1 はじめに いじめほど 残 酷 で 恐 ろしくて 無 意 味 な 行 為 は 他 には 存 在 しないのではないか いじ めが 起 これば 被 害 者 には 心 に 大 きな 傷 を 残 し 加 害 者 は 被 害 者 の 苦 しみや 痛 みをずっと 背 負 っていかなければならなくなる いじめの



Similar documents
PTA

Microsoft PowerPoint - エントリー04_結婚TextVoice

問 18 過 去 1 年 間 に いじめ を 受 けたことがありますか 1.ある 2.ない 問 19 過 去 1 年 間 に いじめ をしたことがありますか 1.ある 2.ない 問 20 過 去 1 年 間 に いじめ の 現 場 を 見 たことがありますか 1.ある 2.ない 問 18~20 いじ

○西村委員長

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

2. 当 初 の 目 的 と 現 状 コア 会 議 の 役 割 目 的 現 状 分 析 マネジメント 会 議 の 運 営 や あり 方 問 題 取 り 組 みにつ いての 議 論 会 員 からの 意 見 の 吸 い 上 げ と 内 容 の 各 会 議 への 振 り 分 け 全 体 会 運 営 会 議


(2) 県 内 小 中 学 校 の 分 析 平 成 24 年 度 は 本 県 も 全 国 と 同 様 に 認 知 件 数 は 増 加 したものの 1000 人 あた りの 認 知 件 数 は 全 国 と 比 べると-10 ポイント 以 上 となり その 差 はさらに 拡 大 し た この 要 因 と

群馬県多文化共生推進指針

調査結果の概要

Microsoft Word - 02第3期計画(元データ).doc

表紙

< F2D A C5817A C495B6817A>

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

(1) 団 体 への 問 い 合 わせ 件 数 平 成 20 年 8 月 から 平 成 20 年 11 月 までの 間 に 団 体 への 所 謂 家 出 行 方 不 明 者 に 関 する 捜 索 支 援 への 問 い 合 わせ 総 数 は 26 件 であり 月 平 均 :6.5 人 である 8 月

< F2D8E518D6C B83678C8B89CA >

調 査 概 要 表 題 : 父 と 娘 のバレンタイン 意 識 調 査 調 査 主 体 : 森 永 製 菓 株 式 会 社 調 査 方 法 :アンケート 調 査 (インターネット 調 査 による) 調 査 機 関 :2006 年 12 月 5 日 ( 火 )~6 日 ( 水 ) 調 査 対 象 :

発 表 の 流 れ 1 事 業 概 要 2 評 価 票 の 記 載 内 容 について 3 指 標 について 4 事 業 内 容 について 5 提 案 のまとめ 2

日 雇 い 等 の 収 入 の 場 合 前 々 年 1 月 1 日 以 前 から 引 きつづき 前 々 年 分 所 得 額 証 勤 務 先 が 不 特 定 の 日 雇 いをしている 方 前 年 分 確 定 申 告 書 ( 控 ) 前 々 年 1 月 1 日 以 前 から 引 きつづき 前 々 年 分

4

Microsoft Word - ☆f.doc

鹿 児 島 厚 生 年 金 事 案 600 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 は 申 立 期 間 に 係 る 脱 退 手 当 金 を 受 給 していないものと 認 められるこ とから 申 立 期 間 に 係 る 脱 退 手 当 金 の 支 給 の 記 録 を 訂 正 することが 必 要 で

「節電に対する生活者の行動・意識

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

III. 前 述 の 如 く 医 学 部 新 設 を 容 認 している 訳 ではないが 国 家 戦 略 特 区 による 医 学 部 新 設 については 国 会 答 弁 で 確 約 している 様 に 平 成 27 年 7 月 31 日 付 け 国 の 方 針 に 厳 格 に 従 う 事 を 求 める

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

資 料 町 内 アンケート 調 査 結 果 概 要 1. 調 査 方 法 調 査 対 象 者 : 町 内 に 居 住 する 15 歳 以 上 の 男 女 抽 出 方 法 : 無 作 為 に 抽 出 配 布 回 収 方 法 : 郵 送 配 布 郵 送 回 収 実 施 期 間 : 平 成 2

( 新 ) 医 療 提 供 の 機 能 分 化 に 向 けたICT 医 療 連 携 導 入 支 援 事 業 費 事 業 の 目 的 医 療 政 策 課 予 算 額 58,011 千 円 医 療 分 野 において あじさいネットを 活 用 したICT したICT 導 入 により により 医 療 機 能

特別徴収封入送付作業について

第10号 山田陽子.indd

Microsoft Word - Łsfi®”YŠ¬™Ê‰Æ.doc

スライド 1

調 査 概 要 調 査 テーマ : 女 性 の 就 労 起 業 に 関 するアンケート 調 査 方 法 : インターネット 調 査 調 査 実 施 時 期 : 2014 年 10 月 16 日 ( 木 )~19 日 ( 日 ) 調 査 対 象 /サンプル 数 : 20~59 歳 男 女 /5,000

いじめはいつから 存 在 するようになったのでしょうか? 昔 から 確 かにそうかもしれません ガキ 大 将 が 弱 い 者 に 対 して 暴 行 を 加 える クラス 全 員 でひとりにおかしなあだ 名 をつけ からかう このようなことは 確 かに 昔 から 存 在 しました では いじめ 自 殺

187 家 族 249 家 族 がすべて 315 自 分 の 健 康 家 族 の 健 康 188 平 和 安 定 した 生 活 250 自 分 にかかわる 人 達 316 仕 事 お 金 友 人 189 家 族 251 友 人 両 親 317 家 族 190 自 分 と 家 族 の 命 と 幸 福

Microsoft Word - 目次.doc

弁護士報酬規定(抜粋)

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

Microsoft Word - 奨学金相談Q&A.rtf

●労働基準法等の一部を改正する法律案

2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁 定 請 求 など 健 康 保 険 の 資 格 喪 失 国 民 健 康 保 険 の 加 入 健 康 保 険

Microsoft Word - 平成24年第3回定例会(9月)一般質問1.docx

Microsoft Word - 19年度(行個)答申第94号.doc

< F31322D325F81798ED0984A8E6D817A944E8BE08D8E959E814593BE>

ニュースリリース

’jfl—_–{•Ò_

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

Microsoft Word - 制度の概要_ED.docx

二 資本金の管理

< 調 査 結 果 > ママ 友 の 人 数 平 均 10.7 人 そのうち 仲 が 良 いママ 友 は 平 均 3.8 人 Q.それぞれのママ 友 の 人 数 を 教 えてください ( 対 象 :ママ 友 がいる 人 572 名 有 効 回 答 :572 名 ) 各 ママ 友 の 人 数 平 均

Microsoft Word 第1章 定款.doc

歴 代 の 勇 者 たち 25 メダルは 自 分 に 負 けなかった 証 自 分 を 知 る という 探 究 心 が 私 を 支 えていたと 思 う 改 革 なくして 成 長 なし! 改 革 とは 相 手 の 定 義 を 変 え 自 分 の 定 義 を 変 え 世 の 中 の 定 義 を 変 えるこ

資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適 用 対 象 となる 場 合 には 国

<4D F736F F D20328FCD5F8F5A82DC82A282DC82BF82C382AD82E882CC89DB91E8>

(2) 広 島 国 際 学 院 大 学 ( 以 下 大 学 という ) (3) 広 島 国 際 学 院 大 学 自 動 車 短 期 大 学 部 ( 以 下 短 大 という ) (4) 広 島 国 際 学 院 高 等 学 校 ( 以 下 高 校 という ) ( 学 納 金 の 種 類 ) 第 3 条

する 婦 人 相 談 所 その 他 適 切 な 施 設 による 支 援 の 明 記 禁 止 命 令 等 をすることが できる 公 安 委 員 会 等 の 拡 大 等 の 措 置 が 講 じられたものである 第 2 改 正 法 の 概 要 1 電 子 メールを 送 信 する 行 為 の 規 制 ( 法

Ⅰ 調 査 目 的 介 護 保 険 制 度 の 創 設 以 後 介 護 サービスを 供 給 する 企 業 は 増 加 を 続 けているが 近 年 は 訪 問 通 所 介 護 を 中 心 に 人 手 不 足 や 競 争 の 激 化 から 経 営 不 振 に 陥 る 企 業 も 少 なくない 高 齢 化

2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

神 奈 川 県 立 横 須 賀 大 津 高 等 学 校 いじめ 防 止 基 本 方 針 1 いじめの 防 止 等 に 関 する 基 本 的 な 考 え 方 ( 本 校 のいじめ 防 止 に 関 する 基 本 的 な 姿 勢 ) いじめは いじめを 受 けた 生 徒 の 教 育 を 受 ける 権 利

桜井市外国人高齢者及び外国人重度心身障害者特別給付金支給要綱

Taro-学校だより学力調査号.jtd

子 どもたちのバランスのよい 育 ちを 目 指 して 今 回 の 調 査 では 世 帯 年 収 が 減 って 家 計 の 厳 しさが 増 すなかで 保 護 者 が 子 どもたちの の 費 用 を 減 らしている 実 態 が 明 らかになりました 教 育 費 に 対 して 重 い 負 担 感 を 感

untitled

塩 竈 市 教 育 委 員 会 定 例 会 会 議 録 日 時 平 成 27 年 7 月 17 日 ( 金 ) 午 後 1 時 30 分 ~ 午 後 2 時 30 分 場 所 壱 番 館 3 階 共 用 会 議 室 出 席 委 員 委 員 長 柴 田 仁 市 郎 委 員 長 職 務 代 行 者 太

Microsoft Word - A04◆/P doc

自 分 にあった 健 康 保 険 を 見 つけよう! それぞれの 健 康 保 険 の 特 徴 を 踏 まえ 自 分 にあった 健 康 保 険 を 選 ぶようにしましょう! 今 までの 収 入 扶 養 家 族 の 有 無 によって どの 健 康 保 険 に 加 入 するとメリットがあるか 参 考 にし

■認知症高齢者の状況

調 査 結 果 ウチ( 家 )ノミクス はアベノミクスにまだ 追 随 せず 小 遣 い 額 が 増 えた 人 はわずか 6.8% 日 経 平 均 株 価 はアベノミクス 効 果 で 上 昇 し 株 式 市 場 は 活 況 ですが お 小 遣 い 市 場 は どのような 動 きなのでしょうか 今 年

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

2010年1月28日

2 積 極 的 な 接 種 勧 奨 の 差 し 控 え 国 は 平 成 25 年 4 月 から 定 期 接 種 化 したが ワクチン 接 種 との 関 連 を 否 定 できない 持 続 的 な 痛 みなどの 症 状 が 接 種 後 に 見 られたことから 平 成 25 年 6 月 定 期 接 種 と

Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人

PowerPoint プレゼンテーション

<4D F736F F D208E9197BF A955B895E93AE82CC8B4B90A C982C282A282C42E646F6378>

1 リーダーシップと 意 思 決 定 1-1 事 業 所 が 目 指 していることの 実 現 に 向 けて 一 丸 となっている 評 価 項 目 事 業 所 が 目 指 していること( 理 念 基 本 方 針 )を 明 確 化 周 知 している 1. 事 業 所 が 目 指 していること

している 5. これに 対 して 親 会 社 の 持 分 変 動 による 差 額 を 資 本 剰 余 金 として 処 理 した 結 果 資 本 剰 余 金 残 高 が 負 の 値 となるような 場 合 の 取 扱 いの 明 確 化 を 求 めるコメントが 複 数 寄 せられた 6. コメントでは 親

Taro-H19退職金(修正版).jtd

PowerPoint プレゼンテーション

平 成 27 年 度 大 学 生 の 食 生 活 等 生 活 習 慣 調 査 結 果 1 目 的 平 成 25 年 3 月 に 策 定 された 健 康 日 本 21あいち 新 計 画 の 栄 養 食 生 活 分 野 の 目 標 項 目 では 2~6 歳 代 の 肥 満 者 の 割 合 と2~3 歳

小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

Taro-H26改正_溶け込み_中学授業

空 き 家 を 売 却 した 場 合 の,000 万 円 控 除 特 例 の 創 設 被 相 続 人 が 住 んでいた 家 屋 及 びその 敷 地 を 相 続 があった 日 から 年 を 経 過 する 年 の 月 日 までに 耐 震 工 事 をしてから あるいは 家 を 除 却 し てから 売 却

Taro-11_03.jtd

Microsoft Word - 全国エリアマネジメントネットワーク規約.docx

158 高 校 講 座 習 モ 現 ラ 習 モ 距 離 置 示 終 向 据 示 唆 与 取 ょ 第 7576 回 第 :

20 年 7 月 に これから 10 年 の 基 本 計 画 を 策 定 したばかりです その 総 合 計 画 の 体 系 が 前 提 になると 思 うが そこのつくりによって 我 々の 評 価 のやり 方 も 書 き 方 も 変 ってくる 評 価 と 計 画 を 上 手 い 具 合 につなげる 必

/ 5 ページ 身 近 な 普 通 名 詞 を 覚 えさせ 絵 カードや 言 葉 絵 本 などを 使 い 身 近 な 生 活 に 関 わる 固 有 名 詞 をマッチングさせ 集 合 名 詞 の 概 念 を 身 に 付 けさせ 普 通 名 詞 の 絵 カードや 字 単 語 カードを 見 本 に 従 っ

●幼児教育振興法案

本 試 験 模 範 解 答 固 定 資 産 税 第 一 問 問 1 1 住 宅 用 地 に 対 する 課 税 標 準 の 特 例 (1) 宅 地 のうち 住 宅 用 地 については 住 宅 政 策 上 の 見 地 から 次 のような 課 税 標 準 の 特 例 が 認 められている 小 規 模 住

Q10 適 用 年 度 の 前 事 業 年 度 末 日 に 雇 用 者 がいない 場 合 には 雇 用 増 加 割 合 が 算 出 できないため 適 用 年 度 において 雇 用 促 進 税 制 の 適 用 を 受 けることはできな いのか Q11 新 設 法 人 や 新 たに 事 業 を 開 始

1 消 防 団 につて (1) 消 防 団 に 対 す 認 知 平 成 15 年 5 月 平 成 24 年 8 月 知 って 86.3% 91.1% ( 増 ) 知 13.7% 8.9% ( 減 ) 知 って 知 ( 該 当 者 数 ) 今 回 調 査 ( 1,864 人 ) 平

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

調 査 結 果 トピック1: 性 年 代 別 利 用 率 の 利 用 率 は 男 女 ともに 各 年 代 で 大 きく 伸 長 している 2011 年 9 月 の 調 査 では の 年 代 別 利 用 率 は 男 女 とも が 最 も 高 く が 23.9% が 20.5%だったが 今 年 の 調

保 護 者 のみなさまへ エビングハウスの 忘 却 曲 線 というものがあります 一 度 学 習 して 覚 えたこと でも 1 時 間 後 には 56% 忘 れ 1 日 たつと 74% 忘 れてしまうというものです 学 校 で 習 ったときにわかったつもりでも 1 日 たつと4 分 の1しか 覚 え

平成19年度

5 6 変 更 後 の 小 学 校 の 通 学 体 験 を 行 うなどPRを 行 うべきである 新 通 学 区 域 の 指 定 校 を 選 択 してもらえるよう PRに 努 めていきたいと 考 えます ( 第 三 小 の 子 どもたちと 同 じ 佐 野 中 校 区 の) 第 一 第 二 末 広 現

平 政 種 郵 便 物 認 可 信 無 埋 般 触 機 可 能 面 幅 繋 待 道 口 ギ 握 定 友 共 感 現 揺 ぶ 趣 志 向 析 展 揺 ぶ 始 博 爆 博 ネ 無 料 ゾ 閉 鎖 室 建 物 空 移 = ゴ 続 難 夢 室 校 病 院 東 六 木 降 湾 ガ 熱 狂 渦 巻 6 員 録

「報・連・相」の方法

の 基 礎 の 欄 にも 記 載 します ア 法 人 税 の 中 間 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場 合 は 中 間 イ 法 人 税 の 確 定 申 告 書 ( 退 職 年 金 等 積 立 金 に 係 るものを 除 きます ) 又 は 連 結 確 定 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場

Transcription:

いじめを 無 くす 為 に ~ 現 代 いじめについて 考 える~ 群 馬 県 立 太 田 女 子 高 等 学 校 1 年 菊 田 未 来 目 次 1 はじめに 2 現 代 いじめの 特 徴 (1)いじめっこは 存 在 しない!? (2) 仲 良 しグループの 中 でのいじめ 3 いじめをなくすために 私 たちにできること (1) 依 存 心 をなくす (2) 趣 味 を 見 つける 4 いじめをなくすために 家 族 にしてほしいこと 5 まとめ

1 はじめに いじめほど 残 酷 で 恐 ろしくて 無 意 味 な 行 為 は 他 には 存 在 しないのではないか いじ めが 起 これば 被 害 者 には 心 に 大 きな 傷 を 残 し 加 害 者 は 被 害 者 の 苦 しみや 痛 みをずっと 背 負 っていかなければならなくなる いじめの 周 りにいる 人 たちだってきっと 不 幸 になる 百 害 あって 一 利 なしとはまさにこのことだ 私 自 身 小 学 生 の 時 いじめられた 経 験 がある 周 りから 見 れば 遊 びの 延 長 程 度 にしか 見 え なかったと 思 う それに 当 時 の 私 はいじめられることは 恥 ずかしい 事 だと 思 っていたため 自 分 がいじめられていることを 認 めたくなかった だから 自 分 で これはただの 遊 びだ 仲 がいいからこそできることなんだ と 暗 示 をかけていた 誰 にも 相 談 できず 夜 布 団 の 中 で 明 日 ちゃんが 学 校 を 休 みますように といじめていた 子 の 欠 席 を 願 うのが 日 課 だった そんなことを 願 うくらいなら 親 とか 先 生 とか 他 の 友 達 とかに 相 談 すればよかっ たのに と 今 ならば 思 えるけど 当 時 はそんな 小 さなことも 出 来 ない 程 追 い 詰 められていた のだ きっと 世 の 中 にはいじめられて 当 時 の 私 とおなじような 思 いをしている 人 がいると 思 う だから 私 はこの いじめを 無 くすために というテーマを 通 じて 現 代 のいじめといじめを なくすために 私 たちが 出 来 ることについて 考 えていきたい 2 現 代 いじめの 特 徴 (1)いじめっこは 存 在 しない!? 現 代 のいじめはどのような 傾 向 にあるのだろうか 私 は 家 族 に いじめってどういうも のだと 思 う? と 聞 いてみた するといじめっこが 立 場 的 の 弱 い 子 に 対 して 嫌 がらせをす ること というような 答 えが 返 ってきた いわばドラえもんの のび 太 とジャイアンのよ うな 関 係 だろう その 中 にはいじめっこといじめられっこという 強 弱 の 関 係 が 完 璧 にでき あがっている だが 私 の 今 までの 学 校 生 活 でジャイアンのようにはっきりとしたいじめ っこに 出 会 ったことはない では 現 代 のいじめはどのような 形 で 行 われているのか? 国 が 行 った12 回 の 被 害 者 経 験 回 数 別 人 数 の 調 査 ( 図 1)によると 12 回 すべてで 被 害 者 になった 経 験 はないと 答 えた 人 数 が633 人 中 83 人 で 全 体 の13% 6 回 以 上 の 調 査 で 経 験 があると 答 えた 人 数 が261 人 で 全 体 の41% これは12 回 すべてで 被 害 者 になっ た 経 験 はないと 答 えた 人 数 の3 倍 以 上 にあたる また 加 害 者 経 験 回 数 別 人 数 ( 図 2)による と 12 回 すべてで 加 害 者 になった 経 験 はないと 答 えた 人 数 が628 人 中 80 人 で 全 体 の

13% 6 回 以 上 の 調 査 で 経 験 があると 答 えた 人 数 が240 人 で 全 体 の38% これもま た12 回 すべてで 加 害 者 になった 経 験 はないと 答 えた 人 数 の3 倍 にあたる 以 上 の 結 果 か ら 小 4から 中 3の6 年 間 いじめに 関 わらなかった 人 の 割 合 は1 割 程 度 だと 分 かる この 結 果 から 考 えられることは 現 代 のいじめには 特 定 のいじめっこやいじめられっこが いないということだ 特 定 の 人 がいないから 時 間 とともにいじめの 関 係 なども 変 わってい く だから 誰 でもいじめの 被 害 者 になり 加 害 者 になる 可 能 性 があるのである ( 図 1) ( 図 2) (2) 仲 良 しグループの 中 でのいじめ 現 代 のいじめに 強 弱 関 係 はない 誰 でもいじめの 被 害 者 になり 得 るし 加 害 者 にもなり 得 る 私 の 中 学 校 のある 部 活 では 同 学 年 の 中 でいつも 誰 かしらが 無 視 されていた 特 定 のタ ーゲットはいなくて 定 期 的 に 順 番 が 回 ってくるのだそうだ 部 長 がそのことを 注 意 する と 私 が 無 視 されていた 時 は 何 もしてくれなかったじゃないですか! と 反 論 されたとい う 私 はこれが 現 代 いじめの 代 表 的 な 形 なのだと 思 う 被 害 者 と 加 害 者 が 定 期 的 に 変 わっ ていくような 形 だ そしてこのようないじめは 発 見 されにくい 被 害 者 が 定 期 的 に 変 わる ため 教 師 や 家 族 も 気 付 きにくいからだ それに 部 活 内 などの 仲 良 しグループの 中 で 行 わ れるため ただのケンカだと 思 われてしまうのも 発 見 されにくい 原 因 の 一 つだろう そし て 何 よりもいじめられているということを 相 談 しづらい 家 族 や 教 師 に 相 談 して 注 意 が 入 ったりしても 逆 にメンバーの 反 感 を 買 うことになるからだ また たとえいじめられたと してもそこが 自 分 の 居 場 所 だと 思 っている 人 もいるかもしれない もしもいじめが 嫌 だか らといってこのグループを 抜 けたら 一 人 になってしまう それならば いじめがあっても このグループの 中 にいる 方 がいい と こういう 場 合 いじめの 中 にいるストレスよりも

一 人 になることへの 強 い 不 安 や 恐 怖 心 の 方 が 強 く 働 くのだろう いじめの 行 われる 閉 鎖 的 な 繋 がりへの 依 存 心 が 存 在 するのだ 3いじめをなくすために 私 たちにできること 2で 述 べたように 現 代 いじめは 部 活 内 や 仲 良 しグループなどの 閉 鎖 的 な 空 間 の 中 で 起 こ ることが 多 く 周 りから 発 見 されにくかったり 相 談 しづらかったりと 厄 介 な 点 も 多 い では 私 たち 学 生 がこのようないじめの 輪 に 加 わらず いじめをなくしていくためには 何 が できるのか また 何 をすべきなのか (1) 依 存 心 をなくす 現 代 いじめのターゲットになってしまうと 一 人 になることへの 不 安 や 恐 怖 から いじ めの 行 われる 空 間 への 依 存 心 が 生 まれることもあることは2(2)でも 述 べた 確 かに 学 校 で の 居 場 所 がなくなって 一 人 で 学 校 生 活 を 送 るくらいなら それが 偽 物 でも 仲 良 しグループ の 中 に 所 属 していたいという 考 えもよく 分 かる だけど 選 択 肢 は 二 つだけではないはずだ 苦 しい 状 況 の 中 にいると 切 羽 詰 まって 考 えが 及 ばなくなることもあるかもしれない だが よく 考 えてみれば そのグループを 抜 けて なおかつ 新 しい 居 場 所 を 作 るという 選 択 肢 だ ってある 学 校 で 新 しい 居 場 所 を 作 るのが 難 しければ 校 外 にだって 居 場 所 になりそうな 場 所 もある ボランティアや 習 い 事 などを 始 めるのもいいだろう 仲 良 しグループ 以 外 にい くつかの 居 場 所 があれば いじめられたら 抜 けちゃえばいいや くらいの 心 の 余 裕 も 生 まれるだろうし 新 しい 仲 間 が 心 の 支 えにもなるはずだ また 一 人 でいることを 恐 れすぎ ることも 依 存 心 を 強 めることに 繋 がるだろう 友 達 が 全 くいないのでは 悲 しいが だから といっていつでもどこでも 誰 かといるのがいいという 訳 ではない 一 人 でいるときにしか 出 来 ないこと 見 えないものだってきっとあるはずだ (2) 趣 味 をみつける いじめに 巻 き 込 まれたり 人 間 関 係 に 問 題 が 起 きたりすると 頭 の 中 がそのことでいっぱ いになってしまうことも 多 い そのことばかりが 心 に 引 っかかって やらなければいけな いことでさえ 手 に 付 かなくなることもある だけどこういう 時 になにもしないでただじっ としていても 問 題 は 解 決 しない むしろ 自 分 の 中 では 大 きくなっていくかもしれない こ ういう 時 は 体 を 動 かしたり 自 分 の 好 きなことをしたりして 一 時 的 にでもその 問 題 を 忘 れ てしまうのがいいと 思 う こうやって 楽 しんでスッキリした 後 ならば 同 じ 悩 みに 対 して も 少 しはポジティブな 見 方 が 出 来 るようになるはずだ また 体 を 動 かすことや 自 分 の 好 き

なことを 趣 味 にしてしまえば 日 々の 生 活 に 楽 しみができ いきいきとした 毎 日 を 送 れる だろう こういう 生 活 の 中 にいればいじめの 無 意 味 さに 気 付 き 自 分 からその 輪 を 抜 ける こともできるようになるとはずだ 4いじめをなくすために 家 族 にしてほしい 事 たとえ 子 供 でも 学 校 では 大 きなストレスにさらされている だから 家 は 私 たちにとって は 安 心 してくつろげる 数 少 ない 居 場 所 の 一 つである そして 家 族 に 囲 まれている 時 自 分 を 大 切 に 思 ってくれているひとがいることを 感 じることができる しかし 最 近 は 虐 待 や 親 の 離 婚 なども 多 く 家 までもが 子 供 にとってのストレスの 場 になっていることもある だから 家 族 には 特 別 なことをしなくてもいいから 私 たちが 安 心 して 過 ごせるような 場 を 作 っていってほしい そして 一 緒 にいる 時 間 を 大 切 にして 私 たちのはなしを 聞 いてほし い たくさん 話 ができればいじめが 起 きても 相 談 することもできる それに 直 接 接 するこ とで 自 分 が 愛 されていること 大 切 にされていることなどを 感 じ 自 分 の 居 場 所 がちゃん とあることに 気 付 くことができる 家 が 自 分 の 居 場 所 であることを 感 じられればいじめの グループへの 依 存 もなくなるだろう まとめ 近 年 いじめ 問 題 は 注 目 されている 国 全 体 の 問 題 として 取 り 上 げられ 学 校 でもいじめ をなくすことに 力 を 入 れているところが 多 い それでもいじめはなくならない それはい じめという 問 題 を 解 決 できるのが 結 局 は 直 接 関 わっている 人 たちだけだからである 国 がいじめをなくすことにどんなに 力 を 注 いだとしても 本 人 たちが 動 かないのでは 意 味 が ない だから 私 は いじめに 関 わってしまう 可 能 性 のある 私 たちが いじめをなくすため に 出 来 ることを 考 えてきた これから 先 も 私 たち 自 身 がいじめに 加 わらないために なく すために 自 分 達 で 行 動 していかなければいじめはきっとなくならないだろう だからい じめに 関 わる 可 能 性 のあるすべての 人 がいじめを 自 分 の 問 題 として 捉 え この 先 いじめが なくなることを 願 う

[ 参 考 資 料 ] 未 然 防 止 の 取 り 組 みの 推 進 に 向 けて (http://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/381948_2158979_misc.pdf#search) いじめはなぜ 防 げないのか 葬 式 ごっこ から 二 十 一 年 豊 田 充 国 立 教 育 政 策 研 究 所 いじめ 追 跡 調 査 2004-2006 いじめ Q&A (http://www.nier.go.jp/shido/shienshiryou/index.html)