退職手当とは

第 3 退 職 手 当 について 1 退 職 手 当 とは 退 職 手 当 は 教 職 員 が 退 職 ( 又 は 死 亡 )した 場 合 に その 者 又 は 遺 族 に 一 時 金 として 支 給 される 給 与 で 給 料 の 補 充 的 な 性 格 をもつ 他 の 手 当 とは 異 なり 勤 続 報 償 的 な 性 格 を 有 する 手 当 であ って その 取 扱 いは 教 職 員 及 び 他 の 職 種 の 公 務 員 に 共 通 の 山 梨 県 職 員 の 退 職 手 当 に 関 する 条 例 等 によって 定 められている なお 再 任 用 職 員 には 退 職 手 当 は 支 給 されない 根 拠 及 び 参 考 法 令 通 知 山 梨 県 職 員 の 退 職 手 当 に 関 する 条 例 以 下 平 成 18.4.1 改 正 後 の 条 例 を 新 条 例 改 正 前 の 条 例 を 旧 条 例 という 山 梨 県 職 員 の 退 職 手 当 に 関 する 規 則 山 梨 県 職 員 の 退 職 手 当 に 関 する 条 例 の 運 用 について 2 条 例 改 正 の 概 要 (1)H25.2.1 改 正 民 間 における 退 職 給 付 の 支 給 の 実 情 に 基 づき 国 家 公 務 員 退 職 手 当 法 が 改 正 され 平 成 25 年 1 月 1 日 から 国 家 公 務 員 の 退 職 手 当 の 額 が 引 き 下 げられることとなった 本 県 においても 国 家 公 務 員 に 準 じた 見 直 しを 行 うための 山 梨 県 職 員 の 退 職 手 当 に 関 する 条 例 等 の 一 部 を 改 正 する 条 例 ( 平 成 24 年 山 梨 県 条 例 第 85 号 ) が 公 布 され 平 成 25 年 2 月 1 日 から 施 行 されることとなった 改 正 の 概 要 は 次 のとおり 調 整 率 を 引 き 下 げることにより 退 職 手 当 の 支 給 額 が 引 き 下 げられた 調 整 率 104/100 87/100 ( 最 高 ) (59.28 49.59) 調 整 率 とは 官 民 の 支 給 水 準 の 均 衡 を 図 るために 設 けられているもの ( 改 正 後 の 調 整 率 は 退 職 理 由 及 び 勤 続 年 数 にかかわらず 全 ての 退 職 者 に 適 用 される ) 山 梨 県 職 員 の 退 職 手 当 に 関 する 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 ( 平 成 18 年 3 月 30 日 条 例 第 9 号 ) 第 2 条 の 経 過 措 置 における 旧 条 例 の も 調 整 率 が 引 き 下 げられた 調 整 率 の 引 き 下 げについては 次 のとおり 経 過 措 置 が 設 けられた 期 間 調 整 率 減 少 幅 最 高 現 行 104/100 (59.28) 平 成 25 年 2 月 1 日 ~ 平 成 25 年 9 月 30 日 98/100 6/100 (55.86) 平 成 25 年 10 月 1 日 ~ 平 成 26 年 6 月 30 日 92/100 6/100 (52.44) 平 成 26 年 7 月 1 日 ~ 87/100 5/100 (49.59) 平 成 26 年 7 月 1 日 からの 退 職 手 当 表 ( 新 条 例 ) 38ページ 34

(2)H27.4.1 改 正 国 家 公 務 員 については 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 影 響 を 踏 まえ 現 行 の 支 給 水 準 の 範 囲 内 で 職 員 の 公 務 への 貢 献 度 をより 的 確 に 反 映 させるため 平 成 27 年 4 月 1 日 から 退 職 手 当 の 調 整 額 が 改 定 されることとなった 本 県 においても 国 家 公 務 員 に 準 じた 見 直 しを 行 うための 山 梨 県 職 員 の 退 職 手 当 に 関 する 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 ( 平 成 26 年 山 梨 県 条 例 第 88 号 ) が 公 布 され 平 成 27 年 4 月 1 日 か ら 施 行 されることとなった 改 正 の 概 要 は 次 のとおり 調 整 月 額 が 以 下 のとおり 引 き 上 げられた 区 分 現 行 改 正 後 第 1 号 区 分 50,000 円 65,000 円 第 2 号 区 分 45,850 円 59,550 円 第 3 号 区 分 41,700 円 54,150 円 第 4 号 区 分 33,350 円 43,350 円 第 5 号 区 分 25,000 円 32,500 円 第 6 号 区 分 20,850 円 27,100 円 第 7 号 区 分 16,700 円 21,700 円 第 8 号 区 分 0 円 0 円 調 整 額 : 職 責 ( 級 )に 応 じた 加 算 額 ( 退 職 した 者 の 最 も 高 い5 年 分 の 区 分 に 応 じた 調 整 月 額 を 加 算 ) これまで 第 7 号 区 分 は 勤 続 期 間 24 年 以 下 の 退 職 者 には 支 給 しないこととしていたが 他 の 区 分 と 同 様 支 給 の 対 象 とすることとなった 3 退 職 手 当 額 の 算 出 方 法 新 条 例 等 退 職 手 当 額 (A)と 新 条 例 施 行 日 前 日 () 退 職 手 当 額 (B)を 比 較 し いず れか 多 い 額 が 退 職 手 当 裁 定 ( 支 給 ) 額 となる (1) 新 条 例 等 退 職 手 当 額 (A)の 算 出 方 法 新 条 例 等 退 職 手 当 額 (A) 1 2 3 4 (A)= 基 本 額 ( 退 職 日 の 給 料 の 月 額 (1+ 特 例 加 算 率 ) )+ 調 整 額 1 給 料 の 月 額 : 給 料 月 額 + 給 料 の 調 整 額 + 教 職 調 整 額 ( 注 ) 給 料 月 額 は 現 給 保 障 等 の 経 過 措 置 及 び 特 例 減 額 等 によらない 額 ( 条 例 第 3 条 第 1 項 本 則 附 則 第 34 条 ) 2 特 例 加 算 率 :50 歳 以 上 かつ 勤 続 25 年 以 上 の 者 が 定 年 退 職 日 から1 年 前 まで 勧 奨 又 は 公 務 上 の 死 傷 病 により 退 職 することとなった 場 合 特 例 給 料 月 額 として 次 の 算 式 により 得 られる 額 を 給 料 月 額 とする 定 年 前 早 期 退 職 者 に 対 する 特 例 ( 条 例 第 5 条 の3) 特 例 給 料 月 額 = 給 料 の 月 額 (1+2% 定 年 までの 残 年 数 ) 年 齢 50 歳 51 歳 52 歳 53 歳 54 歳 55 歳 56 歳 57 歳 58 歳 59 歳 加 算 率 20% 18% 16% 14% 12% 10% 8% 6% 4% 2% 3 : 退 職 事 由 及 び 勤 続 年 数 に 応 じて 定 めた 退 職 手 当 表 に 掲 げる を 適 用 ( 退 職 時 期 により 異 なる 38ページ 参 照 ) 35

4 退 職 手 当 の 調 整 額 : 在 職 期 間 中 の 職 位 の 高 い 順 から60 月 分 について 職 位 の 区 分 に 応 じて 定 められた 月 額 にその 区 分 に 該 当 する 月 数 を 乗 じて 得 た 額 の 合 計 額 ( 条 例 第 6 条 の4 第 1~3 項 規 則 第 5 条 の4) 退 職 手 当 の 調 整 額 の 職 員 区 分 ( 行 政 職 教 育 職 ( 一 ) 教 育 職 ( 二 ) 月 額 行 政 職 教 育 職 ( 一 ) 教 育 職 ( 二 ) 第 1 号 区 分 65,000 円 9 級 ( 旧 11 級 ) 第 2 号 区 分 59,550 円 8 級 ( 旧 10 級 ) 第 3 号 区 分 54,150 円 7 級 ( 旧 9 級 ) 4 級 ( 役 加 20%,15%) ( 管 手 5,6 種 ) 4 級 ( 役 加 20%,15%) ( 管 手 5,6 種 ) 第 4 号 区 分 43,350 円 6 級 ( 旧 8 級 ) 4 級 ( 役 加 20%,15%) 4 級 ( 役 加 20%,15%) 第 5 号 区 分 32,500 円 5 級 ( 旧 7 級 ) 3 級, 特 2 級 ( 役 加 10%) 3 級, 特 2 級 ( 役 加 10%) 第 6 号 区 分 27,100 円 4 級 ( 旧 6 級 ) 2 級,1 級 ( 役 加 10%) 2 級 ( 役 加 10%) 第 7 号 区 分 21,700 円 3 級 ( 旧 5,4 級 ) 2 級,1 級 ( 役 加 5%) 2 級 ( 役 加 5%) 第 8 号 区 分 0 円 第 1 号 区 分 から7 号 区 分 までのいずれの 区 分 にも 属 さない 者 役 加 = 期 末 勤 勉 手 当 の 役 職 段 階 別 加 算 率 管 手 = 管 理 職 手 当 区 分 調 整 額 の 計 算 例 H26.4.1~ 4 級 ( 第 4 号 区 分 ) 24 月 管 手 7 種 H23.4.1~H26.3.31 3 級 ( 第 5 号 区 分 ) 36 月 ( 第 4 号 区 分 ) 43,350 円 24 月 + ( 第 5 号 区 分 )32,500 円 36 月 = 2,210,400 円 調 整 額 の 算 定 対 象 となるのは 平 成 8 年 4 月 1 日 以 降 の 期 間 各 区 分 における 月 数 の 算 出 において 休 職 停 職 育 児 休 業 等 の 期 間 がある 場 合 それらの 期 間 については 勤 続 期 間 の 計 算 に 準 じて 除 算 する 退 職 手 当 の 調 整 額 の 支 給 制 限 ( 退 職 手 当 条 例 第 6 条 の4 第 4 項 ) 退 職 事 由 勤 続 年 数 の 区 分 1 勤 続 期 間 が4 年 以 下 の 者 2 自 己 都 合 退 職 者 で 勤 続 期 間 が10 年 以 上 24 年 以 下 の 者 3 基 本 額 が0 円 の 者 4 自 己 都 合 退 職 者 で 勤 続 期 間 が9 年 以 下 の 者 調 整 額 の 支 給 制 限 計 算 した 調 整 額 の1/2 調 整 額 は 不 支 給 (2) 退 職 手 当 の 基 本 額 の 特 例 ( 退 職 手 当 条 例 第 5 条 の2) 新 条 例 等 退 職 手 当 額 (A)を 計 算 する 際 に 降 格 給 料 表 間 の 異 動 等 給 料 月 額 の 減 額 改 定 以 外 の 理 由 ( )により 給 料 の 月 額 が 減 額 された 場 合 で 最 も 多 い 給 料 の 月 額 (a)が 退 職 日 の 給 料 の 月 額 (b)より 多 い 場 合 は 次 の 計 算 式 により 算 出 された 額 が 退 職 手 当 基 本 額 となる 給 料 の 調 整 数 の 引 下 げ 行 政 職 給 料 表 への 適 用 変 更 降 格 などが 該 当 {a (aが 適 用 された 最 終 日 までの 期 間 に 係 る )}+ {b ( 全 勤 続 期 間 の -aが 適 用 された 最 終 日 までの 期 間 に 係 る )} 36

(3) 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 (B)の 算 出 方 法 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 (B): に 同 じ 事 由 で 退 職 したものと 仮 定 して 旧 条 例 に 基 づき 算 出 した 退 職 手 当 額 1 (B)= の 給 料 の 月 額 (1+ 特 例 加 算 率 ) 2 3 を 退 職 日 とみなした 旧 条 例 1 給 料 の 月 額 :18.3.31 現 在 のその 者 の 給 料 月 額 + 給 料 の 調 整 額 + 教 職 調 整 額 2 を 退 職 日 とみなした 場 合 の 特 例 加 算 率 : 現 在 で 50 歳 以 上 かつ 勤 続 25 年 以 上 の 勧 奨 又 は 公 務 上 の 死 傷 病 による 退 職 者 に 限 る 現 在 の 末 齢 50 歳 51 歳 52 歳 53 歳 54 歳 55 歳 56 歳 57 歳 58 歳 59 歳 加 算 率 20% 18% 16% 14% 12% 10% 8% 6% 4% 2% 3 旧 条 例 : 退 職 事 由 及 び 勤 続 年 数 に 応 じて 定 めた 退 職 手 当 表 に 掲 げる を 適 用 (39ページ 参 照 ) (4) 経 過 措 置 新 条 例 施 行 日 前 日 額 の 保 障 ( 平 成 18 年 改 正 条 例 附 則 第 2 条 ) 新 条 例 により 計 算 した 退 職 手 当 額 ( 新 条 例 等 退 職 手 当 額 )が 新 条 例 施 行 日 前 日 ()に 同 一 の 事 由 で 退 職 したものと 仮 定 して 旧 条 例 の 規 定 に 基 づき 算 定 した 退 職 手 当 額 ( 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 )を 下 回 るときは 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 を 退 職 手 当 の 額 とする 新 条 例 等 退 職 手 当 額 (A) 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 (B)の 場 合 退 職 手 当 額 = 新 条 例 等 退 職 手 当 額 (A) 新 条 例 等 退 職 手 当 額 (A)< 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 (B)の 場 合 退 職 手 当 額 = 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 (B) 37

退 職 手 当 表 新 条 例 ( 平 成 18 年 4 月 1 日 以 降 適 用 ) 経 過 措 置 終 了 ( 平 成 26 年 7 月 1 日 ~) 勤 続 年 数 自 己 都 合 第 3 条 第 4 条 第 5 条 病 死 年 十 等 亡 一 勧 年 通 奨 未 勤 満 災 公 勤 害 務 続 災 公 害 務 傷 外 病 傷 を 病 除 く 通 等 亡 勧 年 十 奨 未 一 通 満 年 勤 公 勤 以 災 務 続 上 害 外 定 二 傷 死 年 十 官 二 署 十 の五 移 年 転 未 等 満 勤 傷 外 定 二 病 死 年 十 等 亡 五 勧 年 通 奨 以 勤 上 災 公 勤 官 二 署 十 の五 移 年 転 以 等 上 勤 傷 外 定 勤 病 五 務 害 務 続 務 ) ( 病 整 理 公 務 上 死 傷 1 0.522 0.87 0.87 1.0875 1.305(3.6a) 2 1.044 1.74 1.74 2.175 2.61(4.5a) 3 1.566 2.61 2.61 3.2625 3.915(5.4a) 4 2.088 3.48 3.48 4.35 5.22(5.4a) 5 2.61 4.35 4.35 5.4375 6.525 6 3.132 5.22 5.22 6.525 7.83 7 3.654 6.09 6.09 7.6125 9.135 8 4.176 6.96 6.96 8.7 10.44 9 4.698 7.83 7.83 9.7875 11.745 10 5.22 8.7 8.7 10.875 13.05 11 7.7256 9.657 12.07125 12.07125 14.4855 12 8.4912 10.614 13.2675 13.2675 15.921 13 9.2568 11.571 14.46375 14.46375 17.3565 14 10.0224 12.528 15.66 15.66 18.792 15 10.788 13.485 16.85625 16.85625 20.2275 16 13.3893 14.877 18.59625 18.59625 21.663 17 14.6421 16.269 20.33625 20.33625 23.0985 18 15.8949 17.661 22.07625 22.07625 24.534 19 17.1477 19.053 23.81625 23.81625 25.9695 20 20.445 20.445 25.55625 25.55625 27.405 21 22.185 22.185 27.29625 27.29625 28.8405 22 23.925 23.925 29.03625 29.03625 30.276 23 25.665 25.665 30.77625 30.77625 31.7115 24 27.405 27.405 32.51625 32.51625 33.147 25 29.145 29.145 34.5825 34.5825 34.5825 26 30.537 30.537 36.1485 36.1485 36.1485 27 31.929 31.929 37.7145 37.7145 37.7145 28 33.321 33.321 39.2805 39.2805 39.2805 29 34.713 34.713 40.8465 40.8465 40.8465 30 36.105 36.105 42.4125 42.4125 42.4125 31 37.149 37.149 43.9785 43.9785 43.9785 32 38.193 38.193 45.5445 45.5445 45.5445 33 39.237 39.237 47.1105 47.1105 47.1105 34 40.281 40.281 48.6765 48.6765 48.6765 35 41.325 41.325 49.59 49.59 49.59 36 42.369 42.369 49.59 49.59 49.59 37 43.413 43.413 49.59 49.59 49.59 38 44.457 44.457 49.59 49.59 49.59 39 45.501 45.501 49.59 49.59 49.59 40 46.545 46.545 49.59 49.59 49.59 41 47.589 47.589 49.59 49.59 49.59 42 48.633 48.633 49.59 49.59 49.59 43 49.59 49.59 49.59 49.59 49.59 44 49.59 49.59 49.59 49.59 49.59 45 49.59 49.59 49.59 49.59 49.59 ( 注 1) ( ) 内 は 条 例 第 6 条 の5の 最 低 保 障 ( 注 2) aは 基 本 給 月 額 ( 給 料 及 び 扶 養 手 当 の 月 額 並 びにこれらに 対 する 地 域 手 当 の 月 額 の 合 計 額 ) ( 注 3) 条 例 附 則 第 26 項 から 第 28 項 まで 及 び 昭 和 48 年 条 例 第 45 号 附 則 第 5 項 から 第 7 項 による 退 職 手 当 の 基 本 額 の 調 整 (87/100)を 含 めた 計 数 38

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4 勤 続 期 間 の 計 算 算 定 の 基 礎 となる 勤 続 期 間 の 計 算 は ( 教 ) 職 員 として 引 き 続 いた 在 職 期 間 で ( 教 ) 職 員 と なった 日 の 属 する 月 から 退 職 した 日 の 属 する 月 までの 月 数 で 計 算 し 在 職 期 間 に1 年 未 満 の 端 数 がある 場 合 は 切 り 捨 てる ただし 全 在 職 期 間 が6 月 以 上 1 年 未 満 の 場 合 は1 年 とする ( 公 務 による 死 亡 または 傷 病 により 退 職 した 場 合 は 全 在 職 期 間 が1 年 未 満 の 場 合 1 年 とする ) 例 ) 在 職 30 年 11 月 30 年 在 職 6 月 1 年 引 き 続 いた 在 職 期 間 には 山 梨 県 の( 教 ) 職 員 以 外 の 引 き 続 く 国 の( 教 ) 職 員 ( 国 家 公 務 員 ) 他 県 等 の( 教 ) 職 員 ( 地 方 公 務 員 ) 国 立 学 校 法 人 特 定 独 立 行 政 法 人 の( 教 ) 職 員 等 の 在 職 期 間 を 含 むものとする ( 注 ) 勤 続 期 間 の 特 例 として 経 歴 の 通 算 ができるのは 山 梨 県 の 退 職 手 当 との 通 算 規 定 のある 団 体 の 在 職 期 間 について 経 歴 を 証 明 する 書 類 等 がある 場 合 に 限 られる 過 去 の 発 令 通 知 書 など 証 明 できる 書 類 を 退 職 者 に 求 める 場 合 もある 休 職 ( 地 公 法 第 27 28 条 ) 停 職 ( 地 公 法 第 29 条 ) 等 の 期 間 ( 現 実 に 職 務 をとることを 要 する 日 のあった 月 を 除 く)については その 月 数 の1/2を 除 算 する 育 児 休 業 等 期 間 については その 月 数 の1/2を 除 算 する ただし 育 児 休 業 期 間 の 終 期 が 平 成 4 年 4 月 1 日 以 降 の 育 児 休 業 については 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 が1 歳 に 達 した 日 の 属 する 月 までの 月 数 の1/3を それ 以 降 の 月 数 については1/2を 除 算 する また 育 児 短 時 間 勤 務 期 間 については その 全 ての 月 数 の1/3を 除 算 する 退 職 手 当 算 定 の 基 礎 となる 勤 続 期 間 の 計 算 の 具 体 例 1 職 員 として 引 き 続 いた 在 職 期 間 による A 職 員 退 職 手 当 受 給 無 B 職 員 勤 続 期 間 A+B 2 休 職 等 の 期 間 がある 場 合 休 職 ( 地 方 公 務 員 法 第 27 条 第 28 条 ) 停 職 ( 同 第 29 条 ) 育 児 休 業 等 ( 育 児 短 時 間 勤 務 を 含 む) 看 護 のための 休 暇 ( 介 護 休 暇 は 除 く) 大 学 院 修 学 休 業 自 己 啓 発 休 業 ( 人 事 委 員 会 の 承 認 を 得 た 場 合 に 限 る) 無 給 休 暇 ( 在 外 付 随 含 む) A B C 職 員 休 職 等 ( 停 職 ) 期 間 職 員 ( 該 当 期 間 の1/2を 除 算 ) 1 歳 までの 育 児 休 業 期 間 は1/3を 除 算 H4.4.1から 適 用 ) 育 児 短 時 間 勤 務 は 全 該 当 期 間 の1/3を 除 算 A+B+C-(B 1/2) A+B A+B+C-(B 1/3) A+B+C-(B 1/2) A+B 40

組 合 専 従 休 職 自 己 啓 発 休 業 配 偶 者 同 行 休 業 A B C A+B+C-B 職 員 組 合 専 従 休 職 期 間 職 員 ( 該 当 期 間 の 全 てを 除 算 )( 地 方 公 務 員 法 第 55 条 の2 第 1 項 但 書 第 5 項 ) ( 注 ) 傷 病 休 暇 ( 療 養 ) 期 間 は 除 算 されない 3 前 歴 がある 場 合 引 き 続 いて 職 員 となった 場 合 勤 続 期 間 に 含 む ( 退 職 手 当 に 相 当 する 給 与 の 支 払 いを 受 け ている 者 は 除 く) 退 職 手 当 に 相 当 する 給 与 の 支 払 いを 受 けていない 者 A 国 家 公 務 員 他 の 都 道 府 県 職 員 市 町 村 職 員 国 立 学 校 法 人 職 員 退 職 手 当 受 給 なし 等 職 員 市 町 村 職 員 等 退 職 手 当 に 相 当 する 給 与 の 支 払 いを 受 けている 者 A B A+B 東 京 都 の 前 歴 は 通 算 できないことがある B 国 家 公 務 員 他 の 都 道 府 県 職 員 市 町 村 職 員 国 立 学 校 法 人 職 員 等 退 職 手 当 受 給 あり 職 員 Bのみ 41

5 退 職 手 当 の 計 算 例 ( 平 成 28 年 3 月 31 日 に 退 職 した 場 合 ) 退 職 手 当 計 算 例 H27 定 年 1 A 市 立 B 中 学 校 校 長 甲 斐 太 郎 退 職 時 年 齢 退 職 事 由 勤 続 年 数 退 職 日 調 整 月 額 区 分 * 月 数 金 額 級 号 給 給 料 の 月 額 60 歳 定 年 38 年 第 3 号 *24 月 54,150 教 二 4-37 446,900 第 4 号 *36 月 43,350 給 料 月 額 =446,900 円 給 料 の 調 整 額 = 0 円 教 職 調 整 額 = 0 円 級 号 給 ( 切 替 前 ) 給 料 の 月 額 ( 切 替 前 ) 教 三 3-22 465,300 給 料 月 額 =457,300 円 給 料 の 調 整 額 = 0 円 3 級 加 算 = 8,000 円 1 新 条 例 等 退 職 手 当 額 第 5 条 勤 続 38 年 退 職 手 当 の 基 本 額 446,900 49.59 22,161,771.0 22,161,771 退 職 手 当 の 調 整 額 54,150 24 月 1,299,600.0 1,299,600 43,350 36 月 1,560,600.0 1,560,600 0 25,021,971 2 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 第 5 条 勤 続 28 年 退 職 手 当 額 465,300 39.933 18,580,824.9 18,580,824 旧 制 度 による 退 職 手 当 額 を 保 障 する 為 の 経 過 措 置 ( 平 成 18 年 4 月 1 日 から 施 行 無 期 限 ) 1 新 条 例 等 退 職 手 当 額 < 2 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 の 場 合 2 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 を 支 給 退 職 手 当 支 給 額 1 新 条 例 等 退 職 手 当 額 2 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 の 場 合 1 新 条 例 退 職 手 当 額 を 支 給 退 職 手 当 支 給 額 25,021,971 42

退 職 手 当 計 算 例 H27 定 年 2 県 立 E 支 援 学 校 教 諭 山 梨 一 郎 退 職 時 年 齢 退 職 事 由 勤 続 年 数 退 職 日 調 整 月 額 区 分 * 月 数 金 額 級 号 給 給 料 の 月 額 60 歳 定 年 38 年 第 6 号 *60 月 27,100 教 一 2-138 H22.4.1より 給 料 の 調 整 額 の 発 令 を 受 けている 439,788 給 料 月 額 = 412,200 円 給 料 の 調 整 額 (11,100*1.0) = 11,100 円 教 職 調 整 額 (412,200*4%) = 16,488 円 H26.9.30 級 号 給 ( 減 額 前 ) 教 一 2-137 H26.9.30 給 料 の 月 額 ( 減 額 前 ) 456,083 給 料 月 額 = 425,200 円 給 料 の 調 整 額 (11,100*1.25) = 13,875 円 教 職 調 整 額 (425,200*4%) = 17,008 円 H22.12.31 級 号 給 ( 減 額 前 ) 教 一 2-130 H22.12.31 給 料 の 月 額 ( 減 額 前 ) 456,940 給 料 月 額 = 423,500 円 給 料 の 調 整 額 (11,000*1.5) = 16,500 円 教 職 調 整 額 (423,500*4%) = 16,940 円 1 新 条 例 等 退 職 手 当 額 教 二 2-30 給 料 月 額 = 442,900 円 給 料 の 調 整 額 (11,600*2.0) = 23,200 円 教 職 調 整 額 (442,900*4%) = 17,716 円 勤 続 年 数 ( 第 5 条 ) 退 職 手 当 の 基 本 額 6 年 4.0455 439,788 1,779,162.4 1,779,162.4 (38 年 -32 年 ) (49.59-45.5445) 級 号 給 ( 切 替 前 ) 456,940 32 年 45.5445 20,811,103.8 給 料 の 月 額 ( 切 替 前 ) 483,816 20,811,103.8 退 職 手 当 の 調 整 額 27,100 60 月 1,626,000.0 1,626,000.0 24,216,266 2 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 第 5 条 勤 続 28 年 退 職 手 当 額 483,816 39.933 19,320,224.3 19,320,224 旧 制 度 による 退 職 手 当 額 を 保 障 する 為 の 経 過 措 置 ( 平 成 18 年 4 月 1 日 から 施 行 無 期 限 ) 1 新 条 例 等 退 職 手 当 額 < 2 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 の 場 合 2 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 を 支 給 退 職 手 当 支 給 額 1 新 条 例 等 退 職 手 当 額 2 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 の 場 合 1 新 条 例 退 職 手 当 額 を 支 給 退 職 手 当 支 給 額 24,216,266 43

退 職 手 当 計 算 例 H27 勧 奨 1 A 市 立 B 中 学 校 教 諭 山 梨 太 郎 退 職 時 年 齢 退 職 事 由 勤 続 年 数 退 職 日 調 整 月 額 区 分 * 月 数 金 額 級 号 給 給 料 の 月 額 59 歳 勧 奨 37 年 第 6 号 *60 月 27,100 教 二 2-150 417,456 給 料 月 額 = 401,400 円 教 職 調 整 額 (401,400*4%) = 16,056 円 級 号 給 ( 切 替 前 ) 給 料 の 月 額 ( 切 替 前 ) 教 三 2-32 443,768 給 料 月 額 = 426,700 円 給 料 の 調 整 = 0 円 教 職 調 整 額 (426,700*4%) = 17,068 円 1 新 条 例 等 退 職 手 当 額 1+(60-59) *0.02 第 5 条 勤 続 37 年 退 職 手 当 の 基 本 額 417,456 1.02 49.59 21,115,675.9 21,115,675 退 職 手 当 の 調 整 額 27,100 60 月 1,626,000.0 1,626,000 0.0 0 0 22,741,675 2 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 第 5 条 勤 続 27 年 退 職 手 当 額 443,768 38.367 17,026,046.9 17,026,046 旧 制 度 による 退 職 手 当 額 を 保 障 する 為 の 経 過 措 置 ( 平 成 18 年 4 月 1 日 から 施 行 無 期 限 ) 1 新 条 例 等 退 職 手 当 額 < 2 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 の 場 合 2 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 を 支 給 退 職 手 当 支 給 額 1 新 条 例 等 退 職 手 当 額 2 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 の 場 合 1 新 条 例 退 職 手 当 額 を 支 給 退 職 手 当 支 給 額 22,741,675 44

退 職 手 当 計 算 例 H27 勧 奨 2 県 立 E 支 援 学 校 教 諭 甲 斐 花 子 退 職 時 年 齢 退 職 事 由 勤 続 年 数 退 職 日 調 整 月 額 区 分 * 月 数 金 額 級 号 給 給 料 の 月 額 59 歳 勧 奨 37 年 第 6 号 *60 月 27,100 教 一 2-138 H22.4.1より 給 料 の 調 整 額 の 発 令 を 受 けている 439,788 給 料 月 額 = 412,200 円 給 料 の 調 整 額 (11,100*1.0) = 11,100 円 教 職 調 整 額 (412,200*4%) = 16,488 円 H26.9.30 級 号 給 ( 減 額 前 ) 教 一 2-137 H26.9.30 給 料 の 月 額 ( 減 額 前 ) 456,083 給 料 月 額 = 425,200 円 給 料 の 調 整 額 (11,100*1.25) = 13,875 円 教 職 調 整 額 (425,200*4%) = 17,008 円 H22.12.31 級 号 給 ( 減 額 前 ) 教 一 2-126 H22.12.31 給 料 の 月 額 ( 減 額 前 ) 454,964 給 料 月 額 = 421,600 円 給 料 の 調 整 額 (11,000*1.5) = 16,500 円 教 職 調 整 額 (421,600*4%) = 16,864 円 級 号 給 ( 切 替 前 ) 教 二 2-29 給 料 月 額 = 438,700 円 給 料 の 調 整 額 (11,600*2.0) = 23,200 円 教 職 調 整 額 (438,700*4%) = 17,548 円 勤 続 年 数 2 年 1 新 条 例 等 退 職 手 当 額 (37 年 -35 年 ) 1+(60-59) *0.02 ( 第 5 条 ) 退 職 手 当 の 基 本 額 0 439,788 1.02 0.00 0.00 (49.59-49.59) 456,083 1.02 49.59 23,069,499.1 給 料 の 月 額 ( 切 替 前 ) 479,448 23,069,499.1 退 職 手 当 の 調 整 額 27,100 60 月 勤 続 年 数 35 年 1,626,000.0 1,626,000.0 24,695,499 2 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 第 5 条 勤 続 27 年 退 職 手 当 額 479,448 38.367 18,394,981.4 18,394,981 旧 制 度 による 退 職 手 当 額 を 保 障 する 為 の 経 過 措 置 ( 平 成 18 年 4 月 1 日 から 施 行 無 期 限 ) 1 新 条 例 等 退 職 手 当 額 < 2 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 の 場 合 2 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 を 支 給 退 職 手 当 支 給 額 1 新 条 例 等 退 職 手 当 額 2 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 の 場 合 1 新 条 例 退 職 手 当 額 を 支 給 退 職 手 当 支 給 額 24,695,499 45

退 職 手 当 計 算 例 H27 自 己 都 合 E 市 立 F 小 学 校 教 諭 山 梨 一 郎 退 職 時 年 齢 退 職 事 由 勤 続 年 数 退 職 日 調 整 月 額 区 分 * 月 数 金 額 級 号 給 給 料 の 月 額 42 歳 自 己 都 合 18 年 第 7 号 *60 月 21,700 教 二 2-91 374,816 給 料 月 額 = 360,400 円 給 料 調 整 額 = 0 円 教 職 調 整 額 (360,400*4%) = 14,416 円 級 号 給 ( 切 替 前 ) 給 料 の 月 額 ( 切 替 前 ) 教 三 2-15 給 料 月 額 = 291,500 円 給 料 調 整 額 = 0 円 教 職 調 整 額 (291,500*4%) = 11,660 円 303,160 1 新 条 例 等 退 職 手 当 額 第 3 条 勤 続 18 年 退 職 手 当 の 基 本 額 374,816 15.8949 = 5,957,662.8 5,957,662 退 職 手 当 の 調 整 額 21,700 60 月 1/2 = 651,000.0 651,000 0 6,608,662 2 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 第 3 条 勤 続 8 年 退 職 手 当 額 303,160 5.22 = 1,582,495.2 1,582,495 旧 制 度 による 退 職 手 当 額 を 保 障 する 為 の 経 過 措 置 ( 平 成 18 年 4 月 1 日 から 施 行 無 期 限 ) 1 新 条 例 等 退 職 手 当 額 < 2 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 の 場 合 2 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 を 支 給 退 職 手 当 支 給 額 1 新 条 例 等 退 職 手 当 額 2 新 条 例 施 行 日 前 日 退 職 手 当 額 の 場 合 1 新 条 例 退 職 手 当 額 を 支 給 退 職 手 当 支 給 額 6,608,662 46

6 退 職 手 当 からの 控 除 について 退 職 所 得 に 対 する 所 得 税 等 の 控 除 退 職 手 当 は 退 職 所 得 として 給 与 所 得 等 他 の 所 得 と 分 離 して 課 税 することとされており 所 得 税 県 民 税 及 び 市 町 村 民 税 が 退 職 手 当 から 源 泉 徴 収 される ( 所 得 税 法 第 201 条 地 方 税 法 第 50 条 の6 第 328 条 の6) また 東 日 本 大 震 災 からの 復 興 のための 施 策 を 実 施 するために 必 要 な 財 源 の 確 保 に 関 す る 特 別 措 置 法 の 公 布 により 復 興 特 別 所 得 税 が 併 せて 徴 収 される( 源 泉 徴 収 される 所 得 税 額 の2.1% 相 当 額 ) 退 職 所 得 額 勤 続 年 数 に 応 じた 退 職 所 得 控 除 額 ( 退 職 所 得 控 除 額 表 : 次 ページ 参 照 )により 退 職 所 得 額 を 算 出 する 勤 続 期 間 に1 年 未 満 の 端 数 があるときは その 端 数 は1 年 に 切 り 上 げる 休 職 等 ( 他 に 勤 務 する 休 職 を 除 く)の 期 間 も 税 額 計 算 上 の 勤 続 期 間 に 含 む ( 退 職 手 当 額 - 退 職 所 得 控 除 額 ( 勤 続 年 数 による) ) 1/2= 退 職 所 得 額 ( 千 円 未 満 切 捨 ) ただし 勤 続 年 数 が5 年 以 内 の 場 合 は 退 職 手 当 - 退 職 所 得 控 除 額 = 課 税 退 職 所 得 金 額 1 所 得 税 及 び 復 興 特 別 所 得 税 所 得 税 及 び 復 興 特 別 所 得 税 の 額 =( 課 税 退 職 所 得 金 額 税 率 - 控 除 額 ) 102.1% 退 職 手 当 額 が 退 職 所 得 控 除 額 より 少 ない 場 合 は 課 税 されない 求 めた 税 額 に1 円 未 満 の 端 数 がある 場 合 は 1 円 未 満 の 端 数 を 切 り 捨 てる 2 住 民 税 ( 市 町 村 民 税 県 民 税 ) 1 市 町 村 民 税 退 職 所 得 額 6% = 市 町 村 民 税 額 2 都 道 府 県 民 税 ( 以 下 県 民 税 という ) 退 職 所 得 額 4% = 県 民 税 額 市 町 村 民 税 額 県 民 税 額 に 百 円 未 満 の 端 数 がある 場 合 それぞれ 百 円 未 満 の 端 数 を 切 り 捨 てる 上 記 以 外 に 4 5 月 分 の 住 民 税 未 徴 収 額 ( 再 任 用 職 員 を 除 く ) 共 済 組 合 互 助 組 合 等 貸 付 金 の 未 償 還 額 がある 場 合 は その 額 が 退 職 手 当 額 から 差 し 引 かれる 47

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税 金 計 算 の 具 体 例 退 職 手 当 総 額 : 25,021,971 円 勤 続 年 数 :37 年 6 月 税 年 :38 年 (1 年 未 満 切 上 ) 退 職 所 得 額 ( 退 職 手 当 額 ) ( 退 職 所 得 控 除 額 ) ( 退 職 所 得 控 除 後 の 金 額 ) 25,021,971 円 - 20,600,000 円 = 4,421,971 円 退 職 所 得 控 除 後 の 金 額 の2 分 の1が 退 職 所 得 額 となる 4,421,971 円 1/2 = 2,210,985 円 退 職 所 得 額 1,000 円 未 満 切 捨 2,210,000 円 1 所 得 税 及 び 復 興 特 別 所 得 税 の 額 退 職 所 得 額 に 税 率 10%を 乗 じて97,500 円 控 除 した 額 に 102.1%を 乗 じる (2,210,000 円 10%-97,500 円 ) 102.1%=126,093.5 円 1 円 未 満 切 捨 て 126,093 円 ( 所 得 税 及 び 復 興 特 別 所 得 税 )1 2 市 町 村 民 税 ( 退 職 所 得 額 ) 2,210,000 円 6% = 132,600 円 100 円 未 満 切 捨 て 132,600 円 ( 市 町 村 民 税 )2 3 県 民 税 ( 退 職 所 得 額 ) 2,210,000 円 4% = 88,400 円 100 円 未 満 切 捨 て 88,400 円 ( 県 民 税 )3 退 職 所 得 税 総 額 (1+2+3)= 347,093 円 退 職 手 当 総 額 退 職 所 得 税 総 額 退 職 手 当 手 取 見 込 額 25,021,971 円 - 347,093 円 = 24,674,878 円 退 職 した 翌 年 度 の 住 民 税 について 退 職 の 翌 年 度 の 住 民 税 ( 平 成 28 年 3 月 末 に 退 職 した 場 合 平 成 28 年 6 月 から1 年 間 の 住 民 税 )については 再 就 職 等 の 有 無 に 関 係 なく 前 年 ( 平 成 27 年 1 月 ~12 月 )の 所 得 を 基 に 計 算 された 税 金 が 徴 収 されることとなりますので ご 注 意 ください 49