動 向 調 査 シ ー ト 施 策 項 目 12 野 生 動 物 の 被 害 対 策 の 強 化 主 な 推 進 方 策 主 管 課 及 び 関 係 課 野 生 動 物 の 農 林 水 産 業 被 害 対 策 の 取 組 強 化 野 生 動 物 の 個 体 数 管 理 の 推 進 狩 猟 者 等 の 育 成 確 保 主 管 課 ( 事 務 所 ): 朝 来 農 林 振 興 事 務 所 森 林 林 業 課 関 係 課 ( 事 務 所 ): 豊 岡 農 林 水 産 振 興 事 務 所 農 政 振 興 課 森 林 林 業 課 但 馬 水 産 事 務 所 豊 岡 新 温 泉 朝 来 農 業 改 良 普 及 センター 朝 来 農 林 振 興 事 務 所 農 政 振 興 課 1 施 策 目 標 と 期 待 する 効 果 農 林 業 被 害 や 生 活 被 害 を 防 止 するため 個 体 数 管 理 や 防 除 対 策 をなお 一 層 強 化 し 地 域 住 民 が 主 体 となった 地 域 ぐるみの 被 害 対 策 の 取 組 を 推 進 するとともに 有 害 鳥 獣 の 利 用 について 検 討 します また 漁 業 被 害 をもたら す 大 型 クラゲへの 対 策 を 強 化 します 農 林 水 産 ビジョン2020 点 検 指 標 指 標 名 野 生 動 物 による 農 林 業 被 害 金 額 ( 百 万 円 ) 基 準 年 値 1 平 成 21 年 実 績 値 2 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 25 年 目 標 値 平 成 32 年 270 323 228 249 55 備 考 1 ビジョン2020の 現 状 値 を 記 載 する 2 実 績 値 が 未 定 の 場 合 月 頃 判 明 と 記 載 する 2 関 連 する 計 画 及 び 総 合 的 体 系 的 推 進 計 画 での 関 連 事 業 鳥 獣 保 護 事 業 計 画 ( 第 10 次 :19 年 4 月 ~24 年 3 月 第 11 次 :24 年 4 月 ~29 年 3 月 ) 特 定 鳥 獣 保 護 管 理 計 画 ニホンジカ ツキノワグマ ニホンザル イノシシ ( 前 計 画 期 間 :19~23 年 度 現 計 画 期 間 :24~29 年 度 ) 兵 庫 県 アライグマ 防 除 指 針 (18 年 6 月 策 定 ) ひょうごシカ 肉 活 用 ガイドライン(23 年 1 月 策 定 ) 3 動 向 (1) 新 ひょうごの 森 づくり の 柱 としている 里 山 林 の 再 生 等 による 広 葉 樹 林 の 造 成 県 民 緑 税 の 活 用 によ る 野 生 動 物 育 成 林 の 整 備 を 進 めるとともに シカ イノシシ サル 等 の 野 生 動 物 による 農 林 業 被 害 を 防 止 する ため 集 落 の 山 すそを 取 り 囲 み 野 生 動 物 の 出 没 を 防 ぐ 防 護 柵 も 設 置 している 大 型 クラゲの 対 策 は 来 遊 海 域 が 広 範 囲 に 及 ぶことから 国 主 導 による 対 策 が 講 じられており 沿 岸 各 県 は 情 報 の 収 集 と 提 供 を 担 うよう 位 置 づけられている 21 年 漁 期 には 大 量 発 生 して 操 業 に 支 障 を 来 したが 近 年 は 日 本 海 への 回 遊 は 少 ない 大 量 発 生 があった 場 合 は 補 助 事 業 により 洋 上 において 大 型 クラゲの 駆 除 作 業 が 行 われる 一 方 入 網 を 防 止 する 技 術 としては 水 産 技 術 センターにおいて 性 能 の 高 い 改 良 網 が 開 発 されている (2) 兵 庫 県 では シカについては 狩 猟 期 間 の 延 長 メスジカの 狩 猟 対 象 化 や 新 たな 捕 獲 装 置 の 開 発 普 及 等 に より22 年 度 から 年 間 捕 獲 頭 数 を 従 来 の2 万 頭 から3 万 頭 に 増 やし さらに25 年 度 からは3 万 5 千 頭 に 設 定 し 捕 獲 効 率 を 上 げるための 施 策 を 重 点 的 に 進 めている また 捕 獲 されたシカの 肉 や 皮 を 無 駄 なく 資 源 として 有 効 活 用 するため シカ 肉 料 理 のレシピ 紹 介 やイベ ント 等 における 需 要 喚 起 を 推 進 している アライグマ ヌートリアについては 特 定 外 来 生 物 被 害 体 育 事 業 を 活 用 した 捕 獲 を 行 なっている アライグ マの 捕 獲 数 は 現 状 では 少 ないが 大 きな 農 業 被 害 をもたらす 獣 種 であるため 今 後 の 動 向 を 注 目 する 必 要 があ る (3) 狩 猟 者 の 減 少 や 高 齢 化 の 問 題 に 対 し 若 年 の 狩 猟 後 継 者 の 確 保 を 図 るため 狩 猟 の 公 益 性 のPRや 狩 猟 免 許 試 験 の 休 日 実 施 を 行 っている
4 施策の取組 評価 課題に対応する今後の取組方針 野生動物による農林業被害金額 (百万円) 1 施策の取組 シカ等による野生動物による農林業被害防止のため 鳥獣保護法 鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法 律 鳥獣害被害防止特措法 鳥獣による農林水産業被害等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律 に基づく取組や関連予算事業並びに但馬県民局地域の夢推進事業による若手狩猟者やアドバイザーの養成 モデル集落での防除対策の実践指導等の対策を推進している 2 目標に対する取組評価と今後の課題 防護柵の設置や有害鳥獣捕獲等により対策が進められて 被害金額は減少する傾向にはあるが 依然として 高い 3 課題解決のための取組方針 引き続き 既存の法律 予算事業を活用して 個体数管理や適切な防除対策を進め 農林業被害の防止を図 るとともに 森林動物研究センターの研究成果の普及や野生動物育成林整備事業等による生息地管理を図って いく 5 ひょうごみどり白書で紹介したい事例 新たな施策 時の話題 各種調査結果等 1 鳥獣害対策マイスター育成スクール 狩猟に関するセミナー 現地実習により 野生動物の実態や 被害防止技術をも身につけた意識レベルの高い 銃猟に従事で きる若年層狩猟者を5年間で40名の育成を行った H21 8 名 H22 8名 H23 13名 H24 5名 H25 6名 2 くくり罠によるシカ捕獲技術の向上 新規わな猟免許取得者を対象とし セミナー 現地実習によ り 捕獲効率が最も高い狩猟方法であるくくり罠の捕獲技術を 講習し シカ捕獲拡大を図った 4回 射撃実習 3 集落獣害アドバイザー養成講座の開催 被害集落の農会長等を対象に アドバイザー養成講座を開催 し被害防止対策に関する知識を有し 実態把握や効果的な防護 柵設置などの対策を企画立案できる地域密着型人材育成を進 め 地域ぐるみの被害防止対策推進体制の整備を図った 3 回 くくり罠講習会
施 策 項 目 推 進 方 策 主 管 課 及 び 関 係 課 動 向 調 査 シ ー ト 13 災 害 に 強 い 農 山 漁 村 の 構 築 農 地 森 林 の 地 すべり 防 止 対 策 や 老 朽 化 したため 池 井 堰 等 の 整 備 を 推 進 する 山 地 災 害 の 危 険 から 地 域 を 守 る 治 山 工 事 を 推 進 する 地 域 住 民 等 によるため 池 や 農 地 の 保 全 管 理 を 徹 底 森 林 整 備 を 行 い 農 地 森 林 の 持 つ 保 水 機 能 を 高 める 災 害 に 強 い 森 づくりを 推 進 し 森 林 の 防 災 機 能 を 強 化 する 海 岸 浸 食 等 から 国 土 を 保 全 するため 海 岸 保 全 施 設 の 整 備 を 推 進 する 台 風 等 の 異 常 荒 天 時 にも 安 全 に 漁 船 が 係 留 できる 泊 地 の 静 かな 漁 港 の 整 備 を 推 進 する 山 地 災 害 情 報 協 力 員 や 住 民 との 合 同 パトロール 防 災 講 習 会 を 開 催 するなど 地 域 の 参 画 と 協 働 による 防 災 意 識 の 高 揚 を 図 る また 減 災 支 援 事 業 を 活 用 し 住 民 参 画 型 の 防 災 減 災 活 動 を 支 援 する 高 病 原 性 鳥 インフルエンザ 口 蹄 疫 等 の 重 大 家 畜 伝 染 病 について 防 疫 講 習 会 演 習 を 開 催 し 農 場 に 対 して 立 入 巡 回 指 導 を 行 うとともに 異 常 家 畜 発 見 時 の 早 期 通 報 体 制 を 徹 底 する 主 管 課 : 豊 岡 農 林 水 産 振 興 事 務 所 治 山 課 関 係 課 : 豊 岡 朝 来 農 林 ( 水 産 ) 振 興 事 務 所 豊 岡 朝 来 土 地 改 良 センター 但 馬 水 産 事 務 所 和 田 山 家 畜 保 健 衛 生 所 1 施 策 目 標 と 期 待 する 効 果 但 馬 地 域 の 誰 もが 安 全 で 安 心 して 暮 らせる 地 域 づくりのため 防 災 対 策 を 推 進 し 災 害 に 強 い 農 山 漁 村 の 構 築 を 進 めます また 住 民 への 防 災 意 識 の 啓 発 と 適 切 な 防 災 情 報 の 提 供 を 行 い 地 域 ぐるみの 防 災 活 動 を 推 進 するとともに 被 災 農 地 森 林 の 速 やかな 復 旧 を 図 ります 農 林 水 産 ビジョン2020 指 標 指 標 名 1 基 準 年 値 2 実 績 値 目 標 値 平 成 21 年 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 25 年 平 成 32 年 山 地 災 害 危 険 地 区 着 手 率 50.0% 51.7% 52.0% 53.3% 57.6% 備 考 2 関 連 する 計 画 及 び 総 合 的 体 系 的 推 進 計 画 での 関 連 事 業 (1) 治 山 事 業 の5 箇 年 計 画 1 山 地 防 災 土 砂 災 害 対 策 緊 急 5 箇 年 計 画 ( 平 成 21~25 年 度 ) 2 第 2 次 山 地 防 災 土 砂 災 害 対 策 5 箇 年 計 画 ( 平 成 26~30 年 度 ) (2) 災 害 に 強 い 森 づくり 1 第 1 期 対 策 ( 平 成 18~24 年 度 ) 2 第 2 期 対 策 ( 平 成 23~29 年 度 )
3 動 向 近 年 の 災 害 の 特 徴 は 自 然 環 境 の 変 化 にともない 集 中 豪 雨 の 発 生 頻 度 の 増 大 地 球 温 暖 化 にともなう 更 な る 集 中 豪 雨 増 大 が 懸 念 される また 大 規 模 地 震 の 切 迫 性 の 増 大 活 発 な 火 山 活 動 など 今 後 も 土 砂 災 害 を 引 きお こす 誘 因 の 多 発 化 激 甚 化 が 懸 念 される 近 年 における 自 然 災 害 発 生 状 況 平 成 16 年 台 風 16 号 ~23 号 災 害 (8 月 ~10 月 ) 平 成 18 年 大 雨 による 災 害 (10 月 ) 平 成 21 年 台 風 9 号 災 害 (8 月 ) 平 成 23 年 台 風 12 号 15 号 災 害 (9 月 ) 山 地 災 害 危 険 地 区 の 推 移 県 下 但 馬 ( 危 険 地 )( 着 手 率 ) ( 危 険 地 )( 着 手 率 ) 平 成 21 年 6,037 箇 所 50.2% 1,593 箇 所 50.0% 平 成 22 年 6,086 箇 所 51.0% 1,628 箇 所 51.7% 平 成 23 年 6,142 箇 所 51.3% 1,628 箇 所 51.7% 平 成 24 年 6,179 箇 所 52.0% 1,635 箇 所 52.0% 平 成 25 年 6,191 箇 所 52.8% 1,635 箇 所 53.3% 4 施 策 の 取 り 組 み 評 価 課 題 に 対 応 する 今 後 の 取 組 方 針 (1) 施 策 の 取 り 組 み 治 山 ダムの 重 点 整 備 5 箇 年 計 画 ( 県 下 ) 674 基 のうち 21~25 年 度 実 施 762 基 (113%) 災 害 に 強 い 森 づくり 5 箇 年 計 画 ( 県 下 ) 155 基 のうち 22~24 年 度 実 施 155 基 (100%) 山 地 災 害 危 険 地 区 の 点 検 危 険 地 点 検 箇 所 数 ( 県 下 )444 箇 所 実 施 (24 年 7 月 ~25 年 6 月 ) (2) 目 標 に 対 する 取 組 評 価 と 今 後 の 課 題 治 山 ダムの 重 点 整 備 21~25 年 度 の5 箇 年 計 画 ( 県 下 )の 目 標 は 達 成 26~30 年 度 の5 箇 年 計 画 ( 県 下 )では 全 体 計 画 480 箇 所 のうち96 箇 所 を26 年 度 に 計 画 災 害 に 強 い 森 づくり 26~30 年 度 の5 箇 年 計 画 ( 県 下 )である 渓 流 対 策 は 全 体 計 画 (26~27 年 度 )88 箇 所 のうち40 箇 所 を 26 年 度 に 計 画 県 のホームページによる 山 地 災 害 危 険 地 区 の 周 知 と 県 民 一 人 一 人 の 防 災 意 識 の 向 上 (3) 課 題 解 決 のための 取 り 組 み 方 針 第 2 次 山 地 防 災 土 砂 災 害 対 策 5 箇 年 計 画 等 に 基 づき 治 山 ダムの 着 実 な 整 備 山 地 災 害 危 険 地 区 の 周 知 徹 底 住 民 参 加 による 防 災 活 動 の 支 援 など 総 合 的 な 山 地 防 災 減 災 対 策 を 推 進 する 5 ひょうごみどり 白 書 で 紹 介 したい 事 例 ( 新 たな 施 策 時 の 話 題 各 種 調 査 結 果 等 ) これまでの 5 箇 年 計 画 に 引 き 続 き 平 成 25 年 度 に 第 2 次 山 地 防 災 土 砂 災 害 対 策 5 箇 年 計 画 ( 平 成 26~30 年 度 ) を 策 定 し 緊 急 性 の 高 い 箇 所 における 治 山 ダム 等 の 重 点 的 な 整 備 を 進 め るとともに 災 害 に 強 い 森 づくりを 総 合 的 に 推 進 する 治 山 ダムの 整 備 ( 豊 岡 市 )
施 策 項 目 14 生 活 環 境 の 整 備 主 な 推 進 方 策 主 管 課 及 び 関 係 課 動 向 調 査 シ ー ト 生 活 環 境 施 設 の 適 正 な 維 持 管 理 の 推 進 棚 田 やため 池 川 辺 等 の 地 域 資 源 への 理 解 促 進 高 齢 者 の 生 きがいのある 環 境 づくりへの 支 援 主 管 課 ( 事 務 所 ): 朝 来 農 林 振 興 事 務 所 治 山 課 関 係 課 ( 事 務 所 ): 豊 岡 農 林 水 産 振 興 事 務 所 農 政 振 興 課 森 林 林 業 課 治 山 課 但 馬 水 産 事 務 所 豊 岡 農 業 改 良 普 及 センター 豊 岡 土 地 改 良 センター 朝 来 農 林 振 興 事 務 所 農 政 振 興 課 森 林 林 業 課 治 山 課 朝 来 農 業 改 良 普 及 センター 朝 来 土 地 改 良 センター 1 施 策 目 標 と 期 待 する 効 果 但 馬 の 気 候 風 土 を 考 慮 し 快 適 な 生 活 が 営 まれるよう 生 活 環 境 の 整 備 を 進 めます また 但 馬 の 農 地 水 路 ため 池 川 辺 等 の 田 園 空 間 を 地 域 資 源 として 維 持 保 全 するための 施 策 を 推 進 するとともに 県 民 共 通 の 貴 重 な 地 域 資 源 であることへの 理 解 を 深 める 取 組 を 展 開 します 農 林 水 産 ビジョン2020 点 検 指 標 指 標 名 ため 池 保 全 活 動 の 参 加 者 数 ( 人 ) 基 準 年 値 1 平 成 21 年 実 績 値 2 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 25 年 目 標 値 平 成 32 年 26 40 89 102 100 備 考 1 ビジョン2020の 現 状 値 を 記 載 する 2 実 績 値 が 未 定 の 場 合 月 頃 判 明 と 記 載 する 2 関 連 する 計 画 及 び 総 合 的 体 系 的 推 進 計 画 での 関 連 事 業 兵 庫 県 ため 池 整 備 構 想 (10 年 3 月 策 定 ) 但 馬 沿 岸 海 岸 保 全 基 本 計 画 (13 年 12 月 策 定 ) 3 動 向 (1) 生 活 排 水 処 理 施 設 の 長 寿 命 化 を 図 り ライフサイクルコストを 低 減 するために 更 新 整 備 を 実 施 し 施 設 の 適 正 な 維 持 管 理 に 努 めている (2) 都 市 住 民 等 が 但 馬 地 域 の 農 林 地 を 支 える 援 農 システム 構 築 のため ふるさとむら 等 の 農 村 ボランティア 活 動 を 支 援 している ため 池 が 貴 重 な 地 域 資 源 であることを 認 識 してもらうために ため 池 管 理 者 と 地 域 住 民 等 が 一 緒 に 取 り 組 む ため 池 クリーンキャンペーン を 支 援 し ため 池 の 保 全 美 化 に 努 めている (3) 農 山 漁 村 集 落 の 住 民 自 らの 創 意 工 夫 により 地 域 資 源 を 保 全 活 用 し 地 域 の 魅 力 を 高 め 元 気 を 引 き 出 す 活 動 を 支 援 している 4 施 策 の 取 組 評 価 課 題 に 対 応 する 今 後 の 取 組 方 針 ため 池 保 全 活 動 の 参 加 者 数 (1) 施 策 の 取 組 毎 年 10 月 を ため 池 クリーンキャンペーン 月 間 として 位 置 づけ 各 地 域 におけるため 池 の 保 全 活 動 への 取 組 を 支 援 している (2) 目 標 に 対 する 取 組 評 価 と 今 後 の 課 題 25 年 は24 年 に 対 し 参 加 者 数 が 倍 増 しており 積 極 的 なPR 活 動 が 効 を 奏 し 貴 重 な 地 域 資 源 として 再 認 識 され 保 全 活 動 への 関 心 が 高 まったものと 思 われる (3) 課 題 解 決 のための 取 組 方 針 引 き 続 き 農 地 水 活 動 組 織 や 学 校 (ため 池 教 室 ) 等 と 連 携 を 図 りながら ため 池 管 理 者 を 中 心 とした た め 池 保 全 活 動 の 取 組 を 支 援 していく
5 ひょうごみどり白書で紹介したい事例 新たな施策 時の話題 各種調査結果等 ため池の持つ多面的機能をPRし 美しいため池を保全するため 毎年10月を ため池クリーンキャンペー ン 月間と定め ため池の草刈りや清掃活動及びその周辺の水路の泥上げなどを行っています 本年度は豊岡市の 観音寺池 椎谷池 養父市の 奥山田池 朝来市の 泉池 において ため池関係者や 県 市が参加し ため池クリーンキャンペーンを行いました 周辺環境が整えられたことにより 水管理作業の安全性が確保されるとともに ため池が貴重な地域資源であ ることが再認識されました ため池の清掃活動 泉池 ため池周辺の植栽 椎谷池 農家 非農家を含めた活動取組