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弁護士報酬規定(抜粋)

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内 において 管 理 されている 上 場 株 式 等 のうち 非 課 税 管 理 勘 定 に 係 るもの( 新 規 投 資 額 で 毎 年 80 万 円 を 上 限 とします )に 係 る 配 当 等 で 未 成 年 者 口 座 に 非 課 税 管 理 勘 定 を 設 けた 日 から 同 日 の 属

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私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

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は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

 

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第316回取締役会議案

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キ 短 時 間 労 働 者 の 雇 用 管 理 の 改 善 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 5 年 法 律 第 76 号 ) ク 労 働 契 約 法 ( 平 成 19 年 法 律 第 128 号 ) ケ 健 康 保 険 法 ( 大 正 11 年 法 律 第 70 号 ) コ 厚 生 年 金 保


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係 に 提 出 する 2 財 形 担 当 係 は 前 項 の 規 定 による 財 形 貯 蓄 等 の 申 込 みがあった 場 合 には 当 該 申 込 みの 内 容 を 点 検 し 財 形 貯 蓄 等 の 契 約 の 要 件 ( 第 6 条 に 規 定 する 基 準 を 含 む )を 満 たしている

受 託 工 事 費 一 般 管 理 費 何 地 区 給 料 手 当 賞 与 引 当 金 繰 入 額 賃 金 報 酬 法 定 福 利 費 退 職 給 付 費 備 消 品 費 厚 生 福 利 費 報 償 費 旅 費 被 服 費 光 熱 水 費 燃 料 費 食 糧 費 印 刷 製 本 費 測 量 調 査

Transcription:

イスラエルの 税 制 監 査 制 度 ハンドブック 2014 年 3 月 独 立 行 政 法 人 日 本 貿 易 振 興 機 構 (ジェトロ) テルアビブ 事 務 所 進 出 企 業 支 援 知 的 財 産 部 進 出 企 業 支 援 課

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目 次 I 主 な 税 制... 1 1. 課 税 対 象 の 事 業 者 / 個 人... 1 2. 適 用 される 直 接 税 および 間 接 税... 3 3. 1.2 に 列 挙 した 税 の 法 的 根 拠... 4 4. 税 年 度... 4 II 法 人 税... 4 1. 税 率... 4 2. 課 税 対 象 地 域... 4 3. 課 税 所 得... 5 4. 他 の 事 業 収 益 にかかる 税... 6 5. 各 種 役 務 契 約 に 基 づく 収 益 / 報 酬 への 課 税... 7 6. 外 国 で 得 た 収 入 に 対 する 課 税... 7 7. 資 産 の 評 価... 7 8. 税 務 上 の 控 除... 8 9. 優 遇 税 制... 9 10. 損 失 繰 越 制 度... 10 11. 源 泉 徴 収 税... 10 12. パートナーシップおよびジョイントベンチャー... 11 13. 外 国 会 社 の 支 店 / 代 表 事 務 所 への 課 税... 11 III 個 人 所 得 税 およびその 他 の 税... 12 IV 租 税 管 理 および 遵 守 租 税 条 約... 17 1. 法 人 税... 17 2. 個 人 所 得 税... 18 3. VAT... 18 4. 租 税 回 避 防 止 規 則... 19 5. 二 重 課 税 回 避 に 関 する 条 約... 20 V 申 告 および 監 査... 23 1. 提 出 を 要 する 書 類 および 記 録... 23 2. 認 められる 会 計 慣 行... 23 3. 監 査 要 件 および 税 務 当 局 への 提 出 を 義 務 付 けられる 書 類 / 報 告 書... 24 4. 監 査 要 件 および 株 主 への 提 出 を 義 務 付 けられる 書 類 / 報 告 書... 24 5. 公 認 監 査 人 の 採 用... 24

イスラエルの 税 制 監 査 制 度 ハンドブック I 主 な 税 制 1. 課 税 対 象 の 事 業 者 / 個 人 事 業 者 A. 会 社 イスラエル 会 社 法 (ICO)は イスラエルの 法 令 に 従 ってイスラエルで 設 立 され 登 記 された 法 人 を 会 社 と 定 義 している 会 社 は 登 記 所 (Registrar of Companies)に 登 記 する 必 要 がある イスラエルの 公 用 語 はヘブライ 語 とアラビア 語 だが 実 務 上 登 記 所 は 一 般 に 英 語 の 会 社 登 記 書 類 も 受 理 する ただし 登 記 所 は 通 常 定 款 をヘブライ 語 に 翻 訳 するよう 要 求 する (2014 年 の 登 記 料 は 2,640 新 シェケル) 大 半 の 会 社 は 一 般 に 株 式 の 形 で 構 成 員 の 個 人 的 責 任 を 制 限 している この 場 合 は リミテッド(Limited) (または 短 縮 形 Ltd. )を 会 社 の 正 式 名 称 の 一 部 に 入 れなければならない 会 社 は 証 券 取 引 所 に 株 式 を 上 場 し プライベートカンパニー または パブリ ックカンパニー として 登 記 することができる どちらの 種 類 の 会 社 も 監 査 済 み 財 務 諸 表 を 含 む 年 次 報 告 書 を 株 主 に 公 表 しなければならない 1~50 人 の 株 主 と 1 人 の 取 締 役 で 構 成 されるプライベートカンパニーは 社 債 や 株 式 を 一 般 に 提 供 したり 販 売 したりすることができない また 通 常 定 款 には 株 式 譲 渡 の 制 限 に 関 する 規 定 を 盛 り 込 まなければならない 7 人 以 上 の 株 主 を 持 つパブリックカンパニーは 株 式 や 社 債 を 一 般 に 提 供 できる が ICO と 証 券 取 引 法 の 要 件 に 従 って 目 論 見 書 を 発 行 した 後 でなければならない また パブリックカンパニーは 監 査 済 み 財 務 諸 表 と 取 締 役 の 報 告 書 を 含 む 年 次 報 告 書 の 公 開 を 義 務 付 けられている これらの 年 次 報 告 書 はすべて 登 記 所 に 提 出 され そこで 一 般 に 公 開 される プライベートカンパニーの 財 務 諸 表 の 公 表 は 義 務 付 けられていない プライベー トカンパニーは 年 間 手 数 料 (2014 年 は 1,503 新 シェケル)を 納 付 し 会 社 ( 住 所 1

など) 株 主 取 締 役 などの 最 新 基 本 情 報 を 記 載 した 年 次 報 告 書 を 登 記 所 に 提 出 し なければならない B. 外 国 会 社 ( 支 店 ) 海 外 で 設 立 された 会 社 は 設 立 から 1 カ 月 以 内 に 外 国 会 社 として 登 記 所 に 登 記 す ることを 条 件 として イスラエル 国 内 に 支 店 または 現 地 事 務 所 を 開 設 できる その 会 社 が 名 称 の 一 部 に リミテッド を 使 用 する 場 合 には すべての 請 求 書 書 面 発 表 広 告 またはその 他 の 正 式 な 発 行 物 に 社 名 と 設 立 された 国 を 必 ず 記 載 しなけ ればならない 外 国 会 社 が 登 記 を 行 うには 登 記 所 に 以 下 の 書 類 を 提 出 しなければ ならない 設 立 綱 領 および 内 規 の 第 三 者 による 認 証 済 みの 写 し 取 締 役 の 名 簿 ならびにイスラエル 国 内 で 会 社 の 代 理 を 務 めることを 認 め られた 代 理 人 の 氏 名 および 住 所 本 社 が 設 立 された 国 を 記 載 する 登 記 料 を 支 払 う(2,640 新 シェケル) 登 記 が 完 了 すると 登 記 所 から 設 立 証 明 書 と 会 社 番 号 (9 桁 )が 発 行 される 海 外 子 会 社 のイスラエル 支 店 は 外 国 会 社 の 延 長 として 取 扱 われる これは イスラ エル 支 店 の 負 債 に 関 して その 外 国 会 社 が 最 終 的 な 責 任 を 負 うことを 意 味 する C. 外 国 会 社 ( 代 表 事 務 所 ) 営 利 の 事 業 活 動 を 行 わず 会 社 の 事 務 管 理 のみを 行 いたい 外 国 会 社 は イスラエ ルに 代 表 事 務 所 を 設 立 することができる これは 契 約 を 結 ぶ 直 接 取 引 に 参 加 す る 倉 庫 を 借 りるなどの 行 為 を 行 えない 一 時 的 な 組 織 である 代 表 事 務 所 は 登 記 の 必 要 がない D. パートナーシップ パートナーシップ 法 は パートナーシップ 設 立 契 約 を 結 んだ 自 然 人 で 構 成 される 法 人 をパートナーシップと 定 義 している リミテッドパートナーシップのリミテッ ドパートナーでない 限 り パートナーの 個 人 的 責 任 は 制 限 されない 外 国 のパート ナーシップもイスラエルでの 事 業 運 営 が 認 められている 2

E. 自 営 業 個 人 事 業 主 とは 自 営 業 者 で 事 業 全 体 について 責 任 を 負 う 自 然 人 である F. 協 同 組 合 この 種 の 法 人 は 主 に 農 業 (キブツ モシャブ 1 などの 組 合 )や 輸 送 のほか 農 作 物 に 関 する 特 定 の 販 売 活 動 にみられる G. 非 営 利 機 関 非 営 利 機 関 は 主 に 学 術 機 関 病 院 慈 善 団 体 地 方 自 治 体 として 活 動 する 非 営 利 機 関 には これらの 組 織 の 設 立 や 非 営 利 機 関 としての 活 動 方 法 を 中 心 に 規 定 す る 特 別 な 法 律 が 適 用 される 2. 適 用 される 直 接 税 および 間 接 税 主 な 直 接 税 は 以 下 のとおり a) 法 人 税 b) キャピタルゲイン 税 c) 源 泉 徴 収 税 d) 個 人 所 得 税 主 な 間 接 税 は 以 下 のとおり a) 付 加 価 値 税 (VAT) b) 購 入 税 c) 燃 料 消 費 税 d) 関 税 e) 土 地 売 却 益 税 f) 不 動 産 取 得 税 1 Moshav: モシャブ(Moshav):イスラエルにみられる 集 団 的 所 有 の 一 形 態 構 成 員 はそ れぞれ 自 分 の 区 画 や 財 産 を 利 用 する 3

3. 1.2 に 列 挙 した 税 の 法 的 根 拠 主 な 法 令 は 以 下 のとおり a) 1961 年 所 得 税 法 b) 1975 年 付 加 価 値 税 法 c) 関 税 法 d) 1952 年 購 入 税 法 ( 物 品 およびサービス) e) 1958 年 燃 料 消 費 税 法 f) 1963 年 不 動 産 税 法 ( 改 良 および 取 得 ) 4. 税 年 度 税 年 度 は 1 月 1 日 から 12 月 31 日 までの 暦 年 である 一 般 に 会 社 は 会 計 期 間 終 了 から 5 カ 月 以 内 に 確 定 申 告 書 を 提 出 しなければならないが 提 出 期 限 は 最 長 13 カ 月 後 まで 延 長 することができる II 法 人 税 イスラエルで 設 立 された 会 社 と 外 国 会 社 の 支 店 は いずれもイスラエルの 法 人 税 の 課 税 対 象 である 1. 税 率 2013 年 の 法 人 税 率 は 25%だったが 2014 年 1 月 1 日 から 26.5%に 引 上 げられた 2. 課 税 対 象 地 域 イスラエルの 居 住 法 人 は 全 世 界 で 得 た 所 得 に 対 して 法 人 税 を 課 される イスラエ ルで 設 立 された 場 合 またはその 事 業 がイスラエルで 管 理 統 制 されている 場 合 そ の 会 社 はイスラエルに 居 住 しているとみなされる 外 国 法 人 の 支 店 は イスラエルで 得 た 所 得 に 対 してのみ 法 人 税 を 課 される 非 居 住 法 人 は イスラエルに 由 来 する 所 得 のみに 課 税 される 4

恒 久 的 施 設 (PE): ある 外 国 法 人 の 活 動 が イスラエルと 当 該 外 国 人 居 住 者 の 居 住 国 が 結 んだ 租 税 条 約 に 基 づく PE ではない 場 合 その 外 国 法 人 は 法 人 税 を 免 除 される 場 合 がある イス ラエルの 納 税 義 務 者 にかかわる 事 案 を 取 扱 った 詳 細 な 法 令 や 国 内 裁 判 所 の 判 例 は 存 在 しない 3. 課 税 所 得 課 税 所 得 は 一 般 に 認 められた 会 計 原 則 に 必 要 な 調 整 を 加 え 年 次 財 務 諸 表 に 基 づ いて 計 算 される 毎 年 の 業 績 ( 支 出 控 除 後 の 所 得 )が 当 該 事 業 の 課 税 所 得 計 算 の 根 拠 となる 公 認 会 計 士 が 納 税 のための 調 整 後 報 告 書 を 作 成 し 税 務 当 局 に 提 出 される 財 務 報 告 書 にこれを 添 付 する インフレや 通 貨 騰 貴 に 関 する 調 整 は 経 常 所 得 または 経 常 支 出 として 取 扱 われる 所 得 は 経 常 所 得 キャピタルゲインまたは 受 動 的 所 得 ( 配 当 および 利 息 )として 区 分 できる 事 業 活 動 で 得 た 所 得 は 一 般 に 経 常 所 得 とみなされ 法 人 税 の 課 税 対 象 と なる(2014 年 は 26.5%) イスラエルの 居 住 者 会 社 は 全 世 界 のキャピタルゲインに 対 してキャピタルゲイン 税 を 課 税 され 標 準 法 人 税 率 の 適 用 を 受 ける イスラエルの 居 住 者 会 社 が 他 のイスラエル 企 業 から 受 け 取 った 配 当 は その 配 当 が イスラエルで 得 た 所 得 に 由 来 する 場 合 無 税 である 海 外 で 得 た 所 得 に 由 来 する 配 当 をイスラエルの 会 社 が 受 けた 場 合 は 法 人 税 率 26.5%で 課 税 されるが 支 払 時 に 源 泉 徴 収 された 税 は 控 除 される 事 業 活 動 に 由 来 する 利 息 には 標 準 法 人 税 率 (2014 年 は 26.5%)が 適 用 される 控 除 所 得 を 得 るための 経 常 支 出 は 控 除 可 能 である( 例 : 利 息 ロイヤルティ) 資 本 支 出 と 私 的 支 出 は 控 除 できない 配 当 は 所 得 から 控 除 できない( 法 人 税 は 配 当 支 払 前 所 得 に 基 づいて 納 付 される) 損 失 事 業 損 失 は 同 じ 年 に 何 らかの 収 入 源 から 得 た 所 得 と 相 殺 できる 場 合 がある 5

4. 他 の 事 業 収 益 にかかる 税 キャピタルゲイン イスラエルの 居 住 者 は その 資 産 がイスラエル 国 内 にあるか 海 外 にあるかを 問 わ ず あらゆる 資 産 の 処 分 に 対 してキャピタルゲイン 税 を 課 される イスラエル 国 内 にある 有 形 および 無 形 の 資 本 的 資 産 の 売 却 または 譲 渡 で 得 たキャ ピタルゲイン 2 は イスラエルで 得 た 所 得 として 取 扱 われ キャピタルゲイン 税 の 課 税 対 象 となる 会 社 の 一 般 キャピタルゲイン 税 率 は 標 準 法 人 税 率 と 同 じである (2014 年 は 26.5%) キャピタルゲイン 税 は 一 般 に 現 地 通 貨 で 計 算 される キャピタルゲインは 実 価 部 分 とインフレ 部 分 に 分 けられる インフレ 部 分 は 資 産 の 取 得 価 格 から 減 価 償 却 分 を 控 除 し 資 産 の 取 得 日 から 売 却 日 までの CPI 上 昇 率 のパーセンテージを 乗 じた ものである 1994 年 1 月 1 日 以 降 に 生 じたインフレ 部 分 は 免 税 とされる また そ れ 以 前 に 生 じたインフレ 部 分 には 一 般 に 10%の 税 率 が 適 用 される 利 子 所 得 イスラエルの 居 住 者 会 社 が 得 た 利 子 所 得 には 標 準 法 人 税 率 が 適 用 される(2014 年 は 26.5%) 非 居 住 者 会 社 が 得 た 利 子 所 得 には 20%の 税 率 または 二 重 課 税 条 約 に 基 づく 低 減 税 率 が 適 用 される 非 居 住 者 がイスラエル 国 内 銀 行 に 持 つ 外 貨 預 金 で 得 た 利 子 所 得 は 免 税 である 賃 貸 料 /ロイヤルティ 収 入 賃 貸 料 およびロイヤルティ 収 入 から 控 除 可 能 な 金 額 を 差 引 いた 額 に 標 準 法 人 税 率 (2014 年 は 26.5%)が 課 される 配 当 所 得 イスラエルの 居 住 者 会 社 が イスラエルの 別 の 居 住 者 会 社 がイスラエルで 得 た 所 得 から 受 けた 配 当 所 得 は 法 人 税 を 免 除 される イスラエルの 居 住 者 会 社 が 非 居 住 者 会 社 から 得 た 配 当 所 得 または 居 住 者 会 社 が 海 外 の 所 得 から 受 けた 配 当 には 25%の 税 が 課 される 2 キャピタルロスはキャピタルゲインに 対 してのみ 相 殺 できる 6

イスラエルの 会 社 から 非 居 住 者 の 株 主 が 受 けた 配 当 には 一 般 に 25%( 株 式 の 10% 以 上 を 保 有 する 株 主 に 支 払 われた 場 合 は 30%)の 税 率 が 適 用 されるが 二 重 課 税 条 約 に 基 づく 低 減 税 率 の 対 象 となる 5. 各 種 役 務 契 約 に 基 づく 収 益 / 報 酬 への 課 税 外 国 会 社 が PE の 場 合 は 通 常 の 所 得 税 を 納 付 しなければならない その 外 国 会 社 が ( 外 部 の 役 務 として) 短 期 的 な 役 務 を 提 供 する 場 合 は 国 際 的 慣 習 に 従 い イスラエ ルの 顧 客 が 源 泉 徴 収 した 金 額 を 超 える 額 について 6 万 ドルを 上 限 として イスラエ ル 国 内 での 税 を 免 除 される 6. 外 国 で 得 た 収 入 に 対 する 課 税 支 店 を 介 して 活 動 する 外 国 会 社 は 一 般 に 支 店 がイスラエル 国 内 で 行 った 活 動 に 由 来 する 所 得 に 対 してのみ 課 税 される 支 店 のイスラエルに 由 来 する 所 得 とキャピタ ルゲインには 通 常 の 法 人 税 率 (2014 年 は 26.5%)が 適 用 される イスラエルの 支 店 が 外 国 の 本 社 に 送 金 する 分 配 金 にイスラエルの 税 は 課 されない ( 支 店 税 というものは 存 在 しないため) 一 方 で 支 店 は 促 進 税 制 (タックスホリ デイ 助 成 金 )の 適 用 を 受 ける 資 格 がない 7. 資 産 の 評 価 a. 固 定 資 産 固 定 資 産 は 法 律 で 定 められた 償 却 率 により 減 価 償 却 し 課 税 上 所 得 から 控 除 できる 課 税 上 の 減 価 償 却 は 定 額 法 で 計 算 される 新 たな 設 備 を 取 得 し た 工 業 会 社 は 資 産 ごとに 修 正 定 率 法 の 適 用 を 選 択 できる 一 旦 選 択 すると 当 該 資 産 の 寿 命 にわたって 取 消 すことができない 2 シフト 以 上 で 使 用 され る 工 業 設 備 には 通 常 より 高 い 減 価 償 却 率 が 適 用 される 納 税 のために 資 産 を 再 評 価 することはできない 7

b. 棚 卸 資 産 棚 卸 資 産 評 価 棚 卸 資 産 は 一 般 に 取 得 原 価 または 時 価 のいずれか 低 いほ うで 評 価 される 棚 卸 資 産 の 簿 価 と 確 定 申 告 額 を 一 致 させる 必 要 がある 先 入 れ 先 出 しまたは 加 重 平 均 に 基 づく 評 価 方 法 が 認 められる 後 入 れ 先 出 し 法 は 認 められない 8. 税 務 上 の 控 除 a. 減 価 償 却 固 定 資 産 は 法 律 で 定 められた 償 却 率 により 減 価 償 却 し 納 税 時 に 所 得 から 控 除 することができる 課 税 上 の 減 価 償 却 は 定 額 法 で 計 算 される 新 たな 設 備 を 取 得 した 工 業 会 社 は 資 産 ごとに 修 正 定 率 法 の 適 用 を 選 択 できる 一 旦 選 択 すると 当 該 資 産 の 寿 命 にわたって 取 消 すことができない 2 シフト 以 上 で 使 用 される 工 業 設 備 には 通 常 より 高 い 減 価 償 却 率 が 適 用 される 工 業 会 社 が 保 有 する 特 許 権 は 8 年 間 にわたって 減 価 償 却 できる 特 定 の 条 件 が 満 たされた 場 合 研 究 開 発 のための 資 本 支 出 は 3 回 均 等 分 割 で 償 却 できる 土 地 の 減 価 償 却 は 認 められない b. 不 良 債 権 貸 倒 引 当 金 は 債 権 を 回 収 できないことが 明 らかになった 年 に 控 除 できる 回 収 不 能 の 判 断 にあたっては 詳 細 な 規 則 が 適 用 される c. スタッフ 取 締 役 パートナー 株 主 への 報 酬 課 税 の 際 は 取 締 役 の 報 酬 を 控 除 できる 負 担 金 が 所 定 の 水 準 を 超 えないこと を 条 件 として 会 社 は 認 定 基 金 への 年 金 基 金 負 担 金 を 控 除 できる 退 職 金 休 暇 手 当 レクリエーション 手 当 および 病 気 手 当 の 発 生 経 費 は それらが 実 際 に 支 払 われた 年 に 限 り 控 除 できる d. 賃 借 料 課 税 の 際 は 賃 借 料 を 控 除 できる e. 寄 付 金 寄 付 金 は 経 常 的 な 事 業 活 動 費 ではないが 税 額 減 免 を 受 けられる 場 合 がある 8

f. 設 立 および 開 業 のための 支 出 設 立 および 開 業 のための 支 出 は 税 務 上 資 本 化 される g. 罰 金 および 課 徴 金 罰 金 および 課 徴 金 は 控 除 できない h. 海 外 関 係 会 社 に 対 する 利 子 ロイヤルティおよび 管 理 手 数 料 の 支 払 いは 通 常 の 商 業 的 条 件 および 手 法 に 則 っており 会 社 間 契 約 および 移 転 価 格 書 類 によって 証 明 できる 場 合 は 控 除 可 能 な 経 費 である 9. 優 遇 税 制 資 本 投 資 奨 励 法 は 特 定 の 企 業 に 対 する 助 成 および 税 制 上 の 優 遇 措 置 を 定 めてい る 資 本 投 資 奨 励 法 改 正 後 外 資 系 企 業 に 対 する 税 制 上 の 優 遇 措 置 は 廃 止 された 改 正 法 は 特 定 の 企 業 (イスラエルで 登 記 され 売 上 高 の 25% 以 上 を 輸 出 している か またはその 活 動 のほとんどがナノテクノロジーもしくはバイオロジーの 分 野 で ある 工 業 会 社 )を 優 遇 企 業 として 区 分 しなければならないと 定 めている 主 な 税 制 上 の 優 遇 措 置 を 下 の 表 にまとめた 優 遇 所 得 の 税 率 通 常 の 法 人 税 率 A ゾーン 3 その 他 のゾーン 2012 年 10% 15% 25% 2013 年 7% 12.5% 25% 2014 年 9% 16% 26.5% 優 遇 企 業 は 加 速 償 却 を 認 められる 操 業 開 始 から 5 年 間 は 設 備 に 関 して 通 常 の 200% 建 物 に 関 して 400%に 相 当 する 減 価 償 却 率 で 資 産 を 減 価 償 却 することが できる 3 主 に 北 部 のガリラヤ 南 部 のネゲブとエルサレム 9

改 正 法 は 2014 年 1 月 1 日 以 降 に 分 配 される 配 当 から 配 当 の 税 率 を 20%とす ると 定 めている さらに 優 遇 ゾーン A に 所 在 する 工 業 会 社 は 承 認 済 み 投 資 の 20%に 相 当 する 助 成 を 受 けることができる この 法 改 正 では 特 別 優 遇 会 社 の 地 位 も 定 められた これは 大 企 業 ( 売 上 高 が 何 百 億 新 シェケルで 優 遇 所 得 が 15 億 新 シェケル 以 上 の 企 業 )について 認 められる 2014 年 の 適 用 税 率 は ゾーン A が 5% その 他 の 国 内 は 8%となっている 10. 損 失 繰 越 制 度 損 失 は 永 久 に 繰 越 せる 消 費 者 物 価 指 数 (CPI)の 変 動 に 応 じて 損 失 を 調 整 し 事 業 活 動 で 得 たキャピタルゲインを 含 めた 事 業 所 得 と 相 殺 することができる 損 失 を 遡 って 控 除 することはできない 11. 源 泉 徴 収 税 配 当 イスラエル 企 業 が 他 のイスラエル 企 業 から 受 け 取 った 配 当 は その 配 当 がイス ラエルで 得 た 所 得 に 由 来 する 場 合 無 税 である 居 住 者 の 個 人 に 支 払 われた 配 当 に は 25%の 源 泉 徴 収 税 が 課 される 大 株 主 である 個 人 ( 持 ち 株 比 率 10% 超 の 支 配 株 主 )の 場 合 源 泉 徴 収 税 率 は 30%である ( 持 ち 株 比 率 10% 未 満 の) 非 支 配 株 主 である 外 国 人 居 住 者 に 対 して 支 払 われた 配 当 には 25%の 源 泉 徴 収 税 が 課 される 非 居 住 者 の 支 配 株 主 に 対 する 配 当 には 30%の 源 泉 徴 収 税 が 課 される 租 税 条 約 が 適 用 される 場 合 上 記 の 税 率 は 低 減 されることがある 利 子 外 国 法 人 に 支 払 われる 利 子 には 25%の 源 泉 徴 収 税 が 課 される この 税 率 は 二 重 課 税 条 約 に 基 づいて 低 減 される 場 合 がある 居 住 者 の 個 人 に 支 払 われた 利 子 には 25%の 源 泉 徴 収 税 が 課 される ( 持 ち 株 比 率 が 10% 超 の) 大 株 主 である 個 人 には 30%の 税 率 が 適 用 される 租 税 条 約 に 基 づ いて 低 減 税 率 が 適 用 される 場 合 を 除 き 上 記 の 税 率 は 非 居 住 者 の 個 人 にも 適 用 さ れる 10

テルアビブ 証 券 取 引 所 に 上 場 するイスラエル 企 業 が 発 行 した 社 債 に 関 して 非 居 住 者 に 支 払 われる 利 子 には 源 泉 徴 収 税 が 課 されない ただし その 利 益 がイスラ エル 国 内 の 非 居 住 者 の PE に 由 来 する 場 合 外 国 人 の 社 債 所 有 者 が 社 債 を 発 行 し たイスラエル 企 業 の 大 株 主 である 場 合 または 社 債 を 発 行 したイスラエル 企 業 と 関 係 がある とみなされる 場 合 を 除 く ロイヤルティ 二 重 課 税 条 約 に 基 づき 低 減 税 率 が 適 用 される 場 合 を 除 き 非 居 住 者 ( 会 社 また は 個 人 )に 支 払 われたロイヤルティには 25%の 源 泉 徴 収 税 が 課 される 支 店 送 金 税 イスラエルには 支 店 送 金 税 は 存 在 しない 12. パートナーシップおよびジョイントベンチャー パートナーシップは ゼネラルパートナーシップもリミテッドパートナーシッ プも 課 税 上 独 立 した 法 人 ではなく 所 得 や 損 失 をパートナーに 転 嫁 するため のパイプの 役 割 を 持 つ 従 って 各 パートナーはパートナーシップが 得 た 所 得 の 持 分 に 応 じて 課 税 される 法 人 であるパートナーに 配 分 される 課 税 所 得 には 標 準 法 人 税 率 が 適 用 される 13. 外 国 会 社 の 支 店 / 代 表 事 務 所 への 課 税 a. 支 店 の 例 新 シェケル 注 釈 所 得 100 経 費 (30) 税 引 前 利 益 70 収 益 税 (18.55) 2014 年 は 26.5% 11

税 引 後 利 益 51.45 海 外 本 社 への 送 金 51.45 支 店 税 なし b. 子 会 社 の 例 新 シェケル 注 釈 所 得 100 経 費 (30) 税 引 前 利 益 70 収 益 税 (18.55) 2014 年 は 26.5% 税 引 後 利 益 51.45 租 税 条 約 がない 場 合 の 配 当 への 課 税 (12.86-15.4) 25%-30% 海 外 本 社 への 送 金 38.59-36.05 III 個 人 所 得 税 およびその 他 の 税 イスラエルの 税 法 上 居 住 者 は 全 世 界 で 得 た 所 得 に 対 して 課 税 される 非 居 住 者 の 個 人 は イスラエル 国 内 の 収 入 源 から 得 た 所 得 と イスラエル 国 内 にある 資 産 に 由 来 するキャピタルゲインに 関 してのみ 課 税 される 税 額 は 毎 年 計 算 される 外 国 人 居 住 者 とは イスラエルの 税 法 上 居 住 者 とはみなされない 者 で 以 下 の 条 件 を 満 たす 個 人 と 一 般 に 定 義 される 課 税 年 度 および 翌 年 の 両 方 において イスラエル 国 外 に 183 日 以 上 滞 在 し た 者 で その 後 の 3 年 目 と 4 年 目 に 生 活 の 拠 点 がイスラエルになかった 者 12

課 税 所 得 には 給 与 所 得 事 業 所 得 配 当 利 子 賃 貸 料 ロイヤルティおよび 年 金 収 入 が 含 まれる 給 与 所 得 には 給 与 賞 与 生 活 手 当 ほぼすべての 諸 手 当 ( 株 式 型 報 酬 制 度 など)が 含 まれる 雇 用 主 から 提 供 された 車 両 の 使 用 価 値 は 課 税 所 得 と みなされる 個 人 は 自 己 積 立 型 の 公 認 退 職 金 準 備 基 金 (プロビデント 基 金 )や 年 金 基 金 の 負 担 金 を 控 除 することができる 受 動 的 所 得 の 税 率 は 以 下 のとおりである 配 当 の 25% 名 目 金 利 の 15% インフ レ 調 整 後 利 子 所 得 の 25% 大 株 主 である 個 人 は 配 当 に 対 して 30%の 税 を 納 付 す る キャピタルゲインの 税 率 は 25%( 大 株 主 は 30%)である a. 個 人 所 得 税 (2014 年 ) 月 収 上 積 課 税 による 限 界 税 率 5,280 以 下 10% 5,281-9,010 14% 9,011-14,000 21% 14,001-20,000 31% 20,001-41,830 34% 41,830 超 48% 67,630 超 50% 所 得 税 法 第 121 条 による 税 額 控 除 とは 税 から 控 除 できる 金 額 である 主 な 税 額 控 除 は 以 下 のとおりである イスラエルの 居 住 者 全 員 に 2.5 クレジットポイントが 与 えられる(218 新 シェケル/ポイント) 女 性 には 3 クレジットポイントが 与 えられる(+1/2 クレジットポイント 4 ) 年 金 基 金 のための 預 金 には 35%の 税 額 控 除 4 個 人 所 得 税 のクレジットポイントについて: 個 人 所 得 税 について 国 が 指 定 する 納 税 者 に 対 し 一 定 の 減 税 が 行 われる 制 度 減 税 額 はポイント 制 (クレジットポイント)となってお り 1 ポイントあたりの 金 額 は 前 年 度 のCPI 値 に 基 づき 毎 年 更 新 される 2014 年 現 在 1 ポイントあたりの 月 額 は 218 新 シェケル 13

保 険 年 金 基 金 のための 預 金 には 25%の 税 額 控 除 工 業 労 働 者 は 2 番 シフト 3 番 シフトで 支 給 された 所 得 について 15%の 税 額 控 除 が 受 けられる 特 定 地 域 の 居 住 者 には 税 額 控 除 および 税 額 減 免 が 与 えられる( 所 得 の 10% 12% 15% 19% 20%および 24%) b. 個 人 に 課 されるその 他 の 税 1. 固 定 資 産 税 不 動 産 の 売 却 には 土 地 売 却 益 税 が 適 用 される 2001 年 11 月 7 日 以 前 に 購 入 した 資 産 に 関 しては 2001 年 11 月 7 日 までの 実 際 価 格 の 上 昇 に 対 して 個 人 の 限 界 税 率 ( 最 高 48%)が 適 用 される 2001 年 11 月 7 日 か ら 2012 年 1 月 1 日 までの 実 際 価 格 の 上 昇 には 個 人 の 限 界 税 率 ( 最 高 20%)が 適 用 される 2012 年 1 月 1 日 以 降 の 実 際 価 格 の 上 昇 には 20% の 税 率 が 適 用 される また その 個 人 が 大 株 主 の 場 合 は 30%の 税 率 が 適 用 される 不 動 産 の 購 入 者 には 5%の 購 入 税 が 課 される 住 宅 用 不 動 産 の 取 得 に は 0~5%の 税 率 が 適 用 される 2. 相 続 税 および 贈 与 税 イスラエルに 相 続 税 と 贈 与 税 は 存 在 しない 3. 富 裕 税 イスラエルに 富 裕 税 は 存 在 しない c. 付 加 価 値 税 (VAT) 輸 入 品 サービスを 含 め ほとんどの 物 品 やサービスの 販 売 には VAT が 課 税 される 2013 年 6 月 2 日 に VAT の 税 率 が 17%から 18%に 引 上 げられた 以 下 のものには 税 率 ゼロが 適 用 される 5 輸 出 品 外 国 の 居 住 者 に 販 売 される 無 形 財 外 国 人 旅 行 者 に 対 するサービス( 主 にホテル 宿 泊 ) イスラエルとの 間 の 貨 物 5 VAT ゼロは 販 売 業 者 が VAT を 納 付 せず 投 入 物 に 関 して 納 付 した VAT の 還 付 を 受 け られることを 意 味 する 14

輸 送 人 または 荷 物 の 輸 送 に 従 事 する 会 社 への 航 空 機 および 船 舶 の 販 売 なら びに 生 鮮 野 菜 果 物 の 販 売 VAT を 免 除 される 6 物 品 およびサービスは 住 宅 の 賃 貸 などである Eilat 自 由 貿 易 地 域 におけるほとんどの 物 品 の 販 売 ( 自 動 車 テレビ 家 庭 用 食 器 洗 い 機 家 庭 用 乾 燥 機 冷 凍 冷 蔵 庫 紙 巻 きタバコおよび 刻 みタバコ 200 米 ドル 超 の 宝 石 などを 除 く)は VAT を 免 除 される VAT 課 税 上 の 輸 入 品 価 格 には CIF 価 格 関 税 購 入 税 その 他 の 税 金 が 含 まれる 金 融 機 関 が VAT を 課 すことは 認 められていない また 投 入 物 に 含 まれる VAT の 還 付 を 請 求 することも 認 められていない これらの 事 業 者 は 賃 金 およ び 利 益 に 関 して 18%の 税 を 納 めなければならない 非 営 利 機 関 には 7.5%の 低 減 税 率 が 適 用 される 個 人 事 業 主 非 営 利 機 関 および 金 融 機 関 は VAT 当 局 に 登 録 しなければならな い イスラエルで 事 業 または 活 動 を 営 む 非 居 住 者 は VAT 課 税 のための 登 録 を 行 わなければならない 大 手 販 売 業 者 は 毎 月 VAT を 税 務 当 局 に 送 金 しなければならない 小 規 模 販 売 業 者 は VAT を 隔 月 で 送 金 する d. その 他 の 税 購 入 税 購 入 税 は 輸 入 品 および 国 産 品 に 課 される 課 税 基 準 は 商 品 の 卸 売 価 格 である 商 品 の 価 格 の 一 定 割 合 か 1 個 あたりの 定 額 ( 新 シェケル)で 納 付 す ることができる 2013 年 の 主 な 購 入 税 率 は 以 下 のとおりである 品 目 税 率 自 家 用 車 83% 商 用 車 83% ハイブリッド 車 30% 6 VAT 免 除 は 販 売 業 者 が VAT を 納 付 せず 投 入 物 に 関 して 納 付 した VAT の 還 付 は 受 け られないことを 意 味 する 15

テレビ ビデオ 15% 携 帯 電 話 機 15% 自 動 車 用 バッテリー 紙 巻 きたばこ アルコール 飲 料 80 新 シェケル/ 個 391.5 新 シェケル/1000 本 + 卸 売 価 格 の 270%(ただし 750 新 シェケル/ 1000 本 以 上 ) 105 新 シェケル/リットル 財 務 相 は 2013 年 9 月 から 以 下 の 物 品 の 購 入 税 を 引 上 げる 命 令 に 署 名 した 30 万 新 シェケルを 超 える 高 級 車 の 購 入 税 - 毎 年 会 社 の 売 上 高 に 一 定 の 比 率 (12 分 の 1)を 乗 じて 算 出 した 前 払 金 を 毎 月 支 払 う 輸 入 業 者 が 販 売 した 場 合 現 行 税 率 83%にこの 税 が 加 算 される 例 えば 小 売 価 格 が 100 万 新 シェケルの 自 動 車 の 加 算 税 は 以 下 のとおりである 700,000 0.2=140,000 すなわち 輸 入 業 者 が 販 売 した 場 合 は 83%に 14%が 加 算 され 97%となる 2013 年 8 月 18 日 に 以 下 のとおり 税 率 が 引 上 げられた 自 動 車 およびレク リエーション 用 ミニ トラクター は 30%から 50%に (50 インチ 超 の) 大 型 テレビスクリーンの 税 は 15%から 30%への 増 税 800 リットル 超 の 冷 蔵 庫 の 税 は 550 新 シェケル 自 家 用 航 空 機 およびヨットの 購 入 税 は 15% ジェットスキ ー 毛 皮 アンティーク 家 具 の 購 入 税 は 20% ジャグジーは 19.2%となってい る 物 品 税 燃 料 製 品 には 物 品 税 が 課 される 7 2013 年 の 時 点 で 主 な 税 は 次 のとおりであった ガソリン ディーゼル 燃 料 3.06 新 シェケル/リットル 2.93 新 シェケル/リットル 7 厳 密 に 言 えば 購 入 税 が 燃 料 製 品 の 輸 入 に 課 税 されるのに 対 し 物 品 税 は 燃 料 製 品 の 国 内 生 産 に 課 税 されるが どちらも 税 率 は 同 じである 16

印 紙 税 現 在 のところ イスラエルに 印 紙 税 はない 地 方 税 地 方 自 治 体 は 活 動 の 種 類 ( 銀 行 工 業 商 業 ホテル 住 宅 )および 立 地 に 応 じて 建 物 に 地 方 税 を 課 す IV 租 税 管 理 および 遵 守 租 税 条 約 イスラエルの 税 務 当 局 は 直 接 税 と 間 接 税 の 徴 収 を 担 当 する VAT もこれに 含 まれ る 税 務 当 局 には 幾 つかの 地 域 事 務 所 がある 1. 法 人 税 a. 登 録 事 業 者 は 事 業 活 動 の 開 始 とともに 税 務 事 務 所 に 書 面 で 連 絡 し 以 下 の 情 報 を 提 出 しなければならない 正 式 名 称 ID 番 号 事 業 活 動 の 要 点 事 業 所 の 住 所 電 話 番 号 事 業 開 始 日 個 人 の 住 所 b. 提 出 および 納 付 法 定 申 告 期 限 は 税 年 度 末 (5 月 31 日 )の 5 カ 月 後 である 最 長 13 カ 月 の 延 長 が 認 められる 一 般 に 12 カ 月 ごとに 会 社 の 売 上 高 に 一 定 の 比 率 を 乗 じて 税 金 に 対 する 前 払 金 を 計 算 しておく c. 罰 則 および 不 服 申 立 て 払 込 み 期 限 を 過 ぎた 前 納 金 および 確 定 申 告 の 提 出 遅 延 には 罰 金 が 科 さ れる(1 週 間 の 納 付 遅 延 につき 0.2%ずつ) 未 納 税 は 翌 税 年 度 の 年 初 に 納 付 しなければならない 税 額 は 消 費 者 物 価 指 数 (CPI)と 連 動 してお り これに 加 えて 納 付 まで 4%の 利 息 が 賦 課 される さらに 課 税 対 象 者 は 行 政 罰 を 科 される 場 合 がある 17

2. 個 人 所 得 税 a. 登 録 法 令 は イスラエルで 所 得 を 得 た 18 歳 以 上 のイスラエル 人 居 住 者 お よび 外 国 人 居 住 者 に 対 して 確 定 申 告 書 の 提 出 を 義 務 付 けているが 財 務 相 はその 権 限 に 基 づき 確 定 申 告 書 提 出 義 務 の 免 除 を 認 める 特 別 規 則 を 発 令 した 特 に 給 与 所 得 者 は 確 定 申 告 書 の 提 出 を 免 除 される b. 提 出 および 納 付 居 住 者 は 主 な 収 入 源 が 雇 用 先 である 場 合 を 除 き 年 次 個 人 確 定 申 告 書 を 提 出 しなければならない 給 与 にかかる 税 は 雇 用 主 が 支 給 時 に 源 泉 徴 収 する 税 年 度 翌 年 の 4 月 30 日 までに 確 定 申 告 書 を 提 出 すると 同 時 に 未 納 付 税 を 納 付 しなければならない 税 年 度 に 課 税 所 得 があった 非 居 住 者 は 年 次 確 定 申 告 書 を 提 出 しなければならない c. 罰 則 および 不 服 申 立 て 税 務 当 局 の 許 可 なく 確 定 申 告 書 を 提 出 しなかった 場 合 には 罰 金 が 科 されることがある さらに 当 人 に 対 して 訴 訟 が 提 起 される 場 合 がある 法 律 によれば 確 定 申 告 書 を 期 限 までに 提 出 しないことは 違 法 行 為 であ り 1 年 の 懲 役 刑 もしくは 罰 金 刑 またはその 両 方 に 処 される 3. VAT a. 登 録 個 人 パートナーシップおよび 会 社 は 事 業 所 最 寄 りの 地 域 VAT 事 務 所 で 販 売 業 者 としての 登 録 を 行 わなければならない 会 社 が 登 録 する ためには 以 下 の 書 類 を 提 出 しなければならない フォーム 821A 登 記 所 が 発 行 する 会 社 の 登 記 書 類 のコピー 基 本 定 款 取 締 役 員 指 名 の 議 事 録 取 締 役 員 の 氏 名 住 所 ID 番 号 および 電 話 番 号 会 社 事 業 所 の 購 入 / 賃 貸 借 契 約 書 18

会 社 の 銀 行 口 座 を 証 明 する 書 類 以 下 に 関 する 情 報 : 投 資 額 財 源 予 想 取 引 額 登 録 手 続 きが 完 了 すると 認 可 販 売 業 者 であることを 証 する 書 類 が 発 行 される イスラエルで 登 記 した 外 国 会 社 または 未 登 記 の 外 国 会 社 で 主 な 事 業 が 海 外 である 会 社 は イスラエルを 永 久 的 な 居 住 地 とする 実 在 の 代 表 者 を 指 名 しなければならない b. 提 出 および 納 付 徴 収 した VAT は 年 間 予 想 売 上 高 に 応 じて 毎 月 または 1 カ 月 おきに VAT 当 局 に 送 金 しなければならない 2010 年 から 電 子 申 告 が 必 須 にな った 定 期 申 告 書 の 提 出 期 限 は 申 告 期 間 (1 カ 月 または 2 カ 月 ) 終 了 日 の 15 日 後 である 例 えば 2012 年 1 月 1 日 から 1 月 31 日 までが 申 告 期 間 であれば 2012 年 2 月 15 日 までに 提 出 しなければならない c. 罰 則 および 不 服 申 立 て 会 計 帳 簿 の 保 管 を 怠 ったことに 対 する 罰 則 は 全 取 引 高 の 1%だが 320 新 シェケルを 下 限 とする 申 告 の 遅 延 に 対 する 罰 則 は 2 週 間 遅 れるごとに 217 新 シェケルであ る 未 納 付 に 対 する 罰 金 は 6 カ 月 までは 債 務 の 1/4%( 毎 週 ) 6 カ 月 以 降 は 毎 週 1/2%となっている 4. 租 税 回 避 防 止 規 則 a. 移 転 価 格 操 作 OECD のガイドラインに 基 づくイスラエルの 移 転 価 格 操 作 規 則 は イ スラエルの 居 住 者 と 関 係 する 非 居 住 者 の 間 の 取 引 に 適 用 される 取 引 の 当 事 者 間 に 特 別 な 関 係 が 存 在 する 場 合 には この 規 則 が 適 用 される こ の 関 係 には 一 方 が 他 方 を 支 配 する 場 合 が 含 まれる この 規 則 は 移 転 価 格 調 査 会 社 間 契 約 書 その 他 の 書 類 によって 納 税 者 が 取 引 価 格 を 裏 19

付 けることを 義 務 付 けている 関 係 する 当 事 者 間 で 行 われた 取 引 の 条 件 は 書 面 による 契 約 書 で 定 めなければならない 納 税 者 は 関 係 会 社 との 間 で 行 われたすべてのクロスボーダー 取 引 の 詳 細 を 記 載 した 特 別 な 書 式 国 際 取 引 申 告 書 (Declaration of International Transactions) を 年 次 法 人 税 申 告 書 に 含 めることを 義 務 付 けられる b. 過 少 資 本 規 制 イスラエルにおいて 過 少 資 本 税 制 に 関 する 税 法 上 の 要 件 は 存 在 しない 5. 二 重 課 税 回 避 に 関 する 条 約 国 名 発 効 日 備 考 ウズベキスタン 01.01.2001 オーストリア 01.04.1968 2010 年 7 月 8 日 に 署 名 された 新 条 約 は 未 発 効 ウクライナ 01.01.2007 イタリア 01.01.1999 アイルランド 01.01.1996 英 国 13.02.1963 2009 年 4 月 2 日 に 署 名 された 新 条 約 は 未 発 効 エストニア 01.01.2010 米 国 01.01.1995 エチオピア 01.01.2008 ブルガリア 01.01.2003 20

ベルギー 01.04.1975 2010 年 3 月 18 日 に 署 名 された 新 条 約 は 未 発 効 ベラルーシ 01.01.2004 ブラジル 01.01.2006 グルジア 01.01.2012 ジャマイカ 03.09.1985 ドイツ 21.08.1966 2009 年 6 月 8 日 に 署 名 された 新 条 約 は 未 発 効 デンマーク 31.10.1966 2008 年 9 月 17 日 に 署 名 された 新 条 約 は 未 発 効 南 アフリカ 27.05.1980 韓 国 01.01.1998 インド 01.01.1994 オランダ 01.04.1970 ハンガリー 01.01.1993 ベトナム 01.01.2010 ギリシャ 01.01.1999 日 本 01.01.1994 ルクセンブルグ 01.01.2004 ラトビア 01.01.2007 リトアニア 01.01.2007 モルドバ 01.01.2008 21

メキシコ 01.01.2000 マルタ マケドニア 2011 年 7 月 28 日 に 署 名 されたが 未 発 効 2012 年 8 月 23 日 に 署 名 されたが 未 発 効 ノルウェー 01.04.1965 中 国 01.01.1996 シンガポール 01.01.2006 スロベニア 01.01.2008 スロバキア 01.01.2001 スペイン 01.01.2001 ポーランド 01.01.1992 ポルトガル 01.01.2008 フィリピン 01.01.1997 フィンランド 01.01.1999 パナマ 2012 年 11 月 8 日 に 署 名 されたが 未 発 効 チェコ 共 和 国 01.01.1995 フランス 01.01.1997 カナダ 27.07.1976 クロアチア 01.01.2008 ルーマニア 01.01.1999 22

ロシア 01.01.2001 スウェーデン 03.06.1960 スイス 01.01.2002 タイ 01.01.1997 トルコ 01.01.1999 V 申 告 および 監 査 1. 提 出 を 要 する 書 類 および 記 録 非 上 場 会 社 は 年 次 報 告 書 ( 年 次 会 社 報 告 書 :フォーム 5 規 則 4)を 登 記 所 に 提 出 しなければならない 取 締 役 の 任 命 や 交 代 など 会 社 の 重 要 な 動 きを 登 記 所 に 報 告 しなければならない 上 場 会 社 はイスラエル 証 券 当 局 の 管 理 下 に 置 かれる これ らの 企 業 は 年 次 財 務 諸 表 を 当 局 に 提 出 しなければならない 会 社 の 取 締 役 は 財 務 諸 表 を 作 成 する 責 任 を 負 う テルアビブ 証 券 取 引 所 の 上 場 会 社 は 四 半 期 ごとに 未 監 査 財 務 諸 表 を 公 表 しなければならない すべての 事 業 者 は 課 税 のために 適 正 な 会 計 帳 簿 を 維 持 し 会 計 記 録 および 関 係 書 類 を 7 年 間 以 上 保 管 することを 義 務 付 けられる 2. 認 められる 会 計 慣 行 イスラエルの 会 社 法 は 一 般 に 公 正 妥 当 と 認 められた 会 計 原 則 (GAAP)に 則 っ て 書 かれた 監 査 済 み 財 務 諸 表 の 作 成 を 国 内 全 企 業 に 義 務 付 けている 財 務 諸 表 は 公 認 会 計 士 の 監 査 を 受 けなければならない 上 場 会 社 に 関 しては 国 際 財 務 報 告 基 準 (IFRS)への 準 拠 が 必 須 である 非 上 場 会 社 は IFRS またはイスラエルの GAAP のいずれかに 準 拠 した 財 務 諸 表 の 提 出 を 選 択 できる 23

3. 監 査 要 件 および 税 務 当 局 への 提 出 を 義 務 付 けられる 書 類 / 報 告 書 すべての 会 社 は 監 査 済 み 年 次 確 定 申 告 書 および 監 査 済 み 財 務 諸 表 を 税 務 当 局 に 提 出 しなければならない イスラエルでは 連 結 確 定 申 告 書 の 提 出 は 認 められていない グループ 内 の 各 会 社 はそれぞれの 確 定 申 告 書 を 提 出 する 必 要 がある 4. 監 査 要 件 および 株 主 への 提 出 を 義 務 付 けられる 書 類 / 報 告 書 会 社 法 5759-1999 は 会 社 が 自 社 の 年 次 会 計 報 告 書 を 監 査 し 意 見 を 表 明 する 監 査 人 を 任 命 することを 義 務 付 けている 会 社 法 は 会 計 記 録 を 保 管 し 会 計 報 告 書 を 作 成 することを 義 務 付 けている 会 計 報 告 書 は 取 締 役 会 の 承 認 を 受 け 取 締 役 会 の 名 で 署 名 を 受 けなければならない 非 上 場 会 社 は 認 められた 会 計 規 則 の 要 件 に 従 って 12 月 31 日 現 在 の 貸 借 対 照 表 および 同 日 に 終 了 する 年 の 損 益 計 算 書 を 含 む 毎 年 の 会 計 報 告 書 ならびにその 他 の 会 計 報 告 書 を 作 成 しなければならない 監 査 人 は 報 告 書 を 監 査 しなければならない 非 上 場 会 社 の 取 締 役 会 は 取 締 役 会 が 承 認 した 報 告 書 を 年 次 株 主 総 会 で 発 表 し 報 告 書 を 株 主 に 送 付 しなければならない この 報 告 書 は 会 社 の 取 締 役 および 株 主 によ る 検 査 に 備 え 少 なくとも 7 年 間 会 社 の 登 記 上 の 本 社 に 保 管 しなければならない 5. 公 認 監 査 人 の 採 用 会 社 法 5759-1999 は 年 次 会 計 報 告 書 を 監 査 する 監 査 人 を 会 社 が 任 命 することを 義 務 付 けている 免 許 を 持 つ 会 計 士 のみが 監 査 済 み 会 計 報 告 書 を 認 証 できる Israeli Accountants Council(IAC)が 認 定 要 件 を 満 たす 会 計 士 に 免 許 を 発 行 している IAC のウェブサイトは 以 下 のとおり http://index.justice.gov.il/units/moezetroeihasbon/pages/default.aspx 24