プラス 0.9%の 年 金 額 改 定 が 行 われることで 何 円 になりますか また どのような 計 算 が 行 われているのですか A これまでの 年 金 額 は 過 去 に 物 価 が 下 落 したにもかかわらず 年 金 額 は 据 え 置 く 措 置 をと った 時 の 計 算 式 に 基



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定款

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

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(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

回 答 Q3-1 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 質 問 : 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 土 地 の 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 答 : あなたの 土 地 は 過 去 の 評 価 替 えで 評 価 額 が

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消 費 ~ 軽 減 率 消 費 の 軽 減 率 制 度 が 消 費 率 10% 時 に 導 入 することとされています 平 成 26 年 4 月 1 日 平 成 27 年 10 月 1 日 ( 予 定 ) 消 費 率 5% 消 費 率 8% 消 費 率 10% 軽 減 率 の 導 入 平 成 26

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事 業 税 の 外 形 標 準 課 税 事 業 税 は 都 道 府 県 が 所 得 ( 利 益 )に 対 して 課 税 します 1. 個 人 事 業 税 業 種 区 分 税 率 ( 標 準 税 率 ) 第 1 種 事 業 ( 物 品 販 売 業 製 造 業 金 銭 貸 付 業 飲 食 店 業 不 動

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技 能 労 務 職 平 均 年 齢 歳,7 平 均 給 料 月 額 歳 7,,8, 歳,9,57, 7,7 7,9 9,5 - (8,85) (5,) 類 似 団 体 5. 歳 9,8 9, 85, ( 注 ) 平 均 給 料 月 額 とは 平 成 5 年 月 日 現 在 における

公 的 年 金 等 控 除 額 とは 年 金 収 入 から 差 し 引 くことのできる 金 額 で 差 引 後 の 金 額 が 雑 となります 公 的 年 金 等 収 入 金 額 - 公 的 年 金 等 控 除 額 = 雑 これまでは この 公 的 年 金 等 控 除 額 は 65 歳 以 上 の

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一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 ) ( 単 位 : ) 1 級 級 級 級 5 級 級 1 号 給 の 給 料 月 額 15, 185,8,9 1,9 89,, 最 高 号 給 の 給 料 月 額,7 9, 5, 9,1,5, ( 注 ) 給 料 月 額 は

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取 り 消 された 後 当 該 産 前 の 休 業 又 は 出 産 に 係 る 子 若 しくは 同 号 に 規 定 する 承 認 に 係 る 子 が 死 亡 し 又 は 養 子 縁 組 等 により 職 員 と 別 居 することとなったこと (2) 育 児 休 業 をしている 職 員 が 休 職 又

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今 年 4 月 分 (6 月 受 け 取 り 分 )からの 年 金 額 の 改 定 について (Q&A) < 国 民 年 金 機 構 のHPより> 平 成 27 年 4 月 分 (6 月 15 日 支 払 分 1)の 年 金 額 からは 賃 金 上 昇 率 (2.3%)に 特 例 水 準 の 解 消 (マイナス 0.5%) 及 びマクロ 経 済 スライド(マイナス 0.9%)をあわせ 3 月 分 までの 年 金 額 に 比 べ 基 本 的 に 0.9%の 増 額 2 となります 1 平 成 27 年 5 月 分 以 降 の 年 金 が 全 額 支 給 停 止 となる 方 などについては 5 月 15 日 にお 支 払 いします 2 厚 生 年 金 の 報 酬 比 例 部 分 について 一 部 の 方 ( 原 則 として 昭 和 12 年 度 以 降 生 まれの 方 )はすでに 特 例 水 準 の 全 てまたは 一 部 が 解 消 しているため この 場 合 は 0.9%よりも 高 い 増 額 となります また お 生 まれの 年 度 や 加 入 期 間 ( 特 に 直 近 の 被 保 険 者 期 間 のみの 場 合 )などにより 増 額 幅 が 0.9%に 満 たない 場 合 または 増 額 とならない 場 合 があります 公 的 年 金 の 年 金 額 は 物 価 賃 金 の 変 動 に 応 じて 年 度 ごとに 改 定 が 行 われますが 給 付 と 負 担 の 長 期 的 な 均 衡 を 保 つなどの 観 点 から 賃 金 の 上 昇 率 が 物 価 の 上 昇 率 よりも 小 さい 場 合 には 賃 金 上 昇 率 で 改 定 することになっています 平 成 27 年 度 の 年 金 額 は 賃 金 上 昇 率 (2.3%)が 物 価 上 昇 率 (2.7%)よりも 小 さいため 賃 金 上 昇 率 (2.3%)によって 改 定 されます また 平 成 12 年 度 から 平 成 14 年 度 にかけて 物 価 が 下 落 したにもかかわらず 年 金 額 は 据 え 置 く 措 置 ( 物 価 スライド 特 例 措 置 )が 講 じられたため 法 律 が 本 来 想 定 していた 年 金 額 ( 本 来 水 準 )に 比 べ 2.5% 高 い 年 金 額 ( 特 例 水 準 )が 支 払 われていました この 特 例 水 準 について 段 階 的 に 解 消 する 法 律 が 平 成 24 年 11 月 に 成 立 したため 平 成 25 年 10 月 か らマイナス 1.0% 平 成 26 年 4 月 からマイナス 1.0%が 行 われ 残 った 差 の 解 消 として 平 成 27 年 4 月 にマイナス 0.5%が 行 われます さらに 現 役 世 代 人 口 の 減 少 等 を 考 慮 したマクロ 経 済 スライド(マイナス 0.9%)による 年 金 額 調 整 が 開 始 されるため 平 成 27 年 4 月 分 (6 月 受 け 取 り 分 )の 年 金 額 からは 賃 金 上 昇 率 (2.3%)に 特 例 水 準 の 解 消 (マイナス 0.5%) 及 びマクロ 経 済 スライド(マイナス 0.9%) をあわせ 3 月 分 までの 年 金 額 に 比 べ 基 本 的 に 0.9%の 増 額 となります ======================================== Q. これまで 受 給 していた 満 額 の 老 齢 基 礎 年 金 (772,800 円 / 年 )は 平 成 27 年 4 月 分 から

プラス 0.9%の 年 金 額 改 定 が 行 われることで 何 円 になりますか また どのような 計 算 が 行 われているのですか A これまでの 年 金 額 は 過 去 に 物 価 が 下 落 したにもかかわらず 年 金 額 は 据 え 置 く 措 置 をと った 時 の 計 算 式 に 基 づき 算 出 しています( 特 例 水 準 ) 満 額 の 老 齢 基 礎 年 金 の 計 算 式 は 以 下 のとおりで 平 成 16 年 改 正 前 の 規 定 に 定 める 額 (804,200 円 )に 平 成 26 年 度 の 政 令 で 定 める 特 例 水 準 の 改 定 率 (0.961) を 乗 じて 算 出 した 772,800 円 が 満 額 の 老 齢 基 礎 年 金 と なります < 平 成 26 年 4 月 分 から 平 成 27 年 3 月 分 までの 年 金 額 ( 満 額 の 老 齢 基 礎 年 金 )の 計 算 式 > 804,200 円 0.961 772,800 円 平 成 16 年 改 正 前 の 規 定 に 定 める 特 例 水 準 の 額 平 成 26 年 度 の 政 令 で 定 める 特 例 水 準 の 改 定 率 年 金 額 平 成 27 年 4 月 分 からの 年 金 額 は 特 例 水 準 が 解 消 され 法 律 が 本 来 想 定 している 水 準 ( 本 来 水 準 )での 計 算 式 に 基 づき 算 出 します 改 定 後 の 満 額 の 老 齢 基 礎 年 金 の 計 算 式 は 以 下 のと おりで 平 成 16 年 改 正 後 の 規 定 に 定 める 額 (780,900 円 )に 平 成 27 年 度 の 政 令 で 定 め る 改 定 率 (0.999) を 乗 じて 算 出 した 780,100 円 が 満 額 の 老 齢 基 礎 年 金 となります < 平 成 27 年 4 月 分 からの 年 金 額 ( 満 額 の 老 齢 基 礎 年 金 )の 計 算 式 > 780,900 円 0.999 1 780,100 円 平 成 16 年 改 正 後 の 規 定 に 定 める 額 平 成 27 年 度 の 政 令 で 定 める 改 定 率 年 金 額 1 0.999( 平 成 27 年 度 の 政 令 で 定 める 改 定 率 ) = 0.985( 平 成 26 年 度 の 政 令 で 定 める 改 定 率 ) 1.014 2( 改 定 率 を 改 定 する 率 ) 2 1.014( 改 定 率 を 改 定 する 率 ) 1.023( 名 目 手 取 り 賃 金 変 動 率 ) 0.991 (マクロ 経 済 スライドの 調 整 率 ) 平 成 27 年 4 月 分 からの 年 金 額 は 本 来 水 準 の 計 算 式 に 基 づき 算 出 しており 平 成 26 年 水 準 からの 改 定 率 はプラス 1.4%です 今 回 の 改 定 率 (0.9%)との 差 の 0.5% 分 は 特 例 水 準 の 残 り 分 ですが 本 来 水 準 と 特 例 水 準 は 算 定 の 基 礎 となる 年 金 額 が 異 なり 両 者 の 差 は 厳 密 に は 0.5%となっていません このため これまでの 年 金 額 ( 特 例 水 準 )そのものにプラス 0.9%

(1.009)を 乗 じても 平 成 27 年 4 月 分 からの 年 金 額 となりませんのでご 留 意 願 います Q. なぜ 平 成 27 年 4 月 分 からの 年 金 額 が 上 がったのですか A 公 的 年 金 の 年 金 額 は 物 価 賃 金 の 変 動 に 応 じて 年 度 ごとに 改 定 が 行 われますが 給 付 と 負 担 の 長 期 的 な 均 衡 を 保 つなどの 観 点 から 賃 金 の 上 昇 率 が 物 価 の 上 昇 率 よりも 小 さ い 場 合 には 賃 金 上 昇 率 で 改 定 することになっています 平 成 27 年 度 の 年 金 額 は 賃 金 上 昇 率 (2.3%)が 物 価 上 昇 率 (2.7%)よりも 小 さいため 賃 金 上 昇 率 (2.3%)によって 改 定 されます また 平 成 12 年 度 から 平 成 14 年 度 にかけて 物 価 が 下 落 したにもかかわらず 年 金 額 は 据 え 置 く 措 置 ( 物 価 スライド 特 例 措 置 )が 講 じられたため 法 律 が 本 来 想 定 していた 年 金 額 ( 本 来 水 準 )に 比 べ 2.5% 高 い 年 金 額 ( 特 例 水 準 )が 支 払 われていました この 特 例 水 準 について 段 階 的 に 解 消 する 法 律 が 平 成 24 年 11 月 に 成 立 したため 平 成 25 年 10 月 から マイナス 1.0% 平 成 26 年 4 月 からマイナス 1.0%が 行 われ 残 った 差 の 解 消 として 平 成 27 年 4 月 にマイナス 0.5%が 行 われます さらに 現 役 世 代 人 口 の 減 少 等 を 考 慮 したマクロ 経 済 スライド(マイナス 0.9%)による 年 金 額 調 整 が 開 始 されるため 平 成 27 年 4 月 分 (6 月 受 け 取 り 分 )の 年 金 額 からは 賃 金 上 昇 率 (2.3%)に 特 例 水 準 の 解 消 (マイナス 0.5%) 及 びマクロ 経 済 スライド(マイナス 0.9%) をあわせ 3 月 分 までの 年 金 額 に 比 べ 基 本 的 に 0.9%の 増 額 となります 厚 生 年 金 の 報 酬 比 例 部 分 について 一 部 の 方 ( 原 則 として 昭 和 12 年 度 以 降 生 まれの 方 ) はすでに 特 例 水 準 の 全 てまたは 一 部 が 解 消 しているため この 場 合 は 0.9%よりも 高 い 増 額 となります Q. 賃 金 の 上 昇 率 が 2.3%であるにもかかわらず 平 成 27 年 4 月 分 からの 年 金 額 の 増 額 が 0.9%なのはどうしてですか A 公 的 年 金 の 年 金 額 は 物 価 賃 金 の 変 動 に 応 じて 年 度 ごとに 改 定 が 行 われますが こ れに 加 えて 平 成 27 年 4 月 分 からの 年 金 額 改 定 では 以 下 のことが 行 われます ( 特 例 水 準 の 解 消 ) 平 成 12 年 度 から 平 成 14 年 度 にかけて 物 価 が 下 落 したにもかかわらず 年 金 額 は 据 え 置 く 措 置 ( 物 価 スライド 特 例 措 置 )が 講 じられたため 法 律 が 本 来 想 定 していた 年 金 額 ( 本 来 水 準 )に 比 べ 2.5% 高 い 年 金 額 ( 特 例 水 準 )が 支 払 われていました この 特 例 水 準 につ

いて 段 階 的 に 解 消 する 法 律 が 平 成 24 年 11 月 に 成 立 したため 平 成 25 年 10 月 からマイ ナス 1.0% 平 成 26 年 4 月 からマイナス 1.0%が 行 われ 残 った 差 の 解 消 として 平 成 27 年 4 月 にマイナス 0.5%が 行 われます (マクロ 経 済 スライド) 平 成 16 年 の 年 金 制 度 改 正 において 導 入 された マクロ 経 済 スライド による 調 整 が 開 始 さ れます これは 将 来 の 現 役 世 代 の 負 担 が 過 重 なものとならないよう 物 価 や 賃 金 の 改 定 率 を 調 整 して 緩 やかに 年 金 の 給 付 水 準 を 調 整 する 仕 組 みであり 平 成 27 年 4 月 にマイナス 0.9%の 調 整 が 行 われます この 結 果 平 成 27 年 4 月 分 (6 月 15 日 支 払 分 )の 年 金 額 からは 賃 金 上 昇 率 (2.3%)に 特 例 水 準 の 解 消 (マイナス 0.5%) 及 びマクロ 経 済 スライドによる 調 整 (マイナス 0.9%) をあわせ 3 月 分 までの 年 金 額 に 比 べ 基 本 的 に 0.9%の 増 額 となります 厚 生 年 金 の 報 酬 比 例 部 分 について 一 部 の 方 ( 原 則 として 昭 和 12 年 度 以 降 生 まれの 方 ) はすでに 特 例 水 準 の 全 てまたは 一 部 が 解 消 しているため この 場 合 は 0.9%よりも 高 い 増 額 となります Q. 厚 生 年 金 基 金 から 年 金 を 受 けていますが 国 から 受 けている 年 金 額 はどのようになり ますか A 厚 生 年 金 基 金 から 年 金 を 受 けている 方 の 年 金 額 は 国 ( 機 構 )からお 支 払 いする 年 金 額 と 厚 生 年 金 基 金 からお 支 払 いする 代 行 部 分 の 年 金 額 との 合 計 額 となります 平 成 27 年 4 月 分 からの 年 金 額 は 3 月 分 までの 年 金 額 と 比 較 して この 合 計 額 からおおよ そ 0.9% 引 き 上 げられますが 厚 生 年 金 基 金 の 代 行 部 分 については 物 価 賃 金 の 変 動 によ る 改 定 特 例 水 準 の 解 消 及 びマクロ 経 済 スライドによる 調 整 が 行 われないため 厚 生 年 金 基 金 の 代 行 部 分 にかかる 引 き 上 げ 分 は 国 からお 支 払 いする 年 金 額 に 含 まれることになり ます 引 き 上 げ 幅 の 合 計 については 厚 生 年 金 基 金 から 年 金 を 受 けられていない 方 と 変 わりま

せん Q. なぜ 平 成 27 年 4 月 分 からの 年 金 額 が 改 定 前 の 年 金 額 と 比 較 して 引 き 上 げ 幅 が 0.9% となっていないのですか A 平 成 27 年 4 月 分 からの 年 金 額 については 付 加 年 金 に 物 価 スライド 改 定 がないこと 厚 生 年 金 基 金 から 年 金 を 受 けている 方 の 改 定 ルールなどにより 平 成 27 年 3 月 分 までの 年 金 額 を 0.9% 引 き 上 げた 額 と 必 ずしも 一 致 するものではありません また 厚 生 年 金 の 報 酬 比 例 部 分 について 下 記 1.2.の 方 は 0.9%とは 異 なる 引 き 上 げ 幅 と なる 場 合 があります 一 部 の 方 ( 原 則 として 昭 和 12 年 度 以 降 生 まれの 方 )は 既 に 特 例 水 準 の 全 てまたは 一 部 が 解 消 しているため この 場 合 は 0.9%より 高 い 増 額 となります 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 期 間 が 直 近 の 期 間 のみの 方 は 当 該 被 保 険 者 期 間 の 平 均 標 準 報 酬 額 に 乗 じる 再 評 価 率 が 他 の 被 保 険 者 期 間 にかかる 再 評 価 率 と 異 なるため 0.9%よりも 低 い 引 き 上 げ 幅 となるか 増 額 自 体 が 行 われない 場 合 があります Q. 特 例 水 準 の 解 消 とはどういうもので いつまで 行 われますか A 平 成 12 年 度 から 平 成 14 年 度 にかけて 物 価 が 下 落 したにもかかわらず 当 時 の 社 会 経 済 情 勢 に 対 する 影 響 への 配 慮 から 年 金 額 は 据 え 置 く 措 置 が 講 じられました( 物 価 スラ イド 特 例 措 置 ) このため 法 律 が 本 来 想 定 していた 年 金 額 ( 本 来 水 準 )に 比 べ 平 成 24 年 度 時 点 で 2.5% 高 い 年 金 額 ( 特 例 水 準 )が 支 払 われていました この 特 例 水 準 について 現 役 世 代 ( 将 来 年 金 を 受 け 取 る 人 )の 年 金 額 を 確 保 し 世 代 間 の 公 平 を 図 るために 平 成 25 年 から 平 成 27 年 までの 3 年 間 で 段 階 的 に 特 例 水 準 を 解 消 す る 法 律 が 平 成 24 年 11 月 に 成 立 しました( 国 民 年 金 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 24 年 法 律 第 99 号 )) 具 体 的 には 本 来 水 準 との 差 である 2.5%の 解 消 について すでに 平 成 25 年 10 月 からマイ ナス 1.0% 平 成 26 年 4 月 からマイナス 1.0%が 行 われ 残 った 差 の 解 消 として 平 成 27 年 4 月 にマイナス 0.5%が 行 われます これにより 平 成 27 年 4 月 分 からの 年 金 額 改 定 で 特 例 水 準 は 解 消 するため 年 金 額 は 本 来

水 準 の 額 となります Q. 平 成 12 年 度 から 平 成 14 年 度 にかけて 年 金 額 を 引 き 下 げずに 据 え 置 いた 時 期 がある とのことですが 私 の 年 金 はその 後 に 年 金 受 給 権 が 発 生 しています この 場 合 でも 特 例 水 準 解 消 (マイナス 0.5%)の 対 象 となるのですか A 特 例 水 準 解 消 の 対 象 となります 平 成 12 年 度 から 平 成 14 年 度 にかけて 物 価 が 下 落 したにもかかわらず 年 金 額 は 引 き 下 げず 据 え 置 く 措 置 が 講 じられたため 法 律 が 本 来 想 定 していた 年 金 額 ( 本 来 水 準 )に 比 べ 平 成 24 年 度 時 点 で 2.5% 高 い 年 金 額 ( 特 例 水 準 )が 支 払 われていました 平 成 16 年 の 年 金 制 度 改 正 により 本 来 水 準 と 特 例 水 準 のそれぞれの 式 により 算 出 した 年 金 額 を 比 較 し いずれか 高 い 年 金 額 をお 支 払 いすることとなりましたので 平 成 16 年 度 以 降 に 年 金 受 給 権 が 発 生 している 方 についても 額 が 高 い 特 例 水 準 での 年 金 額 で 決 定 していま す このため 平 成 16 年 度 よりも 前 に 年 金 受 給 権 が 発 生 した 方 と 同 様 に 特 例 水 準 解 消 分 であ る 2.5%の 年 金 額 引 き 下 げが 段 階 的 に 行 われます ( 平 成 25 年 10 月 から 平 成 26 年 3 月 に 年 金 受 給 権 が 発 生 する 方 は 1.5% 平 成 26 年 4 月 から 平 成 27 年 3 月 に 年 金 受 給 権 が 発 生 す る 方 は 0.5% 引 き 下 げられることになります ) Q. マクロ 経 済 スライドとはどういうものですか A 賃 金 や 物 価 の 改 定 率 を 調 整 して 緩 やかに 年 金 の 給 付 水 準 を 調 整 する 仕 組 みです この 仕 組 みは 平 成 16 年 の 年 金 制 度 改 正 によって 導 入 されたものであり 将 来 の 現 役 世 代 の 負 担 が 過 重 なものとならないよう 最 終 的 な 負 担 ( 保 険 料 )の 水 準 を 定 め その 中 で 保 険 料 等 の 収 入 と 年 金 の 給 付 水 準 を 調 整 することになりました 具 体 的 には 賃 金 物 価 による 改 定 率 から 現 役 の 被 保 険 者 の 減 少 と 平 均 余 命 の 伸 びに 応 じて 算 出 した スライド 調 整 率 を 差 し 引 くことによって 年 金 の 給 付 水 準 を 調 整 します Q. マクロ 経 済 スライドによる 調 整 はいつまで 行 われるのですか A 少 なくとも 5 年 に 1 度 行 われる 財 政 検 証 において 年 金 財 政 が 長 期 にわたって 均 衡 す ると 見 込 まれるまで マクロ 経 済 スライドによる 調 整 が 行 われます

Q. 賃 金 や 物 価 の 上 昇 率 が 小 さい 場 合 でもマクロ 経 済 スライドは 行 われるのですか A マクロ 経 済 スライドによる 調 整 は ある 程 度 賃 金 や 物 価 が 上 昇 した 場 合 にはそのまま 適 用 されますが 賃 金 や 物 価 の 伸 びが 小 さく 適 用 すると 年 金 額 が 下 がってしまう 場 合 に は 調 整 は 年 金 額 の 伸 びがゼロになるまでにとどめます(この 場 合 結 果 として 年 金 額 の 改 定 は 行 われません) また 賃 金 や 物 価 の 伸 びがマイナスの 場 合 は 調 整 を 行 わず 賃 金 や 物 価 の 下 落 分 のみ 年 金 額 を 下 げることになります 賃 金 物 価 の 上 昇 率 が 大 きい 場 合 マクロ 経 済 スライドによる 調 整 が 行 われ 年 金 額 の 上 昇 については 調 整 率 の 分 だけ 抑 制 されます 賃 金 物 価 の 上 昇 率 が 小 さい 場 合 賃 金 物 価 の 上 昇 率 が 小 さく マクロ 経 済 スライドによる 調 整 を 適 用 すると 年 金 額 がマ イナスになってしまう 場 合 は 年 金 額 の 改 定 は 行 われません

賃 金 物 価 が 下 落 した 場 合 賃 金 物 価 が 下 落 した 場 合 マクロ 経 済 スライドによる 調 整 は 行 われません 結 果 とし て 年 金 額 は 賃 金 物 価 の 下 落 分 のみ 引 き 下 げられます Q. 厚 生 年 金 の 報 酬 比 例 部 分 について 0.9%よりも 高 い 増 額 となっている 人 がいるのはな ぜですか A 平 成 12 年 法 律 改 正 により 厚 生 年 金 の 年 金 額 は 年 金 を 新 規 に 受 給 開 始 するまでの 賃 金 変 動 率 を 反 映 させた 上 で 受 給 を 開 始 した 以 後 の 物 価 変 動 率 に 基 づき 改 定 することとされ ました このため 受 給 権 者 の 生 年 月 日 によって 賃 金 変 動 率 の 反 映 状 況 が 異 なることとなり より 長 く 過 去 の 賃 金 上 昇 分 が 反 映 されている 昭 和 12 年 度 以 後 生 まれの 方 は 昭 和 11 年 度 以 前 生 まれの 方 と 比 較 して 本 来 水 準 の 年 金 額 が 高 くなっています よって 昭 和 12 年 度 以 後 生 まれの 方 は 平 成 26 年 度 時 点 において 特 例 水 準 の 全 てまた は 一 部 が 解 消 しているため 0.9%より 高 い 増 額 となっています

Q. 厚 生 年 金 の 報 酬 比 例 部 分 について 増 額 率 が 0.9%より 低 いか 増 額 自 体 が 行 われてい ない 人 がいるのはなぜですか A 厚 生 年 金 の 報 酬 比 例 部 分 を 計 算 する 際 に 用 いる 平 均 標 準 報 酬 ( 月 ) 額 は 現 在 価 値 に 置 き 換 えるために 被 保 険 者 期 間 ごとに 再 評 価 率 を 乗 じた 上 で 年 金 額 計 算 を 行 っています この 再 評 価 率 は 被 保 険 者 期 間 ごとに 毎 年 度 改 定 されますが 直 近 の 被 保 険 者 期 間 にかか る 再 評 価 率 は 以 下 の 理 由 により 他 の 被 保 険 者 期 間 にかかる 再 評 価 率 とは 異 なる 率 で 改 定 されます 実 質 賃 金 変 動 率 は 3 年 度 前 (2~4 年 度 前 の 平 均 )のものであるため 直 近 3 年 度 の 被 保 険 者 期 間 にかかる 再 評 価 率 には 反 映 しない 前 年 の 物 価 は 前 年 度 及 び 当 該 年 度 の 再 評 価 率 には 反 映 しない このため 平 成 27 年 4 月 分 からの 年 金 額 において 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 期 間 が 直 近 の 期 間 のみの 方 は 当 該 被 保 険 者 期 間 にかかる 再 評 価 率 がマイナス 改 定 されるため 増 額 率 が 0.9%より 低 いか 増 額 自 体 が 行 われていない 場 合 があります Q. なぜ 平 成 27 年 4 月 分 からの 年 金 額 が 改 定 前 の 年 金 額 と 比 較 して 引 き 上 げ 幅 が 0.9% となっていないのですか A 平 成 27 年 4 月 分 からの 年 金 額 については 付 加 年 金 に 物 価 スライド 改 定 がないこと 厚 生 年 金 基 金 から 年 金 を 受 けている 方 の 改 定 ルールなどにより 平 成 27 年 3 月 分 までの 年 金 額 を 0.9% 引 き 上 げた 額 と 必 ずしも 一 致 するものではありません また 厚 生 年 金 の 報 酬 比 例 部 分 について 下 記 1.2.の 方 は 0.9%とは 異 なる 引 き 上 げ 幅 と なる 場 合 があります 一 部 の 方 ( 原 則 として 昭 和 12 年 度 以 降 生 まれの 方 )は 既 に 特 例 水 準 の 全 てまたは 一 部 が 解 消 しているため この 場 合 は 0.9%より 高 い 増 額 となります 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 期 間 が 直 近 の 期 間 のみの 方 は 当 該 被 保 険 者 期 間 の 平 均 標 準 報 酬 額 に 乗 じる 再 評 価 率 が 他 の 被 保 険 者 期 間 にかかる 再 評 価 率 と 異 なるため 0.9%よりも 低 い 引 き 上 げ 幅 となるか 増 額 自 体 が 行 われない 場 合 があります Q. 厚 生 年 金 基 金 から 年 金 を 受 けていますが 国 から 受 けている 年 金 額 はどのようになり ますか A 厚 生 年 金 基 金 から 年 金 を 受 けている 方 の 年 金 額 は 国 ( 機 構 )からお 支 払 いする 年 金 額 と 厚 生 年 金 基 金 からお 支 払 いする 代 行 部 分 の 年 金 額 との 合 計 額 となります

平 成 27 年 4 月 分 からの 年 金 額 は 3 月 分 までの 年 金 額 と 比 較 して この 合 計 額 からおおよ そ 0.9% 引 き 上 げられますが 厚 生 年 金 基 金 の 代 行 部 分 については 物 価 賃 金 の 変 動 によ る 改 定 特 例 水 準 の 解 消 及 びマクロ 経 済 スライドによる 調 整 が 行 われないため 厚 生 年 金 基 金 の 代 行 部 分 にかかる 引 き 上 げ 分 は 国 からお 支 払 いする 年 金 額 に 含 まれることになり ます 引 き 上 げ 幅 の 合 計 については 厚 生 年 金 基 金 から 年 金 を 受 けられていない 方 と 変 わりま せん Q. これまで 受 給 していた 満 額 の 老 齢 基 礎 年 金 (772,800 円 / 年 )は 平 成 27 年 4 月 分 から プラス 0.9%の 年 金 額 改 定 が 行 われることで 何 円 になりますか また どのような 計 算 が 行 われているのですか A これまでの 年 金 額 は 過 去 に 物 価 が 下 落 したにもかかわらず 年 金 額 は 据 え 置 く 措 置 をと った 時 の 計 算 式 に 基 づき 算 出 しています( 特 例 水 準 ) 満 額 の 老 齢 基 礎 年 金 の 計 算 式 は 以 下 のとおりで 平 成 16 年 改 正 前 の 規 定 に 定 める 額 (804,200 円 )に 平 成 26 年 度 の 政 令 で 定 める 特 例 水 準 の 改 定 率 (0.961) を 乗 じて 算 出 した 772,800 円 が 満 額 の 老 齢 基 礎 年 金 と なります < 平 成 26 年 4 月 分 から 平 成 27 年 3 月 分 までの 年 金 額 ( 満 額 の 老 齢 基 礎 年 金 )の 計 算 式 > 804,200 円 0.961 772,800 円 平 成 16 年 改 正 前 の 規 定 に 定 める 特 例 水 準 の 額 平 成 26 年 度 の 政 令 で 定 める 特 例 水 準 の 改 定 率 年 金 額 平 成 27 年 4 月 分 からの 年 金 額 は 特 例 水 準 が 解 消 され 法 律 が 本 来 想 定 している 水 準 ( 本 来 水 準 )での 計 算 式 に 基 づき 算 出 します 改 定 後 の 満 額 の 老 齢 基 礎 年 金 の 計 算 式 は 以 下 のと おりで 平 成 16 年 改 正 後 の 規 定 に 定 める 額 (780,900 円 )に 平 成 27 年 度 の 政 令 で 定 め る 改 定 率 (0.999) を 乗 じて 算 出 した 780,100 円 が 満 額 の 老 齢 基 礎 年 金 となります < 平 成 27 年 4 月 分 からの 年 金 額 ( 満 額 の 老 齢 基 礎 年 金 )の 計 算 式 > 780,900 円 0.999 1 780,100 円 平 成 16 年 改 正 後 の 規 定 に 定 める 額 平 成 27 年 度 の 政 令 で

定 める 改 定 率 年 金 額 1 0.999( 平 成 27 年 度 の 政 令 で 定 める 改 定 率 ) = 0.985( 平 成 26 年 度 の 政 令 で 定 める 改 定 率 ) 1.014 2( 改 定 率 を 改 定 する 率 ) 2 1.014( 改 定 率 を 改 定 する 率 ) 1.023( 名 目 手 取 り 賃 金 変 動 率 ) 0.991 (マクロ 経 済 スライドの 調 整 率 ) 平 成 27 年 4 月 分 からの 年 金 額 は 本 来 水 準 の 計 算 式 に 基 づき 算 出 しており 平 成 26 年 水 準 からの 改 定 率 はプラス 1.4%です 今 回 の 改 定 率 (0.9%)との 差 の 0.5% 分 は 特 例 水 準 の 残 り 分 ですが 本 来 水 準 と 特 例 水 準 は 算 定 の 基 礎 となる 年 金 額 が 異 なり 両 者 の 差 は 厳 密 に は 0.5%となっていません このため これまでの 年 金 額 ( 特 例 水 準 )そのものにプラス 0.9% (1.009)を 乗 じても 平 成 27 年 4 月 分 からの 年 金 額 となりませんのでご 留 意 願 います 平 成 27 年 4 月 分 (6 月 受 け 取 り 分 )からの 年 金 額 の 改 定 について 平 成 27 年 4 月 分 (6 月 15 日 支 払 分 1)の 年 金 額 からは 賃 金 上 昇 率 (2.3%)に 特 例 水 準 の 解 消 (マイナス 0.5%) 及 びマクロ 経 済 スライド(マイナス 0.9%)をあわせ 3 月 分 までの 年 金 額 に 比 べ 基 本 的 に 0.9%の 増 額 2 となります 1 平 成 27 年 5 月 分 以 降 の 年 金 が 全 額 支 給 停 止 となる 方 などについては 5 月 15 日 にお 支 払 いします 2 厚 生 年 金 の 報 酬 比 例 部 分 について 一 部 の 方 ( 原 則 として 昭 和 12 年 度 以 降 生 まれの 方 )はすでに 特 例 水 準 の 全 てまたは 一 部 が 解 消 しているため この 場 合 は 0.9%よりも 高 い 増 額 となります 公 的 年 金 の 年 金 額 は 物 価 賃 金 の 変 動 に 応 じて 年 度 ごとに 改 定 が 行 われますが 給 付 と 負 担 の 長 期 的 な 均 衡 を 保 つなどの 観 点 から 賃 金 の 上 昇 率 が 物 価 の 上 昇 率 よりも 小 さい 場 合 には 賃 金 上 昇 率 で 改 定 することになっています 平 成 27 年 度 の 年 金 額 は 賃 金 上 昇 率 (2.3%)が 物 価 上 昇 率 (2.7%)よりも 小 さいため 賃 金 上 昇 率 (2.3%)によって 改 定 さ れます また 平 成 12 年 度 から 平 成 14 年 度 にかけて 物 価 が 下 落 したにもかかわらず 年 金 額 は 据 え 置 く 措 置 ( 物 価 スライド 特 例 措 置 )が 講 じられたため 法 律 が 本 来 想 定 していた 年 金 額 ( 本 来 水 準 )に 比 べ 2.5% 高 い 年 金 額 ( 特 例 水 準 )が 支 払 われていました この 特 例 水 準 について 段 階 的 に 解 消 する 法 律 が 平 成 24 年 11 月 に 成 立 したため 平 成 25 年 10 月 か らマイナス 1.0% 平 成 26 年 4 月 からマイナス 1.0%が 行 われ 残 った 差 の 解 消 として 平 成 27 年 4 月 にマイナス 0.5%が 行 われます さらに 現 役 世 代 人 口 の 減 少 等 を 考 慮 したマクロ 経 済 スライド(マイナス 0.9%)による 年

金 額 調 整 が 開 始 されるため 平 成 27 年 4 月 分 (6 月 受 け 取 り 分 )の 年 金 額 からは 賃 金 上 昇 率 (2.3%)に 特 例 水 準 の 解 消 (マイナス 0.5%) 及 びマクロ 経 済 スライド(マイナス 0.9%) をあわせ 3 月 分 までの 年 金 額 に 比 べ 基 本 的 に 0.9%の 増 額 となります