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教 学 教 化 専 門 委 員 会 主 査 木 越 渉 宗 祖 親 鸞 聖 人 七 百 五 十 回 御 遠 忌 は 2011 年 3 月 11 日 に 発 生 し た 東 日 本 大 震 災 に よ り 法 要 の 第 一 期 が 中 止 さ れ 被 災 者 支 援 の つ ど い が 執 り 行 わ れ た こ の 決 定 か ら 御 遠 忌 そ の も の の 意 義 が 様 々 に 問 わ れ る よ う に な っ た そ れ ら の 声 を 聴 く 中 で 当 委 員 会 は 私 た ち 自 身 が 儀 式 と い う も の の 意 味 を 十 分 に 明 確 に し て こ な か っ た の で は な い か と い う 課 題 が 持 ち 上 が っ た そ こ で こ の 教 学 教 化 専 門 委 員 会 に お い て 大 谷 派 に お け る 法 要 儀 式 の 意 義 儀 礼 と 儀 式 を テ ー マ に 我 々 が 日 常 的 あ る い は 構 え て 執 り 行 っ て い る 真 宗 の 勤 行 や 法 要 に つ い て 源 流 か ら 現 在 に 至 る ま で を 学 び そ の 学 び 通 し て こ れ か ら の 大 谷 派 の 儀 式 に つ い て 検 討 す る こ と に し た ま ず 真 宗 の 儀 式 の 源 流 に つ い て み て い き た い 真 宗 の 儀 式 の 源 流 ( 追 善 と し て の 仏 事 か ら 報 恩 と し て の 仏 事 へ ) 善 導 の 法 事 讃 を 法 然 が 選 択 集 に 親 鸞 も 教 行 信 証 の 中 で 繰 り 返 し 取 り 上 げ て い る が こ れ ら は 善 導 に よ る 阿 弥 陀 経 の 了 解 に 沿 う も の と な っ て い る 親 鸞 が 関 東 の 門 弟 に 宛 て た 消 息 に も 法 事 讃 の 言 葉 が 多 く 記 さ れ ま た 覚 如 も 法 事 讃 を 実 践 し て い る な ど 我 々 が 思 う 以 上 に 親 鸞 当 時 か ら 念 仏 者 に と っ て 法 事 讃 と そ こ か ら 生 れ る 様 々 な 儀 式 儀 礼 は 身 近 な も の で あ っ た ま た 当 時 の 念 仏 教 団 に 大 き な 影 響 を 与 え た も の に は 源 信 が 往 生 要 集 の 中 に お い て 展 開 し て い る 臨 終 の 行 儀 が あ る こ の 臨 終 の 行 儀 を 源 信 中 心 に 具 体 的 に 実 践 し た の が 二 十 五 三 昧 会 で あ る こ れ は 二 十 五 人 で 構 成 さ れ る 念 仏 結 社 の こ と で あ り 彼 ら は 二 十 五 三 昧 起 請 と い う 起 請 文 どうしん を 交 わ し 非 常 に 厳 密 な 約 束 事 を 互 い に 守 っ て い た そ し て い わ ゆ る 同 心 ざい し 斉 志 ( 志 を 斉 し く す る 結 衆 が 約 束 を 定 め て 仲 間 と な る ) を 結 成 す る の で あ る そ の 約 束 事 と は 下 記 の よ う な も の で あ っ た 1 も し 一 人 で も 浄 土 に 生 ま れ る こ と が あ れ ば 他 の 結 衆 を 何 と し て も 浄 土 に 引 摂 す る 2 も し 三 悪 道 に 堕 ち る こ と あ れ ば 他 の 結 衆 が 何 と し て も 助 け る 浄 土 に 往 生 し た か ど う か の 判 断 は 死 後 に 様 々 な 基 準 か ら 判 定 さ れ そ の 臨 終 の 行 儀 を 行 っ た 会 合 を 無 常 講 と 呼 ん だ ま た そ の 判 断 実 践 を 記 録 し た も の が 過 去 帳 で あ る 我 々 が 日 頃 目 に す る 過 去 帳 の 起 源 は 源 信 ま で 遡 る こ と が で き る こ れ ら の 宗 教 的 な 実 践 は 世 間 の い わ ば 損 得 勘 定 か ら 出 て き た も の で は な く 真 摯 に 浄 土 往 生 を 願 う 一 心 か ら 出 て き た も の と い え る し か し 源 信 か ら 始 ま る こ の 臨 終 の 行 儀 の 流 れ を 覚 如 は 改 邪 鈔 十 六 条 に 1

当 流 の 門 人 と 号 す る 輩 祖 師 先 徳 報 恩 謝 徳 の 集 会 の み ぎ り に あ り て 往 生 浄 土 の 信 心 に お い て は そ の 沙 汰 に お よ ば ず 没 後 葬 礼 を も っ て 本 と す べ き よ う に 衆 議 評 定 す る い わ れ な き 事 ( 中 略 ) し か る に 往 生 の 信 心 の 沙 汰 を ば 手 が け も せ ず し て 没 後 喪 礼 の 助 成 扶 持 の 一 段 を 当 流 の 肝 要 と す る よ う に 談 合 す る に よ り て 祖 師 の 御 己 証 も あ ら わ れ ず 道 俗 男 女 往 生 浄 土 の み ち を も し ら ず た だ 世 間 浅 近 の 無 常 講 と か や の よ う に 諸 人 思 い な す こ と 心 う き こ と な り ( 真 宗 聖 典 689 頁 ) と 信 心 と い う 念 仏 者 の 課 題 を 明 ら か に せ ず 没 後 の 儀 礼 で あ る 無 常 講 に 終 始 す る 念 仏 者 の 失 態 を 現 す も の で あ る と 批 判 し て い る 覚 如 は 無 常 講 に つ い て 問 題 を 提 起 し 往 生 浄 土 の 信 心 を 棚 上 げ に し て い る と 一 つ の 決 着 を 付 け て い る の で あ る 法 然 も 没 後 二 ヶ 条 之 事 に 自 ら が 亡 く な っ た 後 一 か 所 に 群 集 し 追 善 と し て の 仏 事 を 行 う こ と は 不 要 で あ り 報 恩 の 志 あ ら ば 念 仏 相 続 の 仏 事 を す る よ う に 遺 言 し て い る し か し 法 然 没 後 100 年 後 伏 見 上 皇 勅 願 に よ り 編 纂 さ れ た 法 然 の 行 状 絵 図 ちょくしゅう ご で ん で あ る 勅 修 御 伝 ( 知 恩 院 蔵 国 宝 )に よ れ ば 遺 弟 の 実 際 は 世 間 の 風 儀 に 従 っ て 七 七 の 仏 事 を 務 め て い た こ と が わ か る こ の よ う に 教 義 と 儀 礼 理 念 と 実 際 の 姿 は 念 仏 の 僧 伽 に と っ て い つ の 時 代 も 大 き な 課 題 で あ っ た 追 善 供 養 と い う こ と と 差 異 を 立 て た 仏 事 が 法 事 讃 に は 見 る こ と が で き る そ れ が 報 恩 と し て の 仏 事 念 仏 相 続 の 仏 事 で あ り 法 事 讃 の 最 後 に 記 さ れ て い る 故 に 人 々 同 じ く 願 じ て と も に 往 生 の 業 を 結 ぶ 各 々 弥 陀 経 を 誦 す る こ と 爾 許 万 徧 弥 陀 の 名 を 念 ず る こ と 爾 許 万 徧 ま た そ の 功 徳 等 を 造 る こ と あ ま ね く み な 周 備 す 故 に そ の 月 日 に お い て 院 宇 を 荘 厳 し 道 場 を 宝 飾 し 僧 尼 を 奉 請 して 宿 宵 行 道 す ( 宿 宵 行 道 とは 一 夜 の 別 時 念 仏 の こ と ) ( 真 宗 聖 教 全 書 一 615 頁 ) 法 事 讃 の 始 め に も 施 主 が 中 心 に な っ て 念 仏 の 道 場 を 用 意 す る こ と の 勧 め が 書 か れ て い る 道 場 の 建 立 が 法 事 讃 上 巻 の 中 心 課 題 で あ り 阿 弥 陀 如 来 を 安 置 し 多 く の 人 を 招 き 別 時 念 仏 を 行 う こ と を 勧 め て い る 続 い て 略 請 三 宝 が あ り 広 請 三 宝 と 法 事 讃 は 展 開 し て い く そ し て い よ い よ 阿 弥 陀 経 の 転 経 が 行 わ れ る 前 に 阿 弥 陀 を 中 心 と し た 諸 仏 を 招 く の で あ る こ の 伝 統 を 受 け て 我 々 の 法 要 次 第 に は 伽 陀 ( 先 請 弥 陀 入 道 場 ) が 取 り 入 れ ら れ て い る さ ら に 法 事 讃 は 下 巻 に 入 っ て す ぐ に 転 経 が 始 ま る 転 経 と は 阿 弥 陀 経 が 読 ま れ て い く こ と を 意 味 す る 仏 事 と 阿 弥 陀 経 は 深 い 関 係 性 が あ る 祇 園 精 舎 は 施 主 給 孤 独 長 者 の 求 道 心 に よ り 建 立 さ れ た 仏 法 道 場 で あ る こ と は 周 知 の と お り で あ る そ の 道 場 に お い て 阿 弥 陀 経 が 説 か れ て い る の で あ る 法 事 讃 は 祇 園 精 舎 の よ う に 念 仏 の 道 場 を 荘 厳 し そ こ で 阿 弥 陀 経 が 読 誦 さ れ る こ と を 勧 め て い る さ ら に 施 主 の 恩 に 念 報 す る た め の 法 事 執 行 の 重 要 性 を 繰 り 返 し 説 い て い る 善 導 は 給 孤 独 長 者 の 行 っ た 道 場 建 立 2

を 諸 仏 の 大 行 に 等 し い も の と し て 仰 い で い る の で あ る 給 孤 独 長 者 が 代 表 す る 信 者 の 布 施 は 財 施 で あ り 釈 尊 諸 仏 諸 菩 薩 の 布 施 は 法 施 で あ る 善 導 は こ れ ら よ っ て 成 立 す る 法 縁 を 念 仏 相 続 仏 法 相 続 を 目 的 と す る も の と し て 押 さ え て い る こ の 法 縁 が 結 ば れ 執 行 さ れ る 行 儀 の 根 元 に あ る も の は 願 生 心 で ある 親 鸞 は そ の 念 仏 の 道 場 に お い て 課 題 と な る 願 生 心 つ ま り 往 生 浄 土 に つ い て の 課 題 を 大 変 深 い 関 心 を 持 っ て 法 事 讃 に 見 て い る 法 事 讃 は 下 巻 第 一 段 安 楽 行 道 で 転 経 が な さ れ て い く 一 連 の 儀 式 の 中 に お い て 願 わ く は 往 生 せ ん 願 わ く は 往 生 せ ん 諸 仏 の 大 悲 心 無 二 な り 方 便 化 門 等 し く し て 殊 な し と 記 し て い る ( 真 宗 聖 教 全 書 一 586 頁 ) 親 鸞 は 信 巻 ( 真 仮 偽 の 分 判 ) に こ の 文 を 引 用 し 自 身 の 了 解 を 示 し て い る ま た 云 わ く 方 便 の 仮 門 等 し く し て 殊 な し と ( 真 宗 聖 典 251 頁 ) こ れ は 親 鸞 独 自 の 読 み で あ り 方 便 化 門 ( 法 事 讃 ) を 方 便 の 仮 門 ( 信 巻 ) と 読 み 変 え て い る 法 事 讃 に 諸 仏 皆 来 り て 化 す ( 真 宗 聖 教 全 書 一 587 頁 )と あ る よ う に 善 導 は 方 便 化 門 の 化 を 諸 仏 が 衆 生 を 教 化 す る と い う 意 味 で 用 い て い る 諸 仏 の 慈 悲 は 無 二 で あ り 分 け 隔 て な く 衆 生 の 機 に 応 じ て 法 は 説 か れ る の だ が 根 本 は そ の 大 慈 悲 心 に は 殊 ( 異 な り ) は な い の だ と 善 導 は 指 摘 し て い る こ の 箇 所 が 真 仮 偽 の 分 判 に 引 用 さ れ て い る こ と か ら 考 え る と 親 鸞 は 諸 仏 の 教 化 諸 仏 の 教 え は ど こ ま で も 真 に 向 か わ し め る た め の も の で あ り 偽 に 転 落 し て は な ら ぬ も の と し て 化 門 を よ り 具 体 的 に 仮 門 と 読 み 込 ん で い る よ う に 思 わ れ る こ の こ と は 我 々 が 検 討 し て い る 儀 式 儀 礼 に 引 き 当 て る と 形 や 響 き と し て 表 れ て い る 仮 な る 一 切 の 念 仏 の 儀 礼 は 真 つ ま り 自 他 に 願 生 を 勧 め る た め に あ る と 捉 え る べ き で あ り 表 現 者 の 優 劣 や 上 手 下 手 を 論 ず る の で あ れ ば 仮 は ど こ ま で も 偽 へ と 転 落 す る と い う 戒 め も 含 蓄 し て い る の で は な い か そ れ ま で 様 々 に 旧 来 の 仏 教 儀 式 が 色 濃 く 反 映 さ れ て い た 真 宗 の 儀 式 に 蓮 如 は 正 信 偈 念 仏 和 讃 と い う 形 を 定 め る こ と に よ り 報 恩 と い う 意 味 を 明 確 に 与 え た 正 信 偈 に 流 れ る 阿 弥 陀 の 願 心 と そ の 教 え を 伝 え て く れ た 七 高 僧 に 対 す る 報 恩 感 謝 の 姿 こ そ 念 仏 者 が 大 切 に し 相 続 す べ き 儀 式 の 内 容 と し て 押 さ え た の で あ る こ れ ま で 見 て き た よ う に 念 仏 教 団 で は 法 事 の 勤 め 方 に は 二 重 の 内 容 が あ っ た と 言 え る 一 つ に は 追 善 と し て そ の も の を 成 仏 さ せ る と い う よ う な も の と も う 一 つ に は 念 仏 相 続 報 恩 謝 徳 と い う 内 容 で あ る 着 目 し た い の は 法 事 讃 と い う 形 で 善 導 が 提 起 し 法 然 親 鸞 覚 如 3

が 課 題 と し た も の を 形 に し た 報 恩 の 仏 事 の 流 れ と も う 一 つ は 没 後 の 儀 礼 と い う こ と を 中 心 に し た 仏 事 が 親 鸞 時 代 か ら 今 日 ま で 念 仏 教 団 の 中 で 共 に 存 在 し て い る と い う こ と で あ る 命 終 わ っ た と き に 浄 土 に ご 縁 が あ る の か な い の か こ れ は 念 仏 者 に と っ て 大 問 題 で あ ろ う そ の 課 題 に 応 え よ う と 古 く か ら 行 わ れ て い た 臨 終 来 迎 の 儀 式 と い う そ の 厳 粛 な 場 に 新 た に 報 恩 と い う 意 味 を 与 え た の が 真 宗 の 大 き な 役 割 で あ る 当 派 で は 供 養 と い う も の を 追 善 や 父 母 の 孝 養 と い っ た 読 経 等 に お い て 生 じ た 利 益 を 他 者 に 振 り 向 け る 行 為 と し て 行 っ て は い な い 供 養 と は ど こ ま で も 先 に 歩 ま れ た 方 が な さ れ た お し ご と を 自 覚 的 に 受 け 止 め そ の 道 を 我 も 歩 ま ん と 決 心 し 襟 を 正 し 御 給 仕 御 荘 厳 を 行 う こ と で あ ろ う 儀 式 に は 形 の 連 な り と い う も の が あ る 真 宗 教 団 は 報 恩 の 仏 事 と い う 全 く 新 し い 形 を 編 み 出 し た と い う こ と で は な く 旧 来 か ら の 形 に そ の こ と の 大 切 さ を 踏 ま え つ つ 新 し い 命 を 吹 き 込 ん で い っ た と 言 え る の で は な い か 近 代 教 団 の 儀 式 ( 能 化 と 所 化 の 関 係 ) 近 代 に 入 っ て 真 宗 大 谷 派 は 能 化 と 所 化 と い う 関 係 性 を 持 つ 儀 式 を 行 っ て き た 1961 年 ( 昭 和 36) 4 月 に 行 わ れ た 親 鸞 聖 人 七 百 回 御 遠 忌 で は 先 例 に 依 れ ば 四 方 輿 が 御 依 用 さ れ る 筈 で あ っ た が 諸 種 の 事 情 に よ り 今 回 は 網 蓋 を 御 依 用 と 御 門 主 の 庭 儀 の 様 子 が 記 録 さ れ ま た 同 法 要 で 御 門 跡 御 入 堂 では 先 駈 役 僧 外 陣 正 面 障 子 際 左 右 蹲 踞 僧 先 駈 役 僧 之 次 行 形 蹲 踞 4 御 法 具 檜 扇 如 意 座 具 草 座 之 各 役 と 宗 祖 聖 人 七 百 回 御 遠 忌 法 要 記 録 中 ( 上 中 下 三 巻 本 の 中 巻 ) に 記 録 が あ る 御 門 主 に 対 し 差 し 掛 け ら れ た 網 蓋 と は 天 蓋 の こ と で あ る そ れ は 元 々 イ ン ド で 強 い 日 差 し を 避 け る た め の 王 が 用 い る 日 傘 の こ と で あ り 常 に 従 者 が こ れ に 従 っ た 天 蓋 は 権 威 の 象 徴 の 一 種 と し て 用 い ら れ こ れ が 仏 教 に 転 用 さ れ た の で あ る 帝 釈 天 が 常 に 天 蓋 を 差 し 掛 け て 釈 尊 に 従 っ た と い う 伝 説 が 残 る 天 蓋 網 蓋 と は 尊 い 者 を 守 る 蓋 で あ り 観 仏 三 昧 海 経 に 仏 の 三 十 二 相 の 一 つ で あ る 白 毫 相 が 放 っ た 光 明 が 天 蓋 と 化 し た と あ る よ う に 仏 の 徳 が 自 ら 外 に 現 れ た 徳 そ の も の を 表 現 し て い る こ れ が 今 日 仏 具 と し て 天 蓋 網 蓋 が 意 味 し て い る 内 容 で あ る ま た 草 座 も 釈 尊 が 成 道 の 直 前 に 受 け ら れ た 吉 祥 草 の 供 養 を 起 源 と し て 生 ま れ た 仏 具 ( 座 具 )で あ り 能 化 者 の 象 徴 で あ る 禅 定 と 苦 行 を 真 に 解 脱 の 道 で は な い こ と を 体 験 さ れ た 成 道 前 の 釈 尊 に ス ジ ャ ー タ が 乳 粥 を 供 養 し 菩 提 樹 下 に 少 年 が 吉 祥 草 を 敷 い て 座 を 設 け た そ の 上 で 釈 尊 は 座 を 占 め て 成 道 さ れ た の で あ る こ れ に 倣 っ て 草 座 は 衆 生 を 導 く 者 に 相 応 し い 場 所 と い う 意 味 を 持 つ も の と し て の 仏 具 と な っ た

ま た 安 居 日 誌 に は 新 宗 憲 施 行 前 の 安 居 の 開 講 式 に つ い て [ 式 場 ] 大 寝 殿 [ 理 由 ] 御 真 影 が 存 ぜ ず と も 能 化 者 で あ る 法 主 が お ら れ る た め [ 聴 講 者 ] 聴 講 者 を 安 居 所 化 と 称 す る と 明 確 に 法 主 の 宗 門 に お け る 能 化 者 と し て の 立 場 が 記 録 さ れ て い る 宗 門 は あ ら ゆ る 儀 式 の 中 で こ の 能 化 と 所 化 の 関 係 を 示 し て い た 同 朋 会 運 動 を 通 し て 見 直 さ れ た 大 谷 派 の 儀 式 宗 祖 七 百 回 御 遠 忌 法 要 に お け る 能 化 者 と し て の 御 門 主 を 頂 く 前 述 の よ う な 時 代 に 暁 烏 宗 務 総 長 に よ る 宗 門 各 位 に 告 ぐ ( 1951 年 )が ま た 宮 谷 宗 務 総 長 に よ る 宗 門 白 書 ( 1956 年 ) が 発 表 さ れ て い る 同 朋 会 館 も 1959 年 に は 竣 工 さ れ て お り 1961 年 4 月 の 七 百 回 御 遠 忌 後 の 6 月 に 訓 覇 内 局 が 翌 年 に は 同 朋 会 運 動 が 発 足 さ れ て い る そ の 教 団 の 近 代 化 が 模 索 さ れ る 中 大 谷 派 の 儀 式 に つ い て も 大 き な 変 革 が 図 ら れ て い く の で あ る 現 代 に 入 り 大 谷 派 は 新 興 宗 教 の 台 頭 と 門 徒 基 盤 で あ る 農 村 の 崩 壊 に よ り 教 田 が 失 わ れ て い っ た そ の よ う な 危 機 感 の 中 新 し い 時 代 に 相 応 し い 声 明 を 定 め る こ と が 要 請 さ れ 1953 年 ( 昭 和 28) に 声 明 作 法 審 議 委 員 会 が 設 立 さ れ た 当 時 の 皨 昇 庶 務 部 長 が 教 団 の 声 明 と 作 法 に つ い て 従 来 の も の の 調 査 審 議 と あ わ せ て 声 明 作 法 の 新 し い 様 式 を 下 記 の よ う に 模 索 し た 一 諸 会 合 様 式 を 制 定 す る こ と ( 同 朋 奉 讃 式 ) 二 在 家 に 於 け る 年 回 法 要 式 の 規 準 と な る も の を 制 定 す る こ と ( 昭 和 法 要 式 ) 三 宗 祖 聖 人 御 遠 忌 法 要 は 時 代 に 相 応 し て 如 何 な る 様 式 で あ ら ね ば な ら ぬ か 5 ( 真 宗 1955 年 7 月 号 ) 先 に 同 朋 奉 讃 式 第 一 第 二 が 制 定 さ れ た 後 1957 年 ( 昭 和 32) 蓑 輪 内 務 局 長 は 昭 和 法 要 式 の 策 定 の 条 件 に つ い て 一 真 宗 の 宗 義 に も と ら ぬ 様 各 経 文 を 抜 萃 す る 二 聞 法 を 本 位 と す る 三 現 代 に 合 う 様 に す る 四 会 衆 が 一 部 唱 和 す る 様 に す る ( 真 宗 1957 年 2 月 号 ) と 説 明 を し て い る さ ら に 同 号 の 真 宗 に は 1 適 当 な 時 間 で あ る こ と 2 教 義 的 に 非 の な い こ と 3 変 化 に 富 ん で い る こ と 4 参 詣 者 と 共 に 同 朋 唱 和 で き る こ と を 通 し て 5 普 及 性 の あ る こ と 6 終 始 厳 粛 で あ る こ と と よ り 具 体 的 に 新 し い 声 明 作 法 の あ り 方 と そ の 狙 い が 記 さ れ て い る 宗 門 は 宗 祖 の 教 え を よ り 深 く 聞 信 し 真 の 念 仏 者 が 誕 生 で き る よ う に 声 明 と 儀 式 を そ の 具 体 的 実 践 法 と し て 位 置 づ け て い た そ の た め 法 主 を 中 心 と し た 本 山 の 声 明 儀 式 も そ の 基 本 理 念 に 基 づ き そ の 姿 を 変 え た の で あ る 宗 憲 第 4 章 第 15 条 ( 門 首 の 地 位 )に は 門 首 は 本 派 の 僧 侶 及 び 門 徒 を 代 表 し て 真 宗 本 廟 の 宗 祖 聖 人 真 影 の 給 仕 並 び に 佛 祖 の 崇 敬 に 任 ず る 門 首 は 僧 侶 及 び 門 徒 の 首 位 に あ っ て 同 朋 と と も に 真 宗 の 教 法 を 聞 信 す る と い う よ う に 能 化 者 と し て の 法 主 で は な く 同 朋 の 先 頭 に 立 っ て ど

こ ま で も 共 に 教 法 を 聞 信 す る 所 化 と し て の 門 首 の 姿 が 謳 わ れ て い る こ の 規 定 に 基 づ き 第 17 条 の 門 首 の 宗 務 に 関 す る 行 為 で あ る 儀 式 を 主 宰 す る こ と 得 度 式 及 び 帰 敬 式 を 行 う こ と と い っ た 本 山 に お け る 儀 式 の 形 が 変 革 さ れ た の で あ る 前 述 の 安 居 日 誌 で は 新 宗 憲 施 行 後 の 安 居 開 講 式 に つ い て [ 式 場 ] 御 影 堂 ( 大 師 堂 ) [ 理 由 ] 開 講 式 挨 拶 に お い て 五 辻 宗 務 総 長 は 新 宗 憲 が 発 足 し 気 分 一 新 し て 宗 門 の 発 展 に 尽 力 せ ね ば な ら な い の で そ の 趣 旨 に 沿 っ て 安 居 の 開 講 式 も 御 真 影 の 前 で 真 実 に 如 来 の 教 法 を 聞 思 す る 基 本 的 姿 勢 で 伝 統 の 安 居 を 発 展 させて 行 かねばならないということを 確 認 する 意 味 で 式 場 を 大 師 堂 で 行 う こ と に し た で 述 べ て い る と 全 て が 等 し く 宗 祖 も と で 聞 信 す る 新 し い 教 団 の 形 が 記 さ れ て い る 同 じ 精 神 を 受 け 講 本 及 び 講 者 に つ い て 新 宗 憲 施 行 前 の 管 長 の 承 認 を へ て を 新 宗 憲 施 行 後 で は 宗 務 総 長 が 定 め る と さ れ た ま た 宗 門 の 近 代 化 を 儀 式 的 に 象 徴 す る も の と し て 1996 年 11 月 21 日 に 行 わ れ た 現 在 の 大 谷 暢 顯 門 首 の 門 首 継 承 式 が 挙 げ ら れ る 執 り 行 わ れ た 式 の 様 子 は 真 宗 12 月 号 に 継 承 式 は こ の た び 設 置 さ れ た 儀 式 指 導 研 究 所 の 調 査 研 究 に よ り 宗 憲 の 精 神 に 基 づ い て 決 定 さ れ た 次 第 す な わ ち こ れ ま で の 伝 灯 式 と は 異 な り 堂 内 外 陣 を 中 心 に 正 信 偈 の 同 朋 唱 和 や 大 谷 派 合 唱 連 盟 に よ る 仏 教 讃 歌 を 随 所 に 取 り 入 れ た 形 で 執 行 さ れ ご 門 首 に よ る 表 白 ( 宣 誓 )を 全 国 か ら 参 詣 し て 境 内 を 埋 め 尽 く し た 同 朋 が 拝 聴 し 宗 祖 親 鸞 聖 人 の 立 教 開 宗 の 精 神 に 立 脚 し た 念 仏 の 僧 伽 を 目 指 す 宗 門 と な る こ と を 御 真 影 の 前 に 共 に 誓 う 場 と な っ た ( 真 宗 1996 年 12 月 号 ) と あ る よ う に 門 首 は 御 影 堂 外 陣 正 面 に お い て 表 白 さ れ 新 た な 自 ら の 歩 み と な る 宗 門 の 先 頭 に 立 っ て 聞 信 す る 姿 を 表 し た 儀 式 儀 礼 の 姿 儀 礼 儀 式 に は 本 廟 に お い て 執 り 行 わ れ る も の と 普 通 寺 院 や 門 徒 お 内 仏 に お い て な さ れ る も の が あ る 前 者 は 両 堂 の 荘 厳 と 門 首 が そ の 儀 式 の 中 心 と な り 執 行 さ れ る も の で 後 者 と は 違 い が あ る し か し 本 廟 におけ る 儀 式 が 能 化 者 を 中 心 と し た も の か ら 教 法 聞 信 を 表 現 す る 儀 式 へ と そ の 形 を 変 え た よ う に ど ち ら も 表 そ う と し て い る 精 神 は 同 じ で あ る ど こ ま で も 仏 法 聴 聞 が 大 事 で あ る と い う こ と を 表 現 し ま た そ の 聞 法 を 通 し 仏 法 か ら 最 も 遠 い 存 在 と し て の わ が 身 に 気 づ か さ れ た 悲 嘆 述 懐 の 形 を 表 す そ の よ う な 厳 粛 な 儀 礼 儀 式 の 具 現 化 が こ れ か ら の 宗 門 の 課 題 で あ ろ う お 内 仏 に お け る 法 要 で 上 記 の よ う な 精 神 を 先 ず 表 白 し 勤 行 の 後 で 仏 が 願 わ れ た 我 と 世 を 聞 法 す る こ の 一 連 の 宗 教 的 確 か め を 成 就 す る た め に 必 要 な 形 を 研 究 す る 場 が 本 山 に 常 設 さ れ る こ と が 必 要 で は な い か そ の 場 に お い て 真 宗 の 儀 式 が 伝 え よ う と し て い る も の が 確 か に 伝 わ っ て い る の か 或 い は そ も そ も 真 宗 の 儀 式 は 一 体 何 を 伝 え よ う と し て い る の か を 本 山 だ け で は な く 宗 門 全 体 で 検 討 す る 必 要 が あ る 6

場 面 に 応 じ た 表 白 の 例 文 集 や 法 話 な ど に 関 す る テ キ ス ト を 望 む 声 は 昔 か ら 数 多 く 聞 か れ る ま た 参 詣 者 参 加 型 の 法 要 の 確 立 や 差 別 を 現 す 言 葉 に 対 す る 学 習 と 検 討 な ど 宗 門 が 時 代 か ら 問 わ れ て い る 課 題 は 実 に 多 い そ れ ら の 要 望 に 率 先 し て 応 え よ う と す る 意 欲 を 宗 門 全 体 で 共 有 で き る 体 制 作 り が 急 が れ る 新 し い 儀 礼 儀 式 の 姿 が 法 に 出 あ え た 感 動 と 懺 悔 を 表 し そ こ か ら 新 た な 伝 統 が 始 ま る そ の 伝 統 が ま た 時 代 の 課 題 と 出 会 い そ れ に 応 え よ う と 形 を 変 え て い く の で あ る 頑 と し て 形 を 変 え な い も の そ れ は 伝 統 で は な く 因 習 な の か も し れ な い 今 新 た な 宗 門 の 姿 が 検 討 さ れ る 中 儀 礼 儀 式 の 果 た す 役 割 は 重 要 で あ り 教 学 教 化 専 門 委 員 会 な ら ず と も こ の 儀 式 の 問 題 は 政 策 的 に 急 務 の 問 題 と 考 え る 宗 門 が 世 に 示 す 姿 に 儀 礼 儀 式 の 果 た す 役 割 は 大 き い 以 上 7