神 経 系 統 の 機 能 神 経 系 統 の 機 能 の 著 しい 障 害 とは 脳 の 器 質 障 害 四 肢 その 他 の 神 経 の 損 傷 によって 生 じる 灼 熱 痛 脳 神 経 及 び 脊 髄 神 経 の 外 傷 その 他 の 原 因 による 神 経 痛 等 により 特 に 軽 易



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11 切 断 又 は 離 断 変 形 麻 痺 11 切 離 断 部 位 手 関 節 前 腕 肘 関 節 上 腕 肩 関 節 左 リスフラン 関 節 部 位 左 ショパール 関 節 足 関 節 下 腿 膝 関 節 大 腿 股 関 節 左 左 手 ( 足 ) 関 節 手 ( 足 ) 指 の 切 離 断

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障 害 程 度 等 級 表 級 別 体 幹 機 能 障 害 指 数 1 級 体 幹 の 機 能 障 害 により 坐 っていることができないもの 18 2 級 1 体 幹 の 機 能 障 害 により 坐 位 又 は 起 立 位 を 保 つことが 困 難 なもの 2 体 幹 の 機 能 障 害 により

別表29

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取 り 消 された 後 当 該 産 前 の 休 業 又 は 出 産 に 係 る 子 若 しくは 同 号 に 規 定 する 承 認 に 係 る 子 が 死 亡 し 又 は 養 子 縁 組 等 により 職 員 と 別 居 することとなったこと (2) 育 児 休 業 をしている 職 員 が 休 職 又

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Transcription:

障 害 に 係 る 認 定 基 準 ( 別 添 ) 障 害 の 区 分 留 意 事 項 視 覚 (1) 両 眼 の 視 力 の 和 とは 各 眼 毎 の 視 力 を 別 々に 測 定 した 数 値 を 合 算 したものをいう (2) 矯 正 視 力 とは 眼 科 的 に 最 も 適 正 な 常 用 し 得 る 矯 正 眼 鏡 コン タクトレンズ 又 は 眼 内 レンズによって 得 られた 視 力 をいう 聴 覚 聴 力 の 測 定 は 補 聴 器 を 装 着 しない 状 態 で 行 うものとする 平 衡 機 能 平 衡 機 能 に 著 しい 障 害 を 有 するものとは 四 肢 体 幹 に 器 質 的 異 常 がない 場 合 に 閉 眼 で 起 立 立 位 保 持 が 不 能 又 は 開 眼 で 直 線 を 歩 行 中 に10メートル 以 内 に 転 倒 あるいは 著 しくよろめいて 歩 行 を 中 断 せ ざるを 得 ない 程 度 のものをいう 咀 嚼 又 は 言 語 の 機 (1) 咀 嚼 の 機 能 の 喪 失 とは 重 症 筋 無 力 症 延 髄 機 能 障 害 咽 頭 の 能 欠 損 等 の 疾 患 により 経 管 栄 養 ( 口 腔 鼻 腔 胃 瘻 より 胃 内 に 管 (チ ューブ)を 挿 入 して 流 動 食 を 注 入 して 栄 養 を 補 給 する 方 法 ) 以 外 に 方 法 の 無 いものをいう (2) 言 語 の 機 能 の 喪 失 とは 4 種 の 語 音 のうち3 種 以 上 が 発 音 不 能 又 は 極 めて 不 明 瞭 なため 日 常 会 話 が 誰 が 聞 いても 理 解 できない ものをいう なお 4 種 の 語 音 とは 次 に 掲 げるものをいう ア 口 唇 音 (ま 行 音 ぱ 行 音 ば 行 音 等 ) イ 歯 音 歯 茎 音 (さ 行 た 行 ら 行 等 ) ウ 歯 茎 硬 口 蓋 音 (しゃ ちゃ じゃ 等 ) エ 軟 口 蓋 音 (か 行 音 が 行 音 等 ) (3) 咀 嚼 の 機 能 の 著 しい 障 害 とは 経 口 摂 取 のみでは 十 分 な 栄 養 摂 取 ができないために 経 管 栄 養 の 併 用 が 必 要 あるいは 摂 取 できる 食 物 の 内 容 摂 取 方 法 に 著 しい 制 限 がある 状 態 をいう (4) 言 語 の 機 能 の 著 しい 障 害 とは 4 種 の 子 音 のうち2 種 の 発 音 不 能 のものをいう 精 神 精 神 の 著 しい 障 害 とは 統 合 失 調 症 統 合 失 調 症 型 障 害 及 び 妄 想 性 障 害 気 分 ( 感 情 ) 障 害 ( 以 下 そううつ 病 という ) 症 状 性 を 含 む 器 質 性 精 神 障 害 てんかんを 発 症 したことにより 特 に 軽 易 な 労 務 以 外 の 労 務 に 服 することができないものをいう

神 経 系 統 の 機 能 神 経 系 統 の 機 能 の 著 しい 障 害 とは 脳 の 器 質 障 害 四 肢 その 他 の 神 経 の 損 傷 によって 生 じる 灼 熱 痛 脳 神 経 及 び 脊 髄 神 経 の 外 傷 その 他 の 原 因 による 神 経 痛 等 により 特 に 軽 易 な 労 務 以 外 の 労 務 に 服 す ることができないものをいう 胸 腹 部 臓 器 の 機 能 胸 腹 部 臓 器 の 機 能 の 著 しい 障 害 とは 呼 吸 器 疾 患 ( 肺 結 核 じん 肺 呼 吸 不 全 ) 心 疾 患 ( 弁 疾 患 心 筋 梗 塞 狭 心 症 等 ) 腎 疾 患 ( 慢 性 腎 不 全 慢 性 腎 炎 腎 硬 化 症 等 ) 肝 疾 患 ( 肝 硬 変 及 びそれに 付 随 する 肝 癌 等 ) 血 液 造 血 器 疾 患 ( 白 血 病 悪 性 リンパ 腫 等 ) 代 謝 疾 患 ( 糖 尿 病 等 ) 悪 性 新 生 物 高 血 圧 症 その 他 の 疾 患 により 以 下 の(1) 又 は(2)の 状 態 にあるものをいう (1) 歩 行 や 身 の 周 りのことはできるが 時 に 少 し 介 助 が 必 要 なこと もあり 軽 労 働 はできないが 日 中 の50% 以 上 は 起 居 している 状 態 (2) 身 の 周 りのある 程 度 のことはできるが しばしば 介 助 が 必 要 で 日 中 の50%は 就 床 しており 自 力 では 屋 外 への 外 出 等 がほぼ 不 可 能 な 状 態 肢 体 不 自 由 (1) 上 肢 の 全 部 の 喪 失 とは 肘 関 節 以 上 で 欠 損 したものをいう (2) 上 肢 の 一 部 の 喪 失 とは 手 関 節 以 上 で 欠 損 したものをいう (3) 下 肢 の 全 部 の 喪 失 とは 膝 関 節 以 上 で 欠 損 したものをいう (4) 下 肢 の 一 部 の 喪 失 とは 足 関 節 以 上 で 欠 損 したものをいう (5) 上 肢 の 用 を 全 廃 したものとは 三 大 関 節 ( 肩 肘 腕 )の 全 て が 完 全 硬 直 したもの またこれに 近 い 状 態 となったものをいう (6) 下 肢 の 用 を 全 廃 したものとは 三 大 関 節 (また ひざ 足 )の 全 てが 完 全 硬 直 したもの またこれに 近 い 状 態 となったものをい う (7) 上 肢 の 三 大 関 節 のうち 二 関 節 の 用 を 廃 したものとは 二 関 節 が 不 良 肢 位 で 硬 直 しているもの 関 節 の 他 動 可 動 域 が 健 側 の 他 動 可 動 域 の2 分 の1に 制 限 されているもの 又 は 筋 力 が 著 減 している ものをいう (8) 手 指 の 全 部 の 喪 失 とは 指 の 基 部 から 欠 くものをいう (9) 手 指 の 一 部 の 喪 失 とは 指 の 関 節 ( 母 指 以 外 の 指 については 第 2 関 節 ) 以 上 で 欠 くものをいう (10) 足 指 の 全 部 の 喪 失 とは 指 の 基 部 から 欠 くものをいう (11) 足 指 の 一 部 の 喪 失 とは 指 の 関 節 ( 母 指 以 外 の 指 については 第 2 関 節 ) 以 上 で 欠 くものいう (12) 手 指 の 用 を 廃 したものとは 母 指 の 末 節 骨 の2 分 の1(その 他 の 指 については 第 1 関 節 ) 以 上 で 欠 くもの 又 は 指 の 関 節 ( 母 指 以 外 の 指 については 第 2 関 節 )に 著 しい 運 動 障 害 ( 可 動 域 が2 分 の 1 以 下 に 制 限 されたもの)を 残 すものをいう

(13) 足 指 の 用 を 廃 したものとは 母 指 の 末 節 骨 の2 分 の1(その 他 の 指 は 第 1 関 節 ) 以 上 で 欠 くもの 又 は 指 の 関 節 ( 母 指 以 外 の 指 に ついては 第 2 関 節 )に 著 しい 運 動 障 害 ( 可 動 域 が2 分 の1 以 下 に 制 限 されたもの)を 残 すものをいう (14) 下 肢 の 三 大 関 節 のうち 二 関 節 の 用 を 廃 したものとは 関 節 の 可 動 域 が2 分 の1 以 下 に 制 限 されたものをいう (15) 長 管 状 骨 に 偽 関 節 を 残 し 運 動 機 能 に 著 しい 障 害 を 残 すものと は 次 に 掲 げるものをいう ア 上 腕 骨 又 は 橈 骨 及 び 尺 骨 に 偽 関 節 を 残 すもの イ 大 腿 骨 又 は 脛 骨 に 偽 関 節 を 残 すもの (16) 体 幹 の 機 能 に 座 っていること 立 ち 上 がること 又 は 歩 くことが できない 程 度 の 障 害 を 有 するものとは 次 に 掲 げるものをいう ア 腰 掛 正 座 あぐら 横 すわりのいずれもができないもの イ 臥 位 又 は 坐 位 から 自 力 のみで 立 ち 上 れず 他 人 柱 杖 そ の 他 の 器 物 の 介 護 又 は 補 助 によりはじめて 立 ち 上 ることができ る 程 度 のもの ウ 室 内 においては 杖 松 葉 杖 その 他 の 補 助 用 具 を 必 要 とせ ず 起 立 移 動 が 可 能 であるが 野 外 ではこれらの 補 助 用 具 の 助 けを 借 りる 必 要 がある 程 度 のもの (17) 脊 柱 の 機 能 に 著 しい 障 害 を 残 すものとは 脊 柱 の 可 動 域 が2 分 の1 以 下 に 制 限 されたものをいう 身 体 の 機 能 の 障 害 上 記 に 掲 げるものより 軽 度 の 障 害 が 重 複 することとなった 場 合 に 若 しくは 病 状 又 は は 以 下 に 掲 げる 事 項 に 留 意 して 認 定 を 行 うものとする 精 神 の 障 害 が 重 複 (1) 認 定 の 対 象 とする 障 害 は 以 下 の 表 A 表 B 又 は 表 Cによるものと する 場 合 であっ し 認 定 を 行 うことができる 組 み 合 わせは 表 Dのとおりとする て その 状 態 が 上 記 に 掲 げるものと 表 A 同 程 度 以 上 と 認 め られるもの 区 分 障 害 の 程 度 1 一 眼 の 視 力 が0.02 以 下 に 減 じたもの 2 脊 柱 の 機 能 に 障 害 を 残 すもの 3 一 上 肢 の3 大 関 節 のうち 1 関 節 の 用 を 廃 したもの 4 一 下 肢 の3 大 関 節 のうち 1 関 節 の 用 を 廃 したもの 5 一 下 肢 が5センチメートル 以 上 短 縮 したもの 6 一 手 の 母 指 を 第 1 関 節 で 欠 き かつ 示 指 以 外 の1 指 を 第 2 関 節 以 上 で 欠 くもの 7 一 下 肢 の5 指 を 基 部 から 欠 くもの 8 精 神 又 は 神 経 系 統 に 労 働 が 制 限 を 受 けるか 又 は 労 働 に 制 限 を 加 えることを 必 要 とする 程 度 の 障 害 を 残 すもの

表 B 区 分 障 害 の 程 度 1 一 眼 の 視 力 が0.06 以 下 に 減 じたもの 2 両 眼 のまぶたに 著 しい 欠 損 を 残 すもの 3 両 眼 による 視 野 が2 分 の1 以 上 欠 損 したもの 4 一 耳 の 聴 力 レベルが90デシベル 以 上 のもの 5 一 手 の 母 指 を 第 1 関 節 以 上 で 欠 くもの 6 一 手 の 母 指 の 用 を 全 く 廃 したもの 7 一 手 の 示 指 を 併 せた2 指 を 関 節 以 上 で 欠 くもの 8 一 手 の 母 指 及 び 示 指 以 外 の3 指 を 第 2 関 節 以 上 で 欠 く もの 9 一 手 の 母 指 を 併 せ2 指 の 用 を 廃 したもの 10 一 下 肢 の 第 1 指 を 併 せ2 以 上 の 指 を 基 部 から 欠 くもの 11 一 下 肢 の5 指 の 用 を 廃 したもの 表 C 区 分 障 害 の 程 度 1 一 眼 の 視 力 が0.1 以 下 に 減 じたもの 2 両 眼 の 調 整 機 能 及 び 輻 輳 機 能 に 著 しい 障 害 を 残 すもの 3 一 耳 の 平 均 純 音 聴 力 レベル 値 が80 デシベル 以 上 のもの 4 咀 嚼 又 は 言 語 の 機 能 に 障 害 を 残 すもの 5 一 上 肢 の3 大 関 節 のうち 1 関 節 に 著 しい 機 能 障 害 を 残 すもの 6 一 下 肢 の3 大 関 節 のうち 1 関 節 に 著 しい 機 能 障 害 を 残 すもの 7 一 下 肢 を3センチメートル 以 上 短 縮 したもの 8 長 管 状 骨 に 著 しい 転 位 変 形 を 残 すもの 9 一 手 の 示 指 を 第 2 関 節 以 上 で 欠 くもの 10 一 手 の 母 指 及 び 示 指 以 外 の2 指 を 第 2 関 節 以 上 で 欠 く もの 11 一 手 の 母 指 の 用 を 廃 したもの 12 一 手 の 示 指 を 併 せた2 指 の 用 を 廃 したもの 13 一 手 の 母 指 及 び 示 指 以 外 の3 指 の 用 を 廃 したもの 14 一 下 肢 の 第 1 指 又 は 他 の4 指 を 基 部 から 欠 くもの

表 D A B C A B C : 障 害 の 重 複 による 認 定 を 行 うことが 可 能 : 障 害 の 重 複 による 認 定 を 行 うことができない (2) 表 Dにおいて とされている 場 合 においても 告 示 の 一 の( 一 ) から( 八 )までの 各 障 害 と 均 衡 を 失 することのないよう 留 意 する こと 例 えば 一 方 の 眼 の 視 力 が0.02となり 表 Aの1の 障 害 ( 一 眼 の 視 力 が0.02 以 下 に 減 じたもの)に 該 当 し かつ もう 一 方 の 眼 の 視 力 が0.1となり 表 Cの1の 障 害 ( 一 眼 の 視 力 が0.1 以 下 に 減 じた もの)に 該 当 する 場 合 表 Dでは とされるが 告 示 の 一 の( 一 ) の1の 障 害 ( 両 眼 の 視 力 の 和 が0.1 以 下 のもの)との 均 衡 を 失 する ため 認 定 を 行 うことは 望 ましくない 老 衰 により 農 業 に 上 記 の 障 害 のいずれにも 該 当 しない 場 合 であって 主 として 加 齢 従 事 する 能 力 が 著 に 伴 い 心 身 の 全 般 にわたってその 機 能 が 衰 えたことにより 常 時 又 しく 阻 害 されてい は 随 時 介 護 が 必 要 な 状 態 をいい 原 則 として75 歳 を 超 えている 者 を るもの 認 定 の 対 象 とすること