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司 法 書 士 試 験 における 出 題 ミス このレジュメは, 司 法 書 士 試 験 における 出 題 ミス 等 を 指 摘 し,それに 対 する 法 務 省 の 対 応 を 示 すも のである 1 出 題 ミスの 実 績 とそれに 対 する 法 務 省 の 対 応 1 平 成 12 年 度 ( 二 次 試 験 第 36 問 [ 不 動 産 登 記 法 の 記 述 式 問 題 ]) 積 極 ( 登 記 を 申 請 する)と 判 断 すべき 根 抵 当 権 の 極 度 額 の 変 更 契 約 が 根 抵 当 権 者 と 根 抵 当 権 設 定 者 との 間 でされていない 2 平 成 13 年 度 ( 一 次 試 験 第 35 問 [ 商 法 ]) 旧 有 限 会 社 の 持 分 に 関 する 問 題 で, 正 しいものの 組 合 せを 選 ぶ 問 題 であったが, 正 しいものが1 つしかなく, 正 解 が 存 在 しなかった 法 務 省 の 対 応 当 該 問 題 を 採 点 対 象 から 外 した(いわゆる 没 問 とした ) 3 平 成 18 年 度 ( 午 前 の 部 第 33 問 [ 会 社 法 ]) 取 締 役 会 設 置 会 社 以 外 の 株 式 会 社 に 関 する 問 題 で, 正 しいものの 組 合 せを 選 ぶ 問 題 であったが, 正 しいものが3つあり, 正 解 が2つ 存 在 した ( 注 ) 択 一 式 試 験 の 午 前 の 部 の 第 33 問 は, 取 締 役 会 設 置 会 社 以 外 の 株 式 会 社 に 関 するアか らオまでの 記 述 のうち 正 しいものの 組 合 せを 選 択 する 問 題 ですが, 正 しい 記 述 は,ア,イ 及 びオ の3つであると 解 されますので,1 又 は2のいずれをも 正 解 とすることといたしました 受 験 者 の 方 々に 御 迷 惑 をおかけしましたことをお 詫 びいたします 今 後,このようなことがないよう, 再 発 防 止 に 努 めてまいります 1

4 平 成 18 年 度 ( 午 後 の 部 第 37 問 [ 商 業 登 記 法 の 記 述 式 問 題 ]) 監 査 役 等 の 変 更 の 登 記 手 続 における 登 記 すべき 事 項 等 を 記 載 する 問 題 に 関 して,ある 監 査 役 の 退 任 の 年 月 日 の 記 載 に 当 たって, 同 人 の 任 期 が 満 了 する 定 時 株 主 総 会 の 終 結 の 年 月 日 が 問 題 中 に 明 示 されていなかった 法 務 省 の 対 応 次 のように 説 明 して, 広 く 正 解 とすることとした ( 注 ) 記 述 式 試 験 の 第 37 問 は, 取 締 役, 代 表 取 締 役 及 び 監 査 役 の 変 更 の 登 記 手 続 における 登 記 申 請 書 に 登 記 すべき 事 項 等 を 記 載 する 問 題 ですが, 監 査 役 紺 野 月 子 の 退 任 の 年 月 日 の 記 載 に 当 たって, 同 人 の 任 期 が 満 了 する 定 時 株 主 総 会 の 終 結 の 年 月 日 が 問 題 中 に 明 示 されていませんで したので, 論 理 的 に 説 明 の 可 能 な 年 月 日 の 記 載 も 広 く 正 解 といたしました 5 平 成 19 年 度 ( 午 後 の 部 第 36 問 [ 不 動 産 登 記 法 の 記 述 式 問 題 ]) 代 位 弁 済 を 原 因 とする 抵 当 権 の 移 転 の 登 記 を 申 請 する 場 合 における 登 記 義 務 者 から 登 記 の 申 請 等 について 代 理 することの 依 頼 を 受 けていない 6 平 成 20 年 度 ( 午 後 の 部 第 29 問 [ 会 社 法 ]) 外 国 会 社 に 関 する 問 題 で, 正 しいものの 組 合 せを 選 ぶ 問 題 であったが, 正 しいものが3つあり, 正 解 が2つ 存 在 した ( 注 ) 択 一 式 試 験 の 午 後 の 部 の 第 29 問 については, 外 国 会 社 の 登 記 に 関 するアからオまで の 記 述 のうち 正 しいものの 組 合 せを 選 択 する 問 題 ですが, 正 しい 記 述 はイ,ウ 及 びエの3つであ ると 解 されますので,3 又 は4のいずれも 正 解 とすることとしました 受 験 者 の 方 々に 御 迷 惑 を おかけしましたことをお 詫 びいたします 今 後 このようなことがないよう, 再 発 防 止 に 努 めてま いります 7 平 成 20 年 度 ( 午 後 の 部 第 36 問 [ 不 動 産 登 記 法 の 記 述 式 問 題 ]) 破 産 者 である 会 社 の 本 店 の 所 在 場 所 が 破 産 管 財 人 選 任 及 び 印 鑑 証 明 書 ( 不 動 産 登 記 申 請 用 ) と 履 歴 事 項 一 部 証 明 書 で 相 違 する 2

8 平 成 21 年 度 ( 午 後 の 部 第 36 問 [ 不 動 産 登 記 法 の 記 述 式 問 題 ]) 注 意 事 項 にある 株 式 会 社 マンゴー 王 国 が, マンゴー 王 国 株 式 会 社 の 誤 記 であった 法 務 省 の 対 応 次 のとおり 説 明 して, 原 則 として, 採 点 に 当 たって 特 段 の 考 慮 をしなかった ( 注 ) 第 36 問 中, 注 意 事 項 3の 株 式 会 社 マンゴー 王 国 は マンゴー 王 国 株 式 会 社 の 誤 記 であることが, 試 験 終 了 後 に 判 明 しました しかし, 当 該 誤 記 は 正 解 を 解 答 するのに 影 響 しな いと 認 められることから, 採 点 に 当 たって 特 段 の 考 慮 をしない(ただし, マンゴー 王 国 株 式 会 社 と 記 載 すべきところを 株 式 会 社 マンゴー 王 国 と 記 載 した 場 合 については, 減 点 の 対 象 と しない )ことといたしました 試 験 問 題 に 誤 記 があったことをお 詫 び 申 し 上 げますとともに, 今 後 このようなことがないよう, 再 発 防 止 に 努 めてまいります 9 平 成 21 年 度 ( 午 後 の 部 第 37 問 [ 商 業 登 記 法 の 記 述 式 問 題 ]) 代 表 権 のない 者 からの 登 記 の 依 頼 に 基 づき 登 記 を 申 請 させる 問 題 であった 10 平 成 22 年 度 ( 午 前 の 部 第 7 問 [ 民 法 ]) 解 除 と 登 記 に 関 する 問 題 で, 誤 っているものの 組 合 せを 選 ぶ 問 題 であったが, 誤 っているものが 3つあり, 正 解 が2つ 存 在 した 平 成 22 年 7 月 4 日 ( 日 )に 実 施 した 平 成 22 年 度 司 法 書 士 試 験 について,, 複 数 解 とな る 問 題 があることが 判 明 したため, 受 験 者 の 不 利 益 にならないような 措 置 を 講 じることとしま した 受 験 者 の 方 々に 御 迷 惑 をおかけしましたことをお 詫 び 申 し 上 げますとともに, 今 後 このよ うなことがないよう, 再 発 防 止 に 努 めてまいります 1. 午 前 の 部 第 7 問 については,1 又 は 3のいずれも 正 解 とする 余 地 があることから,いずれも 正 解 とすることとしました ( 以 下 省 略 ) 3

11 平 成 22 年 度 ( 午 前 の 部 第 33 問 [ 会 社 法 ]) 新 株 予 約 権 買 取 請 求 権 に 関 する 問 題 で, 誤 っているものの 組 合 せを 選 ぶ 問 題 であったが, 誤 って いるものが3つあり, 正 解 が2つ 存 在 した 平 成 22 年 7 月 4 日 ( 日 )に 実 施 した 平 成 22 年 度 司 法 書 士 試 験 について,, 複 数 解 と なる 問 題 があることが 判 明 したため, 受 験 者 の 不 利 益 にならないような 措 置 を 講 じることと しました 受 験 者 の 方 々に 御 迷 惑 をおかけしましたことをお 詫 び 申 し 上 げますとともに, 今 後 このようなことがないよう, 再 発 防 止 に 努 めてまいります ( 中 略 )2. 午 前 の 部 第 33 問 については,4 又 は5のいずれも 正 解 とすることとしました ( 以 下 省 略 ) 12 平 成 22 年 度 ( 午 後 の 部 第 9 問 [ 供 託 法 ]) 弁 済 供 託 に 関 する 問 題 で, 誤 っているものの 組 合 せを 選 ぶ 問 題 であったが, 誤 っているものが1 つしかなく, 正 解 が 存 在 しなかった 法 務 省 の 対 応 次 のように 説 明 して, 採 点 が 可 能 な 答 案 について, 全 員 を 正 解 とした 平 成 22 年 7 月 4 日 ( 日 )に 実 施 した 平 成 22 年 度 司 法 書 士 試 験 について,, 正 解 がない 問 題 があることが 判 明 したため, 受 験 者 の 不 利 益 にならないような 措 置 を 講 じることとしました 受 験 者 の 方 々に 御 迷 惑 をおかけしましたことをお 詫 び 申 し 上 げますとともに, 今 後 このようなこ とがないよう, 再 発 防 止 に 努 めてまいります ( 中 略 )3. 午 後 の 部 第 9 問 については, 正 解 がない 問 題 となってしまいましたので, 採 点 が 可 能 な 答 案 については, 全 員 を 正 解 とすることと しました 13 平 成 22 年 度 ( 午 後 の 部 第 37 問 [ 商 業 登 記 法 の 記 述 式 問 題 ]) 新 設 分 割 設 立 株 式 会 社 の 設 立 の 登 記 の 申 請 書 に 監 査 役 を 記 載 させる 問 題 であるにもかかわらず, 定 款 に 監 査 役 設 置 会 社 の 定 めがなかった 4

14 平 成 26 年 度 ( 午 後 の 部 第 36 問 [ 不 動 産 登 記 法 の 記 述 式 問 題 ]) 甲 土 地 の 共 有 者 Bの 登 記 記 録 上 の 住 所 は, 横 浜 市 西 区 大 岩 町 二 丁 目 3 番 地 であった( 登 記 を 受 け たのは 平 成 7 年 ) その 後, 平 成 15 年 に 名 古 屋 市 名 東 区 藤 が 丘 二 丁 目 1 番 9 号 に 住 所 を 移 転 し, 平 成 26 年 に 再 度 横 浜 市 西 区 大 岩 町 二 丁 目 3 番 地 に 住 所 を 移 転 した 以 上 を 前 提 として,Bは, 所 有 権 の 登 記 名 義 人 の 住 所 の 変 更 の 登 記 を 申 請 していないにもかかわらず, 他 の 共 有 者 とともに, 平 成 20 年 に 株 式 会 社 Y 銀 行 のための 抵 当 権 の 設 定 の 登 記 を 申 請 し,その 登 記 がされていた 15 平 成 26 年 度 ( 午 後 の 部 第 37 問 [ 商 業 登 記 法 の 記 述 式 問 題 ]) 各 自 代 表 である 取 締 役 の 選 任 に 係 る 株 主 総 会 の 議 事 録 に 届 出 印 の 押 印 があるかは 不 明 であった 2 採 点 ミスの 実 績 とそれに 対 する 法 務 省 の 対 応 法 務 省 は, 平 成 22 年 度 の 記 述 式 問 題 の 採 点 において, 採 点 ミスをした 法 務 省 の 対 応 次 のように 説 明 して, 追 加 合 格 とした 平 成 22 年 度 司 法 書 士 試 験 筆 記 試 験 について, 先 に 不 合 格 と 判 定 した1 名 について, 記 述 式 問 題 の 得 点 計 算 に 誤 りがあることが 判 明 し, 誤 りがなければ 合 格 点 に 達 していることが 確 認 でき たため, 口 述 試 験 を 追 加 実 施 し,その 結 果, 合 格 と 判 定 されましたので,1 名 を 追 加 合 格 としま した なお, 全 ての 記 述 式 問 題 の 採 点 結 果 につき, 確 認 しましたが, 本 件 以 外 に 誤 りはありませ んでした これに 伴 い, 平 成 22 年 度 司 法 書 士 試 験 の 最 終 結 果 について( 資 料 )を 修 正 いたしま す 関 係 者 の 方 々に 御 迷 惑 をおかけしましたことをお 詫 び 申 し 上 げますとともに, 今 後 このよう なことがないよう, 再 発 防 止 に 努 めてまいります 以 上 5