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Transcription:

徳 島 県 監 査 委 員 公 表 第 2 号 地 方 自 治 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 67 号 ) 第 199 条 第 2 項 の 規 定 に 基 づき, 平 成 23 年 度 の 監 査 を 実 施 したので,その 結 果 を 同 条 第 9 項 の 規 定 により 次 のとおり 公 表 する 平 成 24 年 2 月 20 日 徳 島 県 監 査 委 員 福 永 義 和 同 西 正 二 同 片 山 隆 司 同 喜 多 宏 思 同 岡 田 理 絵

平 成 23 年 度 行 政 監 査 結 果 報 告 書 徳 島 県 監 査 委 員

目 次 第 1 行 政 監 査 の 趣 旨 1 第 2 監 査 の 対 象 1 1 監 査 対 象 事 務 及 び 選 定 理 由 1 2 監 査 対 象 機 関 1 3 実 施 時 期 2 4 実 施 方 法 2 5 着 眼 点 2 第 3 公 用 車 の 状 況 3 1 県 全 体 の 公 用 車 の 状 況 3 (1) 公 用 車 の 台 数 について 3 (2) 使 用 実 績 について 4 (3) 職 員 数 について 4 2 監 査 対 象 機 関 が 所 管 する 公 用 車 の 状 況 5 (1) 公 用 車 に 関 する 規 定 等 について 5 (2) 公 用 車 の 保 有 及 び 使 用 等 について 5 (3) 公 用 車 の 管 理 及 び 安 全 対 策 について 9 (4) 監 査 対 象 機 関 の 状 況 について 10 第 4 監 査 の 結 果 等 23 1 平 成 12 年 度 行 政 監 査 結 果 のフォローアップ 23 2 監 査 の 結 果 25 (1) 使 用 日 数 について 25 (2) 車 体 の 小 型 化 及 び 省 エネ 化 について 25 (3) 私 有 車 運 転 許 可 について 26 (4) 鍵 等 の 管 理 について 26 (5) 安 全 運 転 の 確 保 について 26 第 5 まとめ 27

第 1 行 政 監 査 の 趣 旨 地 方 自 治 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 67 号 以 下 法 という ) 第 199 条 第 2 項 の 規 定 に 基 づき, 一 般 行 政 事 務 について 適 正 かつ 効 率 的 な 運 営 を 確 保 するため, 経 済 性, 効 率 性 及 び 有 効 性 の 観 点 から 行 うものである 第 2 監 査 の 対 象 1 監 査 対 象 事 務 及 び 選 定 理 由 監 査 対 象 事 務 は 公 用 車 の 使 用 及 び 管 理 について とした 公 用 車 は, 公 務 を 効 率 的 に 遂 行 するため, 県 の 機 関 に 数 多 く 配 置 されている その 使 用 及 び 管 理 について, 平 成 12 年 度 行 政 監 査 の 対 象 としてから10 年 以 上 が 経 過 し, 環 境 問 題 や 厳 しい 財 政 状 況 等 の 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 に 伴 い, より 一 層 の 経 済 性 や 効 率 性 が 求 められている 本 県 では, 平 成 19 年 11 月 に 策 定 した とくしま 未 来 創 造 プラン ( 平 成 19 年 度 から 平 成 22 年 度 の4 年 間 )において, 公 用 車 数 の 削 減 率 の 増 大 を 取 組 目 標 とし, 計 画 的 な 削 減 がなされた そこで, 公 用 車 の 使 用 及 び 管 理 が 適 正 かつ 効 率 的 に 行 われているか, 安 全 対 策 等 が 適 切 に 行 われているかなどについて, 改 めて 検 証 する 2 監 査 対 象 機 関 次 の 選 定 基 準 に 基 づき, 13 機 関 を 監 査 対 象 機 関 として 選 定 した ( 資 料 1) (1) 平 成 23 年 5 月 末 日 現 在 で20 台 以 上 の 公 用 車 を 所 管 する 所 属 (バス, 特 殊 車, 特 殊 自 動 車, 原 付 及 び 公 安 委 員 会 が 所 管 する 車 両 を 除 く) (2) 平 成 22 年 度 の 使 用 実 績 が100 日 以 下 の 車 両 が5 台 以 上 あった 所 属 資 料 1 監 査 対 象 機 関 監 査 対 象 機 関 公 用 車 の 台 数 ( 平 成 23 年 5 月 31 日 現 在 ) 企 画 総 務 部 管 財 課 29 企 画 総 務 部 東 部 県 税 局 徳 島 庁 舎 19 保 健 福 祉 部 東 部 保 健 福 祉 局 徳 島 保 健 所 庁 舎 20 農 林 水 産 部 東 部 農 林 水 産 局 徳 島 庁 舎 44 県 土 整 備 部 東 部 県 土 整 備 局 徳 島 庁 舎 60 南 部 総 合 県 民 局 企 画 振 興 部 阿 南 庁 舎 9 保 健 福 祉 環 境 部 阿 南 庁 舎 21 農 林 水 産 部 美 波 庁 舎 26 県 土 整 備 部 阿 南 庁 舎 23 西 部 総 合 県 民 局 農 林 水 産 部 三 好 庁 舎 20 県 土 整 備 部 美 馬 庁 舎 21 三 好 庁 舎 20 企 業 局 総 務 課 23 13 機 関 335 台 バス, 特 殊 車, 特 殊 自 動 車, 原 付 を 除 く -1-

3 実 施 時 期 平 成 23 年 5 月 から 平 成 24 年 2 月 までの 間 に 実 施 した 4 実 施 方 法 監 査 対 象 機 関 から 提 出 された 監 査 調 書 等 に 基 づき, 監 査 委 員 が 監 査 を 実 施 した 5 着 眼 点 次 に 掲 げる 項 目 を 着 眼 点 とした (1) 公 用 車 の 保 有 及 び 使 用 について ア 効 率 的 に 使 用 されているか 公 用 車 の 配 置 台 数 及 び 使 用 実 績 使 用 日 数 の 少 ない 公 用 車 への 対 応 方 針 等 イ 実 状 を 踏 まえた 適 切 な 配 置 や 更 新 がなされているか 職 員 数 の 推 移 公 用 車 台 数 の 推 移 車 体 の 小 型 化 及 び 省 エネ 化 の 状 況 私 有 車 使 用 の 状 況 (2) 公 用 車 の 管 理 について ア 運 行 管 理 や 保 管 は 適 正, 効 率 的 に 行 われているか 経 費 の 支 出 状 況, 契 約 方 法 鍵 や 車 両 の 管 理 方 法 適 正 管 理 への 取 組 状 況 イ 点 検, 整 備 等 は 適 切 に 行 われているか 整 備 管 理 者 等 の 選 任 状 況 (3) 安 全 対 策 について ア 事 故 防 止 及 び 事 故 処 理 の 対 策 は 適 切 に 行 われているか 事 故 及 び 経 費 の 状 況 安 全 運 転 への 取 組 状 況 -2-

第 3 公 用 車 の 状 況 1 県 全 体 の 公 用 車 の 状 況 (1) 公 用 車 の 台 数 について 県 に 存 在 する 公 用 車 には, 徳 島 県 県 有 車 両 管 理 規 則 ( 昭 和 42 年 徳 島 県 規 則 第 36 号 以 下 県 有 車 両 管 理 規 則 という ) 第 2 条 第 12 号 に 定 める 県 有 車 両, 徳 島 県 企 業 局 車 両 管 理 規 程 ( 昭 和 45 年 徳 島 県 企 業 管 理 規 程 第 3 号 以 下 企 業 局 車 両 管 理 規 程 という ) 第 2 条 第 6 号 に 定 める 局 有 車 両, 徳 島 県 病 院 局 車 両 管 理 規 程 ( 平 成 17 年 徳 島 県 病 院 局 管 理 規 程 第 11 号 以 下 病 院 局 車 両 管 理 規 程 という ) 第 2 条 第 4 号 に 定 める 局 有 車 両 及 び 徳 島 県 警 察 車 両 管 理 規 程 ( 昭 和 50 年 本 部 訓 令 第 6 号 以 下 警 察 車 両 管 理 規 程 という ) 第 1 条 に 定 める 車 両 がある このうち, 公 安 委 員 会 を 除 く 台 数 を 調 査 した 結 果 は, 資 料 2のとおりである 資 料 2 県 全 体 の 公 用 車 台 数 一 覧 ( 単 位 : 台 ) 種 別 台 数 乗 合 普 通 車 小 型 車 特 殊 車 特 殊 軽 四 輪 原 付 所 属 自 動 車 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 大 型 小 型 自 動 車 乗 用 貨 物 知 事 部 局 等 899 11 58 27 159 391 1 18 41 80 97 16 企 業 局 27 1 1 7 9 4 2 3 病 院 局 10 1 6 1 1 1 合 計 936 11 60 28 172 401 1 22 42 83 100 16 平 成 23 年 3 月 31 日 現 在 県 では, 平 成 19 年 11 月 に 策 定 した とくしま 未 来 創 造 プラン ( 平 成 19 年 度 から 平 成 22 年 度 の4 年 間 )において, 公 用 車 数 の 削 減 率 の 増 大 を 取 組 目 標 とし 計 画 的 な 削 減 が 進 められてきた その 結 果, 企 業 局, 病 院 局 及 び 公 安 委 員 会 を 除 く 平 成 18 年 度 当 初 の 保 有 台 数 が 1,076 台 であったものが, 平 成 22 年 度 末 には899 台 となっており, 削 減 台 数 は177 台, 率 にして16.4%となっている 資 料 3 平 成 18 年 度 から 平 成 22 年 度 までの 台 数 の 推 移 ( 単 位 : 台 ) 平 成 18 年 度 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 1,076 1,029 974 934 899 各 年 度 3 月 31 日 現 在 ただし,18 年 度 のみ4 月 1 日 現 在 -3-

(2) 使 用 実 績 について 平 成 22 年 度 に 存 在 した 公 用 車 ( 公 安 委 員 会 を 除 く )の 使 用 実 績 を 照 会 した 結 果 は, 資 料 4のとおりである 平 成 22 年 度 の 平 均 日 数 は157 日, 平 成 22 年 度 の 開 庁 日 であった243 日 で 除 算 した 稼 働 率 は,64.6%となっている 資 料 4 県 全 体 の 使 用 日 数 等 ( 単 位 : 台, 日,Km) 所 属 台 数 使 用 日 数 年 間 平 均 日 数 1 日 当 たりの 平 均 a b c b/a c/b 知 事 部 局 757 119,512 6,664,248 158 55.8 各 種 委 員 会 等 59 8,633 446,959 146 51.8 所 属 計 816 128,145 7,111,207 157 55.5 バス, 特 殊 車, 特 殊 自 動 車, 原 付 及 び 年 度 途 中 に 保 管 転 換 等 された 車 両 を 除 く (3) 職 員 数 について 平 成 19 年 度 から 平 成 23 年 度 までの 県 全 体 の 職 員 数 の 推 移 は, 資 料 5のとおりで ある 資 料 5 過 去 5 年 間 の 県 職 員 数 の 推 移 ( 単 位 : 人 ) 年 度 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 部 門 一 般 行 政 部 門 3,561 3,430 3,346 3,292 3,248 特 別 行 政 部 門 ( 教 育, 警 察 ) 9,669 9,500 9,388 9,396 9,345 公 営 企 業 等 会 計 部 門 ( 病 院,その 他 ) 944 944 953 992 1,044 合 計 14,174 13,874 13,687 13,680 13,637 出 典 徳 島 県 人 事 行 政 の 運 営 等 の 状 況 各 年 度 4 月 1 日 現 在 -4-

2 監 査 対 象 機 関 が 所 管 する 公 用 車 の 状 況 (1) 公 用 車 に 関 する 規 定 等 について 県 有 車 両 を 保 有 する 知 事 部 局 においては, 県 有 車 両 管 理 規 則 により 管 理 等 を 行 っている また, 南 部 総 合 県 民 局 では 独 自 に 公 用 車 管 理 運 用 方 針 を 作 成 して いる 部 がある 企 業 局 においては, 企 業 局 車 両 管 理 規 程 により 局 有 車 両 の 管 理 等 を 行 っている (2) 公 用 車 の 保 有 及 び 使 用 等 について ア 保 有 状 況 今 回 の 監 査 対 象 機 関 の 公 用 車 台 数 の 推 移 は 資 料 6のとおりであり, 全 体 的 に 減 少 傾 向 となっている 資 料 6 平 成 19 年 度 から 平 成 23 年 度 までの 台 数 の 推 移 監 査 対 象 機 関 平 成 23 年 5 月 平 成 20 年 3 月 増 減 増 減 率 台 数 a b a-b a/b 管 財 課 29 29 0 100% 東 部 県 税 局 徳 島 庁 舎 19 18 1 106% 東 部 保 健 福 祉 局 徳 島 保 健 所 庁 舎 20 24-4 83% 東 部 農 林 水 産 局 徳 島 庁 舎 44 47-3 94% 東 部 県 土 整 備 局 徳 島 庁 舎 60 75-15 80% 南 部 総 合 県 民 局 西 部 総 合 県 民 局 企 画 振 興 部 阿 南 庁 舎 9 10-1 90% 保 健 福 祉 環 境 部 阿 南 庁 舎 21 27-6 78% 農 林 水 産 部 美 波 庁 舎 26 31-5 84% 県 土 整 備 部 阿 南 庁 舎 23 27-4 85% 農 林 水 産 部 三 好 庁 舎 20 24-4 83% 県 土 整 備 部 美 馬 庁 舎 21 23-2 91% 県 土 整 備 部 三 好 庁 舎 20 21-1 95% 企 業 局 総 務 課 23 23 0 100% 13 機 関 335 379-44 88% バス, 特 殊 車, 特 殊 自 動 車, 原 付 除 く -5-

監 査 対 象 機 関 の 公 用 車 保 有 年 数 の 状 況 は, 資 料 7のとおりである 保 有 年 数 が 5 年 以 上 10 年 未 満 のものが60%を 占 めている 次 いで, 10 年 以 上 15 年 未 満 が20%, 5 年 未 満 が19%であった 資 料 7 保 有 年 数 別 台 数 年 数 監 査 対 象 機 関 5 年 以 上 10 年 以 上 5 年 未 満 10 年 未 満 15 年 未 満 15 年 以 上 合 計 台 % 台 % 台 % 台 % 台 % 管 財 課 5 17 20 69 4 14 0 0 29 100 東 部 県 税 局 徳 島 庁 舎 3 16 10 53 6 32 0 0 19 100 東 部 保 健 福 祉 局 徳 島 保 健 所 庁 舎 4 20 13 65 3 15 0 0 20 100 東 部 農 林 水 産 局 徳 島 庁 舎 10 23 26 59 8 18 0 0 44 100 東 部 県 土 整 備 局 徳 島 庁 舎 8 13 37 62 15 25 0 0 60 100 南 部 総 合 県 民 局 企 画 振 興 部 阿 南 庁 舎 1 11 5 56 3 33 0 0 9 100 保 健 福 祉 環 境 部 阿 南 庁 舎 3 14 13 62 5 24 0 0 21 100 農 林 水 産 部 美 波 庁 舎 3 12 20 77 3 12 0 0 26 100 県 土 整 備 部 阿 南 庁 舎 3 13 10 43 10 43 0 0 23 100 西 部 総 合 県 民 局 農 林 水 産 部 三 好 庁 舎 2 10 17 85 1 5 0 0 20 100 県 土 整 備 部 美 馬 庁 舎 5 24 12 57 4 19 0 0 21 100 県 土 整 備 部 三 好 庁 舎 6 30 10 50 4 20 0 0 20 100 企 業 局 総 務 課 12 52 9 39 2 9 0 0 23 100 計 65 19 202 60 68 20 0 0 335 100 バス, 特 殊 車, 特 殊 車 両, 原 付 除 く 平 成 23 年 5 月 31 日 現 在 各 監 査 対 象 機 関 の 構 成 比 は, 端 数 処 理 の 関 係 上 合 計 と 一 致 しない -6-

イ 使 用 実 績 平 成 22 年 度 に 存 在 した 公 用 車 の 使 用 実 績 を 調 査 した 結 果 は, 資 料 8のとおりであ る 平 成 22 年 度 の 平 均 日 数 は163 日, 平 成 22 年 度 の 開 庁 日 であった243 日 で 除 算 し た 稼 働 率 は67.0%となっており,いずれも 県 全 体 の 平 均 を 上 回 っている 資 料 8 ( 単 位 : 台, 日,Km) 台 数 使 用 日 数 年 間 平 均 日 数 1 日 当 たりの 平 均 a b c b/a c/b 331 54,014 2,954,059 163 54.7 バス, 特 殊 車, 特 殊 自 動 車, 原 付 及 び 年 度 途 中 に 保 管 転 換 等 された 車 両 を 除 く ウ 車 体 の 小 型 化 及 び 省 エネ 化 県 では, 公 用 車 の 導 入 について 徳 島 県 グリーン 調 達 等 推 進 方 針 を 受 けて 公 用 車 導 入 要 領 ( 以 下 要 領 という )を 制 定 している この 中 で, 導 入 する 自 動 車 に 必 要 な 機 能 を 検 討 する こととしており, 排 気 量 や, 積 載 量 等 を 検 討 することとなっている 要 領 に 規 定 する 必 要 な 機 能 の 検 討 等 については, 次 のとおりである 1 趣 旨 エコオフィスとくしま 県 率 先 行 動 計 画 及 びこれに 規 定 するグリーン 調 達 等 を 推 進 するための 徳 島 県 グリーン 調 達 等 推 進 方 針 に 示 す 自 動 車 の 導 入 は,この 要 領 に 基 づき 行 うものとする 2 導 入 手 順 (1) 導 入 する 自 動 車 に 必 要 な 機 能 を 検 討 する 排 気 量 をより 小 さいものにできないか (たとえば, 軽 自 動 車 以 外 は 排 気 量 を 全 体 的 に200cc 下 げる ), 積 載 量 は 最 大 どのくらい 必 要 か 登 坂 能 力, 悪 路 走 行 能 力 は 通 常 以 上 に 必 要 か 特 殊 な 用 途 に 用 いるものかどうか -7-

エ 私 有 車 の 公 務 使 用 私 有 車 の 公 務 使 用 については, 私 有 車 の 公 務 使 用 に 関 する 要 綱 ( 以 下 要 綱 という )により, 一 定 の 制 限 を 設 けるとともに, 私 有 車 運 転 許 可 の 基 準 が 明 記 されており, 限 定 的 に 認 められるものである 要 綱 に 規 定 する 私 有 車 運 転 許 可 等 については, 次 のとおりである ( 私 有 車 運 転 登 録 の 申 請 ) 第 4 条 私 有 車 を 公 務 の 遂 行 のために 運 転 しようとする 職 員 は,あらかじめ 私 有 車 運 転 登 録 申 請 書 を 所 属 長 に 提 出 し,その 登 録 を 受 けなければならない ( 私 有 車 運 転 許 可 ) 第 8 条 第 4 条 の 規 定 による 登 録 のほか, 職 員 は, 旅 行 命 令 を 受 けて 旅 行 する 場 合 において 私 有 車 を 運 転 しようとするときは, 出 張 伺 いの 備 考 欄 ( 中 略 ) に( 中 略 ) 私 有 車 運 転 者 登 録 名 簿 の 登 録 番 号 及 び 私 有 車 を 使 用 しなければな らない 理 由 を 記 載 して,その 許 可 を 受 けなければならない ( 私 有 車 運 転 許 可 の 基 準 ) 第 9 条 出 張 命 令 権 者 は, 前 条 に 規 定 する 許 可 の 申 請 があったときは,その 内 容 が 次 の 各 号 に 定 める 要 件 を 備 えていると 認 めるときに 限 り, 前 条 の 許 可 を することができる ただし, 災 害 その 他 の 緊 急 事 態 の 発 生 により 人 命 又 は 公 益 を 保 護 するために 必 要 がある 場 合 は,この 限 りでない (1) 通 常 の 交 通 機 関 を 使 用 した 場 合 においては, 公 務 の 遂 行 が 著 しく 遅 延 し, 又 は 困 難 であること (2) 当 該 車 両 について 県 有 車 両 を 使 用 できないこと ただし, 週 休 日, 休 日 に 開 催 されるイベント 及 び 会 議 等 に 自 宅 から 出 張 する 場 合 等, 所 属 長 が 特 に 必 要 と 認 める 場 合 はこの 限 りではない (3) 公 務 の 能 率 的 遂 行 のために 私 有 車 の 使 用 が 必 要 であること (4) 最 も 経 済 的 な 通 常 の 運 行 経 路 及 び 通 常 の 運 行 状 態 における 運 行 時 間 が1 日 について4 時 間 をこえず,かつ 運 行 距 離 が1 日 について200キロメー トルをこえない 県 内 旅 行 ( 所 管 区 域 又 は 管 轄 区 域 が 県 外 の 市 町 村 の 区 域 に 隣 接 する 出 先 機 関 にあっては 当 該 隣 接 する 県 外 の 市 町 村 の 区 域 への 旅 行 を 含 む )であること 監 査 対 象 機 関 の 私 有 車 運 転 許 可 の 回 数 については, 資 料 9のとおりである -8-

資 料 9 監 査 対 象 機 関 回 数 企 画 総 務 部 管 財 課 13 東 部 県 税 局 徳 島 庁 舎 119 保 健 福 祉 部 東 部 保 健 福 祉 局 徳 島 保 健 所 庁 舎 73 農 林 水 産 部 東 部 農 林 水 産 局 徳 島 庁 舎 198 県 土 整 備 部 東 部 県 土 整 備 局 徳 島 庁 舎 382 南 部 総 合 県 民 局 企 画 振 興 部 阿 南 庁 舎 158 保 健 福 祉 環 境 部 阿 南 庁 舎 621 農 林 水 産 部 美 波 庁 舎 845 県 土 整 備 部 阿 南 庁 舎 584 西 部 総 合 県 民 局 農 林 水 産 部 三 好 庁 舎 517 県 土 整 備 部 美 馬 庁 舎 586 県 土 整 備 部 三 好 庁 舎 339 企 業 局 企 業 局 総 務 課 715 (3) 公 用 車 の 管 理 及 び 安 全 対 策 について 県 有 車 両 は, 県 有 車 両 管 理 規 則 第 3 条 により 課 長 等 は, 管 理 する 県 有 車 両 に ついて, 常 に 有 効 適 切 な 運 用 を 図 り, 善 良 な 管 理 者 の 注 意 をもって, 良 好 な 維 持 保 全 に 努 めなければならない と 規 定 され, 局 有 車 両 についても, 企 業 局 車 両 管 理 規 程 第 3 条 により 同 内 容 が 規 定 されている また, 公 用 車 の 安 全 運 転 対 策 については, 道 路 交 通 法 第 74 条 の3に 規 定 する 安 全 運 転 管 理 者 及 び 副 安 全 運 転 管 理 者 又 は 県 有 車 両 管 理 規 則 及 び 企 業 局 車 両 管 理 規 程 に 規 定 する 安 全 運 転 管 理 補 助 者 ( 以 下 安 全 運 転 管 理 者 等 という )が 選 任 され,その 職 務 を 遂 行 することとなっている 各 監 査 対 象 機 関 では, 安 全 運 転 管 理 者 等 を 適 切 に 選 任 し, 職 員 に 対 し 安 全 運 転 講 習 会 等 を 開 催 していた -9-

(4) 監 査 対 象 機 関 の 状 況 について 各 監 査 対 象 機 関 ごとの 状 況 については, 次 のとおりである ア 管 財 課 平 成 23 年 5 月 31 日 現 在 での 公 用 車 の 車 種 別 は, 資 料 10のとおりである 資 料 10 ( 単 位 : 台 ) 普 通 車 小 型 車 軽 四 輪 計 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 16 0 9 4 0 0 29 また, 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 は, 資 料 11のとおりである 資 料 11 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 ( 単 位 : 人 ) 区 分 年 度 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 一 般 職 員 41 41 43 41 36 臨 時 職 員 1 1 0 3 1 非 常 勤 職 員 4 4 3 4 11 合 計 46 46 46 48 48 平 成 22 年 度 の 公 用 車 の 使 用 日 数 等 は, 資 料 12のとおりである 資 料 12 使 用 日 数 等 ( 単 位 : 台, 日,Km) 台 数 使 用 日 数 年 間 平 均 日 数 1 日 当 たりの 平 均 a b c b/a c/b 28 5,683 335,387 203 59.0 バス, 特 殊 車, 特 殊 自 動 車, 原 付 及 び 年 度 途 中 に 保 管 転 換 等 された 車 両 を 除 く -10-

イ 東 部 県 税 局 徳 島 庁 舎 平 成 23 年 5 月 31 日 現 在 での 公 用 車 の 車 種 別 は, 資 料 13のとおりである 資 料 13 ( 単 位 : 台 ) 普 通 車 小 型 車 軽 四 輪 計 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 1 0 1 2 15 0 19 また, 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 は, 資 料 14のとおりである 資 料 14 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 ( 単 位 : 人 ) 年 度 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 区 分 一 般 職 員 53 66 64 61 62 5 [5] 12 [3] 13 [1] 12 [1] 11 [1] 臨 時 職 員 4 2 3 3 2 非 常 勤 職 員 2 1 1 1 2 合 計 59 69 68 65 66 5 [5] 12 [3] 13 [1] 12 [1] 11 [1] は 他 所 属 への 兼 務 職 員 で 内 数 である [ ]は 他 所 属 からの 兼 務 職 員 で 外 数 である 平 成 22 年 度 の 公 用 車 の 使 用 日 数 等 は, 資 料 15のとおりである 資 料 15 使 用 日 数 等 ( 単 位 : 台, 日,Km) 台 数 使 用 日 数 年 間 平 均 日 数 1 日 当 たりの 平 均 a b c b/a c/b 19 2,194 76,623 115 34.9 バス, 特 殊 車, 特 殊 自 動 車, 原 付 を 除 く -11-

ウ 東 部 保 健 福 祉 局 徳 島 保 健 所 庁 舎 平 成 23 年 5 月 31 日 現 在 での 公 用 車 の 車 種 別 は, 資 料 16のとおりである 資 料 16 ( 単 位 : 台 ) 普 通 車 小 型 車 軽 四 輪 計 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 2 0 3 2 5 8 20 また, 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 は, 資 料 17のとおりである 資 料 17 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 ( 単 位 : 人 ) 区 分 年 度 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 一 般 職 員 74 65 62 63 62 臨 時 職 員 9 2 2 2 4 非 常 勤 職 員 16 17 17 23 24 合 計 99 84 81 88 90 平 成 22 年 度 の 公 用 車 の 使 用 日 数 等 は, 資 料 18のとおりである 資 料 18 使 用 日 数 等 ( 単 位 : 台, 日,Km) 台 数 使 用 日 数 年 間 平 均 日 数 1 日 当 たりの 平 均 a b c b/a c/b 21 3,060 114,226 146 37.3 バス, 特 殊 車, 特 殊 自 動 車, 原 付 及 び 年 度 途 中 に 保 管 転 換 等 された 車 両 を 除 く -12-

エ 東 部 農 林 水 産 局 徳 島 庁 舎 平 成 23 年 5 月 31 日 現 在 での 公 用 車 の 車 種 別 は, 資 料 19のとおりである 資 料 19 ( 単 位 : 台 ) 普 通 車 小 型 車 軽 四 輪 計 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 0 0 9 35 0 0 44 また, 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 は, 資 料 20のとおりである 資 料 20 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 ( 単 位 : 人 ) 区 分 年 度 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 一 般 職 員 99 103 96 92 88 臨 時 職 員 6 2 6 3 2 非 常 勤 職 員 35 33 34 14 17 合 計 140 138 136 109 107 平 成 22 年 度 の 公 用 車 の 使 用 日 数 等 は, 資 料 21のとおりである 資 料 21 使 用 日 数 等 ( 単 位 : 台, 日,Km) 台 数 使 用 日 数 年 間 平 均 日 数 1 日 当 たりの 平 均 a b c b/a c/b 44 6,491 306,297 148 47.2 バス, 特 殊 車, 特 殊 自 動 車, 原 付 及 び 年 度 途 中 に 保 管 転 換 等 された 車 両 を 除 く -13-

オ 東 部 県 土 整 備 局 徳 島 庁 舎 平 成 23 年 5 月 31 日 現 在 での 公 用 車 の 車 種 別 は, 資 料 22のとおりである 資 料 22 ( 単 位 : 台 ) 普 通 車 小 型 車 軽 四 輪 計 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 1 3 2 36 1 17 60 また, 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 は, 資 料 23のとおりである 資 料 23 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 ( 単 位 : 人 ) 区 分 年 度 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 一 般 職 員 178 172 165 158 146 臨 時 職 員 9 4 2 2 3 非 常 勤 職 員 44 42 43 39 31 合 計 231 218 210 199 180 平 成 22 年 度 の 公 用 車 の 使 用 日 数 等 は, 資 料 24のとおりである 資 料 24 使 用 日 数 等 ( 単 位 : 台, 日,Km) 台 数 使 用 日 数 年 間 平 均 日 数 1 日 当 たりの 平 均 a b c b/a c/b 58 11,276 563,401 194 50.0 バス, 特 殊 車, 特 殊 自 動 車, 原 付 及 び 年 度 途 中 に 保 管 転 換 等 された 車 両 を 除 く -14-

カ 南 部 総 合 県 民 局 企 画 振 興 部 阿 南 庁 舎 平 成 23 年 5 月 31 日 現 在 での 公 用 車 の 車 種 別 は, 資 料 25のとおりである 資 料 25 ( 単 位 : 台 ) 普 通 車 小 型 車 軽 四 輪 計 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 0 0 2 1 5 1 9 また, 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 は, 資 料 26のとおりである 資 料 26 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 ( 単 位 : 人 ) 区 分 年 度 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 一 般 職 員 31 30 26 26 26 臨 時 職 員 3 3 1 1 1 非 常 勤 職 員 2 2 2 1 2 合 計 36 35 29 28 29 平 成 22 年 度 の 公 用 車 の 使 用 日 数 等 は, 資 料 27のとおりである 資 料 27 使 用 日 数 等 ( 単 位 : 台, 日,Km) 台 数 使 用 日 数 年 間 平 均 日 数 1 日 当 たりの 平 均 a b c b/a c/b 9 1,015 63,870 113 62.9 バス, 特 殊 車, 特 殊 自 動 車, 原 付 及 び 年 度 途 中 に 保 管 転 換 等 された 車 両 を 除 く -15-

キ 南 部 総 合 県 民 局 保 健 福 祉 環 境 部 阿 南 庁 舎 平 成 23 年 5 月 31 日 現 在 での 公 用 車 の 車 種 別 は, 資 料 28のとおりである 資 料 28 ( 単 位 : 台 ) 普 通 車 小 型 車 軽 四 輪 計 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 1 0 5 6 4 5 21 また, 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 は, 資 料 29のとおりである 資 料 29 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 ( 単 位 : 人 ) 区 分 年 度 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 一 般 職 員 55 47 46 46 46 臨 時 職 員 3 2 3 5 2 非 常 勤 職 員 27 24 24 28 40 合 計 85 73 73 79 88 平 成 22 年 度 の 公 用 車 の 使 用 日 数 等 は, 資 料 30のとおりである 資 料 30 使 用 日 数 等 ( 単 位 : 台, 日,Km) 台 数 使 用 日 数 年 間 平 均 日 数 1 日 当 たりの 平 均 a b c b/a c/b 21 3,193 160,332 152 50.2 バス, 特 殊 車, 特 殊 自 動 車, 原 付 を 除 く -16-

ク 南 部 総 合 県 民 局 農 林 水 産 部 美 波 庁 舎 平 成 23 年 5 月 31 日 現 在 での 公 用 車 の 車 種 別 は, 資 料 31のとおりである 資 料 31 ( 単 位 : 台 ) 普 通 車 小 型 車 軽 四 輪 計 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 0 0 10 15 0 1 26 また, 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 は, 資 料 32のとおりである 資 料 32 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 ( 単 位 : 人 ) 年 度 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 区 分 一 般 職 員 65 62 58 54 56 <19> [5] <18> [5] <17> [5] <17> [1] <17> [1] 臨 時 職 員 4<1> 0 2<0> 0 0 非 常 勤 職 員 40<17> 36<15> 36<15> 5<0> 10<1> 合 計 109 98 96 59 66 37 [5] 33 [5] 32 [5] 17 [1] 18 [1] は 那 賀 林 務 庁 舎 職 員 で 内 数 である [ ]は 兼 務 職 員 で 内 数 である 平 成 22 年 度 の 公 用 車 の 使 用 日 数 等 は, 資 料 33のとおりである 資 料 33 使 用 日 数 等 ( 単 位 : 台, 日,Km) 台 数 使 用 日 数 年 間 平 均 日 数 1 日 当 たりの 平 均 a b c b/a c/b 27 3,909 299,478 145 76.6 バス, 特 殊 車, 特 殊 自 動 車, 原 付 及 び 年 度 途 中 に 保 管 転 換 等 された 車 両 を 除 く -17-

ケ 南 部 総 合 県 民 局 県 土 整 備 部 阿 南 庁 舎 平 成 23 年 5 月 31 日 現 在 での 公 用 車 の 車 種 別 は, 資 料 34のとおりである 資 料 34 ( 単 位 : 台 ) 普 通 車 小 型 車 軽 四 輪 計 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 0 1 1 19 1 1 23 また, 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 は, 資 料 35のとおりである 資 料 35 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 ( 単 位 : 人 ) 区 分 年 度 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 一 般 職 員 69 66 62 58 50 臨 時 職 員 5 2 1 1 1 非 常 勤 職 員 27 27 26 25 27 合 計 101 95 89 84 78 平 成 22 年 度 の 公 用 車 の 使 用 日 数 等 は, 資 料 36のとおりである 資 料 36 使 用 日 数 等 ( 単 位 : 台, 日,Km) 台 数 使 用 日 数 年 間 平 均 日 数 1 日 当 たりの 平 均 a b c b/a c/b 23 3,872 193,931 168 50.1 バス, 特 殊 車, 特 殊 自 動 車, 原 付 及 び 年 度 途 中 に 保 管 転 換 等 された 車 両 を 除 く -18-

コ 西 部 総 合 県 民 局 農 林 水 産 部 三 好 庁 舎 平 成 23 年 5 月 31 日 現 在 での 公 用 車 の 車 種 別 は, 資 料 37のとおりである 資 料 37 ( 単 位 : 台 ) 普 通 車 小 型 車 軽 四 輪 計 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 0 0 5 15 0 0 20 また, 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 は, 資 料 38のとおりである 資 料 38 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 ( 単 位 : 人 ) 区 分 年 度 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 一 般 職 員 53 50 48 45 44 臨 時 職 員 1 0 1 2 0 非 常 勤 職 員 18 17 16 2 5 合 計 72 67 65 49 49 平 成 22 年 度 の 公 用 車 の 使 用 日 数 等 は, 資 料 39のとおりである 資 料 39 使 用 日 数 等 ( 単 位 : 台, 日,Km) 台 数 使 用 日 数 年 間 平 均 日 数 1 日 当 たりの 平 均 a b c b/a c/b 18 2,700 174,990 150 64.8 バス, 特 殊 車, 特 殊 自 動 車, 原 付 及 び 年 度 途 中 に 保 管 転 換 等 された 車 両 を 除 く -19-

サ 西 部 総 合 県 民 局 県 土 整 備 部 美 馬 庁 舎 平 成 23 年 5 月 31 日 現 在 での 公 用 車 の 車 種 別 は, 資 料 40のとおりである 資 料 40 ( 単 位 : 台 ) 普 通 車 小 型 車 軽 四 輪 計 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 0 3 1 10 0 7 21 また, 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 は, 資 料 41のとおりである 資 料 41 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 ( 単 位 : 人 ) 区 分 年 度 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 一 般 職 員 62 59 56 55 55 臨 時 職 員 4 1 0 0 0 非 常 勤 職 員 11 9 9 10 7 合 計 77 69 65 65 62 平 成 22 年 度 の 公 用 車 の 使 用 日 数 等 は, 資 料 42のとおりである 資 料 42 使 用 日 数 等 ( 単 位 : 台, 日,Km) 台 数 使 用 日 数 年 間 平 均 日 数 1 日 当 たりの 平 均 a b c b/a c/b 20 3,470 216,386 174 62.4 バス, 特 殊 車, 特 殊 自 動 車, 原 付 及 び 年 度 途 中 に 保 管 転 換 等 された 車 両 を 除 く -20-

シ 西 部 総 合 県 民 局 県 土 整 備 部 三 好 庁 舎 平 成 23 年 5 月 31 日 現 在 での 公 用 車 の 車 種 別 は, 資 料 43のとおりである 資 料 43 ( 単 位 : 台 ) 普 通 車 小 型 車 軽 四 輪 計 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 0 2 1 13 1 3 20 また, 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 は, 資 料 44のとおりである 資 料 44 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 ( 単 位 : 人 ) 区 分 年 度 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 一 般 職 員 72 68 66 63 55 臨 時 職 員 2 0 1 1 1 非 常 勤 職 員 9 7 9 8 6 合 計 83 75 76 72 62 平 成 22 年 度 の 公 用 車 の 使 用 日 数 等 は, 資 料 45のとおりである 資 料 45 使 用 日 数 等 ( 単 位 : 台, 日,Km) 台 数 使 用 日 数 年 間 平 均 日 数 1 日 当 たりの 平 均 a b c b/a c/b 20 4,058 283,922 203 70.0 バス, 特 殊 車, 特 殊 自 動 車, 原 付 を 除 く -21-

ス 企 業 局 平 成 23 年 5 月 31 日 現 在 での 公 用 車 の 車 種 別 は, 資 料 46のとおりである 資 料 46 ( 単 位 : 台 ) 普 通 車 小 型 車 軽 四 輪 計 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 乗 用 貨 物 1 1 7 9 2 3 23 また, 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 は, 資 料 47のとおりである 資 料 47 過 去 5 年 間 の 職 員 数 の 推 移 ( 単 位 : 人 ) 区 分 年 度 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 一 般 職 員 118 111 111 110 108 臨 時 職 員 5 5 7 4 5 非 常 勤 職 員 16 16 16 16 16 合 計 139 132 134 130 129 平 成 22 年 度 の 公 用 車 の 使 用 日 数 等 は, 資 料 48のとおりである 資 料 48 使 用 日 数 等 ( 単 位 : 台, 日,Km) 台 数 使 用 日 数 年 間 平 均 日 数 1 日 当 たりの 平 均 a b c b/a c/b 23 3,093 165,216 134 53.4 バス, 特 殊 車, 特 殊 自 動 車, 原 付 及 び 年 度 途 中 に 保 管 転 換 等 された 車 両 を 除 く -22-

第 4 監 査 の 結 果 等 1 平 成 12 年 度 行 政 監 査 結 果 のフォローアップ 平 成 12 年 度 行 政 監 査 結 果 報 告 に 対 する 主 な 監 査 対 象 機 関 の 対 応 状 況 等 については, 資 料 49のとおりであり, 概 ね 適 切 な 対 応 がなされている 資 料 49 平 成 12 年 度 行 政 監 査 結 果 報 告 に 対 する 対 応 状 況 等 平 成 12 年 度 行 政 監 査 結 果 報 告 措 置 状 況 等 徳 島 県 県 有 車 両 管 理 規 則 の 運 用 徳 島 県 用 度 事 業 特 別 会 計 規 則 を 改 正 し, 平 成 では, 県 有 車 両 を 共 用 できる 範 囲 16 年 度 から, 共 用 車 の 配 車 要 求 できる 廨 の 範 囲 は, 原 則 として, 本 庁 の 同 一 部 内 を, 徳 島 市 内 から 全 県 に 拡 大 し, 利 用 の 拡 大 に としているが, 対 象 を 他 部 局 間 や 努 めている 出 先 機 関 にも 広 げるよう 検 討 され 平 成 22 年 度 から 開 始 された( 庁 内 LANシステ たい ( 管 財 課 ) ムである)JoruriGwの 施 設 予 約 システムでは, 課 が 所 管 する 車 両 の 予 約 スケジュールを 管 理 す ることができるようになった このシステムで は, 他 課 に,その 車 両 を 予 約 可 能 とする 権 限, あるいは 予 約 状 況 を 照 会 する 権 限 を 付 与 するこ とが 可 能 となり,より 効 率 的 な 利 用 を 進 めてい る なお, 他 部 局 間 への 拡 大 については, 車 両 管 理 や 事 故 対 応, 国 庫 補 助 車 両 の 共 用 等 の 問 題 点 について 検 討 を 行 っている 公 用 車 を 庁 舎 ごとや 部 局 別 に 集 中 管 理 することの 是 非 について 検 討 されたい ( 管 財 課 ) 普 通 自 動 車 と 小 型 自 動 車 の 更 新 基 準 については, 平 成 12 年 度 に 見 直 されているところであるが, 軽 自 動 車 については, 従 来 のまま となっているので, 更 新 基 準 の 見 直 しを 検 討 されたい また, 年 数 若 しくは 走 行 距 離 を 基 準 としている 更 新 基 準 の 定 め 方 そのものについても 併 せて 検 討 されたい ( 管 財 課 ) 本 県 では, 公 用 車 のうち 貸 出 自 動 車 しか 任 意 保 険 に 加 入 していな いが, 任 意 保 険 の 全 車 加 入 に 向 け て 検 討 されたい ( 管 財 課 ) 事 業 課 における 業 務 の 特 殊 性 や 緊 急 性 等 によ り 集 中 管 理 になじまない 部 門 があること ま た, 出 先 機 関 では 地 域 特 性 により 集 中 管 理 が 困 難 なことがあること 購 入 財 源 が 国 庫 補 助 金 の 車 両 で, 使 用 目 的 に 制 限 を 受 ける 場 合 があること 等 が 考 えられる 効 率 的 な 運 用 を 行 えるよう, 引 き 続 き 検 討 す る 軽 自 動 車 の 性 能 が 向 上 していることから, 更 新 年 限 及 び の 見 直 しを 行 い, 平 成 19 年 4 月 から 改 正 した 更 新 基 準 を 適 用 している 更 新 基 準 に 到 達 していても, 車 両 の 整 備 状 況 が 良 好 で 安 全 な 運 行 に 支 障 が 無 いと 管 財 課 長 が 認 める 車 両 については 継 続 して 使 用 し, 更 新 サ イクルを 延 長 している 対 物 任 意 保 険 は 平 成 14 年 2 月 から, 対 人 任 意 保 険 は 平 成 19 年 6 月 から, 全 車 加 入 している -23-

使 用 日 数 の 少 ない 公 用 車 がある 公 用 車 削 減 計 画 等 により, 平 成 12 年 度 に29 台 など, 改 善 を 要 するものがある 保 有 していた 公 用 車 が, 平 成 23 年 度 には21 台 ( 東 部 保 健 福 祉 局 徳 島 保 健 所 庁 ( 特 殊 自 動 車 含 む)となっている 舎 ) 運 用 については, 担 当 ごとに 適 正 管 理 に 努 め るとともに,6 台 を 庁 舎 内 で 共 用 できるように し, 公 用 車 の 集 中 管 理 及 び 効 率 的 運 用 を 図 って いる また, 各 担 当 間 においても, 相 互 に 使 用 できる ものとし, 庁 舎 内 の 他 部 局 間 でも, 必 要 に 応 じ て, 使 用 を 認 めることとして, 公 用 車 の 有 効 活 用 に 努 めている 駐 車 場 について 検 討 を 要 するも 駐 車 場 については, 職 員 用 の 駐 車 スペースに のがある ついて 見 直 しを 行 い, 出 入 りの 多 い 庁 舎 北 側 の ( 東 部 保 健 福 祉 局 徳 島 保 健 所 庁 駐 車 場 を 外 来 用 とし,50 台 分 のスペースを 確 保 舎 ) している また, 公 用 車 については, 盗 難 防 止 のため, 地 下 に 駐 車 場 を 確 保 し, 緊 急 体 制 で 出 られるよう に, 入 口 に 近 い 位 置 に 配 置 している -24-

2 監 査 の 結 果 今 回 の 監 査 の 結 果 は, 次 のとおりであった なお,この 報 告 書 を 取 りまとめるまでに 改 善 等 がなされた 場 合 においても 記 載 して いる (1) 使 用 日 数 について 監 査 対 象 となった 公 用 車 は 合 計 335 台 であり,このうち 年 度 途 中 で 保 管 転 換 等 の あった 車 両 を 除 いた 車 両 の 平 均 使 用 日 数 は163 日 であった これは, 県 全 体 の 公 用 車 の 平 均 使 用 日 数 である157 日 よりも 多 くなっている しかし, 個 別 にみると, 使 用 日 数 が100 日 未 満 と 県 全 体 の 平 均 日 数 の6 割 程 度 し かないものが46 台 あったほか, 使 用 日 数 の 最 も 少 ない 公 用 車 は24 日, 最 も 多 い 公 用 車 は328 日 と 個 々に 大 きな 差 が 見 受 けられた このうち, 使 用 日 数 が 少 ない 車 両 についてその 理 由 を 聴 取 したところ, 緊 急 時 のために 待 機 しておく 必 要 があるため, 道 路 維 持 作 業 等 特 殊 な 用 途 に 用 い るため 等,やむを 得 ない 事 情 のものも 認 められた しかし,それ 以 外 の 場 合 は, 使 用 日 数 の 少 ない 車 両 の 使 用 状 況 を 把 握 し, 使 用 日 数 の 向 上 を 検 討 する 必 要 がある また, 使 用 日 数 の 向 上 が 見 込 めない 場 合 は, 今 後 の 必 要 性 を 勘 案 した 上 で, 減 車 についても 検 討 する 必 要 がある (2) 車 体 の 小 型 化 及 び 省 エネ 化 について 各 監 査 対 象 機 関 は, 前 記 の 要 領 により 導 入 車 種 等 を 検 討 することとなっており, 小 回 り 等 利 便 性 やコスト 軽 減 あるいは 環 境 負 荷 低 減 の 観 点 から, 軽 自 動 車 や 低 公 害 車 を 導 入 している 事 例 があった しかし, 現 在 保 有 している 公 用 車 の 車 種 について, 軽 自 動 車 が 全 くない 所 属 が 複 数 存 在 した その 理 由 については, 山 間 部 や 未 舗 装 道 路 を 通 行 しなければなら なかったり, 荷 物 を 積 載 する 貨 物 スペースが 必 要 であるとのことで, 業 務 の 内 容 や 地 域 性 によっては 一 定 以 上 の 排 気 量 や 車 体 が 必 要 である 場 合 も 認 められた 一 方, 公 用 車 を 保 持 するためには, 購 入 費 のみならず 維 持 管 理 経 費 が 必 ず 発 生 するものである 車 体 購 入 費 や 維 持 管 理 経 費 の 節 減 等 の 観 点 から, 現 在 の 使 用 状 況 や 使 用 目 的 等 を 検 証 し, 業 務 の 遂 行 上 支 障 がない 車 両 は, 小 型 化 や 省 エネ 化 に ついて 検 討 をする 必 要 がある -25-

(3) 私 有 車 運 転 許 可 について 公 務 の 私 有 車 使 用 について, 各 監 査 対 象 機 関 ともに, 要 綱 第 9 条 に 定 める 許 可 要 件 に 基 づき 判 断 し 許 可 しているとのことであった その 回 数 は 前 記 のとおり 非 常 に 多 くなっている 所 属 があったが, 業 務 の 内 容 や 事 務 所 の 所 在 地 によっては, 公 務 の 能 率 的 遂 行 のために 私 有 車 を 使 用 することはやむを 得 ない 事 情 が 認 められた 一 方, 要 綱 では, 私 有 車 使 用 は 極 めて 限 定 的 に 認 められたものであり, 万 一, 交 通 事 故 が 発 生 した 場 合, 当 該 私 有 車 にかかる 強 制 保 険 や 任 意 保 険 の 保 険 金 等 に よっててん 補 できる 損 害 については, 職 員 が 損 害 を 賠 償 することとなる 出 張 命 令 権 者 は,これらの 点 を 勘 案 し, 私 有 車 運 転 許 可 について 今 後 も 厳 密 な 判 断 を 行 う 必 要 がある (4) 鍵 等 の 管 理 について 公 用 車 の 鍵 等 の 管 理 状 況 を 調 査 したところ, 管 理 職 等 が 鍵 や 県 有 車 両 使 用 簿 を 一 括 管 理 している 所 属 がある 一 方 で, 業 務 や 庁 舎 管 理 上 等 の 事 情 により, 課 ごと や 担 当 ごとに 管 理 している 所 属 があった 公 用 車 の 鍵 等 の 管 理 については, 稼 働 率 の 向 上 や 不 適 切 使 用 の 予 防 等 の 観 点 か ら 一 括 管 理 が 最 適 であるが, 様 々な 事 情 によりそれが 困 難 である 場 合 であっても, これまで 以 上 に 厳 密 な 管 理 方 法 について 検 討 する 必 要 がある (5) 安 全 運 転 の 確 保 について 各 監 査 対 象 機 関 では 安 全 運 転 講 習 会 等 を 開 催 し,これに 加 えて 適 時 啓 発 を 行 っ たり, 私 費 でアルコールチェッカーを 設 置 するなど,それぞれ 安 全 運 転 に 対 する 取 組 を 行 っていたが, 一 部 の 所 属 では 交 通 事 故 が 発 生 していた 交 通 事 故 は, 県 に 財 政 的 な 損 害 を 与 えるばかりでなく, 県 政 に 対 する 信 頼 を 失 墜 させるおそれがあるため, 交 通 事 故 が 発 生 している 所 属 はもちろん, 公 用 車 を 保 有 又 は 私 有 車 を 公 務 使 用 する 所 属 において, 安 全 運 転 を 徹 底 する 必 要 がある -26-

第 5 まとめ 今 回 の 監 査 においては, 各 監 査 対 象 機 関 で, 公 用 車 が 概 ね 適 切 に 使 用 及 び 管 理 されていることが 確 認 でき,また, 平 成 12 年 度 行 政 監 査 結 果 に 対 する 対 応 につい ても 概 ね 適 切 になされていたことが 認 められた しかしながら,この10 年 間 で 社 会 経 済 情 勢 が 大 きく 変 化 したことで 公 用 車 を 取 り 巻 く 状 況 も 変 化 し, 今 まで 以 上 に 効 率 的 に 使 用 及 び 管 理 する 必 要 がある 今 後 も, 公 用 車 の 保 有 と 管 理 について, 経 済 性, 効 率 性 の 観 点 から, 利 用 実 態 や 業 務 内 容 に 加 え, 取 り 巻 く 環 境 等 の 変 化 に 対 応 した 最 適 な 状 態 が 保 持 されてい るか,また, 使 用 に 当 たっても, 経 済 性, 効 率 性 が 徹 底 できているか, 常 に 検 討 がなされるよう 期 待 するものである -27-