのか これは 教 育 委 員 会 としても 大 きい 課 題 であります そこで 部 局 と 連 携 できないのかというと 私 はで きることもあるのではないかと 思 っています 現 在 教 員 の 研 修 は 教 育 センターで 行 っていますが 市 の 職 員 も 採 用 が 多 くなり 研 修 を しています ここを 連 動 し 例 えば 相 互 に 異 種 の 業 種 を 体 験 し 幅 広 い 知 見 を 養 うといったことは 十 分 可 能 であると 思 っています その ようなところを 是 非 私 は と 協 議 できたらと 思 っています ありがとうございました 私 は 大 久 保 委 員 が 言 われた 社 会 見 学 や 職 場 体 験 なども 大 変 大 切 だと 思 います 子 どもが 小 学 校 の 頃 私 が アメリカに 赴 任 していた 関 係 で 現 地 の 学 校 に 入 れていましたが 先 生 は 大 体 2 人 いて 保 護 者 が3 人 くらいいつも 後 ろにいました そ の 保 護 者 たちがたまに 勉 強 を 教 えたり 自 分 の 仕 事 のことを 話 した りしていました 日 本 のように1つの 教 室 を1 人 の 先 生 がすべて 受 け 持 つのではなく 保 護 者 も 参 加 しながら 指 導 していました おそ らく3 分 の1くらいの 生 徒 が 英 語 を 喋 れなかったため 助 けが 必 要 で あったのかもしれませんが 先 生 方 も 保 護 者 の 皆 さんと 絶 えず 協 力 していました そういう 保 護 者 が 入 ってくるため 子 どもたちも 職 業 の 話 を 含 め 色 々な 人 から 色 々な 話 を 聞 き 多 様 な 経 験 が 小 学 校 ででき ていました これを 即 日 本 でできるかどうかはわかりませんが 小 さいころから 幅 広 く 経 験 してもらうような 取 組 も 大 事 であると 思 い ます 11

教 育 長 が 今 おっしゃったように 部 局 と 教 育 委 員 会 が 協 力 する ことにより 改 善 できることもたくさんあるでしょうし 色 々な 授 業 の 進 め 方 や 教 育 の 運 営 も 含 めて 工 夫 できることもあると 思 います 今 後 はこうしたことも 審 議 しながら アウトプットとしては 当 面 大 綱 の 策 定 ですが どのように 進 めていけば 大 分 市 の 教 育 が 良 くなる かを 考 えたいと 思 いますので よろしくお 願 いします 6. 閉 会 ( 事 務 局 から 閉 会 あいさつ) 12