2015 年 7 月 28 日 ライフデザイン 白 書 2015 年 の 概 要 ~ いまどきの 家 族 地 域 消 費 就 労 健 康 介 護 人 生 設 計 ~ 第 一 生 命 保 険 株 式 会 社 ( 社 長 渡 邉 光 一 郎 )のシンクタンク 株 式 会 社 第 一 生 命 経 済 研 究 所 ( 社 長 矢 島 良 司 )では 全 国 の 18~69 歳 の 男 女 7,256 人 に 対 して 今 後 の 生 活 に 関 する アンケート 調 査 を 実 施 し その 分 析 結 果 を 元 に ライフデザイン 白 書 2015 年 を 発 刊 い たしました 本 リリースでは その 結 果 の 一 部 をご 紹 介 します 調 査 結 果 のポイント 第 1 章 家 族 子 どもに 関 して 心 配 していること (P.3) 第 1 子 が 中 学 生 高 校 生 の 親 は 将 来 の 進 路 が1 位 第 1 子 が 未 就 学 小 学 生 の 親 では いじめ も 上 位 にあがっている 子 どもの 進 路 についての 地 域 差 (P.4) 中 学 生 高 校 生 の 親 は 都 市 規 模 にかかわらず 半 数 以 上 が 子 どもには 地 元 で 働 いてほし い しかし 都 市 規 模 が 小 さいほど 地 元 には 進 学 先 や 就 職 先 が 少 ないと 思 っている 割 合 が 高 い 第 2 章 地 域 近 所 づきあいの 状 況 (P.5) あいさつ 以 上 の 近 所 づきあいがある 人 は8 割 以 上 近 所 づきあいをしている 人 は 大 都 市 より 郡 部 で 多 い 近 所 の 人 に 対 して 困 った 不 快 に 思 った 経 験 (P.6) 近 所 づきあいをしていない 人 で 騒 音 問 題 の 経 験 が 多 い 近 所 づきあいの 有 無 により 困 った 不 快 に 思 った 経 験 の 内 容 が 異 なる 第 3 章 消 費 経 済 的 ゆとり (P.7) 子 育 てが 一 段 落 した 人 で 経 済 的 ゆとりが 高 い 独 身 より 夫 婦 のみ で 経 済 的 ゆとりが 高 い 増 やしたい 消 費 項 目 減 らそうと 思 っている 消 費 項 目 (P.8) 増 やしたい 項 目 は 貯 蓄 など 財 産 づくり 趣 味 娯 楽 費 耐 久 消 費 財 減 らそうと 思 っている 項 目 は 外 食 費 が 最 多 特 にない も 多 い ( 次 頁 に 続 く)
第 4 章 就 労 働 く 理 由 (P.9) 生 計 を 維 持 するため が 男 女 ともに1 位 男 性 の2 位 は 将 来 に 備 えて 貯 蓄 をするため 女 性 の2 位 は 自 分 の 自 由 になるお 金 をえる ため 現 在 身 につけている 能 力 (P.10) 男 女 とも 正 社 員 の 半 数 以 上 は 専 門 分 野 における 知 識 技 術 技 能 を 身 につけていると 回 答 パートは 男 女 とも 半 数 以 上 が 特 にない としている 第 5 章 健 康 介 護 傷 病 によって 生 じた 状 況 (P.11) 今 後 の 人 生 や 万 が 一 のことについて 深 く 考 えた が 約 3 割 収 入 が 減 った は 約 2 割 家 族 の 介 護 時 に 困 ったこと (P.12) 介 護 経 験 者 の4 人 に1 人 が 先 の 見 通 しが 立 たなかった と 回 答 第 6 章 人 生 設 計 人 生 設 計 の 実 施 状 況 (P.13) 人 生 設 計 について 現 在 考 えているところ と 答 えた 人 が38%で 最 多 人 生 設 計 について 考 えるために あるとよい 機 会 (P.14) 男 性 では 年 代 にかかわらず が 最 多 男 性 の 50~60 代 では 勤 め 先 の 研 修 等 で が2 位 人 生 設 計 の 効 果 (P.15) 人 生 設 計 が ほとんどできている 人 では 自 分 の 万 が 一 ( 死 亡 )や 老 後 への 不 安 が 低 い <お 問 い 合 わせ 先 > 第 一 生 命 経 済 研 究 所 ライフデザイン 研 究 本 部 研 究 開 発 室 広 報 担 当 ( 津 田 新 井 ) TEL.03-5221-4771 FAX.03-3212-4470 URL http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/ldi
ライフデザイン 白 書 について 少 子 高 齢 化 による 人 口 構 造 の 変 化 は 人 々の 生 活 にも 様 々な 変 化 をもたらしています こうした 社 会 環 境 の 変 化 に 対 応 するため 人 々はどのようなライフデザインを 考 えている のでしょうか ライフデザイン 白 書 は 生 活 者 の 意 識 と 行 動 の 変 化 を 捉 えるべく ライフデザイン 研 究 所 ( 現 第 一 生 命 経 済 研 究 所 )が 1995 年 に 第 1 回 目 を 発 表 して 以 来 97 年 99 年 2001 年 03 年 05 年 10 年 と 長 期 にわたり 調 査 発 刊 してきたものです 調 査 開 始 から8 回 目 ちょうど 20 年 の 節 目 を 迎 えた 今 回 は 時 代 の 変 化 に 合 わせ 調 査 方 法 をこれまでの 訪 問 留 置 法 からインターネット 調 査 に 変 更 しました 構 成 については ライフデザインを 形 成 する6つの 領 域 家 族 地 域 消 費 就 労 健 康 介 護 人 生 設 計 といった 人 々が 生 活 していくための 基 本 的 な 分 野 を 網 羅 し その 現 状 をまとめています 今 後 の 生 活 に 関 するアンケート の 概 要 調 査 対 象 全 国 の 満 18~69 歳 の 男 女 個 人 調 査 実 施 期 間 2015 年 1 月 29 日 ~30 日 抽 出 方 法 調 査 機 関 の 登 録 モニター 約 118 万 人 から 国 勢 調 査 に 準 拠 して 地 域 (10 エリア) 性 年 代 未 既 婚 別 にサンプルを 割 付 調 査 方 法 インターネット 調 査 有 効 回 答 数 7,256 サンプル 調 査 機 関 株 式 会 社 マクロミル 1
回 答 者 の 主 な 属 性 ( 単 位 :%) 性 別 男 性 49.9 居 住 地 域 北 海 道 4.4 女 性 50.1 (エリア) 東 北 7.0 年 代 29 歳 以 下 19.1 北 関 東 6.1 30 代 21.2 一 都 三 県 28.8 40 代 19.6 北 陸 4.3 50 代 19.0 中 部 13.2 60 代 21.2 近 畿 16.4 ライフステージ 独 身 (39 歳 以 下 ) 23.4 中 国 5.7 夫 婦 のみ(39 歳 以 下 ) 4.1 四 国 3.1 末 子 が 幼 稚 園 保 育 園 に 入 る 前 7.8 九 州 沖 縄 11.1 末 子 が 幼 稚 園 保 育 園 5.6 居 住 地 域 大 都 市 26.7 末 子 が 小 学 生 6.3 ( 都 市 規 模 ) 中 都 市 46.9 末 子 が 中 学 生 3.4 小 都 市 19.3 末 子 が 高 校 生 4.3 郡 部 7.0 末 子 が 短 大 大 学 大 学 院 生 5.1 末 子 が 就 学 終 了 22.6 子 どもがいない(40 歳 以 上 ) 16.6 その 他 0.6 注 1: 図 中 の 数 値 は 本 調 査 の 有 効 回 答 数 7,256 サンプルについて 国 勢 調 査 の 住 居 形 態 の 構 成 比 に 合 わ せて 補 正 した 集 計 値 注 2:ライフステージにおける 独 身 は 配 偶 者 および 子 どもがいない 人 夫 婦 のみ は 子 どものいな い 有 配 偶 者 子 どもがいない は 独 身 と 夫 婦 のみの 人 注 3: 都 市 規 模 は 大 都 市 ( 札 幌 市 仙 台 市 東 京 都 特 別 区 部 横 浜 市 川 崎 市 千 葉 市 名 古 屋 市 京 都 市 大 阪 市 神 戸 市 広 島 市 北 九 州 市 福 岡 市 ) 中 都 市 ( 人 口 10 万 人 以 上 ) 小 都 市 ( 人 口 10 万 人 未 満 ) 2
第 1 章 家 族 子 どもに 関 して 心 配 していること 第 1 子 が 中 学 生 高 校 生 の 親 は 将 来 の 進 路 が1 位 第 1 子 が 未 就 学 小 学 生 の 親 では いじめ も 上 位 にあがっている 図 表 1 子 どもに 関 して 心 配 していること( 第 1 子 の 学 齢 別 )< 複 数 回 答 >( 上 位 10 項 目 ) 将 来 の 進 路 学 力 教 育 に 対 する 経 済 的 負 担 受 験 進 学 友 人 関 係 いじめ 健 康 学 校 卒 業 後 の 就 職 携 帯 ネット 利 用 ゲーム 利 用 (%) 0 10 20 30 40 50 60 70 34.3 48.5 53.1 20.4 39.7 51.4 26.3 31.0 33.9 33.3 28.4 13.3 30.1 41.3 24.8 33.3 27.0 13.8 32.9 34.4 17.7 6.5 26.6 22.5 未 就 学 20.8 16.5 10.2 小 学 生 19.0 26.6 26.8 中 学 生 15.9 21.0 24.1 18.4 高 校 生 12.3 29.2 19.1 8.1 63.6 58.2 高 校 生 以 下 の 子 どもがいる 人 は 子 育 てにあたり どのようなことを 心 配 しているので しょうか 全 体 では 将 来 の 進 路 学 力 教 育 に 対 する 経 済 的 負 担 などが 上 位 を 占 め ていました( 図 表 省 略 ) これを 第 1 子 の 学 齢 別 にみたものが 図 表 1です 第 1 子 が 中 学 生 高 校 生 の 親 は 将 来 の 進 路 受 験 進 学 を 多 くあげています 他 方 第 1 子 が 未 就 学 小 学 生 の 親 では 中 学 生 高 校 生 の 親 に 比 べて いじめ をあげる 割 合 が 高 いです 子 どもが 集 団 生 活 を 経 験 し 成 長 するにつれて 交 友 関 係 が 徐 々に 広 がる 中 不 安 に 感 じる 親 が 多 くなるものと 思 われま す 3
子 どもの 進 路 についての 地 域 差 中 学 生 高 校 生 の 親 は 都 市 規 模 にかかわらず 半 数 以 上 が 子 どもには 地 元 で 働 いてほしい しかし 都 市 規 模 が 小 さいほど 地 元 には 進 学 先 や 就 職 先 が 少 ないと 思 っている 割 合 が 高 い 子 どもには 地 元 で 働 いてほしい 図 表 2 子 どもの 進 路 についての 地 域 差 ( 全 体 都 市 規 模 別 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 大 都 市 中 都 市 小 都 市 郡 部 12.3 15.8 11.3 13.5 6.8 41.8 38.0 45.1 37.6 44.1 32.1 30.2 31.4 32.3 39.7 13.7 16.0 12.2 16.6 9.4 そう 思 う どちらかといえば そう 思 う どちらかといえば そう 思 わない そう 思 わない 地 元 には 子 どもの 進 学 先 が 少 ない 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 17.0 34.5 35.5 12.9 そう 思 う 大 都 市 中 都 市 小 都 市 郡 部 7.8 23.4 16.2 23.6 28.0 34.0 44.0 42.0 42.1 38.6 26.9 11.2 25.1 7.3 28.6 1.3 どちらかといえば そう 思 う どちらかといえば そう 思 わない そう 思 わない 地 元 には 子 どもの 就 職 先 が 少 ない 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 19.0 36.5 32.0 12.5 そう 思 う 大 都 市 4.8 中 都 市 小 都 市 郡 部 28.4 19.4 29.6 26.2 36.9 39.5 46.7 40.8 25.9 34.4 23.1 19.3 9.2 7.8 7.8 どちらかといえば そう 思 う どちらかといえば そう 思 わない そう 思 わない 注 : 中 学 生 高 校 生 の 親 対 象 中 学 生 高 校 生 をもつ 親 が 自 分 の 子 どもの 進 路 についてどのように 考 えているのか 都 市 規 模 別 にみたものが 図 表 2です 子 どもには 地 元 で 働 いてほしい への 回 答 割 合 は 半 数 以 上 であり 都 市 規 模 別 でみても 大 きな 差 はみられません 他 方 地 元 には 子 どもの 進 学 先 が 少 ない と 地 元 には 子 どもの 就 職 先 が 少 ない と 思 うと 回 答 した 人 の 割 合 は 都 市 規 模 が 小 さいほど 高 く 地 元 で 就 職 や 進 学 をすることが 難 しいと 思 っています 4
第 2 章 地 域 近 所 づきあいの 状 況 あいさつ 以 上 の 近 所 づきあいがある 人 は8 割 以 上 近 所 づきあいをしている 人 は 大 都 市 より 郡 部 で 多 い 図 表 3 近 所 づきあいの 状 況 ( 全 体 性 別 性 ライフステージ 別 都 市 規 模 別 ) 男 性 女 性 全 体 性 別 男 性 女 性 性 ライフステージ 別 独 身 (39 歳 以 下 ) 夫 婦 のみ(39 歳 以 下 ) 末 子 が 幼 稚 園 保 育 園 に 入 る 前 末 子 が 幼 稚 園 保 育 園 末 子 が 小 学 生 末 子 が 中 学 生 末 子 が 高 校 生 末 子 が 短 大 大 学 大 学 院 生 末 子 が 就 学 終 了 子 どもがいない(40 歳 以 上 ) 独 身 (39 歳 以 下 ) 夫 婦 のみ(39 歳 以 下 ) 末 子 が 幼 稚 園 保 育 園 に 入 る 前 末 子 が 幼 稚 園 保 育 園 末 子 が 小 学 生 末 子 が 中 学 生 末 子 が 高 校 生 末 子 が 短 大 大 学 大 学 院 生 末 子 が 就 学 終 了 子 どもがいない(40 歳 以 上 ) 都 市 規 模 別 大 都 市 中 都 市 小 都 市 郡 部 0% 20% 40% 60% 80% 100% 12.3 10.4 14.3 6.1 8.8 11.1 12.5 13.9 11.9 12.3 14.9 16.0 6.7 6.5 5.5 13.1 24.4 16.6 14.4 15.6 15.2 22.6 8.7 8.9 12.2 15.7 16.6 56.7 62.5 61.0 56.5 66.7 69.8 69.9 69.7 74.6 78.7 79.4 78.2 76.0 78.5 79.2 74.9 71.5 77.2 73.6 71.9 77.3 71.8 70.9 68.2 70.7 69.1 71.4 17.9 19.7 16.1 37.2 28.7 14.2 8.8 6.7 9.9 11.7 6.6 4.8 26.6 32.5 38.0 12.0 4.2 6.3 12.0 12.4 7.5 5.7 20.3 22.9 17.0 15.2 12.0 親 しくつきあっている あいさつをする 程 度 つきあいはほとんどしていない 近 所 づきあいの 状 況 についてみると 12.3%が 親 しくつきあっている と 回 答 してお り 全 体 の8 割 程 度 はあいさつ 以 上 のつきあいがあるとしました( 図 表 3) 性 別 にみると 男 性 より 女 性 で 親 しくつきあっている とする 人 が 多 いことがわかりま す また 性 ライフステージ 別 にみると 男 女 ともに 独 身 (39 歳 以 下 ) 夫 婦 のみ(39 歳 以 下 ) 子 どもはいない(40 歳 以 上 ) とする 人 では 近 所 づきあいが 多 くありません 都 市 規 模 別 にみると 都 市 規 模 が 大 きいほど 近 所 づきあいが 少 ない 傾 向 がみられました 5
近 所 の 人 に 対 して 困 った 不 快 に 思 った 経 験 近 所 づきあいをしていない 人 で 騒 音 問 題 の 経 験 が 多 い 近 所 づきあいの 有 無 により 困 った 不 快 に 思 った 経 験 の 内 容 が 異 なる 図 表 4 近 所 の 人 に 対 して 困 った 不 快 に 思 った 経 験 ( 近 所 づきあいの 状 況 別 )< 複 数 回 答 > (%) 0 10 20 30 ペットの 問 題 11.8 16.3 18.6 ゴミ 出 し 衛 生 上 の 問 題 12.6 14.0 14.5 自 動 車 自 転 車 の 問 題 11.2 13.2 14.4 子 どもの 問 題 10.8 12.4 14.8 子 ども ペット 以 外 の 騒 音 問 題 6.9 10.8 22.2 タバコの 問 題 5.3 7.4 9.6 土 地 境 界 線 設 置 物 の 問 題 8.0 7.7 6.6 地 域 組 織 運 営 の 問 題 プライバシーの 問 題 6.7 5.5 6.4 5.8 7.5 9.0 金 銭 問 題 水 もれ 火 災 の 問 題 注 : その 他 特 にない は 省 略 2.8 2.8 3.2 2.2 2.1 3.0 親 しくつきあっている あいさつをする 程 度 つきあいはほとんどしていない 近 所 の 人 に 対 して 困 った 不 快 に 思 った 経 験 についてみると 上 位 にあげられたのは ペ ットの 問 題 (ペットの 飼 い 方 や 臭 い 鳴 き 声 排 泄 物 えさやり 危 険 動 物 など) ゴミ 出 し 衛 生 上 の 問 題 ( 曜 日 や 分 別 などのルール 違 反 汚 物 の 蓄 積 や 臭 いなど) でした( 図 表 省 略 ) これを 近 所 づきあいの 状 況 別 にみると 子 ども ペット 以 外 の 騒 音 問 題 ゴミ 出 し 衛 生 上 の 問 題 自 動 車 自 転 車 の 問 題 子 どもの 問 題 タバコの 問 題 については 近 所 づきあいをしていないほど 困 った 不 快 に 思 った 経 験 が 多 くなっています( 図 表 4) 他 方 で ペットの 問 題 土 地 境 界 線 設 置 物 の 問 題 地 域 組 織 運 営 の 問 題 については 近 所 づきあいがあるほど 困 った 不 快 に 思 った 経 験 が 多 くなっています 近 所 づきあいがないことによるトラブルと 近 所 づきあいがあることでかえって 生 じる トラブルがあることがうかがえる 結 果 です 6
第 3 章 消 費 経 済 的 ゆとり 子 育 てが 一 段 落 した 人 で 経 済 的 ゆとりが 高 い 独 身 より 夫 婦 のみ で 経 済 的 ゆとりが 高 い 図 表 5 経 済 的 ゆとり( 性 ライフステージ 別 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 独 身 (39 歳 以 下 ) 4.0 36.5 39.8 19.7 夫 婦 のみ(39 歳 以 下 ) 3.1 43.4 39.3 14.1 末 子 が 幼 稚 園 保 育 園 に 入 る 前 2.7 34.2 43.0 20.1 末 子 が 幼 稚 園 保 育 園 2.2 38.0 38.6 21.2 男 性 末 子 が 小 学 生 4.4 末 子 が 中 学 生 0.6 末 子 が 高 校 生 3.0 31.4 40.0 32.9 43.9 42.5 49.3 20.3 10.1 21.6 末 子 が 短 大 大 学 大 学 院 生 6.9 41.1 44.7 7.3 末 子 が 就 学 終 了 4.8 45.7 36.1 13.5 独 身 (40 歳 以 上 ) 2.2 28.1 43.3 26.3 夫 婦 のみ(40 歳 以 上 ) 4.5 49.8 31.9 13.8 独 身 (39 歳 以 下 ) 4.1 40.5 38.7 16.7 夫 婦 のみ(39 歳 以 下 ) 4.4 52.1 32.2 11.3 末 子 が 幼 稚 園 保 育 園 に 入 る 前 2.5 30.7 43.2 23.6 末 子 が 幼 稚 園 保 育 園 1.8 36.0 43.7 18.6 末 子 が 小 学 生 3.1 39.4 37.5 20.0 女 末 子 が 中 学 生 0.7 42.1 38.0 19.2 性 末 子 が 高 校 生 3.1 36.1 38.1 22.8 末 子 が 短 大 大 学 大 学 院 生 5.7 49.0 33.2 12.1 末 子 が 就 学 終 了 4.8 51.7 31.8 11.7 独 身 (40 歳 以 上 ) 3.9 39.2 35.9 21.0 夫 婦 のみ(40 歳 以 上 ) 5.0 55.3 27.7 12.0 かなりゆとりがある ある 程 度 ゆとりがある あまりゆとりがない ほとんどゆとりがない 経 済 的 ゆとりについてみると ゆとりあり ( かなりゆとりがある と ある 程 度 ゆと りがある の 合 計 以 下 同 じ)とした 人 は 44.9%でした( 図 表 省 略 ) 性 ライフステージ 別 にみると 男 女 ともに 夫 婦 のみ(40 歳 以 上 ) 夫 婦 のみ(39 歳 以 下 ) 末 子 が 短 大 大 学 大 学 院 生 末 子 が 就 学 終 了 夫 婦 のみ(40 歳 以 上 ) で ゆ とりあり とする 人 が 多 くなっています( 図 表 5) また 独 身 にくらべると 夫 婦 のみでは ゆとりあり が 高 い 傾 向 があります 特 に 男 性 の 独 身 (40 歳 以 上 ) で ゆとりあり とする 割 合 が 最 も 少 ないことも 確 認 されました 7
増 やしたい 消 費 項 目 減 らそうと 思 っている 消 費 項 目 増 やしたい 項 目 は 貯 蓄 など 財 産 づくり 趣 味 娯 楽 費 耐 久 消 費 財 減 らそうと 思 っている 項 目 は 外 食 費 が 最 多 特 にない も 多 い 図 表 6 増 やしたい 消 費 項 目 減 らそうと 思 っている 消 費 項 目 ( 性 別 )<それぞれ3つまで 回 答 > 増 やしたい 項 目 減 らそうと 思 っている 項 目 (%) (%) 60 40 20 0 0 20 40 60 52.3 41.6 45.7 45.1 23.9 26.3 11.7 14.5 貯 蓄 など 財 産 づくり 趣 味 娯 楽 費 自 動 車 や 電 化 製 品 などの 耐 久 消 費 財 衣 料 費 4.8 3.9 24.4 21.7 21.4 16.1 20.5 36.1 10.0 12.2 子 どもの 教 育 費 2.9 2.5 13.5 11.6 交 際 費 17.9 15.9 24.7 26.6 外 食 費 38.1 45.0 9.2 15.4 学 習 活 動 習 いごとのための 費 用 3.3 3.2 15.6 18.0 食 費 ( 外 食 費 は 除 く) 23.2 35.0 男 性 女 性 15.0 9.5 3.2 2.7 医 療 費 特 にない 11.8 12.1 19.8 29.3 男 性 女 性 注 : その 他 は 省 略 今 後 経 済 的 ゆとりができた 場 合 に 支 出 を 増 やしたい 項 目 と 支 出 を 減 らそうと 思 って いる 項 目 についてたずねたものを 性 別 にみると 増 やしたい 項 目 減 らそうと 思 っている 項 目 ともに 女 性 より 男 性 で 特 にない とする 割 合 が 高 いことがわかりました( 図 表 6) 増 やしたい 項 目 についてみると 貯 蓄 など 財 産 づくり 衣 料 費 学 習 活 動 習 いご とのための 費 用 については 女 性 が 男 性 を5ポイント 超 上 回 っているのに 対 し 男 性 では 自 動 車 や 電 化 製 品 などの 耐 久 消 費 財 で 女 性 を 上 回 っています 一 方 減 らそうと 思 っている 項 目 については 男 女 ともに 外 食 費 が 最 も 多 く 特 にない とする 人 も 多 くなっています 性 別 にみると 女 性 で 衣 料 費 外 食 費 食 費 ( 外 食 費 は 除 く) とした 人 が 多 く 男 性 を 上 回 っています 8
第 4 章 就 労 働 く 理 由 生 計 を 維 持 するため が 男 女 ともに1 位 男 性 の2 位 は 将 来 に 備 えて 貯 蓄 をするため 女 性 の2 位 は 自 分 の 自 由 になるお 金 をえるため 図 表 7 働 く 理 由 ( 性 別 )< 複 数 回 答 > 男 性 女 性 (%) 100 80 81.7 84.9 86.1 60 40 20 34.4 37.9 40.4 46.7 43.2 35.0 17.8 26.8 34.0 17.3 22.0 25.8 19.2 19.9 15.8 20.2 20.8 14.5 14.9 14.0 13.0 13.7 14.7 12.7 5.9 7.2 8.7 5.8 5.2 5.8 7.4 6.3 2.2 0 生 計 を 維 持 するため 将 来 に 備 えて 貯 蓄 をするため 働 くのは 当 然 だから 自 分 の 自 由 になるお 金 をえるた め 家 計 を 補 助 するため 仕 事 を 達 成 感 をえたいか ら いろいろな 人 や 社 会 とのつなが りをもちたいから 自 分 の 能 力 や 可 能 性 をためし たいと 思 うから 社 会 のために 貢 献 したいから 時 間 を 有 効 に 使 いたいから 家 庭 だけにいたくないから 家 業 だから (%) 0 20 40 60 80 100 48.4 55.3 72.1 34.6 40.0 47.7 22.2 24.2 28.9 35.1 40.2 52.1 46.8 42.8 43.2 14.9 16.6 20.1 34.5 31.7 26.3 16.7 13.2 13.3 7.3 9.8 10.6 13.4 15.0 2005 年 20.2 25.2 2010 年 20.2 21.8 9.9 2015 年 10.6 3.6 注 :2010 年 までは 現 在 働 いている と 回 答 した 人 対 象 2015 年 は 経 営 者 役 員 正 社 員 正 職 員 契 約 社 員 嘱 託 社 員 派 遣 社 員 パート アルバイト( 学 生 を 除 く) 自 営 業 ( 家 族 従 業 者 含 む) 自 由 業 農 林 漁 業 のいずれ かに 回 答 した 人 対 象 なお 選 択 肢 その 他 なんとなく は 省 略 した 実 際 に 働 いている 人 が 何 のために 働 いているのかについて 性 別 に 2005 年 から 時 系 列 で みたものが 図 表 7です 男 性 はこれまで 同 様 生 計 を 維 持 するため ( 以 下 生 計 維 持 )が1 位 であり 2015 年 では 86.1%です 女 性 も 生 計 維 持 が1 位 であり 2015 年 では7 割 を 超 えています 男 女 ともに 生 計 維 持 への 回 答 割 合 が 年 々 高 くなっており 女 性 も 男 性 と 同 じように 家 計 を 担 う 意 識 で 働 く 人 が 増 えていることがわかります 9
現 在 身 につけている 能 力 男 女 とも 正 社 員 の 半 数 以 上 は 専 門 分 野 における 知 識 技 術 技 能 を 身 につけていると 回 答 パートは 半 数 以 上 が 特 にない としている (%) 70 60 59.2 61.9 55.1 47.3 50 37.9 注 : 働 いている 人 対 象 図 表 8 現 在 身 につけている 能 力 ( 性 就 労 形 態 別 )< 複 数 回 答 > 男 性 女 性 40 31.1 18.4 11.4 5.9 2.3 14.5 19.1 9.1 13.5 25.9 27.6 30 20 13.5 12.4 5.2 9.9 13.0 11.7 5.9 15.7 12.6 12.1 6.2 8.5 11.3 10.8 5.2 8.3 7.5 7.9 6.9 8.3 6.0 5.7 5.7 14.7 働 いている 人 に 現 在 身 につけていると 思 う 能 力 をたずねた 結 果 男 女 ともに 就 労 形 態 によって 回 答 傾 向 が 異 なっています( 図 表 8) 正 社 員 正 職 員 に 注 目 すると 男 女 ともに 専 門 分 野 における 知 識 技 術 技 能 を 身 につけているとしている 人 が 半 数 以 上 にのぼっています 一 方 グローバル 化 が 進 み 語 学 力 の 必 要 性 が 高 まっていますが 英 語 などの 語 学 力 を 身 につけていると 回 答 した 人 は 1 割 にも 達 していません 10 0 専 門 分 野 における 知 識 技 術 技 能 社 内 の 人 脈 ネットワーク ITの 情 報 通 信 に 関 する 専 門 知 識 技 術 管 理 職 としてのマネジメント 能 力 法 律 経 済 経 営 学 などビジネス 全 般 における 基 礎 知 識 社 外 の 人 脈 ネットワーク 渉 外 折 衝 能 力 などの 営 業 力 英 語 などの 語 学 力 経 営 に 関 するノウハウ 特 にない (%) 0 10 20 30 40 50 60 70 16.3 15.4 7.3 2.3 5.2 10.2 3.2 6.0 5.3 3.2 1.4 3.6 6.4 5.3 2.5 7.9 9.5 8.0 4.5 1.8 3.7 1.7 1.6 5.1 9.5 10.0 4.5 14.3 2.1 0.0 0.6 6.6 40.1 31.1 36.5 45.1 また 男 女 ともパート アルバイトとして 働 いている 人 の 半 数 以 上 は 現 在 身 につけてい る 能 力 が 特 にない と 回 答 しています 今 後 労 働 人 口 が 減 少 する 中 わが 国 の 経 済 成 長 のためには 幅 広 い 人 材 の 能 力 向 上 を 図 り 生 産 性 を 高 めていくことが 必 要 です 51.6 正 社 員 正 職 員 37.8 54.8 契 約 社 員 嘱 託 社 員 派 遣 社 員 パート アルバイト( 学 生 を 除 く) 自 営 業 ( 家 族 従 業 者 含 む) 自 由 業 58.3 10
第 5 章 健 康 介 護 傷 病 によって 生 じた 状 況 今 後 の 人 生 や 万 が 一 のことについて 深 く 考 えた が 約 3 割 収 入 が 減 った は 約 2 割 図 表 9 傷 病 によって 生 じた 状 況 < 複 数 回 答 > 0 10 20 30 40 50 (%) 今 後 の 人 生 や 万 が 一 のことについて 深 く 考 えた ( 考 えている) 30.5 収 入 が 減 った 18.5 働 き 方 ( 勤 務 時 間 形 態 仕 事 の 内 容 など)を 変 えざるを 得 なかった 仕 事 を 辞 めざるを 得 なかった 12.8 11.2 将 来 の 見 通 しが 立 たなかった( 立 たない) 10.3 遠 くの 病 院 に 行 かざるを 得 なかった( 得 ない) 9.9 家 事 や 子 育 てに 支 障 が 生 じた( 生 じている) 9.0 精 神 的 に 頼 る 人 がいなかった(いない) 病 気 や 病 院 医 師 に 関 する 情 報 が 十 分 に 得 られなかった( 得 られない) 入 院 時 や 自 宅 療 養 時 などに 身 の 回 りの 世 話 をしてくれる 人 がいなかった(いない) 7.1 6.6 6.2 医 療 費 が 高 いために 受 けたい 治 療 を 受 けられなかった( 受 けられない) 治 療 に 適 した 病 院 医 師 が 見 つからなかった( 見 つからない) 3.4 3.2 この 中 にあてはまるものはない 41.4 注 : 過 去 5 年 間 に 入 院 手 術 をしたことがある 人 対 象 過 去 5 年 間 に 入 院 または 手 術 を 伴 う 傷 病 ( 病 気 やケガ)を 経 験 した 人 ( 全 体 の 12.7%) に 対 し その 傷 病 をしたことによってどのような 状 況 になったか(または 現 在 なっている か)をたずねました 最 も 割 合 が 高 かったのは 今 後 の 人 生 や 万 が 一 のことについて 深 く 考 えた( 考 えている) です( 図 表 9) 傷 病 の 経 験 が 人 生 設 計 を 考 える 上 でのきっかけのひとつになることがわか ります 次 いで 収 入 が 減 った や 収 入 減 の 要 因 にもなりうる 働 き 方 を 変 えざるを 得 なかった 仕 事 を 辞 めざるを 得 なかった という 仕 事 に 関 係 する 項 目 があがっています 11
家 族 の 介 護 時 に 困 ったこと 介 護 経 験 者 の4 人 に1 人 が 先 の 見 通 しが 立 たなかった と 回 答 図 表 10 介 護 時 に 困 ったこと< 複 数 回 答 > 0 10 20 30(%) 先 の 見 通 しが 立 たなかった( 立 たない) 26.1 自 分 以 外 に 家 族 や 親 戚 で 介 護 できる 人 が いなかった(いない) 本 人 が 望 む 介 護 の 方 法 がわからなかった (わからない) 本 人 が 介 護 サービスを 受 けることを 嫌 がった ( 嫌 がっている) 働 き 方 ( 勤 務 時 間 形 態 仕 事 の 内 容 など)を 変 えざるを 得 なかった 介 護 施 設 への 入 所 を 申 し 込 んでも なかなか 入 所 できなかった(できない) 介 護 するために 要 介 護 者 宅 に 通 うのが 大 変 だった( 大 変 である) 家 事 や 子 育 てに 支 障 が 生 じた( 生 じている) 17.7 17.3 16.9 14.7 14.0 13.8 13.1 収 入 が 減 った 12.8 本 人 が 望 む 方 法 で 介 護 できなかった(できない) 介 護 の 方 法 や 制 度 に 関 する 情 報 が 十 分 に 得 られなかった( 得 られない) 要 介 護 者 に 何 かあった 時 に すぐにかけつけられなかった 自 分 の 介 護 費 用 の 負 担 が 大 きかった( 大 きい) 12.1 11.9 11.2 9.7 仕 事 を 辞 めざるを 得 なかった 9.3 必 要 な 介 護 サービスを 十 分 に 受 けられなかった( 受 けられない) 6.4 その 他 2.8 特 にない 22.5 注 : 家 族 を 介 護 したことがある 人 対 象 これまでに 家 族 を 介 護 したことがある 人 ( 全 体 の 21.5%)に 対 し 介 護 の 際 に 困 った(ま たは 困 っている)ことをたずねました 最 も 割 合 が 高 かったのは 先 の 見 通 しが 立 たなか った( 立 たない) です( 図 表 10) 次 に 自 分 以 外 に 家 族 や 親 戚 で 介 護 できる 人 がいなか った(いない) という 介 護 の 担 い 手 の 問 題 や 本 人 が 望 む 介 護 の 方 法 がわからなかった (わからない) 本 人 が 介 護 サービスを 受 けることを 嫌 がった( 嫌 がっている) という 介 護 される 側 の 意 向 にかかわる 問 題 があがっています 12
第 6 章 人 生 設 計 人 生 設 計 の 実 施 状 況 人 生 設 計 について 現 在 考 えているところ と 答 えた 人 が 38%で 最 多 図 表 11 人 生 設 計 の 実 施 状 況 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2005 年 1.2 13.6 28.1 46.2 10.3 0.6 2010 年 0.9 12.0 31.7 47.5 7.2 0.8 2015 年 1.7 17.4 38.4 33.7 8.8 - ほとんど 設 計 ができている 現 在 考 えているところである まったく 考 えていない ある 程 度 設 計 ができている 気 にはしているがあまり 考 えていない 無 回 答 人 生 設 計 を 経 済 計 画 だけでなく 仕 事 や 学 業 家 庭 生 活 余 暇 生 活 老 後 の 生 活 など すべての 面 を 含 んだ 自 分 の 生 涯 総 合 計 画 と 意 味 づけると あなた 自 身 は 現 在 人 生 設 計 を 立 てていると 思 いますか という 設 問 文 で 人 生 設 計 の 実 施 状 況 をたずねました その 結 果 今 回 の 調 査 では ほとんど 設 計 ができている と 答 えた 人 が 1.7% ある 程 度 設 計 が できている が 17.4%であり あわせて 19.1%の 人 が できている ( ほとんど 設 計 がで きている ある 程 度 設 計 ができている の 合 計 )と 答 えました( 図 表 11) 今 回 の 調 査 で 最 も 多 かった 回 答 は 現 在 考 えているところである であり 38.4%を 占 めています これまでの 調 査 では 気 にはしているが あまり 考 えていない が 最 も 多 か ったのですが 今 回 の 調 査 では 現 在 考 えているところである がこれを 上 回 りました 13
人 生 設 計 について 考 えるために あるとよい 機 会 男 性 では 年 代 にかかわらず が 最 多 男 性 の 50~60 代 では 勤 め 先 の 研 修 等 で が2 位 図 表 12 人 生 設 計 について 考 えるために あるとよい 機 会 ( 性 年 代 別 )< 複 数 回 答 >( 上 位 3 項 目 ) 第 1 位 第 2 位 第 3 位 項 目 % 項 目 % 項 目 % 29 歳 以 下 34.8 大 学 教 育 を 26.8 中 学 校 の 授 業 を 21.8 男 性 30 代 40 代 32.9 27.7 中 学 校 の 授 業 を 25.1 テレビの 番 組 で 18.3 中 学 校 の 授 業 を 20.4 テレビの 番 組 で 16.6 50 代 19.8 勤 め 先 の 研 修 等 で 17.2 中 学 校 の 授 業 を 14.3 60 代 20.3 勤 め 先 の 研 修 等 で 18.9 自 治 体 主 催 の 研 修 等 で 17.4 第 1 位 第 2 位 第 3 位 項 目 % 項 目 % 項 目 % 29 歳 以 下 41.6 大 学 教 育 を 31.3 テレビの 番 組 で 26.9 女 性 30 代 40 代 39.5 32.4 テレビの 番 組 で 28.2 中 学 校 の 授 業 を 26.9 テレビの 番 組 で 26.7 中 学 校 の 授 業 を 22.4 50 代 テレビの 番 組 で 34.1 24.1 雑 誌 や 書 籍 で 18.9 60 代 テレビの 番 組 で 30.0 21.3 自 治 体 主 催 の 研 修 等 で 20.4 注 : 全 体 での 上 位 3 項 目 ( 特 にない 以 外 )を 掲 載 図 表 12 は 人 生 設 計 について 考 えるために どのような 機 会 があるとよいと 考 えている のかをたずねた 結 果 です 男 性 では 年 代 にかかわらず をあげた 人 が 最 も 多 くなっています が 女 性 の 場 合 40 代 以 下 では 50~60 代 では テレビの 番 組 で がそれぞれ 最 も 多 くなっています また 男 性 の 50~60 代 では 勤 め 先 の 研 修 等 で が2 位 にあげられています 性 別 や 年 代 によって 人 生 設 計 について 考 える 機 会 を 得 られる 場 への 期 待 が 異 なっていることがわかります 14
人 生 設 計 の 効 果 人 生 設 計 が ほとんどできている 人 では 自 分 の 万 が 一 ( 死 亡 )や 老 後 への 不 安 が 低 い 図 表 13 不 安 を 感 じている 人 の 割 合 ( 人 生 設 計 の 実 施 状 況 別 ) < 自 分 の 万 が 一 ( 死 亡 )> < 自 分 や 配 偶 者 の 老 後 費 用 > < 自 分 の 老 後 の 介 護 問 題 > (%) (%) (%) 0 30 60 90 0 30 60 90 0 30 60 90 ほとんど 設 計 ができている 24.3 18.1 42.4 17.1 16.8 33.9 20.1 28.9 49.1 ある 程 度 設 計 ができている 16.5 40.2 56.7 18.0 45.8 63.8 21.5 49.6 71.1 現 在 考 えて いるところである 21.7 42.9 64.5 32.4 47.5 79.9 30.4 48.1 78.5 気 にはしているが あまり 考 えていない 22.3 38.5 60.8 35.6 46.7 82.3 31.8 47.8 79.6 まったく 考 えていない 27.4 23.8 51.2 46.6 26.9 73.5 42.7 27.4 70.1 非 常 に 不 安 やや 不 安 図 表 13 は 人 生 設 計 の 実 施 状 況 別 に 自 分 の 万 が 一 ( 死 亡 )や 老 後 に 対 する 不 安 意 識 を みたものです 例 えば 自 分 の 万 が 一 ( 死 亡 ) に 対 する 不 安 意 識 をみると 人 生 設 計 について ほと んど 設 計 できている と 答 えた 人 では 42.4% ある 程 度 設 計 ができている と 答 えた 人 で は 56.7% 現 在 考 えているところである と 答 えた 人 と 気 にはしているが あまり 考 え ていない と 答 えた 人 ではそれぞれ 64.5%と 60.8%を 占 めています 人 生 設 計 が ほとん どできている 人 では それ 以 外 の 人 に 比 べて 自 分 の 万 が 一 ( 死 亡 ) への 不 安 意 識 が 低 く なっています このような 傾 向 は 自 分 や 配 偶 者 の 老 後 費 用 や 自 分 の 老 後 の 介 護 問 題 においても 共 通 しています 人 生 にはときに 思 いがけない 出 来 事 が 起 こることがあります しかし 人 生 設 計 を 行 ったり 人 生 設 計 について 考 えることは 将 来 のさまざまな 不 安 を 低 減 させる 上 で 一 定 の 効 果 があると 考 えられます 15
新 刊 書 籍 のご 案 内 編 : 第 一 生 命 経 済 研 究 所 ライフデザイン 白 書 2015 ライフデザイン 白 書 2015 ( 編 : 第 一 生 命 経 済 研 究 所 発 行 : ぎょうせい)を 発 刊 しました 本 書 は 第 一 生 命 経 済 研 究 所 が 独 自 に 実 施 している 全 国 規 模 のアンケート 調 査 をもとに 生 活 者 の 視 点 で 生 涯 設 計 を 考 え 人 々の 生 活 実 態 や 生 活 意 識 を 時 系 列 で 分 析 した ものです 今 回 の 白 書 も 図 表 を 多 く 取 り 入 れ よりわかりやすく 見 やすい 内 容 にしております 高 校 や 大 学 における 社 会 科 家 庭 科 ライフデザイン 学 科 の 学 習 教 材 であると 共 に 記 事 などの 裏 づけ 資 料 としてもご 活 用 できる 一 書 となっています 皆 さまの 生 活 に 役 立 つ 内 容 が 盛 り 込 まれていま すので ぜひご 一 読 願 います 16